特許第5789904号(P5789904)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許57899041xメッセージを伝達するシステム、端末及び方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5789904
(24)【登録日】2015年8月14日
(45)【発行日】2015年10月7日
(54)【発明の名称】1xメッセージを伝達するシステム、端末及び方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 68/12 20090101AFI20150917BHJP
   H04W 92/02 20090101ALI20150917BHJP
   H04W 48/18 20090101ALI20150917BHJP
   H04W 28/06 20090101ALI20150917BHJP
【FI】
   H04W68/12
   H04W92/02
   H04W48/18 111
   H04W28/06 110
【請求項の数】17
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2013-512735(P2013-512735)
(86)(22)【出願日】2011年4月22日
(65)【公表番号】特表2013-535125(P2013-535125A)
(43)【公表日】2013年9月9日
(86)【国際出願番号】CN2011073201
(87)【国際公開番号】WO2011150725
(87)【国際公開日】20111208
【審査請求日】2013年12月11日
(31)【優先権主張番号】201010194456.8
(32)【優先日】2010年6月4日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】509052171
【氏名又は名称】中▲興▼通▲訊▼股▲フン▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(72)【発明者】
【氏名】余 媛芳
(72)【発明者】
【氏名】▲趙▼ 孝武
(72)【発明者】
【氏名】▲陸▼ ▲ティン▼
(72)【発明者】
【氏名】方 永▲剛▼
【審査官】 東 昌秋
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−517894(JP,A)
【文献】 特表2008−527934(JP,A)
【文献】 LG Electronics Inc.,C.P0097 V&V Comment,3GPP2 TSG-C-2010-03-Denver SWG2.2, C22-20100301-024,2010年 3月,pp.1-4,URL,ftp://ftp.3gpp2.org/TSGC/Working/2010/2010-03-Denver/TSG-C-2010-03-Denver/WG2/SWG22/C22-20100301-024-LGE_C.P0097-SF1r1.doc
【文献】 Circuit Switched (CS) fallback in Evolved Packet System (EPS); Stage 2 (Release 9),3GPP TS 23.272 V9.3.0,2010年 3月,pp.44-46,51-53,URL,http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/23_series/23.272/23272-930.zip
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00−99/00
H04B 7/24− 7/26
3GPP TSG RAN WG1−4
SA WG1−2
CT WG1
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
送信端が非1xネットワークを介して受信端に複数本の1xメッセージを送信する必要がある場合に、同一メッセージに前記複数本の1xメッセージを載せることを含み、
前記送信端がインタワーキング解決であり、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、
前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下での呼出処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを同一メッセージに封入して前記端末に送信し、又は、
前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下でのコール処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージを同一メッセージに封入して受信端に送信し、前記複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含む
ことを特徴とする1xメッセージを伝達する方法。
【請求項2】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記載せた複数本の1xメッセージが、それぞれ異なるデータユニットに封入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記端末は、1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信し、先に前記リソース割当メッセージを処理し、さらに前記着呼通知メッセージを処理し、
前記1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記端末は、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記拡張チャネル割当メッセージを処理し、さらに前記通用ハンドオーバー指示メッセージを処理することを特徴とする請求項1又は4に記載の方法。
【請求項6】
前記複数本の1xメッセージを載せるメッセージが、通用回路サービス通知応用1x回路サービスメッセージであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記1xメッセージが封入されたデータユニットが、1x層3データユニット又は1x層2データユニットであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項8】
前記複数本の1xメッセージを載せるメッセージが、CDMA2000 1x RTTと他の無線アクセス技術との間のインタワーキングのプロトコルをサポートするために定義されたメッセージであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項9】
送信端及び受信端を含み、1xメッセージを伝達してサポートするシステムであって、
前記送信端が、非1xネットワークを介して受信端に複数本の1xメッセージを送信する必要がある場合に、同一メッセージに前記複数本の1xメッセージを載せるように設置され、
前記送信端がインタワーキング解決であり、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、
前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下での呼出処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを同一メッセージに封入して前記端末に送信し、又は、
前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下でのコール処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージを同一メッセージに封入して受信端に送信し、前記複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含む
ことを特徴とするシステム。
【請求項10】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理するように設置されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
【請求項11】
前記送信端が、送信した複数本の1xメッセージをそれぞれ異なるデータユニットに封入することを特徴とする請求項又は10に記載のシステム。
【請求項12】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が、1x空中インターフェースリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記リソース割当メッセージを処理し、さらに前記着呼通知メッセージを処理し、
前記1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージであることを特徴とする請求項に記載のシステム。
【請求項13】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が複数本の拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記拡張チャネル割当メッセージを処理し、さらに前記通用ハンドオーバー指示メッセージを処理することを特徴とする請求項又は12に記載のシステム。
【請求項14】
前記複数本の1xメッセージを載せるメッセージが、通用回路サービス通知応用1x回路サービスメッセージであることを特徴とする請求項に記載のシステム。
【請求項15】
前記1xメッセージが封入されたデータユニットが、1x層3データユニット又は1x層2データユニットであることを特徴とする請求項又は10に記載のシステム。
【請求項16】
前記送信端が、CDMA2000 1x RTTと他の無線アクセス技術との間のインタワーキングのプロトコルをサポートするために定義されたメッセージに、複数本の1xメッセージを載せるものであることを特徴とする請求項又は10に記載のシステム。
【請求項17】
1xメッセージを伝達する端末であって、
非1xネットワークを介して複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理するように設置される前記端末を含み、
前記端末が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、
前記端末は、1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記リソース割当メッセージを処理し、さらに前記着呼通知メッセージを処理し、
前記1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージであって、又は、
前記端末は、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記拡張チャネル割当メッセージを処理し、さらに前記通用ハンドオーバー指示メッセージを処理することを特徴とする端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信分野に関し、特に1xメッセージを伝達するシステム、端末及び方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
CDMA(Code−Division Multiple Access)ネットワークからLTE(Long Term Evolution)ネットワークへの発展に従い、サービスがLTEネットワークにより担当されることになるが、LTEがネットワークをセットアップする初期に、主にホットスポット領域をカバーし、高速で非リアルタイムのデータサービスを提供することを目的とし、VOIPを配置しなく、音声サービスを依然として1xCS(回路領域)に載せ、このため、CDMA2000 1XとLTEのインタワーキングは、主に1xCSFB(1x Circuit Service Fall Back)をサポートすることに体現される。図1は関連技術による1x CSFBのネットワーク枠組であり、図1に示すように、IWS(Inter−working Solution)ロジック機能の1つは、CDMA 1Xメッセージリピーター(Message Translation)とすることであり、即ち、端末がLTEネットワーク空中インターフェースを介して送信した1xネットワーク空中インターフェースの情報又はメッセージが、まずIWSに送信されて、さらにIWSを介して1xコアネットワーク交換機に送信される必要がある。類似に、1xネットワークの交換機からのメッセージがLTEネットワーク空中インターフェースを介して端末に送信する情報もまずIWSに送信されて、さらにIWSからLTEネットワークに送信される必要がある。IWSロジック機能は、1x BSC(Base Station Controller)で実現されてもよく、MSC(Mobile Switching Center)で実現されてもよく、LTEネットワークのMME(Mobility Management Entity)で実現されてもよく、独立なネットワーク実体でもよい。端末とネットワーク側の処理を標準化するために、CDMA2000 1XとLTE及び他の無線アクセス技術間のインタワーキングをサポートするように、CDMA標準ファミリーがGCSNAプロトコルを定義する。GCSNAプロトコルには、GCSNA1xCircuitService(通用回路サービス通知応用1x回路サービス)メッセージにおいて持つことができる1x情報のフォーマットを定義し、プロトコルの規定によれば、GCSNA1xCircuitServiceメッセージに一本のみの1x Layer3メッセージを持つことを許し、これにより、あるシーンの処理失敗となり、例えば、複数本の1x Layer3メッセージの同時送信と処理スケジューリングを保証する必要があり、従来のメカニズム下で、複数本のGCSNA1xCircuitServiceメッセージを介してそれぞれ一本の1x Layer3メッセージを持ち、空口送信メカニズムの複雑性(メッセージロス再送、パッケージキャッシュ等)によって、メッセージの同時に送信と受信を保証できず、これでCDMA2000 1XとLTEを含む他の無線アクセス技術との間のインタワーキング処理失敗となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする技術問題は、従来の技術における同時に複数本の1x層3メッセージを送信できない技術問題を解決する1xメッセージを伝達するシステム、端末及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一形態によれば、1xメッセージを送信する方法を提供し、送信端が非1xネットワークを介して受信端に複数本の1xメッセージを送信する必要がある場合に、同一メッセージに前記複数本の1xメッセージを載せることを含む。
【0005】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理する。
前記載せた複数本の1xメッセージが、それぞれ異なるデータユニットに封入される。
【0006】
前記送信端がインタワーキング解決(IWS)であり、前記IWSが、移動交換センターが送信した発呼番号を載せる呼出要求メッセージ又は特性通知メッセージを受信した後、発呼番号を1x空中インターフェースの特性通知メッセージに封入し、1x空中インターフェースの特性通知メッセージと呼出メッセージとを一緒に同一メッセージに封入して受信端に送信し、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末である。
【0007】
前記端末は、特性通知メッセージ及び呼出メッセージを含むメッセージを受信し、先に特性通知メッセージを取り出し、ユーザがこのコールを受信して選択する場合に端末が更に呼出メッセージを処理し、ユーザがこのコールを拒否して選択する場合に端末が呼出メッセージを処理しない。
【0008】
前記送信端がインタワーキング解決であり、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下での呼出処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを同一メッセージに封入して前記端末に送信する。
【0009】
前記端末は、1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信し、先に前記リソース割当メッセージを処理し、さらに前記着呼通知メッセージを処理し、前記1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージである。
【0010】
前記送信端がインタワーキング解決であり、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下でのコール処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージを同一メッセージに封入して受信端に送信し、前記複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含む。
【0011】
前記端末は、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記拡張チャネル割当メッセージを処理し、さらに前記通用ハンドオーバー指示メッセージを処理する。
【0012】
前記複数本の1xメッセージを載せるメッセージが、通用回路サービス通知応用1x回路サービスメッセージである。
前記1xメッセージが封入されたデータユニットが、1x層3データユニット又は1x層2データユニットである。
【0013】
前記送信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末である。
前記受信端がIWSである。
【0014】
前記複数本の1xメッセージを載せるメッセージが、CDMA2000 1x RTTと他の無線アクセス技術との間のインタワーキングのプロトコルをサポートするために定義されたメッセージである。
【0015】
本発明のもう一つの形態によれば、送信端及び受信端を含み、1xメッセージを伝達してサポートするシステムを提供し、前記送信端が、非1xネットワークを介して受信端に複数本の1xメッセージを送信する必要がある場合に、同一メッセージに前記複数本の1xメッセージを載せるように設置される。
【0016】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理するように設置される。
【0017】
前記送信端が、送信した複数本の1xメッセージをそれぞれ異なるデータユニットに封入する。
【0018】
前記送信端がインタワーキング解決(IWS)であり、前記IWSが、移動交換センターが送信した発呼番号を載せる呼出要求メッセージ又は特性通知メッセージを受信した後、発呼番号を1x空中インターフェースの特性通知メッセージに封入し、1x空中インターフェースの特性通知メッセージと呼出メッセージとを一緒に同一メッセージに封入して受信端に送信し、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末である。
【0019】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が、特性通知メッセージ及び呼出メッセージを含むメッセージを受信した後、先に特性通知メッセージを取り出し、ユーザがこのコールを受信して選択する場合に前記端末が更に呼出メッセージを処理し、ユーザがこのコールを拒否して選択する場合に前記端末が呼出メッセージを処理しない。
【0020】
前記送信端がインタワーキング解決であり、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下での呼出処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを同一メッセージに封入して前記端末に送信する。
【0021】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が、1x空中インターフェースリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記リソース割当メッセージを処理し、さらに前記着呼通知メッセージを処理し、前記1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージである。
【0022】
前記送信端がインタワーキング解決であり、前記受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、前記インタワーキング解決、端末及び1xネットワークが、インタワーキングシーン下でのコール処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、前記インタワーキング解決がリソース配布を完成した後、構造された複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージを同一メッセージに封入して端末に送信し、前記複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含む。
【0023】
前記受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が複数本の拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記拡張チャネル割当メッセージを処理し、さらに前記通用ハンドオーバー指示メッセージを処理する。
【0024】
前記複数本の1xメッセージを載せるメッセージが、通用回路サービス通知応用1x回路サービスメッセージである。
前記1xメッセージが封入されたデータユニットが、1x層3データユニット又は1x層2データユニットである。
【0025】
前記送信端が、CDMA2000 1x RTTと他の無線アクセス技術との間のインタワーキングのプロトコルをサポートするために定義されたメッセージに、複数本の1xメッセージを載せるものである。
【0026】
本発明の他の形態によれば、1xメッセージを送信する端末を更に提供する。前記端末が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて前記複数本の1xメッセージを処理するように設置される。
【0027】
前記端末が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、前記端末は、特性通知メッセージ及び呼出メッセージを含むメッセージを受信した後、先に特性通知メッセージを取り出し、ユーザがこのコールを受信して選択する場合に前記端末が更に呼出メッセージを処理し、ユーザがこのコールを拒否して選択する場合に前記端末が呼出メッセージを処理しない。
【0028】
前記端末が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末である。
【0029】
前記端末は、1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記リソース割当メッセージを処理し、さらに前記着呼通知メッセージを処理し、前記1x空中インターフェースのリソース割当メッセージが、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージである。
【0030】
前記端末が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末であり、前記端末は、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に前記拡張チャネル割当メッセージを処理し、さらに前記通用ハンドオーバー指示メッセージを処理する。
【発明の効果】
【0031】
よって、本発明が1xメッセージを送信するシステム、端末及び方法を提供し、従来のインタワーキングシーンでの複数本の1x層3メッセージが同時に送信されることを保証できない問題、及びメッセージの処理スケジューリング問題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0032】
図1】関連技術による1x CSFBのネットワーク枠組図である。
図2】本発明実施例1によるコール受入の処理フロー図である。
図3】本発明実施例2によるコール拒否の処理フロー図である。
図4】本発明実施例3によるコール受入の処理フロー図である。
図5】本発明実施例4によるユーザコールセットアップの処理フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本実施例が、1xメッセージを伝達するシステムを提供し、送信端及び受信端を含む。送信端が、非1xネットワークを介して受信端に複数本の1xメッセージを送信する必要がある場合に、同一メッセージに複数本の1xメッセージを載せるように設置される。受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて複数本の1xメッセージを処理するように設置される。
【0034】
送信端が、送信した複数本の1xメッセージをそれぞれ異なるデータユニットに封入する。
【0035】
送信端はIWSであり、受信端は非1xネットワークにおける1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末である。IWSは、移動交換センターが送信した発呼番号を載せる呼出要求メッセージ又は特性通知メッセージを受信した後、発呼番号を1x空中インターフェースの特性通知メッセージに封入し、1x空中インターフェースの特性通知メッセージと呼出メッセージとを一緒に同一メッセージに封入して受信端に送信する。
【0036】
受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージタイプ順序に応じて複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が、特性通知メッセージ及び呼出メッセージを含むメッセージを受信した後、特性通知メッセージを先に取り出し、ユーザがこのコールを受信して選択する場合に端末が更に呼出メッセージを処理し、ユーザがこのコールを拒否して選択する場合に端末が呼出メッセージを処理しないことである。
【0037】
IWS、端末及び1xネットワークがインタワーキングシーン下での呼出処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、IWSがリソース配布を完成した後、構成の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを同一メッセージに封入して端末に送信する。受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信した後、リソース割当メッセージを先に処理して、さらに着呼通知メッセージを処理する。1x空中インターフェースのリソース割当メッセージは、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージである。
【0038】
IWS、端末及び1xネットワークがインタワーキングシーン下でのコール(コールする又はコールされる)処理及びそのリソース配布を行うプロセスでは、IWSが、リソース配布を完成した後、構成の複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージを同一メッセージに封入して端末に送信する。複数本の1x空中インターフェースのリソース割当メッセージは、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含む。
【0039】
受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて複数本の1xメッセージを処理することとは、端末が複数本の拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に拡張チャネル割当メッセージを処理して、さらに通用ハンドオーバー指示メッセージを処理する。
【0040】
複数本の1xメッセージを載せるメッセージは、通用回路サービス通知応用1x回路サービス(GCSNA1xCircuitService)メッセージである。
【0041】
1xメッセージが封入されるデータユニットは、1x層3データユニット又は1x層2データユニットである。
【0042】
送信端は、CDMA2000 1x RTTと他の無線アクセス技術との間のインタワーキングのプロトコルが定義したメッセージに、複数本の1xメッセージを載せるものである。
【0043】
本実施例が1xメッセージを送信する端末を提供し、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて複数本の1xメッセージを処理することに用いる。
【0044】
端末は、非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末である。端末が特性通知メッセージ及び呼出メッセージを含むメッセージを受信した後、先に特性通知メッセージを取り出し、ユーザがこのコールを受信して選択する場合に端末が更に呼出メッセージを処理し、ユーザがこのコールを拒否して選択する場合に端末が呼出メッセージを処理しない。
【0045】
端末は、1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを含むメッセージを受信した後、先にリソース割当メッセージを処理して、さらに着呼通知メッセージを処理する。1x空中インターフェースのリソース割当メッセージは、拡張チャネル割当メッセージ及び/又は通用ハンドオーバー指示メッセージである。
【0046】
端末は、拡張チャネル割当メッセージ及び通用ハンドオーバー指示メッセージを含むメッセージを受信した後、先に拡張チャネル割当メッセージを処理して、さらに通用ハンドオーバー指示メッセージを処理する。
【0047】
本実施例が1xメッセージを送信する方法を提供し、送信端が非1xネットワークを介して受信端に複数本の1xメッセージを送信する必要がある場合に、同一メッセージに複数本の1xメッセージを載せ、受信端が、複数本の1xメッセージを含むメッセージを受信した後、メッセージ順序に応じて受信した複数本の1xメッセージを処理する。
【0048】
複数本の1xメッセージを載せるメッセージは、CDMA2000 1x RTT(無線送信技術)と他の無線アクセス技術との間のインタワーキングのプロトコルをサポートするために定義されたメッセージである。
【0049】
以下、コールが非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートするマルチモード(ダブルモードを含む)端末を例として本発明を詳しく説明し、ここで、送信端がIWSであり、受信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートするマルチモード(ダブルモードを含む)端末である。
【0050】
実施例1
図2に示すように、本実施例のコール受入の処理フローは以下のステップを含む。
【0051】
ステップS201において、MSCが、そのサービス領域端末をコールする要求を受信し、且つ端末が現在、非1xネットワークに付着されると(例えば、端末がLTEネットワーク下に位置する可能性がある)、MSCがPaging Request(呼出要求)メッセージをIWSに送信し、且つ呼出要求メッセージに発呼番号を載せる。MSCがPaging Requestメッセージを送信して発呼番号を載せないと、再びにIWSにFeature Notification(特性通知)メッセージを送信する必要があり、且つFeature Notificationメッセージに発呼番号を載せる。
【0052】
ステップS202において、IWSは、発呼番号を載せる呼出要求メッセージ又は特性通知メッセージを受信した後、発呼番号を1x空中インターフェースの特性通知メッセージ(Feature Notification)に封入し、1x空中インターフェースの特性通知メッセージ及び呼出メッセージ(General Paging)を一緒に同一メッセージに封入して端末に送信する。1x空中インターフェースの特性通知メッセージ及び呼出メッセージを載せるメッセージがGCSNA1xCircuitServiceメッセージでよい。
【0053】
GCSNA1xCircuitServiceメッセージが1x空中インターフェースの特性通知メッセージ及び呼出メッセージのメッセージをそれぞれ異なるデータユニットに封入する。1xメッセージが封入されるデータユニットは、1x層3データユニット又は1x層2データユニットでよい。
【0054】
ステップS203において、端末は、特性通知メッセージ及び呼出メッセージを含むGCSNA1xCircuitServiceメッセージを受信し、それがこの二本のメッセージをサポートし且つこの二本のメッセージがそれぞれ特性通知メッセージと呼出メッセージであると判断すれば、先に特性通知メッセージを取り出してユーザに表示し、ユーザがこのコールを受信して選択し、端末が更に呼出メッセージを処理する。
【0055】
ステップS204において、端末は、1xネットワークまでに連続し、1xネットワークを介して呼出応答メッセージを1x基地局に送信する。
ステップS205において、基地局は、呼出応答メッセージをMSCに構造する。
ステップS206において、端末、基地局及びMSCが1x音声コールフローを続く。
【0056】
実施例2
図3に示すように、本実施例のコール拒否の処理フローが以下のステップを含む。
ステップS301において、MSCがそのサービス領域端末をコールする要求を受信し、且つ端末が現在、非1xネットワークに付着されると(例えば、端末がLTEネットワーク下に位置する可能性がある)、MSCが呼出要求メッセージをIWSに送信し、且つ呼出要求メッセージに発呼番号を載せる。
【0057】
MSCがPaging Requestメッセージを送信して発呼番号を載せないと、再びにIWSにFeature Notification(特性通知)メッセージを送信する必要があり、且つFeature Notificationメッセージに発呼番号を載せる。
【0058】
ステップS302において、IWSは、発呼番号を載せる呼出要求メッセージ又は特性通知メッセージを受信した後、発呼番号を1x空中インターフェースの特性通知メッセージ(Feature Notification)に封入し、1x空中インターフェースの特性通知メッセージ及び呼出メッセージ(General Paging)を一緒に同一メッセージに封入して端末に送信する。
【0059】
1x空中インターフェースの特性通知メッセージ及び呼出メッセージを載せるメッセージは、GCSNA1xCircuitServiceメッセージでよい。
【0060】
GCSNA1xCircuitServiceメッセージが、1x空中インターフェースの特性通知メッセージ及び呼出メッセージのメッセージをそれぞれ異なるデータユニットに封入する。1xメッセージが封入されるデータユニットは、1x層3データユニット又は1x層2データユニットでよい。
【0061】
ステップS303において、端末は、特性通知メッセージ及び呼出メッセージを含むGCSNA1xCircuitServiceメッセージを受信し、それがこの二本のメッセージをサポートし且つこの二本のメッセージがそれぞれ特性通知メッセージと呼出メッセージであると判断すれば、先に特性通知メッセージを取り出してユーザに表示し、ユーザがこのコールを拒否して選択すると、端末が呼出メッセージを処理しない。
【0062】
ステップS304において、端末は、GCSNA1xCircuitServiceメッセージを介してReleaseOrderメッセージを封入してIWSに送信する。
【0063】
ステップS305において、IWSは拒否メッセージをMSCに構造する。
他のあるシーン下で、送信端が非1xネットワークにおける、1x及び他の無線アクセス技術をサポートする端末でよく、受信端がIWSでよく、即ち端末がIWSに送信したGCSNA1xCircuitServiceメッセージに複数本の1xメッセージを載せる。
【0064】
実施例3
図4に示すように、本実施例のユーザ受入コールのもう1つの処理フローが以下のステップを含む。
ステップS401において、端末とIWS及び1xネットワークがインタワーキングシーン下での呼出処理及びそのリソース配布を行うプロセスは、他の無線アクセス技術が提供したトンネルを介して行った呼出と呼出応答メッセージの伝達、呼出応答がトリガーした後に続きセットアップ及びリソース配布プロセス等を含む。
【0065】
ステップS402において、IWSは、リソース配布を完成した後、1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び1x空中インターフェースの着呼通知メッセージを構成し、この二本の1xメッセージを一緒に同一メッセージに封入して端末に送信する。
【0066】
1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び着呼通知メッセージを載せるメッセージはGCSNA1xCircuitServiceメッセージでよい。
【0067】
GCSNA1xCircuitServiceメッセージが、1x空中インターフェースのリソース割当メッセージ及び着呼通知メッセージをそれぞれ異なるデータユニットに封入する。1xメッセージが封入されたデータユニットは、1x層3データユニット又は1x層2データユニットでよい。
【0068】
ステップS403において、端末は、リソース割当メッセージ及び着呼通知メッセージを含むGCSNA1xCircuitServiceメッセージを受信し、それがこの二本のメッセージをサポートし且つこの二本のメッセージがそれぞれリソース割当メッセージと着呼通知メッセージであると判断すれば、先にリソース割当メッセージを取り出して1xプロトコルスタックで処理する。
【0069】
ステップS404において、端末は、1xネットワークを成功に獲得し、メッセージを送信して1xネットワークに通知する。ここで、端末がメッセージを送信して1xネットワークに通知することとは、1x基地局にメッセージを送信して、この端末が成功にアクセスすることを通知し、1x基地局がMSCにこの端末が成功にアクセスすることを通知する。
【0070】
ステップS405において、端末は、1xネットワークを成功に獲得した後、さらに着呼通知メッセージ処理を取り出す。
【0071】
ステップS406において、着呼通知メッセージに応じて、端末がコールを受け入れ、送信メッセージが1xネットワークに通知する。ここで、端末がメッセージを送信して1x基地局がコールを受け入れることを通知し、1x基地局が、この端末がコールを受け入れることをMSCに通知する。
【0072】
実施例4
図5に示すように、本実施例のユーザコールセットアップの処理フローは以下のステップを含む。
ステップS501において、端末とIWS及び1xネットワークがインタワーキングシーン下でのコール処理及びそのリソース配布を行うプロセスは、他の無線アクセス技術が提供したトンネルを介して行ったコール、呼出と呼出応答メッセージの伝達、コール応答がトリガーした後に続きセットアップ及びリソース配布プロセス等を含む。
【0073】
ステップS502において、IWSは、受信した1xネットワークが送信した情報に応じて1xチャネル割当メッセージ及びサービス協議パラメーター伝達メッセージを構造し、この二本のメッセージを一緒に同一メッセージに封入して端末に送信する。ここで、サービス協議パラメーター伝達に用いるメッセージが通用ハンドオーバー指示メッセージでよい。
【0074】
1x空中インターフェースのチャネル割当メッセージ及びサービス協議パラメーター伝達メッセージを載せるメッセージがGCSNA1xCircuitServiceメッセージでよい。
【0075】
GCSNA1xCircuitServiceメッセージが、1x空中インターフェースのチャネル割当メッセージ及びサービス協議パラメーター伝達メッセージをそれぞれ異なるデータユニットに封入する。1xメッセージが封入されるデータユニットは、1x層3データユニット又は1x層2データユニットでよい。
【0076】
ステップS503において、端末は、チャネル割当メッセージ及びサービス協議パラメーター伝達メッセージを含むGCSNA1xCircuitServiceメッセージを受信し、それがこの二本のメッセージをサポートし且つこの二本のメッセージがそれぞれチャネル割当メッセージとサービス協議パラメーター伝達メッセージであると判断すれば、先にチャネル割当メッセージを取り出して1xプロトコルスタックで処理し、チャネルリソース配置を完成した後、サービス協議パラメーターが伝達したメッセージを処理して協議パラメーターの配置を完成する。
【0077】
ステップS504において、端末は、1xネットワークを成功に獲得して、協議パラメーター配置を完成した後、メッセージを送信して1xネットワークに通知する。ここで、端末がメッセージを送信して1x基地局が成功にアクセスすることを通知し、1x基地局が、MSC端末が成功にアクセスすることを通知する。
【0078】
本実施例によれば、従来のインタワーキングシーンで複数本の1x層3メッセージが同時に送信されることが保証できない問題、及びメッセージの処理スケジューリング問題を解決した。
【0079】
なお、上述した本発明の各モジュールまたはステップは、汎用のコンピュータ装置により実現することができ、単一のコンピュータ装置に集中して配置されてもよく、複数のコンピュータ装置からなるネットワークに配置されてもよい。また、コンピュータ装置が実行可能なプログラムコードにより実現されてもよい。これにより、記憶装置に記憶されてコンピュータ装置により実行される。或いは、それぞれを各々の集積回路モジュールに作成するか、それらの中の複数のモジュールまたはステップを単一の集積回路モジュールに作成することにより実現することができる。このように、本発明は、いずれの特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせにも限定されない。
【0080】
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば本発明に様々な修正や変形が可能である。本発明の精神や原則内での如何なる修正、置換、改良などは本発明の保護範囲内に含まれる。
【符号の説明】
【0081】
IWS・・・インタワーキング解決
図1
図2
図3
図4
図5