(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5790950
(24)【登録日】2015年8月14日
(45)【発行日】2015年10月7日
(54)【発明の名称】基板接続コネクタ
(51)【国際特許分類】
H01R 12/71 20110101AFI20150917BHJP
【FI】
H01R12/71
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-76531(P2013-76531)
(22)【出願日】2013年4月2日
(65)【公開番号】特開2014-203554(P2014-203554A)
(43)【公開日】2014年10月27日
【審査請求日】2014年6月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000102500
【氏名又は名称】SMK株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089886
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 雅雄
(74)【代理人】
【識別番号】100172096
【弁理士】
【氏名又は名称】石井 理太
(72)【発明者】
【氏名】石田 能康
(72)【発明者】
【氏名】大澤 文雄
(72)【発明者】
【氏名】浅井 清
【審査官】
石川 貴志
(56)【参考文献】
【文献】
特開2012−190799(JP,A)
【文献】
特開平09−213432(JP,A)
【文献】
特開2004−055464(JP,A)
【文献】
特開2002−008753(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2006/0116008(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 12/71
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外側面部に複数のプラグ側信号端子が配設された突条状のプラグ部を有するプラグと、前記各プラグ部が挿入されるプラグ挿入溝の互いに対向する内側面部に複数のソケット側信号端子が配設されたソケットとを備え、
前記プラグ又はソケットのいずれか一方に接続方向に向けた雌側ガイド溝を有する雌側案内部を備え、他方に前記雌側ガイド溝に挿通される雄側被案内体を備え、前記プラグとソケットとを接続する際、前記雄側被案内体を前記雌側ガイド溝の内側面部に案内させることにより、前記各プラグ部が前記各プラグ挿入溝の所定の位置で嵌合されるようにした基板接続コネクタにおいて、
前記雄側被案内体には、前記接続方向に向けた雄側ガイド溝を備え、
前記雌側案内部は、前記雌側ガイド溝を挟んでコネクタ幅方向で対向する周壁部に、前記雄側被案内体と前記周壁部とが互いに接触しないようにする凹状の回避用切欠部が形成されるとともに、前記両周壁部間に該周壁部と平行配置に前記雄側ガイド溝に挿入される雌側被案内体を備え、
前記プラグと前記ソケットとを接続する際、前記雌側被案内体のコネクタ幅方向両側面部を前記雄側ガイド溝の内側面部に案内させるようにしたことを特徴としてなる基板接続コネクタ。
【請求項2】
前記雄側ガイド溝の相手側開口縁部に形成された相手側に進むにつれてコネクタ幅方向で拡開する拡開部を備え、且つ/又は前記雌側被案内体の相手側端部に相手側に進むにつれてコネクタ幅方向幅が狭まる縮幅部を備えた請求項1に記載の基板接続コネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に基板対基板の接続に用いられる基板接続コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、基板と基板との電気的接続には、外側面部に複数のプラグ側信号端子を並べて配置した突条状のプラグ部を有するプラグと、プラグ部が挿入されるプラグ挿入溝を有し、このプラグ挿入溝の内側面に複数のソケット側信号端子を配置したソケットとを備えた基板接続コネクタが用いられ、ソケットとプラグとを接続してプラグ挿入溝にプラグ部を嵌め込み、前記両信号端子を互いに弾性的に接触させることにより電気的接続がなされるようになっている。
【0003】
このような基板接続コネクタは、ソケットの長手方向両端部に接続方向に向けた矩形状のガイド溝を有する雌側案内部を備えるとともに、プラグの長手方向両端部に端面がプラグ部端面よりソケット側に膨出した形状の被案内体を備え、この被案内体のコネクタ幅方向側面及びコネクタ長手方向端面をガイド溝の内側面に案内させることにより、プラグ部がプラグ挿入溝内の所定の位置に嵌合されるようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
また、この基板接続コネクタには、ソケットの周縁部に形成されたガイド溝の相手側開口縁部に、対向面距離が基板側に進むにつれて狭まるように傾斜した傾斜面が形成され、接続作業の際、ソケットとプラグとが水平方向でずれが生じた場合、被案内体の側縁が傾斜面上を摺動することにより被案内体をガイド溝に誘導させることで当該ズレを吸収できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−97724号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の如き従来の技術では、コネクタ全体の小型化を実現する為にガイド溝周りの雌側案内部周壁の肉厚を薄くすると周壁の強度が不足し、周壁に被案内体が衝突した際に破損してしまう虞があった。
【0007】
一方、周壁の強度を確保するために周壁を金属板材で補強することも考えられるが、当該金属板材の厚みの分周壁が厚くならざるを得ず、コネクタの小型化を阻害する要因になり得るものであった。
【0008】
更には、周壁の肉厚が薄くなると誘導用の傾斜面部の水平方向距離を十分にとることができず、位置ずれ調整可能距離も短くなるという問題があった。
【0009】
そこで本発明は、このような従来の問題に鑑み、小型化を図ることができ、且つ、接続作業時の位置決め部の破損を防止することができる基板接続コネクタの提供を目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明の特徴は、外側面部に複数のプラグ側信号端子が配設された突条状のプラグ部を有するプラグと、前記各プラグ部が挿入されるプラグ挿入溝の互いに対向する内側面部に複数のソケット側信号端子が配設されたソケットとを備え、前記プラグ又はソケットのいずれか一方に接続方向に向けた雌側ガイド溝を有する雌側案内部を備え、他方に前記雌側ガイド溝に挿通される雄側被案内体を備え、前記プラグとソケットとを接続する際、前記雄側被案内体を前記雌側ガイド溝の内側面部に案内させることにより、前記各プラグ部が前記各プラグ挿入溝の所定の位置で嵌合されるようにした基板接続コネクタにおいて、前記雄側被案内体には、
前記接続方向に向けた雄側ガイド溝を備え、前記雌側案内部は、前記雌側ガイド溝を挟んでコネクタ幅方向で対向する周壁部に
、前記雄側被案内体と前記周壁部とが互いに接触しないようにする凹状の回避用切欠部が形成されるとともに、
前記両周壁部間に該周壁部と平行配置に
前記雄側ガイド溝に挿入される雌側被案内体を備え、
前記プラグと前記ソケットとを接続する際、前記雌側被案内体のコネクタ幅方向両側面部を前記雄側ガイド溝の内側面部に案内させるようにした基板接続コネクタにある。
【0011】
請求項2に記載の発明の特徴は、請求項1の構成に加え、前記雄側ガイド溝の相手側開口縁部に形成された相手側に進むにつれてコネクタ幅方向で拡開する拡開部を備え、且つ/又は前記雌側被案内体の相手側端部に相手側に進むにつれてコネクタ幅方向幅が狭まる縮幅部を備えたことにある。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る基板接続コネクタは、上述したように、外側面部に複数のプラグ側信号端子が配設された突条状のプラグ部を有するプラグと、前記各プラグ部が挿入されるプラグ挿入溝の互いに対向する内側面部に複数のソケット側信号端子が配設されたソケットとを備え、前記プラグ又はソケットのいずれか一方に接続方向に向けた雌側ガイド溝を有する雌側案内部を備え、他方に前記雌側ガイド溝に挿通される雄側被案内体を備え、前記プラグとソケットとを接続する際、前記雄側被案内体を前記雌側ガイド溝の内側面部に案内させることにより、前記各プラグ部が前記各プラグ挿入溝の所定の位置で嵌合されるようにした基板接続コネクタにおいて、前記雄側被案内体には、
前記接続方向に向けた雄側ガイド溝を備え、前記雌側案内部は、前記雌側ガイド溝を挟んでコネクタ幅方向で対向する周壁部に
、前記雄側被案内体と前記周壁部とが互いに接触しないようにする凹状の回避用切欠部が形成されるとともに、
前記両周壁部間に該周壁部と平行配置に
前記雄側ガイド溝に挿入される雌側被案内体を備え、
前記プラグと前記ソケットとを接続する際、前記雌側被案内体のコネクタ幅方向両側面部を前記雄側ガイド溝の内側面部に案内させるようにしたことにより、ソケットとプラグとを接続する際、破損し易い雌側ガイド溝の周壁部への被案内体の接触を回避できるので、当該周壁部の薄肉化が可能となり、その分コネクタ全体の小型化も図ることができる。
【0013】
また、本発明において、前記雄側ガイド溝の相手側開口縁部に形成された相手側に進むにつれてコネクタ幅方向で拡開する拡開部を備え、且つ/又は前記雌側被案内体の相手側端部に相手側に進むにつれてコネクタ幅方向幅が狭まる縮幅部を備えたことにより、コネクタ全体が小型化されても、十分な位置ずれ調節可能距離を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明に係る基板接続コネクタの一例を示す分解斜視図である。
【
図2】
図1中のプラグを示す平面図、(b)は同正面図、(c)は同底面図、(d)は同側面図である。
【
図3】
図1中のソケットを示す図であって(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は同A−A線断面図である。
【
図4】コネクタ長方向の位置調整作業を説明するための部分拡大正面図である。
【
図5】同上のコネクタ幅方向の位置調整作業を説明するための部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明に係る基板接続コネクタの実施の態様を
図1〜
図5に示した実施例に基づいて説明する。図中符号1は基板対基板接続用の基板接続コネクタである。
【0016】
この基板接続コネクタ1は、
図1に示すように、外側部に複数のプラグ側信号端子2,2...を配置させた突条状のプラグ部3,3を有するプラグ4と、プラグ部3,3が挿入されるプラグ挿入溝5,5の内側面部に複数のソケット側信号端子6,6...を配置させたソケット7とを備え、プラグ部3,3をプラグ挿入溝5,5内に嵌合させることによりプラグ側信号端子2,2...とソケット側信号端子6,6...とが接続され、この信号端子2,6を介してそれぞれプラグ4とソケット7を実装させた基板同士が電気的に接続されるようになっている。
【0017】
尚、本実施例においては、プラグ部3の長手方向をコネクタ長手方向、コネクタ長手方向と水平方向で直交する方向をコネクタ幅方向、プラグ4とソケット7が互いに対向する方向を接続方向として説明する。
【0018】
この基板接続コネクタ1は、ソケット7に接続方向に向けた雌側ガイド溝8を有する雌側案内部9,9を設けるとともに、プラグ4に雌側ガイド溝8に嵌め込まれる雄側被案内体10,10を設け、プラグ4とソケット7とを接続する際、雄側被案内体10を雌側ガイド溝8の内側面部に案内させることにより、各プラグ部3,3が各プラグ挿入溝5,5の所定の位置で嵌合されるようになっている。
【0019】
プラグ4は、
図2に示すように、突条状のプラグ部3,3を有する絶縁樹脂製のプラグ本体11を備え、このプラグ本体11に複数のプラグ側信号端子2,2...がインサート成形により一体的に組み込まれている。
【0020】
プラグ本体11は、絶縁性合成樹脂により一体に形成され、平板状の基部12と、基部12の表面より突出したコネクタ長手方向に延びる突条状のプラグ部3,3と、コネクタ長手方向両端部に配置された雄側被案内体10,10とを備え、基部12と両プラグ部3,3とをもってコ字状断面がコネクタ長手方向に連続した形状を成すとともに、両プラグ部3,3とその両端に配置された雄側被案内体10,10とで平面視矩形枠状を成している。
【0021】
雄側被案内体10は、直方体状に形成され、そのソケット側端面部にソケット7(相手)側に膨出した形状の誘導用凸部13,13を一体に有している。
【0022】
誘導用凸部13,13は、ソケット側端面高さがプラグ部3,3のソケット側端面高さより高く、且つ、その周縁部にそれぞれ誘導傾斜面部13a,13bが形成された四角錐台状に形成されている。
【0023】
また、雄側被案内体10は、コネクタ長手方向端面部に接続方向に向けた凹溝状の雄側ガイド溝14を備えている。
【0024】
雄側ガイド溝14は、両誘導用凸部13,13間に配置され、両誘導用凸部13,13のコネクタ幅方向で互いに対向する傾斜面部13a,13aが雄側ガイド溝14のソケット7側開口縁部に雄側ガイド溝14のコネクタ幅方向内側面14aと連続するように配置され、両傾斜面部13a,13aにより雄側ガイド溝14の相手側開口縁部に相手側に進むにつれてコネクタ幅方向で拡開する拡開部15が形成されている。
【0025】
ソケット7は、
図3に示すように、絶縁性樹脂材からなるソケット本体20と、複数のソケット側信号端子6,6...とを備え、ソケット本体20にソケット側信号端子6,6...を組み込むことにより形成されている。
【0026】
ソケット本体20は、絶縁性合成樹脂により一体に形成され、平板状の嵌合部21と、嵌合部21の両端側に配置された雌側ガイド溝8を有する雌側案内部9,9とを備えている。
【0027】
嵌合部21は、平板状の底板部22のコネクタ幅方向両側縁より立ち上げた形状の側壁部23,23と、底板部22中央部に配置された中央凸部24とを備え、各側壁部23,23と中央凸部24との間にプラグ部3,3が挿入される凹溝状のプラグ挿入溝5,5がコネクタ幅方向に間隔を置いた平行配置に形成されている。
【0028】
雌側案内部9,9は、嵌合部21の側壁部23と連続した互いにコネクタ幅方向で対向する周壁部25,25と、コネクタ長手方向両端部に配置された端壁部26とを備え、両周壁部25,25、端壁部26及び嵌合部21端面に囲まれて接続方向に雌側ガイド溝8が形成されている。
【0029】
端壁部26は、そのプラグ4側端面高さが嵌合部21のプラグ4側端面高さより高く、互いにコネクタ長手方向で対向して立ち上げた形状に形成され、両端壁部26,26の内側面26aに雄側被案内体10の長手方向端面10aが案内され、両端壁部26,26間にプラグ4が嵌合されるようになっている。
【0030】
また、端壁部26には、その上端内側縁に内側に傾斜した誘導傾斜面部27が形成され、
図4(a)〜(c)に示すように、ソケット7とプラグ4との位置がコネクタ長手方向でずれている場合、誘導用凸部13,13の端側傾斜面部13bと誘導傾斜面部27とが互いに摺動し、雄側被案内体10の長手方向端面10aが端壁部26の内側、即ち雌側ガイド溝8の内側面部26aに誘導されるようになっている。
【0031】
雌側案内部9,9には、両周壁部25,25間に周壁部25,25と平行配置に雌側被案内体28を備え、ソケット7とプラグ4とを接続する際、この雌側被案内体28のコネクタ幅方向両側面28a,28aが雄側ガイド溝14の互いに対向する内側面14a,14aに案内されるようになっている。
【0032】
雌側被案内体28は、ソケット7側端面高さが嵌合部21のソケット7側端面高さより高く、端壁部26の中央内側面より突出した突条状に形成されている。
【0033】
また、雌側被案内体28には、プラグ4側端部のコネクタ幅方向両側面部に形成された傾斜面部29a,29aにより、プラグ4側端部にソケット7(相手)側に進むにつれてコネクタ幅方向幅が狭まる縮幅部29が備えられている。
【0034】
従って、
図5(a)に示すように、ソケット7とプラグ4との位置にコネクタ幅方向でずれが生じている場合であっても、雄側ガイド溝14の開口縁部に形成された拡開部15の傾斜面部13aと縮幅部29の傾斜面部29aとが互いに摺動し、
図5(b)に示すように、雌側被案内体28のコネクタ幅方向側面28a,28aが雄側ガイド溝14の内側面部14a,14aに誘導されるようになっている。
【0035】
両周壁部25,25には、接続方向に凹むように切欠いた形状の回避用切欠部30が形成され、プラグ4とソケット7との位置にコネクタ幅方向でずれが生じても、雄側被案内体10と周壁部25,25とが互いに接触しないようになっている。尚、回避用切欠部30のコネクタ長手方向幅は、雄側被案内体10のコネクタ長手方向幅と略同じかやや大きく形成されることが好ましい。
【0036】
また、端壁部26の誘導傾斜面部27と回避用切欠部30の一方側縁とは連続して形成され、ソケット7とプラグ4との長手方向位置にずれが生じている場合であっても、誘導用凸部13,13の端側傾斜面部13bと誘導傾斜面部27とが互いに摺動し、雄側被案内体10の長手方向端面が端壁部26の内側、即ち雌側ガイド溝8の内側面部26aに誘導されるので、雄側被案内体10と周壁部25,25とが互いに接触しないようになっている。
【0037】
このように構成された基板接続コネクタ1では、プラグ4の雄側被案内体のソケット側端面高さがプラグ部3のソケット側端面高さより高く、ソケット7の雌側案内部9,9の開口端面高さが嵌合部21のプラグ側端面高さより高く形成されているので、ソケット7とプラグ4とを接続する際、雌雄の
被案内体28,10の端部と雌雄のガイド溝8,14の開口縁部が始めに接触し、互いに所定の位置に案内するようになっている。
【0038】
その際、薄肉の周壁部25,25に回避用切欠部30を設けたことにより、プラグ4とソケット7との位置がコネクタ幅方向でずれが生じた場合であっても、破損し易い周壁部25,25への雄側被案内体10の接触が回避されるので破損を防止することができる。
【0039】
一方、雌側案内部9に周壁部25,25と平行配置に雌側被案内体28を備え、雄側被案内体10に雄側ガイド溝14を備え、雌側被案内体28のコネクタ幅方向両側面部28a,28aを雄側ガイド溝14の内側面部14a,14aに案内させることで、コネクタ幅方向の位置決めができるようになっている。
【0040】
さらに、雌側被案内体10を雌側案内部9の中央部に配置したことにより、雄側ガイド溝14の相手側開口縁部に拡開部15を、雌側被案内体28の相手側端部に縮幅部29を形成するスペースを確保することができ、コネクタが小型化されてもコネクタ幅方向の位置ずれに好適に対応することができる。
【0041】
尚、上述の実施例では、プラグ4及びソケット7の構造は、上述の実施例に限定されず、例えば、プラグ部3が一のみである構造であってもよく、プラグ部が3以上の複数であってもよい。
【0042】
また、上述の実施例では、プラグ4に雄側被案内体10,10を設け、ソケット7に雌側案内部9,9を設けた例について説明したが、構造によっては、プラグ4に雌側案内部9,9を設け、ソケット7に雄側被案内体10,10を設けるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0043】
1 基板接続コネクタ
2 プラグ側信号端子
3 プラグ部
4 プラグ
5 プラグ挿入溝
6 ソケット側信号端子
7 ソケット
8 雌側ガイド溝
9 雌側案内部
10 雄側被案内体
11 プラグ本体
12 基部
13 誘導用凸部
14 雄側ガイド溝
15 拡開部
20 ソケット本体
21 嵌合部
22 底板部
23 側壁部
24 中央凸部
25 周壁部
26 端壁部
27 誘導傾斜面部
28 雌側被案内体
29 縮幅部
30 回避用切欠部