特許第5774048号(P5774048)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5774048
(24)【登録日】2015年7月10日
(45)【発行日】2015年9月2日
(54)【発明の名称】発光ダイオードランプ
(51)【国際特許分類】
   F21V 19/00 20060101AFI20150813BHJP
   H01R 33/94 20060101ALI20150813BHJP
   H01R 33/05 20060101ALI20150813BHJP
   F21S 2/00 20060101ALI20150813BHJP
   F21Y 101/02 20060101ALN20150813BHJP
【FI】
   F21V19/00 110
   H01R33/94
   H01R33/05 B
   F21S2/00 213
   F21V19/00 500
   F21Y101:02
【請求項の数】3
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2013-90040(P2013-90040)
(22)【出願日】2013年4月23日
(65)【公開番号】特開2013-229330(P2013-229330A)
(43)【公開日】2013年11月7日
【審査請求日】2013年4月23日
(31)【優先権主張番号】201210125762.5
(32)【優先日】2012年4月26日
(33)【優先権主張国】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】506243208
【氏名又は名称】アドヴァンスト オプトエレクトロニック テクノロジー インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】ADVANCED OPTOELECTRONIC TECHNOLOGY INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】林 志勇
(72)【発明者】
【氏名】謝 明村
(72)【発明者】
【氏名】葉 進連
(72)【発明者】
【氏名】張 家誠
(72)【発明者】
【氏名】楊 全福
【審査官】 三島木 英宏
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3159134(JP,U)
【文献】 特開平11−040111(JP,A)
【文献】 特開2004−207043(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21V 19/00
F21S 2/00
H01R 33/05
H01R 33/94
F21Y 101/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランプ本体及び前記ランプ本体と係合するためのアダプタを備える発光ダイオードランプにおいて、
前記ランプ本体には、その底面から突出する2つのピンが互いに離間して設けられ、前記2つのピンが、前記ランプ本体の正極及び負極として使用され且つ双ピン式ソケットに挿入するために用いられ、
前記アダプタが、前記ランプ本体と係合する接合台座と、前記接合台座から延伸し且つ外周面に前記アダプタの負極として使用する金属ねじ山が形成されるコネクタと、前記接合台座の中に設置され且つ前記金属ねじ山に接続される第一接続部と、前記接合台座及び前記コネクタの中に設置され且つアダプタの正極として使用されるように前記コネクタの底面から露出される底端を有する第二接続部と、を備え、前記第一接続部の上端には、前記上端が凸面状であるように第一突起が形成され、前記第二接続部の上端には、前記上端が凸面状であるように第二突起が形成され、前記ランプ本体が前記アダプタと係合する場合、前記ランプ本体の前記2つのピンが前記第一突起及び前記第二突起にそれぞれ接触して導通し、前記コネクタが、標準ランプ用のねじ込み式ソケットと係合するために用いられることを特徴とする、発光ダイオードランプ。
【請求項2】
前記接合台座が、上部及び前記上部から下方へ延びる下部を備え、前記上部には、収容孔が開設され、前記下部には、前記収容孔と連通する止まり穴が開設され、さらに、前記下部には、前記止まり穴の底面から下方へ延びる第一挿入孔及び第二挿入孔が互いに離間して設けられ、前記収容孔及び前記止まり穴が、前記ランプ本体を係合するための収容空間を構成し、前記ランプ本体の前記2つのピンが、前記第一挿入孔及び前記第二挿入孔にそれぞれ挿入されることを特徴とする、請求項1に記載の発光ダイオードランプ。
【請求項3】
前記第一突起が前記第一挿入孔の中に延伸され、前記第二突起が前記第二挿入孔の中に延伸され、前記ランプ本体が前記アダプタと係合する場合、前記ランプ本体の前記2つのピンが、前記第一挿入孔及び前記第二挿入孔の中に挿入することを特徴とする、請求項2に記載の発光ダイオードランプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ダイオードランプに関し、特に異なるタイプのランプソケットと係合することができる発光ダイオードランプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の発光ダイオードランプは、ランプ本体及びランプ本体に形成されるコネクタを備える。ランプのコネクタは、外周にねじ山が形成され、ねじ山を有するランプソケットに係合するために用いられる。ランプソケットは、発光ダイオードランプを点灯するように発光ダイオードランプに電流を供給する。しかし、発光ダイオードランプを製造する際には、発光ダイオードランプのコネクタは、一般的に、双ピン式ソケット(例えば、MR−16ソケット)又はねじ込み式ソケット(例えば、E−10ソケット)のいずれか一種だけとしか係合することができないため、従来の発光ダイオードランプの応用性が悪い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記課題を解決するために、本発明は、異なるタイプのランプソケットと係合することができる発光ダイオードランプを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に係る発光ダイオードランプは、ランプ本体及び前記ランプ本体と係合するためのアダプタを備え、前記ランプ本体には、その底面から突出する2つのピンが互いに離間して設けられ、前記2つのピンは、前記ランプ本体の正極及び負極として使用され且つ双ピン式ソケットに挿入するために用いられ、前記アダプタが、前記ランプ本体と係合する接合台座と、前記接合台座から延伸し且つ外周面に前記アダプタの負極として使用する金属ねじ山が形成されるコネクタと、前記接合台座の中に設置され且つ前記金属ねじ山に接続される第一接続部と、前記接合台座及び前記コネクタの中に設置され且つアダプタの正極として使用されるように前記コネクタの底面から露出される底端を有する第二接続部と、を備え、前記第一接続部の上端には、前記上端が凸面状であるように第一突起が形成され、前記第二接続部の上端には、前記上端が凸面状であるように第二突起が形成され、前記ランプ本体が前記アダプタと係合する場合、前記ランプ本体の前記2つのピンが前記第一突起及び前記第二突起にそれぞれ接触して導通し、前記コネクタが、標準ランプ用のねじ込み式ソケットと係合するために用いられる。
【発明の効果】
【0005】
従来の技術と比べ、本発明に係る発光ダイオードランプは、ランプ本体及びランプ本体と係合するアダプタを備え、ランプ本体には、双ピン式ソケットと係合することが可能な2つのピンが形成され、アダプタには、ねじ込み式ソケットと係合することが可能なネジ式コネクタが形成され、発光ダイオードランプが双ピン式ソケットと係合する場合、ランプ本体は、その2つのピンを利用して双ピン式ソケットに挿入することができ、発光ダイオードランプがねじ込み式ソケットと係合する場合、ランプ本体は、アダプタを利用してねじ込み式ソケットにねじ込むことができる。従って、本発明の発光ダイオードランプは、異なるタイプのランプソケットと係合することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の第一実施形態に係る発光ダイオードランプの立体図である。
図2図1に示した発光ダイオードランプのアダプタの断面図である。
図3図1に示した発光ダイオードランプのランプ本体の立体図である。
図4】本発明の第二実施形態に係る発光ダイオードランプのアダプタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0008】
図1を参照すると、本発明の第一実施形態に係る発光ダイオードランプ1は、アダプタ10及びアダプタ10と係合するランプ本体20を備える。
【0009】
図2を参照すると、アダプタ10は、接合台座12、電気接続部14及びコネクタ16を備える。接合台座12及びコネクタ16は、電気的な絶縁材料で作られており、一体的に成型される。電気接続部14は、接合台座12及びコネクタ16の内部に設置される。
【0010】
接合台座12は、上部121及び上部121から下方へ延びる下部123を備える。上部121は、円筒形を呈する。下部123は、円錐台形を呈し且つ上から下まで直径が徐々に小さくなる。上部121の直径は、下部123の直径より大きい。下部123は、上部121の底面の中央部から下方へ延びる。上部121には、収容孔122が開設される。下部123の頂部には、収容孔122と連通する止まり穴124が開設される。さらに、下部123には、止まり穴124の底面から下方へ延びる第一挿入孔126及び第二挿入孔128が互いに離間して設けられている。第一挿入孔126及び第二挿入孔128は、互いに平行であり且つ止まり穴124とそれぞれ連通する。止まり穴124の内径は、収容孔122の内径より小さい。収容孔122は、止まり穴124と共にランプ20の一部を収容するための収容空間を形成する。
【0011】
コネクタ16は、細長い構造体であり且つ接合台座12の下部123の底面の中央部から下方へ延びる。コネクタ16の直径は、下部123の直径より小さい。コネクタ16の上部の外周面には、金属ねじ山162が形成される。
【0012】
電気接続部14は、第一接続部142及び第二接続部144を備える。第一接続部142及び第二接続部144は、接合台座12の下部123の内部に設置され且つ止まり穴124の下方にそれぞれ位置される。第一接続部142の下端部は、接合台座12の下部123の底面から露出され且つアダプタ10の負極として使用される金属ねじ山162に接続される。第一接続部142の上端部には、下部123の第一挿入孔126に対応し且つ第一挿入孔126と連通する第一導電孔146が開設される。第二接続部144の上端部には、下部123の第二挿入孔128に対応し且つ第二挿入孔128と連通する第二導電孔148が開設される。第二接続部144の下端部は、コネクタ16の中に延伸され、且つ、第二接続部144の底端164は、コネクタ16の底部から露出され、従って、アダプタ10の正極として使用される。本発明のコネクタ16は、標準ランプ用ねじ込み式ソケットの規格を満たすことができる。
【0013】
図3を参照すると、ランプ本体20は、ホルダ22及びホルダ22の上部に形成されるバルブ24を備える。バルブ24の外周面には、複数のフィン241が形成される。バルブ24の下端部のサイズは、アダプタ10の接合台座12の上部121の収容孔122の内径より僅かに小さい。ホルダ22の直径は、アダプタ10の接合台座12の下部123の止まり穴124の内径より僅かに小さい。ホルダ22の底部には、下方へ延びる2つのピン222、224が設けられ、2つのピン222、224は、異なる極性を有し且つアダプタ10の第一挿入孔126及び第二挿入孔128にそれぞれ対応する。外部電源は、2つのピン222、224を介してランプ本体20に電力を供給することができる。本実施形態において、ランプ本体20は、発光ダイオード(図示せず)を光源とする照明器具である。2つのピン222、224は、標準ランプ用双ピン式ソケットの規格を満たすことができる。
【0014】
利用可能な双ピン式ソケット(図示せず)がある場合、発光ダイオードランプ1は、アダプタ10を使用せずにランプ本体20を直接的に使用することができる。ランプ本体20のピン222、224は、双ピン式ソケットの取り付け孔に挿入し、双ピン式ソケットと電気的に接続し、これにより、双ピン式ソケットは、ランプ本体20に電力を供給する。
【0015】
利用可能なねじ込み式ソケット(図示せず)がある場合、発光ダイオードランプ1は、アダプタ10を使用する必要がある。具体的には、バルブ24の下端部は、アダプタ10の接合台座12の上部121の収容孔122に収容され、それと共に、ホルダ22は、接合台座12の下部123の止まり穴124に収容され、2つのピン222、224は、第一挿入孔126及び第二挿入孔128を介して第一接続部142の第一導電孔146及び第二接続部144の第二導電孔148にそれぞれ挿入され、これにより、第一接続部142及び第二接続部144に電気的に接続される。従って、ランプ本体20とアダプタ10との間の電気的な接続を実現することができる。それから、アダプタ10のコネクタ16をねじ込み式ソケットにねじ込み、この時、アダプタ10のコネクタ16の金属ねじ山162は、ねじ込み式ソケットの負極に接続され、第二接続部144の底端164は、ねじ込み式ソケットの正極に接続される。従って、ランプ本体20は、アダプタ10を介してねじ込み式ソケットと電気的な接続を実現することができる。
【0016】
図4を参照すると、本発明の第二実施形態に係るアダプタ10aの構造は、第一実施形態のアダプタ10の構造とほぼ同じである。異なるのは、第二実施形態では、電気接続部15に導電孔が開設されず、第一接続部152の上端に第一挿入孔126の中に延伸される第一突起156が形成され、第二接続部154の上端に第二挿入孔128の中に延伸される第二突起158が形成されることである。ランプ本体20はアダプタ10aと係合する場合、ランプ本体20の2つのピン222、224は、第一挿入孔126及び第二挿入孔128の中に挿入し且つ第一突起156及び第二突起158にそれぞれ接触する。従って、ランプ本体20とアダプタ10aとの接続を実現する。
【0017】
本発明の実施形態に係る発光ダイオードランプ1は、ランプ本体20及びランプ本体20と係合するアダプタ10を備え、ランプ本体20には、双ピン式ソケットと係合することが可能な2つのピンが形成され、アダプタ10には、ねじ込み式ソケットと係合することが可能なネジ式コネクタが形成され、発光ダイオードランプ1が双ピン式ソケットと係合する場合、ランプ本体20は、その2つのピンを利用して双ピン式ソケットに挿入することができ、発光ダイオードランプ1がねじ込み式ソケットと係合する場合、ランプ本体20は、アダプタ10を利用してねじ込み式ソケットにねじ込むことができる。従って、本発明の発光ダイオードランプ1は、異なるタイプのランプソケットと係合することができる。
【符号の説明】
【0018】
1 発光ダイオードランプ
10、10a アダプタ
20 ランプ本体
12 接合台座
14、15 電気接続部
16 コネクタ
121 上部
122 収容孔
123 下部
124 止まり穴
126 第一挿入孔
128 第二挿入孔
142、152 第一接続部
144、154 第二接続部
146 第一導電孔
148 第二導電孔
162 金属ねじ山
164 底端
22 ホルダ
24 バルブ
222、224 ピン
241 フィン
156 第一突起
158 第二突起
図1
図2
図3
図4