【文献】
Jennifer Marshall et al,Kidney International,2003年,64(4),p.1480-1486
【文献】
BC Provincial Guidelines Intradialytic Parenteral Nutririon(IPDN) March 2008,p.1-21
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
17のアミノ酸が、リシン、ロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、イソロイシン、メチオニン、スレオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、およびチロシンである、請求項8に記載のIDPN溶液。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本明細書は以下の発明の開示を含む。
[1]非経口投与用の無菌水性組成物であって、
a)2〜26gのブドウ糖;および
b)12〜45gのアミノ酸を含み;
450mL未満の体積を有する剤形である、組成物。
[2]非経口投与用の無菌水性組成物であって、
a)2〜26gのブドウ糖;
b)12〜45gのアミノ酸;および
c)8〜25gの脂質を含む、組成物。
[3]アミノ酸が17種のアミノ酸を含む、[1]に記載の組成物。
[4]17種のアミノ酸が、リジン、ロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、イソロイシン、メチオニン、トレオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、およびチロシンである、[3]に記載の組成物。
[5]脂質をさらに含む、[1]に記載の組成物。
[6]脂質が5〜30質量/体積%の量で水性組成物中に存在する、[5]に記載の組成物。
[7]脂質が5質量/体積%未満の量で水性組成物中に存在する、[5]に記載の組成物。
[8]微量栄養素をさらに含む、[1]に記載の組成物。
[9]前記組成物が、該水性組成物の非経口投与に適切な滅菌容器内に入れられる、[1]に記載の組成物。
[10]栄養障害の治療を、それを必要とする血液透析患者において行う方法であって、患者の体重測定値に基づき1〜10質量/体積%のブドウ糖、7〜20質量/体積%のアミノ酸および5質量/体積%未満の脂質を含む水性組成物を配合すること、並びに血液透析に併せて該水性組成物を非経口的に投与すること、を含む方法。
[11]前記患者が34kg未満の体重を有する、[10]に記載の方法。
[12]前記栄養障害の治療が、1〜3ヶ月以内に前記患者のアルブミン値を0.2〜0.4g/dL上昇させることを含む、[10]に記載の方法。
[13]前記栄養障害の治療が、前記患者のアルブミン値を3.8g/dLまで上昇させることを含む、[10]に記載の方法。
[14]前記水性組成物が2〜7%のブドウ糖および9〜16%のアミノ酸を含む、[10]に記載の方法。
[15]前記血液透析が、Fresenius2008シリーズ、B.Braun Dialog+、Gambro Phoenix System、Redy2000、Baxter SPS550/1550、Althin1000、Althin Altratouch1000、Althin Tina、Meridian、Aurora system1000、NxStage System、またはFresinius2008K透析装置を用いて実行される、[10]に記載の方法。
[16]前記水性組成物が静脈点滴チャンバ(venous drip chamber)によって血液透析装置に導入される、[10]に記載の方法。
[17]前記患者が前記水性組成物を週に1〜5回投与される、[10]に記載の方法。
[18]前記患者のアルブミン値が、前記組成物を最初に投与してから3ヶ月以内に0.1g/デシリットル増加する、[10]に記載の方法。
[19]前記患者のアルブミン値が、前記組成物を最初に投与してから3ヶ月以内に0.2g/デシリットル増加する、[10]に記載の方法。
[20]前記患者が約1〜約18歳である、[10]に記載の方法。
[21]前記組成物が体積で430mL未満である、[10]に記載の方法。
[22]透析中、水性組成物の注入に付随する前記患者が受ける副作用が減少する、[10]に記載の方法。
[23]前記副作用が呼吸困難、呼吸数増加、ラ音、水腫、高血圧症、ヘルニア、または不安症である、[22]に記載の方法。
[24]前記患者が透析中に高血糖症を発症する頻度が減少する、[10]に記載の方法。
[25]前記患者が透析中に貯留する体液が減少する、[10]に記載の方法。
[26]前記患者が糖尿病を有する、[10]に記載の方法。
[27]水性組成物が脂質を含まない、[10]に記載の方法。
[28]非経口投与が一定期間に渡って行われ、該一定期間が患者の体重測定値に基づく、[10]に記載の方法。
[29]小児科の血液透析患者において栄養障害を治療する方法であって、該方法は患者に無菌水性組成物を非経口的に投与することを含み、該組成物は約124mL〜約357mLの全体積中に約4g〜約19gの量のブドウ糖および約13.5g〜約42gの量のアミノ酸を含み、該患者は9kg〜33kgの体重を有しており、該投与は17mL/時〜127mL/時の注入速度で行われる、方法。
[30]a)患者が9kg〜12kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は4gであり、アミノ酸の含量は13.5gであり、全体積は124mLであり、注入速度は23mL/時または45mL/時であり;
b)患者が13kg〜17kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は6gであり、アミノ酸の含量は19.5gであり、全体積は156mLであり、注入速度は28mL/時または57mL/時であり;
c)患者が18kg〜22kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は9gであり、アミノ酸の含量は27gであり、全体積は198mLであり、注入速度は36mL/時または72mL/時であり;
d)患者が23kg〜27kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は11gであり、アミノ酸の含量は34.5gであり、全体積は239mLであり、注入速度は43mL/時または87mL/時であり;
e)患者が28kg〜33kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は14gであり、アミノ酸の含量は42gであり、全体積は280mLであり、注入速度は51mL/時または102mL/時である、
[29]に記載の方法。
[31]a)患者が9kg〜12kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は5gであり、アミノ酸の含量は13.5gであり、全体積は125mLであり、注入速度は19mL/時または39mL/時であり;
b)患者が13kg〜17kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は8gであり、アミノ酸の含量は19.5gであり、全体積は158mLであり、注入速度は24mL/時または49mL/時であり;
c)患者が18kg〜22kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は10.5gであり、アミノ酸の含量は27gであり、全体積は200mLであり、注入速度は31mL/時または62mL/時であり;
d)患者が23kg〜27kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は13gであり、アミノ酸の含量は34.5gであり、全体積は242mLであり、注入速度は37mL/時または74mL/時であり;
e)患者が28kg〜33kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は16gであり、アミノ酸の含量は42gであり、全体積は283mLであり、注入速度は44mL/時または87mL/時である、
[29]に記載の方法。
[32]a)患者が9kg〜12kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は6gであり、アミノ酸の含量は13.5gであり、全体積は127mLであり、注入速度は17mL/時または34mL/時であり;
b)患者が13kg〜17kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は9gであり、アミノ酸の含量は19.5gであり、全体積は160mLであり、注入速度は21mL/時または43mL/時であり;
c)患者が18kg〜22kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は12gであり、アミノ酸の含量は27gであり、全体積は202mLであり、注入速度は27mL/時または54mL/時であり;
d)患者が23kg〜27kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は15.5gであり、アミノ酸の含量は34.5gであり、全体積は245mLであり、注入速度は33mL/時または65mL/時であり;
e)患者が28kg〜33kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は19gであり、アミノ酸の含量は42gであり、全体積は287mLであり、注入速度は38mL/時または77mL/時である、
[29]に記載の方法。
[33]a)患者が9kg〜12kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は4gであり、アミノ酸の含量は13.5gであり、全体積は146mLであり、注入速度は27mL/時または53mL/時であり;
b)患者が13kg〜17kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は6gであり、アミノ酸の含量は19.5gであり、全体積は189mLであり、注入速度は34mL/時または69mL/時であり;
c)患者が18kg〜22kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は9gであり、アミノ酸の含量は27gであり、全体積は243mLであり、注入速度は44mL/時または88mL/時であり;
d)患者が23kg〜27kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は11gであり、アミノ酸の含量は34.5gであり、全体積は296mLであり、注入速度は54mL/時または108mL/時であり;
e)患者が28kg〜33kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は14gであり、アミノ酸の含量は42gであり、全体積は350mLであり、注入速度は64mL/時または127mL/時である、
[29]に記載の方法。
[34]a)患者が9kg〜12kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は5gであり、アミノ酸の含量は13.5gであり、全体積は147mLであり、注入速度は23mL/時または45mL/時であり;
b)患者が13kg〜17kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は8gであり、アミノ酸の含量は19.5gであり、全体積は191mLであり、注入速度は29mL/時または59mL/時であり;
c)患者が18kg〜22kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は10.5gであり、アミノ酸の含量は27gであり、全体積は245mLであり、注入速度は38mL/時または75mL/時であり;
d)患者が23kg〜27kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は13gであり、アミノ酸の含量は34.5gであり、全体積は299mLであり、注入速度は46mL/時または92mL/時であり;
e)患者が28kg〜33kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は16gであり、アミノ酸の含量は42gであり、全体積は353mLであり、注入速度は54mL/時または109mL/時である、
[29]に記載の方法。
[35]a)患者が9kg〜12kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は6gであり、アミノ酸の含量は13.5gであり、全体積は149mLであり、注入速度は20mL/時または40mL/時であり;
b)患者が13kg〜17kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は9gであり、アミノ酸の含量は19.5gであり、全体積は193mLであり、注入速度は26mL/時または51mL/時であり;
c)患者が18kg〜22kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は12gであり、アミノ酸の含量は27gであり、全体積は247mLであり、注入速度は33mL/時または66mL/時であり;
d)患者が23kg〜27kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は15.5gであり、アミノ酸の含量は34.5gであり、全体積は302mLであり、注入速度は40mL/時または81mL/時であり;
e)患者が28kg〜33kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は19gであり、アミノ酸の含量は42gであり、全体積は357mLであり、注入速度は48mL/時または95mL/時である、
[29]に記載の方法。
[36]血液透析患者における栄養障害を治療する方法であって、該方法は患者に無菌水性組成物を非経口的に投与することを含み、該組成物は約329mL〜約817mLの全体積中に、約17g〜約47gの量のブドウ糖および約51g〜約105gの量のアミノ酸を含み、該患者は34kg〜少なくとも70kgの体重を有しており、該投与は45mL/時〜290mL/時の注入速度で行われる、方法。
[37]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は17gであり、アミノ酸の含量は51gであり、全体積は329mLであり、注入速度は60mL/時または120mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は60gであり、全体積は379mLであり、注入速度は70mL/時または140mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は22gであり、アミノ酸の含量は68gであり、全体積は421mLであり、注入速度は80mL/時または155mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は78gであり、全体積は477mLであり、注入速度は90mL/時または175mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は90gであり、全体積は543mLであり、注入速度は100mL/時または200mL/時であり;
f)患者が70kg超の体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は105gであり、全体積は625mLであり、注入速度は115mL/時または230mL/時である、
[36]に記載の方法。
[38]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は51gであり、全体積は338mLであり、注入速度は45mL/時または90mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は27gであり、アミノ酸の含量は60gであり、全体積は389mLであり、注入速度は55mL/時または105mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は68gであり、全体積は433mLであり、注入速度は60mL/時または115mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は78gであり、全体積は490mLであり、注入速度は65mL/時または130mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は90gであり、全体積は559mLであり、注入速度は75mL/時または150mL/時であり;
f)患者が70kg超の体重を有している場合、ブドウ糖の含量は47gであり、アミノ酸の含量は105gであり、全体積は642mLであり、注入速度は85mL/時または175mL/時である、
[36]に記載の方法。
[39]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は51gであり、全体積は334mLであり、注入速度は50mL/時または105mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は60gであり、全体積は383mLであり、注入速度は60mL/時または120mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は68gであり、全体積は427mLであり、注入速度は65mL/時または135mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は78gであり、全体積は483mLであり、注入速度は75mL/時または150mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は90gであり、全体積は550mLであり、注入速度は85mL/時または170mL/時であり;
f)患者が70kg超の体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は105gであり、全体積は635mLであり、注入速度は100mL/時または195mL/時である、
[36]に記載の方法。
[40]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は17gであり、アミノ酸の含量は51gであり、全体積は414mLであり、注入速度は75mL/時または150mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は60gであり、全体積は479mLであり、注入速度は90mL/時または175mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は22gであり、アミノ酸の含量は68gであり、全体積は536mLであり、注入速度は100mL/時または195mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は78gであり、全体積は607mLであり、注入速度は110mL/時または220mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は90gであり、全体積は693mLであり、注入速度は130mL/時または255mL/時であり;
f)患者が70kg超の体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は105gであり、全体積は800mLであり、注入速度は145mL/時または290mL/時である、
[36]に記載の方法。
[41]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は51gであり、全体積は423mLであり、注入速度は60mL/時または115mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は27gであり、アミノ酸の含量は60gであり、全体積は489mLであり、注入速度は65mL/時または130mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は68gであり、全体積は548mLであり、注入速度は75mL/時または145mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は78gであり、全体積は620mLであり、注入速度は85mL/時または165mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は90gであり、全体積は709mLであり、注入速度は95mL/時または190mL/時であり;
f)患者が70kg超の体重を有している場合、ブドウ糖の含量は47gであり、アミノ酸の含量は105gであり、全体積は817mLであり、注入速度は110mL/時または220mL/時である、
[36]に記載の方法。
[42]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は51gであり、全体積は419mLであり、注入速度は65mL/時または130mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は60gであり、全体積は483mLであり、注入速度は75mL/時または150mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は68gであり、全体積は542mLであり、注入速度は85mL/時または170mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は78gであり、全体積は613mLであり、注入速度は95mL/時または190mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は90gであり、全体積は700mLであり、注入速度は110mL/時または215mL/時であり;
f)患者が70kg超の体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は105gであり、全体積は809mLであり、注入速度は125mL/時または250mL/時である、
[36]に記載の方法。
[43]血液透析患者において栄養障害を治療する方法であって、該方法は患者に無菌水性組成物を非経口的に投与することを含み、該組成物は約372mL〜約937mLの全体積中に約17g〜約47gの量のブドウ糖、約51g〜約105gの量のアミノ酸、および8.6g約〜約24の量の脂質を含み、該患者は少なくとも34kgの体重を有しており、該投与は45mL/時〜325mL/時の注入速度で行われる、方法。
[44]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は17gであり、アミノ酸の含量は51gであり、脂質の含量は8.6gであり、全体積は372mLであり、注入速度は60mL/時、120mL/時、または135mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は60gであり、脂質の含量は10.2gであり、全体積は430mLであり、注入速度は70mL/時、140mL/時、または160mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は22gであり、アミノ酸の含量は68gであり、脂質の含量は11.2gであり、全体積は477mLであり、注入速度は80mL/時、155mL/時、または175mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は78gであり、脂質の含量は13.2gであり、全体積は543mLであり、注入速度は90mL/時、175mL/時、または200mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は90gであり、脂質の含量は15.2gであり、全体積は619mLであり、注入速度は100mL/時、200mL/時、または225mL/時であり;
f)患者が少なくとも70kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は105gであり、脂質の含量は17.8gであり、全体積は715mLであり、注入速度は115mL/時、230mL/時、または260mL/時である、
[43]に記載の方法。
[45]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は51gであり、脂質の含量は11.8gであり、全体積は197mLであり、注入速度は45mL/時、90mL/時、または110mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は27gであり、アミノ酸の含量は60gであり、脂質の含量は13.8gであり、全体積は458mLであり、注入速度は55mL/時、105mL/時、または125mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は68gであり、脂質の含量は15.2gであり、全体積は509mLであり、注入速度は60mL/時、115mL/時、または135mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は78gであり、脂質の含量は17.8gであり、全体積は579mLであり、注入速度は65mL/時、130mL/時、または155mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は90gであり、脂質の含量は21gであり、全体積は664mLであり、注入速度は75mL/時、150mL/時、または180mL/時であり;
f)患者が少なくとも70kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は47gであり、アミノ酸の含量は105gであり、脂質の含量は24gであり、全体積は762mLであり、注入速度は85mL/時、175mL/時、または205mL/時である、
[43]に記載の方法。
[46]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は51gであり、脂質の含量は10.2gであり、全体積は385mLであり、注入速度は55mL/時、105mL/時、または120mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は60gであり、脂質の含量は11.8gであり、全体積は442mLであり、注入速度は60mL/時、120mL/時、または140mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は68gであり、脂質の含量は13.3gであり、全体積は493mLであり、注入速度は65mL/時、135mL/時、または155mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は78gであり、脂質の含量は15.2gであり、全体積は559mLであり、注入速度は75mL/時、150mL/時、または175mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は90gであり、脂質の含量は17.8gであり、全体積は639mLであり、注入速度は85mL/時、170mL/時、または200mL/時であり;
f)患者が少なくとも70kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は105gであり、脂質の含量は21gであり、全体積は739mLであり、注入速度は100mL/時、195mL/時、または230mL/時である、
[43]に記載の方法。
[47]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は17gであり、アミノ酸の含量は51gであり、脂質の含量は8.6gであり、全体積は457mLであり、注入速度は75mL/時、150mL/時、または170mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は60gであり、脂質の含量は10.2gであり、全体積は530mLであり、注入速度は90mL/時、175mL/時、または195mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は22gであり、アミノ酸の含量は68gであり、脂質の含量は11.2gであり、全体積は590mLであり、注入速度は100mL/時、195mL/時、または215mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は78gであり、脂質の含量は13.2gであり、全体積は673mLであり、注入速度は110mL/時、220mL/時、または245mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は90gであり、脂質の含量は15.2gであり、全体積は769mLであり、注入速度は130mL/時、255mL/時、または280mL/時であり;
f)患者が少なくとも70kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は105gであり、脂質の含量は17.8gであり、全体積は889mLであり、注入速度は145mL/時、290mL/時、または325mL/時である、
[43]に記載の方法。
[48]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は51gであり、脂質の含量は11.8gであり、全体積は482mLであり、注入速度は60mL/時、115mL/時、または130mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は27gであり、アミノ酸の含量は60gであり、脂質の含量は13.8gであり、全体積は558mLであり、注入速度は65mL/時、130mL/時、または150mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は68gであり、脂質の含量は15.2gであり、全体積は622mLであり、注入速度は75mL/時、145mL/時、または165mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は78gであり、脂質の含量は17.8gであり、全体積は709mLであり、注入速度は85mL/時、165mL/時、または190mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は90gであり、脂質の含量は21gであり、全体積は814mLであり、注入速度は95mL/時、190mL/時、または220mL/時であり;
f)患者が少なくとも70kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は47gであり、アミノ酸の含量は105gであり、脂質の含量は24gであり、全体積は937mLであり、注入速度は110mL/時、220mL/時、または250mL/時である、
[43]に記載の方法。
[49]a)患者が34kg〜39kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は20gであり、アミノ酸の含量は51gであり、脂質の含量は10.2gであり、全体積は470mLであり、注入速度は65mL/時、130mL/時、または145mL/時であり;
b)患者が40kg〜44kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は23gであり、アミノ酸の含量は60gであり、脂質の含量は11.8gであり、全体積は542mLであり、注入速度は75mL/時、150mL/時、または170mL/時であり;
c)患者が45kg〜51kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は26gであり、アミノ酸の含量は68gであり、脂質の含量は13.2gであり、全体積は606mLであり、注入速度は85mL/時、170mL/時、または190mL/時であり;
d)患者が52kg〜59kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は30gであり、アミノ酸の含量は78gであり、脂質の含量は15.2gであり、全体積は689mLであり、注入速度は95mL/時、190mL/時、または215mL/時であり;
e)患者が60kg〜69kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は35gであり、アミノ酸の含量は90gであり、脂質の含量は17.8gであり、全体積は789mLであり、注入速度は110mL/時、215mL/時、または245mL/時であり;
f)患者が少なくとも70kgの体重を有している場合、ブドウ糖の含量は41gであり、アミノ酸の含量は105gであり、脂質の含量は21gであり、全体積は914mLであり、注入速度は125mL/時、250mL/時、または285mL/時である、
[43]に記載の方法。
1つの態様において、本発明は、2〜26gのブドウ糖;および12〜45gのアミノ酸を含み;剤形が450mL未満の体積を有する水性組成物である、非経口投与用の無菌水性組成物を提供する。
【0010】
別の態様では、本発明は、2〜26gのブドウ糖;12〜45gのアミノ酸;および8〜25gの脂質を含む、非経口投与用の無菌水性組成物を提供する。一実施形態では、アミノ酸は17種のアミノ酸を含む。別の実施形態では、17種のアミノ酸はリジン、ロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、イソロイシン、メチオニン、トレオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、およびチロシンである。別の実施形態では、水性組成物は脂質をさらに含む。別の実施形態では、脂質は5〜30質量/体積%の量で水性組成物中に存在する。別の実施形態では、脂質は5質量/体積%未満の量で水性組成物中に存在する。別の実施形態では、脂質は5〜30質量/体積%の量で水性組成物中に存在する。別の実施形態では、脂質は5質量/体積%未満の量で水性組成物中に存在する。別の実施形態では、水性組成物は微量栄養素をさらに含む。別の実施形態では、前記組成物は、該水性組成物の非経口投与に適切な滅菌容器内に入れられる。
【0011】
別の態様では、本発明は、栄養障害の治療を、それを必要とする血液透析患者において行う方法を提供し、該方法は、患者の体重測定値、および意図される血液透析時間に基づいて1〜10質量/体積%のブドウ糖および7〜20質量/体積%のアミノ酸を含む水性組成物を配合すること、並びに血液透析に併せて該水性組成物を非経口的に投与することを含む。一実施形態では、栄養障害の治療は前記患者のアルブミン値を1〜3ヶ月内に0.2〜0.4g/dL上昇させることを含む。別の実施形態では、栄養障害の治療は前記患者のアルブミン値を1〜6ヶ月内に0.2〜0.4g/dL上昇させることを含む。別の実施形態では、栄養障害の治療は前記患者のアルブミン値を1〜12ヶ月内に0.2〜0.4g/dL上昇させることを含む。別の実施形態では、栄養障害の治療は前記患者のアルブミン値を1〜3年内に0.2〜0.4g/dL上昇させることを含む。別の実施形態では、栄養障害の治療は前記患者のアルブミン値を1〜5年内に0.2〜0.4g/dL上昇させることを含む。別の実施形態では、栄養障害の治療は前記患者のアルブミン値を1〜10年内に0.2〜0.4g/dL上昇させることを含む。別の実施形態では、栄養障害の治療は前記患者のアルブミン値を約3.8g/dLまで上昇させることを含む。別の実施形態では、水性組成物は2〜7%のブドウ糖および9〜16%のアミノ酸を含む。別の実施形態では、水性組成物は脂質を含まない。別の実施形態では、水性組成物は脂質を含む。別の実施形態では、血液透析は、Fresenius2008シリーズ、B.Braun Dialog+、Gambro Phoenix System、Redy2000、Baxter SPS550/1550、Althin1000、Althin Altratouch1000、Althin Tina、Meridian、Aurora system1000、NxStage System、またはFresinius2008K透析装置を用いて実行される。別の実施形態では、水性組成物は静脈点滴チャンバ(venous drip chamber)によって血液透析装置に導入される。別の実施形態では、患者は前記水性組成物を週に1〜5回投与される。別の実施形態では、患者は1〜3ヶ月間、透析を受けるたびに前記水性組成物を投与される。別の実施形態では、患者は1〜6ヶ月間、透析を受けるたびに前記水性組成物を投与される。別の実施形態では、患者は1〜12ヶ月間、透析を受けるたびに前記水性組成物を投与される。別の実施形態では、患者は1〜3年間、透析を受けるたびに前記水性組成物を投与される。別の実施形態では、患者は1〜5年間、透析を受けるたびに前記水性組成物を投与される。別の実施形態では、患者は1〜10年間、透析を受けるたびに前記水性組成物を投与される。別の実施形態では、患者のアルブミン値は前記組成物を最初に投与してから3ヶ月以内に0.2g/デシリットル上昇する。別の実施形態では、患者のアルブミン値は前記組成物を最初に投与してから3ヶ月以内に0.4g/デシリットル上昇する。別の実施形態では、患者は小児である。別の実施形態では、患者は約8歳未満である。別の実施形態では、患者は約12歳未満である。別の実施形態では、患者は約1〜約18歳である。別の実施形態では、患者は約5〜約12歳である。別の実施形態では、前記組成物は体積で430mls未満を含む。別の実施形態では、患者は18歳超である。別の実施形態では、透析中、水性組成物の注入に付随する患者が受ける副作用が減少する。別の実施形態では、副作用は呼吸困難、呼吸数増加、ラ音、水腫、高血圧症、ヘルニア、または不安症である。別の実施形態では、患者が透析中に高血糖症を発症する頻度が減少する。別の実施形態では、患者が透析中に貯留する体液が減少する。別の実施形態では、患者は糖尿病を有する。
【0012】
別の態様では、本発明は、栄養障害の治療を、それを必要とする血液透析患者において行う方法を提供し、該方法は、患者の体重測定値に基づき、1〜10質量/体積%のブドウ糖、7〜20質量/体積%のアミノ酸および5質量/体積%未満の脂質を含む水性組成物を配合すること、並びに血液透析に併せて前記水性組成物を非経口的に投与すること、を含む。
【0013】
別の態様では、本発明は、栄養障害の治療を、それを必要とする小児科の血液透析患者において行う方法を提供し、該方法は、患者の体重測定値に基づき、1〜10質量/体積%のブドウ糖および7〜20質量/体積%のアミノ酸を含む水性組成物を配合すること、並びに血液透析に併せて該水性組成物を非経口的に投与すること、を含む。別の実施形態では、患者は34kg未満の体重を有する。
【0014】
別の態様では、本発明は小児科の血液透析患者における栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は患者に無菌水性組成物を非経口的に投与することを含み、該組成物は約124mL〜約357mLの全体積中に約4g〜約19gの量のブドウ糖および約13.5g〜約42gの量のアミノ酸を含み、ここで該患者は9kg〜33kgの体重を有し、該投与は17mL/時〜127mL/時の注入速度で行われる。
【0015】
一実施形態では、本発明は患者における栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は患者に無菌水性組成物を非経口的に投与することを含み、該組成物は約329mL〜約817mLの全体積中に約17g〜約47gの量のブドウ糖および約51g〜約105gの量のアミノ酸を含み、ここで該患者は34kg〜少なくとも70kgの体重を有し、該投与は45mL/時〜290mL/時の注入速度で行われる。
【0016】
別の態様では、本発明は血液透析患者における栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は患者に無菌水性組成物を非経口的に投与することを含み、該組成物は約372mL〜約937mLの全体積中に約17g〜約47gの量のブドウ糖、約51g〜約105gの量のアミノ酸、および8.6g約〜約24の量の脂質を含み、ここで該患者は少なくとも34kgの体重を有し、該投与は45mL/時〜325mL/時の注入速度で行われる。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本明細書に記載される「アミノ酸」という用語は、特に指示がない限り、遺伝的にコードされた20個のL−α−アミノ酸のいずれかを表す。
【0019】
本明細書に記載される「注入時間」という用語は、透析によって、患者に組成物を投与する間の時間の長さを表す。
【0020】
本明細書に記載される「約」という用語は、±10%を意味する。
【0021】
IDPN投与に伴う高血糖を減少させ、IDPNとともにインスリンを投与する必要を減少させる、患者への改善されたIDPN組成物投与が求められている。さらに、より低体積のIDPNの剤形も求められている。
【0022】
1つの実施形態において、低グルコース値と低組成物体積をもつ透析中非経口栄養(IDPN)組成物が提供される。いくつかの実施形態において、IDPN組成物は、患者にIDPNを投与する際、医療関係者がMHD患者に対して、軽減された炭水化物管理を行うことを可能にする。別の実施形態において、IDPN組成物は、グルコース管理の困難、インスリン抵抗性、I型糖尿病、II型糖尿病、および/または膵炎をもつMHD患者における、栄養障害の治療に有効である。別の実施形態において、IDPN組成物の投与は、異化反応よりも同化作用を促進し、それによって栄養障害を治療する。いくつかの実施形態において、IDPN組成物は低減された体積を有し、またいくつかの実施形態において、低減された体積は高い注入体積に付随する副作用を減少させることができる。高い注入体積に付随する副作用の非限定的な例としては、呼吸困難、呼吸数の増加、ラ音、浮腫、高血圧、ヘルニア、および不安症が挙げられる。いくつかの実施形態において、IDPN組成物を投与される患者は、高血糖症状が軽減する。
【0023】
透析を実施する際、患者に注入する液体の体積は、患者に影響を及ぼし得る。例えば、体積のみが異なる別々の透析液によっても、体積の違いによって患者へ異なる影響を及ぼし得る。より高い体積は、体液貯留の増加、栄養吸収の減少、不快感、より長いまたは追加の透析治療回数、および操作上の不都合などの合併症を患者に引き起こし得る。1つの実施形態においては、低減された液体注入で栄養を提供するために、低減された体積の透析組成物を患者に投与する。1つの実施形態において、低減された体積の組成物注入後、患者の副作用は軽減する。1つの実施形態において、血液透析の間の、低減された体積のIDPN組成物の注入後、患者の体液蓄積は低減する。1つの実施形態において、IDPN組成物は、低い割合の炭水化物を有する。別の実施形態において、IDPN組成物は、少量の炭水化物を有する。1つの実施形態において、IDPN組成物は、低い割合の、炭水化物ではないエネルギー源を有する。別の実施形態において、IDPN組成物は、少量の、炭水化物ではないエネルギー源を有する。別の実施形態において、IDPN組成物は脂質を欠く。別の実施形態において、IDPN組成物はさらに脂質を含む。1つの実施形態において、IDPN組成物は、5質量/体積%未満の脂質を含む。
【0024】
1つの実施形態においては、人生の多様な段階にある患者に対して、IDPN組成物を提供する。別の実施形態においては、広範な年齢範囲の患者の栄養所要量に適合するように、IDPN組成物を調節する。別の実施形態において、患者は成人である。別の実施形態において、患者は若年成人である。別の実施形態において、患者は若年である。別の実施形態において、患者は青年である。別の実施形態において、患者は小児である。別の実施形態において、患者は小児科医療の受療適格者である。別の実施形態において、患者は小児科の患者である。別の実施形態において、患者は約18歳以上である。別の実施形態において、患者は約18歳未満である。別の実施形態において、患者は約12歳未満である。別の実施形態において、患者は約8歳未満である。別の実施形態において、患者は約1〜約18歳である。別の実施形態において、患者は約5〜約12歳である。別の実施形態において、患者は約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、約12、約13、約14、約15、約16、約17、または約18歳である。別の実施形態において、患者は新生児の患者である。別の実施形態において、患者は約1歳未満である。別の実施形態において、患者は月齢約1、約2、約3、約4、約5、約6、約7、約8、約9、約10、約11、または約12か月である。別の実施形態において、患者は糖尿病患者である。別の実施形態において、患者は非糖尿病患者である。別の実施形態において、患者は糖尿病患者または非糖尿病患者のどちらかである。別の実施形態において、患者は高血糖を有する。別の実施形態において、患者は低インスリン値を有する。別の実施形態において、膵臓が作るインスリンが少なすぎるため、またはインスリン抵抗性であるために、患者は低インスリン値を有する。
【0025】
1つの実施形態において、IDPN組成物は炭水化物およびアミノ酸を含む。1つの実施形態において、IDPN組成物は、水溶液中の、アミノ酸およびブドウ糖から本質的に成る。別の実施形態において、IDPN組成物はさらに脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ビタミン、微量元素および/またはミネラルなどの微量栄養素を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、インスリンなどの1つまたは複数の医薬品を含む。別の実施形態においては、1つまたは複数の医薬品を、IDPN組成物と同時投与する。例えばインスリンは、例えば皮下注射などの、いかなる通常の投与方法によっても同時投与することができる。別の実施形態において、IDPN組成物は、炭水化物、アミノ酸、および脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、炭水化物、アミノ酸、およびビタミン、微量元素、および/またはミネラルなどの微量栄養素を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、炭水化物、アミノ酸、脂質、およびビタミン、微量元素、および/またはミネラルなどの微量栄養素を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、炭水化物、アミノ酸、および1つまたは複数の医薬品を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、炭水化物、アミノ酸、脂質、および1つまたは複数の医薬品を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、炭水化物、アミノ酸、微量栄養素、および1つまたは複数の医薬品を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、炭水化物、アミノ酸、脂質、微量栄養素、および1つまたは複数の医薬品を含む。
【0026】
1つの実施形態において、IDPN組成物は溶液である。別の実施形態において、IDPN組成物は均一である。別の実施形態において、IDPN組成物は、粉末を滅菌水と接触させた生成物である。別の実施形態において、IDPN組成物は、粉末を生理食塩水と接触させた生成物である。別の実施形態において、IDPN組成物は懸濁液である。
【0027】
1つの実施形態において、炭水化物は、ブドウ糖(D−グルコース)、フルクトース、スクロース、ラクトース、ガラクトース、マンノース、マルトース、リボース、アラビノース、ソルボース、およびグリセルアルデヒドのうちの1つまたは複数を含む。別の実施形態において、炭水化物はブドウ糖を含む。別の実施形態において、炭水化物はブドウ糖である。1つの実施形態において、炭水化物ではないエネルギー源はグリセリンである。
【0028】
1つの実施形態において、IDPN組成物はアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は2つ以上のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20個のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は20個のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は17個のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、リジン、ロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、イソロイシン、メチオニン、スレオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、およびチロシンから本質的に成るアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、遺伝的にコードされていない1つまたは複数のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イミダゾール、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、またはバリンのうちの1つまたは複数を含む。1つの実施形態において、IDPN組成物は、リジン、ロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、イソロイシン、メチオニン、スレオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、およびチロシンを含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、リジン、ロイシン、フェニルアラニン、バリン、ヒスチジン、イソロイシン、メチオニン、スレオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、およびチロシンから成るアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、必須アミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、可欠アミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、必須及び可欠アミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、必須アミノ酸から本質的に成るアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、イソロイシン、アルギニン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、チロシン、ロイシンを含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、イソロイシン、アルギニン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン、チロシン、ロイシンから本質的に成るアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、フェニルアラニン、ヒスチジン、スレオニン、メチオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、セリン、およびチロシンを含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、フェニルアラニン、ヒスチジン、スレオニン、メチオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、セリン、およびチロシンから本質的に成るアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、フェニルアラニン、ヒスチジン、スレオニン、メチオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、セリン、およびシステインを含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、フェニルアラニン、ヒスチジン、スレオニン、メチオニン、トリプトファン、アラニン、アルギニン、グリシン、プロリン、セリン、およびシステインから本質的に成るアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は分岐アミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、分岐アミノ酸から本質的に成るアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ロイシン、イソロイシン、およびバリンを含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ロイシン、イソロイシン、およびバリンから本質的に成るアミノ酸を含む。別の実施形態においてIDPN組成物は、1つまたは複数の、遺伝的にコードされていないアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、1つまたは複数の非天然アミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、1つまたは複数の合成アミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、1つまたは複数の人工アミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、天然または非天然の核酸分子によってコードされた、1つまたは複数のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は1つまたは複数のペプチドを含む。別の実施形態において、IDPN組成物はアミノ酸およびペプチドを含む。別の実施形態において、IDPN組成物は1つまたは複数のタンパク質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物はアミノ酸、ペプチド、およびタンパク質を含む。別の実施形態において、ペプチドは、2、3、4、5、6、7、8、9、または10個のアミノ酸残基を含む。別の実施形態において、ペプチドは、少なくとも10個のアミノ酸残基を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、イミダゾール、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン、およびバリンのうちの1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20個を含む。
【0029】
1つの実施形態においては、アミノ酸含量の比率を栄養価に対して最適化する。別の実施形態においては、アミノ酸含量の比率を溶解度に対して最適化する。別の実施形態においては、アミノ酸含量の比率を、IDPN組成物体積の低減量に対して最適化する。別の実施形態においては、アミノ酸含量の比率を、投与に対して最適化する。
【0030】
1つの実施形態においては、IDPN組成物をアミノ酸ストック混合物から配合する。別の実施形態において、IDPN組成物はある量のアミノ酸ストック混合物を含む。別の実施形態において、IDPN組成物はある体積のアミノ酸ストック混合物を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物はアミノ酸ストック溶液である。別の実施形態において、IDPN組成物はある量のアミノ酸ストック溶液を含む。別の実施形態において、IDPN組成物はある体積のアミノ酸ストック溶液を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は水溶液である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は非水性の混合物である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は非水性の溶液である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は固体混合物である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は粉末である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物はゲルである。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物はペーストである。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は濃縮物であり、該濃縮物を、例えば水などの溶媒によって、目標濃度に希釈することができる。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は結晶である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は不均一な混合物である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は懸濁液である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は20個のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は17個のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は濃縮溶液である。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は低減された体積を有する。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約2.5%超のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約2.5%超のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約50%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約50%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約40%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約40%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約30%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約30%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約25%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約25%未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約2.5%〜約50%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約2.5%〜約50%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約2.5%〜約40%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約2.5%〜約40%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約2.5%〜約30%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約2.5%〜約30%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約2.5%〜約25%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約2.5%〜約25%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約5%〜約20%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約5%〜約20%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約5%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約5%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約5%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約5%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約10%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約10%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約10%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約10%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約15%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約15%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約15%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約15%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約20%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約20%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約20%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約20%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約25%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約25%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約25%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約25%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約30%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約30%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約30%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約30%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約35%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約35%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約35%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約35%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約40%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約40%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約40%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約40%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約45%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約45%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約45%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約45%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/体積基準で、約50%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック混合物は、質量/質量基準で、約50%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/体積基準で、約50%のアミノ酸を含む。別の実施形態において、アミノ酸ストック溶液は、質量/質量基準で、約50%のアミノ酸を含む。
【0031】
1つの実施形態において、質量/体積基準で15%のアミノ酸を含むアミノ酸ストック混合物は、表Iに記載される配合を有する。
【表1】
【0032】
1つの実施形態において、質量/体積基準で15%のアミノ酸を含むアミノ酸ストック混合物は、表IIに記載される配合を有する。
【表2】
【0033】
1つの実施形態において、質量/体積基準で20%のアミノ酸を含むアミノ酸ストック混合物は、表IIに記載される配合を有する。
【表3】
【0034】
1つの実施形態において、質量/体積基準で20%のアミノ酸を含むアミノ酸ストック混合物は、表IVに記載される配合を有する。
【表4】
【0035】
1つの実施形態において、IDPN組成物は、約1g/mL未満のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.5g/mL未満のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.25g/mL未満のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.1g/mL未満のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.02g/mL超のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.03g/mL超のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.04g/mL超のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.05g/mL超のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.1g/mL超のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.02〜約0.10g/mLの間のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.04〜約0.08g/mLの間のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.05〜約0.07g/mLの間のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.055〜約0.065g/mLの間のブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPNは、約0.02、約0.03、約0.04、約0.05、約0.06、約0.07、約0.08、約0.09、または約0.10g/mLのブドウ糖を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.055、約0.056、約0.057、約0.058、約0.059、約0.060、約0.061、約0.062、約0.063、約0.064、または約0.065g/mLのブドウ糖を含む。
【0036】
1つの実施形態においては、IDPN組成物にある量のストック炭水化物溶液を添加することにより、炭水化物をIDPN組成物に導入する。別の実施形態においては、IDPN組成物にある体積のストック炭水化物溶液を添加することにより、炭水化物をIDPN組成物に導入する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約10%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約10%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約20%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約20%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約30%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約30%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約40%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約40%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約50%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約50%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約60%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約60%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約70%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約70%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約80%未満の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約80%未満の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約10%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約10%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約20%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約20%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約40%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約40%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約60%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約60%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、または約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約60%〜約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、または約80%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約70%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約70%の炭水化物濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液の炭水化物はブドウ糖である。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約10%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約10%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約20%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約20%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約30%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約30%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約40%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約40%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約50%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約50%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約60%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約60%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、少なくとも約70%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、少なくとも約70%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約80%未満のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約80%未満のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約10%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約10%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約20%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約20%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約40%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約40%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約60%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約60%〜約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、または約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約5%、約10%、約15%、約20%、約25%、約30%、約35%、約40%、約45%、約50%、約55%、約60%、約65%、約70%、約75%、または約80%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/体積基準で約70%のブドウ糖濃度を有する。別の実施形態において、ストック炭水化物溶液は、質量/質量基準で、約70%のブドウ糖濃度を有する。
【0037】
1つの実施形態において、IDPN組成物は脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.001g/mL超の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.005g/mL超の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.01g/mL超の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.02g/mL超の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.10g/mL未満の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.05g/mL未満の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.03g/mL未満の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.001g/mL〜約0.10g/mLの脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.01g/mL〜約0.05g/mLの脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.015g/mL〜約0.035g/mLの脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.02g/mL〜約0.03g/mLの脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.010g/mL、約0.011g/mL、約0.012g/mL、約0.013g/mL、約0.014g/mL、約0.015g/mL、約0.016g/mL、約0.017g/mL、約0.018g/mL、約0.019g/mL、約0.020g/mL、約0.021g/mL、約0.022g/mL、約0.023g/mL、約0.024g/mL、約0.025g/mL、約0.026g/mL、約0.027g/mL、約0.028g/mL、約0.029g/mL、約0.030g/mL、約0.031g/mL、約0.032g/mL、約0.033g/mL、約0.034g/mL、約0.035g/mL、約0.036g/mL、約0.037g/mL、約0.038g/mL、約0.039g/mL、約0.040g/mL、約0.041g/mL、約0.042g/mL、約0.043g/mL、約0.044g/mL、約0.045g/mL、約0.046g/mL、約0.047g/mL、約0.048g/mL、約0.049g/mL、または約0.050g/mLの脂質を含む。
【0038】
1つの実施形態においては、IDPN組成物にある量のストック脂質混合物を添加することにより、脂質をIDPN組成物に導入する。別の実施形態において、脂質ストック混合物は溶液である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は水溶液である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は非水性混合物である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は非水性溶液である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は固体混合物である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は粉末である。別の実施形態において、脂質ストック混合物はゲルである。別の実施形態において、脂質ストック混合物はペーストである。別の実施形態において、脂質ストック混合物は濃縮物であり、該濃縮物を、例えば水などの溶媒によって、目標濃度に希釈することができる。別の実施形態において、脂質ストック混合物は結晶である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は不均一な混合物である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は懸濁液である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は乳濁液である。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、例えばビタミンDなどの脂溶性ビタミンを含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約2.5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約2.5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約2.5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約2.5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約2.5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約2.5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約5%超の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約70%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約70%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約70%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約70%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約70%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約70%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約60%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約60%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約60%未満の資質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約60%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約60%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約60%未満の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で約2.5%〜約70%の資質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約2.5%〜約70%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約2.5%〜約70%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約2.5%〜約70%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約2.5%〜約70%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約2.5%〜約70%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約5%〜約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約5%〜約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約5%〜約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約5%〜約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約5%〜約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約5%〜約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約10%〜約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約10%〜約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約10%〜約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約10%〜約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約10%〜約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約10%〜約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約5%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約5%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約5%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約5%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約5%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約5%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約10%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約10%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約10%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約10%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約10%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約10%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約15%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約15%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約15%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約15%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約15%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約15%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約20%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約20%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約20%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約20%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約20%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約20%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約25%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約25%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約25%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約25%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約25%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約25%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約30%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約35%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約35%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約35%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約35%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約35%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約35%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約40%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約40%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約40%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約40%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約40%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約40%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約45%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約45%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約45%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約45%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約45%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約45%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/体積基準で、約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、質量/質量基準で、約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック混合物は、体積/体積基準で、約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/体積基準で、約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、質量/質量基準で、約50%の脂質を含む。別の実施形態において、脂質ストック溶液は、体積/体積基準で、約50%の脂質を含む。
【0039】
1つの実施形態においては、IDPN組成物を無菌容器にいれる。別の実施形態において、無菌容器は患者への投与に有効である。別の実施形態において、無菌容器は袋である。別の実施形態において、無菌容器は、患者へのIDPN組成物の非経口投与に有効である。別の実施形態において、袋は約100〜約2リットルの間のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は約300mL〜約1リットルの間のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は約419mL〜約809mLの間のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は約350mL〜約635mLの間のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は約2リットル未満のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は約1リットル未満のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は約10mL超のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は約100mL超のIDPN組成物を保持する。別の実施形態において、袋は1リットル超のIDPN組成物を保持する。
【0040】
1つの実施形態において、無菌容器は、IDPN組成物の1用量を保持する。別の実施形態において、無菌容器は、患者への1用量の投与に有効である。
【0041】
1つの実施形態において、用量は、約100mL〜約2リットルの間の体積を有する。別の実施形態において、用量は、約350mL〜約635mLの間の体積を有する。別の実施形態において、用量は、約300、約342、約350、約383、約400、約419、約427、約450、約483、約500、約540、約550、約600、約613、約635、約700、または約809mLの体積を有する。別の実施形態において、用量は、約2リットル未満の体積を有する。別の実施形態において、用量は、約1リットル未満の体積を有する。別の実施形態において、用量は、約10mL超の体積を有する。別の実施形態において、用量は、約100mL超の体積を有する。別の実施形態において、用量は、1リットル超の体積を有する。
【0042】
1つの実施形態において、用量は、約10〜約50gの間のブドウ糖を含む。別の実施形態において、用量は、約20〜約45gの間のブドウ糖を含む。別の実施形態において、用量は、約10g超のブドウ糖を含む。別の実施形態において、用量は、約50g未満のブドウ糖を含む。別の実施形態において、用量は、約20、約23、約26、約30、約35または約41gのブドウ糖を含む。
【0043】
1つの実施形態において、用量中のブドウ糖の量は、用量を投与される患者の体重に依存する。別の実施形態において、用量中のブドウ糖の量は、血液透析の持続時間に依存する。別の実施形態において、用量中のブドウ糖の量は、用量を投与される患者の体重および血液透析の持続時間に依存する。別の実施形態において、用量は、患者の体重のkgあたり、約1g未満のブドウ糖を含む。別の実施形態において、用量は(g/kg)基準で、患者の体重の約50%〜約60%のブドウ糖質量を含む。非限定的な例を以下に示す。1つの非限定的な例においては、約34〜約39kgの間の体重をもつ患者に、約20gのブドウ糖を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約40〜約44kgの間の体重をもつ患者に、約23gのブドウ糖を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約45〜約51kgの間の体重をもつ患者に、約26gのブドウ糖を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約52〜約59kgの間の体重をもつ患者に、約30gのブドウ糖を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約60〜約69kgの間の体重をもつ患者に、約35gのブドウ糖を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約70kg以上の体重の患者に、約41g以上のブドウ糖を含む用量を投与する。1つの実施形態において、血液透析の持続時間は、2〜4.5時間の間である。1つの実施形態において、血液透析の持続時間は、2.75〜4時間の間である。
【0044】
1つの実施形態において、IDPN組成物は、約0.10〜約1.0g/mLの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.10〜約0.50g/mLの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.10〜約0.20g/mLの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.12〜約0.18g/mLの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPNは約0.15〜約0.17g/mLの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.10、約0.11、約0.12、約0.13、約0.14、約0.15、約0.16、約0.17、約0.18、約0.19、または約0.20g/mLのアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.10g/mL超のアミノ酸を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約1.0g/mL未満を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.50g/mL未満を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.20g/mL未満を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約0.150、約0.151、約0.152、約0.153、約0.154、約0.155、約0.156、約0.157、約0.158、約0.159、約0.160、約0.161、約0.162、約0.163、約0.164、約0.165、約0.166、約0.167、約0.168、約0.169、または約0.170g/mLのアミノ酸を含む。
【0045】
1つの実施形態において、用量は、少なくとも約1gのアミノ酸を含む。別の実施形態において、用量は、約200g未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、用量は、約10〜約200gの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、用量は、約20〜約150gの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、用量は、約30〜約120gの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、用量は、約50〜約110gの間のアミノ酸を含む。別の実施形態において、用量は、約1、約1.5、約2、約2.5、約3、約3.5、約4、約4.5、約5、約5.5、約6、約6.5、約7、約7.5、約8、約8.5、約9、約9.5、約10、約10.5、約11、約11.5、約12、約12.5、約13、約13.5、約14、約14.5、約15、約15.5、約16、約16.5、約17、約17.5、約18、約18.5、約19、約19.5、約20、約20.5、約21、約21.5、約22、約22.5、約23、約23.5、約24、約24.5、約25、約25.5、約26、約26.5、約27、約27.5、約28、約28.5、約29、約29.5、約30、約30.5、約31、約31.5、約32、約32.5、約33、約33.5、約34、約34.5、約35、約35.5、約36、約36.5、約37、約37.5、約38、約38.5、約39、約39.5、約40、約40.5、約41、約41.5、約42、約42.5、約43、約43.5、約44、約44.5、約45、約45.5、約46、約46.5、約47、約47.5、約48、約48.5、約49、約49.5、約50、約50.5、約51、約51.5、約52、約52.5、約53、約53.5、約54、約54.5、約55、約55.5、約56、約56.5、約57、約57.5、約58、約58.5、約59、約59.5、約60、約60.5、約61、約61.5、約62、約62.5、約63、約63.5、約64、約64.5、約65、約65.5、約66、約66.5、約67、約67.5、約68、約68.5、約69、約69.5、約70、約70.5、約71、約71.5、約72、約72.5、約73、約73.5、約74、約74.5、約75、約75.5、約76、約76.5、約77、約77.5、約78、約78.5、約79、約79.5、約80、約80.5、約81、約81.5、約82、約82.5、約83、約83.5、約84、約84.5、約85、約85.5、約86、約86.5、約87、約87.5、約88、約88.5、約89、約89.5、約90、約90.5、約91、約91.5、約92、約92.5、約93、約93.5、約94、約94.5、約95、約95.5、約96、約96.5、約97、約97.5、約98、約98.5、約99、約99.5、約100、約100.5、約101、約101.5、約102、約102.5、約103、約103.5、約104、約104.5、約105、約105.5、約106、約106.5、約107、約107.5、約108、約108.5、約109、約109.5、約110、約110.5、約111、約111.5、約112、約112.5、約113、約113.5、約114、約114.5、約115、約115.5、約116、約116.5、約117、約117.5、約118、約118.5、約119、約119.5、約120、約120.5、約121、約121.5、約122、約122.5、約123、約123.5、約124、約124.5、約125、約125.5、約126、約126.5、約127、約127.5、約128、約128.5、約129、約129.5、約130、約130.5、約131、約131.5、約132、約132.5、約133、約133.5、約134、約134.5、約135、約135.5、約136、約136.5、約137、約137.5、約138、約138.5、約139、約139.5、約140、約140.5、約141、約141.5、約142、約142.5、約143、約143.5、約144、約144.5、約145、約145.5、約146、約146.5、約147、約147.5、約148、約148.5、約149、約149.5、約150、約150.5、約151、約151.5、約152、約152.5、約153、約153.5、約154、約154.5、約155、約155.5、約156、約156.5、約157、約157.5、約158、約158.5、約159、約159.5、約160、約160.5、約161、約161.5、約162、約162.5、約163、約163.5、約164、約164.5、約165、約165.5、約166、約166.5、約167、約167.5、約168、約168.5、約169、約169.5、約170、約170.5、約171、約171.5、約172、約172.5、約173、約173.5、約174、約174.5、約175、約175.5、約176、約176.5、約177、約177.5、約178、約178.5、約179、約179.5、約180、約180.5、約181、約181.5、約182、約182.5、約183、約183.5、約184、約184.5、約185、約185.5、約186、約186.5、約187、約187.5、約188、約188.5、約189、約189.5、約190、約190.5、約191、約191.5、約192、約192.5、約193、約193.5、約194、約194.5、約195、約195.5、約196、約196.5、約197、約197.5、約198、約198.5、約199、約199.5、または約200gのアミノ酸を含む。
【0046】
1つの実施形態において、用量中のアミノ酸の量は、用量を投与される患者の体重に依存する。別の実施形態において、用量中のアミノ酸の量は、血液透析の持続時間に依存する。別の実施形態において、用量中のアミノ酸の量は、用量を投与される患者の体重および血液透析の持続時間に依存する。別の実施形態において、用量は、患者の体重のkgあたり約2g未満のアミノ酸を含む。別の実施形態において、用量は(g/kg)基準で、患者の体重の約120%〜約160%のアミノ酸質量を含む。非限定的な例を以下に示す。1つの非限定的な例においては、約34〜約39kgの間の体重をもつ患者に、約51gのアミノ酸を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約40〜約44kgの間の体重をもつ患者に、約60gのアミノ酸を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約45〜約51kgの間の体重をもつ患者に、約68gのアミノ酸を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約52〜約59kgの間の体重をもつ患者に、約78gのアミノ酸を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約60〜約69kgの間の体重をもつ患者に、約90gのアミノ酸を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約70kg以上の体重の患者に、約105g以上のアミノ酸を含む用量を投与する。1つの実施形態において、血液透析の持続時間は2〜4.5時間の間である。1つの実施形態において、血液透析の持続時間は2.75〜4時間の間である。
【0047】
1つの実施形態において、IDPN組成物は、1つまたは複数の脂質を含む。別の実施形態において、脂質は乳濁液の形態で提供される。別の実施形態において、脂質は、精製された大豆由来植物油の乳濁液の形態で提供される。別の実施形態において、精製された大豆由来植物油の乳濁液はIntralipid(登録商標)(カビビトラム社(KABI VITRUM))である。別の実施形態において、精製された大豆由来植物油の乳濁液は、Travamulsion(登録商標)(トラベノール社(Travenol))を含む。別の実施形態において、精製された大豆由来植物油の乳濁液は、卵リン脂質および大豆油を含む。別の実施形態において、精製された大豆由来植物油の乳濁液は、大豆油、卵黄リン脂質、グリセリン、水、および水酸化ナトリウムを含む。別の実施形態において、精製された大豆由来植物油の乳濁液は、植物ステロールを含む。別の実施形態において、脂質は、精製されたサフラワー油の乳濁液の形態で提供される。別の実施形態において、精製されたサフラワー油の乳濁液は、Liposyn(登録商標)(アボット社(Abott))である。別の実施形態において、精製されたサフラワー油の乳濁液は、サフラワー油、大豆油、卵リン脂質、グリセリン、水、および水酸化ナトリウムを含む。別の実施形態において、脂質は、精製された魚油の乳濁液の形態で提供される。別の実施形態において、精製された魚油の乳濁液は、Omegaven
*(フレセニウスAG社(Fresenius AG))である。別の実施形態において、脂質は、精製されたオリーブ油の乳濁液の形態で提供される。別の実施形態において、脂質は、中鎖トリグリセリド油の乳濁液の形態で提供される。別の実施形態において、脂質は、大豆油、サフラワー油、魚油、オリーブ油、および中鎖トリグリセリド油の2つ以上の乳濁液の形態で提供される。別の実施形態において、脂質は、50%が大豆油、および50%がサフラワー油である。別の実施形態において、脂質は、50%が大豆油、および50%が中鎖トリグリセリド油である。別の実施形態において、脂質は、40%が大豆油、50%が中鎖トリグリセリド油、および10%が魚油である。別の実施形態において、脂質は、25%が大豆油、および75%が中鎖トリグリセリドである。別の実施形態において、脂質は、20%が大豆油、および80%がオリーブ油である。別の実施形態において、脂質は、3つの脂肪酸残基を含むトリグリセリドを含む。別の実施形態において、脂質は、飽和および/または不飽和脂肪酸残基を含むトリグリセリドを含む。別の実施形態において、脂肪酸残基は、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸、またはステアリン酸に由来する。別の実施形態において、脂肪酸残基は、エイコサペンタエン酸、アラキドン酸、またはドコサヘキサエン酸に由来する。別の実施形態において、脂質はリン脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、約5〜約30体積%の脂質を含む。別の実施形態において、組成物は、約10〜約20体積%の脂質を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、脂質およびプロポフォールを含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、脂質、プロポフォール、およびシクロデキストリン、シクロデキストリン類似体、またはシクロデキストリンの薬剤的に許容できる塩を含む。別の実施形態において、組成物は脂質を含まない。別の実施形態においては、高脂血症、急性膵炎、脂質性腎症、または卵に対するアレルギー反応を有する患者に対して、脂質を含まない組成物を投与する。
【0048】
1つの実施形態において、用量は、約5〜約50gの間の脂質を含む。別の実施形態において、用量は、約5〜約30gの間の脂質を含む。別の実施形態において、用量は、約10〜約25gの間の脂質を含む。別の実施形態において、用量は、約5g超の脂質を含む。別の実施形態において、用量は、約50g未満の脂質を含む。別の実施形態において、用量は、約5g、約6g、約7g、約8g、約9g、約10g、約11g、約12g、約13g、約14g、約15g、約16g、約17g、約18g、約19g、約20g、約21g、約22g、約23g、約24g、約25g、約26g、約27g、約28g、約29g、約30g、約31g、約32g、約33g、約34g、約35g、約36g、約37g、約38g、約39g、約40g、約41g、約42g、約43g、約44g、約45g、約46g、約47g、約48g、約49g、または約50gの脂質を含む。
【0049】
1つの実施形態において、用量中の脂質の量は、用量を投与される患者の体重に依存する。別の実施形態において、用量中の脂質の量は、血液透析の持続時間に依存する。別の実施形態において、用量中の脂質の量は、用量を投与される患者の体重、および血液透析の持続時間に依存する。別の実施形態において、用量は、患者の体重のkgあたり、約0.4g未満の脂質を含む。別の実施形態において、用量は(g/kg)基準で、患者の体重の約10%〜約40%の脂質質量を含む。別の実施形態において、用量は(g/kg)基準で、患者の体重の約20%〜約30%の脂質質量を含む。非限定的な例を以下に示す。1つの非限定的な例においては、約34〜約39kgの間の体重を有する患者に、約8.6gの脂質を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約40〜約44kgの間の体重を有する患者に、約10.2gの脂質を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約45〜約51kgの間の体重を有する患者に、約11.2gの脂質を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約52〜約59kgの間の体重を有する患者に、約13.2gの脂質を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約60〜約69kgの間の体重を有する患者に、約15.2gの脂質を含む用量を投与する。1つの非限定的な例においては、約70kg以上の体重を有する患者に、約17.8g以上の脂質を含む用量を投与する。1つの実施形態において、血液透析の持続時間は、2〜4.5時間の間である。1つの実施形態において、血液透析の持続時間は、2.75〜4時間の間である。
【0050】
1つの実施形態において、脂質の存在は、患者のアルブミン値を増加させる、IDPN組成物の能力を改善する。別の実施形態において、脂質の存在は、患者のアルブミン値を増加させる、IDPN組成物の能力を改善しない。別の実施形態において、脂質の存在は、IDPN組成物の栄養価を増加させる。別の実施形態において、脂質の存在は、IDPN組成物のカロリー含有量を増加させる。別の実施形態において、脂質を含むIDPN組成物は、脂質を含まないIDPN組成物よりも、より高い栄養価を有する。別の実施形態において、脂質を含むIDPN組成物は、脂質を含まないIDPN組成物よりも、より高いカロリー含有量を有する。1つの実施形態において、低カロリー含有量をもつIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化しない。1つの実施形態において、低カロリー含有量をもつIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化する。1つの実施形態において、低カロリー含有量をもつIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化し、それによって、アルブミン値の増加が減少する。1つの実施形態において、脂質を含まないIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化しない。1つの実施形態において、脂質を含まないIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化する。1つの実施形態において、脂質を含まないIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化し、それによって、アルブミン値の増加が減少する。別の実施形態において、高カロリー含有量をもつIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化しない。別の実施形態において、脂質を含むIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化しない。別の実施形態において、高カロリー含有量をもつIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化せず、それによって、アルブミン値の増加が可能になる。別の実施形態において、脂質を含むIDPN組成物を投与される患者は、IDPN組成物のアミノ酸を異化せず、それによって、アルブミン値の増加が可能になる。
【0051】
1つの実施形態において、IDPN組成物は、1つまたは複数の微量栄養素を含む。別の実施形態においては、IDPN組成物を、1つまたは複数の微量栄養素と同時投与する。別の実施形態において、微量栄養素は、ビタミン、微量元素、および/またはミネラルである。別の実施形態において、ビタミンは、水溶性のビタミンである。別の実施形態において、ビタミンは、ビタミンC、葉酸、ビタミンB1、またはビタミンB6である。別の実施形態において、ビタミンは、ビタミンKを欠くマルチビタミンを含む。別の実施形態において、微量元素は、亜鉛、セレニウム、銅、クロム、マグネシウム、およびマンガンの1つまたは複数を含む。別の実施形態において、ミネラルは鉱物塩を含む。別の実施形態において、鉱物塩は、リン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、ヨウ化ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化カリウム、ヨウ化カリウム、酢酸カリウム、メタ重亜硫酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム、または硫酸マグネシウムを含む。別の実施形態において、鉱物塩は、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、アルミニウム塩、亜鉛塩、セシウム塩、スカンジウム塩、チタン塩、ジルコニウム塩、ハフニウム塩、バナジウム塩、クロム塩、モリブデン塩、マンガン塩、鉄塩、ルテニウム塩、オスミウム塩、コバルト塩、レニウム塩、イリジウム塩、ニッケル塩、パラジウム塩、白金塩、銅塩、銀塩、金塩、カドミウム塩、水銀塩、インジウム塩、スズ塩、鉛塩、ビスマス塩、セリウム塩、サマリウム塩、またはストロンチウム塩、または前述のいかなる組み合わせをも含む。別の実施形態において、鉱物塩は、フッ化物塩、塩化物塩、臭化物塩、ヨウ化物塩、硝酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩、硫酸塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、塩素酸塩、過塩素酸塩、亜塩素酸塩、または次亜塩素酸塩、または前述のいかなる組み合わせをも含む。
【0052】
1つの実施形態において、IDPN組成物は、1つまたは複数の医薬品を含む。IDPN組成物中に包含するのに適切な医薬品の1つの非限定的な例は、インスリンである。別の実施形態においては、患者への投与前に、インスリンをIDPN組成物に添加する。別の実施形態においては、容器の物質によるインスリン吸収を防止するために、容器中でのIDPN組成物へのインスリンの添加を、投与の直前に行う。別の実施形態においては、インスリンをIDPN組成物と同時投与する。別の実施形態においては、IDPN組成物による治療の間、インスリンを皮下に接種する。別の実施形態においては、約5〜約20単位のインスリンを、1用量のIDPN組成物に添加する。
【0053】
1つの実施形態においては、IDPN組成物を、1つまたは複数の医薬品と同時投与する。別の実施形態においては、医薬品の同時投与を、IDPN組成物の投与前に行う。別の実施形態においては、医薬品の同時投与を、IDPN組成物の投与の間に行う。別の実施形態においては、医薬品の同時投与を、IDPN組成物の投与後に行う。IDPN組成物と同時投与する医薬品の非限定的な例としては:エリスロポイエチン剤、例えば、Procrit(登録商標)、Epogen(登録商標)、ARANESP(登録商標)またはエポエチンアルファ;および鉄剤、例えばInFeD(登録商標)、Ferrlecit(登録商標)およびVenofer(登録商標);亜リン酸結合剤、例えば、PhosLo(登録商標)(酢酸カルシウム)、Tums(登録商標)(炭酸カルシウム)、Renagel(登録商標)(セベラマー)、およびFosrenol(登録商標)(炭酸ランタン);活性ビタミンD剤、例えば、Rocaltrol(登録商標)(カルシトリオール)、およびHectorol(登録商標)(ドキセルカルシフェロール);Zemplar(登録商標)(パリカルシトール)、Calcijex(登録商標)(カルシトール)、およびSensipar(登録商標)(シナカルセト);ビタミン複合剤、例えば、Nephro−Vite(登録商標)、Nephrocaps(登録商標)、およびNephroplex(登録商標);抗ヒスタミン剤、例えば、Benadryl(登録商標)(ジフェンヒドラミン)、Atarax(登録商標)またはVistaril(登録商標)(ヒドロキシジン)、およびZyrtec(登録商標)(ロラタジン);およびスタチン系薬剤、例えば、Lipitor(登録商標)(アトルバスタチン)、Zocor(登録商標)(シンバスタチン)、およびPravachol(登録商標)(プラバスタチン)が挙げられる。
【0054】
1つの実施形態においては、IDPN組成物を充填剤とともに投与する。別の実施形態において、充填剤は水を含む。別の実施形態において、充填剤は滅菌水を含む。別の実施形態において、充填剤は滅菌水から成る。別の実施形態において、充填剤は生理食塩水を含む。別の実施形態において、充填剤は生理食塩水から成る。別の実施形態において、充填剤は生理食塩水を含む。別の実施形態において、充填剤は生理食塩水から成る。別の実施形態において、充填剤はIDPN組成物を含む。別の実施形態において、充填剤はIDPN組成物から成る。別の実施形態において、充填剤は、充填剤とともに投与されるIDPN組成物を含む。別の実施形態において、充填剤は、充填剤とともに投与されるIDPN組成物から成る。別の実施形態において、充填剤は、約1mL超の体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約10mL超の体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約200mL未満の体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約150mL未満の体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約1mL〜約200mLの体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約10mL〜約100mLの体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約25mL〜約75mLの体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約40mL〜約60mLの体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約25mL超の体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約75mL未満の体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約5mL、約10mL、約15mL、約20mL、約25mL、約30mL、約35mL、約40mL、約45mL、約50mL、約55mL、約60mL、約65mL、約70mL、約75mL、約80mL、約85mL、約90mL、約95mL、約100mL、約105mL、約110mL、約115、mL、約120mL、約125mL、約130mL、約135mL、約140mL、約145mL、または約150mLの体積を有する。別の実施形態において、充填剤は、約50mLの体積を有する。
【0055】
1つの実施形態においては、IDPN組成物を、充填剤と同時に投与する。別の実施形態においては、IDPN組成物を、充填剤が投与された後に投与する。別の実施形態においては、透析チューブをプライミングするために充填剤を使用する。別の実施形態においては、充填剤を患者に投与する。別の実施形態においては、充填剤を患者に投与しない。別の実施形態においては、充填剤をIDPN組成物と予備混合する。
【0056】
1つの実施形態において、IDPN組成物は、ある量のストック炭水化物溶液、およびある量のアミノ酸ストック混合物を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある量のストック炭水化物溶液、およびある量のアミノ酸ストック溶液を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある体積のストック炭水化物溶液、およびある体積のアミノ酸ストック混合物を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある体積のストック炭水化物溶液、およびある体積のアミノ酸ストック溶液を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、充填剤をさらに含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある量の充填剤をさらに含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある体積の充填剤をさらに含む。
【0057】
1つの実施形態において、IDPN組成物は、ある量のストック炭水化物溶液、ある量のアミノ酸ストック混合物、およびある量の充填剤を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある量のストック炭水化物溶液、ある量のアミノ酸ストック溶液、およびある量の充填剤を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある体積のストック炭水化物溶液、ある体積のアミノ酸ストック混合物、およびある体積の充填剤を含む。別の実施形態において、IDPN組成物は、ある体積のストック炭水化物溶液、ある体積のアミノ酸ストック溶液、およびある体積の充填剤を含む。
【0058】
患者のアルブミン値調節に有効なIDPN組成物
1つの実施形態において、IDPN組成物は、患者のアルブミン値を調節するのに有効である。別の実施形態において、IDPN組成物は、患者のアルブミン値を増加させるのに有効である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、患者に投与されるIDPN組成物の量に比例する。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、患者に投与されるIDPN組成物の量と無関係である。
【0059】
1つの実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.01g/dL超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.05g/dL超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.1g/dL超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約1.0g/dL未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.8g/dL未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.6g/dL未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.01g/dL〜約1.0g/dLである。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.05g/dL〜約0.8g/dLである。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.1g/dL〜約0.6g/dLである。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.2g/dL〜約0.4g/dLである。
【0060】
1つの実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.01g/dL超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.05g/dL超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.1g/dL超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約1.0g/dL未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.8g/dL未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.6g/dL未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.01g/dL〜約1.0g/dLである。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.05g/dL〜約0.8g/dLである。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.1g/dL〜約0.6g/dLである。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.2g/dL〜約0.4g/dLである。
【0061】
1つの実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約1%超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約5%超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約10%超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約25%超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約50%超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約100%超である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約100%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約50%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約25%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約10%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約5%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約1%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約1%〜約100%である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約5%〜約50%である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約10%〜約50%である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約25%〜約50%である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約0.1%、約0.2%、約0.3%、約0.4%、約0.5%、約0.6%、約0.7%、約0.8%、約0.9%、約1%、約1.1%、約1.2%、約1.3%、約1.4%、約1.5%、約1.6%、約1.7%、約1.8%、約1.9%、約2%、約2.1%、約2.2%、約2.3%、約2.4%、約2.5%、約2.6%、約2.7%、約2.8%、約2.9%、約3%、約3.1%、約3.2%、約3.3%、約3.4%、約3.5%、約3.6%、約3.7%、約3.8%、約3.9%、約4%、約4.1%、約4.2%、約4.3%、約4.4%、約4.5%、約4.6%、約4.7%、約4.8%、約4.9%、約5%、約5.5%、約6%、約6.5%、約7%、約7.5%、約8%、約8.5%、約9%、約9.5%、約10%、約11%、約12%、約13%、約14%、約15%、約16%、約17%、約18%、約19%、約20%、約21%、約22%、約23%、約24%、約25%、約26%、約27%、約28%、約29%、約30%、約31%、約32%、約33%、約34%、約35%、約36%、約37%、約38%、約39%、約40%、約41%、約42%、約43%、約44%、約45%、約46%、約47%、約48%、約49%、約50%、約51%、約52%、約53%、約54%、約55%、約56%、約57%、約58%、約59%、約60%、約61%、約62%、約63%、約64%、約65%、約66%、約67%、約68%、約69%、約70%、約71%、約72%、約73%、約74%、約75%、約76%、約77%、約78%、約79%、約80%、約81%、約82%、約83%、約84%、約85%、約86%、約87%、約88%、約89%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%、または約100%である。
【0062】
1つの実施形態において、アルブミン値の増加は、約1%超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約5%超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約10%超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約25%超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約50%超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約100%超である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約100%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約50%未満である。1つの実施形態において、アルブミン値の増加は、約25%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約10%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約5%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約1%未満である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約1%〜約100%である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約5%〜約50%である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約10%〜約50%である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約25%〜約50%である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約0.1%、約0.2%、約0.3%、約0.4%、約0.5%、約0.6%、約0.7%、約0.8%、約0.9%、約1%、約1.1%、約1.2%、約1.3%、約1.4%、約1.5%、約1.6%、約1.7%、約1.8%、約1.9%、約2%、約2.1%、約2.2%、約2.3%、約2.4%、約2.5%、約2.6%、約2.7%、約2.8%、約2.9%、約3%、約3.1%、約3.2%、約3.3%、約3.4%、約3.5%、約3.6%、約3.7%、約3.8%、約3.9%、約4%、約4.1%、約4.2%、約4.3%、約4.4%、約4.5%、約4.6%、約4.7%、約4.8%、約4.9%、約5%、約5.5%、約6%、約6.5%、約7%、約7.5%、約8%、約8.5%、約9%、約9.5%、約10%、約11%、約12%、約13%、約14%、約15%、約16%、約17%、約18%、約19%、約20%、約21%、約22%、約23%、約24%、約25%、約26%、約27%、約28%、約29%、約30%、約31%、約32%、約33%、約34%、約35%、約36%、約37%、約38%、約39%、約40%、約41%、約42%、約43%、約44%、約45%、約46%、約47%、約48%、約49%、約50%、約51%、約52%、約53%、約54%、約55%、約56%、約57%、約58%、約59%、約60%、約61%、約62%、約63%、約64%、約65%、約66%、約67%、約68%、約69%、約70%、約71%、約72%、約73%、約74%、約75%、約76%、約77%、約78%、約79%、約80%、約81%、約82%、約83%、約84%、約85%、約86%、約87%、約88%、約89%、約90%、約91%、約92%、約93%、約94%、約95%、約96%、約97%、約98%、約99%、または約100%である。
【0063】
1つの実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約1時間以内、約4時間以内、約8時間以内、約12時間以内、約24時間以内、約2日以内、約3日以内、約4日以内、約5日以内、約6日以内、または約7日以内に観察可能である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約1か月以内、約2か月以内、約3か月以内、約4か月以内、約5か月以内、約6か月以内、約7か月以内、約8か月以内、約9か月以内、約10か月以内、約11か月以内、または約12か月以内に観察可能である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約6月以内に観察可能である。別の実施形態において、アルブミン値の調節作用は、約1年以内に観察可能である。
【0064】
1つの実施形態において、アルブミン値の増加は、約1時間以内、約4時間以内、約8時間以内、約12時間以内、約24時間以内、約2日以内、約3日以内、約4日以内、約5日以内、約6日以内、または約7日以内に観察可能である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約1か月以内、約2か月以内、約3か月以内、約4か月以内、約5か月以内、約6か月以内、約7か月以内、約8か月以内、約9か月以内、約10か月以内、約11か月以内、または約12か月以内に観察可能である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約6か月以内に観察可能である。別の実施形態において、アルブミン値の増加は、約1年以内に観察可能である。
【0065】
1つの実施形態においては、所望のアルブミン値の増加が患者において観察されるまで、治療を継続する。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は約0.05g/dL超である。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は約0.1g/dL超である。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は約1.0g/dL未満である。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は約0.6g/dL未満である。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は約0.05〜約1.0g/dLである。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は約0.1〜約0.6g/dLである。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は約0.2〜約0.4g/dLである。別の実施形態において、所望のアルブミン値の増加は、約0.05、約0.10、約0.15、約0.20、約0.25、約0.30、約0.35、約0.40、約0.45、約0.50、約0.55、約0.60、約0.65、約0.70、約0.75、約0.80、約0.85、約0.90、約0.95、または約1.00g/dLである。
【0066】
1つの実施形態においては、患者における所望のアルブミン値が達成されるまで、治療を継続する。別の実施形態において、所望のアルブミン値は約3.5g/dL超である。別の実施形態において、所望のアルブミン値は約4.0g/dL未満である。別の実施形態において、所望のアルブミン値は約3.5〜約4.0g/dLである。別の実施形態において、所望のアルブミン値は、約3.5、約3.55、約3.6、約3.65、約3.7、約3.75、約3.8、約3.85、約3.9、約3.95、または約4.0g/dLである。別の実施形態において、所望のアルブミン値は約3.8g/dLである。
【0067】
1つの実施形態においては、IDPN組成物を、患者のアルブミン値を増加させるのにに有効な1つまたは複数の薬剤と同時投与する。別の実施形態においては、IDPN組成物を、1つまたは複数の食欲増進剤と同時投与する。食欲増進剤の非限定的な例としては、マリノール、シプロヘプタジン、メゲストロール酢酸エステル、およびピゾチフェンが挙げられる。別の実施形態においては、IDPN組成物を、メゲストロール酢酸エステルと同時投与する。
【0068】
IDPN組成物の投与
1つの実施形態では、IDPN組成物を週1回で投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を1日1回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を少なくとも1日1回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を1日1回より多く投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に、1、2、3、4、5、6、または7回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に3日投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に2日投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を1日に1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、または70回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を1日約1〜10回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を1日約1〜約5回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を1日約1〜約3回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に約1〜約100回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に約5〜約50回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に約7〜約35回投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を週に約7〜約21回投与する。別の実施形態では、前記投与は一定の時間間隔にわたって均等に分散する。別の実施形態では、IDPN組成物を必要なときに投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を医療提供者の自由裁量で投与する。別の実施形態では、IDPN組成物を投与計画ごとに投与する。
【0069】
1つの実施形態では、一定の注入時間にわたって一定の用量を投与する。別の実施形態では、注入時間は約8時間未満である。別の実施形態では、注入時間は約6時間未満である。別の実施形態では、注入時間は約4時間未満である。別の実施形態では、注入時間は約2時間未満である。別の実施形態では、注入時間は約2〜約8時間未満である。別の実施形態では、注入時間は約3〜約5時間未満である。別の実施形態では、注入時間は約2時間、約2.25時間、約2.5時間、約2.75時間、約3時間、約3.25時間、約3.5時間、約3.75時間、または約4時間である。別の実施形態では、注入時間は約2.75〜3時間である。別の実施形態では、注入時間は約3〜3.25時間である。別の実施形態では、注入時間は約3.25〜3.5時間である。別の実施形態では、注入時間は約3.5〜3.75時間である。別の実施形態では、注入時間は約3.75〜4時間である。
【0070】
1つの実施形態では、注入時間は所望によって追加時間だけ延長する。別の実施形態では、注入時間は追加時間だけ延長する。別の実施形態では、追加時間によりIDPN組成物を患者に注入する効力が向上する。別の実施形態では、追加時間は注入時間に先行する。別の実施形態では、追加時間は注入時間の後に続く。別の実施形態では、注入時間は1つ以上の追加時間により中断される。別の実施形態では、追加時間は約0.05時間より大きい。別の実施形態では、追加時間は約0.20時間より大きい。別の実施形態では、追加時間は約1.0時間未満である。別の実施形態では、追加時間は約0.55時間未満である。別の実施形態では、追加時間は約0.05時間〜約1.0時間未満である。別の実施形態では、追加時間は約0.10時間〜約0.50時間未満である。別の実施形態では、追加時間は約0.05時間、約0.10時間、約0.15時間、約0.20時間、約0.25時間、約0.30時間、約0.35時間、約0.40時間、約0.45時間、または約0.50時間である。別の実施形態では、追加時間は約0.25時間である。別の実施形態では、追加時間は注入時間の後に続き、且つ0.25時間である。
【0071】
1つの実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約2.00時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約2.25時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約2.50時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約2.75時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約3.00時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約3.25時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約3.50時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約3.75時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.25時間だけ延長した約4.00時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約2.00時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約2.25時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約2.50時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約2.75時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約3.00時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約3.25時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約3.50時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約3.75時間である。別の実施形態では、注入時間は追加時間約0.50時間だけ延長した約4.00時間である。
【0072】
1つの実施形態では、ある注入速度で用量を投与する。別の実施形態では、注入速度は患者の体重に直接に比例する。別の実施形態では、注入速度を患者の治療の進行に従って調節する。別の実施形態では、治療2週目の間の注入速度は、所与の患者の治療1週目の間の注入速度より速い。別の実施形態では、治療2週目の間の注入速度は、所与の患者の治療1週目の間の注入速度より約1.5倍速い。別の実施形態では、治療2週目の間の注入速度は、所与の患者の治療1週目の間の注入速度より約2倍速い。治療2週目の間の注入速度は、所与の患者の治療1週目の間の注入速度より約3倍速い。
【0073】
1つの実施形態では、注入速度は約10mL/時より速い。別の実施形態では、注入速度は約300mL/時未満である。別の実施形態では、注入速度は約10mL/時〜約300mL/時である。別の実施形態では、注入速度は、約10mL/時、約11mL/時、約12mL/時、約13mL/時、約14mL/時、約15mL/時、約16mL/時、約17mL/時、約18mL/時、約19mL/時、約20mL/時、約21mL/時、約22mL/時、約23mL/時、約24mL/時、約25mL/時、約26mL/時、約27mL/時、約28mL/時、約29mL/時、約30mL/時、約31mL/時、約32mL/時、約33mL/時、約34mL/時、約35mL/時、約36mL/時、約37mL/時、約38mL/時、約39mL/時、約40mL/時、約41mL/時、約42mL/時、約43mL/時、約44mL/時、約45mL/時、約46mL/時、約47mL/時、約48mL/時、約49mL/時、約50mL/時、約51mL/時、約52mL/時、約53mL/時、約54mL/時、約55mL/時、約56mL/時、約57mL/時、約58mL/時、約59mL/時、約60mL/時、約61mL/時、約62mL/時、約63mL/時、約64mL/時、約65mL/時、約66mL/時、約67mL/時、約68mL/時、約69mL/時、約70mL/時、約71mL/時、約72mL/時、約73mL/時、約74mL/時、約75mL/時、約76mL/時、約77mL/時、約78mL/時、約79mL/時、約80mL/時、約81mL/時、約82mL/時、約83mL/時、約84mL/時、約85mL/時、約86mL/時、約87mL/時、約88mL/時、約89mL/時、約90mL/時、約91mL/時、約92mL/時、約93mL/時、約94mL/時、約95mL/時、約96mL/時、約97mL/時、約98mL/時、約99mL/時、約100mL/時、約101mL/時、約102mL/時、約103mL/時、約104mL/時、約105mL/時、約106mL/時、約107mL/時、約108mL/時、約109mL/時、約110mL/時、約111mL/時、約112mL/時、約113mL/時、約114mL/時、約115mL/時、約116mL/時、約117mL/時、約118mL/時、約119mL/時、約120mL/時、約121mL/時、約122mL/時、約123mL/時、約124mL/時、約125mL/時、約126mL/時、約127mL/時、約128mL/時、約129mL/時、約130mL/時、約131mL/時、約132mL/時、約133mL/時、約134mL/時、約135mL/時、約136mL/時、約137mL/時、約138mL/時、約139mL/時、約140mL/時、約141mL/時、約142mL/時、約143mL/時、約144mL/時、約145mL/時、約146mL/時、約147mL/時、約148mL/時、約149mL/時、約150mL/時、約151mL/時、約152mL/時、約153mL/時、約154mL/時、約155mL/時、約156mL/時、約157mL/時、約158mL/時、約159mL/時、約160mL/時、約161mL/時、約162mL/時、約163mL/時、約164mL/時、約165mL/時、約166mL/時、約167mL/時、約168mL/時、約169mL/時、約170mL/時、約171mL/時、約172mL/時、約173mL/時、約174mL/時、約175mL/時、約176mL/時、約177mL/時、約178mL/時、約179mL/時、約180mL/時、約181mL/時、約182mL/時、約183mL/時、約184mL/時、約185mL/時、約186mL/時、約187mL/時、約188mL/時、約189mL/時、約190mL/時、約191mL/時、約192mL/時、約193mL/時、約194mL/時、約195mL/時、約196mL/時、約197mL/時、約198mL/時、約199mL/時、約200mL/時、約201mL/時、約202mL/時、約203mL/時、約204mL/時、約205mL/時、約206mL/時、約207mL/時、約208mL/時、約209mL/時、約210mL/時、約211mL/時、約212mL/時、約213mL/時、約214mL/時、約215mL/時、約216mL/時、約217mL/時、約218mL/時、約219mL/時、約220mL/時、約221mL/時、約222mL/時、約223mL/時、約224mL/時、約225mL/時、約226mL/時、約227mL/時、約228mL/時、約229mL/時、約230mL/時、約231mL/時、約232mL/時、約233mL/時、約234mL/時、約235mL/時、約236mL/時、約237mL/時、約238mL/時、約239mL/時、約240mL/時、約241mL/時、約242mL/時、約243mL/時、約244mL/時、約245mL/時、約246mL/時、約247mL/時、約248mL/時、約249mL/時、約250mL/時、約251mL/時、約252mL/時、約253mL/時、約254mL/時、約255mL/時、約256mL/時、約257mL/時、約258mL/時、約259mL/時、約260mL/時、約261mL/時、約262mL/時、約263mL/時、約264mL/時、約265mL/時、約266mL/時、約267mL/時、約268mL/時、約269mL/時、約270mL/時、約271mL/時、約272mL/時、約273mL/時、約274mL/時、約275mL/時、約276mL/時、約277mL/時、約278mL/時、約279mL/時、約280mL/時、約281mL/時、約282mL/時、約283mL/時、約284mL/時、約285mL/時、約286mL/時、約287mL/時、約288mL/時、約289mL/時、約290mL/時、約291mL/時、約292mL/時、約293mL/時、約294mL/時、約295mL/時、約296mL/時、約297mL/時、約298mL/時、約299mL/時、または約300mL/時である。
【0074】
1つの実施形態では、アルブミン値の調節を患者の血液を分析することにより決定する。別の実施形態では、アルブミン値の増加を患者の血液を分析することにより決定する。
【0075】
1つの実施形態では、IDPN組成物を用いた血液透析では、IDPN組成物に注入量の減少をもたらす。別の実施形態では、注入量の減少により、多い注入量に関連する1つ以上の副作用が減少する。別の実施形態では、多い注入量に関連する副作用として、呼吸困難、呼吸数の増加、ラ音、浮腫、高血圧、ヘルニア、または不安症がある。別の実施形態では、IDPN組成物を用いた血液透析では、IDPN組成物に高血糖に伴う症状の減少をもたらす。別の実施形態では、高血糖に伴う症状として、多渇、多尿、肉体疲労、不随意の体重減少、膣カンジタ症または真菌症、霧視、麻痺、錯乱、昏睡、または2型糖尿病に伴う症状がある。別の実施形態では、2型糖尿病に伴う症状として、皮疹、皮膚感染症、水虫、遅い皮膚の回復、尿路感染症、カンジダ、鵞口瘡、かゆみを伴う乾燥肌、鱗状の肌、皮膚潰瘍、末梢神経障害、感覚異常、足の刺痛、足の麻痺、手の刺痛、手の麻痺、霧視、性機能障害、勃起不全、腟乾燥、早発閉経、無月経、不随意の体重増加、眠気、倦怠、脱水、夜尿症、過度の空腹、筋痙攣、筋肉痛、頭痛、易刺激性、疲労、筋力低下、座瘡、糖尿病性高血糖性高浸透圧性症候群、糖尿病性ケトアシドーシス、悪心、嘔吐、呼吸困難、速脈、または腹痛がある。別の実施形態では、IDPN組成物を用いた血液透析では、注入量の多さに伴う副作用の減少および高血糖に伴う症状の減少をもたらす。
【0076】
別の実施形態では、IDPN組成物は患者のアルブミン値を増加させるのに有効な1つ以上の剤を含む。別の実施形態では、IDPN組成物を、患者のアルブミン値を増加させるのに有効な1つ以上の剤と同時投与する。別の実施形態では、患者のアルブミン値を増加させるのに有効な1つ以上の剤との同時投与を、IDPN組成物の投与に先立って行う。別の実施形態では、患者のアルブミン値を増加させるのに有効な1つ以上の剤との同時投与を、IDPN組成物の投与の最中に行う。別の実施形態では、患者のアルブミン値を増加させるのに有効な1つ以上の剤との同時投与を、IDPN組成物の投与後に行う。別の実施形態では、IDPN組成物で治療した患者を食欲刺激薬でも治療する。別の実施形態では、IDPN組成物を1つ以上の食欲刺激薬と同時投与する。別の実施形態では、食欲刺激薬との同時投与を、IDPN組成物の投与に先立って行う。別の実施形態では、食欲刺激薬の同時投与を、IDPN組成物の投与の最中に行われる。別の実施形態では、食欲刺激薬との同時投与を、IDPN組成物の投与後に行う。食欲刺激薬の非制限的な例として、マリノール、シプロヘプタジン、メゲストロール酢酸エステル、およびピゾチフェンが挙げられる。別の実施形態では、IDPN組成物をメゲストロール酢酸エステルと同時投与する。
【0077】
1つの実施形態では、透析機を用いてIDPN組成物を投与する。本発明のIDPN組成物に適合する透析機の非制限的な例として、Fresenius 2008 series、B.Braun Dialog+、Gambro Phoenix System、Redy 2000、Baxter SPS550/1550、Althin 1000、Althin Altratouch 1000、Althin Tina、Meridian、Aurora system 1000、NxStage System One with Pure Flow、およびFresinius 2008K At Homeが挙げられる。
【0078】
Fresinius 2008の特徴は、斜角の溢流管を含む柔軟な静脈点滴チャンバ(venous drip chamber)(これにより乱流が弱くなり、空泡が減少し、流れに対する抵抗が減少し、それにより凝固の可能性が低くなる)、並びに捻れ抵抗性のある厚肉の血液チュービングである。
【0079】
B.Braun Dialog+の特徴は、重炭酸塩カートリッジホルダー、およびUltraPureFluid-SystemおよびDiacap(登録商標)Ultra pyrogen filterであり、純粋な透析液を生成し、それにより汚染された透析流体のリスクおよび該流体により生じる合併症が減少する。
【0080】
Gambro Phoenix Systemの特徴は、無菌乾燥の重炭酸塩をオンラインで混合すること、体外の血液量が少ない血液ライン、単純なプライミングにより透析器を置き換える必要性がないこと、およびプライミングバケットがないことである。
【0081】
Redy 2000の特徴は、内蔵式、携帯性、組込みの血液ポンプ、および組込みの空泡検知機能である。
【0082】
Baxter SPS550/1550の特徴は、インレット水圧レギュレーターの後に内部で調製された70Kpa(10psi)の圧、およびプロポーショニングポンプ圧レギュレーターの後の内部で調製された100KPa(15psi)の圧である。
【0083】
Althin 1000の特徴は、逆ろ過を検知する圧計測および統合されたインテリジェントな単針である。
【0084】
Althin Altratouch 1000の特徴は、非常に少ない流量を確実にモニターすることである。
【0085】
Althin Tinaの特徴は、ドアの外表面の前記機器のボディーの外側で揺れる水圧モジュール、および少数の前記機器内への開口部である。
【0086】
Meridianの特徴は、患者の血液から過剰に水分が失われることを防ぐこと、炭酸塩濃縮または酢酸塩濃縮で作動する能力、および自動化された化学的消毒である。
【0087】
Aurora system 1000の特徴は、患者の血液から過剰に水分が失われることを防ぐこと、炭酸塩濃縮または酢酸塩濃縮で作動する能力、および濃縮物から透析液を作成することである。
【0088】
NxStage System One with Pure Flowの特徴は、小型で携帯性があることにより自宅および旅行中に血液透析が可能となること、通常の家庭の電気および配管設備との互換性、コンパクトな水精製システム、水道水から透析液を作成する能力により大きな外部の水精製システムの必要性がなくなること、並びに組込みの水精製センサーである。
【0089】
Fresenius 2008K At Homeの特徴は、自宅での血液透析が可能となること、斜角の溢流管を含む柔軟な静脈点滴チャンバ(これにより乱流が弱くなり、空泡が減少し、それにより凝固の可能性が低くなる)、並びに捻れ抵抗性のある厚肉の血液チュービングである。
【0090】
1つの実施形態では、投与は透析を含む。別の実施形態では、投与は医療施設で行われる。別の実施形態では、投与は医療施設以外の場所で行われる。別の実施形態では、投与は患者の自宅で行われる。別の実施形態では、投与はNxStage System One with Pure Flow透析機を用いて、患者の自宅で行われる。
【0091】
1つの実施形態では、透析機は1つ以上の血液ラインを含む。別の実施形態では、血液ラインはIDPN組成物に適合する。別の実施形態では、透析機は静脈点滴チャンバを含む。別の実施形態では、静脈点滴チャンバはピグテールを含む。別の実施形態では、血液透析システムは2つの主要なサブシステム、すなわち透析液伝達システムおよび体外の血液回路からなる。別の実施形態では、体外の血液回路はIDPN組成物に適合する。別の実施形態では、体外の回路は静脈点滴チャンバを含む。別の実施形態では、静脈点滴チャンバは静脈の薬物注入ルアーロックラインを含む。別の実施形態では、薬物注入ルアーロックラインは人体の外側でのアクセスポートである。別の実施形態では、静脈の薬物注入ルアーロックラインはIDPN組成物に適合する。別の実施形態では、静脈の薬物注入ルアーロックラインを経由して、IDPN組成物を患者に投与する。別の実施形態では、IDPN組成物は静脈の薬物注入ルアーロックラインを経由して、患者の血液に入る。別の実施形態では、患者の血液は体外の回路の静脈部分を通過して、患者の体内へ移動する。別の実施形態では、静脈の薬物注入ルアーロックライン以外の経路によりIDPN組成物を投与する。別の実施形態では、ピグテール以外の経路によりIDPN組成物を患者に投与する。
【0092】
1つの実施形態では、IDPN組成物を透析患者に投与する。別の実施形態では、患者は栄養障害を患っている。別の実施形態では、患者は栄養を必要としているか、またはそれが欠乏している。別の実施形態では、患者は栄養障害療法を必要としているか、それが欠如している。別の実施形態では、タンパク質またはエネルギー栄養障害および不十分な食物タンパク質の証拠、サプリメントおよび経管栄養を含む十分な経口栄養を投与することまたは許容することができないという証拠、および本発明のIDPN組成物と組み合わせたときに、該組み合わせまたは経口および/または経腸接種が患者の栄養の必要性を満たすだろうという証拠を認めることにより、栄養障害を患う透析患者を特定する。
【0093】
IDPN組成物の投与は、概して患者の血液透析の開始と同時に行う。IDPN組成物の投与の間、患者の耐糖性、タンパク質負荷および/または脂肪負荷を監視する。ブドウ糖の監視はIDPN投与の前、最中および後の血糖値、および患者の高血糖または低血糖の症状を監視することを含む。高血糖の症状として、悪心、喉の渇き、頭痛、嘔吐および衰弱が挙げられる。低血糖の症状として、頭痛、眩暈、振戦、冷汗、錯乱、および失神が挙げられる。フィンガー・スティックまたは動脈のブドウ糖レベルのような血液の糖を分析することを通じて、高血糖または低血糖の存在を確認する。別の実施形態では、インスリンを投与することにより、高血糖を治療する。別の実施形態では、経口で単純な炭水化物を約20〜約30g摂取することにより、低血糖を治療する。タンパク質の監視として透析および透析量(Kt/V)に先立ち血中尿素窒素(BUN)の監視が挙げられ、透析の妥当性を計測する。
【0094】
脂肪の監視として、脂質の注入に先立ち、透析前のトリグリセリドの試験、およびその後に脂質の注入を行い、患者が血流から脂質を排泄しているかを確認する。1つの実施形態では、リフィーディング症候群の存在を監視するために、ナトリウム、カリウム、リンおよびマグネシウムのレベルを監視する。
【0095】
1つの実施形態では、患者に血液透析を行うために用いられている透析機のポートポストダイアライザーを通じて、IDPN組成物を投与する。別の実施形態では、透析機の静脈チャンバを通じて前記投与を行う。血液透析の実施者に既知のいずれかの適切な方法によりIDPN組成物を投与する。
【0096】
概して、血液透析では患者の血液から排泄物を取り除くために、拡散を用いる。血液と透析液と呼ばれる電解質溶液との間で、半透性のダイアライザーにわたって発生する拡散勾配により拡散が生じる。1つの実施形態では、血液透析は医療施設で行われる。別の実施形態では、血液透析はクリニックで行われる。別の実施形態では、血液透析は病院で行われる。別の実施形態では、血液透析は透析部門で行われる。別の実施形態では、血液透析は患者の自宅で行われる。別の実施形態では、透析機は自宅のシステムである。別の実施形態では、自宅のシステムには可動するカートおよび統合バッグマネジャーを含む。別の実施形態では、前記透析機はIDPN組成物の1回の投与を許容する。別の実施形態では、前記透析機はIDPN組成物の複数回の投与を許容する。別の実施形態では、透析機は1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10回のIDPN組成物の投与を許容する。別の実施形態では、透析機はバッグの形式での投与を許容する。別の実施形態では、透析機はあるサイズのバッグを許容する。別の実施形態では、透析機は様々なサイズのバッグを許容する。別の実施形態では、バッグのサイズは本明細書記載の通りである。
【0097】
1つの実施形態では、本発明は、前記システム、機器、および本明細書記載のIDPN組成物を用いて、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供する。
【0098】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および所望により脂質および微量栄養素のうちの1つ以上を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は患者の体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。
【0099】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸および所望により脂質および微量栄養素のうちの1つ以上を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質および微量栄養素の各量は患者の体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0100】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物およびアミノ酸を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物およびアミノ酸の各量は患者の体重および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0101】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素の各量は患者の体重および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること、(ここで該注入速度は患者の体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0102】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および脂質を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および脂質の各量は患者の体重および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0103】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は患者の体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重、および場合によっては患者の年齢に関連する、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0104】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および所望により脂質および微量栄養素のうちの1つ以上を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は患者の体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0105】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物およびアミノ酸を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物およびアミノ酸の各量は患者の体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0106】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素の各量は患者の体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0107】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および脂質を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および脂質の各量は患者の体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重に関連する)、を含む。
【0108】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は患者の体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は患者の体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記体重は34〜70kg超である。
【0109】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および所望により脂質および微量栄養素のうちの1つ以上を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイトおよび場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0110】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物およびアミノ酸を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物およびアミノ酸の各量は、患者の推定のドライウェイトおよび場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0111】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素の各量は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記ドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、前記ドライウェイトは34〜70kg超である。
【0112】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、a)炭水化物、アミノ酸、および脂質を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および脂質の各量は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0113】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、脂質および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイト、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0114】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および所望により脂質および微量栄養素のうちの1つ以上を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質および微量栄養素の各量は、患者の推定のドライウェイトに関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイトに関連する)、を含む。別の実施形態では、前記ドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、前記ドライウェイトは34〜70kg超である。
【0115】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物およびアミノ酸を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物およびアミノ酸の各量は、患者の推定のドライウェイトに関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイトに関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0116】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、およびアミノ酸、および微量栄養素の各量は、患者の推定のドライウェイトに関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイトに関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0117】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および脂質を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、およびアミノ酸、および脂質の各量は、患者の推定のドライウェイトに関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイトに関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0118】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および1つ以上の脂質および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、およびアミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は、患者の推定のドライウェイトに関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の推定のドライウェイトに関連する)、を含む。別の実施形態では、推定のドライウェイトは9〜39kgである。別の実施形態では、推定のドライウェイトは34〜70kg超である。
【0119】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸および所望により脂質および微量栄養素のうちの1つ以上を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質および微量栄養素の各量は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること、ここで該注入速度は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0120】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物およびアミノ酸を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物およびアミノ酸の各量は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0121】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素の各量は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0122】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および脂質を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および脂質の各量は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0123】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、脂質、および微量栄養素の各量は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重、および場合によっては患者の年齢に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0124】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、およびしょもうにより脂質および微量栄養素のうちの1つ以上を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および1つ以上の脂質および微量栄養素の各量は、患者の標準体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0125】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物およびアミノ酸を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物およびアミノ酸の各量は、患者の標準体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0126】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および微量栄養素の各量は、患者の標準体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0127】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、脂質を含む水性組成物を処方するこ(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および脂質の各量は、患者の標準体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0128】
1つの実施形態では、本発明は、栄養を必要としている、またはそれが欠如する患者において、栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は、a)炭水化物、アミノ酸、脂質および微量栄養素を含む水性組成物を処方すること(ここで前記炭水化物、アミノ酸、および脂質および微量栄養素の各量は、患者の標準体重に関連する);およびb)患者にある注入速度で前記組成物を注入すること(ここで該注入速度は、患者の標準体重に関連する)、を含む。別の実施形態では、前記標準体重は9〜39kgである。別の実施形態では、前記標準体重は34〜70kg超である。
【0129】
1つの実施形態では、本発明は、患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、患者の体重が9〜12kgの間であれば、患者に、約124mLの水性組成物中の約4gのブドウ糖および約13.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が13〜17kgの間であれば、患者に、約156mLの水性組成物中の約6gのブドウ糖および約19.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が18〜22kgの間であれば、患者に、約198mLの水性組成物中の約9gのブドウ糖および約27gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が23〜27kgの間であれば、患者に、約239mLの水性組成物中の約11gのブドウ糖および約34.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が28〜33kgの間であれば、患者に、約280mLの水性組成物中の約14gのブドウ糖および約42gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約329mLの水性組成物中の約17gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0130】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、患者の体重が9〜12kgの間であれば、患者に、約125mLの水性組成物中の約5gのブドウ糖および約13.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が13〜17kgの間であれば、患者に、約158mLの水性組成物中の約8gのブドウ糖および約19.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が18〜22kgの間であれば、患者に、約200mLの水性組成物中の約10.5gのブドウ糖および約27gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が23〜27kgの間であれば、患者に、約242mLの水性組成物中の約13gのブドウ糖および約34.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が28〜33kgの間であれば、患者に、約283mLの水性組成物中の約16gのブドウ糖および約42gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約334mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0131】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、患者の体重が9〜12kgの間であれば、患者に、約127mLの水性組成物中の約6gのブドウ糖および約13.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が13〜17kgの間であれば、患者に、約160mLの水性組成物中の約9gのブドウ糖および約19.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が18〜22kgの間であれば、患者に、約202mLの水性組成物中の約12gのブドウ糖および約27gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が23〜27kgの間であれば、患者に、約245mLの水性組成物中の約15.5gのブドウ糖および約34.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が28〜33kgの間であれば、患者に、約287mLの水性組成物中の約19gのブドウ糖および約42gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約338mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0132】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、患者の体重が9〜12kgの間であれば、患者に、約146mLの水性組成物中の約4gのブドウ糖および約13.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が13〜17kgの間であれば、患者に、約189mLの水性組成物中の約6gのブドウ糖および約19.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が18〜22kgの間であれば、患者に、約243mLの水性組成物中の約9gのブドウ糖および約27gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が23〜27kgの間であれば、患者に、約296mLの水性組成物中の約11gのブドウ糖および約34.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が28〜33kgの間であれば、患者に、約350mLの水性組成物中の約14gのブドウ糖および約42gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約414mLの水性組成物中の約17gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0133】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、患者の体重が9〜12kgの間であれば、患者に、約147mLの水性組成物中の約5gのブドウ糖および約13.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が13〜17kgの間であれば、患者に、約191mLの水性組成物中の約8gのブドウ糖および約19.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が18〜22kgの間であれば、患者に、約243mLの水性組成物中の約10.5gのブドウ糖および約27gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が23〜27kgの間であれば、患者に、約299mLの水性組成物中の約13gのブドウ糖および約34.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が28〜33kgの間であれば、患者に、約353mLの水性組成物中の約16gのブドウ糖および約42gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約419mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0134】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、患者の体重が9〜12kgの間であれば、患者に、約149mLの水性組成物中の約6gのブドウ糖および約13.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が13〜17kgの間であれば、患者に、約193mLの水性組成物中の約9gのブドウ糖および約19.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が18〜22kgの間であれば、患者に、約247mLの水性組成物中の約12gのブドウ糖および約27gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が23〜27kgの間であれば、患者に、約302mLの水性組成物中の約15.5gのブドウ糖および約34.5gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が28〜33kgの間であれば、患者に、約357mLの水性組成物中の約19gのブドウ糖および約42gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約423mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0135】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約329mLの水性組成物中の約17gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約379mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約60gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約421mLの水性組成物中の約22gのブドウ糖および約68gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約477mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖および約78gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約543mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖および約90gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約625mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖および約105gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0136】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約338mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約389mLの水性組成物中の約27gのブドウ糖および約60gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約433mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖および約68gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約490mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖および約78gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約559mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖および約90gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約642mLの水性組成物中の約47gのブドウ糖および約105gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0137】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約334mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約383mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約60gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約427mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖および約68gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約483mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖および約78gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約550mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖および約90gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約635mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖および約105gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0138】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約414mLの水性組成物中の約17gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約479mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約60gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約536mLの水性組成物中の約22gのブドウ糖および約68gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約607mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖および約78gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約693mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖および約90gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約800mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖および約105gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0139】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約423mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約489mLの水性組成物中の約27gのブドウ糖および約60gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約548mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖および約68gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約620mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖および約78gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約709mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖および約90gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約817mLの水性組成物中の約47gのブドウ糖および約105gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0140】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約419mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約51gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約483mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約60gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約542mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖および約68gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約613mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖および約78gのアミノ酸を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約700mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖および約90gのアミノ酸を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約809mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖および約105gのアミノ酸を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0141】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約372mLの水性組成物中の約17gのブドウ糖および約51gのアミノ酸、および約8.6gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約430mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖、約60gのアミノ酸および約10.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約477mLの水性組成物中の約22gのブドウ糖、約68gのアミノ酸および約11.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約543mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖、約78gのアミノ酸および約13.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約619mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖、約90gのアミノ酸および約15.2gの脂質を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約715mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖、約105gのアミノ酸および約17.8gの脂質を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0142】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約397mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約51gのアミノ酸、および約11.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約458mLの水性組成物中の約27gのブドウ糖、約60gのアミノ酸および約13.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約509mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖、約68gのアミノ酸および約15.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約579mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖、約78gのアミノ酸および約17.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約664mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖、約90gのアミノ酸および約21gの脂質を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約762mLの水性組成物中の約47gのブドウ糖、約105gのアミノ酸および約24gの脂質を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0143】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約385mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約51gのアミノ酸、および約10.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約442mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖、約60gのアミノ酸および約11.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約493mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖、約68gのアミノ酸および約13.3gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約559mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖、約78gのアミノ酸および約15.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約639mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖、約90gのアミノ酸および約17.8gの脂質を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約739mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖、約105gのアミノ酸および約21gの脂質を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0144】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約457mLの水性組成物中の約17gのブドウ糖および約51gのアミノ酸、および約8.6gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約530mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖、約60gのアミノ酸および約10.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約590mLの水性組成物中の約22gのブドウ糖、約68gのアミノ酸および約11.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約673mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖、約78gのアミノ酸および約13.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約769mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖、約90gのアミノ酸および約15.2gの脂質を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約889mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖、約105gのアミノ酸および約17.8gの脂質を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0145】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約482mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖および約51gのアミノ酸、および約11.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約558mLの水性組成物中の約27gのブドウ糖、約60gのアミノ酸および約13.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約622mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖、約68gのアミノ酸および約15.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約709mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖、約78gのアミノ酸および約17.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約814mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖、約90gのアミノ酸および約21gの脂質を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約937mLの水性組成物中の約47gのブドウ糖、約105gのアミノ酸および約24gの脂質を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0146】
別の実施形態では、本発明は、該患者の体重を測定することを含む、栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療するのに有用な方法を提供し、患者の体重が34〜39kgの間であれば、患者に、約470mLの水性組成物中の約20gのブドウ糖および約51gのアミノ酸、および約10.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が40〜44kgの間であれば、患者に、約542mLの水性組成物中の約23gのブドウ糖、約60gのアミノ酸および約11.8gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が45〜51kgの間であれば、患者に、約606mLの水性組成物中の約26gのブドウ糖、約68gのアミノ酸および約13.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が52〜59kgの間であれば、患者に、約689mLの水性組成物中の約30gのブドウ糖、約78gのアミノ酸および約15.2gの脂質を非経口で投与し;患者の体重が60〜69kgの間であれば、患者に、約789mLの水性組成物中の約35gのブドウ糖、約90gのアミノ酸および約17.8gの脂質を非経口で投与し;および患者の体重が70kg以上であれば、患者に、約914mLの水性組成物中の約41gのブドウ糖、約105gのアミノ酸および約21gの脂質を非経口で投与し;それにより前記治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する。
【0147】
1つの実施形態では、患者はカロリー摂取が十分である。別の実施形態では、患者はカロリー摂取が不十分である。別の実施形態では、患者はタンパク質摂取が不十分である。患者はカロリー摂取が十分でありおよびタンパク質摂取が不十分である。別の実施形態では、患者はカロリー摂取が不十分であり、およびタンパク質摂取が不十分である。別の実施形態では、患者は正常な体重である。別の実施形態では、患者は体重が過多である。別の実施形態では、患者は肥満である。別の実施形態では、患者は体重が過少である。別の実施形態では、患者の体液を処理する能力が損なわれている。別の実施形態では、患者はIDPN組成物の量の減少に恩恵を得る。別の実施形態では、減少した量のIDPN組成物を患者に投与する。
【0148】
1つの実施形態では、IDPN溶液を患者の体重に基づいて処方する。別の実施形態では、患者の体重をドライウェイトで推定する。推定のドライウェイトは、IDPN溶液の投与に先立つ、患者の質量を記述する。別の実施形態では、患者の体重は、該患者の標準体重である。標準体重を患者の身長に基づいて決定する。患者の実際の体重が該患者の標準体重の115%より大きいまたは等しければ、そのとき、IDPN溶液を該患者の標準体重に基づいて処方することができる。肥満の患者の場合、肥満の該患者の推定のドライウェイトまたは標準体重に基づいて処方されるIDPN溶液により、極めて多い量および栄養含有量のIDPN溶液が処方されることになるだろう。身長に基づいた標準体重を用いることは、肥満の患者が摂取すべき栄養量を決定するためのより安全なメカニズムを提供する。
【0149】
いくつかの実施形態では、ブドウ糖0.01〜0.10g/ml;アミノ酸0.07〜0.20g/mlを含む非経口投与に無菌の水性組成物を提供する。
【0150】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約334mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約60g、および全体量が約383mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約68g、および全体量が約427mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約78g、および全体量が約483mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約90g、および全体量が約550mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約105g、および全体量が約635mLである。
【0151】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約419mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約60g、および全体量が約483mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約68g、および全体量が約540mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約78g、および全体量が約613mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約90g、および全体量が約700mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約105g、および全体量が約809mLである。
【0152】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が9〜12kgのとき、ブドウ糖の量が約4g、アミノ酸の量が約13.5g、および全体量が約124mL;b)患者の体重が13〜17kgのとき、ブドウ糖の量が約6g、アミノ酸の量が約19.5g、および全体量が約156mL;c)患者の体重が18〜22kgのとき、ブドウ糖の量が約9g、アミノ酸の量が約27g、および全体量が約198mL;d)患者の体重が23〜27kgのとき、ブドウ糖の量が約11g、アミノ酸の量が約34.5g、および全体量が約239mL;e)患者の体重が28〜33kgのとき、ブドウ糖の量が約14g、アミノ酸の量が約42g、および全体量が約280mL;およびf)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約17g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約329mLである。
【0153】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が9〜12kgのとき、ブドウ糖の量が約5g、アミノ酸の量が約13.5g、および全体量が約125mL;b)患者の体重が13〜17kgのとき、ブドウ糖の量が約8g、アミノ酸の量が約19.5g、および全体量が約158mL;c)患者の体重が18〜22kgのとき、ブドウ糖の量が約10.5g、アミノ酸の量が約27g、および全体量が約200mL;d)患者の体重が23〜27kgのとき、ブドウ糖の量が約13g、アミノ酸の量が約34.5g、および全体量が約242mL;e)患者の体重が28〜33kgのとき、ブドウ糖の量が約16g、アミノ酸の量が約42g、および全体量が約283mL;およびf)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約334mLである。
【0154】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が9〜12kgのとき、ブドウ糖の量が約6g、アミノ酸の量が約13.5g、および全体量が約127mL;b)患者の体重が13〜17kgのとき、ブドウ糖の量が約9g、アミノ酸の量が約19.5g、および全体量が約160mL;c)患者の体重が18〜22kgのとき、ブドウ糖の量が約12g、アミノ酸の量が約27g、および全体量が約202mL;d)患者の体重が23〜27kgのとき、ブドウ糖の量が約15.5g、アミノ酸の量が約34.5g、および全体量が約245mL;e)患者の体重が28〜33kgのとき、ブドウ糖の量が約19g、アミノ酸の量が約42g、および全体量が約287mL;およびf)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約338mLである。
【0155】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が9〜12kgのとき、ブドウ糖の量が約4g、アミノ酸の量が約13.5g、および全体量が約146mL;b)患者の体重が13〜17kgのとき、ブドウ糖の量が約6g、アミノ酸の量が約19.5g、および全体量が約189mL;c)患者の体重が18〜22kgのとき、ブドウ糖の量が約9g、アミノ酸の量が約27g、および全体量が約243mL;d)患者の体重が23〜27kgのとき、ブドウ糖の量が約11g、アミノ酸の量が約34.5g、および全体量が約296mL;e)患者の体重が28〜33kgのとき、ブドウ糖の量が約14g、アミノ酸の量が約42g、および全体量が約350mL;およびf)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約17g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約414mLである。
【0156】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が9〜12kgのとき、ブドウ糖の量が約5g、アミノ酸の量が約13.5g、および全体量が約147mL;b)患者の体重が13〜17kgのとき、ブドウ糖の量が約8g、アミノ酸の量が約19.5g、および全体量が約191mL;c)患者の体重が18〜22kgのとき、ブドウ糖の量が約10.5g、アミノ酸の量が約27g、および全体量が約245mL;d)患者の体重が23〜27kgのとき、ブドウ糖の量が約13g、アミノ酸の量が約34.5g、および全体量が約299mL;e)患者の体重が28〜33kgのとき、ブドウ糖の量が約16g、アミノ酸の量が約42g、および全体量が約353mL;およびf)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約419mLである。
【0157】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が9〜12kgのとき、ブドウ糖の量が約6g、アミノ酸の量が約13.5g、および全体量が約149mL;b)患者の体重が13〜17kgのとき、ブドウ糖の量が約9g、アミノ酸の量が約19.5g、および全体量が約193mL;c)患者の体重が18〜22kgのとき、ブドウ糖の量が約12g、アミノ酸の量が約27g、および全体量が約247mL;d)患者の体重が23〜27kgのとき、ブドウ糖の量が約15.5g、アミノ酸の量が約34.5g、および全体量が約302mL;e)患者の体重が28〜33kgのとき、ブドウ糖の量が約19g、アミノ酸の量が約42g、および全体量が約357mL;およびf)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約423mLである。
【0158】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約17g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約329mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約60g、および全体量が約379mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約22g、アミノ酸の量が約68g、および全体量が約421mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約78g、および全体量が約477mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約90g、および全体量が約543mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約105g、および全体量が約625mLである。
【0159】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約338mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約27g、アミノ酸の量が約60g、および全体量が約389mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約68g、および全体量が約433mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約78g、および全体量が約490mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約90g、および全体量が約559mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約47g、アミノ酸の量が約105g、および全体量が約642mLである。
【0160】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約17g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約414mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約60g、および全体量が約479mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約22g、アミノ酸の量が約68g、および全体量が約536mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約78g、および全体量が約607mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約90g、および全体量が約693mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約105g、および全体量が約800mLである。
【0161】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖およびある量のアミノ酸を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約51g、および全体量が約423mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約27g、アミノ酸の量が約60g、および全体量が約489mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約68g、および全体量が約548mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約78g、および全体量が約620mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約90g、および全体量が約709mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約47g、アミノ酸の量が約105g、および全体量が約817mLである。
【0162】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖、ある量のアミノ酸、およびある量の脂質を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約17g、アミノ酸の量が約51g、脂質の量が約8.6g、および全体量が約372mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約60g、脂質の量が約10.2g、および全体量が約430mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約22g、アミノ酸の量が約68g、脂質の量が約11.2g、および全体量が約477mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約78g、脂質の量が約13.2g、および全体量が約543mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約90g、脂質の量が約15.2g、および全体量が約619mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約105g、脂質の量が約17.8g、および全体量が約715mLである。
【0163】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖、ある量のアミノ酸、およびある量の脂質を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約51g、脂質の量が約11.8g、および全体量が約397mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約27g、アミノ酸の量が約60g、脂質の量が約13.8g、および全体量が約458mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約68g、脂質の量が約15.2g、および全体量が約509mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約78g、脂質の量が約17.8g、および全体量が約579mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約90g、脂質の量が約21g、および全体量が約664mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約47g、アミノ酸の量が約105g、脂質の量が約24g、および全体量が約762mLである。
【0164】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖、ある量のアミノ酸、およびある量の脂質を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約51g、脂質の量が約10.2g、および全体量が約385mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約60g、脂質の量が約11.8g、および全体量が約442mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約68g、脂質の量が約13.3g、および全体量が約493mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約78g、脂質の量が約15.2g、および全体量が約559mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約90g、脂質の量が約17.8g、および全体量が約639mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約105g、脂質の量が約21g、および全体量が約739mLである。
【0165】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖、ある量のアミノ酸、およびある量の脂質を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約17g、アミノ酸の量が約51g、脂質の量が約8.6g、および全体量が約457mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約60g、脂質の量が約10.2g、および全体量が約530mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約22g、アミノ酸の量が約68g、脂質の量が約11.2g、および全体量が約590mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約78g、脂質の量が約13.2g、および全体量が約673mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約90g、脂質の量が約15.2g、および全体量が約769mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約105g、脂質の量が約17.8g、および全体量が約889mLである。
【0166】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖、ある量のアミノ酸、およびある量の脂質を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約51g、脂質の量が約11.8g、および全体量が約482mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約27g、アミノ酸の量が約60g、脂質の量が約13.8g、および全体量が約558mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約68g、脂質の量が約15.2g、および全体量が約622mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約78g、脂質の量が約17.8g、および全体量が約709mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約90g、脂質の量が約21g、および全体量が約814mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約47g、アミノ酸の量が約105g、脂質の量が約24g、および全体量が約937mLである。
【0167】
いくつかの実施形態では、本発明は患者への非経口投与のための無菌の水性組成物を提供し、該組成物は、全体量に、ある量のブドウ糖、ある量のアミノ酸、およびある量の脂質を含み、a)患者の体重が34〜39kgのとき、ブドウ糖の量が約20g、アミノ酸の量が約51g、脂質の量が約10.2g、および全体量が約470mL;b)患者の体重が40〜44kgのとき、ブドウ糖の量が約23g、アミノ酸の量が約60g、脂質の量が約11.8g、および全体量が約542mL;c)患者の体重が45〜51kgのとき、ブドウ糖の量が約26g、アミノ酸の量が約68g、脂質の量が約13.2g、および全体量が約606mL;d)患者の体重が52〜59kgのとき、ブドウ糖の量が約30g、アミノ酸の量が約78g、脂質の量が約15.2g、および全体量が約689mL;e)患者の体重が60〜69kgのとき、ブドウ糖の量が約35g、アミノ酸の量が約90g、脂質の量が約17.8g、および全体量が約789mL;およびf)患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量が約41g、アミノ酸の量が約105g、脂質の量が約21g、および全体量が約914mLである。
【0168】
1つの実施形態では、本発明は小児の患者の栄養障害を治療方法を提供し、該方法は該患者に非経口で無菌の水性組成物を投与することを含み、該組成物は、約124mL〜約357mLの全体量中に、量が約4g〜約19gのブドウ糖、および量が約13.5g〜約42gのアミノ酸を含み、該患者の体重は9〜33kgであり、該投与は注入速度が17mL/時〜127mL/時で行われる。
【0169】
別の実施形態では、患者の体重が9kg〜12kgのとき、ブドウ糖の量は4g、アミノ酸の量は13.5g、全体量は124mL、および注入速度は23mL/時または45mL/時;患者の体重が13kg〜17kgのとき、ブドウ糖の量は6g、アミノ酸の量は19.5g、全体量は156mL、および注入速度は28mL/時または57mL/時;患者の体重が18kg〜22kgのとき、ブドウ糖の量は9g、アミノ酸の量は27g、全体量は198mL、および注入速度は36mL/時または72mL/時;患者の体重が23kg〜27kgのとき、ブドウ糖の量は11g、アミノ酸の量は34.5g、全体量は239mL、および注入速度は43mL/時または87mL/時;および患者の体重が28kg〜33kgのとき、ブドウ糖の量は14g、アミノ酸の量は42g、全体量は280mL;および注入速度は51mL/時または102mL/時である。
【0170】
別の実施形態では、患者の体重が9kg〜12kgのとき、ブドウ糖の量は5g、アミノ酸の量は13.5g、全体量は125mL、および注入速度は19mL/時または39mL/時;患者の体重が13kg〜17kgのとき、ブドウ糖の量は8g、アミノ酸の量は19.5g、全体量は158mL、および注入速度は24mL/時または49mL/時;患者の体重が18kg〜22kgのとき、ブドウ糖の量は10.5g、アミノ酸の量は27g、全体量は200mL、および注入速度は31mL/時または62mL/時;患者の体重が23kg〜27kgのとき、ブドウ糖の量は13g、アミノ酸の量は34.5g、全体量は242mL、および注入速度は37mL/時または74mL/時;および患者の体重が28kg〜33kgのとき、ブドウ糖の量は16g、アミノ酸の量は42g、全体量は283mL;および注入速度は44mL/時または87mL/時である。
【0171】
別の実施形態では、患者の体重が9kg〜12kgのとき、ブドウ糖の量は6g、アミノ酸の量は13.5g、全体量は127mL、および注入速度は17mL/時または34mL/時;患者の体重が13kg〜17kgのとき、ブドウ糖の量は9g、アミノ酸の量は19.5g、全体量は160mL、および注入速度は21mL/時または43mL/時;患者の体重が18kg〜22kgのとき、ブドウ糖の量は12g、アミノ酸の量は27g、全体量は202mL、および注入速度は27mL/時または54mL/時;患者の体重が23kg〜27kgのとき、ブドウ糖の量は15.5g、アミノ酸の量は34.5g、全体量は245mL、および注入速度は33mL/時または65mL/時;および患者の体重が28kg〜33kgのとき、ブドウ糖の量は19g、アミノ酸の量は42g、全体量は287mL;および注入速度は38mL/時または77mL/時である。
【0172】
別の実施形態では、患者の体重が9kg〜12kgのとき、ブドウ糖の量は4g、アミノ酸の量は13.5g、全体量は146mL、および注入速度は27mL/時または53mL/時;患者の体重が13kg〜17kgのとき、ブドウ糖の量は6g、アミノ酸の量は19.5g、全体量は189mL、および注入速度は34mL/時または69mL/時;患者の体重が18kg〜22kgのとき、ブドウ糖の量は9g、アミノ酸の量は27g、全体量は243mL、および注入速度は44mL/時または88mL/時;患者の体重が23kg〜27kgのとき、ブドウ糖の量は11g、アミノ酸の量は34.5g、全体量は296mL、および注入速度は54mL/時または108mL/時;および患者の体重が28kg〜33kgのとき、ブドウ糖の量は14g、アミノ酸の量は42g、全体量は350mL;および注入速度は64mL/時または127mL/時である。
【0173】
別の実施形態では、患者の体重が9kg〜12kgのとき、ブドウ糖の量は5g、アミノ酸の量は13.5g、全体量は147mL、および注入速度は23mL/時または45mL/時;患者の体重が13kg〜17kgのとき、ブドウ糖の量は8g、アミノ酸の量は19.5g、全体量は191mL、および注入速度は29mL/時または59mL/時;患者の体重が18kg〜22kgのとき、ブドウ糖の量は10.5g、アミノ酸の量は27g、全体量は245mL、および注入速度は38mL/時または75mL/時;患者の体重が23kg〜27kgのとき、ブドウ糖の量は13g、アミノ酸の量は34.5g、全体量は299mL、および注入速度は46mL/時または92mL/時;および患者の体重が28kg〜33kgのとき、ブドウ糖の量は16g、アミノ酸の量は42g、全体量は353mL;および注入速度は54mL/時または109mL/時である。
【0174】
別の実施形態では、患者の体重が9kg〜12kgのとき、ブドウ糖の量は6g、アミノ酸の量は13.5g、全体量は149mL、および注入速度は20mL/時または40mL/時;患者の体重が13kg〜17kgのとき、ブドウ糖の量は9g、アミノ酸の量は19.5g、全体量は193mL、および注入速度は26mL/時または51mL/時;患者の体重が18kg〜22kgのとき、ブドウ糖の量は12g、アミノ酸の量は27g、全体量は247mL、および注入速度は33mL/時または66mL/時;患者の体重が23kg〜27kgのとき、ブドウ糖の量は15.5g、アミノ酸の量は34.5g、全体量は302mL、および注入速度は40mL/時または81mL/時;および患者の体重が28kg〜33kgのとき、ブドウ糖の量は19g、アミノ酸の量は42g、全体量は357mL;および注入速度は48mL/時または95mL/時である。
【0175】
1つの実施形態では、本発明は患者の栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は該患者に非経口で無菌の水性組成物を投与することを含み、該組成物は、全体量が約329mL〜約817mL中に、ブドウ糖の量は約17g〜約47gおよびアミノ酸の量は約51g〜約105gを含み、患者の体重は34kg〜70kg以上であり、該投与は注入速度45mL/時〜290mL/時で行われる。
【0176】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は17g、アミノ酸の量は51g、全体量は329mL、および注入速度は60mL/時または120mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は60g、全体量は379mL、および注入速度は70mL/時または140mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は22g、アミノ酸の量は68g、全体量は421mL、および注入速度は80mL/時または155mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は78g、全体量は477mL、および注入速度は90mL/時または175mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は90g、全体量は543mL;および注入速度は100mL/時または200mL/時;および患者の体重が70kg超のとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は105g、全体量は625mL;および注入速度は115mL/時または230mL/時である。
【0177】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は51g、全体量は338mL、および注入速度は45mL/時または90mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は27g、アミノ酸の量は60g、全体量は389mL、および注入速度は55mL/時または105mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は68g、全体量は433mL、および注入速度は60mL/時または115mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は78g、全体量は490mL、および注入速度は65mL/時または130mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は90g、全体量は559mL;および注入速度は75mL/時または150mL/時;および患者の体重が70kg超のとき、ブドウ糖の量は47g、アミノ酸の量は105g、全体量は642mL;および注入速度は85mL/時または175mL/時である。
【0178】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は51g、全体量は334mL、および注入速度は50mL/時または105mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は60g、全体量は383mL、および注入速度は60mL/時または120mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は68g、全体量は427mL、および注入速度は65mL/時または135mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は78g、全体量は483mL、および注入速度は75mL/時または150mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は90g、全体量は550mL;および注入速度は85mL/時または170mL/時;および患者の体重が70kg超のとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は105g、全体量は635mL;および注入速度は100mL/時または195mL/時である。
【0179】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は17g、アミノ酸の量は51g、全体量は414mL、および注入速度は75mL/時または150mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は60g、全体量は479mL、および注入速度は90mL/時または175mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は22g、アミノ酸の量は68g、全体量は536mL、および注入速度は100mL/時または195mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は78g、全体量は607mL、および注入速度は110mL/時または220mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は90g、全体量は693mL;および注入速度は130mL/時または255mL/時;および患者の体重が70kg超のとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は105g、全体量は800mL;および注入速度は145mL/時または290mL/時である。
【0180】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は51g、全体量は423mL、および注入速度は60mL/時または115mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は27g、アミノ酸の量は60g、全体量は489mL、および注入速度は65mL/時または130mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は68g、全体量は548mL、および注入速度は75mL/時または145mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は78g、全体量は620mL、および注入速度は85mL/時または165mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は90g、全体量は709mL;および注入速度は95mL/時または190mL/時;および患者の体重が70kg超のとき、ブドウ糖の量は47g、アミノ酸の量は105g、全体量は817mL;および注入速度は110mL/時または220mL/時である。
【0181】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は51g、全体量は419mL、および注入速度は65mL/時または130mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は60g、全体量は483mL、および注入速度は75mL/時または150mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は68g、全体量は542mL、および注入速度は85mL/時または170mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は78g、全体量は613mL、および注入速度は95mL/時または190mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は90g、全体量は700mL;および注入速度は110mL/時または215mL/時;および患者の体重が70kg超のとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は105g、全体量は809mL;および注入速度は125mL/時または250mL/時である。
【0182】
1つの実施形態では、本発明は患者の栄養障害を治療する方法を提供し、該方法は該患者に非経口で無菌の水性組成物を投与することを含み、該組成物は、約372mL〜約937mLの全体量中に、約17g〜約47gの量のブドウ糖、および約51g〜約105gの量のアミノ酸、および約8.6g〜約24gの量の脂質を含み、該患者の体重は34kg以上であり、該投与は注入速度が45mL/時〜325mL/時で行われる。
【0183】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は17g、アミノ酸の量は51g、脂質の量は8.6g、全体量は372mL、および注入速度は60mL/時、120mL/時、または135mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は60g、脂質の量は10.2g、全体量は430mL、および注入速度は70mL/時、140mL/時または160mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は22g、アミノ酸の量は68g、脂質の量は11.2g、全体量は477mL、および注入速度は80mL/時、155mL/時、または175mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は78g、脂質の量は13.2g、全体量は543mL、および注入速度は90mL/時、175mL/時、または200mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は90g、脂質の量は15.2g、全体量は619mL;および注入速度は100mL/時、200mL/時または225mL/時;および患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は105g、脂質の量は17.8g、全体量は715mL;および注入速度は115mL/時、230mL/時、または260mL/時である。
【0184】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は51g、脂質の量は11.8g、全体量は397mL、および注入速度は45mL/時、90mL/時、または110mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は27g、アミノ酸の量は60g、脂質の量は13.8g、全体量は458mL、および注入速度は55mL/時、105mL/時または125mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は68g、脂質の量は15.2g、全体量は509mL、および注入速度は60mL/時、115mL/時、または135mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は78g、脂質の量は17.8g、全体量は579mL、および注入速度は65mL/時、130mL/時、または155mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は90g、脂質の量は21g、全体量は664mL;および注入速度は75mL/時、150mL/時または180mL/時;および患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量は47g、アミノ酸の量は105g、脂質の量は24g、全体量は762mL;および注入速度は85mL/時、175mL/時、または205mL/時である。
【0185】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は51g、脂質の量は10.2g、全体量は385mL、および注入速度は55mL/時、105mL/時、または120mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は60g、脂質の量は11.8g、全体量は442mL、および注入速度は60mL/時、120mL/時または140mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は68g、脂質の量は13.3g、全体量は493mL、および注入速度は65mL/時、135mL/時、または155mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は78g、脂質の量は15.2g、全体量は559mL、および注入速度は75mL/時、150mL/時、または175mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は90g、脂質の量は17.8g、全体量は639mL;および注入速度は85mL/時、170mL/時または200mL/時;および患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は105g、脂質の量は21g、全体量は739mL;および注入速度は100mL/時、195mL/時、または230mL/時である。
【0186】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は17g、アミノ酸の量は51g、脂質の量は8.6g、全体量は457mL、および注入速度は75mL/時、150mL/時、または170mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は60g、脂質の量は10.2g、全体量は530mL、および注入速度は90mL/時、175mL/時または195mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は22g、アミノ酸の量は68g、脂質の量は11.2g、全体量は590mL、および注入速度は100mL/時、195mL/時、または215mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は78g、脂質の量は13.2g、全体量は673mL、および注入速度は110mL/時、220mL/時、または245mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は90g、脂質の量は15.2g、全体量は769mL;および注入速度は130mL/時、255mL/時または280mL/時;および患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は105g、脂質の量は17.8g、全体量は889mL;および注入速度は145mL/時、290mL/時、または325mL/時である。
【0187】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は51g、脂質の量は11.8g、全体量は482mL、および注入速度は60mL/時、115mL/時、または130mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は27g、アミノ酸の量は60g、脂質の量は13.8g、全体量は558mL、および注入速度は65mL/時、130mL/時または150mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は68g、脂質の量は15.2g、全体量は622mL、および注入速度は75mL/時、145mL/時、または165mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は78g、脂質の量は17.8g、全体量は709mL、および注入速度は85mL/時、165mL/時、または190mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は90g、脂質の量は21g、全体量は814mL;および注入速度は95mL/時、190mL/時または220mL/時;および患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量は47g、アミノ酸の量は105g、脂質の量は24g、全体量は937mL;および注入速度は110mL/時、220mL/時、または250mL/時である。
【0188】
別の実施形態では、患者の体重が34kg〜39kgのとき、ブドウ糖の量は20g、アミノ酸の量は51g、脂質の量は10.2g、全体量は470mL、および注入速度は65mL/時、130mL/時、または145mL/時;患者の体重が40kg〜44kgのとき、ブドウ糖の量は23g、アミノ酸の量は60g、脂質の量は11.8g、全体量は542mL、および注入速度は75mL/時、150mL/時または170mL/時;患者の体重が45kg〜51kgのとき、ブドウ糖の量は26g、アミノ酸の量は68g、脂質の量は13.2g、全体量は606mL、および注入速度は85mL/時、170mL/時、または190mL/時;患者の体重が52kg〜59kgのとき、ブドウ糖の量は30g、アミノ酸の量は78g、脂質の量は15.2g、全体量は689mL、および注入速度は95mL/時、190mL/時、または215mL/時;患者の体重が60kg〜69kgのとき、ブドウ糖の量は35g、アミノ酸の量は90g、脂質の量は17.8g、全体量は789mL;および注入速度は110mL/時、215mL/時または245mL/時;および患者の体重が70kg以上のとき、ブドウ糖の量は41g、アミノ酸の量は105g、脂質の量は21g、全体量は914mL;および注入速度は125mL/時、250mL/時、または285mL/時である。
【0189】
1つの実施形態では、本発明は栄養障害の治療を必要とする血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、該患者は糖尿病を患っている、または患ってなく、該方法は、該患者の体重計測に基づいて、1〜10%質量/体積のブドウ糖、7〜20%質量/体積のアミノ酸、および5%質量/体積未満の脂質を含む水性組成物を処方すること、および血液透析と組み合わせて前記水性組成物を非経口で投与することを含む。
【0190】
1つの実施形態では、本発明は小児の血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、該患者は糖尿病を患っているまたは患っていなく、該方法は該患者に非経口で無菌の水性組成物を投与することを含み、該組成物は、全体量が約124mL〜約357mL中の量が約4g〜約19gのブドウ糖、および量が約13.5g〜約42gのアミノ酸を含み、該患者は体重が9kg〜33kgであり、該投与は17mL/時〜127mL/時の注入速度で行われる。
【0191】
1つの実施形態では、本発明は血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、該患者は糖尿病を患っているまたは患っていなく、該方法は該患者に非経口で無菌の水性組成物を投与することを含み、該組成物は、全体量が約329mL〜約817mL中の量が約17g〜約47gのブドウ糖、および量が約51g〜約105gのアミノ酸を含み、該患者は体重が34kg〜70kgであり、該投与は45mL/時〜290mL/時の注入速度で行われる。
【0192】
1つの実施形態では、本発明は血液透析の患者の栄養障害を治療する方法を提供し、該患者は糖尿病を患っているまたは患っていなく、該方法は該患者に非経口で無菌の水性組成物を投与することを含み、該組成物は、全体量が約372mL〜約937mL中の量が約17g〜約47gのブドウ糖、量が約51g〜約105gのアミノ酸、および量が約8.6g〜約24gの脂質を含み、該患者は体重が34kg以上であり、該投与は45mL/時〜325mL/時の注入速度で行われる。
【0193】
本発明の組成物および方法を、例えば、該組成物を投与される患者の年齢、身体の大きさ、または体重によって変更することができる。本発明の組成物を、例えば、該組成物に含有の炭水化物またはアミノ酸の量;該組成物に含有の脂質の存在または量;該組成物に含有の微量栄養素の存在または量;該組成物に含有の薬剤の存在または量;充填剤の量;および全体の体積、において変更することができる。本発明の方法を、例えば、組成物の投与の速度、投与の頻度、または用いられる該組成物の処方において変更することができる。
【実施例】
【0194】
下記のIDPN組成物は、本発明の広範な実施形態の非限定的な例である。いくつかの実施形態では、配合物(formula)が、指定された範囲の注入時間、患者に投与される。いくつかの実施形態では、配合物(formula)は、脂肪および微量栄養素を含まない。これらの例は代表的なものであり、本明細書において意図されるいかなるIDPN組成物も、実施例の方法において使用することができる。
【0195】
実施例1:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図1に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図2に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0196】
実施例2:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図3に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図4に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0197】
実施例3:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする小児科患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図5に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図6に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0198】
実施例4:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする小児科患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図7に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図8に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0199】
実施例5:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする小児科患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図9に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図10に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0200】
実施例6:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする小児科患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図11に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図12に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0201】
実施例7:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする小児科患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図13に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図14に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0202】
実施例8:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする小児科患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図15に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図16に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0203】
実施例9:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図17に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図18に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0204】
実施例10:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図19に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図20に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0205】
実施例11:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図21に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図22に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0206】
実施例12:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図23に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図24に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0207】
実施例13:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図25に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図26に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0208】
実施例14:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図27に記載のIDPN組成物を投与する。投与第1週目および第2週目における注入速度は、
図28に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0209】
実施例15:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図29に記載のIDPN組成物を投与する。第一週、第二週、および第三週の投与中の注入速度は、
図30に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0210】
実施例16:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図31に記載のIDPN組成物を投与する。第一週、第二週、および第三週の投与中の注入速度は、
図32に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0211】
実施例17:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図33に記載のIDPN組成物を投与する。第一週、第二週、および第三週の投与中の注入速度は、
図34に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0212】
実施例18:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図35に記載のIDPN組成物を投与する。第一週、第二週、および第三週の投与中の注入速度は、
図36に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は、患者の体重に応じて選択される。
【0213】
実施例19:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図37に記載のIDPN組成物を投与する。第一週、第二週、および第三週の投与中の注入速度は、
図38に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0214】
実施例20:IDPN組成物の患者への投与
透析中の、栄養を必要とする患者に対し、透析装置により、透析実施者に周知の技術を利用して
図39に記載のIDPN組成物を投与する。第一週、第二週、および第三週の投与中の注入速度は、
図40に記載の注入速度から選択される。組成および注入速度は患者の体重に応じて選択される。
【0215】
実施例21:IDPN組成物および投与計画
本明細書に記載の方法は、IDPN治療の代表例であり、使用、投与、およびIDPN治療のモニタリングのための厳密なプロトコルを提供するものではない。
【0216】
IDPN組成物は、患者の推定のドライウェイト(EDW)、および規定された透析療法の期間によって選択される。炭水化物および脂質の基質利用率は、治療時間との関係の中で考慮される。
【0217】
組成物は、70%ブドウ糖の濃縮ストック溶液、アミノ酸が15%または20%含まれるアミノ酸ストック混合物、および所望により、脂質が20%または30%含まれる脂肪乳剤を用いて配合される。最終組成物の体積は1リットル以下である。患者のサイズまたは心臓に欠陥がある状態は、より大きな注入体積および注入速度を可能とするために、より長い透析時間を必要とする場合がある。1リットルを超える注入体積は、心臓または呼吸器の状態に欠陥がある患者において、問題となり得る。所望により、前記組成物はさらなるビタミン、ミネラル、および微量元素と一緒に配合される。
【0218】
脂質を含まないIDPN組成物の半分量が、第一週目の各投与時に注入される。脂質を含まないIDPN組成物の完全量が、投与第二週目の各投与時に注入される。脂質は、投与計画の一環として要求される場合、第三週目に導入され、耐容性を示した場合、その後も継続される。
【0219】
注入体積の進行(progression)により、患者の体積に対する身体的許容範囲の観察、あらゆる注入反応の観察、研究室モニタリングによる代謝耐性、および血圧モニタリングが可能となる。IDPN組成物、透析、および/または投薬計画に対する変更または追加が、必要に応じて行われる。
【0220】
IDPN組成物は、注入の少なくとも1時間前に冷蔵庫から取り出す。組成物が低温で投与されるのを防ぐために、IDPN組成物を室温まで温める。そのためにバッグを注入の最大約12時間前に冷蔵庫から取り出す。漏れまたは裂け目がないか、IDPN組成物のバッグを点検する。粒状物質または油の分離がないか、IDPN組成物を点検する。バッグが漏れていた場合、または、粒状物質もしくは分離が観察されたもしくは疑われた場合、そのバッグは使用しない。IDPN組成物を含むバッグは、室温で24時間安定である。患者の氏名および組成物の使用期限について、バッグのラベルを確認する。バッグに記載される処方箋を医師の指示に照らして確認し、正しい処方が成されていることを確認する。所望により、マルチビタミン剤を、IDPNバッグそれ自体に添加するか、または、投与前に注入ポートを通して投与することができる。IDPNバッグを吊るし、1.2ミクロンフィルタを直列に含む管を繋げる。あるいは、別々の1.2ミクロンフィルタを通常の静注チューブ(IV tubing)に追加し、バッグにその管を繋げる。注入に使用される種類のポンプに対し、管に呼び水する。必要に応じて、空気をフィルターから除く。注入速度は、人工透析終了予定の10分前に注入が完了するように計算する。所望により、他の薬剤を、IDPN組成物と混合させずに投与する時間が与えられる。患者を装置上に固定した後に、静脈チャンバ等の、ダイアライザー後のポート(port post dialyzer)を通じて、IDPN注入を開始する。所望により、インスリンをバッグに加えるか、または皮下に投与し、バッグに適切にラベルする。
【0221】
最初の注入に先立ち、患者のラボ・プロファイル(lab profile)を入手する。IDPN注入に関するさらなる指示書がないか、患者のカルテを確認する。その注入が初回のIDPN注入である場合、アレルギー反応や有害反応がないか患者を観察する。医師は注入の開始または終了時に、注入速度および/または注入時間の増加または減少を指示できる。体液過多を避けるために、各血液透析中の体液除去目標に向けて、IDPN組成物の体積の計算を行う。係員が、インスリン指示書を確認する。透析カテーテル中に脂肪性沈着物が生じ、閉塞を引き起こす可能性がある。透析カテーテルを食塩水(例えば20cc/内腔)でさらに洗い流し、その後へパリンを投与する。低血糖症を防ぐために、治療が終わる30分前に患者に軽食を摂らせる。軽食には、タンパク質および炭水化物が含まれるべきである。
【0222】
IDPN組成物の注入予定体積を、治療のフローシートに記録する。各IDPN組成物に対し、リストに記載される透析時間の上限に、所望により15分間の追加時間枠ができるように、且つ透析時間の下限には時間枠ができないように、注入速度を決定する。オーダーされた血糖値(動脈ラインから採血)およびリストに記載されるいかなる補正インスリン(insulin coverage)も、フローチャートまたは規定のモニタリングシートに記録する。注入した体積を記録する。注入に対する患者の応答、例えば、筋けいれん、低血圧、高血圧、息切れ、そう痒、潮紅、不穏、嘔吐等を記録する。アレルギー反応が疑われる場合、または患者が異常な症状、嘔吐、もしくは重症低血圧を訴えた、もしくは示した場合、IDPN注入を中止し、医師に通達する。IDPN注入中に、他の関連する問題について栄養士に意見を求める。登録看護師(RN)はインスリン指示書を確認する。配合または投薬を調整するため、医師との議論内容が伝えられる。
【0223】
任意選択ではあるが、研究所での化学検査が推奨される。化学的組成をモニターする場合、IDPN注入の最初の2週間、リン、カリウム、およびマグネシウムのレベルを厳密に監視する。
【0224】
第一週目および第二週目それぞれの最初の注入の間、カリウムレベルを監視する。注入前と注入後の両方でデータを収集する。カリウムレベルが3.0mEq/Lに達する場合、医師に通達する。必要ならば、以下の1つまたは複数の方法でカリウムレベルを調節する:透析液のK
+含有量の調節;追加の経口的なカリウム補充;透析液バッグへのカリウム含有塩の追加;透析液バッグとは別の、リン酸カリウムおよび酢酸カリウム等のカリウム含有塩の追加の静脈内投与;カリウム含量の高い軽食の提供。
【0225】
第一週目および第二週目それぞれの最初の注入の間、亜リン酸レベルを監視する。注入前と注入後の両方でデータを収集する。亜リン酸レベルが2.0mEq/Lに達する場合、医師に通達する。必要ならば、以下の1つまたは複数の方法で亜リン酸レベルを調節する:リン吸着剤の量の変更;亜リン酸含有薬剤の経口投与;亜リン酸含有薬剤の経口投与;透析液バッグへの亜リン酸含有塩の追加;透析液バッグとは別の、リン酸ナトリウムおよびリン酸カリウム等の亜リン酸含有塩の追加の静脈内投与;亜リン酸含量の高い軽食の提供。
【0226】
第一週目および第二週目それぞれの最初の注入の間、マグネシウムレベルを監視する。注入前と注入後の両方でデータを収集する。マグネシウムレベルが1.5mEq/Lに達する場合、医師に通達する。必要ならば、以下の1つまたは複数の方法でカリウムレベルを調節する:マグネシウム含有化合物の経口投与、透析液バッグへのマグネシウム補充、または透析液バッグとは別の、透析を介したマグネシウム補充。
【0227】
IDPNの開始に先立ち、ベースラインの複合化学組成を得る。安定と見なされるまで、必要に応じて何度でも、カリウム、リン、およびマグネシウムについて臨床検査を行う。臨床検査の結果を記録し、投与におけるいかなる変更についても、医師に意見を求める。いかなる薬剤変更/処方に関しても指示書を得る。所望のIDPN組成変更に関する指示書を得る。
【0228】
第三週目の最初の治療時に、静脈内(IV)脂質試験投与を行う。第三週目の最初の注入に先立ち、トリグリセリドレベルを監視する。トリグリセリドレベルが、300mEq/L以上または50%超ベースラインに達した場合、医師に通達する。患者の脂質レベルを低下させなければならない場合、以下の方法を使用することができる。
【0229】
患者のカロリー消費速度を測定する。患者の脂質プロファイルを測定し、必要に応じて薬を処方する。IDPN組成物中の脂質レベルを0.15gm/kg/時まで減らす。所望により、患者の血清中カルニチンレベルを測定する。静脈内への脂質試験量注入を行う。不耐性の兆候、例えば、喘鳴、悪心、呼吸困難、潮紅、低血圧、チアノーゼ、嘔吐、胸痛もしくは背痛、発汗、局所部位の過敏、眼に圧力を感じること、頭痛、または体温上昇がないか観察する。喘鳴および低血圧はアレルギー反応の兆候である可能性がある。喘鳴および低血圧が観察された場合、注入を中止して医師に通達する。試験注入が耐容された場合、注入速度を所望の最終注入速度まで段階的に増加させる。トリグリセライドレベルをIDPNフローシートに記録する。溶液組成におけるオーダーまたは変更に関して、医師に意見を求める。
【0230】
注入毎に、注入前、注入開始から1時間後、および注入後の血糖値(動脈ラインから採血)を求める。スライディングスケールでの補正(coverage)を用いることができるが;インスリン療法が推奨される。
【0231】
必要ならば、以下の方法で患者の血糖値を調節する。動脈ラインから得た検体およびグルコースモニターを用いて、ベースラインの血糖値を測定する。治療の最初の2週間の間、1時間目と後に、血糖値を測定する。高血糖症の兆候、例えば頭痛、悪心、口渇、潮紅、脱力、および多呼吸がないか、患者を監視する。定期的な補正インスリン(insulin coverage)が必要な場合がある。スライディングスケールでの血糖値補正(blood sugar coverage)は、150mg/dL超または200mg/dL超の血糖測定値で開始できるが、350mg/dL超の血糖測定値に対しては医師が呼び出される。血糖値が350mg/dL超を示した場合、補正(coverage)の指示書を得る。患者が治療法に適応することで、しばしば追加(coverage)を必要とすることなく高血糖が補正される場合がある。インスリンは一時間毎にチェックし、グルコースは30分毎にチェックする。IDPN注入が中断された後、血糖値が落ちる場合がある。最も影響を受け易い患者には、非糖尿病患者、1時間目に補正インスリン(insulin coverage)を受けている患者、IDPN注入の中断中またはその近くで最大となる分割用量インスリン(NPH)を受けている患者が含まれる。患者は安定になるまで透析部門に留まることが必要な場合があり、低血糖症の症状、例えば頭痛、複視、眩暈感、神経質、冷汗、悪心、および空腹感がないか監視される。低血糖症は小さじ2杯の砂糖を入れた一杯のフルーツジュースで治療される。患者には、IDPN注入が終わる約30分前に軽食を摂らせる。軽食にはタンパク源および炭水化物源、例えば、肉入りサンドイッチの半分量または適切な経口サプリメントが含まれる。血糖値は透析フローシートに記録される。
【0232】
毎月監視される化学的組成には、ダイアライザーのクリアランス速度、尿素減少率(URR)、アミノトランスフェラーゼの肝機能(LFT)、および炭酸水素塩レベルが含まれる。
【0233】
ダイアライザーのクリアランス速度はKt/Vと定義され、式中、Kは1分あたりに透析装置を通過する血液量(mL)であり;tは時間であり;Vは体積である。患者の速度が1.2未満に落ちた場合、および/または患者のURRが65%未満に落ちた場合、医師に通達する。タンパク質供給の増加により、ダイアライザーのクリアランス速度が減少する場合がある。
【0234】
LFTは、肝臓におけるアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)およびアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)の活性を表わす。患者のLFTがベースライン値の2倍以上に上昇した場合、医師に通達する。
【0235】
患者の炭酸水素塩レベルが22mmol/L未満に落ちた場合、医師に通達する。K/DOQI栄養ガイドラインによると、血清中のHCO
3レベルは22mmol/Lであることが推奨される。炭酸水素塩の補充は臨床医の自由裁量である。
【0236】
これらの事象に対し取り得る行動には、治療時間を延長すること;監視しながら脂質または炭水化物量を減少させること;経口的に炭酸水素塩を補充すること;およびIDPN組成物に酢酸塩を追加すること、が挙げられる。高血圧症、うっ血性心不全、または水腫を示す患者には、しばしば、炭酸ナトリウムまたは酢酸ナトリウムの代用として、炭酸カルシウムを経口的に補充することが有益である。治療時間の延長は、IDPN溶液の再配合を必要とする。
【表5】
【0237】
栄養士は、アルブミン、基準化タンパク異化率(nPCR)、およびEDW、EDW変化、および身体計測データを用いて、毎月、栄養評価を行う。患者の耐容性評価、身体的評価および代謝評価を行い、その時点のIDPN溶液の評価を再検討する。栄養士は推奨される溶液の変更について医師と相談し、表のようなIDPN指示書を入手する。栄養士は、新しいIDPN指示書に医師のサインをもらい、IDPN供給者へ送信し、毎月の経過監視を継続する。
【0238】
実施例22:糖尿病患者へのIDPN組成物注入に関する疫学研究
収集したデータを分析し、少量の低炭水化物・無脂質IDPN組成物の有効性を、より多量で、より高炭水化物の脂質含有IDPN組成物の有効性に対して評価した。全ての組成物にアミノ酸が含有されていた。患者群には、a)アミノ酸、脂質、および炭水化物を含む多量のIDPN組成物を、少なくとも3ヶ月間連続して投与された41人の大人の糖尿病患者(I群);並びに、b)アミノ酸およびI群の組成物よりもより少量の炭水化物を含み、脂質を含まないIDPN組成物を、少なくとも3ヶ月間連続して投与された63人の大人の糖尿病患者(II群)が含まれた。両群の全患者のベースライン血清データを収集した。全患者は、同じ投与方法で週3回、治療中に中断することなく、3.25〜3.50時間の範囲の注入時間で、血液透析を受けた。個々の患者は、治療期間中、同じIDPN組成物を投与された。両群のベースラインと3ヶ月後の血清アルブミン値を比較する分析を行った。
【0239】
I群の糖尿病患者の中で、ベースラインの平均血清アルブミンは2.93±0.47g/dLであり、3ヶ月後の平均血清アルブミンは3.10±0.52g/dLであった。II群の糖尿病患者の中で、ベースラインの平均血清アルブミンは2.86±0.49g/dLであり、3ヶ月後の平均血清アルブミンは3.18±0.33g/dLであった。I群患者中の血清アルブミンの平均増加は0.18±0.37g/dLであり、II群患者中の血清中平均増加は0.31±0.48g/dLであった。
図37はこれらのデータのグラフを示しており;
図37において、A)はI群患者のベースラインの平均レベルを;B)はI群患者の3ヶ月後の平均レベルを;C)はII群患者のベースラインの平均レベルを;そしてD)はII群患者の3ヶ月後の平均レベルを示している。y軸はg/L単位での血清アルブミン値を示している。このデータについて二標本t検定を行い、0.059のP値が算出された。少量の低炭水化物・無脂質IDPN組成物を投与されたII群患者は、I群の患者よりも、統計的有意性に近いレベルで、3ヶ月後に血清アルブミンにより大きな変化を示した。どちらの群でも全ての患者が治療に応答したわけではなく、少数の症例で、ある患者は3ヶ月目に低下したアルブミン値を示した。
【0240】
実施例23:非糖尿病患者へのIDPN組成物注入に関する疫学研究
収集したデータを分析し、少量の低炭水化物・無脂質IDPN組成物の有効性を、より多量で、より高炭水化物の脂質含有IDPN組成物の有効性に対して評価した。全ての組成物にアミノ酸が含有されていた。患者群には、a)アミノ酸、脂質、および炭水化物を含む多量の同一IDPN組成物を、少なくとも3ヶ月間連続して投与された42人の大人の非糖尿病患者(I群);並びに、b)アミノ酸およびI群の組成物の半分の炭水化物を含み、脂質を含まない少量の同一IDPN組成物を、少なくとも3ヶ月間連続して投与された29人の大人の非糖尿病患者(II群)が含まれた。両群の全患者のベースライン血清データを収集した。全患者は、同じ投与方法で週3回、治療中に中断することなく、3.25〜3.50時間の範囲の注入時間で、血液透析を受けた。個々の患者は、治療期間中、同じIDPN組成物を投与された。両群のベースラインと3ヶ月後の血清アルブミン値を比較する分析を行った。
【0241】
I群の非糖尿病患者の中で、ベースラインの平均血清アルブミンは2.97±0.55g/dLであり、3ヶ月後の平均血清アルブミンは3.33±0.56g/dLであった。II群の非糖尿病患者の中で、ベースラインの平均血清アルブミンは2.84±0.45g/dLであり、3ヶ月後の平均血清アルブミンは3.16±0.49g/dLであった。I群患者中の血清アルブミンの平均増加は0.36±0.43g/dLであり、II群患者中の血清アルブミンの平均増加は0.31±0.75g/dLであった。
図38はこれらのデータのグラフを示しており;
図38において、A)はI群患者のベースラインの平均レベルを;B)はI群患者の3ヶ月後の平均レベルを;C)はII群患者のベースラインの平均レベルを;そしてD)はII群患者の3ヶ月後の平均レベルを示している。y軸はg/L単位での血清アルブミン値を示している。このデータについて二標本t検定を行い、0.35のP値が算出された。これは、この結果がI群とII群の間で差がないことを示している。全ての患者が治療に応答したわけではなく、少数の症例で、ある患者は3ヶ月目に低下したアルブミン値を示した。
【0242】
実施例24:統計的異常値を示す患者へのIDPN組成物注入に関する疫学研究
実施例22または実施例23のI群またはII群の、血清アルブミン値が1.0g/dL超増加した全患者から得たデータを、統計的有意性について調べた。I群患者(n=2)の中で、ベースラインの平均血清アルブミンは2.70±0.14g/dLであり、3ヶ月後の平均血清アルブミンは4.10±0.14g/dLである。t検定による分析でベースラインの平均値を3ヶ月後の平均値と比較し、0.090のP値を得た。II群患者(n=10)の中で、ベースラインの平均値は2.06±0.47g/dLであり、3ヶ月後の平均値は3.44±0.34g/dLであった。t検定による分析でベースラインの平均値を3ヶ月後の平均値と比較し、0.005未満のP値を得た。両群の血清アルブミン値の増加を比較すると、I群は1.40±0.28g/dLの平均値増加を示し、II群は1.32±0.29g/dLの平均値増加を示した。2群間の血清アルブミン値増加をt検定により分析し、0.762のP値を得た。これらの結果における統計的有意性の欠如は、患者群のn値が小さいことが原因である。アルブミン値の増加は、I群とII群の間で差がなかった。
【0243】
実施例25:IDPN溶液の調製
表IIのアミノ酸ストック混合物(100mLにつき15gのアミノ酸)の一定分量340mLに、33mLのブドウ糖ストック水溶液(100mLにつき70gのブドウ糖)を加えた。全量を適切な体積の充填剤(およそ50mL)で423mLに希釈し、423mLの溶液中に51gのアミノ酸および23gのブドウ糖を含むIDPN組成物(0.12g/mLのアミノ酸および0.054g/mLのブドウ糖)を得た。
【0244】
実施例26:IDPN溶液の調製
表IIのアミノ酸ストック混合物(100mLにつき15gのアミノ酸)の一定分量340mLに、33mLのブドウ糖ストック水溶液(100mLにつき70gのブドウ糖)を加えた。全量を適切な体積の充填剤(およそ50mL)で482mLに希釈し、482mLの溶液中に51gのアミノ酸、および23gのブドウ糖、および11.8gの脂質を含むIDPN組成物(0.11g/mLのアミノ酸、および0.048g/mLのブドウ糖、および0.024g/mLの脂質)を得た。
【0245】
実施例27:IDPN組成物注入に関する疫学研究
収集したデータを分析し、少量の低炭水化物・無脂質IDPN組成物の有効性と、多量で、高炭水化物の脂質含有IDPN組成物の有効性を、比較評価した。全ての組成物にアミノ酸が含有されていた。少量の組成物は、対応する多量の組成物の体積の約37%の体積を有していた。多量の組成物には、炭水化物管理を必要とする患者用に患者体重1kg当たり4〜6mgの炭水化物;炭水化物管理を必要としない患者用に患者体重1kg当たり6〜8mgの炭水化物;および4mg/kg患者体重/分、または12g/時のうちの低い方の速さで投与された脂質が含まれた。個々の患者に投与される炭水化物の量には個々の患者の体重が関連しており、各患者に投与される組成物はそれに応じて配合される。
【0246】
合計368人の患者が試験を開始した。222人の患者が少量のIDPN組成物を投与され、146人の患者が多量のIDPN組成物を投与された。少量投与群において、21人の患者が3.5g/dL超のベースラインアルブミン値を有するという理由で、さらに1人の患者が不完全な情報を提供しているという理由で不適格と見なされた。多量投与群において、19人の患者が3.5g/dL超のベースライン血清アルブミン値を有するという理由で、さらに2人の患者が不完全なデータを提供しているという理由で不適格と見なされた。試験を完了した325人の患者のうち、200人が少量投与群の患者であり、125人が多量投与群の患者であった。少量投与群の139人の患者および多量投与群の70人の患者が糖尿病であった。全患者の肥満度指数を調査した結果、少量・低炭水化物群における患者の平均肥満度指数が、多量・高炭水化物群の患者よりも高いことが判明した。
【0247】
少量IDPN群および多量IDPN群に残っている全患者の比較を行った。少量投与群は2.90±0.46g/dLのベースラインの平均血清アルブミン、3.19±0.39g/dLの3ヶ月後の平均血清アルブミンを有していた。多量投与群は2.92±0.45g/dLのベースラインの平均血清アルブミン、3.17±0.51g/dLの3ヶ月後の平均血清アルブミンを有していた。少量投与群の平均血清アルブミンは0.29±0.46g/dL増加した。多量投与群の平均血清アルブミンは0.24±0.41g/dL増加した。t検定による分析の結果は、統計的に有意であるためのp=0.05の基準点よりも高い、p=0.18であった。結果を
図39に示す。
【0248】
IDPN組成物を少量投与されている糖尿病患者と、多量に投与されている糖尿病患者の比較を別に行った。糖尿病の少量投与群は2.89±0.48g/dLのベースラインの平均血清アルブミン、3.21±0.37g/dLの3ヶ月後の平均血清アルブミンを有していた。糖尿病の多量投与群は2.92±0.40g/dLのベースラインの平均血清アルブミン、3.11±0.49g/dLの3ヶ月後の平均血清アルブミンを有していた。糖尿病の少量投与群の平均血清アルブミンは0.32±0.47g/dL増加した。糖尿病の多量投与群の平均血清アルブミンは0.20±0.35g/dL増加した。t検定による分析の結果は、統計的に有意であるためのp=0.05の基準点より低い、p=0.018であった。結果を
図40に示す。
【0249】
本研究において、15人の患者が1.0g/dL超の平均血清アルブミン増加を示した。これら15人の患者中14人が、少量のIDPN組成物を投与されていた。これら14人中12人が糖尿病であった。
【0250】
多量の高炭水化物群よりも大きい平均肥満度指数を有する少量の低炭水化物群は、より大きい体格およびより高いカロリー必要量を有するにもかかわらず、治療に応答した。この直観とは異なる観察結果により、様々な体格の患者が少量投与治療のメリットを享受できることが示される。
【0251】
図41は、少量のIDPN組成物を投与された患者間の、血清アルブミンの増加または減少レベルを示している。分集団Aの患者(33人の患者;少量のIDPN組成物を投与された全患者の16%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン減少を示した。分集団Bの患者(15人の患者;少量のIDPN組成物を投与された全患者の8%)は、0g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Cの患者(104人の患者;少量のIDPN組成物を投与された全患者の51%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Dの患者(31人の患者;少量のIDPN組成物を投与された全患者の16%)は、0.51〜1g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Eの患者(14人の患者;少量のIDPN組成物を投与された全患者の7%)は、1g/dL超のアルブミン増加を示した。分集団Fの患者(2人の患者;少量のIDPN組成物を投与された全患者の1%)は、1g/dL超のアルブミン減少を示した。分集団Gの患者(1人の患者;少量のIDPN組成物を投与された全患者の1%)は、0.51〜1g/dLのアルブミン減少を示した。
【0252】
図42は、多量のIDPN組成物を投与された患者間の、血清アルブミンの増加または減少レベルを示している。分集団Aの患者(24人の患者;多量のIDPN組成物を投与された全患者の19%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン減少を示した。分集団Bの患者(8人の患者;多量のIDPN組成物を投与された全患者の6%)は、0g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Cの患者(62人の患者;多量のIDPN組成物を投与された全患者の49%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Dの患者(27人の患者;多量のIDPN組成物を投与された全患者の22%)は、0.51〜1g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Eの患者(1人の患者;多量のIDPN組成物を投与された全患者の1%)は、1g/dL超のアルブミン増加を示した。分集団Fの患者(1人の患者;多量のIDPN組成物を投与された全患者の1%)は、1g/dL超のアルブミン減少を示した。分集団Gの患者(2人の患者;多量のIDPN組成物を投与された全患者の2%)は、0.51〜1g/dLのアルブミン減少を示した。
【0253】
図43は、少量のIDPN組成物を投与された糖尿病患者間の、血清アルブミンの増加または減少レベルを示している。分集団Aの患者(22人の患者;少量のIDPN組成物を投与された糖尿病患者の16%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン減少を示した。分集団Bの患者(14人の患者;少量のIDPN組成物を投与された糖尿病患者の10%)は、0g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Cの患者(71人の患者;少量のIDPN組成物を投与された糖尿病患者の50%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Dの患者(19人の患者;少量のIDPN組成物を投与された糖尿病患者の14%)は、0.51〜1g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Eの患者(12人の患者;少量のIDPN組成物を投与された糖尿病患者の9%)は、1g/dL超のアルブミン増加を示した。分集団Fの患者(1人の患者;少量のIDPN組成物を投与された糖尿病患者の1%)は、1g/dL超のアルブミン減少を示した。少量のIDPN組成物を投与されている患者で、0.51〜1g/dLのアルブミン減少を示したのは0人だった。
【0254】
図44は、少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者間の、血清アルブミンの増加または減少レベルを示している。分集団Aの患者(11人の患者;少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者の18%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン減少を示した。分集団Bの患者(1人の患者;少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者の2%)は、0g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Cの患者(33人の患者;少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者の53%)は、0.01〜0.5g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Dの患者(12人の患者;少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者の20%)は、0.51〜1g/dLのアルブミン増加を示した。分集団Eの患者(2人の患者;少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者の3%)は、1g/dL超のアルブミン増加を示した。分集団Fの患者(1人の患者;少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者の2%)は、1g/dL超のアルブミン減少を示した。分集団Gの患者(1人の患者;少量のIDPN組成物を投与された非糖尿病患者の2%)は、0.51〜1g/dLのアルブミン減少を示した。