特許第5773322号(P5773322)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5773322
(24)【登録日】2015年7月10日
(45)【発行日】2015年9月2日
(54)【発明の名称】ハウスバンド固定金具
(51)【国際特許分類】
   A01G 9/14 20060101AFI20150813BHJP
   A01G 13/02 20060101ALI20150813BHJP
【FI】
   A01G9/14 P
   A01G9/14 K
   A01G13/02 J
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-172045(P2014-172045)
(22)【出願日】2014年8月7日
【審査請求日】2014年8月7日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】503048936
【氏名又は名称】若松農園有限会社
(72)【発明者】
【氏名】若松 美雄
【審査官】 竹中 靖典
(56)【参考文献】
【文献】 実開平07−014840(JP,U)
【文献】 実開昭56−173078(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01G 9/14 − 9/26
A01G 11/00 −15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビニールハウスの谷直管パイプにハウスバンドを固定するハウスバンド固定金具であって、円弧状に形成された2つの円形部と、前記円形部の一方の端部を連結するハウスバンド止め部と、前記円形部の他方の端部に設けられたフック部とを有し、前記フック部は谷直管パイプに設けられた穴に差し込まれるものであり、谷直管パイプに取り付けた時に、前記円形部の長さが谷直管パイプの円周の半分より長くなっていることを特徴とするハウスバンド固定金具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビニールハウスにおいて、ビニールを固定するハウスバンドを確実に取り付け、また簡単に取り外しができるようにした金具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
通常ビニールハウスは、アーチパイプが50cm間隔で組まれて、その上にビニールを被せてハウスバンドで絞込み押さえて、ハウスバンドは谷直管パイプに結び取り付けられる。
【0003】
このとき、ビニールに緩みやだぶりが出ないように、また風に飛ばされないように、ハウスバンドは強固に縛り付ける。
【0004】
一般的にビニールハウスは、外気とハウス内空気をビニールによって遮断することで、ハウス内の温度を温かく保つことができるので、外気が下がる冬場はビニールで覆う作業が必要になり、外気が上がる夏場は逆にビニールを剥がす作業が必要となる。
【0005】
このビニールを被せるもしくは剥がすという作業においては、ハウスバンドをほどき外して、ビニールを被せるもしくは剥がすを行い、ハウスバンドでまた縛るという作業が必要となる。ハウスバンド固定具に関する技術の一例が特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平09−056265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところがハウスバンドの取り外しは、例えば3連棟40mハウスの場合、ハウスバンドが240本ありその両端のほどきとなるので480箇所において、強固に縛られた結び目のほどき作業となり、かなりの時間と労力がかかる。
【0008】
さらにビニール設置完了後のハウスバンドによる絞込みのために、ハウスバンドをまた結び付けるのも時間と労力がかかる。
このように、連棟ビニールハウスのビニールを被せるもしくは剥がすために、ビニールを押さえているハウスバンドを一本ずつ締めたりもしくは緩めたりする作業は、これまで多大な時間と労力を要してきた。また近年の気象状況をみると、局部的に突風が吹き荒れる現象が見られる。このような急な強風に対して従来のやり方では対策が間に合わず、ハウス自体がつぶれてしまう事がある。また強風の中でビニールを剥ぐという作業は人手が多く必要となり、危険を伴う作業となる。
【0009】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、ハウスバンドを谷直管パイプに容易に短時間で取り付けることができ、また回転する谷直管パイプに対してもバンドがゆるんで空回りすることがないハウスバンド固定金具を提供するとともに、ハウスバンドを容易に短時間で締めたり緩めたりすることができ、ビニールを被せるもしくは剥がす(巻き上げる)という作業を非常に短時間で行うことが可能なハウスバンド締め緩め装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以上の課題を解決するために、本発明のハウスバンド固定金具は、ビニールハウスの谷直管パイプにハウスバンドを固定するハウスバンド固定金具であって、円弧状に形成された2つの円形部と、前記円形部の一方の端部を連結するハウスバンド止め部と、前記円形部の他方の端部に設けられたフック部を有し、前記フック部は谷直管パイプに設けられた穴に差し込まれるものであり、谷直管パイプに取り付けた時に、前記円形部の長さが谷直管パイプの円周の半分より長くなっていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明のハウスバンド締め緩め装置は、ビニールハウスの谷直管パイプに固定されるハウスバンドを締める動作と緩める動作とを行うハウスバンド締め緩め装置であって、一方の開口端側が谷直管パイプに差し込まれる直管パイプと、前記直管パイプの1か所の周方向に等間隔に設けられた歯車状棒と、棒状のピンと、前記ピンに対して垂直に立ち上がり谷直管パイプを抱き込む径を有して湾曲した形状のピン支持フックと、前記ピンの中央部から水平方向に延びて谷金具を抱き込む形状の鍵状フックとを備え、ピン支持フックを谷直管パイプにかけることにより、ピンと鍵状フックとが谷直管パイプの長手方向に水平移動可能であり、ピンの移動により歯車状棒の固定と回転自在とを切り替え、歯車状棒の回転に連動して谷直管パイプが回転し、谷直管パイプに固定されたハウスバンドを締める動作と緩める動作とを行うことを特徴とする。
【0012】
本発明のハウスバンド締め緩め装置においては、前記歯車状棒を回転させてハウスバンドを絞った状態において、前記歯車状棒を前記ピンに接触させ、前記鍵状フックを前記谷金具に掛ける構成による谷直管パイプ逆回転防止手段を備えている構造とすることができる。
【発明の効果】
【0013】
ハウスバンド固定金具を使用することで、ハウスバンドを谷直管パイプに容易に短時間で取り付けることができ、また回転する谷直管パイプに対してもバンドがゆるんで空回りすることがない。
【0014】
ハウスバンド締め緩め装置を使用することで、ハウスバンドを容易に短時間でしめたりゆるめたりすることができ、ビニールを被せるもしくは剥がす(巻き上げる)という作業が非常に短時間で行うことが可能となる。またハウスバンドを固定した谷直管パイプは、ハウスバンド締め緩め装置により自在に回すことができ、1棟のハウスバンド全てを同時に締めたり緩めたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】従来のハウスバンドの止め方を示した図
図2】従来のハウスバンドの止め方を示した斜視図
図3】本発明であるハウスバンド固定金具の斜視図
図4】本発明であるハウスバンド固定金具を谷直管パイプに取り付けた断面図
図5】Aは本発明であるハウスバンド固定金具を谷直管パイプに取り付け、ハウスバンドを通した状態の図、Bはハウスバンドを2周巻きつけた状態の図
図6】本発明であるハウスバンド締め緩め装置を構成する歯車状棒の斜視図
図7】本発明であるハウスバンド締め緩め装置を構成するピンの斜視図
図8】本発明であるハウスバンド締め緩め装置で、谷直管パイプを可動または固定させる際の説明図
図9】本発明であるハウスバンド締め緩め装置で、歯車状棒を回転させる説明図
図10】本発明であるハウスバンド固定金具及びハウスバンド締め緩め装置を使用して、ハウスバンドを絞り込み固定した全体斜視図
図11】同正面図
図12】ハウスバンド締め緩め装置及び谷金具の正面拡大図
図13】本発明であるハウスバンド締め緩め装置を谷直管パイプ中間部に取り付けた斜視図
図14】3連棟ビニールハウスを真上から見た図で、ハウス先端部と中間部の谷直管パイプに、本発明であるハウスバンド締め緩め装置を取り付けた図
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明であるハウスバンド固定金具及びハウスバンド締め緩め装置は、ビニールハウスにおけるビニールを被せるもしくは剥がすという作業では、ハウスバンドを完全に外さなくてもその作業を行うことができるというものである。
【0017】
従って、これまで例えば480本のハウスバンドを外し、また結ぶという作業だけでも約半日を要していたのに対して、この発明を用いることで約10分で作業を完了させることができる。
【0018】
季節の変化、即ち外気温の変化に合わせてビニールを被せるもしくは剥がすという作業は重要な作業であるが、それ以外にも南西諸島などの台風災害の多い地域でも、同作業はビニールハウスを守るという観点から非常に重要である。
【0019】
台風災害の多い地域におけるビニールハウスは、台風の多い時期でもその栽培品目によってはビニールを被せる必要がある。
【0020】
台風が来ることが分かれば、すぐさまビニールを剥がし台風の通過を待ち、通過後は雨をしのぐためにビニールをすぐ被せる、ということを行わなければならない。
【0021】
従ってビニールを被せるもしくは剥がすという作業において、ハウスバンドを取り外さずに短時間で緩めるもしくは絞るということができるというのは、非常に重要なことである。
【実施例】
【0022】
図1はビニールハウスにおいて、ビニール2をハウスバンド1で抑え込み、ハウスバンド1の両端を谷直管パイプ3に固く結び付けるという、従来行われてきたハウスバンド固定法の図で、図2はその斜視図である。
【0023】
従来法は、ビニールを被せるもしくは剥がすという場合において、谷直管パイプに結び付けられたハウスバンドをほどくときに、長い時間と多くの労力を必要とする。
【0024】
図3はハウスバンド固定金具で、直径約1mmの鋼鉄製針金からなり、フック部4、円形部5、ハウスバンド止め部6から構成される。
【0025】
図4はハウスバンド固定金具を谷直管パイプ3に取り付けた状況であるが。ハウスバンド固定金具は、円弧状に形成された2つの円形部5と、円形部5の一方の端部を連結するハウスバンド止め部6と、円形部5の他方の端部に設けられたフック部4を有し、フック部4は谷直管パイプに設けられた穴に差し込まれるものであり、谷直管パイプに取り付けた時に、円形部5の長さが谷直管の円周の半分より長くなっている。フック部4は、谷直管パイプにあらかじめ空けた穴に差し込むことができ、ハウスバンド固定金具を固定することができる。
【0026】
円形部5の長さは、谷直管パイプ3の円周の半分より長くしているため、ハウスバンド固定金具が谷直管パイプ3を抱き込むことになり、しっかりと固定される。
【0027】
図5のAはハウスバンド固定金具のハウスバンド止め部6に、ハウスバンド5cmくらいを通して引っ掛けた状況である。
【0028】
図5のBはハウスバンド固定金具にハウスバンドを通して、2回程度巻きつけた状況であるが、図5のAで示したように5cm分通してから2回程度巻き付けて抑え込んでいるので、ハウスバンドがゆるんで外れることはなく、従来の結び付けるのに対して簡単に確実にハウスバンドを取り付けることができ、また2回程度巻きつけた分だけ緩めしろとなり緩めることができる。
【0029】
図6はハウスバンド締め緩め装置の一部で、直管パイプ7に歯車状棒8を取り付けた金具であるが、直管パイプ7は谷直管パイプより少し径が小さくて谷直管パイプに差し込めるようになっている。
【0030】
歯車状棒8は直径約1cm長さ約5cmの鉄の棒で、直管パイプ7の周囲を等間隔に配置されている。
【0031】
図7はハウスバンド締め緩め装置の一部で、ピン9は直径約1cmの鉄の棒からなり、ピン支持フック10はピン9に対して垂直に立ち上がり、谷直管パイプを抱き込む径を有して湾曲しており、鍵状フック11はピン9中央部から水平方向に立ち上がり、谷金具13を抱き込む形状になっている。
【0032】
図8はハウスバンド締め緩め装置を、連棟ビニールハウスの谷先端部に取り付けた状況である。
【0033】
谷直管パイプ3に歯車状棒8を取り付けた直管パイプ7を差し込み、鉄鋼ビス12で固定しているので、歯車状棒8を回転させると谷直管パイプ3も連動して回転する。
【0034】
ピン支持フック10を谷直管パイプ3にかけることで、ピン9及び鍵状フック11の水平移動が自由にでき、方向15にピン9を動かすと歯車状棒8を固定することができ、方向14にピン9を動かすと歯車状棒8が自由に回転できる。
【0035】
歯車状棒8を固定するときは、ピン9を方向15に差し込むが、同時に鍵状フック11を谷金具13にかけることで、ピン9を固定するので歯車状棒8の逆回転を防ぐことができる。
【0036】
図9はピン9を方向14に水平移動させ、歯車状棒8を自由に回転させる状態にした図であるが、歯車状棒8に軽く差し込める回転補助パイプ17を使用することで、歯車状棒8は容易に回転させることができ、それに連動して谷直管パイプ3も回転させることができ、ハウスバンドを締めるもしくは緩めるが容易に行うことができる。
【0037】
図10は本発明であるハウスバンド固定金具及びハウスバンド締め緩め装置を使用して、ハウスバンドを絞った全体図であるが、谷直管パイプ3aにハウスバンド固定金具15及びハウスバンド締め緩め装置16を取り付けている。
【0038】
谷直管パイプ3bは回転させる必要がないので、ハウスバンド端部14を固く結び付けている。
【0039】
ハウスバンド締め緩め装置16を回転させることで、ハウスバンドを締めることも緩めることも自由に行うことができ、ビニールを被せるもしくは剥がすという作業が短時間・少労力で行うことができる。
【0040】
図11図10全体図の正面図である。
【0041】
図12はハウスバンド締め緩め装置及び谷金具の正面拡大図であるが、歯車状棒8を回転させハウスバンド1を絞り、歯車状棒8にピン9を掛けて鍵状フック11を谷金具に掛けることで、逆回転を防ぎ絞りが緩まないよう固定している。
このように、歯車状棒8を回転させてハウスバンド1を絞った状態において、歯車状棒8をピン9に接触させ、鍵状フック11を谷金具13に掛ける構成は、谷直管パイプ3の逆回転防止手段として機能する。
【0042】
図13は歯車状棒8を取り付けた直管パイプ7を谷直管パイプ3aに取り付けて、谷直管パイプ3aとは逆側に谷直管パイプ3bを差し込んだ状態である。
【0043】
この時、谷直管パイプ3bは直管パイプ7とは固定してないので、歯車状棒8が回転しても谷直管パイプ3bは回転しない。
【0044】
図13はハウスバンド締め緩め装置を、谷直管パイプの中間に取り付けることができる方法で、棟の短いビニールハウスにおいてハウスバンド締め緩め装置はビニールハウスの先端部に取り付けるが、延長40mを越えるような棟の長いビニールハウスの場合、先端部だけのハウスバンド締め緩め装置ですべてのハウスバンドを均等に絞ることが難しくなるため、中間部にハウスバンド締め緩め装置を付けハウスバンドを前半と後半に分割することで、均等にハウスバンドを絞ることができる。
【0045】
図14は3連棟のビニールハウスを真上から見た図で、例えば下の棟Cのハウスバンドを絞る際には、先端部のハウスバンド締め緩め装置16aを使って谷直管パイプ3aを回転させて前半分のハウスバンド1aを絞り込む。
【0046】
次に中間部のハウスバンド締め緩め装置16bを使って、谷直管パイプ3bを回転させて後ろ半分のハウスバンド1bを絞り込むことで、C棟はハウスバンド全体を無理なく絞り込むことができる。
【0047】
このように、直管パイプ7の他方の開口端側が、他の谷直管パイプに差し込まれて、ビニールハウスの中間部にハウスバンド締め緩め装置を設置することにより、長いビニールハウスの場合であっても、均等にハウスバンドを絞ることができる。なお、図14においては、ビニールハウスの中間位置にハウスバンド締め緩め装置を1つ配置した状況を示しているが、ビニールハウスの長さに応じてその途中にハウスバンド締め緩め装置を複数配置してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明は、ハウスバンドを谷直管パイプに容易に短時間で取り付けることができ、また回転する谷直管パイプに対してもバンドが緩んで空回りすることがないハウスバンド固定金具として利用することができる。
また本発明は、ハウスバンドを容易に短時間で締めたり緩めたりすることができ、ビニールを被せるもしくは剥がす(巻き上げる)という作業を非常に短時間で行うことが可能なハウスバンド締め緩め装置として利用することができる。
【符号の説明】
【0049】
1 ハウスバンド
2 ビニール
3 谷直管パイプ
4 フック部
5 円形部
6 ハウスバンド止め部
7 直管パイプ
8 歯車状棒
9 ピン
10 ピン支持フック
11 鍵状フック
12 鉄鋼ビス
13 谷金具
14 引き抜き方向
15 差し込み方向
16 ハウスバンド締め緩め装置
17 回転補助パイプ
【要約】
【課題】 ハウスバンドを谷直管パイプに容易に短時間で取り付けることができるハウスバンド固定金具と、ハウスバンドを容易に短時間で締めたり緩めたりすることができ、ビニールを被せるもしくは剥がす(巻き上げる)という作業を非常に短時間で行うことが可能なハウスバンド締め緩め装置を提供する。
【解決手段】 ハウスバンド固定金具は、円弧状に形成された2つの円形部5と、円形部5の一方の端部を連結するハウスバンド止め部6と、円形部5の他方の端部に設けられたフック部4を有し、フック部4は谷直管パイプに設けられた穴に差し込まれるものであり、谷直管パイプに取り付けた時に、円形部5の長さが谷直管パイプの円周の半分より長くなっている。
【選択図】図3
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14