(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
異なる競技場でレースが重複して実施される場合に、前記表示切替実行部は、前記重複するレースごとの最大配当金の金額に応じて、重複するいずれかの前記レースの映像に前記表示装置の表示を切り替えさせる、
ことを特徴とする請求項2記載の表示切替制御装置。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態に係る表示切替制御装置及び表示切替制御方法について
図1を用いて説明する。
【0014】
図1は、第1の実施の形態に係る表示切替制御装置及び表示切替制御方法を示す図である。
なお、
図1(A)は、表示システム1を、
図1(B)は、表示装置10が表示する映像の切り替えをそれぞれ示している。
【0015】
表示切替制御装置30は、表示装置10が表示する競技場で実施されるレースの映像を、自動的に、所望の競技場で実施されるレースの映像に切り替えさせるものである。
表示システム1は、
図1に示すように、このような表示切替制御装置30と共に、表示装置10と、映像設備装置20とを備える。
【0016】
表示装置10は、映像設備装置20から送信される公営競技に関して競技場で実施されるレースの映像を表示する。
映像設備装置20は、表示装置10と接続されており、各競技場から配信されるレースの映像を表示装置10に送信して、表示装置10に当該レースの映像を表示させる。
【0017】
表示切替制御装置30は、スケジュール保持部31と、読み取り部32、レース情報取得部33、スケジュール生成部34、表示切替実行部35を備える。
スケジュール保持部31は、スケジュール生成部34で生成されたスケジュール31aを保持する。スケジュール31aは、投票者が投票したレースに関して、少なくとも、当該レースが実施される競技場、当該レースのレース番号、当該レースの発走時刻、表示装置10で当該レースが表示されるチャンネル(CH)に関する情報により構成されている。
【0018】
読み取り部32は、競技場ごとに実施されるレースに対して行われた投票に関する投票情報を投票券Cから読み取る。投票券Cには、投票情報が、例えば、バーコード、QR(Quick Response)コード(登録商標)等といった形態として記載されている。読み取り部32には、各形態に対応したリーダが用いられる。
【0019】
レース情報取得部33は、例えば、公営競技において、各競技場における全レースの出走内容、発走時刻、競技結果等を管理するホストコンピュータ(図示を省略)と通信を実行して、読み取り部32が読み取った投票情報のレースに対応する発走時刻を取得する。
【0020】
スケジュール生成部34は、読み取った投票情報に基づき、投票した競技場ごとに実施されるレースに、レース情報取得部33が取得したレースの発走時刻をそれぞれ対応させてスケジュール31aを生成する。また、この際、スケジュール31aには、予め設定されている表示装置10が当該競馬場で実施されるレースを表示するチャンネルも対応付けられる。このようにしてスケジュール生成部34により生成されたスケジュール31aは、スケジュール保持部31に保持される。
【0021】
表示切替実行部35は、スケジュール31aを参照し、表示装置10の表示を、現在時刻と一致する発走時刻に対応する競技場で実施されるレースの映像に切り替えさせる。
なお、このようなスケジュール生成部34と、表示切替実行部35は、表示切替制御装置30が備える図示しないCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)によって表示切替制御プログラムが実行されることにより、その処理機能が実現されるようにすることも可能である。
【0022】
このような表示切替制御装置30による、表示装置10の表示の表示切替制御方法について説明する。
投票者は、投票端末(図示を省略)を用いて、例えば、他の競技場「A」で実施されるレース番号「4R」及び「6R」のレースに出走する出走対象に、所定の投票方法の種類により投票して投票券Cを購入する。さらに、投票者は、他の競技場「B」で実施されるレース番号「4R」のレースに出走する出走対象に、所定の投票方法の種類により投票して投票券Cを購入する。
【0023】
少なくとも3枚の投票券Cを購入した投票者は、特観席に移動して、表示切替制御装置30の読み取り部32に各投票券Cの投票情報をそれぞれ読み取らせる。
読み取り部32は、投票券Cから、例えば、競技場「A」、レース番号「4R」を読み取り、レース情報取得部33は、競技場「A」のレース番号「4R」の発走時間をホストコンピュータに要求して、当該レースの発走時間である「13:00」を、ホストコンピュータから取得する。
【0024】
スケジュール生成部34は、読み取り部32が読み取った、競技場「A」、レース番号「4R」に対して、レース情報取得部33が取得した発走時間「13:00」と共に、例えば、予め設定されている、表示装置10で競技場「A」のレースを表示するチャンネル「1」を対応付けてスケジュール31aを生成する。
【0025】
投票者が投票券Cの投票情報を読み取り部32に読み取らせるごとに、このようにしてスケジュール生成部34によりスケジュール31aに投票券に関する情報が追加されていく。
【0026】
このようにして、スケジュール31aが生成される。
次いで、特観席の投票者が、競技場「A」で実施される「4R」レースを表示装置10で観覧するために、表示装置10のチャンネルを当該競技場「A」が表示されるチャンネル「1」に合わせる。
【0027】
表示装置10は、競技場「A」の映像を表示する。その後、「13:00」になると、
図1(B)の(1)に示すように、「4R」レースが始まり、投票者はその映像を観覧することができる。「4R」レースの終了後も、表示装置10は、引き続き、競技場「A」の映像を表示する。
【0028】
その後、時間が経過して、「13:20」になると、表示切替実行部35は、スケジュール31aを参照し、
図1(B)の(2)に示すように、発走時刻が「13:20」に対応する競技場「B」の映像に表示装置10の表示を切り替えさせる。表示装置10は、競技場「B」で実施される「4R」レースを表示する。これにより、投票者は、表示装置10のチャンネル操作を行わずに、投票した競技場「B」で実施される「4R」レースを観覧することができるようになる。「4R」レースの終了後も、表示装置10は、引き続き、競技場「B」の映像を表示する。
【0029】
さらに、時間が経過して、「14:00」になると、表示切替実行部35は、スケジュール31aを参照し、
図1(B)の(3)に示すように、発走時刻が「14:00」に対応する競技場「A」の映像に表示装置10の表示を切り替えさせる。表示装置10は、競技場「A」で実施される「6R」レースを表示する。これにより、投票者は、表示装置10のチャンネル操作を行わずに、投票した競技場「A」で実施される「6R」レースを観覧することができるようになる。
【0030】
このように、公営競技に関して表示装置10が表示する競技場で実施されるレースの映像を切り替える表示切替制御装置30では、読み取り部32が競技場ごとに実施されるレースに対して行われた投票に関する投票情報を投票券Cから読み取り、スケジュール生成部34が読み取った投票情報に基づき、投票した競技場ごとに実施されるレースにレースの発走時刻をそれぞれ対応させてスケジュール31aを生成し、表示切替実行部35がスケジュール31aを参照し、表示装置10の表示を、現在時刻と一致した発走時刻に対応する競技場で実施されるレースの映像に切り替えさせるようにした。
【0031】
このため、投票者が投票時に購入した投票券を表示切替制御装置30に単に読み取らせるだけで、表示装置10では投票者が投票したレースの映像に自動的に切り替えられるようになり、投票者は表示装置10のチャンネルを変える操作を行う必要がなく、自身が投票したレースの見逃しを防止することができるようになる。
【0032】
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態を利用して競馬を例に挙げてより具体的に説明する。
【0033】
まず、モニタに対して競馬場でのレースを表示させる表示システムについて
図2を用いて説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る表示システムの一例を示す図である。
【0034】
表示システム100は、モニタ110(表示装置)と、映像設備装置120、ホストコンピュータ140、録画装置150、表示切替制御装置200を備える。
モニタ110は、特観席に設置されて、映像設備装置120から送信される競馬場で実施されるレースの映像を表示する。モニタ110は、各競馬場からの映像が対応付けられたチャンネルが変えられるごとに、各チャンネルに対応する競馬場の映像を表示する。
【0035】
映像設備装置120は、モニタ110と接続されており、各競馬場から配信される競馬場で実施されるレースの映像をモニタ110に通知して、モニタ110に対して設定されたチャンネルに応じて競馬場で実施されるレースの映像をモニタ110に表示させる。
【0036】
ホストコンピュータ140は、全競馬場で実施される全レースについて、例えば、出走馬、騎手、発走時刻、投票方法の種類、配当金、購入合計金額、レース結果等を管理している。
【0037】
録画装置150は、モニタ110に接続されており、モニタ110が表示する映像を録画することができる。また、録画装置150は、録画した映像をモニタ110に表示させる(再生させる)ことができる。
【0038】
表示切替制御装置200は、モニタ110及び録画装置150と接続していると共に、ホストコンピュータ140とネットワーク160を介して通信可能に接続している。このような表示切替制御装置200は、投票券Cの投票内容を読み取って、モニタ110が表示する映像を別の映像に切り替えることができると共に、モニタ110が表示する映像を録画装置150に録画させ、録画した映像をモニタ110に表示させることができる。なお、表示切替制御装置200の詳細については後述する。
【0039】
ここで、投票券Cの購入方法等について
図3及び
図4を用いて説明する。
図3は、投票用紙の一例を示す図、
図4は、投票券の一例を示す図である。
投票者は投票を行う際には、
図3に示す、投票用紙C1に対して、競馬場名、レース番号、式別(投票方法の種類)、対象番号(枠番号並びに馬番号)、購入金額等をマークして、マークした投票用紙C1を投票端末に購入金額と共に投入する。投票端末は、投入された投票用紙C1を読み込み、ホストコンピュータ140に投票用紙C1の内容を送信し、また、ホストコンピュータ140から投票を受け付けた旨の応答を受信する。そして、投票端末は、投票者が投票した投票内容と、当該投票内容から変換されたQRコードとを印字して、
図4に示す、投票券Cを発券する。そして、投票者は投票券Cを購入できる。投票者は、競馬場ごとに実施されるレースに対しても、このようにして投票券Cを購入することができる。
【0040】
次に、表示システム100のホストコンピュータ140及び表示切替制御装置200のハードウェア構成について説明する。
まず、ホストコンピュータ140について
図5を用いて説明する。
【0041】
図5は、第2の実施の形態に係るホストコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
ホストコンピュータ140は、
図5に示されるように、少なくとも、ホストコンピュータ140全体を制御する制御ユニット141を備える。ホストコンピュータ140には、必要に応じて、ホストコンピュータ140の情報の表示のための表示ユニット142と、ホストコンピュータ140に情報を入力するための入力ユニット143とを備えさせることができる。
【0042】
制御ユニット141は、CPU141aと、メモリ部141b、通信処理部141c、グラフィック処理部141d、入出力インタフェース141eが互いにバス141fで接続されている。
【0043】
CPU141aは、メモリ部141bの記憶媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、このホストコンピュータ140全体を統括的に制御する。
メモリ部141bは、例えば、RAM(Random Access Memory)並びにHDD(Hard Disk Drive)であって、CPU141aに実行させるOS(Operating System)、各種アプリケーション並びにプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。メモリ部141bには、CPU141aによる処理に必要な各種データが格納される。メモリ部141bには、全競馬場で実施される全レースについて、例えば、全競馬場で実施される全レースについて、例えば、出走馬、騎手、発走時刻、投票方法の種類、配当金、購入合計金額、レース結果等が格納され、適宜、更新される。また、CPU141aによる処理に必要なプログラムが起動されると、当該プログラムが読み込まれる。
【0044】
通信処理部141cは、ネットワーク160を介して表示切替制御装置200並びに投票端末(図示を省略)と相互に通信を行う。
グラフィック処理部141dには、表示を行うための表示ユニット142が接続されている。このグラフィック処理部141dは、CPU141aからの命令にしたがって、表示ユニット142の表示領域に画像を表示させる。
【0045】
入出力インタフェース141eには、例えば、マウス、キーボード等の入力を行うための入力ユニット143が接続されている。入出力インタフェース141eは、入力ユニット143からの信号を、バス141fを介してCPU141aに送信する。
【0046】
次いで、表示切替制御装置200について
図6を用いて説明する。
図6は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
【0047】
表示切替制御装置200は、
図6に示されるように、表示切替制御装置200全体を制御する制御ユニット210と、投票券リーダユニット220、録画制御ユニット230、入力受付ユニット240、赤外線通信ユニット250を備える。
【0048】
制御ユニット210は、CPU210aと、メモリ部210b、入出力インタフェース210c、ホスト通信処理部210d、赤外線通信処理部210eが互いにバス210fで接続されている。
【0049】
CPU210aは、上記のCPU141aと同様に、メモリ部210bの記憶媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、この表示切替制御装置200全体を統括的に制御する。
【0050】
メモリ部210bは、上記のメモリ部141bと同様に、RAM並びにHDDであって、CPU210aに実行させるOS、各種アプリケーション並びにプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。メモリ部210bには、CPU210aによる処理に必要な各種データが格納される。メモリ部210bには、読み取った投票券Cの投票内容並びにホストコンピュータ140から取得した発走時刻等から構成されるスケジュールが格納される。また、CPU210aによる処理に必要なプログラムが起動されると、当該プログラムが読み込まれる。
【0051】
入出力インタフェース210cには、投票券リーダユニット220、録画制御ユニット230、入力受付ユニット240が接続されている。入出力インタフェース210cは、CPU210aからの信号に基づき、投票券リーダユニット220と、録画制御ユニット230、入力受付ユニット240に対して信号の送受信を行うことと共に、動作を制御する。
【0052】
ホスト通信処理部210dは、ネットワーク160を介してホストコンピュータ140と相互に通信を行う。
赤外線通信処理部210eは、赤外線通信ユニット250と接続されており、CPU210aからの信号に基づき、赤外線通信ユニット250に赤外線通信を実行させる。
【0053】
また、投票券リーダユニット220は、入出力インタフェース210cに接続されており、例えば、投票者によりかざされた投票券CのQRコードを読み取る、QRコードリーダを適用することができる。
【0054】
録画制御ユニット230は、入出力インタフェース210cに接続されると共に、録画装置150(
図6では図示を省略)に接続されている。録画制御ユニット230は、CPU210aからの信号に基づき、録画装置150に競馬場のレースを録画させ、録画装置150から録画した映像をモニタ110に再生させることができる。
【0055】
入力受付ユニット240は、入出力インタフェース210cに接続されると共に、例えば、モニタ110にタッチパネルとして設置され、または、後述するモニタ110での表示内容に基づき投票者からの操作入力を受け付けるためのものである。入力受付ユニット240は、投票者から受け付けた操作入力に基づく信号を、入出力インタフェース210cを介してCPU210aに通知する。
【0056】
赤外線通信ユニット250は、赤外線通信処理部210eと接続されており、CPU210aからの信号に基づき、モニタ110に対して、表示切替要求に加えて、確認画面と共に確認画面の表示要求を送信する。
【0057】
次に、このような構成を有する表示切替制御装置200が備える機能を表す機能ブロック図について
図7を用いて説明する。
図7は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置の機能の一例を示すブロック図である。
【0058】
表示切替制御装置200の制御ユニット210は、メモリ部210b(
図6参照)に、投票情報保持部211と、発走時刻情報保持部212、チャンネル情報保持部213、スケジュール保持部214が割り当てられる。
【0059】
ここで、投票情報保持部211と、発走時刻情報保持部212、チャンネル情報保持部213、スケジュール保持部214に保持される具体的な情報の一例について
図8〜
図10を用いて説明する。
【0060】
図8は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置が備える投票情報保持部が保持する情報の一例を示す図である。
図9は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置が備える発走時刻情報保持部及びチャンネル情報保持部がそれぞれ保持する情報の一例を示す図である。
【0061】
また、
図10は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置が備えるスケジュール保持部が保持する情報の一例を示す図である。
投票情報保持部211は、
図8に示すように、投票者が投票した投票内容に関する投票情報を保持する。投票内容は、例えば、少なくとも、投票者が投票したレースが実施される競馬場の場名と、投票したレース番号、当該レースに対して投票した投票方法の種類(金額含む)、当該投票方法の種類に基づく最大配当金、購入金額の合計である購入金合計である。
【0062】
発走時刻情報保持部212は、
図9(A)に示すように、各競馬場におけるレース番号ごとの発走時刻に関する情報を保持する。
チャンネル情報保持部213は、
図9(B)に示すように、モニタ110における各競馬場の映像を表示するチャンネルに関する情報を保持する。なお、このような情報はモニタ110に応じて予め設定されているものであり、一例として、
図9(B)では、B競馬場と、C競馬場、E競馬場を表示するモニタ110のチャンネルとして、「4」、「6」、「8」がそれぞれ対応付けられている。また、
図9(B)では、録画したレースをモニタ110が表示するためのチャンネルとして「12」が対応付けられている。
【0063】
スケジュール保持部214は、
図10に示すように、後述するスケジュール生成部217で生成された、投票者が投票したレースごとのスケジュールに関する情報を保持する。このようなスケジュールには、例えば、投票者が投票したレースが実施される競馬場の場名、当該投票したレースのレース番号、当該レースの発走時刻、当該レースが実施される当該場名の競馬場をモニタ110が表示するチャンネル、当該チャンネルに切り替えを行う時刻を表すチャンネル切替時刻が含まれる。さらに、当該スケジュールには、投票した当該レースが実施される競馬場の映像を表示することを示す出力フラグ、投票した当該レースが実施される競馬場の映像を録画することを示す録画フラグが設定される。さらに、録画フラグが設定されたスケジュールでは、録画したレースの映像を再生する時刻を表す再生時刻、モニタ110における録画したレースを表示するチャンネルに切り替える時刻を表す再生チャンネル切替時刻が含まれる。
【0064】
制御ユニット210が備えるメモリ部210bに割り当てられる投票情報保持部211と、発走時刻情報保持部212、チャンネル情報保持部213、スケジュール保持部214にはこのような情報が格納される。
【0065】
さらに、当該制御ユニット210は、
図7に示すように、CPU210aにより、読み取り制御部215と、レース情報取得部216、スケジュール生成部217、時刻計測部218、表示切替実行部219の機能が実現される。
【0066】
読み取り制御部215は、投票券リーダユニット220が読み取った投票券Cの投票情報を、入出力インタフェース210cを介して取得して、投票情報保持部211に保持させる。この際、読み取り制御部215は、投票情報を、後述するレース情報取得部216から通知された投票情報に対応する最大配当金と共に投票情報保持部211に保持させる。
【0067】
レース情報取得部216は、ホスト通信処理部210dを介して、ホストコンピュータ140(
図2参照)と通信を行うことができる。レース情報取得部216は、読み取り制御部215が読み取った投票情報に基づき最大配当金の情報の取得要求をホストコンピュータ140に送信する。また、レース情報取得部216は、要求したこの情報をホストコンピュータ140から取得して、最大配当金の情報を読み取り制御部215に通知する。
【0068】
また、レース情報取得部216は、事前に、このようにして各競馬場のレースの発走時刻に関する情報の取得要求をホストコンピュータ140から取得して、発走時刻情報保持部212に格納しておくことができる。
【0069】
スケジュール生成部217は、投票情報保持部211と、発走時刻情報保持部212、チャンネル情報保持部213を参照して、レースごとに、スケジュールを生成し、生成したスケジュールをスケジュール保持部214に保持させる。
【0070】
なお、読み取り制御部215と、レース情報取得部216、スケジュール生成部217の処理の詳細は、後述する
図11のスケジュール生成処理のフローチャートを用いて説明する。
【0071】
時刻計測部218は、現在の時刻をカウントする。
表示切替実行部219は、時刻計測部218がカウントする現在時刻に基づき、スケジュール保持部214が保持する各スケジュールを参照して、モニタ110(
図2参照)が表示する映像を切り替えさせることができる。表示切替実行部219は、例えば、赤外線通信処理部210eを介して赤外線通信ユニット250からモニタ110に対して表示切替信号を送信させて、モニタ110の表示映像の切り替えを実行させる。
【0072】
なお、表示切替実行部219の処理の詳細については、後述する
図12及び
図13のフローチャートを用いて説明する。
このような構成を有する表示切替制御装置200におけるモニタ110の表示切替を行うための処理について説明する。
【0073】
まず、表示切替制御装置で実行されるスケジュール生成処理について、
図11を用いて説明する。
図11は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置で実行されるスケジュール生成処理を示すフローチャートである。
【0074】
なお、各競馬場で実施されるレースの発走時刻に関する情報と、モニタ110で各競馬場のレース映像を表示するチャンネルに関する情報とは、予め、発走時刻情報保持部212及びチャンネル情報保持部213(
図9参照)に格納しておく。
【0075】
投票者が投票券CのQRコードを表示切替制御装置200の投票券リーダユニット220にかざすごとに、表示切替制御装置200は以下の処理を実行してスケジュールを生成する。
【0076】
[ステップS101] 読み取り制御部215は、入出力インタフェース210cを介して、投票券リーダユニット220が読み取った投票券CのQRコードの情報を取得する。読み取り制御部215は、読み取ったQRコードを変換して、投票情報(場名、レース番号、投票方法の種類(金額含む)、購入金合計)を取得する。
【0077】
例えば、読み取り制御部215は、このようにして投票券Cの投票情報である場名の「B」、レース番号の「2R」、投票方法の種類(金額含む)の「単勝・1番・100円」、購入金合計の「100円」に関する情報を取得する。
【0078】
[ステップS102] 読み取り制御部215は、変換した投票情報の場名及びレース番号に基づき、購入時における当該レースの最大配当金に関するレース情報の取得要求をレース情報取得部216に通知する。
【0079】
レース情報取得部216は、当該取得要求をホスト通信処理部210dからホストコンピュータ140に通知する。レース情報取得部216は、ホスト通信処理部210dを介して、ホストコンピュータ140から当該レースの最大配当金のレース情報を取得して、読み取り制御部215に通知する。
【0080】
読み取り制御部215は、このようにしてレース情報取得部216から配当金情報を取得する。
例えば、レース情報取得部216は、読み取り制御部215から「B」競馬場で実施される「2R」レースの最大配当金の取得要求をホストコンピュータ140に通知する。レース情報取得部216は、ホストコンピュータ140から、「B」競馬場で実施される「2R」レースの最大配当金として「150円」(
図8参照)を取得して、読み取り制御部215に通知して、読み取り制御部215は、最大配当金の情報(「150円」)を取得する。
【0081】
[ステップS103] 読み取り制御部215は、ステップS101で取得した投票情報に、レース情報取得部216から取得した最大配当金を追加し、最大配当金が加えられた投票情報を投票情報保持部211に格納する。
【0082】
例えば、読み取り制御部215は、投票券Cの投票情報の場名の「B」、レース番号の「2R」、投票方法の種類(金額含む)の「単勝・1番・100円」、購入金合計の「100円」に、取得した最大配当金「150円」を追加して、投票情報保持部211に格納する。これにより、
図8の番号「1」に示すような投票情報が格納される。
【0083】
[ステップS104] スケジュール生成部217は、投票情報保持部211が保持する投票情報から場名及びレース番号に、発走時刻情報保持部212が保持する当該レースに対応する発走時刻を対応付ける。
【0084】
スケジュール生成部217は、このような場名と、レース番号、発走時刻に、チャンネル情報保持部213が保持する当該レースが実施される競馬場を放映するモニタ110のチャンネルを対応付けてスケジュールを生成し、スケジュール保持部214に格納させる。
【0085】
さらに、スケジュール生成部217は、このようなスケジュールに対して、発走時刻に基づき、チャンネルを切り替える時刻を表すチャンネル切替時刻を設定する。チャンネル切替時刻は、モニタ110では発走時刻前に当該レースを表示するチャンネルに替えられている必要があるために、発走時刻から、例えば、1分早めた時刻として設定される。
【0086】
[ステップS105] スケジュール生成部217は、ステップS104で生成されたスケジュールにおいて、発走時刻の重複の有無を判別する。なお、発走時刻の重複の判別は、一方の発走時刻の、例えば、±9分以内に、他方の発走時刻が含まれる場合には重複としているものとみなす。具体例として、一方の発走時刻が「10:10」である場合に、他方の発走時刻が「10:01」〜「10:19」に含まれれば、重複しているものとみなす。重複している時間の幅は1レースの時間に応じて任意に設定することができる。
【0087】
当該判別結果において、スケジュールにおいて発走時刻が重複する場合には、スケジュール生成部217は、ステップS106の処理を実行する。一方、発走時刻の重複が無い場合には、スケジュール生成部217は、ステップS111の処理を実行する。
【0088】
例えば、予め、「B」競馬場の「4R」レースを含むスケジュールが先に生成されており、ステップS104で生成されたスケジュールが「E」競馬場の「4R」レースを含む場合には、「E」競馬場の「4R」レースと、「B」競馬場の「4R」レースとは発走時刻が「11:40」で重複していると判別される。
【0089】
[ステップS106] スケジュール生成部217は、投票情報保持部211を参照して、発走時刻が重複するスケジュールにおけるレースの最大配当金を比較する。
上記の場合では、「E」競馬場の「4R」レースの最大配当金「28000円」と、「B」競馬場の「4R」レースの最大配当金「1840円」とが比較される。
【0090】
[ステップS107] スケジュール生成部217は、発走時刻が重複するスケジュールにおけるレースの最大配当金が等しくない場合には、ステップS108の処理を実行する。一方、当該最大配当金が等しい場合には、スケジュール生成部217は、ステップS110の処理を実行する。
【0091】
例えば、「E」競馬場の「4R」レース(最大配当金「28000円」)と、「B」競馬場の「4R」レース(最大配当金「1840円」)とは、最大配当金が等しくないために、スケジュール生成部217は、ステップS108の処理を実行する。
【0092】
[ステップS108] スケジュール生成部217は、発走時刻が重複するスケジュールのうち、レースの最大配当金が小さい方に録画フラグをセットする。
また、スケジュール生成部217は、録画フラグをセットして、後に録画されたレースの再生時刻として、当該レースの発走時刻に、例えば、10分を追加したものをセットする。さらに、スケジュール生成部217は、モニタ110の録画したレースを表示するチャンネルに切り替える再生チャンネル切替時刻として、当該再生時刻から、例えば、1分を引いたものをセットする。
【0093】
例えば、「B」競馬場の「4R」レースに対して、録画フラグがセットされて、発走時刻「11:40」から、再生時刻「11:50」、そして、再生時刻「11:50」から、再生チャンネル切替時刻「11:49」がそれぞれセットされる。
【0094】
[ステップS109] スケジュール生成部217は、発走時刻が重複するスケジュールのうち、レースの最大配当金が大きい方に出力フラグをセットする。
例えば、「E」競馬場の「4R」レースに対しては、出力フラグがセットされる。
【0095】
なお、ステップS108,S109の処理は逆の順序で行っても構わない。
[ステップS110] スケジュール生成部217は、ステップS104で生成したスケジュールの対象となるレースに対して最大配当金の比較が行われた被比較レースに対して録画フラグをセットすると共に、ステップS108と同様に、再生時刻及び再生チャンネル切替時刻をセットする。
【0096】
上記の場合において、仮に、「E」競馬場の「4R」レースの最大配当金と、「B」競馬場の「4R」レースの最大配当金とが等しい場合には、被比較レースである「B」競馬場の「4R」レースに録画フラグ等をセットする。
【0097】
[ステップS111] スケジュール生成部217は、ステップS104で生成したスケジュールの対象となるレースに対して出力フラグをセットする。
上記の場合において、仮に、「E」競馬場の「4R」レースの最大配当金と、「B」競馬場の「4R」レースの最大配当金とが等しい場合には、ステップS104で対象となったレースである「E」競馬場の「4R」レースに出力フラグをセットする。
【0098】
以上のスケジュール生成処理に基づき、投票券Cごとにレースに関するスケジュールが生成されてスケジュール保持部214に格納される。また、スケジュール保持部214に格納されるスケジュールは、レースの発走時刻ごとに配列される。
【0099】
なお、ステップS110では、あくまで便宜的に、被比較レースに録画フラグをセットするようにしており、被比較レースに出力フラグをセットするようにしても構わない。
このようにして投票者が、購入した全ての投票券Cを読み込ませた表示切替制御装置200によるモニタ110に対する表示切替処理について
図12を用いて説明する。
【0100】
図12は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置で実行される表示切替処理を示すフローチャートである。
表示切替制御装置200において制御ユニット210の表示切替実行部219は、時刻計測部218がカウントする現在時刻と監視しつつ、スケジュール保持部214が保持するスケジュールを参照して、以下の処理を実行する。
【0101】
[ステップS201] 表示切替実行部219は、スケジュール保持部214にスケジュールが保持されているか否かを判別する。
スケジュール保持部214にスケジュールが格納されている場合には、表示切替実行部219は、ステップS202の処理を実行する。一方、スケジュールが格納されていない場合には、表示切替実行部219は表示切替処理を終了させる。
【0102】
[ステップS202] 表示切替実行部219は、時刻計測部218が計測する現在時刻を監視して、現在時刻が、スケジュール保持部214に格納されているスケジュールのレースのチャンネル切替時刻または再生チャンネル切替時刻に一致すると、ステップS203の処理を実行する。
【0103】
例えば、現在時刻が、スケジュール保持部214において「10:39(スケジュール番号「2」のチャンネル切替時刻)」に一致すると、表示切替実行部219は、ステップS203の処理を実行する。
【0104】
別の例として、現在時刻が、スケジュール保持部214において「11:49(スケジュール番号「4」の再生チャンネル切替時刻)」に一致すると、表示切替実行部219は、ステップS203の処理を実行する。
【0105】
[ステップS203] 表示切替実行部219は、ステップS202で現在時刻に一致したチャンネル切替時刻または再生チャンネル切替時刻に対応する、スケジュール保持部214に格納されているスケジュールに出力フラグがセットされているか否かを判別する。
【0106】
スケジュール保持部214に格納されているスケジュールに出力フラグがセットされている場合には、表示切替実行部219は、ステップS204の処理を実行する。一方、出力フラグがセットされていない場合には、表示切替実行部219は、ステップS206の処理を実行する。
【0107】
例えば、スケジュール番号「2」の場合には、出力フラグがセットされているために、表示切替実行部219は、ステップS204の処理を実行する。
別の例として、スケジュール番号「4」の場合には、出力フラグがセットされていないために、表示切替実行部219は、ステップS206の処理を実行する。
【0108】
[ステップS204] 表示切替実行部219は、赤外線通信処理部210eを介して赤外線通信ユニット250から、モニタ110に、ステップS202で現在時刻に一致したチャンネル切替時刻または再生チャンネル切替時刻に対応する、スケジュール保持部214に格納されているスケジュールのレースが実施される競馬場の映像を表示するチャンネルへの切り替え要求を通知させる。
【0109】
これにより、モニタ110は所定の発走時刻のレースが実施される競馬場の映像に表示を切り替える。
例えば、スケジュール番号「2」の場合には、「B」競馬場のレースの映像を表示するチャンネルである「4」への切り替え要求がモニタ110に通知される。
【0110】
モニタ110は、このように通知された切り替え要求に基づき、チャンネル「4」に切り替えて「B」競馬場の映像を表示する。
[ステップS205] 表示切替実行部219は、ステップS202で現在時刻に一致したチャンネル切替時刻または再生チャンネル切替時刻に対応するスケジュールを、スケジュール保持部214から削除する。
【0111】
上記の例では、表示切替実行部219は、モニタ110の表示の切り替えをした「B」競馬場の「2R」レースに関するスケジュール番号「2」をスケジュール保持部214から削除する。
【0112】
この後、表示切替実行部219は、再び、ステップS201の処理を行う。
[ステップS206] 表示切替実行部219は、ステップS202で現在時刻に一致したチャンネル切替時刻または再生チャンネル切替時刻に対応する、スケジュール保持部214に格納されているスケジュールに録画フラグがセットされているか否かを判別する。
【0113】
スケジュール保持部214に格納されているスケジュールに録画フラグがセットされている場合には、表示切替実行部219は、ステップS207の処理を実行する。一方、スケジュール保持部214に格納されているスケジュールに録画フラグがセットされていない場合には、表示切替実行部219は、ステップS209の処理を実行する。
【0114】
例えば、ステップS202で現在時刻に一致したチャンネル切替時刻または再生チャンネル切替時刻に対応したのが、スケジュール番号「4」の場合には、録画フラグがセットされているために、表示切替実行部219は、ステップS207の処理を実行する。
【0115】
別の例として、スケジュール番号「4」において、録画フラグが削除されていれば、表示切替実行部219は、ステップS209の処理を実行する。
[ステップS207] 表示切替実行部219は、入出力インタフェース210cを介して、録画フラグがセットされているスケジュールの競馬場で実施されるレースの録画実行要求を録画制御ユニット230に通知する。録画制御ユニット230は、このような要求に基づき録画装置150に録画させる。
【0116】
上記のスケジュール番号「4」の場合には、表示切替実行部219は、レース番号「4R」が実施される「B」競馬場のレースの映像の録画実行要求を録画制御ユニット230に通知する。録画装置150は、録画制御ユニット230からの録画実行要求に基づきB競馬場で実施されるの「4R」レースの映像を録画する。
【0117】
[ステップS208] 表示切替実行部219は、ステップS207で録画実行要求を行ったスケジュールから録画フラグを削除する。
上記のスケジュール番号「4」の場合には、表示切替実行部219は、録画実行要求を行った「B」競馬場の「4R」レースに関するスケジュール番号「4」の録画フラグをスケジュール保持部214から削除する。
【0118】
この後、表示切替実行部219は、再び、ステップS201の処理を行う。
[ステップS209] 表示切替実行部219は、赤外線通信処理部210eを介して赤外線通信ユニット250から、モニタ110に、モニタ110が録画したレース映像を表示するチャンネルへの切り替え要求を通知させる。
【0119】
これにより、モニタ110は、録画装置150が録画したレースを表示するチャンネル「12」に切り替える。
[ステップS210] 表示切替実行部219は、時刻計測部218が計測する現在時刻を監視して、現在時刻が、ステップS208で録画フラグが削除されたスケジュール保持部214に格納されているスケジュールの録画済みのレースの再生時刻になると、ステップS211の処理を実行する。それ以外の時刻では、再び、ステップS201の処理を実行する。
【0120】
例えば、ステップS208で録画フラグが削除されたスケジュール番号「4」の場合には、表示切替実行部219は、現在時刻が「11:50」になると、表示切替実行部219がステップS211の処理を実行する。
【0121】
[ステップS211] 表示切替実行部219は、入出力インタフェース210cを介して、録画したレースの再生実行要求を録画制御ユニット230に通知する。録画制御ユニット230は通知された再生実行要求に基づき、録画装置150に録画したレースを再生させる。なお、ステップS211の録画再生処理の詳細については後述する。
【0122】
この後、表示切替実行部219は、再び、ステップS201の処理を行う。
次に、ステップS211で実行される録画再生処理について
図13を用いて説明する。
図13は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置で実行される録画再生処理を示すフローチャートである。
【0123】
また、
図14は、第2の実施の形態に係る表示切替制御装置がモニタに表示させる確認画面の一例を示す図である。
[ステップS211a] 表示切替実行部219は、ステップS210で現在時刻が一致した再生時刻で再生される録画したレースの再生中に、他の競技場で実施されるレースの発走時刻の重複を判別する。
【0124】
なお、発走時刻の重複の判別は、再生時刻から、例えば、9分以内に、他の競技場で実施されるレースの発走時刻が含まれる場合には重複としているものとみなす。具体例として、再生時刻が「11:50」である場合に、他の競技場で実施されるレースの発走時刻が「11:50」〜「11:59」に含まれれば、重複しているものとみなす。重複している時間の幅は、ステップS105と同様に、1レースの時間に応じて任意に設定することができる。
【0125】
表示切替実行部219は、再生中に他の競技場で実施されるレースの発走時刻の重複が無い場合には、ステップS211bの処理を実行する。一方、再生中に別のレースの発走時刻の重複がある場合には、表示切替実行部219は、ステップS211dの処理を実行する。
【0126】
[ステップS211b] 表示切替実行部219は、入出力インタフェース210cを介して、録画したレースの再生実行要求を録画制御ユニット230に通知する。録画制御ユニット230は通知された再生実行要求に基づき、録画装置150に録画したレースを再生させる。
【0127】
[ステップS211c] 表示切替実行部219は、ステップS211bで再生したレースに対応するスケジュールをスケジュール保持部214から削除する。
[ステップS211d] 表示切替実行部219は、録画したレースの再生中に、他の競技場で実施されるレースの発走時刻が含まれるために、例えば、
図14に示すように、そのまま再生を行う(他のスケジュールのレースは録画)か、または、他のスケジュールのレースを表示するかの確認画面を出力する。
【0128】
なお、
図14では、モニタ110に対して入力受付ユニット240としてタッチパネルが設置された場合を表示しており、モニタ110の表示領域に対して、ボタン240a,240bが設けられている。当該ボタン240a,240bに対するタッチ操作を入力受付ユニット240が受け付けて、受け付けた信号を入出力インタフェース210cを介して表示切替実行部219に通知される。
【0129】
[ステップS211e] 表示切替実行部219は、ステップS211dで表示した確認画面に対して投票者によって指定された指定内容を入力受付ユニット240が受け付けて、受け付けた指定内容を入出力インタフェース210cを介して取得する。
【0130】
表示切替実行部219は、投票者によって録画したレースを再生するように指定された(
図14のボタン240aに対するタッチを受け付けた)場合には、ステップS211fの処理を実行する。一方、投票者によって他の競技場で実施されるレース(再生時刻に発走時刻が重複したレース)を表示するように指定された(
図14のボタン240bに対するタッチを受け付けた)場合には、ステップS211jの処理を実行する。
【0131】
[ステップS211f] 表示切替実行部219は、入出力インタフェース210cを介して、ステップS211aで再生時刻後の再生中に発走時刻が重複する競馬場で実施されるレースの録画実行要求を、録画制御ユニット230に通知する。
【0132】
録画制御ユニット230は、このような録画要求に基づき、録画装置150に再生中に発走時刻が重複するレースを録画させる。
[ステップS211g] 表示切替実行部219は、スケジュール保持部214が保持するスケジュールの時間に関する情報を参照して、ステップS211fで録画したレースの再生時刻を、例えば、直近の空いた時間にセットする。
【0133】
[ステップS211h] 表示切替実行部219は、入出力インタフェース210cを介して、ステップS211eで判別した録画したレースの再生実行要求を録画制御ユニット230に通知する。録画制御ユニット230は通知された再生実行要求に基づき、録画装置150に録画したレースを再生させる。
【0134】
[ステップS211i] 表示切替実行部219は、ステップS211hで再生したレースに対応するスケジュールをスケジュール保持部214から削除する。
[ステップS211j] 表示切替実行部219は、スケジュール保持部214が保持するスケジュールの時間に関する情報を参照して、ステップS211eで判別した録画したレースの再生時刻を、直近で空いている時刻に再セットする。
【0135】
[ステップS211k,S211l]
図12のステップS204,S205と同様の処理を行って、出力フラグがセットされたスケジュールに対応するレース番号が実施される競馬場の映像に切り替えて、当該スケジュールをスケジュール保持部214から削除する。
【0136】
このように、競馬におけるモニタ110が表示する競馬場で実施されるレースの映像を切り替える表示切替制御装置200では、読み取り制御部215が競馬場ごとに実施されるレースに対して行われた投票に関する投票情報を投票券Cから読み取り、スケジュール生成部217が読み取った投票情報に基づき、投票した競馬場ごとに実施されるレースにレースの発走時刻をそれぞれ対応させてスケジュールを生成し、表示切替実行部219がスケジュールを参照し、モニタ110の表示を、現在時刻と一致した発走時刻に対応する競馬場で実施されるレースの映像に切り替えさせるようにした。
【0137】
このため、投票者が投票時に購入した投票券を表示切替制御装置200に単に読み取らせるだけで、モニタ110では投票者が投票したレースの映像に自動的に切り替えられるようになり、投票者はモニタ110のチャンネルを変える操作を行う必要がなく、自身が投票したレースの見逃しを防止することができるようになる。
【0138】
また、発走時刻が重複するレースについては、当該レースの最大配当金の大きい方のレースに対しては出力フラグをセットし優先的に表示するようにした。一方、最大配当金の小さい方のレースに対しては録画フラグをセットして、最大配当金の大きい方のレースを表示した後に、録画したレースを表示するようにした。さらに、録画したレースを表示する際に、別のレースの表示と重複する際には、当該録画したレースを表示して、別のレースを録画して後から再生するようにし、または、別のレースを表示して、録画したレースの再生時刻を変更するようにした。これにより、配当金に関心がある投票者の興味を維持しながら、投票者が投票したレースの表示を行うことができ、投票者に対する利便性を向上させることができるようになる。
【0139】
なお上記の実施の形態では、CPU141aがプログラムを実行することによって実現するものとしたが、プログラムで記述された処理の一部を、電子回路に置き換えることが可能である。例えば、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現してもよい。