【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態は特許請求の範囲を参照することにより理解されよう。
本発明は自動車及び方法を提供する。
【0008】
保護を求める本発明の他の形態では、下記の自動車が提供される。すなわち、
この自動車は、
原動手段と、
1つ以上の車輪からなる少なくとも第1グループ及び第2グループと、
前記原動手段を一つ以上の車輪からなる前記第1グループ及び前記第2グループに接続するためのドライブラインであって、一つ以上の車輪からなる前記第1グループは前記ドライブラインが第1運転モードにある時に前記原動手段により駆動されることができ、一つ以上の車輪からなる前記第2グループは前記ドライブラインが第2運転モードにある時に前記原動手段により追加的に駆動されることができるよう構成されたドライブラインを備える。
前記ドライブラインは、該ドライブラインが前記第1モードと前記第2モードの間で移行する時、前記一つ以上の車輪からなる第2グループを前記原動手段からのトルク伝達経路へ接続するように作動可能な、リリース可能なトルク伝達手段を含む補助部を有し、
前記自動車は、前記第1モードから前記第2モードへ及び前記第2モードから前記第1モードへ移行するためのドライブラインの制御を自動的に作動可能な制御手段を備え、
前記制御手段は所定の自動車運転温度値に依存して、前記第1モードから前記第2モードへの移行及び/又は前記第2モードから前記第1モードへの移行を阻止するように作動可能である。
【0009】
ここで1つ以上の車輪からなるグループというのは、単一の車輪を要素とするグループも含むものと理解されたい。
【0010】
モード間の移行を阻止するというのは、第1モードから第2モードへの移行と第2モードから第1モードへの移行の一方または両者を阻止することを含む。
【0011】
一つの実施形態において、制御手段は、所定の自動車運転温度が第1の所定値より低い時に、第2モードから第1モードへの移行を阻止するように構成できる。
【0012】
このように、いくつかの実施形態では、所定の自動車運転温度が第1の所定値よりも低い時、ドライブラインは第1モードから第2モードへ移行できるが、第2モードから第1モードへの移行できない。第1の所定値はまた下側臨界温度値と呼ぶことができる。
【0013】
一つの実施形態では、制御手段は、所定の自動車運転温度が第2の所定値よりも高い時に、第2モードから第1モードへの移行を阻止するように作動できる。
【0014】
このように、いくつかの実施形態では、所定の自動車運転温度が第2の所定値よりも高い値を持つ時、ドライブラインは第1モードから第2モードへ移行できるが、第2モードから第1モードへの移行ができない。この第2の所定値はまた上側臨界温度値と呼ぶことができる。
【0015】
一つの実施形態では、第2の所定温度値は第1の所定温度値よりも高い値でありうる。
【0016】
一つの実施形態では、制御手段は、所定の自動車運転温度値が第3の所定値よりも低い時、第1モードから第2モードへの移行及び第2モードから第1モードへの移行を阻止するように作動できる。
【0017】
こうしていくつかの実施形態では、ドライブラインは、温度が第3の所定温度より低い時に、第1モードから第2モードへの又は第2モードから第1モードへの切り替えを阻止される。第3の所定温度は下側臨界モードロック温度と称することができる。なぜならドライブラインは温度が第3の所定温度よりも低下した時にたまたま作動しているいずれかのモードにおいてロックされるに至るからである。
【0018】
一つの実施形態では、第1及び第3の所定の運転温度値は実質的に同一でもよい。
【0019】
一つの実施形態では、第3の所定の運転温度値は第1の所定の運転温度値よりも低くてよい。
【0020】
一つの実施形態では、制御手段は、所定の運転温度値が第4の所定値より高い時に、第1モードから第2モードへ及び第2モードから第1モードへの移行を阻止するように作動することができる。
【0021】
従って、いくつかの実施形態では、温度が第4の所定温度よりも高い時に、ドライブラインは第1モードから第2モードへ、又は第2モードから第1モードへの切り替えを阻止される。第4の所定温度は上側臨界モードロック温度と称することができる。なぜならドライブラインは温度が第4の所定温度よりも上昇した時にたまたま作動しているいずれかのモードにおいてロックされるに至るからである。
【0022】
一つの実施形態では、第2及び第4の所定の運転温度値は実質的に同一でありうる。
【0023】
一つの実施形態では、第4の所定値は第2の所定値よりも大きくてよい。
【0024】
随意に、制御手段は、一つ以上の自動車運転パラメータに関する1つ以上の所定の条件からなる第一組が満たされた時に、第1モードから第2モードへ移行するためのドライブラインの制御を自動的に作動可能であり、また制御手段はさらに一つ以上の自動車運転パラメータに関する1つ以上の条件からなる第二組が満たされた時に、第2モードから第1モードへの移行するためのドライブラインの制御を自動的に作動可能である。
【0025】
一つの実施形態では、制御手段は、所定の自動車運転温度値に依存して、一つ以上の自動車運転パラメータの第一組のうちの一つの自動車運転パラメータの閾値であってそれより高いか低いかで前記ドライブラインが前記第1モードから前記第2モードになる閾値である第1閾値を変更するように作動しうる。
【0026】
こうして、いくつかの実施形態において、もしも一つ以上の自動車運転パラメータの第一組のうちの1つの自動車運転パラメータの値が閾値よりも上昇したら、ドライブラインは第1モードから第2モードになる。いくつかの別の実施形態では、もしも一つ以上の自動車運転パラメータの第一組のうちの1つの自動車運転パラメータの値が閾値よりも低下したら、ドライブラインは第1モードから第2モードになる。
【0027】
一つの実施形態では、制御手段は、所定の自動車運転温度値に依存して、一つ以上の自動車運転パラメータの第二組のうちの一つの自動車運転パラメータの閾値であってそれより高いか低いかで前記ドライブラインが前記第1モードになる閾値である第2閾値を変更するように作動しうる。
【0028】
こうして、いくつかの実施形態では、もしも一つ以上の自動車運転パラメータの第二組のうちの一つの自動車運転パラメータの値が閾値よりも低下したら、ドライブラインは第2モードから第1モードになる。いくつかの他の実施形態では、もしも一つ以上の自動車運転パラメータの第二組のうちの一つの自動車運転パラメータの値が閾値よりも上昇したら、ドライブラインは第2モードから第1モードになる。
【0029】
一つの実施形態では、一つ以上の自動車運転パラメータの第一組及び第二組は共通の運転パラメータを有しうる。第1閾値及び第2閾値は当該運転パラメータの値である。
【0030】
これら第1閾値及び第2閾値は実質的に等しいものでありうる。
【0031】
一つの実施形態では、第1閾値及び第2閾値は異なった値でありうる。
【0032】
こうして、第1閾値及び第2閾値にはヒステリシスギャップがあってもよい。
【0033】
一つの実施形態では、所定の自動車運転温度は、自動車の部品又は流体、ドライブラインの補助部の部品又は流体、リリース可能なトルク伝達手段の部品又は流体、及び周囲温度の中から選択される少なくとも一つの温度でありうる。
【0034】
所定の自動車運転温度はセンサーにより測定しうる。
【0035】
それらに代わりまたはそれらに加えて、所定の自動車運転温度はコンピュータソフトウエアコードで実行される仮想モデルにより決定できる。ここにコンピュータソフトウエアコードは所定の自動車運転温度値以外の一つ以上の自動車運転パラメータに対応する一つ以上の入力を有する。
【0036】
随意に、ドライブラインの補助部はプロップシャフトを有し、リリース可能なトルク伝達手段が第1及び第2のリリース可能なトルク伝達手段を融資、前記第1のリリース可能なトルク伝達手段は、前記プロップシャフトが前記原動手段からのトルク伝達経路に対して接続される接続状態及び切断される切断状態の間で作動可能であり、第2のリリース可能なトルク伝達手段は前記プロップシャフトが一つ以上の車輪からなる第2グループに対して接続される接続状態及びそれから切断される切断状態となるように作動可能である。
【0037】
一つの実施形態では、ドライブラインの第1モードにおいて第1及び第2のリリース可能なトルク伝達手段はいずれも切断状態を取りうる。
【0038】
随意に、ドライブラインが第1モードにあり、所定の自動車運転温度が第1の所定値よりも低い時、制御手段は第1のリリース可能なトルク伝達手段を接続状態に置くが第2のリリース可能なトルク伝達手段は切断状態に置くか、又は第1のリリース可能なトルク伝達手段を切断状態に維持し且つ第2のリリース可能なトルク伝達手段は接続状態に置くように構成されている。
【0039】
この特徴は、第1及び第2のリリース可能なトルク伝達手段の両者の入力部と出力部の間の速度差が、リリース可能なトルク伝達手段の両者が切断状態にある場合と比較して減少できるという利点を有する。
【0040】
随意に、ドライブラインが第1モードにあり且つ所定の自動車運転温度が第2の所定値よりも高い時、制御手段は、第1のリリース可能なトルク伝達手段を接続状態に置くが第2のリリース可能なトルク伝達手段を切断状態に維持するか、又は第1のリリース可能なトルク伝達手段を切断状態に維持し且つ第2のリリース可能なトルク伝達手段を接続状態に置くように構成されている。
【0041】
いくつかの実施形態では、ドライブラインが第1モードにある時、第1及び第2のリリース可能なトルク伝達手段が切断状態になることが有利であることが理解される。したがって、プロップシャフトは原動手段へのトルク伝達経路及び一つ以上の車輪からなる第2グループから孤立される。したがってそれは実質的に静止状態となり、プロップシャフトの回転に関連した損失を減じる。
【0042】
しかしながら、湿式クラッチ手段が第1及び/又は第2のリリース可能なトルク伝達手段のために使用され、第2のリリース可能なトルク伝達手段が、(例えば後部駆動ユニット(RDU)のような駆動ユニットの使用によって)クラッチ手段の滑りにより第2グループの二つ以上の車輪の回転速度の差を受容する構成の場合において、第2のリリース可能なトルク伝達手段の温度が十分に高いというのは、クラッチ手段の滑りの発生に対して望ましくないであろう。なぜなら、これは第2のリリース可能なトルク伝達手段のさらなる温度上昇を起こす可能性があるからである。したがって、制御手段はドライブラインを第2のリリース可能なトルク伝達手段が切断状態に留まるように制御しうる。第1のリリース可能なトルク伝達手段は接続状態に置かれ、それにより第2のリリース可能なトルク伝達手段の入力部と出力部の間の速度差が減じられる。これはドライブラインが第1モードにある時に、第2のリリース可能なトルク伝達手段により消散されるエネルギーの量をさらに減じることができる。
【0043】
換言すると、もしも第2のリリース可能なトルク伝達手段が、その駆動入力と駆動出力の間に速度差が存在するならば駆動入力が実質的に駆動出力から切り離されているような切断状態にあっても加温されるようなクラッチ手段等を有するとき、第1のリリース可能なトルク伝達手段を接続状態に置くことにより、この速度差は減じることができ、実質的にゼロになる可能性もある。
【0044】
随意に、ドライブラインが第2モードにあり且つ所定の自動車運転温度が第3の所定値より高い時、制御手段は第2のリリース可能なトルク伝達手段を切断状態に制御し、それによりドライブラインが第1モードを取るように作動可能である。
【0045】
この特徴は、第2のリリース可能なトルク伝達手段が、クラッチ手段の滑りにより左右の車輪の回転速度の差を受容する駆動ユニットに接続される実施形態で、滑りによるクラッチの加熱が減じうる利益を有する。こうして、第2のリリース可能のトルク伝達手段の温度が高いとき、この特徴はドライブラインに対する損傷の危険を減じ、或いはドライブラインがこうむる損傷の量を減じることができる。
【0046】
随意に、制御手段はさらに、ドライブラインが第2モードにあって所定の自動車運転温度が前記の第3の所定値より高い時に、第1のリリース可能なトルク伝達手段は第2のリリース可能なトルク伝達手段が切断状態に置かれた時に接続状態に維持される。
【0047】
これは、第2のリリース可能なトルク伝達手段の入出力部の間の相対回転量が減じることができ、実質的にゼロに減じる可能性があるという利点を有する。駆動ユニットが車輪回転速度の差を受容する湿式クラッチ手段とともに使用される上記の場合には、これは駆動ユニットのようなドライブラインの部分のさらなる加熱を減じうる。
【0048】
湿式クラッチ手段又は同様な手段は、駆動入力が実質的に駆動出力から切断されている開状態にある時でも、速度差がそれら入出力間に存在するならば、加温されうることが理解されよう。第2のリリース可能なトルク伝達手段の駆動入力がプロップシャフトにより駆動されるように、接続状態にある第1のリリース可能なトルク伝達手段を接続状態に維持することにより、第2のリリース可能なトルク伝達手段の駆動入力と駆動出力の間の速度差を減じることができ、実質ゼロとなる可能性があることが理解されよう。
【0049】
一つの実施形態では、リリース可能なトルク伝達手段はクラッチ手段とすることができ、これは随意に湿式クラッチとすることができる。
【0050】
一つの実施形態では、第1及び第2のリリース可能なトルク伝達手段の一方または両方はクラッチ手段でありうる。
【0051】
一つの実施形態では原動手段は内燃エンジン及び電気機械から選択された少なくとも一つでありうる。
【0052】
本発明が保護を求める一つの形態では、それぞれ一つ以上の車輪からなる第1グループ及び第2グループを駆動するように作動可能なドライブラインを有する自動車を制御する方法であって、
前記ドライブラインの第1運転モードにおいて、前記ドライブラインに結合された原動手段により一つ以上の車輪からなる第1グループを駆動する工程と、
前記ドライブラインの第2運転モードにおいて、リリース可能なトルク伝達手段により前記ドライブラインの補助部を前記原動手段に結合して、それにより前記第1グループに加えて一つ以上の車輪からなる第2グループを駆動する工程を含み、
そして前記方法は、前記ドライブラインを制御して前記第1モードと前記第2モードの間の移行を自動的に行うこと、
さらに、前記方法は、所定の自動車運転温度値に依存して前記両モード間の移行を阻止すること、
を含む方法を提供する。
【0053】
一つの実施形態では、前記方法は、所定の自動車運転温度値が第1の所定値より低い時に第2モードから第1モードへの移行を阻止する工程を含む。
【0054】
一つの実施形態では、前記方法は、所定の自動車運転温度値が第2の所定値より高い時に第2モードから第1モードへの移行を阻止する工程を含む。
【0055】
随意に、制御手段は、一つ以上の自動車運転パラメータに関する一つ以上の所定の条件からなる第一組が満たされた時に、第1モードから第2モードへ移行するためのドライブラインの制御を自動的に作動可能であり、
この制御手段はさらに、一つ以上の自動車運転パラメータに関する一つ以上の所定の条件からなる第二組が満たされた時に、第2モードから第1モードへ移行するためのドライブラインの制御を自動的に作動可能である。
【0056】
保護を求める本発明の1つの形態において、次の自動車が提供される。
原動機、
一つ以上の車輪からなる少なくとも第1グループと第2グループ、及び
前記原動機を前記一つ以上の車輪からなる第1グループと第2グループへ接続するドライブラインであって、前記ドライブラインが第1運転モードにある時に前記一つ以上の車輪からなる第1グループが原動機により駆動され、前記ドライブラインが第2運転モードにある時に前記一つ以上の車輪からなる第2グループが追加的に前記原動機により駆動されるように構成された前記ドライブラインを備え、
前記ドライブラインは、該ドライブラインが前記第1モードと前記第2モードの間を移行する時に、前記一つ以上の車輪からなる前記第2グループを前記原動機に接続するように作動可能な、リリース可能なトルク伝達手段を有する補助部を備え、
前記自動車は、一つ以上の自動車運転パラメータに関する一つ以上の所定の条件からなる第一組が満たされた時に、前記第1モードと前記第2モードの間を移行するためのドライブラインの制御を自動的に作動可能であり、
前記自動車はさらに、一つ以上の自動車運転パラメータに関する一つ以上の所定の条件からなる第二組が満たされた時に、前記第2モードと前記第1モードの間を移行するためのドライブラインの制御を自動的に作動可能であり、そして
前記自動車は所定の自動車運転温度値に依存して前記モード間の移行を阻止するように作動可能な、
自動車。
【0057】
保護を求める本発明のさらなる形態では、一つ以上の車輪からなる第1グループと第2グループを駆動すべく作動可能なドライブラインを有する自動車を制御する下記の工程を含む方法が提供される。
ドライブラインの第1運転モードでは、前記ドライブラインに結合された原動機により一つ以上の車輪からなる第1グループを駆動するが、一つ以上の車輪からなる第2グループは駆動しない工程と、
ドライブラインの第2運転モードでは、リリース可能なトルク伝達手段により補助部を原動機へ接続し、それにより第1グループに加えて一つ以上の車輪からなる第2グループを駆動する工程を含む。
本方法は、一つ以上の自動車運転パラメータに関する一つ以上の所定の条件からなる第一組が満たされた時に、前記第1モードと前記第2モードの間の移行を行うためにドライブラインを制御することを含み、そして、
一つ以上の前記自動車運転パラメータに関する一つ以上の所定の条件からなる第二組が満たされた時に、第2モードと第1モードの間の移行を行うためにドライブラインを制御することを含み、
さらに、所定の自動車運転温度値に依存して両モード間の移行を阻止することを含む。
【0058】
保護を求める本発明のさらに他の形態では、下記の構成の自動車が提供される。
原動機、
一つ以上の車輪からなる少なくとも第1グループ及び第2グループ、及び
前記原動機を、前記一つ以上の車輪からなる第1グループ及び第2グループに接続するドライブラインであって、前記一つ以上の車輪からなる第1グループは前記ドライブラインが第1運転モードにある時に前記原動機により駆動され、前記一つ以上の車輪からなる第2グループは前記ドライブラインが第2運転モードにある時に前記原動機により追加的に駆動されるように構成された前記ドライブラインを備え、
前記ドライブラインは、該ドライブラインが第1モードと第2モードの間を移行する時に、前記一つ以上の車輪からなる第2グループを前記原動機に接続するように作動可能な、リリース可能なトルク伝達手段を有する補助部を含み、そして、
自動車は一つ以上の自動車運転パラメータの値に応答して第1モードと第2モードの間の移行を行うためのドライブラインの制御を自動的に作動可能であり、そして自動車は、自動車運転温度値に依存した一つ以上の自動車運転パラメータの値に応じて、両モード間の移行が生じる可能性を減じるように構成されている、
自動車。
【0059】
本発明の範囲内において、以上の説明、請求項及び/又は以下の説明、図面において説明された、各種の形態、実施形態、例、代替物は、単独で又は組み合せて使用することがきる。例えば、一つの実施形態に関連して説明した特徴は特に矛盾しないかぎり、すべての実施形態に適用できることが意図されている。