特許第5775185号(P5775185)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5775185
(24)【登録日】2015年7月10日
(45)【発行日】2015年9月9日
(54)【発明の名称】熱交換コイル及び空気調和機
(51)【国際特許分類】
   F24F 13/30 20060101AFI20150820BHJP
   F24F 11/02 20060101ALI20150820BHJP
   F24F 1/00 20110101ALI20150820BHJP
   F24F 13/32 20060101ALI20150820BHJP
【FI】
   F24F1/00 391A
   F24F11/02 102L
   F24F1/00 321
   F24F1/00 331
   F24F1/00 391B
   F24F1/00 426
【請求項の数】10
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-10955(P2014-10955)
(22)【出願日】2014年1月24日
(65)【公開番号】特開2015-137825(P2015-137825A)
(43)【公開日】2015年7月30日
【審査請求日】2014年1月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000244958
【氏名又は名称】木村工機株式会社
(72)【発明者】
【氏名】木村 恵一
(72)【発明者】
【氏名】森田 満津雄
(72)【発明者】
【氏名】浦野 勝博
(72)【発明者】
【氏名】清水 正三
【審査官】 佐藤 正浩
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−012106(JP,A)
【文献】 特開平02−082027(JP,A)
【文献】 実開昭64−022509(JP,U)
【文献】 特開2010−210106(JP,A)
【文献】 特開平03−144265(JP,A)
【文献】 特開2007−322061(JP,A)
【文献】 特開2000−320927(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 13/30
F24F 1/00
F24F 11/02
F24F 13/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱伝達部材を介して熱交換媒体と空調用通風空気を熱交換する熱交換コイルであって、前記熱伝達部材が、内部に前記熱交換媒体が流れる複数の分割伝熱管群と、前記分割伝熱管群を挿着した複数の分割フィン群と、を備え、複数の前記分割伝熱管群毎の前記熱交換媒体流通量を個別に調整する制御装置を、設け、複数の前記分割フィン群を通風方向に離間させて隣合う前記分割フィン群の空気出入口の間に空気混合エリアを、形成し、前記熱交換媒体を熱源水とし、前記制御装置を、前記分割伝熱管群毎に対応して設けられた比例制御用流量調整弁と、前記流量調整弁を一つずつ順番に開閉させて水量を調整する場合において水量増加調整時には前記流量調整弁の一つにて上限水量まで比例増水させた時点で最少通水量分を一時に減水させると同時に次に開く前記流量調整弁にて下限水量で通水させてから前記最少通水量分を一時に減水させている前記流量調整弁にて前記上限水量まで比例増水させた時点で前記下限水量で通水させている前記流量調整弁にて比例増水を開始させる制御を行うと共に水量減少調整時には前記流量調整弁の一つにて下限水量まで比例減水させた時点で次に閉じる前記流量調整弁にて前記最少通水量分を比例減水させてから上限水量まで一時に増水させると同時に前記下限水量まで減水させている前記流量調整弁にて止水させた時点で上限水量まで増水させている前記流量調整弁にて比例減水を開始させる制御を行う制御器と、により構成したことを特徴とする熱交換コイル。
【請求項2】
天井に設置される空気調和機であって、請求項1記載の熱交換コイルと、空調用通風空気を前記熱交換コイルへ風上側から押込み式に送風する送風機と、を備えたことを特徴とする空気調和機。
【請求項3】
風上側の分割フィン群に挿着される分割伝熱管群の領域を、風下側の前記分割フィン群に挿着される分割伝熱管群の領域より少なくした請求項1又は2に記載の熱交換コイル及び空気調和機。
【請求項4】
風上側の分割フィン群のフィンピッチを、風下側の分割フィン群のフィンピッチより広くした請求項1又は2のいずれか記載の熱交換コイル及び空気調和機。
【請求項5】
熱交換媒体が風下側の分割フィン群から風上側の分割フィン群へ順次流れるように分割伝熱管群を、配置した請求項1から4のいずれかに記載の熱交換コイル及び空気調和機。
【請求項6】
熱伝達部材を介して熱交換媒体と空調用通風空気を熱交換する熱交換コイルであって、前記熱伝達部材が、内部に前記熱交換媒体が流れる複数の分割伝熱管群と、前記分割伝熱管群を挿着したフィン群と、を備え、複数の前記分割伝熱管群毎の前記熱交換媒体流通量を個別に調整する制御装置を、設け、前記熱交換媒体を熱源水とし、前記制御装置を、前記分割伝熱管群毎に対応して設けられた比例制御用流量調整弁と、前記流量調整弁を一つずつ順番に開閉させて水量を調整する場合において水量増加調整時には前記流量調整弁の一つにて上限水量まで比例増水させた時点で最少通水量分を一時に減水させると同時に次に開く前記流量調整弁にて下限水量で通水させてから前記最少通水量分を一時に減水させている前記流量調整弁にて前記上限水量まで比例増水させた時点で前記下限水量で通水させている前記流量調整弁にて比例増水を開始させる制御を行うと共に水量減少調整時には前記流量調整弁の一つにて下限水量まで比例減水させた時点で次に閉じる前記流量調整弁にて前記最少通水量分を比例減水させてから上限水量まで一時に増水させると同時に前記下限水量まで減水させている前記流量調整弁にて止水させた時点で上限水量まで増水させている前記流量調整弁にて比例減水を開始させる制御を行う制御器と、により構成したことを特徴とする熱交換コイル。
【請求項7】
床に設置される空気調和機であって、請求項6記載の熱交換コイルと、空調用通風空気を前記熱交換コイルへ風下側から吸込み式に送風する送風する送風機と、を備えたことを特徴とする空気調和機。
【請求項8】
複数の分割伝熱管群毎の下限流量が異なるように構成した請求項1から7のいずれかに記載の熱交換コイル及び空気調和機。
【請求項9】
熱交換媒体が流れる一対の冷水循環路及び温水循環路と接続された分割伝熱管群に冷水と温水を切換自在として流すと共に複数の前記分割伝熱管群毎の前記熱交換媒体流通量を個別に調整する制御装置を、備えた請求項1から8のいずれかに記載の熱交換コイル及び空気調和機。
【請求項10】
分割伝熱管群を楕円管にて形成した請求項1から9のいずれかに記載の熱交換コイル及び空気調和機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は熱交換コイル及び空気調和機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
天井に設置される空調機はスペース制限のため機体のコンパクト化が要求され、機体内で熱交換される空調用通風空気を熱交換コイルへ風上側から押込み式に送風する構造となっているが、熱交換コイルの送風機吹出口に対面する部分と、その他の部分に風量ムラ及び熱交換温度ムラが生じて熱交換ロスが増大する。それを補うために伝熱面積を大きくせねばならず、熱交換コイル及び空調機が大型化する問題があった。
【0003】
【特許文献1】特開平4−327726号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
また、4管式の空調機では冷房と暖房を自由に切換えできるが、冷水が流れる冷房専用熱交換コイルと、温水が流れる暖房専用熱交換コイルの2つが必要で、熱交換コイルによって空気抵抗が増えて無駄な送風動力が増し、空気調和機の機体も大型化する問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するため、熱伝達部材を介して熱交換媒体と空調用通風空気を熱交換する熱交換コイルであって、前記熱伝達部材が、内部に前記熱交換媒体が流れる複数の分割伝熱管群と、前記分割伝熱管群を挿着した複数の分割フィン群と、を備え、複数の前記分割伝熱管群毎の前記熱交換媒体流通量を個別に調整する制御装置を、設け、複数の前記分割フィン群を通風方向に離間させて隣合う前記分割フィン群の空気出入口の間に空気混合エリアを、形成し、前記熱交換媒体が風下側の前記分割フィン群から風上側の前記分割フィン群へ順次流れるように前記分割伝熱管群を、配置したことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、
(1)熱源水を複数の分割伝熱管群に分岐させて分割伝熱管群当たりの流量を減らしているので、下限流量の小さな流量調整弁を用いてコイル全体の制御可能な下限流量を(1つの流量調整弁及び伝熱管群の熱交換コイルと比べて)最少化できる。そのため、空調能力(熱交換コイルの最少交換熱量)の制御範囲が広がり、中間期などの低負荷時に、無駄な熱交換エネルギー消費を防止して冷やし過ぎ温め過ぎを無くし、快適性と省エネ性を確実に保障することができる。
(2)複数の流量調整弁を順次開閉して、偏りのない応答性に優れた流量の比例制御ができ、熱交換ムラのない安定した快適空調を行える。
(3)風上側の分割フィン群の送風機吹出口に対面する部分と、その他の部分にバイパスなどで風量ムラ及び熱交換温度ムラが生じても、風下側の分割フィン群との間にある空気混合エリアで通風空気が混合、拡散されて均一化された状態で風下側の分割フィン群に通風されるため、熱交換ロスを削減でき熱交換効率が向上する。
【0007】
請求項2の発明によれば、
(1)送風機で通風空気を熱交換コイルへ風上側から押込み式に送風しても、風下側の分割フィン群との間にある空気混合エリアで通風空気が混合されて均一化された状態で風下側の分割フィン群に通風されるため、熱交換ロスを削減できる。
(2)熱交換ロスが少なくて熱交換効率が向上するので熱交換コイル及び空調機がコンパクト化され、スペース制限のある天井内へ容易に設置でき、機械室が不要となりレンタブル率向上によるコスト削減を図れる。
【0008】
請求項3の発明によれば、
(1)風上側の分割伝熱管群の領域を風下側より減らして、コイル全体の伝熱面積の比率を、風量ムラ及び熱交換温度ムラで熱交換効率の悪い領域を最小限に抑えつつ空気混合作用による熱交換効率の良い領域を最大限にすることができ、一層省エネ化を図れる。
【0009】
請求項4の発明によれば、
(1)風上側のフィンピッチを風下側より広くしてあるので、コイル全体の伝熱面積の比率を、風量ムラ及び熱交換温度ムラで熱交換効率の悪い領域を最小限に抑えながら空気混合作用による熱交換効率の良い領域を最大限にすることができ、しかも、風下側分割フィン群のフィンピッチが狭くなる分、空気抵抗による空気混合作用が促進され、一層省エネ化を図れる。
【0010】
請求項5の発明によれば、
(1)熱交換媒体が風下側の分割フィン群から風上側の分割フィン群へ順次流れるように分割伝熱管群を配置して、風上側分割フィン群の分割伝熱管群領域での熱交換媒体と通風空気との温度差を少なくし、かつ風下側分割フィン群の分割伝熱管群領域での熱交換媒体と通風空気との温度差を大きくしあるので、風量ムラ及び熱交換温度ムラで熱交換効率の悪い領域を最小限に抑えつつ上記空気混合作用による熱交換効率の良い領域を最大限にすることができ、これとカウンターフロー作用との相乗作用で、低負荷時でも大幅省エネが可能となる。
【0011】
請求項6と7の発明によれば、
(1)熱源水を複数の分割伝熱管群に分岐させて分割伝熱管群当たりの流量を減らしているので、下限流量の小さな流量調整弁を用いてコイル全体の制御可能な下限流量を(1つの流量調整弁及び伝熱管群の熱交換コイルと比べて)最少化できる。そのため、空調能力(熱交換コイルの最少交換熱量)の制御範囲が広がり、中間期などの低負荷時に、無駄な熱交換エネルギー消費を防止して冷やし過ぎ温め過ぎを無くし、快適性と省エネ性を確実に保障することができる。
(2)複数の流量調整弁を順次開閉して、偏りのない応答性に優れた流量の比例制御ができ、熱交換ムラのない安定した快適空調を行える。
【0013】
請求項8の発明によれば、
(1)複数の分割伝熱管群毎の下限流量が異なるようにしてあるので(例えば6:4)、各下限流量が同じ場合(例えば5:5)の平均下限流量と比べて、さらに少ない下限流量制御(例えば5よりも少ない4)が可能となり、空調負荷の一層広い変動幅に対応して快適性と省エネ性を確実に保障することができる。
【0014】
請求項9の発明によれば、
(1)1つの冷暖兼用の熱交換コイルで冷房と暖房を自由に切換えでき、2つの冷暖専用熱交換コイルを使用する場合と比べて、送風動力を削減できて省エネとなり、空気調和機をコンパクト化できる。
【0015】
請求項10の発明によれば、
(1)通風抵抗が小さくて圧力損失が減少し、かつ、コイル通風空気との接触面積(伝熱面積)が増して、省エネ性を向上できる。
【実施例】
【0016】
図1図3は、本発明の空気調和機の一実施例を示しており、この空気調和機は、天井に設置されるものであって、機体であるケーシング1内に、熱交換コイル2と、空調用通風空気を熱交換コイル2へ風上側から押込み式に送風する送風機3と、図示省略の加湿器等と、を備えており、熱交換コイル2で熱交換された空調用通風空気は温風又は冷風となって室内などの被空調空間に給気される。なお、各図中の白抜き矢印は空調用通風空気の風向を示している。
【0017】
熱交換コイル2は、熱伝達部材5を介して熱交換媒体と空調用通風空気を熱交換するものであって、熱伝達部材5が、内部に熱交換媒体が流れる複数の分割伝熱管群6…と、分割伝熱管群6…を挿着した複数の分割フィン群7…と、複数の分割伝熱管群6…毎の熱交換媒体入口に連通連結された複数の分岐ヘッダ8…と、全ての分割伝熱管群6…の熱交換媒体出口に連通連結された合流ヘッダ9と、を備えている。風上側の分割フィン群7に挿着される分割伝熱管群6の領域は、風下側の分割フィン群7に挿着される分割伝熱管群6の領域より少なくするのが好ましいが、これに限定されるものではなく領域の変更は自由である。分割伝熱管群6は楕円管にて形成するのが好ましいが円形管で形成してもよい。
【0018】
この複数の分割フィン群7…を通風方向に離間させて隣合う分割フィン群7、7の空気出入口の間に空気混合エリア10を、形成し、熱交換媒体が風下側の分割フィン群7から風上側の分割フィン群7へ順次流れるように分割伝熱管群6…を、配置する。分割フィン群7は多数のプレートフィン11…を所定間隔で平行に並設して成り、この多数のプレートフィン11…の平面部と直交状に、分割伝熱管群6…の一部を構成する直管部が複数段・複数列で挿着される。風上側の分割フィン群7のフィンピッチPは、風下側の分割フィン群7のフィンピッチPより広くするのが好ましいが、これに限定されるものではなくフィンピッチPの変更は自由である。
【0019】
熱交換媒体は熱源水とし、熱交換媒体が流れる一対の冷水循環路12及び温水循環路13と三方切換弁14…及び分岐ヘッダ8…を介して接続された分割伝熱管群6…に冷水と温水を切換自在として流すと共に複数の分割伝熱管群6…毎の熱交換媒体流通量を個別に調整する制御装置4を、設ける。複数の分割伝熱管群6毎の下限流量が異なるように構成するのが好ましいが、全ての分割伝熱管群6…のうちの一部又は全部が同じになるようにしてもよい。熱源水は図示省略のチラーやボイラーなどの熱源機で温度調整されて冷水や温水となり、4管式の熱源水回路である一対の冷水循環路12及び温水循環路13と熱源機を循環する。
【0020】
図3図4に示すように、制御装置4は、分割伝熱管群6毎に対応して設けられた比例制御用流量調整弁15(15a、15b)と、流量調整弁15(15a、15b)を一つずつ順番に開閉させて流量を調整する場合において水量増加調整時には流量調整弁の一つ15aにて上限水量まで比例増水させた時点で最少通水量分を一時に減水させると同時に次に開く流量調整弁15bにて下限水量で通水させてから最少通水量分を一時に減水させている流量調整弁15aにて上限水量まで比例増水させた時点で下限水量で通水させている流量調整弁15bにて比例増水を開始させる制御を行うと共に水量減少調整時には流量調整弁の一つ15bにて下限水量まで比例減水させた時点で次に閉じる流量調整弁15aにて最少通水量分を比例減水させてから上限水量まで一時に増水させると同時に下限水量まで減水させている流量調整弁15bにて止水させた時点で上限水量まで増水させている流量調整弁15aにて比例減水を開始させる制御を行う制御器16と、により構成する。図例では流量調整弁15が2つの場合を説明したが、3つ以上でも同様にして応答性に優れたスムースな水量の比例制御が可能である。
【0021】
図5図6は、前記各実施例を床に設置される空気調和機にしたもので、熱交換コイル20と、空調用通風空気を熱交換コイル20へ風下側から吸込み式に送風する送風機21と、を備えている。熱交換コイル20は、熱伝達部材22が、内部に熱交換媒体が流れる複数の分割伝熱管群23…と、分割伝熱管群23…を挿着した無分割の1つのフィン群24と、を備えている。その他の構成は前記実施例と同様であるので説明は省略する。
【0022】
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。図示省略するが、分割伝熱管群6、23及び分割フィン群7の分割の増減と、それに伴い形成される空気混合エリア10の数の増減は自由であり、熱搬送用媒体は水や水溶液などの熱源水以外にフロンなどの冷媒やその他各種媒体を用いるも自由である。また、熱源水回路を冷水と温水を切換えて循環させる2管式とするも自由である。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明を天井へ設置した状態を示す簡略説明図である。
図2】熱交換コイルを示す斜視図である。
図3】全体構成を示す簡略説明図である。
図4】流量制御例を示す説明図である。
図5】本発明の他の実施例を床へ設置した状態を示す簡略説明図である。
図6図5の実施例の熱交換コイルを示す簡略図である。
【符号の説明】
【0024】
2 熱交換コイル
3 送風機
4 制御装置
5 熱伝達部材
6 分割伝熱管群
7 分割フィン群
10 空気混合エリア
12 冷水循環路
13 温水循環路
15 流量調整弁
16 制御器
20 熱交換コイル
21 送風機
22 熱伝達部材
23 分割伝熱管群
24 フィン群
図1
図2
図3
図4
図5
図6