【実施例】
【0051】
(実施例1)
正極活物質であるLiMn
2O
4と、導電助剤であるアセチレンブラックと、結着剤であるポリフッ化ビニリデンとを重量比85:10:5の割合で混合し、溶剤としてN−メチルピロリドンを加えて混練分散して正極合剤を作製し、この正極合剤を正極集電体である厚さ20μmのアルミニウム箔の両面に塗布した。
図1に示すように、塗布工程では、正極集電体40の幅52mmに対して、正極合剤41の塗布幅を48mmとし、正極集電体40の幅の一端部に正極合剤の非形成部を設けた。塗布後に、ロールプレスにより極板の厚さを152μmに調整して、3.235mAh/cm
2の容量を有する正極板4を作製した。
次に、負極活物質である人造黒鉛90重量%と結着剤であるポリフッ化ビニリデン10重量%とに、溶剤としてN−メチルピロリドンを加えて混練分散して負極合剤を作製し、この負極合剤を負極集電体である厚さ10μmの銅箔の両面に塗布した。
図1に示すように、塗布工程では、負極集電体60の幅53mmに対して、負極合剤61の塗布幅を50mmとし、負極集電体60の幅の一端部に負極合剤の非形成部を設けた。塗布後に、ロールプレスにより極板の厚さを102μmに調整して、3.52mAh/cm
2の容量を有する負極板6を作製した。
【0052】
そして、正極板4の合剤非形成部と負極板6の合剤非形成部とがそれぞれ巻回軸方向で反対側に配置されるようにして、正極板4と負極板6との間にポリエチレン製微多孔膜からなる厚み25μm、幅50mmのセパレータ8を介在させて巻回することにより、発電要素3の巻回軸方向の一端面には、正極集電体40がセパレータから3mmはみ出た正極集電体の露出部31が形成され、発電要素3の巻回軸方向の他方の端面には、負極集電体60がセパレータから3mmはみ出た負極集電体の露出部32が形成された発電要素3を作製した。
【0053】
正極集電端子5において、厚み1.0mmのアルミニウム板から形状を打ち抜いて、プレス加工することによって、頂点512の肉厚及び下端513の肉厚の異なる逆V字状の開口部510を有する凸部51を3か所備えた凸部群が2つ設けられた正極集電端子5を作製した。
図6に示すように、頂点512の開口部510側には逆V字にR0.2の丸みをつけて、溶接片511の開口部510側の2辺を延長した交点が成す角度(凸部51の頂点512の開口部側の角度)θを20゜とした。また、溶接片511の開口部側の頂点512と下端513との間には屈曲点511aを設けて、屈曲点511aにおける下端513側の角度(溶接片511の屈曲点511aにおける下端513側の2辺を延長した交点が成す角度α)が80°となるように凸部51を形成した。各正極集電端子5の凸部51の頂点512の肉厚及び下端513の肉厚を表1に示す。実施例1-1〜1-6においては、凸部51の頂点512側から下端513側へと順次肉厚が厚くなるように形成し、比較例1-1〜1-4においては、肉厚を一定とした。
一方、負極集電端子7において、厚み1.0mmの銅板から形状を打ち抜いて、プレス加工することによって、頂点712の肉厚及び下端713の肉厚の異なる逆V字状の開口部710を有する凸部71を3か所備えた凸部群が2つ設けられた負極集電端子7を作製した。
図11(b)に示すように、頂点712の開口部側には逆V字にR0.2の丸みをつけて、溶接片711の開口部側の2辺を延長した交点が成す角度(凸部71の頂点712の開口部側の角度)θを20゜とした。また、凸部71の頂点と下端713との間の溶接片の開口部側には、正極集電端子と同様の屈曲点711aを形成した。各負極集電端子7の凸部71の頂点712の肉厚及び下端713の肉厚を表1に示す。実施例1-1〜1-6においては、凸部71の頂点712側から下端713側へと順次肉厚が厚くなるように形成し、比較例1-1〜1-4においては、肉厚を一定とした。
正極集電端子5及び負極集電端子7ともに、凸部51,71の開口部510,710の幅は下端で5.0mm、凸部の頂点512,712の開口部側と下端513、713との間の発電要素3の巻回軸30に平行な方向の長さ(
図6におけるbの長さ)は2.2mmとした。
【0054】
図7のように、発電要素3の端面に露出した複数の正極集電体40を互いに寄せ集めすることにより、5から7つの正極集電体40の束を6つ(凸部3か所×2凸部群)形成した。正極集電端子5の孔52を発電要素3の巻回軸30に配置させて、正極集電体40の各束を正極集電端子5の凸部51の開口部510に分散して挿入した。一方、負極集電体60も正極集電体40と同様にして負極集電体60の6つの束を形成し、負極集電端子7のリード部72を発電要素3の巻回軸30に配置させて、負極集電体60の各束を負極集電端子7の凸部71の開口部710に分散して挿入した。
【0055】
次に、TIG溶接電源の溶接ヘッドの極性をマイナスとし、電源のプラスを集電端子に接触させ、正極集電体40と正極集電端子5との溶接時条件は表1に記載の条件で電流を通電し、負極集電体60と負極集電端子7との溶接時は、電源の極性の接続は正極と同様にして表1に記載の条件で電流を通電して溶接した。その後、発電要素3と集電端子を回転軸に平行に引っ張って強度を測定して、溶接強度とした。その値を表2に示す。TIG溶接機としては、株式会社セイワ製作所製のMAW−300を用いた。なお、TIG溶接の極性を逆転して接続しても溶接は可能であるが、溶接部の溶け代の深さが浅くなるため、好ましくは正極集電端子5及び負極集電端子7への溶接電源の極性はプラスが好ましい。また、交流のTIG溶接機でも良好な溶接が可能である。TIG溶接機としては、溶融するためのエネルギーを厳密に制御するため、少なくともアーク放電時間を1msec単位で制御することができる溶接機であることが好ましい。
【0056】
【表1】
【0057】
集電端子と発電要素3との接合状態を確認するために、引張り試験によって溶接強度(引張強度)を調査した。表2に示すように、頂点の肉厚が0.15mm〜0.5mmで、下端の肉厚を頂点の肉厚より厚くなるように形成した実施例1-1〜1-6では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに10kgf以上の引張強度を有していた。
これに対して、比較例1-1〜1-4では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに7〜8kgfであった。
【0058】
また、接合部周辺の集電板を顕微鏡にて観察を行った結果を表2に示す。頂点の肉厚が0.15mm〜0.5mmで、下端の肉厚を頂点の肉厚より厚くなるように形成した実施例1-1〜1-6では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに、溶接部に孔は発生せず、溶接チリ等の付着は認められなかった。
これに対して、頂点の肉厚及び下端の肉厚がともに0.15mm、0.3mm、0.4mm、0.5mmと同一の厚さである比較例1-1〜1-4では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに孔が発生した。
なお、頂点の肉厚が0.5mmの比較例1-4、実施例1-6では、200A、25m秒の溶接条件では、電流不足となり、強度が出なかった(比較例1-4では、4kgf、実施例1-6では5kgfという低い値となってしまう)ので、時間を30m秒と長くした。そのために、実施例1-6では、電池への影響はないものの、セパレータ溶けが生じ始めていた。
【0059】
【表2】
【0060】
(実施例1-7及び1-8)
凸部51の頂点512の開口部側の角度を24°に変更した以外は、実施例1-1及び1-3と同様にして正極集電端子5及び負極集電端子7を接合した実施例1-7及び1-8(正極集電端子及び負極集電端子の特性は表2の実施例1-1及び1-3とそれぞれ同じ)の発電要素3を用いて、リチウムイオン二次電池を作製した。負極集電端子7がケース本体20の底部に配置されるようにケース本体20に挿入し、ケース本体20の底部と負極集電端子7のリード部72を溶接した。抵抗溶接の棒状の溶接ヘッドを正極集電端子5の孔52及び発電要素3の巻回軸部30を挿入させて、溶接ヘッドの先端部を負極集電端子7のリード部72に当接させて、負極集電端子7とケース本体の底部20との抵抗溶接を行った。
【0061】
正極集電端子5のリード部53と蓋体21とはレーザ溶接にて接合し、正極集電端子5のリード部57を折り曲げることによって蓋体21がケース本体20の開口部に配置されるようにして、ケース本体20の中にエチレンカーボネートとジエチルカーボネートとを体積比1:1の割合で混合した溶媒に、フッ素系電解質塩であるLiPF
6を1mol/lの濃度で溶解させた電解液を注液した後に、蓋体21とケース本体20との間にシール材を介在させて、蓋体21をケース本体20の開口部に嵌合することで、表1に記載の正極集電体及び負極集電体を備えたリチウムイオン二次電池1を作製した。
【0062】
次に、実施例1-7及び1-8のリチウムイオン二次電池の内部抵抗を交流1kHzの抵抗測定器を用いて測定した。実施例1-7及び1-8のいずれの電池も、6.5mΩ(抵抗は、1kHzにおける交流抵抗の平均値である。10個製作した時のばらつきは5%であった。ばらつきの値は、最大値と最小値との差を平均値で割った値である。)の低い抵抗値を示した。頂点の肉厚を0.15mm〜0.4mmとし、下端の肉厚を頂点の肉厚より厚くなるように形成したことで、集電端子と集電体との相溶部分が大きくなったためであると考えられる。
【0063】
(実施例2)
実施例1と同様に、正極板4及び負極板6を作製し、正極板4の合剤非形成部と負極板6の合剤非形成部とがそれぞれ巻回軸方向で反対側に配置されるようにして、正極板4と負極板6との間にポリエチレン製微多孔膜からなる厚み25μm、幅50mmのセパレータ8を介在させて巻回することにより、発電要素3の巻回軸方向の一端面には、正極集電体40がセパレータから3mmはみ出た正極集電体の露出部31が形成され、発電要素3の巻回軸方向の他方の端面には、負極集電体60がセパレータから3mmはみ出た負極集電体の露出部32が形成された発電要素3を作製した。
【0064】
正極集電端子5において、厚み1.0mmのアルミニウム板から形状を打ち抜いて、プレス加工することによって、頂点512の開口部側の角度及び頂点512の肉厚の異なる逆V字状の開口部510を有する凸部51を3か所備えた凸部群が2つ設けられた正極集電端子5を作製した。
図6に示すように、頂点512の開口部510側には逆V字にR0.2の丸みをつけて、溶接片511の開口部510側の2辺を延長した交点が成す角度θを、頂点512の開口部側の角度とした。また、溶接片511の開口部側の頂点512と下端513との間には屈曲点511aを設けて、屈曲点511aにおける下端513側の角度(溶接片511の屈曲点511aにおける下端513側の2辺を延長した交点が成す角度α)が90°となるように凸部51を形成した。なお、正極集電端子5の下端部の肉厚は、0.8mmとした。実施例2-1〜2-9、比較例2-1〜2-3の各正極集電端子5について、凸部51の頂点512の開口部側の角度及び頂点512の肉厚を表3に示す。
一方、負極集電端子7において、厚み1.0mmの銅板から形状を打ち抜いて、プレス加工することによって、頂点712の開口部側の角度及び頂点712の肉厚の異なる逆V字状の開口部710を有する凸部71を3か所備えた凸部群が2つ設けられた負極集電端子7を作製した。
図11(b)に示すように、頂点712の開口部側には逆V字にR0.2の丸みをつけて、溶接片711の開口部側の2辺を延長した交点が成す角度を、頂点712の開口部側の角度とした。また、溶接片711の開口部側の頂点712と下端713との間には、正極集電端子と同様の屈曲点711aを形成した。なお、負極集電端子7の下端部の肉厚は、0.8mmとした。実施例2-1〜2-9、比較例2-1〜2-3の各負極集電端子7について、凸部71の頂点712の開口部側の角度及び頂点712の肉厚を表3に示す。
正極集電端子5及び負極集電端子7ともに、凸部51,71の開口部510,710の幅は下端で5.0mm、凸部の頂点512,712の開口部側と下端513、713との間の発電要素3の巻回軸30に平行な方向の長さ(
図6におけるbの長さ)は2.2mmとした。
【0065】
実施例1と同様に、正極集電体40の各束を正極集電端子5の凸部51の開口部510に分散して挿入し、負極集電体60の各束を負極集電端子7の凸部71の開口部710に分散して挿入した。
【0066】
次に、実施例1と同様のTIG溶接を用い、TIG溶接電源の溶接ヘッドの極性をマイナスとし、電源のプラスを集電端子に接触させ、正極集電体40と正極集電端子5との溶接時条件は表3に記載の条件で電流を通電し、負極集電体60と負極集電端子7との溶接時は、電源の極性の接続は正極と同様にして表3に記載の条件で電流を通電して溶接した。その後、発電要素3と集電端子を回転軸に平行に引っ張って強度を測定して、溶接強度とした。その値を表4に示す。
【0067】
【表3】
【0068】
集電端子と発電要素3との接合状態を確認するために、引張り試験によって溶接強度(引張強度)を調査した。表4に示すように、頂点の開口部側の角度が28°以下、頂点の肉厚が0.15〜0.4mmの実施例2-1、実施例2-2及び実施例2-4〜2-9では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに10kgf以上の引張強度を有しており、また、頂点の開口部側の角度が24°、頂点の肉厚が0.1mmの実施例2-3においても、正極集電体5及び負極集電体7ともに9kgfの引張強度を有していた。
これに対して、頂点の開口部側の角度が32°、頂点の肉厚が0.15mmの比較例2-1では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに7kgfであり、頂点の開口部側の角度が30°の場合には、頂点の肉厚が0.15mmの比較例2-2では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに8kgfであり、頂点の肉厚を0.3mmとした比較例2-3でも、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに8kgfであった。
【0069】
また、接合部周辺の集電端子を顕微鏡にて観察を行った結果を表4に示す。頂点の開口部側の角度を28°以下にした実施例2-1〜2-9では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに、溶接部に孔は発生せず、溶接チリ等の付着は認められなかった。
これに対して、頂点の開口部側の角度が32°、頂点の肉厚が0.15mmの比較例2-1では、正極集電端子5及び負極集電端子7ともに3/5の確率で孔が発生し、溶接チリの付着が認められ、頂点の開口部側の角度が30°の場合には、頂点の肉厚が0.15mmの比較例2-2では、1/5の確率で孔が発生し、頂点の肉厚を0.3mmとした比較例2-3でも、1/5の確率で孔が発生し、溶接チリの付着が認められた。
【0070】
【表4】
【0071】
表3に記載の正極集電端子5及び負極集電端子7を接合した発電要素3を用いて、リチウムイオン二次電池を作製した。負極集電端子7がケース本体20の底部に配置されるようにケース本体20に挿入し、ケース本体20の底部と負極集電端子7のリード部72を溶接した。抵抗溶接の棒状の溶接ヘッドを正極集電端子5の孔52及び発電要素3の巻回軸部30を挿入させて、溶接ヘッドの先端部を負極集電端子7のリード部72に当接させて、負極集電端子7とケース本体の底部20との抵抗溶接を行った。
【0072】
正極集電端子5のリード部53と蓋体21とはレーザ溶接にて接合し、正極集電端子5のリード部57を折り曲げることによって蓋体21がケース本体20の開口部に配置されるようにして、ケース本体20の中にエチレンカーボネートとジエチルカーボネートとを体積比1:1の割合で混合した溶媒に、フッ素系電解質塩であるLiPF
6を1mol/lの濃度で溶解させた電解液を注液した後に、蓋体21とケース本体20との間にシール材を介在させて、蓋体21をケース本体20の開口部に嵌合することで、表3に記載の正極集電端子及び負極集電端子を備えたリチウムイオン二次電池1を作製した。
【0073】
次に、比較例2-1、実施例2-1〜2-3、及び実施例2-6のリチウムイオン二次電池の内部抵抗を交流1kHzの抵抗測定器を用いて測定した。各電池の内部抵抗の平均値を表5にしめす。頂点の開口部側の角度が28°を超える比較例の2-1の電池は8mΩであったの対して、頂点の開口部側の角度が28°以下の実施例2-1〜2-3、及び実施例2-6のいずれの電池も、7.0mΩ以下の低い抵抗値を示した。頂点の開口部側の角度を28°以下としたことで、集電端子と集電体との相溶部分が大きくなったためであると考えられる。なお、表5の括弧内の数値は交流抵抗の10個製作した時のばらつきの幅で、最大値と最小値との差を平均値で割った値を示す。
【0074】
【表5】
【0075】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、正極集電端子5、負極集電端子7の何れもが本発明の実施形態に係るものであるが、例えば、正極集電端子5にだけ、あるいは負極集電端子7にだけ、本発明を適用するようにしてもよい。また、上記実施形態においては、発電要素3の巻回軸方向の両端にそれぞれ正極集電体の露出部31及び負極集電体の露出部32を形成させたが、一方の端面のみに集電体の露出を形成させて、本発明を適用するようにしてもよい。
【0076】
上記実施形態においては、円筒状(横断面形状が円形)の電極群3を備える円筒型電池を例として説明したが、
図12に示すような端子を用いて、
図13に示す横断面形状がやや偏平な形状(長円形、楕円形等)の発電要素を備える各種の筒型電池も本発明が意図するところである。
【0077】
また、上記実施形態では、正極板4と負極板6の間にセパレータ8を介在させて巻回することにより発電要素3を形成したが、本発明は、巻回によって形成された発電要素を備えた巻回型電池に限定されるものではない。
図14に示すように、少なくとも一つの端面に正極集電体又は負極集電体が露出するように、正極板、負極板およびセパレータを積層することによって発電要素を形成した積層型電池の正極集電体又は負極集電体の露出部に、本発明の集電端子を適用するようにしてもよい。
【0078】
(符号の説明)
1 リチウムイオン二次電池
2 外装ケース
20 ケース本体
21 蓋体
22 シール材
3 発電要素
30 巻回軸
31 正極集電体の露出部
32 負極集電体の露出部
4 正極
40 正極集電体
41 正極合剤
5 正極集電端子
50 板状部
51 凸部
510 開口部
511 溶接片
511a 屈曲点
512 頂点
513 下端
52 孔
53 リード部
54 凸部群
6 負極
60 負極集電体
61 負極合剤
7 負極集電端子
70 板状部
71 凸部
710 開口部
711 溶接片
711a 屈曲点
712 頂点
713 下端
72 リード部
73 凸部群
8 セパレータ