特許第5784052号(P5784052)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5784052
(24)【登録日】2015年7月31日
(45)【発行日】2015年9月24日
(54)【発明の名称】電子機器及び画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20130101AFI20150907BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20150907BHJP
   G06F 3/048 20130101ALI20150907BHJP
【FI】
   G06F3/048 657A
   H04N1/00 C
   G06F3/048 651C
【請求項の数】6
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2013-14767(P2013-14767)
(22)【出願日】2013年1月29日
(65)【公開番号】特開2014-146196(P2014-146196A)
(43)【公開日】2014年8月14日
【審査請求日】2014年12月18日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100129997
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 米藏
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(72)【発明者】
【氏名】中尾 昌弘
【審査官】 田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−269882(JP,A)
【文献】 特開2008−304509(JP,A)
【文献】 特開2004−348085(JP,A)
【文献】 特開2009−157868(JP,A)
【文献】 特開2005−172948(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01〜048
H04N 1/00
G06F 3/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め定められたファンクションを実行する電子機器であって、
表示部と、
前記ファンクションの設定項目の変更指示を受け付けるための選択キーを含んだ通常操作画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、
前記ファンクションの設定項目の変更を受け付ける変更受付部と、
前記ファンクションの実行指示を受け付ける実行受付部と、
前記実行受付部が前記ファンクションの実行指示を受け付けた後に、前記設定項目の内容が変更されているか否かを判断する設定変更判断部と、
前記設定項目の変更頻度を示す変更頻度値を記憶する変更頻度値記憶部と、
前記設定項目の変更指示を受け付けるショートカットキーを、前記変更頻度値記憶部が記憶する変更頻度値に応じて異なるサイズで作成し、当該ショートカットキーを配置したショートカット画面を作成するショートカット画面作成部と、
前記ショートカット画面を記憶するショートカット画面記憶部とを備え、
前記表示制御部は、前記ショートカット画面記憶部が前記ショートカット画面を記憶している場合、当該ショートカット画面を読み出して前記表示部に表示させ
予め定められた条件に従った数である加算値を決定する加算値決定部と、
前記設定項目が変更されたと前記設定変更判断部が判断した場合、前記変更頻度値記憶部が記憶する当該設定項目の変更頻度値に、前記加算値決定部により決定された加算値を加算する変更頻度値算出部と、
前記設定項目の変更操作に要する時間である変更操作時間を測定する変更操作時間測定部とを更に備え、
前記加算値決定部は、前記設定項目の変更操作時間が短いほど前記加算値を大きくし、前記変更操作時間が長いほど前記加算値を小さくすることを、前記予め定められた条件として加算値を決定する電子機器。
【請求項2】
前記ショートカット画面作成部は、前記変更頻度値記憶部が記憶する変更頻度値が予め定められた値以上の前記設定項目が存在する場合にのみ、当該設定項目の変更指示を受け付けるショートカットキーを作成し、当該ショートカットキーを配置した前記ショートカット画面を作成する請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記変更受付部が前記ショートカットキーを介して前記設定項目の変更を受け付けたとき、前記変更操作時間測定部は前記変更操作時間の測定を行わず、前記加算値決定部は、当該設定項目の変更頻度値についての前記加算値を、予め定められた値分だけ大きい加算値とする請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記実行受付部が受け付けたファンクションの実行回数をカウントする実行回数カウント部を更に備え、
前記実行回数が予め定められたカウント数に達する毎に、前記ショートカット画面作成部は前記ショートカット画面を作成し、前記ショートカット画面記憶部は当該ショートカット画面を更新して記憶する請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電子機器。
【請求項5】
ユーザー個別のログイン情報の入力を受け付ける識別情報受付部と、
前記入力されたログイン情報に基づいて個人認証を行う認証部とを更に備え、
前記変更頻度値記憶部は、前記認証部が認証したユーザー毎に前記各設定項目の変更頻度値を記憶し、
前記変更頻度値算出部は、ログイン中のユーザーと対応付けて記憶された前記設定項目の変更頻度値のうち、変更された設定項目の変更頻度値を前記変更頻度値記憶部から読み出して、当該変更頻度値に前記加算値を加算し、
前記ショートカット画面作成部は、前記ログイン中のユーザーと対応付けて記憶された前記設定項目の変更頻度値のうち値の大きい変更頻度値の設定項目を前記変更頻度値記憶部から抽出して、前記ショートカット画面を作成し、
前記ショートカット画面記憶部は、前記ショートカット画面作成部が作成したショートカット画面を前記ユーザーと対応付けて記憶し、
前記表示制御部は、前記ユーザーと対応付けて記憶されているショートカット画面を前記ショートカット画面記憶部から読み出して前記表示部に表示させる請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電子機器。
【請求項6】
請求項1乃至請求項のいずれかに記載の電子機器であって、
記録媒体に対して画像形成を行う画像形成部を更に備えた画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器及び画像形成装置に関し、特に、操作画面の表示方法に関する技術である。
【背景技術】
【0002】
現在の画像形成装置は、例えばコピー機能を実行するにあたり、ユーザーがコピーの縮尺や濃度、ステープル処理等の各種設定項目を任意に変更することが可能である。一般的に、タッチパネルと一体化された表示部に各種設定項目に対応した選択キーを含む操作画面が表示され、ユーザーは変更したい設定項目の選択キーを押下して変更操作を行う。
【0003】
この操作画面をユーザーにとって利便性の高いものとするために、ユーザーがよく利用する選択キーの表示内容に差異をつける方法や、設定項目の利用頻度に応じて選択キーの表示方法を変更する(例えば、大きさや色等)技術が特許文献1〜5に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−122862号公報
【特許文献2】特開2006−25267号公報
【特許文献3】特開2005−32239号公報
【特許文献4】特開平5−75752号公報
【特許文献5】特開平3−248672号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の方法では、画像形成装置の各種ファンクション(例えば、コピー、ファクシミリ、スキャン等)の実行前の選択キーの使用頻度に応じて選択キーの表示方法を変更するため、例えば誤って設定キーを押下した場合でもその選択キーの使用回数がカウントされてしまい、正確な使用頻度に基づいた操作画面を作成できなかった。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、表示部に表示される各キーの利用頻度を正確にカウントして、当該利用頻度に応じた利便性の高い操作画面を確実に表示することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に係る電子機器は、予め定められたファンクションを実行する電子機器であって、
表示部と、
前記ファンクションの設定項目の変更指示を受け付けるための選択キーを含んだ通常操作画面を前記表示部に表示させる表示制御部と、
前記ファンクションの設定項目の変更を受け付ける変更受付部と、
前記ファンクションの実行指示を受け付ける実行受付部と、
前記実行受付部が前記ファンクションの実行指示を受け付けた後に、前記設定項目の内容が変更されているか否かを判断する設定変更判断部と、
前記設定項目の変更頻度を示す変更頻度値を記憶する変更頻度値記憶部と、
前記設定項目の変更指示を受け付けるショートカットキーを、前記変更頻度値記憶部が記憶する変更頻度値に応じて異なるサイズで作成し、当該ショートカットキーを配置したショートカット画面を作成するショートカット画面作成部と、
前記ショートカット画面を記憶するショートカット画面記憶部とを備え、
前記表示制御部は、前記ショートカット画面記憶部が前記ショートカット画面を記憶している場合、当該ショートカット画面を読み出して前記表示部に表示させ
予め定められた条件に従った数である加算値を決定する加算値決定部と、
前記設定項目が変更されたと前記設定変更判断部が判断した場合、前記変更頻度値記憶部が記憶する当該設定項目の変更頻度値に、前記加算値決定部により決定された加算値を加算する変更頻度値算出部と、
前記設定項目の変更操作に要する時間である変更操作時間を測定する変更操作時間測定部とを更に備え、
前記加算値決定部は、前記設定項目の変更操作時間が短いほど前記加算値を大きくし、前記変更操作時間が長いほど前記加算値を小さくすることを、前記予め定められた条件として加算値を決定するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、実行受付部がファンクションの実行指示を受け付けた後に、設定変更判断部が設定項目の変更がなされたか否かを判断するため、設定項目が変更されたか否かを正確に判断することができる。
【0009】
また、ショートカット画面作成部は、変更頻度値に応じてサイズを異ならせた設定項目のショートカットキーを配置したショートカット画面を作成し、ショートカット画面記憶部はこのショートカット画面を記憶し、表示制御部がこのショートカット画面を読み出して表示部に表示させることで、使用頻度の高い設定項目のショートカットキーを確実に表示部に表示させることができ、ユーザーは即座に設定項目の変更操作を行うことができる。従って、作業効率及び利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
図2】操作部の正面図である。
図3】画像形成装置の電気的構成を示したブロック図である。
図4】ショートカット画面作成処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図5】ショートカット画面作成処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図6】通常操作画面の一例を示した図である。
図7】操作画面の一例を示した図である。
図8】ショートカット画面の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態に係る電子機器及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
【0012】
本発明の一実施形態に係る電子機器の一例としての画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、およびファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
【0013】
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部51を備えている。
【0014】
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
【0015】
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部(印刷部)12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、上記画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光、及び現像の工程により感光体ドラム127上にトナー像を形成し、当該トナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
【0016】
中間転写ベルト125上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成された当該カラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を、熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
【0017】
給紙部14は、複数の給紙カセットを備える。制御部100(図3)は、操作者による指示で指定されたサイズの記録紙が収容された給紙カセットのピックアップローラー145を回転駆動させて、各給紙カセットに収容されている記録紙Pを上記ニップ部Nに向けて搬送させる。
【0018】
なお、画像形成装置1において、両面印刷を行う場合は、画像形成部12より一方の面に画像が形成された記録紙Pを、排出ローラー対159にニップされた状態とした後、当該記録紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により、上記ニップ部N及び定着部13に対して記録紙Pの搬送方向上流域に再度搬送する。これにより、画像形成部12により当該記録紙の他方の面に画像が形成される。
【0019】
図2は操作部47の正面図の一例である。この操作部47は、表示部51、タッチパネル52(変更受付部、ログイン情報受付部の一例)、数字キー群53、各種操作ボタン55〜57、機能選択ボタン58等を備える。表示部51は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等によって構成され、紙サイズ選択、倍率選択、濃度選択等の選択画面が表示される。この表示部51はタッチパネル52と一体的に形成されている。タッチパネル52は、ユーザーによるタッチ操作がなされたら、タッチ位置を検出して検出信号を後述する制御部100へ出力する。
【0020】
数字キー群53は、例えば、画像形成装置1のコピー機能動作中はコピー枚数を、ファクシミリ機能動作中は送信先の電話番号等をユーザーが入力するためのものである。スタートボタン55(実行受付部の一例)はコピー、プリンター、スキャナー及びファクシミリ動作等の各種ファンクションについて実行開始を指示するためのボタンであり、ストップ/クリアボタン56はファンクションの停止、入力操作の取り消しを行うボタンである。リセットボタン57は、表示部51の表示や各種設定を初期状態又は標準動作状態にするボタンである。機能選択ボタン58は、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能及びファクシミリ機能を選択するボタンである。
【0021】
図3は、本実施の形態における画像形成装置1の電気的構成を示したブロック図である。画像形成装置1は、制御部100、画像読取部5、画像形成部12、操作部47、画像メモリ110、記憶部120及び通信部130を備えて構成される。尚、図1及び図2において既に説明した構成要素については説明を省略する。
【0022】
画像メモリ110は、画像読取部5が取得した画像データや通信部130が外部装置から受信した画像データを一時的に記憶する。
【0023】
記憶部120は外部記憶装置等で構成され、ログイン情報記憶部121、ショートカット画面記憶部122、変更頻度値記憶部123及び実行回数記憶部124を有する。
【0024】
ログイン情報記憶部121は、ユーザーが画像形成装置1を利用する際に入力するログインIDやパスワード等のログインに必要な個人情報をユーザー毎に記憶する。尚、ログイン情報記憶部121は記憶部120が備える必要はなく、例えば外部のサーバーが記憶するようにしてもよい。この場合、後述する認証部101が認証処理を行う際、認証部101は通信部130を介してサーバーに記憶されている個人情報を読み出して処理を行う。
【0025】
ショートカット画面記憶部122は、変更頻度値に応じて作成されたショートカット画面をユーザー毎に記憶する。変更頻度値記憶部123は、設定項目の変更回数に応じた変更頻度値をユーザー毎に記憶する。実行回数記憶部124は、各ファンクションの実行回数をユーザー毎に記憶する。
【0026】
通信部130は、画像形成装置1が接続されているLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)を介して外部装置とデータ通信を行うインターフェイス回路である。
【0027】
制御部100は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等によって構成され、記憶部120に記憶された各種プログラムを読み出して処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って画像形成装置1を統括的に制御する。制御部100は、認証部101、表示制御部102、変更操作時間測定部103、設定変更判断部104、加算値決定部105、変更頻度値算出部106、実行回数カウント部107及びショートカット画面作成部108を備える。
【0028】
認証部101は、ユーザーが画像形成装置1を使用する際に操作部47を介して入力するログインIDやパスワードを取り込み、ログイン情報記憶部121に記憶されている個人情報と照らし合わせて認証処理を行う。
【0029】
表示制御部102は、ユーザーから各ファンクションについての設定項目の変更指示を受け付ける選択キーを含んだ通常操作画面を表示部51に表示させる表示制御を行う。なお、設定項目とは、例えば、用紙サイズ選択、コピー濃度、両面又は片面印刷、縮小拡大等の機能を指す。設定項目は、例えば、両面又は片面印刷の場合、読取片面で印刷片面、読取片面で印刷両面、読取両面で印刷片面、読取両面で印刷両面、読取見開きで印刷片面、読取見開きで印刷両面等の内容に設定が可能とされている。また、設定項目がコピー濃度である場合、低濃度から高濃度の内容に設定が可能とされている。さらに、表示制御部102は、後述するショートカット画面作成部108が作成した操作画面を表示部51に表示させる。
【0030】
変更操作時間測定部103は、例えば制御部100に内蔵されるタイマーによる計時に基づいて、設定項目の変更操作に要する時間、例えば、ユーザーが各ファンクションの選択キーを押下してからOKキー又はスタートキー55を押下するまでの時間を測定する。
【0031】
設定変更判断部104は、ファンクションの実行が指示された後(スタートキー55が押下された後)にファンクションの設定項目が変更されているか否かを判断する。
【0032】
加算値決定部105は、設定変更判断部104が設定項目の変更がなされていると判断した場合に、その設定項目の変更頻度値に加算する加算値を予め定められた条件に従って決定する。変更頻度値算出部106は、加算値決定部105が決定した加算値を、変更された設定項目の変更頻度値に加算する。
【0033】
実行回数カウント部107は、ファンクションの実行回数をカウントする。ショートカット画面作成部108は、実行回数カウント部107がカウントした実行回数が予め定められた回数(本実施の形態では10回)に達したとき、変更頻度値に応じてショートカットキーの表示方法を変化させたショートカット画面を作成する。
【0034】
次に、本実施の形態におけるショートカット画面作成処理について詳しく説明する。図4及び図5は、ショートカット画面作成処理の流れを説明するためのフローチャートである。尚、本実施の形態では、画像形成装置1が有するファンクション(コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能及びファクシミリ機能)のうち、コピー機能を使用する場合について説明する。
【0035】
画像形成装置1の利用開始時、表示制御部102は表示部51にユーザーIDとパスワード等のログイン情報を入力するための入力画面を表示させる。そしてユーザーが操作部47の操作によりログイン情報を入力すると、認証部101は、入力されたログイン情報と、ログイン情報記憶部121に記憶された個人情報とを照合して認証処理を行う(S11)。
【0036】
認証部101が、上記照合による上記ログイン情報と上記個人情報の一致に基づいて当該ユーザーのログインを許可すると、表示制御部102はログイン中のユーザー(ログインユーザー)のショートカット画面を、ショートカット画面記憶部123から読み出して表示部51に表示させる(S12)。
【0037】
尚、画像形成装置1に初めてログインしたユーザーや、ログイン回数が少ない(本実施の形態では10回未満)ユーザーの場合、ショートカット画面作成部108はそのユーザーのショートカット画面をまだ作成しておらず、つまりショートカット画面記憶部122はそのユーザーのショートカット画面を記憶していない(詳細は後述)。この場合、S12では、表示制御部102は予め定められた通常操作画面71を表示部51に表示させる。
【0038】
図6は、通常操作画面71の一例を示した図である。通常操作画面71には、それぞれのファンクションに対応した設定項目に対応する選択キー91〜95が含まれる。例えば、ユーザーが給紙部14の給紙カセットを選択することで用紙サイズを変更したい場合(設定項目=用紙選択)、ユーザーは通常操作画面71に表示されている選択キー91を押下して選択すると、タッチパネル52のタッチパネル機能により当該選択が受け付けられ、この選択に応じて、表示制御部102は用紙選択を行うための操作画面を表示部51に表示させる。
【0039】
また、ユーザーがコピー濃度を変更したい場合(設定項目=コピー濃度)、ユーザーは選択キー92を選択すると、表示制御部102はコピー濃度を変更するための操作画面を表示部51に表示させる。また、ユーザーが両面コピーを行いたい場合(設定項目=両面/分割)、ユーザーは選択キー93を選択すると、表示制御部102は両面又は片面コピーを選択するための操作画面(図7の操作画面72)を表示部51に表示させる。
【0040】
図4の説明に戻る。表示制御部102がログインユーザーの操作画面をショートカット画面記憶部123から読み出して表示部51に表示させた後、又は通常操作画面71を表示部51に表示させた後、制御部100は次に押下されるキーを判別する(S13)。選択キー91〜95のうちのいずれかの選択キーが押下された場合(S13;選択キー)、変更操作時間測定部103は変更操作時間の測定を開始する(S14)。例えば、ユーザーが両面コピーを行いたいときは、通常操作画面71において、ユーザーは選択キー93を押下する。この場合、制御部100は、押下されたキーが選択キーであると判断すると(S13;選択キー)、変更操作時間測定部103が測定を開始する(S14)。この後、表示制御部102は図7に示す操作画面72を表示部51に表示させる。すなわち、画像形成装置1は、ユーザーにより選択された設定項目について、その具体的な内容をユーザーから受け付け可能な状態となる。
【0041】
この操作画面72の表示時、設定項目が両面/分割の場合で説明すると、ユーザーが片面読み取りを行って両面コピーを行う設定キー96を選択した上で、OKキー99を押下することで(S15;YES)、当該ユーザーにより設定項目の内容を、読取片面で印刷両面として確定する指示が入力されると、変更操作時間測定部103は変更操作時間の測定を終了する(S16)。そして、変更操作時間測定部103は、設定項目(この場合は「両面/分割」)と、測定した変更操作時間とを対応付けて、制御部100が有する作業用メモリ(不図示)等に記憶する。
【0042】
尚、ユーザーが設定キー96を選択した後に、OKキー99ではなくスタートキー55を押下して、上記ユーザーにより設定された内容を確定した上でコピー動作の実行指示が入力された場合も、同様に、変更操作時間測定部103は変更操作時間の測定を終了する。この場合、スタートキー55の押下と同時に、制御部100は画像形成部12等の動作機構にコピー動作を実行させる。
【0043】
なお、S13においてユーザーがスタートキー55を押下したと制御部100が判断した場合(S13;スタートキー)、制御部100はS18へ処理を移行する。
【0044】
また、変更操作時間測定部103は、操作画面の画面遷移中や、制御部100が処理中の為に操作画面が停止している間については、変更操作時間の測定を一時停止することが好ましい。
【0045】
S16の後、制御部100は直前に押下されたキーがスタートキー55であるか否かを判断する(S17)。スタートキー55ではなくOKキー99である場合(S17;NO)、ユーザーは他の設定項目の内容を、更に変更する可能性があるため、処理はS13に移行する。
【0046】
一方、制御部100が、ユーザーによりスタートキー55が押下されたと判断した場合(S17;YES,S13;スタートキー)、設定変更判断部104は、設定項目の内容が変更されているか否かを判断する(S18)。具体的には、設定変更判断部104は、各設定項目について、前回いずれかのファンクションについて実行指示が入力された時点での設定項目の内容を示す従前値(画像形成装置1の初期起動時であって、一度もファンクションについて実行指示が入力されていない場合はデフォルト値)を記憶しており、各設定項目についての当該従前値と、今回S17又はS13でスタートキー55が押下された時点での各設定項目の内容を示す値とを比較する。設定変更判断部104は、これら2つの値が一致する設定項目が存在する場合、当該設定項目は変更されていないと判断する。設定変更判断部104は、これら2つの値が異なる場合、当該設定項目は変更されていると判断する。
【0047】
従来技術では、設定項目が変更された時点で、設定項目の変更が記録され、変更回数がカウントされていた。変更が誤りであった場合、その変更後にユーザーが再度初期の設定内容に変更する可能性があるが、従来技術では、このように誤りを直すための変更回数もカウントすることになるため、変更回数を正確にカウントできなかった。しかしながら、本実施形態では、スタートキー55の押下後、つまりファンクションの実行指示後に設定変更判断部104が設定項目が変更されたか否かを判断することで、誤りを直すための変更回数等が変更頻度に反映されないようにして、設定項目の変更が行われたか否かを正確に判定することを可能にしている。
【0048】
設定変更判断部104が設定項目の変更がなされていないと判断した場合(S18;NO)、制御部100はS23へ処理を移行する。また、設定変更判断部104が、設定項目の変更が行われたと判断した場合(S18;YES)、加算値決定部105は、変更頻度値に加算する加算値の決定を行う。
【0049】
ここで、変更頻度値とは、設定項目の変更頻度を表す値であり、変更頻度値記憶部124がユーザー毎に各設定項目の変更頻度値を記憶する。
【0050】
そして、加算値とは、設定項目の変更がなされた際にその設定項目の変更頻度値に加算する数のことをいう。加算値決定部105は、変更操作時間に基づいて加算値を決定し、変更頻度値算出部106が決定された加算値を変更頻度値に加算する。
【0051】
この加算値決定部105及び変更頻度値算出部106は、S19からS21の処理を、ファンクション実行前(スタートキー55が押下される前)に変更された設定項目それぞれに対して行う。
【0052】
加算値の決定方法を説明する。例えば、変更操作時間が短いということは、ユーザーがその設定項目の変更操作に慣れており操作に時間を要しないことを示す。つまり、ユーザーはその設定項目の変更操作を度々行っており、変更頻度が高いことを示すと想定される。そこで、加算値決定部105は、変更操作時間が予め定められた閾値以下であると判断した場合(S19;NO)、加算値を2に決定する。そして、変更頻度値算出部106は、変更頻度値記憶部124から変更された設定項目の変更頻度値を読み出し、この変更頻度値に2を加算する(S21)。
【0053】
逆に、変更操作時間が長いということは、ユーザーがその設定項目の変更操作に慣れておらず操作に時間を要することを示す。つまり、その設定項目の変更操作を行っておらず、変更頻度が低いことを示す。そこで、加算値決定部105は、変更操作時間が閾値よりも長いと判断した場合(S19;YES)、加算値を1に決定する。そして、変更頻度値算出部106は、読み出した変更頻度値に1を加算する(S20)。
【0054】
ここで、閾値とは、例えば、設定項目の変更操作に要する最短時間として、予め定められた操作時間であり、画像形成装置1の設計時に予め測定された値である。加算値決定部105は内部メモリ(不図示)に、各設定項目についてそれぞれの閾値を予め記憶しており、この内部メモリから対応する閾値を読み出して変更操作時間との比較を行う。
【0055】
また、本実施の形態では、加算値決定部105は閾値と変更操作時間とを比較することとして説明するが、加算値決定部105が変更操作時間の平均値を算出し、この平均値と閾値とを比較するようにしてもよい。この場合、記憶部120はユーザー毎に設定項目の変更操作時間の履歴を記憶し、加算値決定部105が変更操作時間を記憶部120から読み出して平均値を算出し、この平均値と閾値とを比較する。この際、例えば、加算値決定部105は、平均値の2倍以上の変更操作時間については、平均値の算出から除外するようにしてもよい。平均値の2倍以上の変更操作時間は、設定項目の変更中にユーザーが画像形成装置1から離れたり、何らかのトラブルが発生したことを示している可能性があり、正確な平均値の算出を阻害するためである。
【0056】
具体的に説明する。例えばユーザーが両面コピーの設定に加え、コピー濃度の変更を行った場合、スタートキー55が押下される前に、変更操作時間測定部103は「設定項目=両面/分割」についての変更操作時間と「設定項目=コピー濃度」についての変更操作時間を測定済みである。そして、スタートキー55の押下後、加算値決定部105は「設定項目=両面/分割」の変更操作時間を読み出して閾値と比較し、加算値を決定する。そして変更頻度値算出部106は、変更頻度値記憶部124からログインユーザーの「設定項目=両面/分割」の変更頻度値を読み出し、この変更頻度値に決定された加算値を加算する。
【0057】
続けて、加算値決定部105は「設定項目=コピー濃度」の変更操作時間を読み出して閾値と比較し、加算値を決定する。そして変更頻度値算出部106は、変更頻度値記憶部124からログインユーザーの「設定項目=コピー濃度」の変更頻度値を読み出し、この変更頻度値に決定された加算値を加算する。
【0058】
尚、本実施の形態では、加算値決定部105により変更操作時間が閾値以上又は未満であるかを判断して加算値を決定する場合を例に挙げて説明するが、変更操作時間が短いほど加算値が大きくなり、変更操作時間が長いほど加算値が小さくなるように加算値が決定される方法であれば、上記の方法に限らない。
【0059】
次に、実行回数カウント部107が実行されたファンクションの実行回数値を実行回数記憶部124から読み出し、1加算する(S22)。そして、ショートカット画面作成部108は、加算後の実行回数値が予め定められた値10であるか否かを判断し(S23)、加算後の実行回数値が10と判断したときは(S23;YES)、ログインユーザーの各設定項目の上記変更頻度値を変更頻度値記憶部123から読み出し、各変更頻度値に応じてショートカット画面を作成し、このショートカット画面をショートカット画面記憶部122に記憶する(S24)。
【0060】
ショートカット画面作成部108によるショートカット画面の作成方法について詳しく説明する。ショートカット画面作成部108は過去10回のファンクション実行の間に算出された変更頻度値に基づいて設定項目のショートカットキーの表示方法を変更することで、利便性の高い操作画面を作成する。具体的には、ショートカット画面作成部108がログインユーザーの各設定項目の変更頻度値を変更頻度値記憶部123から読み出し、変更頻度値の大きい設定項目の設定画面が即座に表示されるショートカットキーを作成して、そのショートカットキーを配置したショートカット画面を作成する。
【0061】
図8は、ショートカット画面作成部108が作成したショートカット画面73の一例を示した図である。例えば、ショートカット画面作成部108は、ショートカット画面内にショートカットキーを3つ作成する場合、各設定項目の変更頻度値のうち、「設定項目=両面/分割」の変更頻度値が最も大きく、次いで「設定項目=縮小/拡大」、「設定項目=仕上げ/ソートのステープル」であれば、ショートカット画面作成部108は「設定項目=両面/分割」のショートカットキー81のサイズを他のショートカットキーに対して大きいサイズで作成し、操作画面としてのショートカット画面の中央に配置する。
【0062】
ショートカット画面73において、キー89は、通常操作画面71に戻るためのキーである。ユーザーがキー89を押下すると、タッチパネル52を介して、表示制御部102は表示部51に通常操作画面71を表示させる。
【0063】
次に、ショートカット画面作成部108は「設定項目=縮小/拡大」のショートカットキー82をショートカットキー81のサイズよりも小さいサイズで作成し、ショートカットキー81の隣に配置する。さらに、ショートカット画面作成部108は、「設定項目=ステープル」のショートカットキー83をショートカットキー82よりも更に小さいサイズで作成し、ショートカットキー81の隣に配置する。このように、ショートカット画面作成部108は、変更頻度値の大きさに比例して各ショートカットキーのサイズを決定し、更に変更頻度値が大きいショートカットキーほど操作画面の中央付近に近い位置に配置してショートカット画面を作成する。
【0064】
尚、本実施の形態では、ショートカット画面作成部108は、変更頻度値の大きい設定項目のショートカットキーのサイズを大きくして操作画面の中央付近に配置することとしたが、この他に、ショートカットキーの色を変更する等してもよい。つまり、ショートカット画面作成部108は、使用頻度の高い設定項目のショートカットキーが視認されやすい表示となるようにショートカットキーを作成する。
【0065】
また、ショートカット画面作成部108は、変更頻度値記憶部123が記憶する変更頻度値が予め定められた値以上の設定項目が存在する場合に、当該設定項目の変更指示を受け付けるショートカットキーを作成し、当該ショートカットキーを配置した前記ショートカット画面を作成するようにしてもよい。例えば、ショートカット画面作成部108は、変更頻度値記憶部123から読み出した各設定項目の変更頻度値のうち、最も値の大きい変更頻度値が予め定められた値以上の場合にショートカット画面の作成を行い、最も値の大きい変更頻度値が予め定められた値より小さい場合は、ショートカット画面の作成を行わないようにしてもよい。ショートカット画面作成部108がショートカット画面の作成を行わない限り、即ち、ショートカット画面記憶部122にショートカット画面が記憶されない限り、表示制御部102は、ログイン時には図6に示した通常操作画面71を表示させる。
【0066】
図5に戻る。S24の後、実行回数カウント部107は実行回数値を0にリセットする(S25)。一方、実行回数値が10ではない場合(S23;NO)、制御部100はS26へ処理を移行する。次に、ユーザーがログアウト操作をしていない場合(S26;NO)、制御部100はS12へ処理を移行する。一方、ユーザーがログアウト操作をした場合(S26;YES)、制御部100は処理を終了する。
【0067】
一方、S13において、ショートカット画面のショートカットキー(ショートカットキー81、82及び83)が押下されている場合(S13;ショートカットキー)、変更操作時間測定部103は変更操作時間の測定を行わず、加算値決定部105は、加算値を2に設定し、変更頻度値算出部106が押下されたショートカットキーに対応する変更頻度値を変更頻度値記憶部123から読み出して、この変更頻度値に2を加算する(S21)。すなわち、この場合、加算値決定部105は、予め定められた値1を加えた加算値を加算する。
【0068】
ショートカット画面73の選択キーが押下された場合は、その設定項目をよく利用することを示す。従って、変更操作時間測定部103による変更操作時間の測定は行わず、加算値決定部105は加算値を2とする。これにより、変更操作時間の測定にかかる処理負荷を軽減することができる。
【0069】
以上、説明したように、変更頻度値の比較的大きい設定項目の設定画面が即座に表示されるショートカットキーがユーザーに視認しやすい方法で作成されてショートカット画面に配置されることにより、利便性を向上させることができる。また、ショートカット画面作成部108が作成したショートカット画面は、ショートカット画面記憶部122に記憶され、ユーザーがログインすると、表示制御部102がそのユーザーと対応付けて記憶されたショートカット画面を読み出して表示部51に表示するため、ユーザーは使用頻度の高い設定項目の変更を即座に行うことができ、作業効率を向上させることができる。
【0070】
また、単に設定項目の変更回数をカウントするのではなく、変更操作時間測定部103が変更操作にかかった時間を測定し、この変更操作時間に応じて変更頻度値に加算する値を可変する。これにより、使用頻度の高い設定項目の変更頻度値を確実に増やすことができ、つまりは、その設定項目のショートカットキーがショートカット画面に配置されやすくなる。従って、使用頻度の高い設定項目のショートカットキーを正確にショートカット画面に配置させることができる。
【0071】
また、スタートキー55が押下された後、つまりファンクションの実行指示の後に設定変更判断部104が、設定項目が変更されたか否かを判断するため、設定項目の変更が行われたか否かを正確に判断することができる。
【0072】
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る電子機器として、複合機からなる画像形成装置1を一実施形態としているが、これは一例に過ぎず、他の画像形成装置、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよいし、更には、他の電子機器、例えば、医療機器、表示装置、等であってもよい。
【0073】
また、上記実施形態では、図1乃至図8を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
【符号の説明】
【0074】
1 画像形成装置
5 画像読取部
12 画像形成部
47 操作部
51 表示部
52 タッチパネル
110 画像メモリ
100 制御部
101 認証部
102 表示制御部
103 変更操作時間測定部
104 設定変更判断部
105 加算値決定部
106 変更頻度値算出部
107 実行回数カウント部
108 ショートカット画面作成部
120 記憶部
121 ログイン情報記憶部
122 ショートカット画面記憶部
123 変更頻度値記憶部
124 実行回数記憶部
130 通信部
図1
図3
図2
図4
図5
図6
図7
図8