特許第5795044号(P5795044)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5795044
(24)【登録日】2015年8月21日
(45)【発行日】2015年10月14日
(54)【発明の名称】搬送破砕装置
(51)【国際特許分類】
   B02C 23/02 20060101AFI20150928BHJP
【FI】
   B02C23/02
【請求項の数】9
【外国語出願】
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2013-227014(P2013-227014)
(22)【出願日】2013年10月31日
(65)【公開番号】特開2014-91122(P2014-91122A)
(43)【公開日】2014年5月19日
【審査請求日】2014年2月20日
(31)【優先権主張番号】101140552
(32)【優先日】2012年11月1日
(33)【優先権主張国】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】399032961
【氏名又は名称】台灣引興股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀
(72)【発明者】
【氏名】陳 富義
(72)【発明者】
【氏名】賈 文昌
(72)【発明者】
【氏名】張 修豪
【審査官】 藤村 聖子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−253980(JP,A)
【文献】 特表昭60−500201(JP,A)
【文献】 特開2006−175367(JP,A)
【文献】 特開2001−104819(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B02C 23/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンベヤ機構及び破砕機構を含む搬送破砕装置であって、
前記コンベヤ機構は、前記破砕機構の前後に配置された第一搬送部及び第二搬送部を有し、前記第一搬送部から前記第二搬送部へ向かって廃材を搬送可能であり、前記第一搬送部および前記第二搬送部が一つの環状のベルトコンベヤを構成し、前記ベルトコンベヤが降下部、凹部、及び上昇部をこの順で有し、
前記破砕機構は、前記コンベヤ機構の前記第一搬送部上にある前記廃材を受け入れる破砕室を有し、前記コンベヤ機構の前記降下部に設置されており、
前記破砕室は、前記廃材を前記第一搬送部から当該破砕室内に搬入する搬入口と、前記廃材が破砕されて形成された砕片を当該破砕室から前記第二搬送部に搬出する搬出口とを有することを特徴とする搬送破砕装置。
【請求項2】
前記破砕機構は、前記コンベヤ機構に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送破砕装置。
【請求項3】
前記破砕機構は、前記コンベヤ機構が有するガイドスロットに設置されていることを特徴とする請求項2に記載の搬送破砕装置。
【請求項4】
前記コンベヤ機構は、前記破砕機構の前方に位置する突出形状部分を有し、
前記破砕室は降下箇所に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送破砕装置。
【請求項5】
前記破砕機構は、前記廃材を前記破砕室に送り込む受け口を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送破砕装置。
【請求項6】
前記破砕機構の前記搬入口の位置は、前記搬出口の位置より高いもしくは低い、又は、互いに等しい位置であることを特徴とする請求項1に記載の搬送破砕装置。
【請求項7】
前記第一搬送部上の前記廃材を前記破砕機構に送り込む押込み機構をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の搬送破砕装置。
【請求項8】
前記押込み機構は、チェーンベルト、キャタピラ、ベルト、ローラ、または振動板から成る廃材押込み部材を有することを特徴とする請求項に記載の搬送破砕装置。
【請求項9】
前記破砕機構は、前記押込み機構に設置されることを特徴とする請求項に記載の搬送破砕装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リサイクルに関するもの、さらに詳しく言うと、搬送破砕装置及び搬送破砕方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、加工廃材の処理において、通常はコンベヤの末端で砕片を落として受け部材に収集している。また、廃材の体積を低減するために、廃材の落下位置に一台の破砕機を設置し、大きい廃材を小さな砕片にしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−022921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、加工で発生する廃材の大きさは不均一で、且つ歪なものが多いため、搬送工程の途中で引っ掛かったり、コンベヤからこぼれたりしてしまう。また、廃材を上方向に搬送する際、廃材が運び難いため、搬送方向を逆流するように落下してしまい、全ての廃材が堆積し、大きな固まりとなってしまう。このため、廃材を破砕機や受け部材等へ円滑に搬送することができない。このように、従来の加工廃材の搬送及び破砕処理には、多くの改良すべき箇所があり、これらを鑑みて本発明を提供する。
【0005】
本発明は、廃材の搬送工程において体積の大きい廃材を小さな砕片にすることで、廃材の堆積を防ぐことのできる搬送破砕装置及び搬送破砕方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、コンベヤ機構及び一破砕機構を含む搬送破砕装置であって、
【0007】
コンベヤ機構及び破砕機構を含む搬送破砕装置であって、前記コンベヤ機構は、前記破砕機構の前後に配置された第一搬送部及び第二搬送部を有し、前記第一搬送部から前記第二搬送部へ向かって廃材を搬送可能であり、前記破砕機構は、前記コンベヤ機構の前記第一搬送部上にある前記廃材を受け入れる破砕室を有し、前記破砕室は、前記廃材を当該破砕室内に搬入する搬入口と、前記廃材が破砕されて形成された砕片を当該破砕室から搬出する搬出口とを有する。
【0008】
これと同時に、本発明は搬送破砕方法も提供している。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明に係る第1実施形態を示す斜視図である。
図2】本発明に係る第1実施形態を示す側面図である。
図3】本発明に係る第2実施形態を示す側面図である。
図4】本発明に係る第3実施形態を示す側面図である。
図5】本発明に係る第4実施形態を示す側面図である。
図6】本発明に係る第5実施形態を示す側面図である。
図7】本発明に係る第6実施形態を示す側面図である。
図8】本発明に係る第7実施形態を示す側面図である。
図9】本発明に係る第8実施形態を示す側面図である。
図10】本発明に係る第9実施形態を示す側面図である。
図11】本発明に係る第10実施形態を示す側面図である。
図12】本発明に係る第11実施形態を示す平面図である。
図13】本発明に係る第12実施形態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の構成、特徴及びその効果を詳しく説明するため、図面を参照しつつ、好ましい実施形態について、以下に説明する。
【0011】
図1及び図2を参照すると、本発明に係る第1実施形態は、コンベヤ機構1及び破砕機構4を含む搬送破砕装置であって、そのうち、コンベヤ機構1は、フレーム10、ベルトコンベヤ20及びベルトコンベヤ連動モジュール30を有している。
【0012】
フレーム10は、受けスロット13、ガイドスロット15及びガイドスロット15を覆うように設けられたハウジング17を有している。
【0013】
ベルトコンベヤ20は、第一搬送部21及び第二搬送部22を構成し、その搬送方向は第一搬送部21から第二搬送部22に向かう方向である。ベルトコンベヤ20は、水平部23、降下部25、凹部26及び上昇部27をこの順番で有している。
【0014】
破砕機構4は、コンベヤ機構1のフレーム10に設置され、第一搬送部21と第二搬送部22との間に位置する。破砕機構4は、コンベヤ機構1の降下部25に近接して設けられている。即ち、破砕機構4は、コンベヤ機構1の降下部分に設けられている。また、破砕機構4は、コンベヤ機構1のガイドスロット15に設置することもできる。
【0015】
破砕機構4は、コンベヤ機構1の第一搬送部21上にある廃材を受け入れる破砕室40を有している。破砕室40は、コンベヤ機構1の第一搬送部21上にある廃材を搬入する搬入口43と、砕片を第二搬送部22に搬出する搬出口44とを有している。そのため、図面のとおり、本実施形態において、破砕機の搬入口43の位置は、搬出口44より高い位置に位置している。
【0016】
また、破砕機構4は、破砕室40の作動を駆動する駆動源50及び破砕室40に廃材を送り込むための受け口60をさらに有している。
【0017】
本実施形態に係る搬送破砕装置の使用方法は、以下のように説明できる。
【0018】
まず、ベルトコンベヤ20の第一搬送部21が工作機器の排出口下方に位置するようにコンベヤ機構1を移動し、第一搬送部21が廃材を受ける。ベルトコンベヤ連動モジュール30は、ベルトコンベヤ20を駆動し、第一搬送部21にある廃材が運ばれて第二搬送部22に移動する。
【0019】
次に、廃材が破砕機構4に移動した際、廃材は破砕室40の搬入口43に送り込まれる。破砕室40は、廃材を砕片にしてこれを搬出口44から排出する。排出された砕片は、ベルトコンベヤ20の凹部26に落下することにより、第二搬送部22に移動する。
【0020】
最後に、第二搬送部22は砕片を後端に搬送し続ける。破片は、末端に到達すると下に落下し、収集バケツ(図示されていない)によって直接収集される。または、落下した破片は、プレス機(図示されていない)に搬入され、キュービック状に圧縮されて収集される。
【0021】
上述したように、本発明に係る第1実施形態の説明によれば、搬送工程における体積の大きい廃材を小さな砕片にすることで、廃材の堆積を防ぐことができるため、作業効率が有効的に向上することが分かる。
【0022】
図3は、本発明に係る第2実施形態を示す側面図である。第2実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、下方の凹形状部分が設けられておらず、突出形状部分が設けられている点にある。即ち、廃材を先に上昇にさせてから元の高さに降下させることにより、破砕室40は同じように降下箇所に設置される。これにより搬送破砕装置全体の高さが低減される。
【0023】
図4は、本発明に係る第3実施形態を示す側面図である。第3実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、下方の凹形状部分を設置せず、破砕室40が前方の水平箇所に設置される点にある。これにより、より早く廃材を破砕することができる。
【0024】
図5は、本発明に係る第4実施形態を示す側面図である。第4実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、破砕室40が上昇する傾斜箇所に設置される点にある。第4実施形態は、特定の周辺機器を避けるために使用するものである。
【0025】
図6は、本発明に係る第5実施形態を示す側面図である。第5実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、破砕室40が装置の最上段箇所に設置される点にある。第5実施形態は、同じように特定の周辺機器を避けるために使用するものである。
【0026】
図7は、本発明に係る第6実施形態を示す側面図である。第6実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、水平状態を呈するように第一搬送部21の高さと第二搬送部22との高さを同じにしている点にある。これにより構成をより簡略化することができる。
【0027】
図8は、本発明に係る第7実施形態を示す側面図である。第7実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、降下状態を呈するように第一搬送部21の高さを第二搬送部22の高さよりも高くしている点にある。これにより、構成をより簡略化でき、かつ、搬送を容易にすることができる。
【0028】
図9は、本発明に係る第8実施形態を示す側面図である。第8実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、押込み機構7をさらに含んでいる点にある。押込み機構7は、廃材押込み部材70を有する。廃材押込み部材70は、本実施形態ではチェーンベルトであって、第一搬送部21上にある廃材を破砕機構4に送り込むために用いられる。これにより、廃材がより正確かつ迅速に送込まれる。押込み機構7は、単独に設置してもよいし、コンベヤ機構1に設置してもよい。また、押込み機構7の駆動は、コンベヤ機構1に駆動されることが望ましいが、独自に駆動源を設置してもよい。
【0029】
図10は、本発明に係る第9実施形態を示す側面図である。第9実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、破砕室40の破砕軸42が互いにすり合う点にあり、これにより破砕効率を向上することができる。
【0030】
図11は、本発明に係る第10実施形態を示す側面図である。第10実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、破砕室40の破砕軸42がコンベア機構1の長手方向に設置される点にある。これにより、廃材の送り込みを補助することができ、且つ、選択的にプレス作業を行い、廃材のプレス塊を直接形成することができる。
【0031】
図12は、本発明に係る第11実施形態を示す平面図である。第11実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、廃材を第二搬送部22に搬送するとは限らず、破片を直接収集してプレスするために、破砕室40の破砕軸42が砕片を破砕室40の側方へ排出する点にある。これにより、第二搬送部22の長さを低減することができる。
【0032】
図13は、本発明に係る第12実施形態を示す側面図である。第12実施形態は、前述の実施形態とほぼ同一であるが、その異なる部分は、コンベヤ機構1が垂直部29を構成し、破砕機構4は垂直部29に対向して設置されている点である。これにより、廃材を破砕機構4に向かって落下させることができる。
【0033】
上述の各実施形態で例示した各構成部材などは、それぞれ互いに組み合わせることができる。各実施形態の組み合わせについて以下に例示する。
【0034】
例えば、破砕機構4は、コンベヤ機構1の降下箇所に設置するとは限らず、コンベヤ機構1の水平部23、上昇部27及び垂直部29に設置することもできる。また、水平部23、降下部25、上昇部27及び垂直部29は、それぞれ第一搬送部21または第二搬送部22に位置する。
【0035】
また、前述した破砕機構4の搬入口43の位置は、搬出口44の位置より高い箇所に位置してもよい。また、破砕機構4の搬入口43の位置は、設置場所に合わせて、搬出口44の位置と同じ、または、それより低い箇所に位置してもよい。
【0036】
また、前述した押込み機構7の廃材押込み部材70は、チェーンベルト以外でもよく、例えば望ましい押込み効果を達するよう構成したキャタピラ、ベルト、ローラまたは振動板であってもよい。
【0037】
また、本発明に係る破砕機構4に押込み機構7を組み合わせて設置することにより、より便利に操作することができる(図示されていない)。
【0038】
また、本発明に係る破砕機構4は、前述したようにコンベヤ機構1に相対する既定の距離に設置されるタイプに限られず、スイング可能に構成されてもよいし、または高低が調整可能に構成されてもよい(図示されていない)。これにより、ある程度の大きさの廃材は破砕する一方、ある程度の大きさ廃材は破砕せずに直接搬送することができる。
【0039】
以上のことをまとめると、本発明は、
【0040】
(a)第一搬送部21及び第二搬送部22を有し、第一搬送部21から第二搬送部22へ向かって廃材を搬送するコンベヤ機構1、及び、第一搬送部21と第二搬送部22との間に配置された破砕機構4を提供する工程と、
【0041】
(b)コンベヤ機構1の第一搬送部21上の廃材を受け入れて破砕するために破砕機構4の破砕室40を採用し、破砕室40の作動を駆動する駆動源50を提供する工程と、
(c)コンベヤ機構1のベルトコンベヤ20である第一搬送部21が廃材を受け入れる工程と、
(d)コンベヤ機構1のベルトコンベヤ20である第一搬送部21上の廃材を破砕機構4に搬送する工程と、
(e)破砕機構4が廃材を破砕して砕片にし、当該破片を搬出する工程と、
を含む搬送破砕方法をさらに提供することができる。
【0042】
工程(d)では、廃材は、降下、水平移動、または上昇して破砕機構4に送り込まれる。また、工程(d)は、押込み機構7が第一搬送部21上の廃材を破砕機構4に送り込む工程をさらに含む。
【0043】
工程(e)では、好ましくは、破砕機構4が、砕片をコンベヤ機構1の第二搬送部22に搬出し、第二搬送部22は搬送破砕装置から破片を搬出する。前述したように、破砕室40は、砕片を第二搬送部22に必ずしも搬送しなくてもよい。
【0044】
工程(e)では、破砕機構4の破砕室40の破砕軸42は、例えば反時計回りの第一回転方向に回転している。また、好ましくは、破砕機構4は、制御装置(図示されていない)を備えていてもよい。これによって、破砕室40の破砕軸42は、例えば20秒といった既定の時間、第一回転方向に回転するよう制御される。
【0045】
さらに、制御装置は、破砕室40の破砕軸42を第一回転方向とは逆方向の第二回転方向に、例えば30秒といった既定の時間、回転するよう制御できる。即ち、制御装置は、破砕軸42が第一回転方向と第二回転方向とに交互に回転するように制御することができる。破砕軸42の第一回転方向の回転時間は、第二回転方向の二回転時間よりも長いことが好ましいが、これに限定されない。
【0046】
また本発明では、制御装置が設置されなくてもよいし、または制御装置の電源がオフにされていてもよい。破砕機構4の破砕室40の破砕軸42は、第一回転方向のみに回転してもよい。
【0047】
以上のように、本発明は、廃材が詰まるという状況を未然に防ぎ、さらには破砕効率を向上して刃部材などのパーツの損傷を低減している。なお、各実施形態において挙げられている工程は、すべて、本発明の搬送破砕方法に応用することができる。
【0048】
したがって、本発明の搬送破砕装置及び搬送破砕方法は、砕片の搬送工程において体積の大きい廃材を小さい砕片に破砕することにより、大きい廃材の堆積を確実に防ぎ、作業の円滑性を向上するものである。
【0049】
最後に、前述した実施形態において説明した構成及び工程は、例示したものに過ぎず、本発明の範囲を限定するものではなく、その他の効果の等しい部材に変更または改変することは、本発明の特許請求の範囲に包括されるものである。
【符号の説明】
【0050】
1 コンベヤ機構
4 破砕機構
7 押込み機構
10 フレーム
13 受けスロット
15 ガイドスロット
17 ハウジング
20 ベルトコンベヤ
21 第一搬送部
22 第二搬送部
23 水平部
25 下降部
26 凹部
27 上昇部
29 垂直部
30 ベルトコンベヤ連動モジュール
40 破砕室
42 破砕軸
43 搬入口
44 搬出口
50 駆動源
60 受け口
70 廃材押込み部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13