(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
接触物によるジェスチャーを受け付け可能なタッチパネルであって、各機能に関連付けられた複数の機能アイコンが表示された選択画面を表示可能な表示面を有する表示部と、前記表示面側に配置され、前記接触物における接触位置及び/又は接触領域を含むジェスチャー情報を検出すると共に、検出したジェスチャー情報を出力するタッチセンサー部と、を有するタッチパネルを備える表示装置における表示制御方法であって、
表示装置が、前記タッチパネルにより出力されたジェスチャー情報に基づいて、前記複数の機能アイコンうち所定の機能アイコンの選択を受け付ける選択受付工程と、
表示装置が、前記複数の機能アイコンそれぞれについて、前記選択受付工程において選択が受け付けられた日時及び/又は回数の情報である選択情報を記憶する選択情報記憶工程と、
表示装置が、前記選択画面において、前記選択情報記憶工程において記憶された前記選択情報に基づいて、前記複数の機能アイコンそれぞれについて、前記選択情報又は前記選択情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させるよう前記表示部を制御する表示制御工程と、を含み、
前記選択受付工程は、
前記ジェスチャー情報に基づいてジェスチャーの態様を認識可能であると共に、第1ジェスチャーと、第2ジェスチャーとを認識可能に構成され、
前記表示制御工程は、
前記選択受付工程により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーが前記第1ジェスチャーであることが認識された場合、前記選択画面において、該所定の機能アイコンを削除し、
前記選択受付工程により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーが前記第2ジェスチャーであることが認識された場合、前記選択画面において、前記選択情報記憶工程において記憶された前記選択情報に基づいて、前記複数の機能アイコンそれぞれについて、前記選択情報又は前記選択情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させる
表示制御方法。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置の一実施形態に係る複合機について説明する。まず、
図1及び
図2により、複合機1の全体構成について説明する。
図1は、画像形成装置の一実施形態に係る複合機1の全体構成を説明するための図である。
図2は、タッチパネル100を含む操作部を説明するための図である。
【0015】
図1に示すように、本実施形態の複合機1は、原稿搬送部10と、原稿読取部20と、用紙搬送部30と、画像形成部40と、転写部50と、定着部60と、操作部70と、を備える。
原稿搬送部10は、ADF(Automatic Document Feeder)であり、原稿載置部11と、第1送りローラー12と、ガイド13と、タイミングローラー対14と、原稿排出部15とを備える。
第1送りローラー12は、原稿載置部11に載置された原稿Gを1枚ずつ順にタイミングローラー対14に供給する。
タイミングローラー対14は、原稿読取部20が原稿Gの画像を読み取るタイミングと、原稿Gの画像が原稿読取部20によって読み取られる位置(ガイド13が配置されている位置)に原稿Gを供給するタイミングとを合わせるために、原稿Gの搬送又は原稿Gの搬送停止を行う。
ガイド13は、搬送された原稿Gを後述する第1読取面21aに導く。原稿排出部15は、原稿読取部20によって画像が読み取られた(ガイド13を通過した)原稿Gを複合機本体2の外部に排出する。
原稿排出部15における複合機本体2の外側には、原稿集積部16が形成される。原稿集積部16には、原稿排出部15から排出された原稿Gが積層して集積される。
【0016】
原稿読取部20は、第1読取面21aと、第2読取面22aとを備える。
第1読取面21aは、ガイド13に対向して配置された第1コンタクトガラス21の上面に沿って形成され、原稿Gの画像を読み取る面となる。
第2読取面22aは、第1読取面21aに隣接して(
図1に示す場合では、第1読取面21aの右側の大部分に亘って)配置される。第2読取面22aは、原稿搬送部10を用いずに原稿Gの画像を読み取る場合に用いられる。第2読取面22aは、原稿Gが載置される第2コンタクトガラス22の上面に沿って形成され、原稿Gの画像を読み取る面となる。
【0017】
また、原稿読取部20は、照明部23と、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27と、撮像部28とを複合機本体2の内部に備える。
照明部23と第1ミラー24とは、それぞれ副走査方向Xに移動する。
第2ミラー25と第3ミラー26とは、
図1において照明部23及び第1ミラー24の左側に配置される。更に、第2ミラー25及び第3ミラー26は、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27とを介した第1読取面21a又は第2読取面22aから撮像部28までの距離(光路長)を一定に保ちつつ、それぞれ副走査方向Xに移動する。
【0018】
照明部23は、原稿Gに光を照射する光源である。
第1ミラー24、第2ミラー25及び第3ミラー26は、光路長を一定に保ちつつ、原稿Gによって反射された光を結像レンズ27に導くためのミラーである。
結像レンズ27は、第3ミラー26から入射した光を撮像部28に結像させる。
撮像部28は、入射された光を電気信号に変換することにより、結像された光像に基づいて画像データーを得るための撮像素子であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサーである。
【0019】
用紙搬送部30は、第2送りローラー31と、第3送りローラー32と、レジストローラー対33と、用紙排出部34とを備える。
第2送りローラー31は、給紙カセット36に収容される用紙T(被転写材)を転写部50に供給する。
第3送りローラー32は、手差しトレイ37に載置される用紙T(被転写材)を転写部50に供給する。レジストローラー対33は、転写部50にトナー画像が到達するタイミングと、転写部50に用紙Tを供給するタイミングとを合わせるために、用紙Tの搬送又は用紙Tの搬送停止を行う。また、レジストローラー対33は、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正を行う。用紙排出部34は、トナー画像が定着された用紙Tを複合機本体2の外部に排出する。
用紙排出部34における複合機本体2の外側には、排紙集積部35が形成される。排紙集積部35には、用紙排出部34から排出された用紙Tが積層して集積される。
【0020】
画像形成部40は、トナー画像を形成するためのものであり、感光体ドラム41と、帯電部42と、レーザースキャナーユニット43と、現像器44と、クリーニング部45と、トナーカートリッジ46と、1次転写ローラー47と、中間転写ベルト48と、対向ローラー49とを備える。
感光体ドラム41(41a,41b,41c,41d)は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローそれぞれのトナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの周囲には、感光体ドラム41の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部42と、レーザースキャナーユニット43と、現像器44と、クリーニング部45とが配置される。
帯電部42は、感光体ドラム41の表面を帯電させる。レーザースキャナーユニット43は、感光体ドラム41の表面から離れて配置され、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに関する画像データーに基づいて感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像器44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー画像を形成する。
クリーニング部45は、除電器(図示せず)によって感光体ドラム41の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ46は、現像器44に供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ46と現像器44とは、トナー供給路(図示せず)により接続されている。
【0021】
1次転写ローラー47(47a,47b,47c,47d)は、中間転写ベルト48における各感光体ドラム41a,41b,41c,41dとは反対側にそれぞれ配置される。
中間転写ベルト48は、画像形成部40及び転写部50を通過するベルトである。中間転写ベルト48の一部分は、各感光体ドラム41a,41b,41c,41dと各1次転写ローラー47a,47b,47c,47dとの間に挟み込まれ、各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの表面に形成されたトナー画像が1次転写される。
対向ローラー49は、環状形状の中間転写ベルト48の内側に配置され、中間転写ベルト48を
図1に示す矢印A方向に進行させるための駆動ローラーである。
【0022】
転写部50は、2次転写ローラー51を備える。
2次転写ローラー51は、中間転写ベルト48に関して対向ローラー49とは反対側に配置され、中間転写ベルト48の一部分を対向ローラー49との間に挟みこむ。更に、2次転写ローラー51は、中間転写ベルト48に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる。
【0023】
定着部60は、加熱回転体61と、加圧回転体62とを備える。
加熱回転体61と加圧回転体62とは、トナー画像が2次転写された用紙Tを挟み込んで、トナーを溶融及び加圧し、そのトナーを用紙Tに定着させる。
【0024】
図2に示すように、操作部70は、操作キー群200と、タッチパネル100と、タッチペン110と、を備える。
操作キー群200は、テンキー204と、スタートキー205と、クリアキー206と、ストップキー207と、リセットキー208と、電源キー209とを有する。
【0025】
タッチパネル100は、接触物によるジェスチャーを受け付け可能に構成される。
タッチパネル100は、表示部101と、タッチセンサー部102と、を有する。
【0026】
表示部101は、各機能に関連付けられた複数の機能アイコンが表示された機能リスト画面400(選択画面)を表示可能な表示面101aを有する。
表示部101は、複数の機能アイコン300a〜e、310a〜e、320a〜eが表示された機能リスト画面400を表示可能に構成される。
表示部101は、後述する表示制御部95に制御され、機能リスト画面400における表示内容が変更される。
表示部101は、例えば、機能リスト画面400、400A、400B、400Cを含む複数の画面を表示可能に構成される(
図5から
図8参照)。
ここで、本実施形態において、アイコンは、ボタン等のソフトキーを含む概念である。
【0027】
タッチセンサー部102は、表示部101における表示面101a側に配置される。
タッチセンサー部102は、接触物(例えば、ユーザーの指、タッチペン110)における接触位置及び/又は接触領域を含むジェスチャー情報を検出すると共に、検出したジェスチャー情報を出力する。タッチセンサー部102は、検出したジェスチャー情報を後述する制御部90(選択受付部91)に出力する。
【0028】
タッチセンサー部102は、アナログ抵抗膜方式、静電容量方式を含む任意の方式を採用できる。本実施形態において、タッチセンサー部102は、アナログ抵抗膜方式を採用する。
タッチセンサー部102は、透光性を有する上部フィルムと下部ガラス基板とがスペーサーを介して重ね合わされて構成される。
上部フィルムと下部ガラス基板との各々の対向面には、ITO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極層が設けられている。
タッチセンサー部102は、上部フィルムがユーザーにより押下されると、当該押下位置(ユーザーが指定した位置、接触した位置、接触した領域)に対応する上部フィルム側の透明電極層と下部ガラス基板側の透明電極層とが接触するよう構成されている。
タッチセンサー部102は、上部フィルム又は下部ガラス基板に電圧を印加し、下部ガラス基板又は上部フィルムから押下位置に対応する電圧値を取り出すことにより、当該電圧値に対応する座標値を検出する。
タッチセンサー部102は、検出した接触位置及び/又は接触領域の座標値情報をジェスチャー情報として制御部90(選択受付部91)に出力する。
【0029】
続けて、
図3により、複合機1の機能構成について説明する。
図3は、複合機1の機能構成を示すブロック図である。
複合機1は、上述の通り、原稿搬送部10と、原稿読取部20と、用紙搬送部30と、画像形成部40と、転写部50と、定着部60と、操作部70と、を備える。なお、上記において説明した構成要素については、適宜その説明を省略する。
【0030】
記憶部80は、ハードディスク、半導体メモリー等から構成される。
記憶部80は、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに基づく画像データーを記憶する。
また、記憶部80は、複合機1において利用される制御プログラム、及びこの制御プログラムによって利用されるデーター等を記憶する。
【0031】
また、記憶部80は、選択情報記憶部81を含む。
選択情報記憶部81は、複数の機能アイコンそれぞれについて、後述する選択受付部91により選択が受け付けられた日時及び/又は回数の情報である選択情報を記憶する。
選択情報は、例えば、最新の日時情報である。日時情報は、年月日情報、月日情報であってもよく、これらに加え時間情報を更に含む情報であってもよい。
また、選択情報は、複数の機能アイコンそれぞれについて、所定期間内に選択が受け付けられた回数の情報であってもよい。
【0032】
制御部90は、原稿搬送部10、原稿読取部20、用紙搬送部30、画像形成部40、転写部50、定着部60及び操作部70を制御する。
原稿載置部11に載置された原稿Gをコピーする場合を示して、制御部90の機能(動作)の一例を説明する。まず、制御部90は、操作部70を構成する上記のスタートキーが操作されたことを示す信号が供給されることにより、スタートキーが操作されたことを検知する。次に、制御部90は、原稿搬送部10の第1送りローラー12を駆動させて原稿Gを第1読取面21aに供給する。制御部90は、原稿読取部20により第1読取面21aに供給された原稿Gに基づく画像データーを生成させ、その画像データーを記憶部80に一時記憶する。制御部90は、記憶部80に一時記憶された画像データーに基づいて用紙Tにトナー画像を形成するために、用紙搬送部30と、画像形成部40と、転写部50と、定着部60とをそれぞれ制御する。すなわち、制御部90は、第2送りローラー31又は第3送りローラー32を駆動させて、用紙Tを転写部50に搬送させる。また、制御部90は、画像データーに基づいて色ごとに生成された色画像データーをそれぞれレーザースキャナーユニット43に供給し、レーザースキャナーユニット43から照射されるレーザー光により感光体ドラム41に静電潜像を形成させる。制御部90は、現像器44により感光体ドラム41にトナー画像を形成させ、このトナー画像を中間転写ベルト48に1次転写させる。制御部90は、中間転写ベルト48に1次転写されたトナー画像を2次転写ローラー51によって用紙Tに2次転写させる。制御部90は、加熱回転体61が所定の温度に加熱されるよう制御して、その加熱回転体61により用紙Tに2次転写されたトナー画像のトナーを溶融させると共に、加熱回転体61に圧接される加圧回転体62よりトナーを用紙Tに定着させる。更に、制御部90は、トナー画像が定着された用紙Tを用紙搬送部30により用紙排出部34から排出させる。
【0033】
また、制御部90は、選択受付部91と、表示制御部95とを含む。
選択受付部91は、タッチパネル100(タッチセンサー部102)により出力されたジェスチャー情報に基づいて、複数の機能アイコンうち所定の機能アイコンの選択を受け付ける。
選択受付部91は、例えば、タッチパネル100により出力されたジェスチャー情報に基づいて、接触物の接触位置(領域)と重なる位置に表示された機能アイコンの選択を受け付ける。
ここで、選択受付部91は、上述の機能アイコンの選択において、ジェスチャーの種類を限定しないよう構成されてもよい。
【0034】
また、選択受付部91は、ジェスチャー情報に基づいてジェスチャーの態様を認識可能に構成される。選択受付部91は、ジェスチャー情報に基づいて、ジェスチャーのパターン及び、ジェスチャーが形成される速度(接触物の移動速度)を認識可能に構成される。
【0035】
選択受付部91は、複数パターンのジェスチャーを認識可能に構成される。
選択受付部91は、例えば、ピンチイン、ピンチアウト、フリック、タップ、ダブルタップ等のジェスチャーを認識可能に構成される。
また、選択受付部91は、ピンチイン(第1ジェスチャー)と、ピンチインを途中で停止すると共に、停止状態で所定時間維持したジェスチャー(第2ジェスチャー)を認識可能に構成される。
【0036】
表示制御部95は、複数の機能アイコンが表示された機能リスト画面(選択画面)において、選択情報記憶部81に記憶された選択情報に基づいて、複数の機能アイコンそれぞれについて、選択情報又は選択情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させるよう表示部101を制御する。
表示制御部95は、例えば、選択情報又は情報アイコンを、対応する機能アイコンの一部に重ねて表示させる。ここで、選択情報は、例えば、最新の日時情報である。
本実施形態において、表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、選択情報としての日時情報を示す情報アイコンを、対応する機能アイコンの一部に重ねて表示させる。更に具体的には、表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、最新の日時情報を示す情報アイコン400a〜e、410a〜e、420a〜eそれぞれを、対応する複数の機能アイコン300a〜e、310a〜e、320a〜eの一部に重ねて表示させるよう表示部101を制御する(
図6参照)。
【0037】
また、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーがピンチイン(第1ジェスチャー)であることが認識された場合、機能リスト画面(選択画面)において、該所定の機能アイコンを削除するよう表示部101を制御する。
【0038】
また、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーがピンチインを途中で停止すると共に停止状態で所定時間維持したジェスチャー(第2ジェスチャー)であることが認識された場合、機能リスト画面(選択画面)において、選択情報記憶部81に記憶された選択情報に基づいて、複数の機能アイコンそれぞれについて、選択情報又は選択情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させるよう表示部101を制御する。
本実施形態において、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーがピンチインを途中で停止すると共に停止状態で所定時間維持したジェスチャー(第2ジェスチャー)であることが認識された場合、機能リスト画面(選択画面)において、選択情報記憶部81に記憶された選択情報に基づいて、複数の機能アイコン300a〜e、310a〜e、320a〜eそれぞれについて、最新の日時情報を示す情報アイコン400a〜e、410a〜e、420a〜eそれぞれを関連付けて(重ねて)表示させるよう表示部101を制御する。
【0039】
また、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーがピンチインを途中で停止すると共に停止状態で所定時間維持したジェスチャー(第2ジェスチャー)であることが認識された場合、機能リスト画面(選択画面)において、選択情報に基づいて、複数の機能アイコンのうち、最新の日時情報により特定される日時が、第2ジェスチャーで選択された第1選択機能アイコンにおける最新の日時情報により特定される日時以前である機能アイコンの全部又は一部に対応する選択情報又は情報アイコンの表示態様を変更させるよう表示部101を制御する。
【0040】
本実施形態において、具体的には、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーがピンチインを途中で停止すると共に停止状態で所定時間維持したジェスチャー(第2ジェスチャー)であることが認識された場合、選択情報に基づいて、第2ジェスチャーで選択された第1選択機能アイコンである機能アイコン320a(
図6参照)における最新の日時情報と、他の機能アイコンにおける最新の日時情報とをそれぞれ比較する。
続けて、表示制御部95は、他の機能アイコンのうち、最新の日時情報により特定される日時が、第2ジェスチャーで選択された第1選択機能アイコンにおける最新の日時情報により特定される日時以前である機能アイコン310b、310c(
図6参照)を認識する。
そして、表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、認識された機能アイコン310b、310cに対応する情報アイコン410b、410cの表示態様を変更させるよう表示部101を制御する。
例えば、表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、情報アイコン410b、410cの色を変更させる(例えば、黒色→赤色に変更)よう表示部101を制御する。本実施形態においては、表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、選択された機能アイコン320aに対応する情報アイコン420aの表示態様も変更させる。
【0041】
ここで、表示制御部95は、最新の日時情報により特定される日時が、第2ジェスチャーで選択された第1選択機能アイコンにおける最新の日時情報により特定される日時以前である機能アイコンに対応する情報アイコンの全てを表示変更させる必要はなく、例えば、一部だけ表示変更させるよう表示部101を制御してもよい。
【0042】
表示制御部95は、表示部101により選択情報又は情報アイコンの表示態様が変更された表示状態において、選択受付部91により機能アイコンが選択された場合、機能リスト画面(選択画面)において、第1選択機能アイコン及び選択された機能アイコンである第2選択機能アイコンを削除するよう表示部101を制御可能に構成される。
本実施形態において、表示制御部95は、表示部101により情報アイコン410b、410cの表示態様が変更された表示状態において、選択受付部91により機能アイコン320aとは異なる機能アイコンが選択された場合、機能リスト画面(選択画面)において、機能アイコン320aだけでなく、新たに選択された機能アイコンも削除するよう表示部101を制御する。
【0043】
表示制御部95は、機能アイコンを自動削除可能な自動削除モードを有する。
そして、表示制御部95は、自動削除モードである場合、機能リスト画面(選択画面)において、表示態様が変更された選択情報又は情報アイコンに対応する機能アイコンを削除させるよう表示部を制御する。
【0044】
また、表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、1又は複数の機能アイコンを削除させるよう表示部101を制御した場合、削除されなかった機能アイコンの配置を自動的に変更するよう表示部101を制御する。
表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、機能アイコン310b、310c、320aを削除させるよう表示部101を制御した場合、削除されなかった機能アイコンを左側に移動させて配置を自動的に変更するよう表示部101を制御する。
【0045】
ここで、表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、1又は複数の機能アイコンを削除させるよう表示部101を制御した場合、機能リスト画面(選択画面)において、削除され非表示となった機能アイコンが存在することを示す非表示報知アイコン500を表示させるよう表示部101を制御する(
図7参照)。
ここで、表示制御部95は、複数回にわたり、1又は複数の機能アイコンを削除させるよう表示部101を制御した場合、機能リスト画面(選択画面)において、複数の非表示報知アイコン500を表示させるよう表示部101を制御する。表示制御部95は、削除制御ごとに対応する非表示報知アイコン500を表示させるよう表示部101を制御する。
【0046】
また、表示制御部95は、選択受付部91により、非表示報知アイコン500の選択が受け付けられた場合、機能リスト画面(選択画面)において、削除された機能アイコンを表示させるよう表示部101を制御する。表示制御部95は、例えば、選択受付部92により、フリックジェスチャーによる非表示報知アイコン500の選択が受け付けられた場合、機能リスト画面(選択画面)において、削除された機能アイコンを表示させるよう表示部101を制御する。
表示制御部95は、非表示報知アイコン500が複数ある場合、選択受付部91により選択が受け付けられた非表示報知アイコン500に対応する機能アイコンを表示させるよう表示部101を制御する。
【0047】
ここで、表示制御部95は、削除された機能アイコンを再び表示させる場合、削除される前と同じ位置に表示させてもよく、機能アイコンが表示されていない領域(例えば、
図7における右側の領域)に表示させてもよい。
【0048】
本実施形態において、タッチパネル100と、選択受付部91と、表示制御部95と、選択情報記憶部81とは、表示装置を構成する。本実施形態における複合機1は、上記表示装置を備える画像形成装置である。
【0049】
続けて、
図4から
図8により、本実施形態における複合機1の動作について説明する。
図4は、複合機1の動作について説明するためのフローチャートである。
図5は、タッチパネルに表示された選択画面を説明するための図である。
図6は、タッチパネルに表示された選択画面であって、情報アイコンが表示された選択画面を説明するための図である。
図7は、タッチパネルに表示された選択画面であって、所定の機能アイコンが削除された後の選択画面を説明するための図である。
図8は、タッチパネルに表示された選択画面であって、所定の機能アイコンが削除された後の選択画面を説明するための図である。
【0050】
まず、ユーザーは、タッチパネル100に対して所定のジェスチャーを入力する。具体的には、ユーザーは、タッチパネル100(表示部101)に表示された機能リスト画面400に含まれる複数の機能アイコン300a〜e、310a〜e、320a〜eのうち、機能アイコン320a(両画面印刷機能に対応したアイコン、第1選択機能アイコン)に対して、ジェスチャーを入力する。
これにより、ステップST1において、タッチパネル100(タッチセンサー部102)は、第1選択アイコンである機能アイコン320a対するジェスチャーを検出する。タッチパネル100(タッチセンサー部102)は、検出したジェスチャー情報を制御部90(選択受付部91)に出力する。
【0051】
続けて、ステップST2において、制御部90(選択受付部91)は、ジェスチャーの態様を認識する。
制御部90(選択受付部91)は、ジェスチャーが第1ジェスチャーであると認識した場合(ステップST2、A)、処理をステップST8に進め、機能リスト画面(選択画面)において、第1選択機能アイコンである機能アイコン320aを削除するよう表示部101を制御する(
図8参照)。そして、制御部90(選択受付部91)は、処理をステップST12に進める。
【0052】
また、制御部90(選択受付部91)は、ジェスチャーがその他のジェスチャー(例えば、タップ)であると認識した場合(ステップST2、C)、処理をステップST9に進め、機能アイコン320aの選択を受け付ける。
続けて、ステップST10において、制御部90(選択受付部91)は、選択情報(日時情報、回数情報(加算情報))を記憶部80(選択情報記憶部81)に出力する。記憶部80(選択情報記憶部81)は、受け付けた選択情報を機能アイコン320aと関連付けて記憶する(蓄積する)。そして、複合機1(表示装置)は、表示制御処理を終了する。
【0053】
また、制御部90(選択受付部91)は、ジェスチャーが第2ジェスチャーであると認識した場合(ステップST2、B)、処理をステップST3に進める。
【0054】
続けて、ステップST3において、制御部90(表示制御部95)は、記憶部80(選択情報記憶部81)に記憶される複数の機能アイコンそれぞれにおける選択情報に基づいて、情報アイコンを機能アイコンの右上に重ねて表示させる(
図6参照)。
【0055】
続けて、ステップST4において、制御部90(表示制御部95)は、記憶部80(選択情報記憶部81)に記憶される複数の機能アイコンそれぞれにおける選択情報に基づいて、所定の機能アイコンに対応する情報アイコンの表示態様を変更する(
図6参照)。
【0056】
続けて、ステップST5において、制御部90(表示制御部95)は、自動削除モードに設定されているか否かを判定する。
制御部90(表示制御部95)は、自動削除モードに設定されていると判定した場合(ステップST5、YES)、処理をステップST11に進める。
ステップST11において、制御部90(表示制御部95)は、機能リスト画面(選択画面)において、第1選択機能アイコンである機能アイコン320a及び上述の所定の機能アイコン(表示変更された情報アイコンに対応する機能アイコン)を削除するよう表示部101を制御する。そして、制御部90は、処理をステップST12に進める。
【0057】
制御部90(表示制御部95)は、自動削除モードに設定されていないと判定した場合(ステップST5、NO)、処理をステップST6に進める。
ステップST6において、制御部90(選択受付部91、表示制御部95)は、情報アイコンが表示変更された状態(例えば、情報アイコン410b、410cのみ赤色で表示された状態、
図6参照)において、他の機能アイコンの選択を受け付けた場合、第1選択機能アイコンである機能アイコン320a、及び第2選択機能アイコンである選択された他の機能アイコンを削除するよう表示部101を制御する。例えば、ユーザーがタッチパネル100に対して第2ジェスチャーを入力した状態で、他の機能アイコンを更に選択すると共に、第2ジェスチャーに続けて第1ジェスチャーを入力した場合、制御部90(選択受付部91、表示制御部95)は、第1選択機能アイコン及び第2選択機能アイコンを削除するよう表示部101を制御する。
そして、制御部90(選択受付部91)は、処理をステップST12に進める。
【0058】
続けて、ステップST12において、制御部90(表示制御部95)は、機能リスト画面(選択画面)において、機能アイコンが削除された領域を埋めるよう他の機能アイコンを移動させるよう表示部101を制御する(
図7参照)。また、制御部90(表示制御部95)は、機能リスト画面(選択画面)において、削除され非表示になった機能アイコンが存在することを示す非表示報知アイコン500を表示させるよう表示部101を制御する(
図7参照)。
そして、複合機1(表示装置)は、表示制御処理を終了する。
【0059】
ここで、制御部90(選択受付部91、表示制御部95)は、非表示報知アイコン500の選択を受け付けた場合、機能リスト画面(選択画面)において、削除した機能アイコンを再び表示するよう表示部101を制御するよう構成される。例えば、タッチパネル100(表示部101)に機能リスト画面400Bが表示された状態において、ユーザーが非表示報知アイコン500を指定した後に連続して
図7における黒いガイド線に沿うようにフリックジェスチャーを入力すると、制御部90(選択受付部91、表示制御部95)は、削除した機能アイコンを再び表示するよう表示部101を制御する(例えば、
図7の機能リスト画面400B→
図5の機能リスト画面400)。
【0060】
本実施形態における表示装置は、接触物(ユーザーの指、タッチペン110)によるジェスチャーを受け付け可能なタッチパネル100であって、各機能に関連付けられた複数の機能アイコンが表示された機能リスト画面(選択画面)を表示可能な表示面101aを有する表示部101と、表示面101a側に配置され、接触物における接触位置及び/又は接触領域を含むジェスチャー情報を検出すると共に、検出したジェスチャー情報を出力するタッチセンサー部102とを有するタッチパネル100と、タッチパネル100により出力されたジェスチャー情報に基づいて、複数の機能アイコンうち所定の機能アイコンの選択を受け付ける選択受付部91と、複数の機能アイコンそれぞれについて、選択受付部91により選択が受け付けられた日時及び/又は回数の情報である選択情報を記憶する選択情報記憶部81と、選択画面において、選択情報記憶部81に記憶された選択情報に基づいて、複数の機能アイコンそれぞれについて、選択情報又は前記選択情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させるよう表示部101を制御する表示制御部95と、を備える。
【0061】
本実施形態の表示装置は、複数の機能アイコンごとに、最新の選択日時の情報及び/又は所定期間内における選択回数(頻度)の情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させるよう表示部101を制御する。これにより、表示装置は、ユーザーに対して機能リスト画面(選択画面)から削除して非表示にする機能アイコンを選択するために有用な情報を好適に提供可能に構成される。
【0062】
また、表示制御部は、選択情報又は前記情報アイコンを、対応する機能アイコンの一部に重ねて表示させる。これにより、表示装置は、複数の機能アイコンそれぞれ対応する選択情報の内容を好適に表示可能に構成される。また、表示装置は、機能リスト画面(選択画面)において、機能アイコンの表示位置を移動させることなく、対応する情報アイコンを表示することができる。これにより、表示装置は、ユーザーにおける使用性を低下させることなく、機能アイコンごとに、対応する選択情報の内容を表示させることが可能に構成される。
【0063】
また、表示装置において、選択受付部91は、ジェスチャー情報に基づいてジェスチャーの態様(パターン、速度)を認識可能であると共に、第1ジェスチャーと、第2ジェスチャーとを認識可能に構成される。
そして、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーが第1ジェスチャーであることが認識された場合、選択画面において、該所定の機能アイコンを削除するよう表示部101を制御する。
また、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択、及び該所定の機能アイコンに対するジェスチャーが第2ジェスチャーであることが認識された場合、選択画面において、選択情報記憶部81に記憶された選択情報に基づいて、複数の機能アイコンそれぞれについて、選択情報又は前記選択情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させるよう表示部を制御する。
【0064】
これにより、表示装置は、ジェスチャーの種類によって、表示制御の内容を変更可能に構成される。
また、第1ジェスチャーがピンチイン、第2ジェスチャーがピンチインを途中で停止すると共に、停止状態で所定時間維持したジェスチャーである場合、表示装置は、ユーザーが入力操作の途中で表示制御の内容を選択できるよう構成される。
【0065】
また、表示装置において利用される選択情報は、複数の機能アイコンそれぞれにおける最新の選択日時の情報である。これにより、表示装置は、ユーザーに好適な選択情報を表示可能に構成される。
【0066】
また、表示制御部95は、選択受付部91により、所定の機能アイコンの選択と、該所定の機能アイコンに対するジェスチャーが前記第2ジェスチャーであることが認識された場合、機能リスト画面(選択画面)において、選択情報に基づいて、複数の機能アイコンのうち、最新の日時情報により特定される日時が、第2ジェスチャーで選択された第1選択機能アイコンにおける最新の日時情報により特定される日時以前である機能アイコンの全部又は一部に対応する選択情報又は情報アイコンの表示態様を変更させるよう表示部101を制御する。
これにより、表示装置は、ユーザーに選択情報をより好適に表示可能に構成される。
【0067】
表示制御部95は、表示部101により選択情報又は情報アイコンの表示態様が変更された表示状態において、選択受付部91により機能アイコンが選択された場合、機能リスト画面(選択画面)において、第1選択機能アイコン及び選択された機能アイコンである第2選択機能アイコンを削除するよう表示部101を制御可能に構成される。
これにより、表示装置は、ユーザーが好適に表示された情報アイコンを見ながら、削除すべき他の機能アイコンを選択可能に構成される。
【0068】
表示制御部95は、機能アイコンを自動削除可能な自動削除モードを有する。そして、表示制御部95は、自動削除モードである場合、機能リスト画面(選択画面)において、表示態様が変更された選択情報又は情報アイコンに対応する機能アイコンを削除させるよう表示部101を制御する。
これにより、表示装置は、削除する機能アイコンとして、ユーザーが削除する蓋然性の高い機能アイコンを自動的に選択するよう構成される。
【0069】
表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、1又は複数の機能アイコンを削除させるよう表示部101を制御した場合、削除されなかった機能アイコンの配置を自動的に変更するよう表示部101を制御する。
これにより、表示装置は、機能リスト画面(選択画面)において、機能アイコンが削除された領域が空き領域として点在し、操作性が低下することを抑制可能に構成される。
【0070】
表示制御部95は、機能リスト画面(選択画面)において、1又は複数の機能アイコンを削除させるよう表示部101を制御した場合、機能リスト画面(選択画面)において、削除され非表示となった機能アイコンが存在することを示す非表示報知アイコン500を表示させるよう表示部101を制御する。
これにより、表示装置は、機能リスト画面(選択画面)において、削除され非表示になった機能アイコンがあることをユーザーが認識可能に構成される。
【0071】
表示制御部95は、複数回にわたり、1又は複数の機能アイコンを削除させるよう表示部101を制御した場合、機能リスト画面(選択画面)において、複数の非表示報知アイコン500を表示させるよう表示部101を制御する。
これにより、表示装置は、機能リスト画面(選択画面)において、削除処理が複数回なされた場合、削除され非表示になった機能アイコンがあること及び複数回削除処理があったことをユーザーが認識可能に構成される。
【0072】
表示制御部95は、選択受付部91により、非表示報知アイコン500の選択が受け付けられた場合、機能リスト画面(選択画面)において、削除された機能アイコンを表示させるよう表示部101を制御する。
これにより、表示装置は、非表示報知アイコンの選択が受け付けられた場合、機能リスト画面(選択画面)において、削除して非表示にした機能アイコンを元に戻すことが可能に構成される。
【0073】
また、本実施形態における複合機1(画像形成装置)は、上述の表示装置を備えるので、上述した効果と同様の効果を奏する。
【0074】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、種々の形態で実施することができる。
また、本発明の画像形成装置は、上述した複合機1に限定されることはない。すなわち、本発明の画像形成装置は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンター機能及びスキャナー機能を備える複合機だけでなく、ファクシミリ、コピー機、プリンターであってもよい。
【0075】
また、本実施形態の複合機1は、中間転写ベルト48を介して用紙Tにトナー画像を転写している(間接転写方式)が、この形態に限定されることはなく、感光体ドラムに形成されたトナー画像を直接に用紙Tに転写してもよい(直接転写方式)。
【0076】
また、本実施形態の複合機1は、用紙Tの片面を印刷する構成であるが、これに限定されることはなく、用紙の両面を印刷する構成であってもよい。
また、本発明の画像形成装置によってトナー画像が定着される被転写材は用紙Tに限定されることはなく、例えば、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)シート等のフィルムシートであってもよい。
【0077】
また、上述の開示により、表示装置による表示制御方法も開示されている。
すなわち、接触物によるジェスチャーを受け付け可能なタッチパネルであって、各機能に関連付けられた複数の機能アイコンが表示された選択画面を表示可能な表示面を有する表示部と、前記表示面側に配置され、前記接触物における接触位置及び/又は接触領域を含むジェスチャー情報を検出すると共に、検出したジェスチャー情報を出力するタッチセンサー部と、を有するタッチパネルを備える表示装置における表示制御方法であって、表示装置が、前記タッチパネルにより出力されたジェスチャー情報に基づいて、前記複数の機能アイコンうち所定の機能アイコンの選択を受け付ける選択受付工程と、表示装置が、前記複数の機能アイコンそれぞれについて、前記選択受付工程において選択が受け付けられた日時及び/又は回数の情報である選択情報を記憶する選択情報記憶工程と、表示装置が、前記選択画面において、前記選択情報記憶工程において記憶された前記選択情報に基づいて、前記複数の機能アイコンそれぞれについて、前記選択情報又は前記選択情報の内容を示す情報アイコンを関連付けて表示させるよう前記表示部を制御する表示制御工程と、を含む表示制御方法が開示されている。
ここで、上記表示制御方法は、所定のプログラムによって実施されてもよい。
本発明は、上記表示制御方法を実施するためのプログラムを含む。
また、当該プログラムは、コンピューター及びコンピューターを備える表示装置(画像形成装置)によって読み出し可能に所定の記憶媒体に記憶されてもよい。