(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5794429
(24)【登録日】2015年8月21日
(45)【発行日】2015年10月14日
(54)【発明の名称】安全装置つきキャビネット
(51)【国際特許分類】
A47B 88/00 20060101AFI20150928BHJP
E05B 65/46 20060101ALI20150928BHJP
【FI】
A47B88/00 A
E05B65/46 D
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-184065(P2012-184065)
(22)【出願日】2012年8月23日
(65)【公開番号】特開2014-39707(P2014-39707A)
(43)【公開日】2014年3月6日
【審査請求日】2014年4月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】501178363
【氏名又は名称】株式会社サカエ
(74)【代理人】
【識別番号】100061848
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 正美
(74)【代理人】
【識別番号】100087701
【弁理士】
【氏名又は名称】稲岡 耕作
(72)【発明者】
【氏名】中島 義明
【審査官】
蔵野 いづみ
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭56−020547(JP,U)
【文献】
実開平07−038514(JP,U)
【文献】
特開2010−275761(JP,A)
【文献】
特開平08−070944(JP,A)
【文献】
特開平06−073941(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 88/00−88/22
E05B 65/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャビネット本体内に複数箇の引出しを出し入れ自在に収納してなるキャビネットにおいて、各引出しには摺動する側壁外面にロックピンを突設し、キャビネット本体内には長尺のロックバーを上下に移動可能に立設し、ロックバーを横断面がコの字状の板で構成し、その表面にロックバーの幅方向に傾斜し、幅方向に貫通する切れ目を各ロックピンに対応して設け、切れ目の幅を丁度ロックピンが通過できる大きさにしておき、全引出しが収納されている状態において各ロックピンがそれぞれ対応する切れ目に進入できる状態にしたことを特徴とする、安全装置つきキャビネット。
【請求項2】
前記ロックバーとキャビネット本体との間に係止具を付設し、係止具は、ロックバーが上昇したとき、上昇位置にロックバーを一時的に保持することを特徴とする、請求項1に記載にキャビネット。
【請求項3】
すべての引出しが収納されているとき、前記ロックバーが上昇した位置にあって、1つの引出しが引き出されると、ロックピンがロックバーの切れ目を通過して、ロックバーを下降させることを特徴とする、請求項1又は2に記載のキャビネット。
【請求項4】
すべての引出しが収納されているとき、前記ロックバーが下降した位置にあって、1つの引出しが引き出されると、ロックピンがロックバーの切れ目を通過してロックバーを上昇させることを特徴とする、請求項1又は2に記載のキャビネット。
【請求項5】
前記切れ目の延びる方向が、ロックバーの幅方向に対し30〜12度の角度をなして傾斜していることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1つの項に記載のキャビネット。
【請求項6】
前記ロックピンの出口側に位置する切れ目の1方の縁が出口端に近づくほど大きく斜めに切欠されていることを特徴とする、請求項1〜5の何れか1つの項に記載のキャビネット。
【請求項7】
前記引出しに移動を容易にするためのローラーを付設し、キャビネット本体にローラーを走行させるためのレールを付設し、ロックバーにローラー収容用の切欠を設け、その切欠はロックバーがレールの周りに上下に移動できる余地を残した大きなものであることを特徴とする、請求項1〜6の何れか1つの項に記載のキャビネット。
【請求項8】
キャビネット本体のロックバーに対向する位置に小孔をあけ、小孔から棒を差し込んでロックバーを移動可能にしたことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1つの項に記載のキャビネット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、安全装置つきキャビネットに関するものである。ここで云う安全装置とは、複数箇の引出しを出し入れ自在にしているキャビネットにおいて、1つの引出しを引き出すと、その余の引出しが引き出せない状態となり、これによって2つ以上の引出しが同時に引き出せないようにして、キャビネットが転倒するなどの危険を防止する装置である。
【背景技術】
【0002】
安全装置つきキャビネットは既に知られている。それは例えば実開昭56−20547号公報に記載されている。その公報が記載する安全装置つきのキャビネットは、キャビネット本体内に複数箇の引出しを出し入れ自在に収納しているキャビネットにおいて、各引出しに係止ピンを突設し、他方、キャビネット本体内には長尺の作動板を上下に移動可能に立設し、作動板には傾斜溝を付設して、これを安全装置としたものである。この安全装置では、1つの引出しを引き出すと、係止ピンが傾斜溝内を進行して作動板を上昇させ、上昇した作動板が他の引出しの移動を禁止する、という機構のものである。
【0003】
この安全装置では引出しが引き出されている間は、作動板が上昇した位置にあることが必要であるため、作動板の頂部には一時的な係止具が付設されている。そして、引き出した引出しが引込められると、その過程で係止ピンが作動板の傾斜溝を前とは逆に進行するので、作動板は降下され、すべての引出しが引き出せる状態となる。
【0005】
上記公報が提案する安全装置つきキャビネットは、安全装置の一部材として用いる作動板の構造が複雑で、製造には手間がかかるため安全装置が高価につき、実用的でない。
特開2010−69062号公報は、上述の欠点を改良した安全装置つきのキャビネットを提供している。この公報が提供する安全装置は、引き出される引出しに当接して押圧されることにより、他の引出しの前方移動を許容する許容位置から前方移動を阻止する阻止位置へと移動するセーフティ手段と、セーフティ手段を許容位置に保持するための保持手段とを備えたものである。しかし、この安全装置は複雑であるため、実用的でない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開昭56−20547号公報
【特許文献2】特開2010−69062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明は、これまで提案された安全装置つきキャビネットの上記欠点を改良し、安全装置を簡素化して、実用に適した安全装置つきキャビネットを提供しようとするものであ
る。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題解決に際して、この発明者は上記2つの公報のうち、実開昭56−20547号公報に着目した。というのは、その公報が記載する安全装置が、比較的簡単な構造を持ち、実用的だと考えられたからである。また、安全装置はその中で用いる作動板が複雑な構造にされているので、改良の余地があると考えられたからである。こうして、この発明は主として実開昭56−20547号公報が記載する作動板の構成を改良することによって生まれたものである。
【0009】
この発明は、上述の実開昭56−20547号公報が記載している作動板に相当するものをロックバーと呼ぶことにして、ロックバーの簡素化を企図した。その結果、ロックバーの材料としては、横断面がコの字状の長尺体を用いることとした。そして、その長尺体は、表面、すなわちコの字状に連結された3つの片のうちの中間片に、これを横断する切れ目を入れ、さらに中間片に隣接する両側片の一部にも切れ目の延長部を設け、その切れ目をロックバーの幅方向に傾斜させることとした。
また、この発明では、切れ目の幅を引出し側に突設したロックピンが丁度通過できる大きさとして、ロックピンが切れ目を通過することによりロックバーが上下に移動できるようにする。
【0011】
こうしてこの発明は、キャビネット本体内に複数箇の引出しを出し入れ自在に収容してなるキャビネットにおいて、各引出しには摺動する側壁外面にロックピンを突設し、キャビネット本体内には長尺のロックバーを上下に移動可能に立設し、ロックバーを横断面がコの字状の板で構成し、その表面に長尺体の幅方向に傾斜し幅方向に貫通する切れ目を各ロックピンに対応して設け、切れ目の幅を丁度ロックピンが通過できる大きさにしておき、全引出しが収納されている状態において、各ロックピンがそれぞれ対応する切れ目に進入できる状態にしたことを特徴とする、安全装置つきキャビネットを提供するものである。
【発明の効果】
【0012】
この発明では、ロックバーとして断面コの字状の長尺体を用いるので、その表面、すなわちコの字状の中間片と、その両側片の一部とに跨る切れ目を入れることが容易であり、しかも、切れ目を入れるだけでロックバーとすることができるので、安全装置の製作が容易である。
また、この発明では各引出しの側壁外面にロックピンを設け、他方、キャビネット本体内にはロックバーを上下に移動可能に立設し、ロックバーには各ロックピンに対応して切れ目を幅方向に傾斜して設けて幅方向に貫通させたので、ロックピンを切れ目内に進入させて水平に移動させると、ロックバーはピンの移動に伴ない確実に上昇したり下降したりすることとなる。また、切れ目の幅をロックピンを通過させるだけの大きさとしたので、ロックバーはロックピンの移動に伴なって、ガタなく正確に上昇及び下降することができるものとなる。
【0013】
この発明では、すべての引出しが収納された状態で、各引出しに突設されたロックピン
のどの1つが水平に移動しても、各ロックピンはロックバーのそれぞれ対応する切れ目へ進入できる状態としたので、どの1つの引出しを引き出してもロックバーが確実に上昇し、ロックバーはその余の引出しのロックピンが対応する切れ目へ進入することを確実に禁止することができる。従って、ロックピンとロックバーとは協同して安全装置として働くことになる。
この発明の安全装置では、上述のように、断面コの字状の長尺体の表面に長尺体の幅方向に傾斜し、幅方向に貫通する切れ目を設けるだけでロックバーを作ることができるから、安全装置の構造が簡単であり、従って安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】
図1は、この発明に係る安全装置つきキャビネットの斜視図である。
【
図2】
図2は、この発明に係る安全装置つきキャビネットの引出し収納時の内部状態説明図である。
【
図3】
図3は、
図2に示したキャビネットの1つの引出しを引き出した時の内部状態説明図である。
【
図4】
図4は、この発明で用いることのできるロックバーの一部切欠斜視図である。
【
図5】
図5は、この発明で用いることのできるロックバーの係止具の分解斜視図である。
【
図6】
図6は、この発明で用いることのできる他のロックバーの一部切欠正面図である。
【
図7】
図7は、この発明に係る他の安全装置つきキャビネットの内部状態説明図である。
【
図8】
図8は、この発明で用いることのできるさらに他のロックバーの付設状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
この発明に係る安全装置つきのキャビネットは、例えば
図1に示したような外観を持つものである。
図1のキャビネットは、キャビネット本体1内に複数箇の引出し2を収納して作られている。キャビネット本体1も、引出し2も何れも金属板、一般には鋼板を折曲し、溶接して作られている。各引出し2は、引き手3を引いて引き出すことができる。逆に引き手3又は引出し2の前面を押して引出し2をキャビネット本体1内に入れることができる。すなわち、引出し2は出し入れ自在とされている。
【0016】
この発明に係るキャビネットは、さきに述べた安全装置を備えている。その安全装置は、
図2に示すように、各引出し2の側壁外面に突設したロックピン4と、キャビネット本体1内に上下に移動可能に立設された長尺のロックバー5とで構成されている。
ロックバー5は横断面がコの字状に折曲された金属板、とりわけ鋼板からなり、表面には引出し2側に突設されたロックピン4に対応して複数条の切れ目6が形成されている。ここで、表面とはコの字状に連結する3片のうちの中間片の存在する側を指している。
【0017】
切れ目6はロックバー5の幅方向に傾斜し、幅方向に貫通している。すなわち、切れ目6は中間片を長尺体の幅方向に対して斜めに端から端まで一様な幅を持って切削して形成され、さらに中間片に隣接する両側片の一部をも切削して形成されている。
切れ目6の幅はロックピン4を丁度通過させることのできる大きさとされる。複数条の切れ目6は何れも同じような傾斜を持つようにすることが好ましい。
【0018】
ロックバー5の上端には基部の括れた凸片71を突設し、他方、キャビネット本体1の上端下面には開口部の狭い空洞を持った凹片72を突設しておくことが好ましい。逆に、凸片71をキャビネット本体1がわに、凹片72をロックバー5側に付設してもよい。凸
片71と凹片72とは、ロックバー5が上昇したとき、結合してロックバー5を上昇位置に一時的に係止するためのものである。
【0019】
この発明のキャビネットでは、すべての引出し2がキャビネット本体内に収納された状態のとき、ロックバー5が凸片71と凹片72との結合により上昇位置に保持されていることが好ましい。しかし、すべての引出し2が収納された状態のとき、ロックバー5が下降された位置にあってもよい。何れにしても、すべての引出し2が収納された状態では、引出し2に突設されたロックピン4が平行に移動してロックバー5の切れ目6へ進入できることが必要である。
【0020】
図2は、すべての引出し2がキャビネット本体1内に収納された状態を示している。
図2では、ロックバー5は係止具7によって係止されて上昇位置に保持されている。
図2の2つの引出しのうち、下方の引出し2が引き出されると、下方の引出し2に突設されているロックピン4が切れ目6内に進入する。切れ目6はロックバー5の幅方向に対して右上りに傾斜して延びているから、ロックピン4は平行に進行して切れ目6内を移動するにつれてロックバー5を降下させる。
【0021】
そのため、係止具7の凸片71は凹片72から離されて、ロックバー5は
図2に示した高さhだけ下降して
図3に示した状態となる。この状態では、その余の切れ目6のロックピン4側の端は、何れもそれぞれ対応するロックピン4よりも下方に位置することになる。従って、ロックピン4は切れ目6内に進入し得ない状態となる。こうして、その余の引出し2は引き出せないこととなる。その結果、ロックピン4とロックバー5は、安全装置として働くことになる。
【0022】
図2及び
図3において用いられているロックバー5は、
図4に示したような構造にすれば足りる。すなわち、横断面がコの字状の長尺体の表面に各ロックピンに対応して、長尺体の幅方向に傾斜し幅方向に貫通する切れ目6を入れ、切れ目6の幅をロックピンが通過できるだけの大きさとすれば、これだけでロックバー5を作ることができる。このように簡単にロックバーを作ることができる点で、この発明は大きな利益をもたらすものである。
【0023】
図2及び
図3で用いた係止具7の一例が
図5に示されている。
図5の係止具7は、基部が括れて先が紡錘状に膨らんだ凸片71と、先端の開口部が狭くて奥広の空洞を持った凹片72とで構成されている。何れも弾力性に富んだ金属又は合成樹脂、とくにポリプロピンで作られている。このため、凸片71と凹片72とは着脱自在であって、しかも結合した状態では結合は強固であって、ロックバー5をキャビネット内の上昇位置に確実に保持する。
【0024】
ロックバー5がロックピン4により上昇又は下降することを容易且つ確実にするためには、
図4に示したように、ロックバー5の幅方向に対する切れ目6の傾斜角度αを30〜12度、その中でも25〜17度、とりわけ23〜19度とすることが好ましい。
図2と
図3に示したキャビネットでは、すべての引出し2が収納されているとき、ロックバー5は係止具7によって一定の上昇位置に保持されている。従って、ロックバー5が上昇位置にあるときは、ロックピン4が切れ目6内に進入できる状態に保つことは容易である。
【0025】
1つの引出し2が引き出され、ロックピン4がロックバー5を降下させ、さらにロックピン4がロックバーの切れ目6から離れたあとは、
図6に示すように、切れ目6の出口端がロックピン4と同じ高さにあるようにロックバー5の下端が支持される。こうして、ロックバー5の下降した位置では、切れ目6の出口端がロックピン4と同じ高さの定位置に
ある限り、切れ目6は端から端まで同じ幅を持つようにするだけで足りる。
【0026】
ところが、現実はロックバー5が降下するとき、自重によって過剰に降下したり、降下が不足したりして、ロックバー5が上述の定位置から僅かに外れるという事態が起こる。この事態に対処するために、
図6に示すように、切れ目6の出口端を傾斜Aに沿って切断して広げておくことが好ましい。傾斜Aの長さは切れ目6の出口端から、ロックバー5の幅Wの3分の1以下の距離の範囲内の小さなものである。
【0027】
一般に、キャビネットは引出し2の出し入れを容易にするために、引出し2に
図7に示したように、ローラー8を付設し、これに対応してキャビネット本体1にはレール9を付設して、ローラー8をレール9に沿って走行させるようにしている。そのため、レール9は、ロックバー5に重なることになる。従って、ロックバー5は、レール9が付設される部分に切欠を設けて、レール9によって上下の移動が妨げられないようにしなければならない。
【0028】
こうして、レール9が付設されているキャビネットでは、ロックバー5は
図8に示したような状態でキャビネット本体1内に付設される。すなわち、ロックバー5には切れ目6が斜めに延びるように付設されているほか、その間にレール9を収容するための切欠10が水平に延びるように付設されている。切欠10は、レール9を収容した状態で上下に移動できなければならないので、その上下の高さはレール9の高さよりも幾分大きくされている。このようなロックバー5は、キャビネット本体1に固定された断面L字状の支持体11に挟まれて、上下に移動できるものとされている。
【0029】
これまではロックバー5は、すべての引出し2が収納されて状態のとき、上昇位置にあって、係止具7によって上昇位置に固定されるものと説明してきたが、ロックバー5はそのような使用に限定されない。すべての引出し2が収納された状態で、ロックバーは下降位置にあって、引出し2の引き出しにより上昇して係止具7によって係止されるように使用されることもできる。その場合には、ロックバー5の切れ目6が
図2及び
図3とは逆の傾斜を持ったものとしなければならない。
図2及び
図3に示したように、すべての引出し2が収納されているとき、ロックバー5が係止具7によって係止されているようにすると、不慮の振動によってロックバー5が移動する可能性が小さいから、すべての引出し2が引き出せなくなる危険が殆どなくなる。
【0030】
万一、不慮の振動によってロックバー5が移動してすべての引出し2を引き出すことができなくなった場合に備えて、ロックバー5が立設されている位置に対応するキャビネット本体1がわのところに、例えば
図1に符号12で示した位置に予め小さな孔をあけておき、
他方、ロックバーにはこの孔に対応する位置に窪みを設けておき、孔12から棒を差し込んで棒
の先をロックバーの窪みに係止させて、ロックバー5を移動させ、すべての引出し2を引き出せるようにすることができる。
以上詳述したように、この発明はロックバーの構造を簡素化し、ロックバーの製作を容易にしたので、実用上の価値が高い。
【符号の説明】
【0031】
1 キャビネット本体
2 引出し
3 引き手
4 ロックピン
5 ロックバー
6 切れ目
7 係止具
8 ローラー
9 レール
10 切欠
11 支持体
12 孔