【実施例】
【0049】
図1は、本発明の第一実施例に係る電子装置の斜視図である。
図1に示したとおり、本実施例の電子装置50はノート型パソコンである。本実施例の電子装置50は、本体52と表示装置100とを含む。表示装置100は、本体52に相対して開閉することができるように本体52に繋がっている。
【0050】
図2は、
図1の表示装置の一部の構成品を示す図である。
図3Aは、
図1の線I-Iに沿う断面を示す図である。
図3Bは、
図3Aの導光板を複合式導光板に切替えた後の断面を示す図である。図面を簡略化するために、
図2では
図3Aの導光板134と背面カバー132などを含む構成部品のみを示した。
図2と、
図3A及び
図3Bを参照する。
図3Aによる本実施例の表示装置100は、ケース110と、枠組み120と、表示モジュール130とを含む。枠組み120は、ケース110に係合されている。表示モジュール130は、背面カバー132と、導光板134と、支持部品136と、表示パネル137と、光学フィルム組138とを含む。背面カバー132は、接着剤係合、超音波溶接という接着方法或いは一体成型によって枠組み120に係合されている。導光板134は、背面カバー132の上に載置されている。支持部品136は、導光板134の上に載置され、表示パネル137は、支持部品136の上に載置され、光学フィルム組138は、表示パネル137と導光板134との間に配置されている。導光板134は、出射面134dと、出射面の反対側にある背面134aと、を具備する(
図3A参照)。導光板134の入光側134b以外の複数の側面に接近する背面134aの局部は、複数の両面テープ60により背面カバー132に接着されている。
図2の実施例において、導光板134の入光側134b以外の3つの側面に接近する背面134aの3つの局部を背面カバー132に接着したが、他の実施例においては、入光側134bの反対側にある側面に接近する背面134aを背面カバー132に接着しなくても良い。
【0051】
図3Bの表示装置100’中の部品及びその部品の配置方式と、
図3A中の表示装置100の中の部品及びその部品の配置方式とが類似する。両者の相違点は、
図3Bの表示装置100’において
図3Aの表示装置100の導光板134を複合式導光板134’に切替えたことにある。複合式導光板134’は、少なくとも1つの第一子導光板1342(
図3Bにおいて、1つの第一子導光板1342を含むことを例として示した。)と、少なくとも1つの第二子導光板1344(
図3Bにおいて、1つの第二子導光板1344を含むことを例として示した。)とを含む。第二子導光板1344は、第一子導光板1342上に重なり、且つ第一子導光板1342に接着されている。本実施例中において、第一子導光板1342の機械的強度(mechanical strength)が第二子導光板1344の機械的強度より大きく、且つ第一子導光板1342の光吸収率も第二子導光板1344の光吸収率より大きい。また、本実施例において、可視光線中で異なる波長を有する光線に対する第一子導光板1342の光吸収率均一性は、可視光線中で異なる波長を有する光線に対する第二子導光板1344の光吸収率均一性より小さい。第一子導光板1342の材質は、ガラスという透光材料である。ガラスとして、例えば、サファイアガラス、石英の結晶を人工的に切り出した薄い板、シリコンガラス、他の透光性である鉱石を人工的に切り出した薄い板、又は石英ガラス、鉛ガラス、ホウ珪酸ガラス、強化ガラス(例えば化学強化ガラス、またはテンパーガラス、熱硬化ガラスという物理強化ガラスなど)、コーニングガラス、合わせガラス、低鉄ガラスなどいろんな種類であり、本発明がこれに限定されるものではない。本実施例の第一子導光板1342の材質は、例えば、コーニングゴリラ(corning gorilla)2318ガラス、コーニングゴリラ2319ガラス、又はソーダライム(soda lime)ガラスである。第二子導光板1344の材質は、プラスチックである。例えば、ポリメタクリル酸メチル(polymethylmethacrylate、PMMA)である。前述したとおりに配置する場合、表示モジュール130の背面カバー132と表示装置100、100’のケース110とが組み合わさって外観部品になるので、表示装置100の表示モジュール130の背面に後部ケースを設置する必要がなくなり、表示装置100、100’の全体の厚さを薄くすることができる。プラスチック材料を採用した従来技術の導光板と比較すると、表示装置100の導光板134の材料としてガラスを採用し、表示装置100’の複合式導光板134’が第一子導光板1342(材料は、例えばガラスである)を採用したため、導光板134と複合式導光板134’が表示装置100の主な構造強度の源になることができる。表示モジュール130の背面カバー132が受けた外力により、導光板134、複合式導光板134’が圧迫される時、導光板134、複合式導光板134’が一定の構造強度を有しているので、背面カバー132からの圧力に耐えて変形或いは損壊しない。従って、導光板134、複合式導光板134’が背面カバー132の圧迫を受けることを防ぐために背面カバー132と導光板134(複合式導光板134’)との間に充分なスペースを残す必要がないので、表示装置100の厚さをさらに薄くすることができる。
【0052】
複合式導光板134’がよい機械的強度を有しているので、複合式導光板134’が表示装置100の主な構造強度の源になることができる。従って、本実施例において、複合式導光板134’の厚さT3を背面カバー132の厚さT4より大きくするか、或いは等しくすることができる。即ち、背面カバー132が薄い厚さを有することができるので、表示装置100’の全体の厚さをさらに薄くすることができる。他の実施例において、複合式導光板134’の厚さT3は、0.2mmより大きいか或いは等しく、且つ3mmより小さいか或いは等しい範囲内に入り、背面カバー132の厚さT4は、0.1mmより大きいか或いは等しく、且つ3mmより小さいか或いは等しい範囲内に入っている。
【0053】
また、前記導光板134の第一子導光板1342の材料としてガラスを使ったので、吸熱又は吸湿しても膨張しない。従って、導光板134、複合式導光板134’の複数の側面に接近する背面134aの局部を背面カバー132に接着させることにより、導光板134と背面カバー132を緊密に係合させ、表示装置100の全体の構造強度を向上させることができる。以下、
図4A及び
図4Bを参照しながら、詳しく説明する。
【0054】
図4Aと
図4Bは、例示的な構造体を示す図である。
図4Aと
図4Bにおいて、第一構造体20の幅と厚さがそれぞれbとh
1である。第二構造体30は、2つの直方体32から構成され、各々の直方体32の幅と厚さがそれぞれbとh
2である。従って、第一構造体20の厚さh
1が2倍の第二構造体30の厚さh
2である2h
2に等しい。
【0055】
構造体の慣性モーメント(Moment of Inertia)Iを算出する公式は、以下のとおりである。
I=bh
3/12
前述の公式から
図4A及び
図4の慣性モーメントI
1I
2を算出すると、以下のとおりである。
I
1=bh
3/12=8bh
23/12
I
2=bh
23/12+bh
23/12=2bh
23/12
上記の公式が示すとおり、
図4Aの慣性モーメントI
1が
図4Bの慣性モーメントI
2より遥かに大きい。本実施例において、第二構造体30の2つの直方体32は、別々に
図3Aに示した背面カバー132と導光板134に対応する。導光板の1つの側部だけが背面カバーに接着されている従来の表示装置と比較すると、本実施例の導光板134の複数の側部が背面カバーに接着されているので、導光板134と背面カバー132との間の係合状態が
図4Aに示した状態に接近し、より良い構造強度を得ることができる。
【0056】
図3Aと
図3Bに示した本実施例において、ケース110と背面カバー132は、表示装置100の外観部品になり、且つ導光板134(複合式導光板134’)と支持部品136と表示パネル137と光学フィルム組138とを覆う。導光板134、第一子導光板1342の材料がガラスである場合、導光板134、第一子導光板1342の表面にパターン(Pattern)を形成することができる。即ち、印刷工程、インクジェット工程、又はリソグラフィー工程によってガラスの表面(例えば導光板134の背面134a)にパターンを形成することができる。複合式導光板134’の拡散用微小構造1341は、印刷工程、インクジェット工程、又はリソグラフィー工程により第一子導光板1342の表面(例えば、複合式導光板134’の背面134a)に形成することができる。述したパターンと拡散用微小構造より、導光と出光が均一にすることができる。インクジェット工程を行う前に、プラズマ工程を行うことにより第一子導光板1342の表面に疎水層を形成することができる。前記疎水層により、拡散用微小構造1341(インク)がガラス材料から構成された第一子導光板1342に接着されている接着力を向上させることができる。導光板134(複合式導光板134’)の背面134aには、反射フィルム139が設けられている。両面テープ60の厚さをコントロールすることにより、反射フィルム139が背面カバー132に接触するか、或いは接触しないようにすることができる。導光板134(複合式導光板134’)と背面カバー132との間には、隙間がないか、或いは微細な隙間がある。即ち、反射フィルム139は、背面134aと背面カバー132との間に配置され、且つ、他の実施例において、反射フィルム139が背面カバー132に当接され、導光板134(複合式導光板134’)が反射フィルム139に当接されている。
【0057】
本実施例のケース110は、表示パネル137の表示面137aを露出させる前部ケース110aだけを含む。背面カバーの後に載置される後部ケースをさらに含む従来の表示装置のケースと比較すると、本実施例は表示モジュール130の背面カバー132を外観部品として、従来の後部ケースを使わないので、表示装置100、100’の厚さを減らすことができる。例えば、本実施例の表示装置100、100’の厚さは4mmより小さいであり、背面カバー132と導光板134(複合式導光板134’)との間の隙間は0.1mmより小さい。
【0058】
本実施例において、導光板134、第一子導光板1342の材料として、適合な種類のガラスを選用して、導光板のヤング率(Young's modulus)を40Gpaより高いし、製品の構造強度を満たすようにすることができる。本実施例の背面カバー132の材料として、鋼板、アルミ合金或いは他の高強度の金属を使って、背面カバーのヤング率を40Gpaより高い。従って、背面カバー132の厚さを0.5mmより薄いにしても、充分な強度を提供することができる。また、本実施例の背面カバー132の材料として、炭素繊維を使うこともできる。背面カバー132の材料として炭素繊維を使う場合、製品外観の要求に従って、背面カバー132の周辺が導光板134に近づき、且つ背面カバー132の中央部が導光板134(複合式導光板134’)から離れるように背面カバー132を設けることができる。炭素繊維が低延性という特性を有しているので、受力により背面カバー132の中央部に窪みと変形が発生することを防ぐことができる。
【0059】
図5Aは、
図1の表示装置の線II−IIに沿う断面を示す図である。
図5Bは、
図5Aの導光板を複合式導光板に切替えた後の断面を示す図である。
図2、
図5A及び
図5Bに示したとおり、本実施例の表示装置100、100’は、光源150をさらに含んでいる。光源150は、導光板134(複合式導光板134’)の入光側134bに接近するよう背面カバー132に載置されている。光源150は、例えば発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)光源である。光源150からの光線は、導光板134(複合式導光板134’)の入光側134bから導光板134(複合式導光板134’)へ入射して、光学フィルム組138と表示パネル137から出射して、表示パネル137が画面を表示するよう光線を提供する。具体的に説明すると以下の通りである。
図5Bを参照すると、入光側134bから複合式導光板134’へ入射した光線152は、出光面134dと背面134aとの間で少なくとも一回の全反射をする。第一子導光板1342に配置されている拡散用微小構造1341(例えば、背面134aに配置されている拡散用微小構造1341)は、全反射を破壊して、光線152が出光面134dへ拡散し、且つ出光面134dから出射するようにするか、背面134aの一側に位置する反射フィルム139へ拡散するようにする。反射フィルム139に反射された光線152は、第一子導光板1342と第二子導光板1344を順に透過した後、出光面134dから出射する。他の実施例において、拡散用微小構造1341を複合式導光板134’の出光面134d(例えば、第二子導光板1344の表面)に配置することができる。他の実施例において、拡散用微小構造1341を第一子導光板1342と第二子導光板1344に設けると共に、背面134aと出光面134dにも設けることができる。
【0060】
導光板の材料としてガラスを採用する時、ガラスの光吸収率がプラスチックの光吸収率より大きいので、ガラス導光板から出射した光線の強度がプラスチック導光板から出射した光線の強度より小さくなる。本実施例の複合式導光板134’は、光吸収率の小さい第二子導光板1344(例えば、プラスチック導光板)を採用したため、本実施例の複合式導光板134’から出射する光線152の強度がガラス導光板から出射する光線の強度より大きくなる。
【0061】
また、可視光線中で異なる波長を有する光線に対するガラスの光吸収率均一性が、可視光線中で異なる波長を有する光線に対するプラスチックの光吸収率均一性より小さいので、可視光線中で異なる波長を有する光線に対するガラスの光吸収率均一性が相違になり、異なる波長を有する光線に対するガラスの光吸収率が大きく変動する。従って、導光板の材料としてガラスを採用し、且つ光線がガラス中で伝播する距離が長くなれば長くなるほど、異なる波長を有する光線に対する光吸収率がより大きく変動し、光線の色均一性がより悪くなる。即ち、導光板の入光側に相対する反対側から出射する光線の色均一性が悪くなる。本実施例の複合式導光板134’は、異なる波長を有する光線に対する光吸収率均一性が大きい第二子導光板1344(例えば、プラスチック導光板)を採用したため、本実施例の複合式導光板134’から出射する光線152の色均一性がガラス導光板から出射する光線152の色均一性より大きくなる。
【0062】
本実施例において、第一子導光板1342の厚さT1と第二子導光板1344の厚さT2との間の比率が0.2より大きいか或いは等しく、且つ5より小さいか或いは等しい範囲内に入っているので、複合式導光板134’の機械的強度、出射した光線の強度、出射した光線の色均一性が折衷/適当な範囲内に入ることができる。即ち、本実施例の複合式導光板134’は、より多い要求を満たすことができる。
【0063】
本実施例において、第一子導光板1342と第二子導光板1344は、直接に接触されている。本実施例において、第一子導光板1342の材料屈折率と第二子導光板1344の材料屈折率の差異の絶対値が0.05より小さいので、光線152が第一子導光板1342の材料屈折率と第二子導光板1344との間で伝播する時、第一子導光板1342の材料屈折率と第二子導光板1344との間の界面は、光線152を容易に反射することができないか、或いは光線152を全反射することができる。これにより、光線152が拡散用微小構造1341により拡散されることを確保し、光線152が1つの導光板中に止まっていることを防ぐことができる。
【0064】
図2、
図3A及び
図3Bを参照すると、本実施例の表示パネル137は、有効表示区域137bを有している。前部ケース110aは、表示パネル137の有効表示区域137bの以外の部分を覆っている。参照線Aは、表示面137aでの有効表示区域137bの境界線Bから有効表示区域137bの外部へ伸びる。参照線Aは、境界線Bに垂直であり、参照線Aと有効表示区域137bの法線Nとの間の角度Dは、45度である。従来技術の導光板は、構造強度の高くない材料(例えば、アクリル樹脂)を用いたので、導光板の末端部を有効表示区域から参照線Aまでしか伸ばせない。しかし、本実施例の導光板134、第一子導光板1342が強度の高いガラスを採用したので、導光板134、複合式導光板134’の末端部134cを参照線Aを越える有効表示区域137bの外部まで延伸して、表示装置100、100’に構造的な支持力を与えるようにすることができる。
【0065】
具体的に説明すると、
図3A及び
図3Bに示す実施例において、支持部品136が凹部136aを具備し、導光板134、複合式導光板134’の末端部134cが参照線Aを越える凹部136aまで延伸して支持部品136を支持する。本発明においては、支持部品の形状に対して限定せず、以下のとおり図面を参照しながら例を挙げて説明する。
図6は、本発明の他の実施例に係る表示装置の断面を示す図である。
図6を参照すると、本実施例の表示装置200のケース210、枠組み220、背面カバー232、表示パネル237、光学フィルム組238などの配置方式が、
図3Aの表示装置100のケース110、枠組み120、背面カバー132、表示パネル137、光学フィルム組138などの配置方式に類似するので、ここでは再度説明しない。本実施例の表示装置200と
図3Aの表示装置100との間の相違点は、支持部品236が開口部236aを具備し、導光板234の末端部234cが開口部236aを通過して支持部品236を支持することにある。
【0066】
前述した各々の実施例の枠組み120、220の材料として、アルミニウム、アルミニウムマグネシウム合金或いは炭素繊維を使って、表示装置100の全体の構造強度を向上させることができる。
図7は、本発明の他の実施例に係る表示装置の断面を示す図である。
図7を参照すると、本実施例の表示装置300のケース310、背面カバー332、導光板334、支持部品336、表示パネル337、光学フィルム組338などの配置方式が、
図3Aの表示装置100のケース110、背面カバー132、導光板134、支持部品136、表示パネル137、光学フィルム組138などの配置方式に類似するので、ここでは再度説明しない。本実施例の表示装置300と
図3Aの表示装置100との間の相違点は、表示装置300が複数の導線360をさらに含むことにある。これらの導線360は、枠組み320の上に配置されている。枠組み320は、背面カバー232とケース210とを係合する機能だけではなく、前記複数の導線360を載せる機能も有している。
【0067】
図8は、本発明の他の実施例に係る表示装置の断面を示す図である。
図8を参照すると、本実施例の表示装置400のケース410、枠組み420、背面カバー432、導光板434、表示パネル437、光学フィルム組438などの配置方式が、
図3Aのケース110、枠組み120、背面カバー132、導光板134、表示パネル137、光学フィルム組138などの配置方式に類似するので、ここでは再度説明しない。本実施例の表示装置400と
図3の表示装置100との間の相違点は、本実施例の支持部品436がゴム或いは弾性を有する両面テープなどのような弾性緩衝材から形成されることにある。
図6〜
図8の実施例において、導光板234、334、434が
図3Bの複合式導光板134’になることができるが、そのような技術に限定されるものではない。
【0068】
図9は、
図3Bの表示装置の光学的測定位置を示す図である。
図2、
図3B及び
図9を参照すると、
図9中の矩形の範囲は、表示装置100’の有効表示区域137bを示す。光学的測定位置P1〜P13が有効表示区域137b中に置かれる位置は、
図9に示す通りである。例えば、光学的測定位置P6は、有効表示区域137b中の左上部に位置し、且つ有効表示区域137bの両辺から10mmずつ離れている箇所に位置している。光学的測定位置P2は、有効表示区域137b中の左上部に位置し、且つ左辺から右辺へ1/4幅W(即ち、有効表示区域137bの幅である)ほど偏移し、上辺から下辺へ1/4高さH(即ち、有効表示区域137bの高さである)ほど偏移した箇所に位置している。他の光学的測定位置の位置は、
図9に示す通りである。本実施例の表示装置100’に対して光学的測定を行う各データは、以下の表1に示す通りである。
【表1】
【0069】
前記表1において、PMMAの行の数値は、PMMA導光板を採用する時に測定して得た数値であり、ガラスの行の数値は、ガラス(例えば、corning gorilla2319)導光板を採用する時に測定して得た数値であり、複合式導光板の行の数値は、複合式導光板134’を採用する時に測定して得た数値である。前記表1中のP1〜P13は、
図9中の光学的測定位置P1〜P13を示す。前記表1中のCx、Cy、u’、v’は、CIE1931が規定した色座標であり、delta u’v’(T)とdelta u’v’(N)は、CIE1931が規定した色差である。前記表1中の15*9点は、以下のような交差点を言う。即ち、有効表示区域137bの幅Wに15本の垂直等幅分割線を引き、有効表示区域137bの高さHに9本の水平等高分割線を引き、且つ15本の垂直等幅分割線と9本の水平等高分割線とが交差する135個の交差点を15*9点(即ち、光学的測定位置)と言う。表1に示す通り、本発明の複合式導光板134’の光学特性は、PMMA導光板の光学特性とガラス導光板の光学特性との間に処している。
【0070】
図10は、本発明の他の実施例に係る複合式導光板と光源の断面を示す図である。
図10に示す通り、本実施例の複合式導光板134hと
図5Bの複合式導光板134’とが類似する。両者の相違点は、以下の通りである。即ち、
図5Bにおいては、第二子導光板1344が第一子導光板1342と出光面134dとの間に配置されているが、本実施例の複合式導光板134hにおいては、第一子導光板1342が第二子導光板1344と出光面134dとの間に配置されている。また、本実施例の拡散用微小構造1341は、第二子導光板1344に形成されている。他の実施例において、拡散用微小構造1341を第一子導光板1342と第二子導光板1344と同時に形成することができる。
【0071】
図11は、本発明の他の実施例に係る複合式導光板と光源の断面を示す図である。
図11に示す通り、本実施例の複合式導光板134iと
図5Bの複合式導光板134’とが類似する。両者の相違点は、以下の通りである。即ち、本実施例の複合式導光板134iは、2つの第一子導光板1342と1つの第二子導光板1344を具備し、且つ第二子導光板1344は、2つの第一子導光板1342の間の位置している。他の実施例において、複合式導光板が2つの第二子導光板1344と1つの第一子導光板1342を具備し、且つ第一子導光板1342が2つの第二子導光板1344の間の位置するようにすることもできる。他の実施例において、複合式導光板が複数の第一子導光板1342と複数の第二子導光板1344を具備し、且つ複数の第一子導光板1342と複数の第二子導光板1344とが異なる順に重畳するようにすることもできる。例えば、両者が交替するように配置することができる。他の実施例において、複合式導光板が異なる材料からなる3つ以上の子導光板を具備し、且つそれらの子導光板がなる順に重畳するようにすることもできる、例えば、複合式導光板が少なくとも1つの第三子導光板をさらに具備し、第三子導光板は、第一子導光板又は第二子導光板上に接着されるか、或いは第一子導光板と第二子導光板との間に接着される。
【0072】
図12は、本発明の他の実施例に係る複合式導光板と光源の断面を示す図である。
図12に示す通り、本実施例の複合式導光板134jと
図5Bの複合式導光板134’とが類似する。両者の相違点は、以下の通りである。即ち、本実施例の複合式導光板134jは、少なくとも1つの透明接着層1346(
図12においては、1つの透明接着層1346を示した)を含み、第一子導光板1342と第二子導光板1344との間は、透明接着層1346により接着されている。本実施例の透明接着層1346は、光学レベルの高透明性接着剤(optically clear adhesive、OCA)、又は高透明性アクリル接着剤である。高透明性接着剤と高透明性アクリル接着剤は、高透明性、高透過性、高接着性、耐高温高湿、気泡が発生しにくい特性などを有している。透明接着層の厚さは、状況により選択することができる。例えば、その厚さを100mmより小さくすることができる。透明接着層1346は、テープを貼る方式により第一子導光板1342と第二子導光板1344との間を接着させるか、或いは液体接着剤を塗布した後、加熱又は紫外線照射のような液体接着剤を固化する方式により、第一子導光板1342と第二子導光板1344との間を接着させることができる。
【0073】
図13は、本発明の他の実施例に係る複合式導光板と光源の断面を示す図である。
図13に示す通り、本実施例の複合式導光板134kと
図11の複合式導光板134iとが類似する。両者の相違点は、以下の通りである。即ち、本実施例の複合式導光板134kにおいて、第一子導光板1342と第二子導光板1344との間は透明接着層1346により接着されているが、
図11中の第一子導光板1342と第二子導光板1344は、直接に接触するように接着されている。また、本実施例の複合式導光板134kにおいて、第二子導光板1344の個数が2つであり、第一子導光板1342の個数が1つであり、且つ第一子導光板1342が2つの第二子導光板1344の間に位置している。従って、透明接着層1346の個数も2つである。
【0074】
図14は、
図5Bの複合式導光板の製造過程を示す図である。
図14において、第一子導光板1342と第二子導光板1344を接着させる時、まず、吸盤装置72及び74により、第一子導光板1342と第二子導光板1344をそれぞれ吸着する。次は、吸盤装置72及び74により、第一子導光板1342と第二子導光板1344を加圧として結合させる。これにより、第一子導光板1342と第二子導光板1344が透明接着層1346により一体に接着される。
【0075】
図15は、
図5Bの複合式導光板の他の製造過程を示す図である。
図15において、第一子導光板1342と第二子導光板1344を接着させる時、まず、第一子導光板1342を吸盤装置72に吸着させる後、透明接着層1346と第二子導光板1344を第一子導光板1342上に載せる。次は、転圧ローラ74aにより第二子導光板1344を転圧する。これにより、第一子導光板1342と第二子導光板1344が透明接着層1346により一体に接着される。
【0076】
図16は、
図5Bの複合式導光板の他の製造過程を示す図である。
図16において、第一子導光板1342と第二子導光板1344を接着させる時、まず、移動装置又は回転装置72b上に金型87bを設置する。次は、金型87aを金型87bに覆います。次は、材料タンク80の第一注入管82と通して、金型87aと金型87bとの間に第一子導光板1342を形成するための材料(例えば、ガラス)を注入する。ガラスが固化すると、金型87aを取外すと共に、金型87bを他の位置まで移動又は回転する。次は、金型89aを第一子導光板1342と金型87bとの上に覆います。次は、材料タンク80の第二注入管84と通して、金型89aと金型87bとの間に第二子導光板1344を形成するための材料(例えば、PMMA)を注入する。前記PMMAが固化させると、一体に接着される第一子導光板1342と第二子導光板1344が形成される。
【0077】
図17は、
図16の複合式導光板の製造過程の変更例を示す図である。
図17に示す通り、本実施例と
図16の実施例が類似する。両者の相違点は、本実施例の金型89a’の内表面に拡散用微小構造1341を形成するための構造(例えば、凹凸構造)が形成されていることにある。従って、射出成型により第二子導光板1344を形成する時、それと共に拡散用微小構造1341が第二子導光板1344上に形成される。
【0078】
図18は、
図5Bの複合式導光板の他の製造過程を示す図である。
図18において、第一子導光板1342と第二子導光板1344を重畳させた後、両者を予加熱炉92中に入れて、第一子導光板1342と第二子導光板1344が軟化するようにする。次は、軟化した第一子導光板1342と第二子導光板1344を、金型83と金型85との間に入れる。次は、支持装置72cと治具74cにより、金型83と金型85を圧縮する。従って、金型83と金型85により、第一子導光板1342と第二子導光板1344を加圧して結合させる。これにより、第一子導光板1342と第二子導光板1344を一体に接着させることができる。
【0079】
また、
図16と
図17の実施例において、第二子導光板1344を射出成型する前に、第二子導光板1344を貼り付ける第一子導光板1342の表面に界面活性剤を塗布するか、或いは表面処理を行うことができる。これにより、射出成型により得た第二子導光板1344と第一子導光板1342が緊密に接着するようにすることができる。
図18の実施例においても、第一子導光板1342と第二子導光板1344との間の表面に界面活性剤を塗布するか、或いは表面処理を行うことができる。また、前述した製造過程において、第一子導光板1342と第二子導光板1344の製造順序、又は配置位置を置き換えることもできる。
【0080】
図19Aは、本発明の実施例に係る表示装置の断面を示す図であり、
図19Bは、本発明の他の実施例に係る表示装置の断面を示す図である。図面を簡素化するため、
図19Aと
図19Bにおいては、導光板534と、光源150などを含む一部分の構成品のみを示した。
図19Aと
図19Bを参照すると、光源150が発光面154を具備し、導光板534の材料がガラスである場合、導光板534の辺縁は2つの面取り531a、531bを具備する。これにより、ガラス材料からなる導光板534の辺縁が衝突又は応力集中などを受ける時、ガラス材料からなる導光板534に亀裂又は破裂が発生する問題を防ぐことができる。面取り531aは、入光側534bと出光面534dを連結し、他の面取り531bは、入光側534bと背面534aを連結する。面取り531a、531bは、斜面、又は円弧面である。導光板534が2つの面取り531a、531bを具備するので、入光側534bの厚さT5が小さくなる。即ち、導光板534の入光側534bの厚さT5が、導光板534の全体の厚さT3より小さくなる。光源150が発光したすべての光線152が入光側534bから導光板534中に入射することを確保し、且つ面取り531a、531bによって光線152の漏れや、入射損失が発生することを避けるため、光源150の発光面154の厚さT6が導光板534の入光側534bの厚さT5と同じにする。
図19Bにおいて、光学接着剤160をさらに含む。光源150の発光面154と導光板534の入光側534bとの間と、光源150の発光面154と面取り531a、531bとの間が光学接着剤160により接着されているので、光源150と導光板534との間に空気隙間が形成されない。光学接着剤160は、導光板534の面取り531a、531b中に充填され、且つ導光板534の出光面534d及び底面534aと一致するので、光学接着剤160と光源150の発光面154とが連結して形成される面を導光板534の新入光側534b1だと見なすことができる。新入光側534b1の厚さT7は、導光板534の全体の厚さT3に等しい。即ち、導光板534の入光側534bの厚さが厚さT5から新入光側534b1の厚さT7まで増加するので、入光側の面積が増加され、発光面154が大きい光源150を選用することができる。即ち、光源150の発光面154の高さT8が導光板534の新入光側534b1の厚さT7と同じにして、導光板534に入射する光線152の光量を増やすことができる。
【0081】
図20は、本発明の他の実施例に係る表示装置の断面を示す図である。本実施例の表示装置600は、透光板670と、表示モジュールを630とを含む。表示モジュールを630は、背面カバー632と、導光板634と、支持部品636と、表示パネル637と、光学フィルム組638とを含む。導光板634は、背面カバー632上に載置されている。支持部品636は、導光板634と背面カバー632との間に位置するように背面カバー632上に載置されている。支持部品636は、弾性緩衝材料、例えば、プラスチック、又は弾性を有する両面テープから構成された。表示パネル637と透光板670は、光学接着剤660により連結されている。透光板670は、背面カバー632上に設置され、且つ支持部品636により背面カバー632に接着されている。透光板670は、ガラスパネル、又はタッチモジュールである。即ち、表示パネル637が透光板670に接着され、且つ透光板670により背面カバー632上に載置されているので、表示パネル637を他の部品上に載置するか、或いは表示パネル637を直接に他の部品上に載置する必要がない。従って、表示パネル637が背面カバー632から離れているので、直接に接触されていない。光学フィルム組638は、表示パネル637と導光板634との間に配置されている。導光板634は、出光面634dと、出光面634dの反対側にある背面634aとを具備する。導光板634の複数の側面(入光側634b以外の他の側面など)に接近する背面634aの局部は、複数の両面テープ60により背面カバー632に接着されている。
【0082】
図20の実施例中の導光板634は、
図3Aないし
図13中の前記実施例に記載されているガラス導光板又は複合式導光板であることもできるが、これについてここでは詳しく説明しない。導光板634が複合式導光板である実施例において、第一子導光板の材料がガラスであり、第二子導光板の材料がプラスチックであることができる。他の実施例において、第一子導光板の材料がポリメタクリル酸メチル(PMMA)であり、第二子導光板の材料がポリカーボネート(polycarbonate、PC)であることができるが、本発明がこれに限定されるものではない。
【0083】
前述した配置方式において、表示モジュールを630の背面カバー632と表示装置600の透光板670とが組み合わさって外観部品になると共に、背面カバー632と透光板670が導光板634(例えば、複合式導光板)と、支持部品636と、表示パネル637と、光学フィルム組638とを覆う。即ち、本実施例の表示装置600は、表示モジュールを630の背面に後部ケースを設置する必要がないので、表示装置600の全体の厚さを減らすことができる。または、本実施例の表示装置600は、
図3Aないし
図13中のケース100、前部ケース110a、枠組み120などを省略し、透光板670によりケース100の機能を実現し、背面カバー632により前部ケース110a、枠組み120の機能を実現することができるので、組立のステップ、コストを簡素化/減少することができる。
【0084】
前述した本発明の実施例により、以下の発明の効果中で少なくとも1つを奏することができる。即ち、表示モジュールの背面カバーと表示装置のケースが組み合わさって外観部品になるか、或いは表示モジュールの背面カバーと表示装置の透光板が組み合わさって外観部品になるので、表示装置の表示モジュールの背面に後部ケースを設置する必要がなくなり、表示装置の全体の厚さを減らす、且つ後部ケースが湾曲して表示モジュールを圧迫しすることを防ぐことができる。また、表示モジュールの背面カバーと表示装置の透光板が組み合わさって外観部品になるので、組立のステップ、コストを簡素化/減少することができる。導光板、第一子導光板の材料としてガラスを採用したので、導光板、第一子導光板が表示装置の主な構造強度の源になることができる。表示モジュールの背面カバーが外力を受けて導光板や複合式導光板を圧迫する際、導光板、複合式導光板が一定の構造強度を有しているので、背面カバーからの力を受けても変形或いは損壊しない。従って、導光板、複合式導光板が背面カバーからの圧迫を受けることを防ぐため背面カバーと導光板(複合式導光板)との間に充分なスペースを残す必要がないので、さらに表示装置の厚さを減らすことができる。また、導光板、第一子導光板の材料としてガラスを採用したので、吸熱又は吸湿しても膨張しない。従って、導光板、複合式導光板の複数の側面に接近する背面部分を背面カバーに接着して、導光板(複合式導光板)と背面カバーを緊密に結合させて、表示装置全体の構造強度向上させることができる。
【0085】
また、本発明の実施例の複合式導光板は、少なくとも二種の材料からなる子導光板を含むので、良好な機械的強度と光学的特性を得ることができる。即ち、本発明の実施例の複合式導光板は、より広い適用性を有しているので、より多い要求を満たすことができる。
【0086】
前述した内容は、本発明の最適な実施例であるが、前述した内容により本発明の実際の範囲を限定する意図はない。本願の特許請求の範囲及び明細書の内容に基づく容易な変更或いは修飾は、本願の特許請求の範囲が限定した範囲に属する。本実施形態のいずれの実施例或いは特許請求の範囲は、本発明が公開した目的、長所或いは特徴のすべてを達成しなくても良い。また、要約と発明の名称は、特許文献を検索するためにものであり、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。
【0087】
また、本明細書或いは特許請求の範囲に記載されている「第一」、「第二」などのような用語は、部品(Element)の名称を命名するか或いは異なる実施例または範囲を示すものであり、部品の数量の上限或いは下限を示すものではない。