(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ロック機構6を、防護部材5を取り外しできないようにロックすると共に、そのロックを解除するロック部材60と、このロック部材60をロック状態とロック解除状態に動作する電動アクチュエータ61より構成し、
前記送風機駆動検出手段により電動アクチュエータ61を通電制御して送風機駆動時にはロック部材60をロック状態とし、送風機停止時にはロック部材60をロック解除状態とするようにした請求項1記載のレンジフード。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した従来のレンジフードは、フード内部や送風機のファンに調理ガス中の油脂分などの油汚れが付着するので、フード内部を人が手作業で清掃することがある。
前述した送風機のファンをフード内部から取り出しできるレンジフードの場合は、フード内部のみではなく、送風機のファンを取り外してフード内部から取り出して清掃することがある。
また、対面式キッチンやアイランド式キッチンなどの普及により、リビングとキッチンが一連にレイアウトされることが多くなっていることから、レンジフードのフード内部や送風機のファンに油汚れが付着しているなどすると、油の臭いがリビング側へと伝わってしまうという悪さからもレンジフードのフード内部の清掃や送風機のファンをフード内部から取り出して清掃する機会が増えている。
前述した従来のレンジフードにおいては、整流板を取り外し、その状態でフードの内部を人が手で拭いて清掃したり、送風機のファンをフード内部から取り出してシンク等で洗うことで清掃する。このレンジフードはフィルターを備えているので、整流板とともにフィルターを取り外して清掃したり、ファンを取り出しする。
しかしながら、前述のようにフード内部を清掃したり、送風機のファンを取り出しするときに、送風機が駆動していると人の手が回転しているファンに触れることがあるので、フード内部を清掃したり、ファンを取り出すときには、コンセントを抜くなどの操作により送風機を停止操作するようにしているが、その送風機の停止操作を忘れてしまった場合には危険が生じる可能性があった。
【0005】
本発明の目的は、送風機が駆動してファンが回転しているときには、フード内部の清掃や送風機のファンをフード内部から取り出すことができず、それらの作業時に送風機の停止操作を忘れても危険が生じることがないようにしたレンジフードとすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、フード1と、送風機4を備えたレンジフードであって、
前記フード1に、送風機4の吸込口41に人の手が入らないようにする防護部材5を取り外し可能に取り付けると共に、この防護部材5をフード1から取り外しできないようにロックすると共に、そのロックを解除するロック機構6を設け、
前記送風機4が駆動していることを検出する手段を設け、該検出手段が送風機駆動を検出しているときにはロック機構6
は、前記防護部材5をフード1から取り外しできないようにするロック状態で、送風機駆動を検出しないときにはロック機構6
は、前記防護部材5をフード1から取り外しできるロック解除状態となるようにしたことを特徴とするレンジフードである。
【0007】
本発明においては、前記ロック機構6を、防護部材5を取り外しできないようにロックすると共に、そのロックを解除するロック部材60と、このロック部材60をロック状態とロック解除状態に動作する電動アクチュエータ61より構成し、
前記送風機駆動検出手段により電動アクチュエータ61を通電制御して送風機駆動時にはロック部材60をロック状態とし、送風機停止時にはロック部材60をロック解除状態とするようにできる。
【0008】
このようにすれば、送風機4が駆動しているときには電動アクチュエータ61に通電されてロック部材60がロック状態となるので、防護部材5をフード1から取り外しできないから、送風機4を駆動しているときにはフード1内部の清掃作業やファン4bの取り出しする作業を行うことができない。
また、送風機4が駆動していないときには電動アクチュエータ61に通電されずにロック部材60がロック解除状態となるので、防護部材5を取り外してフード内部の清掃作業やファンの取り出し作業ができる。
【0009】
本発明においては、前記送風機駆動検出手段は、モータ4cに通電制御する操作スイッチ7とすることができる。
【0010】
このようにすれば、送風機4を駆動、停止する操作スイッチ7を利用しているから、送風機の駆動を検出するために特別な部材を必要としない。
【0011】
本発明においては、前記送風機駆動検出手段は、モータ4cの回転を検出する回転センサ78とすることができる。
【0012】
このようにすれば、モータ4cが完全に停止した後にロック機構6がロック解除状態となるようにできるので、ファン4bが完全に停止した状態で各作業を行うことになり、ファン4bに人の手が触れても問題がない。
【0013】
本発明においては、前記防護部材5は、整流板50、フィルター56、通気用開口57aを有した覆板57のいずれか1つとすることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、送風機4が駆動し、そのファン4cが回転しているときにはロック機構6により防護部材5をフード1から取り外しできないので、送風機4が駆動しているときにはフード1内部の清掃作業やファンの取り出し作業ができない。
したがって、前述の各作業時に送風機4の停止操作を忘れても危険が生じることはない。
また、送風機4が駆動せずに、そのファン4cが回転していないときには防護部材5をフード1から取り外しできるので、フード1内部の清掃作業やファンの取り出し作業ができる。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の第1の実施の形態を
図1〜
図5に基づいて説明する。
フード1は、フード本体1aと送風機収納体1bを備え、そのフード本体1aは外郭2と内郭3を有している。
この外郭2は、上面板20と周面板21で下面が開口した箱形状で、その上面板20に開口部22が形成してあると共に、周面板21の周縁下端部には内向きの被取付フランジ23が設けてある。
前記内郭3は、上面板30と周面板31で下向きの皿形状で、その上面板30の孔32の周縁に筒体33が設けてあると共に、周面板31の周縁下端部に外向きの取付フランジ34が設けてある。
前記内郭3の筒体33が外郭2の開口部22に嵌合すると共に、取付フランジ34を被取付フランジ23に着脱自在に連結して外郭2と内郭3を連結してフード本体1aとしてある。
前記内郭3の下面がフード1の内部である。
【0017】
前記送風機収納体1bは入口側開口24と出口側開口25を有した箱形状で、その内部に送風機4が設けてある。
前記送風機収納体1bは、その入口側開口24が筒体33に嵌め込むように外郭2の上面板20に取り付けられる。
【0018】
前記送風機4は、ケーシング4a内にファン4bを設けると共に、そのケーシング4aに設けたモータ4cでファン4bを回転駆動するようにしてある。
前記ケーシング4aに連通した吐出部40が出口側開口25に嵌合し、そのケーシング4aに形成した吸込口41が前記筒体33(孔32)と連通し、その筒体33から吸込口41に手を入れてロック部材42を弛めることでモータ4cの回転軸43とファン4bを分離できると共に、そのロック部材42を締め付けることでモータ4cの回転軸43とファン4bを連結できる。
このようであるから、フード1から送風機4のファン4bをフード1内部から容易に取り出しすることができる。
前記モータ4cに通電制御する操作スイッチ7はフード1の前面、例えばフード本体1aの外郭2の周面板21に取り付けてある。
【0019】
前記フード1、例えばフード本体1aの内郭3には、送風機4の吸込口41の上流側に位置、例えば吸込口41と間隔を置いて対峙し、人の手が吸込口41に入らないようにするための防護部材5、例えば整流板50が取り外し可能に取り付けてある。
前記整流板50は平板51の周縁に立上り片52を設けた形状で、その立上り片52の後側52aに支持軸53が横向きに設けてある。
前記内郭3の周面板31の後側31aには支持片54が取り付けてあり、この支持片54の先端部に前記支持軸53が上下方向に回動自在で、かつ着脱自在に支持してある。
これにより、整流板50は
図1に示す取り付け姿勢と、
図3に示す下向き姿勢とに亘って上下に回動自在であると共に、その下向き姿勢において支持軸53を支持片54の先端部から外すことで整流板50を取り外しできる。
【0020】
前記内郭3の上面板30における前部寄りの左右両側に支持部材35が設けてあると共に、整流板50の平板51の前部寄り左右両側に被支持部材55が設けてあり、この被支持部材55を支持部材35で支持することで整流板50が取り付け姿勢に支持され、その支持を解除することで整流板50を下向き姿勢に回動できるようにしてある。
【0021】
前記支持部材35は、ブラケット35aと、このブラケット35aに設けた支持ピン35b、ばねケース35cと、このばねケース35cと支持ピン35bとの間に設けたばね35dを有し、その支持ピン35bがばね35dで支持位置に保持してある。
前記被支持部材55は、ブラケット55aに支持穴55bを形成したもので、整流板50を下向き姿勢から取り付け姿勢に向けて回動することで、ブラケット55aで支持ピン35bを押し、その支持ピン35bが支持穴55bに嵌まり合うことで被支持部材55が支持部材35に支持され取り付け姿勢に支持する。その支持ピン35bをばね35dに抗して押すことで支持穴55bから抜き出すことで被支持部材55の支持が解除され、下向き姿勢に回動することができる。
【0022】
前記フード1(内郭3の上面板30)と整流板50とに亘ってその整流板50をフード1から取り外しできないようにロックするロック機構6が取り付けてある。
前記フード1には、送風機4が駆動していることを検出する検出手段、例えば前述の操作スイッチ7が設けてある。
前記ロック機構6は、検出手段が送風機駆動を検出しているときにはロック状態で、検出手段が送風機駆動を検出していないときにはロック解除状態となる。
これにより、送風機4が駆動しているとき(ファン4bが回転しているとき)には整流板5をフード1から取り外しできないので、フード1内部を清掃したり、ファン4bを取り出したりできない。
【0023】
このロック機構6は
図4に示すように、ロック部材60と、このロック部材60をロック状態とロック解除状態とに動作する電動アクチュエータ61を備え、この電動アクチュエータ61は、通電されているときにはロック部材60をロック状態とし、通電されていないときにはロック部材60をロック解除状態とする。
前記ロック部材60がロック状態のときには整流板50をフード1から取り外しできないが、ロック解除状態のときには整流板50をフード1から取り外しできる。
【0024】
前記ロック部材60は、整流板50をフード1(上面板30)に支持する支持杆62(前述の支持ピン35b)と、この支持杆62を支持位置でロックして支持解放位置に移動しないようにするロック杆63を備えている。
前記電動アクチュエータ61はソレノイド64で、その作動杆64aに前記ロック杆63が連結してあり、ソレノイド64が通電されると作動杆64aによりロック杆63がロック位置に移動して支持杆62の凹部62aに係合して支持解放位置に移動できないようにロックし、ロック部材60をロック状態とする。
【0025】
前記ソレノイド64が通電されないときには
図5に示すように作動杆64aによりロック杆63がロック解除位置に移動して支持杆62の凹部62aから外れ、支持杆62は支持解放位置に移動できるようになり、ロック部材60をロック解除状態とする。
ロック解除状態で
図6に示すように支持杆62を人の指で押して支持穴55bから抜き出すことで、整流板50を取り外しすることができる。
【0026】
前記電動アクチュエータ61、例えばソレノイド64は、
図7に示すように送風機4のモータ4cに通電制御する回路に設けてある。
前記操作スイッチ7は、
図7に示すように強運転スイッチ70、中運転スイッチ71、弱運転スイッチ72、切スイッチ73、照明スイッチ74等を備え、強・中・弱スイッチ70,71,72は電源75と送風機4のモータ4cを断続するもので、そのと強・中・弱運転スイッチ70,71,72の出力側とモータ4cとの間に前記電動アクチュエータ61、例えばソレノイド64が設けてある。
前記照明スイッチ74は照明具76に通電するものである。
前記切スイッチ73はONとなっている運転スイッチをOFFとする。
【0027】
このようであるから、いずれかの運転スイッチがONの状態、つまり、モータ4cに通電されてファン4bが回転している送風機4が駆動している状態ではソレノイド64に通電され、ロック杆63がロック位置に移動して支持杆62をロックし、ロック部材60をロック状態とするので、整流板50を下向き姿勢又は取り外しすることができない。
したがって、操作スイッチ7の操作で送風機4が駆動していることを検出しているとき、つまりファン4bが回転しているときにはフード1の内部を清掃作業したり、ファン4bをフード1から取り出す作業ができないから、それらの作業時に送風機4の停止操作を忘れても危険が生じることがない。
【0028】
また、操作スイッチ7の操作で送風機4の駆動を検出しないとき、つまりファン4bが回転しないときには電動アクチュエータ61に通電されずにロック部材60がロック解除状態となるから、整流板50をフード1から取り外しできる。
したがって、フード1内部の清掃作業をしたり、ファン4bをフード1から取り出す作業ができる。
【0029】
この実施の形態では、フード本体1aと送風機収納体1bでフード1としてあるが、フード本体1aのみでフード1とし、送風機4の吐出部40をダクト等を介して屋外に排気するようにしても良い。
また、フード本体1aを外郭2のみで構成しても良い。
【0030】
前述の実施の形態では、内郭3の内面(フード1の内面)と整流板50との隙間から流入した油煙等が送風機4の吸込口41に直接吸い込まれるようにしたが、その吸込口41の上流側、例えば筒体33にフィルターを設けても良い。
この場合にはフィルターを取り外してファン4bを取り出しする。
【0031】
次に、本発明の第2の実施の形態を
図8に基づいて説明する。
この実施の形態は、防護部材5をフィルター56としたことが、前述の実施の形態と相違し、他の構成は同様である。
フード1は上面板1aと周面板1bで下面が開口した箱形状で、そのフード1の内部には上仕切板1cと下仕切板1dが設けてある。
この上仕切板1cと下仕切板1dとに亘ってフィルター56を取り外し可能に取り付けてフード1内に送風機収納室1eを形成し、この送風機収納室1eに送風機4が取り付けてある。
この送風機4の吸込口41が前記フィルター56と対峙し、そのフィルター56が前述の防護部材5である。このフィルター56はグリスフィルターと呼ばれるものである。
【0032】
前記上仕切板1cには下向き凹部10、下仕切り板1dには上向き凹部11が相対峙してそれぞれ形成してある。
前記フィルター56は、その上部が前記下向き凹部10に嵌まり込むと共に、下部が上向き凹部11に嵌まり込むことで取り付けられ、上向き凹部11の底部に設けた弾性材12で押し上げられて上部が下向き凹部10の底部に接していると共に、フィルター56を弾性材12に抗して押し下げると上部が下向き凹部10から外れ、フィルター56の上部を手前側に移動して斜め上方に持ち上げることで下部が上向き凹部11から抜け出すようにしてある。
このようであるから、フィルター56を下向き凹部10と上向き凹部11とに亘って上下けんどん式に取り付け、取り外しできる。
【0033】
前記フード1とフィルター56とに亘ってロック機構6が設けてある。
このロック機構6のロック部材60は、フィルター56を下向き凹部10内で下方に移動しないように支持する支持杆65を備え、この支持杆65がフィルター56の孔56a、下向き凹部10の孔10aに挿入することで、ロック部材60はロック状態となり、その支持杆65が前記孔56a、孔10aから抜け出すことでロック部材60はロック解除状態となる。
前記ロック機構6の電動アクチュエータ61はソレノイド64で、そのソレノイド64の作動杆64aに支持杆65が連結してある。
前記ソレノイド64に通電すると支持杆65が各孔56a,10aに挿入し、通電しないと支持杆65が各孔56a,10aから抜け出すようにしてある。
【0034】
このようであるから、ソレノイド64(電動アクチューエータ61)を
図7に示すように、モータ4cの通電回路に設けることで、操作スイッチ7のいずれかの運転スイッチを操作してモータ4cに通電して送風機4を駆動しているとき、つまり、送風機駆動を検出しているときにはソレノイド64に通電されて支持杆65が各孔56a,10aに挿入してフィルター56を下方に移動できないから、そのフィルター56を取り外しできないので、送風機4が駆動しているときには清掃作業、取り出し作業ができず、それらの作業時に送風機4の停止操作を忘れても危険が生じることがない。
【0035】
前記操作スイッチ7のいずれの運転スイッチも操作されずにモータ4cに通電されないとき、つまり、送風機駆動を検出しているときには、ソレノイド64に通電されずに支持杆65は各孔65a,10aから抜け出し、フィルター56を下方に移動できるから、そのフィルター56を取り外しできるので、送風機4が停止しているときには前述の清掃作業、取り出し作業をすることができる。
【0036】
次に、本発明の第3の実施の形態を
図9に基づいて説明する。
フード1は、上面板1aと、周面板1bと、周面板1bの下部周縁に沿って設けた環状の下部内向板1fとで、下部に吸込み用開口1gを有する形状である。
この下部内向板1fに覆板57を取り外し可能に取り付けてある。例えばねじ58で取り付けてある。
この覆板57は前記吸込み用開口1gを閉塞すると共に、送風機4の吸込口41と対峙し、その吸込口41に人の手が入り込むことがないように保護し、覆板57は前述の防護部材5である。
【0037】
前記覆板57の前後・左右縁寄りにはスリット形状の通気用開口57aが形成され、送風機4を駆動すると通気用開口57aから油煙等の調理ガスをフード1内部に捕集し、屋外等に排気する。
図9に示すレンジフードにおいては、フード1の上面板1aの下面、つまりフード1の内面に調理ガスが衝突するバッフルプレート(図示せず)を設け、そのバッフルプレートの表面に油汚れ等が付着するようにしてある。このバッフルプレートは覆板57の上面に設けることもできる。
【0038】
前記フード1(下部内向板1f)と覆板57とに亘ってロック機構6が設けてある。
このロック機構6のロック部材60は、覆板57に取り付けた支持杆66と、ロック杆67を備え、その支持杆66は下部内向板1fの孔13に挿通し、この支持杆66のロック用孔66aにロック杆67が挿入すると覆板57が取り外しできないようにロックしてロック部材60はロック状態となる。
前記支持杆66がロック用孔66aから抜け出すと覆板57が取り外し可能となり、ロック部材60はロック解除状態となる。
【0039】
前記電動アクチュエータ61はソレノイド64で、その作動杆64aにロック杆67が連結してある。
このソレノイド64が通電されるとロック杆67がロック用孔66aに挿入し、通電されないとロック杆67がロック用孔66aから抜け出すようにしてある。
前記ソレノイド64は
図7に示すように操作スイッチ7とモータ4cを接続する回路に設けられ、モータ4cに通電されるとソレノイド64に通電されると共に、モータ4cに通電されないときにはソレノイド64に通電されない。
【0040】
このようであるから、操作スイッチ7のいずれかの運転スイッチを操作してモータ4cに通電しているとき、つまり、送風機駆動を検出しているときには、ソレノイド64に通電されてロック部材60がロック状態となるので、覆板57を取り外しできない。
したがって、電動モータ4cに通電されている送風機4が駆動状態のときにはフード1内部の清掃作業やフィルタ4cの取り出し作業ができないので、それらの作業開始時に送風機4の停止操作を忘れても危険が生じることがない。
【0041】
また、操作スイッチ7のいずれの運転スイッチも操作せずに送風機4が停止しているとき、つまり、送風機駆動を検出しないときには、ソレノイド64に通電されずにロック部材60がロック解除状態となるので、覆板57を取り外しできる。
したがって、送風機4が停止しているときにはフード1内部の清掃作業やファン4bの取り出し作業ができる。
【0042】
前述の各実施の形態では、電動アクチュエータ61をソレノイド64としたが、これに限ることはなく、小型の電動モータや電動シリンダなどでも良い。
前述の各実施の形態では、操作スイッチ7を送風機駆動検出手段とし、運転スイッチをONしてモータ4cに通電しているときを送風機駆動検出しているときとし、運転スイッチをOFFしてモータ4cに通電していないときを送風機駆動を検出しないときとしたが、これに限ることはない。
【0043】
例えば
図10に示すように操作スイッチ7に運転スイッチと連動してON,OFFする連動スイッチ77を設け、この連動スイッチ77がONのときに電動アクチュエータ61(ソレノイド64)に通電し、連動スイッチ77がOFFのときには電動アクチュエータ61(ソレノイド64)に通電しないようにする。
つまり、連動スイッチ77がONのときが送風機駆動を検出しているときで、OFFのときが送風機駆動を検出しないときである。
【0044】
前記送風機駆動検出手段はモータ4cの回転を検出する回転センサとしても良い。この回転センサとしては回転数を検出する回転計、タコジェネレータなどが用いられる。
例えば、
図11に示すようにモータ4cの回転を検出する回転センサ78を設け、この回転センサ78で検出したモータ回転をコントローラ79に入力する。
前述した電源回路の操作スイッチ7の入力側に、補助スイッチ68を介して電動アクチュエータ61(ソレノイド64)を接続する。
前記回転センサ78が回転を検出しているときが送風機駆動を検出しているときで、そのときにはコントローラ79は補助スイッチ68をONして電動アクチュエータ61に通電してロック部材60をロック状態とする。
前記回転センサ78が回転を検出しないときが送風機駆動を検出しないときで、そのときにはコントローラ79が補助スイッチ68をOFFして電動アクチュエータ61に通電されなくしてロック部材60をロック解除状態である。
【0045】
このようにすれば、モータ4cが完全に停止した後にロック機構6がロック解除状態となるので、整流板50を取り外してフード1内部を清掃作業したり、ファン4bを取り出す作業をするときにファン4bが完全に停止しているので、そのファン4bに人の手が触れても問題はない。
【0046】
前述の実施の形態では、操作スイッチ7の運転スイッチで電源とモータ4cを接続してモータ4cに通電制御したが、これに限ることはない。
例えば、
図12に示すように、操作スイッチ7からの信号をコントローラ9に送り、その信号に基づいてコントローラ9がモータ4cに通電制御する制御方式のレンジフードとし、送風機駆動検出手段9aの検出信号をコントローラ9に送り、そのコントローラ9で電動アクチュエータ61に通電制御するようにしても良い。
【0047】
前記送風機駆動検出手段9aが操作スイッチ7の運転スイッチのON,OFFである場合には、コントローラ9にON信号が入力されたときに電動アクチュエータ61に通電し、OFF信号が入力されたら電動アクチュエータ61に通電しなくする。
【0048】
前記送風機駆動検出手段9aが連動スイッチ77の場合には、その連動スイッチ77のON信号がコントローラ9に入力されたときに電動アクチュエータ61に通電し、OFF信号が入力されたら電動アクチュエータ61に通電しなくする。
【0049】
前記送風機駆動手段9aが回転センサ78の場合には、その回転検出信号がコントローラ9に入力されたときに電動アクチュエータ61に通電し、回転検出信号が入力されないときに電動アクチュエータ61に通電しなくする。