特許第5790614号(P5790614)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5790614
(24)【登録日】2015年8月14日
(45)【発行日】2015年10月7日
(54)【発明の名称】熱源ユニットおよび給湯システム
(51)【国際特許分類】
   F24F 1/46 20110101AFI20150917BHJP
   F24F 1/36 20110101ALI20150917BHJP
【FI】
   F24F1/46
   F24F1/36
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-213885(P2012-213885)
(22)【出願日】2012年9月27日
(65)【公開番号】特開2014-66489(P2014-66489A)
(43)【公開日】2014年4月17日
【審査請求日】2014年3月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002853
【氏名又は名称】ダイキン工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100084146
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 宏
(74)【代理人】
【識別番号】100081422
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 光雄
(74)【代理人】
【識別番号】100122286
【弁理士】
【氏名又は名称】仲倉 幸典
(74)【代理人】
【識別番号】100176463
【弁理士】
【氏名又は名称】磯江 悦子
(72)【発明者】
【氏名】濱中 徹
(72)【発明者】
【氏名】平井 隆之
【審査官】 河野 俊二
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−091140(JP,A)
【文献】 特開2006−029716(JP,A)
【文献】 特開2004−069220(JP,A)
【文献】 特開2012−107820(JP,A)
【文献】 特開2010−071514(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第02180267(EP,A1)
【文献】 米国特許第03077084(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 1/36
F24F 1/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドレン水を排出するためのドレン孔(32a)を有する底フレーム(32)と、
上記ドレン水の凍結を防止するためのヒータ(40)と、
上記ドレン孔(32a)と上記ヒータ(40)との間に位置すると共に、上記ドレン孔(32a)および上記ヒータ(40)に対して離間しているヒータ接触防止部材(82)と
を備え
上記ヒータ接触防止部材(82)は、少なくとも1つの貫通孔(82a)を有していることを特徴とする熱源ユニット。
【請求項2】
請求項に記載の熱源ユニットにおいて、
上記ヒータ接触防止部材(82)は、上記底フレーム(32)に取り付けられた背面パネル(80)の一部であることを特徴とする熱源ユニット。
【請求項3】
請求項1または2に記載の熱源ユニット(1)と、
上記熱源ユニット(1)で加熱された温水を貯留する貯湯タンク(2)と
を備えたことを特徴とする給湯システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱源ユニットおよび給湯システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、熱源ユニットとしては、特開2010−71514号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この熱源ユニットは、図7に示すように、ドレン排水口105を有する底板106と、このドレン排水口105の上方に設けられたヒータ101と、このヒータ101を上下から挟み込んで固定する上固定具103および下固定具104とを備えている。
【0003】
この熱源ユニットでは、上記下固定具104は、中央部で下方へ突出した筒状部104aを有し、この筒状部104aは、指先10よりも小さく開口したドレン孔107を底部に有している。そして、この熱源ユニットでは、筒状部104aをドレン排水口105に嵌め込むことで、ドレン水をドレン孔107から排出する一方、ドレン孔107から指先10が侵入してヒータ101に接触するのを防いで、火傷などを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−71514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の熱源ユニットでは、ドレン孔107の大きさは、指先10よりも小さいので、ドレン水の排水能力が低下したり、ドレン孔107にゴミが詰まって、排水できなくなったりするという問題があった。
【0006】
また、上記下固定具104は、ヒータ101に接触しているため、ヒータ101によって直接加熱され、加熱された下固定具104の筒状部104aに指先10が接触して、火傷をする恐れがあり、安全上の問題があった。
【0007】
そこで、本発明の課題は、ドレン水の排水能力の低下を防止できると共に、指がヒータの熱によって火傷するのを防止して安全性を向上できる熱源ユニットおよび給湯システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明の熱源ユニットは、
ドレン水を排出するためのドレン孔を有する底フレームと、
上記ドレン水の凍結を防止するためのヒータと、
上記ドレン孔と上記ヒータとの間に位置すると共に、上記ドレン孔および上記ヒータに対して離間しているヒータ接触防止部材と
を備え
上記ヒータ接触防止部材は、少なくとも1つの貫通孔を有していることを特徴としている。
【0009】
上記構成の熱源ユニットによれば、上記ヒータ接触防止部材は、上記ドレン孔と上記ヒータとの間に位置すると共に、上記ドレン孔および上記ヒータに対して離間している。このため、上記ヒータ接触防止部材は、ドレン孔からの排水を妨げることがない。また、上記ヒータ接触防止部材は、指がドレン孔から侵入してもヒータに直接接触するのを防ぎ、指が火傷するのを防止できる。さらに、上記ヒータ接触防止部材は、ヒータと接触しないので、高温に加熱されることが抑えられ、指がヒータ接触防止部材と接触して火傷するのを防止できる。したがって、ドレン水の排水能力の低下を防止できると共に、指がヒータの熱によって火傷するのを防止して安全性を向上できる。
【0010】
【0011】
また、少なくとも1つの貫通孔が上記ヒータ接触防止部材に設けられているため、ドレン水は、上記ヒータ接触防止部材の貫通孔を通って上記ドレン孔へ流れることができるので、ドレン孔からの排水がさらに促進される。
【0012】
一実施形態の熱源ユニットでは、
上記ヒータ接触防止部材は、上記底フレームに取り付けられた背面パネルの一部である。
【0013】
上記実施形態によれば、上記ヒータ接触防止部材は、上記底フレームに取り付けられた背面パネルの一部なので、上記熱源ユニットの構造を簡単にできると共に熱源ユニットの組立作業を容易にすることができる。
【0014】
本発明の給湯システムは、
上記熱源ユニットと、
上記熱源ユニットで加熱された温水を貯留する貯湯タンクと
を備えたことを特徴としている。
【0015】
上記構成の給湯システムによれば、上記熱源ユニットを備えるので、ドレン水の排水能力の低下を防止できると共に、安全性を向上できる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、ドレン水の排水能力の低下を防止できると共に、指がヒータの熱によって火傷するのを防止して安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の一実施形態の給湯システムの構成を示す簡略構成図である。
図2】熱源ユニットの正面図である。
図3図2のA−A断面図である。
図4】上記熱源ユニットの簡略平面図である。
図5図4のB−B断面図である。
図6】上記熱源ユニットのヒータ接触部材の取付状態を示す斜視図である。
図7】従来の熱源ユニットにおけるヒータ接触部材の取付状態を説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
【0019】
図1は、この発明の一実施形態の給湯システムを示す簡略構成図である。図1に示すように、この給湯システムは、熱源ユニット1と、この熱源ユニット1で加熱された温水を貯留する貯湯タンク2とを備える。
【0020】
上記熱源ユニット1は、圧縮機13と、水熱交換器8(凝縮器)と、膨張弁(減圧機構)14と、空気熱交換器(蒸発器)15とを有する。圧縮機13、水熱交換器8、膨張弁14および空気熱交換器15は、冷媒通路16を介して、順に接続される。冷媒として、例えば、CO冷媒を用いる。空気熱交換器15に対向して、ファン20と、このファン20を駆動するモータ21が配置されている。
【0021】
上記貯湯タンク2の底部には、給水源Eに接続される給水流路5から分岐した一方の入水流路5aが、接続されている。これにより、給水源Eから供給される市水が、入水流路5aを介して、貯湯タンク2の底部に導入される。また、貯湯タンク2の底部には、循環路6の一端が、接続されている。この循環路6には、循環ポンプ7および上記水熱交換器8が接続されている。
【0022】
上記貯湯タンク2の頂部には、上記循環路6の他端が接続されている。また、貯湯タンク2の頂部には、出湯経路12を介して、混合弁11が接続されている。この混合弁11には、給水流路5から分岐した他方の入水流路5bと、給湯端末Tとが接続されている。これにより、貯湯タンク2の頂部から出湯された温湯を、給水源Eから供給される水と混合することが可能となり、給湯端末Tにおいて、所望の温度の温湯を供給できる。
【0023】
上記構成の給湯システムでは、上記圧縮機13および上記循環ポンプ7を駆動させると、貯湯タンク2内の水が、貯湯タンク2の底部から循環路6を流れる。このとき、循環路6を流れる水は、水熱交換器8によって加熱され(沸き上げられ)、貯湯タンク2の頂部に返流される。このような動作を継続して行うことによって、貯湯タンク2に高温の温湯を貯留することができる。貯湯タンク2内の温湯は、給湯端末Tに供給される。
【0024】
図2は、熱源ユニットの正面図を示す。図3は、図2のA−A断面図を示す。図2図3に示すように、上記熱源ユニット1は、ケーシング30を有し、このケーシング30は、図示しない天井パネル、図示しない前面パネル、側面パネル31および底フレーム32から構成される。なお、図2では、天井パネルおよび前面パネルを取り外した状態を示す。
【0025】
上記ケーシング30の内部には、上下方向に沿って配置された仕切板33が設けられ、この仕切板33によって、ケーシング30内は、左右に、圧縮機室30aと熱交換器室30bに区画されている。上記圧縮機室30aには、圧縮機13および図示しない膨張弁14が配置されている。圧縮機13は、カバー部材35で覆われている。
【0026】
上記熱交換器室30bには、水熱交換器8、空気熱交換器15、ファン20およびモータ21が配置されている。水熱交換器8は、断熱材36で覆われている。空気熱交換器15は、平面視略L字状に形成され、ケーシング30の側面および背面から露出している。モータ21は、取付台30を介して、空気熱交換器15に支持される。
【0027】
図4は、熱源ユニットの簡略平面図を示す。なお、図4では、冷媒配管や水配管を省略して描いている。
【0028】
図4に示すように、上記底フレーム32は、空気熱交換器15で発生した結露水等のドレン水を、受ける。底フレーム32には、この後端辺(ケーシング30の背面側)の近傍に、ドレン孔32aが設けられる。ドレン孔32aは、空気熱交換器15の直下に位置する。ドレン水は、ドレン孔32aから排出される。
【0029】
上記底フレーム32上に上記水熱交換器8が配置され、水熱交換器8を覆う断熱材36の側方には、ヒータ40が配置される。断熱材36は、例えば、発泡スチロールからなる。ヒータ40は、例えば、シーズヒータである。
【0030】
上記ヒータ40は、平面視略L字状に形成され、略L字状の空気熱交換器15の直下に配置される。ヒータ40は、平面視、空気熱交換器15の下面の略全領域に対向している。ヒータ40の大部分は、底フレーム32の上面と非接触で離隔している。
【0031】
そして、上記空気熱交換器15から落下した結露水は、上記ヒータ40に接触し加熱されて、底フレーム32に到達する。底フレーム32に到達した結露水は、ドレン孔32aから外部に排出される。このように、ヒータ40は、底フレーム32のドレン水の凍結を防止する。
【0032】
上記ヒータ40は、底フレーム32の後端辺から側端辺に沿って延在する往路部41と、この往路部41から折り返して底フレーム32の側端辺から後端辺に沿って延在する復路部42とを有する。往路部41は、復路部42よりも、底フレーム32の内側に位置している。
【0033】
上記ヒータ40の両端部分に、底フレーム32に対して略直交するように延在する立ち上がり部41a,42aを有する。つまり、上記往路部41の始端部分に、立ち上がり部41aを有し、上記復路部42の終端部分に、立ち上がり部42aを有する。ヒータ40の両端には、図示しない電源コネクタが接続される。
【0034】
上記ヒータ40の両端部分を除く部分に、底フレーム32に対して略平行となるように延在する水平部41b,42bを有する。つまり、上記往路部41の始端部分を除く部分に、水平部41bを有し、上記復路部42の終端部分を除く部分に、水平部42bを有する。往路部41の水平部41bは、復路部42の水平部42bよりも、高い位置にある。
【0035】
上記水平部41b,42bは、平面視、空気熱交換器15の下面に対向し、空気熱交換器15の下面からはみ出ない。水平部41b,42bは、断熱材36の側面から離隔している。
【0036】
上記立ち上がり部41a,42aは、空気熱交換器15の側面に対向する。立ち上がり部41a,42aは、断熱材36の側面に接触し、断熱材36の側面に支えられる。
【0037】
上記ヒータ40の下側には、複数の支持部材50が設けられる。この支持部材50は、ヒータ40の低い方の水平部42bと底フレーム32との間に位置して、ヒータ40を支持する。支持部材50は、耐熱性のある弾性体からなる。
【0038】
図5は、図4のB−B断面図を示す。図6は、上記ドレン孔32aの近傍を拡大した斜視図を示す。図4から図6に示すように、上記底フレーム32は、底部321と、この底部321の周縁部に立設された周壁部322とを有する。この周壁部322には、背面パネル80が取り付けられている。
【0039】
上記背面パネル80は、上記底フレーム32の後端辺のうち上記ヒータ40に対応する位置にある。上記背面パネル80は、帯状に形成された板部材81と、この板部材81に取り付けられたヒータ接触防止部材82とを有する。
【0040】
上記板部材81は、周壁部322に重なるように平行に配置されている。上記板部材81の長手方向中央部は、ねじ91によって、周壁部322にねじ止めされている。なお、図示しないが、上記板部材81の両端部は、周壁部322に係合している。
【0041】
上記ヒータ接触防止部材82は、上記板部材81の長手方向中央部に一体に連なっている。上記ヒータ接触防止部材82は、略L字状に形成されている。上記ヒータ接触防止部材82は、上記周壁部322と略平行に延在する取付部822と、この取付部822に対して略直角に連なる接触防止部821とを有する。
【0042】
上記取付部822は、上記板部材81に接続され、板部材81と共に上記周壁部322に係止される。
【0043】
上記接触防止部821は、上記底部321と略平行に延在して、上記ドレン孔32aの大部分を覆っている。上記接触防止部821は、上記水平部41b,42bとドレン孔32aとの間に位置している。上記接触防止部821は、水平部41b,42bおよびドレン孔32aに対して離間している。上記接触防止部821には、貫通孔の一例としてのスリット82aが複数設けられている。
【0044】
上記複数のスリット82aは、ドレン孔32aと対向している。上記スリット82aの幅は、指が貫通しない程度の大きさである。また、上記スリット82aは、接触防止部821が延在する方向、つまり、上記板部材81に対して直交する方向に延在している。
【0045】
上記構成の熱源ユニットによれば、上記ヒータ接触防止部材82は、上記ドレン孔32aと水平部41b,42bとの間に位置すると共に、ドレン孔32aおよび水平部41b,42bに対して離間している。このため、上記ヒータ接触防止部材82は、ドレン孔32aからの排水を妨げることがない。また、上記ヒータ接触防止部材82は、指がドレン孔32aの下方から上方へ向かって侵入しても、ヒータ接触防止部材82の接触防止部821で水平部41b,42bに直接接触するのを防ぎ、指が火傷するのを防止できる。さらに、上記ヒータ接触防止部材82は、水平部41b,42bと接触しないので、高温に加熱されることが抑えられ、指がヒータ接触防止部材82と接触して火傷するのを防止できる。したがって、ドレン水の排水能力の低下を防止できる。また、指が水平部41b,42bの熱によって火傷するのを防止して安全性を向上できる。
【0046】
また、上記ヒータ接触防止部材82にはスリット82aが設けられているので、上記空気熱交換器15から接触防止部821に落下した結露水がスリット82aを通って上記ドレン孔32aへ流れることができる。これにより、ドレン孔32aからの排水がさらに促進される。特に、上記スリット82aは、ドレン孔32aと略対向する位置に設けられているので、上記結露水がドレン孔32aへスムーズに流れることができる。
【0047】
また、上記ヒータ接触防止部材82は、上記底フレーム32に取り付けられた背面パネル80の一部なので、上記熱源ユニット1の構造を簡単にできると共に、熱源ユニット1の組立作業を容易にすることができる。
【0048】
また、上記給湯システムは、上記熱源ユニット1を備えるから、ドレン水の排水能力の低下を防止できると共に、安全性を向上できる。
【0049】
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、上記ヒータ接触防止部材82に複数のスリット82aを設けていたが、1つだけ設けてもよいし、全く設けなくてもよい。
【0050】
また、上記実施形態では、上記ヒータ接触防止部材82にスリット82aを設けていたが、指先が通らない程度の大きさの円形の貫通孔など他の形状の貫通孔を設けてもよい。
【0051】
また、上記実施形態では、上記スリット82aは、ドレン孔32aと略対向する位置に設けられていたが、ドレン孔32aと対向しない位置に設けられていてもよい。
【0052】
また、上記実施形態では、上記スリット82aは、上記板部材81に対して直交する方向に延在していたが、これに限らず、例えば上記板部材81と平行に延在していてもよい。
【0053】
また、上記実施形態では、上記ヒータ接触防止部材82は、上記板部材81に一体に連なっていたが、ヒータ接触防止部材82を板部材81と別体として、板部材81に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
【0054】
また、上記実施形態では、上記ヒータ接触防止部材82は、上記板部材81に一体に連なり、この板部材81が周壁部322に取り付けられていたが、ヒータ接触防止部材82を板部材81と別体にして、ヒータ接触防止部材82を周壁部322に直接取り付けてもよい。
【0055】
また、上記実施形態では、上記ヒータ接触防止部材82は、板部材81に一体に連なり、この板部材81が周壁部322に取り付けられていたが、板部材81をなくして、ヒータ接触防止部材82を周壁部322に単独で取り付けてもよい。
【0056】
また、上記実施形態では、貯湯タンク2は、1つであったが、2つ以上としてもよい。
【符号の説明】
【0057】
1 熱源ユニット
2 貯湯タンク
32 底フレーム
32a ドレン孔
40 ヒータ
80 背面パネル
82 ヒータ接触防止部材
82a スリット
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7