特許第5784566号(P5784566)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5784566
(24)【登録日】2015年7月31日
(45)【発行日】2015年9月24日
(54)【発明の名称】操作装置及び操作方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20150907BHJP
   G06F 3/048 20130101ALI20150907BHJP
【FI】
   G06F3/048 654B
   G06F3/048 656A
【請求項の数】6
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-215939(P2012-215939)
(22)【出願日】2012年9月28日
(65)【公開番号】特開2014-71579(P2014-71579A)
(43)【公開日】2014年4月21日
【審査請求日】2014年7月22日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083172
【弁理士】
【氏名又は名称】福井 豊明
(72)【発明者】
【氏名】前田 浩司
【審査官】 海江田 章裕
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−103602(JP,A)
【文献】 特開2002−055807(JP,A)
【文献】 特開平08−044893(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0482
G06F 3/048
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の項目キーのうち、所定数の項目キーを所定の画面に押下可能に表示する操作装置において、
所定の設定項目キーが押下されると、当該押下された設定項目キーに属する複数の選択項目キーのうち、最初から順番に、1つの選択項目キーを押下可能に当該画面の前面に表示する表示受付手段と、
現時点で前記画面に表示されている選択項目キーから未だ当該画面に表示されていない選択項目キーを切替表示するための切替表示キーが前記画面に押下可能に表示され、当該切替表示キーが押下されると、当該切替表示キーの押下が連打であるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記表示受付手段は、前記切替表示キーの押下が連打でない場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの1つを押下可能に当該画面の前面に表示し、
前記切替表示キーの押下が連打である場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの全てを一覧で押下可能に当該画面の前面に表示することを特徴とする操作装置。
【請求項2】
前記表示受付手段は、前記切替表示キーの近傍に、現時点での画面の選択項目キーの順番と、当該画面の選択項目キーの切替表示可能な回数とを表示する
請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の操作装置を備えた画像形成装置。
【請求項4】
複数の項目キーのうち、所定数の項目キーを所定の画面に押下可能に表示する操作装置の操作方法において、
所定の設定項目キーが押下されると、当該押下された設定項目キーに属する複数の選択項目キーのうち、最初から順番に、1つの選択項目キーを押下可能に当該画面の前面に表示する表示受付ステップと、
現時点で前記画面に表示されている選択項目キーから未だ当該画面に表示されていない選択項目キーを切替表示するための切替表示キーが前記画面に押下可能に表示され、当該切替表示キーが押下されると、当該切替表示キーの押下が連打であるか否かを判定する判定ステップと、
前記切替表示キーの押下が連打でない場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの1つを押下可能に当該画面の前面に表示する第一のステップと、
前記切替表示キーの押下が連打である場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの全てを一覧で押下可能に当該画面の前面に表示する第二のステップと、
を備えることを特徴とする操作方法。
【請求項5】
請求項に記載の操作方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項6】
請求項に記載のプログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置及び操作方法に関し、詳しくは、複数の項目キーを切り替え表示して確認する場合に当該項目キーを効率よく確認することが可能な操作装置及び操作方法に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、電子写真方式の複写機、ファクシミリ機、プリンタ、これらの機能を搭載した複合機(MFP:Multi Function Peripheral)等の画像形成装置では、一般に、原稿上の画像情報から画像データを光学的に読み取り、その画像データに基づきトナー像を形成して用紙に転写定着させて印刷する印刷(印字)機能の他に、画像データをファクシミリ送受信するファクシミリ機能、その他、種々の画像データ処理機能を有している。
【0003】
そして、前記画像形成装置では、それら諸機能の動作状態を本体に配置された画面表示部としての操作パネル部に表示させるとともに、その操作パネル部に対する選択操作によって諸機能を選択実行する。又、前記表示画面をCPU(central processing unit)によって表示切換制御している。
【0004】
近年、前記画像形成装置の商品価値を向上させる観点から、操作パネル部における次画面切り換え時に、次画面について端部領域のみの部分画面から順次表示領域を広げた複数枚の部分画面に分割し、これらを例えば、1秒間に順次切換え表示して次画面全体を描画する、いわゆるアニメーション描画機能を搭載した画像形成装置が登場してきている。これにより、表示パフォーマンスを向上させている。
【0005】
しかしながら、上述したアニメーション描画機能においては、1〜数秒間を経て次画面全体が描画される一方、アニメーション表示動作中にユーザによる操作パネル部への操作入力が受け付けられず、操作パネル部を操作するにはアニメーション動作が終了して次画面全体が描画されるのを待つ必要がある。
【0006】
しかも、前記画像形成装置の操作に慣れたユーザにとっては、次の操作処理を行いたいのに操作ができないことになり、ユーザの利便性を損なうという問題がある。
【0007】
特に、操作パネル部の表示制御と印刷制御等を共通のCPUで制御する構成においては、ごく短期間のアニメーション表示動作が困難な場合が想定され、改善が望まれている。
【0008】
このような問題を解決する発明として、特開2011−175323号公報(特許文献1)には、画像データを処理する装置の動作状態を視覚的に画面表示する画面表示部と、少なくとも前記画面表示部における表示状態を変更操作する操作部と、前記画面表示部に表示する画面毎の画面データを記憶する画面記憶部とを備える表示制御装置が開示されている。前記表示制御装置では、前記画面表示部の表示画面を切り換えるとき、前記画面記憶部に記憶された次画面の前記画面データを部分画面から順次領域拡大して全体画面状態に至る複数枚の変移画面にして前記次画面をアニメーション表示制御するとともに、このアニメーション表示中に前記操作部から入力があったとき、前記アニメーション表示を中止して前記全体画面状態に表示制御する制御部を更に備える。これにより、アニメーション描画機能の実現と、装置における速やかな操作性の確保が容易になるとしている。
【0009】
又、特開2009−54135号公報(特許文献2)には、複数の入力キーを表示する表示部と、前記表示部と関連付けて配設され、前記表示部に表示される前記複数の入力キーへの入力を検知するタッチパネルと、前記タッチパネルへの所定時間よりも短い間隔での連続した入力である連打入力を検知する検知部とを備える入力装置が開示されている。前記入力装置は、前記連打入力が開始された位置に対応する入力キーを記憶する記憶部と、前記検知部により前記タッチパネルへの連打入力が検知された場合、前記連打入力が開始された位置に対応する入力キーを含む予め設定した所定領域内の入力を、前記記憶部に記憶された入力キーへの入力として処理するよう制御する制御部とを更に備える。これにより、同じ入力キーを連続して複数回押圧する入力操作(連打)を行う際に、ユーザの押圧する位置がずれてしまったとしても、ユーザが当初意図していたキーへの入力として処理することができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2011−175323号公報
【特許文献2】特開2009−54135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
ところで、近年の高機能化に伴い、所定の機能や特性、パラメータを示す設定項目キーに対する選択項目キーの数が増加するようになってきている。
【0012】
一方、前記選択項目キーを表示するタッチパネルの大きさや画面のデザイン等の設計上、前記選択項目キーの全てを表示することは出来ず、所定数の選択項目キーを表示する複数の画面を一枚ずつ表示する構成としている。このような構成において、ユーザは、予め設けられた切替表示キーを押下することで、前記画面を切替表示して、自己の所望する選択項目キーを探すことになる。
【0013】
しかしながら、上述の構成で、仮にユーザの所望する選択項目キーが最後の画面に存在する場合、ユーザは、前記切替表示キーを複数回押下する必要が生じ、イラつきや操作の不便感が生じるという問題がある。又、前記構成では、ユーザの所望する選択項目キーを効率よく確認することが出来ないという問題がある。前記特許文献1、2に記載の発明では、上述した問題を解決することは出来ない。
【0014】
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、複数の項目キーを切り替え表示して確認する場合に当該項目キーを効率よく確認することが可能な操作装置及び操作方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、複数の項目キーのうち、所定数の項目キーを所定の画面に押下可能に表示する操作装置を前提とし、以下の構成を採用する。
【0016】
即ち、前記操作装置は、所定の設定項目キーが押下されると、当該押下された設定項目キーに属する複数の選択項目キーのうち、最初から順番に、1つの選択項目キーを押下可能に当該画面の前面に表示する表示受付手段と、現時点で前記画面に表示されている選択項目キーから未だ当該画面に表示されていない選択項目キーを切替表示するための切替表示キーが前記画面に押下可能に表示され、当該切替表示キーが押下されると、当該切替表示キーの押下が連打であるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記表示受付手段は、前記切替表示キーの押下が連打でない場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの1つを押下可能に当該画面の前面に表示し、前記切替表示キーの押下が連打である場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの全てを一覧で押下可能に当該画面の前面に表示することを特徴とする。
【0017】
又、前記表示受付手段は、前記切替表示キーの近傍に、現時点での画面の選択項目キーの番号と、当該画面の選択項目キーの切替表示可能な回数とを表示する。
【0019】
又、本発明の操作装置は、画像形成装置に備えることが出来る。
【0020】
尚、本発明は、複数の項目キーのうち、所定数の項目キーを所定の画面に押下可能に表示する操作装置の操作方法として提供することが出来る。
【0021】
即ち、前記操作方法は、所定の設定項目キーが押下されると、当該押下された設定項目キーに属する複数の選択項目キーのうち、最初から順番に、1つの選択項目キーを押下可能に当該画面の前面に表示する表示受付ステップと、現時点で前記画面に表示されている選択項目キーから未だ当該画面に表示されていない選択項目キーを切替表示するための切替表示キーが前記画面に押下可能に表示され、当該切替表示キーが押下されると、当該切替表示キーの押下が連打であるか否かを判定する判定ステップと、前記切替表示キーの押下が連打でない場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの1つを押下可能に当該画面の前面に表示する第一のステップと、前記切替表示キーの押下が連打である場合に、現時点で表示されている選択項目キーの次から順番に、未だ前記画面に表示されていない選択項目キーの全てを一覧で押下可能に当該画面の前面に表示する第二のステップと、を備えることを特徴とする。このような構成であっても、上述と同様の効果を得ることが可能となる。
【0022】
又、本発明は、電気通信回線などを介して個別に流通する、コンピュータに実行させるためのプログラムとして提供することができる。この場合、中央演算処理装置(CPU)が、本発明のプログラムに従ってCPU以外の各回路と協働して制御動作を実現する。又、前記プログラム及びCPUを用いて実現される各手段は、専用のハードウェアを用いて構成することもできる。又、当該プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された状態で流通させることも可能である。
【発明の効果】
【0023】
本発明の操作装置及び操作方法によれば、複数の項目キーを切り替え表示して確認する場合に当該項目キーを効率よく確認することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明に係る複合機の内部の全体構成を示す概念図である。
図2】本発明に係る操作部の全体構成を示す概念図である。
図3】本発明に係る複合機の制御系ハードウェアの構成を示す図である。
図4】本発明の実施形態における複合機と操作部の機能ブロック図である。
図5】本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。
図6】本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された操作画面の一例を示す図(図6(A))と、本発明の実施形態の設定選択テーブルの一例を示す図(図6(B))とである。
図7】本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された設定画面の一例を示す図(図7(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された選択画面の一例を示す図(図7(B))とである。
図8】本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された選択画面の一例を示す図(図8(A))と、本発明の実施形態のタッチパネル上に表示された一覧選択画面の一例を示す図(図8(B))とである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下に、添付図面を参照して、本発明の操作装置を備えた画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
【0026】
<操作装置を備えた画像形成装置>
以下に、本発明の実施形態に係る操作装置を備えた画像形成装置について説明する。
【0027】
図1は、本発明の実施形態に係る操作装置を備えた画像形成装置の概略模式図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。尚、本発明の画像形成装置は、例えば、プリンタやスキャナ単体、あるいはプリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機等が該当し、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を備えた画像形成装置として機能する。
【0028】
以下に、例えば、コピー機能を利用する場合の複合機100(MFP:Multi Function Peripheral)の動作を簡単に説明する。
【0029】
先ず、ユーザが、複合機100の電源を投入し、当該複合機の100の上面に備えられている原稿台101又は自動原稿給紙部101aに原稿Pを載置し、コピー機能の設定を操作装置である操作部102から入力する。当該操作部102には、複合機100が提供するコピー機能に関連する操作画面(初期画面など)が表示され、コピー機能に関連する複数の設定項目キーが選択可能に表示される。又、前記設定項目キーには、それぞれ対応する複数の選択項目キーが関連付けられており、ユーザが所定の選択項目キーを選択(押下)することで、コピー機能に関する設定条件を入力することが可能となる。ここで、ユーザは、前記操作画面を介して、コピー機能に関する設定条件の入力を行い、前記操作部102に設けられたスタートキーを押下して、複合機100にコピー機能の処理を開始させる。
【0030】
複合機100がコピー機能の処理を開始すると、画像読取部103において、光源104から照射された光が、前記原稿台101に置かれた原稿Pに反射される。又、前記自動原稿給紙部101aに原稿Pが載置された場合には、当該自動原稿給紙部101aが原稿Pを一枚ずつ前記画像読取部103の画像読取位置へ搬送し、当該画像読取位置へ前記光源104が光を照射することで、当該光が原稿Pに反射されることになる。
【0031】
前記反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は前記撮像素子108により光電変換されて、基本的な補正処理、画質処理、圧縮処理等を施され、前記原稿Pに対応する画像データが生成される。
【0032】
さて、前記画像データをトナー像として転写する駆動部が画像形成部109である。前記画像形成部109には感光体ドラム110が備えられている。前記感光体ドラム110は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器111、露光ユニット112、現像器113、転写器114、クリーニングユニット115などが配置されている。
【0033】
前記帯電器111は、前記感光体ドラム110の表面を一様に帯電させる。前記露光ユニット112は、帯電された前記感光体ドラム110の表面に、前記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。前記現像器113は、搬送された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、前記転写器114により、記録媒体(例えば、シート、用紙)に転写される。前記クリーニングユニット115は、前記感光体ドラム110の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、前記感光体ドラム110が回転することにより実行される。
【0034】
前記用紙は、前記複合機100に備えられた複数の給紙カセット116から搬送される。前記搬送される時は、前記用紙はピックアップローラ117により何れか1つの前記給紙カセット116から搬送路へ引き出される。前記各給紙カセット116には、それぞれ異なる紙種の用紙が収容されており、前記出力条件に関する設定に基づいて用紙が給紙される。
【0035】
搬送路に引き出された前記用紙は、搬送ローラ118やレジストローラ119により感光体ドラム110と転写器114の間に送り込まれる。送り込まれると、前記用紙は前記転写器114により前記トナー像が転写され、定着装置120に搬送される。尚、搬送ローラ118に搬送される用紙は、複合機100に備えられた手差しトレイ121から搬送される場合もある。
【0036】
前記トナー像が転写された用紙が前記定着装置120に備えられた加熱ローラ122と加圧ローラ123の間を通過すると、前記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像が用紙に定着される。前記加熱ローラ122の熱量は紙種に応じて最適に設定され、前記定着が適切に行われる。前記可視像が用紙に定着されて画像形成が終了し、可視像が定着された用紙は、定着装置120を経て折り装置124へ搬送される。
【0037】
上記搬送された用紙は、ユーザが入力した設定条件の設定に従って、折り装置124で折り処理が施される。折り処理が入力されていない場合は、上記用紙は折り装置124を通過するのみである。
【0038】
又、ユーザが後処理(例えば、ステイプル、パンチ、製本等)を設定条件に入力した場合、通過した用紙は製本装置125に搬送されて後処理が実行される。前記後処理のうち、例えば、製本処理の場合、前記製本装置125は、図示しないパンチ処理部で、複数の用紙にそれぞれパンチ処理を施し、図示しないステイプル処理部で、全ての用紙にステイプル処理を施す。
【0039】
前記後処理が実行された用紙又は用紙束は、前記製本装置125の排紙トレイ126に積載、収容されることになる。尚、前記折り装置124と前記製本装置125とを含めて後処理装置(フィニッシャ)と称する。
【0040】
前記手順により、複合機100はコピー機能をユーザに提供する。尚、前記複合機100の種類に対応して、ファクシミリ送受信機能、スキャン機能、プリントボックス機能等の機能の実行も可能である。
【0041】
図2は、本発明の実施形態に係る操作部の全体構成を示す概念図である。ユーザは、前記操作部102を用いて、上述のような画像形成についての設定条件を入力したり、入力された設定条件を確認したりする。前記設定条件が入力される場合、前記操作部102に備えられたタッチパネル201(操作パネル)、操作キー202が用いられる。
【0042】
前記タッチパネル201には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能が兼ね備えられている。即ち、タッチパネル201上に表示された画面内のキーを押下(選択、接触)することによって、当該押下されたキーに対応する設定条件が入力される。
【0043】
尚、本発明に係る操作部102は、小型の操作装置を想定しており、前記タッチパネル201の表示領域(表示面積)も比較的小さいものと想定している。
【0044】
前記タッチパネル201の背面には、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示部(図示せず)が設けられており、当該表示部が、例えば、前記初期画面等の操作画面を表示する。又、ユーザが、前記タッチパネル201に接触すると、当該タッチパネル201の下に設けられたセンサーが接触先を検知し、当該接触先に対応する所定のキーが押下されたことになる。
【0045】
又、タッチパネル201近傍には、所定数の操作キー202が設けられ、例えば、テンキー203、クリアキー204、スタートキー205、ストップキー206が備えられている。
【0046】
次に、図3を用いて、複合機100及び操作部102の制御系ハードウェアの構成を説明する。図3は、本発明に係る複合機100及び操作部102の制御系ハードウェアの構成を示す図である。但し、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
【0047】
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305を内部バス306によって接続している。前記CPU301は、例えば、RAM303を作業領域として利用し、前記ROM302、HDD304等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて前記ドライバ305と図示しない操作部102からのデータや指示を授受し、前記図1に示した各駆動部の動作を制御する。又、前記駆動部以外の後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU301がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。
【0048】
又、制御回路の内部バス306には、内部インターフェイス307も接続されており、当該内部インターフェイス307は、操作部102の制御回路等と複合機100の制御回路とを接続する。
【0049】
又、操作部102の制御回路には、内部バス315に、CPU309、ROM310、RAM311、LCD312、操作キー313(202)、タッチパネル314(201)、内部インターフェイス308を備える。操作キー313やタッチパネル314をユーザが操作すると、CPU309は、内部インターフェイス308を介して、当該操作に基づく命令信号を複合機100の制御回路に送信する。又、CPU309、ROM310、RAM311の機能も上記と同様であり、後述する各手段(図4に示す)についても、前記CPU309がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。前記ROM310には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
【0050】
<本発明の実施形態>
次に、図4図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。図4は、本発明の複合機の機能ブロック図である。又、図5は、本発明の実行手順を示すためのフローチャートである。
【0051】
まず、ユーザが、原稿台101に所定の原稿Pを載置し、複合機100の電源を投入すると、当該複合機100の操作部102の表示受付手段401が、所定のメモリに予め記憶された初期条件(各設定項目毎の初期値)を設定条件として設定し、当該設定条件に対応して、所定の操作画面(初期画面)をタッチパネル201上に表示する(図5:S101)。
【0052】
前記操作画面600には、図6(A)に示すように、複合機100が提供可能な機能を示す複数の機能項目キー601(例えば、「Copy」キー、「FAX」キー等)と、前記複合機100に予め登録されたプログラムキー602(例えば、「1 Program1」キー等)が押下可能に表示される。又、前記機能項目キー601には、当該機能項目の内容を示す機能アイコンが表示されている。
【0053】
ユーザは、前記操作画面600を見ながら、所定の機能項目キー601(例えば、「Copy」キー等)を押下すると、前記表示受付手段401は、当該機能項目キー601の押下を受け付けて(図5:S102YES)、設定選択記憶手段402に予め記憶されている設定選択テーブルを参照する。
【0054】
前記設定選択テーブル603には、図6(B)に示すように、複数の機能項目604(「Copy」等)と、当該機能項目604の設定条件に対応する設定項目605(「Paper Selection」、「Density」等)と、当該設定項目605の設定値に対応する選択項目606(例えば、「Paper Selection」であれば、「A4」等)が関連付けて記憶されている。
【0055】
前記表示受付手段401は、前記参照した設定選択テーブル603のうち、前記押下された機能項目604(「Copy」)に属する設定項目605(「Paper Selection」等)を参照し、当該参照した設定項目605に対応して、所定の設定画面をタッチパネル201上に表示する(図5:S103)。
【0056】
前記設定画面700には、図7(A)に示すように、前記機能項目(「Copy」)に対応する設定項目キー701(「Paper Selection」キー、「Density」キー等)と、現時点で表示されている設定項目キー701から未だ表示されていない設定項目キー701を切替表示するための切替表示キー702(例えば、「<」キー、「>」キー等)と、戻るキー703とが押下可能に表示される。
【0057】
又、前記設定項目キー701には、当該設定項目の内容を示す設定アイコンが表示されるとともに、前記切替表示キー702の近傍には、現時点での画面の番号(順番、「1」と、当該画面の切替表示可能な回数(「2」)とが、例えば、「1/2」のように表示される。これにより、ユーザは、前記設定項目キー701の意味を理解することが出来るとともに、前記設定項目キー701の数が未だ存在することを知ることが可能となる。
【0058】
ユーザは、前記設定画面700を見ながら、所定の設定項目キー701(「Paper Selection」キー)を押下すると、前記表示受付手段401は、当該設定項目キー701の押下を受け付けて(図5:S104YES)、上述した設定選択テーブル603を参照する。
【0059】
そして、前記表示受付手段401は、前記参照した設定選択テーブル603のうち、前記押下された設定項目605(「Paper Selection」)に属する選択項目606を、最初に記憶されている選択項目(例えば、「A4」等)から順番に、所定の画面に設定された表示数(例えば、「1つ」)だけ参照し、当該参照した選択項目606に対応する選択画面を前記設定画面700の前面に表示する(図5:S105)。
【0060】
ここで、前記画面に設定された表示数は、通常、タッチパネルの大きさや画面のデザインに応じて適宜設定される数である。
【0061】
さて、前記選択画面704には、図7(B)に示すように、前記設定項目605の選択項目606のうち、前記表示数(「1つ」)の選択項目キー705(例えば、「A4」キー)と、現時点で表示されている選択項目キー705から未だ表示されていない選択項目キー705を切替表示するための切替表示キー706(例えば、前の画面に戻って切替表示するための「<」キー、後の画面に戻って切替表示するための「>」キー等)と、戻るキー707とが押下可能に表示される。
【0062】
又、前記設定画面700と同様に、前記選択項目キー705には、当該選択項目の内容を示す選択アイコンが表示されるとともに、前記切替表示キー706の近傍には、現時点での画面の番号(順番、「1」)と、当該画面の切替表示可能な回数(「8」)とが、例えば、「1/8」のように表示される。
【0063】
尚、前記選択画面704では、選択項目が多いにも関わらず、画面のデザイン上、所定数(「1つ」)の選択項目キーが705が表示される構成を採用しているため、前記画面の切替表示可能な回数(「8」)は多くなっている。
【0064】
ここで、ユーザが、前記選択画面704を見ながら、前記表示された選択項目キー705の内容(設定値「A4」)で良いと考えて、当該選択項目キー705を押下すると、前記表示受付手段401が、当該選択項目キー705の押下を受け付けて(図5:S106YES)、前記設定した設定条件のうち、前記設定項目(「Paper Selection」)の初期値(又は、既に設定値を入力した後に選択項目キー705を押下した場合は、設定値)を、前記選択項目の設定値(「A4」)に変更する(図5:S107)。これにより、ユーザは自己の所望する選択項目の設定値を入力することが可能となる。
【0065】
又、前記表示受付手段401は、前記選択項目の設定値の変更を完了すると、S103に戻り、前記設定条件に対応する設定画面700をタッチパネル201上に表示することになる(図5:S103)。
【0066】
一方、S106において、ユーザが、前記選択画面704を見ながら、自己の所望する選択項目キー705が表示されていないと考えて、前記切替表示キー706を押下すると、前記表示受付手段401が、当該切替表示キー706の押下を受け付けて(図5:S106NO→S108YES)、その旨を判定手段403に通知する。当該通知を受けた判定手段403は、前記切替表示キー706の押下が連打であるか否かを判定する(図5:S109)。
【0067】
ここで、前記判定手段403が、前記切替表示キー706の押下が連打であるか否かを判定する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、ユーザが前記切替表示キー706を押下した時点から予め設定された所定の連打時間(例えば、1秒等)内に当該切替表示キー706が更に押下されたか否かを判定する方法が挙げられる。
【0068】
前記判定の結果、前記切替表示キー706の押下が連打でない場合、言い換えると、前記切替表示キー706の押下が単打である場合、前記判定手段403は、その旨を表示受付手段401に通知する。当該通知を受けた表示受付手段401は、前記設定選択テーブル603の選択項目606を参照し、更に、現時点で表示されている選択項目以外の選択項目、言い換えると、未だ表示されていない選択項目、具体的には、先ほど参照した選択項目(「A4」)の次に記憶されている選択項目(「A3」)から順番に、前記表示数だけ参照し、S105に戻って、当該参照した選択項目606に対応する選択画面を既に表示された選択画面から切替表示する(図5:S105)。
【0069】
前記選択画面800には、図8(A)に示すように、次の選択項目である選択項目キー801(「A3」キー)と、前記切替表示キー802(「<」キー、「>」キー等)と、戻るキー803とが押下可能に表示される。又、前記切替表示キー802の近傍には、現時点での画面の番号(「2」)と、当該画面の切替表示可能な回数(「8」)とが、「2/8」のように表示される。
【0070】
これにより、ユーザは、前記選択画面800を切替表示させることで、複数の選択項目キーを表示させ、自己の所望する選択項目キーを押下することが可能となる。
【0071】
しかしながら、上述した選択画面704、800のように、前記設定項目(「Paper Selection」)に対応する選択項目(「A4」、「A3」等)の数(「8」)が多いにも関わらず、タッチパネル201の大きさや画面のデザイン等の設計上、前記選択画面704、800に設定された選択項目キーの表示数が少ない場合、ユーザは前記切替表示キー706、802を何回も繰り返し押下する必要が生じる。
【0072】
そのような場合には、ユーザが、前記切替表示キー705、801を連打することになるが、ユーザにイラつきや操作の不便感を生じさせることになる。又、上述のような構成では、ユーザが所望する選択項目キー706、802を効率よく表示させることが出来ず、設定条件の入力が円滑に進まないという問題が生じる。
【0073】
そこで、本発明では、前記切替表示キー706、802が連打された場合には、下記のような処理を実行する。
【0074】
即ち、ユーザが前記切替表示キー802を連打することで、S109において、前記判定の結果、前記切替表示キー802の押下が連打である場合、前記判定手段403は、その旨を表示受付手段401に通知する。当該通知を受けた表示受付手段401は、未だ前記選択画面704、800表示されていない選択項目キーであって、前記選択画面704、800に設定された表示数よりも多い数の選択項目キーを一覧で押下可能に表示する(図5:S110→S106)。
【0075】
前記表示受付手段401が前記選択項目キーを一覧で押下可能に表示する方法は、どのような方法でも構わないが、例えば、前記表示受付手段401が、前記設定選択テーブル603の選択項目606を参照し、未だ表示されていない選択項目の全て、具体的には、先ほど参照した選択項目(「A3」)の次に記憶されている選択項目(「A5」、「B3」等)から順番に、未だ表示されていない選択項目の全てを参照する。そして、前記表示受付手段401は、前記参照した選択項目の全てに対応した一覧選択画面を前記選択画面800の前面に表示する。
【0076】
前記一覧選択画面804には、図8(B)に示すように、前記参照した選択項目キーの全て805(「A5」キー、「B3」キー等)と、戻るキー806とが押下可能に表示される。ここで、前記選択項目キー805は、全て一覧表示されるために、適度に縮小された形態で表示されるとともに、当該選択項目の内容を示す縮小型の選択アイコンも表示される。
【0077】
これにより、ユーザは前記切替表示キーを連打すれば、未だ表示されていない選択項目キー805が一覧表示されるため、仮に、最後当たりにユーザの所望する選択項目キーがあったとしても、一見して素早く確認することが可能となる。その結果、上述したユーザのイラつきや操作の不便感を解消することが可能となる。又、一覧表示により、ユーザは、前記選択項目キー805の種類を一見して把握することが可能となり、自己の所望する選択項目キー805を効率よく探し出すことが可能となる。
【0078】
ユーザは、前記一覧選択画面804を見ながら、所定の選択項目キー805(例えば、「B3」キー)を押下すると、上述と同様に、前記表示受付手段401が、当該選択項目キー805の押下を受け付けて(図5:S106YES)、前記設定した設定条件のうち、前記設定項目(「Paper Selection」)の初期値又は設定値を、前記選択項目の設定値(「B3」)に変更する(図5:S107)。これにより、ユーザは自己の所望する選択項目の設定値を素早く入力することが可能となる。
【0079】
そして、前記表示受付手段401は、S103に戻り、前記設定条件における設定画面700をタッチパネル201上に表示する(図5:S103)。
【0080】
さて、ユーザは、前記設定画面700を見ながら、前記スタートキー205を押下すると、前記表示受付手段401は、当該スタートキー205の押下を受け付けて(図5:S111YES)、その旨と前記設定条件(例えば、「Paper Selection」の「B3」等)とを機能提供手段404に通知する。当該通知を受けた機能提供手段404は、前記設定条件に基づいて所定の機能を提供する(図5:S112)。上述では、前記機能提供手段404が、前記設定条件に基づいて画像形成を実行する。これにより、ユーザは、自己の所望する設定条件にて画像形成を複合機100に実行させ、当該画像形成された印刷物を手に入れることが可能となる。
【0081】
このように、本発明の操作部102では、現時点で前記選択画面704、800に表示されている選択項目キー705、801から未だ当該選択画面704、800に表示されていない選択項目キー705、801を切替表示するための切替表示キー706、802が押下されると、当該切替表示キー706、802の押下が連打であるか否かを判定する判定手段403と、前記判定の結果、前記切替表示キー706、802の押下が連打である場合に、未だ前記選択画面704、800に表示されていない選択項目キー705、801であって、当該選択画面704、800に設定された表示数よりも多い数の選択項目キー705、801を一覧で押下可能に表示する表示受付手段401とを備えることを特徴とする。
【0082】
これにより、複数の選択項目キー705、801を切り替え表示して確認する場合に当該選択項目キー705、801を効率よく確認することが可能となる。
【0083】
尚、本発明の実施形態では、前記戻るキー703、707、803、806が仮に押下されると、直前に表示していた画面が表示されることになる。
【0084】
又、本発明の実施形態では、前記選択項目キー705、801を前記一覧表示の対象として構成したが、他の構成でも構わない。例えば、前記設定項目キー、前記機能項目キーを前記一覧表示の対象として構わない。
【0085】
又、本発明の実施形態では、コピー機能についての例を示したが、これに限定する必要は無く、例えば、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の機能の設定項目及び選択項目に対して適用しても構わない。
【0086】
又、本発明の実施形態では、前記表示受付手段401が、前記選択項目キー805の全てを前記選択画面704、800内に収まる縮尺で縮小した形態で一覧表示するよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、前記表示受付手段401が、前記選択項目キー805の全部をキーだけ並列に表示してリスト表示するよう構成しても構わない。
【0087】
又、本発明の実施形態では、どのような種類の選択項目キー705、801であっても、前記切替表示キー706が連打されると、前記表示受付手段401が前記選択項目キーの全部805を一覧表示するよう構成したが、他の構成でも構わない。例えば、前記選択項目キー705、801のうち、数が所定の閾数(例えば、「5つ」等)よりも多い選択項目キーであれば、当該選択項目キーの表示切替のために前記切替表示キー706が連打されると、前記表示受付手段401が当該選択項目キーの全部805を一覧表示するよう構成しても構わない。特に数が多い選択項目として、例えば、コピー機能であれば、「Paper Selection」、「Density」、「Original Size」等が挙げられる。
【0088】
又、本発明の実施形態では、操作部102が各手段を備えるよう構成したが、当該各手段を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを操作部102に読み出させ、当該操作部102が前記各手段を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各手段が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0089】
以上のように、本発明に係る操作装置及び操作方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等に有用であり、複数の項目キーを切り替え表示して確認する場合に当該項目キーを効率よく確認することが可能な操作装置及び操作方法として有効である。
【符号の説明】
【0090】
100 複合機
102 操作部
401 表示受付手段
402 設定選択記憶手段
403 判定手段
404 機能提供手段
図1
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図8