【実施例】
【0457】
特に記載のない限り、試薬及び溶媒は商業供給元から入手した状態で使用した。無水溶媒及びオーブン乾燥ガラス製品は、湿分及び/又は酸素に感受性と一般に考えられる合成的変換に使用した。収量は最適化しなかった。反応時間は近似であり、最適化しなかった。フラッシュカラムクロマトグラフィー及び薄層クロマトグラフィー(TLC)は特に記載のない限りシリカゲル上で実施した。プロトン及び炭素核磁気共鳴スペクトルは、Varian VnmrJ 400上でプロトンについて400MHz及び炭素について100MHzにおいて、又はMulti Probe/Dual Probeを有するBRUKER 400MHz上でプロトンについて400MHz及び炭素について100MHzにおいてのいずれかで記載の通りに得た。スペクトルをppm(δ)として挙げ、カップリング定数JをHertzとして報告する。プロトンスペクトルについて、テトラメチルシランを内部標準として使用したか、又は溶媒ピークを基準ピークとして使用した。炭素スペクトルについて、溶媒ピークを基準として使用した。Agilent LC/MSD SL質量分析器中エレクトロスプレーイオン化(ES+)モード又はWaters Single Quadrupole Detector中(ES+/ES−)モードを使用して、質量分析を記録した。検出機構を備えるWaters Acquity UPLCシステムを使用して実施した。キラルHPLC分析は、Chiralpak IAカラム(4.6×250mm、5μ)を使用し、溶離液として0.1%エタンスルホン酸を含むヘプタン−EtOHを用いて、ダイオードアレイ検出機構を備えるAgilent HP 1100システム上で実施した。
【0458】
分析用HPLC方法
方法1.カラム:Phenomenex Gemini(150×4.6mm×5μ);流速:1.0mL/分;DADを用いて220nmにて検出;カラム温度30℃;溶媒A:水中0.05%TFA、溶媒B:アセトニトリル中0.05%TFA;実行時間:24分;勾配プログラム:
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0459】
方法2.カラム:Phenomenex Gemini(150×4.6mm×5μ);流速:1.0mL/分;DADを用いて220nmにて検出;カラム温度30℃;溶媒A:水中0.05%TFA、溶媒B:アセトニトリル中0.05%TFA;実行時間:24分;勾配プログラム:
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0460】
方法3.カラム:Acquity Shield RP−18(2.1×100mm、1.7μm);流速:0.3mL/分;DADを用いて214nmにて検出;カラム温度30℃;溶媒A:水中0.1%TFA、溶媒B:アセトニトリル;実行時間:10分;勾配プログラム:
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0461】
方法4.カラム:Acquity Shield RP−18(2.1×100mm、1.7μm);流速:0.3mL/分;DADを用いて214nmにて検出;カラム温度30℃;溶媒A:水中0.1%TFA、溶媒B:MeOH;実行時間:10分;勾配プログラムは方法3においてと同様であった。
【0462】
方法5.カラム:Waters Acquity C−8(2.1×100mm、1.7μm);流速:0.3mL/分;DADを用いて214nmにて検出;カラム温度30℃;溶媒A:5mMのKH
2PO
4、溶媒B:アセトニトリル;実行時間:10分;勾配プログラムは方法3においてと同様であった。
【0463】
方法6.カラム:Acquity BEH C−18(2.1×100mm、1.7μm);流速:0.3mL/分;DADを用いて247nmにて検出;カラム温度30℃;溶媒A:水中5mM酢酸アンモニウム、溶媒B:アセトニトリル;実行時間:10分;勾配プログラムは方法3においてと同様であった。
【0464】
(実施例1)
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)ペンタン−2−スルホンアミドの調製
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
【0465】
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)ペンタン−2−スルホンアミドをスキーム1に示した方法に従って調製した。
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
【0466】
ステップ1:1−アミノフェノール(1)(207mg、1.9mmol)、2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エチル4−メチルベンゼンスルホネート(2)(500mg、1.9mmol)、及び炭酸セシウム(770mg、2.2mmol)のDMF(6ml)混合物をアルゴン下室温で15時間撹拌した。混合物を減圧濃縮した。残渣をEtOAcと水の間に分配した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40から60%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル2−(3−アミノフェノキシ)エチルカルバメート(3)を無色油として得た。収量(220mg、58%)。
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
【0467】
ステップ2:tert−ブチル2−(3−アミノフェノキシ)エチルカルバメート(3)(210mg、1.1mmol)、2−ペンチルスルホニルクロリド(4)(0.17ml、1.1mmol)及びDMAP(20mg)のピリジン(5ml)混合物をアルゴン下室温で15時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させた。残渣をEtOAcと0.5NのHCl水溶液の間に分配した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40から60%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル2−(3−(1−メチルブチルスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(5)を薄黄色油として得た。収量(160mg、46%)。
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
【0468】
ステップ3:tert−ブチル2−(3−(1−メチルブチルスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(5)(160mg、0.48mmol)及びHCl−EtOH(6.95M、3.0ml)の酢酸エチル(5ml)混合物を室温で15時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させた。EtOAc−ヘキサンの混合物(30%、5ml)を加え、混合物を超音波処理した。固体を濾集し、乾燥して、実施例1を白色固体として得た。収量(80mg、69%);
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
【0469】
(実施例2)
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)ブタン−2−スルホンアミドの調製
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
【0470】
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)ブタン−2−スルホンアミドを実施例1に記載した方法に従って調製した。
【0471】
ステップ1:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル2−(3−アミノフェノキシ)エチルカルバメート(3)をブタン−2−スルホニルクロリドを用いてスルホン化して、tert−ブチル2−(3−(1−メチルプロピルスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(6)を薄黄色油として得た。
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
【0472】
ステップ2:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル2−(3−(1−メチルプロピルスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(6)を脱保護化して、実施例2を無色油として得た。
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
【0473】
(実施例3)
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)プロパン−2−スルホンアミドの調製
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
【0474】
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)プロパン−2−スルホンアミドを実施例1に記載した方法に従って調製した。
【0475】
ステップ1:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル2−(3−アミノフェノキシ)エチルカルバメート(3)をプロパン−2−スルホニルクロリドを用いてスルホン化して、tert−ブチル2−(3−(1−メチルエチルスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(7)を薄黄色油として得た。
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
【0476】
ステップ2:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル2−(3−(1−メチルエチルスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(7)を脱保護化して、実施例3を白色固体として得た。
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
【0477】
(実施例4)
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
【0478】
N−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドを実施例1に記載した方法に従って調製した。
【0479】
ステップ1:実施例1に記載した方法に従い、シクロヘキサンスルホニルクロリド(8)を用いてtert−ブチル2−(3−アミノフェノキシ)エチルカルバメート(3)をスルホン化して、tert−ブチル2−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(9)を薄黄色油として得た。
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
【0480】
ステップ2:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル2−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェノキシ)エチルカルバメート(9)を脱保護化して、実施例4を白色固体として得た。
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
【0481】
(実施例5)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
【0482】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドをスキーム2に示した方法に従って調製した。
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
【0483】
ステップ1:CH
3CN(0.7ml、16mmol)のTHF(10ml)溶液に、LDA(8ml、THF中2M、16mmol)を−78℃で加え、混合物を室温で10分間撹拌した。冷却(−78℃)したニトロベンズアルデヒド(10)(2.0g、13mmol)のTHF(15ml)溶液をゆっくり加えた。得られた混合物を−78℃で15分間撹拌した。飽和NH
4Cl水溶液(10ml)を加えることにより反応物をクエンチし、混合物を室温に加温した。有機層を収集し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(30から65%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、3−ヒドロキシ−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリル(11)を無色油として得た、収量(1.9g、77%);
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0484】
ステップ2:3−ヒドロキシ−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリル(11)(400mg、2.1mmol)及びPd/C(20mg、10%)のEtOAc(15ml)混合物を真空/水素で脱気し、次いでH
2(風船)下室温で15時間撹拌した。混合物を濾過してPd/Cを除去し、次いで減圧濃縮して、3−(3−アミノフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(12)を白色固体として得た。収量(390mg、99%)。
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0485】
ステップ3:実施例1に記載した方法に従い、3−(3−アミノフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(12)をスルホン化して、N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミド(13)を薄黄色油として得た。
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
【0486】
ステップ4:BH
3−Me
2S(1.2ml、12.7mmol)を、アルゴン下N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミド(1.2g、3.9mmol)の無水THF溶液に加えた。反応混合物を60℃で18時間撹拌した。2NのHClを添加してpH0にすることにより反応物をクエンチし、室温で24時間撹拌した。次いで50%NaOH水溶液を加えることによりpHを10に調節した。MTBE(40ml)を混合物に加え、撹拌した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮して、実施例5を白色固体として得た。収量(0.60g、49%);
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
【0487】
(実施例6)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0488】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドをスキーム3に示した方法に従って調製した。
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0489】
ステップ1:オーブン乾燥し、アルゴン充填したフラスコに、1−ブロモ−3−ニトロベンゼン(14)(3.09g、15.3mmol)、tert−ブチルプロプ−2−イニルカルバメート(15)(2.8g、18.0mmol)、ジイソプロピルアミン(92.5ml、17.8mmol)、CuI(0.054g、0.18mmol)、PdCl
2(PPh
3)
2(0.42g、0.6mmol)及びジオキサン(17ml)を加えた。得られた混合物をアルゴンで3回パージし、次いでt−Bu
3P−ジオキサン溶液(0.9ml、0.9mmol)を加えた。混合物を45℃で15時間加熱し、室温に冷却し、酢酸エチルで希釈し、セライトを通して濾過し、濾液を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(10から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−ニトロフェニル)プロプ−2−イニルカルバメート(16)を無色油として得た。収量(4.98g、100%);
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0490】
ステップ2:実施例5に記載した方法に従い、tert−ブチル3−(3−ニトロフェニル)プロプ−2−イニルカルバメート(16)を水素化して、tert−ブチル3−(3−アミノフェニル)プロピルカルバメート(17)を薄黄色油として得た。収量(2.57g、78%)。
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0491】
ステップ3:TEA及びDCMの代わりにピリジン及びDMAPを用いた以外は実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル3−(3−アミノフェニル)プロピルカルバメート(17)をスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメート(18)を無色油として得た。収量(0.2g、32%);
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0492】
ステップ4:有機溶液をNaHCO
3水溶液で洗浄することにより塩酸塩を遊離アミンに変換した以外は実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメート(18)を脱保護化して、実施例6を無色油として得た。収量(0.071g、43%);
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
【0493】
(実施例7)
3−(3−アミノプロピル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンの調製
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
【0494】
3−(3−アミノプロピル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリン塩酸塩をスキーム4に示した方法に従って調製した。
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
【0495】
ステップ1:tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメート(17)(0.31g、1.22mmol)、シクロヘキサンカルボニトリル(19)(0.73ml、6.1mmol)、酢酸アンモニウム(0.1g、1.29mmol)のMeOH(20ml)混合物をアルゴンでパージした。Pd/C(10%、0.04g)を加え、雰囲気を水素で変換した。混合物をH
2(風船)下室温で18時間撹拌した。セライトを通してPd/Cを濾別し、濾液を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(0から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメート(20)を無色油として得た。収量(0.33g、78%);
1収量(0.2g、32%);
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
【0496】
ステップ2:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメート(20)を脱保護化して、実施例7塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.29g、98%);
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
【0497】
(実施例8)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩の調製
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0498】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩をスキーム5に示した方法に従って調製した。
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
【0499】
ステップ1:シクロヘキサンカルボン酸(21)(0.23ml、1.79mmol)、TBTU(0.56g、1.74mmol)及びiPr
2EtN(0.33ml、1.89mmol)のDMF(20ml)混合物に、DMF(5ml)中tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメート(17)(0.40g、1.59mmol)を加えた。混合物を室温で18時間撹拌し、次いで水で希釈した。溶液を酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出物を水、NaHCO
3水溶液及びブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(5から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)プロピルカルバメート(22)を無色油として得た。収量(0.455g、78%);収量(0.2g、32%);
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0500】
ステップ2:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)プロピルカルバメート(22)を脱保護化して、実施例8塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.31g、92%);
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
【0501】
(実施例9)
3−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−1,1−ジプロピル尿素の調製
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
【0502】
3−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−1,1−ジプロピル尿素をスキーム6に示した方法に従って調製した。
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
【0503】
ステップ1:1−ブロモ−3−イソシアネートベンゼン(22)(1.044g、5.27mmol)及びジプロピルアミン(23)(0.75mL、5.80mmol)の無水THF混合物を室温で1時間撹拌した。混合物を減圧濃縮した。ヘキサンから結晶化して、3−(3−ブロモフェニル)−1,1−ジプロピル尿素(24)を白色固体として得た。収量(1.512g、96%);
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0504】
ステップ2:3−(3−ブロモフェニル)−1,1−ジプロピル尿素(24)(0.507g、1.70mmol)、tert−ブチルプロプ−2−イニルカルバメート(15)(0.323g、2.12mmol)、トリ−o−トリルホスフィン(0.0342g、0.112mmol)及びEt
3N(3.0mL)のDMF溶液を、アルゴンを10分間吹き込み、真空/アルゴンを3回適用することにより脱気した。PdCl
2(Ph
3P)
2(0.0434g、0.062mmol)を、続いてCuI(0.0263g、0.138mmol)を加え、真空/アルゴンを3回適用することにより脱気した。反応混合物をアルゴン下70℃で22時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(10%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−(3,3−ジプロピルウレイド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメート(25)を淡黄色固体として得た。収量(0.174g、28%);
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
【0505】
ステップ3:tert−ブチル3−(3−(3,3−ジプロピルウレイド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメート(25)(0.17g、0.455mmol)のEtOH(10mL)溶液を、真空/Arを用いて脱気した。Pd/C(10%、0.0293g)を加え、雰囲気をH
2でパージした。混合物をH
2で充填した風船下室温で5時間撹拌した。反応混合物をセライトを通して濾過し、減圧濃縮した。残渣をEtOAc/ヘキサンから結晶化して、tert−ブチル3−(3−(3,3−ジプロピルウレイド)フェニル)プロピルカルバメート(26)を淡黄色固体として得た。収量(0.0946g、55%);
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
【0506】
ステップ4.tert−ブチル3−(3−(3,3−ジプロピルウレイド)フェニル)プロピルカルバメート(26)(0.094g、0.249mmol)及びHCl/EtOAc(3N、4.5mL)のEtOAc混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をNaHCO
3水溶液とMTBEの間に分配した。有機層を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(20%7N NH
3/MeOH/EtOAc)により精製して、実施例9を無色油として得た。収量(0.0154g、22%);
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0507】
(実施例10)
1−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)−3−シクロヘキシルチオ尿素の調製
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
【0508】
1−(3−(2−アミノエトキシ)フェニル)−3−シクロヘキシルチオ尿素をスキーム7に示した方法に従って調製した。
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
【0509】
ステップ1:イソチオシアネートシクロヘキサン(27)(0.16mL、1.17mmol)、tert−ブチル2−(3−アミノフェノキシ)エチルカルバメート(3)(0.282g、1.12mmol)、DMAP(0.024g、0.196mmol)及びEt
3N(0.3mL、2.15mmol)の無水THF混合物を、アルゴン下50℃で24時間撹拌した。混合物を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(30%から60%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル2−(3−(3−シクロヘキシルチオウレイド)フェノキシ)エチルカルバメート(28)を白色固体として得た。収量(0.1917g、44%);
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
【0510】
ステップ2:tert−ブチル2−(3−(3−シクロヘキシルチオウレイド)フェノキシ)エチルカルバメート(28)(0.19g、0.483mmol)及びHCl/EtOAc(3N、5mL)のEtOAc混合物を室温で24時間撹拌した。沈殿物が生成し、これを濾取した。固体をNH
3/MeOH(7N)に溶解し、得られた溶液を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(5%7N NH
3/MeOH/CH
2Cl
2)により精製して、実施例10を白色固体として得た。収量(0.101g、71%);
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
【0511】
(実施例11)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
【0512】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールをスキーム8に示した方法に従って調製した。
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0513】
ステップ1:11(0.8g、4.2mmol)及びシクロヘキサンカルバルデヒド(29)(0.5ml、4.2mmol)のEtOAc溶液を脱気し、アルゴンで飽和させた。この溶液に10%Pd/C(50mg)を加えた。得られた混合物をH
2下1atmで18時間撹拌し、セライトを通して濾過し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、アニリン30を薄黄色油として得、これをさらには精製せずに次のステップに使用した。収量(0.9g、70%)。
【0514】
ステップ2:以下以外は実施例5に記載した方法に従い、ヒドロキシニトリル30の還元を行った。反応が完結した後、これを室温に冷却し、MeOHを注意深く加え、続いて60℃で3時間撹拌しながらHCl−MeOH(1.25M、10ml)を加えることにより過剰のボランをクエンチした。減圧濃縮してアミン31塩酸塩を得、これをさらには精製せずに次のステップに使用した。
【0515】
ステップ3:Boc
2O(0.6g、2.73mmol)のCH
2Cl
2溶液を、アミン31(0.68g、2.6mmol)及びTEA(1.0ml、5.2mmol)のジクロロメタン懸濁液に室温で滴下添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、HCl−NH
4Cl水溶液(0.5M、50ml)で洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(50%から60%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、カルバメート32をオフホワイト固体として得た。収量(0.8g、88%);
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
【0516】
ステップ4:実施例1に記載した方法に従い、カルバメート32を脱保護化して、実施例11塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.14g、92%);
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
【0517】
(実施例12)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
【0518】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンをスキーム9に示した方法に従って調製した。
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
【0519】
ステップ1:アルコール32(0.54g、1.32mmol)及びMnO
2(0.35g、3.96mmol)のDCM混合物を室温で18時間撹拌した。反応混合物をセライトを通して濾過し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(30%から60%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、ケトン33を薄黄色油として得た。収量(0.27g、57%);
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
【0520】
ステップ2:実施例1に記載した方法に従い、カルバメート33を脱保護化して、実施例12塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.19g、94%);
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0521】
(実施例13)
3−アミノ−1−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0522】
3−アミノ−1−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例11にて使用した方法に従って調製した。
【0523】
ステップ1:実施例11に記載した方法に従い、ニトロベンゼン11(0.8g、4.2mmol)及びペンタナール(0.45ml、4.2mmol)を水素化して、3−ヒドロキシ−3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを薄黄色油として得た。収量(0.90g、77%)。
【0524】
ステップ2:実施例11に記載した方法に従い、3−ヒドロキシ−3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリル(0.35g、1.51mmol)を還元して、3−アミノ−1−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを得、これをさらには精製せずに次の反応に使用した。収量(0.41g、定量的)。
【0525】
ステップ3:実施例11に記載した方法に従い、3−アミノ−1−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オール(0.41g、1.51mmol)を保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを無色油として得た。収量(0.4g、79%);
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
【0526】
ステップ4:実施例1に記載した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメート(0.15g、0.45mmol)を脱保護化して、実施例13塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.10g、95%):
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
【0527】
(実施例14)
3−アミノ−1−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0528】
3−アミノ−1−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例13及び12にて使用した方法に従って調製した。
【0529】
ステップ1:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを薄黄色油として得、これをさらには精製せずに次の反応に直接使用した。収量(0.05g、50%)。
【0530】
ステップ2:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメート(0.05g、0.15mmol)を脱保護化して、実施例14を白色固体として得た。収量(0.03g、85%);
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0531】
(実施例15)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0532】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドをスキーム10に示した方法に従って調製した。
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0533】
ステップ1:実施例11に記載した方法に従い、ニトリル12を還元して粗製のアミン34塩酸塩を得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。
【0534】
ステップ2:粗製のアミン塩34(0.94g、4.64mmol)のジクロロメタン(15mL)及びTEA(0.7ml、5.0mmol)懸濁液に、Boc
2O(1.0g、4.64mmol)のDCM溶液を室温で滴下添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌し、NH
4Cl水溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(65%から75%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、カルバメート35を無色油として得た。収量(0.8g、64%);
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0535】
ステップ3:カルバメート35(0.43g、1.61mmol)、TEA(0.24ml、1.76mmol)のTHF溶液に、シクロヘキサンカルボニルクロリド(36)(0.2ml、1.61mmol)のTHF溶液を0℃で滴下添加した。得られた混合物を室温に加温し、1時間撹拌し、次いで25%NH
4Cl−0.5NのHClの混合物(20ml)を加えた。有機層を分離し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(65から70%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメート(37)を無色油として得た。収量(0.5g、82%);
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
【0536】
ステップ4:実施例1に記載した方法に従い、カルバメート37を脱保護化して、実施例17塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.75g、91%);
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0537】
(実施例16)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
【化179】
[この文献は図面を表示できません]
【0538】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを実施例15にて使用した方法に従って調製した。
【0539】
ステップ1:MnO
2の代わりにPCCを用いた以外は実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメート(37)を酸化して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを白色固体として得た。収量(0.36g、91%);
【化180】
[この文献は図面を表示できません]
【0540】
ステップ2:実施例15にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例16塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.060g、81%);
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
【0541】
(実施例17)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ペンタンアミドの調製
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
【0542】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ペンタンアミドを以下に記載の方法に従って調製した。
【0543】
ステップ1:カルバメート35(0.43g、1.61mmol)、TEA(0.24ml、1.76mmol)のTHF(20ml)溶液に、THF(10ml)中ペンタノイルクロリド(0.19ml、1.55mmol)を0℃で滴下添加した。得られた混合物を室温にし、1時間撹拌し、次いでNH
4Cl−HCl水溶液(0.5N、20ml)を加えた。層を分離し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(65から70%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−ペンタンアミドフェニル)プロピルカルバメートを無色油として得た。収量(0.5g、92%);
【化183】
[この文献は図面を表示できません]
【0544】
ステップ2:実施例15にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−ペンタンアミドフェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例17を白色固体として得た。収量(0.77g、95%);
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0545】
(実施例18)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ペンタンアミドの調製
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0546】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ペンタンアミドを実施例17、16にて使用した方法に従って調製した。
【0547】
ステップ1:実施例16にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−ペンタンアミドフェニル)プロピルカルバメートにより酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−ペンタンアミドフェニル)プロピルカルバメートを薄黄色油として得た。収量(0.34g、84%);
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0548】
ステップ2:実施例16にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−ペンタンアミドフェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例18を白色固体として得た。収量(0.09g、90%);
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0549】
(実施例19)
3−(3−アミノ−1−フルオロプロピル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンの調製
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0550】
3−(3−アミノ−1−フルオロプロピル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンを以下に記載する方法に従って調製する。
【0551】
ステップ1:アルコール32とDASTとの混合物を、TLCにより出発物が見えなくなるまで−78℃で撹拌する。次いでNH
4Cl水溶液を加えることにより、反応混合物をクエンチする。層を分離し、水層をEtOAcでさらに抽出する。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮する。フラッシュクロマトグラフィーにより精製して、3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−フルオロプロパンニトリルを得る。
【0552】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−フルオロプロパンニトリルをBH
3−Me
2Sで還元して、実施例19を得る。
【0553】
(実施例20)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0554】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドをスキーム11に示した方法に従って調製した。
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0555】
ステップ1:実施例5(0.26g、0.83mmol)のDCM(10mL)溶液にBoc
2O(0.22g、1.0mmol)を加えた。反応混合物を室温で18時間撹拌し、減圧濃縮した。カルバメート38を精製せずに次のステップに使用した。
【0556】
ステップ2:アルコール38(およそ0.83mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液にデスマーチンペルヨージナン(0.4g、0.92mmol)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、ブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40から55%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、ケトン39を薄黄色油として得た。収量(0.06g、18%);
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0557】
ステップ3:ケトン39(0.06g.0.14mmol)のEtOAc溶液にHCl(EtOH中6.9M溶液5ml、34.5mmol)を加えた。反応混合物を室温で3時間撹拌し、減圧濃縮して、実施例20を白色固体として得た。収量(0.049g、99%);
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0558】
(実施例21)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ブタン−1−スルホンアミドの調製
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0559】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ブタン−1−スルホンアミドを実施例5にて使用した方法に従って調製した。
【0560】
ステップ1:アニリン12をブタン−1−スルホニルクロリド(0.47ml、3.5mmol)を用いてカップリングして、N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)ブタン−1−スルホンアミドを薄黄色油として得た。収量(0.80g、89%);
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
【0561】
ステップ2:N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)ブタン−1−スルホンアミドをBH
3−Me
2Sを用いて還元して、実施例21を薄黄色油として得た。収量(0.76g、93%);
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
【0562】
(実施例22)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ブタン−1−スルホンアミドの調製
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0563】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ブタン−1−スルホンアミドを実施例20にて使用した方法に従って調製した。
【0564】
ステップ1:実施例20にて使用した方法に従い、実施例21をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−(3−(ブチルスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを無色油として得た。収量(0.18g、15%);
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0565】
ステップ2:実施例18にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(ブチルスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートをPCCにより酸化して、tert−ブチル3−(3−(ブチルスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを白色固体として得た:収量(0.18g、41%);
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0566】
ステップ3:実施例20にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(ブチルスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例22を白色固体として得た。収量(0.05g、97%);
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0567】
(実施例23)
(E)−3−(3−アミノプロプ−1−エニル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンの調製
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
(E)−3−(3−アミノプロプ−1−エニル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンを以下に記載の方法に従って調製した。
【0569】
ステップ1:シクロヘキサンカルボニルクロリド(0.74g、6.97mmol)を、3−ブロモアニリン(1.0g、5.8mmol)、TEA(1.07mL,7.55mmol)及びDMAP(触媒)のTHF混合物に撹拌しながら0℃で10分かけて加えた。さらに30分間撹拌を続け、飽和NaHCO
3でクエンチした。生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を減圧濃縮して残渣を得、これをペンタンで摩砕して、N−(3−ブロモフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドをオフホワイト固体として得た。収量(1.3g、79%);
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0570】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、N−(3−ブロモフェニル)シクロヘキサンカルボキサミドをBH
3−Me
2Sを用いて還元して、3−ブロモ−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンを無色油として得た。収量(1.0g、80%);
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
【0571】
ステップ3:トリフルオロ酢酸無水物(0.75ml、4.49mmol)を、3−ブロモ−N−(シクロヘキシルメチル)アニリン(1.0g、3.74mmol)、TEA(0.8ml)のCH
2Cl
2混合物に0℃にて10分で加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、飽和NaHCO
3の間に分配し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を減圧濃縮して、N−(3−ブロモフェニル)−N−(シクロヘキシルメチル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを無色液体として得た。収量(1.0g、74%);
【化203】
[この文献は図面を表示できません]
【0572】
ステップ4:N−(3−ブロモフェニル)−N−(シクロヘキシルメチル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(1.0g、2.74mmol)、N−アリル−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(0.5g、3.29mmol)、トリ−o−トリルホスフィン(0.08g、0.27mmol)及びトリエチルアミン(2mL、13.7mmol)をDMFに加え、混合物をアルゴンで15分間フラッシュした。Pd(OAc)
2(0.06g、0.27mmol)を反応混合物に仕込み、これを90℃で2時間撹拌した。反応混合物を冷却し、酢酸エチルと水の間に分配した。有機層を水で激しく洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200シリカメッシュ、ヘキサン中5%から10%EtOAc)により精製して、(E)−N−(シクロヘキシルメチル)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)プロプ−1−エニル)フェニル)アセトアミド5を無色半固体として得た。収量(0.4g、33%);
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
【0573】
ステップ5:(E)−N−(シクロヘキシルメチル)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)プロプ−1−エニル)フェニル)アセトアミド(0.2g、0.45mmol)及びK
2CO
3(0.19g、1.37mmol)のMeOH:H
2O混合物を室温で24時間撹拌し、次いで50℃で16時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。カラムクロマトグラフィー(5%から10%MeOH−CH
2Cl
2勾配)により精製して、3−(3−アミノプロプ−1−エニル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンを淡茶褐色半固体として得た。収量(0.06g、54%);
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
【0574】
(実施例24)
3−(3−アミノプロプ−1−イニル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンの調製
【化206】
[この文献は図面を表示できません]
【0575】
3−(3−アミノプロプ−1−イニル)−N−(シクロヘキシルメチル)アニリンを実施例23にて使用した方法に従い、以下で記載した通りに調製した。
【0576】
ステップ1:トリエチルアミン(45mL)を、N−(3−ブロモフェニル)−N−(シクロヘキシルメチル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(3.8g、10.4mmol)、tert−ブチルプロプ−2−イニルカルバメート(2.42g、15.6mmol)、Pd(Ph
3P)
4(0.6g、0.52mmol)及びCuI(0.1g、0.52mmol)の混合物に加え、アルゴンで15分間フラッシュした。反応混合物を90℃で16時間撹拌した。反応混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈し、セライトベッドを通して濾過し、濾液を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200シリカメッシュ5%から10%EtOAc−ヘキサン)により精製して、tert−ブチル3−(3−(N−(シクロヘキシルメチル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメートを黄色半固体として得た。収量(2.1g、50%);
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
【0577】
ステップ2:DCM(20mL)中50%CF
3COOH及びtert−ブチル3−(3−(N−(シクロヘキシルメチル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメート(1.6g、4.67mmol)の混合物を最初に0℃で撹拌し、室温で3時間撹拌を続けた。反応混合物を蒸発乾固し、ペンタンで摩砕して、実施例24トリフルオロ酢酸塩を茶褐色油として得た。収量(0.46g、54%);
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
【0578】
(実施例25)
(E)−N−(3−(3−アミノプロプ−1−エニル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
【化209】
[この文献は図面を表示できません]
【0579】
(E)−N−(3−(3−アミノプロプ−1−エニル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを実施例33及び15にて使用した方法に従って調製する。
【0580】
ステップ1:実施例15にて使用した方法に従い、(E)−N−(3−(3−アミノフェニル)アリル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドをアシル化して、(E)−N−(3−(3−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)プロプ−1−エニル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを得る。
【0581】
ステップ2:実施例33にて使用した方法に従い、(E)−N−(3−(3−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)プロプ−1−エニル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを脱保護化して、実施例25を得る。
【0582】
(実施例26)
N−(3−(3−アミノプロプ−1−イニル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
【化210】
[この文献は図面を表示できません]
【0583】
N−(3−(3−アミノプロプ−1−イニル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを実施例24及び25にて使用した方法に従って調製する。
【0584】
ステップ1:実施例25にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−アミノフェニル)プロプ−2−イニルカルバメートをアシル化して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメートを得る。
【0585】
ステップ2:実施例24にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメートを脱保護化して、実施例26塩酸塩を得る。
【0586】
(実施例27)
(E)−N−(3−(3−アミノプロプ−1−エニル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
【0587】
(E)−N−(3−(3−アミノプロプ−1−エニル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドを実施例33及び5にて使用した方法に従って調製する。
【0588】
ステップ1:実施例5にて使用した方法に従い、(E)−N−(3−(3−アミノフェニル)アリル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドをスルホン化して、(E)−N−(3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)アリル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを得る。
【0589】
ステップ2:実施例33にて使用した方法に従い、(E)−N−(3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)アリル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを脱保護化して、実施例27を得る。
【0590】
(実施例28)
N−(3−(3−アミノプロプ−1−イニル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
【0591】
N−(3−(3−アミノプロプ−1−イニル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドを実施例24及び5にて使用した方法に従って調製する。
【0592】
ステップ1:実施例5にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−アミノフェニル)プロプ−2−イニルカルバメートをスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメートを得る。
【0593】
ステップ2:実施例24にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)プロプ−2−イニルカルバメートを脱保護化して、実施例28塩酸塩を得る。
【0594】
(実施例29)
(E)−1−((3−(3−アミノプロプ−1−エニル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールの調製
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
【0595】
(E)−1−((3−(3−アミノプロプ−1−エニル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールを以下に記載した方法及び実施例33における方法に従って調製した。
【0596】
ステップ1:(E)−N−(3−(3−アミノフェニル)アリル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(0.8g、3.28mmol)及び1−オキサスピロ[2.5]オクタン(0.55g,4.91mmol)のEtOH:H
2O(9:1)混合物を還流下で36時間撹拌し、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(20%から30%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、(E)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)アリル)アセトアミドをオフホワイト固体として得た。収量(0.5g、43%);
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
【0597】
ステップ2:(E)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)アリル)アセトアミド(0.5g、1.14mmol)及び炭酸カリウム(0.29g、2.1mmol)のメタノール:水(1:1)混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させた。カラムクロマトグラフィー(5%から10%MeOH−DCM勾配)により精製して、実施例29をオフホワイト固体として得た。収量(0.11g、36%);
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
【0598】
(実施例30)
1−((3−(3−アミノプロプ−1−イニル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールの調製
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
【0599】
1−((3−(3−アミノプロプ−1−イニル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールを実施例24及び29にて使用した方法に従って調製する。
【0600】
ステップ1:2,2,2−トリフルオロ−N−(プロプ−2−イニル)アセトアミド(3.4g、22.2mmol)、1−ブロモ−3−ニトロベンゼン(14)(3.0g、14.85mmol)、Pd(Ph
3P)
4(0.85g、0.74mmol)及びCuI(0.14g、0.74mmol)を、トリエチルアミン(30mL)に加え、混合物をアルゴンで15分間フラッシュした。反応混合物を90℃で16時間撹拌し、冷却し、酢酸エチルで希釈した。混合物をセライトを通して濾過し、濾液を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200シリカメッシュ、ヘキサン中15%から20%EtOAc)により精製して、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ニトロフェニル)プロプ−2−イニル)アセトアミドを茶褐色半固体として得た。収量(1.95g、48%);
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【0601】
ステップ2:塩化錫(II)2水和物(6.5g、28.67mmol)を、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ニトロフェニル)プロプ−2−イニル)アセトアミド(1.95g、7.16mmol)のエタノール溶液に加え、反応混合物を還流下で終夜撹拌した。混合物を減圧濃縮して、暗茶褐色粘稠性液体を得、これを飽和NaHCO
3水溶液とEtOAcの間に分配した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、N−(3−(3−アミノフェニル)プロプ−2−イニル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを茶褐色油として得た。収量(0.75g、43%);
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
【0602】
ステップ3:N−(3−(3−アミノフェニル)プロプ−2−イニル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(0.75g、3.09mmol)及び1−オキサスピロ[2.5]オクタン(1.2g、9.2mmol)のEtOH:H
2O(9:1)混合物を還流下で36時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(20%から30%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロプ−2−イニル)アセトアミドをオフホワイト固体として得た。収量(0.48g、43%);
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
【0603】
ステップ4:2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロプ−2−イニル)アセトアミドを脱保護化して、実施例30を得る。
【0604】
(実施例31)
3−(3−アミノプロピル)−N−(シクロペンチルメチル)アニリンの調製
【化220】
[この文献は図面を表示できません]
【0605】
3−(3−アミノプロピル)−N−(シクロペンチルメチル)アニリンをスキーム12に示した方法に従って調製した。
【化221】
[この文献は図面を表示できません]
【0606】
ステップ1:ニトロベンゼン40(0.5g、1.6mmol)及びシクロペンタンカルバルデヒド(0.15ml、1.6mmol)のEtOAc混合物を脱気し、アルゴンで飽和した。10%Pd/C(0.40g)をこの溶液に加え、得られた混合物をH
2下1atmで3時間撹拌した。反応混合物をセライトを通して濾過し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、アニリン41を黄色半固体として得た。収量(0.4g、68%);
【化222】
[この文献は図面を表示できません]
【0607】
ステップ2:アルキルフタルイミド41(350mg、0.96mmol)及びヒドラジン水和物(0.1ml)のメタノール混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させた。フラッシュクロマトグラフィー(5%から6%MeOH−DCM勾配)により精製して、実施例31を無色半固体として得た。収量(0.16g、71%);
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
【0608】
(実施例32)
3−(3−アミノプロピル)−N−(2−プロピルペンチル)アニリンの調製
【化224】
[この文献は図面を表示できません]
【0609】
3−(3−アミノプロピル)−N−(2−プロピルペンチル)アニリンを実施例31にて使用した方法に従って調製する。
【0610】
ステップ1:ニトロベンゼン40及び2−プロピルペンタナールを水素化して、2−(3−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを得る。
【0611】
ステップ2:2−(3−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを脱保護化して、実施例32を得る。
【0612】
(実施例33)
3−(3−アミノプロピル)−N−(2−エチルブチル)アニリンの調製
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
【0613】
3−(3−アミノプロピル)−N−(2−エチルブチル)アニリンを以下の方法に従って調製した。
【0614】
ステップ1:トリフルオロ酢酸無水物(38.58g、0.18mol)を、n−アリルアミン(10.0g、0.17mol)のCH
2Cl
2撹拌溶液に0℃で10分かけて滴下添加した。室温で15分間激しく撹拌した後、反応混合物をNaHCO
3の飽和溶液でクエンチし、層を分離した。水層をCH
2Cl
2でさらに抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水NaSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、N−アリル−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを黄色液体として得た。収量(17.5g、65%);
【化226】
[この文献は図面を表示できません]
【0615】
ステップ2:酢酸パラジウム(II)(0.449g、0.002mol)を、N−アリル−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(4.2g、0.02mol)、1−ブロモ−3−ニトロベンゼン(5.09g、0.03mol)及びTBAAの混合物に加えた。反応混合物をアルゴンでフラッシュし、アルゴン下90℃で4時間加熱した。反応混合物をEtOAcと水の間に分配した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮して、暗茶褐色粘稠性液体を得た。フラッシュクロマトグラフィー(5%から30%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ニトロフェニル)アリル)アセトアミドを薄黄色固体として得た。収量(3.5g、61%);
【化227】
[この文献は図面を表示できません]
【0616】
ステップ3:塩化錫(II)2水和物(3.28g、14.5mmol)を、(E)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ニトロフェニル)アリル)アセトアミド(1.0g、3.64mmol)のエタノール溶液に加えた。反応混合物を還流下で終夜撹拌した。混合物を減圧濃縮して、暗茶褐色粘稠性液体を得た。反応混合物を飽和NaHCO
3とEtOAcの間に分配し、次いでセライトを通して濾過し、これを酢酸エチルで激しく洗浄した。有機層を分離し、減圧濃縮して、(E)−N−(3−(3−アミノフェニル)アリル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを茶褐色液体として得た。収量(0.8g、89%);
【化228】
[この文献は図面を表示できません]
【0617】
ステップ4:実施例31にて使用した方法に従い、2−エチルブタナール及び(E)−N−(3−(3−アミノフェニル)アリル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを水素化して、N−(3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを無色油として得た。収量(0.5g、90%);
【化229】
[この文献は図面を表示できません]
【0618】
ステップ5:N−(3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(0.500g、1.51mmol)及びK
2CO
3(0.631g、4.53mmol)のMeOH:水(2:1)混合物を室温で5時間撹拌し、減圧濃縮した。フラッシュカラムクロマトグラフィー(5%から20%のMeOH−DCM勾配)により精製して、実施例33を黄色油として得た。収量(0.28g、76%);
【化230】
[この文献は図面を表示できません]
【0619】
(実施例34)
3−(3−アミノプロピル)−N−ベンジルアニリンの調製
【化231】
[この文献は図面を表示できません]
【0620】
3−(3−アミノプロピル)−N−ベンジルアニリンを実施例31にて使用した方法に従って調製する。
【0621】
ステップ1:ニトロベンゼン40及びベンズアルデヒドを水素化して、2−(3−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを得る。
【0622】
ステップ2:2−(3−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを脱保護化して、実施例34を得る。
【0623】
(実施例35)
3−アミノ−1−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化232】
[この文献は図面を表示できません]
【0624】
3−アミノ−1−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例11にて使用した方法に従って調製した。
【0625】
ステップ1:ニトロベンゼン11及び2−エチルブタナールを水素化して、3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得た。収量(0.50g,78%);
【化233】
[この文献は図面を表示できません]
【0626】
ステップ2:3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例35塩酸塩を淡黄色半固体として得た。収量(0.28g、76%);
【化234】
[この文献は図面を表示できません]
【0627】
(実施例36)
3−アミノ−1−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化235】
[この文献は図面を表示できません]
【0628】
3−アミノ−1−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例11及び12にて使用した方法に従って調製した。
【0629】
ステップ1:実施例11にて使用した方法に従い、実施例35をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを無色油として得た。収量(0.55g、90%);
【化236】
[この文献は図面を表示できません]
【0630】
ステップ2:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートをMnO
2により酸化して、tert−ブチル3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを淡黄色油として得た。収量(0.350g、86%);
【化237】
[この文献は図面を表示できません]
【0631】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(2−エチルブチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例36塩酸塩を黄色油として得た。収量(0.22g、90%);
【化238】
[この文献は図面を表示できません]
【0632】
(実施例37)
3−アミノ−1−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化239】
[この文献は図面を表示できません]
【0633】
3−アミノ−1−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを以下に記載の方法に従って調製した。
【0634】
ステップ1:アニリン12(1.0g、6.1mmol)のEtOH:H
2O(9:1)撹拌溶液に、2−プロピルペンチル4−メチルベンゼンスルホネート(0.87g、3.08mmol)を加えた。反応混合物を還流下4日間加熱し、減圧濃縮した。残渣を水で希釈し、EtOAcで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮乾固した。フラッシュクロマトグラフィー(25%EtOAc−ヘキサン)により精製して、3−ヒドロキシ−3−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを無色半固体として得た。収量(0.3g、18%);
【化240】
[この文献は図面を表示できません]
【0635】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−ヒドロキシ−3−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例37を得た。収量(0.19g、62%);
【化241】
[この文献は図面を表示できません]
【0636】
(実施例38)
3−アミノ−1−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化242】
[この文献は図面を表示できません]
【0637】
3−アミノ−1−(3−(2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例11及び12にて使用した方法に従って調製した。
【0638】
ステップ1:実施例11にて使用した方法に従い、実施例37をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)(2−プロピルペンチル)カルバメートを淡黄色半固体として得た。収量(0.6g、46%);
【化243】
[この文献は図面を表示できません]
【0639】
ステップ2:実施例40にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)(2−プロピルペンチル)カルバメートをデス−マーチンペルヨージナンにより酸化して、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(2−プロピルペンチル)カルバメートを淡黄色半固体として得た。収量(0.25g、55%);
【化244】
[この文献は図面を表示できません]
【0640】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(2−プロピルペンチル)カルバメートを脱保護化して、実施例38塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.03g、46%);
【化245】
[この文献は図面を表示できません]
【0641】
(実施例39)
3−アミノ−1−(3−(シクロペンチルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化246】
[この文献は図面を表示できません]
【0642】
3−アミノ−1−(3−(シクロペンチルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例35にて使用した方法に従って調製した。
【0643】
ステップ1:ニトロベンゼン11及びシクロペンチルカルバルデヒドを水素化して、3−(3−(シクロペンチルメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを茶褐色油として得た。収量(2.42g、95%);
【化247】
[この文献は図面を表示できません]
【0644】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−(3−(シクロペンチルメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元し精製した後、実施例39塩酸塩を淡黄色半固体として得た。収量(2.0g、81%);
【化248】
[この文献は図面を表示できません]
【0645】
(実施例40)
3−アミノ−1−(3−(シクロペンチルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化249】
[この文献は図面を表示できません]
【0646】
3−アミノ−1−(3−(シクロペンチルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例11及び12にて使用した方法に従って調製した。
【0647】
ステップ1:実施例11にて使用した方法に従い、実施例39塩酸塩を保護化して、tert−ブチル(3−(3−((シクロペンチルメチル)アミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートとtert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)(シクロペンチルメチル)カルバメートとの混合物を淡黄色油として得た。収量(2.0g、71%);
【化250】
[この文献は図面を表示できません]
【0648】
ステップ2:上記混合物(0.6g、1.72mmol)のCH
2Cl
2撹拌溶液に、デス−マーチンペルヨージナン(0.80g、1.89mmol)を加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(5%から20%EtOAc−ヘキサン)により精製して、tert−ブチル(3−(3−((シクロペンチルメチル)アミノ)フェニル)−3−オキソプロピル)カルバメートとtert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(シクロペンチルメチル)カルバメートとの混合物を淡黄色油として得た。収量(0.55g、92%);
【化251】
[この文献は図面を表示できません]
【0649】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、上記混合物を脱保護化して、実施例40塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.17g、95%);
【化252】
[この文献は図面を表示できません]
【0650】
(実施例41)
3−アミノ−1−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化253】
[この文献は図面を表示できません]
【0651】
3−アミノ−1−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例11にて使用した方法に従って調製した。
【0652】
ステップ1:ニトロベンゼン11及び5−(ベンジルオキシ)ペンタナールを水素化して、3−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得た。収量(0.90g、66%);
【化254】
[この文献は図面を表示できません]
【0653】
ステップ2:3−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例41塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.18g、66%)。
【化255】
[この文献は図面を表示できません]
【0654】
(実施例42)
3−アミノ−1−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化256】
[この文献は図面を表示できません]
【0655】
3−アミノ−1−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例38にて使用した方法に従って調製した。
【0656】
ステップ1:実施例41をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル(3−(3−((5−(ベンジルオキシ)ペンチル)アミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)カルバメート(副生成分)とtert−ブチル(5−(ベンジルオキシ)ペンチル)(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)カルバメート(主要成分)との混合物を無色油として得た。収量(2.0g、98%);主要
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
【0657】
ステップ2:実施例40にて使用した方法に従い、上記混合物をデス−マーチンペルヨージナンにより酸化して、tert−ブチル(3−(3−((5−(ベンジルオキシ)ペンチル)アミノ)フェニル)−3−オキソプロピル)カルバメート(副生成分)とtert−ブチル(5−(ベンジルオキシ)ペンチル)(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)カルバメートとの混合物を無色油として得た。収量(0.3g、25%);
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
【0658】
ステップ3:上記混合物を脱保護化して、実施例42塩酸塩をオフホワイト固体として得た。収量(0.2g、76%);
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
【0659】
(実施例43)
5−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)ペンタン−1−オールの調製
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
【0660】
5−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)ペンタン−1−オールを以下に記載する方法に従って調製する。
【0661】
ステップ1:実施例41及びPd(OH)
2/C(20重量%)の無水EtOH混合物を、TLCにより出発物が見えなくなるまで、水素雰囲気下室温で撹拌する。セライトを通して反応混合物を濾過し、減圧濃縮して、実施例43を得る。
【0662】
(実施例44)
3−アミノ−1−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
【0663】
3−アミノ−1−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを以下に記載する方法に従って調製する。
【0664】
ステップ1:実施例11にて使用した方法に従い、実施例43をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0665】
ステップ2:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートをMnO
2酸化して、tert−ブチル3−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを得る。
【0666】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例44塩酸塩を得る。
【0667】
(実施例45)
3−アミノ−1−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
【0668】
3−アミノ−1−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例37にて使用した方法に従って調製した。
【0669】
ステップ1:5−メトキシペンタナール(0.644g、5.54mmol)、3−(3−アミノフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(12)(1.0g、6.16mmol)及び活性化モレキュラーシーブのメタノール混合物を室温で8時間撹拌した。NaBH
4(0.937g、24.6mmol)を反応混合物に0℃で少しずつ加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をセライトを通して濾過し、濾液を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200シリカ、0%から70%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、3−ヒドロキシ−3−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを黄色油として得た。収量(0.34g、21%);
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
【0670】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−ヒドロキシ−3−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例45塩酸塩を無色油として得た。収量(0.25g、72%);
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
【0671】
(実施例46)
3−アミノ−1−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
【0672】
3−アミノ−1−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例38にて使用した方法に従って調製した。
【0673】
ステップ1:実施例11にて使用した方法に従い、実施例45をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(5−メトキシペンチル)カルバメートを無色油として得た。収量(0.22g);
【化266】
[この文献は図面を表示できません]
【0674】
ステップ2:実施例40にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(5−メトキシペンチル)カルバメートをデス−マーチンペルヨージナンにより酸化して、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(5−メトキシペンチル)カルバメートを無色油として得た。収量(0.12g、53%);
【化267】
[この文献は図面を表示できません]
【0675】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(5−メトキシペンチル)カルバメートを脱保護化して、実施例46塩酸塩を黄色固体として得た。収量(0.07g、70%);
【化268】
[この文献は図面を表示できません]
【0676】
(実施例47)
3−アミノ−1−(3−((2−メトキシベンジル)アミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化269】
[この文献は図面を表示できません]
【0677】
3−アミノ−1−(3−((2−メトキシベンジル)アミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例11にて使用した方法に従って調製した。
【0678】
ステップ1:ニトロベンゼン11及び2−メトキシベンズアルデヒドを水素化して、3−ヒドロキシ−3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを黄色油として得た。収量(1.4g、95%);
【化270】
[この文献は図面を表示できません]
【0679】
ステップ2:3−ヒドロキシ−3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、粗製の3−アミノ−1−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オール塩酸塩を淡黄色油として得た。収量(1.22g、86%);
【化271】
[この文献は図面を表示できません]
【0680】
ステップ3:ステップ3:3−アミノ−1−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オール塩酸塩をBoc保護化して、モノ−及びジ−Boc生成物の混合物を得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。主要成分:
【化272】
[この文献は図面を表示できません]
【0681】
ステップ4:実施例11にて使用した方法に従い、上記混合物を脱保護化して、実施例47塩酸塩を黄色固体として得た。収量(0.194g、66%);
【化273】
[この文献は図面を表示できません]
【0682】
(実施例48)
3−アミノ−1−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化274】
[この文献は図面を表示できません]
【0683】
3−アミノ−1−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例12にて使用した方法に従って調製した。
【0684】
ステップ1:実施例47をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートとtert−ブチルtert−ブチルカルボニル(3−ヒドロキシ−3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロピル)カルバメートとの混合物を黄色油として得た。収量(0.4g、63%);
【化275】
[この文献は図面を表示できません]
【0685】
ステップ2:実施例20にて使用した方法に従い、上記混合物をデス−マーチンペルヨージナンを用いて酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートとtert−ブチルtert−ブチルカルボニル(3−オキソ−3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロピル)カルバメートとの混合物を得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。
【0686】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、上記混合物を脱保護化して、実施例48塩酸塩をオフホワイト固体として得た。収量(0.2g、59%);
【化276】
[この文献は図面を表示できません]
【0687】
(実施例49)
3−アミノ−1−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化277】
[この文献は図面を表示できません]
【0688】
3−アミノ−1−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを以下に記載の方法に従って調製した。
【0689】
ステップ1:アニリン12及び2−フェニルアセトアルデヒドを水素化して、3−ヒドロキシ−3−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを得る。アニリン12(1.00g、6.17mmol)、2−フェニルアセトアルデヒド(0.66g、5.55mmol)及びÅ−3モレキュラーシーブのMeOH混合物を18時間撹拌し、次いでNaBH
4(1.16g、30.8mmol)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をセライトを通して濾過し、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200シリカメッシュ、20%EtOAc−ヘキサン)により精製して、3−ヒドロキシ−3−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを黄色液体として得た。収量(0.432g、27%);
【化278】
[この文献は図面を表示できません]
【0690】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−ヒドロキシ−3−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例49を黄色半固体として得た。収量(0.15g、38%);
【化279】
[この文献は図面を表示できません]
【0691】
(実施例50)
3−アミノ−1−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化280】
[この文献は図面を表示できません]
【0692】
3−アミノ−1−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例38にて使用した方法に従って調製した。
【0693】
ステップ1:実施例49をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(フェネチル)カルバメートを黄色油として得た。収量(1.2g、98%);
【化281】
[この文献は図面を表示できません]
【0694】
ステップ2:tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(フェネチル)カルバメートをデス−マーチンペルヨージナンにより酸化して、tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(フェネチル)カルバメートを黄色油として得た。収量(0.9g、76%);
【化282】
[この文献は図面を表示できません]
【0695】
ステップ3:tert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(フェネチル)カルバメートを脱保護化して、実施例50塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.5g、94%);
【化283】
[この文献は図面を表示できません]
【0696】
(実施例51)
3−アミノ−1−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化284】
[この文献は図面を表示できません]
【0697】
3−アミノ−1−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例35にて使用した方法に従って調製した。
【0698】
ステップ1:ニトロベンゼン11及び3−シクロヘキシルプロパナールを水素化して、3−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色半固体として得た。収量(0.32g、71%);
【化285】
[この文献は図面を表示できません]
【0699】
ステップ2:3−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例51塩酸塩を無色半固体として得た。収量(0.250g、82%);
【化286】
[この文献は図面を表示できません]
【0700】
(実施例52)
3−アミノ−1−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化287】
[この文献は図面を表示できません]
【0701】
3−アミノ−1−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例40にて使用した方法に従って調製した。
【0702】
ステップ1:実施例11にて使用した方法に従い、実施例51塩酸塩を保護化して、tert−ブチル3−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートとtert−ブチルtert−ブトキシカルボニルオキシ(3−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートとの混合物を無色半固体として得、これを次のステップに使用した。収量(1.2g、48%);
【化288】
[この文献は図面を表示できません]
【0703】
ステップ2:実施例20にて使用した方法に従い、上記混合物をデス−マーチンペルヨージナンにより酸化して、tert−ブチル3−(3−(3−シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートとtert−ブチルtert−ブトキシカルボニルオキシ(3−(3−(シクロヘキシルプロピルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピル)カルバメートとの混合物を無色半固体として得、これを次のステップに直接使用した。収量(0.35g、70%)。
【0704】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、上記混合物を脱保護化して、実施例52塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.10g、36%);
【化289】
[この文献は図面を表示できません]
【0705】
(実施例53)
4−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)ヘプタン−4−オールの調製
【化290】
[この文献は図面を表示できません]
【0706】
4−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)ヘプタン−4−オールを実施例67にて使用した方法に従って調製した。
【0707】
ステップ1:2,2−ジプロピルオキシランとアニリン12とを反応させて、3−ヒドロキシ−3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを淡黄色半固体として得た。収量(1.0g、40%);
【化291】
[この文献は図面を表示できません]
【0708】
ステップ2:3−ヒドロキシ−3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例53を白色固体として得た。収量(0.6g、60%);
【化292】
[この文献は図面を表示できません]
【0709】
(実施例54)
3−アミノ−1−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化293】
[この文献は図面を表示できません]
【0710】
3−アミノ−1−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例52にて使用した方法に従って調製する。
【0711】
ステップ1:実施例53をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0712】
ステップ2:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0713】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例54塩酸塩を得る。
【0714】
(実施例55)
1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールの調製
【化294】
[この文献は図面を表示できません]
【0715】
1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールを以下に記載の方法に従って調製した。
【0716】
ステップ1:TBDMS−Cl(2.7g、18.24mmol)を、アニリン11(3g、15.62mmol)及びTEA(1.73g、17.18mmol)のDMF撹拌溶液に0℃で加え、反応混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物をEtOAcと水の間に分配した。有機層を水で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して、3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリルを無色液体として得た。収量(4.0g、83%);
【化295】
[この文献は図面を表示できません]
【0717】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリルを水素化して、3−(3−アミノフェニル)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)プロパンニトリルを無色油として得た。収量(3.5g、96%);
【化296】
[この文献は図面を表示できません]
【0718】
ステップ3:実施例67にて使用した方法に従い、2,2−ジプロピルオキシランを3−(3−アミノフェニル)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)プロパンニトリルを用いてエポキシ環を開環して、3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを無色油として得た。収量(1.5g、56%);
【化297】
[この文献は図面を表示できません]
【0719】
ステップ4:実施例11にて使用した方法に従い、3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ)−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、粗製の1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノール塩酸塩を得、これを次のステップに直接使用した。
【0720】
ステップ5:実施例11にて使用した方法に従い、1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノール塩酸塩をBoc保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを無色油として得た。収量(0.6g、29%、2ステップ後);
【化298】
[この文献は図面を表示できません]
【0721】
ステップ6:実施例24にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化した。カラムクロマトグラフィー(5%NH
4OH/10%MeOH/CH
2Cl
2)により精製して、実施例55を淡黄色油として得た。収量(0.3g、86%);
【化299】
[この文献は図面を表示できません]
【0722】
(実施例56)
3−アミノ−1−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化300】
[この文献は図面を表示できません]
【0723】
3−アミノ−1−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例54にて使用した方法に従って調製する。
【0724】
ステップ1:実施例55をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0725】
ステップ2:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0726】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例56塩酸塩を得る。
【0727】
(実施例57)
N−(3−(3−アミノ−2,2−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
【化301】
[この文献は図面を表示できません]
【0728】
N−(3−(3−アミノ−2,2−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを実施例82、5、115、15、12にて使用した方法に従って調製した。
【0729】
ステップ1:実施例5にて使用した方法に従い、2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリルを48時間水素化して、粗製の3−(3−アミノフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。
【0730】
ステップ2:実施例115にて使用した方法に従い、粗製の3−(3−アミノフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、3−アミノ−1−(3−アミノフェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オール塩酸塩を無色油として得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。
【0731】
ステップ3:実施例15にて使用した方法に従い、3−アミノ−1−(3−アミノフェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オール塩酸塩をBoc保護化し、カラムクロマトグラフィー(66%から75%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製した後、tert−ブチル(3−(3−アミノフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートを無色油として得た。収量(0.500g、3ステップ後18%);
【化302】
[この文献は図面を表示できません]
【0732】
ステップ4:実施例15にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−アミノフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートとクロリド36を反応させて、tert−ブチル(3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートを得た。収量(0.230g、65%);
【化303】
[この文献は図面を表示できません]
【0733】
ステップ5:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートを脱保護化して、実施例57塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.170g、89%);
【化304】
[この文献は図面を表示できません]
【0734】
(実施例58)
N−(3−(3−アミノ−2,2−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化305】
[この文献は図面を表示できません]
【0735】
N−(3−(3−アミノ−2,2−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドを実施例57、5にて使用した方法に従って調製した。
【0736】
ステップ1:実施例5にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−アミノフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートを塩化スルホニル8によりスルホン化し、カラムクロマトグラフィー(EtOAc−ヘキサン、2:1)により精製した後、tert−ブチル(3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートを無色油として得た。収量(0.170g、44%);
【化306】
[この文献は図面を表示できません]
【0737】
ステップ2:ステップ3:実施例57にて使用した方法に従い、tert−ブチル(3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)カルバメートを脱保護化して、実施例58塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.188g、定量的);
【化307】
[この文献は図面を表示できません]
【0738】
(実施例59)
3−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化308】
[この文献は図面を表示できません]
【0739】
3−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例11にて使用した方法に従って調製した。
【0740】
ステップ1:ニトロベンゼン11及び3−フェニルプロパナールを水素化して、3−ヒドロキシ−3−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを黄色油として得た。収量(1.0g、68%);
【化309】
[この文献は図面を表示できません]
【0741】
ステップ2:3−ヒドロキシ−3−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例59塩酸塩を黄色固体として得た。収量(0.85g、84%);
【化310】
[この文献は図面を表示できません]
【0742】
(実施例60)
3−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化311】
[この文献は図面を表示できません]
【0743】
3−アミノ−1−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例52にて使用した方法に従って調製した。
【0744】
ステップ1:実施例59をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル(3−ヒドロキシ−3−(3−((3−フェニルプロピル)アミノ)フェニル)プロピル)カルバメートとtert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)(3−フェニルプロピル)カルバメートとの混合物を得、これを精製せずに次のステップに直接使用した。
【0745】
ステップ2:上記混合物を酸化して、tert−ブチル(3−オキソ−3−(3−((3−フェニルプロピル)アミノ)フェニル)プロピル)カルバメートとtert−ブチル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)(3−フェニルプロピル)カルバメートとの混合物を得、これを精製せずに次のステップに直接使用した。
【0746】
ステップ3:上記混合物を脱保護化して、実施例60塩酸塩をオフホワイト固体として得た。収量(0.30g、51%);
【化312】
[この文献は図面を表示できません]
【0747】
(実施例61)
3−アミノ−1−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化313】
[この文献は図面を表示できません]
【0748】
3−アミノ−1−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例37にて使用した方法に従って調製する。
【0749】
ステップ1:ニトロベンゼン11及び4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルバルデヒドを水素化して、3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを得る。
【0750】
ステップ2:3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例61を得る。
【0751】
(実施例62)
3−アミノ−1−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化314】
[この文献は図面を表示できません]
【0752】
3−アミノ−1−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例38にて使用した方法に従って調製する。
【0753】
ステップ1:実施例61をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)−フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0754】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートをMnO
2により酸化して、tert−ブチル3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを得る。
【0755】
ステップ3:tert−ブチル3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例62塩酸塩を得る。
【0756】
(実施例63)
3−(3−アミノプロピル)−N−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチル)アニリンの調製
【化315】
[この文献は図面を表示できません]
【0757】
3−(3−アミノプロピル)−N−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチル)アニリンを実施例31にて使用した方法に従って調製する。
【0758】
ステップ1:ニトロベンゼン40及び4,4−ジフルオロシクロヘキサンカルバルデヒドを水素化して、2−(3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを得る。
【0759】
ステップ2:2−(3−(3−((4,4−ジフルオロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを脱保護化して、実施例63を得る。
【0760】
(実施例64)
3−(3−アミノプロピル)−N−(3−フェニルプロピル)アニリンEの調製
【化316】
[この文献は図面を表示できません]
【0761】
3−(3−アミノプロピル)−N−(3−フェニルプロピル)アニリンを実施例33にて使用した方法に従って調製した。
【0762】
ステップ1:2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ニトロフェニル)アリル)アセトアミド(1.0g、3.6mmol)及び3−フェニルプロパナール(0.48g、3.6mmol)のEtOAc混合物を脱気し、アルゴンで飽和させた。10%Pd/C(500mg)をこの溶液に加え、得られた混合物をH
2下1atmで16時間撹拌し、セライトを通して濾過し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロピル)アセトアミドを無色半固体として得た。収量(0.54g、41%)。
【化317】
[この文献は図面を表示できません]
【0763】
ステップ2:2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−(3−フェニルプロピルアミノ)フェニル)プロピル)アセトアミド(0.54g、1.4mmol)及びK
2CO
3(0.73g、5.3mmol)のMeOH:H
2O混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。フラッシュクロマトグラフィー(5%から6%MeOH−CH
2Cl
2勾配)により精製して、実施例64を薄緑色固体として得た。収量(0.22g、55%);
【化318】
[この文献は図面を表示できません]
【0764】
(実施例65)
3−(3−アミノプロピル)−N−(5−メトキシペンチル)アニリンの調製
【化319】
[この文献は図面を表示できません]
【0765】
3−(3−アミノプロピル)−N−(5−メトキシペンチル)アニリンを実施例31にて使用した方法に従って調製する。
【0766】
ステップ1:ニトロベンゼン40及び5−メトキシペンタナールを水素化して、2−(3−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを得る。
【0767】
ステップ2:2−(3−(3−(5−メトキシペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを脱保護化して、実施例65を得る。
【0768】
(実施例66)
5−(3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)ペンタン−1−オールの調製
【化320】
[この文献は図面を表示できません]
【0769】
5−(3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)ペンタン−1−オールを実施例31にて使用した方法に従って調製する。
【0770】
ステップ1:ニトロベンゼン40及び5−ヒドロキシペンタナールを水素化して、2−(3−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを得る。
【0771】
ステップ2:2−(3−(3−(5−ヒドロキシペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを脱保護化して、実施例66を得る。
【0772】
(実施例67)
4−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)ヘプタン−4−オールの調製
【化321】
[この文献は図面を表示できません]
【0773】
4−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)ヘプタン−4−オールを以下に記載の方法に従って調製した。
【0774】
ステップ1:2−(3−(3−アミノフェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(0.50g、1.78mmol)のEtOH:H
2O(9:1)撹拌溶液に、2,2−ジプロピルオキシラン(0.45g、3.57mmol)を加え、反応混合物を還流下で36時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(20%から30%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、2−(3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを黄色半固体として得た。収量(0.22g、30%);
【化322】
[この文献は図面を表示できません]
【0775】
ステップ2:2−(3−(3−(2−ヒドロキシ−2−プロピルペンチルアミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオン(0.22g、0.71mmol)及びヒドラジン水和物(0.1ml、1.6mmol)のエタノール混合物を室温で24時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させた。カラムクロマトグラフィー(5%から10%MeOH−CH
2Cl
2勾配)により精製して、4−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)ヘプタン−4−オールを薄黄色半固体として得た。収量(0.06g、18%);
【化323】
[この文献は図面を表示できません]
【0776】
(実施例68)
3−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)ペンタン−3−オールの調製
【化324】
[この文献は図面を表示できません]
【0777】
3−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)ペンタン−3−オールを実施例67にて使用した方法に従って調製する。
【0778】
ステップ1:2,2−ジエチルオキシランと2−(3−(3−アミノフェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンとを反応させて、2−(3−(3−((2−エチル−2−ヒドロキシブチル)アミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを得る。
【0779】
ステップ2:2−(3−(3−((2−エチル−2−ヒドロキシブチル)アミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを脱保護化して、実施例68を得る。
【0780】
(実施例69)
1−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールの調製
【化325】
[この文献は図面を表示できません]
【0781】
1−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロヘキサノールを実施例29にて使用した方法に従って調製した。
【0782】
ステップ1:1−オキサスピロ[2.5]オクタンをN−(3−(3−アミノフェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを用いてエポキシ環を開環して、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピル)アセトアミドを無色油として得た。収量(0.8g、46%);
【化326】
[この文献は図面を表示できません]
【0783】
ステップ2:2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロピル)アセトアミド2(0.7g、1.9mmol)及びK
2CO
3(0.815g、5.8mmol)のMeOH:H
2O(1:1)混合物を室温で16時間撹拌した。溶媒を減圧蒸発させた。残渣をDCMと水の間に分配した。水層をDCMで5回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(5%から6%MeOH−DCM+5%NH
4OH)により精製して粗製物を得、これをジオキサンに溶解し、ジオキサン中4MのHClと共に撹拌した。混合物を減圧濃縮し、ジエチルエーテルで摩砕して、実施例69塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.32g、56%);
【化327】
[この文献は図面を表示できません]
【0784】
(実施例70)
1−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロペンタノールの調製
【化328】
[この文献は図面を表示できません]
【0785】
1−((3−(3−アミノプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロペンタノールを実施例67にて使用した方法に従って調製する。
【0786】
ステップ1:1−オキサスピロ[2.4]ヘプタンと2−(3−(3−アミノフェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンとを反応させて、2−(3−(3−(((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチル)アミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを得る。
【0787】
ステップ2:2−(3−(3−(((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチル)アミノ)フェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンを脱保護化して、実施例68を得る。
【0788】
(実施例71)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−2−プロピルペンタンアミドの調製
【化329】
[この文献は図面を表示できません]
【0789】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−2−プロピルペンタンアミドを以下に記載の方法に従って調製した。
【0790】
ステップ1:Et
3N(3.24mL、23.25mmol)を2−プロピルペンタン酸(2g、11.62mmol)のDMF溶液に加えた。反応混合物を0℃に冷却した。HATU(6.63g、17.4mmol)を反応混合物に加え、これを15分間撹拌し、次いで3−ブロモアニリン(2.5g、17.43mmol)を加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌した。反応混合物をH
2Oで希釈し、EtOAcでさらに抽出し、有機層を減圧濃縮した。残渣をペンタンで洗浄して、N−(3−ブロモフェニル)−2−プロピルペンタンアミドを白色固体として得た。収量(1.6g、47%);
【化330】
[この文献は図面を表示できません]
【0791】
ステップ2:Et
3N(1.2mL)を、N−(3−ブロモフェニル)−2−プロピルペンタンアミド(0.6g、2.01mmol)、tert−ブチルアリルカルバメート(1.026g、6.55mmol)及びP(o−tol)
3(0.06g、0.201mmol)のDMF(10mL)溶液に加えた。反応混合物を30分間脱気し、次いでPd(OAc)
2(0.09g、0.409mmol)を加えた。反応混合物を再度15分間脱気し、次いで90℃で8時間還流した。反応混合物をEtOAcで希釈し、H
2O、ブラインで洗浄した。有機層を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200メッシュシリカ、ヘキサン中10%から15%EtOAcで溶離)により精製して、(E)−tert−ブチル3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)アリルカルバメートを黄色油として得た。収量(0.7g、37%)。
【化331】
[この文献は図面を表示できません]
【0792】
ステップ3:(E)−tert−ブチル3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)アリルカルバメート(0.5g、1.32mmol)のエタノール溶液を、アルゴンを2分間吹き込むことにより脱気した。Pd/C(10重量%、0.5g)を加え、反応混合物の雰囲気を、真空と水素2回とを交互に繰り返すことにより水素に変換した。反応混合物をH
2で充填した風船下16時間撹拌し、次いでセライトを通して濾過し、濾液を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200メッシュシリカ、ヘキサン中10%から15%EtOAc)により精製して、化合物tert−ブチル3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを濃黄色油として得た。収量(0.5g、99%);
【化332】
[この文献は図面を表示できません]
【0793】
ステップ4:4MのHCl/ジオキサンを、tert−ブチル3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)プロピルカルバメートのDCM溶液に加えた。反応混合物を30分間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮して、実施例71を白色固体として得た。収量(0.142g、41%);
【化333】
[この文献は図面を表示できません]
【0794】
(実施例72)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドの調製
【化334】
[この文献は図面を表示できません]
【0795】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドを実施例6にて使用した方法に従って調製する。
【0796】
ステップ1:実施例6にて使用した方法に従い、アニリン17をヘプタン−4−スルホニルクロリドによりスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(1−プロピルブチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0797】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(1−プロピルブチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例72塩酸塩を得た。
【0798】
(実施例73)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−2−プロピルペンタンアミドの調製
【化335】
[この文献は図面を表示できません]
【0799】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−2−プロピルペンタンアミドを実施例15にて使用した方法に従って調製する。
【0800】
ステップ1:実施例15にて使用した方法に従い、アニリン35を2−プロピルペンタノイルクロリドによりアシル化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0801】
ステップ2:tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例73塩酸塩を得る。
【0802】
(実施例74)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドの調製
【化336】
[この文献は図面を表示できません]
【0803】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドを実施例5にて使用した方法に従って調製する。
【0804】
ステップ1:実施例5にて使用した方法に従い、アニリン35をヘプタン−4−スルホニルクロリドによりスルホン化して、N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドを得る。
【0805】
ステップ2:実施例5にて使用した方法に従い、N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドをBH
3−Me
2S還元して、実施例74を得る。
【0806】
(実施例75)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)−2−プロピルペンタンアミドの調製
【化337】
[この文献は図面を表示できません]
【0807】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)−2−プロピルペンタンアミドを実施例73、16及び12にて使用した方法に従って調製する。
【0808】
ステップ1:実施例16にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)プロピルカルバメートをPCCにより酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0809】
ステップ2:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(2−プロピルペンタンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例75塩酸塩を得る。
【0810】
(実施例76)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドの調製
【化338】
[この文献は図面を表示できません]
【0811】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ヘプタン−4−スルホンアミドを実施例20、16、12にて使用した方法に従って調製する。
【0812】
ステップ1:実施例20にて使用した方法に従い、実施例74をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(1−プロピルブチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0813】
ステップ2:実施例16にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(1−プロピルブチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートをPCCにより酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(1−プロピルブチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0814】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(1−プロピルブチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例76塩酸塩を得る。
【0815】
(実施例77)
3−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)ペンタン−3−オールの調製
【化339】
[この文献は図面を表示できません]
【0816】
3−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)ペンタン−3−オールを実施例53にて使用した方法に従って調製する。
【0817】
ステップ1:2,2−ジエチルオキシランとアニリン12とを反応させて、3−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを得る。
【0818】
ステップ2:3−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例77を得る。
【0819】
(実施例78)
1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロペンタノールの調製
【化340】
[この文献は図面を表示できません]
【0820】
1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニルアミノ)メチル)シクロペンタノールを実施例53にて使用した方法に従って調製する。
【0821】
ステップ1:1−オキサスピロ[2.4]ヘプタンとアニリン12とを反応させて、3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルを得る。
【0822】
ステップ2:3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例78を得る。
【0823】
(実施例79)
3−アミノ−1−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化341】
[この文献は図面を表示できません]
【0824】
3−アミノ−1−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例40にて使用した方法に従って調製する。
【0825】
ステップ1:実施例77をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0826】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを得る。
【0827】
ステップ3:tert−ブチル3−(3−(2−エチル−2−ヒドロキシブチルアミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例79塩酸塩を得る。
【0828】
(実施例80)
3−アミノ−1−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化342】
[この文献は図面を表示できません]
【0829】
3−アミノ−1−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例40にて使用した方法に従って調製する。
【0830】
ステップ1:実施例78をBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0831】
ステップ2:tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−オキソ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0832】
ステップ3:tert−ブチル3−オキソ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロペンチル)メチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例80塩酸塩を得る。
【0833】
(実施例81)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オールの調製
【化343】
[この文献は図面を表示できません]
【0834】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オールを実施例20にて使用した方法に従って調製した。
【0835】
ステップ1:NaBD
4(0.08g、0.94mmol)を、ケトン33(0.19g.0.47mmol)のi−PrOH溶液に0℃で加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、次いで室温で3時間撹拌した。反応混合物をNH
4Cl水溶液と酢酸エチルの間に分配し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−ジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを無色油として得、これを次のステップに直接使用した。
【0836】
ステップ2:実施例20にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−ジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例81を白色固体として得た。収量(0.14g、定量的);
【化344】
[この文献は図面を表示できません]
【0837】
(実施例82)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールの調製
【化345】
[この文献は図面を表示できません]
【0838】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールを実施例5及び11にて使用した方法に従って調製した。
【0839】
ステップ1:実施例5に記載した方法に従い、CD
3CNをアルデヒド10に加えて、2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリルを薄黄色固体として得た。収量(2.5g、39%);
【化346】
[この文献は図面を表示できません]
【0840】
ステップ2:実施例11に記載した方法に従い、2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリルをアルデヒド29と共に水素化して、3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得た。収量(0.46g、68%);
【化347】
[この文献は図面を表示できません]
【0841】
ステップ3:実施例11に記載した方法に従い、3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例82を得た。
【0842】
(実施例83)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールの調製
【化348】
[この文献は図面を表示できません]
【0843】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールを実施例20にて使用した方法に従って調製した。
【0844】
ステップ1:LiAlD
4(0.012g、2.88mmol)をニトリル30(0.5g、1.92mmol)のエーテル溶液に加え、LiAlD
4(0.012g、2.88mmol)を0℃で加えた。反応混合物を℃で2時間撹拌した。Na
2SO
4水溶液をゆっくり加えることにより反応物をクエンチし、次いで混合物をMTBEで希釈し、MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮した。残渣をDCMに再度溶解し、(Boc)
2O(0.6g、3.84mmol)及びEt
3N(1.0ml)を加えた。得られた混合物を室温で18時間撹拌し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(30%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(tert−ブトキシカルボニルオキシ)−3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−1,1−ジジューテロプロピルカルバメートを無色油として得た。収量(0.23g、26%);
【化349】
[この文献は図面を表示できません]
【0845】
ステップ2:実施例20にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(tert−ブトキシカルボニルオキシ)−3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−1,1−ジデテロプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例83を黄色固体として得た。収量(0.14g、90%);
【化350】
[この文献は図面を表示できません]
【0846】
(実施例84)
N−(3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
【化351】
[この文献は図面を表示できません]
【0847】
N−(3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミドを以下に記載する方法に従って調製する。
【0848】
ステップ1:実施例83にて使用した方法に従い、3−(3−アミノフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(12)を還元して、3−アミノ−1−(3−アミノフェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールを得る。
【0849】
ステップ2:実施例15にて使用した方法に従い、3−アミノ−1−(3−アミノフェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールをBoc
2Oで保護化して、tert−ブチル3−(3−アミノフェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0850】
ステップ3:実施例15にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−アミノフェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートをアシルクロリド36によりアシル化して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0851】
ステップ4:実施例15にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例84塩酸塩を得る。
【0852】
(実施例85)
N−(3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドの調製
【化352】
[この文献は図面を表示できません]
【0853】
N−(3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロヘキサンスルホンアミドを実施例84、5、及び15にて使用した方法に従って調製する。
【0854】
ステップ1:実施例5にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−アミノフェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートをスルホニルクロリド8によりスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0855】
ステップ2:実施例15にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキサンスルホンアミド)フェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例84塩酸塩を得る。
【0856】
(実施例86)
(R)−3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化353】
[この文献は図面を表示できません]
【0857】
(R)−3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを以下に記載する方法に従って調製する。
【0858】
ステップ1:アニリン33、Boc
2O及び4−DMAPの混合物を、TLCにより出発アニリンが見えなくなるまで還流下で撹拌した。反応混合物をNH
4Cl水溶液とEtOAcの間に分配し、水層をEtOAcでさらに抽出した。次いで有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−(tert−ブトキシカルボニル(シクロヘキシルメチル)アミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを得る。
【0859】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(tert−ブトキシカルボニル(シクロヘキシルメチル)アミノ)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメート及び(+)−Ipc
2BClの無水THF混合物を、TLCにより出発物が見えなくなるまで室温で撹拌する。次いで反応物をNH
4Cl水溶液でクエンチし、室温で撹拌する。EtOAcで抽出し、無水MgSO
4で乾燥し、続いてフラッシュクロマトグラフィー(EtOAc−ヘキサン勾配)にかけて、tert−ブチル(R)−3−(3−(tert−ブトキシカルボニル(シクロヘキシルメチル)アミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0860】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル(R)−3−(3−(tert−ブトキシカルボニル(シクロヘキシルメチル)アミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例86塩酸塩を得る。
【0861】
(実施例87)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2−メチルプロパン−1−オールの調製
【化354】
[この文献は図面を表示できません]
【0862】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2−メチルプロパン−1−オールを実施例5及び11にて使用した方法に従って調製する。
【0863】
ステップ1:実施例5にて使用した方法に従い、プロピオノニトリルをアルデヒド10に加えて、3−ヒドロキシ−2−メチル−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリルを得る。
【0864】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−ヒドロキシ−2−メチル−3−(3−ニトロフェニル)プロパンニトリルとアルデヒド29との混合物を水素化して、3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルを得る。
【0865】
ステップ3:実施例12にて使用した方法に従い、3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、実施例87を得る。
【0866】
(実施例88)
1−アミノ−3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−2−オールの調製
【化355】
[この文献は図面を表示できません]
【0867】
1−アミノ−3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)プロパン−2−オールを以下に記載する方法に従って調製する。
【0868】
ステップ1:実施例23及びBoc
2OのCH
2Cl
2混合物を、TLCにより出発物が見えなくなるまで室温で撹拌する。次いで反応混合物を減圧濃縮して、(E)−tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)アリルカルバメートを得る。
【0869】
ステップ2:(E)−tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)アリルカルバメートのCH
2Cl
2溶液に、MCPBA(77%)を加え、続いてNa
2CO
3を加える。TLCにより出発物が見えなくなるまで、反応混合物を室温で撹拌する。NaHCO
3水溶液(10%)を加え、生成物をCH
2Cl
2で3回抽出する。合わせた有機層をブライン−NaHCO
3で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮する。フラッシュクロマトグラフィー(10%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル(3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)オキシラン−2−イル)メチルカルバメートを得、これをさらには精製せずに次のステップに使用する。
【0870】
ステップ3:tert−ブチル(3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)オキシラン−2−イル)メチルカルバメート、HCOOH・Et
3N錯体(5:2)、Pd/C(10重量%)の無水EtOH混合物を、真空/アルゴンを3回適用することにより脱気する。TLCにより出発物が見えなくなるまで、反応混合物を室温で撹拌し、次いで減圧濃縮する。フラッシュクロマトグラフィー(EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0871】
ステップ4:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−2−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例88塩酸塩を得る。
【0872】
(実施例89)
N−(3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)アセトアミドの調製
【化356】
[この文献は図面を表示できません]
【0873】
N−(3−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)アセトアミドを以下に示した方法に従って調整する。
【0874】
ステップ1:実施例11及び2,5−ジオキソピロリジン−1−イルアセテートのCH
2Cl
2混合物を、TLCにより出発物が見えなくなるまで室温で撹拌し、次いで減圧濃縮する。フラッシュクロマトグラフィー(EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、実施例89を得る。
【0875】
(実施例90)
3−アミノ−1−(3−((シクロヘキシルメチル)(メチル)アミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化357】
[この文献は図面を表示できません]
【0876】
3−アミノ−1−(3−((シクロヘキシルメチル)(メチル)アミノ)フェニル)プロパン−1−オールを以下に記載の方法に従って調製した。
【0877】
ステップ1:アニリン32(0.118g、0.327mmol)、DIPEA(0.060mL)及びヨウ化メチル(0.094g、0.661mmol)の無水EtOH混合物を+75℃で28時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(30%EtOAc−ヘキサン)により精製して、tert−ブチル3−(3−((シクロヘキシルメチル)(メチル)アミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを無色油として得た。収量(0.060g、49%);
【化358】
[この文献は図面を表示できません]
【0878】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−((シクロヘキシルメチル)(メチル)アミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例90塩酸塩を無色油として得た。収量(0.057g、定量的);
【化359】
[この文献は図面を表示できません]
【0879】
(実施例91)
3−アミノ−1−(3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化360】
[この文献は図面を表示できません]
【0880】
3−アミノ−1−(3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを以下に記載の方法に従って調製した。
【0881】
ステップ1.1−ジューテロクロヘキサンカルボン酸(5.0g、38.7mmol)の無水DMSO溶液に、撹拌しながらKOH(2.39g、42.6mmol)を5分間加えた。ヨウ化メチル(6.59g、46.4mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。飽和NaHCO
3及びエーテルを加え、混合物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、蒸発乾固して、メチル1−ジューテロシクロヘキサンカルボキシレートを透明液体として得た。収量(5.62g、定量的);
【化361】
[この文献は図面を表示できません]
【0882】
ステップ2.メチル1−ジューテロシクロヘキサンカルボキシレート(5.0g、34.9mmol)の無水CH
2Cl
2溶液に、氷浴上DIBAL−HのCH
2Cl
2溶液(1.0M、73.3ml、73.3mmol)を加えた。反応混合物を室温に2時間かけて加温し、ロッシェル塩(100ml)でクエンチした。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮して、(1−ジューテロシクロヘキシル)メタノールを透明液体として得た。収量(3.99g、97%);
【化362】
[この文献は図面を表示できません]
【0883】
ステップ3.(1−ジューテロシクロヘキシル)メタノール(3.0g、26.0mmol)の無水CH
2Cl
2溶液に、氷浴上Et
3N(2.98g、28.6mmol)及びメタンスルホニルクロリド(3.28g、28.6mmol)を加えた。反応混合物を2時間かけて室温に加温した。1NのHClを加え、層を分離した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮して、(1−ジューテロシクロヘキシル)メチルメタンスルホネートをオフホワイト固体として得た。収量(4.92g、98%);
【化363】
[この文献は図面を表示できません]
【0884】
ステップ4:アニリン12(0.478g、2.95mmol)及び(1−ジューテロシクロヘキシル)メチルメタンスルホネート(0.243g、1.26mmol)の無水EtOH混合物を、アルゴン下+70℃で2日間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(CH
2Cl
2中3%の7N NH
3/MeOH)により精製して、3−(3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを黄色油として得、これは放置すると結晶化してオフホワイト固体を得た。収量(0.157g、48%);
【化364】
[この文献は図面を表示できません]
【0885】
ステップ5:実施例35にて使用した方法に従い、3−(3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを還元して、粗製の実施例91塩酸塩を無色油として得た。これをCH
2Cl
2と飽和NaHCO
3の間に分配し、水層をCH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(4%から10%の7N NH
3/MeOH/CH
2Cl
2−CH
2Cl
2勾配)により精製して、実施例91を無色油として得た。収量(0.0827g、2ステップかけて23%);
【化365】
[この文献は図面を表示できません]
【0886】
(実施例92)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルジジューテロメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化366】
[この文献は図面を表示できません]
【0887】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルジジューテロメチルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを以下に記載する方法に従って調製する。
【0888】
ステップ1.メチルシクロヘキサンカルボキシレートの溶液(9.99g、70.3mmol)を、不活性雰囲気下冷却(0℃)したLiAlD
4(2.99g、71.2mmol)の無水Et
2O懸濁液に加えた。反応混合物を0℃で3時間撹拌し、次いで白色沈殿物が生成するまで飽和Na
2SO
4を加えることによりゆっくりクエンチした。混合物を無水MgSO
4で乾燥し、濾過した。濾液を減圧濃縮して、シクロヘキシルジジューテロメタノールを無色揮発性液体として得た。収量(2.52g、32%);
【化367】
[この文献は図面を表示できません]
【0889】
ステップ2.実施例91にて使用した方法に従い、シクロヘキシルジジューテロメタノールをメシル化して、シクロヘキシルジジューテロメチルメタンスルホネートを無色油として得た。収量(4.14g、97%);
【化368】
[この文献は図面を表示できません]
【0890】
ステップ3:実施例91にて使用した方法に従い、アニリン12をシクロヘキシルジジューテロメチルメタンスルホネートを用いてアルキル化して、3−(3−(シクロヘキシルジジューテロメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをオフホワイト固体として得た。収量(0.128g、42%);
【化369】
[この文献は図面を表示できません]
【0891】
ステップ4:実施例91にて使用した方法に従い、3−(3−(シクロヘキシルジジューテロメチルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2Sにより還元して、実施例92を得る。
【0892】
(実施例93)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ウンデカジューテロシクロヘキサンカルボキサミドの調製
【化370】
[この文献は図面を表示できません]
【0893】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6−ウンデカジューテロシクロヘキサンカルボキサミドを以下の方法に従って調製した。
【0894】
ステップ1:塩化オキサリル(0.25mL、2.89mmol)を、ペルジューテロシクロヘキサンカルボン酸(0.337g、2.42mmol)の無水CH
2Cl
2溶液に室温で加えた。次いでDMF(0.05mL)を加え、反応混合物を室温で5分間撹拌し、減圧濃縮し、無水CH
2Cl
2に再度溶解した。次いでこの溶液を、アニリン35(0.36g、1.35mmol)の無水CH
2Cl
2撹拌溶液に加えた。終夜撹拌した後、混合物を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(50%から100%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル(3−ヒドロキシ−3−(3−(ペルジューテロシクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)プロピル)カルバメートを白色固体として得た。収量(0.39g、75%);
【化371】
[この文献は図面を表示できません]
【0895】
ステップ2:tert−ブチル(3−ヒドロキシ−3−(3−(ペルジューテロシクロヘキサンカルボキサミド)フェニル)プロピル)カルバメート(0,159g、0.41mmol)及びHCl/i−PrOH(5.5M、3mL)のEtOAc混合物を室温で22時間撹拌し、次いで減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(20%から100%の20%7N NH
3/MeOH/CH
2Cl
2−CH
2Cl
2勾配)により精製して、実施例93を無色油として得た。収量(0.090g、64%);
【化372】
[この文献は図面を表示できません]
【0896】
(実施例94)
1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−(メチルアミノ)プロパン−1−オールの調製
【化373】
[この文献は図面を表示できません]
【0897】
1−(3−(シクロヘキシルメチルアミノ)フェニル)−3−(メチルアミノ)プロパン−1−オールを以下に記載する方法に従って調製する。
【0898】
ステップ1:カルバメート32及びナトリウムビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムヒドリドの無水THF混合物を、TLCにより出発物が見えなくなるまで不活性雰囲気下で撹拌する。次いで反応混合物を、1NのNaOHをゆっくり加えることによりクエンチし、NaHCO
3水溶液とCH
2Cl
2の間に分配する。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮する。フラッシュクロマトグラフィー(NH
3/MeOH/CH
2Cl
2−CH
2Cl
2勾配)により精製して、実施例94を得る。
【0899】
(実施例95)
3−(3−アミノプロピル)−N−ペンチルアニリンの調製
【化374】
[この文献は図面を表示できません]
【0900】
3−(3−アミノプロピル)−N−ペンチルアニリンを実施例13にて使用した方法に従って調製する。
【0901】
ステップ1:アニリン17及びペンタナールを水素化して、tert−ブチル3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0902】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例95塩酸塩を得る。
【0903】
(実施例96)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)ペンタンアミドの調製
【化375】
[この文献は図面を表示できません]
【0904】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)ペンタンアミドを実施例15にて使用した方法に従って調製する。
【0905】
ステップ1:アニリン17をペンタノイルクロリドを用いてアシル化して、tert−ブチル3−(3−ペンタンアミドフェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0906】
ステップ2:実施例15にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−ペンタンアミドフェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例96塩酸塩を得る。
【0907】
(実施例97)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロペンタンスルホンアミドの調製
【化376】
[この文献は図面を表示できません]
【0908】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)シクロペンタンスルホンアミドを実施例19、12にて使用した方法に従って調製した。
【0909】
ステップ1:実施例19にて使用した方法に従い、アニリン35をシクロペンタンスルホニルクロリドによりスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(シクロペンタンスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを黄色半固体として得た。収量(0.26g、36%)。
【化377】
[この文献は図面を表示できません]
【0910】
ステップ2:実施例12にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロペンタンスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例97塩酸塩を淡茶褐色油として得た。収量(0.14g、54%);
【化378】
[この文献は図面を表示できません]
【0911】
(実施例98)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)シクロペンタンスルホンアミドの調製
【化379】
[この文献は図面を表示できません]
【0912】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)シクロペンタンスルホンアミドを実施例97、20にて使用した方法に従って調製する。
【0913】
ステップ1:実施例20にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロペンタンスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−(3−(シクロペンタンスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを得る。
【0914】
ステップ2:実施例20にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(シクロペンタンスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例98塩酸塩を得る。
【0915】
(実施例99)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドの調製
【化380】
[この文献は図面を表示できません]
【0916】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドを以下に記載の方法に従って調製した。
【0917】
ステップ1:実施例6にて使用した方法に従い、2−(3−(3−アミノフェニル)プロピル)イソインドリン−1,3−ジオンをベンゼンスルホニルクロリドによりスルホン化して、N−(3−(3−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)プロピル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドを黄色半固体として得た。収量(0.80g、62%)。
【化381】
[この文献は図面を表示できません]
【0918】
ステップ2:実施例31にて使用した方法に従い、N−(3−(3−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)プロピル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドを脱保護化して、実施例99を白色固体として得た。収量(0.26g、42%);
【化382】
[この文献は図面を表示できません]
【0919】
(実施例100)
3−アミノ−1−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化383】
[この文献は図面を表示できません]
【0920】
3−アミノ−1−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例11にて使用した方法に従って調製した。
【0921】
ステップ1:NaBH(OAc)
3(7.84g、36.99mmol)を、アニリン12(2.0g、12.33mmol)及びベンズアルデヒド(1.3g、12.33mmol)のDCM溶液に加えた。得られた混合物を室温で5時間撹拌し、飽和NaHCO
3水溶液でクエンチした。有機層を水で、続いてブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥した。有機層を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、3−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを淡黄色油として得た。収量(2.61g、83%);
【化384】
[この文献は図面を表示できません]
【0922】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、3−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルをBH
3−Me
2S還元して、粗製の3−アミノ−1−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールをオフホワイト半固体として得、これを次のステップに直接使用した。収量(2.0g、75%)。
【0923】
ステップ3:3−アミノ−1−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オールをBoc
2Oで保護化して、tert−ブチルベンジル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)カルバメートをオフホワイト半固体として得た。収量(2.7g、84%);
【化385】
[この文献は図面を表示できません]
【0924】
ステップ4:tert−ブチルベンジル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)カルバメートを脱保護化して、実施例100塩酸塩を黄色固体として得た。収量(0.5g、69%);
【化386】
[この文献は図面を表示できません]
【0925】
(実施例101)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドの調製
【化387】
[この文献は図面を表示できません]
【0926】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドを実施例5にて使用した方法に従って調製した。
【0927】
ステップ1:アニリン12をベンゼンスルホニルクロリドによりスルホン化して、N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドを黄色半固体として得た。収量(0.9g、81%);
【化388】
[この文献は図面を表示できません]
【0928】
ステップ2:N−(3−(2−シアノ−1−ヒドロキシエチル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドをBH
3−Me
2S還元して、実施例101を白色固体として得た。収量(0.385g、48%);
【化389】
[この文献は図面を表示できません]
【0929】
(実施例102)
3−アミノ−1−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンの調製
【化390】
[この文献は図面を表示できません]
【0930】
3−アミノ−1−(3−(ベンジルアミノ)フェニル)プロパン−1−オンを実施例100及び12にて使用した方法に従って調製した。
【0931】
ステップ1:実施例40にて使用した方法に従い、tert−ブチルベンジル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)カルバメートをデス−マーチンペルヨージナンを用いて酸化して、tert−ブチルベンジル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)カルバメートを黄色油として得た。収量(1.2g、74%);
【化391】
[この文献は図面を表示できません]
【0932】
ステップ2:tert−ブチルベンジル(3−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパノイル)フェニル)カルバメートを脱保護化して、実施例102塩酸塩を黄色油として得た。収量(0.8g、黄色固体、92%);
【化392】
[この文献は図面を表示できません]
【0933】
(実施例103)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドの調製
【化393】
[この文献は図面を表示できません]
【0934】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)ベンゼンスルホンアミドを実施例40にて使用した方法に従って調製した。
【0935】
ステップ1:実施例40にて使用した方法に従い、実施例101を保護化して、tert−ブチルtert−ブトキシカルボニル(3−ヒドロキシ−3−(3−(フェニルスルホンアミド)フェニル)プロピル)カルバメートを無色油として得た。収量(0.36g、87%);
【化394】
[この文献は図面を表示できません]
【0936】
ステップ2:tert−ブチルtert−ブトキシカルボニル(3−ヒドロキシ−3−(3−(フェニルスルホンアミド)フェニル)プロピル)カルバメートを酸化して、tert−ブチルtert−ブトキシカルボニル(3−オキソ−3−(3−(フェニルスルホンアミド)フェニル)プロピル)カルバメートを無色油として得る。収量(0.19g、76%);
【化395】
[この文献は図面を表示できません]
【0937】
ステップ3:tert−ブチル3−オキソ−3−(3−(フェニルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例103塩酸塩を淡黄色固体として得る。収量(0.12g、93%);
【化396】
[この文献は図面を表示できません]
【0938】
(実施例104)
3−(3−アミノプロピル)−N−(2−メトキシベンジル)アニリンの調製
【化397】
[この文献は図面を表示できません]
【0939】
3−(3−アミノプロピル)−N−(2−メトキシベンジル)アニリンを実施例64にて使用した方法に従って調製した。
【0940】
ステップ1:2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ニトロフェニル)アリル)アセトアミド及び2−メトキシベンズアルデヒドを水素化して、tert−ブチル3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを無色半固体として得た。収量(0.16g、16%);
【化398】
[この文献は図面を表示できません]
【0941】
ステップ2:実施例95にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(2−メトキシベンジルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例104を薄緑色半固体として得た。収量(0.09g、76%);
【化399】
[この文献は図面を表示できません]
【0942】
(実施例105)
3−(3−アミノプロピル)−N−フェネチルアニリンの調製
【化400】
[この文献は図面を表示できません]
【0943】
3−(3−アミノプロピル)−N−フェネチルアニリンを実施例33及び11にて使用した方法に従って調製した。
【0944】
ステップ1:(E)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ニトロフェニル)アリル)アセトアミド及び2−フェニルアセトアルデヒドを水素化して、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロピル)アセトアミドを無色半固体として得た。収量(0.3g、24%);
【化401】
[この文献は図面を表示できません]
【0945】
ステップ2:実施例23にて使用した方法に従い、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−(フェネチルアミノ)フェニル)プロピル)アセトアミドを脱保護化して、実施例105を薄緑色半固体として得た。収量(0.12g、55%);
【化402】
[この文献は図面を表示できません]
【0946】
(実施例106)
3−(3−アミノプロピル)−N−(チアゾール−2−イルメチル)アニリンの調製
【化403】
[この文献は図面を表示できません]
【0947】
3−(3−アミノプロピル)−N−(チアゾール−2−イルメチル)アニリンを以下に記載の方法に従って調製した。
【0948】
ステップ1:Å−3モレキュラーシーブを、アニリン17(0.4g、1.6mmol)及びチアゾール−2−カルバルデヒド(0.18g、1.6mmol)のMeOH溶液に加えた。反応混合物を18時間撹拌し、次いでNaBH
4(0.121g、3.2mmol)を加え、反応混合物を終夜撹拌した。反応混合物をセライトを通して濾過し、減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(100〜200シリカメッシュ、ヘキサン中20%EtOAc)により精製して、tert−ブチル3−(3−(チアゾール−2−イルメチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを茶褐色油として得た。収量(0.17g、31%);
【化404】
[この文献は図面を表示できません]
【0949】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(チアゾール−2−イルメチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例106塩酸塩を淡茶褐色固体として得た。収量(0.09g、31%);
【化405】
[この文献は図面を表示できません]
【0950】
(実施例107)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−2−シクロヘキシルエタンスルホンアミドの調製
【化406】
[この文献は図面を表示できません]
【0951】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−2−シクロヘキシルエタンスルホンアミドを実施例6にて使用した方法に従って調製する。
【0952】
ステップ1:実施例6にて使用した方法に従い、アニリン17を2−シクロヘキシルエタンスルホニルクロリドによりスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(2−シクロヘキシルエチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0953】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(2−シクロヘキシルエチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例107塩酸塩を得る。
【0954】
(実施例108)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)−2−シクロヘキシルエタンスルホンアミドの調製
【化407】
[この文献は図面を表示できません]
【0955】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)−2−シクロヘキシルエタンスルホンアミドを実施例97にて使用した方法に従って調製する。
【0956】
ステップ1:アニリン35を2−シクロヘキシルエタンスルホニルクロリドによりスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(2−シクロヘキシルエチルスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを得る。
【0957】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(2−シクロヘキシルエチルスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例108塩酸塩を得る。
【0958】
(実施例109)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−2−シクロヘキシルエタンスルホンアミドの調製
【化408】
[この文献は図面を表示できません]
【0959】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−2−シクロヘキシルエタンスルホンアミドを実施例98にて使用した方法に従って調製する。
【0960】
ステップ1:tert−ブチル3−(3−(2−シクロヘキシルエチルスルホンアミド)フェニル)−3−ヒドロキシプロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−(3−(2−シクロヘキシルエチルスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを得る。
【0961】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(2−シクロヘキシルエチルスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例109塩酸塩を得る。
【0962】
(実施例110)
3−(3−アミノプロピル)−N−(5−(ベンジルオキシ)ペンチル)アニリンの調製
【化409】
[この文献は図面を表示できません]
【0963】
3−(3−アミノプロピル)−N−(5−(ベンジルオキシ)ペンチル)アニリンを実施例95にて使用した方法に従って調製する。
【0964】
ステップ1:アニリン17及び5−(ベンジルオキシ)ペンタナールを水素化して、tert−ブチル3−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0965】
ステップ2:実施例11にて使用した方法に従い、tert−ブチル3−(3−(5−(ベンジルオキシ)ペンチルアミノ)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例110塩酸塩を得る。
【0966】
(実施例111)
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−5−メトキシペンタン−1−スルホンアミドの調製
【化410】
[この文献は図面を表示できません]
【0967】
N−(3−(3−アミノプロピル)フェニル)−5−メトキシペンタン−1−スルホンアミドを実施例6にて使用した方法に従って調製する。
【0968】
ステップ1:実施例6にて使用した方法に従い、アニリン17をヘキサン−1−スルホニルクロリドによりスルホン化して、tert−ブチル3−(3−(ヘキシルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0969】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(ヘキシルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例111塩酸塩を得る。
【0970】
(実施例112)
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−5−メトキシペンタン−1−スルホンアミドの調製
【化411】
[この文献は図面を表示できません]
【0971】
N−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−5−メトキシペンタン−1−スルホンアミドを実施例97にて使用した方法に従って調製する。
【0972】
ステップ1:アニリン35を5−メトキシペンタン−1−スルホニルクロリドによりスルホン化して、tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(5−メトキシペンチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを得る。
【0973】
ステップ2:tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(5−メトキシペンチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを脱保護化して、実施例112塩酸塩を得る。
【0974】
(実施例113)
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)−5−メトキシペンタン−1−スルホンアミドの調製
【化412】
[この文献は図面を表示できません]
【0975】
N−(3−(3−アミノプロパノイル)フェニル)−5−メトキシペンタン−1−スルホンアミドを実施例98にて使用した方法に従って調製する。
【0976】
ステップ1:tert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−(5−メトキシペンチルスルホンアミド)フェニル)プロピルカルバメートを酸化して、tert−ブチル3−(3−(5−メトキシペンチルスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを得る。
【0977】
ステップ2:tert−ブチル3−(3−(5−メトキシペンチルスルホンアミド)フェニル)−3−オキソプロピルカルバメートを脱保護化して、実施例113塩酸塩を得る。
【0978】
(実施例114)
(E)−1−(3−(3−アミノ−1−ジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)スチリル)シクロヘキサノールの調製
【化413】
[この文献は図面を表示できません]
【0979】
(E)−1−(3−(3−アミノ−1−ジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)スチリル)シクロヘキサノールをスキーム13に示した方法に従って調製した。
【化414】
[この文献は図面を表示できません]
【0980】
ステップ1:冷却(−50℃)したt−BuO
−K
+のTHF溶液(1M、0.76L、760mmol)に、N
2下でアセトニトリル(37.0mL、703mmol)をゆっくり加えた。反応混合物を25分間撹拌し、次いで3−ブロモベンズアルデヒド(13.1)(75mL、640mmol)の無水THF溶液を、−40℃未満の温度に維持しながら滴下添加した。添加完了後、−10℃にゆっくり加温しながら45分間反応混合物を撹拌した。反応混合物をTHFとNH
4Cl水溶液(25%)の間に分配し、有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、濾過した。濾液を減圧濃縮して、ヒドロキシニトリル13.2を琥珀色油として得た。収量(148g、定量的);
【化415】
[この文献は図面を表示できません]
【0981】
ステップ2:氷冷した3−(3−ブロモフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(13.2)(2.70g、11.9mmol)の無水THF溶液に、アルゴン下LiAlH
4のTHF溶液(THF中2M溶液11.9mL、23.8mmol)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、エーテル(50mL)で希釈し、飽和Na
2SO
4水溶液(およそ2mL)を滴下添加してクエンチした。MgSO
4で乾燥した後、混合物を濾過し、減圧濃縮して、アミン13.3を薄緑色油として得た。この物質をさらには精製せずに次のステップに使用した。収量(2.30g、84%);
【化416】
[この文献は図面を表示できません]
【0982】
ステップ3:アミン13.3(5.67g、24.6mmol)の無水CH
2Cl
2溶液に、Boc
2O(5.69g、26.1mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌し、減圧濃縮し、残渣をCH
2Cl
2に溶解し、セライト(8.67g)を加え、続いてピリジニウムクロロクロメート(7.67g、35.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で17時間撹拌し、溶媒を減圧下で除去した。暗茶褐色残渣をEtOAc−ヘキサン(30%)に懸濁し、濾過し、濾液を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(20%から80%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、ケトン13.4を薄黄色油として得た。収量(7.2g、89%);
【化417】
[この文献は図面を表示できません]
【0983】
ステップ4:NaBD
4(1.07g、25.5mmol)をケトン13.4(3.30g、10.1mmol)のi−PrOH撹拌溶液に加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、NH
4Cl水溶液(25%)を注意深く加えた。生成物をEtOAcで抽出し、有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オールを無色油として得た。収量(3.44g、定量的);
【化418】
[この文献は図面を表示できません]
3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オール(3.44g)、HCl/i−PrOH(5.5M、30mL)及びEt
2Oの混合物を室温で6時間撹拌し、減圧濃縮して、アミン塩酸塩13.5を無色油として得た。収量(3.07g、定量的)。生成物を精製せずに次のステップに使用した。
【0984】
ステップ5:塩13.5(3.07g)のCH
2Cl
2−MeOH(2:1)溶液に、Et
3N(1.8mL、12.9mmol)を加え、続いてCF
3COOEt(3.0mL、25.1mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をNH
4Cl水溶液(25%)とEtOAcの間に分配した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、アミド13.6を薄黄色油として得た。収量(3.14g、83%);
【化419】
[この文献は図面を表示できません]
【0985】
ステップ6.テトラブチルアンモニウムアセテート(2.0g)を、N−(3−(3−ブロモフェニル)−3−ジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(13.6)(0.72g、2.2mmol)、1−ビニルシクロヘキサノール(13.7)(0.416g、3.3mmol)及びPd(OAc)
2(0.01g、0.045mmol)に加えた。この混合物をアルゴン雰囲気下90℃で終夜撹拌した。H
2O及びEtOAcを反応混合物に加え、層を分離した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(30%EtOAc/ヘキサン)により、アルケン13.8を薄茶褐色油として得た。収量(0.53g、64%);
【化420】
[この文献は図面を表示できません]
【0986】
ステップ7.(E)−N−(3−ジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−(2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)ビニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミド(13.8)(0.26g、0.69mmol)のH
2O/MeOH(1:4)溶液に、K
2CO
3(0.48g、3.5mmol)を加えた。この混合物を50℃で3時間撹拌し、次いでほぼ蒸発乾固した。H
2O及びEtOAcを残渣に加え、層を分離した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(10%MeOH/CH
2Cl
2)、続いて(MeOH/CH
2Cl
2中10%7N NH
3)にかけて、実施例115を透明油として得た。収量(0.122g、64%);
【化421】
[この文献は図面を表示できません]
【0987】
(実施例115)
(E)−3−アミノ−1−(3−(2−シクロヘキシルビニル)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールの調製
【化422】
[この文献は図面を表示できません]
【0988】
(E)−3−アミノ−1−(3−(2−シクロヘキシルビニル)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールを実施例114にて使用した方法に従って調製した。
【0989】
ステップ1:トリジューテロアセトニトリルを3−ブロモベンズアルデヒドに加えて、3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得た。収量(5.17g、95%);
【化423】
[この文献は図面を表示できません]
【0990】
ステップ2:3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリル(1.91g、8.37mmol)、ボラン−ジメチルスルフィド(2.0mL、21.1mmol)の無水THF混合物を還流下で15時間撹拌した。室温に冷却した後、MeOHを反応混合物に注意深く加え、続いてHCl/MeOH(1.25M、10mL)を加えた。混合物を還流下で4時間撹拌し、減圧濃縮して、3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オール塩酸塩を白色発泡体として得、これを精製せずに次のステップに使用した。収量(2.25g、定量的)。
【0991】
ステップ3:3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オール塩酸塩(2.25g、8.38mmol)のCH
2Cl
2−MeOH(2:1)溶液に、CF
3COOEt(3.0mL)を加え、続いてEt
3N(2.0mL、14.3mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、減圧濃縮した。残渣をEtOAcに懸濁し、ブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、N−(3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを無色油として得た。収量(2.81g、定量的);
【化424】
[この文献は図面を表示できません]
【0992】
ステップ4.実施例114にて使用した方法に従い、N−(3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドと1−ビニルシクロヘキサノールとをHeckカップリングして、(E)−N−(2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−(2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)ビニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを透明油として得た。収量(0.32g、56%);
【化425】
[この文献は図面を表示できません]
【0993】
ステップ5.実施例114にて使用した方法に従い、(E)−N−(2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−(2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)ビニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを脱保護化して、実施例115を薄黄色油として得た。収量(0.22g、定量的);
【化426】
[この文献は図面を表示できません]
【0994】
(実施例116)
(E)−1−(3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)スチリル)シクロヘキサノールの調製
【化427】
[この文献は図面を表示できません]
【0995】
(E)−1−(3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)スチリル)シクロヘキサノールを実施例114にて使用した方法に従って調製した。
【0996】
ステップ1.実施例114にて使用した方法に従い、N−(3−(3−ブロモフェニル)−1,1−ジジューテロプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドと1−ビニルシクロヘキサノールとをHeckカップリングして、(E)−N−(1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−(2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)ビニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを透明油として得た。収量(0.41g、70%);
【化428】
[この文献は図面を表示できません]
【0997】
ステップ2.実施例114にて使用した方法に従い、(E)−N−(1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−(2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)ビニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを脱保護化して、実施例116を透明油として得た。収量(0.22g、72%);
【化429】
[この文献は図面を表示できません]
【0998】
(実施例117)
(E)−4−(2−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−1,2−ジジューテロビニル)ヘプタン−4−オールの調製
【化430】
[この文献は図面を表示できません]
【0999】
(E)−4−(2−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)−1,2−ジジューテロビニル)ヘプタン−4−オールを以下に記載の方法に従って調製した。
【1000】
ステップ1.氷冷した4−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)エチニル)ヘプタン−4−オール(1.0g、3.46mmol)の無水エーテル溶液に、2〜3分かけてLiAlD
4(0.436g、10.4mmol)をゆっくり加えた。溶液を終夜撹拌しながら室温に加温した。無水Na
2SO
4のD
2O(3ml)飽和溶液で反応物をクエンチし、6.0時間撹拌した。MgSO
4(約5g)を加え、溶液を終夜放置した。濾過し、蒸発させ、続いてフラッシュクロマトグラフィー(10%7N NH
3/MeOH/CH
2Cl
2)にかけて、実施例117を透明油として得た。収量(0.524g、51%);
【化431】
[この文献は図面を表示できません]
【1001】
(実施例118)
(E)−1−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)−4−ジューテロスチリル)シクロヘキサノールの調製
【化432】
[この文献は図面を表示できません]
【1002】
(E)−1−(3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)−4−ジューテロスチリル)シクロヘキサノールをスキーム14に示した方法に従って調製した。
【化433】
[この文献は図面を表示できません]
【1003】
ステップ1:5−ブロモ−2−ヨードベンズアルデヒド(14.9)(1.0g、3.2mmol)及びPTSA(0.1g)のエタノール混合物を還流下で18時間撹拌し、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、飽和NaHCO
3で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、濃縮して、4−ブロモ−2−(ジエトキシメチル)−1−ヨードベンゼン(14.10)を得、これをさらには精製せずに次のステップに直接使用した。
【1004】
ステップ2.4−ブロモ−2−(ジエトキシメチル)−1−ヨードベンゼン(3.2mmol)のTHF溶液に、アルゴン下MeMgCl(2ml、THF中3M)を−25℃で加えた。−25℃で30分間撹拌した後、反応混合物を0℃に加温し、0℃で30分間撹拌した。D
2O(0.6ml)を加え、続いて6NのHCl(5ml)を加え、混合物を室温で2時間撹拌し、次いで酢酸エチル(8ml)で抽出した。有機部分をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮して、生成物3−ブロモ−5−ジューテロベンズアルデヒドを薄黄色油として得た。収量(0.59g、定量的);
【化434】
[この文献は図面を表示できません]
【1005】
ステップ3:アセトニトリルを3−ブロモ−5−ジューテロベンズアルデヒド(14.11)に加えて、3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得た。収量(0.31g、41%);
【化435】
[この文献は図面を表示できません]
【1006】
ステップ4:3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(14.12)(0.3g、1.32mmol)、ボラン−ジメチルスルフィド(0.5mL、3.9mmol)の無水THF混合物を、還流下18時間撹拌した。室温に冷却した後、MeOHを反応混合物に注意深く加え、続いてHCl/MeOH(1.25M、10mL)を加えた。混合物を50℃で5時間撹拌し、濃縮した。残渣に、CH
2Cl
2−MeOH(2:1)(30ml)、CF
3COOEt(5.0mL)及びEt
3N(2.0mL、14.3mmol)を加えた。反応混合物を50℃で8時間撹拌し、減圧濃縮した。残渣をEtOAcと1NのHClの間に分配した。有機部分をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、N−(3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを無色油として得た。収量(0.21g、89%);
【化436】
[この文献は図面を表示できません]
【1007】
ステップ5.実施例114にて使用した方法に従い、N−(3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドと1−ビニルシクロヘキサノールとをHeckカップリングして、(E)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−ヒドロキシ−3−(5−(2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)ビニル)−2−ジューテロフェニル)プロピル)アセトアミドを無色油として得た。収量(0.2g、84%);
【化437】
[この文献は図面を表示できません]
【1008】
ステップ6.実施例114にて使用した方法に従い、(E)−2,2,2−トリフルオロ−N−(3−ヒドロキシ−3−(5−(2−(1−ヒドロキシシクロヘキシル)ビニル)−2−ジューテロフェニル)プロピル)アセトアミド(14)を脱保護化して、実施例118を薄黄色油として得た。収量(0.15g、定量的);
【化438】
[この文献は図面を表示できません]
【1009】
(実施例119)
4−((3−(3−アミノ−1−ジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)エチニル)ヘプタン−4−オールの調製
【化439】
[この文献は図面を表示できません]
【1010】
4−((3−(3−アミノ−1−ジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)エチニル)ヘプタン−4−オールをスキーム15に示した方法に従って調製した。
【化440】
[この文献は図面を表示できません]
【1011】
ステップ1:冷却(−50℃)したt−BuO
−K
+のTHF溶液(1M、0.76L、760mmol)に、N
2下アセトニトリル(37.0mL、703mmol)をゆっくり加えた。反応混合物を25分間撹拌し、次いで3−ブロモベンズアルデヒド(15.1)(75mL、640mmol)の無水THF溶液を、−40℃未満に温度を維持しながら滴下添加した。添加完了後、−10℃にゆっくり加温しながら反応混合物を45分間撹拌した。反応混合物をTHFとNH
4Cl水溶液(25%)の間に分配し、有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、濾過した。濾液を減圧濃縮して、ヒドロキシニトリル15.2を琥珀色油として得た。収量(148g、定量的);
【化441】
[この文献は図面を表示できません]
【1012】
ステップ2:氷冷した3−(3−ブロモフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(15.2)(2.70g、11.9mmol)の無水THF溶液に、アルゴン下LiAlH
4のTHF溶液(THF中2M溶液11.9mL、23.8mmol)を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌し、エーテル(50mL)で希釈し、飽和Na
2SO
4水溶液(およそ2mL)を滴下添加してクエンチした。MgSO
4で乾燥した後、混合物を濾過し、減圧濃縮して、アミン15.3を薄緑色油として得た。この物質をさらには精製せずに次のステップに使用した。収量(2.30g、84%);
【化442】
[この文献は図面を表示できません]
【1013】
ステップ3:アミン15.3(5.67g、24.6mmol)の無水CH
2Cl
2溶液にBoc
2O(5.69g、26.1mmol)を加えた。反応混合物を室温で15分間撹拌し、減圧濃縮し、残渣をCH
2Cl
2に溶解し、セライト(8.67g)を加え、続いてピリジニウムクロロクロメート(7.67g、35.6mmol)を加えた。反応混合物を室温で17時間撹拌し、溶媒を減圧下で除去した。暗茶褐色残渣をEtOAc−ヘキサン(30%)に懸濁し、濾過し、濾液を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(20%から80%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、ケトン15.4を薄黄色油として得た。収量(7.2g、89%);
【化443】
[この文献は図面を表示できません]
【1014】
ステップ4:NaBD
4(1.07g、25.5mmol)をケトン15.4(3.30g、10.1mmol)のi−PrOH撹拌溶液に加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、NH
4Cl水溶液(25%)を注意深く加えた。生成物をEtOAcで抽出し、有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オールを無色油として得た。収量(3.44g、定量的);
【化444】
[この文献は図面を表示できません]
3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オール(3.44g)、HCl/i−PrOH(5.5M、30mL)及びEt
2Oの混合物を室温で6時間撹拌し、減圧濃縮して、アミン塩酸塩15.5を無色油として得た。収量(3.07g、定量的)。生成物を精製せずに次のステップに使用した。
【1015】
ステップ5:塩15.5(3.07g)のCH
2Cl
2−MeOH(2:1)溶液に、Et
3N(1.8mL、12.9mmol)を加え、続いてCF
3COOEt(3.0mL、25.1mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をNH
4Cl水溶液(25%)とEtOAcの間に分配した。有機層をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、アミド15.6を薄黄色油として得た。収量(3.14g、83%);
【化445】
[この文献は図面を表示できません]
【1016】
ステップ6:アルキン15.7(0.657g、4.69mmol)及びブロミド15.6(1.369g、4.18mmol)のEt
3N(10mL)溶液を、アルゴンを吹き込むことにより3分間脱気した。CuI(0.04g、0.2mmol)及びPdCl
2(Ph
3P)
2(0.131g、0.19mmol)を加え、アルゴンを2分間吹き込み、反応混合物をアルゴン下+80℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をフラッシュクロマトグラフィー(5%から100%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製した。生成物を含むフラクションを共にプールし、活性炭で処理し、濾過し、濾液を減圧濃縮して、アルキン15.8を薄黄色油として得た。収量(1.35g、83.3%);
【化446】
[この文献は図面を表示できません]
【1017】
ステップ7:アミド15.8(0.619g、1.60mmol)及びK
2CO
3(0.909g、6.58mmol)のMeOH:H
2O(2:1、18mL)溶液を室温で24時間撹拌し、反応混合物を減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(20%から100%の20%7N NH
3/MeOH−CH
2Cl
2−CH
2Cl
2勾配)により精製して、実施例119を無色油として得た。収量(0.39g、84%);
【化447】
[この文献は図面を表示できません]
【1018】
(実施例120)
1−((3−(3−アミノ−2,2−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)エチニル)シクロヘキサノールの調製
【化448】
[この文献は図面を表示できません]
【1019】
1−((3−(3−アミノ−2,2−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)エチニル)シクロヘキサノールを実施例119にて使用した方法に従って調製した。
【1020】
ステップ1:トリジューテロアセトニトリルを3−ブロモベンズアルデヒドに加えて、3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得た。収量(5.17g、95%);
【化449】
[この文献は図面を表示できません]
【1021】
ステップ2:3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロパンニトリル(1.91g、8.37mmol)、ボラン−ジメチルスルフィド(2.0mL、21.1mmol)の無水THF混合物を還流下で15時間撹拌した。室温に冷却した後、MeOHを反応混合物に注意深く加え、続いてHCl/MeOH(1.25M、10mL)を加えた。混合物を還流下で4時間撹拌し、減圧濃縮して、3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オール塩酸塩を白色発泡体として得、これを精製せずに次のステップに使用した。収量(2.25g、定量的)。
【1022】
ステップ3:3−アミノ−1−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オール塩酸塩(2.25g、8.38mmol)のCH
2Cl
2−MeOH(2:1)溶液に、CF
3COOEt(3.0mL)を加え、続いてEt
3N(2.0mL、14.3mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌し、減圧濃縮した。残渣をEtOAcに懸濁し、ブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、N−(3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを無色油として得た。収量(2.81g、定量的);
【化450】
[この文献は図面を表示できません]
【1023】
ステップ4:実施例119にて使用した方法に従い、N−(3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドと1−エチニルシクロヘキサノールとを薗頭カップリングして、N−(2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを薄茶褐色油として得た。収量(0.99g、87%);
【化451】
[この文献は図面を表示できません]
【1024】
ステップ5:実施例119にて使用した方法に従い、N−(2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを脱保護化して、実施例120を無色油として得た。収量(0.22g、59%);
【化452】
[この文献は図面を表示できません]
【1025】
(実施例121)
1−((3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)エチニル)シクロヘキサノールの調製
【化453】
[この文献は図面を表示できません]
【1026】
1−((3−(3−アミノ−3,3−ジジューテロ−1−ヒドロキシプロピル)フェニル)エチニル)シクロヘキサノールを実施例119にて使用した方法に従って調製した。
【1027】
ステップ1:3−(3−ブロモフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(3.72g、16.5mmol)の無水Et
2O溶液を、アルゴン下冷却(0℃)したLiAlD
4(0.76g、18.1mmol)の無水Et
2O撹拌懸濁液に加え、反応混合物を0℃で2時間撹拌した。飽和Na
2SO
4を、白色沈殿物が生成するまで反応混合物にゆっくり加えた。懸濁液を無水MgSO
4で乾燥し、濾過して、3−(3−ブロモフェニル)−1,1−ジジューテロプロパン−1−アミンの溶液を得た。
【化454】
[この文献は図面を表示できません]
トリフルオロ酢酸エチル(10mL)をアミンの溶液に加え、混合物を室温で1時間撹拌し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(5%から20%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、N−(3−(3−ブロモフェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを薄黄色油として得た。収量(3.76g、70%);
【化455】
[この文献は図面を表示できません]
【1028】
ステップ2:実施例120にて使用した方法に従い、N−(3−(3−ブロモフェニル)−1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドと1−エチニルシクロヘキサノールとを薗頭カップリングして、N−(1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを薄茶褐色油として得た。収量(0.84g、65%);
【化456】
[この文献は図面を表示できません]
【1029】
ステップ3:実施例120にて使用した方法に従い、N−(1,1−ジジューテロ−3−ヒドロキシ−3−(3−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)フェニル)プロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを脱保護化して、実施例121をオフホワイト固体として得た。収量(0.097g、54%);
【化457】
[この文献は図面を表示できません]
【1030】
(実施例122)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールの調製
【化458】
[この文献は図面を表示できません]
【1031】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールを実施例119、120にて使用した方法に従って調製した。
【1032】
ステップ1:実施例119にて使用した方法に従い、N−(3−(3−ブロモフェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドとエチニルシクロヘキサンとを薗頭カップリングして、N−(3−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを透明油として得た。収量(0.29g、54%);
【化459】
[この文献は図面を表示できません]
【1033】
ステップ2:実施例119にて使用した方法に従い、N−(3−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−2,2−ジジューテロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを脱保護化して、実施例122を無色油として得た。収量(0.14g、67%);
【化460】
[この文献は図面を表示できません]
【1034】
(実施例123)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールの調製
【化461】
[この文献は図面を表示できません]
【1035】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールを実施例121、119にて使用した方法に従って調製した。
【1036】
ステップ1:実施例119にて使用した方法に従い、N−(3−(3−ブロモフェニル)−1,1−ジジューテロプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドとエチニルシクロヘキサンとを薗頭カップリングして、N−(3−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−1,1−ジフルオロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを透明油として得た。収量(0.079g、15%);
【化462】
[この文献は図面を表示できません]
【1037】
ステップ2:実施例119にて使用した方法に従い、N−(3−(3−(シクロヘキシルエチニル)フェニル)−1,1−ジフルオロ−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを脱保護化して、実施例123を無色油として得た。収量(0.037g、73%);
【化463】
[この文献は図面を表示できません]
【1038】
(実施例124)
1−((3−(3−アムノ−1−ヒドロキシプロピル)−4−ジューテロフェニル)エチニル)シクロヘキサノールの調製
【化464】
[この文献は図面を表示できません]
【1039】
1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)−4−ジューテロフェニル)エチニル)シクロヘキサノールをスキーム16に示した方法に従って調製した。
【化465】
[この文献は図面を表示できません]
【1040】
ステップ1:5−ブロモ−2−ヨードベンズアルデヒド(1.0g、3.2mmol)及びPTSA(0.1g)のエタノール混合物を還流下で18時間撹拌し、減圧濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し、飽和NaHCO
3で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、濃縮して、4−ブロモ−2−(ジエトキシメチル)−1−ヨードベンゼン(16.10)を得、これをさらには精製せずに次の反応に直接使用した。
【1041】
ステップ2.4−ブロモ−2−(ジエトキシメチル)−1−ヨードベンゼン(3.2mmol)のTHF溶液に、アルゴン下MeMgCl(2ml、THF中3M)を−25℃で加えた。−25℃で30分間撹拌した後、反応混合物を0℃に加温し、0℃で30分間撹拌した。D
2O(0.6ml)を加え、続いて6NのHCl(5ml)を加え、混合物を室温で2時間撹拌し、次いで酢酸エチル(8ml)で抽出した。有機部分をブラインで洗浄し、乾燥し、濃縮して、生成物3−ブロモ−5−ジューテロベンズアルデヒドを薄黄色油として得た。収量(0.59g、定量的);
【化466】
[この文献は図面を表示できません]
【1042】
ステップ3:アセトニトリルを3−ブロモ−5−ジューテロベンズアルデヒド(16.11)に加えて、3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを無色油として得た。収量(0.31g、41%);
【化467】
[この文献は図面を表示できません]
【1043】
ステップ4:3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(16.12)(0.3g、1.32mmol)、ボラン−ジメチルスルフィド(0.5mL、3.9mmol)の無水THF混合物を還流下で18時間撹拌した。室温に冷却した後、MeOHを反応混合物に注意深く加え、続いてHCl/MeOH(1.25M、10mL)を加えた。混合物を50℃で5時間撹拌し、濃縮した。残渣にCH
2Cl
2−MeOH(2:1)(30ml)、CF
3COOEt(5.0mL)及びEt
3N(2.0mL、14.3mmol)を加えた。反応混合物を50℃で8時間撹拌し、減圧濃縮した。残渣をEtOAcと1NのHClの間に分配した。有機部分をブラインで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(40%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、N−(3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを無色油として得た。収量(0.21g、89%);
【化468】
[この文献は図面を表示できません]
【1044】
ステップ5.実施例120にて使用した方法に従い、N−(3−(5−ブロモ−2−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドと1−エチニルシクロヘキサノールとを薗頭カップリングして、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−ヒドロキシ−3−(5−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)−2−ジューテロフェニル)アセトアミドを無色油として得た。収量(0.26g、88%);
【化469】
[この文献は図面を表示できません]
【1045】
ステップ6.実施例119にて使用した方法に従い、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−ヒドロキシ−3−(5−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)−2−ジューテロフェニル)アセトアミド(16.15)を脱保護化して、実施例124を薄黄色油として得た。収量(0.15g、78%);
【化470】
[この文献は図面を表示できません]
【1046】
(実施例125)
1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)−5−ジューテロフェニル)エチニル)シクロヘキサノールの調製
【化471】
[この文献は図面を表示できません]
【1047】
1−((3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)−5−ジューテロフェニル)エチニル)シクロヘキサノールを以下に記載する方法に従って調製する。
【1048】
ステップ1:3−ブロモ−5−ヨードフェノール(1.40g、4.68mmol)、臭化ベンジル(0.89g、5.20mmol)及び無水K
2CO
3(1.44g、10.4mmol)の無水NMP(8mL)混合物をアルゴン下+70℃で1時間撹拌した。反応混合物をNH
4Cl水溶液とヘキサンの間に分配した。水層をヘキサンでさらに抽出し、合わせた有機層を1NのNaOH、ブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、1−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−ヨードベンゼンを無色油として得た。収量(2.14g、99%);
【化472】
[この文献は図面を表示できません]
【1049】
ステップ2:メチルマグネシウムクロリドのTHF溶液(3N、1.8mL、5.4mmol)を、アルゴン下冷却(−10℃)した1−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−ヨードベンゼン(1.82g、4.68mmol)の無水THF溶液に加えた。反応混合物を−10℃から0℃で2時間撹拌し、この後D
2O(0.75mL)を反応混合物に加えた。混合物を15分間撹拌し、NH
4ClとTHFの間に分配した。有機層を分離し、減圧濃縮して、1−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−ジューテロベンゼンを薄黄色油として得た。収量(1.29g、定量的);
【化473】
[この文献は図面を表示できません]
【1050】
ステップ3:n−BuLiの溶液(2.5M/THF、3.0mL、7.5mmol)を、アルゴン下冷却(−78℃)した1−(ベンジルオキシ)−3−ブロモ−5−ジューテロベンゼン(1.29g、4.88mmol)の溶液に加え、反応混合物を−78℃で10分間撹拌した。無水DMF(0.7mL)を反応混合物に加え、1時間撹拌を続けた。NH
4Cl水溶液を加えることにより反応物をクエンチした。混合物を撹拌し、層を分離した。水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(1%から20%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロベンズアルデヒドを白色固体として得た。収量(0.692g、67%);
【化474】
[この文献は図面を表示できません]
【1051】
ステップ4:実施例6にて使用した方法に従い、アセトニトリルを3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロベンズアルデヒドに加えて、3−(3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを黄色油として得、これを精製せずに次のステップに使用した。収量(0.868g、定量的);
【化475】
[この文献は図面を表示できません]
【1052】
ステップ5:実施例6にて使用した方法に従い、3−(3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを還元して、3−アミノ−1−(3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロフェニル)プロパン−1−オール塩酸塩を無色油として得、これをさらには精製せずに次のステップに使用した。収量(1.147g、定量的)。
【1053】
ステップ6:3−アミノ−1−(3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロフェニル)プロパン−1−オール塩酸塩(1.147g、3.89mmol)、Et
3N(0.6mL、4.66mmol)、CF
3COOEt(0.7mL、5.87mmol)のEtOH混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をEtOAcに再度懸濁した。得られた懸濁液を濾過し、濾液を減圧濃縮して、粗製のN−(3−(3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドを無色油として得、これを精製せずに次のステップに直接使用した。
【化476】
[この文献は図面を表示できません]
【1054】
ステップ7:N−(3−(3−(ベンジルオキシ)−5−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)−2,2,2−トリフルオロアセトアミドのEtOH溶液をH
2雰囲気下でPd(OH)
2/C(20重量%、0.113g)の存在下で20時間撹拌した。セライトを通して反応混合物を濾過し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(20%から100%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ジューテロ−5−ヒドロキシフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)アセトアミドを無色油として得た。収量(0.47g、2ステップで46%);
【化477】
[この文献は図面を表示できません]
【1055】
ステップ8:2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ジューテロ−5−ヒドロキシフェニル)−3−ヒドロキシプロピル)アセトアミド、Et
3N及びトリフルオロメタンスルホン酸無水物の無水CH
2Cl
2混合物を、TLCにより出発物のフェノールが見られなくなるまで0℃で撹拌する。反応混合物をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮する。フラッシュクロマトグラフィー(EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、3−ジューテロ−5−(1−ヒドロキシ−3−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)プロピル)フェニルトリフルオロメタンスルホネートを得る。
【1056】
ステップ9:実施例1にて使用した方法に従い、3−ジューテロ−5−(1−ヒドロキシ−3−(2,2,2−トリフルオロアセトアミド)プロピル)フェニルトリフルオロメタンスルホネートとアルキノール14とを薗頭カップリングして、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ジューテロ−5−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)アセトアミドを得る。
【1057】
ステップ10:実施例1にて使用した方法に従い、2,2,2−トリフルオロ−N−(3−(3−ジューテロ−5−((1−ヒドロキシシクロヘキシル)エチニル)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)アセトアミドを脱保護化して、実施例7を得る。
【1058】
(実施例126)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オールの調製
【化478】
[この文献は図面を表示できません]
【1059】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)−1−ジューテロプロパン−1−オールをスキーム17に示した方法に従って調製した。
スキーム17
【化479】
[この文献は図面を表示できません]
【1060】
ステップ1.3−ヒドロキシベンズアルデヒド(545g、4.46mol)、K
2CO
3(679g、4.91mol)及びNMP(0.718L)の混合物に、ブロモメチルシクロヘキサン(718g、4.05mol)を加え、反応混合物を+75℃で24時間加熱した。反応混合物を20℃に冷却し、続いてNaOH水溶液(1N)、水及びヘプタンを加えた。混合物を15分間撹拌し、層を分離した。有機層をNaOH(1N)、ブラインで洗浄し、減圧濃縮して、エーテル17.3を淡琥珀色油として得た。収量(675g、76%);
【化480】
[この文献は図面を表示できません]
【1061】
ステップ2.アセトニトリル(118mL、2.26mol)を窒素下冷却(−50℃)したカリウムtert−ブトキシド溶液(1M/THF、2.7L、2.7mol)に滴下添加した。反応混合物を−50℃で40分間撹拌し、次いでアルデヒド17.3(450g、2.06mol)の無水THF溶液を反応混合物に滴下添加した。反応混合物を−45℃で45分間撹拌し、冷却浴を氷浴で置き換えた。反応混合物を40分間撹拌し、その後NH
4Cl水溶液(20%)を加えた。層を分離し、有機層をブラインで洗浄し、濾過し、無水Na
2SO
4で乾燥した。混合物を減圧濃縮して、ヒドロキシニトリル17.4を琥珀色油として得た。(収量502g、94%);
【化481】
[この文献は図面を表示できません]
【1062】
ステップ3.ボラン−ジメチルスルフィド(240mL、2.52mol)を、N
2雰囲気下ジメチルスルフィド−THF(550mL)を留去しながら1時間かけてニトリル(502g、3.55mol)の無水THF溶液に滴下添加した。反応混合物を還流下で3時間加熱し、次いで10℃に冷却し、次いでHCl水溶液(3N、0.65L)をゆっくり加えた。混合物を室温で終夜撹拌し、NaOH水溶液(50%)を加えてpH12にした。水及びMTBEを加え、混合物を撹拌し、層を分離した。有機層を30%NaClで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。無水EtOHで再度蒸発させて、粗製の3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)プロパン−1−オールを得、これをさらには精製せずに次のステップに使用した。収量(504g、99%);
【化482】
[この文献は図面を表示できません]
【1063】
アミン(504g、1.91mol)のエタノール性HCl(5.8M、266mL)溶液に、+45℃未満に温度を維持するように滴下添加した。白色沈殿物が生成し、混合物を+40℃で20分間撹拌した。混合物をi−PrOAcで希釈し、20分間撹拌した。沈殿物を濾集し、i−PrOAcで洗浄し、N
2気流下終夜乾燥した。真空で乾燥して、塩5を白色粉体として得た。収量(425g、73%);
【化483】
[この文献は図面を表示できません]
【1064】
ステップ4:アミン塩酸塩17.5(118g、0.396mol)の無水THF懸濁液に、Et
3N(42.0g、0.415mol)及びBoc
2O(86.3g、0.396mol)を加えた。反応混合物を室温で終夜撹拌し、減圧濃縮し、EtOAcとHCl(0.5N)の間に分配した。有機層をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮した。ヘキサン/EtOAcから残渣を再結晶化して、カルバメート17.6を白色固体として得た。収量(125.4g、87%);
【化484】
[この文献は図面を表示できません]
【1065】
ステップ5:アルコール17.6(125.3g、345mmol)のジクロロメタン溶液に、セライト(125g)及びピリジニウムクロロクロメート(81.8g、380mmol)を加えた。混合物を室温で終夜撹拌し、濾過し、濾液を減圧濃縮した。カラムクロマトグラフィー(20%EtOAc−ヘキサン)により精製して、ケトン17.7を白色固体として得た。収量(102g、82%);
【化485】
[この文献は図面を表示できません]
【1066】
ステップ6.重水素化ホウ素ナトリウム(0.101g、2.41mmol)を、冷却(0℃)したケトン7(0.531g、1.47mmol)のイソプロパノール溶液に加え、反応混合物を0℃で2時間撹拌した。NH
4Cl水溶液(25%)を反応混合物にゆっくり加え、続いてEtOAcを加えた。層を分離し、水層をEtOAcでさらに抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥した。減圧濃縮して、アルコール17.8を白色固体として得た。収量(0.455g、85%)。
【1067】
ステップ7.HClのi−PrOH溶液(5.5N、3.0mL)を、カルバメート17.8(0.454g、1.25mmol)のi−PrOAc撹拌溶液に室温で加え、反応混合物を20時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、i−PrOAcを残渣に加え、混合物を超音波処理した。生成物を濾集し、i−PrOAc、ヘキサンで洗浄し、乾燥して、実施例126塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.348g、93%);
【化486】
[この文献は図面を表示できません]
【1068】
(実施例127)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールの調製
【化487】
[この文献は図面を表示できません]
【1069】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)−2,2−ジジューテロプロパン−1−オールをスキーム18に示した方法に従って調製した。
【化488】
[この文献は図面を表示できません]
【1070】
ステップ1.実施例126に示した手順に従い、トリジューテロアセトニトリルをアルデヒド18.3に加えて、ヒドロキシニトリル18.9を黄色油として得た。収量(4.05g、85%);
【化489】
[この文献は図面を表示できません]
【1071】
ステップ2.以下以外は実施例126に示した手順に従い、ヒドロキシニトリル18.9の還元を行った。メタノール性HCl(1.25M、3.68mL、4.6mmol)を、冷却(0℃)した遊離アミンのEt
2O溶液に加えた。0℃で15分間撹拌した後、沈殿物を濾集し、Et
2Oで洗浄し、乾燥して、実施例127塩酸塩を白色固体として得た。収量(2.81g、61%);
【化490】
[この文献は図面を表示できません]
【1072】
(実施例128)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールの調製
【化491】
[この文献は図面を表示できません]
【1073】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)フェニル)−3,3−ジジューテロプロパン−1−オールをスキーム19に示した方法に従って調製した。
【化492】
[この文献は図面を表示できません]
【1074】
ステップ1.LiAlD
4を、アルゴン下冷却(0℃)したヒドロキシニトリル19.4(0.54g、2.08mmol)の無水Et
2O溶液に加えた。反応混合物を0℃で40分間撹拌し、白色沈殿物が生成するまで飽和Na
2SO
4水溶液をゆっくり加えることによりクエンチした。次いで無水MgSO
4を混合物に加え、これを撹拌し、濾過した。濾液を減圧濃縮し、フラッシュカラムクロマトグラフィー(10%〜100%の20%7N NH
3/MeOH/CH
2Cl
2−CH
2Cl
2勾配)により残渣を精製して、純粋なアミンを無色油として得た。収量(0.346g、63%)。アミンをi−PrOAcに溶解し、0℃に冷却し、HCl/i−PrOH(5.5N、1mL)を反応混合物に加えた。沈殿物を濾集し、i−PrOAc、ヘキサンで洗浄し、乾燥して、実施例128塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.359g、91%);
【化493】
[この文献は図面を表示できません]
【1075】
(実施例129)
3−アミノ−1−(3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メトキシ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化494】
[この文献は図面を表示できません]
【1076】
3−アミノ−1−(3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メトキシ)フェニル)プロパン−1−オールをスキーム20に示した方法に従って調製した。
【化495】
[この文献は図面を表示できません]
【1077】
ステップ1.1−ジューテロクロヘキサンカルボン酸(20.10)(5.0g、38.7mmol)の無水DMSO溶液に、撹拌しながらKOH(2.39g、42.6mmol)を5分間加えた。ヨウ化メチル(6.59g、46.4mmol)を加え、反応混合物を室温で終夜撹拌した。飽和NaHCO
3及びエーテルを加え、混合物をブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥し、蒸発乾固して、メチル1−ジューテロシクロヘキサンカルボキシレート(20.11)を透明液体として得た。収量(5.62g、定量的);
【化496】
[この文献は図面を表示できません]
【1078】
ステップ2.エステル20.11(5.0g、34.9mmol)の無水CH
2Cl
2溶液に、氷浴上DIBAL−HのCH
2Cl
2溶液(1.0M、73.3ml、73.3mmol)を加えた。反応混合物を2時間かけて室温に加温し、ロッシェル塩(100ml)でクエンチした。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮して、(1−ジューテロシクロヘキシル)メタノール(20.12)を透明液体として得た。収量(3.99g、97%);
【化497】
[この文献は図面を表示できません]
【1079】
ステップ3.アルコール20.12(3.0g、26.0mmol)の無水CH
2Cl
2溶液に、氷浴上TEA(2.98g、28.6mmol)及びメタンスルホニルクロリド(3.28g、28.6mmol)を加えた。反応混合物を2時間かけて室温に加温した。1NのHClを加え、層を分離した。有機層をNa
2SO
4で乾燥し、減圧濃縮して、(1−ジューテロシクロヘキシル)メチルメタンスルホネート(20.13)をオフホワイト固体として得た。収量(4.92g、98%);
【化498】
[この文献は図面を表示できません]
【1080】
ステップ4.実施例126に示した方法に従い、3−ヒドロキシベンズアルデヒド(20.2)をメシレート20.13によりアルキル化して、3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メトキシ)ベンズアルデヒド(20.14)を無色油として得た。収量(0.47g、55%);
【化499】
[この文献は図面を表示できません]
【1081】
ステップ5.実施例126に示した方法に従い、アルデヒドにアセトニトリルを添加して、3−(3−((1−ジューテロシクロヘキシル)メトキシ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(20.15)を無色油として得た。収量(0.53g、96%);
【化500】
[この文献は図面を表示できません]
【1082】
ステップ6.実施例126に示した方法に従い、ヒドロキシニトリル還元により、遊離アミンを無色油として得た。実施例126に示した方法に従い、アミンをHCl塩に変換して、実施例129塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.27g、44%);
【化501】
[この文献は図面を表示できません]
【1083】
(実施例130)
(R)−3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルジジューテロメトキシ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化502】
[この文献は図面を表示できません]
【1084】
(R)−3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルジジューテロメトキシ)フェニル)プロパン−1−オールをスキーム21a及び21bに示した方法に従って調製した。
【化503】
[この文献は図面を表示できません]
【1085】
ステップ1:t−BuO
−K
+(68.5g、614mmol)のTHF撹拌懸濁液を−50℃に冷却し、これにアセトニトリル(30.3mL、540mmol)を5分かけて滴下添加した。得られた混合物を−50℃で30分間撹拌し、続いて3−ヒドロキシベンズアルデヒド(21.2)(30.0g、244mmol)のTHF溶液を10分かけてゆっくり加えた。次いでこれを0℃に加温し、さらに3時間撹拌すると、この間に反応は完結した。氷−水をゆっくり加えることにより反応物をクエンチし、続いてEtOAcで抽出した。合わせた有機物を水、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。溶液を減圧濃縮して、3−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシフェニル)プロパンニトリル(21.16)を黄色油として得、これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(0から20%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製した。収量(25.0g、62%);
【化504】
[この文献は図面を表示できません]
【1086】
ステップ2:ニトリル21.16(25.0g、153mmol)のTHF撹拌溶液を0℃に冷却し、これにBH
3−DMS(49.5mL、460mmol)を加え、続いて冷却浴を除去した。得られた混合物を還流下で終夜沸騰させ、氷浴中で冷却し、大過剰のMeOHをゆっくり加えることによりクエンチした。室温で2時間撹拌した後、過剰の溶媒を減圧下で除去した。残渣をMeOHで再度処理し、蒸発させた。プロセスを3回繰り返した。次いで茶褐色油をフラッシュシリカゲルカラム上に適用し、溶離(0から15%(9:1MeOH−NH
3)−DCM勾配)して、3−(3−アミノ−1−ヒドロキシプロピル)フェノール(21.17)を茶褐色固体として得た。収量(25.0g、97%);
【化505】
[この文献は図面を表示できません]
【1087】
ステップ3:アミン21.17(25.0g、0.149mol)の1,4−ジオキサン溶液に、K
2CO
3(20.6g、150mmol)を加え、続いてBoc
2O(36mL、150mmol)をゆっくり加えた。混合物を室温で2時間撹拌すると、この間に反応は完結した。次いで水を加えることによりこの混合物をクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水及びブラインで洗浄した。これを無水Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(0から20%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、粗製のtert−ブチル3−ヒドロキシ−3−(3−ヒドロキシフェニル)プロピルカルバメート(21.18)をオフホワイト固体として得た。収量(35.0g、定量的);
【化506】
[この文献は図面を表示できません]
【1088】
ステップ4:PCC(42.3g、196mmol)及びセライト(43g)のDCM(300mL)撹拌懸濁液を0℃に冷却した。アルコール21.18(35.0g、131mmol)を15分かけて反応混合物にゆっくり加えた。反応混合物を室温で2時間撹拌した。次いで反応混合物をセライトのパッドを通して濾過し、濾過ベッドをDCMで洗浄した。濾液を濃縮して、黒色タール状物を得、これをフラッシュクロマトグラフィー(30〜50%酢酸エチル−ヘキサン勾配)により精製して、tert−ブチル3−(3−ヒドロキシフェニル)−3−オキソプロピルカルバメート21.19を淡黄色固体として得た。収量(20.3g、58%);
【化507】
[この文献は図面を表示できません]
【1089】
ステップ5:TFA(80mL)及びDCMの撹拌溶液に、0℃でケトン(20g、75mmol)をゆっくり加えた。得られた反応混合物を室温で2時間撹拌した。反応が完結した後、溶媒を減圧下で除去し、残渣をトルエンで摩砕した。溶媒を完全に除去して、アミンのTFA塩を得た。粗製物を精製せずに次の変換に直接使用した。収量(21.0g、粗製物);MS166[M+H]
+。
【1090】
DIPEA(23mL、179mmol)を、粗製のアミン(21.0g、72mmol)のアセトニトリル:トルエン(1:3)混合物中の0℃に冷却した溶液に加えた。得られた混合物を室温で10分間撹拌した。続いてこれに無水フタル酸(10.6g、72mmol)を加えた。次いでDean−Starkアセンブリを用いて反応混合物を2時間還流させた。反応完結後、減圧下で溶媒を蒸発除去し、反応物をDCMで処理した。有機層を水及び飽和NH
4Clで洗浄し、続いて飽和NaHCO
3で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥し、濾過し、減圧濃縮して、フタルイミドフェノール21.20をオフホワイト固体として得た。収量(14g、62%);
【化508】
[この文献は図面を表示できません]
【1091】
ステップ6:(+)−ジイソピノカンフェイルクロロボラン((+)−Ipc
2B−Cl)のヘキサン溶液(1.5M、14mL、21mmol)を、不活性雰囲気下ケトン21.20(3.02g、10.2mmol)の無水THF溶液に室温で加えた。反応混合物を3.5時間撹拌し、25%NH
4ClとTHFの間に分配した。水層をEtOAcでさらに抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(15%から60%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、(R)−アルコール21.21を白色固体として得た。収量(2.78g、92%);
【化509】
[この文献は図面を表示できません]
【1092】
【化510】
[この文献は図面を表示できません]
【1093】
ステップ7.エステル21.22(9.99g、70.3mmol)の溶液を、不活性雰囲気下冷却(0℃)したLiAlD
4(2.99g、71.2mmol)の無水Et
2O懸濁液に加えた。反応混合物を0℃で3時間撹拌し、次いで白色沈殿物が生成するまで飽和Na
2SO
4を加えることによりゆっくりクエンチした。混合物を無水MgSO
4で乾燥し、濾過した。濾液を減圧濃縮して、アルコール21.23を無色揮発性液体として得た。収量(2.52g、32%);
【化511】
[この文献は図面を表示できません]
【1094】
ステップ8.実施例129にて使用した方法に従い、アルコール21.23をメシル化して、メシレート22.24を無色油として得た。収量(4.14g、97%);
【化512】
[この文献は図面を表示できません]
【1095】
ステップ9.NaH(鉱油中60%懸濁液、0.98g、2.45mmol)を、フェノール21.21(0.756g、2.54mmol)の無水DMSO撹拌溶液に加えた。全てのNaHが溶解するまで、混合物を室温で撹拌した。メシレート21.24を、得られたフェノレートの黄色溶液に加え、反応混合物をアルゴン下+90℃で2日間撹拌した。反応混合物をEtOAcと25%NH
4Clの間に分配し、水層をEtOAcで抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(5%から50%EtOAc−ヘキサン勾配)により精製して、エーテル21.25を無色油として得た。収量(0.25g、27%);
【化513】
[この文献は図面を表示できません]
【1096】
ステップ10.フタルイミド21.25(0.24g、0.607mmol)、N
2H
4・H
2O(0.15mL)のEtOH混合物を室温で26時間撹拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をCH
2Cl
2に再度懸濁し、濾過した。濾液をi−PrOAc(20mL)に溶解し、0℃に冷却し、HCl/i−PrOH(5.5M、0.4mL)を加えた。沈殿物を濾集して、実施例130塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.126g、69%);
【化514】
[この文献は図面を表示できません]
【1097】
(実施例131)
3−アミノ−1−(3−((ペルジューテロシクロヘキシル)メトキシ)フェニル)プロパン−1−オールの調製
【化515】
[この文献は図面を表示できません]
【1098】
3−アミノ−1−(3−((ペルジューテロシクロヘキシル)メトキシ)フェニル)プロパン−1−オールを実施例129にて使用した方法に従って調製した。
【1099】
ステップ1.ペルジューテロシクロヘキシルカルボン酸とMeIとを反応させて、メチルペルジューテロシクロヘキサンカルボキシレートを透明液体として得た。収量(2.26g、定量的);
【化516】
[この文献は図面を表示できません]
【1100】
ステップ2.メチルペルジューテロシクロヘキサンカルボキシレートをDIBAL−Hを用いて還元して、(ペルジューテロシクロヘキシル)メタノールを透明油として得た。収量(1.86g、定量的);
【化517】
[この文献は図面を表示できません]
【1101】
ステップ3.(ペルジューテロシクロヘキシル)メタノールをメシル化して、(ペルジューテロシクロヘキシル)メチルメタンスルホネートを淡黄色液体として得た。収量(3.02g、定量的);
【化518】
[この文献は図面を表示できません]
【1102】
ステップ4.3−((ペルジューテロシクロヘキシル)メトキシ)ベンズアルデヒドを実施例4にて使用した方法に従って調製した。収量(1.32g、40%);
【化519】
[この文献は図面を表示できません]
【1103】
ステップ5.3−(3−((ペルジューテロシクロヘキシル)メトキシ)フェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリルを実施例129にて使用した方法に従って調製した。収量(1.47g、96%);
【化520】
[この文献は図面を表示できません]
【1104】
ステップ6.実施例129にて使用した方法に従い、ヒドロキシニトリル還元し、カラムクロマトグラフィー精製(10%MeOH/CH
2Cl
2続いて10%7N NH
3/MeOH/CH
2Cl
2)後に、3−アミノ−1−(3−((ペルジューテロシクロヘキシル)メトキシ)フェニル)プロパン−1−オールを無色油として得た。収量(1.06g、71%)。アミンをEt
2Oに溶解し、氷浴上で冷却し、HCl/MeOH(1.25M、3.7mL、4.6mmol)を加えた。混合物を15分間撹拌し、沈殿物を濾集して、実施例131塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.72g、61%);融点165〜166℃;
【化521】
[この文献は図面を表示できません]
【1105】
(実施例132)
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)−5−ジューテロフェニル)プロパン−1−オールの調製
【化522】
[この文献は図面を表示できません]
【1106】
3−アミノ−1−(3−(シクロヘキシルメトキシ)−5−ジューテロフェニル)プロパン−1−オールをスキーム23に示した方法に従って調製した。
【化523】
[この文献は図面を表示できません]
【1107】
ステップ1.実施例126にて使用した方法に従い、3−ブロモ−5−ヨードフェノール(23.26)をブロモメチルシクロヘキサンを用いてアルキル化して、エーテル23.27を無色油として得た。収量(2.30g、87%);
【化524】
[この文献は図面を表示できません]
【1108】
ステップ2.冷却(−25℃)したヨージド23.27(1.95g、4.94mmol)の溶液に、アルゴン下MeMgClのTHF溶液(3N、2.0mL、6.0mmol)を加え、反応混合物を0℃にゆっくり加温した。D
2O(0.6mL)を反応混合物に加え、これを室温に加温しながらさらに20分間撹拌した。混合物をNH
4Cl水溶液(25%)とTHFの間に分配した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮して、ジュウテリド23.28を無色油として得た。収量(1.56g、定量的);
【化525】
[この文献は図面を表示できません]
【1109】
ステップ3.冷却(−78℃)した1−ブロモ−3−(シクロヘキシルメトキシ)−5−ジューテロベンゼン(23.28)(1.56g、5.77mmol)の無水THF(10mL)溶液に、アルゴン下n−BuLiのヘキサン溶液(2.5M、3.0mL、7.5mmol)を加え、反応混合物を−78℃で20分間撹拌した。DMF(1.0mL、23mmol)を加え、反応混合物を−20℃に加温し、NH
4Cl水溶液(25%、mL)とEtOAcの間に分配した。水層をEtOAcで抽出し、合わせた有機層をブラインで洗浄し、無水MgSO
4で乾燥し、減圧濃縮した。残渣を精製して、3−(シクロヘキシルメトキシ)−5−ジューテロベンズアルデヒド(23.29)を無色油として得た。収量(0.97g、77%);
【化526】
[この文献は図面を表示できません]
【1110】
ステップ4.実施例126にて使用した方法に従い、アルデヒド23.29にアセトニトリルを添加して、ヒドロキシプロパンニトリル23.30を無色油として得た。収量(1.09g、95%);
【化527】
[この文献は図面を表示できません]
【1111】
ステップ5.以下以外は実施例126にて使用した方法に従い、3−(3−(シクロヘキシルメトキシ)−5−ジューテロフェニル)−3−ヒドロキシプロパンニトリル(23.30)をボランで還元した。TLC(50%EtOAc−ヘキサン)により判断された通りに還元が完結した後、気体発生が止むまでMeOHを反応混合物にゆっくり加え、続いてHCl/MeOH(1.25M、8mL)を加えた。混合物を還流下で1.5時間加熱し、減圧濃縮した。残渣をi−PrOH/EtOAc(1:2)から結晶化して、実施例132塩酸塩を白色固体として得た。収量(0.96g、79%);
【化528】
[この文献は図面を表示できません]
【1112】
(実施例133)
in vitroイソメラーゼ阻害アッセイ
本明細書に記載した化合物が視覚サイクルイソメラーゼの活性を阻害する能力を、in vitroでヒト又はウシに基づくアッセイ系のいずれかにおいて決定した。イソメラーゼ阻害反応は、本質的に記載されている通りに(Stecherら、J.Biol.Chem.274:8577〜85(1999);Golczakら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 102:8162〜67(2005)、参考文献3も参照)、ヒト細胞系又はウシ網膜色素上皮(RPE)ミクロソーム膜のいずれかを視覚酵素源として使用して実施した。
【1113】
ヒトアポ細胞レチンアルデヒド結合タンパク質(CRALBP)の単離
組換えヒトアポ細胞レチンアルデヒド結合タンパク質(CRALBP)を、分子生物学分野での標準方法に従ってクローニングして、発現させた(Crabbら、Protein Science 7:746〜57(1998);Crabbら、J.Biol.Chem.263:18688〜92(1988)を参照されたい)。簡潔には、全RNAをコンフルエントARPE19細胞(American Type Culture Collection、Manassas、VA)から調製して、オリゴ(dT)
12−18プライマーを使用してcDNAを合成し、次いで2つの連続するポリメラーゼ連鎖反応によってCRALBPをコードするDNAを増幅させた(Crabbら、J.Biol.Chem.263:18688〜92(1988);Intresら、J.Biol.Chem.269:25411〜18(1994);GenBankアクセッション番号L34219.1を参照されたい)。PCR生成物を製造者のプロトコール(Invitrogen Inc.、Carlsbad、CA;カタログ番号K4400−01)に従ってpTrcHis2−TOPO TAベクター内にサブクローニングし、次に標準ヌクレオチド配列決定技法に従って配列を確認した。組換え6xHisタグヒトCRALBPをOne Shot TOP 10ケミカルコンピテント大腸菌細胞(Invitrogen)において発現させて、組換えポリペプチドを大腸菌細胞溶解液から、HPLC用ニッケル(Ni)Sepharose XK16−20カラムを使用したニッケルアフィニティクロマトグラフィー(Amersham Bioscience、Pittsburgh、PA;カタログ番号17−5268−02)によって単離した。精製した6xHisタグヒトCRALBPを10mMビス−トリス−プロパン(BTP)で透析して、SDS−PAGEによって分析した。組換えヒトCRALBPの分子量は約39kDalであった。
【1114】
ヒトin vitroイソメラーゼ阻害反応
レチノール異性化反応について本明細書で開示した化合物の濃度依存性の作用を、組換えヒト酵素系で評価した。特に、in vitroイソメラーゼアッセイは、本質的にGolczakら2005(Proc. Natl. Acad. Sci. USA 102:8162−67 (2005)、参考文献3)の通りに実施した。組換えヒトRPE65及びLRATを発現するHEK293細胞クローンのホモジネートは視覚酵素源であり、外因性オールトランス−レチノール(約20μM)を基質として使用した。組換えヒトCRALBP(約80ug/mL)を加えて11−シス−レチナールの形成を強化した。200μLのビス−トリスリン酸緩衝液(10mM、pH7.2)系反応混合物は、0.5%のBSA及び1mMのNaPPiも含む。このアッセイでは、反応は37℃で二重に1時間実施し、メタノール300μLを加えて終了した。反応生成物、11−シス−レチノールの量は、反応混合物のヘプタン抽出後にHPLC分析で測定した。HPLCクロマトグラムにおける11−シス−レチノールに対応するピーク面積単位(PAU)を記録し、濃度依存性曲線をIC
50値についてGraphPad Prismで分析した。本明細書で開示した化合物の異性化反応阻害能力を定量化し、各IC
50値を決定した。表2では、本開示のいくつかの化合物のIC
50値を要約する。
図1及び2は、実施例5及び実施例6の化合物(化合物5及び化合物6)によるヒトin vitroアッセイにおける11−シス−レチノール蓄積阻害の用量依存曲線を示す。
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【1115】
ウシin vitroイソメラーゼ阻害反応
ウシRPEミクロソーム膜抽出物は、記載された方法(Golczakら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 102:8162〜67(2005))に従って調製して、約−80℃で貯蔵する。粗RPEミクロソーム抽出物を37℃の水浴で解凍し、次いで直ちに氷上に置く。粗RPEミクロソーム約50mlを、携帯型DeWaltドリルを動力源として備えた氷上の50mlテフロン(登録商標)−ガラスホモジナイザー(Fisher Scientific、カタログ番号0841416M)に入れ、最高速度にて氷上を上下に約10回ホモジナイズする。このプロセスは、粗RPEミクロソーム溶液がホモジナイズされるまで反復する。次いでホモジネートを、4℃で約15分間遠心分離(50.2Tiロータ(Beckman、Fullerton、CA)、約13,000RPM;約15360Rcf)にかける。上清を収集し、約42,000RPM(約160,000Rcf;50.2Tiロータ)にて4℃で約1時間遠心分離にかける。上清を除去し、ペレットを冷10mMのMOPS緩衝液、pH7.0 約12ml(最終容量)に懸濁させる。約5mlのアリコートに再懸濁させたRPE膜をガラス−ガラスホモジナイザー(Fisher Scientific、カタログ番号K885500−0021)で高度の均質性までホモジナイズする。タンパク質濃度は、BCAタンパク質アッセイを製造者のプロトコール(Pierce、Rockford、IL)に従って使用して定量する。ホモジナイズしたRPE調製物を−80℃で貯蔵する。
【1116】
本明細書に記載した化合物及び対照化合物をエタノール中で約0.1Mまで再構成する。各化合物のエタノール中の10倍段階希釈(10
−1、10
−2、10
−3、10
−4、10
−5、10
−6、10
−7M)をイソメラーゼアッセイの分析用に調製する。
【1117】
イソメラーゼアッセイは、約10mMビス−トリス−プロパン(BTP)緩衝液、pH約7.5、約0.5%BSA(BTP緩衝液で希釈)、約1mMピロリン酸ナトリウム、約20μMオールトランス−レチノール(エタノール中)、及び約6μMアポ−CRALBP中で実施する。RPEミクロソームを加える上記反応混合物に試験化合物(約2μl)(段階希釈ストックの最終1/15希釈)を加える。同容量のエタノールを対照反応物(試験化合物を含まない)に加える。次いでウシRPEミクロソーム(約9μl)(上記を参照されたい)を加え、混合物を37℃にして反応を開始させる(総容量=約150μl)。約30分後にメタノール(約300μl)を加えることによって反応を停止させる。ヘプタンを加え(300μl)、ピペッティングにより反応混合物に混合する。反応混合物を撹拌し、次いで微小遠心機で遠心分離することにより、レチノイドを抽出する。上部有機相をHPLCバイアルに移し、次いで順相カラムを用いるAgilent 1100 HPLC系:SILICA(Agilent Technologies、dp5μ、4.6mmX、25CM;操作法の流速は1.5ml/分である;注入容量約100μl)を使用してHPLCで分析する。溶媒成分は、EtOAc中の約20%の約2%イソプロパノール及び約80%の100%ヘキサンである。
【1118】
A
318nm曲線下の面積は11−シス−レチノールピークを表し、これはAgilent Chemstationソフトウェアで計算し、手動で記録する。IC
50値(in vitroで11−シス−レチノール形成を50%阻害する化合物の濃度)はGraphPad Prism(登録商標)4ソフトウェア(Irvine、CA)を使用して計算する。全ての試験は少なくとも二重に行い、本開示の化合物は、対照化合物と比較して、レチノール異性化反応に濃度依存性の作用を示すと予想される。
【1119】
(実施例134)
in vivoネズミイソメラーゼアッセイ
本明細書に記載した化合物がイソメラーゼを阻害する能力をin vivoネズミイソメラーゼアッセイによって決定する。強い光への眼の短時間の曝露(視覚色素の「光退色」又は単に「退色」)は、網膜中のほぼ全ての11−シス−レチナールを光異性化することが既知である。退色後の11−シス−レチナールの回復を使用して、in vivoでのイソメラーゼの活性を推定できる。より低い11−シス−レチナールオキシムレベルによって表される回復の遅延は、異性化反応の阻害を示す。Golczakら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 102:8162〜67(2005)に本質的に記載されている通りの手順を実施した。Deignerら、Science、244:968〜71(1989);Gollapalliら、Biochim Biophys Acta.1651:93〜101(2003);Parishら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA、14609〜13(1998);Raduら、Proc Natl Acad Sci USA 101:5928〜33(2004)も参照されたい。
【1120】
約6週齢の暗順応させたCD−1(アルビノ)雄性マウスに適切な量の油に溶解させた化合物(0.01〜25mg/kg)を経口的に胃管栄養摂取させた(10%エタノールを含むトウモロコシ油約100μl、1群当たり少なくとも5匹)。マウスに本開示に記載した化合物を胃管栄養摂取させた。暗所で約2〜24時間後、マウスを約5,000ルクスの白色光で10分間の光退色に曝露した。マウスを暗所で約2時間回復させた。次いで動物を二酸化炭素吸入によって犠牲にした。レチノイドを眼から抽出し、11−シス−レチナールの再生を種々の時間間隔で評価した。
【1121】
眼レチノイドの抽出
全てのステップは、最小限の赤色光照明を用いた暗所(微光暗室ライト及び必要に応じてスポット照明用の赤色フィルタ付きフラッシュライト)で実施した(例えば、Maedaら、J.Neurochem 85:944〜956、2003;Van Hooserら、J Biol Chem 277:19173〜82、2002を参照されたい)。マウスを殺処分した後、眼を直ちに取り出し、貯蔵のために液体窒素に入れた。
【1122】
約500μLのビス−トリスプロパン緩衝液(10mM、pH約7.3)及び約20μLの0.8Mヒドロキシルアミン(pH約7.3)中に眼を置いた。眼を小さな虹彩鋏で切断して小片にし、次いで30000rpmで機械的ホモジナイザー(Polytron PT 1300 D)で管中、目視できる組織が残存しなくなるまで完全にホモジナイズした。約500μLのメタノール及び約500μLのヘプタンを各管に加えた。管をボルテクサーに取り付けて内容物を約15分間室温で完全に混合する。有機相を約10分間13Krpm、4℃で遠心分離することにより、水相から分離した。頂部層(有機相)から240μLの溶液を除去し、HPLCバイアル内の清潔な300μlガラスインサートにガラスピペットを使用して移し、バイアルを圧着してしっかり閉じた。
【1123】
試料を順相カラム:SILICA(Beckman Coutlier、dp5μm、4.6mM×250mM)を用いるAgilent 1100 HPLCシステムによって分析した。実行方法の流速は1.5ml/分であり、溶媒成分は15%溶媒1(酢酸エチル中1%イソプロパノール)、及び85%溶媒2(100%ヘキサン)である。各試料への添加量は約100μlであり、検出波長は360nmである。11−シス−レチナールオキシムの曲線下面積はAgilent Chemstationソフトウェアで計算し、手動で記録した。データ処理はPrizmソフトウェアを使用して行った。
【1124】
陽性対照マウス(化合物を投与していない)を完全暗順応状態で犠牲にし、眼レチノイドを分析した。明(退色)対照マウス(化合物を投与していない)を犠牲にし、レチノイドを単離し、光処理後直ちに分析した。
【1125】
経時的試験も実施して本開示の化合物のイソメラーゼ阻害活性を決定した。雌性又は雄性マウス(Balb/cマウスなど)(少なくとも4匹/群)に体重1kg当たり0から約5mgの化合物(水中)を経口で胃管栄養摂取させた。次いで投与約2、4、8、16及び24時間後に動物を「光退色」(約5000ルクスの白色光で約10分間)させ、暗所に戻して眼の11−シス−レチナール含量を回復させた。退色約2時間後にマウスを犠牲にし、眼球除去し、レチノイド含量をHPLCで分析した。
【1126】
用量応答in vivoイソメラーゼ阻害試験を本開示の化合物で実施する。雄性又は雌性マウス(Balb/cマウスなど)(少なくとも約8匹/群)に溶液として滅菌水中の化合物のHCl塩の化合物を約0.01から25mg/kg経口投与し、投与約4時間後に光退色させる。回復及びレチノイド分析を上記の通り実施する。暗対照マウスはビヒクルのみで処置し、明処置なしの完全暗順応状態で犠牲にし、分析する。化合物の投与約4時間後のイソメラーゼ活性の濃度依存性阻害、11−シス−レチナール(オキシム)回復の阻害、及び推定ED
50(11−シス−レチナール(オキシム)回復を50%阻害する化合物の用量)を計算する。表3はin vivo阻害データを提供する。
【表6-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表6-2】
[この文献は図面を表示できません]
【1127】
任意の化合物の単回用量試験も様々な用量、様々な投与後の時点で実施する。この実験は例としてCD1雄性マウスで実施することができる。結果をHPLCで分析する。本開示の化合物は、様々な時間及び用量で活性の様々なプロフィールを示し、様々な化合物はまた様々な回復パターンを示すと予想される。
【1128】
(実施例135)
網膜神経細胞培養系の調製
この例は、網膜神経細胞の長期培養物を調製する方法について記載する。全ての化合物及び試薬は、Sigma Aldrich Chemical Corporation(St.Louis、MO)又は他の適切な供給メーカーより入手する。
【1129】
網膜神経細胞培養
ブタ眼をKapowsin Meats,Inc.(Graham、WA)より入手する。眼を眼球除去して、眼窩から筋肉及び組織を一掃する。眼をその赤道に沿って半分に切断して、当技術分野で既知の標準方法に従って緩衝食塩溶液中で神経網膜を眼の前部から切除する。簡潔には、網膜、毛様体及びガラス体を眼の前半体から一体として除去して、網膜を透明硝子体から徐々に剥離させる。各網膜をパパイン(Worthington 生物化学的 Corporation、Lakewood、NJ)によって解離させて、ウシ胎仔血清(FBS)による不活性化及びDNaseI134Kunitz単位/mlの添加を続けた。酵素によって解離させた細胞を粉砕して、遠心分離によって収集し、インスリン約25μg/ml、トランスフェリン約100μg/ml、約60μMプトレシン、約30nmセレニウム、約20nmプロゲステロン、ペニシリン約100U/ml、ストレプトマイシン約100μg/ml、約0.05M Hepes、及び約10%FBSを含有する、ダルベッコ変法イーグル培地(DMEM)/F12培地(Gibco BRL、Invitrogen Life Technologies、Carlsbad、CA)に再懸濁させる。解離した一次網膜細胞を、24ウェル組織培養プレート(Falcon Tissue Culture Plates、Fisher Scientific、Pittsburgh、PA)に置いたポリ−D−リシン及びMatrigel(BD、Franklin Lakes、NJ)でコートしたガラスカバースリップにプレーティングする。細胞を、37℃及び5%CO
2で、培地0.5ml(1%FBSのみを含むことを除いて、上の通り)中で5日から1カ月にわたって培養状態を維持した。
【1130】
免疫組織化学分析
網膜神経細胞を約1、3、6及び8週間培養して、細胞を各時点で免疫組織化学によって分析する。免疫組織化学分析は、当技術分野で既知の標準技法に従って実施する。桿体光受容体は、ロドプシン特異性抗体(マウスモノクローナル、約1:500希釈;Chemicon、Temecula、CA)によって標識することによって同定される。中重量神経フィラメントに対する抗体(NFMウサギポリクローナル、約1:10,000希釈、Chemicon)を使用して、神経節細胞を同定する;β3−チューブリンに対する抗体(G7121マウスモノクローナル、約1:1000希釈、Promega、Madison、WI)を使用して介在ニューロン及び神経節細胞を一般に同定し、カルビンジン(AB1778ウサギポリクローナル、約1:250希釈、Chemicon)及びカルレチニン(AB5054ウサギポリクローナル、約1:5000希釈、Chemicon)に対する抗体を使用して、内顆粒層におけるカルビンジン−及びカルレチニン−発現介在ニューロンの亜集団を同定する。簡潔には、網膜細胞培養物を4%パラホルムアルデヒド(Polysciences,Inc、Warrington、PA)及び/又はエタノールによって固定し、ダルベッコリン酸緩衝食塩水(DPBS)ですすぎ、1次抗体により37℃で約1時間インキュベートする。次に細胞をDPBSによってすすぎ、2次抗体(Alexa488−又はAlexa568−コンジュゲート2次抗体(Molecular Probes、Eugene、OR))によってインキュベートして、DPBSですすぐ。核を4’,6−ジアミジノ−2−フェニルインドール(DAPI、Molecular Probes)で染色して、ガラスカバースリップを除去する前に培養物をDPBSですすぎ、観察及び分析のためにそれらをFluoromount−G(Southern Biotech、Birmingham、AL)によってガラススライド上に載せる。
【1131】
培養物中の各時間の後の成熟網膜ニューロンの生存は、組織化学分析によって示される。光受容体細胞はロドプシン抗体を使用して同定される;神経節細胞はNFM抗体を使用して同定される;並びにアマクリン及び水平細胞は、カルレチニンに特異性の抗体による染色によって同定される。
【1132】
培養物は、Olympus IX81又はCZX41顕微鏡(Olympus、東京、日本)を使用してロドプシン標識光受容体及びNFM標識神経節細胞をカウントすることによって分析される。カバースリップ1枚につき20個の視野を20×対物レンズを用いてカウントする。この方法により、各実験の各条件について6枚のカバースリップを分析する。ストレッサに一切曝露されていない細胞をカウントして、ストレッサに曝露された細胞は対照中の細胞の数に正規化する。この開示で示された化合物は、成熟網膜ニューロンの用量依存性及び時間依存性の生存を促進すると予想される。
【1133】
(実施例136)
網膜細胞生存に対する化合物の効果
この例は、網膜細胞の生存能に対する化合物の効果を判定するために、細胞ストレッサを含む成熟網膜細胞培養系の使用について記載する。
【1134】
網膜細胞培養物は、実施例135に記載するように調製する。A2Eを網膜細胞ストレッサとして添加する。細胞を1週間培養した後、化学的ストレスA2Eを適用する。A2Eをエタノールで希釈し、網膜細胞培養物に約0、10μM、20μM、及び40μMの濃度で添加する。培養物を約24及び48時間処理する。A2EはDr.Koji Nakanishi(Columbia University、New York City、NY)より入手するか、又はParishらの方法(Proc.Natl.Acad.Sci.USA 95:14602〜13(1998))に従って合成する。本明細書で記載した化合物を次に培養物に添加する。他の網膜細胞培養物に本明細書で記載した化合物を、ストレッサの適用前に添加するか、又はA2Eが網膜細胞培養物に添加されるのと同時に添加する。培養物を組織培養インキュベータ内にストレス期間にわたって37℃及び5%CO
2で維持する。細胞は次に、実施例135に記載したように免疫組織化学によって分析する。
【1135】
アポトーシス分析
網膜細胞培養物は実施例135に記載された通りに調製して、約2週間培養し、次に約6000ルクスの白色光ストレスに約24時間曝露して、約13時間の静止時間が続く。規定の波長の光を24ウェルプレートの規定のウェルに均一に送達する機器を組み立てた。機器には、交流電源に配線された低温白色蛍光球(GE P/N FC12T9/CW)が含まれていた。蛍光球を標準組織培養インキュベータ内に取り付ける。白色光ストレスは、細胞のプレートを蛍光球の下に直接配置することにより印加される。CO
2レベルを約5%に維持し、細胞プレートにおける温度を37℃に維持する。細い熱電対を使用することによって温度を監視する。Extech Instruments Corporation(P/N401025;Waltham、MA)製の照度計を使用して、全ての機器の光強度を測定及び調整する。本明細書で記載した化合物を、細胞の白色光への曝露の前に培養プレートのウェルに添加し、白色光への曝露の後に培養物の他のウェルに添加する。アポトーシスを評価するために、本明細書に記載するようにTUNELを実施する。
【1136】
網膜細胞を青色光に曝露した後にも、アポトーシス分析を実施する。網膜細胞培養物は、実施例135に記載するように培養する。細胞を約1週間培養した後、青色光ストレスを与える。青色光は、各LEDが24ウェル使い捨てプレートの1個のウェルに位置合わせされるように設計された、2列の24個(4×6)の青色発光ダイオードよりなる特注光源(Sunbrite LED P/N SSP−01TWB7UWB12)によって送達される。第1列は細胞でいっぱいの24ウェルプレート上に配置されるのに対して、第2列は細胞プレートの下に配置されて、両方の列に細胞のプレートに光ストレスを同時に供給させる。装置全体を標準組織培養インキュベータ内に配置する。CO
2レベルを約5%に維持し、細胞プレートにおける温度を約37℃に維持する。温度を細い熱電対によって監視する。各LEDへの電流は、独立した電位差計によって個別に制御され、全てのLEDへ均質な光を出力する。細胞プレートを約2000ルクスの青色光ストレスに約2時間又は48時間のどちらかにわたって曝露して、約14時間の静止期間を続ける。本明細書で記載した化合物を、細胞の青色光への曝露の前に培養プレートのウェルに添加し、青色光への曝露の後に培養物の他のウェルに添加する。アポトーシスを評価するために、本明細書に記載するようにTUNELを実施する。
【1137】
アポトーシスを評価するために、当技術分野で実施される標準技法に従って、そして製造者の指示に従ってTUNELを実施する。簡潔には、網膜細胞培養物を最初に4%パラホルムアルデヒドによって、次にエタノールで固定し、DPBSですすぐ。固定細胞を、Chroma−Tide Alexa568−5−dUTP(0.1μM最終濃度)(Molecular Probes)と組み合わせた反応緩衝液(Fermentas、Hanover、MD)中のTdT酵素(0.2単位/μl最終濃度)によって37℃で約1時間インキュベートする。培養物をDPBSによってすすぎ、1次抗体によって4℃で一晩又は37℃で約1時間インキュベートする。細胞を次にDPBSによってすすぎ、Alexa488コンジュゲート2次抗体でインキュベートし、DPBSによってすすぐ。核をDAPIによって染色し、ガラスカバースリップを除去する前に培養物をDPBSですすぎ、観察及び分析のためにそれらをFluoromount−Gによってガラススライド上に載せる。
【1138】
培養物は、Olympus IX81又はCZX41顕微鏡(Olympus、東京、日本)を使用してTUNEL標識核をカウントすることによって分析する。カバースリップ1枚につき20個の視野を、20×対物レンズを用いてカウントする。この方法により、各条件について6枚のカバースリップを分析する。本明細書で記載した化合物に曝露されていない細胞をカウントし、抗体に曝露された細胞は対照中の細胞の数に正規化する。対応のないスチューデントt検定を使用してデータを分析する。本明細書で記載した化合物は、A2E誘導されたアポトーシス及び細胞死を網膜細胞培養物中で用量依存性及び時間依存性で低減すると予想される。
【1139】
Sytox緑色核酸染色アッセイ(Sytox、Molecular Probes、Eugene、OR)を用いて、細胞死として細胞を評価する。Sytoxは、形質膜が損傷している死細胞のみを透過するDNA結合染色剤である。緑色核酸染色アッセイを1μMで96ウェルプレートに加え、37℃で30分間培養する。485nmでの励起蛍光及び528nmでの放射蛍光でのプレートリーダーを用いて蛍光を決定する。
【1140】
(実施例137)
in vivo光マウスモデル
この例は、in vivo光損傷マウスモデルにおける化合物の作用について記載する。
【1141】
眼を強い白色光に曝露すると網膜に光損傷を生じ得る。光処理後の損傷の程度は眼の細胞質ヒストン関連DNA断片(モノ−及びオリゴヌクレオソーム)含量を測定することにより評価できる(例えば、Wenzelら、Prog.Retin.Eye Res.24:275〜306(2005)を参照されたい)。
【1142】
暗順応マウス(例えば、雄性Balb/c(アルビノ、10匹/群))に様々な用量(約0.01〜25mg/kg)で本開示の化合物を胃管栄養摂取させ、又はビヒクルのみを投与する。投与約6時間後に、動物を光処理(8,000ルクスの白色光を1時間)する。暗所での回復約40時間後にマウスを犠牲にし、網膜を切除する。細胞死検出ELISAアッセイを製造者の指示(ROCHE APPLIED SCIENCE,Cell Death Detection ELISA plus Kit)に従って実施する。網膜中の断片化DNAの含量を測定して化合物のレチナール保護活性を推定する。本開示の化合物は、網膜への光損傷を軽減又は阻害すると予想される。
【1143】
(実施例138)
網膜電位図(ERG)試験
この例は、マウスに化合物を経口投与した後のマウスの眼におけるERG応答の振幅に対する視覚サイクルモジュレーターである化合物の作用の決定を説明する。眼におけるERG応答のレベルは動物に化合物を投与した後(例えば、投与18及び66時間後)に決定する。
【1144】
約9週齢のマウス(19〜25g)、両性(株C57BL/6、Charles River Laboratories、Wilmington、MA)の3つの群を室温72+4°F及びおよそ25%の相対湿度で収容する。動物を12時間の明暗サイクル環境に収容し、動物は餌と飲料水を自由に摂取し、試験で使用する前及び試験中に総体的な健康と体調についてチェックする。投与開始前にマウスの代表的な試料について体重を決定する。このサンプリングから決定した平均重量を使用して試験のマウス全てへの用量を確立する。
【1145】
各試験化合物を対照溶媒(EtOH)に溶解させ、適切な油(例えば、コーン油(Crisco Pure Corn Oil、J.M.Smucker Company、Orrville、OH))中1:10(90ml/900ml)に希釈して、所望体積(約0.1mL/動物)の所望用量(mg/kg)にする。対照ビヒクルはエタノール:油(約1:10(0.9ml/9ml))である。処置表示及び動物の割当ての例を表4に記載する。
【表7】
[この文献は図面を表示できません]
【1146】
動物に一度経口胃管栄養法で、割り当てたビヒクル対照又は試験化合物を明サイクル(明サイクルの開始後約30分から約3時間30分)中に投与する。投与量の体積は通常、約10mL/kgを超えない。
【1147】
暗順応、次いで(同じ実験の過程で)明順応状態でERG記録を作製する。暗順応応答のために、明サイクルの開始後少なくとも約30分後に開始して、記録の前の少なくとも約1時間動物を暗順応環境に収容する。
【1148】
投与約18及び約66時間後、マウスをケタミン及びキシラジン(それぞれ100mg/kg及び20mg/kg)の混合物で麻酔し、加熱パッド上に置いて実験の間安定な中核体温を維持する。観察対象の眼に5マイクロリットルの散瞳溶液(トロピカミド0.5%)を点眼することによって瞳孔を拡張する。マウス角膜単極コンタクトレンズ電極(Mayo Corporation、Inazawa、愛知、日本)を角膜に置き、皮下参照低プロファイル針12mm電極(Grass Telefactor、W Warwick、RI)を眼の内側に置く。グランド針電極を尾に置く。データはEspion E
2(Diagnosys LLC、Littleton、MA)ERG記録システムを使用し、Color Dome Ganzfeld刺激装置を用いて収集する。完全暗順応強度応答関数は、約0.0001cd.s/m
2から約333cd.s/m
2の範囲の約14強度の短い白色フラッシュ刺激の後に決定する。次いで、完全明順応強度応答関数は、約0.33cd.s/m
2から約333cd.s/m
2の範囲の約9強度の短い白色フラッシュ刺激の後に決定する。得られた応答はオフラインで分析する。強度応答関数はシグモイド関数をデータに当てはめることによって決定する(Naka KI、Rushton WA、1966;Naka KI、Rushton WA、1967)。本開示の化合物は、暗順応ERG応答(約0.01cd.s/m
2で測定)を低下又は抑制し、一方、対照化合物と比較して明所、明順応V
max値への影響を最小限にすると予想される。
【1149】
(実施例139)
光退色後のロッドB波応答回復に対する化合物の作用
視覚サイクルモジュレーターである試験化合物を用いるERG研究により、バイオマーカーとしての光退色(60cd.s/m
2、45秒)後のBalb/cマウスにおける暗順応ロッド支配b波応答の回復(約0.01cd.s/m
2にて白色フラッシュ刺激後0から30分で測定)を、ロッド活性の抑制として試験する。化合物0.3mg/kgを用いる単回経口用量後、様々な時間での回復曲線をビヒクルと比較する。暗順応ロッドERG b波回復曲線(0〜30分)の傾きを、直線回帰により計算し、ビヒクル群に正規化する。ロッドERG回復の作用は、投与後の時間で変化し、8時間で最高の作用が観察され、24時間でほぼビヒクル対照レベルに戻ると予想される。化合物投与量の範囲(0.03、0.1、0.3及び1mg/kg、経口での胃管栄養摂取による)でのERG回復の作用も8時間間隔で検討する。ロッドERGに対する化合物の作用を上記した通りに直線回帰により計算し、用量依存性があると予想される。
【1150】
(実施例140)
リポフスチン蛍光体の低減に対する化合物の作用
この例は、マウスの網膜における既存のビス−レチノイド、N−レチニリデン−N−レチニルエタノールアミン(A2E)及びリポフスチン蛍光体のレベルを低減する、並びにA2E及びリポフスチン蛍光体の形成を予防する試験化合物の能力の試験を記載する。A2Eは、眼組織における毒性リポフスチンの主要な蛍光体である。
【1151】
abca4ヌル(abca4−/−)変異マウスの眼(例えば、Wengら、Cell 98:13〜23(1999)を参照されたい)はA2Eなどのリポフスチン蛍光体の蓄積が増大している(例えば、Karanら、Proc.Natl.Acad.Sci.USA 102:4164〜69(2005)を参照されたい)。化合物(約1mg/kg)又はビヒクルを約2カ月齢のabca4
−/−マウスに毎日約3カ月間経口胃管栄養摂取させる。処置約3カ月後にマウスを犠牲にする。網膜及びRPEをA2E分析用に抽出する。
【1152】
同様の実験を高齢のbalb/cマウス(少なくとも10カ月齢)で実施する。試験マウスは約1mg/kg/日の化合物で約3カ月間処置し、対照マウスはビヒクルで処置する。
【1153】
手短に言うと、薄暗い赤色光下で、眼球の各対を収穫し、PBS緩衝液及びメタノールの混合物中でホモジナイズし、A2Eをクロロホルムに抽出する。試料を乾燥し、HPLC分析用に水/アセトニトリルミックス中で再構成する。存在するA2Eの量は、試料のA2Eピークの曲線下面積(AUC)と、440nmで測定するA2E参照標準のA2E濃度/AUC曲線と比較して決定する。
【1154】
A2Eレベルは、本明細書で開示された1つ又は複数の化合物での処置により低減すると予想される。
【1155】
(実施例141)
レチノイド核受容体活性に対する化合物の作用
レチノイド核受容体活性は、組織及び器官の成長、発達、分化及びホメオスタシスに影響を与える不可視の生理学的、薬理学的及び毒物学的レチノイドシグナルの導入に関連している。
【1156】
Achkarら(Proc.Natl.Acad.Sci.USA 93:4879〜84(1996))によって本質的に記載されている通りのRAR及びRXR受容体に対する1つ又は複数の本明細書で開示した化合物の作用、並びにレチノイン酸受容体(RAR)アゴニスト(E−4−[2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−5,5,8,8−テトラメチル−2−ナフチレニル)−1−プロペニル]安息香酸)(TTNPB)、並びにRAR及びレチノイドX受容体(RXR)アゴニストであるオール−トランス−レチノイン酸(at−RA)の作用を試験する。本開示の化合物はレチノイド核受容体(RAR及びRXR)に対して有意な作用を示さないと予想される。対照的に、TTNPB及びat−RAは、予想通りRXR
α、RAR
α、RAR
β及びRAR
γ受容体を活性化した(表5)。
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
【1157】
本明細書で物理的特性、例えば分子量又は化学的特性、例えば化学式について範囲を使用するとき、範囲の全ての組合せ及び下位組合せ、並びにその中の具体的な実施形態が含まれるものとする。
【1158】
本明細書で記載した種々の実施形態を組み合わせてさらなる実施形態を提供することができる。この明細書で言及した及び/又は出願データシートに挙げた全ての米国特許、米国特許出願公報、米国特許出願、外国特許、外国特許出願及び非特許公報は、その全体を参照により本明細書に援用する。
【1159】
上記より、具体的な実施形態が例証の目的で本明細書において説明されてきたが、各種の変更が行われ得ることが認識されるであろう。当業者は、日常的な実験のみを用いて、本明細書に記載した具体的な実施形態の多くの等価物を認識する、又はそれを確認できるであろう。このような等価物は、次の請求項に含まれるものである。一般に、以下の特許請求の範囲で使用した用語は、特許請求の範囲を本明細書及び特許請求の範囲で開示した特定の実施形態に限定するものと解釈するべきではなく、全ての可能な実施形態、並びにそのような特許請求の範囲が権利を与える同等物の範囲全てを含むものと解釈するべきである。したがって、特許請求の範囲は本開示によって限定されない。
【1160】
本発明の好ましい実施形態が本明細書で示され、記載されたが、そのような実施形態が例示のみによって提供されていることは当業者には明らかであろう。本発明から逸脱することなく、多数の変形、変更及び代用がすぐに当業者には思い浮かぶであろう。本明細書で記載した発明の実施形態に対する種々の代案が本発明の実施で用いられ得ることは理解されるはずである。以下の特許請求の範囲が本発明の範囲を定義すること、並びにこれらの特許請求の範囲及びそれらの同等物の範囲内の方法及び構造がそれによりカバーされることを意図する。