特許第5792806号(P5792806)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5792806
(24)【登録日】2015年8月14日
(45)【発行日】2015年10月14日
(54)【発明の名称】発光装置用ブロック
(51)【国際特許分類】
   G09F 13/22 20060101AFI20150928BHJP
   G09F 19/22 20060101ALI20150928BHJP
   E01F 9/04 20060101ALI20150928BHJP
   E01F 9/06 20060101ALI20150928BHJP
   H01L 51/50 20060101ALI20150928BHJP
   H05B 33/02 20060101ALI20150928BHJP
   H05B 33/04 20060101ALI20150928BHJP
   H05B 33/06 20060101ALI20150928BHJP
   H05B 33/12 20060101ALI20150928BHJP
   H01L 31/042 20140101ALI20150928BHJP
【FI】
   G09F13/22 Z
   G09F19/22 H
   E01F9/04
   E01F9/06
   H05B33/14 A
   H05B33/02
   H05B33/04
   H05B33/06
   H05B33/12 B
   H01L31/04 500
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-514912(P2013-514912)
(86)(22)【出願日】2011年5月17日
(86)【国際出願番号】JP2011061306
(87)【国際公開番号】WO2012157075
(87)【国際公開日】20121122
【審査請求日】2013年9月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005016
【氏名又は名称】パイオニア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001025
【氏名又は名称】特許業務法人レクスト国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高橋 泰裕
【審査官】 槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−188625(JP,A)
【文献】 特開平10−133604(JP,A)
【文献】 特開2005−123153(JP,A)
【文献】 実開平04−081492(JP,U)
【文献】 特開2007−329313(JP,A)
【文献】 特開2009−146646(JP,A)
【文献】 特開2002−112459(JP,A)
【文献】 特開2011−008962(JP,A)
【文献】 特開2001−109413(JP,A)
【文献】 特表2007−536708(JP,A)
【文献】 特開2008−031773(JP,A)
【文献】 特開2002−069913(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 13/00−13/46
G09F 19/00−27/00
E01F 1/00−15/14
E04F 10/00−10/10
E04F 13/00−13/30
E04F 15/00−15/22
H05B 33/00−33/28
H01L 31/02−31/078
H01L 31/18−31/20
H01L 51/50−51/56
H02S 10/00−10/40
H02S 30/00−99/00
H05B 33/00−33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
力端子を有する可撓性の発光部と、
力端子を有し、光の照射を受けて起電力を生じる可撓性の発電部と、
前記発光部と前記発電部とを互いに並置状態に保持しつつこれらを共に封止する透光性を有する可撓性の封止シートと、
前記封止シートの一端に設けられた、前記入力端子に接続された第1の入力コネクタと
前記封止シートの他端に設けられた、前記入力端子に接続された第2の入力コネクタと、を有することを特徴とする発光装置用ブロック。
【請求項2】
前記封止シートの一端に設けられた、前記出力端子に接続された第1の出力コネクタと、
前記封止シートの他端に設けられた、前記出力端子に接続された第2の出力コネクタと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の発光装置用ブロック。
【請求項3】
前記第1の入力コネクタ及び前記第1の出力コネクタは、それぞれ前記第2の入力コネクタ及び前記第2の出力コネクタに接続自在な形状であることを特徴とする請求項2に記載の発光装置用ブロック。
【請求項4】
前記発光部及び前記発電部は扁平形状を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の発光装置用ブロック。
【請求項5】
前記発光部は、標識形状を有していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載の発光装置用ブロック。
【請求項6】
前記発光部は有機EL素子からなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の発光装置用ブロック。
【請求項7】
前記発電部は薄膜太陽電池からなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の発光装置用ブロック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置に関し、特に有機EL(Electro Luminescence)素子を搭載した発光装置及び発光装置用ブロックに関する。
【背景技術】
【0002】
昼間の気温が高い夏の間は、花火大会、お祭り、夜間の野外コンサート等、夜間に行われる野外イベントが多い。このような、夜間の野外イベントの会場においては、多数の人が集まり混雑が発生し、また夜間であるため、人々を安全に目的地に誘導するために路上の照明や発光標識が必要となる。
【0003】
従来の路面に設置される道路発光装置として、特許文献1には、薄膜発光体と、保護シートと、を備える道路標識表示装置が開示されている。
【0004】
また、引用文献2には、太陽電池、電気二重層コンデンサ、LED素子からなる回路を有する道路標識が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−270443号公報
【特許文献2】特開2006−274685号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に示されている標識表示装置では、予め設置された別個の電源ユニットから、埋設されたケーブルを介して発光体に電源を供給しなければならない。従って、この標識表示装置は、例えば、移設自在ではなく、また設置場所には制限が生ずるという問題がある。
【0007】
また、特許文献2に示されている表示装置は、厚みを有している形状のため、人や車両の通行の妨げにならないようにするために、道路に埋設しなければならず、例えば、移設自在ではないというような問題が生ずる。
【0008】
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、例えば、屋外の電源設備のない場所で用いることができる可搬型の移設自在な発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
求項に記載の発明は、力端子を有する可撓性の発光部と、力端子を有し、光の照射を受けて起電力を生じる可撓性の発電部と、前記発光部と前記発電部とを互いに並置状態に保持しつつこれらを共に封止する透光性を有する可撓性の封止シートと、前記封止シートの一端に設けられた、前記入力端子に接続された第1の入力コネクタと、前記封止シートの他端に設けられた、前記入力端子に接続された第2の入力コネクタと、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A】本発明の実施例1に係る発光装置の平面図である。
図1B】本発明の実施例1に係る発光装置の断面図である。
図1C】本発明の実施例1に係る発光装置の断面図である。
図1D】本発明の実施例1に係る発光装置の等価回路図である。
図2A】本発明の発光装置に用いられる発光素子の層構造を示す図である。
図2B】本発明の発光装置に用いられる太陽電池の層構造を示す図である。
図3】本発明の発光装置の設置態様を示す図である。
図4A】本発明の実施例2に係る発光装置用ブロックを示す図である。
図4B】本発明の実施例2に係る発光装置用ブロックの等価回路図である。
図5A】本発明の実施例2に係る発光装置用ブロックによって形成されている発光装置を示す図である。
図5B】本発明の実施例2に係る発光装置用ブロックによって形成されている発光装置の等価回路図である。
図6】本発明の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
【実施例1】
【0012】
以下に、本発明の実施例1に係る発光装置10について、図1A−Dを参照しつつ説明する。図1Aは、本発明の実施例1に係る発光装置10の発光面側からみた平面図である。図1Bは、図1Aにおける1B−1B線に沿った断面図である。図1Cは、図1Aにおける1C−1C線に沿った断面図である。図1Dは、発光装置10の等価回路図である。
【0013】
発光部11は、給電下で発光する可撓性の有機EL発光素子からなり、矩形の平面形状を有する扁平な発光パネルである。発光部11は、一定の間隔を空けて一列に並置されており、各々の発光部11の間に発電部13が配されている。
【0014】
発電部13は、太陽光等の光の照射の下で起電力を生じる可撓性の薄膜アモルファスシリコン太陽電池パネルからなり、矩形の平面形状を有する扁平な発電パネルである。発光装置10においては、各々4つの発光部11及び発電部13が同一平面内で1つずつ交互に一列に並置されている。また、発光部11の発光面及び発電部13の受光面は、発光装置10の同一面側に形成されている。
【0015】
発光部への給電のための第1の導電路である導線15及び発電部において生成された電力を取り出すための第2の導電路である導線16は、可撓性を有し、導線15は、発光部11の各々を並列に接続しており、導線16は、発電部13の各々を並列に接続している。導線15、16の各々の端部には外部装置との接続のためのコネクタ15A及び16Aがそれぞれ形成されている。
【0016】
発光部11、発電部13及び導線15及び16は、可撓性を有する帯状の透光性封止シート17によって全体として封止されている。封止シート17は、例えば、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなり、表裏2枚の封止シートの周辺端部を、各々接着剤による接着または熱圧着によって接合することによって形成されている。尚、周辺端部の一部が開いている袋状のシートを用いて、開いている周辺端部を接合して、発光部11、発電部13並びに導線15及び16を封止することとしてもよい。尚、コネクタ15A及び16Aは、外部との接続のために封止シート17から露出している。
【0017】
上述のように、本発明による発光装置は、扁平な発光部11及び扁平な発電部13を封止シート17内に並置して封止した、全体として扁平な形状を有しているので、人や車両の通行を妨げることなく路面上等に設置可能である。
【0018】
図1Dに示すように、導線15及び16は、これらのコネクタ15A及び16Aによって電源装置19に接続することができる。電源装置19は、充放電制御回路21及び充電装置23(例えば、リチウムイオン電池等の充電池、または電気二重層コンデンサ等のコンデンサ)を有し、発光装置10は充放電制御回路21を介して充電装置23に接続されている。
【0019】
充放電制御回路21は、発光部11への給電電流をオンオフする第1のスイッチSW1、発電部13からの発電電流をオンオフするスイッチSW2、発光部11への給電電流を調節する可変抵抗器VR、及び発電部13から出力され充電装置23に入力される電圧を調節する電圧レギュレータ25を有する。可変抵抗器VRは、装置外部にあるつまみ等によって抵抗値を調節可能であるので、充電装置23からの給電によって発光部11を駆動する際の発光部11の光量が調節自在である。電圧レギュレータ25は、発電部13を用いて充電装置23を充電する際に、太陽光の強弱の変化によって太陽電池の起電力等に変化があっても充電装置23を効率良く充電しかつ過充電が発生しないように、充電装置23に入力される電圧を調整するように構成されている。
【0020】
図2Aは本発明の発光装置10の発光部11に用いられている有機EL素子の層構造を示し、図2Bは本発明の発光装置10の発電部13に用いられている太陽電池の層構造を示している。
【0021】
発光部11に使用される有機EL素子は、基部として、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリカーボネート(PC)等の可撓なプラスチックフィルム層31を有する。フィルム層31の上には、アルミニウム、銀、マグネシウム等の金属電極33が形成されている。金属電極33の上には、有機発光層35が積層されており、その上にITO(スズドープ酸化インジウム)等の透明電極37が形成されている。
【0022】
発電部13に使用される太陽電池は、基部として、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の可撓なフィルム41を有する。フィルム層41の上には、アルミニウム、銀、マグネシウム等の金属電極43、n型アモルファスシリコン層45、i型アモルファスシリコン層47、p型アモルファスシリコン層48が積層されており、最上層にはITO等の透明電極49が形成されている。
【0023】
図3は、本発明の実施例1に係る発光装置10の使用形態を示す図である。
【0024】
図3に示すように、発光装置10は、丸められている(または折り畳まれている)状態から伸展させられて、発光部11の発光面及び発電部13の受光面が上方を向くように路上に敷設される。導線15及び16は、その端部コネクタ15A及び16Aを介して電源装置19に接続される。
【0025】
昼間において、発光装置10に太陽光が照射されて発電部13のアモルファスシリコン太陽電池が太陽光を受光することで、発電部13において発電が行われる。発電部13において発電された電力は、導線16及びコネクタ16Aに接続されている充放電制御回路21を介して充電装置23に充電される(充電モード)。
【0026】
夜間において、発光部11は、充放電制御回路21及び導線15を介して充電装置23から電力の供給を得て発光する(発光モード)。
【0027】
本発明による発光装置は、給電下において発光する少なくとも1つの可撓性の発光部と、光の照射を受けて起電力を生じる少なくとも1つの可撓性の発電部と、発光部へ給電するために発光部に接続されている第1の導電路と、発電部において生成された電力を取り出すために発電部に接続されている第2の導電路と、発光部、発電部、第1の導電路及び第2の導電路を封止する可撓性の封止シートと、を有している。かかる構成により、例えば、昼間は発電部によって発電された電力を蓄電しておき、夜間は蓄えられた電力を用いて発光部を発光させることで、電源設備の無い場所においても動作可能である。また、全体として可撓性を有しているので、例えば、凹凸のある路面等に自由に設置でき、折り曲げたり巻き取ったりすることで容易に持ち運んで移設を行うことが可能である。従って、例えば、夜間の野外イベントの会場等の暗い場所に本発明の発光装置を順路に沿って配置して発光させることによって、電源設備の無い場所においても人々を安全に誘導することが可能である。
【実施例2】
【0028】
以下に、本発明の実施例2に係る発光装置用ブロック50について、図4A及び図4Bを参照しつつ説明する。図4Aは、本発明の実施例1に係る発光装置用ブロック50の発光面側からみた平面図である。図4Bは、発光装置用ブロック50の等価回路である。
【0029】
発光装置用ブロック50は、図1Aに示している発光装置10の破線に挟まれている部分に相当する単位ブロックである。具体的には、図4A及び図4Bに示すように、発光装置用ブロック50は、実施例1に係る発光装置10に用いられているのと同じ発光部11及び発電部13を各々1つずつ有している。第1の一対の導線55は、発光部11の一対の入力端子に各々接続されている。第2の一対の導線56は、発電部13の一対の出力端子に各々接続されている。
【0030】
発光部11、発電部13及び導線55、56は、発光装置10に用いられているのと同様の透光性を有する可撓性の封止シート57によって封止されている。
【0031】
導線55及び56の端部には、封止シート57の一端において、第1の一対の導線55に接続されている第1の一対の入力コネクタ55A及び第2の一対の導線56に接続されている第1の一対の出力コネクタ56Aが形成され、他端において、第1の一対の導線55に接続されている第2の一対の入力コネクタ55B及び第2の一対の導線56に接続されている第2の一対の出力コネクタ56Bが形成されている。コネクタ55A及び56Aは、発光装置用ブロック50の外部に突出している、いわゆるオスコネクタである。コネクタ55B及び56Bは、発光装置用ブロック50の内部に向けて凹状に形成されている、いわゆるメスコネクタである。導線55及び56は、一方の発光装置用ブロック50のコネクタ55A及びコネクタ56Aと他方の発光装置用ブロック50のコネクタ55B及びコネクタ56Bとが接続された際に、発光部11同士及び発電部13同士が並列接続になるように構成されている。
【0032】
コネクタ55A、55B、56A及び56Bは、外部機器及び他の発光装置50との接続のために封止シート57から露出している。
【0033】
図5Aは、発光装置用ブロック50を連結して形成した発光装置を示している。図5Bは、当該発光装置の等価回路を示している。このように、コネクタ55A及び56Aをコネクタ55B及び56Bに挿入して接続し、発光装置用ブロック50を間隙無く接合配列することによって所望の数のブロックからなる発光装置を形成可能である。充放電制御回路及び充電装置を備える装置(図示せず)は、コネクタ55A及び56Aまたは55B及び56Bに接続される。
【0034】
尚、発光装置用ブロック50は、各々1つずつの発光部と発電部とから構成されているが、例えば、発光部2つと発電部1つまたは発光部2つと発電部2つ等様々な構成が可能である。
【0035】
本発明の発光装置用ブロックは、一対の入力端子を有し、当該一対の入力端子間への駆動電圧の供給により発光する少なくとも1つの可撓性の発光部と、一対の出力端子を有し、光の照射を受けて当該一対の出力端子間に起電力を生じる少なくとも1つの可撓性の発電部と、発光部と発電部とを互いに並置状態に保持しかつ封止する透光性を有する可撓性の封止シートと、封止シートの一端に設けられた、一対の入力端子に接続された第1の一対の入力コネクタ及び一対の出力端子に接続された第1の一対の出力コネクタと、封止シートの他端に設けられた、一対の入力端子に接続された第2の一対の入力コネクタ及び一対の出力端子に接続された第2の一対の出力コネクタと、を有している。かかる構成により、例えば、昼間は発電部によって発電された電力を蓄電しておき、夜間は蓄えられた電力を用いて発光部を発光させることで、電源設備の無い場所においても動作可能である。また、全体として可撓性を有しているので、例えば、凹凸のある路面等に自由に設置でき、折り曲げたり巻き取ったりすることで容易に持ち運んで移設を行うことが可能である。また、例えば、所望の数のブロックからなる発光装置を形成可能である。
【0036】
上記した実施例においては、発光部11及び発電部13は、各々並列接続することとしているが、必要に応じて直列接続としてもよい。
【0037】
また、充放電制御回路21及び充電装置23を発光装置の封止シート17内に封止して、発光装置内に一体化させてもよい。充放電制御回路及び充電装置を発光装置と一体化することによって、例えば、全く外付けの装置への接続を必要とせずに発光装置を敷設することが可能となり、設置容易性及び搬送容易性がさらに高まることになる。
【0038】
また、発光部11の形状を矩形以外の他の形状にするかまたは発光部11の発光面の一部を遮光性フィルムで覆う等して、矩形以外の発光表示を行うことも可能である。例えば、図6に示す発光部11Aのように、発光部を矢印形状にするかまたは数字形状等にすることによって、または矢印や数字等を表示するように発光部を遮光シートで被覆することによって多様な標識を構成することも可能である。
【0039】
さらに、上記実施例においては、発光部11を有機EL素子、発電部13をアモルファスシリコン太陽電池としたが、発光部11には可撓性を有する任意の発光体、例えば無機EL素子が使用可能であり、発電部13には可撓性を有する任意の発電体が使用可能である。発電部13に使用可能な発電体としては、例えば、微結晶シリコン型太陽電池、CIS系・CIGS系太陽電池もしくはCdTe型太陽電池等の化合物系太陽電池、または有機薄膜太陽電池等の有機系太陽電池がある。
【0040】
上述した実施例における種々の材料、構成、形状等は、例示に過ぎず、用途等に応じて、適宜選択することができる。
【符号の説明】
【0041】
10 発光装置
11、11A 発光部
13 発電部
15、16 導線
15A、16A コネクタ
17 封止シート
19 電源装置
21 充放電制御回路
23 充電装置
25 電圧レギュレータ
50 発光装置用ブロック
55、56 導線
55A、55B、56A、56B コネクタ
SW1、SW2 スイッチ
VR 可変抵抗
図1A
図1B
図1C
図1D
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6