特許第5784496号(P5784496)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5784496減少するアクセスタイムでコンテンツを取得する方法及び装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5784496
(24)【登録日】2015年7月31日
(45)【発行日】2015年9月24日
(54)【発明の名称】減少するアクセスタイムでコンテンツを取得する方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20150907BHJP
   H04L 29/06 20060101ALI20150907BHJP
【FI】
   G06F13/00 520C
   G06F13/00 353A
   H04L13/00 305Z
【請求項の数】32
【全頁数】30
(21)【出願番号】特願2011-532304(P2011-532304)
(86)(22)【出願日】2009年10月16日
(65)【公表番号】特表2012-506102(P2012-506102A)
(43)【公表日】2012年3月8日
(86)【国際出願番号】US2009061092
(87)【国際公開番号】WO2010071709
(87)【国際公開日】20100624
【審査請求日】2011年6月13日
【審判番号】不服2014-9414(P2014-9414/J1)
【審判請求日】2014年5月21日
(31)【優先権主張番号】61/106,111
(32)【優先日】2008年10月16日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】12/580,033
(32)【優先日】2009年10月15日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100140176
【弁理士】
【氏名又は名称】砂川 克
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100124394
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 立志
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(74)【代理人】
【識別番号】100111073
【弁理士】
【氏名又は名称】堀内 美保子
(72)【発明者】
【氏名】レザイーファー、ラミン
(72)【発明者】
【氏名】カプーア、ロヒット
(72)【発明者】
【氏名】モハンティ、ビブフ・ピー.
(72)【発明者】
【氏名】ミトラニ、マイケル
【合議体】
【審判長】 和田 志郎
【審判官】 白石 圭吾
【審判官】 山田 正文
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−152629(JP,A)
【文献】 特表2007−531405(JP,A)
【文献】 特開平11−66049(JP,A)
【文献】 特開平11−15850(JP,A)
【文献】 特開2003−162472(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2005/0210122(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0240231(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0067723(US,A1)
【文献】 山崎 康雄,超並列計算機SR2201の並列ファイル転送プログラムHFTP,第55回(平成9年後期)全国大会講演論文集(1) アーキテクチャ ソフトウェア科学・工学,日本,社団法人情報処理学会,1997年 9月24日,第1−206頁−第1−207頁
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
減少したアクセスタイムでコンテンツを取得する方法であって、
第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテムを取得するために一次コンテンツアイテム要求を装置から送信すること、
前記第1のプロトコルを使用して前記一次コンテンツアイテムを受信すること、
前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムのための1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成すること、
第2のプロトコルを用いて及び1つ以上の接続経路を介して前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信すること、
前記第2のプロトコルを使用して前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信すること、
前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのいずれかは前記装置に記憶されるかどうか決定すること、
を含み、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求のどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が送信されることを可能にし、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にし、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成することは、前記装置に記憶されないと決定された前記二次コンテンツアイテムの各々に対してである、方法。
【請求項2】
前記接続経路はTCP接続であ、請求項1の方法。
【請求項3】
前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、請求項1の方法。
【請求項4】
前記第1のプロトコルを用いて前記装置と関連するウェブブラウザから前記一次コンテンツアイテム要求を受信すること、
前記ウェブブラウザから少なくとも1つの二次コンテンツアイテムの要求を受信すること、
前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの前記受信した少なくとも1つから前記要求された少なくとも1つの二次コンテンツアイテムを取得すること、
前記第1のプロトコルを使用して前記取得された少なくとも1つの二次コンテンツアイテムを前記ウェブブラウザに送信すること、を更に含む、請求項1の方法。
【請求項5】
前記第1のプロトコルはハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、請求項1の方法。
【請求項6】
前記一次コンテンツアイテムがメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、請求項1の方法。
【請求項7】
前記一次コンテンツアイテム要求は特定ウェブサーバから前記一次コンテンツアイテムを取得するためプロキシサーバに対する命令を更に含む、請求項1の方法。
【請求項8】
前記一次コンテンツアイテム要求を送信することは、パケットヘッダと共に前記一次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含み、前記パケットヘッダは、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記一次コンテンツアイテム要求を識別するトランザクション識別子を含み、前記パケットヘッダは、どの接続経路が前記要求を通信するために使用されるかを定義し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することは、前記パケットヘッダと共に前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含む、請求項1の方法。
【請求項9】
コンピュータに第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテムを取得するために一次コンテンツアイテム要求を装置からプロキシサーバに送信させる第1セットのコードと、
前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムのための1つ以上の二次コンテンツアイテム要求をコンピュータに生成させる第2セットのコードと、
第2のプロトコルを用いて及び1つ以上の接続経路を介して前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求をコンピュータに送信させる第3セットのコードと、
前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのいずれかが前記装置に保存されるかどうかをコンピュータに決定させるための第4セットのコードと、を含み、
前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求のどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が送信されることを可能にし、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にし、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成することは、前記装置に保存されないと決定された前記二次コンテンツアイテムの各々に対してである、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項10】
第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテムを取得するために一次コンテンツアイテム要求を機器から送信する手段と、
前記第1のプロトコルを使用して前記一次コンテンツアイテムを受信する手段と、
前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムのための1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成する手段と、
第2のプロトコルを用いて及び1つ以上の接続経路を介して前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信する手段と、
前記第2のプロトコルを使用して前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信する手段と、
前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのいずれかが前記機器に保存されるかどうかを決定する手段と、を具備し、
前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求のどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が送信されることを可能にし、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にし、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成することは、前記装置に保存されないと決定された前記二次コンテンツアイテムの各々に対してである、装置。
【請求項11】
第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテムを取得するために一次コンテンツアイテム要求を送信し、前記第1のプロトコルを使用して前記一次コンテンツアイテムを受信するために動作可能である通信モジュールと、
前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムのための1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成するために動作可能であるコンテンツモジュールと、を具備し、
前記通信モジュールは、
第2のプロトコルを用いて及び1つ以上の接続経路を介して前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信し、第2のプロトコルを用いて前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのいずれかが装置に保存されるかどうかを決定するためにさらに動作可能であり、
前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求のどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が送信されることを可能にし、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にし、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成することは、前記装置に保存されないと決定された前記二次コンテンツアイテムの各々に対してである、装置。
【請求項12】
前記接続経路はTCP接続であ、請求項11の装置。
【請求項13】
前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、請求項11の装置。
【請求項14】
前記通信モジュールは前記第1のプロトコルを用いて前記装置と関連するウェブブラウザから前記一次コンテンツアイテム要求を受信し、前記ウェブブラウザから少なくとも1つの二次コンテンツアイテムの要求を受信するために更に動作可能であり、
前記コンテンツモジュールは、更に前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの前記受信した少なくとも1つから前記要求された少なくとも1つの二次コンテンツアイテムを取得するために動作可能であり、
前記通信モジュールは、更に前記第1のプロトコルを使用して前記取得した少なくとも1つの二次コンテンツアイテムを前記ウェブブラウザに送信するために動作可能である、請求項11の装置。
【請求項15】
前記第1のプロトコルがハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、請求項11の装置。
【請求項16】
前記一次コンテンツアイテムはメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、請求項11の装置。
【請求項17】
前記一次コンテンツアイテム要求は特定ウェブサーバから前記一次コンテンツアイテムを取得するためプロキシサーバに対する命令を更に含む、請求項11の装置。
【請求項18】
前記一次コンテンツアイテム要求を送信することは、パケットヘッダと共に前記一次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含み、
前記パケットヘッダは、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記一次コンテンツアイテム要求を識別するトランザクション識別子を含み、前記パケットヘッダは、どの接続経路が前記要求を通信するために使用されるかを定義し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することは、前記パケットヘッダと共に前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含む、請求項11の装置。
【請求項19】
減少したアクセスタイムで装置のためのコンテンツを取得する方法であって、
第1のプロトコルを使用して、ウェブサーバに対して、装置から、一次コンテンツアイテム要求を受信すること、
前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから前記要求された一次コンテンツアイテムを取得すること、
前記第1のプロトコルを使用して前記取得された一次コンテンツアイテムを前記装置に送信すること、
第2のプロトコルを用いて1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記装置から受信すること、
前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する前記1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得すること、
1つ以上の接続経路を介して前記第2のプロトコルを使用して前記取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記装置に送信すること
を含み、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテムが送信されることを可能し、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にする、方法。
【請求項20】
前記接続経路はTCP接続であ、請求項19の方法。
【請求項21】
前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、請求項19の方法。
【請求項22】
前記第1のプロトコルは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、請求項19の方法。
【請求項23】
前記一次コンテンツアイテムはメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、請求項19の方法。
【請求項24】
前記受信はパケットヘッダと共に前記一次コンテンツアイテム要求又は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を受信することを更に含み、前記パケットヘッダは、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記要求を識別するトランザクション識別子を含み、前記パケットヘッダは、どの接続経路が前記要求を通信するために使用されるかを定義し、前記要求を送信することは、前記特定ウェブサーバのためのIPアドレスに前記要求を送信することを更に含み、前記取得したコンテンツアイテムを送信することは前記要求が受信された前記接続経路を識別するために前記トランザクション識別子を使用することを更に含む、請求項19の方法。
【請求項25】
第1のプロトコルを用いてウェブサーバから要求された一次コンテンツアイテムをコンピュータに取得させる第1セットのコードと、
前記第1のプロトコルを用いて前記コンピュータに前記取得された一次コンテンツアイテムを装置に送信させる第2セットのコードと、
第2のプロトコルを用いて前記ウェブサーバから1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを前記コンピュータに取得させる第3セットのコードと、
1つ以上の接続経路を介して前記第2のプロトコルを使用して前記コンピュータに前記取得された1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記装置に送信させる第4セットのコードと
を含み、
前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテムが送信されることを可能にし、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にする、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項26】
第1のプロトコルを使用してウェブサーバに対して、機器から、一次コンテンツアイテム要求を受信する手段と、
前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから前記要求された一次コンテンツアイテムを取得する手段と、
前記第1のプロトコルを使用して前記取得された一次コンテンツアイテムを前記機器に送信する手段と、
第2のプロトコルを用いて1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記装置から受信する手段と、
前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する前記1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得する手段と、
1つ以上の接続経路を介して前記第2のプロトコルを使用して前記取得された1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記機器に送信する手段と、
具備し、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテムが送信されることを可能にし、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にする、装置。
【請求項27】
第1のプロトコルを使用してウェブサーバに対して機器から一次コンテンツアイテム要求を受信し、
前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから前記要求された一次コンテンツアイテムを取得し、
前記第1のプロトコルを使用して前記取得された一次コンテンツアイテムを前記機器に送信し、
第2のプロトコルを用いて1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記機器から受信し、
前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する前記1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得し、
1つ以上の接続経路を介して前記第2のプロトコルを使用して前記取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記機器に送信するために動作可能であり、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結び付け、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのどれかに対する確認が受信される前に複数の前記1つ以上の二次コンテンツアイテムが送信されることを可能にし、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にする、通信モジュールを含む装置。
【請求項28】
前記接続経路はTCP接続であ、請求項27の装置。
【請求項29】
前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、請求項27の装置。
【請求項30】
前記第1のプロトコルはハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、請求項27の装置。
【請求項31】
前記一次コンテンツアイテムがメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、請求項27の装置。
【請求項32】
前記通信モジュールは更に、
前記一次コンテンツアイテム要求又は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記要求を識別するトランザクション識別子を含み、どの接続経路が前記要求を通信するために使用されるかを定義するパケットヘッダと共に受信すること、
前記要求を前記特定ウェブサーバのための前記IPアドレスに送信すること、
前記要求が受信された前記接続経路を識別するために前記トランザクション識別子を使用することのために動作可能である、請求項27の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示された態様は、ウェブコンテンツを取得するため装置とネットワークとの間の通信に関する。
【背景技術】
【0002】
技術の進展は、より小型でよりパワフルなパーソナルコンピュータをもたらす。例えば、小型、軽量で、ユーザによって、容易に運ぶことができる、ポータブル無線電話機、パーソナル携帯情報機器(PDA)及びページング装置のような無線計算装置を含むさまざまな携帯型パーソナルコンピュータが現在存在する。特に、例えば、ポータブル無線電話機は、無線ネットワークを介して音声及びデータパケットを通信する移動電話を更に含む。更なる、多数の、この種の移動電話は、計算能力の比較的大きな増加を伴って製造され、このように小型パーソナルコンピュータ及び携帯PDAと同じようになっている。
【0003】
また更に、この種の装置のユーザは、より多くのウェブベースコンテンツをアクセスするために装置を使用することに関心がある。現在、装置は連続送信及び確認プロトコルに依存してウェブコンテンツを取得できる。有線の通信ネットワークに適用されるように、往復時間が比較的小さいとわかったので、この種のプロトコルが過度に制限しているとわからなかった。しかし、有線の通信ネットワークにおけるのとは異なり、無線ネットワークを介した通信は連続通信及び確認プロトコルを介して不利に遅延することになるかもしれなく、それによって、ウェブコンテントをアクセスするためにかかる時間を増加することになる。
【0004】
このように、アクセスタイムと共にコンテントを取得する改良型の装置及び方法が要望されている。
【発明の概要】
【0005】
特許請求項の本願は2008年10月16日付けで出願された“One-Shot Browsing to Reduce HTTP Page Download Delay”と名称付けられた仮出願番号60,106,111の優先権を有し、その譲渡人に譲渡され、ここに参照によって、明確に組み込まれる。
【0006】
以下には、この種の態様の基本的理解を提供するために1つ以上の態様の簡略概要を示す。この概要は、全ての考察された態様の広範囲な概要であるというわけではなくて、全ての態様のキー又は基準要素を識別するのでもなく、任意の又は全ての態様の範囲を詳細に説明するのでもないことを意図している。その唯一の目的は、後で示されるより詳細な説明の前置きとして、単純化された形式で1つ以上の態様の若干の概念を示すことである。
【0007】
1つ以上の態様及びそれの対応する開示によれば、種々の態様は、減少するアクセスタイムと共にコンテンツを取得することに関連して記載されている。一態様によれば、減少するアクセスタイムと共にコンテンツを取得する方法が、提供される。方法は、装置から、第1のプロトコルを使用して一次コンテンツアイテムを取得するために一次コンテンツアイテム要求を送信することを含めることができ、第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求の受信の確認と一次コンテンツアイテムを結びつける。更に、方法は第1のプロトコルを使用して一次コンテンツアイテムを受信することを含むことができる。また更に、方法は一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムのために1つ以上の二次コンテンツアイテムのための1つ以上の二次コンテンツアイテムを生成することを含めることができる。更に、本方法は第2のプロトコルを使用して1つ以上の二次コンテンツアイテムを送信することを含み、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を切り離す。更に、本方法は第2のプロトコルを使用して1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信することを含むことができる。
【0008】
更に別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体はコンピュータに、第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテムを取得するために、装置から、一次コンテンツアイテム要求をプロキシサーバに送信させる第1セットのコードを含むことができ、第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求の受信の確認と一次コンテンツアイテム要求を結合する。更に、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムのために1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成させる第2セットのコードを含めることができる。また更に、コンピュータ可読媒体はコンピュータに第2のプロトコルを使用して1つ以上のコンテンツアイテム要求を送信させる第3セットのコードを含めることができ、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から1つ以上の二次コンテンツアイテムを切り離す。
【0009】
更にもう1つの態様は、装置に関する。装置は、第1のプロトコルを使用して一次コンテンツアイテムを取得するために、装置から、一次コンテンツアイテム要求を送信する手段を含むことができ、第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求の受信の確認と結合する。更に、装置は第1のプロトコルを使用して一次コンテンツアイテムを受信する手段を含むことができる。また更に、装置は一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムに対して1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成する手段を含むことができる。更に、装置は第2のプロトコルを使用して1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信する手段を含めることができ、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す。更に、装置は第2のプロトコルを使用して1つ以上の二次コンテンツアイテムのうちの少なくとも1つを受信する手段を含むことができる。
【0010】
他の態様は、装置に関する。装置は、第1のプロトコルを使用して一次コンテンツアイテムを取得するために一次コンテンツアイテム要求を送信し、第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテムを受信するために動作可能な通信モジュールを含むことができ第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求の受信の確認と結合する。更に、装置は一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムに対して1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成するために動作可能なコンテンツモジュールを含むことができる。また更に、装置通信モジュールは、第2のプロトコルを使用して1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信し、第2のプロトコルを用いて1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信するために動作可能であり、第2のプロトコルは、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す。
【0011】
更に、1つ以上の態様及びそれの対応する開示によれば、種々の態様は、減少するアクセスタイムで装置のためのコンテンツを取得することに関連して説明されている。一態様によれば、減少するアクセスタイムで装置のためのコンテンツを取得する方法が、提供される。本方法は、第1のプロトコルを使用して装置から、ウェブサーバに対して、一次コンテンツアイテム要求を受信することを含むことができ、第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合する。更に、方法は第1のプロトコルを使用しているウェブサーバから要請された一次コンテンツアイテムを得ることを含むことができる。また更に、本方法は第1のプロトコルを使用して取得一次コンテンツアイテムを装置に送信することを含めることができる。更に、方法は、第2のプロトコルを使用して、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を、装置から、受信することを含めることができ、第2のプロトコルは、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す。更に、本方法は、第1のプロトコルを使用してウェブサーバから、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得することを含むことができる。更に、本方法は第2のプロトコルを使用して、取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを装置に送信することを含むことができる。
【0012】
更に別の態様は、コンピュータ可読媒体を含むコンピュータプログラム製品に関する。コンピュータ可読媒体は第1のプロトコルを用いてウェブサーバから要求一次コンテンツアイテムをコンピュータに取得させるための第1セットのコードを含み、第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合する。更に、コンピュータ可読の媒体は、第1のプロトコルを用いて、コンピュータに取得一次コンテンツアイテムを装置に送信させるための第2セットのコードを含むことができる。また更に、コンピュータ可読媒体は第2のプロトコルを使用して、ウェブサーバから、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムをコンピュータに取得させるための第3セットのコードを含むことができ、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す。また更に、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、第2のプロトコルを使用して、取得された1つ以上の二次コンテンツアイテムを装置に送信させるための第4セットのコードを含むことができる。
【0013】
他の態様が装置に関連づける。装置は、第1のプロトコルを使用して、装置から、ウェブサーバに対する一次コンテンツアイテム要求を受信する手段を含むことができ、第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求の受信の確認と結合する。更に、装置は第1のプロトコルを使用して、ウェブサーバから、要求一次コンテンツアイテムを取得する手段を含むことができる。また更に、装置は第1のプロトコルを用いて、取得した一次コンテンツアイテムを装置に送信する手段を含むことができる。その上更に、装置は、第2のプロトコルを用いて、装置から、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を受信する手段を含むことができ、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を切り離す。その上、装置は、第1のプロトコルを使用してウェブサーバから、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得する手段を含むことができる。更に、装置は第2のプロトコルを使用して、取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを装置に送信する手段を含むことができる。
【0014】
他の態様は、装置に関する。装置は、第1のプロトコルを使用して、ウェブサーバに対して、装置から、一次コンテンツアイテム要求を受信するために動作可能である通信モジュールを含むことができ、第1のプロトコルは、第1のプロトコルを用いてウェブサーバから要求された一次コンテンツアイテムを取得し、第1のプロトコルを用いて取得した一次コンテンツアイテムを装置に送信し、第2のプロトコルを用いて1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を、装置から、受信することによって、一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求の受信の確認と結合し、第2のプロトコルは、第1のプロトコルを使用してウェブサーバから、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得し、第2のプロトコルを使用して、取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを送信することによって、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す。
【0015】
前述した関連する目的の達成まで、1つ以上態様は、以下に十分に記載され、特に請求項において、指し示される特徴を含む。下記説明及び添付図面は1つ以上の態様の特定の具体的特徴を詳細に示している。しかしながら、これらの特徴は、種々態様の原理が採用し得る種々方法の若干を除いて示しており、この説明は全てのそのような態様及びそれらの等価のものを含むことを意図している。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】一態様による通信ネットワークのブロック図を示す。
図2図1に示される態様の動作のメッセージシーケンスチャートを示す。
図3A図2に示される態様のメッセージシーケンスチャートに使用されるコンテンツ要求プロトコルを示す。
図3B図2に示される態様のメッセージシーケンスチャートに使用される他のコンテンツ要求プロトコルを示す。
図4】通信装置の実例アーチテクシャのブロック図を示す。
図5】一態様に従ったプロキシウェブコンテンツシステムの典型的なブロック図を示す。
図6】減少するアクセスタイムでコンテンツを取得できる典型的な通信装置のブロック図を示す。
図7】減少するアクセスタイムで通信装置のためのコンテンツを取得できる典型的なネットワーク装置のブロック図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
種々の態様は、図面を参照して説明される。開示された態様は、以下に添付の図面と関連して説明され、開示された態様を具体化するが限定されないで提供しており、同じ記号は同じ要素を示している。説明のために、以下の記述では、多数の具体的な詳細が、1つ以上の態様の完全な理解を提供するために記載される。しかし、このような態様はこれらの具体的な詳細なしで実施し得ることは、明白である。
【0018】
通常、ユーザはウェブサーバ140からアクセスできるコンテンツを装置110から検索することを試みるかもしれない。1つの方法では、装置110は無線通信装置(WCD)、多数の装置、有線及び無線の両方を含むことができる。例えば、多くの装置は、ネットワークなどとして、連絡し合って動作する。このような例では、装置110はユーザによって、アクセスのため、要求一次コンテンツアイテム、例えば、メインウェブページを取得できる。更に、装置110は、一次コンテンツアイテム、例えば、ウェブページ、オブジェクトなどと関連する二次コンテンツアイテムを取得するためにプロキシサーバ130と通信でき、二次コンテンツアイテムはユーザがそのような二次コンテンツアイテムを要求する前に、一次コンテンツアイテムにリンクされる。これらの二次コンテンツアイテムの検索は、特定のプロトコルを使用して実行できる。特定のプロトコル(以下に第2のプロトコルと称する)は、事前要求の任意の関連する確認から要求を切り離すことを可能にすることによって、一連のコンテンツアイテム要求及び対応する確認の往復時間を減少する。このように、第2のプロトコルを使用して、複数の要求が、事前要求から受信確認応答を待つことに関連する任意の遅延によって、重荷がなくなった単一接続経路を介して送信し得る。
【0019】
図1を参照すると、態様に従った通信ネットワーク100のブロック図が示されている。通信ネットワーク100は、通信ネットワーク125、例えば、CDMAネットワーク、GPRSネットワーク、UMTSネットワーク及び他の種類の通信ネットワークに接続される通信装置110を含むことができる。通信ネットワーク100は、複数のサーバ、例えば、通信ネットワーク125に接続されているプロキシサーバ130及びウェブサーバ140を更に含むことができる。1つの態様では、プロキシサーバ130はネットワーク125を介して、通信装置110とウェブサーバ140との間の通信を容易にする。更に、プロキシサーバ130により実行される機能は、ウェブサーバ140によって、多数の遠隔サーバによって、及び/又は通信装置110によって、内部的に実行し得ることは留意すべきである。
【0020】
1つの態様では、通信装置110はウェブコンテンツモジュール112及び装置ウェブコンテンツ記憶装置118を更に含むことができる。他の態様では、通信装置110は、ウェブブラウザに限定されないように、ウェブコンテンツを要求するためのアプリケーション120を更に含むことができる。1つの方法では、ウェブコンテンツモジュール112は、一次コンテンツアイテム要求及び二次コンテンツアイテム要求116を含むことができる。例えば、一次コンテンツアイテム要求は、メインhtmlウェブページなどを要求して、ウェブブラウザを介して、ユーザから受信し得る。別の態様においては、二次コンテンツアイテムが、ユーザが取得するためにHTTP GETを使用するかもしれない一次コンテンツアイテム、例えば、オブジェクト、コンテンツなどを介してアクセスできる任意の他のアイテムを含むことができる。実施例に次いで、この種の二次コンテンツアイテムは、メインウェブページにリンクされる追加のウェブページ、メインページなどからダウンロード又は見るためにアクセス可能なオブジェクトを含むことができる。更に(1つの方法では)、第一及び/又は二次コンテンツアイテムは、装置ウェブコンテンツ記憶装置118の通信装置110に保存されてもよい。更に、装置ウェブコンテンツ記憶装置118は、ウェブサーバから追加的な一次及び/又は二次コンテンツアイテムを要求する前に検索されてもよい。
【0021】
1つの態様では、プロキシサーバ130はウェブコンテンツモジュール132及びプロキシウェブコンテンツ記憶装置138を更に含むことができる。1つの態様では、ウェブコンテンツモジュール132は、一次コンテンツアイテム要求114及び二次コンテンツアイテム要求116を含むことができる。更に、1つの態様では、ウェブサーバ140はプロキシウェブコンテンツ記憶装置138に保存される1つ以上の一次コンテンツアイテム142及び1つ以上の二次コンテンツアイテム144を含むことができる。
【0022】
動作中に、通信装置110は、一次コンテンツアイテム要求114を、ネットワーク125を介してプロキシサーバ130に送信できる。1つの態様では、送信は第1のプロトコル127を使用してなされてもよい。このような一態様において、第1のプロトコル127はハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などを含んでもよく、ここではGETメッセージの確認が次のGETメッセージが送信し得る前に要求される。第1のプロトコル127の更なる議論は、図3Aに関して提供される。その後で、プロキシサーバ130は一次コンテンツアイテム要求(114)を受信できる。プロキシサーバ130は、第1のプロトコル127を使用して要求された一次コンテンツアイテム142を取得するため一次コンテンツアイテム要求114(例えばHTTP GET)をウェブサーバ140に送信できる。一次コンテンツアイテム142を受けると、プロキシサーバ130は一次コンテンツアイテム142を第1のプロトコル127を使用して要求された通信装置110に送信できる。更に、通信装置110は通信装置110のユーザにより要求し得る可能な二次コンテンツアイテム144を決定するために受信した一次コンテンツアイテム142を処理できる。このような二次コンテンツアイテムは、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求116を使用して要求でき、第2のプロトコル129を使用してプロキシサーバ130に送信できる。このような一態様では、第2のプロトコル129は、TCP接続及び/又は他の同様なプロトコルを含むことができる。後続のGETメッセージが先のGETメッセージに対する肯定的応答(OK)の受信から切り離される。このような一態様において、どのOKがどのGETと関連しているかを区別するためにトランザクション識別子がGETに加えられてもよい。第2のプロトコル129の更なる検討は、図3Bを参照して提供される。1つ以上の二次コンテンツアイテム要求116(例えばHTTP GETs)を受信すると、プロキシサーバ130はウェブサーバ140から第1のプロトコル127を使用して1つ以上の要求二次コンテンツアイテム144を検索することができ、このように取得された二次コンテンツアイテムを第2のプロトコル129を使用して通信装置110に送信できる。1つの態様では、プロキシサーバ130は事前に要求された一次及び二次コンテンツアイテム(142、144)を格納できるプロキシウェブコンテンツ記憶装置138を含むことができる。このような態様において、プロキシサーバ130は要求一次及び/又は二次コンテンツアイテムをウェブサーバ140から要求するよりもむしろプロキシウェブコンテンツ記憶装置138からそれらコンテンツアイテムを検索できる。
【0023】
そのように、装置は往復時間を減少し、それによって、二次コンテンツアイテムへのアクセスを早めることを可能にするために第2のプロトコルを使用して二次コンテンツアイテムを受信してもよい。
【0024】
図2を参照して、メッセージシーケンス図の形式で図1に示される要旨の動作が具体的に示される。通常、装置202はネットワーク208からコンテンツを要求できる。1つの態様では、装置202は要求コンテンツを取得するためにユーザ及びローカルプロキシ206からウェブコンテンツ要求を受信するウェブブラウザ204を含むことができる。更に、ネットワーク208はコンテンツ要求を処理するプロキシサーバ及び要求コンテンツが取得し得る1つ以上のウェブサーバ212を含むことができる。
【0025】
1つの態様では、シーケンスステップ214で、ウェブブラウザ204は一次コンテンツアイテムを要求できる。例えば、一次コンテンツアイテムは、メインウェブページ、などを含むことができる。1つの態様では、一次コンテンツアイテム要求はそこへ要求が送信されるべきである特定のウェブサーバ212に対するIPアドレスを含む追加的なヘッダを含むことができる。例えば、暗号化サイトからコンテンツを要求するときに、特定されたウェブサーバに対するIPアドレスが暗号化しなくて送信されてもよい。この種の態様で、追加的ヘッドはどの接続経路が要求を通信するために使用されるかを定義できるトランザクション識別子を含めてもよい。シーケンスステップ216で、ローカルプロキシモジュール206は、一次コンテンツアイテム要求をプロキシサーバ210に送信する。1つの態様では、送信は第1のプロトコルを使用して通信される。この種の一態様では、次のGETメッセージが送信し得る前にGETメッセージの確認が要求される、第1のプロトコルはハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)などを含めてもよい。この種の一態様では、第2のプロトコルがファイル転送プロトコル(FTP)又は後続のGETメッセージが先のGETメッセージに対して肯定的応答(OK)の受信から切り離される、他の同様なプロトコルを含んでもよい。
【0026】
シーケンス停止218で、プロキシサーバ210は一次コンテンツアイテム要求をウェブサーバ212に送信する。1つの態様では、プロキシサーバ210はウェブサーバ212として物理的に分離されたサーバとして実施化されてもよい。更に別の態様では、ウェブサーバ212及び/又は関連したサーバはプロキシサーバ210と関連する機能を実行できる。別の態様では、送信は第1のプロトコルを使用して行われる。更にもう1つの態様では、一次コンテンツアイテム要求はウェブサーバ212を選択する命令を含む。1つの態様では、要求は追加的ヘッダにより遂行されてもよい。この追加的ヘッダは特定化ウェブサーバに対してIPアドレスを特定化する情報を含めることができ、要求が受信された接続経路を識別するトランザクション識別子を含むことができる。別の態様で4は、一次コンテンツアイテム要求が第2のプロトコルを使用して送信されれば、プロキシサーバ210は第1のプロトコルを使用して要求を送信する前に一次コンテンツアイテム要求を変換できる。この種の態様では、変換は1つ以上のICPソケットの装置202からHTTPプロトコルを用いてHTTP GETを受信すること、HTTPプロトコルを用いてHTTP GETを送信することを含む。別の態様では、変換は変形HTTPプロトコルを用いてHTTP GETを受信すること、標準HTTPプロトコルを用いて受信GETを送信することを含むことができる。この種の態様では、変形HTTPプロトコルは、各要求(例えばGET)を次の対応するレスポンスと関連付けるトランザクション識別子を含むことができる。更に、そのような態様では、変形HTTP GETプロトコルを使用することによって、レスポンスが、GETが受信されたと同じ順序で応答することを待つよりもむしろ取得されるようにレスポンスが送信されることが可能になる。
【0027】
シーケンスステップ220で、要求一次コンテンツアイテムは、プロキシサーバ210に送信できる。1つの態様では、送信は第1のプロトコルを使用してなされる。シーケンスステップ222で、一次コンテンツアイテムは、装置202に送信される。1つの態様では、送信は第1のプロトコルを使用してなされる。別の態様では、一次コンテンツアイテム要求が第2のプロトコルを使用して送信されたら、プロキシサーバ210は、ウェブサーバ212から第1のプロトコルを用いて受信された一次コンテンツアイテムを、要求アイテムを装置202に送信する前に第2のプロトコルに変換できる。別の態様では、コンテンツアイテムは、対応するコンテンツアイテム要求を伴ったトランザクション識別子により決定された接続経路を介して送信されてもよい。
【0028】
シーケンスステップ224で、装置202は一次コンテンツアイテムを介してアクセスできる二次コンテンツアイテムを探すために受信一次コンテンツアイテムを処理できる。1つの態様では、ローカルプロキシモジュールは、検索された二次コンテンツアイテムのいくつかはすでに装置202に保存されるかどうか決定するために更に装置202を検索できる。例えば、装置202はウェブコンテンツアイテムをキャッシュに格納できる。シーケンスステップ226で、1つ以上の検索二次コンテンツアイテム又は別の態様では、キャッシュに格納されない検索二次コンテンツアイテムが、プロキシサーバ210に送信される二次コンテンツアイテム要求を介して要求される。1つの態様では、各要求は、追加的ヘッダと関連することができ、追加的ヘッダはトランザクション識別子及び特定ウェブサーバのIPアドレスを含むことができる。この種の一態様では、暗号化ウェブコンテンツの要求は、関連するウェブサーバのための非暗号化(例えばクリーン)IPアドレスを使用して送信できる。1つの態様では、要求は第2のプロトコルを用いて、確認を受信することに関連する制限をしないで送信される。この種の態様では、第2のプロトコルは、先の要求の確認を受信する要件から要求を送信することを切り離してもよい。例えば、第1の要求は、第2のプロトコルを用いて連続TCP接続を介して送信でき、その後第2のプロトコルが複数の連続する要求が同時に、又は第1要求に対する肯定的受信応答が受信される前に連続に送信することを可能にする。
【0029】
シーケンスステップ228で、プロキシサーバ210は第1のプロトコルを使用して1つ以上の受信要求を、要求二次コンテンツアイテムのためのウェブサーバ212に送信する。シーケンスステップ230で、要求二次コンテンツアイテムは、第1のプロトコルを使用してプロキシサーバによって、ウェブサーバ212から受信できる。1つの方法では、第1のプロトコルが次のメッセージを送信する前に前のメッセージ受信の肯定的確認を要求することによって、通信を制限できるので、プロキシサーバ210は先の要求の確認を受信した後に次の二次コンテンツアイテム要求を連続に送信できる。この種の連続トランスミッションは、矢印の集合232により表される。シーケンスステップ234で、要求二次コンテンツアイテムは、装置202に送信される。1つの態様では、二次コンテンツアイテムは第2のプロトコルを使用して送信される。別の態様では、受信二次コンテンツアイテムは、ユーザの選択を介して可能な将来のアクセスのため装置202に格納される。別の態様では、二次コンテンツアイテムは関連するトランザクション識別子を介して定義される接続経路を通じて送信される。この種の態様では、リモートプロキシ210は、要求が受信された接続経路(例えばTCPソケット)と追加的ヘッダからのトランザクション識別子を関連できる。
【0030】
1つの態様では、シーケンスステップ236で、ウェブブラウザ204から二次コンテンツアイテムの1つの要求を受信する装置において、要求二次コンテンツアイテムは、ウェブブラウザに提供されてもよい。1つの態様では、二次コンテンツアイテムは装置202の記憶装置から検索できる。このように、装置はコンテンツアクセスタイムを減少するために第2のプロトコルを用いて二次コンテンツアイテムを受信できる。
【0031】
3A図及び3Bを参照すると、典型的な通信経路が、送信エンティティ302及び受信エンティティ304との並列回線として示されている。更に送信エンティティ302がGETメッセージ(例えば306、316)として示され、受信エンティティ304からのレスポンスは、OKのメッセージ(例えば308、318)として示されている。GETメッセージとOKのメッセージとの関係は図3A及び図3Aの各々を参照して説明する。
【0032】
図3Aに参照すると、第1のプロトコルを用いる典型的通信が示されている。この通信では、各GETメッセージ306は先のGETメッセージの確認が受信されるまで次のGETメッセージが送ることができないように受信(OK)メッセージの確認に結合される。一態様では、多数のソケットがGETs306及びOKs308の通信のために割当てることができる。この種の態様では、1つ以上のソケットを介した送信314間の時間は、各結合GET及びOKメッセージシーケンスの往復時間により制限される。1つの態様では、第1のプロトコルは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含むことができる。例えば、一次コンテンツアイテム要求はHTTPを使用して連続TCP接続で送信できる。HTTPは送信一次コンテンツアイテム要求の肯定的受信応答が受信されるまで次のコンテンツ要求が連続TCP接続を介して送信されるのを許容しない。
【0033】
図3Bを参照して、第2のプロトコルを使用する典型的な通信が示されており、この通信では、いくつものGETメッセージが先の関連するGETメッセージの確認を受信する要件により制限されないで送信できるように各GETメッセージ316は受信(OK)メッセージ318の確認に結合されない。1つの態様では、多数のGETs316は、1つ以上のソケットを通じて送信できる。この種の態様では、1つ以上のソケットを使用している送信320間の時間は、GET及びOKメッセージシーケンスの往復時間により制限されない。したがって、時間節約322は第2のプロトコルを使用して得られる。1つの態様では、第2のプロトコルは、要求の受信の対応する確認から要求を切り離してもよい。例えば、第1の要求は、第2のプロトコルを用いて連続TCP接続を介して送信されてもよく、その後第2のプロトコルは第1要求の確認が受信される前に第2要求が送信されることを可能にする。
【0034】
まだ、図1を参照するが、図4へも戻って、通信装置110の実施例アーチテクチャが示される。図4に示されるように、装置400は、例えば、受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、受信信号に典型的な作用(例えば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバートなど)を行い、サンプルを得るために調整された信号をデジタル化する。受信機402は、受信シンボルを復調することができ、チャネル推定のためにそれらをプロセッサ406に提供する復調器404を含む。プロセッサ406は受信機402により受信される情報を解析し及び/又は送信機420によって、送信するための情報を生成するために設けられるプロセッサ、モバイル機器400の1つ以上のコンポーネントを制御するプロセッサ、及び/又は受信機402により受信される情報を解析し、送信機420によって、送信するための情報を生成し、モバイル機器400の1つ以上のコンポーネントを制御するプロセッサである。
【0035】
モバイル機器400は、更に、プロセッサ406に動作可能に接続され、送信されるべきデータ、受信データ、利用可能チャネルに関する情報、解析信号及び/又は干渉強度に関連するデータ、割当てチャネル、電力、速度、などに関する情報、及びチャネルを推定し、チャネルを介して通信するための他の適切な情報を記憶するメモリ408を含むことができる。一態様では、メモリ408は、1つ以上のウェブコンテンツプロバイダとの対話中に装置400により取得される、限定されないがオブジェクト、コンテンツなどの少なくとも一部のようなコンテンツデータ410を含むことができる。1つの態様では、記憶されたウェブコンテンツキャッシュ化データ410が任意の現在要求されている二次コンテンツアイテムがすでに装置400に記憶されているかどうかを決定するために検索されてもよい。別の態様では、ウェブコンテンツデータ410は、現在要求されている二次コンテンツを検索することを更に容易にするインデックス構造を含めることができる。メモリ408は、更に、チャネル(例えば、性能ベース、能力ベースなど)を推定し及び/又は利用することと、関連するプロトコル及び/又はアルゴリズムを格納できる。
【0036】
ここに記載されているデータ記憶装置(例えば、メモリ408)は揮発性メモリ又は不揮発性メモリのいずれであってもよく、又は揮発及び不揮発メモリの両方を含めることができる。具体例として、限定しないが、不揮発性メモリは読出し専用メモリ(ROM)、プログラム可能ROM(PROM)、電気的プログラム可能ROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、又はフラッシュメモリを含めることができる。揮発性メモリは外部キャッシュメモリとして作用する、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。具体例として、限定されないが、RAMは、例えば、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期式DRAM(SDRAM)、二重データレートSDRAM(DDR SDRAM)、強化SDRAM(ESDRAM)、同期リンクDRAM、SLDRAM)及び直接的ラムスRAM、DRRAMのような多くの形式に利用できる。主題システム及び方法のメモリ408は、限定されないが、これら及び他の適切なタイプのメモリを含むことができる。
【0037】
モバイル機器400は、装置400のためのウェブコンテンツを容易にする及び/又は取得するコンテンツモジュール430を更に含むことができる。コンテンツモジュール430は、一次コンテンツアイテム要求434をウェブサーバなどのようなコンテンツプロバイダに伝えるときにコンテンツモジュール430を支援する第1のプロトコルモジュール432を更に含めることができる。1つの態様では、一次コンテンツアイテム要求434はメインウェブページと関連するコンテンツのための要求を含めることができる。別の態様では、一次コンテンツアイテム要求434はウェブサーバから一次コンテンツアイテムを取得するためプロキシサーバに対する命令を含めることができる。1つの態様では、第1のプロトコルは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含めることができる。例えば、一次コンテンツアイテム要求はHTTPを用いて連続TCP接続を介して送信でき、HTTPは送信された一次コンテンツアイテム要求に対する肯定的受信応答が受信されるまで次のコンテンツ要求が連続TCP接続を介して送信されることを許容にしない。
【0038】
1つの態様では、コンテンツモジュール430は、更に受信一次コンテンツアイテムを処理できる。この種の一態様では、コンテンツモジュール430が、一次コンテンツアイテムを介してアクセスできる二次コンテンツアイテムのための可能なアクセスポイントを探索できる。更に、その様な態様では、探索された二次コンテンツアイテムに対する二次コンテンツアイテム要求を生成する前に、コンテンツモジュール430は任意の探索二次コンテンツアイテムが装置400に格納し得るかどうかを決定するためにウェブコンテンツデータ410を探すことができる。更に、このような格納された二次コンテンツアイテムはコンテンツモジュール430に利用できるようにされてもよく、要求は格納された二次アイテムに対してなされない。
【0039】
コンテンツモジュール430は、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求438をプロキシサーバなどに通信するときにコンテンツモジュール430を支援する二次プロトコルモジュールを更に含むことができる。1つの態様では、第2のプロトコルモジュール436は、第2のプロトコルを使用して二次コンテンツアイテム要求438を処理できる。この種の態様では、第2のプロトコルは、いかなる二次コンテンツアイテム要求もプロキシサーバからの二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離すことができる。例えば、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の第1は、第2のプロトコルを用いて連続TCP接続を介して送信されてもよく、その後で、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の第1に対する肯定受信応答が受信される前に1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の第2が送信可能にする。
【0040】
別の態様においては、コンテンツモジュール430は、ウェブブラウザ439を更に含むことができる。この種の一態様において、ウェブブラウザ439は特定のウェブコンテンツを要求するユーザインターフェース440を介してユーザ入力を受信できる。例えば、ユーザはウェブブラウザ439を可能にすることができ、関心ある特定のウェブページを選択する入力を提供できる。この種の実施例において、ウェブブラウザ439は要求されたウェブページを一次コンテンツアイテム要求として処理のために第1のプロトコルモジュール432に通信できる。
【0041】
更に、モバイル機器400はユーザインターフェース440を含むことができる。ユーザインターフェース440は、通信装置400への入力を生成する入力装置442及び通信装置400のユーザによって、消費のための情報を生成する出力装置442を含むことができる。例えば、入力装置442は、キー又はキーボード、マウス、タッチスクリーン表示器、マイクロホン、などを含むことができる。更に、例えば、出力装置444は、表示器、オーディオスピーカ、触覚フィードバック装置、パーソナルエリアネットワーク(PAN)トランシーバなどを含むことができる。図示の態様では、出力装置444は画像又はビデオフォーマットであるメディアコンテンツを提示するように動作できる表示器又はオーディオ形式であるメディアコンテンツを提供するオーディオスピーカを含むことができる。
【0042】
動作中に、ユーザは第1のアプリケーション乃至第2のアプリケーションを起動するために通信装置400を始動させてもよい。例えば、第1のアプリケーションは、FM−RDSアプリケーションであってもよく、第2のアプリケーションは、音楽ダウンロードサービスアプリケーションであってもよい。拡張モジュール430はアップリケーション通信モジュール432及びアプリケーション制御モジュール434の使用を介して少なくとも2つのアプリケーション間でアプリケーションデータ410及び制御情報412の通信を容易にすることができる。例えば、通信アプリケーションデータ410は、RDSデータ又はデジタル音楽データの少なくとも一部を含むことができ、制御情報412は機能、ボリューム、表示などを獲得する音楽ダウンロードサービスアプリケーションの制御を含むことができる。更に、データ及び制御モジュール436はアプリケーション間で通信されるアプリケーションデータ410と制御情報412の少なくとも一部を取得及び/又は格納できる。例えば、格納される通信は、RDSデータ又はデジタル音楽データ、若しくは、獲得した記録又はその組合せの少なくとも一部を含むことができる。
【0043】
図5を参照して、図1に示されるプロキシサーバ130のような、プロキシウェブコンテンツシステム500の詳細なブロック図が示されている。プロキシウェブコンテンツシステム500はいかなるタイプのハードウェア、サーバ、パソコン、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ又は専用又は汎用計算装置のいずれかの任意の計算装置のスクナックとも1つを含むことができる。更に、プロキシウェブコンテンツシステム500で動作され又はこれによって実行されるようなここに記載されているモジュール及びアプリケーションは図5に示されるように、単一ネットワーク装置で完全に実施し得る。或いは、他の態様では、分離サーバ、データベース又はコンピュータ装置が使用可能フォーマットでデータをパーティに提供し、及び/又は通信装置110、ウェブサーバ140などとプロキシウェブコンテンツシステム500により実行されるモジュール及びアプリケーションとの間でのデータフローにおいて、独立したレイヤの制御を提供するために一致して動作できる。
【0044】
プロキシウェブコンテンツシステム500は有線及び無線ネットワークを介してデータを送受信することができ、ルーチン及びアプリケーションを実行できるコンピュータプラットフォーム502を含む。コンピュータプラットフォーム502はメモリ504を含む。このメモリは読出し専用及び/又はランダムアクセスメモリ(ROM及びRAM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード又はコンピュータプラットフォームに共通の任意のメモリのような揮発性及び不揮発性メモリを含むことができる。更に、メモリ504は1つ以上のフラッシュメモリセルを含むことができ、又は磁気媒体、光学式媒体、テープ又はソフト又はハードディスクのような任意の二次又は三次記憶装置でもあってもよい。更に、コンピュータプラットフォーム502もプロセッサ530を含む。これは特定用途向け集積回路(“ASIC”)又は他のチップセット、論理回路又は他のデータが装置であってもよい。プロセッサ530は、メディアコンテンツ配信システム14の機能性及び有線又は無線ネットワークでのネットワーク装置の操作性を有効にする、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及びそれの組合せで実施される種々の処理サブシステム532を含むことができる。
【0045】
コンピュータプラットフォーム502は、拡張システム500の種々のコンポーネントの間、並びに拡張システム500、装置110及びサーバ130,140の間で通信を可能にする、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及びそれの組合せで実施されるモジュール550を含むことができる。通信モジュール550は、無線通信接続を確立するため必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び/又はその組み合わせを含むことができる。記載されている態様によると、通信モジュール550は、ウェブサーバ140と装置110との間の無線通信を容易にする、必要なハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアを含むことができる。
【0046】
コンピュータプラットフォーム502は更に、特に、装置110とウェブサーバ140の間で通信されるデータに対応する装置から受信されるメトリックスを有効にする、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び組合せで実施されるメトリックモジュール540を含むことができる。一態様では、プロキシウェブシステム500はメモリ504に記憶された任意のウェブコンテンツ516を変形するためにメトリックスモジュール540を介して受信されたデータを解析できる。例えば、メトリックモジュール540がユーザが他より頻繁に特定の二次コンテンツアイテムを選択することを示しているデータを戻せば、そのときそのような好適な二次コンテンツはウェブコンテンツ記憶装置516に保存できる。このように、二次コンテンツアイテム要求はウェブサーバ140に対して減少でき、装置110により要求されるコンテンツのための復帰時間は更に減少できる。
【0047】
プロキシウェブコンテンツシステム500のメモリ504は、図1に示されるウェブサーバ140のようなウェブサーバから図1に示される装置110のような無線装置に対して一次及び二次コンテンツアイテムを取得することを容易にするように動作できるコンテンツモジュール510を含む。コンテンツモジュール510は、1つ以上のウェブコンテンツアイテム要求512及びウェブコンテンツ記憶装置516を含むことができる。1つの態様では、1つ以上ウェブコンテンツアイテム要求512(例えばGETs)は、第1のプロトコルを使用して無線デバイス(例えば装置110)から受信され、要求一次コンテンツアイテムを検索するためにウェブサーバに中継される一次コンテンツアイテム要求を含むことができる。1つの態様では、第1のプロトコルは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含むことができる。例えば、一次コンテンツアイテム要求はHTTPを用いて連続TCP接続を介して送信し得る。HTTPは送信一次コンテンツアイテム要求に対する肯定的受信応答が受信されるまで次のコンテンツ要求が連続TCP接続を介して送信されることを許容しない。1つの方法では、二次コンテンツアイテム要求514は第1のプロトコルを使用して一次コンテンツアイテムと関連するウェブサーバに送信するためのコンテンツモジュール510によって、生成し得る。更に、別の態様では、1つ以上ウェブコンテンツアイテム要求512(例えば、GETs)は第2のプロトコルを使用して装置110から受信される二次コンテンツアイテム要求を含むことができる。この種の態様において、ウェブサーバから検索される二次コンテンツアイテムは無線装置から受信される二次コンテンツアイテム要求と整合し得る。整合二次コンテンツアイテムは第2のプロトコルを使用して装置に送信し得る。1つの態様では、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の第1に対する肯定的受信応答が受信される前に1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の第2が送信されるのを許容する。
【0048】
図6を参照して、往復時間を減少してコンテンツを取得できる典型的なシステム600のブロック図が示されている。例えば、システム600は無線装置内に少なくとも部分的に存在できる。他の実施例態様によれば、システム600はアクセス端末内に少なくとも部分的に存在できる。システム600はプロセッサ、ソフトウェア又はその組み合わせ(例えばファームウェア)により実施される機能を表す機能ブロックである機能ブロックを含むように示されるのは言うまでもない。システム600は、結合して作用できる手段の論理グループ602を含む。例えば、論理的グループ602は、第1のプロトコルを使用して一次コンテンツアイテムを取得するため一次コンテンツアイテム要求を、装置から、送信する手段を含むことができる。第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求604の受信の確認と結合する。1つの態様では、一次コンテンツアイテム要求は装置と関連するウェブブラウザ、などから受信できる。別の態様では、一次コンテンツアイテムはメインウェブページを含むことができ、1つ以上の二次コンテンツアイテムはメインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む。更に別の態様では、一次コンテンツアイテム要求はウェブサーバから一次コンテンツアイテムを取得するためにプロキシサーバに対する命令を含むことができる。
【0049】
更に、論理的グループ602は、第1のプロトコル606を使用して一次コンテンツアイテムを受信する手段のための手段を含むことができる。一態様において、第1のプロトコルはハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含むことができ、一次コンテンツアイテム要求はHTTPを使用してTCP接続を介して送信される。HTTPは、送信された一次コンテンツ要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求がTCP接続を介して送信されることを許容しない。更に、論理グループ602は、一次コンテンツアイテム608に関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムに対する1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成する手段を含むことができる。1つの態様では、生成することは1つ以上の二次コンテンツアイテムのいずれかが装置に保存されるかどうかを決定し、装置に保存されない二次コンテンツアイテムの各々に対する二次コンテンツアイテム要求を生成することを含むことができる。
【0050】
更に、論理グループ602は第2のプロトコルを使用して1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することを含むことができ、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を1つ以上の二次コンテンツアイテム要求610の受信の確認から切り離す。一態様では、1つ以上の二次コンテンツアイテムを送信することは更に1つ以上の接続経路を介して送信することを含むことができ、1つ以上の接続経路は1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にする。この種の態様において、接続経路はTCP接続であってもよい、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の確認が受信される前に1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の複数が送信されることを可能にする。更に、論理グループ602は、第2のプロトコル612を使用して1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信することを含むことができる。別の態様においては、1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信することは、装置に関連するキャッシュに1つ以上の二次コンテンツアイテムの受信された少なくとも1つを格納することを含む。更に、システム600は手段604、606、608、610及び612と関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ614を含むことができる。メモリ614に外部であるとして示されているけれども、手段604、606、608、610及び612の1つ以上がメモリ614内で存在できることは理解されるはずである。
【0051】
図7を参照すると、往復時間を減少して無線通信装置のコンテンツを取得できる典型的なシステム700のブロック図が示されている。例えば、システム700は無線装置内に少なくとも部分的に存在できる。他の実施例態様によれば、システム700はアクセス端末内で少なくとも部分的に存在できる。システム700はプロセッサ、ソフトウェア又はその組み合わせ(例えばファームウェア)により実施される機能を表す機能ブロックであり得る機能ブロックを含むように示されていることは言うまでもない。システム700は、共同して作用できる手段の論理グループ702を含む。例えば、論理グループ702は、第1のプロトコルを使用してウェブサーバに対して、装置から、一次コンテンツアイテム要求を受信する手段を含むことができ、第1のプロトコルは一次コンテンツアイテム要求を一次コンテンツアイテム要求704の受信の確認と結合する。一態様において、第1のプロトコルがハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含むことができ、一次コンテンツアイテム要求はHTTPを使用してTCP接続を介して送信でき、HTTPは送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求がTCP接続を介して送信されることを許容しない。更に、論理グループ702は、第1のプロトコル706を使用してウェブサーバから要求された一次コンテンツアイテムを取得する手段を含むことができる。1つの態様では、ウェブサーバから取得することは、更に、プロキシサーバと関連する記憶装置に取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを格納することを含むことができる。更に、論理グループ702は、第1のプロトコル708を使用して、取得した一次コンテンツアイテムを装置に送信する手段を含むことができる。更に、論理グループ702は、第2のプロトコルを用いて、装置から、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を受信することを含むことができ、第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から1つ以上の二次コンテンツアイテム要求710を切り離す。更に、論理グループ702は、第1のプロトコル712を使用してウェブサーバから、1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する1つ以上の要求二次コンテンツアイテムを取得する手段を含むことができる。
【0052】
更に、論理グループ702は、第2のプロトコルを使用して、取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを装置714に送信する手段を含むことができる。1つの態様では、第2のプロトコルは、関連する二次コンテンツアイテム要求の受信を確認することから切り離して、二次コンテンツアイテムが送信されることを許容できる。別の態様においては、1つ以上の二次コンテンツアイテムを送信することは、更に1本以上の接続経路を介して送信することを含めることができ、1つ以上の接続経路は1つ以上の二次コンテンツアイテムが直列に送信されることを可能にすることができる。この種の一態様において、接続経路がTCP接続であってもよく、1つ以上の二次コンテンツアイテムの第1は第2のプロトコルを用いてTCP接続を介して送信されてもよい。第2のプロトコルは1つ以上の二次コンテンツアイテムの第1の確認が受信される前に1つ以上の二次コンテンツアイテムの複数が送信されることを許容する。更に、システム700は手段704、706、708、710、712及び714と関連する機能を実行するための命令を保持するメモリ716を含むことができる。メモリ716の外部であるとして示されるけれども、手段704、706、708、710、712及び714の1つ以上はメモリ716内で存在できることは理解されるべきである。
【0053】
用語「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などは、限定されないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア又は実行のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを含むことを意図している。例えば、コンポーネントは、限定されないが、プロセッサで実行する処理、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム及び/又はコンピュータであってもよい。実例として、計算装置で実行するアプリケーション及び計算装置はコンポーネントであり得る。1つ以上のコンポーネントは処理及び/又は実行のスレッド内に存在でき、1つのコンポーネントは一台のコンピュータに局所化され及び/又は2台以上のコンピュータの間で分散される。更に、これらのコンポーネントは、そこに格納された種々のデータ構造を有する種々のコンピュータ可読媒体から実行できる。コンポーネントは、ローカルシステム、配信システムの他のコンポーネントと対話する1つのコンポーネントからのデータのような1つ以上のデータパケットを有する信号に従うようなローカル及び/又はリモート処理によって、及び/又は信号によって、他のシステムとインターネット(登録商標)のようなネットワークを介して通信できる。
【0054】
更に、種々の態様は有線端末又は無線端末でできる端末と関連してここに説明されている。端末は、また、システム、装置、加入者装置、加入者局、移動局、可動装置、モバイル機器、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信装置、ユーザーエージェント、ユーザ装置又はユーザ設備(UE)と呼ぶことができる。無線端末は、移動電話、衛星電話、コードレス電話、セッション初期化プロトコル(SIP)電話無線ローカルループ(WLL)局、パーソナル携帯情報機器(PDA)、無線接続能力を有する携帯装置、計算装置又は無線モデムに接続した他の処理装置であってもよい。更に、種々の態様は、基地局と関連してここに説明されている。基地局は、無線端末と通信するために利用でき、また、アクセスポイント、ノードB又は他の用語で呼ばれてもよい。
【0055】
更に、用語“or”は排他的“or”よりもむしろ包含的を意味することを意図している。即ち、別に特定されてなく、又は内容から明らかでなければ、語句「XはA又はBを採用する」は自然包括的置換のいずれかを意味することを意図している。すなわち、語句「XはAを使用する」は次の例のいずれかにより満たされる:Xは、Aを使用する、Xは、Bを使用する、又は、XはA及びBの両方を使用する。更に、本出願及び添付請求項に使用されているような冠詞“a”及び“an”は特に特定されていなく又は単一形を対象にしていることが内容から明らかでなければ「1つ以上」を意味することを一般に解釈されるべきである。
【0056】
ここに記載されている技術は、種々の無線通信システム、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA及び他のシステムに使用されてもよい。用語「システム」及び「ネットワーク」は、しばしば置き換え可能に使用される。CDMAシステムは、無線技術、例えば全地球無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access(UTRA))、cdma2000などを実行できる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)及びCDMAの他の変形を含む。更に、cdma2000はIS−2000、IS−95及びIS−856標準をカバーする。TDMAシステムは、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実装できる。OFDMAシステムは、無線技術、例えば進展UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 602.11(Wi−Fi)、IEEE 602.16(WiMAX)、IEEE 602.20、Flash−OFDMなどを実施できる。UTRA及びE UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部分である。3GPP ロングタームエボリューション(LTE)はE UTRAを使用するUMTSの解放であり、ダウンリンク上でOFDMAを採用し、アップリンク上でSC−FDMAを使用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMは、「3世代パートナシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)」(3GPP)という名称をつけられる組織から文書に記載されている。更に、cdma2000及びUMBは、「3世代パートナシッププロジェクト」(3GPP2)と名称付けられた組織からの文書に記載されている。更に、この種の無線通信システムは、更に、対でない無許可スペクトル、602.xx無線LAN、ブルーツース及び他の短−又は長−範囲無線通信技術をしばしば使用している、ピア対ピア(例えば、モバイル対モバイル)アドホックネットワークシステムを含むことができる。
【0057】
種々の態様又は特徴は、複数の装置、コンポーネント、モジュール、などを含むことができるシステムに関して提示されている。種々のシステムは追加装置、コンポーネント、モジュール、などを含むことができ、及び/又は図と関連して検討して装置、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことが理解されるべきであり、言うまでもない。これらの方法の組合せも使用できる。
【0058】
ここに開示された態様と関連して説明されている種々の具体的ロジック、論理ブロック、モジュール、及び回路は汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理装置、離散ゲート又はトランジスタロジック、離散ハードウェアコンポーネント、又はここに説明された機能を行うように設計されたその組み合わせで実施され又は実行される。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよい、しかし、択一的に、プロセッサは任意の一般的プロセッサも、コントローラ、マイクロコントローラ又は状態装置であってもよい。プロセッサは、また、計算装置の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用した1つ以上のマイクロプロセッサ又はこのような他の構成として実施されてもよい。更に、少なくとも1つのプロセッサは、上述したステップ及び/又は作用の1つ以上を実行するように動作可能な1つ以上のモジュールを含めることができる。
【0059】
更に、ここに開示された態様と関連して説明されている方法又はアルゴリズムのステップ及び/又は作用はハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで又は二つの組合せで、直接に実施されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM又は公知技術の記憶媒体の他のいかなる形態に存在してもよい。典型的な記憶媒体はプロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、情報を書き込むことができるようにプロセッサに接続できる。或いは、記憶媒体はプロセッサに一体化されてもよい。更に、いくつかの態様では、プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに存在してもよい。更に、ASICはユーザ端末に存在してもよい。或いは、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末の離散的なコンポーネントとして存在してもよい。更に、幾つかの形態では、方法又はアルゴリズムのステップ及び/又は作用はコンピュータプログラム製品に組み込める機械可読媒体及び/又はコンピュータ可読媒体のコード及び/又は命令の1つ、任意の組み合わせ又はセットとして存在してもよい。
【0060】
1つ以上の態様において、記載されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はその任意の組合せで実施されてもよい。ソフトウェアで実施される場合、機能はコンピュータ可読媒体の1つ以上の命令又はコードとして記憶され又は送信されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び1つの場所から他の場所にコンピュータプログラムを転送するのを容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによって、アクセスできる任意の利用可能媒体であってもよい。例えば、これに限定されないが、そのようなコンピュータ可読媒体はRAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶装置、若しくは所望のプログラムコードを命令又はデータ構造で搬送又は記憶するために使用でき、コンピュータによって、アクセスできる任意の他の媒体を含むことができる。また、任意の接続はコンピュータ読取り可能媒体と呼ぶことができる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ又は同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)又は無線技術(例えば赤外線、無線及びマイクロ波)を使用している他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL又は赤外線、ラジオ及びマイクロ波のような無線技術は媒体の定義に含まれる。ここに使用されているようなディスク(disk)及びディスク(disc)はコンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスクを含む。ディスク(disc)は通常レーザーによって、光学的にデータを再生する。上記の組合せは、また、コンピュータ可読媒体の範囲内で含まれるべきである。
【0061】
前述の開示は図示する態様及び/又は態様を検討しているが、種々の変更と変形は添付の請求の範囲に定義されているように説明した態様及び/又は態様の範囲から逸脱しないでなし得ることは留意すべきである。更に、記載されている態様及び/又は態様の要素は単数で説明され、請求項に記載されているが、単数への制限が明確に述べられない限り、複数が考慮される。更に、任意の態様及び/又は態様の全て又は一部はそれ以外に述べられていなければ、任意の他の態様及び/又は態様の全て又は一部により使用されてもよい。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 減少したアクセスタイムでコンテンツを取得する方法であって、第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテム要求を取得するために一次コンテンツアイテム要求を装置から送信すること、前記第1のプロトコルを使用している前記一次コンテンツアイテムを受信すること、前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムに対する1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成すること、第2のプロトコルを用いて前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信すること、前記第2のプロトコルを使用して前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信すること、を含み、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、方法。
[2]前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することは、更に、1つ以上の接続経路を介して送信することを含み、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にする、[1]の方法。
[3]前記接続経路はTCP接続であり、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求のどれかに対する確認が受信される前に前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の複数が送信されることを許容する、[2]の方法。
[4]前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、[1]の方法。
[5]前記第1のプロトコルを用いて前記装置と関連するウェブブラウザから前記一次コンテンツアイテム要求を受信すること、前記ウェブブラウザから少なくとも1つの二次コンテンツアイテムの要求を受信すること、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの前記受信した少なくとも1つから前記要求された少なくとも1つの二次コンテンツアイテムを取得すること、前記第1のプロトコルを使用して前記取得された少なくとも1つの二次コンテンツアイテムをウェブブラウザに送信すること、を更に含む、[1]の方法。
[6]前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのいずれかは前記装置に記憶されるかどうか決定すること、を更に含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成することは、前記装置に記憶されないと決定された前記二次コンテンツアイテムの各々に対してである、[1]の方法。
[7]前記第1のプロトコルはハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、[1]の方法。
[8]前記一次コンテンツアイテムがメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、[1]の方法。
[9]前記一次コンテンツアイテム要求は特定ウェブサーバから前記一次コンテンツアイテムを取得するためプロキシサーバに対する命令を更に含む、[1]の方法。
[10]前記一次コンテンツアイテム要求を送信することは、パケットヘッダと共に前記一次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含み、前記パケットヘッダは、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記一次コンテンツアイテム要求を識別するトランザクション識別子を含み、前記パケットヘッダは、どの接続経路が前記要求を通信するために使用されるかを定義し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することは、前記パケットヘッダと共に前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含む、[1]の方法。
[11]コンピュータに第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテム要求を取得するために一次コンテンツアイテム要求を装置からプロキシサーバに送信させる第1セットのコードと、前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムに対する1つ以上の二次コンテンツアイテム要求をコンピュータに生成させる第2セットのコードと、第2のプロトコルを用いて前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求をコンピュータに送信させる第3セットのコードと、を含み、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、コンピュータ可読媒体を具備する、コンピュータプログラム製品。
[12]第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテム要求を取得するために一次コンテンツアイテム要求を装置から送信する手段と、前記第1のプロトコルを使用している前記一次コンテンツアイテムを受信する手段と、前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムに対する1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成する手段と、第2のプロトコルを用いて前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信する手段と、前記第2のプロトコルを使用して前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの少なくとも1つを受信する手段と、を具備し、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、装置。
[13]第1のプロトコルを用いて一次コンテンツアイテム要求を取得するために一次コンテンツアイテム要求を送信し、前記第1のプロトコルを使用している前記一次コンテンツアイテムを受信するために動作可能である通信モジュールと、前記一次コンテンツアイテムと関連する1つ以上の二次コンテンツアイテムに対する1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成するために動作可能であるコンテンツモジュールと、第2のプロトコルを用いて前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信し、第2のプロトコルを用いて前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の少なくとも1つを受信するために動作可能であるコンテンツモジュールと、を具備し、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、装置。
[14]前記通信モジュールは、更に、1つ以上の接続経路を介して前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信するために動作可能であり、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求が直列に送信されることを可能にする、[13]の装置。
[15]前記接続経路はTCP接続であり、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求のどれかに対する確認が受信される前に前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の複数が送信されることを許容する、[14]の装置。
[16]前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、[13]の装置。
[17]前記通信モジュールは前記第1のプロトコルを用いて前記装置と関連するウェブブラウザから前記一次コンテンツアイテム要求を受信し、前記ウェブブラウザから少なくとも1つの二次コンテンツアイテムの要求を受信するために動作可能であり、前記コンテンツモジュールは、更に前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの前記受信した少なくとも1つから前記要求された少なくとも1つの二次コンテンツアイテムを取得するために動作可能であり、前記通信モジュールは、更に第1のプロトコルを使用して前記取得した少なくとも1つの二次コンテンツアイテムを前記ウェブブラウザに送信するために動作可能である、[13]の装置。
[18]前記コンテンツモジュールは、更に前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのいずれかが前記装置に保存されるかどうかを決定するために動作可能であり、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を生成することは、前記装置に保存されないと決定された前記二次コンテンツアイテムの各々に対してである、[13]の装置。
[19]前記第1のプロトコルがハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、[13]の装置。
[20]前記一次コンテンツアイテムはメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、[13]の装置。
[21]前記一次コンテンツアイテム要求は特定ウェブサーバから前記一次コンテンツアイテムを取得するため前記プロキシサーバに対する命令を更に含む、[13]の装置。
[22]前記一次コンテンツアイテム要求を送信することは、パケットヘッダと共に前記一次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含み、前記パケットヘッダは、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記一次コンテンツアイテム要求を識別するトランザクション識別子を含み、前記パケットヘッダは、どの接続経路が前記要求を通信するために使用されるかを定義し、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することは、前記パケットヘッダと共に前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を送信することを更に含む、[13]の装置。
[23]減少するアクセスタイムで装置のためのコンテンツを取得する方法であって、第1のプロトコルを使用して、ウェブサーバに対して、装置から、一次コンテンツアイテム要求を受信すること、前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから前記要求された一次コンテンツアイテムを取得すること、前記第1のプロトコルを使用して前記取得された一次コンテンツアイテムを前記装置に送信すること、第2のプロトコルを用いて前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記装置から受信すること、前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する前記1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得すること、前記第2のプロトコルを使用して前記取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記装置に送信すること、を含み、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、方法。
[24]前記1つ以上の二次コンテンツアイテムを送信することは、更に、1つ以上の接続経路を介して送信することを含み、前記1つ以上の接続経路は前記1つ以上の二次コンテンツアイテムが直列に送信されることを可能にする、[23]の方法。
[25]前記接続経路はTCP接続であり、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのどれかに対する確認が受信される前に前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの複数が送信されることを許容する、[24]の方法。
[26]前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、[23]の方法。
[27]前記第1のプロトコルは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、[23]の方法。
[28]前記一次コンテンツアイテムはメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、[23]の方法。
[29]前記受信はパケットヘッダと共に前記一次コンテンツアイテム要求又は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を受信することを更に含み、前記パケットヘッダは、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記要求を識別するトランザクション識別子を含み、前記パケットヘッダは、どの接続経路が前記要求を通信するために使用されるかを定義し、前記要求を送信することは、前記特定ウェブサーバのためのIPアドレスに前記要求を送信することを更に含み、前記取得したコンテンツアイテムを送信することは前記要求が受信された前記接続経路を識別するために前記トランザクション識別子を使用することを更に含む、[23]の方法。
[30]第1のプロトコルを用いて前記ウェブサーバから要求一次コンテンツアイテムをコンピュータに取得させる第1セットのコードと、前記第1のプロトコルを用いて前記コンピュータに前記取得一次コンテンツアイテムを前記装置に送信させる第2セットのコードと、第2のプロトコルを用いて前記ウェブサーバから前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する1つ以上の要求二次コンテンツアイテムを前記コンピュータに取得させる第3セットのコードと、前記第2のプロトコルを使用して前記コンピュータに前記取得された1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記装置に送信させる第4セットのコードと、を含み、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、コンピュータ可読媒体を含む、コンピュータプログラム製品。
[31]第1のプロトコルを使用してウェブサーバに対して、装置から、一次コンテンツアイテム要求を受信する手段と、前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから前記要求された一次コンテンツアイテムを取得する手段と、前記第1のプロトコルを使用して前記取得された一次コンテンツアイテムを前記装置に送信する手段と、第2のプロトコルを用いて1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記装置から受信する手段と、前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する前記1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得する手段と、前記第2のプロトコルを使用して、前記取得された1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記装置に送信する手段と、を具備し、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、装置。
[32]第1のプロトコルを使用してウェブサーバに対して装置から一次コンテンツアイテム要求を受信し、第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから前記要求された一次コンテンツアイテムを取得し、前記第1のプロトコルを使用して前記取得された一次コンテンツアイテムを前記装置に送信し、第2のプロトコルを用いて1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記装置から受信し、前記第1のプロトコルを使用して前記ウェブサーバから、前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求に対応する前記1つ以上の要求された二次コンテンツアイテムを取得し、前記第2のプロトコルを使用して前記取得した1つ以上の二次コンテンツアイテムを前記装置に送信するために動作可能であり、前記第1のプロトコルは前記一次コンテンツアイテム要求を前記一次コンテンツアイテム要求の受信の確認に結合し、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求の受信の確認から切り離す、通信モジュールを含む装置。
[33]前記通信モジュールは、更に単一の接続経路を介して前記1つ以上の二次コンテンツアイテムを送信するために動作可能であり、前記単一の接続経路は、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムが直列に送信されることを可能にする、[32]の装置。
[34]前記接続経路はTCP接続であり、前記第2のプロトコルは前記1つ以上の二次コンテンツアイテムのどれかに対する確認が受信される前に前記1つ以上の二次コンテンツアイテムの複数が送信されることを許容する、[33]の装置。
[35]前記第2のプロトコルは各二次コンテンツアイテム要求を前記二次コンテンツアイテム要求の受信の対応する確認と関連付けるためトランザクション識別子を使用する、[32]の装置。
[36]前記第1のプロトコルはハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)を含み、前記一次コンテンツアイテム要求は前記HTTPを使用してTCP接続を介して送信され、前記HTTPは前記送信された一次コンテンツアイテム要求の確認が受信されるまで次のコンテンツ要求が前記TCP接続を介して送信されることを許容しない、[32]の装置。
[37]前記一次コンテンツアイテムがメインウェブページを含み、前記1つ以上の二次コンテンツアイテムは前記メインウェブページを介してアクセスできるオブジェクトを含む、[32]の装置。
[38]前記通信モジュールは更にパケットヘッダと共に前記一次コンテンツアイテム要求又は前記1つ以上の二次コンテンツアイテム要求を受信するために動作可能であり、前記パケットヘッダは、特定ウェブサーバためのIPアドレスと前記要求を識別するトランザクション識別子を含み、前記パケットヘッダは、どの接続経路が前記要求を通信し、前記要求を前記特定ウェブサーバのためのIPアドレスに送信し、前記要求が受信された接続経路を識別するためにトランザクション識別子を使用するために使用されるかを定義する、[32]の装置。
図1
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6
図7