(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
スイッチング信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて前記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、前記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備え、前記入力電圧に応じて前記出力電圧を発生する供給電圧生成部と、
前記エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部と、
前記出力電圧と基準電圧との差と前記検出電流によって前記スイッチのデューティ比を調節するための前記スイッチング信号を生成するスイッチング制御部を含む制御部と、を備え、
前記検出及び変換部は、前記検出電圧と前記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、
前記検出及び変換部は前記スイッチング信号に応答し、前記スイッチが前記第2状態である場合に不活性化されることを特徴とする電源供給装置。
エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、補償電流を生成するスロープ電流生成部、及び前記補償電流と前記検出電流とを組み合わせる加算器を備える制御部と、
クロック信号を生成するクロック生成部と、を備え、
前記検出及び変換部は、前記検出電圧と前記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、
前記スロープ電流生成部は前記クロック信号に応答して、前記クロック信号周期の一部の区間中に不活性化されることを特徴とする電源供給装置。
前記スロープ電流生成部が不活性化されるクロック信号の区間は前記スイッチが前記第1状態の区間よりも長いことを特徴とする請求項17または18に記載の電源供給装置。
スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて前記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、前記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備えて、前記入力電圧に応じて前記出力電圧を発生する供給電圧生成部と、
前記エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、前記出力電圧と基準電圧との差及び前記検出電流によって前記第1状態と前記第2状態との間の前記スイッチのデューティ比を調節するための前記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部、及び前記スイッチ制御信号とクロック信号に応答して調節されたスイッチ制御信号を生成するスイッチング信号調節部と、を備え、
前記検出及び変換部は、前記検出電圧と前記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、
前記検出及び変換部は前記調節されたスイッチング信号に応答して、前記スイッチが前記第1状態である時活性化されて、前記スイッチが第2状態である時間の中で前記スイッチが第1状態である時前記検出及び変換部が活性化になった時間と近接した一部の区間で一時的に活性化され、前記スイッチが第2状態である時間中の残りの区間で不活性化されることを特徴とする電源供給装置。
出力電圧を生成するエネルギー保存手段及び前記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部を備える制御部を備える電源供給装置と、
前記出力電圧に応答して動作する発光部と、を備え、
前記検出及び変換部は、前記検出電圧と前記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作することを特徴とするディスプレイ装置。
スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて前記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、前記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備えて、前記入力電圧に応じて前記出力電圧を生成する供給電圧生成部と、
前記エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、及び前記出力電圧と基準電圧との差及び前記検出電流によって前記第1状態と前記第2状態との間の前記スイッチのデューティ比を調節するための前記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部を含む制御部と、
前記出力電圧に応答して光を発散する発光部と、を備え、
前記検出及び変換部は、前記検出電圧と前記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、
前記検出及び変換部は前記スイッチ制御信号に応答して、前記スイッチが前記第2状態である場合に不活性化されることを特徴とするディスプレイ装置。
スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて前記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、前記スイッチが第2状態である場合にエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備えて、前記入力電圧に応じて前記出力電圧を出力する供給電圧生成部と、
前記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、前記出力電圧と基準電圧との差及び前記検出電流によって前記第1状態と前記第2状態との間の前記スイッチのデューティ比を調節するための前記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部、及び前記スイッチ制御信号とクロック信号に応答してパルス幅が調節されたスイッチ制御信号を生成するスイッチング信号調節部を備える制御部と、
前記出力電圧に応答して光を発散する発光部と、を備え、
前記検出及び変換部は、前記検出電圧と前記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、
前記検出及び変換部は前記調節されたスイッチ制御信号に応答して、前記スイッチが前記第1状態である場合に活性化され、前記スイッチが前記第2状態である区間中に前記スイッチが前記第1状態である区間に近接した一部の区間の間に活性化され、前記スイッチが前記第2状態である区間中の残りの区間で不活性化されることを特徴とするディスプレイ装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、増幅器として機能する内部素子を線形的に動作させ供給電圧が安定的に正電圧を維持できるように制御する電源供給装置を提供することにある。
【0006】
また、本発明の目的は、スロープ電流のテーリング成分により発生する検出電流のピークノイズを防止してディスプレイ装置の誤動作を防止できる電源供給装置を提供することにある。
【0007】
また、本発明の目的は、有効な動作区間中だけ電圧と電流を消費し、不要な動作区間中には電圧と電流を遮断して電力消費を低減できる電源供給装置を提供することにある。
【0008】
本発明のさらに他の目的は、上記目的を達成するための電源供給装置を備えるディスプレイ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第1の態様は、エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との電圧差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部を含む制御部を備え
、上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第1の態様は、上記エネルギー保存手段を備えて、入力電圧に応じて出力電圧を生成する供給電圧生成部をさらに備えることができ、上記エネルギー保存手段は上記とスイッチとの間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、上記スイッチが第2状態である場合にエネルギーを放出して上記出力電圧を生成することができる。
【0011】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第1の態様の上記制御部は、上記出力電圧と基準電圧との差に応じて基準電流を生成する基準電流生成部をさらに備えることができ、上記検出電流及び上記基準電流によって上記第1状態と第2状態との間の上記スイッチのデューティ比を制御することができる。
【0012】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第1の態様の上記制御部は、補償電流を生成するスロープ電流生成部と、上記補償電流及び上記検出電流を組み合わせる加算器とをさらに備えることができ、上記補償電流と検出電流との組み合わせ及び上記基準電流によって上記スイッチのデューティ比を制御することができる。
【0013】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第2の態様は、スイッチング信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、上記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備え、上記入力電圧に応じて上記出力電圧を発生する供給電圧生成部と、上記エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部と、上記出力電圧と上記基準電圧との差と上記検出電流によって上記スイッチのデューティ比を調節するための上記スイッチング信号を生成するスイッチング制御部と、を含む制御部を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記検出及び変換部は上記スイッチング信号に応答して上記スイッチが上記第2状態である場合に不活性化されることを特徴とする。
【0014】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第2の態様の上記制御部は、上記出力電圧と上記基準電圧との差に応じて基準電流を生成する基準電流生成部をさらに備えることができ、上記スイッチング制御部は上記検出電流と上記基準電流によって上記第1状態と上記第2状態との間の上記スイッチのデューティ比を調節することができる。
【0015】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第2の態様の上記制御部は、補償電流を生成するスロープ電流生成部と、上記補償電流及び検出電流を組み合わせる加算器とをさらに備えることができ、上記スイッチング制御部は上記補償電流と検出電流との組み合わせ及び上記基準電流によって上記スイッチのデューティ比を調節することができ、上記スロープ電流生成部は上記スイッチング信号に応答して、上記スイッチが上記第2状態である場合に不活性化される。
【0016】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第2の態様の上記スイッチング制御部は、上記検出電流及び基準電流に応答して比較信号を生成する比較器と、クロック信号を印加してパルス幅を調節して調節されたクロック信号を生成するパルス幅調節器と、上記調節されたクロック信号及び比較信号に応答して上記スイッチング信号を生成するフリップフロップ回路と、を備えることができる。
【0017】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第2の態様の上記電圧制御部は、上記スイッチング信号に応答して上記スイッチが上記第2状態である場合に上記電圧制御部に印加される電源電圧を遮断するために上記スイッチング信号に応答して動作する第1電圧制御部を備えることができ、上記電圧電流変換部は、上記スイッチが上記第2状態である場合に上記電圧電流変換部に印加される電源電圧を遮断するために上記スイッチング信号に応答して動作する第2電圧制御部を備えることができる。
【0018】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第3の態様は、エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部と、補償電流を生成するスロープ電流生成部と、上記補償電流と検出電流とを組み合わせる加算器を備える制御部と、クロック信号を生成するクロック生成部と、を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記スロープ電流生成部は上記クロック信号に応答して、上記クロック信号周期中の一部の区間中には不活性化されることを特徴とする。
【0019】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第3の態様は、上記エネルギー保存手段を備えて入力電圧に応じて出力電圧を生成する供給電圧生成部をさらに備えることができ、上記エネルギー保存手段は上記入力電圧とスイッチとの間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、上記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して上記出力電圧を生成することができる。
【0020】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第3の態様の上記制御部は、上記出力電圧と基準電圧との差に応じて基準電流を生成する基準電流生成部をさらに備えることができ、上記制御部は上記検出電流及び基準電流によって上記スイッチのデューティ比を調節することができる。
【0021】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第3の態様の上記制御部は、上記検出電流と補償電流との組み合わせ及び上記基準電流によって上記スイッチのデューティ比を調節することができる。
【0022】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第3の態様において、上記スロープ電流生成部が不活性化されるクロック信号の区間は、上記スイッチが上記第1状態の区間よりも長いことを特徴とする。
【0023】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第4の態様は、スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、上記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備え、上記入力電圧に応じて上記出力電圧を発生する供給電圧生成部と、上記エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部と、上記出力電圧と基準電圧との差及び上記検出電流によって上記第1状態と上記第2状態との間の上記スイッチのデューティ比を調節するための上記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部と、上記スイッチ制御信号とクロック信号に応答して調節されたスイッチ制御信号を生成するスイッチング信号調節部とを備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記検出及び変換部は上記調節されたスイッチング信号に応答して、上記スイッチが上記第1状態である場合に活性化され、上記スイッチが第2状態である時間中に上記スイッチが第1状態である場合に上記検出及び変換部が活性化された時間と近接した一部の区間において一時的に活性化され、上記スイッチが第2状態である時間中に残りの区間で不活性化されることを特徴とする。
【0024】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第4の態様の上記制御部は、上記出力電圧と上記基準電圧との差に応じて基準電流を生成する基準電流生成部をさらに備えることができ、上記スイッチング制御部は上記検出電流と上記基準電流によって上記スイッチのデューティ比を調節することができる。
【0025】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第4の態様の上記制御部は、補償電流を生成するスロープ電流生成部と、上記補償電流及び上記検出電流を組み合わせる加算器とをさらに備えることができ、上記スイッチング制御部は上記補償電流と上記検出電流との組み合わせ及び上記基準電流によって上記スイッチのデューティ比を調節することができ、上記スロープ電流生成部は上記調節されたスイッチング信号に応答して、上記スイッチが上記第1状態である場合に活性化されるが、上記スイッチが上記第1状態の区間及び上記第1状態の区間に近接した上記スイッチが上記第2状態の区間の一部の区間において活性化され、上記スイッチが上記第2状態の残りの区間で不活性化されることができる。
【0026】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第4の態様の上記スイッチング制御部は、上記検出電流及び基準電流に応答して比較信号を生成する比較器と、クロック信号を印加してパルス幅を調節して調節されたクロック信号を生成するパルス幅調節回路と、上記調節されたクロック信号及び比較信号に応答して上記スイッチング信号を生成するフリップフロップ回路と、を備えることができる。
【0027】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第4の態様の上記スイッチング信号調節部は、上記クロック信号に応答して遅延されて反転されたクロック信号を生成する反転及び遅延部と、上記遅延されて反転されたクロック信号及び上記スイッチング信号に応答して上記調節されたスイッチ制御信号を生成するORゲート回路と、を備えることができる。
【0028】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第4の態様の上記電圧調節部は、上記スイッチが第2状態である時間中に上記残りの区間で上記電圧調節部に印加される電源電圧を遮断するために上記調節されたスイッチ制御信号に応答して動作する第1電圧制御部を備えることができ、上記電圧電流変換部は上記スイッチが第2状態である時間中に上記残りの区間で上記電圧電流変換器に印加される電源電圧を遮断するために上記スイッチ制御信号に応答して動作する第2電圧制御部を備えることができる。
【0029】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第1ないし第4の態様は、電源電圧を印加して上記設定電圧を生成する電圧生成部をさらに備えることができる。
【0030】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置の第1ないし第4の態様の上記検出及び変換部は、上記検出電圧と設定電圧に応答して反転電圧を生成し、上記反転電圧のレベルは上記検出電圧に対して反対方向に変化する電圧調節部と、上記反転電圧に応じて上記検出電流を生成し、上記検出電流の大きさを上記反転電圧のレベルに対して反対方向に変化する電圧電流変換部を備えることができる。
【0031】
上記目的を達成するための本発明の電源供給装置において、上記設定電圧は上記検出電圧よりも大きく設定することができ、所定の電圧レベルを有することができる。
【0032】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第1の態様は、出力電圧を生成するエネルギー保存手段、及び上記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部を備える制御部を備え
、上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作する電源供給装置及び上記出力電圧に応答して動作する発光部を備えることを特徴とする。
【0033】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第2の態様は、スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、上記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備え、上記入力電圧に応じて上記出力電圧を生成する供給電圧生成部、上記エネルギー保存手段を流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、及び上記出力電圧と基準電圧との差及び上記検出電流によって上記第1状態と上記第2状態との間の上記スイッチのデューティ比を調節するための上記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部を含む制御部、及び上記出力電圧に応答して光を発散する発光部を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記検出及び変換部は上記スイッチ制御信号に応答して、上記スイッチが上記第2状態である場合に不活性化されることを特徴とする。
【0034】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第3の態様は、出力電圧を生成するエネルギー保存手段と、上記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、補償電流を生成するスロープ電流生成部、及び上記補償電流と検出電流とを組み合わせる加算器を備える制御部と、クロック信号を生成するクロック生成部と、上記出力電圧に応答して光を発散する発光部と、を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記スロープ電流生成部は上記クロック信号に応答して上記クロック信号の周期中に一部の区間で不活性化されることを特徴とする。
【0035】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第4の態様は、スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、上記スイッチが第2状態である場合にエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備えて、上記入力電圧に応じて上記出力電圧を出力する供給電圧生成部と、上記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、上記出力電圧と基準電圧との差及び上記検出電流によって上記第1状態と上記第2状態との間の上記スイッチのデューティ比を調節するための上記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部、及び上記スイッチ制御信号とクロック信号に応答してパルス幅が調節されたスイッチ制御信号を生成するスイッチング信号調節部を備える制御部と、上記出力電圧に応答して光を発散する発光部と、を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記検出及び変換部は上記調節されたスイッチ制御信号に応答して上記スイッチが上記第1状態である場合に活性化され、上記スイッチが上記第2状態の区間中に上記スイッチが上記第1状態の区間に近接する一部の区間において活性化され、上記スイッチが上記第2状態区間の残りの区間で不活性化されることを特徴とする。
【0036】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第5の態様は、ディスプレイパネルと、出力電圧に応答して上記ディスプレイパネルに光を照射する複数個の発光ダイオード(LED)を備える発光部と、入力電圧を印加して上記出力電圧を生成するエネルギー保存手段及び上記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部を含む制御部を含む電源供給装置と、を備え
、上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作することを特徴とする。
【0037】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第5の態様の上記検出及び変換部は、上記検出電圧と設定電圧とに応答して反転電圧を生成し、上記反転電圧の大きさを上記検出電圧に対して反対方向に変化する電圧調節部と、上記反転電圧に応じて上記検出電流を生成し、上記検出電流の大きさを上記反転電圧の大きさに対して反対方向に変化する電圧電流変換部と、を備えることを特徴とする。
【0038】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第6の態様は、ディスプレイパネルと、出力電圧に応答して上記ディスプレイパネルに光を照射する複数個の発光ダイオード(LED)を備える発光部と、スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと上記入力電圧との間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し、上記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して上記出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備えて上記入力電圧に応じて上記出力電圧を生成する供給電圧生成部と、上記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部と、上記出力電圧と基準電圧との差及び上記検出電流によって上記第1状態と上記第2状態との間の上記スイッチのデューティ比を調節するための上記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部を含む制御部と、を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記検出及び変換部は上記スイッチ制御信号に応答して、上記スイッチが上記第2状態である場合に不活性化されることを特徴とする。
【0039】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第7の態様は、ディスプレイパネルと、出力電圧に応答して上記ディスプレイパネルに光を照射する複数個の発光ダイオード(LED)を備える発光部と、入力電圧に応じた上記出力電圧を生成するエネルギー保存手段と、上記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部、補償電流を生成するスロープ電流生成部、及び上記補償電流と上記検出電流とを組み合わせる加算器を備える制御部と、クロック信号を生成するクロック生成部と、を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記スロープ電流生成部は上記クロック信号に応答して上記クロック信号の周期の一部の区間で不活性化されることを特徴とする。
【0040】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置の第8の態様は、ディスプレイパネルと、出力電圧に応答して上記ディスプレイパネルに光を照射する複数個の発光ダイオード(LED)を備える発光部と、スイッチ制御信号に応答して動作するスイッチと入力電圧を供給する手段との間に接続されて上記スイッチが第1状態である場合にエネルギーを保存し上記スイッチが第2状態である場合に保存されたエネルギーを放出して出力電圧を生成するエネルギー保存手段を備えて上記入力電圧に応じて上記出力電圧を生成する供給電圧生成部と、上記エネルギー保存手段を介して流れる電流により検出される検出電圧と設定電圧との差に応じて検出電流を生成する検出及び変換部と、上記出力電圧と基準電圧との差及び上記検出電流によって上記第1状態と上記第2状態との間の上記スイッチのデューティ比を調節するための上記スイッチ制御信号を生成するスイッチング制御部と上記スイッチング信号及びクロック信号に応答してパルス幅が調節されたスイッチ制御信号を生成するスイッチング信号調節部を含む制御部を備え、
上記検出及び変換部は、上記検出電圧と上記設定電圧に応答しながら線形的に動作する増幅器の動作によって動作し、上記検出及び変換部は上記調節されたスイッチ制御信号に応答して、上記スイッチが上記第1状態である場合に活性化され、上記スイッチが上記第2状態である区間中に上記スイッチが上記第1状態である区間に近接した一部の区間において活性化され、上記スイッチが上記第2状態である区間の残りの区間で不活性化されることを特徴とする。
【0041】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置において、上記設定電圧は上記検出電圧よりも大きく設定されることができ、所定の電圧レベルを有することができる。
【0042】
上記他の目的を達成するための本発明のディスプレイ装置は、LED TVまたは携帯用映像機器とすることができる。
【発明の効果】
【0043】
以上説明したように、本発明の電源供給装置及びそれを備えるディスプレイ装置は、供給電圧を正電圧に維持することを目的として検出される検出電圧の電圧レベルに応じて、増幅器として機能する内部素子を線形的に動作するようにさせ、供給電圧を安定的に正電圧に維持することができる。
【0044】
また、本発明の電源供給装置及びそれを備えるディスプレイ装置は、設定された区間中のみスロープ電流を生成することで、スロープ電流のテーリング成分によるピークノイズ発生を防止して安定的に検出電流を補償することができる。
【0045】
また、本発明の電源供給装置及びそれを備えるディスプレイ装置は、有効な動作区間中のみ電圧と電流を供給し、無効な動作区間では電圧と電流供給を遮断することで、不必要の電力消費を低減することができる。
【発明を実施するための形態】
【0047】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の電源供給装置及びそれを備えるディスプレイ装置の実施形態を説明する。
【0048】
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源供給装置及びそれを備えるディスプレイ装置を示す図である。
【0049】
本発明の第1実施形態に係るディスプレイ装置は、
図1に示すように、LED供給電圧生成部(LED Supply Votage Generating Unit)1、制御部(Control Unit)2、発光部(Lighting Unit)3及び電圧生成部(Voltage Generating Unit)4を備えて構成される。また、制御部2は電圧検出及び電流生成部(Voltage Detecting and Current Generating Unit)20、基準電流生成部(Reference Current Generating Unit)21及びスイッチング制御部(Switching Control Unit)22を備えて構成される。また、電圧検出及び電流生成部20は検出及び変換部(Detecting and Converting Unit)200とスロープ電流生成部(Slope Current Generating Unit)210を備えて構成される。
【0050】
次に、このように構成されたディスプレイ装置の各ブロックの動作を説明する。
【0051】
図1のLED供給電圧生成部1は、直流−直流変換器(DC−DC converter)のうちのブスト変換器の一例であって、スイッチング信号SWのデューティ比(duty ratio)によってエネルギー保存手段として機能するコイルL1の起電力を可変させて入力電圧を供給する手段から供給される入力電圧VINを昇圧し、入力電圧VINよりも高いレベルを有するLED供給電圧VLEDを生成する。直流−直流変換器(DC−DC converter)には、入力電圧を減圧してさらに低いレベルを有する出力電圧を生成するバック(buCLK)変換器、入力電圧を昇圧してさらに高いレベルを有する出力電圧を生成するブスト(boost)変換器、減圧及び昇圧能力を全部有するバック−ブスト変換器などがある。ここで、スイッチング信号SWのデューティ比は、スイッチング信号SWの1周期に対する活性化区間の比を示す。
【0052】
LED供給電圧生成部1の動作をスイッチング信号SWの活性化区間及び不活性化区間に区分して説明する。
【0053】
まず、スイッチング信号SWがハイレベルとなるスイッチング信号SWの活性化区間中にNMOSトランジスタN1はターンオンされ、電流はコイルL1、NMOSトランジスタN1及び抵抗Rfを経由して流れる。このとき、コイルL1は、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換し、電流に対応する電気エネルギーを磁気エネルギーとして保存する。このため、スイッチング信号SWの活性化区間が長くなるほどコイルL1に保存される磁気エネルギーも漸次的に増加する。
【0054】
次に、スイッチング信号SWがローレベルとなるスイッチング信号SWの不活性化区間中にNMOSトランジスタN1はターンオフされ、スイッチング信号SWの活性化区間中にコイルL1に保存された磁気エネルギーが電気エネルギーに変換される。すなわち、コイルL1は保存された磁気エネルギーの大きさによる起電力によって電流を発生し、この電流はダイオードD1、抵抗R1、R2を経由して流れる。ここで、コイルL1に保存された磁気エネルギーは増加する場合と同一速度で減少する。一方、コイルL1の起電力と入力電圧VINによって、抵抗R1、R2の両端にはLED供給電圧VLEDが生成されると共に、抵抗R1、R2に並列で接続されたキャパシタC1に充電される。スイッチング信号SWの活性化区間中にコイルL1に保存された磁気エネルギーが大きいほどコイルL1の起電力は大きくなり、LED供給電圧VLEDはさらに昇圧される。
【0055】
次に、スイッチング信号SWが再活性化されると、電流はNMOSトランジスタN1と抵抗Rfを経由して再び流れ、コイルL1は再び磁気エネルギーを保存することになる。このとき、LED供給電圧VLEDの電圧レベルはキャパシタC1に保存された電圧によって維持される。
【0056】
上述したように、LED供給電圧生成部1は、スイッチング信号SWのデューティ比が高くなるとコイルL1の起電力を増加させてLED供給電圧VLEDを昇圧し、スイッチング信号SWのデューティ比が低くなるとコイルL1の起電力を減少させてLED供給電圧VLEDを減圧する。
【0057】
一方、LED供給電圧生成部1は、コイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1とLED供給電圧VLEDに応じて変化する第2検出電圧VDET2を生成する。第1検出電圧VDET1は抵抗Rfの両端にかかる電圧であって、スイッチング信号SWの活性化区間中にNMOSトランジスタN1を介して流入されるコイル電流I
Lにより段々と大きくなりつつあるときにスイッチング信号SWが不活性化されると、NMOSトランジスタN1がターンオフされて第1検出電圧VDET1は0Vに低下する。ここで、コイルL1の起電力はコイル電流I
Lに応じて増加するので、コイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1によりコイルL1の起電力の変化を感知することができる。また、第2検出電圧VDET2はLED供給電圧VLEDを抵抗R1、R2に電圧分配した電圧であるから、LED供給電圧VLEDよりも小さくなる。
【0058】
次に、制御部2は、LED供給電圧生成部1で生成されるLED供給電圧VLEDが目標電圧(target voltage)に到達し、その目標電圧レベルを持続的に維持するように、スイッチング信号SWのデューティ比を調節してコイルL1の起電力を制御する。制御部2は、第1及び第2検出電圧VDET1、VDET2によりコイルL1の起電力の変化及びLED供給電圧VLEDの変化を感知し、スイッチング信号SWによってLED供給電圧VLEDの電圧レベルを調節する。すなわち、制御部2は、LED供給電圧VLEDが目標電圧よりも小さくなると、LED供給電圧VLEDを昇圧させるためにスイッチング信号SWのデューティ比を高くしてコイルL1の起電力を増加させる。一方、LED供給電圧VLEDが目標電圧よりも大きくなると、LED供給電圧VLEDを減圧するためにスイッチング信号SWのデューティ比を低くしてコイルL1の起電力を減少させる。
【0059】
次に、制御部2の各ブロックの動作を具体的に説明する。
【0060】
まず、検出及び変換部200とスロープ電流生成部210とで構成される電圧検出及び電流生成部20は、LED供給電圧生成部1から第1検出電圧VDET1を入力して検出電流I
DETに変換して出力すると共に、検出電流I
DETの波形歪みを補償するためのスロープ電流I
SLPを出力する。この検出電流I
DETとスロープ電流I
SLPとが加算手段25に加えられ、補償された検出電流I
DET+I
SLPとしてスイッチング制御部22に入力する。ここで、スロープ電流I
SLPはスイッチング信号SWのデューティ比が高くなるほど、サブハーモニックオシレーション(Sub−harmonic Oscillation)によって波形が歪む検出電流I
DETを補償するための電流である。
【0061】
サブハーモニックオシレーションとは、電流制御において、スイッチング信号のデューティ比が50%以上である場合にコイルL1を流れる電流にリプル(ripple)が発生する現象である。このようなリプルはスイッチモード電圧供給装置が不安定であるため生ずる現象であって、これを無くすためにスロープ電流生成部210が備えられる。
【0062】
電圧検出及び電流生成部20をブロック毎に説明すると、検出及び変換部200はLED供給電圧生成部1からコイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1を入力し検出電流I
DETに変換させて出力する。したがって、検出電流I
DETはコイル電流I
Lに応じて変化する。スロープ電流生成部210はスイッチング信号SWの活性化区間中にスロープ電流I
SLPを生成する。
【0063】
一方、検出電流I
DETとスロープ電流I
SLPとが合わせられて補償された検出電流I
DET+I
SLPは、コイル電流I
Lに応じて変化するため、補償された検出電流I
DET+I
SLPに基づいてコイルL1の起電力の変化を感知することができる。すなわち、スイッチング信号SWの活性化区間中に補償された検出電流I
DET+I
SLPが増加されるということは、コイルL1の起電力が増加することを示し、補償された検出電流I
DET+I
SLPが減少するということは、コイルL1の起電力が減少されることを示す。
【0064】
次に、基準電流生成部21は、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1とに基づいてLED供給電圧VLEDと目標電圧とを比較し、スイッチング制御部22から出力されるスイッチング信号SWのデューティ比を調節するための基準電流I
REFを生成する。ここで、目標電圧は発光ダイオードを発光させるためにLED供給電圧VLEDが到達すべき電圧であり、第1基準電圧VREF1は目標電圧を電圧降下させた電圧である。
【0065】
さらに詳しく説明すると、基準電流生成部21は、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が大きくなるほど基準電流I
REFを増加させ、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が小さくなるほど基準電流I
REFを減少させる。一方、第2検出電圧VDET2が第1基準電圧VREF1に到達すれば基準電流I
REFが一定に維持される。ここで、第1基準電圧VREF1は目標電圧に応じて所定レベルに固定されるため、実質的に、第2検出電圧VDET2の変化によって第1基準電圧VREF1と第2検出電圧VDET2との電圧差が変化することになる。よって、第1基準電圧VREF1を基準に、第2検出電圧VDET2が小さくなるほど基準電流I
REFは増加する。
【0066】
すなわち、第2検出電圧VDET2は、LED供給電圧VLEDに応じて変化する電圧であるため、基準電流生成部21はLED供給電圧VLEDに応じて変化する基準電流I
REFを生成する。ここで、基準電流生成部21は二つの電圧差を電流に変換する演算相互コンダクタンス増幅器(Operational Transconductance Amplifier:OTA)で構成される。
【0067】
一方、スイッチング制御部22は、電圧検出及び電流生成部20から補償された検出電流I
DET+I
SLPを入力し、基準電流生成部21から基準電流I
REFを入力してクロック信号CLKと同一周期を有し、補償された検出電流I
DET+I
SLP及び基準電流I
REFの比較結果によってデューティ比が調節されるスイッチング信号SWを生成する。
【0068】
スイッチング制御部22は、クロック信号CLKに応答してスイッチング信号SWを活性化し、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFと同一になるまで活性化状態を維持し、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFと同一になるとスイッチング信号SWを不活性化する。さらに詳しく説明すると、スイッチング制御部22は、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFよりも小さいとコイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させることにはまだ不足であると判断し、スイッチング信号SWの活性化区間をさらに維持させる。一方、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFと同一になるとコイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させるのに十分であると判断し、スイッチング信号SWを不活性化する。
【0069】
このように、スイッチング制御部22は、クロック信号CLKと同一周期を有し、コイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを上昇させて目標電圧に至る大きさになるまで活性化区間を維持するスイッチング信号SWを生成する。
【0070】
一方、発光部3に備えられた複数の発光ダイオードLD1〜LD5はLED供給電圧VLEDが印加されて発光する。
【0071】
電圧生成部4は、電源電圧VDDを印加して設定電圧V
SETを生成し、その設定電圧V
SETを電圧検出及び電流生成部20の検出及び変換部200に出力する。後述するが、設定電圧V
SETは検出及び変換部200の安定的な動作のために所定電圧レベルに設定された電圧である。ここで、電圧生成部4は新たに構成することができるが、バンドギャップ基準電圧発生回路などのように一般に備えられた回路を変形して用いることもできる。
【0072】
上述したように、本発明のディスプレイ装置は、スイッチング信号SWの活性化区間中は、抵抗R1、R2の両端に生成されたLED供給電圧VLEDと目標電圧との電圧差に応じて、LED供給電圧VLEDを目標電圧に調整するためにコイルL1の起電力を調節する動作を行う。この動作によって、コイルL1の起電力が調節された後にスイッチング信号SWが不活性化されると、調節されたコイルL1の起電力によってLED供給電圧VLEDのレベルを昇圧または減圧させ、LED供給電圧VLEDを正電圧に維持させることで、発光ダイオードD1〜D5の輝度が一定に維持できることになる。
【0073】
図2は
図1の制御部の動作を説明するための波形図である。
【0074】
図2に示すように、クロック信号CLKの第1周期T1が開始されるとスイッチング信号SWは活性化され、検出電流I
DETが基準電流I
REFと同一になるまでスイッチング信号SWの活性化区間Dは維持される。そして、検出電流I
DETが基準電流I
REFと同一になるとスイッチング信号SWは不活性化される。一方、クロック信号CLKの第2周期T2は、第1周期T1に比較してLED供給電圧VLEDが低くなっている場合である。このとき、LED供給電圧VLEDと目標電圧との電圧差は大きくなるため、基準電流I
REFは上昇する。クロック信号CLKの第2周期T2が開始されるとスイッチング信号SWは活性化されるが、第1周期T1と比較して検出電流I
DETが基準電流I
REFに到達するまでかかる時間はさらに長くなるため、スイッチング信号SWのデューティ比は大きくなる。このため、第1周期T1の時よりも第2周期T2の時の方がコイルL1の起電力はさらに上昇する。
【0075】
図3は、
図1の検出及び変換部200の実施形態を示すブロック図である。
【0076】
本発明の検出及び変換部200は、
図3に示すように、電圧調節部201及び電圧−電流変換部205を備えて構成される。
【0077】
電圧調節部201は、電圧生成部4から入力される設定電圧V
SETとLED供給電圧生成部1から入力される第1検出電圧VDET1とを入力し、設定電圧V
SETと第1検出電圧VDET1との電圧差に応じて増幅される反転電圧V
RVSを生成する。また、電圧−電流変換部205は、反転電圧V
RVSを入力して検出電流I
DETに変換して出力する。ここで、反転電圧V
RVSは第1検出電圧VDET1が大きくなるほど小さくなり、第1検出電圧VDET1が小さくなるほど大きくなる。また、検出電流I
DETは反転電圧V
RVSが大きくなるほど減少し、反転電圧V
RVSが小さくなるほど増加する。
【0078】
図4は、
図1の検出及び変換部200の他の実施形態を示すブロック図である。
【0079】
図1のディスプレイ装置では、電圧生成部4が制御部2の外部に備えるものとして示したが、
図4に示すように、制御部2の検出及び変換部200が電圧生成部4を含むことができる。
図4の検出及び変換部200の動作は
図3と同様であり、その説明は省略する。
【0080】
図5は、
図1の検出及び変換部200の動作の概念図である。
【0081】
まず、設定電圧V
SETは所定レベルに固定される電圧であるため、設定電圧V
SETと第1検出電圧VDET1との電圧差は第1検出電圧VDET1の変化によって決定される。よって、動作概念図には、二つのうち第1検出電圧VDET1だけを表示した。
【0082】
図5に示すように、検出及び変換部200は、第1検出電圧VDET1に反転され、第1検出電圧VDET1の変化に応じて増幅される反転電圧V
RVSを生成し、この反転電圧V
RVSを再び反転させ、電流に変換して検出電流I
DETを出力する。このように、検出及び変換部200は、二度の反転過程と増幅過程を通じて第1検出電圧VDET1に応じて変化する検出電流I
DETを生成する。
【0083】
図6は、
図1の検出及び変換部200の詳細な回路図である。
【0084】
検出及び変換部200は、
図6に示すように、電圧調節部201及び電圧−電流変換部205を備えて構成される。
【0085】
次に、検出及び変換部200の各ブロックを説明する。
【0086】
まず、電圧調節部201の第1増幅器202は、設定電圧V
SETと第1電圧V1とを入力し、設定電圧V
SETと第1電圧V1を差動増幅して出力信号OUT1を生成する。NMOSトランジスタN2は、出力信号OUT1に応答して電流を調節し、第1電圧V1は設定電圧V
SETと同一になる。このとき、抵抗R4を介して流れる第1電流I1は、第1電圧V1と第1検出電圧VDET1との電圧差に応じて調節される。第1検出電圧VDET1が0〜0.1Vの間の電圧で入力されると、抵抗R4両端の電圧は1〜0.9Vの範囲内で変化するため、第1電流は100〜90uAの範囲内で変化する。そして、PMOSトランジスタP1、P2は、同一チャンネルサイズで設定されるので、抵抗R5に流れる第2電流は100〜90uAとなる。ところが、抵抗R5は抵抗R4よりも大きい値を有するので、抵抗R5両端にかかる反転電圧V
RVSは抵抗R4両端にかかる電圧よりも昇圧されて5〜4.5Vの範囲内で変化することになる。ここで、設定電圧V
SET及び第1電圧V1は1Vに固定されるので、反転電圧V
RVSは第1検出電圧VDET1の変化に応じて変化する。また、設定電圧V
SETは、第1検出電圧VDET1よりもさらに大きいレベルに設定される。したがって、第1検出電圧VDET1のレベルが小さすぎる場合にも反転電圧V
RVSは第1検出電圧VDET1のレベルに関係なく設定電圧V
SETと第1検出電圧VDET1との電圧差に応じて安定的に生成される。
【0087】
このように、電圧調節部201は、第1検出電圧VDET1と、第1検出電圧VDET1よりも大きいレベルに設定される設定電圧V
SETとの電圧差に応じて増幅し、その増幅された電圧を反転させた反転電圧V
RVSを出力する。
【0088】
一方、電圧−電流変換部205の第2増幅器206は、反転電圧V
RVSと第2電圧V2を入力して反転電圧V
RVSと第2電圧V2を差動増幅して出力信号OUT2を生成する。NMOSトランジスタN3は、出力信号OUT2に応答して電流を調節し、第2電圧V2は反転電圧V
RVSと同一になる。また、電源電圧VDDAは6Vであり、第4電圧V4は5〜4.5Vの範囲内で変化するので、抵抗R6を流れる第3電流I3は50〜75uAの範囲内で変化することになる。このとき、電流コピーによってPMOSトランジスタP5には第3電流I3と同一の電流が流れる。PMOSトランジスタP6は、PMOSトランジスタP5に比較して2倍のチャンネルサイズを有するように設定されるので、第4電流I4は第3電流I3に比較して2倍の値を有する。この第4電流I4は検出電流I
DETとして出力される。このように、電圧−電流変換部205は反転電圧V
RVSを反転させ、電流に変換して検出電流I
DETを出力する。
【0089】
すなわち、検出及び変換部200は、第1検出電圧VDET1を入力して二度の反転過程を介して第1検出電圧VDET1を検出電流I
DETに変換して出力する。
【0090】
なお、
図6の検出及び変換部200に表記されたすべての電圧値、抵抗値及び電流値は検出及び変換部200の動作特性を説明するために一例として提示しただけであり、検出及び変換部200の動作は提示された値には制限されない。
【0091】
図7は、
図6の検出及び変換部の各信号を示す波形図である。
【0092】
図1及び
図7に示すように、第1検出電圧VDET1はスイッチング信号SWがハイレベルに活性化されるとコイル電流I
Lによって電圧レベルが漸次的に上昇する。しかし、スイッチング信号SWがローレベルに不活性化されるとNMOSトランジスタN1を介して抵抗Rfに流れるコイル電流I
Lが遮断されるので、第1検出電圧VDET1のレベルは0Vに低下し、スイッチング信号SWが再び活性化されるまで0Vを維持する。
【0093】
図8は、
図6の電圧調節部201の第1増幅器202を示す回路図である。
【0094】
第1増幅器202は、設定電圧V
SETと第1電圧V1を差動増幅して出力電圧OUT1を生成する。ここで、設定電圧V
SETがNMOSトランジスタN8の閾値電圧以下であると、オフセット(offset)電圧によって出力信号OUT1は設定電圧V
SETに非線形的に変化することになる。ところが、第1増幅器202に入力される設定電圧V
SETは、NMOSトランジスタN8の閾値電圧以上の電圧レベルに固定された直流電圧に設定されるので、第1増幅器202は、設定電圧V
SETと第1電圧V1との電圧差に応じて線形的に変化する出力電圧OUT1を得ることができる。このように、第1増幅器202は、NMOSトランジスタN8の閾値電圧以上に設定される設定電圧V
SETを入力電圧として使用するので、第1増幅器202は線形的に動作するようになり、この第1増幅器202の動作によって電圧調節部201も安定的に動作することができる。
【0095】
一方、電圧調節部201の第1増幅器202と電圧−電流変換部205の第2増幅器206は同一の構成を有するので、電圧調節部201から出力される反転電圧V
RVSは第2増幅器206のNMOSトランジスタの閾値電圧以上の電圧に生成される。したがって、反転電圧V
RVSを入力電圧として使用する第2増幅器206も線形的に動作し、この第2増幅器206の動作によって電圧−電流変換部205も安定的に動作することができる。
【0096】
上述したように、本発明の第1実施形態に係るディスプレイ装置は、コイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1とLED供給電圧VLEDに応じて変化する第2検出電圧VDET2を入力し、それぞれ検出電流I
DETと基準電流I
REFに変換する。そして、検出電流I
DETと基準電流I
REFとの比較結果によってスイッチング信号SWの活性化区間を調節してLED供給電圧VLEDが正電圧に維持されるように制御する。このとき、ディスプレイ装置は第1検出電圧VDET1を検出電流I
DETに変換する電圧検出及び電流生成部20を第1検出電圧VDET1のレベルと関係なく、安定的に動作させてLED供給電圧VLEDを安定的に正電圧に維持することができる。
【0097】
図9は、本発明の第2実施形態に係るディスプレイ装置を示す図である。
【0098】
本発明の第2実施形態に係るディスプレイ装置は、
図9に示すように、LED供給電圧生成部1、制御部2、発光部3及びクロック生成部5を備えて構成される。また、制御部2は、電圧検出及び電流生成部20、基準電流生成部21及びスイッチング制御部22を備えて構成され、電圧検出及び電流生成部20は検出及び変換部200とスロープ電流生成部210を含む。
【0099】
次に、制御部20の各ブロックの動作を説明する。
【0100】
図2の制御部と重複される部分は省略するか、または簡単に説明する。
【0101】
まず、電圧検出及び電流生成部20に備えられた検出及び変換部200は、スイッチング信号SWの活性化区間中にコイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1を検出して検出電流I
DETに変換して出力する。したがって、検出電流I
DETはコイル電流I
Lに応じて変化する。スロープ電流生成部210はスイッチング信号SWの活性化区間中にスロープ電流I
SLPを生成して出力する。この検出電流I
DETとスロープ電流I
SLPが合わせられて補償された検出電流I
DET+I
SLPとしてスイッチング制御部22に入力される。補償された検出電流I
DET+I
SLPは、コイル電流I
Lに応じて変化するので、補償された検出電流I
DET+I
SLPに基づいてコイルL1の起電力の変化を感知することができる。すなわち、スイッチング信号SWの活性化区間中に、補償された検出電流I
DET+I
SLPが増加することはコイルL1の起電力が増加するということを示し、補償された検出電流I
DET+I
SLPが減少することはコイルL1の起電力が減少するということを示す。
【0102】
一方、電圧検出及び電流生成部20に備えられた検出及び変換部200とスロープ電流生成部210は、それぞれスイッチング信号SWに応答して電圧及び電流を制御する。すなわち、検出及び変換部200とスロープ電流生成部210はスイッチング信号SWの活性化区間中に電圧と電流を入力して動作し、スイッチング信号SWが不活性化されると電圧と電流を遮断することで、電力消耗を低減することができる。
【0103】
次に、基準電流生成部21は、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1に基づいて、LED供給電圧VLEDと目標電圧とを比較し、スイッチング制御部22から出力されるスイッチング信号SWのデューティ比を調節するための基準電流I
REFを生成する。さらに詳しく説明すると、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が大きくなるほど基準電流I
REFが増加され、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が小さくなるほど基準電流I
REFが減少される。一方、第2検出電圧VDET2が第1基準電圧VREF1に到達すると基準電流I
REFは一定に維持される。ここで、第1基準電圧VREF1は目標電圧によって所定レベルに固定されるので、実質的に第2検出電圧VDET2の変化に応じて第1基準電圧VREF1と第2検出電圧VDET2との電圧差が変化する。したがって、第1基準電圧VREF1を基準に、第2検出電圧VDET2が小さくなるほど基準電流I
REFは増加する。ここで、基準電流生成部21は二つの電圧差を電流に変換する演算相互コンダクタンス増幅器(OTA)で構成される。
【0104】
次に、スイッチング制御部22は、補償された検出電流I
DET+I
SLPと基準電流I
REFとを比較してクロック信号CLKと同一の周期を有し、デューティ比が調節されるスイッチング信号SWを生成する。さらに詳しく説明すると、スイッチング制御部22は、クロック信号CLKに応答してスイッチング信号SWを活性化する。また、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFよりも小さい場合、コイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させるのに、まだ不足していると判断してスイッチング信号SWの活性化区間をさらに維持する。そして、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFと同一になると、コイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させるのに十分であると判断し、スイッチング信号SWを不活性化する。
【0105】
次に、クロック生成部5は、スイッチング信号SWと同一周期を有するクロック信号CLKを生成する。クロック生成部5は制御部2内に含めて構成することができる。
【0106】
図10は、
図9の制御部2の動作を説明するための波形図である。
【0107】
まず、スイッチング制御部22はクロック信号CLKのライジングエッジに応答してスイッチング信号SWをハイレベルに活性化する。スイッチング信号SWが活性化されるとLED供給電圧生成部1のNMOSトランジスタN1はターンオンされ、NMOSトランジスタN1を介して流入されるコイル電流I
Lによって第1検出電圧VDET1が上昇する。このとき、第1検出電圧VDET1は抵抗Rfによって所定レベルから上昇し始める。
【0108】
また、スイッチング信号SWが活性化されると、検出及び変換部200は電圧を印加されて動作を開始し、第1検出電圧VDET1を検出して検出電流I
DETに変換して出力する。また、スイッチング信号SWが活性化されると、スロープ電流生成部210も電圧を印加されて動作を開始し、スイッチング信号SWの活性化区間中にスロープ電流I
SLPを生成して出力する。
【0109】
スイッチング制御部22は、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFよりも小さい区間では、スイッチング信号SWの活性化状態を維持し、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFに到達するとスイッチング信号SWを不活性化する。このとき、検出及び変換部200は、不活性化されたスイッチング信号SWに応答して印加された電圧と電流バイアスを遮断して第1検出電圧VDET1を検出電流I
DETに変換する動作を中断する。また、スロープ電流生成部210も不活性化されたスイッチング信号SWに応答して印加された電圧と電流バイアスを遮断する。したがって、スロープ電流生成部210はスロープ電流I
SLPの生成を中断する。
【0110】
一方、
図10の下端に示す電圧検出及び電流生成部20の静的電流(static current)消費を調べると、スイッチング信号SWの活性化区間中だけ電流消費が発生し、スイッチング信号SWが不活性化すると静的電流が低減して電力消費も低減される。特に、制御部2の全体で消費される静的電流のうちの電圧検出及び電流生成部20で消費される静的電流が高い割合を占めるため、電圧検出及び電流生成部20の静的電流消費を低減すると、制御部2の全体電力消費を大きく低減させる効果がある。
【0111】
図11は、
図9の検出及び変換部200を示す回路図である。
【0112】
図11の検出及び変換部200は、
図6に示す第1実施形態の検出及び変換部200と基本的に類似するので、異なる部分のみを説明する。
【0113】
検出及び変換部200に備えられた電圧調節部201は、スイッチング反転信号SWBに応答して電圧調節部201に印加する電源電圧VDDAの供給を制御する第1電圧制御部203を備える。ここで、スイッチング反転信号SWBはスイッチング信号SWを反転させた信号である。第1電圧制御部203は、スイッチング反転信号SWBがローレベルに活性化されるとターンオンされるPMOSトランジスタP3、P4を通じて電圧調節部201に電源電圧VDDAを印加する。一方、スイッチング反転信号SWBがハイレベルに不活性化されると、PMOSトランジスタP3、P4はターンオフされるので、電圧調節部201に印加される電源電圧VDDAは遮断されて電圧調節部201の動作は中止される。すなわち、PMOSトランジスタP3、P4は、電圧調節部201を電源電圧に接続する電源インターフェース回路のように動作させることができる。
【0114】
次に、電圧−電流変換部205は、スイッチング信号SWに応答して電源電圧VDDAの供給を制御する第2電圧制御部207及びスイッチング反転信号SWBに応答して電源電圧VDDAの供給を制御する第3電圧制御部208を備える。まず、第2電圧制御部207は、スイッチング信号SWが活性化されるとターンオンされるNMOSトランジスタN6、N7を通じて電圧−電流変換部205に電源電圧VDDAを印加する。一方、スイッチング信号SWが不活性化されるとターンオフされるNMOSトランジスタN6、N7によって電源電圧VDDA供給を遮断する。また、第3電圧制御部208は、スイッチング反転信号SWBが活性化されるとターンオンされるPMOSトランジスタP7、P8を通じて電圧−電流変換部205に電源電圧VDDAを印加する。一方、スイッチング反転信号SWBが不活性化されるとターンオフされるPMOSトランジスタP7、P8によって電源電圧VDDA供給を遮断する。すなわち、NMOSトランジスタN6、N7及びPMOSトランジスタP7、P8は、電圧−電流変換部205を電源電圧に接続するパワーインターフェース回路のように動作させることができる。
【0115】
このように、検出及び変換部200は、第1ないし第3電圧制御部203、207、208を介してスイッチング信号SWの活性化区間中にのみ電源電圧VDDAを印加して動作し、スイッチング信号SWが不活性化されると電源電圧VDDA供給を遮断して余計な電力の消費を防止する。
【0116】
図12は、
図11の第1増幅器202を示す回路図である。
【0117】
第1増幅器202は、
図12に示すように、増幅部2000、電流制御部2010及び第4電圧制御部2020を備えて構成される。
【0118】
増幅部2000は、NMOSトランジスタN8の閾値電圧より大きい設定電圧V
SETと第1電圧V1を入力して電圧V
SETと第1電圧V1との電圧差を差動増幅する。電流制御部2010はスイッチング反転信号SWBに応答して増幅部2000に電流を印加したり遮断したりする。すなわち、スイッチング信号SWがハイレベルに活性化されると、スイッチング反転信号SWBはローレベルに活性化されるので、PMOSトランジスタP11を通じて電流源CS1の電流がNMOSトランジスタN10に流れるようになって、電流コピーによってNMOSトランジスタN11にも電流が流れる。これによって、増幅部2000にはNMOSトランジスタN11を通じて電流が流れるようになる。一方、第4電圧制御部2020はスイッチング反転信号SWBに応答して増幅部2000に電圧を印加する。すなわち、スイッチング信号SWがハイレベルに活性化されると、スイッチング反転信号SWBはローレベルに活性化されるので、PMOSトランジスタP12、P13はターンオンされて増幅部2000に電圧が印加される。
【0119】
このように、第1増幅器202はスイッチング信号SWの活性化区間中に電流制御部2010を介して増幅部2000に電流を流し、第4電圧制御部2020を介して増幅部2000に電圧を印加するので、第1増幅器202は差動増幅動作を行う。一方、スイッチング信号SWが不活性化されると、第4電圧制御部2020と電流制御部2010によって電圧と電流をすべて遮断するので、電力消費を低減することができる。すなわち、第1増幅器202はスイッチング信号SWの活性化区間中のみ電源が供給されて正常な差動増幅動作を行う。
【0120】
図12では、電流制御部2010及び第4電圧制御部2020が全部備えられた第1増幅器202を実施形態として示したが、第1増幅器202に電流制御部2010及び第4電圧制御部2020のうちのいずれか1つだけを備えることもできる。
【0121】
一方、検出及び変換部200の第1増幅器202と第2増幅器206とは同一の構成を有するので、第2増幅器206もスイッチング信号SWの活性化区間中のみ電源電圧と電流を供給して動作する。
【0122】
図13は、
図9のスロープ電流生成部210を示す回路図である。
【0123】
図13に示すように、スイッチング信号SWがハイレベルに活性化されるとPMOSトランジスタP21はターンオンされて電流が流入される。したがって、キャパシタC21によって生成されるスロープ電圧VSLPは大きくなる。このスロープ電圧VSLPは、電圧−電流変換器(V−Iconverter)2110によってスロープ電流I
SLPに変換される。このように、スイッチング信号SWの活性化区間中にスロープ電流I
SLPは電流源CS2から流入される電流によって増加する。一方、スイッチング信号SWがローレベルに不活性化されるとPMOSトランジスタP21はターンオフされて電流供給が遮断される。したがって、スロープ電流I
SLPは生成されない。このように、スロープ電流生成部210はスイッチング信号SWの活性化区間中だけスロープ電流I
SLPを生成する。
【0124】
図14は、
図9の基準電流生成部を21示す回路図である。
【0125】
基準電流生成部21は
図14に示すように増幅器215を備える。
【0126】
増幅器215は、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1に基づいてLED供給電圧VLEDと目標電圧を比較し、スイッチング制御部22に出力されるスイッチング信号SWのデューティ比を調節するための基準電流I
REFを生成する。増幅器215は、第1基準電圧VREF1と第2検出電圧VDET2との電圧差が大きくなるほど基準電流I
REFを増加させ、第1基準電圧VREF1と第2検出電圧I
REFとの電圧差が小さくなるほど基準電流I
REFを減少させる。言い換えれば、増幅器215は、第2検出電圧VDET2が基準電圧VREF1に比較して小さくなるほど基準電流I
REFを増加させ、第2検出電圧VDET2が基準電圧VREF1に近くなるほど基準電流I
REFを減少させる。ここで、増幅器215として演算相互コンダクタンス増幅器(OTA)を用いることができる。
【0127】
図15は、
図9のスイッチング制御部22を示す回路図である。
【0128】
スイッチング制御部22は、
図15に示すように、パルス幅調節器220、第1電圧変換部221、第2電圧変換部222、比較器223及びSRラッチ224を備えて構成される。
【0129】
次に、スイッチング制御部22の各ブロックの動作を説明する。
【0130】
まず、パルス幅調節器220は、クロック生成部5から入力されるクロック信号CLKのパルス幅を調節して他のパルス幅を有するクロック信号CLK’を生成する。そして、第1電圧変換部221は抵抗R21を備えて構成され、検出及び変換部200から入力される補償された検出電流I
DET+I
SLPを抵抗R21によって第3検出電圧VDET3に変換する。また、第2電圧変換部222はキャパシタC22を備えて構成され、基準電流生成部21から入力される基準電流I
REFをキャパシタC22によって第2基準電圧VREF2に変換する。
【0131】
一方、比較器223は第3検出電圧VDET3及び第2基準電圧VREF2を比較して比較信号COMを生成する。具体的には、比較器223は、第3検出電圧VDET3が第2基準電圧VREF2よりも小さい場合にローレベルの比較信号COMを生成し、第3検出電圧VDET3が第2基準電圧VREF2に到達すると、ハイレベルの比較信号COMを生成する。
【0132】
SRラッチ224は、クロック信号CLK’及び比較信号COMに応答してスイッチング信号SWを生成する。さらに詳しく説明すると、SRラッチ224はクロック信号CLK’がハイレベルになるとスイッチング信号SWをハイレベルに活性化し、その後、第3検出電圧VDET3が第2基準電圧VREF2に到達し比較信号COMがハイレベルになるとスイッチング信号SWをローレベルに不活性化する。ここで、SRラッチ224はNORゲートに構成されたものと仮定する。
【0133】
このように、スイッチング制御部22は、コイル電流I
Lによって変化する補償された検出電流I
DET+I
SLPとLED供給電圧VLEDによって変化する第2基準電圧VREF2とクロック信号CLK’とを入力し、クロック信号CLK’に応答してスイッチング信号SWを活性化し、第3検出電圧VDET3が第2基準電圧VREF2に到達するまで活性化状態を維持する。
【0134】
図16は、
図15の動作を説明するための波形図である。
【0135】
クロック信号CLKのパルス幅を調節したクロック信号CLK’がSRラッチ224に入力されると、SRラッチ224はクロック信号CLK’のライジングエッジに応答してスイッチング信号SWを活性化する。そして、第3検出電圧VDET3が第2基準電圧VREF2の電圧レベルに到達し、比較器223がハイレベルの比較信号COMを出力すると、SRラッチ224は比較信号COMのライジングエッジに応答してスイッチング信号SWを不活性化する。すなわち、スイッチング制御部22は、クロック信号CLK’が発生する際に活性化されて活性化状態を維持し、比較信号COMが発生する際に不活性化されるスイッチング信号SWを生成する。
【0136】
上述したように、本発明の第2実施形態に係るディスプレイ装置は、コイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1とLED供給電圧VLEDとに応じて変化する第2検出電圧VDET2を入力して、それぞれ検出電流I
DETと基準電流I
REFに変換する。そして、検出電流I
DETと基準電流I
REFとの比較結果によってスイッチング信号SWの活性化区間を調節し、LED供給電圧VLEDが正電圧に維持されるように制御する。特に、第2実施形態の電圧検出及び電流生成部20は、実質的に有効な動作を行うスイッチング信号SWの活性化区間中だけ電圧と電流が供給されて動作し、スイッチング信号SWの不活性化区間中には電圧検出及び電流生成部20の電圧と電流を遮断して余計な電力消費を低減することができる。
【0137】
本発明の第2実施形態では、電圧と電流を全部制御する構成が提示されたが、ユーザの必要に応じて電圧制御と電流制御を選択的に適用することができる。
【0138】
図17は、本発明の第3実施形態に係るディスプレイ装置を示す図である。
【0139】
本発明の第3実施形態によるディスプレイ装置は、
図17に示すように、LED供給電圧生成部1、制御部2、発光部3及びクロック生成部5を備えて構成される。また、制御部2は、電圧検出及び電流生成部20、基準電流生成部21及びスイッチング制御部22を備えて構成され、電圧検出及び電流生成部20は検出及び変換部200とスロープ電流生成部210を含む。
【0140】
次に、制御部20の各ブロックの動作を説明する。
【0141】
図9の制御部と重複する部分は省略するかまたは簡単に説明する。
【0142】
まず、電圧検出及び電流生成部20に備えられた検出及び変換部200は、コイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1を検出して検出電流I
DETに変換して出力する。したがって、検出電流I
DETもコイル電流I
Lに応じて変化する。スロープ電流生成部210はクロック信号CLKに応答してスロープ電流I
SLPを生成して出力する。ここで、出力された検出電流I
DETとスロープ電流I
SLPが合せられ、補償された検出電流I
DET+I
SLPとしてスイッチング制御部22に入力される。この補償された検出電流I
DET+I
SLPもコイル電流I
Lに応じて変化するので、補償された検出電流I
DET+I
SLPに基づいてコイルL1の起電力の変化を感知することができる。すなわち、補償された検出電流I
DET+I
SLPの増加はコイルL1の起電力が増加するということを示し、補償された検出電流I
DET+I
SLPの減少はコイルL1の起電力が減少するということを示す。
【0143】
第2実施形態では検出及び変換部200とスロープ電流生成部210がスイッチング信号SWに応答して電圧と電流を制御していたが、第3実施形態ではスロープ電流生成部210がスイッチング信号SWではないクロック信号CLKに応答して電流供給を制御する。
【0144】
次に、基準電流生成部21は、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1に基づいてLED供給電圧VLEDと目標電圧を比較し、スイッチング制御部22に出力されるスイッチング信号SWのデューティ比を調節するための基準電流I
REFを生成する。さらに詳しく説明すると、基準電流生成部21は、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が大きくなるほど基準電流I
REFを増加させ、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が小さくなるほど基準電流I
REFを減少させる。一方、第2検出電圧VDET2が第1基準電圧VREF1に到達すると基準電流I
REFを一定に維持する。ここで、第1基準電圧VREF1は目標電圧によって所定レベルに固定されるので、実質的に第2検出電圧VDET2の変化に応じて第1基準電圧VREF1と第2検出電圧VDET2との電圧差が変化するようになる。したがって、第1基準電圧VREF1を基準に、第2検出電圧VDET2が小さくなるほど基準電流I
REFは増加する。ここで、基準電流生成部21は二つの電圧差を電流に変換する演算相互コンダクタンス増幅器(OTA)で構成することができる。
【0145】
次に、スイッチング制御部22は、補償された検出電流I
DET+I
SLPと基準電流I
REFを比較して、クロック信号CLKと同一の周期を有しデューティ比が調節されるスイッチング信号SWを生成する。さらに詳しく説明すると、スイッチング制御部22はクロック信号CLKに応答してスイッチング信号SWを活性化する。また、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFよりも小さい場合には、コイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させるのにはまだ不足であると判断し、スイッチング信号SWの活性化区間をさらに維持することになる。そして、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFと同一になると、コイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させるのに十分であると判断し、スイッチング信号SWを不活性化する。
【0146】
次に、クロック生成部5はクロック信号CLKを生成する。このクロック信号CLKのパルス幅はユーザの必要に応じて多様に設定することができる。
【0147】
図18は、
図17の制御部2の動作を説明するための波形図である。
【0148】
まず、スイッチング制御部22がクロック信号CLKに応答してスイッチング信号SWを活性化すると、NMOSトランジスタN1がターンオンされる。そして、NMOSトランジスタN1を通じて流入されるコイル電流I
Lによって検出電圧VDET1は大きくなり、検出及び変換部200に生成される検出電流I
DETも漸次的に増加する。一方、スロープ電流生成部210はクロック信号CLKのハイレベル区間、すなわち、クロック信号CLKの活性化区間中にスロープ電流I
SLPを生成して出力する。
【0149】
その後、補償された検出電流I
DET+I
SLPと基準電流I
REFとが同一になってスイッチング制御部22がスイッチング信号SWを不活性化すると、第1検出電圧VDET1は0Vとなる。ところが、検出電流I
DETは、直ちに0Aに低下するのではなく、緩慢に減少することになるが、このような現象をテーリング(tailing)という。スイッチング信号SWが不活性化された後にもスロープ電流生成部210は所定区間さらにスロープ電流I
SLPを生成することができ、クロック信号CLKの活性化区間が終了すると、スロープ電流生成部210はスロープ電流I
SLPの生成を中断する。スイッチング信号SWの活性化区間中は検出電流I
DETを補償するためにスロープ電流I
SLPが継続生成されるべきであるので、クロック信号CLKの活性化区間は少なくともスイッチング信号SWの活性化区間よりは大きく設定されるべきである。実施時には、スイッチング信号SWのデューティ比の最大値を限定し、クロック生成部5はスイッチング信号SWの活性化区間と同一とするか、さらに大きい活性化区間を有するクロック信号CLKを生成するように設定することもできる。
【0150】
一方、クロック信号CLKがローレベルに不活性化されると、スロープ電流I
SLPもテーリングが発生することになるが、テーリングは時間経過によって自然に除去されるので、クロック信号CLKの活性化区間を調節して次のクロック信号CLKが発生する前にテーリングを除去することができる。万が一、スロープ電流I
SLPの生成区間が長すぎる場合、スイッチング信号SWのさらに他の周期が始まった後にもスロープ電流I
SLPのテーリング成分がすべてなくならないで、検出電流I
DETに加えることができる。このとき、検出電流I
DETとスロープ電流I
SLPとの合成分が急に上がって瞬間的に基準電流I
REFを超えることがあるが、これをピークノイズ(peak noise)があるという。このようなピークノイズが発生すると、スイッチング信号SWの活性化区間が早期に終了してスイッチング信号SWのデューティ比が歪み、LED供給電圧生成部1が誤動作を起こすことがある。このように、スロープ電流生成部210は、所定パルス幅に設定される活性化区間を有するクロック信号CLKに応答してスロープ電流I
SLPを生成することで、スロープ電流I
SLPのテーリングによって発生するディスプレイ装置の誤動作を防止することができる。
【0151】
また、クロック信号CLKの一周期のクロック信号CLKの活性化区間中だけスロープ電流I
SLPを生成するので、
図18の下端に示すように、静的電流の消費を低減する効果が得られる。
【0152】
図19は、
図17のスロープ電流生成部210を示す回路図である。
【0153】
図19に示すように、スロープ電流生成部210は、クロック信号CLKに応答して電流を制御することで、スロープ電流I
SLPの生成を制御する。さらに詳しく説明すると、クロック信号CLKの活性化区間中にクロック反転信号CLKBはローレベルになるので、NMOSトランジスタN31はターンオフ状態を維持する。したがって、電流源CS3から流入される電流によってスロープ電圧VSLPは大きくなる。このスロープ電圧VSLPは電圧−電流変換器(V−Iconverter)2120によってスロープ電流I
SLPに変換される。一方、クロック信号CLKが不活性化されると、クロック反転信号CLKBはハイレベルになるので、NMOSトランジスタN31はターンオンされる。よって、キャパシタC31の両端がショートされ、スロープ電流I
SLPは生成されない。このように、スロープ電流生成部210はクロック信号CLKの活性化区間中にスロープ電流I
SLPを生成して余計な電流消耗を低減することになる。
【0154】
図20は、
図19のクロック信号の波形図である。
【0155】
図20に示すように、クロック生成部5から生成されてスロープ電流生成部210に入力されるクロック信号CLKとスロープ電流生成部210のNMOSトランジスタN31をターンオンまたはターンオフさせるクロック反転信号CLKBは互いに反転された位相を有する。
【0156】
図21は、
図17のクロック生成部5の波形図である。
【0157】
図21に示すように、クロック生成部5は固定されたパルス幅を有するクロック信号のみを生成するのではなく、スイッチング信号SWの活性化区間の最大値が変化したり、内部の他の要因によって互いに他のパルス幅を有するクロック信号CLK1、CLK2、CLK3を生成したりすることができる。
【0158】
上述したように、本発明の第3実施形態に係るディスプレイ装置は、コイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1と、LED供給電圧VLEDに応じて変化する第2検出電圧VDET2とを入力して、それぞれ検出電流I
DETと基準電流I
REFに変換する。そして、検出電流I
DETと基準電流I
REFとの比較結果によってスイッチング信号SWの活性化区間を調節し、LED供給電圧VLEDが正電圧に維持されるように制御する。特に、クロック生成部5がスイッチング信号SWの活性化区間よりも大きい活性化区間を有するクロック信号CLKを生成し、スロープ電流生成部210はクロック信号CLKに応答して検出電流I
DETの補償が必要な区間だけスロープ電流I
SLPを生成する。したがって、スロープ電流I
SLPのテーリング成分によってスイッチング信号SWのデューティ比が歪み、ディスプレイ装置が誤動作することを防止する。また、クロック信号CLKの活性化区間だけスロープ電流I
SLPを制限的に生成するので、電力消費を低減することができる。
【0159】
図22は、本発明の第4実施形態に係るディスプレイ装置を示す図である。
【0160】
本発明の第4実施形態に係るディスプレイ装置は、
図22に示すように、LED供給電圧生成部1、制御部2及び発光部3を備えて構成される。また、制御部2は、電圧検出及び電流生成部20、基準電流生成部21、スイッチング制御部22及びスイッチング信号調節部23を備えて構成される。そして、電圧検出及び電流生成部20は検出及び変換部200とスロープ電流生成部210を含む。
【0161】
次に、制御部20の各ブロックの動作を説明する。
【0162】
図9及び
図17の制御部と重複する部分は省略するか、または簡単に説明する。
【0163】
まず、電圧検出及び電流生成部20に備えられた検出及び変換部200は、第2スイッチング信号SW2の活性化区間中にコイル電流I
Lに応じて変化する第1検出電圧VDET1を検出して検出電流I
DETに変換して出力する。したがって、検出電流I
DETはコイル電流I
Lに応じて変化する。スロープ電流生成部210は、第2スイッチング信号SW2の活性化区間中にスロープ電流I
SLPを生成して出力する。この検出電流I
DETとスロープ電流I
SLPは合わせられ、補償された検出電流I
DET+I
SLPとしてスイッチング制御部22に入力される。補償された検出電流I
DET+I
SLPはコイル電流I
Lに応じて変化するので、補償された検出電流I
DET+I
SLPに基づいてコイルL1の起電力の変化を感知することができる。すなわち、補償された検出電流I
DET+I
SLPの増加はコイルL1の起電力が増加するということを示し、補償された検出電流I
DET+I
SLPの減少はコイルL1の起電力が減少するということを示す。
【0164】
一方、電圧検出及び電流生成部20に備えられた検出及び変換部200とスロープ電流生成部210は、それぞれ第2スイッチング信号SW2に応答して電圧及び電流を制御する。すなわち、検出及び変換部200とスロープ電流生成部210は、第2スイッチング信号SW2の活性化区間中に電圧と電流を供給し、第2スイッチング信号SW2が不活性化されると電圧と電流を遮断することで、電力消耗を低減することができる。
【0165】
次に、基準電流生成部21は、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1に基づいてLED供給電圧VLEDと目標電圧とを比較し、スイッチング制御部22から出力される第1スイッチング信号SW1のデューティ比を調節するための基準電流I
REFを生成する。さらに詳しく説明すると、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が大きくなるほど基準電流I
REFを増加させ、第2検出電圧VDET2と第1基準電圧VREF1との電圧差が小さくなるほど基準電流I
REFを減少させる。一方、第2検出電圧VDET2が第1基準電圧VREF1に到達すると基準電流I
REFを一定に維持する。ここで、第1基準電圧VREF1は目標電圧によって所定レベルに固定されるので、実質的に第2検出電圧VDET2の変化に応じて第1基準電圧VREF1と第2検出電圧VDET2との電圧差が変化することになる。したがって、第1基準電圧VREF1を基準に、第2検出電圧VDET2が小さくなるほど基準電流I
REFは増加する。ここで、基準電流生成部21は二つの電圧差を電流に変換する演算相互コンダクタンス増幅器(OTA)で構成することができる。
【0166】
次に、スイッチング制御部22は、補償された検出電流I
DET+I
SLPと基準電流I
REFとを比較し、クロック信号CLKと同一の周期を有しデューティ比が調節される第1スイッチング信号SW1を生成する。さらに詳しく説明すると、スイッチング制御部22はクロック信号CLKに応答して第1スイッチング信号SW1を活性化する。また、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFよりも小さい場合、コイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させるのにまだ不足であると判断して、スイッチング信号SWの活性化区間をさらに維持させる。そして、補償された検出電流I
DET+I
SLPが基準電流I
REFと同一になるとコイルL1の起電力がLED供給電圧VLEDを目標電圧に上昇させるに十分であると判断して、スイッチング信号SWを不活性化する。
【0167】
次に、スイッチング信号調節部23は、第1スイッチング信号SW1とクロック信号CLKを入力して第1スイッチング信号SW1のパルス幅を調節し、第1スイッチング信号SW1と異なるパルス幅を有する第2スイッチング信号SW2を生成する。
【0168】
図23は、
図22のスイッチング信号調節部23を示す回路図である。
【0169】
スイッチング信号調節部23は、
図23に示すように、反転及び遅延部230とORゲートOR20を備えて構成される。変換及び遅延部230はクロック信号CLKを反転し、遅延させてクロック反転信号CLKBを出力する。ORゲートOR20はクロック反転信号CLKBと第1スイッチング信号SW1を入力して論理和演算を行う。したがって、スイッチング信号調節部23は、第1スイッチング信号SW1がハイレベルに活性化されるか、またはクロック反転信号CLKBがハイレベルに活性化される際にハイレベルに活性化される第2スイッチング信号SW2を生成する。結果的に、第2スイッチング信号SW2の活性化区間は、第1スイッチング信号SW1の活性化区間よりもクロック反転信号CLKBの活性化区間を加えた区間ほど長くなる。
【0170】
図24は
図23の動作を説明するための波形図である。
【0171】
図24に示すように、反転及び遅延部230は、クロック信号CLKを反転させ、遅延させてクロック反転信号CLKBを生成する。ORゲートOR20はクロック反転信号CLKBがハイレベルに活性化される際にハイレベルに活性化され、第1スイッチング信号SW1がローレベルに不活性化される際にローレベルに不活性化される第2スイッチング信号SW2を生成する。第2スイッチング信号SW2は、第1スイッチング信号SW2よりもクロック反転信号CLKBの活性化区間を加えた区間ほど早く活性化される。
【0172】
検出及び変換部200とスロープ電流生成部210は、電力が供給された初期に安定した動作を行うことができない。検出及び変換部200とスロープ電流生成部210の内部ノードのレベルが安定するためには一定時間が必要である。したがって、スイッチング信号調節部23は、検出及び変換部200とスロープ電流生成部210の安定した動作のためのセットアップ時間を確保しなければならない。このため、第2スイッチング信号SW2は、第1スイッチング信号SW1よりも先に活性化される。
【0173】
図25は、
図22の検出及び変換部200を示す回路図である。
【0174】
図25の検出及び変換部200は、
図11に示す第2実施形態の検出及び変換部200と基本的に類似し、相違する部分だけを説明する。
【0175】
まず、電圧調節部201の第1電圧制御部203は、第2スイッチング反転信号SW2Bに応答して電圧調節部201に印加される電源電圧VDDAの供給を制御する。ここで、第2スイッチング反転信号SW2Bは第2スイッチング信号SW2を反転させた信号である。
【0176】
次に、電圧−電流変換部205の第2電圧制御部207は、第2スイッチング信号SW2に応答して電源電圧VDDAの供給を制御し、第3電圧制御部208は、第2スイッチング反転信号SW2Bに応答して電源電圧VDDAの供給を制御する。
【0177】
このように、検出及び変換部200は、第1ないし第3電圧制御部203、207、208を介して第2スイッチング信号SW2の活性化区間中だけ電源電圧VDDAを印加して動作し、第2スイッチング信号SW2が不活性化されると電源電圧VDDA供給を遮断して余計な電力が消費することを防止する。
【0178】
図26は、
図25の第1増幅器202を示す回路図である。
【0179】
第1増幅器202は、
図26に示すように、増幅部2000、電流制御部2010及び第4電圧制御部2020を備えて構成される。
【0180】
増幅部2000は、NMOSトランジスタN8の閾値電圧よりも大きい設定電圧V
SETと第1電圧V1を入力し、電圧V
SETと第1電圧V1との電圧差を差動増幅する。電流制御部2010は、第2スイッチング反転信号SW2Bに応答して増幅部2000に電流を供給したり遮断したりする。すなわち、第2スイッチング信号SW2がハイレベルに活性化されると、第2スイッチング反転信号SW2Bはローレベルに活性化されるので、PMOSトランジスタP11を通じて電流源CS1の電流がNMOSトランジスタN10に流れるようになっていて、電流コピーによってNMOSトランジスタN11にも電流が流れる。これによって、増幅部2000にはNMOSトランジスタN11を通じて電流が流れる。一方、第4電圧制御部2020は第2スイッチング反転信号SW2Bに応答して増幅部2000に電圧を印加する。すなわち、第2スイッチング信号SW2がハイレベルに活性化されると、第2スイッチング反転信号SW2Bはローレベルに活性化されるので、PMOSトランジスタP12、P13はターンオンされて増幅部2000に電圧が印加される。
【0181】
このように、第1増幅器202は、第2スイッチング信号SW2の活性化区間中に電流制御部2010を介して増幅部2000に電流を供給し、第4電圧制御部2020を介して増幅部2000に電圧を印加するので、第1増幅器202は差動増幅動作を行う。一方、第2スイッチング信号SW2が不活性化されると、第4電圧制御部2020と電流制御部2010によって電圧と電流をすべて遮断するので、余計な電力消費をなくすことができる。すなわち、第1増幅器202は第2スイッチング信号SW2の活性化区間中だけ電源が供給されて正常な差動増幅動作を行う。
【0182】
図26では、電流制御部2010及び第4電圧制御部2020が両方とも備えられる第1増幅器202を実施形態として示したが、第1増幅器202に電流制御部2010と第4電圧制御部2020のうちいずれか一つだけ備えることもできる。
【0183】
一方、検出及び変換部200の第1増幅器202と第2増幅器206は同一の構成を有しているので、第2増幅器206また第2スイッチング信号SW2の活性化区間中だけ電源電圧と電流を供給する。
【0184】
上述したように、本発明の第4実施形態に係るディスプレイ装置は、実質的に有効な動作を行う第2スイッチング信号SW2の活性化区間中だけ電圧検出及び電流生成部20に電圧と電流を供給する。一方、第2スイッチング信号SW2の不活性化区間中には電圧検出及び電流生成部20の電圧と電流を遮断して余計な電力消費を低減する。また、第2スイッチング信号SW2の活性化区間を調節することで、電圧検出及び電流生成部20の安定した動作のためのセットアップ時間を確保する。
【0185】
図27は、発光ダイオードLEDを含むバックライトユニットが適用された本発明のディスプレイ装置の一実施形態を示す図である。
【0186】
発光ダイオードLEDは自己発光素子であるので、多様な色の光を発散する発光ダイオードLEDを組み合わせた場合、発光ダイオードLEDだけで映像を実現することができる。また、発光ダイオードLEDは自主的に発光することができない液晶パネル(Liquid Crystal Display Panel)のようなディスプレイパネルの側面または全面に光を照射するためのバックライトユニット(Back Light Unit;BLU)4に適用することもできる。液晶は自主的に光を発散する物質ではないので、液晶パネルは側面または全面に照射される発光ダイオードLEDの光を透過させて映像を実現することができる。
【0187】
図27に示したバックライトユニット4は、ディスプレイパネルの側面に光を照射するためのエッジ型(edge type)バックライトユニット4であって、バックライトユニット4の各側面に複数の発光ダイオードLEDを配置する。このようなエッジ型バックライトユニット4は、LED TVのような大型ディスプレイパネルを含むディスプレイ装置に適用することができる。バックライトユニット4は、
図1に示したLED供給電圧生成部1及び制御部2を複数個含む駆動回路40を備える。
【0188】
図28は、本発明の発光ダイオードLEDを含むバックライトユニットが適用された本発明のディスプレイ装置の他の実施形態を示す図である。
【0189】
図28のバックライトユニット4は、ディスプレイパネルの全面に直接光を照射するための直下型(direct type)バックライトユニット4であって、ディスプレイパネルの全面に対応できるように、バックライトユニット4の全面に複数の発光ダイオードLEDが配置される。このような直下型バックライトユニット4はLED TVのような大型ディスプレイパネルを含むディスプレイ装置に適用される。バックライトユニット4は、
図1に示したLED供給電圧生成部1及び制御部2を複数個含む駆動回路40を備える。
【0190】
図29は、発光ダイオードLEDを含むバックライトユニットが適用された本発明のディスプレイ装置のさらに他の実施形態を示す図である。
【0191】
図29のバックライトユニット4は、エッジ型バックライトユニット4であって、
図27のバックライトユニット4とは異なるバックライトユニット4の一側面だけに発光ダイオードLEDが配置される。このようなエッジ型バックライトユニット4は、携帯電話機、PDA、PMPのような携帯用映像機器として、小型ディスプレイパネルを含むディスプレイ装置に適用される。バックライトユニット4は、
図1に示したLED供給電圧生成部1及び制御部2を複数個含む駆動回路40を備える。
【0192】
一方、本発明において、発光ダイオードを含む発光部3は、制御部2の動作特性を説明するための一例として提示されたものである。したがって、制御部2はLEDディスプレイ装置だけでなく、正電圧を維持すべく他のディスプレイ装置または他のシステム装置にも適用することができる。
【0193】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態には限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものである。