(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5773927
(24)【登録日】2015年7月10日
(45)【発行日】2015年9月2日
(54)【発明の名称】ロールフィルタ洗浄装置
(51)【国際特許分類】
B01D 41/04 20060101AFI20150813BHJP
B04B 3/00 20060101ALI20150813BHJP
B60H 3/06 20060101ALI20150813BHJP
【FI】
B01D41/04
B04B3/00 D
B60H3/06 611Z
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-70751(P2012-70751)
(22)【出願日】2012年3月27日
(65)【公開番号】特開2013-202427(P2013-202427A)
(43)【公開日】2013年10月7日
【審査請求日】2014年3月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】599154401
【氏名又は名称】株式会社マルソウ
(74)【代理人】
【識別番号】100066223
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 政美
(74)【代理人】
【識別番号】100074251
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 寛
(72)【発明者】
【氏名】山岸 雄治
【審査官】
中村 泰三
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−233721(JP,A)
【文献】
特開2006−110492(JP,A)
【文献】
特開2001−129332(JP,A)
【文献】
特開平07−232023(JP,A)
【文献】
実開平07−009477(JP,U)
【文献】
特開2001−046990(JP,A)
【文献】
特開昭56−064278(JP,A)
【文献】
特開平03−131314(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B01D 39/00−39/20
B01D 41/04
B04B 3/00
B08B 1/00− 1/04
B08B 5/00−13/00
B60H 3/06
B61D 27/00
D06F 1/00−51/02
F26B 1/00−25/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用済みロールフィルタを洗浄するロールフィルタ洗浄装置において、水平に引き出されたロールフィルタの上面側と下面側とに交互に配置され該ロールフィルタの上下面に接触して振動を与える振動ローラーと、ロールフィルタの上面側と下面側とに吸引口が配置され振動ローラーの振動でロールフィルタから分離した塵埃を吸塵する集塵機と、集塵機にて吸塵されたロールフィルタをロール状に巻き付けた状態で洗浄液に浸漬する洗剤槽と、洗浄液浸漬後、引き出されたロールフィルタの両面をブラッシングするブラッシング機と、ブラッシングされたロールフィルタをロール状に巻き付けた状態で脱水する脱水機とを備え、該脱水機は、縦置きした回転ドラムの中に円筒状の網パイプを複数本収納し、この網パイプごとロールフィルタを回転させて脱水するように構成したことを特徴とするロールフィルタ洗浄装置。
【請求項2】
前記振動ローラーは、ロール表面に弾性板状の圧接板が放射状に設けられ、前記ロールフィルタに圧着する圧接板の弾性力で前記ロールフィルタに振動を与えるように構成すると共に、使用済み面を下にして引き出した前記ロールフィルタの上面側に配置された上部ローラーと下面側に配置された下部ローラーとが交互に配置され、前記ロールフィルタを側面波形状にした状態で振動を与えるように構成した請求項1又は2記載のロールフィルタ洗浄装置。
【請求項3】
前記集塵機は、バキューム装置に吸引ホースを装着し、該吸引ホースからロールフィルタ上部に配置する上部吸引口と下部に配置する下部吸引口とが設けられ、上部吸引口は、前記振動ローラーと平行に配設された長方形状の開口部を備えると共に、該上部吸引口に、複数の吸引ホースを連結するように構成した請求項1記載のロールフィルタ洗浄装置。
【請求項4】
前記ブラッシング機は、水槽の中に引き出された前記ロールフィルタの上面側と下面側とにロールブラシが交互に配置され、水槽内の水にロールフィルタを浸漬し、流水の中でブラッシングを行うように構成した請求項1記載のロールフィルタ洗浄装置。
【請求項5】
前記脱水機にて脱水され乾燥した前記ロールフィルタを巻き戻しながら目視検査用に前記ロールフィルタを引き出して展開する検査台を備えた請求項1記載のロールフィルタ洗浄装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に電車等の空調機に装着されているロールフィルタを効率良く確実に洗浄することができるロールフィルタ洗浄装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電車の室内天井に設置されている空調設備には、ロールフィルタが装着されている。このロールフィルタは、幅1メートル、長さ8メートルほどで、例えば毎日1メートルほど巻き取ることで、常に新しいフィルタ面で吸塵し、1週間程度の使用後、ロールに巻き取られたロールフィルタを新しいものと交換し、使用済みのロールフィルタを洗浄するものである。
【0003】
ロールフィルタの洗浄方法は、洗浄水や圧縮空気等をフィルタ面に噴き付け、その噴射力で付着した塵挨を吹き飛ばす方法が行われていた。例えば、特許文献1に記載の洗浄装置は、洗浄剤が貯留されている洗浄剤浸透槽に予め使用済みローフィルタを浸漬し、この洗浄剤浸透槽から引き上げられたロールフィルタの片面から高速の洗浄剤噴流を吹き付ける洗浄剤スプレーを備えた装置である。
【0004】
また、特許文献2に記載の洗浄装置は、フィルタの上面に圧着した補助移送手段により移送しながら、フィルタ下面に接するノズルで吸塵し、次に、フィルタを上下加振手段により加振しながら、フィルタ下面に装着したブラシユニットで除塵する装置である。
【0005】
更に、特許文献3に記載の洗浄装置は、フィルタの搬送経路に沿って、圧縮空気噴射手段と集塵機を設けたエアー洗浄ゾーンと、高圧水噴射手段を設けた水洗浄ゾーン及び温風発生手段を設けた乾燥ゾーンとを、連続的に順次配置した装置である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第4566687号公報
【特許文献2】特開2002−233721号公報
【特許文献3】特開2001−129332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の洗浄装置に共通しているのは、いずれもフィルタの片面に洗浄水や圧縮空気等を噴き付けたり、あるいはフィルタの片側に集塵機を配して吸塵したりすることにあった。このよう構成しているのは、ロールフィルタの片面に埃等が吸着するロールフィルタの構造による。
【0008】
ところが、使用後のロールフィルタを巻き取った状態で交換すると、使用済みのロールフィルタは、片側に付着した塵埃等が反対側に押し付けられるので、ロールに巻き取られた使用後のフィルタは、フィルタ両面に塵埃が付着した状態になっている。この状態で、一方の面から洗浄水や圧縮空気等を噴き付けると、拭き付ける側の面に付着している塵埃等はフィルタの内部にまで押し込まれてしまい、その後の除去が困難になっていた。特に、綿埃のような繊維質の塵埃や鉄粉等は、フィルタの内部に絡みついてしまうと除去が極めて困難になっていた。
【0009】
しかも、フィルタに塵埃等が付着した状態で洗浄液等に浸漬した場合には、吸湿した綿埃がフィルタに絡みつきやすくなる。この状態で圧縮空気や洗浄液等を吹き付けると、絡みついた綿埃が更にフィルタの深部に絡みつくため、その後のブラッシングや吸引などで、綿埃等を除去することは困難になる。
【0010】
このように、従来の洗浄装置では、ロールフィルタの片面から洗浄が行われていたので、洗浄水や圧縮空気等を噴き付ける面に付着している綿埃が絡み付き除去しにくい状態になり、綿埃等を効率良く除去することは困難であった。
【0011】
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、ロールフィルタの両面を同等に洗浄することができる構成の洗浄装置を提供することで、フィルタの内部に綿埃等が絡み付くのを防止し、フィルタから綿埃等を効率良く除去することができるロールフィルタ洗浄装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、使用済みロールフィルタPを洗浄するロールフィルタ洗浄装置において、水平に引き出されたロールフィルタPの上面側と下面側とに交互に配置され該ロールフィルタPの上下面に接触して振動を与える振動ローラー10と、ロールフィルタPの上面側と下面側とに吸引口21が配置され振動ローラー10の振動でロールフィルタPから分離した塵埃を吸塵する集塵機20と、集塵機20にて吸塵されたロールフィルタPをロール状に巻き付けた状態で洗浄液に浸漬する洗剤槽30と、洗浄液浸漬後、引き出されたロールフィルタPの両面をブラッシングするブラッシング機40と、ブラッシングされたロールフィルタPをロール状に巻き付けた状態で脱水する脱水機50とを備え、
該脱水機50は、縦置きした回転ドラム51の中に円筒状の網パイプ52を複数本収納し、この網パイプ52ごとロールフィルタPを回転させて脱水するように構成したことにある。
【0013】
第2の手段において、前記振動ローラー10は、ロール11表面に弾性板状の圧接板12が放射状に設けられ、前記ロールフィルタPに圧着する圧接板12の弾性力で前記ロールフィルタPに振動を与えるように構成すると共に、使用済み面を下にして引き出した前記ロールフィルタPの上面側に配置された上部ローラー13と下面側に配置された下部ローラー14とが交互に配置され、前記ロールフィルタPを側面波形状にした状態で振動を与えるように構成している。
【0014】
第3の手段の前記集塵機20は、バキューム装置22に吸引ホース23を装着し、該吸引ホース23からロールフィルタP上部に配置する上部吸引口21Aと下部に配置する下部吸引口21Bとが設けられ、上部吸引口21Aは、前記振動ローラー10と平行に配設された長方形状の開口部を備えると共に、該上部吸引口21Aに、複数の吸引ホース23を連結するように構成したものである。
【0015】
第4の手段の前記ブラッシング機40は、水槽42の中に引き出された前記ロールフィルタPの上面側と下面側とにロールブラシ41が交互に配置され、水槽42内の水にロールフィルタPを浸漬し、流水の中でブラッシングを行うように構成したものである。
【0017】
第
5の手段は、前記脱水機50にて脱水され乾燥した前記ロールフィルタPを巻き戻しながら目視検査用に前記ロールフィルタPを引き出して展開する検査台60を備えたことにある。
【発明の効果】
【0018】
本発明の請求項1によると、ロールフィルタPの上下面に接触して振動を与える振動ローラー10と、ロールフィルタPの上面側と下面側とに吸引口21が配置され振動ローラー10の振動でロールフィルタPから分離した塵埃を吸塵する集塵機20とを備えたことから、ロールフィルタPの両面に付着している塵埃、特に、綿埃等をロールフィルタPの両面から同時に除去することが可能になった。この結果、従来のように、一方の面から除去する際に、他方の面の綿埃がロールフィルタ内部に入り込むといった不都合を解消することに成功した。したがって、その後の洗剤槽30やブラッシング機40による洗浄にて、ロールフィルタPに付着した綿埃や鉄粉等の塵埃を効率良く確実に除去することができるものである。
また、脱水機50は、縦置きした回転ドラム51の中に円筒状の網パイプ52を複数本収納し、この網パイプ52ごとロールフィルタPを回転させて脱水するように構成しているので、ロールフィルタPに損傷を与えずに脱水することができる。しかも、脱水機50へのロールフィルタPの投入や取り出し作業も容易になり、脱水作業を効率化することができる。
【0019】
請求項2のごとく、振動ローラー10のロール11表面に弾性板状の圧接板12が放射状に設けられ、ロールフィルタPに圧着する圧接板12の弾性力でロールフィルタPに振動を与えるように構成しているので、ロールフィルタPにダメージを与えずに、ロールフィルタPの全面を効率良く振動させて塵埃を叩き出すことができる。
【0020】
しかも、振動ローラー10は、ロールフィルタPの上面側に配置された上部ローラー13と、下面側に配置された下部ローラー14とが交互に配置され、ロールフィルタPを側面波形状にした状態で振動を与えるように構成したことで、ロールフィルタPに、細かい波を打つように振動を与えることができる。この結果、特に綿埃等の毛足の長い塵埃や鉄粉等をロールフィルタP内部から分離させるのに好適な振動となるものである。
【0021】
請求項3のように、集塵機20の構成として、バキューム装置22に吸引ホース23を装着し、該吸引ホース23からロールフィルタP上部に配置する上部吸引口21Aと下部に配置する下部吸引口21Bとが設けられ、上部吸引口21Aは、前記振動ローラー10と平行に配設された長方形状の開口部を備えると共に、該上部吸引口21Aに、複数の吸引ホース23を連結するように構成したことで、特に、ロールフィルタPの上面に付着している綿塵等を、極めて効率良く吸塵することができるものである。
【0022】
請求項4のように、ブラッシング機40の構成として、水槽42の中に引き出されたロールフィルタPの上面側と下面側とにロールブラシ41を交互に配置し、水槽42内の水にロールフィルタPを浸漬し、流水の中でブラッシングを行うように構成したことで、洗剤と共にロールフィルタPの内部に付着している細かな塵埃を洗剤と共に確実に除去することができる。
【0024】
請求項
5のように、脱水機50にて脱水され乾燥した前記ロールフィルタPを巻き戻しながら目視検査用にロールフィルタPを展開する検査台60を備えたことにより、洗浄後のロールフィルタPに破れ等の破損の有無を確認することが可能になる。また、ごく一部の綿埃が残っていたとしても、この検査台60上で確認して除去できるので、綿埃の完全な除去も可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図1】本発明の振動ローラーと集塵機との一実施例を示す概略側断面図である。
【
図2】本発明の振動ローラーと集塵機との一実施例を示す概略平面図である。
【
図3】本発明の洗剤槽の一実施例を示す概略側断面図である。
【
図4】本発明のブラッシング機の一実施例を示す概略側断面図である。
【
図5】本発明のブラッシング機の一実施例を示す概略平面図である。
【
図6】本発明の脱水機の一実施例を示す概略側断面図である。
【
図7】本発明の脱水機の一実施例を示す概略平面図である。
【
図8】本発明の検査台の一実施例を示す概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明によると、ロールフィルタの両面を同等に洗浄することができる構成の洗浄装置を提供することで、フィルタの内部に綿埃等が絡み付くのを防止し、フィルタから綿埃等を効率良く除去することができるなどといった当初の目的を達成した。
【実施例】
【0027】
以下、本発明の実施例を説明する。本発明洗浄装置は、主に電車等の天井に設置された空気清浄機に装着されているロールフィルタPを洗浄する装置である。本発明の主な構成は、振動ローラー10、集塵機20、洗剤槽30、ブラッシング機40、脱水機50にて構成される。
【0028】
振動ローラー10は、ロールフィルタPの上下面に接触して振動を与える部材である(
図1参照)。この振動ローラー10は、水平に引き出されたロールフィルタPの上面側と下面側とに交互に配置されている。図示例では、ロールフィルタPの長手方向に対して直交する位置に振動ローラー10が配置されている。そして、このロールフィルタPの幅全体に振動を与えるものである。
【0029】
また、この振動ローラー10は、ロール11の表面に弾性板状の圧接板12が放射状に設けられ、ロールフィルタPに圧着する圧接板12の弾性力でロールフィルタPに振動を与えるように構成している(
図1参照)。このため、圧接板12には、合成樹脂材や合成ゴム材、天然ゴム材等の材質が好ましい。
【0030】
更に、この振動ローラー10は、使用済み面を下にして引き出したロールフィルタPの上面側の上部ローラー13と、ロールフィルタPの下面側の下部ローラー14とが交互に配置されている(
図1参照)。そして、これらの振動ローラー10にて、ロールフィルタPを側面波形状に押圧した状態で振動を与えるように構成したものである。図示例では、ロールフィルタPの上面側に1個の上部ローラー13を配置し、ロールフィルタPの下面側に2個の下部ローラー14を配置している。更に、これら3個の振動ローラー10をトルクモーター15にて回転させている。このとき、トルクモーター15は、ロールフィルタPを展開して巻き付けるトルクモーター16とは別のトルクモーターを使用している。
【0031】
集塵機20は、振動ローラー10の振動でロールフィルタPから分離された塵埃を吸塵する装置で、ロールフィルタPの上面側と下面側とに吸引口21が配置されている(
図1参照)。この集塵機20は、バキューム装置22に上下2本の吸引ホース23を装着し、この吸引ホース23の吸引口21をロールフィルタPの上下に配置したものである。
【0032】
図示例では、ロールフィルタP上部に配置する上部吸引口21Aと下部に配置する下部吸引口21Bとを設けている(
図1参照)。そして、上部吸引口21Aは、上部ローラー13と平行になるように配置された長方形状の開口部を備えている(
図2参照)。更に、この上部吸引口21Aには、2本の吸引ホース23を連結することで、この開口部全体から強力に吸塵できるように構成している。
【0033】
洗剤槽30は、洗浄液を貯留した槽である。集塵機20にて吸塵された後のロールフィルタPは、ロール状に巻き付けた状態でこの洗剤槽30内に集積され、洗浄液に浸漬する(
図3参照)。
【0034】
ブラッシング機40は、洗浄液に浸漬した後、引き出されたロールフィルタPの上面側と下面側とに交互にロールブラシ41が配置されるもので、水槽42の中でロールフィルタPの両面をブラッシングする(
図4、5参照)。図示例では、排水口43を備えた水槽42の中にロールフィルタPを浸漬し、流水の中でロールフィルタPを展開して巻取る過程において、モーター(図示せず)で回転するロールフィルタPの表面にロールブラシ41を当接させ、ロールフィルタPの表面をブラッシングするものである。このように構成することで、ロールフィルタPから溶け出した塵埃が洗浄液と共に排出される。また、ロールブラシ41の植毛は、長手中央から両端部方向に向けて斜めに向く螺旋状に埴毛している(
図5参照)。このようなロールブラシ41により、ロールフィルタPの中央部分に付着している綿埃等は、次第にロールフィルタPの縁に向かって除去されるようになる。
【0035】
脱水機50は、ブラッシングされたロールフィルタPをロール状に巻き付けた状態で脱水する装置である(
図6参照)。この脱水機50は、縦置きの回転ドラム51の中に縦にした円筒状の網パイプ52を複数本収納し、この網パイプ52をモーター53で回転するように構成したものである。そして、この網パイプ52に上から収納したロールフィルタPを網パイプ52ごと回転させて脱水するものである(
図7参照)。
【0036】
更に、脱水機50にて脱水され乾燥したロールフィルタPを巻き戻しながら目視検査用に前記ロールフィルタPを引き出して展開する検査台60を備えることも可能である(
図8参照)。この検査台60では、ロールフィルタPの破れやその他の損傷の有無を確認するものである。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明の実施例において、主に電車等の天井に設置された空気清浄機に装着されているロールフィルタPを洗浄する装置として説明しているが、ロールフィルタPの種類はこれに限定されるものではなく、ロール状に巻き付けられたフィルタであればどのようなものでも洗浄することが可能である。
【符号の説明】
【0038】
P ロールフィルタ
10 振動ローラー
11 ロール
12 圧接板
13 上部ローラー
14 下部ローラー
15 トルクモーター
16 トルクモーター
20 集塵機
21 吸引口
21A 上部吸引口
21B 下部吸引口
22 バキューム装置
23 吸引ホース
30 洗剤槽
40 ブラッシング機
41 ロールブラシ
42 水槽
43 排水口
50 脱水機
51 回転ドラム
52 網パイプ
53 モーター
60 検査台