【課題を解決するための手段】
【0008】
電荷監視質量分析を行うためのシステムおよび方法が開示される。1つの実施形態では、当該装置は、検体を搭載して脱離/気化させるための構成部と、検体の静電電荷を増強するための構成部と、電場および/または磁場とのその相互作用に基づいて検体の質量対電荷(m/z)比を決定するための質量分析器と、検体の電荷を測定するための電荷検出器とを含む。いくつかの実施形態では、特定の構成部が上記役割のうち2つ以上を行うか、あるいはこれらに貢献し得る。
【0009】
別の実施形態では、当該装置は、検体のレーザー誘起音波脱離のための構成部と、電場および/または磁場とのその相互作用に基づいて検体の質量対電荷(m/z)比を決定するための質量分析器と、検体の電荷を測定するための電荷検出器とを含む。
【0010】
なお別の実施形態では、当該方法は、検体を脱離および/または気化させるステップと、前記検体の電荷を増強するステップと、前記検体を電場または磁場に曝し、前記検体とその場との相互作用を用いてその質量対電荷比を決定するステップと、先行測定に基づいて前記検体の質量を計算するステップとを含む。当該方法は、様々な種類の検体および当該装置の様々な構成により変化してよい。
【0011】
さらなる一実施形態では、当該方法は、検体のレーザー誘起音波脱離と、前記検体を電場または磁場に曝し、前記検体とその場との相互作用を用いてその質量対電荷比を決定するステップと、前記検体の電荷を測定するステップと、先行測定に基づいて前記検体の質量を計算するステップとを含む。
【0012】
本発明の利点は、特に添付の特許請求の範囲で取り上げられる要素および組み合わせによって実現および達成される。本明細書で主張されるように、前述の一般的な記述と下記の詳細な記述の両方は例示または説明のためだけのものであり、本発明を制限するものではないことを理解されたい。
【0013】
本明細書に盛り込まれ、かつ、本明細書の一部を構成する図面は、本発明の原理の実施形態を図示し、当該記述とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。可能な限り、同一の参照番号が、当該図面を通じて同一または同様の部分を指すのに用いられる。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
質量分析を行うように構成される装置であって、
a)検体用の気化器と、
b)電荷増強器と、
c)少なくとも1つの質量分析器と、
d)少なくとも1つの電荷検出器と、
を含む装置。
(項目2)
上記電荷増強器が放電を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目3)
上記電荷増強器が、コロナ放電、グロー放電、冷陰極放電、中空陰極放電、RF誘起放電、またはDC誘起放電のうち少なくとも1種から選択される放電を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目4)
上記電荷増強器がコロナ放電を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目5)
上記電荷増強器が荷電粒子線を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目6)
上記電荷増強器が荷電粒子線を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目7)
上記電荷増強器が電子線を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目8)
上記電荷増強器がイオン線を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目9)
上記電荷増強器が陽子線を発生させることができる、項目1に記載の装置。
(項目10)
上記検体用の気化器がレーザーおよび脱離板を備える、項目1に記載の装置。
(項目11)
上記検体用の気化器がLIADによって作動することができる、項目1に記載の装置。
(項目12)
上記検体用の気化器がMALDIによって作動することができる、項目1に記載の装置。
(項目13)
上記検体用の気化器が電荷付着によって作動することができる、項目1に記載の装置。
(項目14)
上記検体用の気化器が、SELDI、DIOS、DESI、PD、FD、EI、CI、FI、FAB、IA、ES、TS、API、APP、APCI、またはDARTから選択される機構によって作動することができる、項目1に記載の装置。
(項目15)
上記質量分析器がイオントラップを備える、項目1に記載の装置。
(項目16)
上記質量分析器が四重極イオントラップを備える、項目1に記載の装置。
(項目17)
上記質量分析器が直線状イオントラップを備える、項目1に記載の装置。
(項目18)
上記直線状イオントラップが検体を軸方向および/または半径方向に放出するように構成され、1つ以上の検出器が上記検体を検出するように配置される、項目17に記載の装置。
(項目19)
上記質量分析器が、ICR質量分析器、TOF質量分析器、四重極質量分析器、または磁場領域質量分析器から選択される、項目1に記載の装置。
(項目20)
上記電荷検出器が電荷増幅を伴わずに作動することができる、項目1に記載の装置。
(項目21)
上記電荷検出器が電荷検出用の板またはカップを備える、項目1に記載の装置。
(項目22)
上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目1に記載の装置。
(項目23)
上記電荷検出器が誘起電荷検出器を備える、項目1に記載の装置。
(項目24)
上記電荷検出器が多段誘起電荷検出器を備える、項目1に記載の装置。
(項目25)
上記質量分析器がイオントラップを備え、上記電荷増強器が放電を発生させることができ、上記検体用の気化器が脱離板を備え、かつ上記電荷検出器が電荷検出用の板またはカップを備える、項目1に記載の装置。
(項目26)
上記質量分析器が四重極イオントラップまたは直線状イオントラップを備える、項目25に記載の装置。
(項目27)
上記電荷増強器がコロナ放電を発生させることができる、項目25に記載の装置。
(項目28)
上記検体用の気化器がレーザーおよび脱離板を備え、かつLIADによって作動することができる、項目25に記載の装置。
(項目29)
上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目25に記載の装置。
(項目30)
上記質量分析器が直線状イオントラップまたは四重極イオントラップを備え、上記電荷増強器がコロナ放電を発生させることができ、上記検体用の気化器が脱離板を備えかつLIADによって作動することができ、かつ上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目25に記載の装置。
(項目31)
上記質量分析器が四重極イオントラップを備え、上記電荷増強器がコロナ放電を発生させることができ、上記検体用の気化器がレーザーおよび脱離板を備えかつLIADによって作動することができ、かつ上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目25に記載の装置。
(項目32)
質量分析を行うように構成される装置であって、
a)検体用の気化器と、
b)少なくとも1つの質量分析器と、
c)少なくとも1つの電荷検出器と、
を含む装置。
(項目33)
上記検体用の気化器がレーザーおよび脱離板を備える、項目32に記載の装置。
(項目34)
上記検体用の気化器がLIADによって作動することができる、項目32に記載の装置。
(項目35)
上記検体用の気化器がMALDIによって作動することができる、項目32に記載の装置。
(項目36)
上記検体用の気化器が電荷付着によって作動することができる、項目32に記載の装置。
(項目37)
上記検体用の気化器が、SELDI、DIOS、DESI、PD、FD、EI、CI、FI、FAB、IA、ES、TS、API、APP、APCI、またはDARTから選択
される機構によって作動することができる、項目32に記載の装置。
(項目38)
上記質量分析器がイオントラップを備える、項目32に記載の装置。
(項目39)
上記質量分析器が四重極イオントラップを備える、項目32に記載の装置。
(項目40)
上記質量分析器が直線状イオントラップを備える、項目32に記載の装置。
(項目41)
上記直線状イオントラップが検体を軸方向および/または半径方向に放出するように構成され、1つ以上の検出器が上記検体を検出するように配置される、項目40に記載の装置。
(項目42)
上記質量分析器が、ICR質量分析器、TOF質量分析器、四重極質量分析器、または磁場領域質量分析器から選択される、項目32に記載の装置。
(項目43)
上記電荷検出器が電荷増幅を伴わずに作動することができる、項目32に記載の装置。
(項目44)
上記電荷検出器が電荷検出用の板またはカップを備える、項目32に記載の装置。
(項目45)
上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目32に記載の装置。
(項目46)
上記電荷検出器が誘起電荷検出器を備える、項目32に記載の装置。
(項目47)
上記電荷検出器が多段誘起電荷検出器を備える、項目32に記載の装置。
(項目48)
上記質量分析器がイオントラップを備え、上記電荷増強器が放電を発生させることができ、上記検体用の気化器が脱離板を備え、かつ上記電荷検出器が電荷検出用の板またはカップを備える、項目32に記載の装置。
(項目49)
上記質量分析器が四重極イオントラップまたは直線状イオントラップを備える、項目48に記載の装置。
(項目50)
上記検体用の気化器がレーザーおよび脱離板を備え、かつLIADによって作動することができる、項目48に記載の装置。
(項目51)
上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目48に記載の装置。
(項目52)
上記質量分析器が直線状イオントラップまたは四重極イオントラップを備え、上記検体用の気化器が脱離板を備えかつLIADによって作動することができ、かつ上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目48に記載の装置。
(項目53)
上記質量分析器が四重極イオントラップを備え、上記検体用の気化器がレーザーおよび脱離板を備えかつLIADによって作動することができ、かつ上記電荷検出器がファラデー板またはファラデーカップを備える、項目48に記載の装置。
(項目54)
電荷監視質量分析を行うための方法であって、
a)検体を気相へと気化させるステップと、
b)上記検体の電荷を増強するステップと、
c)質量分析器内において上記検体の質量対電荷比を決定するステップと、
d)電荷検出器を用いて上記検体の電荷を測定するステップと、
e)上記電荷および質量対電荷比に基づいて質量を計算するステップと
を含む方法。
(項目55)
検体の電荷が放電によって増強される、項目54に記載の方法。
(項目56)
検体の電荷がコロナ放電によって増強される、項目54に記載の方法。
(項目57)
検体の電荷が、コロナ放電、グロー放電、冷陰極放電、中空陰極放電、RF誘起放電、またはDC誘起放電のうち少なくとも1種によって増強される、項目54に記載の方法。
(項目58)
検体の電荷が電荷付着によって増強される、項目54に記載の方法。
(項目59)
検体の電荷が、荷電粒子線によってもたらされる電荷付着によって増強される、項目54に記載の方法。
(項目60)
検体の電荷が、イオン線によってもたらされる電荷付着によって増強される、項目54に記載の方法。
(項目61)
検体の電荷が、電子線によってもたらされる電荷付着によって増強される、項目54に記載の方法。
(項目62)
上記検体の気相への気化が脱離による、項目54に記載の方法。
(項目63)
上記検体の気相への気化が、LIAD、MALDI、DIOS、DESI、またはSELDIのうち少なくとも1種による、項目54に記載の方法。
(項目64)
上記検体の気相への気化がLIADによる、項目54に記載の方法。
(項目65)
上記検体の気相への気化がMALDIによる、項目54に記載の方法。
(項目66)
上記検体の気相への気化が、API、APP、APCI、EI、FAB、FD、PD、CI、DART、熱スプレー、またはエレクトロスプレーによる、項目54に記載の方法。
(項目67)
上記用いられる質量分析器はイオントラップである、項目54に記載の方法。
(項目68)
上記用いられる質量分析器は四重極イオントラップである、項目54に記載の方法。
(項目69)
上記用いられる質量分析器は直線状イオントラップである、項目54に記載の方法。
(項目70)
上記用いられる質量分析器は、飛行時間型質量分析器、イオンサイクロトロン共鳴質量分析器、磁気質量分析器、磁場領域質量分析器、静電場質量分析器、二重領域質量分析器、四重極質量分析器、またはオービトラップ質量分析器のうち少なくとも1種から選択される、項目54に記載の方法。
(項目71)
上記電荷検出器は電荷検出用の板またはカップである、項目54に記載の方法。
(項目72)
上記電荷検出器はファラデー板またはファラデーカップである、項目54に記載の方法。
(項目73)
上記電荷検出器は誘起電荷検出器である、項目54に記載の方法。
(項目74)
上記電荷検出器は多段誘起電荷検出器である、項目54に記載の方法。
(項目75)
上記検体の気相への気化は脱離により、かつ上記用いられる質量分析器はイオントラップである、項目54に記載の方法。
(項目76)
上記電荷検出器は、電荷検出用の板またはカップ、単一段誘起電荷検出器、または多段誘起電荷検出器である、項目75に記載の方法。
(項目77)
上記イオントラップは四重極イオントラップまたは直線状イオントラップである、項目76に記載の方法。
(項目78)
上記検体の気相への気化はLIADまたはMALDIによる、項目77に記載の方法。
(項目79)
上記電荷検出用の板またはカップはファラデー板またはファラデーカップである、項目78に記載の方法。
(項目80)
上記検体が少なくとも1つの細胞を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目81)
上記少なくとも1つの細胞が洗浄され固定される、項目80に記載の方法。
(項目82)
上記検体が少なくとも1つの癌細胞を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目83)
上記検体が少なくとも1つの細菌、胞子、または花粉粒を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目84)
上記検体が少なくとも1つのウイルスを含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目85)
上記検体が少なくとも1つの高分子錯体、リボソーム、細胞小器官、ミトコンドリア、葉緑体、シナプトソーム、または染色体を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目86)
上記検体が少なくとも1つの高分子を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目87)
上記検体が少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、核酸、タンパク質、または多糖類を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目88)
上記検体が少なくとも1つの分子を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目89)
上記検体が少なくとも1つの重合体を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目90)
上記検体が少なくとも1つのデンドリマーを含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目91)
上記検体が少なくとも1つの微粒子を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目92)
上記検体が少なくとも1つのナノ粒子を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目93)
上記検体が少なくとも1つのエアロゾル粒子または細微粒子物体を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目94)
上記検体が、細胞、ナノ粒子、微粒子、高分子、細胞小器官、ウイルス、および/または分子の混合物を含む、項目54〜79の何れかに記載の方法。
(項目95)
電荷監視質量分析を行うための方法であって、
a)検体を気相へと気化させるステップと、
b)質量分析器内において上記検体の質量対電荷比を決定するステップと、
c)電荷検出器を用いて上記検体の電荷を測定するステップと、
d)上記電荷および質量対電荷比に基づいて質量を計算するステップと
を含む方法。
(項目96)
上記検体の気相への気化が脱離による、項目95に記載の方法。
(項目97)
上記検体の気相への気化が、LIAD、MALDI、DIOS、DESI、またはSELDIのうち少なくとも1種による、項目95に記載の方法。
(項目98)
上記検体の気相への気化がLIADによる、項目95に記載の方法。
(項目99)
上記検体の気相への気化がMALDIによる、項目95に記載の方法。
(項目100)
上記検体の気相への気化が、API、APP、APCI、EI、FAB、FD、PD、CI、DART、熱スプレー、またはエレクトロスプレーによる、項目95に記載の方法。
(項目101)
上記用いられる質量分析器はイオントラップである、項目95に記載の方法。
(項目102)
上記用いられる質量分析器は四重極イオントラップである、項目95に記載の方法。
(項目103)
上記用いられる質量分析器は直線状イオントラップである、項目95に記載の方法。
(項目104)
上記用いられる質量分析器は、飛行時間型質量分析器、イオンサイクロトロン共鳴質量分析器、磁気質量分析器、磁場領域質量分析器、静電場質量分析器、二重領域質量分析器、四重極質量分析器、またはオービトラップ質量分析器のうち少なくとも1種から選択される、項目95に記載の方法。
(項目105)
上記電荷検出器は電荷検出用の板またはカップである、項目95に記載の方法。
(項目106)
上記電荷検出器はファラデー板またはファラデーカップである、項目95に記載の方法。
(項目107)
上記電荷検出器は誘起電荷検出器である、項目95に記載の方法。
(項目108)
上記電荷検出器は多段誘起電荷検出器である、項目95に記載の方法。
(項目109)
上記検体の気相への気化は脱離により、かつ上記用いられる質量分析器はイオントラップである、項目95に記載の方法。
(項目110)
上記電荷検出器は、電荷検出用の板またはカップ、単一段誘起電荷検出器、または多段誘起電荷検出器である、項目109に記載の方法。
(項目111)
上記イオントラップは四重極イオントラップまたは直線状イオントラップである、項目110に記載の方法。
(項目112)
上記検体の気相への気化はLIADまたはMALDIによる、項目111に記載の方法。
(項目113)
上記電荷検出用の板またはカップはファラデー板またはファラデーカップである、項目112に記載の方法。
(項目114)
上記検体が少なくとも1つの細胞を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目115)
上記少なくとも1つの細胞が洗浄され固定される、項目114に記載の方法。
(項目116)
上記検体が少なくとも1つの癌細胞を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目117)
上記検体が少なくとも1つの細菌、胞子、または花粉粒を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目118)
上記検体が少なくとも1つのウイルスを含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目119)
上記検体が少なくとも1つの高分子錯体、リボソーム、細胞小器官、ミトコンドリア、葉緑体、シナプトソーム、または染色体を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目120)
上記検体が少なくとも1つの高分子を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目121)
上記検体が少なくとも1つのオリゴヌクレオチド、核酸、タンパク質、または多糖類を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目122)
上記検体が少なくとも1つの分子を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目123)
上記検体が少なくとも1つの重合体を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目124)
上記検体が少なくとも1つのデンドリマーを含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目125)
上記検体が少なくとも1つの微粒子を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目126)
上記検体が少なくとも1つのナノ粒子を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目127)
上記検体が少なくとも1つのエアロゾル粒子または細微粒子物体を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。
(項目128)
上記検体が、細胞、ナノ粒子、微粒子、高分子、細胞小器官、ウイルス、および/または分子の混合物を含む、項目95〜113の何れかに記載の方法。