特許第5773470号(P5773470)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5773470
(24)【登録日】2015年7月10日
(45)【発行日】2015年9月2日
(54)【発明の名称】ショルダーバッグ
(51)【国際特許分類】
   A45C 3/00 20060101AFI20150813BHJP
【FI】
   A45C3/00 P
【請求項の数】1
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2014-201082(P2014-201082)
(22)【出願日】2014年9月30日
【審査請求日】2014年9月30日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】714006912
【氏名又は名称】高橋 房枝
(72)【発明者】
【氏名】高橋 房枝
【審査官】 武井 健浩
(56)【参考文献】
【文献】 特開平05−130910(JP,A)
【文献】 実開昭59−018915(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45C 3/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ショルダーバッグ本体(1)を正面(2)から見て、上部面の左に左ベルト取り付け金具(5)と右に右ベルト取り付け金具(5−1)を設け、その金具の左から右に長さを調整できるショルダーベルト(6)を取り付け、更に正面から見て上部に、正面線ファスナー(2−4)を横状に設け、その下に布(2−1)の左側に+磁気ボタン(2−1)を固定し、その+磁気ボタンを取り付けた布(2−1)を裏返しにして、右側だけをショルダーバッグ本体(1)に縫い合わせ、又+磁気ボタン(2−2)の位置に同じ場所にショルダーバッグ本体(1)側にも−磁気ボタン(2−3)を直接固定して、ショルダーバッグ本体(1)の背面(3)にも、背面線ファスナー(4)を上方からでなければ見えない構造にして取り付け、正面(2)から見た布(2−1)と同位置に、背面(3)にも布(3−1)を設け、布(3−1)の右側に+磁気ボタン(3−2)を固定して、裏返しにしてショルダーバッグ本体(1)に左側を縫い付け、又+磁気ボタン(3−2)と一致する位置に、ショルダーバッグ本体(1)側にも直接−磁気ボタン(3−3)を設けることにより、左ベルト取り付け金具(5)から、ショルダーベルト(6)を、バック本体(1)の底面を縦に巻きつけ+磁気(2−2)と−磁気(2−3)で固定し、背面(3)もショルダーベルト(6)を+磁気(3−2)と−磁気(3−3)で固定するようにした事を特徴とするショルダーバッグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ショルダーバッグをハンドバッグにも使えるバックに関する。
【背景技術】
【0002】
ショルダーバッグとハンドバッグを両方用意して置かなければ大変不便であるが、ショルダーバッグを、必要に応じてハンドバッグに変更して使用できる本発明のショルダーバッグは他に見当たらない。
特許文献1 実登3134519号公報(長さ調節ベルト付きバッグ)、特許文献2 実登3092400号公報(長さ調節可能なストラップの装備されたバッグ)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実登3134519号公報
【特許文献2】実登3092400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ショルダーバッグだけでは、用途によって大変不便である。
シヨルダーバッグとハンドバッグ両方を家に用意していても、二つを同時に持って歩くことはできない。そのときの条件に合わせて、ショルダーバッグを選んで外出しても、場所によってハンドバッグの方が良かったと云う場合もあり、選択がとても難しい場合がある。
これは何とか解決しなければならない課題であり、これを解決するために発明したものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
課題を解決するために本発明は以下の構成とした。
ショルダーバッグ本体(1)を正面(2)から見て、上部面の左に左ベルト取り付け金具(5)と右に右ベルト取り付け金具(5−1)を設け、その左から右に長さを調ョルダーバッグ本体(1)の背面(3)にも、正面(2)同様に布(2−1)と同位置に、背面(3)にも布(3−1)を設け、布(3−1)の右側に+磁気ボタン(3−2)を固定して、裏返しにしてショルダーバッグ本体(1)に左側を縫い付け、又+磁気ボタン(3−2)と一致する位置に、ショルダーバッグ本体(1)側にも直接−磁気ボタン(3−3)を設けた。
又、背面の線ファスナー(4)は、を横状に設けたが、ショルダーバッグ本体(1)整できるショルダーベルト(6)を取り付けた。
更に正面から見て上部に正面線ファスナー(2−4)を横状に設け、正面から見える構造にした。その下に布(2−1)の左側に+磁気ボタン(2−2)を固定し、その磁気を取り付けた布(2−1)を裏返しにして、右側だけをショルダーバッグ本体(1)に縫い合わせ又、+磁気ボタン(2−2)の位置の同じ場所にショルダーバッグ本体(1)側にも−磁気ボタン(2−3)を直接固定した。
【0006】
背面の線ファスナー(4)を横状に設けたが、ショルダーバッグ本体(1)の上方からでなければ、見えない構造にした。
【発明の効果】
【0007】
本発明は,以下の効果を有する。
ショルダーバックを使用して、ハンドバッグの方が良いと判断した時は、短時間でハンドバッグに切り替える事が出来る。
又、その反対に、ハンドバッグが不便だと判断した時は短時間でショルダーバッグに切り替え出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】正面斜視図
図2】背面斜視図
図3】背面から見たハンドバッグに切り替えた説明図
図4】正面から見たハンドバッグに切り替えた説明図
図5】背面から見た布・磁気の説明図
図6】正面から見たベルトを取り付ける時の説明図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下本発明の実施形態について説明する。
ショルダーバッグ本体(1)を正面(2)から見て、上部面の左に左ベルト取り付け金具(5)と右に右ベルト取り付け金具(5−1)を設け、その左から右の金具に長さを調整できるショルダーベルト(6)を取り付けた。
更に正面から見て上部に正面線フアスナー(2−4)を横状に設け、その下に布(2−1)の左側に+磁気ボタン(2−2)を固定し、その+磁気ボタン(2−2)を取り付けた布(2−1)を裏返しにして、右側だけをショルダーバッグ本体(1)に縫い合わせ、又+磁気ボタン(2−2)の位置と同位置にショルダーバッグ本体(1)側にも−磁気ボタン(2−3)を直接固定した。
【0010】
ショルダーバッグ本体(1)の背面(3)にも、正面(2)の布(2−1)と同位置に布(3−1)を設け、布(3−1)の右側に+磁気ボタン(3−2)を固定して、裏返しにしてショルダーバッグ本体(1)に左側を縫い付け、又+磁気ボタン(3−2)と一致する位置に、ショルダーバッグ本体(1)側にも直接−磁気ボタン(3−3)を設けた。
又、背面の線ファスナー(4)は、横状に設けたが、ショルダーバッグ本体(1)の上方からでなければ、見えない構造にした。
【0011】
ショルダーバッグ本体(1)をハンドバッグに切り替える方法を下記に説明する。
左ベルト取り付け金具(5)から、ショルダーベルト(6)を、バッグ本体(1)の底面を縦に巻きつけ+磁気(2−2)と−磁気(2−3)で固定し、背面(3)もショルダーベルト(6)を+磁気(3−2)と−磁気(3−3)で固定する。
【0012】
長いショルダーベルト(6)の中間部をバッグの底に下ろし、バッグの正面に取り付けた布(2−1)の+磁気ボタン(2−2)を−磁気ボタン(2−3)から外し、ショルダーベルトの一方を通して+磁気ボタン(2−2)と−磁気ボタン(2−3)を留めつけて上に持ち上げ、他方のショルダーベルトを背面から持ち上げ、バッグの背面に取り付けた布(3−1)の+磁気ボタン(3−2)を−磁気ボタン(3−3)から外し、ショルダーベルトを通して+磁気ボタン(3−2)と−磁気ボタン(3−3)を留めつけ、更にショルダーベルトを上方に持ち上げて両方のショルダーベルトを合わせハンドバッグとして使用することが出来る。
【符号の説明】
【0013】
(1) ショルダーバッグ本体
(2) 正面
(2−1)布
(2−2)+磁気ボタン
(2−3)−磁気ボタン
(2−4)正面線ファスナー
(3) 背面
(3−1)布
(3−2)+磁気ボタン
(3−3)−磁気ボタン
(4) 背面線ファスナー
(5) 左ベルト取り付け金具
(5−1)右ベルト取り付け金具
(6) ショルダーベルト
【要約】
【課題】ショルダーバッグとハンドバッグを両方持参して外出することは出来ず不便があったが、ショルダーバックからハンドバックに素早く切り替え出来、またハンドバッグからショルダーバッグに素早くきりかえることの出来るバッグを提供する。
【解決手段】磁気ボタンを固定させた布を使用して、ショルダーバックのショルダーベルトを本体の中央部の下部から上部にかけて支える構造にした。
又、それによってベルトを短くしてハンドバッグに切り替え、ベルトを長くして容易にショルダーバッグに切り替える事を特徴とする。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6