(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記飲料のための前記配合表に従って前記1以上の他の飲料形成原料のそれぞれの前記1以上の流量を調整するステップは、前記配合表に従って前記1以上の流量の少なくとも1つの流量を減少させるステップを含む、請求項2に記載の方法。
前記飲料形成原料を分注するのに適切な第2の流量を特定するステップであって、前記第2の流量は、前記飲料形成原料の前記予期される流量よりも小さい、ステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
メモリに機能的に接続されて、プログラミング論理を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記プログラミング論理は、実行に応じて前記少なくとも1つのプロセッサに、
飲料形成ディスペンサで分注される飲料に含まれる飲料形成原料の流量を測定させ、
前記飲料形成原料の測定された流量と、前記飲料形成原料の予期される流量との間に差異があるかを確認させ、
前記飲料形成ディスペンサで分注される前記飲料のための配合表に従って、1以上の他の飲料形成原料のそれぞれの1以上の流量を調整させ、
前記配合表は、少なくとも前記飲料形成原料と、前記1以上の他の飲料形成原料と、を含む、飲料形成ディスペンサ。
前記プロセッサは、実行に応じて前記少なくとも1つのプロセッサに、前記配合表に従って前記1以上の流量の少なくとも1つの流量を減少させる、他のプログラミング論理を実行するようにさらに構成される、請求項14に記載の飲料形成ディスペンサ。
前記プロセッサは、実行に応じて前記少なくとも1つのプロセッサに、前記飲料形成ディスペンサで分注される前記飲料の流量を調整させる、他のプログラミング論理を実行するようにさらに構成される、請求項14に記載の飲料形成ディスペンサ。
前記プロセッサは、実行に応じて前記少なくとも1つのプロセッサに、分注される前記飲料の流量を減少させる、他のプログラミング論理を実行するようにさらに構成される、請求項16に記載の飲料形成ディスペンサ。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本明細書で使用される、「飲料形成ディスペンサ」、「製品ディスペンサ」、「飲料ディスペンサ」、「ディスペンサ装置」、および「ディスペンサ」という用語は、飲料等の製品を分注するデバイス、缶、瓶、または容器を指す。
【0016】
本明細書で使用される、「製品」および「飲料」という用語、ならびにそれらの複数形は、同意語として使用され、本発明の実施形態は、それらの用語の使用によってその範囲が限定されるものではない。
【0017】
以降、付随の図面を参照しながら、本発明の実例となる実施形態についてより完全に記載するが、本発明の実施形態の全てではなく一部を示す。実際、本発明は多くの異なる形態で具現化することが可能であり、本明細書に説明される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろこれらの実施形態は、本開示が適用される法的要件を満たすために提供される。類似番号は、全体を通して類似要素を指す。
【0018】
ここで、より詳細に図面を参照すると、
図1に、本発明の実施形態に従って用いることができる飲料形成ディスペンサ100、飲料ディスペンサ、またはディスペンサ装置の一例があるのが分かる。例示的な飲料形成ディスペンサ100は、原料マトリクス112と動作上関連するコントローラ105を含むことができる。複数の飲料形成原料供給源を、原料マトリクス112に接続することができる。好適な飲料形成原料供給源には、例えば、原料マトリクス112に挿入される飲料形成原料パッケージ、および/または、飲料形成ディスペンサ100に対して遠隔に位置し、好適な供給ラインを介して原料マトリクス112に接続される、飲料形成原料供給源が含まれる。例えば、飲料形成原料供給源は、バッグインボックス(BIB)システムを介して飲料形成ディスペンサ100に供給されてもよい。
【0019】
一実施形態において、複数の飲料形成原料パッケージを原料マトリクス112に挿入することができる。原料マトリクスは、114A〜114Q等の複数の飲料形成原料パッケージのそれぞれを固定することができる。加えて、原料マトリクス112は、コントローラ105等のコントローラ、ならびに複数のポンプ120および/または弁125に動作上関連させることができる。この点に関して、コントローラ105の制御下、複数のポンプ120および/または弁125は、複数の飲料形成原料パッケージ114A〜114Qのうちの一部からの飲料形成製品の正確なポンピングをもたらし、カスタマイズした飲料を分注するように動作させることができる。複数のセンサ127は、複数の飲料形成原料パッケージ114A〜114Qのうちの一部からポンピングされる飲料形成製品の量を任意選択的に監視および測定することができる。
【0020】
一実施形態において、原料マトリクス112は、その中に挿入される、114A〜114Q等の数十種類の異なる種類の飲料形成原料パッケージを有することができる。動作中、飲料形成原料パッケージ114A〜114Qのそれぞれは、配合表ごとに種々の比率で選択的に組み合わされて、数千種類の異なる飲料を形成することができる。
【0021】
例えば、制限するものではないが、顧客、消費者、またはユーザは、ユーザインターフェース等のコントローラと関連する好適な入力デバイス165で、飲料の種類の選択を行うことができる。原料および原料の比率を含む選択された飲料を形成するための配合表は、コントローラ105に対して局所的なデータベースから、メモリ180等のコントローラ105と関連するメモリから、および/または、サーバであってもよいデータ処理リソース135等の遠隔データ処理リソースから、コントローラ105によって得ることができる。コントローラ105は、複数のポンプ120および/または弁125の任意の一部を動作して、ノズル140を経由してカップ145の中に飲料を形成および分注することができる。
【0022】
飲料形成ディスペンサ100等の本発明の実施形態に従う飲料形成ディスペンサは、任意の数の原料、例えばライム香味料、バニラ香味料、チェリー香味料、および多くの商標付きおよび商標付きでない飲み物の種々の原料部を保存する、またはそれらと関連付けることができる。1つの利点として、例えば、制限するものではないが、COCA−COLA(商標)飲料を注ぐことができ、あるいはチェリー香味料を添加することによってCHERRY COCA−COLA(商標)飲料を、あるいはバニラ香味料を添加し調合を変えることによってDIET VANILLA COCA−COLA(商標)飲料を注ぐことができる。一実施形態において、コントローラ105を複数の飲料形成原料パッケージ114、ならびに複数のポンプ120および弁125と動作上関連させることにより、消費者は、香味料を添加、および/または原料および原料比率を組み合わせて変えることで、数千種類の異なる飲料を形成し、注ぐことができる。
【0023】
図1を引き続き参照すると、本発明の一部の実施形態に従って、コントローラ105は、飲料配合表、調合法、および飲料作製方法を含む、データベース130と動作上関連付けることができる。かかる飲料配合表、調合法、および飲料作製方法には、原料表、各原料の比率、飲料が消費者によってどのようにカスタマイズされ得るかの一覧、1つ以上の飲料を分注する消費者の嗜好、1つ以上の飲料に関連する部分制御分注情報、および/または特定の実施形態によって必要とされ得る、および/または所望され得る他の種類の飲料配合表、調合法、および飲料作製方法が含まれ得る。コントローラ105は、消費者に分注するために、飲料形成原料パッケージのうちの1つ以上から1つ以上の飲料を形成する、1組の命令を実行するように動作可能であってもよい。また、
図1にはノズル145も示されている。ノズル145は、複数のポンプ120および/または弁125からの流れを組み合わせて、カップ145等のカップの中に飲料を混合して分注することができる。飲料の混合は、ノズル145からの流れの分注前、その間、および/またはその後に生じてもよい。
【0024】
原料マトリクス112について、
図1に、114A〜114Q等の複数の飲料形成原料パッケージが、どのように原料マトリクス112内の各位置に物理的に挿入され、固定され、一意のポンプ、弁、および/またはポンプおよび/または弁の一意の組み合わせと関連付けられ得るのかが示されている。そして動作中、ポンプ120および弁125を経由して、配合表により必要とされる通り、114A〜114Q等の飲料形成原料パッケージを選択し、正確な量または比率でポンピングされ、CHERRY COCA−COLA(商標)、VANILLA COCA−COLA(商標)、COCA−COLA(商標)、DIET COCA−COLA(商標)、およびFANTA(商標)飲料等の商標付き飲料、ならびに広範囲の他の商標付き飲料、商標付きでない飲料、および/または消費者がカスタマイズした飲料を形成することができる。飲料形成ディスペンサ100等の本発明の実施形態に従う飲料形成ディスペンサは、限定されないが、炭酸飲料、非炭酸飲料、ダイエット飲料、お茶、コーヒー、ビタミン飲料、栄養飲料、スポーツ飲料、および/または乳製品を含む、広範囲の種類の飲料を分注することができる。
【0025】
開示目的で、114A〜114Q等の飲料形成パッケージは、集合的にまたは概して飲料形成原料パッケージ114と称することができる。各飲料形成原料パッケージ114は、原料マトリクス112への挿入を可能にするように、プラスチックの隆起した容器内に固定される液体の袋として製造されてもよい。原料マトリクス112に挿入されると、少なくとも1つの取付部品または他の好適な貫通デバイスによって袋が貫通されて、袋の中の液体のポンピングを可能にするか、あるいは別様にポンプ120および/または弁125によって正確な比率に計量されて所望の飲料を形成することができる。加えて、センサ127等の1つ以上のセンサが、飲料形成原料パッケージ114からポンピングされる液体の量または容積を監視してもよい。また、1つ以上のセンサ127を用いて、ほぼ空および/または適切に流れていない飲料形成原料パッケージ114の検出を補助してもよい。例えば、容量センサを飲料形成原料パッケージ114と関連するポンプ120との間に位置付けてもよい。容量センサは、毎回液体がポンプ120に吸い込まれることを検出することができる。一例として、容量センサは、液体がポンプ120に吸い込まれる度に金属片の屈曲を検出してもよい。容量センサによって屈曲が検出されなければ、
図3に示されるコントローラ105またはノードコントローラ310A等の容量センサと通信するコントローラによって、飲料形成原料パッケージ114がほぼ空および/または不調であると判定することができる。屈曲が検出される場合、容量センサと通信するコントローラによって、飲料形成原料パッケージ114が適切に機能しており、飲料のポンピングおよび分注を終了するのに十分な量の液体を含んでいることを判定することができる。
【0026】
一部の事例において、他の原料、構成要素、または飲料形成添加物が挿入されるか、あるいは別様に原料マトリクス112と動作可能に接続されてもよい。例えば、炭酸水供給114O、甘味料114P、および水供給114Qが、原料マトリクス112と動作可能に接続されてもよい。これらの原料、構成要素、または飲料形成添加物は袋の形態であってもよく、あるいは原料マトリクス112によるアクセスに好適な別の構成であってもよい。例えば、これらの原料、構成要素、または飲料形成添加物のうちの1つ以上が、各飲料形成原料供給源から好適な入力管を介して原料マトリクス112に供給されてもよい。
【0027】
炭酸水供給114Oおよび水供給114Qの例では、炭酸水、水、および/または他の連続的な原料供給等の液体の連続的な供給は、飲料の形成の間、液体、炭酸水、水、または他の原料供給の流れを計量および/または制御するポンプ120、弁125、および/または可変開口調節器の組み合わせによって提供され得る。連続的な供給の例では、炭酸水供給114Oおよび水供給114Qを、原料マトリクス112に接続することができる。加えて、本発明の一部の実施形態に従って、1つ以上の飲料形成原料を、原料マトリクス112に供給される前に、予備冷却器(図示せず)を通して循環させてもよい。例えば、炭酸水および水がそれぞれ炭酸水供給114Oおよび水供給114Qから供給されて、原料マトリクス112に供給される前に1つ以上の予備冷却器を通して循環されてもよい。加えて、または代替として、1つ以上の飲料形成原料が冷却された供給源から供給されてもよい。
【0028】
一例では、甘味料114Pは、非栄養性甘味料(NNS)、高果糖コーンシロップ(HFCS)、または特定の実施形態で必要とされ得る、および/もしくは所望され得る他の種類の甘味料であってもよい。この例では、甘味料114Pは、原料マトリクス112に接続され得る袋であり得る。加えて、一部の実施形態では、複数の甘味料が原料マトリクス112に供給されてもよい。
【0029】
一実施形態において、辛味と称される飲料形成原料114の一部を、選択される原料マトリクス112の位置に限定することができる。この点に関して、辛味原料は非常に強力であり、辛味原料が一度ディスペンサ管を通って飲料形成ディスペンサに吸い込まれると、管に永久的に風味が付き、その管を通過する全ての流体が辛味で損なわれる。したがって、一度辛味原料がマトリクス内で使用されると、高品質の飲料を維持するために、他の辛味原料の交換および/または添加を特定の原料マトリクス位置に制限することが望ましいかもしれない。
【0030】
また、一実施形態において、特定の飲料形成原料パッケージ114は、原料の混合を保持するために撹拌を必要とする場合がある。これらの場合、原料マトリクス112内におけるかかる原料の位置は、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る、撹拌され得る原料マトリクスの位置に制限され得る。
【0031】
加えて、1つ以上の連続的な原料供給は、連続的な原料供給が撹拌され得る各位置で、原料マトリクス112に接続されてもよい。例えば、氷の連続供給が原料マトリクス112に接続されてもよく、氷は、飲料の分注の前、その間、および/またはその後に撹拌されてもよい。
【0032】
また、一実施形態において、特定の飲料形成原料パッケージ114は、抗菌性の管および/またはディスペンサ部分を必要とし得る。これらの飲料形成原料パッケージ114には、ミルク、乳製品、大豆、および/または他の種類の飲料形成原料パッケージが含まれ得る。これらの場合、原料マトリクス112内におけるかかる原料の位置は、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る、適切な抗菌性の管および/またはディスペンサ部分を用いる原料マトリクスの位置に制限され得る。
【0033】
一実施形態において、大部分について、特定の飲料形成原料パッケージ114と、1つ以上の各ポンプ120および/または弁125との間にある関係が存在し得る。例えば、特定の飲料形成原料パッケージ114とポンプ120および/または弁125との間に1対1の関係が存在し得る。別の例として、特定の飲料形成原料パッケージ114と関連するポンプ120および/または弁125との間に4対1の関係が存在し得る。特定の飲料形成原料パッケージ114と関連するポンプおよび/または弁との間の多岐にわたる関係を、本発明の種々の実施形態で所望に応じて用いることができる。1つを超えるポンプ120および/または弁125の利用は、より短時間で飲料形成原料パッケージ114からより高容量の飲料原料を吸い出す能力を促進し得る。少数例においては、より短時間でパッケージからより高容量の液体を吸い出すことができるように、単一原料に対して複数のポンプおよび/または弁を用いることが望ましい場合がある。より短時間でパッケージ114からより高容量の液体を吸い出すことができるように、複数のポンプ120および/または弁125を使用することが望ましくあり得る、かかる原料の1つは、甘味料114Pであり得る。
【0034】
図1を引き続き参照すると、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサ100と関連するコントローラは、任意の好適なコントローラ、コンピュータデバイス、または複数のデバイス、例えば、マイクロコントローラ、ミニコンピュータ、パーソナルコンピュータ等であり得る。コントローラ105は、プロセッサ175およびメモリ180を含み得る。メモリ180は、本発明の実施形態に従うプログラムドロジック182(例えばソフトウェア)を記憶することができる。ソフトウェアまたはコンピュータで読み取り可能な媒体の一例は、飲料形成ディスペンサ100等の飲料形成ディスペンサの動作を制御するように動作可能な、プログラムコードまたは1組の命令であり得る。また、本発明の特定の実施形態において、メモリ180は、飲料形成ディスペンサ100の動作において用いられるデータ184を含み得る。データ184には、コントローラ105に手動で入力されるデータ、コントローラ105に通信されるデータ、飲料形成ディスペンサ100の他の構成要素と関連する、および/もしくはそれらから受信されるデータ、飲料形成ディスペンサ100の顧客もしくはユーザから受信されるデータ、ならびに/またはデータ処理リソース135等の遠隔ソースから受信されるデータが含まれ得る。また、本発明の特定の実施形態において、メモリ180はオペレーティングシステム186を含み得る。プロセッサ175は、プログラムドロジック182を実行するために動作システム186を用いることができ、またその際に、データ184の少なくとも一部分を用いることもできる。
【0035】
コントローラ105は、飲料形成ディスペンサ100の他の構成要素から、データ処理リソース135等の遠隔デバイスから、および/または1つ以上の好適な入力デバイス165を介して顧客もしくはユーザから、入力もしくはデータを受信することができる。1つ以上の好適な入力デバイスには、タッチパッド、タッチスクリーン、対話型ディスプレイ、選択要素、スイッチ、ボタン、キーボード、キーパッド、コントロールパネル、ディスクドライブ、CD−ROM、DVD、取り外し可能なメモリデバイス、および/またはコントローラ105にデータを通信することができる任意の他のデバイスが含まれ得る。また、コントローラ105は、飲料形成ディスペンサ100の他の構成要素、1つ以上の遠隔デバイス、および/または1つ以上の好適な出力デバイス160へデータを出力、あるいはそれらへのデータの出力を制御することができる。1つ以上の好適な出力デバイスには、ディスプレイ、対話型ディスプレイ、プリンタ等が含まれ得る。
【0036】
図1を引き続き参照すると、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサ100と関連するコントローラは、好適なネットワーク接続を介してデータ処理リソース135等の1つ以上のサーバまたはデータ処理リソースと関連または接続され得る。一実施形態において、飲料形成ディスペンサ100は、ネットワーク接続を介してサーバ等のデータ処理リソース135とネットワーク化され得る。かかるネットワーク接続は、任意の適切なネットワーク、例えば、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、LON WORKSネットワーク、および/または特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る、他の種類のネットワークもしくはネットワーク接続によって促進され得る。
【0037】
サーバ等のデータ処理リソース135は、配合表、調合法、および飲料作製方法データベース150A、演算データベース150B、および/または消費者データベース150C等の複数のデータベースと通信することができる。加えて、データ処理リソース135を使用して、配合表、調合法、飲料作製方法を補助もしくは促進、演算データ処理を提供、消費者相互作用に関するデータ処理を実行、および/または特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る他のデータ処理を実行することができる。かかる演算データ処理には、例えば、制限するものではないが、設備状況、保守、サービス警告、予測的補充、および/または特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る他の種類の演算データ処理が含まれ得る。かかる消費者相互作用支援には、例えば、制限するものではないが、消費者の嗜好、消費者の飲料の嗜好、忠誠心、ゲーム、賞品、メディアコンテンツ、カスタマイズ化、ならびに/または特定の実施形態によって必要とされ得る、および/または所望され得る他の種類の消費者相互作用および/もしくはデータ処理支援が含まれ得る。特定の実施形態において、データベース150A、150B、および150C等の、データ処理リソース135と関連するデータベースのうちの1つ以上を、ネットワーク接続を介して飲料形成ディスペンサ100と関連付けることができる。したがって、1つ以上のデータベースによって維持される情報のうちのいずれもが、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサ100と関連するコントローラによってアクセスされ、および/または、データベース130等の、該コントローラと関連する1つ以上の他のデータベースに記憶され得る。開示目的で、データベース130、150A、150B、および150Cは、本明細書において集合的に、または別様に個別にデータベース130と称される。
【0038】
図1を引き続き参照すると、飲料形成ディスペンサ100等の本発明の一部の実施形態に従う飲料形成ディスペンサは、1つ以上の機械で読み取り可能なコードリーダ155を含むか、またはそれらと関連付けることができる。1つ以上の機械で読み取り可能なコードリーダ155のそれぞれは、例えばバーコード、RFID、反射光周波数、光学的等の任意の好適な種類のリーダまたはリーダ群であり得る。一実施形態において、機械で読み取り可能なコードリーダ155を用いて、原料マトリクス112へ挿入する前に飲料形成原料パッケージ114A〜114Qを走査または読み取ることができる。この点に関して、コントローラ105は、走査または読み取りからの情報を使用して、114A等の飲料形成原料パッケージに関する、または関連する情報を得、かかる情報を使用して原料マトリクス112内の飲料形成原料パッケージの配置に最適なマトリクス位置を特定することができる。例えば、通し番号もしくは識別コード等の飲料形成原料パッケージ114Aからのデータを、単独で利用、あるいは130等のデータベースに予め記憶された情報、または飲料形成原料パッケージ114Aと関連する1つ以上の原料を特定することができる、データ処理リソース135によって別様にアクセス可能である、もしくは記憶されるデータと相関させることができる。別の例において、原料コードまたは識別名等の飲料形成原料パッケージ114Aからのデータを、単独で利用、あるいは130等のデータベースに予め記憶された情報、飲料形成原料パッケージ114Aと関連する1つ以上の原料を特定することができる、データ処理リソース135によって別様にアクセス可能である、もしくは記憶されるデータと相関させることができる。
【0039】
加えて、飲料形成原料パッケージ114A〜114Qが走査されて、最適なマトリクス位置が特定されると、パッケージ導入要員には、発光ダイオード(LED)ディスプレイインジケータ等の1つ以上の好適な出力デバイス160を介して、原料マトリクス112内のどこに特定の飲料形成原料パッケージ114Aが位置されるべきかが通知され得る。導入要員には、加えて、または代替として、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る、他の種類の出力デバイスまたはディスプレイインジケータを介して通知がなされ得る。他の実施形態には、LCD画面、入力/出力(I/O)インターフェース、および/または音声インターフェース等の出力デバイスが含まれ得る。パッケージ導入要員には、加えて、飲料形成ディスペンサ100および/または特定の飲料形成原料パッケージ114Aと関連する1つ以上のユーザオプションまたは選択を介して、ユーザ入力を促すことができる。ユーザを促すために用いられる1つ以上のユーザオプションまたは選択は、任意の好適な形態、例えば1つ以上の出力デバイス160を介してユーザに提示することができる。ユーザ入力または選択は、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサのコントローラと関連する、タッチパッド等の1つ以上の好適な入力デバイス165を介して、飲料形成ディスペンサ100に通信され得る。他の実施形態には、キーパッド、対話型ディスプレイ、押しボタン、音声認識等の入力デバイスが含まれ得る。
【0040】
一実施形態において、原料マトリクス112への飲料形成原料パッケージ114の正しい挿入は、パッケージ上の機械で読み取り可能なコードを走査し(118Aとして示される)、挿入時点で原料マトリクス112上に位置する機械で読み取り可能なコードを走査することによって(118Bとして示される)、再確認または別様に検証され得る。この点に関して、コントローラ105は、次いで飲料形成原料パッケージ114が原料マトリクス112内に正しく位置することを確認または検証することができる。加えて、または代替として、無線周波数識別(RFID)等の、原料マトリクス112内の特定のマトリクス位置と関連する、機械で読み取り可能なコードリーダ170Aを利用して、原料マトリクス112へ挿入する前、その間、および/またはその後に、飲料形成原料パッケージ114Aと関連するRFIDタグ(118Aとして示される)を読み取ることができる。この点に関して、コントローラ105等のコントローラを使用して、飲料形成原料パッケージ114Aに関する、または関連する情報を得、かかる情報を使用して、飲料形成原料パッケージ114Aの原料マトリクス112内の位置を特定または別様に決定することができる。
【0041】
また、飲料形成原料パッケージ114Aが原料マトリクス112内の適切な位置に挿入されたかどうかについて、判定することもできる。本発明の1つ以上の実施形態に従って、機械で読み取り可能な複数のコードリーダを、原料マトリクス112内の各位置に関連付けることができる。飲料形成原料パッケージ114が原料マトリクス112に挿入され、走査されると、発光ダイオード(LED)ディスプレイインジケータ等の1つ以上の好適な出力デバイス160を介して、パッケージ導入要員に、原料マトリクス112内のどこに飲料形成原料パッケージ114が位置するかを通知することができる。パッケージ導入要員には、加えて、または代替として、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る、他の種類の出力デバイスまたはディスプレイインジケータを介して通知することができる。他の実施形態には、LCD画面、入力/出力(I/O)インターフェース、および音声インターフェース等の出力デバイスが含まれ得る。
【0042】
また、パッケージ導入要員には、1つ以上の好適な出力デバイス160を介して、飲料形成原料パッケージが原料マトリクス112内の誤った位置に挿入されたといういずれかの判定を通知することもできる。例えば、機械で読み取り可能なコードリーダ155を用いて、114A等の飲料形成原料パッケージについての原料マトリクス112内の最適な位置が判定された場合、その最適な位置への挿入を、機械で読み取り可能なコードリーダ170A等の最適な位置と関連する機械で読み取り可能なコードリーダによって検証することができる。パッケージ導入要員には、正しい挿入を通知することができる。飲料形成原料パッケージが最適な位置とは異なる位置に挿入されている場合、飲料形成原料パッケージが最適な位置に適切に挿入されていないという判定に、異なる位置と関連する、機械で読み取り可能なコードリーダを利用することができる。次いで、パッケージ導入要員に不適切な挿入を知らせることができる。別の例として、114A等の飲料形成原料パッケージが、原料マトリクス112内で新しい飲料形成原料パッケージと交換される場合、新しい飲料形成原料パッケージがその位置に挿入され得るという判定に関連して、原料マトリクス112内のその位置に関連する、機械で読み取り可能なコードリーダを用いることができる。例えば、その位置がチェリーシロップと関連する場合、新しい飲料形成原料パッケージがチェリーシロップであるかどうかについて判定することができる。
【0043】
さらに、一実施形態において、飲料形成原料パッケージ114Aが第2のまたは他の飲料形成ディスペンサに挿入されることを防止または別様に制限するように、114A等の飲料形成原料パッケージと関連するRFIDタグに書き込みおよび/または修正することができる。この点に関して、サービス要員が、パッケージ114Aを第2の飲料形成ディスペンサに移そうとして、RFIDタグを2度目に読み取ろうとした場合、パッケージ114Aがこれまでは異なる飲料ディスペンサに挿入されていたことが第2の飲料形成ディスペンサと関連するコントローラに分かり、したがって、パッケージ114Aが第2の原料マトリクス内で動作されることを不可能にする。動作中、これにより、部分的に使用された飲料形成原料パッケージが飲料形成ディスペンサ間を移動させられるのを防止することができる。同様に、飲料形成原料パッケージ114Aが、飲料形成ディスペンサ100等の飲料形成ディスペンサの原料マトリクス112内の特定の位置に挿入されることを防止または別様に制限するように、114A等の飲料形成原料パッケージと関連するRFIDタグを書き込む、および/または修正することができる。
【0044】
図1を引き続き参照すると、本発明の特定の実施形態に従う飲料形成ディスペンサは、原料マトリクス112内の各挿入位置と関連する、170A等のRFIDリーダ/ライタを含むことができる。この点に関して、114A等の飲料形成原料パッケージが原料マトリクス112に挿入されると、170A等の一意のRFIDリーダ/ライタが、それぞれの各原料マトリクス112挿入位置と関連付けられ得、114A等の各飲料形成原料パッケージを読み取る、および/またはそこに書き込むことができる。
【0045】
図1には、114A等の特定の飲料形成原料パッケージが挿入されるべきである、原料マトリクス112内の挿入位置に隣接して、どのようにRFIDリーダ/ライタ170Aを位置付けることができるかの例が示されている。したがって、RFIDリーダ/ライタ170Bをパッケージ114Bの挿入位置と関連付けることができ、同様に170Cを114Cと関連付けることができ、同様にそれらが170Nおよび114Nとして表される、それぞれ総数「N」個の挿入位置およびパッケージまで続く。一実施形態において、例えば、制限するものではないが、炭酸水114O、甘味料114P、および水114Q等の全ての原料が各RFIDリーダ/ライタを有する必要はないが、飲料形成原料パッケージ114A〜114Nと関連する44個のRFIDリーダ/ライタ170A〜170Nが存在し得る。開示目的で、RFIDリーダ/ライタ170A〜170Nは、RFIDリーダ/ライタ170またはRFIDリーダ170と称することができ、「N」は、パッケージ114NまたはRFIDリーダ/ライタ170N等の対象物の総数を表すことができる。一実施形態において、「N」は任意の数で有り得、別の実施形態では、「N」は44未満またはそれを超える数で有り得る。
【0046】
一実施形態において、RFIDリーダ170を利用して、原料マトリクス112へのパッケージ114Aの挿入時に、114A等の飲料形成原料パッケージと関連するRFIDタグを読み取ることができる。この点に関して、コントローラ105を使用して、飲料形成原料パッケージ114Aに関する、または関連する情報を得ることができる。かかる情報を使用して、飲料形成原料パッケージ114Aの配置に最適または所望のマトリクス位置を原料マトリクス112内で特定することができる。この点に関して、飲料形成原料パッケージ114Aに関する情報を、最適または所望のマトリクス位置を特定することができるように、手動でコントローラ105に入力することができる。特定されると、サービス要員には、発光ダイオード(LED)ディスプレイインジケータ等の好適な出力デバイス160を介して、ならびに/または特定の実施形態において必要とされ得る、および/もしくは所望され得る他の種類の出力デバイスもしくはディスプレイインジケータを介して、原料マトリクス112内の最適もしくは所望の位置を通知することができる。他の実施形態には、LCD画面、入力/出力(I/O)インターフェース、および音声インターフェース等の出力デバイスが含まれ得る。
【0047】
さらに、一実施形態において、飲料形成原料パッケージ114Aが第2のまたは他の飲料形成ディスペンサによって用いられるのを防止または別様に制限するように、114A等の飲料形成原料パッケージと関連するRFIDタグに書き込むおよび/またはそれを修正することができる。この点に関して、サービス要員が、パッケージを第2の飲料形成ディスペンサに移そうとして、RFIDタグを2度目に読み取ろうとした場合、タグ情報またはネットワーク構成要素を介して、パッケージがこれまでは異なる飲料ディスペンサに挿入されていたことが第2のコントローラに分かり、したがって、パッケージが第2の原料マトリクス内で動作されることが不可能になる。動作中、これによって、タグ情報またはネットワーク構成要素を介して、特定の飲料形成原料パッケージ内に残っている原料の量を判定することにより、部分的に使用されたパッケージが飲料形成ディスペンサ間を移動させられるのを防止、または別様に制限することができる。
【0048】
一実施形態において、飲料形成原料パッケージ114内に残っている原料の量に関連する情報を、114A等の飲料形成原料パッケージと関連するRFIDタグに書き込むことができる。かかる情報は、各使用後または原料マトリクス112から飲料形成原料パッケージ114Aを取り除く前に、RFIDタグに書き込むことができる。
【0049】
図2Aを参照すると、コントローラ105等のコントローラと、原料マトリクス112等の原料マトリクス内の原料マトリクス位置との間の動作関係の一例が示されている。一実施形態において、飲料形成原料パッケージ114Aを原料マトリクス位置112Aに挿入することができる。動作に際して、数十個の原料マトリクス位置112に一意的に挿入され得る数十個の個別のパッケージ114A〜114Nが存在し得る。この点に関して、パッケージ114A〜114Nのそれぞれを、飲料を形成するために計量、ポンピング、および監視することができる。
図2Aは、多くのパッケージマトリクス位置の動作関係のうちの1つの、かかる一実施形態を示す。複数の例示的な実施形態において、
図2Aに描写される動作関係は、原料マトリクス位置の大きさおよび数に従って、何度も複製することができる。中央コントローラであり得るコントローラ105が原料マトリクス位置と関連付けられるとして
図2Aには示されているが、本発明の種々の実施形態において所望される原料マトリクス位置と、他のコントローラを関連付けることができる。例えば、
図3を参照して以下により詳細に記載するように、飲料形成ディスペンサ100は、それぞれの原料マトリクス位置を各コントローラと関連付けることができる、分散型アーキテクチャを含むことができる。別の例として、飲料形成ディスペンサ100は、個別の原料マトリクス位置および/または原料マトリクス位置のサブセットが各コントローラと関連付けられる、分散型アーキテクチャを含むことができる。
【0050】
一実施形態において、パッケージ114Aを原料マトリクス位置112Aに挿入することができる。原料含有量を計量、ポンピング、および監視するように、コントローラ105等のコントローラを、パッケージ挿入検出インターフェース205A、1つ以上の出力デバイス210A、1つ以上のポンプ120A、および/または1つ以上の弁125Aと動作上関連させることができる。複数の例示的な実施形態において、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る、これらおよび他の特徴の一部または全ての組み合わせを使用することができる。したがって、一部の実施形態は示される特徴の全ては有しないが、一部はそれ以上を有する。例としてであって、制限するものではないが、弁125等の弁は、特定のマトリクス位置112A〜112Nに挿入されるパッケージ114A〜114Nのそれぞれに必要でない場合がある。したがって、弁125A等の弁が実施形態において必要でない場合、該実施形態は弁を用いずに達成され得る。この、マトリクス位置構成に関する特徴の追加および/または差し引きは、
図2Aに示される特徴のそれぞれに適用することができ、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る通り、異なり得る。
【0051】
動作に際して、パッケージ挿入検出インターフェース205Aは、制限スイッチ、ホール効果センサ、光学的、ならびに/または特定の実施形態によって必要とされ得る、および/もしくは所望され得る他の種類のパッケージ挿入検出インターフェースであり得る。いずれの場合においても、パッケージ挿入検出インターフェース205Aを使用して、114A等のパッケージの、各原料マトリクス位置または112A等の特定の原料マトリクス位置への挿入を検出することができる。
【0052】
図2Bを参照すると、複数のパッケージ挿入検出インターフェース205Aの一例が示されている。かかるインターフェース205Aには、例えば、制限するものではないが、特定の実施形態によって必要とされる、および/または所望される、スイッチ215、RFIDリーダ/ライタ220(
図1Eおよび1Fで120として示されるようにRFIDリーダとも称される)、機械で読み取り可能なコードリーダ225、ホール効果センサ230、および/またはセンサ235が含まれ得る。開示目的で、RFIDリーダ/ライタ220、機械で読み取り可能なコードリーダ225、ならびに114A等の飲料形成原料パッケージに関する手動で入力された情報およびデータは、原料パッケージ識別子と称され得る。
【0053】
図2Aのディスプレイインジケータインターフェース210Aは、発光ダイオード(LED)ディスプレイインターフェース、または特定の実施形態において必要とされ得る、および/もしくは所望され得る、他のディスプレイインターフェース、ある種類のインジケータ、もしくは出力デバイス等のユーザインターフェースもしくは出力デバイスであり得る。動作に際して、インターフェース210Aは、サービス要員をマトリクス位置に導く、および/もしくはサービス要員に特定の動作状況、動作状態を通知するために用いることができ、ならびに/または特定の実施形態において必要とされ得る、および/もしくは所望され得る他の目的のために用いることができる。
【0054】
例えば、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る通り、パッケージ114Aが112A等の各マトリクス位置に正しくまたは好適に挿入されると、必要に応じて、ポンプ120A等の1つ以上のポンプを用いて、114A等の特定のパッケージから原料内容物をポンピングすることができる。
【0055】
加えて、必要に応じて、弁125A等の1つ以上の弁を用いて、特定の実施形態において必要とされる、および/または所望される通り、飲料形成の間、114A等の各パッケージから、112A等の各マトリクス位置から、または112等の原料マトリクスからの原料の流れを計量することができる。
【0056】
図2Cを参照すると、複数のポンプと関連付けられる複数の飲料形成原料パッケージの一例が示されている。一実施形態において、120A〜120P等の複数のポンプを、コントローラ105等のコントローラと動作上関連させることができる。加えて、114A〜114D等の複数の飲料形成原料パッケージを、120A〜120D等の複数のポンプのうちの一部または全てと関連付けることができる。動作に際して、コントローラ105は、複数の飲料形成原料パッケージ114A〜114Dと、ポンプ120A〜Dおよび/または
図2Aで125として示される弁との間の関連を生成することができる。この関連は、
図2Cでは、ポンプ120A等のポンプ対パッケージ114A等の飲料形成原料パッケージの1対1の関連として示されているが、本発明の種々の実施形態における所望に応じて、他の関連を用いることができる。例えば、複数のポンプおよび/または弁をそれぞれの飲料形成原料パッケージと関連付けることができる。
【0057】
飲料形成ディスペンサの電源が入れられる、および/またはリセットされる度に、複数の飲料形成原料パッケージとポンプとの間の現在の関連の不一致の確認を行うことができるように、114A〜114D等の複数の飲料形成原料パッケージと、120A〜120D等の複数のポンプとの間の関連を、最新の既知の良好な関連として記憶することができる。かかる不一致には、例えば、制限するものではないが、辛味飲料形成原料パッケージが原料マトリクス内で誤って位置されている、撹拌を必要とする飲料形成原料パッケージが撹拌されない原料マトリクス位置に位置している、少なくとも2つの飲料形成原料パッケージが古くなっている、ならびに/または別様に相容れない、および/もしくは特定の実施形態において必要とされ得る、および/もしく所望され得る他の種類の不一致、監視、および判定が含まれる。
【0058】
一実施形態において、修理を行うサービス技術員または飲料形成ディスペンサを補充するサービス要員に関連して、飲料形成原料パッケージおよびポンプが時折取り除かれ、置き換えられ、交換されるか、あるいは他の方法でディスペンサおよび原料が修正される場合がある。これらの状態では、飲料形成原料パッケージが異なるスロットに移動されている、および/またはポンプ/弁のアセンブリが変更されている可能性が高い。したがって、飲料形成ディスペンサの電源が次に入れられるか、またはリセットされた時に初めて変更が判定可能であり、動作結果も同様である。例えば、制限するものではないが、誤ったまたは好適でない原料マトリクス位置に飲料形成原料パッケージがある場合、誤った配合表を注ぐ場合がある。加えて、誤ったまたは好適でない飲料形成原料パッケージと関連する交換ポンプによって、誤った注ぎ比率がもたらされ、質の悪い飲料および/または風味がもたらされ得る。この点に関して、異なる原料はしばしば異なる粘度を有する。さらに、原料の粘度が原料ごとに変化するにつれて、ポンプの種々の特性は、正しいまたは好適な原料を配合表通り好適な比率で供給するように、変更または別様に調整することができる。
【0059】
特性は、本明細書では動作特性と称することができ、例えば、制限するものではないが、ポンピングされる特定の原料の粘度を制御または補償するための、ポンプのうちの少なくとも1つの電気的および/または機械的特性が含まれ得る。
【0060】
本発明の実施形態の利点は、既知の良好な関連が一度存在すれば、該ディスペンサは、原料マトリクス内に位置する複数の飲料形成原料パッケージに関する情報を得、複数の飲料形成原料パッケージのそれぞれと複数のポンプのそれぞれとの間の動作関係に関する関連を判定し、最新の既知の良好な関連との比較によって関連が変更されたかどうかを判定し、関連が変更されている場合、該関連を新しい関連に適応するように修正することができるということである。
【0061】
加えて、本発明の実施形態の別の利点は、原料マトリクス内に構成される複数の該飲料形成原料パッケージを、利用可能な飲料メニューを形成するために飲料配合表のデータベースと比較することができるということであり得る。
【0062】
図2Cを参照すると、ポンプ120A〜P等の複数のポンプと動作上関連するコントローラ105等のコントローラが示されている。加えて、ポンプ120A〜Dと複数の飲料形成原料パッケージ114A〜Dとの間に関連が付けられている。この点に関して、パッケージ114Aはポンプ120Aと関連付けることができ、パッケージ114Bはポンプ120Bと関連付けることができ、パッケージ114Cはポンプ120Cと関連付けることができ、パッケージ114Dはポンプ120Dと関連付けることができる。一実施形態において、任意の数のポンプ120A〜Pとパッケージ114A〜Dとの間の関連を、最新の既知の良好な関連として判定および記憶することができる。加えて、特定の実施形態において、1つを超えるポンプを飲料形成原料パッケージに関連付けることができる。電源入力またはリセット時、複数のパッケージ114を確認して、複数のポンプとの関連が(最新の既知の良好な関連と比較して)変更されているかどうかを判定することができる。関連が変更されている場合、コントローラは、ポンプとパッケージとの関連の再構成を動的に試みることができる。不一致が存在しなければ、この関連を最新の既知の良好な関連として更新および記憶することができ、システムを通常通り起動することができる。不一致が存在する場合、通常のディスペンサ動作を再開し得る前に、1つ以上のプロンプト、注意、および/または入力の受信が必要とされ得るか、あるいは要求され得る。
【0063】
図2Cを引き続き参照すると、
図1の飲料形成ディスペンサ100等の飲料形成ディスペンサは、飲料形成ディスペンサ100の動作を制御するコントローラ105等の中央コントローラを含み得る。一実施形態において、コントローラ105は、ポンプ120A〜120P(または
図1の120A〜120N)等の複数のポンプと通信することができ、コントローラ105はポンプの動作を制御することができる。したがって、コントローラ105はポンプ120A〜120Pの動作を直接制御して、種々の飲料を形成することができる。
図2Cは中央コントローラを示しているが、本発明の実施形態に従って複数のコントローラを利用できることが理解されよう。例えば、複数のノードおよび/またはコントローラを、
図2Dおよび3を参照して以下により詳細に説明するように、分散型アーキテクチャ内に配列または関連付けることができる。
【0064】
図2Dを参照すると、120A〜D等の複数のポンプと関連付けられ、ノード240A等の複数のノードのうちの1つ以上を経由してコントローラ105とインターフェースされる、114A〜114D等の複数の飲料形成原料パッケージの一例が示されている。一実施形態において、複数のノード240A〜240Dを利用して、複数のポンプ/弁120A〜120P、125(
図2Aに示される)をネットワークバスにインターフェースすることができる。この点に関して、該バスは、コントローラ105がデータ通信および/またはポンプ/弁120A〜120P、125を制御するための比較的効率的な通路を形成し得る。一実施形態において、バスノード240A〜240Dは、埋め込まれたマイクロコントローラの機能性をもたらす、ならびに/またはコントローラと、ポンプ/弁120A〜120P、125等のデバイスおよび/もしくは特定の実施形態において必要とされ得る、および/もしくは所望され得る他の種類のデバイスとの間のネットワーク通信をもたらす、ネットワークインターフェースデバイスで有り得る。かかるネットワーク通信には、CAN、OPEN CAN、RS232、ETHERNET(登録商標)、RS485、有線、無線、ならびに/または特定の実施形態において必要とされ得る、および/もしくは所望され得る、他の種類のバスノードによってもたらされるネットワーク通信が含まれ得る。
【0065】
本発明の実施形態の利点は、既知の良好な関連が一度存在すれば、該ディスペンサは、原料マトリクス内に位置する複数の飲料形成原料パッケージに関する情報を得、複数の飲料形成原料パッケージのそれぞれ、複数のポンプのそれぞれ、複数のノード240A〜240Dのそれぞれの間の動作関係に関する関連を判定し、最新の既知の良好な関連との比較により関連が変更されたかどうかを判定し、関連が変更されている場合、新しい関連に適応するように飲料形成ディスペンサを修正することができるということであり得る。この点に関して、ノードが原料マトリクス内で置き換えまたは移転された場合、最新の既知の良好な関連を用いて、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る通り、新しい関連を検出、不一致を解決、および/または更新することができる。
【0066】
図3を参照すると、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサのコントローラと関連付けられる、305A〜305N等の複数の制御ノードの一例が示されている。一実施形態において、それぞれの制御ノード305A〜305Nを、
図1に示される原料114A〜114Q等の特定の飲料形成原料と関連付けることができる。しかし他の特定の実施形態では、それぞれの制御ノード305A〜305Nを複数の飲料形成原料と関連付けることもできる。
【0067】
それぞれの制御ノード305A〜305Nを、
図1に示される114A〜114Q等の飲料形成原料と関連付けることができる一実施形態において、それぞれの制御ノード305A〜305Nは、114A〜114Q等の各飲料形成原料のポンピングを制御することができる。この点に関して、それぞれの制御ノード305A〜305Nは、飲料形成原料と関連する各ポンピング技術325A〜325Nおよび/または測定技術330A〜330Nと通信することができる。一実施形態において、制御ノード305Aは、
図1に示される114A等の第1の飲料形成原料のためのポンピング技術325Aおよび/または測定技術330Aと関連付けることができる。したがって、制御ノード305Bは、第2の飲料のための、
図1に示される114B等の第2の飲料形成原料のためのポンピング技術325Bおよび/または測定技術330Bと関連付けることができる。同様に、制御ノード305Cは、ポンピング技術325Cおよび/または測定技術330Cと関連付けることができ、それぞれ305N、325N、および330Nとして表される、総数「N」個の制御ノード、ポンピング技術、および/または測定技術まで続く。
【0068】
一実施形態において、325A等の好適なポンピング技術を用いて、ある飲料のための、
図1に示される114A等の飲料形成原料を正確にポンピングすることができる。本発明の種々の実施形態において所望される通り、多岐にわたる異なるポンピング技術を用いて飲料形成原料114Aを正確にポンピングすることができる。例えば、飲料形成原料114Aをポンプするために、1つ以上の好適なソレノイドポンプを用いることができる。一実施形態において、114A等の飲料形成原料をポンピングするために、Ulka S.r.l.製の1つ以上のNME1C Evolution Micropumpを用いることができる。動作に際し、マイクロポンプを約15ms間加圧し、プランジャを引き戻させ、それによって飲料形成原料をマイクロポンプに吸い込むまたは引き込むことができる。次いでマイクロポンプを作動させ、飲料形成原料をポンプ下流に通過させることができる。一実施形態において、114A等の飲料形成原料をポンピングするために、4つのソレノイドポンプを用いることができる。本発明の実施形態に従って、特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る他の種類のポンプ、ポンプの組み合わせ、ならびに好適なポンピング技術を用いることができる。
【0069】
制御ノード305A等の制御ノードを、114A等の特定の飲料形成原料をポンピングするために用いることができる、325A等のポンピング技術と関連付けることができる。制御ノード305Aを特定の飲料形成原料114Aと関連付ける1つの利点は、制御ノード305Aを、特定の飲料形成原料114Aと連動して用いられるポンピング技術325Aと連動して動作するように構成することができることである。この点に関して、異なるポンピング技術が異なる飲料形成原料と連動して用いられる場合、異なる飲料形成原料と関連する各制御ノードは、異なる構成要素を用いる、および/もしくは組み込む、ならびに/または、用いられるポンピング技術によって必要とされるロジックを制御することができる。加えて、特定の飲料形成原料と関連するポンピング技術が更新、変更、または交換された場合、関連する制御ノードは、ポンピング技術の変更を考慮するように、更新、変更、または交換することができる。制御ノードを更新、変更、または交換することにより、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサと関連する中央コントローラの更新または交換が必須ではなくなる。換言すれば、中央コントローラ105は、種々の飲料形成原料114と関連して用いられるポンピング技術とは独立して機能し得る。
【0070】
一実施形態において、330A等の好適な測定技術を用いて、ある飲料のために分注される、
図1に示される114A等の飲料形成原料の容積または量を監視することができる。本発明の種々の実施形態において所望される、多岐にわたる異なる測定技術を用いて、飲料形成原料114Aのポンピングを測定することができる。測定技術の一例として、1つ以上の計数器を用いて、ソレノイドポンプ等のポンプが作動された回数を判定することができる。この点に関して、ソレノイドポンプの作動毎にポンピングされる飲料形成原料の容積または量が分かるか、あるいは厳密に推測されれば、ポンピングされる飲料形成原料の総容積または総量は、測定技術の好適な構成要素、ノード305A等の関連する制御ノード、および/またはコントローラ105等の関連するコントローラによって、判定または計算することができる。例えば、約0.01マイクロリットルの飲料形成原料が、ソレノイドポンプの作動毎にポンピングされ得る。ソレノイドポンプが飲料の分注の間複数回作動される場合、計数器を用いて作動の数を追跡することができ、ある飲料のためにポンピングされる飲料形成原料の総量の判定を行うことができる。この例の延長として、1つ以上の計数器が、飲料形成原料パッケージ114と関連する複数のソレノイドポンプの作動の数を追跡することができる。一実施形態において、4つのソレノイドポンプを114A等の飲料形成原料パッケージと関連付けることができ、4つのソレノイドポンプを用いて、飲料形成原料をパッケージ114Aからポンピングすることができる。そして、1つ以上の計数器を用いて、複数のソレノイドポンプの作動の数を追跡することができる。
【0071】
測定技術の別の例として、114A等の飲料形成原料パッケージからポンピングされる飲料形成原料の量または容積の測定に関連して、1つ以上の好適な流量計を用いることができる。本発明の実施形態に関連して、例えば好適な圧力−速度液体流量計、好適なパドルホイール式流量計、および/または好適なギヤメータ等の多岐にわたる流量計を用いることができる。パドルホイール式流量計は、パドルホイールが回転する際に、放射源/検出器発光ダイオード(LED)対によって発生される光線を切断し、それによって流量の正確な測定を可能にする、パドルホイールに関連するLED対を用いることができる。ギヤメータは、流体がギヤを通って流れる際に回転する1組のギヤを用いることができる。ギヤのうちの1つに接続されるシャフトに、磁石を取り付けることができる。シャフトが回転する際に1つ以上のエンコードを用いて、回転を検出し、流量を判定することができる。一実施形態において、
図1に示される炭酸水供給114Oおよび/または水供給114Q等の連続的な原料供給と関連させて、1つ以上の流量計を利用することができる。動作について、飲料の分注の間、ノズル140等の飲料形成ディスペンサのノズルに分注するためにポンピング、または別様に提供される際に、炭酸水供給114O等の飲料形成原料の流れを測定するために1つ以上の流量計を用いることができる。そして、分注のためにノズル140に提供される炭酸水の量または容積を判定または計算するために、該測定技術の好適な構成要素、ノード305A等の関連する制御ノード、および/またはコントローラ105等の関連するコントローラで、測定された流量を処理することができる。
【0072】
特定の実施形態において、
図1に示されるディスペンサ100等の飲料形成ディスペンサと関連させて、1つを超える種類の好適な測定技術を用いることができる。例えば、114A等の飲料形成原料パッケージから供給される飲料形成原料の量または容積の測定と関連させて、第1の種類の測定技術を用いることができ、一方114O等の連続的供給から供給される飲料形成原料の量または容積の測定と関連させて、第2の種類の測定技術を用いることができる。加えて、特定の実施形態において、単一飲料形成原料と関連させて、1つを超える種類の好適な測定技術を用いることができる。用いられる種々の測定技術から得られる測定値を互いに比較、および/または併せて平均化し、より高い正確度を得ることができる。
【0073】
制御ノード305A等の制御ノードを、ポンピングされる114A等の特定の飲料形成原料の量または容積を測定するために用いられる、330A等の測定技術と関連付けることができる。加えて、測定技術330Aは、関連する制御ノード305Aから遠隔であり得、および/またはそれに組み込まれ得る。制御ノード305Aを特定の飲料形成原料114Aと関連付ける1つの利点は、制御ノード305Aを、特定の飲料形成原料114Aと連動して用いられる測定技術330Aと連動して動作するように構成することができることである。この点に関して、異なる測定技術が異なる飲料形成原料と連動して用いられる場合、異なる飲料形成原料と関連する各制御ノードは、異なる構成要素を用いる、および/もしくは組み込む、ならびに/または用いられる測定技術によって必要とされるロジックを制御することができる。加えて、特定の飲料形成原料と関連する測定技術が更新、変更、または交換された場合、関連する制御ノードは、測定技術の変更を考慮するように、更新、変更、または交換することができる。制御ノードを更新、変更、または交換することにより、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサと関連する中央コントローラの更新または交換が必須ではなくなる。換言すれば、中央コントローラ105は、種々の飲料形成原料114と関連して用いられる測定技術とは独立して機能し得る。
【0074】
一実施形態において、ノード305A等の制御ノードには、ノードコントローラ310A等のノードコントローラ、インターフェース315A等のインターフェース、および/またはデバイス320A等の1つ以上の出力デバイスが含まれ得る。ノードコントローラ310Aは、制御ノード305Aの動作を制御することができる。ノードコントローラ310Aは、例えばマイクロコントローラ、ミニコンピュータ等の任意の好適なコントローラ、コンピュータデバイス、または複数のデバイスであり得る。ノードコントローラ310Aには、上記でコントローラ105について
図1を参照して説明したものと同様の構成要素および機能性が含まれ得る。例えば、ノードコントローラ310Aには、メモリおよびプロセッサが含まれ得る。プロセッサは、制御ノード305A、関連するポンピング技術325A、および/または関連する測定技術330Aの動作を制御するために、本発明の実施形態に従う記憶された、プログラムドロジック(例えば、ソフトウェア)を実行することができる。
【0075】
一実施形態において、ノードコントローラ310Aは、制御ノード305Aによって監視および制御される飲料形成原料に関連するデータを記憶することができる。記憶された情報または記憶された情報の一部を、種々のソースから得ることができる。例えば、制御ノード305Aが114A等の飲料形成原料パケットと関連付けられたら、コントローラ105から記憶された情報を得ることができる。加えて、または代替として、
図1に示される170A等の関連する機械で読み取り可能なコードリーダを介して、飲料形成原料パケット114Aから記憶された情報のうちの少なくとも一部を得ることができる。制御ノード305Aによって、本発明の実施形態において所望される、飲料形成原料に関連する多岐にわたる情報を記憶することができる。一実施形態において、制御ノード305Aは、飲料形成原料の流体特性と関連する、および/または関連するポンピング技術325Aと関連する情報を記憶することができる。例えば、制御ノード305Aは、粘度等の、種々の流体または流体の類をポンピングするためのパラメータの要点をまとめる較正マトリクスに情報を記憶することができる。記憶された情報を用いて、飲料形成原料のポンピングを制御することができる。例えば、記憶された情報は、飲料形成原料をポンピングするために用いられるポンピング技術325Aに関連する1つ以上の設定またはパラメータを構築することができ、および/またはそれらを決定するために利用され得る。記憶された情報、例えば、ポンピング動作に用いられる電圧、および/またはポンピング動作の間、ポンピング技術325Aによってポンピングされる飲料形成原料の量または容積を用いて、ポンピング技術に関連する多岐にわたる設定またはパラメータを構築または決定することができる。
【0076】
制御ノード305Aが記憶することができる情報の他の例として、制御ノード305Aは、1つ以上の飲料形成原料と関連する原料表を記憶することができる。原料表には、限定されないが、1つ以上の飲料形成原料に関連する粘度情報および/または貯蔵期限情報を含む、多岐にわたる情報が含まれ得る。飲料形成原料のポンピングを監視している、および/または制御する制御ノード305Aは、まだ飲料形成原料をポンピングすることが可能であること、および/または飲料形成原料が適切にポンピングされているかどうかを判定するために、この情報の少なくとも一部にアクセスすることができる。
【0077】
ノードコントローラ310Aは、本発明の実施形態における所望に応じて、制御ノード305Aの他の構成要素から、関連するポンピング技術325Aから、関連する測定技術330Aから、および/またはコントローラ105等の飲料形成ディスペンサの他の構成要素から、入力またはデータを受信することができる。また、ノードコントローラ320Aは、本発明の実施形態における所望に応じて、制御ノード305Aの他の構成要素へ、関連するポンピング技術325Aへ、関連する測定技術330Aへ、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサの1つ以上の他の構成要素へ、および/または1つ以上の好適な出力デバイス320Aへ、データを出力、またはそれらへのデータの出力を制御することもできる。1つ以上の好適な出力デバイス320Aには、例えばLEDインジケータ、ディスプレイ等が含まれ得る。
【0078】
インターフェース315Aは、ノードコントローラ310Aとコントローラ105との間の通信を促進することができる。インターフェース315Aは、ノードコントローラ310Aの中に統合することができるか、あるいは代替として、ノードコントローラ310Aの遠隔に位置することもできる。加えて、インターフェース315Aを用いて、ノードコントローラ310Aと、関連するポンピング技術325A、関連する測定技術330A、および/または1つ以上の出力デバイス320Aとの間の通信を促進することができる。
【0079】
一実施形態において、ノード305A等の制御ノードは、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサのコントローラと通信することができる。コントローラ105は、分散型アーキテクチャ内の中央コントローラであり得る。一実施形態において、305A等の制御ノードは、好適なネットワーク通信を介して、105等のコントローラと通信することができる。かかるネットワーク通信には、CAN、OPEN CAN、RS232、ETHERNET(登録商標)、RS485、有線、無線、および/または特定の実施形態において必要とされ得る、および/または所望され得る他の種類のネットワーク通信が含まれ得る。
【0080】
一実施形態において、分注する飲料が選択されると、コントローラ105は、データベース130等の関連するデータベースから選択された飲料を形成するための配合表にアクセスすることができる。配合表は、選択された飲料を分注するために必要な飲料形成原料、および必要とされる原料の比率を示すことができる。コントローラ105は、必要とされる飲料形成原料の分注に関連する情報を、飲料形成原料と関連する、305A等の制御ノードに通信することができる。通信された情報105には、所望の比率、飲料形成原料の所望の流量、飲料形成原料の所望の容積、選択された飲料のために所望されるカップの大きさに関連する情報、および/または本発明の実施形態において所望され得る他の情報が含まれ得る。また、コントローラ105は、制御ノード305Aに、所望の流量、比率、および/または容積を用いて飲料形成原料の分注を開始する指令またはコマンドを通信することができる。開始指令は、所望の流量、比率、および/または容積と関連する情報の通信と同時に、またはその後に通信することができる。開始指令に応じて、制御ノード305Aは、所望の流量、比率、および/または容積に従って、飲料形成原料を分注させることができる。制御ノード305Aは、ポンピング技術325Aおよび測定技術330Aと関連して、飲料形成原料の分注を監視および正確に制御することができる。この点に関して、選択された飲料のためのそれぞれの飲料形成原料を正確に監視し、305A〜N等の関連する制御ノードによって制御することができる。開示目的で、制御ノードは、制御ノード305として称され得る。
【0081】
種々の飲料形成原料に関連するポンピング技術325A〜325Nおよび測定技術330A〜330Nは、上記で
図3を参照して各制御ノード305A〜305Nと関連するとして説明されているが、本発明の特定の実施形態は、単一制御ノードを、複数の飲料形成原料に対するポンピング技術および/または測定技術と関連付けることができる。加えて、本発明の特定の実施形態は、コントローラ105等の中央コントローラを用いて、1つ以上の飲料形成原料に対するポンピング技術および/または測定技術を制御することができる。例えば、本発明の一実施形態において、ポンピング技術325A〜325Nおよび測定技術330A〜330Nとコントローラ105を直接関連付けることができる。
【0082】
本発明の特定の実施形態に従って、ディスペンサ100等の飲料形成ディスペンサは、飲料形成原料のそれぞれのポンピングまたは分注を独立して監視することができる。限定されないが、飲料形成原料の各流量、および/または分注される飲料形成原料の各容積または量を含む、飲料形成原料のそれぞれのポンピングまたは分注に関連する種々のパラメータを監視することができる。加えて、飲料形成原料の独立した監視に少なくとも部分的に基づいて、飲料形成原料のうちの1つ以上のポンピングまたは分注を調整、制限、および/または停止することができる。本発明の一部の実施形態において、それぞれ飲料形成原料と関連する、センサ127および/または測定技術330A〜330N等の好適なセンサおよび/または測定技術から受信された測定値に関連して、飲料形成原料のそれぞれの独立した監視は、コントローラ105等の中央コントローラによって遂行されまたは行われ得る。本発明の他の実施形態において、飲料形成原料のそれぞれの独立した監視は、コントローラ105等の中央コントローラ、および測定技術330A〜330N等の好適な測定技術と関連する、ノード305A等の1つ以上の制御ノードによって遂行されまたは行われ得る。本発明の一実施形態において、305A〜305N等の各制御ノードを飲料形成原料のそれぞれと関連付けることができ、制御ノードのそれぞれが、関連する飲料形成原料のポンピングおよび分注を監視することができる。
【0083】
図4は、本発明の実施形態に従う、選択された飲料に関する顧客入力を受信し、選択された飲料の分注を指示する方法の一例を示す。一実施形態において、選択された飲料に関する顧客入力の受信および選択された飲料の分注の指示には、分注する飲料の顧客選択の受信、カップの大きさの顧客選択の受信、選択された飲料の原料を特定するための配合表のデータベースへのアクセス、および選択された飲料を形成するための原料のそれぞれの分注の指示が含まれる。一実施形態において、
図4の方法は、コントローラ105等の飲料形成ディスペンサのコントローラによって行うことができるか、または実行することができる。
【0084】
ブロック405で、分注する飲料の顧客選択が受信され得る。分注する飲料の顧客選択は、ディスペンサ100等の飲料形成ディスペンサによって分注され得る、複数の選択可能な飲料のうちの1つを特定することができる。分注する飲料の顧客選択は、
図1に示される入力デバイス165等の1つ以上の好適な入力デバイスを介して受信することができる。次いで、処理はブロック410に移動する。
【0085】
ブロック410で、カップの大きさの顧客選択を任意選択的に受信することができる。例えば、部分制御分注が実施される場合、カップの大きさの顧客選択を受信することができる。分注するカップの大きさの顧客選択は、飲料形成ディスペンサ100と関連付けることができる1つ以上のカップの大きさのうちの1つを特定することができる。例えば、顧客は、小、中、大、または特大のカップの大きさのうちの1つを選択することができる。カップの大きさの顧客選択は、
図1に示される入力デバイス165等の1つ以上の好適な入力デバイスを介して受信することができる。カップの大きさの顧客選択は、分注する飲料の選択に関して受信される顧客入力とは別の顧客入力と関連して受信することができるか、または代替として、カップの大きさの顧客選択は、分注する飲料の選択に関する顧客入力と組み合わされる顧客入力と関連して受信することができる。例えば、顧客は、小さなカップの大きさのオプションおよびCOCA−COLA(商標)飲料のオプション等の、カップの大きさおよび飲料選択に別個のボタンまたはオプションを選択することができる。別の例として、顧客は、小のCOCA−COLA(商標)飲料のオプション等の、カップの大きさおよび飲料選択の両方のために、単一のボタンまたはオプションを選択することができる。
【0086】
飲料形成ディスペンサ100に関連して多岐にわたる異なるカップの大きさを用いることができる。本発明の一実施形態において、種々の異なるカップの大きさによって保持され得る液体および/または他の原料の各量または容積を、メモリ180および/またはデータベース130等の、飲料形成ディスペンサ100と関連する好適なメモリに記憶させることができる。種々の異なるカップの大きさおよびそれらの各量または容積を、顧客または技術員によって、飲料形成ディスペンサ100の構成または較正の間に、好適なメモリに記憶させることができる。代替として、種々の異なるカップの大きさおよびそれらの各量または容積を、初期設定として好適なメモリに予め記憶させることができる。
【0087】
顧客選択の受信後、次いで処理はブロック415に移動する。
【0088】
ブロック415では、選択された飲料の原料を特定するために、データベース130等のデータベースにアクセスすることができる。アクセスされた配合表は、選択された飲料を形成するために組み合わされる飲料形成原料を表示することができる。加えて、アクセスされた配合表は、選択された飲料のための種々の飲料形成原料の比率を表示することができる。例えば、種々の飲料形成原料の比率は、選択された飲料を形成するために飲料形成原料のそれぞれがポンピングもしくは分注される割合を指定、および/またはそれを決定するために利用され得る。また選択された飲料を形成するために飲料形成原料のそれぞれがポンピングまたは分注される割合は、流量とも称することができる。データベース130へのアクセス後、処理はブロック420に移動することができる。
【0089】
ブロック420では、選択された飲料を形成するように、配合表で指定される飲料形成原料のそれぞれの分注が指示され得る。本発明の特定の実施形態において、105等の中央コントローラは、飲料形成原料と関連する305等の1つ以上の制御ノードに、選択された飲料を形成するために飲料形成原料を分注するように指示することができる。次いで、1つ以上の制御ノードは、飲料形成原料のポンピングを制御することができる。本発明の他の実施形態において、105等の中央コントローラは、飲料形成原料のポンピングを直接制御することができる。飲料形成原料のそれぞれの分注の指示後、処理はブロック425に移動することができる。
【0090】
ブロック425では、飲料形成原料のうちの1つ以上のポンピングおよび/または分注を監視することができる。コントローラ105等の中央コントローラ、および/またはノード305等の1つ以上の制御ノードによって、飲料形成原料の監視を実施することができる。加えて、飲料形成原料を監視するために、コントローラ105および/または1つ以上の制御ノードと関連して、測定技術330A〜330N等の好適な測定技術を用いることができる。
【0091】
飲料形成原料のうちの1つ以上のポンピングおよび/または分注の監視に少なくとも部分的に基づいて、監視される飲料形成原料が適切に分注している、および/または所望の速度で分注しているかどうかについて、1つ以上の判定を行うことができる。監視される飲料形成原料が適切に分注していない、および/または所望の速度で分注されていないと判定された場合、一実施形態における所望に応じて監視される飲料形成原料のポンピングを調整することができる。
【0092】
選択された飲料に関する顧客入力を受信し、選択された飲料の分注を指示するための方法の例は、ブロック425の後に終了する。
【0093】
本発明の特定の実施形態に従って、ディスペンサ100等の飲料形成ディスペンサを、部分制御量または容積の選択された飲料を分注するように構成することができる。飲料形成ディスペンサ100の顧客、消費者、またはユーザの入力および/または嗜好に従って、部分制御分注を構成することができる。飲料形成ディスペンサ100のために、部分制御分注を迅速かつ容易にプログラムおよび構成することができる。一実施形態において、複数の飲料選択のために、互いに同時に部分制御分注を較正または初期設定することができる。換言すれば、簡略化された手順、方法、またはプロセスを利用して、複数の飲料選択のための部分制御分注を較正または構成することができる。加えて、飲料選択のうちの1つ以上のための複数のカップの大きさまたは分注量のために、部分制御分注を較正または初期設定することができる。この点に関して、飲料選択およびカップの大きさの選択を含む顧客入力に応じて、飲料形成ディスペンサ100によって部分制御分注を実行することができる。
【0094】
図5は、本発明の実施形態に従って、飲料形成原料と関連する制御ノードに、関連する飲料形成原料を分注するように指示するための方法の一例を示す。該方法は、選択された飲料の飲料原料の分注比率を決定するステップと、選択された飲料を分注するための流量を決定するステップと、決定された流量および/または決定された比率を制御ノードに通信するステップと、分注を開始する命令を制御ノードに通信するステップと、分注を停止する命令を制御ノードに通信するステップと、を含む。
【0095】
ブロック505では、選択された飲料の飲料原料の分注比率を決定することができる。飲料原料の分注比率は、データベース130等の、飲料形成ディスペンサ100の好適なデータベースからアクセスされる配合表等の、選択された飲料のための配合表に少なくとも部分的に基づいて決定することができる。分注比率は、選択された飲料の1つ以上の他の原料の分注量に対して、分注される必要のある飲料原料の量を定義することができる。例えば、選択された飲料は、約10部の炭酸水および約1部のフレーバーシロップから形成することができる。したがって、選択された飲料の分注比率は、10:1の比率として表すことができる。この例では、分注される任意の量のシロップに対して、その約10倍の量の炭酸水が分注されるべきである。あるいは、分注される任意の量の飲料に対して、その飲料の量の約11分の1(1/11)がシロップであるべきであり、その飲料の量の約11分の10(10/11)が炭酸水であるべきである。
【0096】
ブロック505では、選択された飲料の飲料原料の分注比率を決定することができる。シロップについての上記の例を使用すると、選択された飲料のための配合表に少なくとも部分的に基づくシロップの炭酸水に対する比率は、1:10として表すことができる。したがって、シロップの分注比率は、約1:11として表すことができる。換言すれば、分注される飲料の量に対して、その飲料の量の約11分の1(1/11)がシロップであるべきである。飲料原料の分注比率が決定されると、処理はブロック510に移動することができる。
【0097】
ブロック510では、選択された飲料を分注するための流量を決定または特定することができる。選択された飲料を分注するための流量は、選択された飲料と関連する特性、例えば選択された飲料の発泡特性に少なくとも部分的に基づくことができる。より高い発泡特性を持つ飲料を、より低い相対的発泡特性を持つ飲料よりも低い流量または分注速度で分注することが望ましい場合がある。例えば、炭酸飲料を非炭酸飲料よりも低い流量で分注することが望ましい場合がある。分注する流量の決定に用いられる、選択された飲料に関連する任意の特性を、メモリ180またはデータベース130等の、飲料形成ディスペンサ100と関連する好適なメモリに記憶させることができる。選択された飲料のための流量の決定の代替として、選択された飲料について流量を定義して、好適なメモリに予め記憶させることができる。例えば、選択される飲料の初期流量を、選択される飲料の配合表と関連して記憶させることができる。
【0098】
選択された飲料を分注するための流量は、分注に選択され得るカップの大きさと独立させることができるか、または代替として、選択された飲料を分注するための流量は、カップの大きさに少なくとも部分的に基づいて決定および/または調整することができる。本発明の特定の実施形態において、選択された飲料がより大きなカップに分注される場合、選択された飲料をより高い流量で分注することが望ましい場合がある。加えて、選択された飲料を分注する間、分注に関連する跳ねおよび/または飛沫を最小限に抑えるために、カップが満たされ始めた時に、任意の飲料の流量を調整することができる。
【0099】
選択された飲料を分注するための流量の決定後、処理はブロック515に移動することができる。
【0100】
ブロック515では、選択された飲料の原料の分注と関連する1つ以上の分注パラメータを、ノード305等の、飲料原料の分注と関連する制御ノードに通信することができる。飲料原料の分注を構成するおよび/または行うために、制御ノード305によって分注パラメータの少なくとも一部が用いられ得る。本発明の実施形態における所望に応じて、限定されないが、選択された飲料の配合表、選択された飲料の原料の比率、選択された飲料の分注比率、選択された飲料の流量、飲料原料の流量、および/または分注するカップの大きさを含む、多岐にわたる分注パラメータを制御ノード305に通信することができる。一実施形態において、決定された流量および/または決定された分注比率を制御ノード305に通信することができる。本発明の特定の実施形態において、制御ノード305は、飲料の配合表および/または飲料の流量等の選択された飲料と関連する情報を決定、またはそれにアクセスするように動作可能であり得、制御ノード305は、飲料原料の分注パラメータを決定するように動作可能であり得る。
【0101】
飲料原料の分注に関連する1つ以上の分注パラメータの制御ノードへの通信後、処理はブロック520に移動することができる。
【0102】
ブロック520では、選択された飲料の分注を開始する命令を、選択された飲料の種々の原料の分注に関連する1つ以上の制御ノードに通信することができる。代替として、飲料原料のそれぞれの分注を開始する各命令を、飲料原料のポンピングおよび/または分注と関連する1つ以上の制御ノードにそれぞれ通信することができる。1つ以上の制御ノードは、分注を開始する命令に応じて、選択された飲料の種々の原料のポンピングを始めるように動作可能であり得る。次いで、動作はブロック525に移動することができる。
【0103】
ブロック525では、選択された飲料の分注を停止する命令を、選択された飲料の種々の原料の分注と関連する1つ以上の制御ノードに通信することができる。代替として、飲料原料のそれぞれの分注を停止する各命令を、飲料原料のポンピングおよび/または分注と関連する1つ以上の制御ノードにそれぞれ通信することができる。1つ以上の制御ノードは、分注を開始する命令に応じて、選択された飲料の種々の原料のポンピングを停止するように動作可能であり得る。
【0104】
分注を停止する命令を通信する前に、ある量または容積の選択された飲料を分注することができる。分注される選択された飲料の量または容積を監視することができ、分注を停止する命令の通信は、該量または容積の監視に少なくとも部分的に基づくことができる。代替として、選択された飲料を分注する時間を監視することができ、分注を停止する命令の通信は、分注時間の監視に少なくとも部分的に基づくことができる。代替として、分注を停止する命令の通信は、
図1に示される入力デバイス165等の、1つ以上の好適な入力デバイスを介して受信される顧客入力に少なくとも部分的に基づくことができる。一例として、顧客が分注入力を作動、押下、または別様に選択する間に飲料を分注することができ、顧客が分注入力を作動、押下、または別様に選択するのを停止すると、分注を停止することができる。別の例として、分注入力の作動または選択に少なくとも部分的に基づいて、分注を開始することができ、分注入力の停止の作動または選択に少なくとも部分的に基づいて、分注を停止することができる。
【0105】
飲料形成原料と関連する制御ノードに、関連する飲料形成原料を分注するように指示するための方法の例は、ブロック525の後に終了することができる。
【0106】
図5の方法は、制御ノードに飲料形成原料を分注するように指示するための方法として記載されているが、本発明の特定の実施形態において、コントローラ105等の中央コントローラが飲料形成原料の分注を直接制御することもできる。
【0107】
図6は、本発明の実施形態に従って、関連する制御ノードによって飲料形成原料の分注を制御するための方法の一例を示す。関連する制御ノードによって飲料形成原料の分注を制御するための方法は、飲料形成原料を分注するための1つ以上の分注パラメータを受信するステップと、飲料形成原料の分注を構成するステップと、飲料形成原料の分注を開始するコマンドを受信するステップと、飲料形成原料のポンピングを開始するステップと、飲料形成原料の分注を停止するコマンドが受信されるまで、飲料形成原料の分注を監視および調整するステップと、を含む。
【0108】
ブロック605では、ノード305等の飲料形成原料と関連する制御ノードが、飲料形成原料の分注と関連する1つ以上の分注パラメータを受信することができる。飲料形成原料は、選択された飲料の原料であり得る。1つ以上の分注パラメータは、好適なネットワークを介して受信することができる。本発明の実施形態における所望に応じて、限定されないが、選択された飲料の配合表、選択された飲料の原料の比率、選択された飲料の分注比率、選択された飲料の流量、飲料原料の流量、分注するカップの大きさ、分注する氷の種類、および/または分注する氷の量、容積、または比率を含む、多岐にわたる分注パラメータが、制御ノード305によって受信され得る。一実施形態において、決定された流量および/または決定された分注比率が、制御ノード305によって受信され得る。本発明の特定の実施形態において、制御ノード305は、飲料の配合表および/または飲料の流量等の、選択された飲料に関連する情報を決定、またはそれにアクセスするように動作可能であり得、制御ノード305は、飲料原料の分注パラメータを決定するように動作可能であり得る。1つ以上の分注パラメータが受信されると、動作はブロック610に移動することができる。
【0109】
ブロック610では、制御ノード305は、選択された飲料の飲料形成原料の分注を構成することができる。制御ノード305は、1つ以上の受信された分注パラメータのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、飲料形成原料の分注を構成することができる。加えて、制御ノード305は、制御ノード305のノードコントローラと関連するメモリ等の、制御ノード305と関連する好適なメモリに記憶される、飲料形成原料に関連する特性に少なくとも部分的に基づいて、分注を構成することができる。特定の実施形態において、飲料形成原料に関連する特性のうちの少なくとも一部を、制御ノード305の遠隔に位置するメモリに記憶させ、ネットワークを介して制御ノードに通信することができる。本発明の実施形態に従って所望の通り、限定されないが、飲料形成原料のポンピング性能に関連する1つ以上のパラメータ、飲料形成原料の流体特性に関連する1つ以上のパラメータ、ならびに/または飲料形成原料および/もしくはポンピング技術の流量もしくは流量範囲に関連する1つ以上のパラメータを含む、飲料形成原料に関連する多くの異なる特性を用いることができる。ポンピング性能に関連するパラメータの一例は、飲料形成原料の粘度である。ポンピング性能に関連するパラメータの別の例は、飲料形成原料に関連するポンピング技術の機能性、特性、および/または能力に関連するパラメータである。流量または流量範囲に関連するパラメータの例には、飲料形成原料および/またはポンピング技術の標的流量、ならびに流量の1つ以上の閾値が含まれる。例えば、飲料形成原料および/またはポンピング技術の容認可能な流量範囲を確立することができる。制御ノード305によって記憶される特性は、予め記憶させることができ、中央コントローラもしくはRFIDリーダ/ライタ等の、飲料形成ディスペンサ105の別の構成要素から受信することができ、および/または外部構成要素から受信することができる。
【0110】
加えて、制御ノード305は、飲料形成原料に関連するポンピング技術に少なくとも部分的に基づいて、飲料形成原料の分注を構成することができる。ポンピング技術に関連するポンピング技術の種類および/またはポンプの数量を、考慮に入れることができる。例えば、複数のポンプが飲料形成原料と関連付けられる場合、単一のポンプのみが用いられる場合とは異なるように分注を構成することができる。例えば、4つのポンプが飲料形成原料と関連付けられる場合、単一のポンプのみが飲料形成原料と関連付けられる場合に、単一のポンプがポンピングするように構成され得る飲料形成原料の量または容積の約4分の1をポンピングするように、4つのポンプのそれぞれを構成することができる。
【0111】
本発明の一実施形態において、飲料形成原料の分注の構成には、飲料形成原料の予期される流量の決定および構成が含まれ得る。飲料形成原料の予期される流量は、1つ以上の受信された分注パラメータに少なくとも部分的に基づいて決定することができるか、または代替として、飲料形成原料の予期される流量を、1つ以上の分注パラメータと併せて受信することができる。飲料形成原料の予期される流量は、選択された飲料の流量および飲料形成原料の分注比率に少なくとも部分的に基づいて、決定することができる。例えば、選択された飲料の流量が1秒当たり約3オンスであり、飲料形成原料の分注比率が約11分の1(1/11)である場合、飲料形成原料の予期される流量は、1秒当たり約3×(1/11)オンス、または1秒当たり約0.27オンスであると決定することができる。
【0112】
飲料形成原料と関連するポンピング技術の構成において、飲料形成原料の予期される流量を用いることができる。例えば、4つのポンプが飲料形成原料と関連付けられる場合、4つのポンプのそれぞれを1秒当たり約0.0675オンスポンピングするように構成することができる(または1秒当たり約0.27オンス÷4)。
【0113】
飲料形成原料の分注の構成後、動作はブロック615に移動することができる。
【0114】
ブロック615では、制御ノード305は、飲料形成原料の分注を開始するコマンドを受信することができる。飲料形成原料の分注を開始するコマンドの受信後、動作はブロック620に移動することができる。
【0115】
ブロック620では、制御ノード305は、ポンピング技術325A等の、飲料形成原料と関連するポンピング技術に、飲料形成原料のポンピングを開始するように指示することによって、飲料形成原料のポンピングを開始することができる。飲料形成原料のポンピングは、飲料形成原料の分注構成に少なくとも部分的に基づいて構成することができる。飲料形成原料のポンピングが開始されると、動作はブロック625に移動することができる。
【0116】
ブロック625では、制御ノード305が飲料形成原料のポンピングを監視することができる。制御ノード305に関連する測定技術330A等の好適な測定技術を用いて、飲料形成原料を監視することができる。
【0117】
飲料形成原料のポンピングの監視に少なくとも部分的に基づいて、飲料形成原料が適切に分注されているかどうか、および/または飲料形成原料が所望の速度で分注されているかどうかについて、1つ以上の判定を行うことができる。飲料形成原料が適切に分注されていない、および/または所望の速度で分注されていないことが判定された場合、実施形態における所望に応じて飲料形成原料のポンピングを調整することができる。
【0118】
飲料形成原料の分注の監視および任意の調整は、飲料形成原料の分注を停止するコマンドが受信されるまで継続され得る。ブロック625における飲料形成原料の監視後、処理はブロック630に移動することができる。
【0119】
ブロック630では、飲料形成原料の分注を停止するコマンドが受信されたかどうかについて判定を行うことができる。飲料形成原料の分注を停止するコマンドが受信されていない場合、動作はブロック625に移動することができ、飲料形成原料の監視を継続することができる。しかし、飲料形成原料の分注を停止するコマンドが受信された場合、動作は終了することができる。
【0120】
本発明の種々の実施形態は、特定の実施形態において所望され得る多くの異なる方法で、飲料形成原料の分注を制御することができる。例えば、分注停止コマンドが受信されるまでの飲料形成原料の分注の代替として、カップの大きさの選択を用いて、選択された飲料に含まれる飲料形成原料の量または容積を決定することができる。次いで、飲料形成原料の決定された量または容積を正確に分注することができる。本発明の実施形態における流量の使用は、カップの大きさの選択とは独立した飲料形成原料の分注を提供することができ、特定の状況、例えば選択された飲料の分注が顧客によって手入力で制御される際に望ましい場合がある。
【0121】
飲料形成原料の分注を停止するコマンドが受信されると、関連する制御ノードによって飲料形成原料の分注を制御するための方法の例は終了することができる。
【0122】
図7は、本発明の実施形態に従って、飲料形成原料の分注を監視するための方法の一例を示す。監視は、ノード305等の飲料形成原料、および/またはコントローラ105等の中央コントローラと関連する制御ノードによって実行することができる。ブロック705で動作を開始することができる。
【0123】
ブロック705では、ポンピングされる飲料形成原料の1つ以上の流れ特性を測定および/または判定することができる。例えば、測定技術330A等の好適な測定技術、および関連する制御ロジックを用いて、ポンピングされる飲料形成原料の流量を測定および/または判定することができる。別の例として、測定技術330A等の好適な測定技術、および関連する制御ロジックを用いて、ポンピングされる飲料形成原料量または容積を測定および/または判定することができる。
【0124】
本発明の一実施形態に従って、所定の時間間隔または所定の時間の間、ポンピングされる飲料形成原料の1つ以上の流れ特性を測定および/または判定することができる。本発明の実施形態に従って、約50ミリ秒(ms)の所定の時間間隔等の、多くの異なる所定の時間間隔を用いることができる。例えば、ポンピングされる飲料形成原料の流量、および/または飲料形成原料の量または容積を、所定の時間の間、判定することができる。飲料形成原料の1つ以上の流れ特性が測定および/または判定されると、処理はブロック710に移動することができる。
【0125】
ブロック710では、測定および/または判定された流れ特性のうちの1つ以上を、1つ以上の各予期される流れ特性と比較することができる。例えば、飲料形成原料の測定または判定された流量を、飲料形成原料の予期される流量と比較することができる。別の例として、ポンピングされた飲料形成原料の測定または判定された容積または量を、ポンピングされた飲料形成原料の予期される容積または量と比較することができる。
【0126】
本発明の実施形態に従って、所定の時間間隔の間に測定および/または判定された流れ特性のうちの1つ以上を、所定の時間間隔の間に各予期される流れ特性と比較することができる。例えば、先行する50msの間に測定または判定された流量を、飲料形成原料の先行する50msの間に予期される流量と比較することができる。別の例として、先行する50msの間にポンピングされた飲料形成原料の測定または判定された容積または量を、先行する50msの間にポンピングされた飲料形成原料の予期される容積または量と比較することができる。本発明の特定の実施形態において、予期される流れ特性のそれぞれは、選択された飲料の飲料形成原料の分注を通して一定であり得るが、測定および/または判定された流れ特性に少なくとも部分的に基づいて、飲料形成原料の分注の間に予期される流れ特性のうちの少なくとも一部を動的に変更または更新することができることが理解されよう。測定および/または判定された流れ特性のうちの1つ以上が各予期される流れ特性と比較されると、動作はブロック715に移動することができる。
【0127】
ブロック715では、測定および/または判定された流れ特性のうちの1つ以上と各予期される流れ特性との間に差異が存在するかどうかについて判定を行うことができる。特定の実施形態において、本発明の実施形態における所望に応じて、差異が存在するかどうかの判定に許容および/または誤差要因を組み込むことができる。
【0128】
測定された流れ特性と予期される流れ特性との間に差異が存在するかどうかの判定の例として、飲料形成原料の所定の時間間隔の間に測定された流量を、飲料形成原料の所定の時間間隔の間に予期される流量または標的流量と比較することができる。この例について、飲料形成原料の先行する50msの間に測定された流量は1秒当たり約0.8オンスであり、飲料形成原料の先行する50msの間に予期される流量は1秒当たり約1オンスであると仮定される。また、この例について、差異が存在するかどうかの決定に、プラスまたはマイナス10パーセントの許容値を含むことができる。この例では、飲料形成原料の測定された流量と予期される流量との間に差異が存在することが判定され得る。上記で説明されたパラメータが用いられる場合、先行する50msの間に測定された流量が1秒当たり約0.95オンスであること以外に、測定された流量と予期される流量との間に差異が存在しないことが判定され得る。
【0129】
測定された流れ特性と予期される流れ特性との間に差異が存在するかどうかを決定する別の例として、ポンピングされる飲料形成原料の所定の時間間隔で測定された量または容積を、所定の時間間隔でポンピングされるべき予期される量もしくは容積または標的量もしくは容積と比較することができる。この例について、飲料形成原料の先行する50msの間に測定された容積は約40マイクロリットル(mL)であり、飲料形成原料の先行する50msの間に予期される容積は約50mL(mL)であると仮定される。また、この例について、差異が存在するかどうかの判定に、プラスまたはマイナス10パーセントの許容値を含むことができる。この例では、飲料形成原料の測定された容積と予期される容積との間に差異が存在することが決定され得る。上記で説明されたパラメータが用いられる場合、先行する50msの間に測定された容積が約49マイクロリットル(mL)であること以外に、測定された容積と予期される容積との間に差異が存在しないことが判定され得る。
【0130】
所定の時間間隔の間に、測定または判定された流れ特性と予期される流れ特性との間に差異が存在しないことが判定されると、動作は停止することができる。飲料形成原料の分注の間、1つ以上のその後の所定の時間間隔で1つ以上の流れ特性を測定し、各予期される流れ特性と比較することができる。この点に関して、1つ以上のその後の所定の時間間隔の間、飲料形成原料の監視を継続することができ、飲料形成原料を、そのポンピングおよび分注の過程において監視することができる。
【0131】
しかし、所定の時間間隔の間に測定または判定された流れ特性と予期される流れ特性との間に差異が存在することが判定された場合、処理はブロック720に移動することができる。
【0132】
ブロック720では、判定された差異を補償するために、飲料形成原料の流量を調整することができるかどうかについての判定を行うことができる。換言すれば、判定された差異を補償するために、飲料形成原料の流量を増加または減少することができるかどうかについての判定を行うことができる。例えば、飲料形成原料の所定の時間間隔の間に測定された流量が1秒当たり約0.8オンスであり、飲料形成原料の予期される流量が1秒当たり約1オンスである場合、判定された差異を補償するために、飲料形成原料の流量を調整することができるかどうかについての判定を行うことができる。流量の調整は、飲料形成原料の流量および/またはポンピングに関連する1つ以上の閾値によって制限され得る。例えば、最大流量またはポンピング速度を、飲料形成原料と関連付けることができる。1つ以上の閾値を満たすように流量を調節することができない場合、判定された差異を補償するように流量を調節できないことが判定され得る。例えば、弁またはポンプが正常に機能しない状況等の、測定された流量が最大流量より大きく、最大流量未満になるように流量を調節することができない場合、流量を適切に調整できないことが判定され得る。別の例として、測定された流量が予期される流量に満たず、差異を補償するために最大流量を超える値に流量を調整しなければならない場合、流量を適切に調整できないことが判定され得る。例えば、飲料形成原料が供給される114等の飲料形成原料パッケージが空、または本質的に空である時に、かかる状況が発生し得る。また、かかる状況は、ポンピング技術の少なくとも一部が適切に動作していない場合にも発生し得る。
【0133】
測定された流量と予期される流量における差異を補償するように飲料形成原料の流量を調整することができると判定された場合、処理はブロック725に移動することができる。しかし、測定された流量と予期される流量における差異を補償するように飲料形成原料の流量を調整することができないと判定された場合、処理はブロック730に移動することができる。
【0134】
ブロック725では、測定された流量と予期される流量との間の差異を補償するように飲料形成原料の流量を調整することができる。この点に関して、差異を補償するように流量を増加または減少することができる。
【0135】
例えば、飲料形成原料の測定された流量が1秒当たり約0.8オンスであり、予期される流量が1秒当たり約1オンスである場合、飲料形成原料の所定の時間間隔の間に不足した分注を補償するように、飲料形成原料の流量を増加することができる。流量の調整は、予期される流量とは異なる流量である流量をもたらし得る。この例を使用すると、飲料形成原料の所定の時間間隔の間に不足した分注を補償するように、飲料形成原料の流量を1秒当たり約1.2オンスに増加することができる。したがって、次の所定の時間間隔の間、分注される飲料形成原料の流量は、予期される流量に加えて過去の不足分を補償するための流量とほぼ等しくなることができる。また、本発明の特定の実施形態において、所望に応じて予期される流量を調整または更新することができる。
【0136】
本発明の一実施形態において、選択された飲料の飲料形成原料の正確な量をポンピングおよび分注するように、飲料形成原料の流量を連続的に調整することができる。加えて、流量に対して行われた1つ以上の前の調整に関連する情報を適切なメモリに記憶させることができ、流量に対して調整を行うべきかどうかの決定に、前の調整に関連する情報を用いることができる。上記の例を使用すると、ある所定の時間間隔の間の流量が1秒当たり約1.2オンスに調整され、その所定の時間間隔の間および次の所定の時間に予期される流量が1秒当たり約1オンスである場合、ある所定の時間間隔の流量がその時間間隔の間に予期される流量よりも大きいことが決定され得る(1.2−1)。したがって、差異を補償するために流量を調整することができる。しかし、前の調整に関連する情報を用いて、行われる調整がある場合はその量を決定することができる。この例では、1秒当たり約1.2オンスの流量への調整は、1秒当たり約0.8オンスの前の流量を補償するために行われたため、次の所定の時間間隔の間、流量を1秒当たり約1.0オンスのみに調整すべきであることが決定され得る。前の調整に関連する情報が用いられない場合、以降の流量を1秒当たり約0.8オンスに調整することができる。
【0137】
ブロック725での流量への調整は、測定された流量を参照して記載されているが、特定の実施形態において、分注された飲料形成原料の測定された容積と分注された飲料形成原料の予期される容積との比較に基づいて、流量への調整を決定することもできる。
【0138】
制御ノード305および/または中央コントローラ105等の、飲料形成原料の分注および/またはポンピングを監視する1つ以上の構成要素は、ポンピングおよび/または分注に関する容認可能なパラメータ内の、飲料形成原料のポンピングおよび/または分注を担い得る。例えば、飲料形成原料を監視して、飲料形成原料がポンピングまたは分注の容認可能な範囲内でポンピングおよび/または分注されているかどうかを判定することができる。飲料形成原料が容認可能な範囲内でポンピングまたは分注され得ない場合、飲料形成原料の流量および/または選択された飲料の1つ以上の他の飲料形成原料の流量を所望に応じて調整することができる。例えば、飲料形成原料が所定の時間間隔の間の標的または予期される流量でポンピングされ得ない場合、飲料形成原料の流量および/または選択された飲料の他の飲料形成原料の流量を調整することができる。例として、飲料形成原料が予期される流量よりも低い流量でポンピングされており、飲料形成原料の流量を調整することができない場合、選択された飲料を正確にポンピングおよび分注するように、選択された飲料の他の飲料形成原料の流量を減少させることができる。1つ以上の他の飲料形成原料の任意の調整が、任意のブロック727に示される。
【0139】
本発明の一実施形態によれば、1つ以上の飲料形成原料の流量の調整は、ポンピングおよび/または分注される選択された飲料の総累積分注容積に少なくとも部分的に基づくことができる。例えば、50ms等の所定の時間の後、選択された飲料の総累積分注容積を決定することができる。選択された飲料の原料のそれぞれについての、選択された飲料のために分注される総量または容積に少なくとも部分的に基づいて、総累積分注容積を決定することができる。総累積分注容積を用いて、選択された飲料の飲料形成原料のうちの1つ以上の流量を調整することができる。総累積分注容積の決定は、コントローラ105等の中央コントローラによって行うことができ、ノード305A〜N等の、選択された飲料の飲料形成原料と関連する制御ノードに通信することができる。次いで、総累積分注容積を用いて、飲料形成原料がポンピングおよび/または分注される流量を調整することができる。例えば、飲料形成原料が所望の流量でポンピングされていない場合、決定された総累積分注容積は、全く異なる流量を反映し得る。次いで、決定された総累積分注容積は、選択された飲料の1つ以上の他の飲料形成原料の流量を調整するために、コントローラ105または制御ノード305A〜N等の適切な制御デバイスによって用いられ得る。例えば、選択された飲料の分注の間、ある時点で約0.2オンスの選択された飲料が分注されているはずであったが、飲料形成原料のうちの1つが適切に分注されていないために、その時点で0.15オンスの選択された飲料しか分注されていなかった場合、他の飲料形成原料の流量を調整することができる。他の飲料形成原料のそれぞれについて、選択された飲料の配合表に指定されているものよりも多量の飲料形成原料がポンピングおよび/または分注されたという判定を行うことができ、判定に従って、飲料形成原料のポンピングを動的に調整することができる。
【0140】
次いで、所望に応じて、選択された飲料の分注の間定期的に、総累積分注容積を更新することができる。例えば、50ms毎に総累積分注容積を更新することができる。
【0141】
本発明の別の実施形態によれば、1つ以上の飲料形成原料の流量の調整は、選択された飲料の流量に対する調整に少なくとも部分的に基づくことができる。例えば、飲料形成原料が予期される流量でポンピングおよび/または分注され得ない場合、選択された飲料の流量を調整することができる。選択された飲料の流量に対する調整は、予期される流量でポンピングおよび/または分注され得ない飲料形成原料の実際の流量を考慮に入れることができる。例えば、飲料形成原料の予期される流量は1秒当たり約0.5オンスであるが、飲料形成原料が1秒当たり約0.3オンスの流量でしかポンピングおよび/または分注され得ない場合、飲料形成原料の1秒当たり約0.3オンスの実際の流量に少なくとも部分的に基づいて、選択された飲料の流量を調整することができる。選択された飲料の流量を、他の飲料形成原料が選択された飲料の配合表に従ってポンピングおよび/または分注されるように、調整することができる。上記の例では、1つの飲料形成原料の1秒当たり約0.3オンスの実際の流量になるように、選択された飲料の流量を低下させることができ、選択された飲料の他の飲料形成原料の流量を、選択された飲料の配合表に従って低下させることができる。
【0142】
ブロック730では、測定または判定された流れ特性と予期される流れ特性との間の判定された差異を補償するように、飲料形成原料の流量を調整することができない場合、1つ以上の制御動作を実施することができる。本発明の実施形態における所望に応じて、多岐にわたる制御動作をとることができる。採ることのできる制御動作の例には、限定されないが、飲料形成原料の分注の停止、飲料形成原料の分注の制限、低下した速度もしくは流量での飲料の分注、適切なエラーメッセージの出力、ネットワークを介した適切なエラーメッセージの通信、および/または飲料形成原料の分注を完了するために114等の第2の飲料形成原料パッケージ、もしくは飲料形成原料供給源への切り替えが含まれる。
【0143】
1つの可能性のある制御動作は、飲料形成原料の分注の停止である。飲料形成原料が適切に分注されていない場合、飲料形成ディスペンサ100によって低品質の飲料が分注され得る。例えば、適切な量のCOCA−COLA(商標)シロップを有しないCOCA−COLA(商標)飲料が分注される場合があり、濃過ぎるかあるいは薄過ぎるかのいずれかである飲料につながる。かかる分注は、顧客不満足につながりかねない。加えて、COCA−COLA(商標)飲料の継続的な分注が許可される場合、顧客不満足につながる複数の飲料が分注されかねない。飲料形成原料の分注を停止することにより、不適切なCOCA−COLA(商標)飲料の分注が制限または防止され、それによって顧客不満足を制限することができる。加えて、飲料形成原料の分注を停止することにより、顧客に選択された飲料の不適切な分注を知らせることができ、不適切な分注を訂正することができる。例えば、114等の1つ以上の新しい飲料形成原料パッケージを原料マトリクスに挿入し、COCA−COLA(商標)飲料が適切に分注されるのを可能にすることができる。別の例として、顧客または技術員によって、飲料形成ディスペンサ100または飲料形成ディスペンサ100の構成要素をリセットするか、または初期値を回復することができる。別の例として、制御動作の結果、顧客によって、サービス技術員に知らせることができる。
【0144】
本発明の一実施形態において、制御動作の実施に併せて1つ以上の許容設定を用いることができる。飲料形成原料の分注が停止される制御動作の例において、1つ以上の許容設定によって、飲料形成原料の分注を制限する前に選択された飲料の分注が完了するのを可能にすることができる。例えば、選択された飲料の分注が、90パーセント等の完了閾値とほぼ等しいかまたはそれ以上である場合、選択された飲料の分注が完了するのを可能にし得る。分注の完了後、飲料形成原料のさらなる分注を制限、防止、または停止することができる。
【0145】
別の可能性のある制御動作は、飲料形成原料の分注の制限である。例えば、原料マトリクス位置または制御動作と関連する飲料形成原料パッケージから飲料形成原料の分注を防止することができる。
【0146】
別の可能性のある制御動作は、別の供給源が利用可能である場合、飲料形成原料の別の供給源を利用することによる、飲料形成原料の分注である。例えば、112等の原料マトリクスに接続されるか、または関連する飲料形成原料を含む第2の飲料形成原料パッケージを利用することによって、飲料形成原料の分注を実施することができる。
【0147】
別の可能性のある制御動作は、低下した速度または流量で飲料を分注することである。例えば、飲料形成原料が所望の流量で分注され得ない場合、飲料形成原料が分注され得る流量に関して判定を行うことができる。次いで、判定に少なくとも部分的に基づいて、低下した流量で飲料の分注を実施することができる。代替として、飲料形成原料を所定の最小流量に従って分注することができるかどうかについて判定を行うことができる。飲料形成原料を所定の最小流量に従って分注することができることが判定された場合、所定の最小流量を用いて飲料の分注を実施することができる。
【0148】
別の可能性のある制御動作は、飲料形成原料の流量を調整することができないという判定に関連する適切なエラーメッセージを出力および/または通信することである。例えば、105等のコントローラ、または305等の制御ノードと関連する1つ以上の適切な出力デバイスを用いて、エラーメッセージまたはエラー表示を出力することができる。本発明の実施形態における所望に応じて、好適なディスプレイおよび/またはLEDインジケータを利用して出力されるテキストメッセージ等の、多くの異なる種類のエラーメッセージまたは表示を用いることができる。
【0149】
また、飲料形成原料の流量を調整することができないという判定に関連する1つ以上のエラーメッセージを通信することもできる。該1つ以上のエラーメッセージは、適切なネットワークを介して通信することができる。該1つ以上のエラーメッセージを、飲料形成ディスペンサ100の他の構成要素および/または遠隔デバイスに通信することができる。例えば、305等の制御ノードは、エラーメッセージを105等の中央コントローラに通信することができる。別の例として、制御ノード305および/または中央コントローラ105は、サーバ、処理センタ、顧客サポートセンタ、技術サポートサポートセンタ、および/または飲料形成ディスペンサ100に関連する保守監督者、顧客、顧客の管理者、もしくは技術員と関連するパーソナルコンピュータ等の遠隔デバイスに、エラーメッセージを通信することができる。エラーメッセージは、任意の好適な形態、例えばLANまたはWAN(例えばインターネット)上の電子メールによって通信することができる。
【0150】
飲料形成原料の分注を監視するための方法の例は、ブロック715またはブロック730のいずれかの後、終了することができる。
【0151】
加えて、本発明の実施形態の能力を実行するように機械で実行可能な少なくとも1つのプログラムまたは1組の命令を明白に具現化する、機械で読み取り可能な少なくとも1つのプログラム記憶デバイスを提供することができる。
【0152】
本明細書で描写される流れ図は、例示的なものである。本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載されるこれらの図またはステップ(または動作)に対する多数の変形例が存在し得る。例えば、ステップは異なる順序で実行することができるか、またはステップを追加、削除、もしくは修正することができる。これらの変形例の全てが、特許請求される発明の一部であると見なされる。
【0153】
本発明の実施形態について記載したが、当業者は、現在および将来の両方において、以下の特許請求の範囲内に含まれる種々の改善および増強を行い得ることが理解されよう。以下の特許請求の範囲は、最初に記載した本発明に対する適切な保護を維持するものと解釈されたい。