(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
窓枠等の固定面(18)に固定されるブラケット(20)と、遮蔽材(22)を開閉可能に支持する支持部材(24)と、から成り、支持部材(24)がブラケット(20)に取付けられることによって、ブラインド(16)を固定面に取付けるブラインド取付装置において、
支持部材(24)は前後壁部(24a、24b)を備え、前後壁部のうち少なくとも一方の壁部(24a、24b)にはその下部に下方に突出するリブ(24c、24d)が延設されており、
ブラケット(20)は固定面(18)に固定される天板部(20a)と天板部(20a)の前後から垂下する前後板部(20b、20c)とを備え、下向きに開口する略コ字形の形状を有し、ブラケット(20)の下部開口(20h)からブラケット(20)内に支持部材(24)が挿入可能となっており、前後板部(20b、20c)の下端には、支持部材(24)を支持する折り返し部(20d、20e、20i)が形成され、少なくとも一方の折り返し部は、支持部材(24)のリブ(24c、24d)と嵌合して前後方向の変位が規制されるフック部(20d、20e)であり、
ブラケット(20)内に弾性体(20f、20g、50、52、54)が設けられ、弾性体(20f、20g、50、52、54)はリブ(24c、24d)をフック部(20d、20e)に押圧するように、支持部材(24)の前後の上端を下方に向かって付勢し、
前後板部(20b、20c)のそれぞれの下部に、フック部(20d、20e)よりも下方に突出する操作部(30a、30b)が設けられ、ブラケット(20)から支持部材(24)を取り外す場合に、支持部材(24)が弾性体(20f、20g、50、52、54)の付勢力に抗して上方に押し込められ、リブ(24c、24d)がフック部(20d、20e)から離脱された状態において、前後板部(20b、20c)の下部を拡開する方向に操作するために一対の操作部(30a、30b)は互いに離隔可能であることを特徴とするブラインド取付装置。
弾性体はブラケット(20)の天板部(20a)及び/又は前後板部(20b、20c)の一部を切り起こして形成された板バネ部(20f、20g)であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のブラインド取付装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ブラケットの爪だけでヘッドボックスを保持していると、ブラインドの操作時にブラケットの下部が拡開する可能性があり、ヘッドボックスの下部が爪から外れてブラケットから落下する危険性がある。このため、特許文献1では、ブラケットの一方の脚部にヒンジ部材を介して保持部材を設け、保持部材を他方の脚に弾性的に係合したり、ブラケットの両脚部に穿孔をそれぞれ設け、両穿孔に別部品のコ字型保持金具の両端部をそれぞれ挿入したりすることにより、ブラケットの下部が拡開することを防止することを提案している。
【0005】
このように、ブラケットがヘッドボックスを安定的に保持するためには、ブラケットの下方からヘッドボックスを押し込む作業を行った後に、更に保持部材の係合操作や保持金具の挿入操作などの作業を行う必要があり、取付作業が2アクションになるため、作業性が非常に煩わしくなるという問題がある。また、取付場所が狭い場合には、保持部材や保持金具の係合または挿入操作ができず、取付け不能になる可能性があるという問題もある。
【0006】
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、取付作業が容易であり、取付場所が狭い所でも、ブラインドを固定面に容易に取付けることが可能なブラインド取付装置を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、
本発明は、窓枠等の固定面に固定されるブラケットと、遮蔽材を開閉可能に支持する支持部材と、から成り、支持部材がブラケットに取付けられることによって、ブラインドを固定面に取付けるブラインド取付装置において、
支持部材は前後壁部を備え、前後壁部のうち少なくとも一方の壁部にはその下部に下方に突出するリブが延設されており、
ブラケットは固定面に固定される天板部と天板部の前後から垂下する前後板部とを備え、下向きに開口する略コ字形の形状を有し、ブラケットの下部開口からブラケット内に支持部材が挿入可能となっており、前後板部の下端には、支持部材を支持する折り返し部が
形成され、少なくとも一方の折り返し部は、支持部材のリブと嵌合して前後方向の変位が規制されるフック部であることを特徴とする。
【0008】
さらに、フック部は上方に折り返されたものであることを特徴とする。
【0009】
さらに、ブラケット内に弾性体が設けられ、弾性体はリブをフック部に押圧するように支持部材を付勢することを特徴とする。
【0010】
さらに、弾性体は、ブラケットの天板部及び/又は前後板部の一部を切り起こして形成された板バネ部であることを特徴とする。
【0011】
さらに、前後板部の下部にフック部よりも下方に突出する操作部が設けられ、操作部を操作することにより、前後板部間が拡開可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、支持部材を傾けることなくブラケットの下方から上方へほぼ鉛直方向に押し上げるだけで、支持部材をブラケットに取付けることができるため、取付場所が狭い所でも作業を容易に行うことができる。支持部材の下部のリブとフック部が嵌合することによって、リブと嵌合したフック部の設けられた板部の前後方向の変位を規制するため、ブラケットの下部が拡開することを防止し、支持部材が不用意に外れてしまうことを防止することができる。こうして、少ないアクションで取付けることができ、取付作業が容易である。
【0013】
また、弾性体によって支持部材のリブをブラケットのフック部へと押圧する力が支持部材に加えられるため、リブとフック部との嵌合を確実に維持すると共に、支持部材を弾性体で押さえることで、操作時等の支持部材の横ずれを防止することができる。また、弾性体の付勢力に抗してブラケット内で支持部材を持ち上げることで、リブをフック部から離脱させることができ、ブラケットによる支持部材の保持を解除することができる。
【0014】
弾性体をブラケットの一部を切り起こして形成された板バネ部とすることにより、部品点数を抑えて、安価に製造することができる。
【0015】
また、操作部を設けることによって、操作部を操作してブラケットの前後板部が拡開し易くなるため、支持部材の取外し作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の第1の実施形態によるブラインド取付装置によりブラインドを窓枠に取付け、遮蔽材を開放した状態を示す側面図である。
【
図2】本発明の第1の実施形態によるブラインド取付装置によりブラインドを窓枠に取付け、遮蔽材を閉鎖した状態を示す側面図である。
【
図3】ヘッドボックスをブラケットに挿入する前の状態を示す斜視図である。
【
図4】ヘッドボックスをブラケットに挿入する途中の状態を示す斜視図である。
【
図5】ヘッドボックスをブラケットに完全に取付けた状態を示す斜視図である。
【
図6】ヘッドボックスをブラケットに取付ける手順を示す側面図である。
【
図7】ヘッドボックスをブラケットから取外す手順を示す側面図である。
【
図8】本発明の第2の実施形態によるブラインド取付装置を示す斜視図である。
【
図9】本発明の第3の実施形態によるブラインド取付装置の側面図であり、(a)はヘッドボックスをブラケットに取付けた状態を示し、(b)はヘッドボックスが前後方向に傾いたときのヘッドボックス及びブラケットの状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、
図1ないし
図7を用いて本発明の第1の実施形態を説明する。第1の実施形態が適用されるブラインド16は、
図1に示す例のように、室外側に配置される外窓10と、室内側に配置される内窓12とを窓枠に設置した際に形成されるわずかな隙間14(例えば30mm程度)に配設され、隙間14の上部の窓枠の固定面18にブラインド取付装置によって取付けられる。
【0018】
このブラインド取付装置は、ブラケット20と、ブラインド16のスラット(遮蔽材)22を開閉可能に支持する支持部材としてのヘッドボックス24と、から構成される。
【0019】
スラット22の開閉動作である昇降及び回転動作は周知の機構により行うことができる。即ち、スラット22の昇降動作に関しては、一端側がスラット22を挿通してその下方のボトムレールに連結されると共に他端側がヘッドボックス24の一端近傍から垂下する昇降コードを操作することにより、
図1に示す上昇位置まで上昇させたり、
図2に示す下降位置まで下降させたりすることができる。また、スラット22の回転動作に関しては、ヘッドボックス24の一端に設けられるダイヤルをヘッドボックス24の下方側から指で回転操作したり、ヘッドボックス24の一端近傍から垂下する操作コードを操作したりすることにより、スラット22を支持するラダーコードを傾動させて、
図1に示すような水平状態にしたり、
図2に示すような垂直状態にしたりすることができる。
【0020】
図3に示すように、ヘッドボックス24は、前後壁部24a、24bと、底壁部24gとを備えたボックス形状を有し、前後壁部24a、24bの下部には、底壁部24gよりも下方にリブ24c及び24dがそれぞれ延設されている。また、前後壁部24a、24bの上端部24e、24fは、互いに対向する内側に且つ下方に向かって180度折り返されて延びている。底壁部24gに形成される図示しない孔を通りスラット24の開閉動作を行うための昇降コードまたはラダーコードが垂下している。
【0021】
一方、ブラケット20は、固定面18にネジ19によって固定される天板部20aと、天板部20aから前後にそれぞれ垂下する前後板部20b及び20cと、を備え、下向きに開口する略コ字形の形状を有し、下部開口20hからヘッドボックス24を受け入れ可能となっている。また、前後板部20b及び20cの下端には、互いに対向する内側に折り返された折り返し部が形成されており、該折り返し部は、上方に向かって180度折り返された断面略U字形状のフック部20d及び20eとなっている。フック部20d及び20eはヘッドボックス24のリブ24c及び24dとそれぞれ嵌合可能な形状となっている。
【0022】
更にブラケット20には、天板部20aと前後板部20b及び20cとの境界部分の一部がそれぞれ内部に切り起こされて形成された板バネ部20f及び20gが設けられる。
【0023】
次に、
図3ないし
図6に基づいてヘッドボックス24のブラケット20への取付手順について説明する。
【0024】
まず、
図6(a)に示すように、予め固定面18に適宜離間した複数のブラケット20の天板部20aをネジ19によって取付けておく。そして、ヘッドボックス24をブラケット20の下部開口20hの真下に位置させ、
図3中矢印Aに示すように、ヘッドボックス24をほぼ真っ直ぐ鉛直方向に上昇させる。
【0025】
この後、
図6(b)に示すように、ヘッドボックス24の上端部24e及び24fが下部開口20hからブラケット20内に挿入され始めると、ブラケット20のフック部20d及び20eがヘッドボックス24の前後壁部24a及び24bに当接するが、ヘッドボックス24を
図4中矢印A方向に更に押し込むと、ブラケット20のフック部20d及び20eがヘッドボックス24の前後壁部24a及び24bによって外方に押されて、
図4中矢印B方向に押し広げられ、前後板部20b及び20cが
図6(b)中二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に僅かに変位する。
【0026】
更にヘッドボックス24を押し込み続けると、
図6(c)に示すように、ヘッドボックス24の上端部24e及び24fがブラケット20の板バネ部20f及び20gに当接するが、板バネ部20f及び20gの付勢力に抗してヘッドボックス24を押し上げると、板バネ部20f及び20gは
図6(c)中二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に押し上げられる。
【0027】
更に板バネ20f及び20gを押し上げつつヘッドボックス24を押し込むと、
図6(d)に示すように、リブ24c及び24dがフック部20d及び20eを乗り越えようとする状態になる。このとき、ブラケット20の前後板部20b及び20cが復元力によりその間隔が図中二点鎖線の位置から実線の位置まで狭まる。
【0028】
この後、リブ24c及び24dがフック部20d及び20eを完全に乗り越えたときに、ヘッドボックス24から手を離し、これを押し込む力を解除すると、
図5及び
図6(e)に示すように、ヘッドボックス24が下降し、リブ24c及び24dがフック部20d及び20eに嵌合する。これにより、ブラケット20の前後板部20b及び20cの間隔が図中二点鎖線の位置から実線の位置まで狭まるとともに、板バネ部20f及び20gが図中二点鎖線の位置から実線の位置まで変位する。このように、リブ24c及び24dがフック部20d及び20eに嵌合した状態において、板バネ部20f及び20gがヘッドボックス24の上端部24e及び24fを押圧し、ヘッドボックス24の位置が固定されて取付けが完了する。
【0029】
以上のように、ヘッドボックス24をブラケット20内に向かって鉛直方向上方に押し込むだけで取付けが完了し、1アクションで容易に取付けることができ、取付作業が容易である。ヘッドボックス24を傾けることなく取付けることができ、且つブラケット20の前後の変位量も僅かであるので、取付場所の奥行き寸法が狭い所でも作業を容易に行うことができる。
【0030】
取付け後は、リブ24c及び24dがフック部20d及び20eに嵌合しているため、ヘッドボックス24は下部の移動が規制されていると共に、ブラケット20の前後板部20b及び20cの前後方向の変位が規制され、下部開口20hが拡開することが防止されるので、ヘッドボックス24が不用意に外れてしまうことを防止することができる。また、板バネ部20f及び20gによってヘッドボックス24のリブ24c及び24dをフック部20d及び20eへと押圧する力がヘッドボックス24に加えられることで、リブ24c及び24dとフック部20d及び20eとの嵌合を確実に維持すると共に、ヘッドボックス24を上下方向で押圧することで、操作時等にヘッドボックス24の横ずれを防止することができる。
【0031】
また、リブ24c、24dが存在することで、ヘッドボックス24と遮蔽材22との間の隙間を塞ぐことができるため、遮光性を良好にすることができる。
【0032】
次に、
図7に基づいてヘッドボックス24をブラケット20から取外す手順について説明する。
【0033】
図7(a)に示すように、ヘッドボックス24をブラケット20に取付けた状態から取外す場合、
図7(b)に示すように、板バネ部20f及び20gの付勢力に抗してヘッドボックス24を上方に押し込む。これにより、板バネ部20f及び20gが
図7(b)中二点鎖線に示す位置から実線に示す位置に変位し、リブ24c及び24dがフック部20d及び20eから離脱する位置までヘッドボックス24が上昇する。
【0034】
次に、
図7(c)に示すように、ヘッドボックス24を上方に押し込んだ状態のまま、指などでブラケット20の前後板部20b及び20cをそれぞれ前後方向に押し広げ、下部開口20hを拡開させる。このとき、ブラケット20の下側から指を差し入れて押し広げることができ、且つ拡開させる量は僅かで良いため、ブラケット20の前後板部20b及び20cとその周囲との間に奥行き方向の隙間がない場合においても、作業を行うことができる。
【0035】
そして、
図7(d)に示すように、ブラケット20の前後板部20b及び20cを押し広げたまま、拡開した下部開口20hからヘッドボックス24を引出す。これにより、板バネ部20f及び20gからヘッドボックス24の上端部24e及び24fが離隔するため、板バネ部20f及び20gが図中二点鎖線の位置から実線の位置まで変位する。
【0036】
この後、
図7(e)に示すように、ブラケット20からヘッドボックス24を完全に引き出すと、取外しが完了する。
【0037】
このように、取外す際にも、ヘッドボックス24を基本的にほぼ鉛直方向に移動するだけでよくブラケット20の拡開量は僅かであるために、取付場所の奥行き寸法が狭い所でも、作業を行うことができる。
【0038】
次に、
図8は本発明の第2の実施形態を示す図である。
【0039】
本実施形態は、ブラケット20の形状が第1の実施形態のブラケット20の形状と異なるものであり、ブラケット20以外の構成は第1の実施形態と同様とすることができる。
【0040】
ブラケット20には、前後板部20b及び20cの下部の一部からフック部20d及び20eよりもそれぞれ下方に突出する操作部30a及び30bが形成されている。これによって、特にヘッドボックス24をブラケット20から取外すときに、操作部30a及び30bを持って互いに離隔する方向にそれぞれ引っ張ることにより、ブラケット20の前後板部20b及び20c間の間隔を広げ、下部開口20hを拡開させることができて、ヘッドボックス24の取外しを容易にすることができる。
【0041】
次に、
図9(a)及び(b)は本発明の第3の実施形態を示す図である。
【0042】
本実施形態は、ブラケット20及びヘッドボックス24の形状が第1の実施形態の形状と異なるものであり、ブラケット20及びヘッドボックス24以外の構成は第1の実施形態と同様とすることができる。
【0043】
即ち、本実施形態においては、ブラケット20の前後板部20b及び20cの折り返し部の一方が上方に180度折り返されたフック部20eとなっているのに対して、他方が水平に90度折り返された折り返し部20iとなっている。また、これに対応して、ヘッドボックス24の前後壁部24a及び24bのうち一方にのみリブ24dを形成し、他方はリブ24dを省略した構成となっている。
【0044】
これにより、
図9(a)に示すように、ヘッドボックス24をブラケット20に取付けると、リブ24dはフック20eと嵌合し、底壁部24gは折り返し部20iに支持されることになる。本実施形態において、操作時等にヘッドボックス24にこれを前後方向に傾かせる力が加わり、
図9(b)に示すようにヘッドボックス24が図中二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に傾いても、第1の実施形態と同様に、リブ24dがフック部20eに嵌合されているため、ヘッドボックス24の保持は確保される。また、ヘッドボックス24の一方の上端部24fが一方の板バネ部20gで押圧されてリブ24dがフック部20eに押し付けられるため、両者の嵌合が外れず、安定的に保持し続けられる。
【0045】
なお、フック部及びリブはブラケット及びヘッドボックスの前後のうちのどちらに形成してもよい。
【0046】
次に、
図10(a)ないし(c)にその他の実施形態を示す。これらは、第1の実施形態においてブラケット20に板バネ部20f及び20gを形成したことに代えて、他の弾性体を用いた例である。第1の実施形態では、板バネ部20f、20gがブラケット20に一体に形成されており部品点数が抑えられて安価に製造されることができる点で有利となっていたが、これに限るものではない。
【0047】
即ち、
図10(a)は、ブラケット20の天板部20aに弾性体として別部材の板バネ50を取付けたものである。また、
図10(b)は、ブラケット20の天板部20aの前後端部付近に弾性体としてゴム材、スポンジ材、エラストマー材等の弾性材料52をそれぞれ取り付けたものである。また、
図10(c)は、ブラケット20の天板部20aの前後端部付近に弾性体としてコイルバネ54の一端54aをそれぞれ取り付け、コイルバネ54の他端54bに両コイルバネ54を連結して板状部材56を取付けたものである。
【0048】
このような変形例においても第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0049】
なお、以上の実施形態においては、横型ブラインドを例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、ロールスクリーンや縦型ブラインドなど他のブラインドに適用可能なことは言うまでもない。
【0050】
また、以上の実施形態においては、外窓10と内窓12との間に配設されるブラインドに適用していたが、これに限るものではなく、任意の位置に配設することができ、その場合であってもブラインド取付装置の占有寸法を小さくすることができる。