特許第5777775号(P5777775)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5777775ゲームプログラム、コンピュータの制御方法、およびコンピュータ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5777775
(24)【登録日】2015年7月17日
(45)【発行日】2015年9月9日
(54)【発明の名称】ゲームプログラム、コンピュータの制御方法、およびコンピュータ
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/80 20140101AFI20150820BHJP
   A63F 13/69 20140101ALI20150820BHJP
【FI】
   A63F13/80 D
   A63F13/80 E
   A63F13/69
【請求項の数】12
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2014-129961(P2014-129961)
(22)【出願日】2014年6月25日
【審査請求日】2014年6月25日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】504437801
【氏名又は名称】グリー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100161322
【弁理士】
【氏名又は名称】白坂 一
(74)【代理人】
【識別番号】100185971
【弁理士】
【氏名又は名称】高梨 玲子
(72)【発明者】
【氏名】藤江 健太郎
【審査官】 植田 泰輝
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−149040(JP,A)
【文献】 特開2008−61778(JP,A)
【文献】 特開2002−159742(JP,A)
【文献】 キッズステーション おしゃべりおえかききかんしゃトーマスとなかまたち ほか,電撃PlayStation Vol.225,メディアワークス,2002年12月27日,第8巻第29号通巻221号,P.192
【文献】 やわらかあたま塾,完全保存版DSソフトオールカタログ07SUMMER,株式会社毎日コミュニケーションズ,2007年 8月 1日,第12巻第8号通巻160号,P.112,ニンテンドードリーム8月号別冊付録
【文献】 ヒラメキ!絵柄しりとり,週刊ファミ通2011 8/4,株式会社エンターブレイン,2011年 7月21日,第26巻第32号通巻1181号,P.89
【文献】 まわるKDE−KDE活用講座 第7回ゲームをやってみませんか?,Linux Japan 2000 7,日本,株式会社五橋研究所,2000年 7月 1日,第3巻第7号通巻19号,P.94−96
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 13/00−13/98,9/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータに、
少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示情報、および、前記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトをユーザが選択可能となるように表示させる第2表示情報を、記憶部に記憶させる記憶機能と、
前記コンピュータが有する各種の機能を統括的に制御する制御機能とを実現させ、
前記制御機能は、
前記第1オブジェクトを表示部に表示させるための前記第1表示情報を出力する第1表示処理機能と、
前記第2オブジェクトを前記表示部に表示させるための前記第2表示情報を出力する第2表示処理機能と、
前記ユーザによるドラッグ操作を受け付ける入力部において、前記第1オブジェクトをドラッグ操作する位置が前記第2オブジェクトの表示領域に重なった場合、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のいずれかと、前記他の単語を形成する文字のいずれかとが同じか否かを、2つの文字を比較することによって判定する判定機能と、
前記2つの文字が同じであると判定された場合、選択された前記第2オブジェクトを
前記第1オブジェクトに連結する連結機能とを含むゲームプログラム。
【請求項2】
前記第1表示処理機能は、前記第1オブジェクトに対応する前記少なくとも1つの単語を形成する文字が、前記ユーザによるドラッグ操作の入力位置を、順次追随するように表示させる前記第1表示情報を逐次出力する
ことを特徴とする請求項1記載のゲームプログラム。
【請求項3】
前記第2表示処理機能は、前記第2オブジェクトを移動させるように表示させる前記第2表示情報を出力するものであって、前記他の単語を形成する文字数が多いほど、前記移動の速度を速くすることを特徴とする請求項1または2記載のゲームプログラム。
【請求項4】
前記連結機能は、前記判定機能が、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のうち最初または最後の文字以外の文字と、前記他の単語を形成する文字のうち先頭の文字が一致したと判定した場合に、当該一致した文字を連結し、第1オブジェクトから第2オブジェクトが枝分かれした形状の第3オブジェクトを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のゲームプログラム。
【請求項5】
前記ゲームプログラムは、前記コンピュータに、
前記連結機能によって前記第2オブジェクトが前記第1オブジェクトに連結された場合、当該第2オブジェクトに含まれる前記他の単語を形成する文字の数に応じて、前記ユーザに所定の特典を付与する付与機能をさらに実現させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
【請求項6】
前記判定機能は、前記連結機能によって前記第2オブジェクトが前記第1オブジェクトに連結されてから、他の第2オブジェクトがさらに連結されるまでの時間が、所定のしきい値を下回っているか否かをさらに判定し、
前記付与機能は、前記判定機能によって下回っていると判定された場合、前記所定の特典に加えて、他の特典をさらに付与することを特徴とする請求項5に記載のゲームプログラム。
【請求項7】
前記第2表示処理機能は、前記他の単語を形成する少なくとも1つの文字の一部または全部が視認可能となるように、前記第2オブジェクトを表示させ、
前記付与機能は、前記他の単語を形成する文字のうち、視認不可能となっている文字の数が多いほど、多くの特典を前記ユーザに付与することを特徴とする請求項5または6に記載のゲームプログラム。
【請求項8】
前記第2オブジェクトは、前記他の単語を示す画像を含み、
前記ゲームプログラムは、前記コンピュータに、
前記連結機能が前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとを連結した場合に、前記ゲームプログラムにより実現されるゲームとは異なる他のゲームにおいて使用可能なゲーム媒体に関連付けられたパラメータに対して、前記画像に関連する変化を与える変化情報を付与する付与機能を実現させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のゲームプログラム。
【請求項9】
前記第1表示処理機能は、前記ユーザによる所定の操作にしたがって移動するように、前記第1オブジェクトを表示させることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
【請求項10】
前記第2表示処理機能は、前記ユーザによる所定の操作にしたがって移動するように、当該ユーザによって選択された前記第2オブジェクトを表示させることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
【請求項11】
コンピュータの制御方法であって、
少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示情報、および、前記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトをユーザが選択可能となるように表示させる第2表示情報を、記憶部に記憶させる記憶ステップと、
前記コンピュータが有する各種の機能を統括的に制御する制御ステップとを含み、
前記制御ステップは、
前記第1オブジェクトを表示部に表示させるための前記第1表示情報を出力する第1表示処理ステップと、
前記第2オブジェクトを前記表示部に表示させるための前記第2表示情報を出力する第2表示処理ステップと、
前記ユーザによるドラッグ操作を受け付ける入力部において、前記第1オブジェクトをドラッグ操作する位置が前記第2オブジェクトの表示領域に重なった場合、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のいずれかと、前記他の単語を形成する文字のいずれかとが同じか否かを、2つの文字を比較することによって判定する判定ステップと、
前記2つの文字が同じであると判定された場合、選択された前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに連結する連結ステップとを含むコンピュータの制御方法。
【請求項12】
コンピュータであって、
少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示情報、および、前記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトをユーザが選択可能となるように表示させる第2表示情報を、記憶する記憶部と、
前記コンピュータが有する各種の機能を統括的に制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記第1オブジェクトを表示部に表示させるための前記第1表示情報を出力する第1表示処理部と、
前記第2オブジェクトを前記表示部に表示させるための前記第2表示情報を出力する第2表示処理部と、
前記ユーザによるドラッグ操作を受け付ける入力部において、前記第1オブジェクトをドラッグ操作する位置が前記第2オブジェクトの表示領域に重なった場合、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のいずれかと、前記他の単語を形成する文字のいずれかとが同じか否かを、2つの文字を比較することによって判定する判定部と、
前記2つの文字が同じであると判定された場合、選択された前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに連結する連結部とを備えたコンピュータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゲームの進行を処理するゲームプログラム等に関するものである。
【背景技術】
【0002】
スマートフォン・タブレット端末などの電子デバイスが普及するにつれて、家庭用ゲーム機用のゲーム以外にも、上記電子デバイス用のゲームが盛んに開発されている一方で、昔ながらの言葉遊びも広く遊ばれている。
【0003】
こうした背景を受けて、言葉遊びの要素を上記電子デバイスに盛り込んだアイデアが提案されている。例えば、特許文献1には、画像と発音と綴りとで構成される単語に関する複数のデータを機能的に結び付け、よりわかりやすく効率的な学習効果が期待できる単語学習システムが提案されている。また、特許文献2には、再生シーケンスを制御するオーディオ再生装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−229423号公報
【特許文献2】特開2004−220710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1および2に開示された従来の技術は、昔から親しまれている言葉遊びを、単にコンピュータ上で実現したり、言葉遊びの特性を他分野に転用したりしたものに過ぎず、当該言葉遊びを発展させて新たな娯楽を提供するものではない。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、新たな娯楽を提供可能な、興趣性の高いゲームを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るゲームプログラムは、コンピュータに、少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示処理機能と、少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトを、ユーザが選択可能となるように表示させる第2表示処理機能と、ユーザによって第2オブジェクトが選択された場合、少なくとも1つの単語と当該第2オブジェクトによって示される他の単語とが、それぞれの単語が表す意味、およびそれぞれの単語に含まれる文字のうちの少なくとも一方において、所定の関係性を有しているか否かを判定する判定機能と、所定の関係性を有していると判定された場合、選択された第2オブジェクトを第1オブジェクトに連結する連結機能とを実現させる。
【0008】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、判定機能は、少なくとも1つの単語を形成する文字のうちの末尾に位置にする文字と、他の単語を形成する文字のうちの先頭に位置する文字とが同じか否かを、所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いてよい。
【0009】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、判定機能は、少なくとも1つの単語が属するカテゴリと、他の単語が属するカテゴリとが同じか否かを、所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いてよい。
【0010】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、判定機能は、少なくとも1つの単語によって示される概念と、他の単語によって示される概念とが互いに関連しているか否かを、所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いてよい。
【0011】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムは、コンピュータに、連結機能によって第2オブジェクトが第1オブジェクトに連結された場合、当該第2オブジェクトに含まれる他の単語を形成する文字の数に応じて、ユーザに所定の特典を付与する付与機能をさらに実現させることができる。
【0012】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、判定機能は、連結機能によって第2オブジェクトが第1オブジェクトに連結されてから、他の第2オブジェクトがさらに連結されるまでの時間が、所定のしきい値を下回っているか否かをさらに判定し、付与機能は、判定機能によって下回っていると判定された場合、所定の特典に加えて、他の特典をさらに付与することができる。
【0013】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、付与機能は、他の単語を形成する文字のうち、視認不可能となっている文字の数が多いほど、多くの特典をユーザに付与することができる。
【0014】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、第2表示処理機能は、他の単語を形成する少なくとも1つの文字の一部または全部が視認不可能となるように、第2オブジェクトを表示させてよい。
【0015】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、第1表示処理機能は、ユーザによる所定の操作にしたがって移動するように、第1オブジェクトを表示させることができる。
【0016】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、第2表示処理機能は、ユーザによる所定の操作にしたがって移動するように、当該ユーザによって選択された第2オブジェクトを表示させることができる。
【0017】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、第1オブジェクトに含まれる少なくとも1つの単語、および他の単語のうちの少なくとも一方は、画像によって表されてよい。
【0018】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムは、第2オブジェクトを連結し、当該第1オブジェクトの長さを伸ばすことを目的とする第1ユーザと、第1ユーザにとって第2オブジェクトが選択容易となる位置に、当該第2オブジェクトを移動させることを目的とする第2ユーザとによってプレイされるゲームを提供することができる。
【0019】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムは、複数のユーザによってプレイされるゲームを提供し、コンピュータに、相手ユーザの形勢が不利になる単語を示す第2オブジェクトを、当該相手ユーザに転送する転送機能をさらに実現させることができる。
【0020】
また、本発明の一態様に係るゲームプログラムにおいて、第2表示処理機能は、少なくとも1つの単語と、他の単語との関係に応じて、第2オブジェクトを表示させる態様を変化させることができる。
【0021】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るコンピュータの制御方法は、少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示処理ステップと、少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトを、ユーザが選択可能となるように表示させる第2表示処理ステップと、ユーザによって第2オブジェクトが選択された場合、少なくとも1つの単語と当該第2オブジェクトによって示される他の単語とが、それぞれの単語が表す意味、およびそれぞれの単語に含まれる文字のうちの少なくとも一方において、所定の関係性を有しているか否かを判定する判定ステップと、所定の関係性を有していると判定した場合、選択された第2オブジェクトを第1オブジェクトに連結する連結ステップとを含む。
【0022】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るコンピュータは、少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示処理部と、少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトを、ユーザが選択可能となるように表示させる第2表示処理部と、ユーザによって第2オブジェクトが選択された場合、少なくとも1つの単語と当該第2オブジェクトによって示される他の単語とが、それぞれの単語が表す意味、およびそれぞれの単語に含まれる文字のうちの少なくとも一方において、所定の関係性を有しているか否かを判定する判定部と、所定の関係性を有していると判定された場合、選択された第2オブジェクトを第1オブジェクトに連結する連結部とを備えている。
【発明の効果】
【0023】
本発明の一態様に係るゲームプログラム、コンピュータの制御方法、およびコンピュータは、第1オブジェクトによって示される少なくとも1つの単語と、第2オブジェクトによって示される他の単語とが所定の関係性を有する場合、当該第2オブジェクトを当該第1オブジェクトに連結する。したがって、上記ゲームプログラム等は、新たな娯楽を提供可能な、興趣性の高いゲームを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施の形態に係るタブレット端末の要部構成を示すブロック図である。
図2】上記タブレット端末が備えた表示部に表示されるゲーム画面の一例を示す模式図であり、(a)は、本体オブジェクトに単語オブジェクトを連結させる前の状態を示し、(b)は、本体オブジェクトに単語オブジェクトを連結させた後の状態を示す。
図3】単語表示処理部が単語オブジェクトを表示させる態様の一例を示す模式図であり、(a)は、少なくとも1つの単語と他の単語との関係に応じて、単語オブジェクトを表示部に表示させる態様を変化させる一例を示し、(b)は、他の単語を形成する少なくとも1つの文字が視認不可能となるように、単語オブジェクトを表示させる一例を示す。
図4】単語オブジェクトが絵柄によって単語を示す一例を示す模式図である。
図5】ユーザによるドラッグ操作にしたがって移動するように、当該ユーザによって選択された単語オブジェクトを表示させる一例を示す模式図である
図6】条件判定部が判定する「所定の関係性」の他の例を示す模式図であり、(a)は、カテゴリが共通するか否かを所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いる場合を示し、(b)は、特徴等が関連しているか否かを所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いる場合を示す。
図7】複数のユーザによるマルチプレイの一形態を示す模式図である。
図8】本体オブジェクトによって示される少なくとも1つの単語の途中の文字に、他の単語が接続されるように、当該他の単語を示す単語オブジェクトが当該本体オブジェクトに連結された一例を示す模式図である。
図9】上記タブレット端末が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1図9に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。なお、日本語を用いた言葉遊びを一例として実施の形態を説明するが、他の言語を用いた言葉遊びに対しても同様の説明が適用可能である(本発明は言語に依存しない)。
【0026】
〔タブレット端末100の概要〕
タブレット端末100(コンピュータ)は、ゲームの進行を処理するゲームプログラムを実行可能な情報処理装置である。上記タブレット端末100は、上記ゲームプログラムを実行可能な機器でありさえすればよく、例えば、スマートフォン、携帯端末、家庭用ゲーム機、パーソナルコンピュータ、その他の電子機器などで実現され得る。
【0027】
図2は、タブレット端末100が備えた表示部50に表示されるゲーム画面の一例を示す模式図であり、(a)は、本体オブジェクト1aに単語オブジェクト1bを連結させる前の状態を示し、(b)は、本体オブジェクト1aに単語オブジェクト1bを連結させた後の状態を示す。
【0028】
図2の(a)に例示されるように、タブレット端末100は、少なくとも1つの単語(図2の(a)に示される例においては、「しりとり」および「りんご」という2つの単語を連結して示す「しりとりんご」という語)を示す本体オブジェクト(第1オブジェクト)1aを、ユーザによるドラッグ操作(所定の操作)にしたがって移動するように、表示部50に表示させる。また、タブレット端末100は、上記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語(図2の(a)に示される例においては、「ごりら」、「らっぱ」、「らいおん」、「くるま」という単語)を示す単語オブジェクト(第2オブジェクト)1bを、上記ユーザが選択可能となるように、表示部50に表示させる。
【0029】
ユーザは、本体オブジェクト1aを形成する文字のうちの末尾に位置にする文字(図2の(a)に示される例においては「しりとりんご」の末尾文字である「ご」)と、上記他の単語を形成する文字(例えば、「ごりら」)のうちの先頭に位置する文字(この場合は「ご」)とが同じになるように(すなわち、「しりとり」の関係が成立するように)、上記単語オブジェクト1bを選択する。例えば、本体オブジェクト1aをドラッグ操作する指を、当該単語オブジェクト1bに接触させることによって、当該単語オブジェクト1bを選択する。
【0030】
図2の(b)に例示されるように、本体オブジェクト1aと選択された上記単語オブジェクト1bとが、「しりとり」の関係を有していると判定できる場合、タブレット端末100は、当該単語オブジェクト1bを当該本体オブジェクト1aに連結し、新たな本体オブジェクト1a(図2の(b)に例示されるゲーム画面においては、「しりとりんごりら」)として表示部50に表示させる。
【0031】
したがって、タブレット端末100は、新たな娯楽を提供可能な、興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0032】
〔タブレット端末100の構成〕
図1は、タブレット端末100の要部構成を示すブロック図である。図1に示されるように、タブレット端末100は、制御部10(オブジェクト表示処理部11、単語表示処理部12、条件判定部13、オブジェクト連結部14、特典付与部15、画面表示処理部16、単語転送部17)、通信部20(受信部21、送信部22)、入力部40(入力面41、入力制御部42)、表示部50、および記憶部30を備えている。
【0033】
制御部10は、タブレット端末100が有する各種の機能を統括的に制御する。制御部10は、オブジェクト表示処理部11、単語表示処理部12、条件判定部13、オブジェクト連結部14、特典付与部15、画面表示処理部16、および単語転送部17を含む。
【0034】
オブジェクト表示処理部(第1表示処理部、第1表示処理機能)11は、少なくとも1つの単語を示す本体オブジェクト1aを、表示部50に表示させる。具体的には、入力制御部42から軌跡4cが入力された場合、オブジェクト表示処理部11は、当該軌跡4cに沿って(ユーザによるドラッグ操作4aにしたがって)移動するように、本体オブジェクト1aを表示させるために、表示情報5aを生成し、生成した表示情報5aを画面表示処理部16に出力する。
【0035】
図2の(a)に示される例に基づいてより詳細に説明すると、オブジェクト表示処理部11は、「しりとりんご」の各文字がユーザの指の動きを順次追跡するように、本体オブジェクト1aを滑らかに移動させるように、当該本体オブジェクト1aを表示部50に表示させる。したがって、ユーザが入力面41の上で小さな円を描くように指を回転させた場合、「しりとりんご」の各文字は、糸がボビンに巻き取られるように、上記小さな円に沿って表示される。これにより、指の動きを追跡する本体オブジェクト1a全体の動きに配慮しながら当該指を動かす必要が生じるため、タブレット端末100は、ユーザに新たな娯楽を提供できる、興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。なお、オブジェクト表示処理部11は、条件判定部13による判定処理のために、上記表示情報5aを条件判定部13にも出力する。
【0036】
単語表示処理部(第2表示処理部、第2表示処理機能)12は、上記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す単語オブジェクト1bを、ユーザが選択可能となるように表示部50に表示させる。このとき、単語表示処理部12は、単語オブジェクト1bを表示させる態様を任意に指定することができる(当該態様については、図3図5を参照して後で詳述する)。単語表示処理部12は、単語オブジェクト1bを表示させるために表示情報5bを生成し、生成した表示情報5bを画面表示処理部16に出力する。また、単語表示処理部12は、条件判定部13による判定処理のために、上記表示情報5bを条件判定部13にも出力する。
【0037】
単語表示処理部12は、本体オブジェクト1aをドラッグ操作するユーザの指が単語オブジェクト1bに接触するように、当該指が当該単語オブジェクト1bの表示領域に重なった場合に、当該単語オブジェクト1bがユーザによって選択されたと判定してよい。または、単語表示処理部12は、本体オブジェクト1aの一部または全部が、単語オブジェクト1bの表示領域に重畳した場合に、当該単語オブジェクト1bがユーザによって選択されたと判定してもよい。
【0038】
また、単語表示処理部12は、(1)ランダムに、または(2)所定の順序で、単語オブジェクト1bを表示させることができる。さらに、単語表示処理部12は、所定の時間が経過した後に、一度表示させた単語オブジェクト1bを消去することができる。これにより、タブレット端末100は、ゲーム画面が単語オブジェクト1bによって埋め尽くされる状態を回避することができる。
【0039】
さらに、単語表示処理部12は、次に表示させる予定の単語オブジェクト1bを、ゲーム画面の所定の位置に表示させてよい。これにより、タブレット端末100は、現在選択可能に表示されている単語オブジェクト1bだけでなく、次に表示される単語オブジェクト1bを考慮して、単語オブジェクト1bを選択するという戦略性をユーザに要求することができるため、より興趣性の高いゲームを提供することができる。
【0040】
条件判定部(判定部、判定機能)13は、ユーザによって単語オブジェクト1bが選択された場合、本体オブジェクト1aに示される(含まれる)少なくとも1つの単語と当該単語オブジェクト1bによって示される他の単語とが、それぞれの単語が表す意味、およびそれぞれの単語に含まれる文字のうちの少なくとも一方において、所定の関係性を有しているか否かを判定する。
【0041】
ここで、「所定の関係性」は、例えば、本体オブジェクト1aに含まれる単語(図2の(a)に示される例においては「りんご」)と、単語オブジェクト1bに示される単語(同じ例においては「ごりら」)とにおける「しりとり」の関係性であってよい。この場合、条件判定部13は、上記少なくとも1つの単語(りんご)を形成する文字のうちの末尾に位置にする文字(ご)と、上記他の単語(ごりら)を形成する文字のうちの先頭に位置する文字(ご)とが同じか否かを、上記所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いる。条件判定部13は、上記所定の関係性を有しているか否かを示す判定結果5cを、オブジェクト連結部14に出力する。
【0042】
オブジェクト連結部(連結部、連結機能)14は、条件判定部13によって所定の関係性を有していると判定された場合、選択された単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに連結し、新たな本体オブジェクト1aとして表示部50に表示させる。
【0043】
図2の(a)および(b)に例示されるように、「しりとり」および「りんご」という2つの単語を「しりとりんご」という語として本体オブジェクト1aが示しており、ユーザが「ごりら」という他の単語を示す単語オブジェクト1bを選択したことにより、条件判定部13が上記所定の関係性を有していると判定した場合、オブジェクト連結部14は、上記「しりとりんご」と「ごりら」とを連結し、「しりとりんごりら」という語を新たな本体オブジェクト1aとする。オブジェクト連結部14は、当該新たな本体オブジェクト1aに関する情報を含む連結情報5dを、特典付与部15に出力する。なお、オブジェクト連結部14は、末尾の文字が「ん」である単語を示す単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに連結した場合、ゲームを終了させることができる。
【0044】
特典付与部(付与機能)15は、オブジェクト連結部14によって単語オブジェクト1bが本体オブジェクト1aに連結された場合、当該単語オブジェクト1bに含まれる他の単語を形成する文字の数に応じて、ユーザに所定の特典を付与する。図2の(a)および(b)に示される例においては、特典付与部15は、「ごりら」(本体オブジェクト1aに連結された単語オブジェクト1bが示す単語)がひらがな3文字で表されるため、例えば、30点(1文字あたり10点)のポイントをユーザに付与できる。特典付与部15は、上記所定の特典に関する情報を含む特典情報5eを画面表示処理部16に出力する。
【0045】
画面表示処理部16は、オブジェクト表示処理部11から入力される表示情報5a、単語表示処理部12から入力される表示情報5b、および特典付与部15から入力される特典情報5eに基づいて、表示部50に表示させるゲーム画面の情報を含むゲーム画面情報5fを生成し、当該ゲーム画面情報5fを当該表示部50に出力する。
【0046】
単語転送部(転送機能)17は、通信部20を介して、他のタブレット端末100(またはサーバ装置)と単語オブジェクト1bを交換する。例えば、単語転送部17は、本ゲームが競合ゲームである場合(後で詳述する)、相手ユーザの形勢が不利になる単語を示す単語オブジェクト1bを、通信部20(送信部22)を介して当該相手ユーザに転送することができる。この場合、単語転送部17は、当該単語オブジェクト1bを含む表示情報5bを送信部22に出力する。
【0047】
または、単語転送部17は、本ゲームが協調ゲームである場合(後で詳述する)、(1)送信部22を介して単語オブジェクト1bを第1ユーザに転送したり、(2)受信部21を介して第2ユーザから転送された単語オブジェクト1bを取得したりする。
【0048】
通信部20は、所定の通信方式にしたがう通信網を介して外部と通信する。外部の機器(例えば、他のタブレット端末、サーバ装置)との通信を実現する本質的な機能が備わってさえいればよく、通信回線、通信方式、または通信媒体などは限定されない。通信部20は、例えばイーサネット(登録商標)アダプタなどの機器で構成できる。また、通信部20は、例えばIEEE802.11無線通信、Bluetooth(登録商標)などの通信方式や通信媒体を利用できる。通信部20は、受信部21と送信部22とを含む。
【0049】
受信部21は、他のタブレット端末100(例えば、第2ユーザが使用するタブレット端末100b)から、単語オブジェクト1bの情報を含む単語情報5gを受信する。
【0050】
送信部22は、単語転送部17から入力された表示情報5bを、他のタブレット端末100(例えば、第1ユーザが使用するタブレット端末100a)に送信する。
【0051】
入力部40は、プレイヤによるドラッグ操作4aを受け付ける。本実施の形態において、入力部40は、マルチタッチを検知可能なタッチパネルであってよい。なお、上記ドラッグ操作4aは、ユーザが入力面41に指(スタイラスなどの指示具であってもよい)を接触させたまま、当該入力面41において当該指を滑らせるように移動させる操作をいう。また、タブレット端末100に対して入力を与える方法は、上記タッチパネルを用いたドラッグ操作4aに限定されない(例えば、所定の入力キーを押下することによって入力を与えることもできる)。入力部40は、入力面41と入力制御部42とを含む。
【0052】
入力面41は、プレイヤによるドラッグ操作4aによって指定された位置を検知可能なデバイス(例えば、上記タッチパネルに含まれるタッチ面)である。入力面41は、上記指定された位置に対応する座標情報4bを入力制御部42に出力する。
【0053】
入力制御部42は、入力面41から上記座標情報4bを所定の時間間隔で取得し、一連の座標情報4bを軌跡4cとしてオブジェクト表示処理部11および単語表示処理部12に出力する。
【0054】
表示部50は、ゲーム画面を表示するデバイスである。本実施の形態において、表示部50は、液晶ディスプレイであってよい。なお、入力部40および表示部50がそれぞれ有する機能を明示するために、図1は両者を分離して示している。しかし、例えば、入力部40がタッチパネルであり、表示部50が液晶ディスプレイである場合、両者は一体として構成されることが好ましい。
【0055】
記憶部30は、例えば、ハードディスク、SSD(silicon state drive)、半導体メモリ、DVDなど、任意の記録媒体によって構成される記憶機器であり、タブレット端末100を制御可能なゲームプログラムおよびデータを記憶する。
【0056】
〔単語オブジェクト1bの表示態様〕
図3は、単語表示処理部12が単語オブジェクト1bを表示させる態様の一例を示す模式図であり、(a)は、少なくとも1つの単語と他の単語との関係に応じて、単語オブジェクト1bを表示部50に表示させる態様を変化させる一例を示し、(b)は、他の単語を形成する少なくとも1つの文字が視認不可能となるように、単語オブジェクト1bを表示させる一例を示す。
【0057】
図3の(a)に例示されるように、少なくとも1つの単語(本体オブジェクト1aに含まれる「りんご」という単語)と他の単語(単語オブジェクト1bによって示される「ごりら」という単語)とが「しりとり」の関係を有する場合、単語表示処理部12は、当該他の単語の先頭の文字(この場合は「ご」)を、例えば、(1)他の文字の色と異なる色で表示させる、(2)他の文字よりも太く表示させる、(3)他の文字よりも大きく表示させる、(4)点滅させて表示させる、および/または(5)回転させて表示させるなどのように、他の文字とは異なる態様で表示させることができる。同様に、単語表示処理部12は、(a)当該他の単語の末尾の文字(この場合は「ら」)、(b)上記少なくとも1つの単語の末尾の文字(この場合は「ご」)、および/または(c)その他の文字を、他の文字とは異なる態様で表示させることができる。
【0058】
すなわち、単語表示処理部12は、上記のように単語オブジェクト1bを表示部50に表示させることによって、少なくとも1つの単語と他の単語とが所定の関係(この場合は「しりとり」の関係)を有することにより、上記単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに連結可能であることをユーザに示唆する(ヒントを与える)ことができる。これにより、タブレット端末100は、ゲームの敷居を下げることができるため、当該ゲームの初心者にとっても取り組みやすく、かつ興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0059】
図3の(b)に例示されるように、単語表示処理部12は、他の単語を形成する少なくとも1つの文字(図3の(b)に示される例においては「ごりら」の先頭文字である「ご」の文字)の一部または全部が視認不可能となるように、単語オブジェクト1bを表示させることができる。これにより、タブレット端末100は、さらに興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0060】
なお、図3の(b)に示される例においては、「ご」の文字が星形のマークに置換されることによって、当該文字が視認不可能に表示されているが、単語表示処理部12が上記少なくとも1つの文字の一部または全部が視認不可能となるように、単語オブジェクト1bを表示させる態様はこれに限定されない。例えば、単語表示処理部12は、(1)上記他の単語の末尾の文字(この場合は「ら」)が他の文字よりも薄い、(2)上記他の単語に含まれる各文字が鏡文字である、および/または(3)各文字が1文字ずつ順番に所定のマークと置換されるなどの態様で、単語オブジェクト1bを表示させることができる。
【0061】
単語表示処理部12は、単語オブジェクト1bがゲーム画面において所定の方向に向かってそれぞれ移動するように、当該単語オブジェクト1bを表示部50に表示させることができる。例えば、単語表示処理部12は、「ごりら」、「らっぱ」、「らいおん」などの各単語をそれぞれ示す単語オブジェクト1bが、ゲーム画面の右端から左端に向かって移動するように、当該単語オブジェクト1bをそれぞれ表示させることができる。
【0062】
この場合、単語表示処理部12は、単語オブジェクト1bを移動させる速度および/または方向をそれぞれ異ならせることができる。例えば、単語表示処理部12は、単語オブジェクト1bによって示される単語の長さに比例するように、当該単語オブジェクト1bを移動させる速度を決定することができる(すなわち、当該単語に含まれる文字の数が多いほど、当該単語を示す単語オブジェクト1bは速く移動する)。これにより、例えば、文字の数に応じてユーザにポイントが付与される場合、付与されるポイントが高いほど(すなわち、文字の数が多いほど)、単語オブジェクト1bが速く移動するため、当該ポイントを獲得する難易度が上がる。これにより、タブレット端末100は、さらに興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0063】
図4は、単語オブジェクト1bが絵柄によって単語を示す一例を示す模式図である。図4に例示されるように、単語表示処理部12は、「ごりら」、「らっぱ」、「らいおん」という単語をそれぞれ絵柄(画像)によって示す単語オブジェクト1bを表示させることができる。この場合に、ユーザが「ごりら」を示す単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに連結させた場合、オブジェクト表示処理部11は、本体オブジェクト1aの末尾に「ごりら」の絵柄を連結して新たな本体オブジェクト1aを表示させてもよいし、「ごりら」の文字を連結して新たな本体オブジェクト1aを表示させてもよい。これにより、タブレット端末100は、視覚的な楽しさに富んだ、さらに興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0064】
〔特典の付与方法〕
特典付与部15は、他の単語を形成する少なくとも1つの文字の一部または全部が視認不可能となるように、単語オブジェクト1bが表示されている場合に、当該単語オブジェクト1bが本体オブジェクト1aに連結された場合、視認不可能となっている文字の数が多いほど、多くの特典をユーザに付与することができる。
【0065】
図3の(b)に示される例においては、「ご」の文字が視認不可能となっているため、特典付与部15は、例えば、通常のポイント(例えば、30点)に加えてさらに10点を付与してよい。これにより、タブレット端末100は、ゲームに対するユーザの熱意を喚起することができ、さらに興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0066】
条件判定部13は、オブジェクト連結部14によって単語オブジェクト1bが本体オブジェクト1aに連結されてから、他の単語オブジェクト1bがさらに連結されるまでの時間が、所定のしきい値を下回っているか否かをさらに判定できる。この場合、条件判定部13によって下回っていると判定された場合、特典付与部15は、上記所定の特典に加えて、他の特典をさらに付与することができる。
【0067】
図2の(b)に示される例において、「ごりら」を示す単語オブジェクト1bが連結され、さらに「らっぱ」を示す単語オブジェクト1bが5秒以内に連結された場合、特典付与部15は、例えば、通常のポイント(例えば、30点)の2倍に相当するポイント(60点)を付与できる。これにより、タブレット端末100は、ゲームに対するユーザの熱意を喚起することができ、さらに興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0068】
単語オブジェクト1bがゲーム画面において所定の方向に向かってそれぞれ移動するように表示されている場合に、当該単語オブジェクト1bが本体オブジェクト1aに連結された場合、特典付与部15は、当該単語オブジェクト1bの移動速度が速いほど、多くの特典をユーザに付与することができる。これにより、タブレット端末100は、ゲームに対するユーザの熱意を喚起することができ、さらに興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0069】
特典付与部15がユーザに付与する特典は、ポイントに限定されない。特典付与部15は、例えば、(1)本ゲームまたは他のゲームにおいて使用可能なゲーム媒体(例えば、キャラクタ、アイテムなど)、および/または(2)本ゲームまたは他のゲームにおける所定のゲーム媒体に設定された情報(当該他のゲームにおいて当該ゲーム媒体を規定する各種の情報であり、例えば、キャラクタ・アイテムの属性、当該キャラクタ・アイテムのパラメータなど)を変化させる変化情報であってもよい。
【0070】
特に、単語表示処理部12が単語を絵柄によって示す単語オブジェクト1bを表示させる場合、特典付与部15は、当該絵柄と所定の関係を有するゲーム媒体および/または変化情報をユーザに付与することができる。例えば、図4に例示されるように、「ごりら」という単語を絵柄によって示す単語オブジェクト1bが表示されている場合に、ユーザが当該単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに連結させた場合、特典付与部15は、他のゲームにおいて使用可能なキャラクタであって、当該絵柄に現わされる「ごりら」のキャラクタをユーザに付与できる。この場合、当該キャラクタが当該絵柄によって現わされているという関係が、両者に存在する。
【0071】
または、「ダンベル」という単語を絵柄によって示す単語オブジェクト1bが表示されている場合(図示されていない)に、ユーザが当該単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに連結させた場合、特典付与部15は、例えば、(1)他のゲームにおいて使用可能な、攻撃力の高いキャラクタ、および/または(2)他のゲームにおいて使用されるキャラクタ・アイテムの攻撃力を高める変化情報をユーザに付与できる。この場合、当該絵柄から「攻撃力」が連想可能となるように、当該絵柄は、当該キャラクタ・アイテムおよび/または変化情報に関係する情報を含む。これにより、タブレット端末100は、ゲームに対するユーザの熱意を喚起することができ、さらに興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0072】
図5は、ユーザによるドラッグ操作にしたがって移動するように、当該ユーザによって選択された単語オブジェクト1bを表示させる一例を示す模式図である。図5に例示されるように、単語表示処理部12は、ユーザによるドラッグ操作にしたがって(入力制御部42から入力された軌跡4cに沿って)移動するように、当該ユーザによって選択された単語オブジェクト1bを表示させることができる。
【0073】
すなわち、ユーザは、単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに引き寄せ、当該単語オブジェクト1bを当該本体オブジェクト1aに接触させる(単語オブジェクト1bの一部または全部を、本体オブジェクト1aに重畳させる)ことによって、当該単語オブジェクト1bを当該本体オブジェクト1aに連結させることができる。これにより、タブレット端末100は、より直感的な操作方法をユーザに提供できるという効果を奏する。
【0074】
〔所定の関係性の他の例〕
図6は、条件判定部13が判定する「所定の関係性」の他の例を示す模式図であり、(a)は、カテゴリが共通するか否かを所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いる場合を示し、(b)は、特徴等が関連しているか否かを所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いる場合を示す。
【0075】
条件判定部13は、本体オブジェクト1aに示される少なくとも1つの単語が属するカテゴリと、単語オブジェクト1bに示される他の単語が属するカテゴリとが同じか否か(両カテゴリが共通するか否か)を、所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いてよい。図6の(a)に示される例においては、ユーザは、「山手線の駅名」というカテゴリが共通する単語を示す単語オブジェクト1bのみを、本体オブジェクト1aに連結することができる。
【0076】
または、条件判定部13は、本体オブジェクト1aに示される少なくとも1つの単語によって示される特徴、属性、性質、外観、機能、材質、および/またはイメージなど(これらを広く総称して「概念」という)と、単語オブジェクト1bに示される他の単語によって示される概念とが互いに関連しているか否かを、所定の関係性の有無を判定するための基準の1つとして用いてもよい。図6の(b)に示される例においては、ユーザは、一の単語から他の単語が連想可能となる程度に、両単語の概念が共通する単語オブジェクト1bのみを、本体オブジェクト1aに連結することができる。
【0077】
例えば、「バナナ」という単語によって示される「すべる」という概念と、「スキー」という単語によって示される「滑る」という概念とが一致(関連)しているため、ユーザは、「すべる」を示す単語オブジェクト1bと「スキー」を示す単語オブジェクト1bとを順番に「バナナ」を示す本体オブジェクト1aに連結し、「バナナすべるスキー」となる新たな本体オブジェクト1aを表示させることができる。換言すると、「バナナ」という単語から「すべる」という単語が連想され、「すべる」という単語から「スキー」という単語が連想されるため、これらの単語が連結できる。
【0078】
あるいは、「バナナ」から「黄色い」が連想され、「黄色い」から「レモン」が連想されるため、ユーザは、「黄色い」を示す単語オブジェクト1bと「レモン」を示す単語オブジェクト1bとを順番に「バナナ」を示す本体オブジェクト1aに連結し、「バナナ黄色いレモン」となる新たな本体オブジェクト1aを表示させることができる。
【0079】
〔マルチプレイの形態〕
図7は、複数のユーザによるマルチプレイの一形態を示す模式図である。図7に例示されるように、本ゲームは、単語オブジェクト1bを連結し、本体オブジェクト1aの長さを伸ばすことを目的とする第1ユーザ(タブレット端末100aを操作する)と、第1ユーザにとって単語オブジェクト1bが選択容易となる位置に、当該単語オブジェクト1bを移動させることを目的とする第2ユーザ(タブレット端末100bを操作する)とによってプレイされる協調ゲームであってよい。
【0080】
図7に示される例においては、第2ユーザは、第1ユーザが操作する本体オブジェクト1aの末尾の文字が「ご」であることを把握し、先頭の文字が「ご」である単語(すなわち、「しりとり」の関係性を満たす単語)を示す単語オブジェクト1bに対してフリック操作することによって、当該単語オブジェクト1bを、第1ユーザが選択容易な位置に移動させている。
【0081】
または、本ゲームは、相手ユーザの形勢が不利になる単語を示すオブジェクトを、当該相手ユーザに転送することを目的の1つとする競合ゲームであってもよい。この場合、ユーザは、自身が操作する本体オブジェクト1aの長さを伸ばす一方で、相手ユーザを不利にする単語(例えば、末尾の文字が「ん」である単語)を示す単語オブジェクト1bを、当該相手ユーザに転送できる。
【0082】
または、本ゲームは、相手ユーザのゲーム画面に表示される単語オブジェクト1bが示す単語を変更することによって、当該相手ユーザのプレイを邪魔することができるゲームであってもよいし、特典付与部15によって付与される特典の多寡を競うゲームであってもよい。後者の場合、タブレット端末100は、(1)単語オブジェクト1bが連結されるたびに所定のポイントをユーザに付与し、各ユーザによって獲得されたポイントに基づいて上記複数のユーザの間でランキングする処理、および/または(2)所定の制限時間内に連結した単語オブジェクト1bの数に基づいてランキングする処理を実行できる。
【0083】
このように、タブレット端末100は、本ゲームをマルチプレイ可能とすることにより、より興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0084】
〔その他の構成〕
図8は、本体オブジェクト1aによって示される少なくとも1つの単語の途中の文字に、他の単語が接続されるように、当該他の単語を示す単語オブジェクト1bが当該本体オブジェクト1aに連結された一例を示す模式図である。図8に示される例においては、本体オブジェクト1aにより示される「しりとり」の単語の途中の文字「と」に、当該文字を先頭文字として含む「とんねる」という他の単語が接続されるように、当該他の単語を示す単語オブジェクト1bが当該本体オブジェクト1aに連結されている。
【0085】
すなわち、本体オブジェクト1aに含まれる複数の単語を構成する各文字と、単語オブジェクト1bによって示される他の単語の先頭文字とが一致する場合、オブジェクト連結部14は、本体オブジェクト1aが枝分かれするように、当該単語オブジェクト1bを当該本体オブジェクト1aに連結することができる。これにより、タブレット端末100は、より興趣性の高いゲームを実現できるという効果を奏する。
【0086】
ユーザは、任意のタイミングでアイテムを使用することができる。当該アイテムは、例えば、(1)単語オブジェクト1bの移動を止める(または、移動の速度を低下させる)効果、(2)指定した単語オブジェクト1bを消去する効果、(3)現在表示されているすべての単語オブジェクトを消去する効果、および/または(4)所定の関係性を満たし得る単語オブジェクト1bを表示する効果を生じさせるアイテムであってよい。
【0087】
画面表示処理部16は、本体オブジェクト1aに含まれる単語の一部または全部を回収可能な回収領域を、ゲームフィールド内に表示させることができる。多くの単語オブジェクト1bが本体オブジェクト1aに連結され、新たな本体オブジェクト1aが長くなった(当該本体オブジェクト1aに含まれる単語の数が多くなり、文字数も多くなった)場合、本体オブジェクト1aの取り回しが悪くなり、ユーザが意図せず単語オブジェクト1bを選択する(当該単語オブジェクト1bに接触する)おそれがあるため、当該ユーザは、当該本体オブジェクト1aを上記回収領域に収める(移動させる)ことにより、当該本体オブジェクト1aに含まれる単語の一部または全部を回収させる(消去する)ことができる。
【0088】
なお、上記回収させる(消去する)方法は、上記回収領域に本体オブジェクト1aを収める方法だけに限られない。例えば、本体オブジェクト1aの先頭の文字と本体オブジェクト1aの末尾の文字とが一致している場合、ユーザが入力面41の上で円を描くように指を回転させ、本体オブジェクト1aの先頭の文字と末尾の文字とを重畳させた(本体オブジェクト1aで円を作って)場合、画面表示処理部16は、当該本体オブジェクト1aに含まれる単語の一部または全部を回収してもよい。
【0089】
この場合、特典付与部15は、上記本体オブジェクト1aが回収領域に回収された時点で、当該本体オブジェクト1aに連結されたすべての単語オブジェクト1bに対応する特典を、ユーザに付与してよい。すなわち、単語オブジェクト1bが本体オブジェクト1aに連結されるたびに特典を付与するのではなく、回収された時点で初めて付与するようにすることができる。
【0090】
オブジェクト連結部14は、過去に連結された単語オブジェクト1bに示される単語と、同じ単語を示す単語オブジェクト1bを、本体オブジェクト1aに再度連結できないようにすることができる。これにより、タブレット端末100は、ゲームの緊張感を高めて、当該ゲームを盛り上げることができる。
【0091】
ユーザが、単語オブジェクト1bの周囲に円を描くように指を動かすことによって、本体オブジェクト1aに含まれる各文字が当該指を順次追跡し、当該単語オブジェクト1bを取り囲むように表示された場合、画面表示処理部16は、当該単語オブジェクト1bを消去することができる。このとき、特典付与部15は、消去された単語オブジェクト1bに応じた特典をユーザに付与してよい。
【0092】
〔タブレット端末100が実行する処理〕
図9は、タブレット端末100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、カッコ書きの「〜ステップ」は、コンピュータの制御方法に含まれる各ステップを表す。
【0093】
オブジェクト表示処理部11は、少なくとも1つの単語を示す本体オブジェクト1aを表示させる(ステップ1、以下「ステップ」を「S」と略記する、第1表示処理ステップ)。次に、単語表示処理部12は、上記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す単語オブジェクト1bを、ユーザが選択可能となるように表示させる(S2、第2表示処理ステップ)。
【0094】
そして、単語表示処理部12は、ユーザによって単語オブジェクト1bが選択されたか否かを判定する(S3)。選択された場合(S3においてYES)、条件判定部13は、上記少なくとも1つの単語と当該単語オブジェクト1bによって示される他の単語とが、それぞれの単語が表す意味、およびそれぞれの単語に含まれる文字のうちの少なくとも一方において、所定の関係性を有しているか否かを判定する(S4、判定ステップ)。所定の関係性を有していると判定された場合(S4においてYES)、オブジェクト連結部14は、選択された単語オブジェクト1bを本体オブジェクト1aに連結する(S5、連結ステップ)。
【0095】
なお、上記制御方法は、図9を参照して前述した上記処理だけでなく、制御部10に含まれる各部において実行される処理を任意に含んでよい。
【0096】
〔タブレット端末100が奏する効果〕
タブレット端末100は、本体オブジェクト1aによって示される少なくとも1つの単語と、単語オブジェクト1bによって示される他の単語とが所定の関係性を有する場合、当該単語オブジェクト1bを当該本体オブジェクト1aに連結する。したがって、上記タブレット端末100は、新たな娯楽を提供可能な、興趣性の高いゲームを提供できるという効果を奏する。
【0097】
〔サーバ装置が機能の一部または全部を提供する構成〕
以上では、本発明のゲームプログラムが、タブレット端末100(プレイヤ端末)において実行される構成を説明した。一方、上記ゲームプログラムの一部または全部がサーバ装置において実行され、当該実行された処理の結果が上記プレイヤ端末に返される構成であってもよい。本発明のコンピュータが、プレイヤ端末とネットワークを介して接続されたサーバ装置として機能する場合、ゲームの進行画面を上記サーバ装置が生成したデータに基づいて、上記プレイヤ端末において表示されるウェブ表示とし、その他のメニュー画面などを当該プレイヤ端末にインストールされているネイティブアプリによって表示するネイティブ表示とするなどの、上記サーバ装置と上記プレイヤ端末のそれぞれが処理の一部を担うハイブリッドゲームとすることもできる。これにより、サーバ装置は、上記タブレット端末100が機能を提供する場合に、当該タブレット端末100が奏する効果と同じ効果を奏する。
【0098】
〔ソフトウェアによる実現例〕
タブレット端末100の制御ブロック(特に、制御部10)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、タブレット端末100は、各機能を実現するソフトウェアであるゲームプログラムの命令を実行するCPU、上記ゲームプログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記ゲームプログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記ゲームプログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記ゲームプログラムは、当該ゲームプログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記ゲームプログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
【0099】
具体的には、本発明の実施の形態に係るゲームプログラムは、コンピュータ(タブレット端末100)に、第1表示処理機能、第2表示処理機能、判定機能、連結機能、付与機能、および転送機能を実現させる。上記第1表示処理機能、第2表示処理機能、判定機能、連結機能、付与機能、および転送機能は、上述したオブジェクト表示処理部11、単語表示処理部12、条件判定部13、オブジェクト連結部14、特典付与部15、および単語転送部17によってそれぞれ実現され得る。詳細については上述した通りである。
【0100】
なお、上記ゲームプログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。また、前記ゲームプログラムによって実現される各機能を実現する各部を備えた情報処理端末(例えば、タブレット端末100)と、前記各機能とは異なる残りの機能を実現する各部を備えたサーバとを含むゲームシステムも、本発明の範疇に入る。
【0101】
〔付記事項〕
本発明は上述したそれぞれの実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成できる。
また本願発明は以下の項目で特定されてもよい。
[項目1]
コンピュータに、
少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示情報、および、前記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトをユーザが選択可能となるように表示させる第2表示情報を、記憶部に記憶させる記憶機能と、
前記コンピュータが有する各種の機能を統括的に制御する制御機能とを実現させ、
前記制御機能は、
前記第1オブジェクトを表示部に表示させるための前記第1表示情報を出力する第1表示処理機能と、
前記第2オブジェクトを前記表示部に表示させるための前記第2表示情報を出力する第2表示処理機能と、
前記ユーザによるドラッグ操作を受け付ける入力部において、前記第1オブジェクトをドラッグ操作する位置が前記第2オブジェクトの表示領域に重なった場合、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のいずれかと、前記他の単語を形成する文字のいずれかとが同じか否かを、2つの文字を比較することによって判定する判定機能と、
前記2つの文字が同じであると判定された場合、選択された前記第2オブジェクトを
前記第1オブジェクトに連結する連結機能とを含むゲームプログラム。
[項目2]
前記第1表示処理機能は、前記第1オブジェクトに対応する前記少なくとも1つの単語を形成する文字が、前記ユーザによるドラッグ操作の入力位置を、順次追随するように表示させる前記第1表示情報を逐次出力する
ことを特徴とする項目1記載のゲームプログラム。
[項目3]
前記第2表示処理機能は、前記第2オブジェクトを移動させるように表示させる前記第2表示情報を出力するものであって、前記他の単語を形成する文字数が多いほど、前記移動の速度を速くすることを特徴とする項目1または項目2記載のゲームプログラム。
[項目4]
前記連結機能は、前記判定機能が、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のうち最初または最後の文字以外の文字と、前記他の単語を形成する文字のうち先頭の文字が一致したと判定した場合に、当該一致した文字を連結し、第1オブジェクトから第2オブジェクトが枝分かれした形状の第3オブジェクトを生成することを特徴とする項目1〜3のいずれか1項に記載のゲームプログラム。
[項目5]
前記ゲームプログラムは、前記コンピュータに、
前記連結機能によって前記第2オブジェクトが前記第1オブジェクトに連結された場合、当該第2オブジェクトに含まれる前記他の単語を形成する文字の数に応じて、前記ユーザに所定の特典を付与する付与機能をさらに実現させることを特徴とする項目1から4のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
[項目6]
前記判定機能は、前記連結機能によって前記第2オブジェクトが前記第1オブジェクトに連結されてから、他の第2オブジェクトがさらに連結されるまでの時間が、所定のしきい値を下回っているか否かをさらに判定し、
前記付与機能は、前記判定機能によって下回っていると判定された場合、前記所定の特典に加えて、他の特典をさらに付与することを特徴とする項目5に記載のゲームプログラム。
[項目7]
前記第2表示処理機能は、前記他の単語を形成する少なくとも1つの文字の一部または全部が視認可能となるように、前記第2オブジェクトを表示させ、
前記付与機能は、前記他の単語を形成する文字のうち、視認不可能となっている文字の数が多いほど、多くの特典を前記ユーザに付与することを特徴とする項目5または項目6に記載のゲームプログラム。
[項目8]
前記第2オブジェクトは、前記他の単語を示す画像を含み、
前記ゲームプログラムは、前記コンピュータに、
前記連結機能が前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとを連結した場合に、前記ゲームプログラムにより実現されるゲームとは異なる他のゲームにおいて使用可能なゲーム媒体に関連付けられたパラメータに対して、前記画像に関連する変化を与える変化情報を付与する付与機能を実現させることを特徴とする項目1〜7のいずれか1項に記載のゲームプログラム。
[項目9]
前記第1表示処理機能は、前記ユーザによる所定の操作にしたがって移動するように、前記第1オブジェクトを表示させることを特徴とする項目1から8のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
[項目10]
前記第2表示処理機能は、前記ユーザによる所定の操作にしたがって移動するように、当該ユーザによって選択された前記第2オブジェクトを表示させることを特徴とする項目1から9のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
[項目11]
前記ゲームプログラムは、当該ゲームプログラムの一部または全部が前記コンピュータとしてのサーバ装置において実行されるものであり、
前記サーバ装置は、第1ユーザが使用する第1プレイヤ端末および第2ユーザが使用する第2プレイヤ端末とネットワークを介して接続されており、
前記実行された結果は、前記ネットワークを介して前記第1プレイヤ端末および第2プレイヤ端末に返されるものであり、
前記第1ユーザは、前記第1プレイヤ端末が備えた通信部から前記第2表示情報を送信することによって、前記第2オブジェクトを連結し、前記第1オブジェクトの長さを伸ばすことを目的とするユーザであり、
前記第2ユーザは、前記第2プレイヤ端末が備えた通信部から前記第2オブジェクトの情報を含む単語情報を送信することによって、前記第1ユーザにとって当該第2オブジェクトが選択容易となる位置に、当該第2オブジェクトを移動させることを目的とするユーザであることを特徴とする項目1から10のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
[項目12]
前記ゲームプログラムは、当該ゲームプログラムの一部または全部が前記コンピュータとしてのサーバ装置において実行されることによって、複数のユーザによってプレイされるゲームを提供するものであり、
前記サーバ装置は、ユーザが使用する第1プレイヤ端末および相手ユーザが使用する第2プレイヤ端末とネットワークを介して接続されており、
前記実行された結果は、前記ネットワークを介して前記第1プレイヤ端末および第2プレイヤ端末に返されるものであり、
前記ゲームプログラムは、前記コンピュータとしてのサーバ装置に、
前記相手ユーザの形勢が不利になる単語を示す第2オブジェクトを、前記第1プレイヤ端末から前記第2プレイヤ端末に前記実行された結果として転送する転送機能をさらに実現させることを特徴とする項目1から10のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
[項目13]
前記第2表示処理機能は、前記少なくとも1つの単語と、前記他の単語との関係に応じて、前記第2オブジェクトを表示させる態様を変化させることを特徴とする項目1から12のいずれか一項に記載のゲームプログラム。
[項目14]
コンピュータの制御方法であって、
少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示情報、および、前記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトをユーザが選択可能となるように表示させる第2表示情報を、記憶部に記憶させる記憶ステップと、
前記コンピュータが有する各種の機能を統括的に制御する制御ステップとを含み、
前記制御ステップは、
前記第1オブジェクトを表示部に表示させるための前記第1表示情報を出力する第1表示処理ステップと、
前記第2オブジェクトを前記表示部に表示させるための前記第2表示情報を出力する第2表示処理ステップと、
前記ユーザによるドラッグ操作を受け付ける入力部において、前記第1オブジェクトをドラッグ操作する位置が前記第2オブジェクトの表示領域に重なった場合、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のいずれかと、前記他の単語を形成する文字のいずれかとが同じか否かを、2つの文字を比較することによって判定する判定ステップと、
前記2つの文字が同じであると判定された場合、選択された前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに連結する連結ステップとを含むコンピュータの制御方法。
[項目15]
コンピュータであって、
少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示情報、および、前記少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトをユーザが選択可能となるように表示させる第2表示情報を、記憶する記憶部と、
前記コンピュータが有する各種の機能を統括的に制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記第1オブジェクトを表示部に表示させるための前記第1表示情報を出力する第1表示処理部と、
前記第2オブジェクトを前記表示部に表示させるための前記第2表示情報を出力する第2表示処理部と、
前記ユーザによるドラッグ操作を受け付ける入力部において、前記第1オブジェクトをドラッグ操作する位置が前記第2オブジェクトの表示領域に重なった場合、前記少なくとも1つの単語を形成する文字のいずれかと、前記他の単語を形成する文字のいずれかとが同じか否かを、2つの文字を比較することによって判定する判定部と、
前記2つの文字が同じであると判定された場合、選択された前記第2オブジェクトを前記第1オブジェクトに連結する連結部とを備えたコンピュータ。
【産業上の利用可能性】
【0102】
本発明は、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、家庭用ゲーム機、パーソナルコンピュータ、サーバ装置、ワークステーション、メインフレームなど、任意のコンピュータに広く適用することができる。
【符号の説明】
【0103】
1a:本体オブジェクト(第1オブジェクト)、1b:単語オブジェクト(第2オブジェクト)、4a:ドラッグ操作(所定の操作)、11:オブジェクト表示処理部(第1表示処理部、第1表示処理機能)、12:単語表示処理部(第2表示処理部、第2表示処理機能)、13:条件判定部(判定部、判定機能)、14:オブジェクト連結部(連結部、連結機能)、15:特典付与部(付与機能)、17:単語転送部(転送機能)、100:タブレット端末(コンピュータ)
【要約】
【課題】新たな娯楽を提供可能な、興趣性の高いゲームを提供する。
【解決手段】本発明のゲームプログラムは、コンピュータに、少なくとも1つの単語を示す第1オブジェクトを表示させる第1表示処理機能と、少なくとも1つの単語とは異なる他の単語を示す第2オブジェクトを、ユーザが選択可能となるように表示させる第2表示処理機能と、ユーザによって第2オブジェクトが選択された場合、少なくとも1つの単語と当該第2オブジェクトによって示される他の単語とが、それぞれの単語が表す意味、およびそれぞれの単語に含まれる文字のうちの少なくとも一方において、所定の関係性を有しているか否かを判定する判定機能と、所定の関係性を有していると判定された場合、選択された第2オブジェクトを第1オブジェクトに連結する連結機能とを実現させる。
【選択図】図1
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