(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構と、を備える錠剤供給システムに通信可能に接続され、前記錠剤供給システムが錠剤の供給動作をするための処方データを管理するコンピュータであって、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
を備えることを特徴とする記載のコンピュータ。
前記錠剤種別判定手段によって適すると判定された場合には、前記処方データ登録手段が、前記供給指定を、前記錠剤取出しユニットに指定した前記処方データを登録することを特徴とする請求項3に記載のコンピュータ。
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する錠剤供給装置であって、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
を備えることを特徴とする錠剤供給装置。
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する分包装置であって、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
を備えることを特徴とする分包装置。
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構と、を備える錠剤供給システムに通信可能に接続され、前記錠剤供給システムが錠剤の供給動作をするための処方データを管理するコンピュータの制御方法であって、
前記コンピュータは、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段を備え、
前記コンピュータの錠剤種別受付手段が、PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付工程と、
前記コンピュータの錠剤種別判定手段が、前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定工程と、
前記コンピュータの第1の通知手段が、前記錠剤種別判定工程により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知工程と、
前記コンピュータのユニット供給指定受付手段が、前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付工程と、
前記コンピュータの処方データ登録手段が、前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構と、を備える錠剤供給システムに通信可能に接続され、前記錠剤供給システムが錠剤の供給動作をするための処方データを管理するコンピュータで読み取り実行可能なプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する錠剤供給装置の制御方法であって、
前記錠剤供給装置は、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段を備え、
前記錠剤供給装置の錠剤種別受付手段が、PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付工程と、
前記錠剤供給装置の錠剤種別判定手段が、前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定工程と、
前記錠剤供給装置の第1の通知手段が、前記錠剤種別判定工程により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知工程と、
前記錠剤供給装置のユニット供給指定受付手段が、前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付工程と、
前記錠剤供給装置の処方データ登録手段が、前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する錠剤供給装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
前記錠剤供給装置を、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段と、
PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付手段と、
前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知手段と、
前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付手段と、
前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニットと、手撒きの錠剤を投入する錠剤マスと、前記錠剤取出ユニットから取り出された錠剤または前記錠剤マスに投入された錠剤を供給する錠剤供給機構とを備え、前記錠剤取出ユニットまたは前記錠剤マスが供給動作をするための処方データを管理する分包装置の制御方法であって、
前記分包装置は、
前記錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適する錠剤種別であるか否かを識別可能な錠剤種別データを記憶する錠剤種別データ記憶手段を備え、
前記分包装置の錠剤種別受付手段が、PTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける錠剤種別受付工程と、
前記分包装置の錠剤種別判定手段が、前記錠剤種別データを参照して、前記受け付けた錠剤種別が前記取り出しには適する錠剤種別であるか否かを判定する錠剤種別判定工程と、
前記分包装置の第1の通知手段が、前記錠剤種別判定工程により適さないと判定される場合には、前記受け付けた錠剤種別は、前記錠剤取出しユニットからは供給せずに前記錠剤マスから供給すべき旨を通知する第1の通知工程と、
前記分包装置のユニット供給指定受付手段が、前記錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定を受け付けるユニット供給指定受付工程と、
前記分包装置の処方データ登録手段が、前記錠剤種別判定手段により適さないと判定された錠剤種別の前記供給指定を、前記錠剤マスに指定した前記処方データを登録する処方データ登録工程と、
を含むことを特徴とする制御方法。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1を説明する。
図1は、薬剤包装装置5と錠剤供給装置10を示す図である。
錠剤供給装置10及び錠剤供給装置10から供給された錠剤を包装する薬剤包装装置5とで構成されている錠剤供給システムである。
【0014】
錠剤供給システムは、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部52に封入した錠剤シート51から錠剤50を取り出して、取り出された錠剤を包装する薬剤包装装置5に供給する。
1は錠剤取出ユニットであり、錠剤シートから錠剤を取り出すユニットである。
【0015】
錠剤供給装置には複数の錠剤取出ユニット1が収納されている。錠剤取出ユニットは、幅方向(左右方向)に6つが並べられ、この6つの錠剤取出ユニットからなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。
錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
5は包装装置であり、錠剤供給装置10の錠剤取出ユニット1から供給された錠剤を包装する装置である。
【0016】
10は錠剤供給装置であり、錠剤取出ユニット1により錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。錠剤供給装置10は複数の錠剤取出ユニット1を備えている。
錠剤供給装置10は、複数の錠剤をそれぞれ錠剤収容部に封入した錠剤シートから錠剤を取り出して供給する。
錠剤供給装置10は、1または複数の錠剤取出しユニット1と、錠剤取出ユニット1で取り出された錠剤を供給する供給ユニットとを備えている。
【0017】
103は錠剤供給装置10を使用せずに薬剤包装装置5側で錠剤を包装したい場合に人の手によって錠剤が錠剤をセットされる部分である。錠剤供給装置10からの錠剤と手撒き錠剤部からの錠剤を混合して1包にまとめることができる。
104はLCD操作パネルである。作業者による包装数等の入力や、スタートボタンにより包装動作の開始指示を受け付ける部分である。
2は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と印字コンピュータ3とが通信する為の通信ケーブルである。
3は、薬剤包装装置5及び錠剤供給装置10と通信する印字コンピュータである。
【0018】
印字コンピュータは(1)PTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニット1を有する錠剤供給装置(2)手撒き錠剤を投入する錠剤マスと前記取り出された錠剤または投入された錠剤を包装する包装部とを有する薬剤包装装置に通信可能に接続されている。
【0019】
印字コンピュータは処方箋毎に錠剤供給装置10および薬剤包装装置5に動作指示するための処方データ(分包データ、供給データ、印字データ、除包データ等)を作成(登録)する。作成(登録)した処方データはスタートボタン(開始指示)が押下されると同時に、錠剤供給装置10および薬剤包装装置5の動作指示として錠剤供給装置10および薬剤包装装置5に対して要求する。
4は、印字コンピュータと通信する外部機器(調剤コントローラ)である。
図2を説明する。
図2は、錠剤供給装置10を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を前面側から見た図である。
203は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートの投入口である。
図3を説明する。
図3は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。
尚、錠剤取出ユニット1を前面側から見た図である。
【0020】
錠剤取出しユニット1は、錠剤シートを搬送する搬送機構と、搬送機構により搬送された錠剤シートが載置される載置台と、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。
51は半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートである。
【0021】
錠剤シートは、錠剤を収容する錠剤収容部を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤を錠剤収容部に密封したものである。錠剤シートは、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シートの長さ方向に沿って並んでいる。
【0022】
なお、錠剤シートとしては、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態のものに限らず、錠剤収容部が錠剤シートの長さ方向に1列に並んだ形態や、錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて3列以上の複数列に並んだ形態も可能である。
図4を説明する。
図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図である。
錠剤シート投入口へシートをセットし、PTPシートを除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
【0023】
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートを搬送する錠剤シート搬送機構(搬送機構)と、錠剤シートが載置される載置台18と、半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから錠剤を取り出す錠剤取出機構(押出し機構)とを備えている。
39は下部ローラである。
【0024】
錠剤シート搬送機構は、錠剤シートを進行方向に向け搬送するものであって、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた下部ローラと、進行方向に互いに間隔をおいて設けられた上部ローラとを備えている。
【0025】
搬送機構39は、錠剤収容部の押圧を継続するまえに載置台上の押圧される位置から所定の距離だけ錠剤シートをさらに搬送し、押出し機構が、錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
下部ローラは駆動源により回転駆動可能であり、シート部の下面に当接して錠剤シートに進行方法への力を加えることができる。
上部ローラは、駆動源により回転駆動可能であり、シート部の上面に当接して錠剤シートに進行方向への力を加えることができる。
上部ローラの幅方向の位置は、2列の錠剤収容部の間に相当する位置であるため、上部ローラは錠剤収容部52に当接することはない。
【0026】
下部ローラと上部ローラはシート部を上下から挟み込んで錠剤シートを進行方向に搬送できる。さらに下部ローラと上部ローラはシート部を上下から挟み込んで錠剤シート51を進行方向とは逆の方向にも搬送できる。
24は導入シュートである。
導入シュート24により半端な数の錠剤が残っていない新品の錠剤シートから押出し機構により取り出された錠剤が供給される(シート錠剤供給機構)。
導出シュート24は、排出口に落とし込まれた錠剤を導くものであって、排出口を含む大きさの上部開口を有し、載置台の下面側に設けられている。
錠剤取出しユニットは、載置台上の錠剤シートの錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
押出し機構は、より高速に変更された速度で錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)する。
押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んでいる。
内側押圧体と外側押圧体とが独立して動作することで錠剤収容部を押圧して錠剤を取り出す。
押出し機構は、内側押圧体よりも先に外側押圧体により錠剤収容部を押圧させる。
【0027】
83は内側押圧体である。内側押圧体の先端は、ほとんどの錠剤シートの錠剤収容部よりも面積が狭いので、内側押圧体は錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出る。
【0028】
84は外側押圧体である。外側押圧体の先端は、ほとんどの錠剤シートの錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出す場合(下降した場合)に、錠剤シートに開いた穴から先端が突き出ない。つまり錠剤シートの錠剤収容部を押し潰すためのものである。
錠剤取出機構(押出し機構)は、外側押圧体を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体を昇降させる第2昇降機構とを有する。
【0029】
第1昇降機構は、外側押圧体が取り付けられた第1昇降体と、回転駆動して第1昇降体を昇降させるカムと、第1昇降体を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
【0030】
第1昇降体は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体が取り付けられている。カムは、外側押圧体の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、図示せぬ駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。カムは、第1昇降体の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第1昇降体を押圧することによって高さ位置を調整し、これによって外側押圧体の高さ位置を調整することができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
【0031】
第2昇降機構は、内側押圧体が取り付けられた第2昇降体と、回転駆動して第2昇降体を昇降させるカムと、第2昇降体を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
【0032】
第2昇降体は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体が取り付けられている。カムは、第2昇降体の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第2昇降体を押圧して高さ位置を調整し、これによって内側押圧体の高さ位置を調整することができる。第2昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
【0033】
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体と外側押圧体は、互いに独立に昇降動作させることができる。
【0034】
錠剤取出機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体と外側押圧体を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部の押圧をするまえに、押圧される錠剤収容部の長さを検出する検出機構17をさらに有している。
錠剤供給装置10は、検出した錠剤収容部の長さに基づいて所定の距離を算出する。
検出機構17は、押圧される錠剤収容部の長さを検出するとともに押圧される錠剤収容部の位置をさらに検知する。
錠剤供給装置10は、検知された錠剤収容部の位置に基づいて、押圧される位置までの搬送距離を算出する。
搬送機構39は、搬送距離により載置台上の錠剤収容部が押圧される位置まで錠剤シートを搬送する。
搬送機構39は、所定の距離だけ前方または後方に錠剤シートを搬送する。
図5を説明する。
図5は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
尚、錠剤供給装置10を背面側から見た図である。
【0035】
204は、光学センサ(ビームセンサ)であり、落下物を検知するものである。除包された錠剤が排出ホッパ(導入シュート)内を落下する際、除包された錠剤がビームセンサ上を通過し、ビームセンサを遮光する。このビームセンサが遮光された状態をON状態とし、遮光されていない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を用いて落下物の判定を行っている。
錠剤落下検知機構204は、光学センサと落下錠剤カウンタとを有する。
錠剤供給装置10は、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたかいなかを判定するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
錠剤供給装置10は、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数(カウント)するべく、取り出された錠剤を検知する検知機構204を有している。
【0036】
錠剤供給装置10は、検知機構204が、所定の個数を超えた取り出された錠剤の個数を計数した場合には、薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求する。
薬剤包装装置5にエラー処理を実行させるべく要求するエラー処理要求工程。
錠剤供給装置10は、押出し機構が押圧動作中であるかいなかを判断する。
【0037】
検知機構204は、押圧動作中であると判断されている場合には、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数することで、押圧動作による異物の混入を検知する。
検知機構204は、押圧動作中であると判断されている場合には、所定の個数を少なくとも1に設定する。
【0038】
検知機構204は、押圧動作中ではないと判断されている場合には、錠剤収容部から取り出された錠剤の個数を計数することで、押圧動作によらない取出しミスを検知する。
検知機構は204は、押圧動作中ではないと判断されている場合には、所定の個数を0に設定することを特徴とする。
【0039】
押出し機構は、取り出された錠剤が検知されない場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)し、取り出された錠剤が検知された場合には錠剤収容部の押圧を継続(リトライ)しない。
401は、錠剤導入路である。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパに中継する。
図6を説明する。
図6は、錠剤供給ユニット400の内部構造を示す図である。
402は第1集積ホッパである。錠剤シートから取り出され落下した錠剤を集積する。
501は第2集積ホッパである。第1集積ホッパで集積された錠剤をさらに集積する。
502は第1の送り出し機構である。第2集積ホッパで集積された錠剤を第3の集積ホッパに移動させる。
503は第3集積ホッパである。送り出された錠剤を集積する。
504は第2の送り出し機構である。第3集積ホッパで集積された錠剤をメインホッパに移動させる。
505はメインホッパである。送り出された錠剤を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
図7を説明する。
図7は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
702は包装シートが連なるロール紙を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。
703は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
704は加熱溶着により、包装シートの中に投入された錠剤を包装シートの中に封入する(包装部)。
【0040】
包装機構は、シート錠剤供給機構または手撒き錠剤供給機構901の少なくとも1つから供給された1包に包装される数の錠剤を1包毎の包装シートに包装する。
705は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する。(分断機構)
706はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字する(印字機構)。
薬剤包装装置5は、要求を受け付ける。
薬剤包装装置5は、取り出された錠剤を個別の包装シート毎に分けて包装する包装機構704を有している。
薬剤包装装置5は、個別の包装シート毎の情報を印字する印字機構706を有している。
印字機構706は、印字要求を受け付けた場合に、所定の個数を超えた錠剤が包装されている個別の包装シートにエラー処理にかかる情報を印字する。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作による異物の混入を報知する情報である。
エラー処理にかかる情報とは、押圧動作によらない取出しミスを報知する情報である。
薬剤包装装置5または錠剤供給装置10のいずれか1方は、取り出された錠剤が、包装機構704よりに包装されるタイミングを制御する。
印字機構が、包装機構により取り出された錠剤が包装シートに包装されるまえに印字する錠剤供給システム。
図8を説明する。
図8は、薬剤包装ユニット701の内部構造を示す図である。
801は隣り合う一包化された包装シートの境界部分に形成された分断用ミシン目である。
802は一包化された包装シートである。エラー処理が発生した包装シートにはエラー情報の内容が印字(印刷)されている。
50は一包化された錠剤である。
図9を説明する。
図9は薬剤包装装置5を上方から見た図である。
薬剤包装装置5の上部にある手撒き錠剤部103とそれを構成する錠剤マスの拡大図である。
901は手撒きによる錠剤をセットする錠剤マス(ここでは4番目のマス)である。
【0041】
錠剤マスは手撒きの錠剤をセットして、包装することが出来る。一番左上のマスが1包目に包装されるマスであり、その1つ下のマスが2包目、その下が3包目、1つ右の列に移動してその一番上のマスが4包目・・・と、左上から順に包装動作を行う。包装動作時に、同時に薬剤や錠剤供給装置10を組み合わせて包装して1包化する事が出来る。
予め半端な数の錠剤が残っている錠剤シートから取り出されている錠剤を供給する(手撒き錠剤供給機構)。
50は錠剤(3錠)である。
図10は印字コンピュータ3のハードウエア構成図を示す図である。
【0042】
図10において、2501はCPUで、システムバス2504に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM2502あるいは外部メモリ2511には、CPU2501の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0043】
2503はRAMで、CPU2501の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU2501は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM2502あるいは外部メモリ2511からRAM2503にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0044】
2505は入力コントローラで、キーボード(KB)2509や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。2506はビデオコントローラで、表示部2510への表示を制御する。なお、表示部2510はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。また表示部は指やペン等にてユーザが表示画面内の対象位置を指定するタッチパネル機能を含むものであってもよい。
【0045】
2507はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ2511へのアクセスを制御する。
【0046】
2508は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(通信貝回線)2を介して外部装置と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0047】
なお、CPU2501は、例えばRAM2503内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT上での表示を可能としている。また、CPU2501は、CRT上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0048】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ2511に記録されており、必要に応じてRAM2503にロードされることによりCPU2501によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるデータファイル及びデータテーブル等も、外部メモリ2511または記憶部に格納されている。
【0049】
また、本発明におけるプログラムは、フローチャートの処理を印字コンピュータ3が実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体はフローチャートの処理方法を実行可能なプログラムとして記憶している。
(本発明の他の実施形態)
【0050】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、薬剤包装システムあるいは薬剤包装装置や錠剤供給装置に供給し、そのシステムあるいは装置内のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0051】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0052】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0053】
また、読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0055】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0056】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
一連の作業の流れを説明する。
【0057】
作業者は、処方編集ボタン3004を選択して、
図13を表示して処方内容を入力する。ここでは、分包モードは1701を選択、用法は分3毎食後であるためそれぞれ選択、包数は21包を入力する。
【0058】
次に、1802のユニットNo1を選択する。ユニットNo1に薬剤1を登録する為に、1801を押下して
図15を表示する。薬剤1を選択すると
図12の処理が実行される。S2201のチェック結果がOK判断である為、そのまま選択したユニットNo1へ薬剤1を登録する。処方データの選択ユニットNoを1に設定する。この薬剤1のために作成された処方データは2301になる。
【0059】
なお、
図15において薬剤を選択する手順では、PTPシート等に印字されているバーコードを図示しないバーコードスキャナ部からその錠剤種別を読み取ることによる薬剤選択をする方法であってもよい。
【0060】
続けてユニットNo2に薬剤2を登録する為に、1801を選択して
図15を表示する。薬剤2を選択すると
図12の処理が再び実行される。S2208では、処方データの分包モードを手撒き供給に変更する。この薬剤2のために作成された処方データ2302になる。
図15を閉じて、
図14へ戻る。
2100を選択して、
図17を表示する。2103を選択して、
図17を閉じ1404へ戻る。
予約ボタン3005を選択すると、入力した処方内容を予約リストに登録する。
【0061】
次に、作業者は分包機に薬剤をセットする。薬剤1をユニットNo1にPTPシート(21錠分)をセットする。薬剤2を錠剤マスに手撒きで21錠分セットする。
作業者は、スタートボタンを選択することにより、プログラムが分包機または除包機へ処方データを送信する。
分包機(薬剤包装装置)は、プログラムから受け取った処方データ(分包データや手撒き供給データ)を元に分包動作を行う。
除包機(錠剤供給装置)は、プログラムから受け取った処方データ(除包供給データ)を元に除包動作を行う。
図11を説明する。
図11は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出ユニット設定処理のフローチャートである。
ステップS2401では、印字コンピュータ3は処方編集画面を表示する処理である。
図13を表示する。S2402へ遷移する。
ステップS2402では、ユーザが分包モードを1つ選択する手順である。取り出しユニットによる分包モード1701を選択する。S2403へ遷移する。
ステップS2403では、ユーザがDrop画面へタブを切り替える手順である。1803を選択する。S2404へ遷移する。
ステップS2404では、印字コンピュータ3はDrop画面を表示する処理である。
図14を表示する。S2405へ遷移する。
【0062】
ステップS2405では、ユーザがユニット番号を指定する手順である。ユニット番号の1番1802を選択する。S2406へ遷移する。印字コンピュータ3は一覧からの選択により、PTPシートがセットされる錠剤取出ユニット番号を受け付けている。
ステップS2406では、
ユーザが薬品の選択ボタン1801を押下する手順である。押下されるとS2407へ遷移する。
ステップS2407では、印字コンピュータ3はPTPシートから錠剤を取り出す錠剤取出ユニット番号を指定する取出ユニット選択指示を受け付けている。
つまり。ステップS2407では印字コンピュータ3は、錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定も受け付ける(ユニット供給指定受付手段)。
【0063】
なお、ここで受け付ける錠剤取出しユニットからの錠剤の供給指定とは、
図14の1802に示したように複数のユニット番号(番号1〜番号8)の中からユーザが希望するユニット番号を選択してもよく、あるいは
図17の2102に示したように希望するユニット番号を選択せずに、ただ錠剤取出しユニットからの錠剤の供給を指定するメニューを選択にしてもよい。
あるいは希望するユニット番号を選択せずに、ただ錠剤取出しユニットからの錠剤の供給を指定するボタンをONにしてもよい。
続いて薬剤の選択画面を表示する処理である。
図15を表示する。S2408へ遷移する。
【0064】
ステップS2408はユーザが薬品名を一覧の中から一つ選択する手順である。薬品(例えばネオド■ストン配合錠L100)を選択する。S2409へ遷移する。
印字コンピュータ3は一覧からの選択により、指定された錠剤取出ユニットにセットされるPTPシートが収容する錠剤種別(錠剤名等)を受け付けている。
【0065】
ステップS2409では、印字コンピュータ3は指定された錠剤取出ユニットにセットされるPTPシートが収容する錠剤種別(錠剤名等)を受け付ける(錠剤種別受付手段)。
またここでは、指定された錠剤取出ユニットにセットされるPTPシート種別(PTPシート名等)を受け付ける(シート種別受付手段)。
【0066】
なお、ここでPTPシート種別を受け付けない場合でも、錠剤種別を受け付ければを錠剤種別をキーに薬品マスタ(
図21)から一意に対応するPTPシート種別を特定しても問題ない。
【0067】
受け付けたあとにチェック処理が自動スタートする。その詳細なフローチャートは
図12で示す。チェック処理のフローチャートが終わるとS2410へ遷移する。
【0068】
ステップS2410では、印字コンピュータ3は
図17を表示する処理である。ユーザが2100を選択した場合、
図17を表示する。また、ユーザは2100を選択しなくてもよい。S2411へ遷移する。
ステップS2411では、ユーザがOKボタン2103を押下する手順である。2103を選択する。S2412へ遷移する。
【0069】
ステップS2412では、印字コンピュータ3は処方編集画面(
図17)を閉じる処理である。処方編集画面を閉じて、メイン画面(
図19)に戻る。終了処理へ遷移する。
図12を説明する。
図12は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出ユニット設定の禁止チェック処理のフローチャートである。
【0070】
ステップS2201は、選択したPTPシート種別(錠剤種別)の禁止チェックする処理である。
図15で選択されたPTPシート種別(錠剤種別)を
図21のデータベースから検索する。検索したPTPシート種別(錠剤種別)に一意に対応するフラグの有無を検査し、全ての項目でOK判定(フラグ無)である場合、チェック結果をOKとする。
【0071】
ステップS2201では、印字コンピュータ3はステップS2407とステップS2409で取出ユニット選択指示及び、錠剤の破損性を特定するための情報として錠剤種別の両方を受け付けた場合には、受け付けた錠剤種別が錠剤種別データ(
図21)にある割れ易い錠剤種別であるかいなかを判定する(錠剤種別判定手段)。
【0072】
ステップS2407でユニットから供給指定を受け付けた場合に、ステップS2201で錠剤種別データを参照して、受け付けた錠剤種別が取り出しには適さない(NG)錠剤種別であるかを判定する。ユニットから供給指定を受け付けてから、取り出しには適さない(NG)錠剤種別であるかを判定するので、一旦ユニットから供給指定を行ったあとでも、錠剤マスに振り替えるかを自動で判定することができる。
【0073】
さらに印字コンピュータ3はステップS2201で割れ易い錠剤種別であるかいなかを判定する場合には、錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知する錠剤が、区分されている(1)割線がある錠剤または(2)口腔内崩壊性の錠剤または(3)液体を含んだカプセル錠の中から何れの錠剤タイプであるかを少なくとも一つ決定する(決定手段)。
【0074】
ステップS2407とステップS2409で取出ユニット選択指示及び、PTPの形状を特定するための情報としてPTP種別の両方を受け付けた場合には、受け付けたPTP種別がシート種別データ(
図21)にある取り出しには適さないPTP種別であるかいなかを判定する(シート種別判定手段)。
【0075】
さらに印字コンピュータ3はステップS2201で取り出しには適さないPTP種別であるかいなか判定する場合には、錠剤マスから供給すべきPTP種別である旨を通知するPTPシートが、区分されている(1)PTPシートの寸法(長さや幅)または(2)錠剤ポケットの列数の中からPTPシートタイプであるかを少なくとも一つ決定する(第2の決定手段)。
処理が完了したらS2202へ遷移する。
【0076】
ステップS2202は、印字コンピュータ3が割れやすさチェック結果を判断する処理である。S2201の結果を判断する処理である。YES(割れやすい錠剤である)判定の場合、S2204へ遷移する。そうでない場合、S2211へ遷移する。
【0077】
ステップS2211は、印字コンピュータ3がPTP形状チェック結果を判断する処理である。S2201の結果を判断する処理である。NO(規格外のPTPシートである)判定の場合、S2212へ遷移する。そうでない場合、S2203へ遷移する。
【0078】
ステップS2203では、印字コンピュータ3はステップS2201で割れ易い錠剤種別ではないと判定された場合には、受け付けた錠剤種別を収容しているPTPシートの錠剤を取出ユニットから供給する処方データ(分包データ)として登録する(ユニット登録手段)。
【0079】
ステップS2204では、印字コンピュータ3はステップS2201で割れ易い錠剤種別であると判定された場合には、受け付けた錠剤種別を収容しているPTPシートは収容する錠剤を錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を
図16のような画面でユーザに通知する(第1の通知手段)。
【0080】
図16では、錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨と合わせて、受け付けた錠剤種別を収容しているPTPシートがステップS2201で決定した割線がある錠剤または口腔内崩壊性の錠剤の少なくとも一方を収容していることを併せて通知している。これによりユーザはどのような性質の錠剤をPTPシートが収容しているのかを認識することができる。
【0081】
ステップS2212では、印字コンピュータ3はステップS2201で取り出しには適さないPTP種であると判定された場合には、受け付けたPTP種別は収容する錠剤を錠剤マスから供給すべきPTP種別である旨を
図18のような画面でユーザに通知する(第2の通知手段)。
【0082】
図18では、錠剤マスから供給すべきPTP種別である旨と合わせて、受け付けたPTP種別がS2201で決定したPTPシートの寸法または錠剤ポケットの列数の少なくとも一方による理由で錠剤マスから供給すべきPTP種別であることを通知している。これによりユーザはどのような規格に外れたPTPシートであるか認識することができる。
【0083】
ステップS2205では、印字コンピュータ3は
図16または
図18のボタンが選択されたかの判断する処理である。2001(いいえ)または2002(はい)が選択されたかどうかを判定する処理である。選択されたらS2206へ遷移する。選択されない場合は、S2205へ遷移する。
【0084】
ステップS2206では、印字コンピュータ3ははい2002を選択したかの判断する処理である。S2205で選択されたボタンが、はいの場合、S2207へ遷移する。そうでない(いいえ)場合、S2210へ遷移する。
【0085】
ステップS2207では、印字コンピュータ3は
図16で錠剤マスから供給すべき錠剤種別である旨を通知したあとに、S2201で割れ易い錠剤種別であると判定されたPTPシートが収容する錠剤を錠剤マスから供給する処方データ(分包データ)に振り替えて登録する(手撒き登録手段)。
ステップS2208では、印字コンピュータ3は分包モードを手撒きとして登録する処理である。S2209へ遷移する。
ステップS2209では、印字コンピュータ3はS2405de指定ユニットNoを未選択(指定解除)にする処理である。
【0086】
ステップS2210では、印字コンピュータ3は S2210は、指定ユニットNoまたは手撒きにPTPシート(錠剤)を登録しない処理である。分包モードをなし(未登録)として登録する処理である。
図13は、処方編集画面の処方画面である。
1701は、自動錠剤ボタンである。選択されると錠剤取出ユニットのみが供給動作をする。
1702は、総包数(21包等)を入力する欄である。
1703は、用法(朝、昼、夕の1日3回)を選択する欄である。
1704は、処方タブである。選択すると
図13を表示する。
図14は、処方編集画面のDrop画面である。
1802は、ユニット選択欄である。除包動作させるユニットNoを選択指定する。
【0087】
1801は、薬品の選択ボタンである。押下すると
図15を表示する。ユニットNoの選択指定に続いて
図15で錠剤が選択されると、選択された錠剤を1802で選択されているユニットNoに割り当てる。
1803は、Dropタブである。選択すると
図14を表示する。
図15は、薬品の選択画面である。
【0088】
1901は、OKボタンである。選択された薬剤の禁止チェック処理が始まる。詳細は
図12で説明する。薬剤の禁止チェックを終了したら画面を閉じる。禁止チェック処理後に確定したPTPシートは、すでに選択されているユニットNo1802に錠剤を割り当てる。
1902は、薬品マスタを参照して表示される薬品リストである。リストから選択することにより薬品を1つ選択する。
図16は、手撒き振替え確認画面である。
2001は、いいえボタンである。
2002は、はいボタンである。
図17は、処方編集画面の薬剤詳細画面である。
2103は、OKボタンである。選択すると、処方編集画面で入力した処方内容(処方データ)を確定して画面を閉じる。
【0089】
錠剤2102とはPTPシートをセットまたは錠剤を投入する位置を表している。錠剤2102は錠剤マスからの供給を示す。図示しないユニット1と表示されている場合にはユニット番号の錠剤取り出しユニットからの供給を示す。
2100は、薬剤詳細タブである。選択すると
図17を表示する。
図18は、手撒き振替え確認画面である。
2001は、いいえボタンである。
2002は、はいボタンである。
図19を説明する。
図19は、メイン操作画面である。
【0090】
3001は、処理スタートボタンである。ユーザが予約リストから処方データ(予約1等)を選択してからスタートボタン3001が押下されると、選択された処方データに従って錠剤供給装置10には除包動作のスタートコマンドを送信し、薬剤包装装置5には手撒き動作、分包動作のスタートコマンドを送信する。
【0091】
3002は、スタート予約リストである。ユーザが処方リストから処方データ(処方1等)を選択してから予約ボタン3005が押下されると、選択された処方データが予約リストに一覧表示される。
【0092】
3003は、処方リストである。ユーザが処方リストから処方データ(処方1等)を選択してから処方編集ボタン3004が押下されると、選択された処方データを編集または設定するために処方編集画面(
図15)に遷移し、処方データの手動編集または手動設定が可能となる。
図20は、各ボタン操作による画面の遷移関係を示した図である。
1401は、処方編集画面の処方画面(
図13)である。3004の処方編集ボタンを選択することにより、呼び出される画面である。
1402は、処方編集画面のDrop画面(
図14)である。
1403は、処方編集画面の薬剤詳細画面(
図17)である。
1404は、メイン操作画面(
図19)である。印字プログラムが起動されると、表示される画面である。
【0093】
1405は、薬品マスタ設定画面である。薬品リスト3006を押下することにより、呼び出される画面である。薬品マスタの内容を表示するリストである。
図21の内容を表示して、編集することが出来る。保存ボタンは登録した内容を
図21に上書き更新して保存して画面を閉じるボタンである。キャンセルボタンは画面を閉じるボタンである。
図21を説明する。
図21は、薬品マスタのデータベースファイルの内容である。
薬品マスタのデータベースファイル内の1行毎に薬品名1550が記述されている。
【0094】
1種類の錠剤に一意に対応する各種設定情報を関連づけすることができ、錠剤種別毎に対応して各種フラグ設定を登録することが出来る。なお各種フラグ設定の登録は薬品マスタ設定画面1405で行う。
割れ易い錠剤種別であることを錠剤種別毎1501に対応づけた錠剤種別データを記憶している(錠剤種別データ記憶手段)。
【0095】
1種類のPTPシートに一意に対応する各種設定情報を関連づけすることができ、PTP種別毎に対応して各種フラグ設定を登録することが出来る。なお各種フラグ設定の登録は薬品マスタ設定画面1405で行う。
【0096】
錠剤種別データ記憶手段には、錠剤取出ユニットによる錠剤の取り出しには適さないPTP種別であることをPTP種別毎に対応づけたシート種別データもさらに記憶している。
【0097】
1501は薬品(錠剤)の販売名であり、個々の錠剤を識別するための錠剤種別である。また薬剤(錠剤)Noでもよく、薬剤マスタに登録されている薬剤を1つ1つ管理するための番号として値は重複しない1以上の値を設定してもよい。
【0098】
1505は錠剤の割線フラグである。割線のある錠剤にはON(有り)が設定される。この割線フラグは、錠剤取出ユニットによるPTPシートの除包動作の衝撃等で破損しやすい場合や、錠剤取出ユニットから取り出されたあとの落下の衝撃等で錠剤が割れ易い場合を想定して、錠剤取出ユニットから除包して供給せずに手撒きして錠剤マスから供給させる錠剤を抽出するためのフラグである。
【0099】
1508は錠剤のOD錠フラグである。OD(口腔内崩壊性)錠である崩壊しやすい錠剤にはON(有り)が設定される。このOD錠フラグは、錠剤取出ユニットによるPTPシートの除包動作の衝撃等で破損しやすい場合や、錠剤取出ユニットから取り出されたあとの落下の衝撃等で錠剤が割れ易い場合を想定して、錠剤取出ユニットから除包して供給せずに手撒きして錠剤マスから供給させる錠剤を抽出するためのフラグである。
【0100】
割線がある錠剤フラグ1505又は口腔内崩壊性の錠剤フラグ1508をそれぞれ区分して割れ易い錠剤種別1501に対応づけて錠剤種別データに記憶している。
【0101】
1514は錠剤の液体カプセルフラグである。カプセル内部が液体である錠剤にはON(有り)が設定される。この液体カプセルフラグは、錠剤取出ユニットによるPTPシートの除包動作の衝撃等で液体が破裂しやすい場合や、錠剤取出ユニットから取り出されたあとの落下の衝撃等で錠剤が割れ易い場合を想定して、錠剤取出ユニットから除包して供給せずに手撒きして錠剤マスから供給させる錠剤を抽出するためのフラグである。
【0102】
このような割れやすいフラグにより、取出ユニットから供給すると除包動作により破損の可能性のある錠剤は、取出ユニットから供給しないように誘導することができる。
【0103】
1503はPTPシートの調剤包装単位コードであり、PTPシート等に印字されているバーコード情報である。また個々のPTPシートタイプを識別するためのPTP種別である。またPTPシートNoでもよく、薬剤マスタに登録されているPTPシートを1つ1つ管理するための番号として値は重複しない1以上の値を設定してもよい。散薬やPTPシートが存在しない錠剤の場合には空白(番号なし)が設定される。
【0104】
1516はPTP長規格外フラグである。PTPシート長が長すぎて錠剤取出ユニットにおいて正常搬送できないPTPシートにはON(規格外)が設定される。このPTP長規格外フラグは、錠剤取出ユニットによるPTPシートの除包動作においてPTPシートの搬送エラーが発生しやすい場合を想定して、錠剤取出ユニットから除包して供給せずに手撒きして錠剤マスから供給させる錠剤を抽出するためのフラグである。
【0105】
1515はPTP幅規格外フラグである。PTPシート幅が広すぎて錠剤取出ユニットにおいて正常搬送できないPTPシートにはON(規格外)が設定される。このPTP幅規格外フラグは、錠剤取出ユニットによるPTPシートの除包動作においてPTPシートの搬送エラーが発生しやすい場合を想定して、錠剤取出ユニットから除包して供給せずに手撒きして錠剤マスから供給させる錠剤を抽出するためのフラグである。
【0106】
1502はPTPポケット配列数規格外フラグである。PTPシートの錠剤ポケットの列数(例えば幅方向に3列のPTPシート等)が多すぎて錠剤取出ユニットにおいて正常搬送できないPTPシートにはON(規格外)が設定される。このPTP幅規格外フラグは、錠剤取出ユニットによるPTPシートの除包動作においてPTPシートの搬送エラーが発生しやすい場合を想定して、錠剤取出ユニットから除包して供給せずに手撒きして錠剤マスから供給させる錠剤を抽出するためのフラグである。
【0107】
PTPシートの寸法(1516,1515)または錠剤ポケットの列数1502をそれぞれ区分して取り出しには適さないPTP種別1503に対応づけてシート種別データに記憶している。
その他のON(規格外)フラグとしては、
(1)PTPシートの表面と裏面がアルミであることを表すフラグ。
(2)PTPシート上に錠剤が包装されている箇所以外に凹凸有を表すフラグ。
(3)PTPシートのポケットの並び方が特殊な配列であることを表すフラグ。
(4)PTPシートの裏面がシールをはがして錠剤を取り出す形状であることを表すフラグ。
(5)PTPシートに包装されている薬剤がカプセルで、サイズが00号サイズ(小さくて除包ミスが発生しやすい)であるかを表すフラグ。等でもよい。
【0108】
このような規格外フラグにより、取出ユニットから除包する場合に形状が規格外であるPTPシートは搬送エラーや除包ミスを引き起こすので、取出ユニットに設定しないように誘導することができる。
図22を説明する。
作成した処方データの1例である。
2301はS2203の登録の結果、ユニット番号1に投入されたPTPシートから21包分の錠剤を取り出すための除包供給データである。
2302はS2207の登録の結果、錠剤マスに投入された21包分の錠剤を供給するための手撒き供給データである。
図23を説明する。
【0109】
図23は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出しユニットには非適合のPTPシート種別情報をデータベースに新規に登録する処理のフローチャートである。
【0110】
ステップS101で印字コンピュータ3は、薬品マスタ画面(
図20の1405)の表示指示を受け付けて、薬品マスタ画面を印字コンピュータの表示部(モニター)に表示指示する。
【0111】
ステップS102で印字コンピュータ3は、薬品マスタ画面の中で選択可能な非適合シート登録画面(
図26)の表示指示を受け付けて、非適合シート登録画面を印字コンピュータの表示部(モニター)に表示指示する。
【0112】
ステップS103で印字コンピュータ3は、印字コンピュータの表示部(モニター)に非適合シート登録画面が表示されていると判断された状態で、バーコードリーダによって読み取られたPTPシートを識別可能なバーコード情報を受け付ける。なお、読み取られるバーコード情報は、PTPシートの裏面に印字された2次元バーコードでもよく、同じPTPシートが収納されたボックス(箱)に印字された2次元バーコードであってよく、ユーザがバーコードリーダで読み取った2次元バーコードであればよい。
【0113】
ステップS104で印字コンピュータ3は、S103において読み取ったバーコードIDに対応するシート種別(PTPシート名)を薬品マスタデータ(
図15)から検索することで錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適合しないシート種別を受け付ける(非適合シート受付手段)。なお、ここで受け付けるシート種別は、薬品マスタデータ(
図15)からPTPシート名を自動検索したものではなく、シート種別の入力欄(
図26の261)に新規登録したいシート種別を手入力してもよい。
【0114】
ステップS105で印字コンピュータ3は、ユーザにより選択された非適合理由を受け付けることで錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適合しない要因を受け付ける(非適合要因受付手段)。なお、ここで受け付ける非適合理由は、画面で選択されたしたものに限定されるではなく、図示しない非適合理由入力欄を設けて、新規登録したい非適合理由をユーザが手入力したものを受け付けてもよい。
【0115】
ステップS106で印字コンピュータ3は、新規登録したいシート種別をこのシート種別が非適合である要因情報(非適合理由)ととともに、適合するシート種別であるかを識別可能に対応づけてシート種別データに新規登録する(シート種別データ登録手段)。
【0116】
ステップS107で印字コンピュータ3は、終了ボタン(
図26の265)が押下されたと判断した場合には、新規登録を終了し、終了ボタン(
図26の265)が押下されない場合には、S103に戻って新規登録処理を繰り返して行うことができる。
図24を説明する。
【0117】
図24は、印字コンピュータ3が実行する、錠剤供給システムが供給する錠剤種別(錠剤名)とその錠剤をセットさせる位置指定とを対応づけた処方データ(
図30)を新規に作成する処理のフローチャートである。
【0118】
なお、
図24の処理手順は、
図11の処理手順の変形例である。錠剤種別またはPTPシート種別から先に最適なセット位置(錠剤取出しユニットからの錠剤供給あるいは錠剤マスからの錠剤供給か)を判定してから、後で錠剤のセット位置を指定させる処理である。
【0119】
ステップS201で印字コンピュータ3は、印字コンピュータの表示部(モニター)に
図13または
図14または
図15に示した処方編集画面が表示されていると判断された状態で、バーコードリーダによって読み取られたPTPシートを識別可能なバーコード情報を受け付ける。なお、読み取られるバーコード情報は、PTPシートの裏面に印字された2次元バーコードでもよく、同じPTPシートが収納されたボックス(箱)に印字された2次元バーコードであってよく、ユーザがバーコードリーダで読み取った2次元バーコードであればよい。
【0120】
ステップS202で印字コンピュータ3は、錠剤種別が適合か非適合かを判定する処理を行うが、その詳細なステップは
図32のサブフローチャートで説明する。
【0121】
ステップS203で印字コンピュータ3は、S201において読み取ったバーコードIDに対応するシート種別をシート種別データから検索することでPTPシートの種別を特定可能なシート種別を受け付ける(シート種別受付手段)。
【0122】
ステップS204で印字コンピュータ3は、シート種別データの非適合フラグの有無を参照して、S203で受け付けたシート種別が取り出しには適さないNGのシート種別であるかを判定する(シート種別判定手段)。適合する(OK)と判定された場合にはS205に進み、非適合であると判断された場合にはS207に進む。
【0123】
ステップS205で印字コンピュータ3は、適合する(OK)と判定されたので適合シート通知画面(
図27)を印字コンピュータの表示部(モニター)に表示指示する。
ステップS206で印字コンピュータ3は、登録が確定する前の仮の処方データ(
図30の上段をRAMに記憶し、登録が確定するまで一時保存する。
【0124】
ステップS207で印字コンピュータ3は、S204において適さない(NG)と判定される場合には、S203で受け付けたシート種別が収容する錠剤は、錠剤取出しユニット1からは供給せずに錠剤マス901から供給すべき旨を通知(第2の通知手段)する処理を行う。その詳細な処理を
図25で説明する。
【0125】
なお、ここで単純に錠剤取出しユニット1からは供給せずに錠剤マス901から供給すべき旨を通知するだけであれば、画面を表示させずに、予め録音されたメッセージを再生してしても通知することができる。
【0126】
ステップS208で印字コンピュータ3は、指定するボタン(
図28の282)が押下されかを判断し、押下されたと判断した場合にはS209に進む。また押下されない(またはキャンセルボタン押下の)場合は、キャンセルと判断して、S201に戻り、処方データは処方データリストには新規登録されない。
ステップS209で印字コンピュータ3は、登録が確定する前の仮の処方データ(
図30の下段をRAMに記憶し、一時保存し、S211に進む。
【0127】
ステップS210で印字コンピュータ3は、確定するボタン(
図27の271)が押下されかを判断し、押下されたと判断した場合にはS211に進む。また押下されない(またはキャンセルボタン押下の)場合は、キャンセルと判断して、S201に戻り、処方データは処方データリストには新規登録されない。
【0128】
ステップS211で印字コンピュータ3は、
図30に示したような登録が確定した処方データを新規作成し、処方データリスト(
図19の3003)に新規登録する。
【0129】
ステップS212で印字コンピュータ3は、終了(設定完了)ボタン(
図14の1804)が押下されたと判断した場合には、新規登録を終了し、終了ボタンが押下されない場合には、S201に戻って処方データ新規作成または編集処理を繰り返して行うことができる。
図25を説明する。
【0130】
図25は、印字コンピュータ3が実行する、PTPシート種別を判定した結果、非適合のPTPシートであった場合にその理由(要因)をユーザに通知する処理を表したサブフローチャートである。
ステップS301で印字コンピュータ3は、非適合と判定されたシート種別に対応ずけられている非適合要因をシート種別データから検索する。
ステップS302で印字コンピュータ3は、非適合要因としてシート列数が問題であったのかを決定する。
ステップS303で印字コンピュータ3は、非適合要因としてシート形状が問題であったのかを決定する。
ステップS304で印字コンピュータ3は、非適合要因としてシート素材が問題であったのかを決定する。
【0131】
ステップS305で印字コンピュータ3は、錠剤マスに振り替えて供給すべき旨を通知する場合には、錠剤マスに振り替えて供給すべき旨に合わせて、
図28の281に示したように、非適合である要因情報に基づいて、S302乃至S304で決定した要因も通知する(第2の非適合要因通知手段)。
ステップS306で印字コンピュータ3は、要因が決定されなかったため要因を通知しない。
図26を説明する。
【0132】
図26は、ユーザが錠剤取出しユニットには非適合のPTPシート種別情報をデータベースに新規に登録処理(
図23)をする際に、印字コンピュータ3によってモニターに表示される登録画面の1例を示したものである。
260は新規登録画面の1例を示したものである。
261は読み取ったPTPシートの種別情報を自動で表示する欄である。また、手入力したPTPシートの種別情報が表示されてもよい。
262は非適合理由をユーザが選択するラジオボタンである。
263は、登録情報の入力が全て完了したあとに、シート種別データに登録指示をする登録ボタンである。
264は、登録情報の入力が全て完了したあとに、入力をリセットしたり、シート種別データへの登録データを削除するボタンである。
265は、登録処理自体を終了するボタンである。
図27を説明する。
【0133】
図27は、読み取ったPTPシート種別情報が錠剤取出しユニットに適合するPTPシート種別であった場合に、印字コンピュータ3によってモニターに通知される、
ユニット供給に処方データを指定するためのユニット指定画面の1例を示したものである。
図28を説明する。
【0134】
図28は、読み取ったPTPシート種別情報が錠剤取出しユニットには非適合のPTPシート種別であった場合に、印字コンピュータ3によってモニターに通知される、手撒き供給に処方データを指定するための錠剤マス指定画面の1例を示したものである。
なお、
図28の指定画面は、
図18の置き換え画面の変形例であり、
図28の指定画面を
図18が通知される
図12の処理時に表示させてもよい。
図29を説明する。
【0135】
図29は、ユーザが錠剤取出しユニットには非適合のPTPシート種別情報をデータベースに新規に登録処理(
図23)をした後に、印字コンピュータ3が錠剤取出しユニットに適合するPTPシート種別か、あるいは非適合かを判定するために記憶されるデータベースの1例を示したものである。
【0136】
なお、
図29のデータベースは、
図21のデータベースの構造を変形させた例であり、
図29のデータベースに基づいて、
図21のデータベースによって判定される
図12の処理時で使用させてもよい。
【0137】
印字コンピュータ3は、データベースとして錠剤取出ユニットから1の錠剤の取り出しに適合するシート種別であるかを識別可能なシート種別データを記憶する(シート種別データ記憶手段)。
非適合であるシート種別の例として、3列のPTPシート、形状が規格外のPTPシート、素材が規格外のPTPシートであるPTPシートがある。
例えば非適合理由として3列のPTPシートとは、錠剤取出しユニット1による搬送動作や取り出し動作が行えない3列以上のPTPシートが該当する。
【0138】
例えば非適合理由として形状が規格外のPTPシートとは、錠剤取出しユニット1による搬送動作や取り出し動作が行えないシート長さ(長手方向)やシート幅、錠剤ポケットの位置が左右2列で非対称のPTPシートが該当する。
【0139】
例えば非適合理由として素材が規格外のPTPシートとは、錠剤取出しユニット1による錠剤ポケットの位置検出が行えない素材で作られたPTPシートが該当する。
【0140】
錠剤の取り出しに適合するシート種別であるかいなかを識別可能な情報は、
図29のようにシート種別毎にシート種別に対応する非適合フラグ(有り無し)を記憶するデータベース構成でもいい。また非適合錠剤リストのみを管理するデータベース構成でもいい。また適合錠剤リストのみをデータベースで管理し、適合錠剤リストにないものを非適合錠剤とみなしてもよい。
【0141】
さらに、データベースで非適合理由を管理するために、シート種別(
図29の261)に対応する非適合フラグ(有り無し)を、非適合理由毎に区分して管理(
図29の262)してもよく、シート種別毎に非適合理由を書き込み可能なデータベース構成でもいい。
【0142】
さらにシート種別(
図29の261)は、PTPシートのボックスに記載されている商品識別コード(バーコードID等)を読み取って、適合判定するために、バーコードID(
図29の290)にそれぞれ対応づけて管理されていることが望ましい。
このようにシート種別データには、取り出しに適合しないシート種別毎に登録された、非適合である要因情報が関連付けて記憶されている。
図30を説明する。
【0143】
図30は、
図24のPTPシート適合判定処理フロー後において、ユーザが指定したユニット供給か手撒き供給かのいずれかに確定された場合に、新規に作成され、記憶される処方データの1例を示したものである。上段の処方データはユニット供給に確定された場合であり、下段の処方データは手撒き供給に確定された場合である。
【0144】
図30はさらに、
図32の錠剤適合判定処理フロー後において、ユーザが指定したユニット供給か手撒き供給かのいずれかに確定された場合に、新規に作成され、記憶される処方データの1例でもある。同様に、上段の処方データはユニット供給に確定された場合であり、下段の処方データは手撒き供給に確定された場合である。
【0145】
なお、
図30の処方データは、
図22の処方データの構造を変形させた例であり、
図30の処方データのデータ構成を、
図22の処方データが登録される
図12の処理時で使用させてもよい。
図31を説明する。
図31は、印字コンピュータ3が実行する錠剤取出しユニットには非適合の錠剤種別情報をデータベースに新規に登録する処理のフローチャートである。
【0146】
ステップS401で印字コンピュータ3は、薬品マスタ画面(
図20の1405)の表示指示を受け付けて、薬品マスタ画面を印字コンピュータの表示部(モニター)に表示指示する。
【0147】
ステップS402で印字コンピュータ3は、薬品マスタ画面の中で選択可能な非適合錠剤登録画面(
図34)の表示指示を受け付けて、非適合錠剤登録画面を印字コンピュータの表示部(モニター)に表示指示する。
【0148】
ステップS403で印字コンピュータ3は、印字コンピュータの表示部(モニター)に非適合錠剤登録画面が表示されていると判断された状態で、バーコードリーダによって読み取られたPTPシートを識別可能なバーコード情報を受け付ける。なお、読み取られるバーコード情報は、PTPシートの裏面に印字された2次元バーコードでもよく、同じPTPシートが収納されたボックス(箱)に印字された2次元バーコードであってよく、ユーザがバーコードリーダで読み取った2次元バーコードであればよい。
【0149】
ステップS404で印字コンピュータ3は、S403において読み取ったバーコードIDに対応する錠剤種別(錠剤名)を薬品マスタデータ(
図15)から検索することで錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適合しない錠剤種別を受け付ける(非適合錠剤受付手段)。なお、ここで受け付ける錠剤種別は、薬品マスタデータ(
図15)から錠剤名を自動検索したものではなく、錠剤種別の入力欄(
図34の341)に新規登録したい錠剤種別を手入力してもよい。
【0150】
ステップS405で印字コンピュータ3は、ユーザにより選択された非適合理由を受け付けることで錠剤取出ユニットからの錠剤の取り出しに適合しない要因を受け付ける(非適合要因受付手段)。なお、ここで受け付ける非適合理由は、画面で選択されたしたものに限定されるではなく、図示しない非適合理由入力欄を設けて、新規登録したい非適合理由をユーザが手入力したものを受け付けてもよい。
【0151】
ステップS406で印字コンピュータ3は、新規登録したい錠剤種別をこの錠剤種別が非適合である要因情報ととともに、適合する錠剤種別であるかを識別可能に対応づけて錠剤種別データに新規登録する(錠剤種別データ登録手段)。
【0152】
ステップS407で印字コンピュータ3は、終了ボタン(
図34の345)が押下されたと判断した場合には、新規登録を終了し、終了ボタン(
図34の345)が押下されない場合には、S103に戻って新規登録処理を繰り返して行うことができる。
図32を説明する。
【0153】
図32は、印字コンピュータ3が実行する、まず錠剤種別を判定して、錠剤種別(錠剤名)とその錠剤をセットさせる位置指定とを対応づけた処方データ(
図30)を新規に作成する処理を表したサブフローチャートである。
【0154】
ステップS501で印字コンピュータ3は、S201において読み取ったバーコードIDに対応する錠剤種別を錠剤種別データから検索することでPTPシートが収容している錠剤種別を受け付ける(錠剤種別受付手段)。
【0155】
ステップS502で印字コンピュータ3は、錠剤種別データの非適合フラグの有無を参照して、S501で受け付けた錠剤種別が取り出しには適さないNGの錠剤種別であるかを判定する(錠剤種別判定手段)。
【0156】
ステップS503で印字コンピュータ3は、適合する(OK)と判定されたので適合シート通知画面(
図27)を印字コンピュータの表示部(モニター)に表示指示する。
【0157】
ステップS504で印字コンピュータ3は、S502において適している(OK)と判定された場合には、S502において適している(OK)と判定された錠剤種別を供給する箇所の指定を、錠剤取出しユニット1に指定した処方データを新規に作成し、S509で登録する(処方データ登録手段)。
【0158】
ステップS505で印字コンピュータ3は、S502において適さない(NG)と判定される場合には、S501で受け付けた錠剤種別は、錠剤取出しユニット1からは供給せずに錠剤マス901から供給すべき旨を通知(第1の通知手段)する処理を行う。その詳細な処理を
図33で説明する。
【0159】
なお、ここで単純に錠剤取出しユニット1からは供給せずに錠剤マス901から供給すべき旨を通知するだけであれば、画面を表示させずに、予め録音されたメッセージを再生してしても通知することができる。
【0160】
ステップS506で印字コンピュータ3は、指定するボタン(
図35の352)が押下されかを判断し、押下されたと判断した場合にはS507に進む。また押下されない(またはキャンセルボタン押下の)場合は、キャンセルと判断して、S201に戻り、処方データは処方データリストには新規登録されない。
【0161】
ステップS507で印字コンピュータ3は、S505で錠剤マスから供給すべき旨を通知した場合には、S502において適さない(NG)と判定された錠剤種別を供給する箇所の指定を、錠剤マス901に指定した処方データを新規に作成し、S509で登録する(処方データ登録手段)。
【0162】
ステップS508で印字コンピュータ3は、確定するボタン(
図27の271)が押下されかを判断し、押下されたと判断した場合にはS211に進む。また押下されない(またはキャンセルボタン押下の)場合は、キャンセルと判断して、S201に戻り、処方データは処方データリストには新規登録されない。
【0163】
ステップS509で印字コンピュータ3は、
図30に示したような登録が確定した処方データを新規作成し、処方データリスト(
図19の3003)に新規登録する。
図33を説明する。
【0164】
図33は、印字コンピュータ3が実行する、錠剤種別を判定した結果、非適合の錠剤であった場合にその理由(要因)をユーザに通知する処理を表したサブフローチャートである。
ステップS601で印字コンピュータ3は、非適合と判定された錠剤種別に対応ずけられている非適合要因を錠剤種別データから検索する。
ステップS602で印字コンピュータ3は、非適合要因として割れやすい錠剤が問題であったのかを決定する。
ステップS603で印字コンピュータ3は、非適合要因として帯電しやすい錠剤が問題であったのかを決定する。
ステップS604で印字コンピュータ3は、非適合要因として薬品メーカーからの指定が問題であったのかを決定する。
【0165】
ステップS605で印字コンピュータ3は、錠剤マスに振り替えて供給すべき旨を通知する場合には、錠剤マスに振り替えて供給すべき旨に合わせて、
図35の351に示したように非適合である要因情報に基づいて決定した要因も通知する(第1の非適合要因通知手段)。
ステップS606で印字コンピュータ3は、要因が決定されなかったため要因を通知しない。
図34を説明する。
【0166】
図34は、ユーザが錠剤取出しユニットには非適合の錠剤種別情報をデータベースに新規に登録処理(
図31)をする際に、印字コンピュータ3によってモニターに表示される登録画面の1例を示したものである。
340は新規登録画面の1例を示したものである。
341は読み取ったPTPシートから、錠剤種別情報を自動で表示する欄である。また、手入力した錠剤種別情報が表示されてもよい。
342は非適合理由をユーザが選択するラジオボタンである。
343は、登録情報の入力が全て完了したあとに、錠剤種別データに登録指示をする登録ボタンである。
【0167】
344は、登録情報の入力が全て完了したあとに、入力をリセットしたり、既に登録済みの錠剤種別データから入力した情報と一致する登録データを削除するボタンである。
345は、登録処理自体を終了するボタンである。
図35を説明する。
【0168】
図35は、読み取った錠剤種別情報が錠剤取出しユニットには非適合の錠剤種別であった場合に、印字コンピュータ3によってモニターに通知される、手撒き供給に処方データを指定するための錠剤マス指定画面の1例を示したものである。
なお、
図35の指定画面は、
図16の置き換え画面の変形例であり、
図35の指定画面を
図16が通知される
図12の処理時に表示させてもよい。
図36を説明する。
【0169】
図36は、ユーザが錠剤取出しユニットには非適合の錠剤種別情報をデータベースに新規に登録処理(
図31)をした後に、印字コンピュータ3が錠剤取出しユニットに適合する錠剤種別か、あるいは非適合かを判定するために記憶されるデータベースの1例を示したものである。
【0170】
なお、
図36のデータベースは、
図21のデータベースの構造を変形させた例であり、
図36のデータベースに基づいて、
図21のデータベースによって判定される
図12の処理時で使用させてもよい。
【0171】
印字コンピュータ3は、データベースとして錠剤取出ユニット1からの錠剤の取り出しに適合する錠剤種別であるかいなかを識別可能な錠剤種別データを記憶する(錠剤種別データ記憶手段)。
非適合である錠剤種別の例として、割れ易い錠剤、帯電しやすい錠剤、形状が平らである錠剤がある。
【0172】
例えば非適合理由として割れ易い錠剤とは、錠剤取出しユニット1による取り出し動作や錠剤供給時の落下により容易に錠剤が割れて(分解して)しまう錠剤であり、特定の割線錠、OD錠等が該当する。
【0173】
例えば非適合理由として帯電しやすい錠剤とは、取り出し動作やPTPシートの搬送時の摩擦による静電気で容易に錠剤が帯電してしまい、取り出し動作や錠剤供給時の落下時に錠剤が供給路に張り付いてしまい供給ミスが起こりやすい錠剤であり、特定の素材の錠剤が該当する。
【0174】
例えば非適合理由として形状が平らな錠剤とは、取り出し動作や錠剤供給時の落下時に錠剤自身の接触抵抗が大きいので供給路に張り付いてしまい供給ミスが起こりやすい錠剤であり、特定の形状の錠剤が該当する。
【0175】
錠剤の取り出しに適合する錠剤種別であるかいなかを識別可能な情報は、
図36のように錠剤種別毎に錠剤種別に対応する非適合フラグ(有り無し)を記憶するデータベース構成でもいい。また非適合錠剤リストのみを管理するデータベース構成でもいい。また適合錠剤リストのみをデータベースで管理し、適合錠剤リストにないものを非適合錠剤とみなしてもよい。
【0176】
さらに、データベースで非適合理由を管理するために、錠剤種別(
図36の341)に対応する非適合フラグ(有り無し)を、非適合理由毎に区分して管理(
図36の342)してもよく、錠剤種別毎に非適合理由を書き込み可能なデータベース構成でもいい。
【0177】
さらに錠剤種別(
図36の341)は、PTPシートのボックスに記載されている商品識別コード(バーコードID等)を読み取って、適合判定するために、バーコードID(
図36の290)にそれぞれ対応づけて管理されていることが望ましい。
このように錠剤種別データには、取り出しに適合しない錠剤種別毎に登録された、非適合である要因情報が関連付けて記憶されている。