特許第5780293号(P5780293)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5780293-新規なコーティング系 図000006
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5780293
(24)【登録日】2015年7月24日
(45)【発行日】2015年9月16日
(54)【発明の名称】新規なコーティング系
(51)【国際特許分類】
   A61K 47/12 20060101AFI20150827BHJP
   A61K 47/36 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 47/42 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 47/26 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 47/22 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 47/34 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 47/10 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 47/14 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 9/28 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 31/215 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 31/201 20060101ALI20150827BHJP
   A61K 31/202 20060101ALI20150827BHJP
   A23L 1/00 20060101ALI20150827BHJP
   A23K 1/16 20060101ALI20150827BHJP
【FI】
   A61K47/12
   A61K47/36
   A61K47/42
   A61K47/26
   A61K47/22
   A61K47/34
   A61K47/10
   A61K47/14
   A61K9/28
   A61K31/215
   A61K31/201
   A61K31/202
   A23L1/00 F
   A23K1/16 305Z
【請求項の数】19
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-506602(P2013-506602)
(86)(22)【出願日】2011年4月21日
(65)【公表番号】特表2013-525397(P2013-525397A)
(43)【公表日】2013年6月20日
(86)【国際出願番号】EP2011056420
(87)【国際公開番号】WO2011134887
(87)【国際公開日】20111103
【審査請求日】2014年3月18日
(31)【優先権主張番号】607/10
(32)【優先日】2010年4月26日
(33)【優先権主張国】CH
(73)【特許権者】
【識別番号】503220392
【氏名又は名称】ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.
(74)【代理人】
【識別番号】100107456
【弁理士】
【氏名又は名称】池田 成人
(74)【代理人】
【識別番号】100148596
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 和弘
(74)【代理人】
【識別番号】100123995
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 雅一
(74)【代理人】
【識別番号】100128381
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義憲
(72)【発明者】
【氏名】ディグエ, シルヴァン
(72)【発明者】
【氏名】ロイエンベルガー, ブルーノ
(72)【発明者】
【氏名】ラブルフィー, ファビアン
(72)【発明者】
【氏名】エマティ, メールジ
(72)【発明者】
【氏名】ラミュール, アラン
【審査官】 天野 貴子
(56)【参考文献】
【文献】 特表平05−508667(JP,A)
【文献】 特開平07−087904(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 47/12
A23K 1/16
A23L 1/00
A61K 9/28
A61K 31/201
A61K 31/202
A61K 31/215
A61K 47/10
A61K 47/14
A61K 47/22
A61K 47/26
A61K 47/34
A61K 47/36
A61K 47/42
C09D 101/00 − 105/16
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i)少なくとも1種の脂質化合物と、
(ii)少なくとも1種の塗膜形成化合物と
(iii)少なくとも1種の可塑剤と
を含むコーティング系において、
前記脂質化合物が、ステアリン酸および/またはその塩、パルミチン酸および/またはその塩、またはそれらの混合物であり、
前記脂質化合物の質量中央径が1μm未満であることを特徴とするコーティング系。
【請求項2】
前記質量中央径が、0.95μm未満である、請求項1に記載のコーティング系。
【請求項3】
前記質量中央径が、0.8μm未満である、請求項1又は2に記載のコーティング系。
【請求項4】
前記塗膜形成化合物が、親水コロイドである、請求項1〜のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項5】
前記塗膜形成化合物が、多糖もしくはタンパク質、またはそれらの混合物である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項6】
前記可塑剤が、糖または糖誘導体、グリセロール、モノグリセリドおよびジグリセリド、アセチル化モノグリセリド、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、またはそれらの混合物である、請求項1〜のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項7】
少なくとも1種のさらなる成分を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項8】
コーティング系の総重量を基準にして、10〜30重量%の少なくとも1種の脂質化合物を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項9】
コーティング系の総重量を基準にして、15〜25重量%の少なくとも1種の脂質化合物を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項10】
コーティング系の総重量を基準にして、55〜80重量%の少なくとも1種の塗膜形成化合物を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項11】
コーティング系の総重量を基準にして、60〜75重量%の少なくとも1種の塗膜形成化合物を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項12】
コーティング系の総重量を基準にして、5〜25重量%の少なくとも1種の可塑剤を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項13】
コーティング系の総重量を基準にして、5〜15重量%の少なくとも1種の可塑剤を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のコーティング系。
【請求項14】
(a)少なくとも1種の脂溶性化合物を含むコアと、
(b)請求項1〜13のいずれか一項に記載のコーティング系と
を含む組成物。
【請求項15】
(a)組成物の総重量を基準にして50〜90重量%のコアと、
(b)組成物の総重量を基準にして10〜50重量%の、請求項1〜13のいずれか一項に記載のコーティング系と
を含む、請求項14に記載の組成物。
【請求項16】
前記脂溶性化合物が、脂溶性ビタミンまたは多価不飽和脂肪酸である、請求項14または15に記載の組成物。
【請求項17】
なくとも1種のさらなる原料を含む、請求項14〜16のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項18】
食品、飼料、栄養補助食品または医薬品の製造における請求項14〜17のいずれか一項に記載の組成物の使用。
【請求項19】
請求項14〜17のいずれか一項に記載の少なくとも1種の組成物を含む食品、飼料製品、栄養補助食品または医薬品。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本特許出願は、少なくとも1種の脂質化合物と、少なくとも1種の塗膜形成化合物と、少なくとも1種の可塑剤および/または少なくとも1種の乳化剤とを含む新規なコーティング系において、脂質化合物が1μm未満の質量中央径(MMD)を有することを特徴とするコーティング系に関する。さらに、本特許出願は、このようなコーティング系で被覆された組成物ならびに食品、飼料、栄養補助食品および/または医薬品の製造におけるこのような組成物の使用に関する。
【0002】
本発明の目的は、このようなコーティング系によって被覆された活性成分の安定性を向上するコーティング系を見出すことであった。
【0003】
意外にも、
(i)少なくとも1種の脂質化合物と、
(ii)少なくとも1種の塗膜形成化合物および/または少なくとも1種の乳化剤と、
(iii)少なくとも1種の可塑剤と
を含むコーティング系であって、
脂質の質量中央径が1μm未満であることを特徴とするコーティング系を用いて、改良された被覆組成物が得られることが分かった。
【0004】
本発明によるコーティング系によって被覆される組成物は、
(a)貯蔵安定性;
(b)官能(匂いおよび香り);(これは、味の濃い活性成分が使用される場合に重要である);
(c)活性成分の制御放出
に関して改良される。
【0005】
したがって、本発明は、
(i)少なくとも1種の脂質化合物と、
(ii)少なくとも1種の塗膜形成化合物および/または少なくとも1種の乳化剤と、
(iii)少なくとも1種の可塑剤と
を含むコーティング系であって、
脂質の質量中央径が1μm未満であることを特徴とするコーティング系に関する。
【0006】
質量中央径すなわち「MMD」は、平均粒度分布の尺度である。結果は、全貫流の50%における全体積分布の直径として表される。本特許出願において与えられる質量中央径(MMD)は、常に、Malvern Mastersizer 2000を用いて測定される。本特許出願において与えられる全ての粒度は平均粒度であることが記載される。粒子の単分散は、本発明の必須の基準ではない。
【0007】
本発明による組成物のコーティングに使用される脂質化合物のMMDは、1μm未満である。好ましくは、MMDは、0.95μm未満、より好ましくは0.8μm未満である。
【0008】
本発明による好ましい脂質化合物は、飽和脂肪酸ならびにその塩であり、より好ましいステアリン酸またはパルミチン酸、ならびにそれらの塩である。単一の脂質化合物だけでなく、2種以上の脂質化合物の混合物も使用可能であることが明らかである。
【0009】
本発明による好ましい塗膜形成化合物は、親水コロイドである。親水コロイドは、多糖またはタンパク質のいずれかであり得る。多糖という用語には、ゴム(アルギン酸塩、ペクチン、アラビアゴム(アカシアゴム)1、グアー、キャロブ、キサンタン)、でんぷんおよび加工でんぷん、セルロースおよびカルボキシメチルセルロースまたはヒドロキシプロピルメチルセルロースのようなセルロース誘導体が含まれる。単一の塗膜形成化合物だけでなく、2種以上の塗膜形成化合物の混合物も使用可能であることが明らかである。
【0010】
本発明による好ましい乳化剤は、スクロースエステル、パルミチン酸アスコルビル、ポリオキシエチレン−ソルビタン−脂肪酸エステル(トゥイーン(Tween)という商標名で入手可能)である。単一の乳化剤だけでなく、2種以上の乳化剤の混合物も使用可能であることが明らかである。
【0011】
本発明による好ましい可塑剤は、スクロースのような糖または糖誘導体(マンニトール、ソルビトール)、グリセロール、モノグリセリドおよびジグリセリド、アセチル化モノグリセリド、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコールである。好ましくは、PEGは、200〜6000の分子量を有する。単一の可塑剤だけでなく、2種以上の可塑剤の混合物も使用可能であることが明らかである。
【0012】
コーティング系は、任意選択的にさらなる成分を含み得る。これらの成分は、コーティングの製造、被覆組成物の製造、食品、飼料、栄養補助食品または医薬品の製造に有用であり得、または、これらの成分は、他の理由で添加することができる。このような成分は、例えば染料、酸化防止剤などであり得る。
【0013】
本発明によるコーティング系は、好ましくは、コーティング系の総重量を基準にして、10〜30重量パーセント(重量%)、好ましくは、15〜25重量%の少なくとも1種の脂質を含む。
【0014】
本発明によるコーティング系は、好ましくは、コーティング系の総重量を基準にして、55〜80重量%、好ましくは60〜75重量%の少なくとも1種の塗膜形成化合物および/または少なくとも1種の乳化剤を含む。
【0015】
本発明によるコーティング系は、好ましくは、コーティング系の総重量を基準にして、5〜25重量%、好ましくは5〜15重量%の少なくとも1種の可塑剤を含む。コーティング系の上述したパーセンテージを合計すると常に100になることが明白である。
【0016】
本発明によるコーティング系は、活性成分(または少なくとも1種の活性成分を含む製剤)を被覆するのに使用される。このような被覆系は、コア(活性成分を含む)およびコーティング系を含む。被覆される活性成分は、脂溶性化合物である。
【0017】
したがって、本発明は、
(a)少なくとも1種の脂溶性化合物を含むコアと、
(b)コーティング系であって、
(i)少なくとも1種の脂質化合物および
(ii)少なくとも1種の塗膜形成化合物および/または少なくとも1種の乳化剤および
(iii)少なくとも1種の可塑剤
を含むコーティング系と
を含む組成物であって、
脂質の質量中央径が1μm未満であることを特徴とする組成物にも関する。
【0018】
コーティング系についての全ての選択(preference)は、上述した組成物に当てはまる。
【0019】
少なくとも1種の脂溶性化合物が、本発明によるコーティング系によって被覆される。好ましくは、脂溶性化合物は、脂溶性ビタミンまたはPUFA(多価不飽和脂肪酸)である。最も好ましくは、脂溶性化合物は、ビタミンである。
【0020】
さらに、コアは、さらなる原料、通常、このような化合物の製造に使用される添加剤または本発明による組成物が組み込まれる製品に有用な添加剤を含み得る。組成物のコアは、任意の形態であり得る。組成物のコアは、例えば、活性成分を含む微小ビーズ(beadlet)の形態であり得る。本発明によるコーティング系によって被覆され得る好適な微小ビーズは、国際公開第2007/045488号パンフレットに見られる。
【0021】
さらに、本発明による組成物は、
(i)組成物の総重量を基準にして50〜90重量%のコアと、
(ii)組成物の総重量を基準にして10〜50重量%のコーティング系と
を含む。
【0022】
本発明による被覆組成物は、このような脂溶性原料の使用が有用であるあらゆる種類の製剤に使用することができる。通常、このような組成物は、食品に使用され得る。食品は、任意の形態であり得る。
【0023】
本発明による被覆組成物は、家禽、豚、反すう動物などの動物用の飼料製品にも使用され得る。飼料製品は、任意の形態であり得る。
【0024】
本発明による組成物は、栄養補助食品として、または栄養補助食品中にも使用され得る。栄養補助食品は、任意の形態であり得る。
【0025】
本発明による被覆組成物は、医薬品にも使用され得る。医薬品は、任意の生薬(galenical)形態、通常、錠剤の形態であり得る。
【0026】
本発明のさらなる実施形態は、上で定義したような少なくとも1種の被覆組成物を含む食品、飼料製品、栄養補助食品および/または医薬品に関する。
【0027】
本発明は、以下の実施例によって例示される。全ての温度は、℃で示され、全ての部およびパーセンテージは、重量基準である。
【0028】
[実施例1:]
[工程1:コーティングの製剤化]
450gの脱イオン水を、80℃まで加熱する。33.5gのヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)タイプのmethocel E19を添加し、約1時間80℃に保った。次に、溶液を、脱気のために一晩室温に保った。次に、6.5gのポリエチレングリコール(PEG 400)を添加した。次に、10gのステアリン酸を、HPMC/PEG溶液に予め分散させた。次に、ディソルバーディスク(dissolver disk)タイプ(ESCO−Labor、1.5リットル容器、直径60mmのディスク)によって、ステアリン酸の微粒子化を確実に行った。ステアリン酸の良好な微粒子化を得るために、溶融温度(70〜80℃)を超え、かつ系に十分なエネルギー(2000〜4000rpm)を投入する必要がある。ステアリン酸の再凝集を避けるために、懸濁液の冷却は、迅速に(数分以内)かつ激しい撹拌下で行わなければならない。次に、粘度を約400mPa・sに調整するために、40gの脱イオン水を210gの懸濁液に添加する。懸濁液中のステアリン酸のMMDを、d3,2=0.26μm、d10=0.15μm、d50=0.30μm、d90=0.59μmでMalvern Mastersizer 2000を用いて測定する。
【0029】
[工程2:コア表面へのコーティング製剤の塗布]
80gの微小ビーズのビタミンA形態(ドライビタミンAアセテート325 CWS/Sタイプ)を、小型の実験用流動床装置(DMR、WFP mini)において流動化し、コア粒子として使用する。工程1で得られた241gのコーティング製剤を、底部スプレー構造における2−流体ノズル(空気圧:2バール)を用いて、微小ビーズの表面に噴霧する。噴霧時間は、60℃の流入空気温度で約3時間である。得られる生成物の最終組成は以下のとおりである:
【0030】
【表1】

【0031】
[実施例2:]
実施例1と同様に、ビタミンAアセテート魚油を使用する代わりに組成物を使用する。
【0032】
[工程1:]
実施例1と同じコーティングの製剤化。
【0033】
[工程2:コア表面へのコーティング製剤の塗布]
85gの微小ビーズROPUFA(登録商標)‘10’n−3 INF Powderを、小型の実験用流動床装置(DMR、WFP mini)において流動化し、コア粒子として使用する。工程1で得られた181gのコーティング製剤を、底部スプレー構造における2−流体ノズル(空気圧:2.5バール)を用いて、微小ビーズの表面に噴霧する。噴霧時間は、60℃の流入空気温度で約2.5時間である。得られる生成物の最終組成は以下のとおりである:
【0034】
その際、得られる生成物の組成は以下のとおりである:
【0035】
【表2】

【0036】
[コーティングの安定性試験]
[コーティングの透水性]
手作業によるハンドコーターCAMAGを用いて、溶液をガラスプレート上に塗布することによってコーティングを形成した。次に、液体コーティングを、40℃で24時間、通気したオーブン中で乾燥させた。
【0037】
試験設備により、密閉ボウル中のシリカゲル(相対湿度=0)およびボウルの周囲の閉鎖した環境中の水酸化ナトリウム(相対湿度=0.75)により異なる湿度(water humidity)を有する2つの雰囲気の生成が可能である(図1)。勾配が生じることで、コーティングを通る水の拡散が生じる。時間に応じて測定されるボウル重量(水の取り込み(water uptake))により、フィルムを通る水蒸気の流れ(flux)を求める。
【0038】
水蒸気透過性(WVP)が以下のように定義される:
【数1】


式中、Δm(g)が、Δt(日)の間のボウル中の保水質量であり、δがコーティングの厚さ(mm)であり、Aが交換の表面(m)であり、ΔPが、定常状態に達した後の水の分圧の差(kPa)である。WVPが低いほど、コーティングが活性を湿気から良好に保護する。
【0039】
コーティングの組成は、実施例1および2と同じである。
【0040】
コーティング1が、10〜20μmのMMDを有するステアリン酸を含み(比較例)、コーティング2が、1μm未満のMMDを有するステアリン酸を含む(本発明)。
【0041】
【表3】

【0042】
VWPは、ステアリン酸の微粒子化によって7〜8分の1に減少した。
【図面の簡単な説明】
【0043】
図1】密閉ボウル中のシリカゲル(相対湿度=0)およびボウルの周囲の閉鎖した環境中の水酸化ナトリウム(相対湿度=0.75)により異なる湿度を有する2つの雰囲気の生成が可能な試験設備を示す図である。
図1