特許第5774890号(P5774890)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5774890
(24)【登録日】2015年7月10日
(45)【発行日】2015年9月9日
(54)【発明の名称】法面排水溝
(51)【国際特許分類】
   E02D 17/20 20060101AFI20150820BHJP
【FI】
   E02D17/20 103D
【請求項の数】9
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2011-80169(P2011-80169)
(22)【出願日】2011年3月31日
(65)【公開番号】特開2012-215003(P2012-215003A)
(43)【公開日】2012年11月8日
【審査請求日】2014年2月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】505398963
【氏名又は名称】西日本高速道路株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】511082919
【氏名又は名称】有限会社エコプロ
(74)【代理人】
【識別番号】100103252
【弁理士】
【氏名又は名称】笠井 美孝
(74)【代理人】
【識別番号】100147717
【弁理士】
【氏名又は名称】中根 美枝
(72)【発明者】
【氏名】小林 恒夫
(72)【発明者】
【氏名】山口 雅幸
(72)【発明者】
【氏名】奥田 芳雄
(72)【発明者】
【氏名】岡崎 泰士
【審査官】 鷲崎 亮
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−160535(JP,A)
【文献】 特開平07−310359(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02D 17/00−17/20
E02B 5/00− 8/08
E03F 1/00−11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
法面の傾斜方向に延びる縦排水溝における流路上に、法面の小段に沿って延びる小段排水溝を接続させる合流部が設けられた法面排水溝であって、
前記法面の傾斜に沿った傾斜角度が底面勾配に設定された前記縦排水溝において、前記合流部への流入部分にける該縦排水溝の底面勾配が該法面の傾斜に沿った底面勾配とは異ならされており、該縦排水溝から該合流部への流入部分の先端側において該縦排水溝における該法面の傾斜に沿った底面勾配に比して小さい下向きの底面勾配又は上向きの底面勾配が付されることによって該縦排水溝から該合流部への流下水にジャンプ作用を及ぼすジャンプ部を設けたことを特徴とする法面排水溝。
【請求項2】
前記ジャンプ部が、前記縦排水溝の底部において流下方向で滑らかに変化する底面勾配をもって形成されている請求項1に記載の法面排水溝。
【請求項3】
前記ジャンプ部が、前記合流部側の先端部分において水平以上の飛び出し角度を有する底面勾配をもって形成されている請求項1又は2に記載の法面排水溝。
【請求項4】
前記ジャンプ部が、前記縦排水溝の底面の延長面よりも突出する凸状部によって形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の法面排水溝。
【請求項5】
前記ジャンプ部が、前記縦排水溝の底面の延長面よりも凹んだ凹状部によって形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の法面排水溝。
【請求項6】
前記合流部の底面が、前記小段排水溝の底面に対して段差のない滑らかな連続面をもって接続されている請求項1〜5の何れか1項に記載の法面排水溝。
【請求項7】
前記縦排水溝の前記合流部への流入部分と、該縦排水溝の該合流部からの流出部分とが、前記合流部に対して前記法面の傾斜方向の上下両側から接続されていると共に、
該合流部における該法面の水平方向となる左右両側の少なくとも一方の側から前記小段排水溝が接続されており、
該合流部の底面が、該左右両側の少なくとも一方の側から接続された各該小段排水溝の底面から該合流部の中央に向かって且つ該縦排水溝の該合流部からの該流出部分に向かって次第に下方に向かって傾斜する傾斜案内面とされている請求項1〜6の何れか1項に記載の法面排水溝。
【請求項8】
前記縦排水溝の前記合流部への流入部分と、該縦排水溝の該合流部からの流出部分とが、前記合流部に対して前記法面の傾斜方向の上下両側から接続されていると共に、
該合流部における該法面の水平方向となる左右両側の少なくとも一方の側から前記小段排水溝が接続されており、
該合流部における該小段排水溝から、該縦排水溝の該合流部からの該流出部分に向かう角部側壁面が、該合流部内に向かって凸となる湾曲形状に面取りされた流出案内面とされている請求項1〜7の何れか1項に記載の法面排水溝。
【請求項9】
前記法面の法尻部分に集水桝が設けられており、前記縦排水溝の最下流端が該集水桝に接続されている請求項1〜8の何れか1項に記載の法面排水溝。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、法面に設けられる排水溝に係り、特に法面の排水を効率的に行うことで法面の崩壊防止や法面の維持管理労力の軽減が図られ得る、新規な構造の法面排水溝に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、道路工事や造成工事などの土木工事に際して盛土や掘削等によって設けられた法面には、法面安定等の目的で適当な高さ毎に小段が設けられている。また、かかる小段には、集水桝が設置されており、この集水桝に対して、法面の傾斜方向に延びる縦排水溝と小段に沿って水平方向に延びる小段排水溝とが四方または三方から接続されている。そして、このように集水桝で接続された縦排水溝と小段排水溝で、降雨時に発生する法面の表流水を法尻まで流下処理することにより、法面浸食の防止が図られている。
【0003】
具体的には、従来構造の法面排水溝は、例えば特開平07−286357号公報(特許文献1)の図5や、特開平08−085956号公報(特許文献2)の図1〜2に示されているとおりである。
【0004】
ところで、法面の表流水の水量は、降雨の程度によって大きく異なり、例えばゲリラ豪雨等の際には大量の表流水を流下処理することが必要となる。一方、従来構造の法面排水溝では、縦排水溝や小段排水溝を通じて流水とともに運ばれてきた枯草や枯葉、枯枝、土砂等の異物が、集水桝に集められるようになっている。
【0005】
ところが、法面に大量の表流水が発生した場合には、法面の傾斜方向で集水桝を通過して縦排水溝を流下する流量および流速が極めて大きくなる一方、小段排水溝から集水桝へ流入し難くなってしまうことがわかった。その結果、小段排水溝によって処理しきれない表流水が、小段排水溝から越流(オーバーフロー)し、縦排水溝でない法面を流下することとなり、それが法面崩落に繋がるおそれがあったのである。
【0006】
加えて、前述のように集水桝には枯草等の異物が集められることで、かかる異物が引っ掛かり易く、通水阻害が発生するおそれがある。この通水阻害によって法面の排水処理能力が設計値よりも低下することから、小段排水路からの越流による法面崩落の危険性が一層増大する可能性もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平07−286357号公報
【特許文献2】特開平08−085956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ここにおいて、本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、法面の排水を効率的に行うことで法面の崩壊防止や法面の維持管理労力の軽減が図られ得る、新規な構造の法面排水溝を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる課題を解決するために、本発明の第一の態様は、法面の傾斜方向に延びる縦排水溝における流路上に、法面の小段に沿って延びる小段排水溝を接続させる合流部が設けられた法面排水溝であって、前記法面の傾斜に沿った傾斜角度が底面勾配に設定された前記縦排水溝において、前記合流部への流入部分にける該縦排水溝の底面勾配が該法面の傾斜に沿った底面勾配とは異ならされており、該縦排水溝から該合流部への流入部分の先端側において該縦排水溝における該法面の傾斜に沿った底面勾配に比して小さい下向きの底面勾配又は上向きの底面勾配が付されることによって該縦排水溝から該合流部への流下水にジャンプ作用を及ぼすジャンプ部を設けた法面排水溝を特徴とする。
【0010】
本態様の法面排水溝においては、ゲリラ豪雨等で法面の表流量が著しく増大した場合でも、縦排水路による流下を阻害することなく、小段排水溝から合流部への流入量を増大させて、小段排水溝から合流部を経ての縦排水路による流下を促進することができる。その結果、小段排水溝の越流を低減し、縦排水溝以外の法面を流下することに起因する法面崩落を防止することが出来、法面の補修等に必要とされる維持管理労力も軽減することが可能となる。
【0011】
なお、このようなジャンプ部による効果が発揮されることは本発明者による実験結果からも明らかなところであるが、その技術的理由については未だ完全に解明されていないし、かかる技術的理由を解明することが本発明の目的ではない。尤も、本発明者の検討したところでは、以下一)〜六)の何れかの理由または幾つかの複合的な理由によるものと推定される。
一) 縦排水溝を通じて合流部へ流入する流水の速度エネルギーがジャンプ部によって低下させられる。
二) 縦排水溝を通じて合流部へ流入する流水の方向がジャンプ部によって、合流部の底方に向けられていたものがより上方の向きに変化させられる。
三) 上記一)及び/又は二)により、縦排水溝を通じて合流部に流入する流水に起因する合流部における著しい乱流の発生が抑えられる。
四) 縦排水溝を通じて合流部へ流入する流水の水面位置がジャンプ部によって高く上げられて合流部における実質的な通水断面積が鉛直上方に大きくなることで流速が抑えられる。
五) 縦排水溝を通じて大きな流速で合流部へ流入する流水の流動領域が、ジャンプ部によって合流部の水面領域とされることで、合流部の底部の流速や乱流が抑えられ、かかる合流部の底部において小段排水溝から流水を導き入れる作用が発揮される。
六) 縦排水路を通じて直線的に流下する流水には、ジャンプ部によって合流部を超えるような水面領域での流動が生ぜしめられる一方、合流部の底部領域では小段排水溝からの流水を導き入れるような流動が生ぜしめられることで、全体として、合流部分において上方の縦排水溝および小段排水溝からの流入と下方の縦排水路への流出との間でスムーズな合流と流下流動が実現され、合流部における滝壺のような著しい乱流やそれに伴う局部的な水面上昇が回避されることにより、排水路における越流が防止される。
【0012】
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に係る法面排水溝であって、前記ジャンプ部が、前記縦排水溝の底部において流下方向で滑らかに変化する底面勾配をもって形成されているものである。
【0013】
本態様の法面排水溝では、縦排水溝の底面に段差が形成されないことから縦排水路溝を通じて雨水等を一層スムーズに流下させることができる。なお、ジャンプ部の底面勾配は、縦排水溝の底面に対して滑らかに、即ち段差を介さないで繋がっていれば良く、ジャンプ部の底面勾配自体はスロープのように一定であっても良いし、スキージャンプ台のように次第に変化していても良い。また、本態様とは異なり、本発明の第一の態様では、縦排水溝の底面やジャンプ部の底面に段差や凹凸を形成して、流下水流の速度の低下等を図ることも可能である。
【0014】
本発明の第三の態様は、前記第一又は第二の態様に係る法面排水溝において、前記ジャンプ部が、前記合流部側の先端部分において水平以上の飛び出し角度を有する底面勾配をもって形成されているものである。
【0015】
本態様の法面排水溝では、ジャンプ部の先端部分の傾斜が、水平面に対して0度以上の仰角をもって設定されていることにより、本発明の目的である法面の表流水を縦排水溝及び小段排水溝で効率的に排水し、排水溝以外の法面を流下する表流水に起因する法面崩落等を防止することが、一層効果的に実現可能となる。その理由は、前記一)〜六)に記載の技術的作用が一層効果的に発揮され得ることによるものとあろうと推定される。
【0016】
本発明の第四の態様は、前記第一〜三の何れかの態様に係る法面排水溝において、前記ジャンプ部が、前記縦排水溝の底面の延長面よりも突出する凸状部によって形成されているものである。
【0017】
本態様の法面排水溝では、例えば既存の縦排水溝の底面に対して凸状のジャンプ部を付設することによって容易に本発明を実施することも可能である。
【0018】
本発明の第五の態様は、前記第一〜三の何れかの態様に係る法面排水溝において、前記ジャンプ部が、前記縦排水溝の底面の延長面よりも凹んだ凹状部によって形成されているものである。
【0019】
本態様の法面排水溝では、縦排水溝の底面から深さ方向に一端下がってから再び所定の傾斜角度で立ち上がるような形態のジャンプ部が形成されることから、縦排水溝の溝深さを維持しつつジャンプ部を形成することも可能となる。
【0020】
本発明の第六の態様は、前記第一〜五の何れかの態様に係る法面排水溝において、前記合流部の底面が、前記小段排水溝の底面に対して段差のない滑らかな連続面をもって接続されているものである。
【0021】
本態様の法面排水溝では、合流部の底部において、従来の集水桝のように一段下がった深底の滞留部が形成されずに、合流部の底面も排水溝の底面を全体として滑らかな連続面をもって形成することとなる。それ故、枯草や枯葉、土砂等の異物が合流部に滞留することなく速やかに流下され得る。これにより、かかる異物の詰まりに起因する排水溝の有効流路断面積の減少や通水阻害が回避されて、排水溝からの越流とそれに起因する法面崩壊の防止が一層効果的に達成され得る。また、小段に設置されていた集水桝の定期的な清掃や異物滞留の確認等の労力削減も図られ得る。
【0022】
本発明の第七の態様は、前記第一〜六の何れかの態様に係る法面排水溝であって、前記縦排水溝の前記合流部への流入部分と、該縦排水溝の該合流部からの流出部分とが、前記合流部に対して前記法面の傾斜方向の上下両側から接続されていると共に、該合流部における該法面の水平方向となる左右両側の少なくとも一方の側から前記小段排水溝が接続されており、該合流部の底面が、該左右両側の少なくとも一方の側から接続された各該小段排水溝の底面から該合流部の中央に向かって且つ該縦排水溝の該合流部からの該流出部分に向かって次第に下方に向かって傾斜する傾斜案内面とされているものである。
【0023】
本態様の法面排水溝では、合流部に対して四方または三方から排水溝が接続されることとなり、このような構造体を法面に設置された各複数条の縦排水溝および小段排水溝の各交点に設置することにより、法面全体として略格子状形態をもって法面排水溝網が実現可能となる。特に、合流部の底面において、小段排水溝から中央(即ち、縦排水溝のセンター)にまで導く勾配が付されていることで、小段排水溝から合流部を経て下方の縦排水溝に流出させるように、小段排水溝の排水が一層効果的に導かれることとなる。
【0024】
本発明の第八の態様は、前記第一〜七の何れかの態様に係る法面排水溝であって、前記縦排水溝の前記合流部への流入部分と、該縦排水溝の該合流部からの流出部分とが、前記合流部に対して前記法面の傾斜方向の上下両側から接続されていると共に、該合流部における該法面の水平方向となる左右両側の少なくとも一方の側から前記小段排水溝が接続されており、該合流部における該小段排水溝から、該縦排水溝の該合流部からの該流出部分に向かう角部側壁面が、該合流部内に向かって凸となる湾曲形状に面取りされた流出案内面とされているものである。
【0025】
本態様の法面排水溝では、前記第七の態様と同様に、法面全体に略格子状形態の法面排水溝網を設けることが可能となる。また、両側または一方の側の小段排水溝から合流部を経て下方の縦排水溝に至る流路上では、側壁が特定形状の流出案内面とされることにより、実質的な流路の拡幅効果と共に、小段排水溝の流路方向を次第に縦排水溝方向に変化させる案内効果とが発揮されることとなる。これにより、小段排水溝から合流部を経て下方の縦排水溝に流出させる、小段排水溝からの排水が一層効果的に達成され得る。
【0026】
本発明の第九の態様は、前記第一〜八の何れかの態様に係る法面排水溝において、前記法面の法尻部分に集水桝が設けられており、前記縦排水溝の最下流端が該集水桝に接続されているものである。
【0027】
本態様の法面排水溝では、法尻部分に設置された集水桝において、その底部に設置された深底の滞留部の捕捉作用により、縦排水溝を通じて法尻まで流下された枯葉や土砂等の異物をまとめて取り扱うことができる。特に、本態様では、前記第六の態様と組み合わせて採用することが好適であり、縦排水溝上に設置される小段排水溝との合流部には集水桝を設置せずに、該合流部の底面を小段排水溝の底面に対して段差のない滑らかな連続面とすることで、縦排水溝および小段排水溝に入り込んだ異物を法面排水を利用して法尻の集水桝に集めることが出来る。これにより、小段に設置された各集水桝の清掃等に要する多大な労力を軽減することが可能となる。
【発明の効果】
【0028】
本発明に従う構造とされた法面排水溝によれば、ゲリラ豪雨等に際しても、縦排水溝および小段排水溝を通じての法面排水量を増大させることが出来るのであり、小段排水溝の越流に起因する法面崩落を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明の第一実施形態としての法面排水溝の平面図。
図2図1におけるII−II拡大断面図。
図3図1におけるIII−III拡大断面図。
図4図1におけるIV−IV要部拡大断面図。
図5図1におけるV−V拡大断面図。
図6】本発明の第二実施形態としての法面排水溝の平面図。
図7図6におけるVII−VII拡大断面図。
図8図6におけるVIII−VIII拡大断面図。
図9】本発明の第三実施形態としての法面排水溝の縦断面図。
図10】本発明の第四実施形態としての法面排水溝の縦断面図。
図11】本発明の第五実施形態としての法面排水溝の縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0030】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。先ず、図1〜5には、本発明の第一実施形態としての法面排水溝が示されている。この法面排水溝は、土木工事等で造成された法面10に設けられたものであり、法面10の傾斜方向(図1中の上下方向)に延びる縦排水溝12と、法面10の傾斜方向の途中に設けられて所定幅で水平方向に延びる小段14に沿って延びる小段排水溝16と、更に、それら縦排水溝12と小段排水溝16との合流部18とを、含んで構成されている。
【0031】
なお、周知のとおり、縦排水溝12は、法面10の横方向(幅方向)に所定間隔を隔てて複数設けることが出来ると共に、小段排水溝16も、法面10の高さ方向に所定間隔を隔てて複数設けることが出来る。即ち、縦排水溝12、小段排水溝16及び合流部18の設定数や大きさ、長さ等は、法面10の大きさや形状等に応じて適宜に調節されるものであって限定されるものでない。
【0032】
詳細には、縦排水溝12および小段排水溝16は、一般にコンクリート製の溝で構成され、現場打ち工法で敷設することも可能であるが、好適にはU字溝などのプレキャストコンクリート製品が用いられる。要するに、これら縦排水溝12および小段排水溝16は、一般に底壁部と両側壁部を備え一定断面積で延びる無蓋又は有蓋の溝構造体である。また、縦排水溝12および小段排水溝16には、それぞれ、幅方向両側に所定幅で延びる張りコンクリート20,22が設けられて、法面10の表面保護が図られている。なお、縦排水溝12は、法面10の傾斜に沿った勾配で敷設されており、法面10の表面に沿って直線状に延びている。一方、小段排水溝16は、小段14の幅方向中間部分を小段長さ方向に沿って直線状に延びている。
【0033】
また、縦排水溝12も、小段14上では、小段表面に沿って延びており、小段14上で小段排水溝16と交差状態で接続されて合流部18が構成されている。かかる合流部18は、一般に現場打ちコンクリートで仕上げられており、周壁24で囲まれた所定容積を備えている。そして、この合流部18に対して、流入側(上流側)縦排水溝12aと流出側(下流側)縦排水溝12bが、法面10の傾斜方向となる上下両側から接続されていると共に、左側小段排水溝16aと右側小段排水溝16bが、小段14の延び出し方向となる左右両側から接続されている。即ち、本実施形態では、図1に示すとおり、平面視においてそれぞれ直線状に延びる縦排水溝12と小段排水溝16が直交しており、その交点に合流部18が設置されている。
【0034】
かかる合流部18の周壁24は、縦排水溝12のセンターラインに対して基本的に左右対称形状とされており、流入側縦排水溝12aの合流部18への接続部分が設けられた流入側周壁24aと、流出側縦排水溝12bの合流部18への接続部分が設けられた流出側周壁24bとから構成されている。なお、合流部18の周壁24において、流入側周壁24aや流出側周壁24b等は、施工場所等の条件に応じて適宜に形状等を変更されるものであり、例えば左右の流入側周壁24a,24bを、左右の小段流入角度の違い等に応じて縦排水溝12のセンターラインに対して非対称形状とすることもできる。
【0035】
流入側周壁24aは、左右の小段排水溝16a,16bの各一方の側壁(法面の上側の側壁)を相互に連続させるように、一つの竪板形状をもって直線的に延びている。そして、この流入側周壁24aの中央部分に、流入側縦排水溝12aが開口して接続されている。
【0036】
流出側周壁24bは、左右の分割構造とされており、それぞれ合流部18の内方に凸となる円弧状の湾曲面をもって延びている。換言すれば、合流部18において左右の小段排水溝16a,16bから流出側縦排水溝12bに向かう角部側壁面が、合流部18内に向かって凸となる湾曲形状に面取りされて流出側周壁24bが形成されているのである。そして、この流出側周壁24bにより、左右の小段排水溝16a,16bの側壁の他方(法面の下側の側壁)が、下流側縦排水溝12bの各一方の側壁に対して、滑らかに繋げられている。
【0037】
さらに、合流部18の底面26は、縦排水溝12および小段排水溝16の流下方向に向けて勾配が付されており、排水を流出側縦排水溝12bに案内する傾斜案内面とされている。具体的には、小段14が延びる左右方向では、図3に示されているように、左右の小段排水溝16a,16bの各接続部から合流部18の中央に向かって次第に下方に傾斜する勾配が付されている。加えて、縦排水溝12が延びる上下方向では、図2に示されているように、流入側縦排水溝12aの接続部から流出側縦排水溝12bに向かって次第に下方に傾斜する勾配が付されている。要するに、合流部18の底面26は、全体として左右の小段排水溝16a,16bの各接続部から流出側縦排水溝12bに向かって複合的乃至は三次元的な傾斜が付されている。
【0038】
なお、左右の小段排水溝16a,16bにも、一般に、それらの全長に亘って、合流部18に向かって傾斜する数%程度の流下勾配が付されているが、合流部18の底面26には、左右の小段排水溝16a,16bの各接続部から合流部18の中央に向かって、それよりも大きな勾配が付される。好適には、かかる合流部18の底面26に対して5%以上の勾配が付され、より好適には10〜20%程度の勾配が付される。
【0039】
また、本実施形態では、合流部18への流入側縦排水溝12aの開口部において、流入側縦排水溝12aの開口底面28が、合流部18の底面26よりも所定量だけ高くされている。具体的には、流入側縦排水溝12aの開口底面28が、左右の小段排水溝16a,16bの合流部18への接続部における底面30の高さと略同じかそれよりも僅かに高くされている。
【0040】
さらに、流入側縦排水溝12aには、合流部18への流入部分、即ち流入側縦排水溝12aにおける下流端部分において、ジャンプ部としてのジャンプ台32(凸状部)が設置されている。このジャンプ台32は、流入側縦排水溝12aの流路長方向において所定の曲率半径:rをもってスキーのジャンプ台のように形成され、流入側縦排水溝12a内に位置固定に設置されている。
【0041】
特に本実施形態では、流入側縦排水溝12aにおいて、法面10の傾斜と同じ勾配を有する領域から小段14に達して小段14を幅方向に横切るようにして略水平に延びる領域に位置し、かかる略水平とされた流入側縦排水溝12aの底面上で、合流部18への開口部に至る直前に設置されている。即ち、当該設置部位における流入側縦排水溝12aのノーマルな略水平な底面34に対して、そこから滑らかに立ち上がって所定の仰角:θの飛び出し角度に至るまで、傾斜角度が次第に変化する湾曲底面36をもって、ジャンプ台32が形成されているのである。
【0042】
なお、ジャンプ台32の飛び出し角度:θは、縦排水溝12及び小段排水溝16において予定される流量や各排水溝12,16の大きさ、合流部18の大きさ等に応じて適切に設定されるものであって限定されるものでないが、本実施形態では、θ>0度とされ、好適には10度≦θ≦60度、より好適には15度≦θ≦50度とされる。
【0043】
さらに、本実施形態では、ジャンプ台32の飛び出し先端縁が、流入側縦排水溝12aの合流部18への流入位置よりも僅かに上流側に設定されており、ジャンプ台32から飛び出した縦排水(縦排水溝12を流下する排水)が、合流部18に対して、所定の飛び出し角度をもって流入されるようになっている。尤も、ジャンプ台32の飛び出し先端縁は、流入側縦排水溝12aの合流部18への流入位置に設定しても良く、或いは合流部18の内部にジャンプ台32の先端を突出させることで飛び出し先端縁を合流部18内に入り込んで位置させても良い。
【0044】
また、本実施形態では、流入側縦排水溝12aにおける左右の側壁の高さ寸法が、ジャンプ台32の設置領域において、他の領域よりも高くされて跳水防止壁25,25が形成されている。特に本実施形態では、縦排水溝12の流路方向において、ジャンプ台32の基端部(上流側端部)と略同じかそれよりも更に上流側から、ジャンプ台32のの先端部(下流側端部)と略同じかそれより更に下流側に至る長さで、連続して延びる跳水防止壁25,25が形成されている。なお、かかる跳水防止壁25,25は、縦排水溝12の側壁と一体形成されていても良いし、別体形成されていても良い。また、かかる跳水防止壁25,25は、流出側縦排水溝12bの左右両側壁にも設けられていても良いし、更に、小段排水溝16の開口部を跨ぐようにして、流入側縦排水溝12aと流出側縦排水溝12bとの両側壁間に亘って連続して延びるように跳水防止壁25,25を延長形成しても良い。このような跳水防止壁25,25を形成することにより、たとえ過大な流水量になった場合でも、ジャンプ台32の設置によって流水の水面が上昇した場合や、跳水が発生した場合等において、水が排水溝から法面に飛び出したり溢れ出したりすることをより効果的に防止することが可能となる。
【0045】
更にまた、本実施形態では、かかるジャンプ台32よりも僅かに上流側に位置して、接続用の湾曲底台38が設置されている。この湾曲底台38は、流入側縦排水溝12aの底面において法面傾斜領域から小段領域に移る屈曲部を跨いで配置されている。そして、湾曲底台38に付された湾曲面によってかかる屈曲部における底面勾配の急激な変化が緩和されており、流入側縦排水溝12aを流下されてきた排水がジャンプ台32に向けて滑らかに(乱流の発生を抑制しつつ)導かれるようになっている。なお、湾曲底台38は必須ではないし、また、ジャンプ台32を上流側に向けて延長して湾曲底台38をジャンプ台32と一体形成する等しても良い。
【0046】
さらに、本実施形態では、図4に示されているように、縦排水溝12の底部の溝幅:Bに比して、ジャンプ台32の幅寸法:bが小さく(B>b)されている。これにより、縦排水溝12の底部には、ジャンプ台32の幅方向両側において、小段14に沿って略水平に延びるノーマルな底面の通常排水路40,40が形成されている。尤も、この通常排水路40,40は、必要に応じて形成されるものであり、ジャンプ台32が、縦排水溝12の全幅に亘って形成されていても良い。また、ジャンプ台32の幅方向両側縁部は、上方に僅かに立ち上げられて側壁が形成されている。なお、図中、42は、ジャンプ台32を形成するプレートを縦排水溝12の底面に固定するための支持部である。
【0047】
このような法面排水溝においては、降雨等に際して法面10の表流水が、縦排水溝12及び小段排水溝16で集められて流下せしめられる。その際、数十ミリ(時間)以下の降水量であれば従来構造の法面排水溝も同様に排水機能を発揮する。なお、この程度の降雨に伴う表流水は、縦排水溝12に設置したジャンプ台32を乗り越えることなく、通常排水路40,40を通じての流下によって速やかに処理される場合もあるが、本実施形態のように通常排水路40,40を形成しておけば(通常排水路40,40の形成は必須ではないが)、ジャンプ台32による縦排水溝12への滞留も防止され得る。ところが、それ以上の降水量や特に集中豪雨やゲリラ豪雨等になると、従来構造の排水溝では排水機能が充分でなくなり、特に小段排水溝16から縦排水溝12への流入が妨げられてオーバーフローし、法面崩落の原因となってしまう。上述の如き構造の法面排水溝であれば、ゲリラ豪雨等において表流水が著しく増大した場合でも、小段排水溝16から縦排水溝12への流入と流下がスムーズに行われ、小段排水溝16におけるオーバーフローが防止され得る。
【0048】
かかる効果は、流入側縦排水溝12aの底部にジャンプ台32を設置したことに基づくものであり、技術的理由は前記[0011]の一)〜六)に記載のとおりと考えられる。
【0049】
それに加えて、本実施形態では、合流部18の底面26において、小段排水溝16からの流入・流下方向に向けて勾配を設定したことにより、小段排水溝16a,16bから合流部18への流入、更には合流部18から流出側縦排水溝12bへの流出、流下がより促進され得る。特に、流入側縦排水溝12aから合流部18を経て流出側縦排水溝12bに流下する流水が、ジャンプ台32の作用により合流部18の上層領域を流動せしめられることから、小段排水溝16から合流部18を経て流出側縦排水溝12bに流下する流水は、合流部18の底部領域を流動せしめられることとなる。それ故、合流部18の底面26に設定された流下勾配により、小段排水溝16から合流部18を経て流出側縦排水溝12bに流下する流水に対して効果的な流動促進作用が発揮されるのである。
【0050】
しかも、本実施形態では、合流部18において左右の小段排水溝16a,16bから流出側縦排水溝12bに至る領域の流出側周壁24b,24bが流下方向に案内する湾曲面である流出案内面とされていることから、かかる流域における流水案内作用や乱流(渦)の発生抑制作用等が発揮される。これにより、小段排水溝16から合流部18を経て流出側縦排水溝12bに流下する流水に対してより効果的な流動促進作用も期待できる。
【0051】
また、本実施形態では、合流部18の底面26が、左右の小段排水溝16a,16bの底面から段差なく連続して形成されており、且つ流出側縦排水溝12bの底面にも段差なく連続して形成されている。それ故、かかる合流部18に枯草や土砂等の異物が滞留することが防止され、目的とする排水機能が安定して確実に発揮され得るのである。なお、図面上に明示はされていないが、縦排水溝12の最下流端(法尻に達した部分)において、流下される異物を捕捉する構造物を設置することが好適であり、かかる構造物としては柵体や排水溝に比して深底とされた集水桝等が採用され得る。
【0052】
因みに、上述の如き構造とされたジャンプ台32による法面の表流水の排水促進効果は、縦排水溝を流下する水流を小段排水溝との合流域でジャンプさせることで水流を安定化させて乱流の発生を低減し、縦排水溝から小段排水溝への逆流を抑えるなどといった作用からも充分に理解されることろであるが、本発明者が確認的に、本実施形態に従う構造物をモデル的に構築して実験を行ったところ、モデル上でも効果を確認することができた。即ち、入側縦排水溝12aを通じて一定の水量を流下させたままで際、小段排水溝16a,16bを通じて排水される限界量(オーバーフローに至る流量)を測定したところ、ジャンプ台32を設置した本発明構造と、ジャンプ台32を設置しない比較構造では、小段排水溝16a,16bによる排水の限界量に関して差異が認められた。
【0053】
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、本発明は係る第一実施形態における具体的構造に限定されるものでない。例えば、図6〜8には、本発明の第二実施形態としての法面排水溝が示されていると共に、図9〜11には、本発明の第三〜五実施形態としての法面排水溝が示されている。なお、これら各図では、第一実施形態と同様な構造とされた部材及び部位に対して、第一実施形態と同一の符号を付することにより、それらの詳細な説明を省略する。
【0054】
すなわち、図6〜8に示された第二実施形態の法面排水溝は、縦排水溝12と小段排水溝16の合流部において深底の集水桝50が設置された既設の法面排水溝に対して簡易な施工により実現され得る本発明構造例を示すものである。
【0055】
かかる集水桝50においては、底部をコンクリート等の充填材52で埋められることにより浅底とされることによって合流部54が構成されている。なお、本実施形態では、小段排水溝16の底面56が、流出側縦排水溝12bの底面58よりも深底とされて既設の排水溝が施工されていることから、合流部54の底面60は、小段排水溝16の底面56と略面一に設定されており、流出側縦排水溝12bの底面58より少し低くされている。尤も、合流部54の底面60の高さや形状は、施工場所における予想水量や小段排水溝16と流出側排水溝12bとの各底面の高さ関係等に応じて適宜に設定されるものであり、何等限定されるものでない。具体的に例示すると、合流部54の底面60は、流出側排水溝12bの底面と略面一に設定される場合や、流入側排水溝12aや小段排水溝16、流出側排水溝12bの何れに比しても深底とされる場合などもある。
【0056】
また、合流部54の内部領域には、流入側縦排水溝12a側の壁面から流出側縦排水溝12bに向かって突出する案内部62が形成されている。この案内部62は、合流部54の底面60から突出(本実施形態では、流出側縦排水溝12bの底面58と略同じ高さで突出)して形成されており、左右の小段排水溝16a,16bへの対向面が、小段排水溝16a,16bの延長方向から流出側縦排水溝12bに向けて変化する流出案内面としての湾曲案内面64a,64bとされている。これらの湾曲案内面64a,64bにより、左右の小段排水溝16a,16bから合流部54に流入した排水が、流出側縦排水溝12bに向けて案内されるようになっている。
【0057】
そして、本実施形態でも、流入側縦排水溝12aに設置されたジャンプ台32により、小段排水溝16を通じて集水された法面10の表流水が流出側縦排水溝12bに導き入れられ、流入側縦排水溝12aを流下してきた排水を阻害することなく、効率的に法面排水が行われ得るのである。また、本実施形態では、合流部54の底面に突出形成された左右の湾曲案内面64a,64bによる流水の案内作用によって、小段排水溝16を通じての排水効率の更なる向上が図られ得る。
【0058】
また、本実施形態でも、集水桝50の底部が充分に浅くされていることにより、第一実施形態と同様、土砂等の異物の堆積が防止されるのであり、予測不能で且つ突発的に発生するゲリラ豪雨時においても所期の排水効果が有効に発揮され得るのである。
【0059】
次に、図9に示す第三実施形態と図10に示す第四実施形態は、何れも、ジャンプ台の他の構造例を示すものである。即ち、前記第一実施形態及び第二実施形態では、何れも、縦排水溝12の底面から突出する形態のジャンプ台32が設置されていたが、本発明においては、縦排水溝12の底面に対して凹形状のジャンプ台を設置することも可能である。
【0060】
なお、図9に示されたジャンプ台70と図10に示されたジャンプ台72は、何れも、排水溝の底面を流下方向において滑らかに連続した湾曲面をもって深くすると共に、流下端付近で浅底となるように隆起させることで所定の飛び出し角度:θのジャンプ台(凹状部)を形成したものである。特に、図9は、θ>0度とされているが、図10に示されているようにθ=0度としても良い。
【0061】
また、図11には、既設の縦排水溝12に対して、その底面にジャンプ台74を簡易に設置した構造例である。かかるジャンプ台74は、例えばコンクリート等で付設することが可能である。また、かかるジャンプ台74の飛び出し角度:θは、θ<0度の俯角とされているが、流入側縦排水溝12aを流下する排水に対して有効なジャンプ効果を発揮し、小段排水溝16を通じての排水を合流部18に対して導き入れることができる。
【0062】
さらに、上述の図6〜11に示された各構造例においても、図1〜5に示された第一実施形態と同様に、縦排水溝の両側壁の高さを、ジャンプ台の設置領域や合流部の領域等において大きくする跳水防止壁を設けることが出来る。また、かかる跳水防止壁は、合流部18の上流側周壁24aや下流側周壁24bにも設けて良く、更に、小段排水溝16の合流部18近くの両側壁にも跳水防止壁を設けても良い。
【0063】
その他、一々列挙はしないが、本発明は当業者の知識に基づいて適宜に変更修正可能であり、そのような態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも本発明の範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0064】
10:法面、12:縦排水溝、12a:流入側縦排水溝、12b:流出側縦排水溝14:小段、16:小段排水溝、18:合流部、26:底面、28:開口底面、30:開口底面、32:ジャンプ台、34:底面、50:集水桝、54:合流部、56;底面、60:底面、62:案内部、64:湾曲案内面、64a:湾曲案内面、64b:湾曲案内面、70:ジャンプ台、72:ジャンプ台、74:ジャンプ台
図1
図2
図3
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図5
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図7
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図9
図10
図11