【文献】
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY,2002年,vol. 277, no. 1,pages 12388-12395
【文献】
,RAPID COMMUNICATIONS IN MASS SPECTROMETRY,2007年,vol. 21, no. 11,1759-1766
【文献】
BIOORGANIC & MEDICINAL CHEMISTRY,2009年,vol. 17, no. 11,pages 3866-3872
【文献】
BIOORGANIC & MEDICINAL CHEMISTRY LETTERS,2006年,vol. 16, no. 15,pages 3913-3916
【文献】
AUSTRALIAN JOURNAL OF CHEMISTRY,2003年,vol. 56, no. ,pages 871-873
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
Arが、1から4個の置換基を適宜含有するフェニル、ナフチル、インデニル、アズレニルから選択される不飽和または芳香族の単環式または二環式の炭素環基を表すものであって、前記1から4個の置換基が、メチル、エチル、プロピル;メトキシ、エトキシ;フルオロ、クロロ、ヨードおよびブロモからなる群から適宜選択されるものである、請求項1に記載の化合物。
Arが、1から4個の置換基を適宜含有するイミダゾリル、キノリル、イソキノリル、インドリル、インダゾリル、ピリダジル、ピリジル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、キノキサリル、ピリミジニル、ピリダジニル、フリル、チエニル、トリアゾリル、チアゾリル、テトラゾリル、ベンゾフラノイル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、チアジアゾイル、ベンゾジオキソリルから選択される基である不飽和または芳香族の単環式または二環式ヘテロ環基を表すものであって、前記1から4個の置換基が、メチル、エチル、プロピル;メトキシ、エトキシ;フルオロ、クロロ、ヨードおよびブロモからなる群から適宜選択されるものである、請求項1に記載の化合物。
【発明を実施するための形態】
【0015】
発明を実施する方法
式(I)の13−置換プロトベルベリン化合物は、プロトベルベリン構造から派生する先行技術の化合物とは対照的に、関連する癌細胞株において極めて高い抗腫瘍活性を示すという、驚くべき本発明の基本的な特徴が見出された。よって、それらの応用は、現在用いられている抗癌剤に耐性を示す癌を含むいくつかの癌性疾患の治療を網羅することが期待されうる。
【0016】
本発明の第1の目的によれば、一般式(I):
【化2】
(I)
[式中、
R
1およびR
2は、同一または異なっていてもよく、独立してヒドロキシまたは(C
1−C
6)アルコキシ基を表し、あるいは一緒になってメチレンジオキシ基を形成し;
R
3およびR
4は、同一または異なっていてもよく、独立してヒドロキシまたは(C
1−C
6)アルコキシ基を表し;
Xは、無機酸イオン、有機酸イオンまたはハライドを表し;
nは、1から5を含む整数であり;ならびに
Gは、
(a)−Z−Ar;または
(b)−Y=(Ar)
2
を表し、ここで、
Zは、単結合、またはO(CH
2)
m、CO−NH(CH
2)
m、またはNH−CO(CH
2)
mであり;
Yは、CH、O(CH
2)
m−CH、CO−N、CO−NH(CH
2)
m−CHまたはNH−CO(CH
2)
m−CHであり;
mは、0から3を含む整数であり;ならびに
Arは、5〜15員の不飽和または芳香族の単環式、二環式または三環式の炭素環基またはヘテロ環基を表し、前記ヘテロ環基のいずれもが、各々O、NまたはSから選択される1つまたはそれ以上のヘテロ原子を含有し;前記環基のいずれもが、各々ハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、アミノ、(ジ)(C
1−C
6)アルキルアミノ、(C
1−C
6)アルキルカルボニルアミノ、(C
1−C
6)アルコキシ、(C
1−C
6)アルキルカルボニルオキシ、(C
1−C
6)アルコキシカルボニル、(C
1−C
6)アルキルから独立して選択される1から4個の置換基を適宜含有し;ならびに前記(C
1−C
6)アルク
*部分のいずれもが、各々F、Cl、BrおよびIから独立して選択される1から4個のハロゲン原子を含有する]
の13−置換5,6−ジヒドロジベンゾ[a,g]キノリジニウム塩化合物(13−置換プロトベルベリン化合物)が提供される。
【0017】
特に、本発明は、式(I)の化合物に関するものであって、式中:
R
1およびR
2が、メトキシ基であるか、または一緒になってメチレンジオキシ基を形成し;
R
3が、ヒドロキシまたはメトキシであり;
R
4がメトキシであり;ならびに
X、nおよびGが前記で定義されるとおりである。
【0018】
本発明の第1の態様は、式(I)の化合物に関するものであって、式中:
Gが−Z−Arを表し;ならびに
ZおよびArは、前記で定義されるとおりである。
【0019】
第1の態様のある具体例において、本発明は:
Zが単結合であり;ならびに
nが1、2、3、4または5である
化合物に関する。
【0020】
第1の態様の別の具体例において、本発明は:
ZがO(CH
2)
mであり;
mが0、1または2であり;ならびに
nが1、2または3である
化合物に関する。
【0021】
第1の態様のなお別の具体例において、本発明は:
Zが、CO−NH(CH
2)
mまたはNH−CO(CH
2)
mであり;
mが、0、1または2であり;ならびに
nが1である
化合物に関する。
【0022】
第2の態様において、本発明は、式(I)の化合物に関するものであって、式中:
Gが、−Y=(Ar)
2であり;ならびに
YおよびArが前記で定義されるとおりである。
【0023】
第2の態様のある具体例において、本発明は:
YがCHであり;ならびに
nが1、2、3または4である
化合物に関する。
【0024】
第2の態様の別の具体例において、本発明は:
Yが、O(CH
2)
m−CHであり;
mが、0または1であり;ならびに
nが、1、2または3である
化合物に関する。
【0025】
第2の態様のなお別の具体例において、本発明は:
YがCO−Nであり;ならびに
nが1である
化合物に関する。
【0026】
第2の態様のなお別の具体例において、本発明は:
Yが、CO−NH(CH
2)
m−CHまたはNH−CO(CH
2)
m−CHであり;
mが0または1であり;ならびに
nが1である
化合物に関する。
【0027】
式(I)の化合物において、Arは、1から4個の置換基を適宜含有するフェニル、ナフチル、インデニル、アズレニルから選択される不飽和または芳香族の単環式または二環式の炭素環基を表しうる。
【0028】
式(I)の化合物において、Arはまた、1から4個の置換基を適宜含有するイミダゾリル、キノリル、イソキノリル、インドリル、インダゾリル、ピリダジル、ピリジル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、キノキサリル、ピリミジニル、ピリダジニル、フリル、チエニル、トリアゾリル、チアゾリル、テトラゾリル、ベンゾフラノイル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、チアジアゾイル、ベンゾジオキソリルから選択される不飽和または芳香族の単環式または二環式ヘテロ環基を表すことができる。
【0029】
式(I)の化合物において、Gが−Z−Arを表す場合、Arはまた、1から4個の置換基を適宜含有するフルオレニル、アントラセニル、5H−ジベンゾシクロヘプテニル、10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾシクロヘプテニル、キサンテニル、アクリジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、カルバゾリルから選択される不飽和または芳香族の三環式の炭素環またはヘテロ環基を表すことができる。
【0030】
Ar部分の置換基は、メチル、エチル、プロピルなど;トリフルオロメチル、トリクロロメチル、トリブロモメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチルなど;ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、2,2,2−トリクロロエトキシ、アセトキシ、トリフルオロアセトキシ、トリクロロアセトキシなど;アミノ、(ジ)メチルアミノ、(ジ)エチルアミノ、アセトアミド、トリフルオロアセトアミドなど;シアノ、ニトロ、フルオロ、クロロ、ヨードおよびブロモのような基から独立して選択することができるが、これらだけに限定されるものではない。
【0031】
下記の一覧の化合物が好ましい。アニオンXの示す意味は、特許請求されている具体的な化合物に限定されるものと解釈されるべきではない。なぜなら、定義Xは、単にメタセシス反応を行うことによって異なるXに容易に変換されうるからであり、例えば、式(I)の化合物のヨウ化物が塩化銀を用いて処理されることで一般式(I)の同一化合物の塩化物に変換され得るからである(例えば、J. Nat. Prod. 61, 1150, 1998を参照のこと)。それゆえ、例えば、特定の13−置換5,6−ジヒドロジベンゾ[a,g]キノリジニウムの塩化物(または臭化物もしくはヨウ化物など)塩を考慮すれば、本発明には、上記メタセシス反応によって得ることができる特定の13−置換5,6−ジヒドロジベンゾ[a,g]キノリジニウムのその他の塩のいずれもが網羅される。
13−[2−(フェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−メチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ブロモフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ニトロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ジメチルアミノフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−アセチルアミノフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−エトキシカルボニルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(ナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−クロロナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−メトキシナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ニトロナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−エトキシカルボニルナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(インドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(5−クロロインドール−3−イル)エチル)]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(5−ニトロインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(5−メトキシインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(5−エトキシカルボニルインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(フェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ブロモフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−メチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−メトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ニトロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ジメチルアミノフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−アセトアミドフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−エトキシカルボニルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−フェノキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(ナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−クロロナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−メトキシナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ニトロナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−カルボエトキシナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−(3−インドリルプロピル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−クロロインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−ニトロインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−メトキシインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−カルボエトキシインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム クロリド;
13−[2,2−ビス(フェニル)エチル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−クロロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−ブロモフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−フルオロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−メチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−メトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(フェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−メチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−メトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−フルオロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−クロロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−ブロモフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ベンジルオキシメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(フェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(ベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(フェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−クロロベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−メトキシベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−ジメチルアミノベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−ヒドロキシベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−クロロフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−メトキシフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−ヒドロキシフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−クロロベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−メトキシベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−ヒドロキシベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(p−クロロフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(p−メトキシフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(p−ヒドロキシフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(ジフェニルメチルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ジフェニルメチルオキシメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ベンジルアミノカルボニルメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−フェニルアミノカルボニルエチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−フェニルアミノカルボニルメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−ピリジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(1−インドリル)カルボニルメチル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ジメチルアミノベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ヒドロキシベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ジメチルアミノフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ヒドロキシフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(5−クロロインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(5−メトキシインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(5−ヒドロキシインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(5−ジメチルアミノインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ベンジルカルボニルアミノメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−フェニルカルボニルアミノメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−ピリジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ヒドロキシベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;および
13−[(p−ヒドロキシフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド。
【0032】
本発明の第2の目的によれば、一般式(I)の化合物の製造方法が提供される。
【0033】
第1の方法は、一般式(II)
【化3】
(II)
[式中、
R
1、R
2、R
3、R
4、Gおよびnは、前記に定義されるとおりである]
の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物を、ハロゲン、例えば、Br
2またはI
2、あるいはハロアミドおよびハロイミド、例えば、N−クロロ−、N−ブロモ−またはN−ヨードコハク酸イミドによって表されるような酸化剤と反応させて、一般式(I)[式中、R
1、R
2、R
3、R
4、Gおよびnは、前記で定義されるとおりであり、Xは、上記の用いられる酸化剤に由来するハロゲン原子を表す]の化合物を得ることを特徴とし、前記の一般式(II)の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物は、下記のように得られるものである:
i)Gが−Z−Ar[式中、Zは、単結合またはO(CH
2)
mである]を表すか、または−Y=(Ar)
2[式中、Yは、CHまたはO(CH
2)
m−CHである]を表す場合、一般式(III)
【化4】
(III)
のジヒドロプロトベルベリン化合物を、一般式(IVa)または(IVb)
Hal−(CH
2)
n−Z−Ar (IVa)
Hal−(CH
2)
n−Y=(Ar)
2 (IVb)
[式中:
R
1、R
2、R
3、R
4、Ar、nおよびmは、前記で定義されるとおりであり、ZおよびYは、上記に記載されるとおりであり、Halは、塩素、臭素およびヨウ素のようなハロゲン原子である]
のハライドと反応させて、式(V)
【化5】
(V)
[式中、
R
1、R
2、R
3、R
4、nは、前記で定義されるとおりであり、Gは、上記に記載されるとおりである]
の13−置換イミニウムプロトベルベリン誘導体を得て、次いで
式(V)の13−置換イミニウムプロトベルベリン誘導体を還元して、一般式(II−i)
【化6】
(II−i)
[式中、
R
1、R
2、R
3、R
4、nは、前記で定義されるとおりであり、Gは、上記に記載されるとおりである]
の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物を得るか;
ii)Gが−Z−Ar[式中、Zは、CO−NH(CH
2)
mである]を表すか、または−Y=(Ar)
2[式中、Yは、CO−NまたはCO−NH(CH
2)
m−CHである]を表す場合、一般式(III)のジヒドロプロトベルベリン化合物を、式(VI)
Hal−(CH)
nCOOR
5 (VI)
[式中、
Halおよびnは、前記で定義されるとおりであり、R
5は、メチル、エチル、t−ブチル、ベンジル、2,2,2−トリクロロエチルなどの基を表す]
のハロアルカン酸エステル化合物と反応させて、式(VII)
【化7】
(VII)
の13−アルキルカルボン酸エステルイミニウムプロトベルベリン誘導体を得て、
式(VII)の13−置換イミニウムプロトベルベリン誘導体を還元して、式(VIII)
【化8】
(VIII)
のテトラヒドロプロトベルベリン化合物を得て、
式(VIII)の化合物のエステル基を加水分解または開裂して、一般式(IX)
【化9】
(IX)
の13−アルキルカルボン酸テトラヒドロプロトベルベリン誘導体を得て、
得られた酸化合物(IX)を、式(X)、(XI)または(XII)
H
2N(CH
2)
m−Ar (X)
HN(Ar)
2 (XI)
H
2N(CH
2)
m−CH(Ar)
2 (XII)
[式中、Arおよびmは、前記で定義されるとおりである]
のアミン化合物を用いてアミド化反応に付して、一般式(II−ii)
【化10】
(II−ii)
[式中、
R
1、R
2、R
3、R
4、nは、前記で定義されるとおりであり、Gは、上記に記載のとおりである]
の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物を得るか;あるいは
iii)Gが−Z−Ar[式中、Zは、NH−CO(CH
2)
mである]を表すか、または−Y=(Ar)
2[式中、Yは、CO−NまたはNH−CO(CH
2)
m−CHである]を表す場合、式(XIII)
【化11】
(XIII)
のアシルアジド誘導体を、上記一般式(IX)の対応する13−アルキルカルボン酸テトラヒドロプロトベルベリン誘導体から得て、次いで
得られた式(XIII)のアシルアジド誘導体を、式(XIV)、(XV)または(XVI)
HOOC(CH
2)
m−Ar (XIV)
HOOCCH(Ar)
2 (XV)
HOOC(CH
2)
m−CH(Ar)
2 (XVI)
[式中、Arおよびmは、前記で定義されるとおりである]
の酸化合物を用いてレトロアミド化反応に付して、一般式(II−iii)
【化12】
(II−iii)
[式中、
R
1、R
2、R
3、R
4、nは、前記で定義されるとおりであり、Gは、上記に記載されるとおりである]
の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物を得ることを特徴とする。
【0034】
一般式(II)の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物を酸化して本化合物を得ることは、公知の方法に従って行われてもよく、例えば、米国特許第6,030,978号またはJ. Nat. Prod. 61, 115(1998)に記載されるとおりである。前記反応は、クロロホルム、エタノールまたは酢酸のような有機溶媒中で0から約100℃の範囲の温度にて行われうる。好ましくは、前記反応は、N−クロロコハク酸イミドまたはN−ブロモコハク酸イミドが用いられる場合、還流状態でクロロホルム中にて行われる。ヨウ素が用いられる場合、好ましい溶媒は、還流状態のエタノールである。臭素が酸化剤として用いられる場合、好ましい溶媒は、酢酸である。好ましくは、酸化は、N−クロロコハク酸イミドまたはヨウ素を用いて行われる。
【0035】
一般式(III)のジヒドロプロトベルベリン化合物を一般式(IVa)または(IVb)のハライドと反応させて、式(V)[式中、Gが−Z−Arを表す場合、Zは、単結合またはO(CH
2)
mであるか、あるいはGが−Y=(Ar)
2を表す場合、Yは、CHまたはO(CH
2)
m−CHである]の13−置換イミニウムプロトベルベリン誘導体を得ること、ならびに一般式(III)のジヒドロプロトベルベリン化合物を式(VI)のハロアルカン酸エステル化合物と同様に反応させて、式(VII)の13−アルキルカルボン酸エステルイミニウムプロトベルベリン誘導体を得ることは、エナミンアルキル化について一般に報告されているように行われうる。以下の本明細書に記載されるエナミンアルキル化は、例えば、Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 16, 3913 (2006)で報告されているものに類似する方法である。前記アルキル化は、不活性有機溶媒、例えば、アセトニトリル、クロロホルム、ジクロロメタンまたはジオキサン中で行われうる。好ましくは、前記反応は、ヨウ化ナトリウムの存在下にて温かいアセトニトリル中で行われる。式(IVa)および(IVb)の化合物において、ハロゲン原子は、好ましくは、臭素またはヨウ素である。
【0036】
一般式(IVa)、(IVb)または(VI)の化合物は、市販品として入手可能であるか、または文献で公知であるか、あるいは有機合成分野において十分に通常の知識の範囲内である公知の化学合成法の改変によって製造することができる。
【0037】
式(V)および(VII)のイミニウム化合物を還元して、それぞれ対応する式(II−i)および(VIII)の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物を得るための適当な反応条件は、メタノール、エタノールまたはイソプロパノールのようなプロトン性溶媒中の水素化ホウ素ナトリウムまたはカリウムである。好ましくは、前記還元は、過剰量の水素化ホウ素ナトリウムを用いて室温でエタノール溶液中にて行われる。
【0038】
式(VII)のエステル化合物のエステル基を加水分解または開裂して、式(IX)の13−アルキルカルボン酸テトラヒドロプロトベルベリン誘導体を得ることは、メチル、エチル、t−ブチルエステル化合物の加水分解に関して、またはベンジルおよびトリクロロエチルエステル化合物の開裂に関して、それぞれ有機化学において公知の通常の方法および手順に従って行われうる。
【0039】
式(IX)の化合物を式(X)、(XI)または(XII)のアミン化合物を用いるアミド化反応に付して、一般式(II−i)[式中、Gが−Z−Arを表す場合、Zは、CO−NH(CH
2)
mであるか、またはGが−Y=(Ar)
2を表す場合、Yは、CO−NまたはCO−NH(CH
2)
m−CHである]の化合物を得ることは、有機化学において記載される通常の方法によって行われる。ジシクロヘキシルカルボジイミドまたは1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチル カルボジイミドヒドロクロリドのような縮合剤は、例えば、J. Amer. Chem. Soc. 95, 875 (1973)に記載されるように用いることができる。触媒として、ジメチルアミノピリジンが用いられ得る。前記反応は、ジメチルホルムアミドまたはジクロロメタンのような有機溶媒中にて0℃から約50℃の範囲の温度にて行われうる。
【0040】
一般式(X)、(XI)および(XII)のアミン化合物は、市販品として入手可能であるか、または文献で公知であるか、あるいは有機合成分野において十分に通常の知識の範囲内である公知の化学合成法の改変によって製造することができる。
【0041】
式(XIII)のアシルアジド誘導体を、式(XIV)、(XV)または(XVI)の酸化合物を用いるレトロアミド化反応に付して、一般式(II−iii)[式中、Gが−Z−Arを表す場合、Zは、NH−CO(CH
2)
mであるか、またはGが−Y=(Ar)
2を表す場合、Yは、CO−NまたはNH−CO(CH
2)
m−CHである]を得ることは、前駆体として式(XIII)のアシルアジド誘導体から生成した反応性イソシアネート中間体を介して進行することが知られている(クルチウス反応)。このようなレトロアミド化反応を行うための適当な条件は、例えば、WO92/09574の実施例6で報告されるとおりである。式(XIII)のアシルアジド誘導体は、有機化学分野において公知の方法を用いて式(IX)の対応する酸化合物によって得られる。好ましい方法は、Tetrahedron, 30, 2151, 1974に記載されるように、ジフェニルリン酸アジド(DPPA)を使用するものである。
【0042】
一般式(XIV)、(XV)または(XVI)の酸化合物は、市販品として入手可能であるか、または文献で公知であるか、あるいは有機合成分野において十分に通常の知識の範囲内である公知の化学合成法の改変によって製造することができる。
【0043】
一般式(I)[式中、Gが−Z−Arを表す場合、Zは、単結合またはO(CH
2)
mであるか、またはGが−Y=(Ar)
2を表す場合、Yは、CHまたはO(CH
2)
m−CHである]の本化合物の特定の場合において、本化合物の第2の製造方法が提供され、当該方法は、例えば、米国特許第6,255,317号に記載されるように得られた、一般式(XVII)
【化13】
(XVII)
の8−アセトニルプロトベルベリン化合物を、過剰量の上記一般式(IVa)または(IVb)のハライドと反応させて、一般式(I)[式中、R
1、R
2、R
3、R
4およびnは、前記で定義されるとおりであり、Gは、上記に記載のとおりであり、Xは、上記一般式(IVa)または(IVb)中でHalを表す]の13−置換プロトベルベリン誘導体を得ることを特徴とするものである。通常、前記反応は、室温から還流温度の範囲の温度にてアセトニトリル溶液中で行われる。好ましくは、式(IVa)または(IVb)のハロ化合物は、過剰量(2〜10モル当量)で用いられる。クロロ化合物またはブロモ化合物が用いられる場合、一般に、1〜3モル当量のアルカリ金属ヨウ化物が加えられて反応が促進される。
【0044】
本発明の第3の目的によれば、活性成分としての式(I)の化合物を、医薬的に許容される希釈剤または担体と組み合わせて含有する医薬組成物が提供される。よって、治療上有効な用量の式(I)の化合物が不活性担体と組み合わされる。前記組成物は、医薬分野に属する当業者に知られている一般的な担体を用いて慣用的な方法で製剤化されうる。好ましい担体は、アルファ、ベータまたはガンマシクロデキストリンである。
【0045】
上述のとおり、本発明は、式(I)の13−置換プロトベルベリン化合物が、プロトベルベリン構造から派生した先行技術の化合物とは対照的に、関連する癌細胞株において極めて高い抗腫瘍活性を示すという驚くべき知見に基づくものである。このようなユニークな抗癌プロファイルは、先行技術のプロトベルベリン誘導体のいずれの関連する特許文献および科学文献にも記載されていない。
【0046】
インビトロ抗腫瘍活性の測定に関して、本化合物は、一連の目的にかなった耐性および難治性の腫瘍細胞株でアッセイされているが、これらの細胞株は、本化合物の抗腫瘍活性についての例示でしかなく、本明細書に記載の細胞株のみに対する抗腫瘍活性に限定されるものと解釈されるべきではない。
細胞株。2008細胞株は、卵巣の重症な漿液性嚢胞腺癌にかかっている患者から樹立され、cDDP耐性C13
*亜系統は、cDDPに対して約15倍の耐性を有し、cDDPへの1ヶ月ごとの曝露、続いてcDDP濃度を段階的に増加させた慢性的な曝露によって、親の2008細胞株から作り出された(Cancer Research 52, 1895, 1992)。前記細胞株は、10%の熱不活性ウシ胎児血清および50μg/mLの硫酸ゲンタマイシンを含有するRPMI 1640培地中で単層として増殖させた。全ての細胞培地および血清は、(ベルギー、ベルベエのLonza)から購入した。培養物は、空気中で加湿した5% CO
2で37℃にて平衡にした。全ての実験は、MycoAlertマイコプラズマ検出キット(米国、メリーランド州のLonza,Walkersville)を用いて、通常調べられるようにマイコプラズマ陰性細胞中で行われた。
【0047】
ヒト卵巣癌細胞株A2780および白金耐性亜株は、培地中のシスプラチン濃度を段階的に増加させることによってインビトロで選択したものであり、モデナ・レッジョ・エミリア大学から入手した。シスプラチン耐性A2780細胞は、50μMのシスプラチンで1週間ごとに1時間誘発した。両方の細胞株は、10%(vol/vol)のウシ胎児血清、ペニシリン(62.9mg/L)およびストレプトマイシン(100mg/L)(GIBCO)を含有するRPMI 1640培地中で維持した。
【0048】
細胞増殖アッセイ。細胞増殖は、クリスタルバイオレット色素アッセイ(Analytical biochemistry, 182, 16 1989)を改良した方法で測定した。選択した日数において、組織培養培地を除去し、次いで細胞単層をメタノールで固定し、続いて20%のメタノール中の0.2%のクリスタルバイオレット溶液で少なくとも30分間染色した。蒸留水で数回洗浄して過剰な色素を除去し、次いで細胞を乾燥させた。取り込まれた色素を酸性イソプロパノール(1N HCl:2−プロパノール,1:10)で可溶化した。適当に希釈し、次いで色素を540nmで分光光度的に測定した。抽出した色素は細胞数に比例した。細胞毒性のパーセンテージは、本発明の化合物に曝露させた培養物と曝露させていない(コントロール)培養物の吸光度を比較することによって算出した。これらのデータは、下記の表1aおよび1bに示す。細胞毒性のパーセンテージは、コントロール(100%)に対して半分量まで細胞増殖を阻害する時の本化合物の有効性の1つの指標である、半数最大阻害濃度(IC50)として本明細書では報告する。
表1a
【表1】
表1b
【表2】
【0049】
細胞培養および処理。ヒト腫瘍細胞(子宮頚部に由来するHeLaおよび大腸癌に由来するHCT116)は、10%のFCS、4mMのグルタミン、2mMのピルビン酸Na、100U/mLのペニシリンおよび0.1mg/mLのストレプトマイシン(全ての試薬は、イタリア、ベーロのCelbioから購入した)を補充したDMEM中で、5% CO
2を含有する加湿雰囲気下にて37℃で培養した。HeLa細胞は、最も広く用いられているヒト腫瘍細胞株であり;HCT116大腸癌細胞株は、従来の化学療法に対して極めて高い耐性を有することが示されている。細胞を10μMの固定用量の本化合物で24時間処理し、続いて薬物を含まない培地中に24時間戻した。増殖阻害のポジティブコントロールとして、細胞を10μMのエトポシドで処理した。本化合物のいくつかを1μMの用量でもアッセイした。
【0050】
細胞増殖アッセイ−MTTアッセイ。細胞を10
3/100μlの密度で96マルチウェルプレートに撒種した(1.5x10
3/100μlの密度で撒種する線維芽細胞を除く)。細胞を24時間後に前記薬物で24時間処理し、続いて薬物を含まない培地中に24時間戻した。処理終了後、20μlのCellTiter 96非放射性細胞増殖アッセイ(MTT;イタリア、ミラノのPromega)を各ウェルに加える。次いで、プレートを暗所で37℃にて4時間インキュベートし、マイクロプレート読み取り機(イタリア、ローマのGio.De Vita)を用いて492nmで分析する。実験を4個ずつ行い、3回繰り返す。データは、コントロール細胞を100%として比較したパーセンテージとして下記の表2a〜cに表す。
表2a
【表3】
表2b
【表4】
表2c
【表5】
【0051】
表の説明
cDDP: シスプラチン;シス−ジアミンジクロロ白金
5−FU: フルオロウラシル;5−フルオロ−2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン
エトポシド: VP16;4’−脱メチルエピポドフィロトキシン 9−[4,6−O−エチリデン−ベータ−D−グルコピラノシド]
ベルベリン: 9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム クロリド
Comp Ex :13−ベンジル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
NAX012 :13−(3−フェニルプロピル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
NAX013 :13−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
NAX014 :13−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
NAX018 :13−(3,3−ジフェニルプロピル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
NAX019 :13−[2−(インドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
NAX030 :13−[(5−クロロインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
【0052】
よって、本化合物は、治療上有効量の式(I)の化合物を、例えば、白血病、リンパ腫、固形腫瘍、例えば肉腫、乳房、卵巣、子宮頚癌、膀胱および前立腺癌、気管支原性、胃および肝臓癌、中皮腫、脳腫瘍、神経膠芽腫などに対する治療において対象に投与することによって、ヒトおよびその他の哺乳類における腫瘍性疾患の治療に有用である。本化合物および組成物は、単独で、または1つもしくはそれ以上のさらなる化学治療剤もしくは増殖阻害剤と組み合わせて投与されてもよい。化学治療剤の例には、チオテパおよびシクロホスファミドなどのアルキル化剤;ブスルファンなどのスルホン酸アルキル化合物;ベンゾデパ(benzodopa)、カルボコン、メツレデパ(meturedopa)およびウレデパ(uredopa)などのアジリジン化合物;アルトレタミン、トリエチレンメラミン、トリエチレンホスホルアミド、トリエチレンチオホスホルアミドおよびトリメチロメラミンが含まれるエチレンイミン化合物およびメチルメラミン(methylamelamine)化合物;クロランブシル、クロルナファジン、クロロホスファミド、エストラムスチン、イホスファミド、メクロレタミン、塩酸メクロレタミンオキシド、メルファラン、ノベンビキン(novembichin)、フェネステリン(phenesterine)、プレドニムスチン、トロホスファミド、ウラシルマスタードなどのナイトロジェンマスタード化合物;カルムスチン、クロロゾトシン(chlorozotocin)、ホテムスチン、ロムスチン、ニムスチン、ラニムスチンなどのニトロソウレア(nitrosurea)化合物;アクラシノマイシン、アクチノマイシン、アントラマイシン(authramycin)、アザセリン、ブレオマイシン、カクチノマイシン、カリケアマイシン、カラビシン(carabicin)、カルミノマイシン、カルジノフィリン、クロモマイシン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、デトルビシン(detorubicin)、6−ジアゾ−5−オキソ−L−ノルロイシン、ドキソルビシン、エピルビシン、エソルビシン、イダルビシン、マルセロマイシン、マイトマイシン、ミコフェノール酸、ノガラマイシン、オリボマイシン、ペプロマイシン、ポルフィロマイシン(potfiromycin)、ピューロマイシン、クエラマイシン(quelamycin)、ロドルビシン(rodorubicin)、ストレプトニグリン、ストレプトゾシン、ツベルシジン、ウベニメクス(ubenimex)、ジノスタチン、ゾルビシンなどの抗生物質;メトトレキサートおよび5−フルオロウラシル(5−FU)などの代謝拮抗剤;デノプテリン、メトトレキサート、プテロプテリン、トリメトレキサートなどの葉酸類似体;フルダラビン、6−メルカプトプリン、チアミプリン、チオグアニンなどのプリン類似体;アンシタビン、アザシチジン、6−アザウリジン、カルモフール、シタラビン、ジデオキシウリジン、ドキシフルリジン、エノシタビン、フロキシウリジンなどのピリミジン類似体;カルステロン、ドロモスタノロン、プロピオネート、エピチオスタノール、メピチオスタン、テストラクトンなどのアンドロゲン類;アミノグルテチミド、ミトタン、トリロスタンなどの抗副腎剤;フォリン酸などの葉酸補液(replenisher);アセグラトン;アルドホスファミドグリコシド(aldophosphamide glycoside);アミノレブリン酸;アムサクリン;ベストラブシル;ビサントレン;エダトレキサート(edatraxate);デフォファミン;デメコルシン;ジアジクオン;エルホルニチン(elfornithine);酢酸エリプチニウム;エトグルシド;硝酸ガリウム;ヒドロキシウレア;レンチナン;ロニダミン;ミトグアゾン;ミトキサントロン;モピダモール;ニトラクリン;ペントスタチン;フェナメット;ピラルビシン;ポドフィリン酸;2−エチルヒドラジド;プロカルバジン;PSK(R);ラゾキサン;シゾフィラン;スピロゲルマニウム;テヌアゾン酸;トリアジクオン;2,2’,2'’−トリクロロトリエチルアミン;ウレタン;ビンデシン;ダカルバジン;マンノムスチン;ミトブロニトール;ミトラクトール;ピポブロマン;ガシトシン;アラビノシド(「Ara−C」);シクロホスファミド;チオテパ;タキサン類、例えば、パクリタキセルおよびドセタキセル;クロランブシル;ゲムシタビン;6−チオグアニン;メルカプトプリン;メトトレキサート;シスプラチンおよびカルボプラチンなどの白金類似体;ビンブラスチン;白金;エトポシド(VP−16);イホスファミド;マイトマイシンC;ミトキサントロン;ビンクリスチン;ビノレルビン;ナベルビン;ノバントロン;テニポシド;ダウノマイシン;アミノプテリン;ゼローダ;イバンドロネート;CPT−11;トポイソメラーゼ阻害剤 RFS2000;ジフルオロメチルオルニチン(DMFO);レチノイン酸;エスペラミシン;カペシタビン;および上記のいずれかの医薬的に許容される塩、酸または誘導体が含まれる。また、この定義には、例えば、タモキシフェン、ラロキシフェン、アロマターゼを阻害する4(5)−イミダゾール類、4−ヒドロキシタモキシフェン、トリオキシフェン、ケオキシフェン、LY117018、オナプリストンおよびトレミフェン(フェアストン);ならびにフルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、ロイプロリドおよびゴセレリンなどの抗アンドロゲン薬が含まれる抗エストロゲン類などの腫瘍においてホルモン作用を調節または阻害するように作用する抗ホルモン剤が含まれる。
【0053】
増殖阻害剤の例には、G1停止およびM期停止を誘導する薬剤などの(S期以外の周期で)細胞周期の進行を妨げる薬剤が含まれる。従来のM期阻害剤には、ビンカ(ビンクリスチンおよびビンブラスチン)、タキソール、およびトポII阻害剤、例えば、ドキソルビシン、エピルビシン、ダウノルビシン、エトポシドおよびブレオマイシンが含まれる。これらのG1を停止する薬剤はまた、S期の停止にも及ぶものがあり、例えば、タモキシフェン、プレドニゾン、ダカルバジン、メクロレタミン、シスプラチン、メトトレキサート、5−フルオロウラシルおよびara−CなどのDNAアルキル化剤が含まれる。
【0054】
様々な送達系が公知であり、本発明の薬剤を投与するために用いることができ、例えば、リポソーム、微粒子、マイクロカプセル剤による被包である。導入方法は、経腸または非経口であり得、皮内、筋肉内、腹腔内、静脈内、皮下、鼻腔内、眼内および経口経路が含まれるが、これらだけに限定されない。前記化合物は、適当な経路のいずれによって投与されてもよく、例えば、輸液またはボーラス注入によって、上皮または粘膜皮膚層(例えば、経口粘膜、直腸および胃腸粘膜など)を介した吸収によって投与されてもよく、その他の生物学的に活性な薬剤と一緒に投与されてもよい。投与は、全身もしくは局所的でありうる。投与は、1日、1週間、または1ヶ月ごと、あるいは他の薬剤と組み合わされうる。肺への投与もまた、例えば、吸入器またはネブライザーの使用、およびエアロゾル化薬剤を用いた製剤化によって行うことができる。その目的とする治療用途に有効である本化合物の量は、本明細書に基づいて標準的な臨床技術によって決定することができる。さらに、インビトロアッセイは、最適な用量範囲を同定できるように適宜用いられてもよい。一般に、静脈内投与に適当な用量範囲は、一般的に、約1〜50mg/kg体重、好ましくは、約5〜40mg/kg体重、最も好ましくは、約10〜20mg/kg体重である。
【0055】
下記の実施例は、本発明を例示するものであって、その範囲を限定するものではない。
【0056】
製造例1
9,10−ジメトキシ−5,8−ジヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン
(ジヒドロベルベリン化合物)
ピリジン(30mL)中の塩酸ベルベリン(3.718g,10mmol)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(450mg,12mmol)を少しずつ加え、該混合物を室温で30分間攪拌した。さらなる量の水素化ホウ素ナトリウム(380mg,10mmol)を加え、1時間攪拌し続けた。反応物をTLC(DCM−酢酸エチル−メタノール 4:4:2)によりモニターした。該混合物を氷水上に注ぎ入れた。沈殿物を濾過し、残渣を水で洗浄し、次いで塩化カルシウム上で減圧下にて乾燥させて、2.860gの表題化合物を約85%の収率で得た。
NMR (200 MHz, CDCl
3): δ 2.87 (t, J=5.8Hz, 2H), 3.12 (t, J=5.9Hz, 2H), 3.84(s, 6H), 4.31 (br s, 2H), 5.94 (s, 2H), 5.95 (s, 1H), 6.58 (brs, 1H), 6.74 (s, 2H), 7.16 (s, 1H).
【0057】
製造例2
8−アセトニル−9,10−ジメトキシ−5,8−ジヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン
(8−アセトニル−ジヒドロベルベリン化合物)
塩化ベルベリン(3.718g,10mmol)を、5N 水酸化ナトリウム溶液(17mL,85mmol)中に室温で溶解させた。次いで、アセトン(3.7mL,2.90g,50mmol)を滴下して加え、該混合物を室温で約6時間攪拌した。該反応物をTLC(ヘキサン−ジエチルアミン 9:1)によりモニターした。沈殿物を濾過し、メタノール 80%で洗浄して、中性pHにし、次いで減圧下で乾燥させて、3.020gの白色の固形物(80%の収率)を得た。
NMR (200 MHz, DMSO-d
6): δ 2.03 (s, 3H), 2.30 (dd, J=4.8/14.4Hz, 1H), 2.74 (m, 2H), 2.93 (dd, J=6.6/14.4Hz, 1H), 3.24 (m, 3H), 3.76 (s, 3H), 3.77 (s, 3H), 5.21 (dd, J=4.8/6.6Hz, 1H), 5.99 (s, 2H), 6.00 (s, 1H), 6.72 (d, J=8.4, 1H), 6.75 (s, 1H), 6.86 (d, J=8.4Hz, 1H), 7.24 (s, 1H)
【0058】
製造例3
(9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン−13−イル)−酢酸エチルエステル
(13−エトキシカルボニルメチル−テトラヒドロベルベリン化合物)
乾燥ブロモ酢酸エチル(30mL,270.5mmol)を、ジヒドロベルベリン(2.62g,0.78mmol)に窒素雰囲気下にて0℃で攪拌しながら滴下して加えた。該溶液を100℃で1時間加熱して懸濁液を得た。乾燥トルエン(25mL)を該懸濁液に加え、沈殿物を濾過し、次いで乾燥させて、不安定なイミニウム塩中間体(3.78g,8.9mmol)を得て、これを無水エタノール(50mL)中に溶解させ、0℃で攪拌した。水素化ホウ素ナトリウム(400mg,10.5mmol)を該懸濁液に加え、次いで室温で20分間攪拌した。さらなる量の水素化ホウ素ナトリウム(400mg,10.5mmol)を加え、さらに1時間攪拌した。次いで、該混合物を、減圧中の溶媒蒸発によって濃縮した。水(200mL)を該粗生成物に加え、次いで該混合物をジエチルエーテルで抽出した(3x150mL)。ジエチルエーテル抽出物を合わせて、水で洗浄し、乾燥させ、蒸発させた。該粗生成物を、ジクロロメタンで溶出するシリカゲル上でのクロマトグラフに付して、(9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン−13−イル)−酢酸のエチルエステル化合物を黄色の固形物(2.8g,88%の収率)として得た。
m.p. 103-104℃.
NMR (300MHz, CDCl
3): δ 1.15 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 2.30 (dd, J = 15.6, 8.4 Hz, 1H), 2.44 (dd, J = 15.6, 8.4 Hz, 1H), 2.50-2.61 (m, 2H), 2.99-3.13 (m, 2H), 3.52 (d, J = 16 Hz, 1H), 3.61-3.68 (m, 1H), 3.72 (br s, 1H), 3.85 (s, 6H,), 3.98 (q, J =7 Hz, 2H), 4.10 (d, J = 16 Hz, 1H), 5.91 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 5.92 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.74 (s, 1H), 5.76 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 8.4 Hz, 1H).
【0059】
同様に進行させ、式(VI)の適当なハロアルカン酸エチルエステル化合物から出発することによって、下記化合物を得た:
(9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン−13−イル)−プロピオン酸エチルエステル(13−エトキシカルボニルエチル−テトラヒドロベルベリン化合物)
【0060】
製造例4
(9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン−13−イル)−酢酸
(13−カルボキシメチル−テトラヒドロベルベリン化合物)
メタノール(20mL)中の製造例3のエチルエステル化合物(372mg,0.88mmol)の溶液に、水酸化リチウム(30mL)の2%水溶液を加え、該混合物を還流状態で1時間加熱した。反応混合液を蒸発させ、水を加え、次いで1N HClでpHを1まで酸性にした。該沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、表題化合物を白色の固形物(334mg,95%)として得た。
m.p. 202-205℃.
NMR (300MHz, CDCl
3): δ 2.59-2.85 (m, 4H), 3.18-3.34 (m, 2H), 3.42-3.50 (m, 1H), 3.73 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 3.87 (s, 3H), 3.88 (s, 3H), 4.06 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 4.32 (d, J = 15.6 Hz, 1H), 5.98 (s, 2H), 6.60 (s, 1H), 6.64 (s, 1H), 6.86 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 8.7 Hz, 1H).
【0061】
同様に進行させることによって下記化合物を得た:
(9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン−13−イル)−プロピオン酸(13−カルボキシエチル−テトラヒドロベルベリン化合物)。
【0062】
比較例
13−ベンジル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
(13−ベンジルベルベリン ヨージド化合物)
表題化合物は、米国特許第6,008,356号および米国特許第6,030,978号の実施例1に記載されるように、8−アセトニル−テトラヒドロベルベリンを臭化ベンジルと反応させることによって得た。
NMR (200 MHz, CDCl
3): δ 10.60 (s, 1H), 7.70 (d, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.40-7.20 (m, 3H), 7.11 (brd, 2H), 6.85 (s, 1H), 6.95 (s,1H), 6.00 (s, 2H), 5.35-5.20 (m, 2H), 4.68 (s, 2H), 4.38 (s, 3H), 4.00 (s, 2H), 3.25 (t, 2H).
【0063】
一般式(II−i)の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物の製造
実施例1
13−[2−(フェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン
[13−(2−フェニル)エチル−テトラヒドロベルベリン化合物]
アセトニトリル(25mL)中のジヒドロベルベリン(338mg,1mmol)および2−フェニルエチルブロミド(2.22g,12mmol)の溶液に、ヨウ化ナトリウム(450mg,3mmol)を加え、得られた混合物を窒素下にて還流温度で16時間攪拌した。次いで、該混合物を減圧下で濃縮し、水で希釈し、不安定なイミニウム塩を濾過して除去し、乾燥させた。
【0064】
上記の得られた無水エタノール中のイミニウム塩の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(378mg,10mmol)を少しずつ加え、得られた懸濁液を室温で45分間攪拌した。さらなる量の水素化ホウ素ナトリウム(302mg,8mmol)を加え、該懸濁液を室温でさらに1時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を合わせて、乾燥させ、続いて蒸発させた。該残渣を、ヘキサン/酢酸エチル(10−20%)を用いて溶出するシリカゲル上でのクロマトグラフに付して表題化合物を得た。
NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 10.55 (s, 1H),, 7.65 (d, 1H), 7.55 (d, 1H), 7.20 (m, 3H), 7.10 (brd, 2H), 6.90 (s, 1H), 6.80 (s,1H), 6.05 (s, 2H), 5.25 (m, 2H), 4.65 (m, 4H), 4.40 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 3.20 (t, 2H).
【0065】
同様に進行させ、適当な一般式(IVa,Zは単結合である)のハロアルキル(ヘテロ)アリール化合物または一般式(IVb,YはCHである)のハロアルキレン(ヘテロ)アリール化合物から出発することによって、下記の化合物を得た:
13−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−メチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−ブロモフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−ニトロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−ジメチルアミノフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−アセチルアミノフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−エトキシカルボニルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(ナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−クロロナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−メトキシナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−ニトロナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(4−エトキシカルボニルナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(インドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(5−クロロインドール−3−イル)エチル)]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(5−ニトロインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(5−メトキシインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(5−エトキシカルボニルインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(フェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−ブロモフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−メチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−メトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−ニトロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−ジメチルアミノフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−アセトアミドフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−エトキシカルボニルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−フェノキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(ナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−クロロナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−メトキシナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−ニトロナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(4−カルボエトキシナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−(3−インドリルプロピル)−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(5−クロロインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(5−ニトロインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(5−メトキシインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(5−カルボエトキシインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2,2’−ビス(フェニル)エチル)−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2,2−ビス(4−クロロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2,2−ビス(4−ブロモフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2,2−ビス(4−フルオロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2,2−ビス(4−メチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−メトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3,3−ビス(フェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3,3−ビス(4−メチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3,3−ビス(4−メトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3,3−ビス(4−フルオロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3,3−ビス(4−クロロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3,3−ビス(4−ブロモフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン。
【0066】
実施例2
13−(ベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン
[13−(ベンジルオキシ)メチル−テトラヒドロベルベリン化合物]
ジヒドロベルベリン(338mg,1mmol)およびベンジルクロロメチルエーテル(3.44mg,15.5mmol)を、アセトニトリル(25mL)中に溶解させ、続いてヨウ化ナトリウム(450mg,3mmol)を加えた。得られた懸濁液を還流状態で終夜攪拌した。冷ました反応混合物を減圧下で濃縮し、水で希釈し、沈殿した不安定なイミニウム塩を濾過して除去し、乾燥させた。
【0067】
無水エタノール(25mL)中のイミニウム塩の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(378mg,10mmol)を加え、生じた混合物を室温で30分間攪拌した。次いで、さらなる量の水素化ホウ素ナトリウム(302mg,8mmol)を加え、混合物を室温でさらなる時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した。有機相を合わせて、乾燥させ、蒸発させた。該残渣を、ヘキサン/酢酸エチル(10−20%)を溶出液として用いてシリカゲル上でクロマトグラフに付して、表題化合物を得た。
NMR (300 MHz, DMSO-d
6): δ 9.50 (s, 1H), 7.90 (d, 1H), 7.85 (d, 1H), 7.05-7.60 (m, 5H), 5.80 (s, 2H), 7.4 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 4.80 (m, 2H), 3.9 (s, 3H), 3.85 (s, 3H), 3.2 -3.3 (s, 4H)
【0068】
同様に進行させ、適当な一般式(IVa,ZはO(CH
2)
mであり、m≧1)のハロアルキルオキシアルキル(ヘテロ)アリール化合物または一般式(IVb,YはO(CH
2)
m−CHであり、m≧0である)のハロアルキレン(ヘテロ)アリール化合物から出発することによって、下記の化合物を得た:
13−[2−(ベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(4−クロロベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(4−メトキシベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(4−ジメチルアミノベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(4−ヒドロキシベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン。
【0069】
実施例3
13−[2−(フェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン
[13−(2−フェノキシ)エチルテトラヒドロベルベリン化合物]
アセトニトリル(25mL)中のジヒドロベルベリン(338mg,1mmol)および2−フェノキシエチルブロミド(2.412g,12mmol)の溶液に、ヨウ化ナトリウム(900mg,6mmol)を加え、生じた混合物を、窒素雰囲気下にて還流温度で終夜攪拌した。その後、混合物を減圧下で濃縮し、水で希釈し、不安定なイミニウム塩を濾過して除去し、乾燥させた。
【0070】
前記イミニウム塩を無水エタノール(20mL)中に溶解させ、続いて水素化ホウ素ナトリウム(378mg,10mmol)を加え、得られた懸濁液を室温で30分間攪拌した。さらなる量の水素化ホウ素ナトリウム(378mg,10mmol)を加え、混合物を室温でさらに1時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、次いで水(60mL)を加え、混合物を酢酸エチルで抽出した(3x100mL)。有機相を合わせて、乾燥させ、乾燥するまで蒸発させた。残渣を、ヘキサン−酢酸エチル(10−25%)を溶出液として用いたカラムクロマトグラフィーに付して、表題化合物を得た。
NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.9 (s, 1H), 8.3 (d, 1H), 8.2 (d, 1H), 7.6 (d, 1H), 7.5 (d, 1H), 7.1-7.3 (m, 3H), 6.8 (m, 2H), 4.1 (s, 3H), 4.1 (s, 3H), 4.3 (m, 2H), 4.9 (m, 2H), 6.1 (s, 2H), 5.6 (m, 2H), 3.1 (t, 2H).
【0071】
同様に進行させ、適当な一般式(IVa,ZはO(CH
2)
mであり、m=0である)のハロアルキルオキシ(ヘテロ)アリール化合物から出発することによって、下記の化合物を得た:
13−[3−(フェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(p−クロロフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[2−(p−メトキシフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−ヒドロキシフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(p−クロロフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(p−メトキシフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[3−(p−ヒドロキシフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン。
【0072】
一般式(II−ii)の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物の製造
実施例4
13−ベンジルアミノカルボニルメチル−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン
[13−ベンジルアミノカルボニルメチル−テトラヒドロベルベリン化合物]
DMF(10mL)中の製造例4の13−酢酸テトラヒドロベルベリン(334mg,0.84mmol)およびベンジルアミン(180mg,1.68mmol)の溶液を、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(322mg,1.68mmol)およびジメチルアミノピリジン(256mg,2.1mmol)で処理し、得られた溶液を室温で24時間撹拌した。反応混合液を酢酸エチルに注ぎ入れ、有機相を10%のHCl溶液(2x50ml)および飽和NaHCO
3溶液(2x20ml)で洗浄した。有機相を乾燥させ、濃縮し、該残渣をヘキサン:酢酸エチルを8:2で用いて溶出するシリカゲルカラム上でクロマトグラフに付して、75%の収率で表題化合物を得た(306mg)。
NMR (200 MHz, DMSO-d6) δ: 8.1 (m, 1H), 7.2 (m, 3H), 7.1 (m, 2H), 6.8 (d, 1H), 6.7 (s,d,1H), 6.65 (m, 1H), 5.95 (s, 2H), 4.30 (m, 2H), 4.10 (m, 2H), 3.7 (s, 6H), 3.65 (m, 2H), 2.5 (d, 2H), 2.4 (d,2H).
【0073】
同様に進行させ、適当な一般式(IX)の13−アルカン酸テトラヒドロプロトベルベリン化合物および適当な一般式(X)、(XI)および(XII)のアミン誘導体から出発することによって、下記の化合物を得た:
13−フェニルアミノカルボニルエチル−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;NMR (200 MHz, DMSO-d
6): δ 9.6 (s, 1H), 7.5 (d, 2H), 7.25 (d, d, 3H), 7.0 (d, 2H), 6.9 (d, 1H), 6.8 (s, 1H), 6.8 (s, 1H), 6.6 (m, 1H), 4.1 (d, 2H), 3.8 (s, 6H), 3.7 (m, 2H), 2.5 (d, 2H), 2.4 (d, 2H);
13−[(4−ピリジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;NMR (200 MHz, DMSO-d
6): δ 10.0 (s, 1H), 8.4 (d, 2H), 7.5 (d, 2H), 7.0 (m, 4H), 6.7 (m, 1H), 6.0 (s, 1H), 5.9 (s, 1H), 4.15 (d, 2H), 3.9 (s, 6H), 3.8 (m, 2H), 2.6 (d, 2H), 2.5 (d, 2H);
13−[(1−インドリル)カルボニルメチル)−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−クロロベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−メトキシベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−ジメチルアミノベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−ヒドロキシベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−クロロフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−メトキシフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−oベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−ジメチルアミノフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−ヒドロキシフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(5−クロロインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(5−メトキシインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(5−ヒドロキシインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(5−ジメチルアミノインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン。
【0074】
一般式(II−iii)の13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物の製造
実施例5
13−ベンジルカルボニルアミノメチル−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン
(13−ベンジルカルボニルアミノメチル−テトラヒドロベルベリン化合物)
トリエチルアミン(1.02g,1.02mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(2.75g,10mmol)を、アセトニトリル(30mL)中の13−(カルボキシメチル)−テトラヒドロベルベリン(3.972g,10mmol)の懸濁液に、室温で攪拌しながら加えた。室温でさらに2時間撹拌し、続いて混合物をクロロホルムおよび5%の炭酸水素ナトリウム水溶液に分液処理した。有機相を合わせて、乾燥させ、蒸発させて、13−(アジドカルボニルメチル)−テトラヒドロベルベリン(3.80g,90%の収率)を得た。
【0075】
ベンゼン中の得られた13−(アジドカルボニルメチル)−テトラヒドロベルベリン(3.80g,9mmol)、フェニル酢酸(1.226g,9mmol)およびトリエチルアミン(0.911g,9mmol)の攪拌懸濁液を、窒素雰囲気中で約8時間加熱還流した。該反応混合液を冷まし、沈殿物を濾過し、少量のベンゼンで洗浄し、次いでヘキサン−酢酸エチルの8:2を溶出液として用いてシリカゲルカラム上でクロマトグラフに付して、表題化合物(3.063g,70%の収率)を得た。
NMR (200 MHz, DMSO-d
6)δ : 8.2 (m,1H), 7.3 (m, 3H), 7.2 (m, 2H), 6.9 (d, 1H), 6,8 (d, 1H), 6.7 (s, 2H), 6.6 (m, 1H), 6.0 (s, 2H), 4.3 (m, 2H), 4.2 (m, 2H), 3,7 (s, 6H), 3.65 (m, 2H), 2.55 (m, 2H), 2.5 (d, 2H).
【0076】
同様に進行させ、適当な一般式(IX)の13−アルカン酸テトラヒドロプロトベルベリン化合物ならびに適当な一般式(XIV)、(XV)および(XVI)の酸誘導体から出発することによって、下記の化合物を得た:
13−フェニルカルボニルアミノメチル−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(4−ピリジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−クロロベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−メトキシベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−ヒドロキシベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−クロロフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−メトキシフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン;
13−[(p−ヒドロキシフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,8,13,13a−テトラヒドロ−6H−ベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジン。
【0077】
本化合物の製造
実施例6
13−[2−(フェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
[13−(2−フェニル)エチルベルベリンヨージド]
無水エタノール(30mL)中の13−[(2−(フェニル)エチル]−テトラヒドロベルベリン(1mmol,445mg)溶液に、ヨウ素(762mg,3mmol)を加え、該混合物を6時間還流させた。次いで、さらなる量のヨウ素(1.5mmol,381mg)を加え、該混合物をさらに10時間還流させた。過剰のヨウ素を、チオ硫酸ナトリウムを褐色溶液が黄色に変化するまで加えることによって分解し、黄色の沈殿物を生成させた。該固形物を濾過して除去し、該濾液を乾燥するまで蒸発させた。残渣を、ジクロロメタン中の1〜3%のメタノールを用いて溶出するシリカゲルカラム上でクロマトグラフに付して、512mgの表題化合物を得た(90%の収率)。
NMR (200 MHz, DMSO-d
6 ) δ : 10.5 (s, 1H), 7.7 (d, 1H), 7.6 (d, 1H), 7.2 (m, 3H), 7.1 (d, 3H), 6.9 (s, 1H), 6.8 (s, 1H), 6.0 (s, 2H), 5.2 (m, 2H), (4.7 (m, 4H), 4.3 (s, 3H), 4.1 (s, 3H), 3.2 (t, 2H).
【0078】
同様に進行させ、上記の実施例1〜5に記載されるような適当な13−置換テトラヒドロプロトベルベリン化合物から出発することによって、下記の本発明の化合物を得た:
13−[2−(4−クロロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6)δ : 10.02 (s,1H), 9.87 (s, 1H), 9.86 (s,1H), 8.33 (d, 1H), 8.24 (d, 1H), 7.95 (d, 1H), 7.38 (d, 2H), 7.22 (d,2H), 7.05 (s, 2H), 6.16 (s, 2H), 4.12 (s, 3H), 4.11 (s,3H), 4.02 (m, 2H), 3.29 (t, 2H), 2.88 (m, 4H);
13−[2−(4−メトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.86 (s, 1H), 8.32 (d, 1H), 7.85 (d,1H), 7.40 (s,1H), 7.07 (s, 1H), 6.76 (m, 4H), 6.54 (d, 1H), 6.17 (s, 2H), 6.04 (t, 1H), 4.73 (m, 2H), 4.12 (s, 3H), 3.70 (s, 3H), 3.28 (t, 2H), 2.89 (m, 4H);
13−[2−(4−メチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−フルオロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ブロモフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ニトロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ジメチルアミノフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−アセチルアミノフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−エトキシカルボニルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(ナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.90 (s, 1H), 8.2 (m, 2H), 8.0 (m, 2H), 7.8 (d, 2H), 7.1 (d, 2H), 6.15 (s, 2H), 4.9 (m, 2H), 4.13 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 3.5 (s, 2H), 3.2 (m, 2H);
13−[2−(4−クロロナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−メトキシナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−ニトロナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(4−エトキシカルボニルナフチ−1−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(インドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.85 (s, 1H), 8.9 (s, 1H), 7.9 -8.3 (m, 4H), 6.8-7.4 (m, 8H), 7.8 (d, 1H), 7.7 (d, 1H), 7.3 (s, 1H), 4.15 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 3.1 (d, 2H), 2.5-2.8 (m, 4H);
13−[2−(5−クロロインドール−3−イル)エチル)]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(5−ニトロインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(5−メトキシインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(5−エトキシカルボニルインドール−3−イル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(フェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.88 (s, 1H), 8.19 (d, 1H), 8.20 (d, 1H), 7.70 (m, 1H), 7.29 (s, 1H), 7.16 (s, 1H), 6.18 (s, 2H), 4.80 (m, 2H), 4.00 (s, 3H), 3.10 (t, 2H), 2.50 (m, 4H);
13−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ブロモフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−メチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−メトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ニトロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ジメチルアミノフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−アセトアミドフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−エトキシカルボニルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−フェノキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(ナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−クロロナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−メトキシナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−ニトロナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(4−カルボエトキシナフチ−1−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−(3−インドリルプロピル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−クロロインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−ニトロインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−メトキシインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(5−カルボエトキシインドール−3−イル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム クロリド;
13−[2,2−ビス(フェニル)エチル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−クロロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−ブロモフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−フルオロフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−メチルフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2,2−ビス(4−メトキシフェニル)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(フェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.90 (s, 1H), 8.2 (d, 1H), 8.1 (d, 1H), 7.2 (m, 10H), 7.1 (s, 2H), 6.2 (s, 2H), 4.8 (m, 2H), 4.15 (s, 3H), 4.10 (s, 3H), 4.0 (d, 1H), 3.2 (t, 2H), 2.5 (m, プロピル);
13−[3,3−ビス(4−メチルフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−メトキシフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−フルオロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−クロロフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3,3−ビス(4−ブロモフェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ベンジルオキシメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6)δ : 9.5 (s, 1H), 7.90 (d, 1H), 7.85 (d, 1H), 7.0-7.6 (m, 5H), 5.8 (s, 2H), 7.4 (s, 1H), 7.3 (s, 1H), 4.8 m, 2H), 3.8 (s, 3H), 3.9 (s, 3H), 3.2 (s, 4H);
13−[2−(フェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(ベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(フェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.9 (s, 1H), 8.2 (d, 1H), 8.2 (d, 1H), 6.1 (s, 2H), 4.1 (s, 3H), 4.1 (s, 3H), 7.4 (s, 1H), 7.1 (s, 1H), 7.0-7.6 (m, 4H), 5.9-6.0 (m, 4H), 4.9 (m, 2H), 3.1 (t, 2H), 3.5 (d, 2H);
13−[(4−クロロベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−メトキシベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−ジメチルアミノベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−ヒドロキシベンジルオキシ)メチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−クロロフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−メトキシフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−ヒドロキシフェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−クロロベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−メトキシベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(p−ヒドロキシベンジルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(p−クロロフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(p−メトキシフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[3−(p−ヒドロキシフェノキシ)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[2−(ジフェニルメチルオキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ジフェニルメチルオキシメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ベンジルアミノカルボニルメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ :10.0 (s, 1H), 9.1 (m, 1H), 8.15 (d, 1H), 7.95 (d, 1H), 7.55-7.10 (m, 9H), 6.10 (s, 1H), 4.8 (m, 2H), 4.45 (d, 2H), 4.30 (d, 2H), 4.10 (s, 3H), 4.08 (s, 3H), 3.50 (d, 2H);
13−フェニルアミノカルボニルメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 10.7 (s, 1H), 10.0 (s, 1H), 8.2 (d, 1H), 8.1 (d, 1H), 7.7 (m, 3H), 7.5 (s, 2H), 7.35 (m, 2H), 7.2 (s, 1H), 7.1 (s, 1H), 6.1 (s, 2H), 4.85 (d, 2H), 4.5 (s, 2H), 4.1 (s, 2H), 4.1 (s, 2H), 3.20 (d, 2H);
13−[(4−ピリジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 11.1 (s, 1H), 10.0 (s, 1H), 8.5 (d, 2H), 8.2 (d, 1H), 8.0 (d, 1H), 7.6 (m, 2H), 7.3 (s, 1H), 7.2 (s, 1H), 6.1 (s, 2H), 4.9 (m, 2H), 4.1 (s, 3H), 4.15 (s, 3H), 3.5 (s, 2H), 3.2 (s, 2H);
13−[(1−インドリル)カルボニルメチル)−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ジメチルアミノベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ヒドロキシベンジル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ジメチルアミノフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ヒドロキシフェニル)アミノカルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(5−クロロインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド; NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ :10.0 (s, 1H), 7.9-8.3)m, 4H), 7.8 (d,1H), 7.7 (d, 1H), 7.4 (d, 1H), 7.2 (d, 1H), 6.9-7.1 (m, 1H), 6,1 (s, 1H), 6.2 (s, 1H), 5.3 (s, 2H), 4.9 (m, 2H), 4.15 (s, 3H), 4.10 (3H), 3.3 (m, 2H)
13−[(5−メトキシインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(5−ヒドロキシインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(5−ジメチルアミノインドール−1−イル)カルボニルメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−ベンジルカルボニルアミノメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−フェニルカルボニルアミノメチル−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(4−ピリジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−ヒドロキシベンジル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−クロロフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;
13−[(p−メトキシフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド;および
13−[(p−ヒドロキシフェニル)カルボニルアミノメチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド。
【0079】
実施例7
13−[2−(フェノキシ)エチル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム クロリド
[13−(2−フェノキシ)エチルベルベリン クロリド]
クロロホルム(25mL)中の13−[2−(フェノキシ)エチル]−テトラヒドロベルベリン(446mg,1mmol)溶液に、N−クロロコハク酸イミド(320mg,2.4mmol)を加え、該混合物を3時間還流させた。有機相を水で洗浄し、乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣を、シリカゲルカラム上でDCM−MeOHの1−3%で溶出するクロマトグラフに付して、287mgの表題化合物(60%の収率)を得た。
NMR (200 MHz, DMSO-d
6 ) δ : 9.9 (s, 1H), 8.3 (d, 1H), 8.2 (d, 1H), 7.6 (d, 1H), 7.5 (d, 1H), 7.1-7.3 (m, 3H), 6.8 (m, 2H), 6.1 (s, 2H), 5.6 (m, 2H), 4.9 m, 2H), 4.3 (m, 2H), 4.1 (s, 3H), 4.05 (s, 3H), 3.1 (t, 2H)
【0080】
実施例8
13−[3−(フェニル)プロピル]−9,10−ジメトキシ−5,6−ジヒドロベンゾ[g]−1,3−ベンゾジオキソロ[5,6−a]キノリジニウム ヨージド
(13−[3−(フェニル)プロピル]ベルベリンヨージド化合物)
20mLのアセトニトリル中に溶解させた393mg(1mmol)のアセトニルベルベリンに、2.985g(15mmol)の3−フェニルプロピルブロミドおよび450mg(3mmol)のヨウ化ナトリウムを加えた。反応混合液を6時間還流させ、次いで減圧下で濃縮し、ジクロロメタン−メタノールの4%を溶出液として用いるカラムクロマトグラフィーによって最終的に精製して、47mgの表題化合物を得た(89%の収率)。
NMR (200 MHz, DMSO-d
6) δ : 9.88 (s, 1H), 8.19 (d, 1H), 8.20 (d,1H), 7.70 (s,1H), 7.29 (s, 1H), 7.16 (s, 1H), 6.18 (s, 2H), 4.80 (m, 2H), 4.00 (s,3H), 4.20 (s, 3H), 3.10 (t, 2H), 2.50 (m, 4H)
【0081】
シクロデキストリン中の製剤の製造
実施例9
0.15mmolの式(I)の化合物および0.38mmolのベータシクロデキストリンを、100mLの水中に6時間攪拌しながら溶解させた。得られた生成物を、該溶液を3℃で冷却することによって、あるいは該溶液を凍結乾燥させることによって、沈殿させることで分離させる。
【0082】
実施例10
2.64mmolのガンマシクロデキストリンを、軽く加熱することによって100mLの水に溶解させる。得られた溶液に、1.06mmolの式(I)の化合物を6〜12時間攪拌しながら加える。該生成物を、該溶液を3℃で冷却することによって、あるいは該溶液を凍結乾燥させることによって、沈殿させることで分離させる。
【0083】
実施例11
式(I)の化合物および異なる量のベータシクロデキストリンまたはガンマシクロデキストリンの混合物を破砕し、続いてふるい(<0.375mm)にかけ、ターボミキサー中で10分間混合することにより製造する。