【実施例】
【0042】
本発明の目的及び利点を以下の非限定的な実施例により更に例示するが、これらの実施例の中で挙げた特定の材料及びその量、並びに他の条件及び詳細は、本発明を不当に限定するように解釈されるべきではない。特に記載のない限り、実施例及び本明細書の残りの部分における全ての部、パーセント、及び比率などは、重量による。
【0043】
曲げ弾性率試験
実施例の物品から4インチ×公称厚さ1/4インチ(101.6mm×6.35mm)の固体の(中空穴のない)円盤を切り取って、試験用標本を準備した。荷重及びたわみの測定は、500N荷重計が装着されたInstronモデル4411引張り試験機(マサチューセッツ州NorwoodのInstronより入手)を用いて行った。直径3インチ(76.2mm)のスケジュール40黒色管を用いて、引張り試験機のベースで試験用標本を支持した。試験用標本の支持面を管の長手方向軸に対して90°の角度で、試験用標本の中央が試験中に引張り試験機のベースと接触しないように十分な長さを有するように、管を切断した。試験用標本の直径中心に合わせて位置づけられる接触点として、クロスヘッドに取り付けられた荷重計の中央の付属柱(直径0.79インチ(20.1mm))を用いた。試験円盤の表面とちょうど接触するように、引張り試験機のクロスヘッドを初期の位置まで下げた。クロスヘッドのこの位置をたわみゼロと定めた。次いで、総たわみが0.1インチ(2.54mm)になるまでクロスヘッドを毎分0.1インチ(毎分2.54mm)下げていった。少なくとも0.02インチ(0.51mm)たわむごとに力の測定値を記録した。クロスヘッドを上げ、備品から試験用標本を取り外した。試験用標本に任意の残留変形がある場合は、試験用標本を平面に押し当てて取り除いた。接触点に円盤の反対側を提供して試験を繰り返した。
【0044】
曲げ弾性率は、まず、前側及び後側の測定された荷重計の力の平均を試験用標本の測定された厚さで割って、
研磨ホイールの厚さの差に対して力のデータを正規化することによって算出した。次いで、正規化した平均力をy軸にプロットし、変位データをx軸にプロットした。Microsoft EXCELのような統計的カーブフィッティングプログラムを用いて、荷重対変位曲線の勾配を見出した。フィッティングされた線の勾配は、試験用標本の変位1インチ(25.4mm)当た
りポンド/
厚さインチ(kg/cm)を単位とする曲げ弾性率である。
【0045】
仕上げ試験A
試験用の直径4インチ(102mm)の
研磨ホイールを、適切なアダプターを用いて、5/8インチ(15.9mm)又は1.25インチ(32mm)のいずれかの心棒穴を通して、例えばミネソタ州St.Paulの3Mから入手される第20236号のような空気式直角研削盤上に装着した。無荷重下で6000RPMの軸速度を得るように、研削盤が供給する空気圧を約80psi(551.6kPa)に低下した。ペンシルベニア州PittsburghのDelta International Machinery CorpのDelta 10インチ(254mm)Bench Grinderモデル23−980に装着された、10インチ(254mm)の粒度36番の酸化アルミニウムボンド
研磨ホイール(Delta Cat.No.23−983)に対して
研磨ホイールの面を平行移動することによって、この
研磨ホイールを目直しした。カリフォルニア州CamarilloのHarbor Freight Tools,Inc.から入手可能なCentral Machinery商標のVariable Speed Mini Lathe SKU 183号のような卓上旋盤に、直径1/2インチ(12.7mm)のカーバイドの製作機械工具半加工品を装着した。旋盤速度は、無荷重下で約350rpmの軸回転が得られるように調節した。旋盤及び研削盤が同じ方向に回転するように、旋盤は操縦者の方へ回転させ、一方、研削盤は操縦者から離れる方へ回転させた。旋盤に装着されたカーバイド工具に対して、
研磨ホイールの周辺部を手動により約10〜15ポンド(44.5〜66.7N)の力で付勢した。半加工品の接触区域は、スプレーボトルからの水スプレーで濡れた状態に維持した。約3/8インチ(9.53mm)のわずかな横揺れ振動で1分間、
研磨ホイールをカーバイド半加工品に対して付勢した。次いで、カーバイド半加工品をペーパータオルで拭いて乾かし、ロードアイランド州ProvidenceのMahr Federal IncのMahr Perthometer M2のような接触型表面計を用いて表面仕上げを測定した。3回測定し、マイクロインチ単位でRa及びRzを記録した。Ra及びRzの個別の測定値の平均として結果を報告する。試料の切削性能は、ロードアイランド州North KingstownのHexagon Metrology,IncのBrown & Sharpe DIGIT−CAL MK IVモデル599−571−4のようなディジタルバーニヤキャリパーを用いて測定した。ストック除去は、研削された区域における円筒形ワークピースの直径の変化を記録することによって測定した。試験の前及び後の両方に半加工品のODの周囲で4回測定を行った。ストック除去の結果は、それらの4つの測定値の平均として報告する。
【0046】
仕上げ試験B
3500rpmで動作中の、例えばDelta Model 23−880 8インチ(203.2mm)卓上研削盤のような卓上研削盤に、直径4インチ(102mm)、厚さ0.25インチ(6.35mm)の
研磨ホイールを、適切なアダプターを用いて5/8インチ(15.9mm)又は1.25インチ(32mm)のいずれかの心棒穴を通して装着した。
研磨ホイールは、8インチ又は10インチ(203.2mm又は254mm)のDeltaの粒度36番の酸化アルミニウムボンド
研磨ホイール(Delta Cat.No.23−883又は23−983)を
研磨ホイールの面に対して平行移動することによって、回転させながら目直しした。直径0.5インチ(12.7mm)のカーバイド切削半加工品を手で保持し、回転する
研磨ホイールに対して付勢した。接触している時間中、
研磨ホイールとワークピースとの接触面にスプレーボトルからの水流を適用した。ワークピースを約1分間、約0.5インチ(12.7mm)の距離にかけて
研磨ホイール上で横揺れ振動させた。試験の完了時に、半加工品をペーパータオルで拭いて乾かし、ロードアイランド州ProvidenceのMahr Federal IncのMahr Perthometer M2のような接触型表面計を用いて表面仕上げを測定した。3回測定し、マイクロインチ単位でRa及びRzを記録した。Ra及びRzの個別の測定値の平均として結果を報告する。
【0047】
仕上げ試験C
1インチ(25.4mm)のアダプターを用い、1.25インチ(32mm)の心棒穴を介して、直径4インチ(102mm)の
研磨ホイールをサーボモーターシャフトに装着した。サーボモーターの速度は0〜4135RPMまで加減可能である。台表面に堅く保持された粒度220番の酸化アルミニウム目直しスティック(220 AM−K,Boride Abraisves,ミシガン州Traverse City)に対して
研磨ホイールの面を平行移動することによって、
研磨ホイールを目直しした。電位差計を用い、サーボモーター速度を目直しのために約1500RPMの無荷重速度に調節した。5ポンド(22.2N)の力で1分間、1/8インチ(3.18mm)のわずかな横揺れ振動とともに、
研磨ホイールの周辺部を目直しスティックに対して自動的に付勢した。直径1/2インチ(12.7mm)のタングステンカーバイド棒(p/n 8788A254,McMaster−Carr,イリノイ州Elmhurst)を、仕上げ試験Aで説明したように卓上旋盤に装着した。旋盤速度は、無荷重下で約350RPMの軸回転が得られるように調節した。電位差計を用い、サーボモーター速度を約4135RPMの無荷重速度に調節した。5ポンド(22.2N)の力で1分間隔周期で、1/8インチ(3.18mm)のわずかな横揺れ振動とともに、
研磨ホイールを直径1/2インチ(12.7mm)の棒に対して付勢した。次いで、この1/2インチ(12.7mm)の棒をペーパータオルで拭いて乾かし、仕上げ試験Aで説明したように接触型表面計を用いて表面仕上げを測定した。5回測定し、Ra及びRz表面仕上げを記録した。その間隔の切削は、仕上げ試験Aで説明したようにディジタルバーニヤキャリパーを用いて、研削された区域の中央での棒の直径の変化を記録することによって測定した。それぞれの試験間隔の前及び後に、ワークピースの外径の周囲を4回測定した。それぞれの周期の後に、取り除かれたタングステンカーバイドストックの質量を記録した。
【0048】
下記表1は、実施例全体に使用される略称を列記したものである。
【0049】
【表1】
【0050】
混合法A
表2の構成成分の添加は、表に記載されている順に行い、それぞれの添加の間に混合を行った。混合は、高せん断、高速のエアミキサーを用いて達成した。樹脂のバッチサイズは約0.15〜2.5kgとした。
【0051】
混合法B
構成成分を華氏120度(摂氏48.88度)に加熱した。プレミックス1(以下、PMX1と呼ぶ)として、DENとPMAとXJとのプレミックスを作製した。PMX1の構成成分は、ミネソタ州MinneapolisのDispatch Industries,Inc.のDespatch Vシリーズのような炉の中で予め加熱してから混合した。PMAは華氏70〜105度、DENは華氏175〜210度、XJは華氏120〜145度に加熱した。構成成分を添加後、均質になるまでPMX1を混合した。水と15S40とEZ3とのプレミックスをプレミックス2(以下、PMX2と呼ぶ)として作製した。PMX2の構成成分は、PMX1の構成成分と同じように炉内で予め加熱してから混合した。水及び15S40は、華氏125〜145度に、EZ3は華氏70度〜105度に加熱した。KAY−A−AとK450とのプレミックスをプレミックス3(以下、PMX3と呼ぶ)として作製した。BL46は、PMX1の構成成分と同じように炉内で華氏120度まで加熱した。BL46を容器に加え、PMX1を添加しながら激しく混合した。混合物が均質になるまで混合を続けた。混合物が均質になったところで、混合しながらMP22(炉内で華氏70〜105度に加熱したもの)を添加した。MP22が十分に混ぜ込まれたところで、混合しながらPMX2をゆっくりと添加した。PMX2が完全に添加され、混合物が均質になった後、引き続き混合しながらCM及びAPを添加した。CM及びAPを混ぜ込んだ後、混合しながらPMX3(炉内で華氏70〜105度に加熱したもの)を添加した。PMX3の添加後も約1分間混合を続けた。混合は、小型Myersミキサーを用いて行った。樹脂のバッチサイズは約0.2〜3kgとした。
【0052】
【表2】
【0053】
スラリーでコーティングされたウェブの作製手順
重量が125.29g/m
2の低密度不織繊維ウェブをウェブ成形機で15デニールのナイロン6,6繊維から形成した。水が47.51%、T403が26.36%、ERが17.61%、AFが0.50%、顔料が1.00%、LiStが2.79%、EZ3が4.23%のコーティング液を用いて、乾燥時の追加重量が50.37g/m
2となるように、得られた低密度のウェブを結合剤コーティングでロールコーティングした。ロールコーティングしたウェブを、3分間の滞在時間にかけて、摂氏171度に維持されている熱対流炉に通して、非粘着状態になるまで結合剤コーティングを硬化させた。得られたコーティングされた不織布ウェブ(以下、プレボンドと呼ぶ)は、厚さ約235ミル(5.97mm)、重量約175.67g/m
2であった。
【0054】
混合法A又はBのいずれかによって調製された研磨剤スラリーは、合計標的濡れ重量が1988g/m
2となるようにプレボンドにロールコーターで、研磨剤スラリーを用いてコーティングされた。スラリーコーティングされたウェブを約8%の溶剤保持率まで乾燥した。
【0055】
一般的な成形法1
この生乾きのスラリーコーティングされたウェブの層を、2枚の金属板の間に挟んで厚さ0.25インチ(6.35mm)に圧縮して積層体にした。次いで、この組み立て品全体を、華氏245度(摂氏118度)に維持した炉内に4時間置いた。4時間経過後、金属板を取り除き、華氏245度(摂氏118度)で14時間、硬化を続けた。硬化されたスラブが冷えてから、
研磨ホイールを公称0.25インチ(6.35mm)のスラブから型抜きした。
【0056】
一般的な成形法2
生乾きのスラリーコーティングされたウェブの層を積み重ね、華氏250度(摂氏121度)に加熱されたプラテンプレスに置き、0.25インチ(6.35mm)に圧縮し、50psi(345kPa)の圧力下に30分間保持した。得られたスラブをプラテンプレスから取り出し、華氏275度(摂氏135度)で2.25時間、後硬化させた。硬化されたスラブが室温まで冷えた後、
研磨ホイールを公称0.25インチ(6.35mm)の厚さのスラブから型抜きした。
【0057】
試料の作製
上述の一般的な成形法のいずれかを用いて、同じタイプの研磨剤スラリーを用いた1〜8層の生乾きの層を下記表3に従って組み立てた。
【0058】
【表3】
1 実施例12は、研磨剤スラリー配合のAP10をその正確な量のAP200で置き換えることにより、実施例2と同様に構成された。
2 比較例Cは、研磨剤スラリー混合物のAP10をその正確な量のAP10Aで置き換えることにより、実施例4と同様に構成された。
3 比較例Dは、研磨剤スラリー混合物のAP10をその正確な量のAP320で置き換えることにより、実施例2と同様に構成された。試験は実施例12と同じように行われた。
4 実施例13、実施例14、及び比較例Eは、厚さを1/4インチ(6.35mm)の代わりに3/8インチ(9.53mm)として、一般的な成形法2を用いて成形された。
5 実施例14は、研磨剤スラリー混合物のAP325をその正確な量のAP120で置き換えることにより、実施例13と同様に構成された。
6 比較例Eは、研磨剤スラリー混合物のAP325をその正確な量のAP320で置き換えることにより、実施例13と同様に構成された。
【0059】
カーバイド工具の結果
外径4インチ(101.6mm)を有する
研磨ホイールを、目視による美的品質、仕上げ、及び切り込みに関して評価した。目視による美的品質は、ワークピースの仕上げに与えられた反射性の程度を観察し、表4に記載の尺度によって評価した。
【0060】
【表4】
【0061】
仕上げ、切り込み、及び曲げ弾性率の結果を表5に記す。実施例1〜10及び12、並びに比較例A〜Dの結果を示す。
【0062】
【表5】
1 たわみ間隔は0.1インチ(2.54mm)に設定した。
【0063】
表5に記載のように、変位1インチ(25.4mm)当た
り2.0ポンド/
厚さインチ(0.36kg/cm)未満の曲げ弾性率のとき、
研磨ホイールは使用に適さず、引き裂かれて破損した。したがって、好適な不織布
研磨ホイールは、変位1インチ(25.4mm)当た
り2.0ポンド/
厚さインチ(0.36kg/cm)より大きい曲げ弾性率を有する。曲げ弾性率が変位1インチ(25.4mm)当た
り130.0ポンド/
厚さインチ(23.2kg/cm)を超えると、意図される表面研磨には硬すぎる
研磨ホイールになる。驚くべきことに、この硬い不織布
研磨ホイールは、極めて硬いビトリファイド
研磨ホイール又は金属ボンド
研磨ホイールが通常生成する反射性の又は正反射の表面仕上げをカーバイド工具にもたらすことができなかった。したがって、好適な不織布
研磨ホイールは、変位1インチ(25.4mm)当た
り130.0ポンド/
厚さインチ(23.2kg/cm)未満の曲げ弾性率を有する。他の様々な構成体の中でも、変位1インチ(25.4mm)当た
りほぼ120ポンド/
厚さインチ(21.4kg/cm)の曲げ弾性率を有する実施例4が最良の表面仕上げをもたらし、微細な擦傷を取り除き、正反射の仕上げをもたらした。
【0064】
硬い材料の仕上げの結果
カーバイド工具に鏡様の仕上げを与えることに関する不織布
研磨ホイールの有用性について主に論じてきたが、この
研磨ホイールは硬い材料の表面仕上げのリファイニングにも非常に有用であることが見出された。具体的には、実施例11を表6に記載の硬い材料の仕上げのために使用した。カーバイドワークピースを表6に記載の材料のワークピースと置き換えることにより、仕上げ試験Bに変更を加えた試験法を用い、試験前及び試験後の表面粗さを測定した。
【0065】
【表6】
【0066】
表6からわかるように、本開示の不織布
研磨ホイールは硬い材料の表面のリファイニングにも好適である。典型的には、本開示の不織布
研磨ホイールがもたらす最終平滑度を得るには、研磨剤スラリー研磨法を用いてこれらの材料をリファイニングする必要がある。具体的には、サファイアのワークピースは半透明の材料から透明の材料に変換された。
【0067】
鋼材仕上げの結果
【表7】
【0068】
実施例13は、SS及びCSの両方に梨地仕上げをもたらした。実施例14は、SS及びCSの両方の表面粗さを増した。比較例Fは、光沢がわずかに足りない仕上がりをSSにもたらし、かつCSの表面粗さを増したが、実施例14の仕上げよりは光沢のある仕上がりをCSにもたらした。
【0069】
仕上げ及び切り込みの一貫性を示すために、更に多くの一連の試験周期にかけて、厳しく制御された試験条件下で実施例4の不織布
研磨ホイールを更に試験した。
図4〜7は、仕上げ試験Cを用いた、実施例4の不織布
研磨ホイールの表面粗さ性状Ra、Rz及びストック除去性能を示す。
【0070】
金属切削工具フルート及びレーキ面を研磨して鏡面仕上げにするために実施例4のような不織布
研磨ホイールを使用すると、研磨することが切削液の貫通及び流れ、並びに金属破片のより容易な除去を促進し、それによって工具とワークピースとの接触面の温度を低下し、工具の切削効率を改善するものと考えられる。例えば、研磨されていない又は機械加工されたままの切削工具は、そのカーバイド切削工具の研ぎなおしが必要となるまでに1000個の穴あけ工具部品を生産することが実証されている。レーキ面及びフルートを実施例4の不織布
研磨ホイールによって鏡面仕上げした後の、この同じ機械加工されたままのカーバイド切削工具は、研ぎなおしが必要となるまでに3000個を超す穴あけ工具部品を生産する。
【0071】
当業者は、より具体的に添付の「特許請求の範囲」に記載した本開示の趣旨及び範囲から逸脱せずに、本開示への他の修正及び変更を行うことが可能である。多様な実施形態の観点を多様な実施形態の他の観点と一部若しくは全て相互交換すること又は組み合わせることが可能であると理解されたい。上述の明細書において引用された、全ての参照、特許、又は特許出願は、一貫した方法で全体が参照により本明細書に組み込まれる。これらの組み込まれた参照と本明細書との間に部分的に不一致又は矛盾がある場合、先行する記述の情報が優先するものとする。当業者が請求項の開示を実行することを可能にするために与えられた先行する記述は、本請求項及びそれと等しい全てのものによって定義される本開示の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。