【実施例】
【0054】
実験の部
材料および方法
ヒト糸球体および骨髄由来の間葉系幹細胞の単離および培養
糸球体由来のヒト間葉系幹細胞(hGL−MSC)を、外科的に取り出された腎臓(15個の異なる調製物)由来の皮質の正常部分から得た。皮質を解離し、段階的な一連のメッシュ(60および120メッシュ)に通過させた後、糸球体懸濁液を回収し、Hans平衡塩溶液(GIBCO, Grand Island, NY)で洗浄し、10mlピペットを使用する数回の吸引/排出により機械的に、およびコラゲナーゼI(Sigma, St. Louis, MO)での2分間消化により酵素的にボーマン嚢を除去した。脱嚢糸球体を、フィブロネクチン被覆T25フラスコ(Falcon, BD Bioscience, Two Oak Park, Bedford, MA)に移した。
【0055】
いくつかの培養培地を比較した。1×ITS(Sigma)およびHepes(遊離酸、10mM)(Sigma)の存在下で10%のFCS(Euroclone, Wetherby, UK)を有するRPMI(Sigma)(拡大培地)がhGL−MSCの最大増幅を引き起こしたので、後の実験において使用した。
【0056】
ヒトMSCをBMから単離し、以前に記載されているとおりに培養した[7]。
【0057】
成長速度論
培養速度論を描く増殖曲線は、以前に記載されているとおりに作成した[6]。25cm
2に相当する初代hGl−MSC培養により占有される増殖面積を、簡素化のため1と見なした。第2継代を行なったとき、継代1の分割比(1:3)にその値を乗じ、このことは、継代1の最後に累積増殖面積が3(すなわち、初代培養により占有される増殖面積の3倍)であったことを意味した。第2継代の最後に、継代2での分割比(1:3)に、継代1の累積増殖面積で乗じた(3×3=9)。この手順をそれぞれの継代に対して繰り返し、細胞数に正比例する理論的増殖曲線を提供した。増殖を、5つの異なる糸球体調製物において評価した。
【0058】
糸球体由来間葉系幹細胞の特性化
細胞蛍光分析を、[1]に記載されているとおりに行い、以下の抗体、全てのフィコエリトリン(PE)またはフルオレセインイソチオシアネート(FITC)結合を使用した。抗−CD105、−CD29、−CD31、−CD146、−CD44、−CD24、−CD90(Dakocytomation, Copenhagen, Denmark)、−CD73、−CD34、−CD45、−CD80、−CD86、−CD166、HLA−I(Becton Dickinson Biosciences Pharmingen, San Jose, CA)、−CD133(Miltenyi Biotec, Auburn)、KDR(R&D Systems, Abington, U.K.)、−HLA−II(Chemicon International Temecula, CA)、−CD40(Immunotech, Beckman Coulter)、−CD154(Serotec, Raleigh, NC USA)モノクローナル抗体。マウスIgG同形コントロールは、Dakocytomationから入手した。全てのインキュベーションを、0.1%のウシ血清アルブミンおよび0.1%のアジ化ナトリウムを含む100μlのリン酸緩衝生理食塩水(PBS)中で4℃で行った。それぞれのサンプルにおいて、10,000個の細胞をFACSCaliburサイトメーター(BD Biosciences Pharmingen)で分析した。ゲーティングを陰性コントロールに基づいて構築し、補正コントロールを行われる全ての分析に含んだ。集団パーセントおよび数を、Cell Questソフトウェア(BD Biosciences Pharmingen)を使用して、それぞれの実験からゲーティングされた集団に関して得た。
【0059】
間接免疫蛍光を、2%のスクロースを含む4%のパラホルムアルデヒドで固定し、必要によりHepes−Triton×100バッファー(Sigma)で透過処理した、チャンバースライド(Nalgen Nunc International, Rochester, NY, USA)で培養し、未分化または分化hGL−MSCで行った。以下のモノクローナル抗体を使用した。抗−ビメンチン(Sigma)、抗−サイトケラチン(Biomeda, Foster City CA)、抗−E−カドヘリン(Dakocytomation)、アルファ−平滑筋アクチン(αSMA)(Dakocytomation)、抗−シナプトポジン(Progen Biotechnik, Heidelberg)。抗−フォン・ヴィレブランド因子(vWF)(Dakocytomation)、抗−ネスチン(Chemicon International)、抗−Pax−2(Covance, Princeton, NJ)、抗−Nanog、抗−Oct−4、抗−Musashi(AbCam, Cambridge, Science Park Cambridge UK)、抗−ポドシン、抗−アンジオテンシンII受容体1(AT1)(Santa Cruz Biotechnology, Santa Cruz, CA)ウサギポリクローナル抗体およびブタポリクローナル抗−ネフリン(Progen Biotechnik)を使用した。一次抗体の排除または非免疫ウサギ、ラットもしくはマウスIgGでの置換を、適宜、コントロールとして使用した。Alexa Fluor 488 抗−ウサギまたは抗−ブタIgGおよびTexas Red 抗−マウスIgG(Molecular Probes, Leiden, The Netherlands)を二次Abとして使用した。共焦点顕微鏡分析を、Zeiss LSM 5 Pascalモデル共焦点顕微鏡(Carl Zeiss International, Germany)を使用して行った。Hoechst 33258 色素(Sigma)を核染色のために加えた。
【0060】
マーカー発現プロフィールの要約
以下の表1は、本発明のヒト糸球体間葉系幹細胞(hGL−MSC)のマーカー発現プロフィールの要約を提供する。
表1
【表1】
【0061】
Fish試験
hGL−MSCを、女性レシピエントに移植された男性ドナー由来の移植腎臓の糸球体から単離した。45歳の女性患者に男性移植片を移植した。該移植片は、巣状糸球体硬化症の生検診断で、治療に抵抗性の重度腎炎症候群の再発のため、9つのマウント後に移植された。
【0062】
サブコンフルエンス(70%)の培養物を、最終濃度0.01μg/mlのVelbeで一晩インキュベーション(16−18時間)した。細胞をペレット化し、ペレットを低張溶液(0.2gのKCl+0.2gのクエン酸Na/100ml)に再懸濁した。37℃で20分インキュベーション後、細胞を3:1のメタノール−酢酸で固定し、18時間、−20℃で保存した。中期染色体を清潔なスライドガラスに約50μlの懸濁液を滴下することにより調製し、空気乾燥させた後、顕微鏡法を使用して視覚化した。
【0063】
FISH試験を、市販のX(緑色)およびY(赤色)染色体動原体プローブならびにY古典的サテライトIIIヘテロクロマチンプローブ(Aquarius Cytocell, Cambridge, UK)を使用して行った。プローブを、製造業者の指示にしたがって、調製し変性させた。調製されたプローブを、カバースリップ下に変性させた中期および核(70℃で70%のホルムアミド/2×SSC中で1.45分)を含むスライド上に加えた。ハイブリダイゼーションを一晩37℃で行った。次に、スライドを72℃で2分間0.4×SSCで1回洗浄し、次に、室温で5−10分間4×SSC+Tween20(Sigma)で2回目の洗浄をした。染色体および核をDAPIで対比染色し、抗フェード溶液中に置いた。サンプルを、直接顕微鏡視覚化(Nikon落射蛍光顕微鏡)で男性(XY)/女性(XX)核および中期の同定のために分析した。デジタル画像をCytovision Cytogenetics Image Analysis Systemを使用して得た。
【0064】
免疫磁気分離、細胞選別および細胞クローニング
細胞を、新鮮な脱嚢糸球体または第2もしくは3継代の細胞培養物から免疫磁気分離した。解離し、段階的な一連のメッシュに通過させた後、脱嚢糸球体の懸濁液をコラゲナーゼI(Sigma)で8分間消化し、CD133
+細胞を、MACSシステム(Miltenyi Biotech)を使用して、磁気細胞選別により単離した。
【0065】
拡大培地における第2または第3継代培養物で糸球体から培養した集団由来のCD133
+CD146
+およびCD133
−CD146
+細胞を、細胞選別(MoFlo
TM、Dakocytomation)により分離し、両方の集団を特性化し、培養し、細胞選別による96−ウェルプレートにおける単一細胞懸濁液の播種によりクローニングした。得られたクローンの数、形態および速度論を分析し、それらのいくつかをサブクローニングおよび分化アッセイのために選択した。
【0066】
インビトロ分化
hGL−MSCの脂肪細胞、骨細胞および軟骨細胞分化能力は、以前に記載されているとおりに測定した[7]。
【0067】
簡潔には、hGL−MSCを、脂肪生成培地(Lonza, Basel Switzerland)で3週間培養した。分化を評価するために、細胞を、20分間室温で4%のパラホルムアルデヒドで固定し、20分間室温でメタノール(Sigma)中の0.5%のOil Red O(Sigma)で染色した。
【0068】
骨細胞分化を、骨形成培地(Lonza)中でhGL−MSCを培養することにより評価した。培地を、3週間にわたって1週間に2回交換した。分化を評価するために、細胞を、20分間4%のパラホルムアルデヒドで固定し、20分間室温でAlizarin Red、pH4.1(Lonza)で染色した。
【0069】
軟骨細胞分化に関して、2.5×10
5個のhGL−MSCを、15mlの円錐形ポリプロピレンチューブ(Falcon BD Bioscience)中で150gで5分間遠心分離し、DMEMで2回洗浄した。ペレットを、10ng/mlの形質転換成長因子β3(Lonza)を補った軟骨形成培地(Lonza)で培養した。培地を、28日間にわたって3日ごとに交換した。ペレットを一晩で4%のパラホルムアルデヒドで固定し、パラフィン包埋切片を、グリコサミノグリカンに対して0.1%のサフラニンO(Sigma)を使用して、硫酸化プロテオグリカンに対して1%のアルシアンブルーで染色した。
【0070】
内皮細胞分化を、以前に記載されているとおりに、血管内皮細胞増殖因子(VEGF、10ng/ml、Sigma)を有する内皮細胞用基本培地(EBM)(Lonza)の存在下でhGL−MSCを3週間培養することにより得た[17]。
【0071】
足細胞分化を、オール・トランスレチノイン酸(ATRA、Sigma、20μmol/L)を含有する拡大培地中でhGL−MSCを3週間培養することにより得た[18]。分化を、IV型コラーゲン(Sigma)で被覆したチャンバースライドで行った[19]。
【0072】
メサンギウム分化を、10%のFCS、TGF−ベータ1(2.5ng/ml、Sigma)[20]およびPDGFbb(5ng/ml Sigma)[21]の存在下で、DMEM高濃度グルコース中でhGL−MSCを6日間培養することにより得た。分化を、フィブロネクチンで被覆したチャンバースライドで行った。
【0073】
リアルタイムPCR
定量的逆転写PCRを、以前に記載されているとおりに行った[22]。一本鎖cDNAを、大容量cDNA逆転写キット(Applied Biosystems, Foster City, CA 94404, USA)を使用して、全RNAから生産した。簡潔には、1または2μgのmRNA、2μlのRTバッファー、0.8μlのdNTP混合物、2μlのRTランダムプライマー、1μlのMultiScribe逆転写酵素および4.2μlのヌクレアーゼ非含有水を、それぞれのcDNA合成のために使用した。逆転写後、cDNAを−20℃で保存した。リアルタイムPCRによる相対的量子化を、48ウェルStepOne
TMリアルタイムシステム(Applied Biosystems)を使用して、リアルタイムにおけるPCR産物のSYBR−緑色検出を使用して行った。リアルタイムPCRを行うために、以下の配列−特異的オリゴヌクレオチドプライマーは、全てMWG-Biotech AG, Ebersberg, Germanyから購入した。(i)[22]に記載されているヒトネフリンフォワードおよびリバースプライマー、(ii)[1]に記載されているヒトPAX2フォワードおよびリバースプライマー、および(iii)[1]に記載されているヒトβ−アクチンフォワードおよびリバースプライマー。Power SYBR(登録商標)Green PCR Master Mixは、Applied Biosystemsから購入した。熱サイクル条件は以下のとおりである、95℃10分のAmpliTaq Gold(登録商標)DNAポリメラーゼLDの活性化、次に、95℃15秒および60℃(ネフリン、pax2およびβ−アクチンに対して)1分の増幅を45サイクル。増幅の対数期を検出するために、蛍光レベル(産物の定量化)をそれぞれのサイクルで測定した。蛍光が域値に達したサイクルを記録し、トリプリケート間で平均し、β−アクチンに関する域値の平均サイクルに標準化した。コントロールに対する発現の倍数変化を、全てのサンプルに対して計算した。
【0074】
同種異系末梢血単核細胞−MSC共培養
[23、24]に記載されているとおり、修飾され混合された細胞培養物において、健常ボランティア由来の末梢血単核細胞(BPMC)を、Histopaque−1077(Sigma)で分画し、キラー細胞として使用し、同種異系MSCを刺激細胞として使用した。簡潔には、hGL−MSCを、100μlの完全培地において5×10
3細胞/mlで96−ウェルプレート上にトリプリケートにおいて播種し、1から2時間でプラスチックに付着させた。PBMCを5×10
4細胞/mlで再懸濁し、最終濃度2.5μg/mlで、マイトジェンフィトヘマグルチニン(PHA、Sigma)の存在または非存在下で、Gl−MSC含有または非含有のウェル(100μlの容量)に加えた。Gl−MSC対PBMC比は1:10であった。BM由来のヒトMSCを、コントロールとして使用した。培養を16−48時間維持し、培養期間後、リンパ球増殖を評価した。
【0075】
細胞増殖を、製造業者の指示にしたがって酵素免疫吸着アッセイキット(Chemicon International)を使用して、細胞DNAへの5−ブロモ−2’−デオキシウリジン(BrdU)の取り込みとして検出されるDNA合成により試験した。データは、[23]に記載されているとおりに計算される刺激指数(SI)値として示す。該実験は、記載されているそれぞれの時点に対して少なくとも3回行った。
【0076】
統計分析
データは、3回以上の実験由来の平均±標準偏差として示した。統計的有意性を、両側スチューデントt検定により評価した。
【0077】
インビボ局在試験
本発明者らは、また、本発明の幹細胞集団のヒト腎臓におけるインビボ局在を明らかにするために実験を行った。結果は
図4に示されている。糸球体においてCD24(陽性)を共発現する、CD146(陽性)およびCD133(陰性)細胞の存在を、免疫蛍光により試験した。
図4に示されるとおり、CD24(陽性)を共発現するCD146(陽性)細胞を、糸球体(平均2.22±0.2/糸球体 n=60)において検出することができ、これらの細胞はCD133陰性であった。さらに、CD146は、内皮細胞により糸球体係蹄内で発現した。CD133(陽性)細胞は、主にボーマン嚢において観察された。
【0078】
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