特許第5778274号(P5778274)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5778274接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセルを連結するためのデバイスならびに設備
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5778274
(24)【登録日】2015年7月17日
(45)【発行日】2015年9月16日
(54)【発明の名称】接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセルを連結するためのデバイスならびに設備
(51)【国際特許分類】
   A61J 3/07 20060101AFI20150827BHJP
   A61K 9/00 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 9/48 20060101ALI20150827BHJP
【FI】
   A61J3/07 G
   A61J3/07 P
   A61J3/07 E
   A61K9/00
   A61K9/48
【請求項の数】16
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2013-520180(P2013-520180)
(86)(22)【出願日】2011年7月12日
(65)【公表番号】特表2013-532502(P2013-532502A)
(43)【公表日】2013年8月19日
(86)【国際出願番号】FR2011051655
(87)【国際公開番号】WO2012017149
(87)【国際公開日】20120209
【審査請求日】2014年6月20日
(31)【優先権主張番号】1055844
(32)【優先日】2010年7月19日
(33)【優先権主張国】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】513013908
【氏名又は名称】デュオ−ジェウ
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(74)【代理人】
【識別番号】100089037
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邊 隆
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(72)【発明者】
【氏名】メディ・エル・グラウイ
(72)【発明者】
【氏名】ギヨーム・エル・グラウイ
(72)【発明者】
【氏名】ジャン・オフェル
(72)【発明者】
【氏名】ジャン−ピエール・フォンテーヌ
【審査官】 岩田 洋一
(56)【参考文献】
【文献】 特表2003−521287(JP,A)
【文献】 特開昭62−133960(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第00211079(EP,A1)
【文献】 国際公開第2009/092819(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61J 3/07
A61K 9/00
A61K 9/48
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセル(A,B;A’,B’)を連結するためのデバイス(1;1’)であって、
前記デバイスが、少なくとも1つのマトリクス(10;10’)を具備し、
前記マトリクスが、前記カプセル(A,B;A’,B’)を収容するための凹所(15;15’)と、チャンバ(16;16’)と、を少なくとも部分的に形成し、
前記凹所と前記チャンバとが、前記マトリクスの変形可能な壁(14;14’)によって、互いに分離され、
前記マトリクスが、前記チャンバ(16;16’)に対しての流体圧力作用によって、前記カプセルどうしの間に接着剤(Z;Z’)を介装した状態で前記カプセルどうしを前記マトリクスの前記凹所(15;15’)が受領した第1構成から、前記マトリクスの前記弾性変形可能な壁(14;14’)が弾性変形を起こして前記カプセルどうしを部分的に包囲し、これにより、前記変形可能な壁と前記凹所の底部との間に前記カプセルどうしを少なくとも部分的に包囲し、さらに、前記カプセルどうしを位置合わせして前記カプセルどうしを互いに押圧する第2構成へと、弾性的に移行し得るよう構成されていることを特徴とするデバイス。
【請求項2】
請求項1記載のデバイスにおいて、
前記マトリクス(10;10’)が、流体圧力の作用が前記チャンバ(16;16’)を膨張させることによって、前記第1構成から前記第2構成へと移行し得るよう構成されていることを特徴とするデバイス。
【請求項3】
請求項2記載のデバイスにおいて、
前記凹所(15)が、前記マトリクス(10)によって形成されるとともに、前記カプセルどうし(A,B)を中心合わせするための凹形状底部(15 )を有し、
前記マトリクスが前記第1構成とされた際には、前記変形可能な壁(14)が、前記凹所のサイドに、前記凹所の前記底部に向けて縮径するテーパー面(15 )を有していることを特徴とするデバイス。
【請求項4】
請求項2または3記載のデバイスにおいて、
前記デバイスが、一方のカプセル(A’)を受領して保持するための剛直なインサート(22’)を備え、
前記インサート(22’)が、前記マトリクス(10’)のベース(12’)に設けられ、
前記ベース(12’)から、前記変形可能な壁(14’)が延出され、
前記インサート(22’)が、前記凹所(15’)の底部を形成することを特徴とするデバイス。
【請求項5】
請求項2〜4のいずれか1項に記載のデバイスにおいて、
前記変形可能な壁(14;14’)が、前記マトリクス(10;10’)の残部と比較して、より弾性変形しやすいものとされていることを特徴とするデバイス。
【請求項6】
請求項5記載のデバイスにおいて、
前記変形可能な壁(14;14’)を、前記マトリクス(10;10’)の残部と比較して、より弾性変形しやすいものとするために、前記マトリクスの前記残部が、補剛体(28)によって締め付けられていることを特徴とするデバイス。
【請求項7】
請求項5または6記載のデバイスにおいて、
前記変形可能な壁(14;14’)を、前記マトリクス(10;10’)の残部と比較して、より弾性変形しやすいものとするために、前記マトリクスの前記残部が、前記変形可能な壁よりも大きな厚さを有していることを特徴とするデバイス。
【請求項8】
請求項5〜7のいずれか1項に記載のデバイスにおいて、
前記デバイスが、一方のカプセル(A’)を受領して保持するための剛直なインサート(22’)を備え、前記インサート(22’)が、前記マトリクス(10’)のベース(12’)に設けられ、前記ベース(12’)から、前記変形可能な壁(14’)が延出され、前記インサート(22’)が、前記凹所(15’)の底部を形成する場合に、前記変形可能な壁(14’)を、前記マトリクス(10’)の残部と比較して、より弾性変形しやすいものとするために、前記マトリクスの前記残部が、前記インサート(22’)によって所定位置に維持されていることを特徴とするデバイス。
【請求項9】
請求項2〜のいずれか1項に記載のデバイスにおいて、
前記デバイスが、支持体(20;20’)と、流体圧力供給プレート(25;25’)と、の双方を備え、
前記支持体(20;20’)が、前記マトリクス(10;10’)を固定するとともに、前記チャンバ(16;16’)を膨らませるための通路(23;23’)を形成し、
前記流体圧力供給プレートの上に、前記支持体(20;20’)が取り付けられ、
前記支持体と前記流体圧力供給プレートとが、互いに連携して、複数の膨張用の前記通路(23;23’)を提供し、
前記通路(23;23’)が、個々の複数のマトリクス(10;10’)に形成されたそれぞれのチャンバ(16;16’)内において開口していることを特徴とするデバイス。
【請求項10】
請求項9記載のデバイスにおいて、
前記流体圧力供給プレート(25’)が、各凹所(15’)内において開口していて、接着されたカプセルどうし(A’,B’)を吹き上げるための少なくとも1つのチャネル(22’ )を形成していることを特徴とするデバイス。
【請求項11】
請求項2〜8のいずれか1項に記載のデバイスにおいて、
前記デバイスが、支持体と、流体圧力供給プレートと、の双方を備え、
前記支持体が、前記マトリクスを固定するとともに、前記チャンバを膨らませるための通路を形成し、
前記流体圧力供給プレートの上に、前記支持体が取り付けられ、
前記支持体と前記流体圧力供給プレートとが、互いに連携して、複数の膨張用の前記通路を提供し、
前記通路が、1つの共通のマトリクスに形成されたそれぞれのチャンバ内において開口していることを特徴とするデバイス。
【請求項12】
請求項11記載のデバイスにおいて、
前記流体圧力供給プレートが、各凹所内において開口していて、接着されたカプセルどうしを吹き上げるための少なくとも1つのチャネルを形成していることを特徴とするデバイス。
【請求項13】
請求項1記載のデバイスにおいて、
前記マトリクスが、前記チャネルからエアを吸引する真空吸引の作用によって、第1構成から第2構成へと移行し得るよう構成されていることを特徴とするデバイス。
【請求項14】
接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセル(A,B;A’,B’)を連結するための設備であって、
前記設備が、
−請求項1〜8のいずれか1項に記載された少なくとも1つのデバイス(1;1’)と;
−前記デバイスの前記マトリクス(10;10’)を第1構成に維持しつつ、前記デバイスの前記マトリクス(10;10’)に対して第1カプセル(A;A’)を付与するための第1手段(40)と;
−前記マトリクスを第1構成に維持しつつ、前記デバイスの前記マトリクスに対して第2カプセル(B;B’)を付与するための第2手段(50)と;
−前記マトリクスを第1構成に維持しつつ、前記デバイスの前記マトリクスによって受領された1つまたは複数のカプセル上に接着剤(Z;Z’)を適用するための適用手段(60)と;
−前記第1手段(40)と前記第2手段(50)と前記適用手段(60)との間にわたって前記デバイス(1;1’)を搬送するための搬送手段(30)と;
−第1構成と第2構成との間にわたって前記マトリクス(10;10’)を移行させるための、制御手段と、とりわけ、流体圧力制御手段と;
を具備していることを特徴とする設備。
【請求項15】
請求項14記載の設備において、
前記制御手段が、流体圧力制御手段であることを特徴とする設備。
【請求項16】
請求項14または15記載の設備において、
前記搬送手段(30)が、前記第1手段(40)および前記第2手段(50)によって前記カプセル(A,B;A’,B’)を上方から付与し得るような位置に前記マトリクス(10;10’)を配置し得るよう構成され、さらに、前記適用手段(60)によって前記接着剤(Z;Z’)を上方から付与し得るような位置に前記マトリクス(10;10’)を配置し得るよう構成され、さらに、前記制御手段が前記マトリクスを第1構成から第2構成へと移行させた後になおかつ前記制御手段が前記マトリクスを第2構成から第1構成へと移行させる前に、前記マトリクスを下向きとなるように上下反転させ得るよう構成されていることを特徴とする設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセルを連結するためのデバイスおよび設備に関するものである。
【0002】
本明細書においては、「カプセル」という用語は、固体の経口生薬の態様を意味しており、活性成分と、賦形剤と、添加剤と、媒介物と、および/または、支持材と、の混合物から構成される。「固体の経口生薬の態様」という用語は、固体の経口の投薬態様を意味している、すなわち、そのままで経口的に投薬され得る典型的な態様を意味している。これは、特に、キャプレットや、糖衣錠や、ハードゼラチンカプセルや、フレキシブル壁の小球、を含有している。これは、固体の経口生薬には含有されないような、粉末組成物や液体組成物を除外している。
【背景技術】
【0003】
特許文献1により、本願出願人は、互いに異なる固体生薬の態様とされた複数の薬剤を、単一の固体生薬の態様へと連結することを提案した。そのような連結のために考慮された一実施形態においては、接着剤による接着によってそれら複数の薬剤を連結する。複数の生薬部材の接着剤接着によって得られたそのような生薬の態様は、医療処置の観測という問題点の観点から、かなり興味深いものである。これらの興味は、特許文献1の中において詳細に説明されている。読者は、このような詳細な説明を参照することができる。
【0004】
特許文献2は、それぞれが薬剤粉末を含有した2つの個別隔室を備えた固体生薬の態様を形成することを提案している。この目的のために、真空吸引によってセルの底部に維持された付設フィルムを挿入し、各粉末を特定のクラウンのセル内に堆積させ、その後、他の付設フィルムによってカバーする。2つのクラウンを移動させることにより、このようにしてフィルム包装された粉末の2つの分量は、互いに近づけられ、接着剤をそれらの間に介装した状態で、互いに押圧される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】WO−A−2009/092819
【特許文献2】WO−A−01/03676
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、特に産業的製造の分野において、信頼性が高くなおかつ経済的であるような、複数の生薬部材からなるそのようなアセンブリを得るための手段を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的のために、本発明は、請求項1に記載されているような、接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセルを連結するためのデバイスに関するものである。
【0008】
本発明の基本的な着想は、カプセルどうしの間に接着剤を適用しつつ少なくとも2つのカプセルを収容して中心合わせして包囲するために、フレキシブルなマトリクスを使用することである。本発明によるマトリクスのフレキシブルさは、2つの構成の間にわたって変形することができる。一方の構成においては、マトリクスは、連結されるべきカプセルに関して、凹所に対してのアクセス性を提供する。凹所は、有利には、カプセルどうしを積み上げることによって、カプセルどうしの所定の相対配置を付与することができる。他方の構成においては、マトリクスは、凹所の壁が、存在するカプセルに対して良好に適合するようにして、変形する。この場合、相補的な形成に基づき、カプセルどうしは、互いに押圧され、さらに、凹所の底部に対して押圧される。これにより、カプセルどうしの間に介装された接着剤を押圧することができ、これにより、接着を強固なものとすることができる。
【0009】
実用的には、本発明によるフレキシブルなマトリクスは、詳細に後述するように、様々な実施形態を支持する。いずれにしても、そのようなフレキシブルなマトリクスを使用することによりカプセルを操作して接着を増強することにより、かなり有利な製造効率を得ることができ、典型的には1時間あたりにつき数千個という製造効率を得ることができる。使用される材料は、製薬産業における衛生面の制約および安全面の制約に適合する。特に、カプセルどうしを位置合わせして包囲するためのマトリクスの動作は、ソフトなものであって、カプセルに対して損傷を与えるものではない。さらに、本発明によるマトリクスは、容易に洗浄することができる、特に、ドライな態様でもって容易に洗浄することができる。さらに、弾性変形の性能という制限内において、同じマトリクスを使用することにより、互いに異なる幾何形成および/または寸法を有した2つまたはそれ以上のカプセルを連結することができる。言い換えれば、本発明によるマトリクスの使用は、構造化可能であって、経済的である。
【0010】
本発明による連結のためのデバイスの有利な特徴点は、単独でもってあるいは任意の可能な組合せでもって、従属請求項2〜8において特定されている。
【0011】
本発明は、また、請求項9に規定されたような、接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセルを連結するための設備に関するものである。
【0012】
この設備に関する1つの有利な実施形態が、請求項10において特定されている。
【0013】
本発明は、添付図面を参照しつつ、例示のために提供される以下の説明を読むことにより、より明瞭に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の第1実施形態によるデバイスを示す断面図である。
図2図1と同様の図であって、図1のものとは異なる供給構成を備えたデバイスを示している。
図3図1のデバイスを備えた本発明による設備を示す平面図である。
図4図3における矢印IV方向から見た側面図である。
図5】本発明によるデバイスの第2実施形態を示す分解斜視図である。
図6図5における平面Vによる断面図であって、デバイスの連結状態を示している。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1は、接着剤による接着によって少なくとも2つの薬剤カプセルA,Bを連結し得るデバイス1を示している。図示の例においては、カプセルA,Bは、実質的に互いに同じ形状を有している。すなわち、湾曲した主要表面を有したディスク形状を有しており、なおかつ、他の表面は、少なくとも部分的に平面状とされており、これにより、カプセルA,Bの間には、平面接触界面が形成されている。界面には、層という態様でもって、接着剤Zが挿入されている。ここで、本発明においては、カプセルA,Bのそれぞれの幾何形状が限定されるものではないことを、強調しておく。すなわち、これらカプセルに関しては、図示された形状とは異なる幾何形状を想定することができる。また、場合によっては、カプセルA,Bは、選択された形状が、カプセルA,Bの間に、カプセルA,Bを堅固に接着し得るだけの十分な量の接着剤Zを付与する接触界面を形成し得る限りにおいては、互いに異なる幾何形状を有することができる。
【0016】
図1に示すように、デバイス1は、カプセルA,Bを受領し得るよう構成されたマトリクス10を備えている。より詳細には、このマトリクス10は、ボディ11を備えている、あるいは、ボディ11から構成されている。ボディ11は、図示の例においては、単一部材とされ、フレキシブルな材料から、すなわち、弾性変形可能な材料から、形成されている。実用的には、マトリクス10のボディ11を形成する材料は、その材料が薬剤カプセルA,Bに対して接触したとしてもその後にカプセルを使用することとなる消費者の健康にはリスクがないように、医薬産業における衛生面での制約および安全面での制約に適合したものとして、選択される。特に、この材料は、食品医薬品局の要求に適合したものとされる。例示するならば、この材料は、シリコーンとされる、あるいは、シリコーンベースのものとされる。
【0017】
マトリクス10のボディ11は、中央ベース12を有している。中央ベース12は、軸線X−Xを中心とするものであり、ここでは、円形ベースを有した円柱形状として形成されている。ボディ11は、さらに、側方周縁壁13を有している。側方周縁壁13は、軸線X−Xを中心とするものであり、ここでは、円形ベースを有したチューブ形状のものとして形成されている。中央ベース12と周縁壁13とは、ボディ11に属する同一の横断壁14によって、互いに連結されている。横断壁14は、ベース12の軸線方向の一端部の周縁から、周縁壁13の軸線方向の一端部までにわたって、軸線X−Xの周縁まわりに延在している。
【0018】
よって、ベース12と横断壁14とは、互いに連携して、凹所15を形成している。凹所15内には、図1に示すように、カプセルA,Bを収容することができる。有利には、凹所15のうちの、ベース12の軸線方向端部によって規定された底部15 は、軸線X−Xを中心とした凹状とされており、これにより、そのような底部15 に向けてのスライド効果によって、カプセルA,Bを中心合わせすることができる。有利には、底部15 は、カプセルを少なくとも部分的に当接して保持する。さらに、凹所15の側面部分のところに、横断壁14は、有利には、テーパー面15 を有している。テーパー面15 は、軸線X−Xを中心としたものであり、凹所15の底部15 に向けて縮径している。
【0019】
同時に、ベース12と、周縁壁13と、横断壁14とは、互いに連携して、横断壁14のうちの、凹所15とは反対側の側方部分に、チャンバ16を形成している。チャンバ16は、軸線X−Xの周囲に延在するものであり、なおかつ、凹所15を囲んでいる。ここでの実施形態においては、このチャンバ16は、軸線X−Xを中心とした実質的に環状の幾何形状を有している。
【0020】
実用的には、マトリクス10の内部に凹所15およびチャンバ16を形成することは、特に、ボディの適切なモールド成型によって行われる。その場合、そのようなモールド成型に必要なモールドは、容易に製造し得るものであって経済的である。
【0021】
さらに、デバイス1は、マトリクス10のための固定支持体20を備えている。ここで考慮している実施形態においては、支持体20は、例えば金属製またはプラスチック製といったような剛直なプレートとして形成される。支持体20のうちの、マトリクス10を向く表面には、相補形状の受領キャビティが設けられている。受領キャビティは、ベース12のうちの、横断壁14が連結された軸線方向端部とは反対側の軸線方向端部と、周縁壁13のうちの、横断壁14が連結された軸線方向端部とは反対側の軸線方向端部と、を受領する。ネジ21が、ベース12と同軸的に、支持プレート20を貫通して取り付けられている。ネジ21は、図1に示すように、ベース12内に嵌め込まれた金属製インサート22に対して係合している。
【0022】
支持プレート20には、さらに、全厚さにわたって貫通する貫通穴23が設けられている。貫通穴23の一方の端部は、チャンバ16内において開口している。貫通穴23の他方の端部は、例えば金属製またはプラスチック製とされた剛直プレート25によって規定された流体圧力供給ダクト24内において開口している。
【0023】
使用時には、上記のダクト24は、流体圧力供給源(図示せず)に対して、好ましくは加圧エア供給源に対して、連結される。よって、流体圧力供給源がダクト24に対して加圧エアを供給したときには、図2において矢印26によって示すように、通路23を通してチャンバ16に対してエアが供給され、チャンバ16内の内部圧力を高める。図2に示すように、このような流体圧力の作用により、チャンバ16が膨張し、マトリクス10を弾性変形させる、より詳細には、マトリクス10のボディ11の横断壁14を膨張させる。言い換えれば、マトリクス10は、図1に示すようなボディ11の非変形構成から、図2に示すようなボディ11の変形構成へと、移行する。非変形構成においては、凹所15は、底部15 とは反対側において、凹所の内部へとアクセスし得るだけのカプセルA,Bに対しての十分に大きな開口を有している。変形構成においては、横断壁14が弾性変形しており、これにより、横断壁14の一方の端部においては、チャンバ16の膨張を可能としており、横断壁14の他方の端部においては、図2において矢印27で示すように、凹所15を圧迫している。凹所15の底部領域内にカプセルA,Bが存在しているという点において、図2の構成においては、横断壁14は、変形によって、両カプセルを少なくとも部分的に当接して保持しており、これにより、両カプセルを互いに圧縮することができ、両カプセルの間において接着剤Zを押圧することができる。マトリクス10が図1の構成から図2の構成へと移行した際に、横断壁14がフレキシブルになおかつ徐々に変形することに基づいて、カプセルA,Bが、横断壁14と凹所15の底部15 との間において上から下へと徐々に押圧され、これにより、カプセルA,Bが軸線X−Xに沿って位置合わせされること、そして、カプセルA,Bを位置合わせされた状態に維持しつつ、それらカプセルA,Bの間に圧力を印加し得ることは、理解されるであろう。実用的には、まず最初に凹所15の拡径端を変形させその後に凹所15の底部に向けて変形を伝搬させるに際しては、横断壁14の厚さに変化を設けることができる。
【0024】
流体圧力の作用によって図1の構成から図2の構成へとマトリクス10を移行させることは、膨張チャンバ16の破裂時に、ボディ11を非変形位置に維持し得るという追加的な利点を有している。さらに、チャンバ16の膨張のためにクリーンでドライな圧縮エアを使用することは、圧縮エア供給源が汎用的に利用可能であるという点において、経済的な手法である。
【0025】
横断壁14上の膨張したチャンバ16を充填している流体圧力の作用を増強し得るよう、デバイス1は、有利には、図1および図2に示すように、周縁壁13を同軸的に締め付ける補剛体(スティフナー)28を備えている。実用的には、この補剛体28は、支持体20がなすプレート上に取り付けられたプレート29上に固定されており、支持プレートに対してのマトリクス10の固定に寄与している。
【0026】
図3および図4は、コンベヤ30上に取り付けられた複数のデバイス1を備えた設備を示している。より詳細には、この設備の各デバイス1は、図1および図2を参照して上述したような複数のマトリクス10を備えている。それらマトリクスのすべては、同じプレート20によって支持されている。プレート20は、流体圧力供給プレート25上に取り付けられている。プレート25のダクト24は、複数のマトリクス10と同数の通路23を提供している。よって、各デバイス1の複数のマトリクス10は、図3に示すようにプレート20,25の長手方向に配置される。図示しない代替可能な態様においては、上述したように個々のマトリクス10を設けることに代えて、単一の同じマトリクスを設けて、プレート20,25の長さ全体にわたって延在させることができる。その場合、そのような単一のマトリクスは、長手方向に沿って配置された複数の凹所15を形成する。複数の凹所15の各々には、膨張可能なチャンバ16が設けられる。いずれの場合においても、図3に示すように軸線X−Xの方向においてデバイス1を観測した際には、デバイスは、複数の凹所15からなる直線的なシリーズを備えている。
【0027】
コンベヤ30は、デバイス1の1つまたは複数の駆動ベルト31を備えている。駆動ベルト31は、モータ連結フランジ32と、このモータ連結フランジ32の反対側に配置されたドラム33と、の間にわたって巻回されている。連結フランジ32を駆動することにより、駆動ベルト31が、駆動ベルトの駆動方向に沿って配置された複数のデバイス1を駆動する。よって、設備の使用時には、各デバイス1の複数のマトリクス10は、図4に示すように、連結フランジ32とドラム33との間にわたって巻回された駆動ベルト31の巻回位置に応じて、上下にわたって周期的に駆動される。
【0028】
図3および図4の設備は、さらに、後述するように、コンベヤ30の周囲に配置されるとともにそれぞれの位置に配置されたデバイス1に対して作用する複数の機能ステーションを備えている。
【0029】
すなわち、第1ステーション40においては、デバイスの1つまたは複数のマトリクス10が図1のような非変形構成とされた状態で、このステーションのところに位置したデバイス1の各凹所15内に、薬剤カプセルAの貯蔵源からきた薬剤カプセルAを収容する。有利には、このステーション40は、重力によって、デバイス1内へとカプセルAを収容する。言い換えれば、各カプセルAは、凹所の底部15 に向けて凹所のテーパー面15 によって案内されつつ、凹所15の内部へと落下する。
【0030】
図3および図4に示す例示としての実施形態においては、ステーション40は、カプセルAの貯蔵源内に設けられた振動ボウル41と、振動ボウル41によって供給されたカプセルAを位置合わせするための傾斜路42と、傾斜路42によって位置合わせされたカプセルAを囲むための案内路43と、を備えている。好ましくは、案内路43は、真空吸引システムを使用してリム42からカプセルAを採取し得るよう構成されている。案内路43が、図3に示すように、ステーション40のところに位置したデバイス1の上方へと移動したときには、カプセルAが解放される。解放されたカプセルAは、重力によって落下し、デバイスの1つまたは複数のマトリクス10の凹所15内へと収容される。
【0031】
図3および図4の設備は、さらに、第1ステーション40と同様の機能を有したステーション50を備えている。しかしながら、ステーション50は、ステーション50の外部に位置したデバイス1の1つまたは複数のマトリクス10の各凹所15内へと、薬剤カプセルAではなく、薬剤カプセルBを収容することができる。実用的には、ステーション50は、ステーション40と同じ構成部材を備えている。すなわち、ステーション50は、振動ボウル51と、カプセルBを位置合わせするための傾斜路52と、カプセルBを囲むための案内路53と、を備えている。図3においては、1つのデバイス1の上方の位置に配置された案内路43とは異なり、案内路53は、位置合わせ傾斜路52と関連する位置に配置されている。
【0032】
図3および図4の設備は、ステーション40,50の間において、コンベヤ30によるデバイス1の駆動方向に沿って、接着剤Zを適用するためのステーション60を備えている。好ましくは、ステーション60は、とりわけマイクロ吐出といったような手法により接着剤の液滴を重力によって解放するためのシステムを備えている。これにより、接着剤Zの液滴を、ステーション60のところに配置されたデバイス1の1つまたは複数のマトリクス10の各凹所15内へと落下させることができる。実用的には、ステーション40に対してのステーション60の配置に基づき、デバイス1がステーション40のところに位置した時には、接着剤Zの液滴は、各凹所15内に収容されたカプセルAの上へと落下する。
【0033】
有利には、付加的には、図3および図4の設備は、さらに、ステーション70を備えている。ステーション70は、コンベヤ30によるデバイス1の搬送方向において、ステーション40,60の間に配置されている。ステーション70は、このステーション70のところに位置したデバイス1の1つまたは複数のマトリクス10の各凹所15内におけるカプセルAの存在を検出することができる。1つまたは複数のカプセルAが存在していなければ、ステーション70は、操作者に対してそれを通知することができる。これにより、修正操作を行うことができる、あるいは、そのような修正操作を自動的に行うことができる。例えば、ステーション70は、下流側のステーション60の中に配置することができ、これにより、関連するデバイス1に対しての接着剤の適用を禁止することができる。
【0034】
使用時には、コンベヤ30は、ステーション40,70,60,50へと、順次的に、デバイス1を移動させる。様々なステーションのところに配置されたデバイス1のマトリクス10は、図1のような非変形構成とされている。その後、コンベヤ30が、ステーション50のところに位置したデバイス1を移動させた後に、制御手段(図示せず)が駆動されることにより、デバイス1の1つまたは複数のマトリクス10を、図1の非変形構成から、図2の変形構成へと、移行させる。1つまたは複数のマトリクス10内に存在するカプセルA,Bは、図2を参照して上述したように、1つまたは複数のマトリクス10のボディ11によって押圧される。上記の制御手段は、コンベヤ30がデバイス1を移動させる際にも、デバイス1の1つまたは複数のマトリクス10を変形構成に維持する。デバイス1の1つまたは複数のマトリクス10が、回収ステーション80の上方にまで搬送されてきた時には、デバイス1の1つまたは複数のマトリクス10は、下向きとされる。デバイス1をステーション50からステーション80へと搬送するのに必要な時間を使用することにより、デバイス1の凹所15内に存在するカプセルA,Bの間に介装された接着剤Zを硬化させることができる。言い換えれば、コンベヤ30のうちの、ステーション50とステーション80との間の区間は、接着剤Zのための硬化区間に対応している。
【0035】
回収ステーション80においては、上記制御手段が、動作を停止する。すなわち、弾性復帰によりおよび/または強制的な収縮により、デバイス1の1つまたは複数のマトリクス10のボディ11は、図2の変形構成から、図1の非変形構成へと、移行する。これにより、互いに接着されたカプセルA,Bは、回収ステーション80のベル形状開口81内へと落下する。ベル形状開口の出口のところから、接着されたカプセルは、貯蔵容器82へと搬送される。
【0036】
有利な選択肢として、図3および図4の設備は、さらに、洗浄ステーション90(図4)を備えている。洗浄ステーション90は、このステーション90のところに位置したデバイス1の1つまたは複数のマトリクス10の凹所15を、洗浄することができる、特に、ドライな態様で洗浄することができる。実用的には、洗浄ステーション90は、コンベヤ30によるデバイス1の搬送方向において、回収ステーション80と、カプセルAの収容ステーションと、の間に配置される。
【0037】
よって、図3および図4の設備内に投入されたデバイス1は、接着剤による接着によって、大きな製造効率でもって、信頼性高くなおかつ経済的に、カプセルA,Bを連結することができる。
【0038】
図5および図6は、符号1’によって示された、デバイス1の代替可能な実施形態を示している。このデバイス1’は、複数のデバイス1の各々に代えて、図3および図4の設備内に投入することができる。以下においては、デバイス1とデバイス1’との間の相違点につき、詳細に説明する。デバイス1の構成部材と機能的に同様であるような、デバイス1’の構成部材には、参照符号の後に、記号「’」が付されている。よって、デバイス1’は、同じプレート20’によって支持された複数のマトリクス10’を備えている。プレート20’は、流体圧力供給プレート25’上に取り付けられている。プレート25’に対しては、複数のマトリクスの固定のために、プレート29’が連結される。各マトリクス10’は、フレキシブルなボディ11’から構成されている。ボディ11’は、中央ベース12’と、側方周縁壁13’と、これら中央ベース12’と側方周縁壁13’とを互いに連結している変形可能な横断壁14’と、を備えている。中央ベース12’と側方周縁壁13’と横断壁14’とのすべては、軸線X−Xを中心としている。
【0039】
プレート25に関しては、プレート25’は、典型的には図5におけるネジ34’を使用して、コンベヤ30上にまたは同様のコンベヤ上に、固定され得るよう構成されている。
【0040】
デバイス1と同様に、デバイス1’の各マトリクス10’は、膨張可能なチャンバ16’を形成している。チャンバ16’の中には、通路23’が、支持プレート20’を貫通して開口している。よって、この通路23’は、チャンバ16’と、プレート25’内に形成された流体圧力供給ダクト24’と、を連通させている。
【0041】
デバイス1とは異なり、支持プレート20’に対しての各マトリクス10’の固定は、マトリクス10’に向かう表面側から支持プレート20’内にネジ止めされた剛直インサート22’によって、部分的に行われている。この目的のために、マトリクス10’のベース12’は、軸線方向寸法の全体にわたって、軸線X−Xを中心としたチューブ状形状を有しているとともに、両端が開口している。支持プレート20’を向く端部においては、チューブ状ベース12’は、インサート22’のネジ山付き部分を受領するためにプレート20’に設けられたネジ山付き部分上に位置している。よって、横断壁14’およびベース12’の内部を通して軸線X−Xに沿って、インサート22’が挿入されて装着され、支持プレート20’に対してネジ止めされる。インサートは、ベース12’の内容積を占領する。このようにして、インサート22’は、互いに接着されることとなるカプセルA’,B’を収容するための、壁14’の内部に形成される凹所15のための底壁を形成する。
【0042】
この構成の第1の興味は、インサート22’が、ベース12’を補強することであり、これにより、ベース12’を所定位置に維持し得ることである。
【0043】
第2の興味は、このインサート22’が、有利には、カプセルA’を少なくとも部分的に保持することによって、マトリクス10’内に最初に収容されたカプセルA’を受領して保持し得ることである。よって、図5および図6における例示としての実施形態においては、各インサート22’は、軸線X−Xを中心として凹所15’内において開口している長尺キャビティ22’ を形成している。長尺キャビティ22’ により、カプセルA’の大部分を相補的に受領することができる。この場合には、カプセルA’は、ハードゼラチンカプセルとされている。
【0044】
使用時には、デバイス1’は、デバイス1と同様に使用される。特に、各マトリクス10’のチャンバ16’が、ダクト24’によって供給された圧縮エアによって膨らまされた時には、横断壁14’が、図6において実線で示す非変形構成から、図6において一点鎖線で示す変形構成へと、移行する。変形構成においては、横断壁14’が、ここでは錠剤とされたカプセルB’をカプセルA’に対して押圧し、なおかつ、両カプセル間に位置している接着剤Z’を圧迫する。
【0045】
インサート22’に関する第3の興味は、接着剤による接着の後にカプセルA’,B’の放出を容易とし得ることである。この目的のために、図6に示すように、インサート22’は、内部に、貫通チャネル22’ を形成している。貫通チャネル22’ は、軸線X−Xを中心とするものであって、キャビティ22’ と、プレート25’に形成された流体圧力供給ダクト24”と、を連通させる。このダクト24”は、ダクト24’とは異なるものである。ダクト24”は、プレート20’,25’の間に配置されたフラットなシール25”によって、ダクト24’に対してシールされている。よって、カプセルA’,B’が互いに接着された後に、チャンバ16’の膨張を確保しているダクト24’からの圧縮エアの供給が行われている場合、ダクト24’からの供給が中止され、ダクト24”からの圧縮エアの供給へと切り換えられる。これにより、圧縮エアは、マトリクス10’のインサート22’の貫通チャネル22’ へと案内される。これにより、接着されたカプセルA’,B’を、吹くことによって、放出することができる。
【0046】
デバイス1,1’に関する様々な変形や代替構成、ならびに、図3および図4の設備に関する様々な変形や代替構成を、想定することもできる。例えば、
−マトリクス10に関して、互いに接着されたカプセルA,Bの放出を容易とすること。この場合、図6に関して上述した貫通チャネル22’ と機能的に同様のものとされた吹付チャネルを、ベース12を貫通して設けることができる。吹上チャネルの一端は、凹所15の底部15 内において直接的に開口し、一方、吹上チャネルの他端は、相応して形成されたプレート20,25によって、チャンバ16に対して供給するための圧縮エア回路とは異なるものとされた圧縮エア回路に対して連通する。
−非変形構成と変形構成との間にわたってのマトリクス10または10’の移行は、圧力によって駆動することに代えて、減圧によって、すなわち真空吸引によって、行うことができる。
−デバイス1の場合において、周縁壁13の厚さに関して対処を行うことにより、補剛体28を削除することができる。
−回収ステーション80の中に、有利には、接着された両カプセルを分級するための手段を組み込むことができる。これにより、良好に接着されたカプセルと、うまく接着されなかったカプセルと、を分離することができる。
−マトリクス10または10’の形状は、図示した形状に限定されるものではない。同様に、構成部材20,21,22,25,29,あるいは、20’,22’,25’,29’以外の実施形態を、マトリクスの組立やマトリクスの流体圧力駆動に関して、想定することもできる。
−接着剤による接着によってデバイス1または1’が互いに連結し得るカプセルの数は、2個に限定されるものではない。3個や、4個や、あるいはそれ以上の数のカプセルを、デバイス1を使用して互いに接着することができる。ただし、そのような場合には、マトリクス10または10’の各凹所15または15’は、それに応じたサイズとされる。その場合、図3および図4の設備には、例えば図3および図4において破線で示されているようにして、必要な数のステーションが組み込まれる。コンベヤ30によるデバイス1の搬送方向に応じて、ステーション50,80の間に、ステーション70,60,50と同様の機能を有した検出ステーション170と接着剤適用ステーション160と第3カプセルのためのステーション150とを設けることができ、さらに、ステーション70,60,50と同様の機能を有した検出ステーション270と接着剤適用ステーション260と第4カプセルのためのステーション250とを設けることができ、さらに、同様のシリーズを設けることができる。
−ステーション40,50,60,70のデバイスまわりの構成は、ならびに必要であれば、ステーション150,160,170,250,260,270のデバイスまわりの構成は、図3に図示したものに限定されるものではない。例えば、すべてのステーションは、コンベヤ30の単一の同じサイドのみに配置することができる。
【符号の説明】
【0047】
1 デバイス
1’ デバイス
10 マトリクス
10’ マトリクス
14 変形可能な壁
14’ 変形可能な壁
15 凹所
15’ 凹所
16 チャンバ
16’ チャンバ
20 支持体
20’ 支持体
23 通路
23’ 通路
25 流体圧力供給プレート
25’ 流体圧力供給プレート
30 搬送手段
40 第1手段
50 第2手段
60 適用手段
A 薬剤カプセル
A’ 薬剤カプセル
B 薬剤カプセル
B’ 薬剤カプセル
Z 接着剤
Z’ 接着剤
図1
図2
図3
図4
図5
図6