特許第5791883号(P5791883)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5791883
(24)【登録日】2015年8月14日
(45)【発行日】2015年10月7日
(54)【発明の名称】建物
(51)【国際特許分類】
   E04H 1/02 20060101AFI20150917BHJP
【FI】
   E04H1/02
【請求項の数】5
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2010-224455(P2010-224455)
(22)【出願日】2010年10月4日
(65)【公開番号】特開2012-77529(P2012-77529A)
(43)【公開日】2012年4月19日
【審査請求日】2013年3月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】307042385
【氏名又は名称】ミサワホーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
(72)【発明者】
【氏名】山本 博朗
【審査官】 渋谷 知子
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭63−078937(JP,A)
【文献】 特開2006−265987(JP,A)
【文献】 実開平07−040917(JP,U)
【文献】 特開平08−270235(JP,A)
【文献】 特開平10−311150(JP,A)
【文献】 特開2007−107297(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
4つの外壁を有する平面視略矩形の建物本体の平面視略中央部から外壁側に向けてそれぞれ延び、かつ1階から最上階までの各階を光および/または空気が通り抜け可能に連通させ4つの空間が設けられ、
これら空間が面する外壁に窓がそれぞれ設けられ
れら空間のそれぞれに部屋が隣接し、
複数の前記空間のうちの少なくとも一つの前記空間に階段が設けられ、残りの前記空間のうちの少なくとも一つの前記空間における上下階の境界部上下に透光性および/または通風性を有する第1床部が設けられ
前記建物本体の平面視略中央部における上下階の境界部に、前記第1床部に隣接する第2床部が設けられ、
前記建物本体に、複数の前記空間とこれらに隣接する前記部屋とを仕切る壁が複数設けられ、
前記第2床部は、複数の前記壁と連結されていることを特徴とする建物。
【請求項2】
請求項1に記載の建物において、
複数の前記空間のうち、少なくとも一つの空間には、前記階段や第1床部が設けられていないことを特徴とする建物。
【請求項3】
請求項1または2に記載の建物において、
前記第2床部は、前記第1床部と面一に設けられていることを特徴とする建物。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物において、
前記建物本体の屋根には、天窓が前記空間と連通して設けられていることを特徴とする建物。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の建物において、
前記第1床部は廊下の床部を構成しており、
この廊下と、当該廊下に隣接する部屋との間を仕切る壁に戸が設けられていることを特徴とする建物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、採光や通風が良好な建物に関する。
【背景技術】
【0002】
採光や通風が良好な建物の一例として特許文献1に記載のものが知られている。
この建物は、北側に上階の床が設けられるとともに、南側に上階の床よりも低く下階の床よりも高いスキップ床が設けられ、このスキップ床上の南側に面している外壁に採光窓が前記スキップ床よりも高い位置に設けられ、建物の南北中央部に下階から上階に吹き抜ける吹き抜けが設けられ、この吹き抜けを介して前記スキップ床上の部屋と北側の下階の床上の部屋とが連通しているものである。
このような建物では、スキップ床よりも高い位置に設けられた採光窓から差し込んだ外光が吹き抜けを通って下階の北側の部屋に差し込み、建物内の採光を良好にすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−350880号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記の建物では、建物の南北中央部に下階から上階に吹き抜ける吹き抜けが設けられているので、この吹抜けに面している北側の部屋の採光や、吹抜けに面している部屋の通風を確保できるが、建物内部全体の採光や通風を確保するのは困難であった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、建物内部全体の採光や通風を容易に確保することができる建物を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1図11に示すように、4つの外壁1a〜1dを有する平面視略矩形の建物本体1の平面視略中央部から外壁1a〜1d側に向けてそれぞれ延び、かつ1階から最上階までの各階を光および/または空気が通り抜け可能に連通させ4つの空間2〜5設けられ、
これら空間2〜5に面する外壁1a〜1dに窓7a,7b,12a,12b,14a,14b,17a,17b,17cがそれぞれ設けられ
れら空間2〜5のそれぞれに部屋24,26,32,34が隣接し、
複数の前記空間2〜5のうちの少なくとも一つの前記空間5に階段20が設けられ、残りの前記空間2〜4のうちの少なくとも一つの前記空間2,3における上下階の境界部上下に透光性および/または通風性を有する第1床部6,11が設けられ
前記建物本体1の平面視略中央部における上下階の境界部に、前記第1床部6,11に隣接する第2床部10が設けられ、
前記建物本体1に、複数の前記空間2〜5とこれらに隣接する前記部屋24,26,32,34とを仕切る壁が複数設けられ、
前記第2床部10は、複数の前記壁と連結されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、空間2〜5に面する外壁に設けられた窓から空間2〜5に入った風(空気)や光は、第1床部6,11や階段20を通って上下に行き渡るとともに横方向にも行き渡る。したがって、光や空気を上下階に亙って、かつ、建物本体1の中央部から外壁1a〜1dに至るまで行き渡らせることができるので、建物内部全体の採光や通風を容易に確保することができる。
また、建物本体1の平面視略中央部から外壁1a〜1d側に向けて延びる空間2〜5が複数あるが、建物本体1の平面視略中央部に第2床部10があるので、建物本体1の構造的安定性が高まる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の建物において、
複数の前記空間2〜5のうち、少なくとも一つの空間4には、前記階段20や第1床部6,11が設けられていないことを特徴とする
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、階段20や第1床部6,11がない空間4によって、採光や通風をより確実に確保できる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の建物において、
前記第2床部10は、前記第1床部6,11と面一に設けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の建物において、
前記建物本体1の屋根8aには、天窓9,13,18が前記空間2,3,5と連通して設けられていることを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、窓14a,14b,17a,17b,17cから空間4,5に入った風(空気)を天窓9,13,18から抜くことができるので、建物本体1内の空気の流通性が良好となる。また、天窓9,13,18から入ってきた光を空間2〜5に導入することができるので、建物本体1内の採光性がさらに良好となる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の建物において、
前記第1床部6,11は廊下の床部を構成しており、
この廊下と、当該廊下に隣接する部屋32,34との間を仕切る壁に戸32a,34aが設けられていることを特徴とする。
【0015】
請求項5に記載の発明によれば、空間2〜5に面する外壁1a〜1dに設けられた窓から空間2〜5に入った風(空気)や光を、戸32a,34aを開くことによって、廊下に隣接する部屋32,34に導入することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、空間に面する外壁に設けられた窓から空間に入った風(空気)や光は、第1床部や階段を通って上下に行き渡るとともに横方向にも行き渡る。したがって、光や空気を上下階に亙って、かつ、建物本体の中央部から外壁に至るまで行き渡らせることができるので、建物内部全体の採光や通風を容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明に係る建物の一例を示すもので、建物の1階の平面図である。
図2】同、建物の2階の平面図である。
図3】同、建物の2階のスキップフロアの平面図である。
図4】同、建物の正面図である。
図5】同、建物の背面図である。
図6】同、建物の左側面図である。
図7】同、建物の右側面図である。
図8】同、図4におけるA−A線断面図である。
図9】同、図4におけるB−B線断面図である。
図10】同、図4におけるC−C線断面図である。
図11】同、建物を模式的に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態の建物は、二階建ての住宅であり、図1図3に示すように、建物本体1は平面視略矩形状に形成されている。建物本体1には、その平面視略中央部から東西南北の四つの外壁1a〜1d側に向けてそれぞれ延び、かつ、1階から2階まで吹き抜ける4つの吹抜け部2,3,4,5が設けられている。
【0019】
吹抜け部2は、建物本体1の略中央部から東側の外壁1a側に向けて延びている。また、吹抜け部2には、図2および図8に示すように、上下に透光性および/または通風性を有する第1床部6が1階と2階の境界部に設けられている。
第1床部6としては、透光性を有するガラス板や、透光性および通風性を有するグレーチング板が使用されている。ガラス板を使用する場合、框材によって形成された矩形枠にガラス板をはめ込まれる。グレーチング板は、格子状に孔が多数設けられた板状部材であり、このグレーチング板は床部材として直接使用される。
【0020】
また、吹抜け部2に面する外壁1aには、図1図2図7に示すように、縦長の窓7aが1階に、窓7bが2階に、外壁1aより若干窪んだ位置に設けられている。つまり、外壁1aの左右方向略中央部は窪んで形成されており、この窪んだ外壁に窓7a,7bが設けられている。窓7a,7bは嵌め殺しの窓であるが、開閉可能な窓としてもよい。
吹抜け部2は、図8に示すように、1階の東側の廊下の床面から屋根の棟部直下まで吹き抜けており、この吹抜け部2の上端部は、切妻屋根の一方の屋根8a側に直角に曲がって、さらに、屋根8a側に向けて曲がっている。屋根8aには天窓9が開閉可能にかつ吹抜け部2と連通して設けられている。
【0021】
なお、切妻屋根の他方の屋根8bには、図4に示すように、太陽電池パネルが設けられている。この屋根8bは南側に向いており、棟部から軒先部までの長さが、一方の屋根8aの棟部から軒先部までの長さより長くなっている。また、太陽電池パネルと屋根8aとの間には、空気層が設けられており、太陽熱で暖められた空気層の空気を図示しないファンによって、上下に配置された温風ダクト8cによって1階の床下に搬送し、基礎部分に蓄熱し自然エネルギー活用の床暖房としている。温風ダクト8cは、前記吹抜け部4を通して屋根の棟部から床下まで設けられている。
【0022】
建物本体1の平面視略中央部には、図2および図9に示すように、第2床部10が前記第1床部6に隣接し、かつ当該第1床部6と面一に設けられている。この第2床部10は床パネルによって構成されており、2階の階段ホールの床を構成している。この第2床部10は構造材であり、周囲の壁に連結されている。
【0023】
吹抜け部3は、建物本体1の略中央部にある第2床部10から西側の外壁1b側に向けて延びている。また、吹抜け部3には、図2および図10に示すように、上下に透光性および/または通風性を有する第1床部11が1階と2階の境界部に設けられている。第1床部11は第2床部10に隣接し、かつ当該第2床部10と面一に設けられている。
また、吹抜け部3に面する外壁1bには、図1図2図6に示すように、縦長の窓12aが1階に、窓12bが2階に外壁1bより若干窪んだ位置に設けられている。窓12a,12bは嵌め殺しの窓であるが、開閉可能な窓としてもよい。
吹抜け部3は、図10に示すように、1階の西側の廊下の床面から屋根の棟部直下まで吹き抜けており、この吹抜け部3の上端部は、切妻屋根の一方の屋根8a側に直角に曲がって、さらに、屋根8a側に向けて曲がっている。屋根8aには天窓13が開閉可能にかつ吹抜け部3と連通して設けられている。
【0024】
吹抜け部4は、建物本体1の略中央部にある第2床部10から南側の外壁1c側に向けて延びている。
また、吹抜け部4に面する外壁1cには、図1図2図4に示すように、縦長の窓14aが1階に、窓14bが2階に設けられている。窓14a,14bは開閉可能な窓である。
吹抜け部4は、図9に示すように、1階のダイニング15の床面から2階の天井まで吹き抜けており、この吹抜け部3の上端部に面する天井には、シーリングファン16が取り付けられている。
【0025】
吹抜け部5は、建物本体1の略中央部にある第2床部10から北側の外壁1d側に向けて延びている。
また、吹抜け部5に面する外壁1dには、図1図2図5に示すように、窓17aが1階に、窓17b,17cが2階に設けられている。窓17a,17b,17cは開閉可能な窓であり、これら窓17a,17b,17cが設けられた外壁1dは左右の外壁に対して突出している。
吹抜け部5は、図9に示すように、階段室の床面から屋根8aの直下まで吹き抜けており、この吹抜け部5の上端部は屋根8aに設けられた天窓18に連通している。
この吹抜け部5には階段20が設けられている。階段20は、1階の階段ホールの床とスキップ床21との間に設けられた第1階段20aと、スキップ床21と2階の階段ホールの床を構成する前記第2床部10との間に設けられた第2階段20bと、第2床部10とスキップ床22との間に設けられた第3階段20cとによって構成されている。
【0026】
スキップ床21は1階の高さの略半分の高さ位置に設けられており、このスキップ床21と1階の床との間は、図8に示すように、1階床下収納23となっている。この1階床下収納23の天井高は0.9〜1.4m程度である。
スキップ床22は2階の高さの略半分の高さ位置に設けられており、このスキップ床22とスキップ床21との間には、図8および図9に示すように、畳が敷設された畳室24と踊り場25とが設けられている。また、スキップ床22と2階床と間には、図10に示すように、2階床下収納26が設けられている。この2階床下収納26の天井高は0.9〜1.4m程度である。
前記1階床下収納23は、図1および図8に示すように、建物本体1の北東の角部に設けられており、この1階床下収納23上に、図2および図8に示すように、畳室24が設けられている。この畳室24上に、図3および図8に示すように、子供室27が設けられている。
【0027】
また、前記2階床下収納26は、図2に示すように、建物本体1の北西の角部に設けられており、この2階床下収納26の下に、図1および図10に示すように、玄関28が設けられ、2階床下収納26上に、図3および図10に示すように、書斎29が設けられている。また、図2に示すように、2階床下収納26に隣接してクローゼット30が設けられている。このクローゼット30の天井は書斎29の天井と等しい高さとなっている。クローゼット30の上部は屋根8aまで吹き抜けており、この屋根8aには、図5に示すように、天窓35が開閉可能に設けられている。
また、建物本体1の1階の南西の角部には、図1および図10に示すように、リビング31が設けられており、このリビング31上に主寝室となる2階の部屋32が設けられている。建物本体1の南東の角部には、図1および図8に示すように、キッチン33が設けられており、このキッチン33上に浴室および洗面室となる2階の部屋34が設けられている。
【0028】
また、図2に示すように、前記第1床部11で構成された廊下と部屋32とを仕切る壁には、戸32aが設けられており、この戸32aを開けることで、寝室32を廊下に向けて大きく開放できるようになっている。また、第1床部6で構成された廊下と部屋34とを仕切る壁には、戸34aが設けられており、この戸34aを開けることで、部屋34を廊下に向けて開放できるようになっている。
【0029】
建物本体1の南側の外壁1cには、前記部屋32に隣接してバルコニー36が設けられている。このバルコニー36の先端部には、左右方向にスライド可能な複数毎のガラリ戸37が設けられている。ガラリ戸37は矩形枠内に複数の横材を上下に所定間隔で平行に取り付けてなるものであり、光や風(空気)を通すことができるようになっている。また、ガラリ戸37は前記吹き抜け部4が面する外壁1cの前にも設けられている。そして、このガラリ戸37と吹き抜け部4が面する外壁1cとの間に、屋外吹抜け部38が設けられている。
さらに、建物本体1の南東の角部には、バルコニー構成体40が設けられている。このバルコニー構成体40の内部は蓄熱土間41となっており、上面が2階のバルコニー42の床面を構成している。このバルコニー42は2階の部屋34に隣接して設けられている。
【0030】
上記構成の建物では、図11に示すように、吹抜け部4に面する外壁1cに設けられた窓14a,14bや吹抜け部5に面する外壁1dに設けられた窓17a,17b,17cに入った風(空気)や光は、第1床部6,11や階段20を通って上下に行き渡るとともに横方向にも行き渡る。
また、吹抜け部2に面する外壁1aに設けられた窓7a,7bや吹抜け部3に面する外壁1bに設けられた窓12a,12bに入った光は、第1床部6や階段20を通って上下に行き渡るとともに横方向にも行き渡る。
したがって、光や空気を上下階に亙って、かつ、建物本体1の中央部から外壁1a〜1dに至るまで行き渡らせることができるので、建物内部全体の採光や通風を容易に確保することができる。
【0031】
また、建物本体1の屋根8aには、天窓9,13,18が吹抜け部2,3,5と連通して設けられているので、窓14a,14b,17a,17b,17cから吹抜け部2,3,5に入った風(空気)を天窓9,13,18から抜くことができ、よって、建物本体1内の空気の流通性が良好となる。また、天窓9,13,18から入ってきた光を吹抜け部2,3,5に導入することができるので、建物本体1内の採光性がさらに良好となる。
また、吹抜け部4には、階段20や第1床部6が設けられていないので、この吹抜け部4によって、採光や通風をより確実に確保できる。
さらに、建物本体1の平面視略中央部に、第2床部10が第1床部6,11に隣接し、かつ、当該第1床部6,11と面一に設けられているので、建物本体1の平面視略中央部から外壁側に向けて延びる吹抜け部2〜5があっても、建物本体1の構造的安定性が高まる。
加えて、第1床部6,11は廊下の床部を構成しており、この廊下と、当該廊下に隣接する部屋32,34との間を仕切る壁に戸32a,34aが設けられているので、吹抜け部2〜5に面する外壁1a〜1cに設けられた窓7a,7b,12a,12b,14a,14b,17a,17b,17cから吹抜け部2〜5に入った風(空気)や光を、戸を開くことによって、廊下に隣接する部屋32,34に導入することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 建物本体
1a〜1d 外壁
2〜5 吹抜け部
6,11 第1床部
7a,7b,12a,12b,14a,14b,17a,17b,17c 窓
8a 屋根
9,13,18 天窓
10 第2床部
20 階段
32,34 部屋
32a,34a 戸
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11