特許第5777784号(P5777784)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5777784
(24)【登録日】2015年7月17日
(45)【発行日】2015年9月9日
(54)【発明の名称】菓子類の整列装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 47/28 20060101AFI20150820BHJP
【FI】
   B65G47/28 L
【請求項の数】1
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-171322(P2014-171322)
(22)【出願日】2014年8月26日
【審査請求日】2014年8月29日
【早期審査対象出願】
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000191157
【氏名又は名称】株式会社マスダック
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】増 田 文 治
(72)【発明者】
【氏名】小 室 治
【審査官】 八板 直人
(56)【参考文献】
【文献】 特開平06−092442(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第01847488(EP,A1)
【文献】 実開平04−094323(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 47/22−47/32
B65G 47/82
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベヤを横切って掛け渡されるフレームに取り付けられるテーブルと、
テーブルに搭載され、回転軸を回転させるロータリーアクチュエータと、
一定間隔をあけて搬送される菓子の後方を押し横一列に整列させる整列板と、
整列板を菓子後方に下降させ、前記菓子の整列後上昇させるエアシリンダと、
一端が前記ロータリーアクチュエータの回転軸に連結され、他端が前記エアシリンダに連結され、前記ロータリーアクチュエータの回転運動を直線運動に変換して、前記エアシリンダと前記整列板を搬送方向に送り出す動作と、元の位置に戻す動作を行なうクランクと、
前記テーブルに装着される軸受と、該軸受に挿入され前記クランクの動きに合わせてスライドするスライド軸からなり、前記整列板を水平に保持する水平保持手段と、
前記フレームに対して前記テーブルを搬送方向にスライドさせて、前記整列板の搬送方向の初期位置を調整する前後調整ノブと、が備えられることを特徴とする菓子類の整列装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、菓子類の整列方法及び整列装置に係り、より詳しくは、コンベヤで搬送される菓子を横一列に整列させることができる菓子類の整列方法及び整列装置に関する。
【背景技術】
【0002】
搬送方向に複数列の菓子を一定間隔で搬送するコンベヤでは、クリームやチョコレートの充填のため、横に一列に整列させる必要がある。コンベヤ上の菓子を横一列に整列させるには、例えばコンベヤを横切るようにストッパを設け、ストッパをコンベヤ上で上方から下降させ、菓子の前方を遮って菓子を横一列に整列させ、その後、ストッパを上昇させて菓子を進行させることが行なわれている。しかしながら、ストッパによる整列は、ストッパに菓子がぶつかるので、凹んだり皮がはがれたりする場合がある。特許文献1には、スナック菓子の袋をストッパで遮り、袋を横一列に整列させることが開示されている。
【0003】
整列板をコンベヤ上の菓子の後方側に下降させ、菓子の後側を押して、搬送方向に送り出す整列装置を検討した。その場合、簡単にはエアシリンダで整列板を送り出すことが考えられる。しかしながら、エアシリンダは、空気圧でシリンダ内に設けられたピストンを往復動させるので、菓子が軽いような場合、勢いで菓子が整列ラインより飛び出してしまうことがある。エアシリンダのピストンに緩衝材を設け、送り出し速度を抑えることもできるが、調整に手間がかかる。
【0004】
特許文献2の菓子の移乗配列装置では、エアシリンダが、受け板を後退させ菓子を配列コンベヤに引き下ろすために使用されている。特許文献3の容器の箱詰め装置は、菓子の整列ではないが、容器へのショックを与えないようクランクに接続された移動フレームで容器の移動を行なっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平6−227504号公報
【特許文献2】特開平8−208032号公報
【特許文献3】特開平5−338619号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、コンベヤで搬送される複数の縦列の菓子を傷つけることなく横一列にスムーズに整列させることができる整列方法及び整列装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明による菓子類の整列装置は、コンベヤを横切って掛け渡されるフレームに取り付けられるテーブルと、テーブルに搭載され、回転軸を回転させるロータリーアクチュエータと、一定間隔をあけて搬送される菓子の後方を押し横一列に整列させる整列板と、整列板を菓子後方に下降させ、前記菓子の整列後上昇させるエアシリンダと、一端が前記ロータリーアクチュエータの回転軸に連結され、他端が前記エアシリンダに連結され、前記ロータリーアクチュエータの回転運動を直線運動に変換して、前記エアシリンダと前記整列板を搬送方向に送り出す動作と、元の位置に戻す動作を行なうクランクと、前記テーブルに装着される軸受と、前記軸受に挿入され前記クランクの動きに合わせてスライドするスライド軸からなり、前記整列板を水平に保持する水平保持手段と、前記フレームに対して前記テーブルを搬送方向にスライドさせて、前記整列板の搬送方向の初期位置を調整する前後調整ノブと、が備えられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の菓子類の整列装置によれば、(1)回転運動を直線運動に変換するクランクを設け、クランクで整列板を搬送方向に移動したので、クランクは最初と最後がゆっくり動くので整列板の動きをスムーズできる。(2)菓子の後方を押して整列させるので、ストッパを使用した整列と比較して衝撃が少ない。例えばコンベヤが動いていれば、その速度より少し早い速度で瞬間的に菓子を押すだけで済む。(3)菓子の整列後、エアシリンダで整列板を上昇させ、クランクを元の位置に戻し、エアシリンダで整列板を再び下降させるので、次の菓子の整列が迅速にできる。(4)整列動作は、コンベヤが連続動作している状態でも、間欠動作して停止している状態でも適用できる。(5)また、重量があり横幅のある整列板を水平に保持する水平保持手段を設けたので、クランクのみでエアシリンダと整列板を保持する場合に比べ、整列板が幅方向にぶれることがなく安定して動作させることができる。(6)整列板の搬送方向の初期位置を調整する前後調整ノブを設けたので、ノブを回すことにより、支持台に対してテーブルを搬送方向にスライドさせ、整列板の初期位置を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明による菓子類の整列装置の平面図である。
図2】本発明による菓子類の整列装置の正面図である。
図3】本発明による菓子類の整列装置の左側面図である。
図4図3のA−A矢視図である。
図5図1のロータリーアクチュエータの動作説明図である。
図6図1のクランクの動作説明図である。
図7】ロータリーアクチュエータとクランクの位置関係を示す図である。
図8】コンベヤ上で菓子が横一列に整列される様子を示す説明図である。
図9】本発明による菓子類の整列方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の菓子類の整列方法及び整列装置について、図面を参照して詳しく説明する。
【実施例】
【0015】
図1は、本発明による菓子類の整列装置100の平面図である。整列装置100は、平ベルトのコンベヤ13を横切って掛け渡されるフレーム5を有し、また、コンベヤ13の上に複数の縦列(本実施例では縦7列)に載置された菓子9の後方側を押して、菓子9を搬送方向に送り出し、横一列に整列させる整列板8を有する。整列板8は、整列板8を上下方向に昇降させるエアシリンダ12の下端に連結され、エアシリンダ12の上端は、エアシリンダ12及び整列板8を搬送方向に往復動作させるクランク4に連結されている。クランク4は、ロータリーアクチュエータ1の回転軸18で駆動される。ロータリーアクチュエータ1の回転軸18は、0〜180度の角度で往復回動する。ロータリーアクチュエータ1は、一定角度(180度)の回動を行なうものとしたが、モータなどの回転運動するものでもよい。クランク4は、ロータリーアクチュエータ1の回転運動を直線運動に変換し、整列板8を搬送方向に往復動作させる。
【0016】
スライド軸2は、第1スライド軸2aと第2スライド軸2bからなり、テーブル15に第1軸受6と第2軸受7によってスライド可能に保持されている。第1スライド軸2aと第2スライド軸2bの先端が、エアシリンダ12に連結される。これによりクランク4が搬送方向に伸長されると、エアシリンダ12が搬送方向にスライドするが、第1スライド軸2aと第2スライド軸2bもスライドするので、エアシリンダ12と整列板8を安定して水平に保持できる。第1軸受6と第2軸受7と、これによってスライド可能に保持される第1スライド軸2aと第2スライド軸2bが、整列板8の水平保持手段20となっている。なお、スライド軸2は、レールであってもよい。図1では、クランク4で搬送方向に菓子を送り出す前の状態と、搬送方向に送り出した後の状態を図示している。整列板8は、前後ストローク10の長さで直線運動の往復動作を行なう。整列板8が送り出されることにより菓子9の後方側を押す。整列板8には、菓子の形状に合わせた7個の凹部が設けられており、菓子9を囲い込むように位置合わせできる。
【0017】
図2は、整列装置100の正面図である。フレーム5は矩形状でコンベヤ13を横切るように設けられる。エアシリンダ12は、整列板8を上下方向に昇降可能に支持している。図2には、整列板8を上昇させた状態と、整列板8を下降させた状態を示す。整列板8は、上下ストローク11を有して昇降動作を行なう。整列板8は、菓子を整列させる送り出し動作が終了すると、上昇され後続の菓子9の後方に位置づけられ、下降される。
【0018】
図3は、整列装置100の左側面図である。フレーム5は、縦の断面で図示している。ロータリーアクチュエータ1の上方には、クランク4が設けられており、クランク4は回転軸18に取り付けられる。クランク4は図3の右方向に延びてエアシリンダ12の側板23に連結される。側板23には、水平保持手段20の第1スライド軸2aと第2スライド軸2bの一端も連結されている。エアシリンダ12は、クランク4が伸長すれば、2点鎖線で示す位置まで送り出される。整列板8は、高さ調整部材を介してエアシリンダ12に接続される。高さ調整ノブ14は、高さ調整部材の長さを変更可能に固定できる。図3では、エアシリンダ12を作動させ、整列板8を上昇させた状態と、整列板8を下降させて菓子9を搬送方向に送り出す状態と、整列板8が搬送方向に送り出された状態を示す。前後調整ノブ16は、これを回すことで、ロータリーアクチュエータ1を搭載したテーブル15を搬送方向に移動させ、初期位置を調整することができる。
【0019】
図4は、図3のA−A矢視図である。ロータリーアクチュエータ1と、第1スライド軸2aと第2スライド軸2bは、テーブル15に設置される。テーブル15はフレーム5の下部の支持台17にスライド可能に取り付けられる。前後調整ノブ16を回すと、フレーム5に対してテーブル15がスライドするので、整列板8の初期位置を調整することができる。第1軸受6と第2軸受7と、これによってスライド可能に保持される第1スライド軸2aと第2スライド軸2bが、エアシリンダ12と整列板8の水平保持手段20となっている。
【0020】
図5は、ロータリーアクチュエータ1の動作説明図である。(a)〜(c)は、平面図にて回転軸18を0度から180度まで回動させる動作を示し、(d)〜(f)は、平面図にて回転軸18を180度から0度に戻す動作を平面図で示す。ロータリーアクチュエータ1はシリンダ1aを有しており、シリンダ1aの内部は、第1室1cと第2室1dからなる。エアー19が、第1空気口1eと第2空気口1fから出入りできる。回転軸18にはベーン(羽根)1bが取り付けられている。図5(a)〜(c)に示すように、第1空気口1eから第1室1cにエアー19が送り込まれると、ベーン1bが時計回りに回動し、図5(b)の状態を経由して、図5(c)の状態となる。ベーン1bは、180度の角度で停止するようストッパが設けられている。回転軸18を180の位置から0度の位置に戻すには、図5(d)の状態で第2空気口1fから第2室1dにエアー19を送り込む。これによってベーン1bが反時計回りに回動し、図5(e)の状態を経由して、図5(f)の状態となる。ロータリーアクチュエータには、エアーで駆動されるラックとピニオン形式のものもある。どちらを使用してもよい。
【0021】
図6は、クランク4の動作説明図である。図6の(a)〜(e)は平面図で、クランク4が縮んだ状態から伸長した状態になるまでを示す。この実施例では、クランク4は、第1アーム4aと第2アーム4bからなるとした。これに限らず、3本のアームで構成してもよい。第1アーム4aは、一端がロータリーアクチュエータ1の回転軸18に連結される。回転軸18が0度の場合、図6(a)に示すように、第1アーム4aは12時の方向を指している。回転軸18を時計回りに90度回動させると、図6(c)に示すように第1アーム4aは3時の方向を指し、第2アーム4bは6時の方向に次第に送り出される。回転軸18が時計回りに180度回動すると、第2アーム4bが6時の方向に最大に伸長され、図6(e)に示すように、第1アーム4aと第2アーム4bが一直線に並んだ状態となる。図5(d)〜(f)に示すように、回転軸18を180度の位置から0度の位置に回動させると、クランク4は、図6(e)から図6(d)、図6(c)、図6(b)を経由して図6(a)の状態に戻る。
【0022】
図7は、ロータリーアクチュエータ1とクランク4の位置関係を示す平面図である。図6(d)に示すように、第1アーム4aの一端をUとし、第3アーム4cの一端をVとすると、符号UとVは、図7に示すような位置関係となる。符号Uは等速円運動しているとして22.5の角度ごとに丸印をつけた。一方、符号Vは、直線運動であり、符号Uに対応して丸印をつけた。符号Vは加速と減速が滑らかであることがわかる。特に静止した菓子の場合、整列ラインに移動させ、菓子をソフトに停止できる。
【0023】
図8は、コンベヤ上で菓子が横一列に整列される様子を示す説明図である。コンベヤ13は一定の速度で連続運転されているとする。整列装置100は、図8の点線で示す位置に設けられているとする。また、菓子9の搬送方向の間隔Wは、実線で示す一定の間隔とし、菓子が間隔Wを移動する時間の約半分の時間で整列が行えるものとする。図8(A)に示すように、最初の菓子9の列が整列装置100に到着したとする。図8(B)はコンベヤ13が、図8(A)から間隔Wの半分の距離だけ進んだ状態を示す。図8(A)から図8(B)に至るまでの時間内に、整列板8の送り出しにより、菓子9を横一列に整列ライン22に整列させる動作が行なわれて、菓子9は図8(B)に示すように整列された状態となる。その場合、菓子は、クランク4の送り出し速度がコンベヤ13の速度より遅くなった時点で、整列板8から搬送方向に離れる。
【0024】
図8(C)はコンベヤ13が、さらに0.5Wの距離だけ進んだ状態を示す。図8(B)から図8(C)に至るまでの時間内に、整列板8は次の菓子列の後方に戻される。図8(D)はコンベヤ13が、図8(C)から0.5Wの距離だけ搬送方向に進んだ状態を示す。図8(c)から図8(D)に至るまでの時間内に、整列板8の送り出しにより、菓子9を横一列に整列ライン22に整列させる動作を行なうので、菓子9は図8(D)に示すように整列された状態となる。なお、コンベヤ13が間欠運転されて、菓子がコンベヤ上で停止状態中に整列が行なわれてもよい。
【0025】
図9は、本発明による菓子類の整列方法を示すフローチャートである。コンベヤ13で一定間隔をあけて搬送される複数列の菓子9を、横一列に整列させる菓子類の整列方法のフローチャートである。S1は、エアシリンダ12によりコンベヤ13上の菓子の後方側に整列板を下降させる段階である。S2は、ロータリーアクチュエータ1の往復回動(回転運動でもよい)を直線運動に変換するクランク4で整列板8を水平に保持して搬送方向に送り出し、菓子9を横一列に整列させる段階である。S3は、整列板8を上昇させる段階である。S4は、クランク4を縮退させて、整列板8を元の位置に戻す段階である。これを繰り返して、コンベヤ上の菓子を横一列にする。なお、S3の整列板8の上昇と、S4のクランク4の縮退を同時に行って、整列板8を斜め上、後方に戻してもよい。
【0026】
なお、本実施例では、回転軸を0〜180度の角度で往復回動させるロータリーアクチュエータを使用したが、回転軸が一定方向に回転するサーボモータを使用してもよい。その場合は、回転軸を180度から360度の角度でクランクの戻り動作が行なわれる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明の菓子類の整列方法及び整列装置によれば、コンベヤ上の菓子をスムーズに整列させることができるので、菓子類の自動製造ラインに好適である。
【符号の説明】
【0028】
1 ロータリーアクチュエータ
1a シリンダ
1b ベーン
1c 第1室
1d 第2室
1e 第1空気口
1f 第2空気口
2 スライド軸
2a 第1スライド軸
2b 第2スライド軸
4 クランク
4a 第1アーム
4b 第2アーム
5 フレーム
6 第1軸受
7 第2軸受
8 整列板
9 菓子
10 前後ストローク
11 上下ストローク
12 エアシリンダ
13 コンベヤ
14 高さ調整ノブ
15 テーブル
16 前後調整ノブ
17 支持台
18 回転軸
19 エアー
20 水平保持手段
22 整列ライン
23 側板
100 整列装置
S1〜S5 菓子類を整列させる各段階
【要約】
【課題】コンベヤで搬送される複数の縦列の菓子を傷つけることなく横一列にスムーズに整列させることができる菓子類の整列方法及び整列装置を提供する。
【解決手段】本発明の菓子類の整列方法は、コンベヤで一定間隔をあけて搬送される複数列の菓子を、横一列に整列させる菓子類の整列方法であって、コンベヤ上の菓子の後方側に整列板を下降させる段階と、回転運動を直線運動に変換するクランクで整列板を水平に保持して搬送方向に送り出し、菓子を横一列に整列させる段階と、整列板を上昇させる段階と、クランクを縮退させて整列板を元の位置に戻す段階と、が備えられる。
【選択図】図9
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9