【実施例】
【0112】
一般的な実験の詳細
実験項で使用する略語:aq.=水性;DCM=ジクロロメタン;DIPEA=ジイソプロピルエチルアミン;DMF=N,N−ジメチルホルムアミド;DMSO=ジメチルスルホキシド;EDC=1−エチル−3−(3’−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド;EtOAc=酢酸エチル;EtOH=エタノール;Et
2O=ジエチルエーテル;FCC=フラッシュカラムクロマトグラフィー;h=時間;HATU=2−(7−アザ−1H−ベンゾトリアゾル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスファート;HOBt=1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール;HPLC=高速液体クロマトグラフィー;LCMS=液体クロマトグラフィー質量分析;MeCN=アセトニトリル;MeOH=メタノール;min=分;NMR=核磁気共鳴;RT=室温;Rt=保持時間;sat.=飽和;SCX−2=強陽イオン交換クロマトグラフィー;TFA=トリフルオロ酢酸;THF=テトラヒドロフラン;H
2O=水;IMS=工業用変性アルコール;Et
3N=トリエチルアミン;EtNiPr
2=ジイソプロピルエチルアミン
構造の名称を、MDL Inc製のAutonom 2000 Nameソフトウェアを使用して割り当てた。化合物の立体化学的割り当ては、重要な中間体についてWO2008/043019に報告されるデータと比較することに基づいている。特に指定のない限り、すべての反応を窒素雰囲気下で行った。
【0113】
NMRスペクトルは、400MHzで操作する5mm逆検出三重共鳴プローブを備えたVarian Unity Inova 400分光計、または400MHzで操作する5mm逆検出三重共鳴TXIプローブを用いるBruker Avance DRX 400分光計、または300MHzで操作する標準5mm二重周波数プローブを備えたBruker Avance DPX 300分光計で得た。シフトは、テトラメチルシランに対して、ppmで得られる。NMRスペクトルを、DataChord Spectrum Analystバージョン4.0.b21を使用して帰属した。
【0114】
フラッシュカラムクロマトグラフィーによって生成物を精製した場合、「フラッシュシリカ」は、0.035から0.070mm(220から440メッシュ)(例えばFluka silica gel 60)であるクロマトグラフィー用のシリカゲル、および10p.s.iまでの窒素圧をかけた加速カラム溶出、またはCombiFlash(登録商標)Companion精製システムの使用もしくはBiotage SP1精製システムの使用を意味する。すべての溶媒および市販の試薬は、受領したままで使用した。
【0115】
分取HPLCにより精製された化合物は、C18逆相カラム(粒径が7μmの、100mm×内径22.5mmのGenesisカラム)またはフェニル−ヘキシルカラム(粒径が5μmの、250×内径21.2mmのGeminiカラム)、230または254nmにおけるUV検出、流量5〜20mL/分)を使用し、100−0から0−100%までの勾配の、水/アセトニトリル(0.1%TFAまたは0.1%ギ酸を含有する)または水/MeOH(0.1%TFAまたは0.1%ギ酸を含有する)で溶出して精製した。必要とされる生成物(LCMS分析により同定)を含有する画分をプールし、有機画分を蒸発により除去し、残った水性画分を凍結乾燥して、最終生成物を得た。分取HPLCにより精製した生成物は、特に記載のない限り、ギ酸塩またはTFA塩として単離した。
【0116】
使用した液体クロマトグラフィー質量分析(LCMS)システムおよびHPLCシステムは、以下の通りである。
【0117】
方法1
C18逆相カラム(30×4.6mm Phenomenex Luna 粒径3μm)を備えたWaters Platform LC四重極質量分析計、A:水+0.1%ギ酸;B:メタノール+0.1%ギ酸で溶出。勾配:
【0118】
【表1】
【0119】
検出−MS、ELS、UV(インラインHP1100 DAD検出器を備えたMSへ200μLを分流)。MSイオン化法−エレクトロスプレー(陽イオンおよび陰イオン)。
【0120】
方法2
C18逆相カラム(30×4.6mm Phenomenex Luna 粒径3μm)を備えたWaters ZMD四重極質量分析計、A:水+0.1%ギ酸;B:メタノール+0.1%ギ酸で溶出。勾配:
【0121】
【表2】
【0122】
検出−MS、ELS、UV(インラインWaters 996 DAD検出器を備えたMSへ200μLを分流)。MSイオン化法−エレクトロスプレー(陽イオンおよび陰イオン)。
【0123】
方法3
C18逆相カラム(30×4.6mm Phenomenex Luna 粒径3μm)を備えたWaters ZMD四重極質量分析計、A:水+0.1%ギ酸;B:アセトニトリル+0.1%ギ酸で溶出。勾配:
【0124】
【表3】
【0125】
検出−MS、ELS、UV(インラインHP1100 DAD検出器を備えたMSへ200μLを分流)。MSイオン化法−エレクトロスプレー(陽イオンおよび陰イオン)。
【0126】
方法4
Higgins Clipeus 5ミクロン C18 100×3.0mmを備え、40℃で維持される、Waters ZMD四重極質量分析計。A:水+0.1%ギ酸;B:MeOH+0.1%ギ酸で溶出。勾配:
【0127】
【表4】
【0128】
検出−MS、UV PDA。MSイオン化法−エレクトロスプレー(陽イオンおよび陰イオン)。
【0129】
方法5
Acquity BEH C18 1.7um 100×2.1mm、Acquity BEH Shield RP18 1.7um 100×2.1mmまたはAcquity HSST3 1.8um 100×2.1mmを備え、40℃で維持される、Waters ZMD四重極質量分析計。A:水+0.1%ギ酸;B:CH
3CN+0.1%ギ酸で溶出。勾配:
【0130】
【表5】
【0131】
検出−MS、UV PDA。MSイオン化法−エレクトロスプレー(陽イオンおよび陰イオン)。
【0132】
方法6
Phenomenex Gemini C18逆相カラム(250×21.20mm 粒径5μm)、A:水+0.1%ギ酸;B:CH
3CN+0.1%ギ酸で溶出。勾配−10%A/90%Bから98%A/2%B、20分間−流速18mL/分。検出−波長254nMに設定したインラインUV検出器。
【0133】
例1
(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−cis−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0134】
【化26】
【0135】
a.(+/−) Cis 4−アジド−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール
【0136】
【化27】
【0137】
1−テトラロン(2.92g、20mmol)、N−ブロモサクシニミド(3.56g、20mmol)およびアゾジブチロニトリル(80mg)の四塩化炭素(80mL)溶液を、1.25時間還流し、次いで真空中で蒸発させた。得られた油状物をDMF(8mL)に溶解し、アジ化ナトリウム(2.6g、40mmol)で処理し、室温で2時間撹拌した。反応混合物をEt
2O(200mL)とH
2O(50mL)の間で分配した。得られた有機層を乾燥し(MgSO
4)、濾過し、真空で蒸発させた。得られた油状物を、EtOH(100mL)に溶解し、アルゴン下で0℃まで冷却し、水素化ホウ素ナトリウム(0.76g、20mmol)で処理した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、真空中で約50mLに濃縮し、H
2OとEt
2Oの間で分配した。水層をDCM(100mL)とEtOAc(100mL)とで抽出し、合わせた有機層を乾燥し(MgSO
4)、濾過し、真空中で濃縮し、0〜30%シクロヘキサン/ジエチルエーテルを使用するFCCにより精製して、Rf 0.2で標記化合物を暗赤色の油状物として得た(1.5g、40%)。
【0138】
【数1】
【0139】
b.(+/−) Cis 4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール
【0140】
【化28】
【0141】
THF(20mL)およびH
2O(4mL)中の、例1ステップa(1.086g、5.7mmol)およびトリフェニルホスフィン(1.81g、6.84mmol)の溶液を、窒素雰囲気下、室温で6.5時間撹拌した。反応混合物をEt
2Oで希釈し、0.4M HCl溶液で抽出した。水層を10N水酸化ナトリウム溶液で塩基性化し、DCMで抽出した。合わせた有機層を、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、真空中で濃縮し、0〜20%のDCM/MeOH(2M NH
3を含む)を使用するFCCにより精製して、標記化合物を得た(0.55g、59%)。LCMS(方法1):Rt 0.41、1.50分、m/z 164 [MH
+]。
【0142】
c.イソ酪酸N’−(5−フルオロ−ピリジン−2−イル)−ヒドラジド
【0143】
【化29】
【0144】
5−フルオロ−2−ヒドラジニル−ピリジン(0.59g、4.65mmol)、イソ酪酸(528mg、6mmol)、およびHOBt水和物(153mg、1mmol)のDCM(10mL)溶液を、EDC(1.15g、6mmol)で処理した。反応混合物を、室温で40分間撹拌し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(40mL)上に注ぎ、4回分のDCMで抽出し、乾燥し(Na
2SO
4)、蒸発させ、10〜30%のEtOAc/DCMを使用するFCCにより精製して、標記化合物を得た(0.42g、46%)。LCMS(方法2):Rt 2.46分、m/z 198 [MH
+]。
【0145】
d.6−フルオロ−3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン
【0146】
【化30】
【0147】
例1ステップc(0.41g、2.08mmol)、トリフェニルホスフィン(763mg、2.91mmol)およびトリエチルアミン(0.87mL、6.24mmol)の、0℃のTHF(5mL)溶液を、1,2−ヘキサクロロエタン(690mg、2.91mmol)で処理した。反応混合物を、0℃で40分間、次いで室温で20分間撹拌し、水でクエンチし、EtOAcで2回抽出し、乾燥(Na
2SO
4)し、蒸発させ、FCC(シクロヘキサン/EtOAc 1/0から1/1)により2回精製して、標記化合物(274mg、20%PPh
3Oが混入、58%)を、白色固体として得た。LCMS(方法1):Rt 2.58分、m/z 180 [MH
+]。
【0148】
e.(+/−) 4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−cis−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルアミン
【0149】
【化31】
【0150】
トルエン(1mL)および1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノン(0.5mL)中の例1ステップb(367mg、2.05mmol)およびカリウムtert−ブトキシド(255mg、2.25mmol)の溶液を、例1、ステップd(334mg、2.05mol)に添加した。温度を50℃から80℃に20分間かけて上げながら、反応混合物を撹拌した。反応物を冷却し、水でクエンチし、10%クエン酸で抽出した。水相をCH
2Cl
2で洗浄し、KOHでpH10に塩基性化し、CH
2Cl
2で抽出した。合わせた有機層を、乾燥し(MgSO
4)、濃縮し、FCC(0〜9% MeOH/NH
3−CH
2Cl
2)により精製して、標記化合物を褐色ゴム状物として得て、これを放置して固化させた(400mg、60%)。LCMS(方法3):Rt 2.45分、m/z 323 [MH
+]。
【0151】
【数2】
【0152】
f.(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−cis−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
例1e(87mg、0.27mmol)のジオキサン(2mL)溶液を、EtNiPr
2(49uL、0.3mmol)および2,2,2−トリクロロエチル3−tert−ブチル−1−p−トリル−1H−ピラゾル−5−イルカルバメート(109mg、0.27mmol)とともに、70℃で20時間加熱した。反応物を放冷し、H
2O−EtOAcの間で分配し、有機相を乾燥し(Na
2SO
4)、真空中で濃縮した。残留物をFCC(0〜6% 9:1 MeOH/0.88NH
3−CH
2Cl
2)により精製して、MeOH中にスラリー化し、標記化合物を無色固体として得た(57mg)。LCMS(方法4):Rt 12.03分、m/z 578 [MH
+]。
【0153】
【数3】
【0154】
例2
(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[4−(3−イソプロピル[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−trans−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0155】
【化32】
【0156】
a.(+/−) Trans 4−アジド−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール
【0157】
【化33】
【0158】
標記化合物を、例1ステップaから、FCC(シクロヘキサン/ジエチルエーテル 100/0から70/30)により、Rf 0.1で暗赤色油状物として得た(0.4g)。
【0159】
【数4】
【0160】
b.(+/−) Trans 4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール
【0161】
【化34】
【0162】
THF(10mL)およびH
2O(4mL)中の、例2ステップb(0.3g、1.59mmol)およびトリフェニルホスフィン(0.5g、1.9mmol)の溶液を、窒素雰囲気下、室温で6.5時間撹拌した。反応混合物をEt
2Oで希釈し、0.5M HCl溶液で抽出した。水層をK
2CO
3溶液で塩基性化し、DCMで抽出した。合わせた有機層を、乾燥し(MgSO
4)、濾過し、真空中で濃縮し、FCC(DCM/MeOH(NH
3を9/1で含む))により精製して、標記化合物を得た(113mg)。LCMS(方法1):Rt 0.41、1.50分、m/z 164 [MH
+]。
【0163】
b.(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3a]ピリジン−6−イルオキシ)−trans−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0164】
【化35】
【0165】
標記化合物を、例2ステップbの生成物から出発し、例1ステップeおよびfと同様の方法で調製した。LCMS(方法4):Rt 12.01分、m/z578[MH
+]。
【0166】
【数5】
【0167】
以下の例を、例1と同様の方法で調製した。
【0168】
【表6】
【0169】
例7
(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−{4−[3−(2−ヒドロキシ−フェニル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ]−cis−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル}−尿素
【0170】
【化36】
【0171】
例5(50mg、69.6mmol)のIMS(5mL)溶液を、水酸化パラジウム(20mg)とともに、水素雰囲気下で24時間撹拌した。反応物をHyfloを通して濾過し、真空中で濃縮し、分取HPLC方法6を使用して精製した。生成物を含有する画分を凍結乾燥し、標記化合物をオフホワイト色固体として得た。LCMS(方法5):Rt 4.87分、m/z627[MH
+]。
【0172】
【数6】
【0173】
例8
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1R,4R)−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0174】
【化37】
【0175】
標記化合物を、(1R,4R)−4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール(WO2008/043019)を使用して、例1、ステップeおよびfと同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.71分、m/z 578[MH
+]。
【0176】
【数7】
【0177】
例9
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1R,4S)−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0178】
【化38】
【0179】
a.2,2,2−トリフルオロ−N−((1R,4S)−4−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−アセトアミド
【0180】
【化39】
【0181】
標記化合物を、2,2,2−トリフルオロ−N−((1R,4R)−4−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)アセトアミドについてWO2008/043019に記載の通りに、RuCl[(S,S)−Tsdpen(シメン)]を使用して調製した。
【0182】
【数8】
【0183】
b.(1S,4R)−4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール
【0184】
【化40】
【0185】
標記化合物を、例9、ステップaを使用してWO2008/043019に記載の通りに調製した。
【0186】
【数9】
【0187】
c.1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1R,4S)−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
標記化合物を、(1S,4R)−4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オール(例9、ステップb)を使用して、例1、ステップeおよびfと同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.84分、m/z 578[MH
+]。
【0188】
【数10】
【0189】
例10
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1S,4R)−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0190】
【化41】
【0191】
標記化合物を、(1R,4S)−4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オールを使用して、例1、ステップeおよびfと同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.85分、m/z 578[MH
+]。
【0192】
【数11】
【0193】
例11
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1S,4S)−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0194】
【化42】
【0195】
標記化合物を、(1S,4S)−4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−オールを使用して、例1、ステップeおよびfと同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.74分、m/z 578[MH
+]。
【0196】
【数12】
【0197】
例12
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1R,3R)−3−(3−イソプロピル[1,2,4]トリアゾロ[4,3a]ピリジン−6−イルオキシ)−インダン−1−イル]−尿素
【0198】
【化43】
【0199】
(R)−3−アミノ−インダン−1−オン(EP1316542A1)を、(R)−(N−アセチル)−β−アラニンから、EP1316542A1、Bioorg.Med.Chem.Lett、2008、18、4224〜4227およびChem.Lett.、2002、(3)、266に記載の通りに調製した。(1R,3R)−3−アミノ−インダン−1−オールを、(R)−3−アミノ−インダン−1−オンから、WO2008/043019に記載の手順を使用して調製した。標記化合物を、(1R,3R)−3−アミノ−インダン−1−オールを使用して、例1、ステップeおよびfと同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.61分、m/z 564[MH
+]。
【0200】
【数13】
【0201】
例13
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1S,3S)−3−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−インダン−1−イル]−尿素
【0202】
【化44】
【0203】
標記化合物を、(1S,3S)−3−アミノ−インダン−1−オールを使用して、例12と同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.61分、m/z 564[MH
+]。
【0204】
【数14】
【0205】
例14
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1R,3S)−3−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−インダン−1−イル]−尿素
【0206】
【化45】
【0207】
標記化合物を、(1S,3R)−3−アミノ−インダン−1−オールを使用して、例12と同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.68分、m/z 564[MH
+]。
【0208】
【数15】
【0209】
例15
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1S,3R)−3−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−インダン−1−イル]−尿素
【0210】
【化46】
【0211】
標記化合物を、(1R,3S)−3−アミノ−インダン−1−オールを使用して、例12と同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.68分、m/z 564[MH
+]。
【0212】
【数16】
【0213】
例16
1−(5−tert−ブチル−イソキサゾル−3−イル)−3−[(1S,4S)−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0214】
【化47】
【0215】
標記化合物を、例1ステップeおよびfと同様の方法で、例2ステップbの生成物および(5−tert−ブチル−イソキサゾル−3−イル)−カルバミン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステル(WO2006091671)から出発して調製した。LCMS(方法5):Rt 4.36分、m/z 489[MH
+]。
【0216】
【数17】
【0217】
例17
N−(5−tert−ブチル−3−{3−[(1S,4S)−4−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−ウレイド}−2−メトキシ−フェニル)−メタンスルホンアミド
【0218】
【化48】
【0219】
標記化合物を、例1ステップeおよびfと同様の方法で、例2ステップbの生成物および(5−tert−ブチル−3−メタンスルホニルアミノ−2−メトキシ−フェニル)−カルバミン酸2,2,2−トリクロロ−エチルエステルから出発して調製した。LCMS(方法5):Rt 4.31分、m/z 621[MH
+]。
【0220】
【数18】
【0221】
例18
(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[9−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−cis−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−5−イル]−尿素
【0222】
【化49】
【0223】
a.(+/−) Cis−9−アミノ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−5−オール
【0224】
【化50】
【0225】
標記化合物を、例1ステップaおよびbと同様の方法で、9−アジド−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンゾシクロヘプテン−5−オンを使用して調製した。ジアステレオ異性体をFCCにより分離し、位置異性体をNOE(SY)分析に従って割り当てた。LCMS(方法3):Rt 1.44分、m/z 178[MH
+]。
【0226】
【数19】
【0227】
b.(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[9−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−cis−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−5−イル]−尿素
標記化合物を、例1ステップeおよびfと同様の方法で、例18ステップaの生成物から出発して調製した。LCMS(方法5):Rt 4.84分、m/z 592[MH
+]。
【0228】
【数20】
【0229】
例19
(+/−) 1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[9−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−trans−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−5−イル]−尿素
【0230】
【化51】
【0231】
a.(+/−) Trans−9−アミノ−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−5−オール。
【0232】
【化52】
【0233】
標記化合物を、例1ステップaおよびbと同様の方法で、9−アジド−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンゾシクロヘプテン−5−オンを使用して調製した。ジアステレオ異性体をFCCにより分離し、位置異性体をNOE(SY)分析に従って割り当てた。LCMS(方法3):Rt 0.81分、m/z 178[MH
+]。
【0234】
【数21】
【0235】
b.(+/−)−1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[9−(3−イソプロピル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−trans−6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾシクロヘプテン−5−イル]−尿素
標記化合物を、例1ステップeおよびfと同様の方法で、例19ステップaから出発して調製した。LCMS(方法5):Rt 4.87分、m/z 592[MH
+]。
【0236】
【数22】
【0237】
例20
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−((1S,4S)−4−{3−[2−(2−ヒドロキシ−エチルスルファニル)−フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ}−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−尿素
【0238】
【化53】
【0239】
a.6−フルオロ−3−{2−[2−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)−エチルスルファニル]−フェニル}−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン
【0240】
【化54】
【0241】
2−[2−(6−フルオロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−3−イル)−フェニルスルファニル]−エタノール(400mg、1.38mmol)、4−メチルベンゼンスルホン酸(65mg、0.345mmol)および3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(251μL、2.76mmol)のDCM(5mL)溶液を、窒素雰囲気下、室温で36時間撹拌した。反応混合物をDCMで希釈し、飽和NaHCO
3で抽出した。有機層をMgSO4上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。残留物を、MeOHを含むDCM(0から5%)を使用するFCCにより精製して、標記化合物を淡黄色油状物として得た(381mg、74%)。LCMS(方法3):Rt 3.10分、m/z 374[MH
+]。
【0242】
【数23】
【0243】
b.(1S,4S)−4−(3−{2−[2−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)−エチルスルファニル]−フェニル}−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルアミン
【0244】
【化55】
【0245】
例20ステップa(381mg、1.02mmol)、例2ステップb(183mg、1.12mmol)、カリウムtert−ブトキシド(125mg、1.12mmol)およびDMPU(492μL、4.08mmol)の溶液を、50℃で2時間、次いで80℃で1.5時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、H
2O−EtOAcの間で分配した。有機層をMgSO
4上で乾燥し、濾過し、真空中で濃縮した。残留物を、2M NH
3−MeOHを含むDCM(0から50%)を使用するFCCにより精製して、標記化合物を得た(146mg、28%)。LCMS(方法3):Rt 2.29分、m/z 517 [MH
+]。
【0246】
c.1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1S,4S)−4−(3−{2−[2−(テトラヒドロ−ピラン−2−イルオキシ)−エチルスルファニル]−フェニル}−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0247】
【化56】
【0248】
例20ステップb(60mg、0.11mmol)、DIPEA(26μL、0.15mmol)および2,2,2−トリクロロエチル3−tert−ブチル−1−p−トリル−1H−ピラゾル−5−イルカルバマート(56mg、0.138mmol)のジオキサン(5mL)溶液を、80℃で20時間加熱した。反応物を室温まで放冷し、H
2O−DCMの間で分配し、有機相を乾燥し(MgSO
4)、真空中で濃縮した。残留物を、MeOHを含むDCM(0から5%)を使用するFCCにより精製して、標記化合物を黄色泡状物として得た(38mg、45%)。LCMS(方法3):Rt 4.09分、m/z 772 [MH
+]。
【0249】
d.1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−((1S,4S)−4−{3−[2−(2−ヒドロキシ−チルスルファニル(thylsulfanyl))−フェニル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イルオキシ}−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−尿素
例20ステップc(38mg、0.05mmol)および4−メチルベンゼンスルホン酸(9mg、0.05mmol)のMeOH(2mL)溶液を、室温で3時間、次いで60℃で5時間撹拌した。混合物を室温まで冷却し、真空中で濃縮した。残留物を、MeOHを含むDCM(0から10%)を使用するFCCにより精製して、標記化合物を黄色固体として得た(15mg、44%)。LCMS(方法5):Rt 4.83分、m/z 688 [MH
+]。
【0250】
【数24】
【0251】
例21
1−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−3−[(1S,4S)−4−(3−tert−ブチル[1,2,4]トリアゾロ[4,3a]ピリジン−6−イルオキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−尿素
【0252】
【化57】
【0253】
標記化合物を、例2と同様の方法で調製した。LCMS(方法5):Rt 4.86分、m/z 592 [MH
+]。
【0254】
【数25】
【0255】
例22
N−(4−{(1S,4S)−4−[3−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−ウレイド]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルオキシメチル}−ピリジン−2−イル)−2−メトキシ−アセトアミド
【0256】
【化58】
【0257】
a.((1S,4S)−4−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【0258】
【化59】
【0259】
例2ステップb(0.47g、2.9mmol)および二炭酸ジ−tert−ブチル(0.7g、3.19mmol)のアセトントリル(acetontrile)(10mL)溶液を、室温で20時間撹拌した。溶媒を真空中で除去し、残留物をEtOAcを含むシクロヘキサン(0から40%)を使用するFCCにより精製して、標記化合物をピンク色固体として得た(0.56g、74%)。
【0260】
【数26】
【0261】
b.[(1S,4S)−4−(2−アミノ−ピリジン−4−イルメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル
【0262】
【化60】
【0263】
0℃に冷却した、例21ステップa(240mg、0.912mmol)のDMF(5mL)溶液を、水酸化ナトリウム(70mg、1.82mmol)および4−ブロモメチル−ピリジン−2−イル アミン臭化水素酸塩(249mg、0.93mmol)で処理した。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで室温まで加温した。溶媒を真空中で減量し、残留物を、EtOAcを含むDCM(0から100%)を使用するFCCにより精製して、標記化合物を褐色ゴム状物として得た(145mg、43%)。LCMS(方法3):Rt 2.47分、m/z 370 [MH
+]。
【0264】
【数27】
【0265】
c. 4−((1S,4S)−4−アミノ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルオキシメチル)−ピリジン−2−イルアミン
【0266】
【化61】
【0267】
例21ステップb(130mg、0.35mmol)およびTFA(1mL)のDCM(5mL)溶液を、室温で2時間撹拌し、真空中で濃縮して、標記化合物を橙色ゴム状物として得た(68mg、72%)。LCMS(方法3):Rt 0.31分、m/z 270 [MH+]。
【0268】
d. 1−[(1S,4S)−4−(2−アミノ−ピリジン−4−イルメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イル]−3−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−尿素
【0269】
【化62】
【0270】
標記化合物を、例20ステップcと同様の方法で、例21ステップcの生成物から出発して調製した。LCMS(方法3):Rt 2.64分、m/z 525 [MH+]。
【0271】
e. N−(4−{(1S,4S)−4−[3−(5−tert−ブチル−2−p−トリル−2H−ピラゾル−3−イル)−ウレイド]−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルオキシメチル}−ピリジン−2−イル)−2−メトキシ−アセトアミド
例21ステップd(40mg、0.076mmol)、DIPEA(28μL、0.167mmol)およびメトキシアセチルクロリド(15.2μL、0.16mmol)のDCM(1mL)溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を真空中で濃縮し、残留物をHPLC(30から95%のCH3CNを含むH2O+0.1%ギ酸)により精製して、標記化合物を白色固体として得た(21mg、46%)。LCMS(方法5):Rt 5.05分、m/z 597 [MH
+]。
【0272】
【数28】
【0273】
生物学的アッセイ
p38キナーゼアッセイ
大腸菌で発現させ、MKK6酵素(Calbiochem #559324)とのインキュベーションにより活性化したヒト組換えp38酵素を酵素活性源として使用する。
【0274】
アッセイを、組換えATF−2(Biosource #PHF0043)で被覆された、高結合性で透明な平底の96ウエルアッセイプレート中で行う。ATPの添加によりキナーゼアッセイを開始する前に、試験化合物をp38キナーゼとともに2時間インキュベートし、250μMのアッセイ濃度を得る。ELISAを使用してATF−2のリン酸化を検出し、定量化する。これは、抗ホスホ−ATF2、ビオチン化抗IgGおよびストレプトアビジン−HRPの存在下での一連のインキュベーションからなる。HRP発色基質(TMB)とのインキュベーションにより、生成されるリン酸化基質の量に比例する吸光度が生ずる。吸光度は、マルチウエルプレートリーダーを使用して検出する
アッセイ緩衝液に添加する前に、化合物をDMSOで希釈し、アッセイの最終DMSO濃度を1%とする
IC
50は、所与の化合物が、対照の50%阻害を実現する濃度と定義される
結果を以下の表に示す。
【0275】
【表7】
【0276】
上の表で、p38α結合能(IC
50値)は、以下のように示される。<7000〜500nM 「+」、<500〜100nM 「++」、10〜<100nM 「+++」、<10nM 「++++」。試験したすべての化合物は、<7000nMのIC
50値を呈した。NTは未試験。
【0277】
p38機能アッセイ
細胞のp38の阻害は、TNFαの放出を抑制する。TNFαの放出とは、新鮮に採取されたヒト血液から単離されたLPS活性化THP−1細胞(不死化単球細胞系)または末梢血単核球(PBMC’s)の上清中のTNFαの量を測定することによって定量化される、機能的反応である。
【0278】
96ウエルプレートに播種された細胞を、p38阻害剤を1時間添加することにより前処理し、続いてリポ多糖(LPS)を添加してサイトカインの産生および放出を活性化する。R&D Systemsの酵素結合免疫吸着(immunosorbant)検定法(ELISA)キット(製品DY210)を製造業者の使用説明書に従って使用し、細胞上清に放出されたTNFαの量を定量化する。
【0279】
添加する前に、化合物をDMSOで希釈し、アッセイの最終的なDMSO濃度を0.3%とする。EC
50は、所与の化合物が、対照の50%阻害を実現する濃度と定義される。試験した化合物の結果を表2に示す。
【0280】
【表8】
【0281】
上の表2で、EC
50値は以下のように示される。<7000〜500nM 「+」、<500〜100nM 「++」、10〜<100nM 「+++」、<10nM 「++++」。試験したすべての化合物は、<2000nMのEC
50値を呈した。