技術分野
抄紙によって得られるシートで、調湿機能を有する調湿性シート及びこの調湿性シートを芯材の一部に有する畳
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、従来の調湿性シートの場合、フリーネスが100〜200mlのパルプを用い、しかもプレス脱水を経て製造されるものであることから、密度が高く、硬くクッション性に劣る問題がある。このため、畳の芯材の一部として敷き込み、畳に調湿機能を持たせる用途に用いると、畳が硬くなり、畳の風合いや芯材の保護機能が損なわれやすい問題がある。
本発明は従来の問題点に鑑みてなされたもので、抄紙によって得られる調湿性シートであって、優れた調湿性能と共に、畳の芯材の一部として敷き込んでも畳の風合いや芯材の保護機能を損なわない適度なクッション性を有する調湿性シートを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、目的のために、木質系繊維単独又は木質系繊維を含む、フリーネスが400〜700mlの繊維材料と、全固形分重量の10〜70重量%の珪質頁岩とを含有する水性スラリーを抄紙して得られる、坪量が400〜3000g/m2、密度が0.2〜0.5g/cm3、単層アスカー硬度が84度以下であって、前記繊維材料に、フリーネスが500ml以上の嵩高繊維が配合されていることを特徴とする調湿性シートを提・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明に係る調湿性シートは、高い吸放湿性を発揮する珪質頁岩を含有しているので、良好な調湿性能が得られる。また、本発明に係る調湿性シートは、フリーネスが300〜700mlの繊維材料を用いて抄紙し、好ましくはプレス脱水を施すことなく乾燥することで得られるもので、坪量が300〜3000g/m
2 、密度が0.2〜0.5g/
cm 3 、単層アスカー硬度が88度未満である。このため、適度なクッション性を備えたものとなっており、畳の芯材の一部として用いても、畳の風合いを損なうことがない。また、本発明に係る調湿性シートを用いた畳は、適度なクッション性を維持していると共に、良好な吸放湿性を発揮し、居住環境を向上させることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明に係る畳の一例を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施例及び比較例で測定した畳の吸放湿量の変化を示すグラフである。
1 畳表
2 調湿性シート
3 補強ボード
4 断熱板
5 背面シート
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