特許第5797287号(P5797287)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5797287
(24)【登録日】2015年8月28日
(45)【発行日】2015年10月21日
(54)【発明の名称】足場板用巾木
(51)【国際特許分類】
   E04G 5/00 20060101AFI20151001BHJP
【FI】
   E04G5/00 301A
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-13580(P2014-13580)
(22)【出願日】2014年1月28日
(62)【分割の表示】特願2009-97117(P2009-97117)の分割
【原出願日】2009年4月13日
(65)【公開番号】特開2014-98303(P2014-98303A)
(43)【公開日】2014年5月29日
【審査請求日】2014年2月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】597144484
【氏名又は名称】ジー・オー・ピー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078695
【弁理士】
【氏名又は名称】久保 司
(72)【発明者】
【氏名】千田 豊治
【審査官】 津熊 哲朗
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−022601(JP,A)
【文献】 特開2005−188023(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3084672(JP,U)
【文献】 実開平06−028092(JP,U)
【文献】 特開2008−045398(JP,A)
【文献】 特開2003−166342(JP,A)
【文献】 特開平09−151599(JP,A)
【文献】 特開2006−161458(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04G 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
巾木本体の端部外面側で巾木本体の長さ方向に、足場のパイプへの固定部材として下向きの固定垂直フックと、スライド杆により横スライド可能とした可動水平フックとを突設し、これら固定垂直フックと可動水平フックは
板状体にU字形の切欠きに形成して掛止部とし、前記固定垂直フックは、巾木本体の左右両端に取付けられ、巾木本体の水平方向の巾方向の範囲内で突出位置を異ならせ、前記可動水平フックは、垂直フックの上方位置で巾木本体に取付けられるもので、巾木本体に出没自在に取付けられ、前記掛止部を巾木本体内に没入させることを特徴とする足場板用巾木。
【請求項2】
固定垂直フックと、可動水平フックとは、板状体に形成したU字形の切欠き内周に突起状段差を対向するように形成して、切欠き入口に狭隘部を設けた請求項1記載の足場板用巾木。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設作業現場等に設置される枠組足場の足場板に取付ける巾木に関するものである。
【背景技術】
【0002】
建設作業現場等に設置される枠組足場の足場板上での高所作業では、作業者が足元に置いたボルト、金具類等の部品や工具類などを誤って落下させることがある。
【0003】
建設業等において、高所からの墜落・転落による労働災害が多発していることから、今回、足場等からの墜落防止等の対策の強化を図るため、足場、架設通路及び作業構台からの墜落防止措置等に関し、労働安全衛生規則の一部が改正され、平成21年6 月1 日から施行される。
【0004】
その内容は、足場からの墜落防止措置等の充実であり、足場の種類に応じて次の墜落防止措置が必要になる。枠組足場においても、交さ筋かい下部のすき間からの墜落を防止するため、交さ筋かいに加え、「下さん」や「幅木」等の設置、又は、「手すりわく」の設置が義務付けられる。
【0005】
枠組足場においても、従来から足場板の側縁に巾木を取付けることは行われているが、取付方法としては定まったものがなく、例えば帯状の板材を足場板の側縁に堰板状に立てて枠組足場の支柱に針金や番線で縛り付けている。
【0006】
しかしこのような方法では、巾木の取り付けと取り外しに時間と労力を要して施工性がよくなかった。
【0007】
そこで、かかる不都合を解消し、足場板にワンタッチ的に取付けられる巾木として、下記特許文献1に示すものがある。これは、巾木本体の外面側にセット金具が垂直姿勢と下部を外側に突き出す傾斜姿勢との間で揺動自在に枢着されるとともに、該巾木本体の下面から下方へ突出する複数の直立用金具を備え、前記セット金具は、ばね力によって垂直姿勢側に付勢され、垂直姿勢において巾木本体よりも下方へ張出する下部に内向きの係止部を備え、前記直立用金具を足場板の側縁部の取付孔に上方から挿嵌した状態で、巾木本体の下面と前記セット金具の係止部との間に側縁部が嵌合するように構成されている。
【特許文献1】特許第3439684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記従来技術は、巾木をワンタッチ的に取付けられるものではあるが、巾木を足場板にセット金具で直接固定するものであり、しかも、セット金具は足場板を外側から垂直方向に押さえるだけであるため、セット金具の下側が何らかの外力によって押されると作業中であっても簡単に外れるおそれがあり、また、足場板にも取付孔を穿設する必要がある。
【0009】
なお、近年、労働安全衛生規則の改正により、枠組足場の足場板に対して所定の高さ以上の巾木の設置が義務付けられたが、前記従来技術は、セット金具も巾木の高さに対応させる必要があり、生産性がよくない。
【0010】
本発明は前記従来例の不都合を解消するものとして、簡単な構造で足場板に巾木を確実に固定でき、固定後は外力が加わっても外れるおそれがなく、取付もワンタッチ的に行えて簡単であり、既製の足場板にも容易に実施できる足場板用巾木を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1記載の本発明は、巾木本体の端部外面側で巾木本体の長さ方向に、足場のパイプへの固定部材として下向きの固定垂直フックと、スライド杆により横スライド可能とした可動水平フックとを突設し、これら固定垂直フックと可動水平フックは板状体にU字形の切欠きに形成して掛止部とし、前記固定垂直フックは、巾木本体の左右両端に取付けられ、巾木本体の水平方向の巾方向の範囲内で突出位置を異ならせ、前記可動水平フックは、垂直フックの上方位置で巾木本体に取付けられるもので、巾木本体に出没自在に取付けられ、前記掛止部を巾木本体内に没入させることを要旨とするものである。
【0012】
請求項1記載の本発明によれば、巾木本体は垂直フックと水平フックとで足場を形成する水平パイプと縦パイプとにそれぞれ係止されて固定される。よって、巾木本体は足場板に直接固定されるのではなく、しかも、水平と垂直方向の2方向で固定され、さらに、フックによる係止であるから、外力により外れにくく固定が確実になされる。また、取付けもフックを掛けるだけでよいからワンタッチ的に行えて容易である。
【0013】
さらに本発明は、垂直フックと水平フックを設けるに、水平フックがスライド杆により横スライド可能とすることは重要である。両者が固定では位置合わせが難しく足場を形成する水平パイプと縦パイプとに同時に掛けることは困難であるが、水平フックが横スライド可能とすることで、これが容易になる。なお、垂直フックを先に掛け、巾木本体を寝かした状態から立てるようにすれば、水平フックを容易に縦パイプに掛けることが可能となる。また、垂直フックは、巾木本体の水平方向の巾方向の範囲内で突出位置を異ならせたので、巾木本体の左右両端に取付けられ、連続して連結される巾木の端部から対向して突出する際に、隣接の巾木から突出する垂直フックがお互いにぶつかり合わないようなる。
【0014】
水平フックはバネ部材で巾木本体に出没自在に取付けたから、巾木本体内に収納でき、垂直フックを水平パイプに係止するときに、邪魔になることはない。
【0015】
請求項2記載の本発明は、固定垂直フックと、可動水平フックとは、板状体に形成したU字形の切欠き内周に突起状段差を対向するように形成して、切欠き入口に狭隘部を設けたことを要旨とするのである。
【0016】
請求項2記載の本発明によれば、垂直フックと、水平フックとは、板状体にU字形の切欠きに形成し、切欠き内周に突起状段差を対向するように形成して、切欠き入口に狭隘部を設けたので、水平パイプに垂直フックの掛止部を引っ掛け、また、縦パイプへ水平フックは掛止部を引っ掛けるのに、一度切欠き内に挿入した水平パイプや縦パイプが狭隘部で抜け難いものとなる。外れ防止が得られる。
【0017】
さらに、この突起状段差は水平パイプや縦パイプをU字形の切欠き内に挿入する際にはほとんど支障とならない。
【発明の効果】
【0018】
以上述べたように本発明の足場板用巾木は、巾木本体にフックを取付けただけの簡単な構造であり、足場板への取付けは、足場のパイプに掛止するから足場板に固定する場合に比較して確実に固定でき、固定後は外力が加わっても外れるおそれがなく、取付もワンタッチ的に行えて簡単であり、既製の足場板にも容易に実施できるものである。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の足場板用巾木の実施形態を示す正面図、図2は同上巾木本体の側面図で、本発明の巾木1は、枠組足場の足場板3に取付けるものであり、基本構造としては、帯状の板体で構成する巾木本体2の両端部に、該巾木本体2の長さ方向で、枠組足場の水平パイプ4と縦パイプ5とにそれぞれ掛止する固定垂直フック6と可動水平フック7とを突出させて取付けた。
【0020】
巾木本体2は、図2に示すように鋼板などによる帯状金属板材の上端を外側に下向きのL字形に折り曲げ加工し、下端の僅か上部を内側に水平に折り曲げて水平突片2aとして足場板3への載置部とした。
【0021】
固定垂直フック6は、図1図3に示すように板状体6aの先端を下向きのU字形の切欠きに形成し、この切欠き部を枠組足場の水平パイプ4に上方から掛止する掛止部6bに形成した。
【0022】
前記固定垂直フック6のU字形の切欠きには、切欠き内周に突起状段差13を対向するように形成して、切欠き入口に狭隘部14を設けるようにした。
【0023】
この突起状段差13から内側は水平パイプ4の半円周以上の周面を有し、また、突起状段差13の段差は外の開口に向けて狭隘部14へ外から導くような傾斜を持たせた。
【0024】
固定垂直フック6は、巾木本体2の左右両端に取付けられ、連続して連結される巾木1の端部から対向して突出することになるが、隣接の巾木1から突出する固定垂直フック6がお互いにぶつかり合わないよう、図3に示すように巾木本体2の水平方向の巾方向の範囲内で突出位置を異ならせた。
【0025】
具体的には、固定垂直フック6は、板状体6aの基部を巾木本体2に当接してボルトで固定し、巾木本体2からの突出部分を外側に斜めに曲げた斜部6cに形成し、そのさらに先端の垂直板状の部分に掛止部6bを形成するが、この場合、前記斜部6cの巾を巾木本体2の左右で異ならせる。
【0026】
図3に示す場合、斜部6cは、巾木本体2の右側では15mmであるが、左側では20mmである。これにより、連結される隣接の巾木1から突出する固定垂直フック6は相互に入れ違いとなり、同一の水平パイプ4に掛止できる。
【0027】
可動水平フック7は、固定垂直フック6の上方位置で巾木本体2に取付けられるもので、その第1例を図4図7に示す。可動水平フック7は、板状体の先端に横向きのU字形の切欠きを設けて縦パイプ5への掛止部7aとし、この係止部7aが形成された板状体を溶接などによりスライド杆8に固定する。
【0028】
前記固定垂直フック6と同じく可動水平フック7にもU字形の切欠きには、切欠き内周に突起状段差13を対向するように形成して、切欠き入口に狭隘部14を設けるようにした。
【0029】
この突起状段差13から内側は縦パイプ5の半円周以上の周面を有し、また、突起状段差13の段差は外の開口に向けて狭隘部14へ外から導くような傾斜を持たせた。
【0030】
スライド杆8の後端近傍には後述の板バネ11への係止凹部8aを設ける。
【0031】
スライド杆8の巾木本体2への取付手段は、取付板9をボルトで巾木本体2の外側面に固定し、この取付板9の外面に帯板状部材を折り曲げ加工した横長コ字形の支持部材10を溶接などにより固定する。この場合、支持部材10は取付板9よりも長尺のものとし、支持部材10の後部を取付板9よりも後方に突出させる。
【0032】
支持部材10は、コ字形の両端部の立ち上がり部にスライド杆8の挿通孔が穿設してある。これにより、スライド杆8は支持部材10でスライド自在に支承される。
【0033】
支持部材10の後部部分の内面側で取付板9の外側に形成される隙間に、板バネ11を取付ける。この板バネ11は、端部が支持部材10から後方に突出し、この突出部に外側への90度の折曲がり部が山形に形成され、この折曲がり部が前記スライド杆8に設けた係止凹部8aへの係止突起11aとなる。
【0034】
かかる巾木1を足場板に取付けるには、図2に示すように巾木1を足場板3の側縁に配置し、水平突片2aを足場板3の上に載せ、図1に示すように枠組足場を構成する水平パイプ4に固定垂直フック6の掛止部6bを上方から引っ掛ける。この場合、連続する足場板相互の間では、対向する足場板から垂直フック6が向かい合わせで突出するが、固定垂直フック6は前記のように入れ違いに突出しているから、両固定垂直フック6の先端がぶつかることはなく、並行して同じ水平パイプ4に引っ掛けられる。
【0035】
この状態で、固定垂直フック6は掛止部6bが下向きに形成されているから、巾木本体2の荷重が加わることで、固定垂直フック6が水平パイプ4から外れるおそれはない。
【0036】
この固定垂直フック6の係止作業時に水平パイプ4や縦パイプ5が邪魔になるときは、板ばね11の弾力に抗してスライド杆8を支持部材10にそって後方にスライドさせれば、掛止部7は巾木本体2内に没入する。
【0037】
なお、このように可動水平フック7を巾木本体2から引き出して掛止部7aを縦パイプ5に差し込んで掛止するのに、巾木本体2はすでに固定垂直フック6が水平パイプ4に係止されているので安定して行うことができるが、特に巾木本体2を斜めに倒すことで可動水平フック7を縦パイプ5に邪魔にならずに移動でき、掛止部7aと縦パイプ5が合った所で巾木本体2を垂直に立てれば、簡単かつ迅速に係止が可能となる。
【0038】
以上のようにして固定垂直フック6を水平パイプ4に取付けたならば、次に可動水平フック7を巾木本体2から引き出して掛止部7aを縦パイプ5に差し込んで掛止する。この状態で、スライド杆8に形成してある係止凹部8aに板バネ11の係止突起11aが弾力により嵌り込み、水平フック7はその位置で巾木本体2に固定され、縦パイプ5から外れるおそれはない。
【0039】
このようにして固定垂直フック6と可動水平フック7とが枠組足場の水平パイプ4と縦パイプ5に固定されることで、巾木1が足場板の側縁に配設される。
【0040】
巾木1を使用しないときは、図8に示すように巾木本体2を水平に倒して段積みする。この場合、上下位置の巾木本体2は水平突片2aが互いに上下に突出するようにして入れ違いに積み重ねる。これにより、無駄なスペースが生じることなく、また、横ずれすることもなく安定した状態で積み重ねられる。
【0041】
なお、板バネ11とスライド杆8の係合は、前記のようにスライド杆8に係止凹部8aを設ける他に、スライド杆8端部が板バネ11の山の斜面に当接するようにしてもよい。
【0042】
すなわち、スライド杆8端部は板バネ11を乗り越えて、板バネ11の山の斜面がこのスライド杆8端部を押すようにする。このようにしても板バネ11の付勢力でスライド杆8を固定できる。
【0043】
図9図12は可動水平フック7の巾木本体2への取付手段の第2例を示し、前記した第1例の板バネ11にかえてコイルバネ12を支持部材10の範囲内でスライド杆8に巻回し、スライド杆8の後端にストッパー8bとしてのリングを取付けた。その他の構成は第1例と同様である。
【0044】
これにより、図9(b)に示すようにスライド杆8および可動水平フック7はコイルバネ12の伸張力で突出方向に付勢され、水平フック7が巾木本体2から突出して掛止部7aが縦パイプ5に押圧されて掛止される。
【0045】
この状態で、可動水平フック7には前記のようにコイルバネ12によって縦パイプ5の方向への押圧力が加わっているから、可動水平フック7が縦パイプ5から外れることはない。
【0046】
なお、可動水平フック7を縦パイプ5に掛止していない状態でも、可動水平フック7には巾木本体2から突出する方向への力がコイルバネ12によって付勢されているが、スライド杆8の後端にストッパー8bが設けてあり、図12に示すようにこれが支持部材10の外側に当接するから、スライド杆8が支持部材10から抜け出ることはない。
【0047】
可動水平フック7を巾木本体2内に没入させるには、コイルバネ12の弾力に抗して押し込めばよい。
【図面の簡単な説明】
【0048】
図1】本発明の足場板用巾木の実施形態を示す正面図である。
図2】本発明の足場板用巾木の巾木本体の側面図である。
図3】本発明の足場板用巾木の水平フックを取り除いた状態の平面図である。
図4】本発明の足場板用巾木の水平フックの第1例を巾木本体に取付けた状態の横断平面図である。
図5】本発明の足場板用巾木の水平フックの第1例を示す平面図である。
図6】本発明の足場板用巾木の水平フックの第1例を示す側面図である。
図7】本発明の足場板用巾木の水平フックの第1例を示す正面図である。
図8】本発明の足場板用巾木の巾木本体を段積みした状態の説明図である。
図9】本発明の足場板用巾木の水平フックの第2例を巾木本体に取付けた状態の横断平面図である。
図10】本発明の足場板用巾木の水平フックの第2例を示す平面図である。
図11】本発明の足場板用巾木の水平フックの第2例を示す側面図である。
図12】本発明の足場板用巾木の水平フックの第2例を示す正面図である。
【符号の説明】
【0049】
1 巾木 2 巾木本体
3 足場板 4 水平パイプ
5 縦パイプ 6 固定垂直フック
6a 板状体 6b 掛止部
6c 斜部 7 可動水平フック
7a 掛止部 8 スライド杆
8a 係止凹部 8b ストッパー
9 取付板 10 支持部材
11 板バネ 11a 係止突起
12 コイルバネ 13 突起状段差
14 狭隘部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12