特許第5798324号(P5798324)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5798324-振動発生装置 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5798324
(24)【登録日】2015年8月28日
(45)【発行日】2015年10月21日
(54)【発明の名称】振動発生装置
(51)【国際特許分類】
   A45D 24/00 20060101AFI20151001BHJP
【FI】
   A45D24/00 N
【請求項の数】4
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2010-549079(P2010-549079)
(86)(22)【出願日】2009年2月17日
(65)【公表番号】特表2011-512972(P2011-512972A)
(43)【公表日】2011年4月28日
(86)【国際出願番号】EP2009051844
(87)【国際公開番号】WO2009109461
(87)【国際公開日】20090911
【審査請求日】2011年12月16日
【審判番号】不服2014-14554(P2014-14554/J1)
【審判請求日】2014年7月25日
(31)【優先権主張番号】08152365.6
(32)【優先日】2008年3月6日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】590003065
【氏名又は名称】ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100124855
【弁理士】
【氏名又は名称】坪倉 道明
(74)【代理人】
【識別番号】100129713
【弁理士】
【氏名又は名称】重森 一輝
(74)【代理人】
【識別番号】100137213
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100143823
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 英彦
(74)【代理人】
【識別番号】100151448
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 孝博
(74)【代理人】
【識別番号】100146318
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 吉和
(74)【代理人】
【識別番号】230105223
【弁護士】
【氏名又は名称】城山 康文
(72)【発明者】
【氏名】カルマン,ジエフリー・マイケル
(72)【発明者】
【氏名】マクニーリー,キヤロリン・マリー
(72)【発明者】
【氏名】ノツテインガム,ジヨン・リチヤード
(72)【発明者】
【氏名】コロシモ,レイチエル・ノツテインガム
(72)【発明者】
【氏名】スパーク,ジヨン・ウイルフオード
(72)【発明者】
【氏名】タガート,ジエフリー・シルバー
(72)【発明者】
【氏名】タツパー,ジエイ・フイリツプ
【合議体】
【審判長】 山口 直
【審判官】 高木 彰
【審判官】 竹下 和志
(56)【参考文献】
【文献】 特開平3−222905(JP,A)
【文献】 特表2005−528954(JP,A)
【文献】 国際公開第2007/058400(WO,A1)
【文献】 特開昭57−190506(JP,A)
【文献】 特開平7−116026(JP,A)
【文献】 国際公開第2007/097886(WO,A2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D24/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブラシ毛および/または歯と柄とを有する振動発生ヘッドを備える振動発生グルーミング装置であって、振動発生ヘッドがモータおよび振動マスを備え、振動マスが、ブラシ毛または歯が延びる方向に対して直角である振動軸に沿って線形に振動するように配置され、ヘッドが、一端で振動マスに、他端でオフセットピンを取付けた冠歯車に連結されている保持具を備えており、冠歯車がモータ駆動シャフトを係合し、振動運動が20から200Hzであ
当該装置が、
グルーミングヘッドがその長手方向軸を中心として回転するのを防止するために、振動発生ヘッドを柄に対して安定化させる手段と、
グルーミングヘッドが振動軸に沿う以外の任意の方向に平行移動するのを防止するために、グルーミングヘッドを柄に対して安定化させる手段と、
を具備し、
柄がコアとシースとを備えており、シースが振動減衰手段によってコアに連結されている、振動発生グルーミング装置。
【請求項2】
コアが電源装置のためのハウジングを備えている、請求項に記載の装置。
【請求項3】
保持具が、その端部間に、固定ブッシュを貫通するシャフトを備えている、請求項に記載の装置。
【請求項4】
振動運動の振動数が30から50Hzである、請求項1からのいずれか一項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動発生グルーミング装置に関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
先行技術にもかかわらず、髪の毛をほぐす改良されたグルーミング器具の必要性が残っている。
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、ブラシ毛および/または歯と柄とを有する振動発生ヘッドを備える振動発生グルーミング装置を提供し、振動発生ヘッドはモータおよび振動体を備え、線形に振動するように配置されている振動体によって特徴づけられる。
【0004】
振動体は、振動軸に沿って振動する。好ましくは、振動軸は、ブラシ毛または歯が延びる方向に対して直角である。好ましくは、振動軸は、柄の軸に対して平行である。ブラシ毛または歯が延びる方向は、ブラシ毛および/または歯がこれらの基部からこれらのそれぞれの先端部まで延びる方向である。
【0005】
グルーミング装置は、櫛、ブラシ、または他のかかるグルーミング装置である。これは、ブラシ毛および/または歯を備える。ブラシ毛および/または歯は、装置ヘッドにあるブラシ毛/歯が延びる表面から延びている。この表面は、平坦でもよく、あるいは湾曲していてもよい。装置ヘッドはまた、円筒状であり、かつそこから半径方向に延びるブラシ毛およびまたは歯を有する、ブラシ毛/歯が延びる表面を含んでもよい。
【0006】
好ましくは、振動軸は、モータ駆動シャフト軸とほぼ同軸である、すなわちほぼ位置合わせされている。モータ駆動シャフト軸は、これを中心にモータの駆動シャフトが使用中に回転する軸である。好ましくは、モータ駆動シャフト軸は、全体的なブラシ毛/歯が延びる方向に対してほぼ直角である。
【0007】
振動体は、モータ駆動シャフト軸とほぼ同軸に、すなわちほぼ平行に振動するように配置されている。これは、振動体が使用中にモータに向かったり離れたりして線形に振動し、したがって、ブラシ毛/歯の端部が楕円形または円形とは対照的にほぼ線形に振動するような方法で、ブラシヘッドを振動させることを意味する。
【0008】
好ましくは、柄がコアとシースとを備えており、シースは振動減衰手段によってコアに連結されている。典型的な振動減衰手段は、ベローズ、ばね、弾性のブッシュ、およびそれらの組み合わせを含む。
【0009】
柄のコアは、柄のシース内で線形に振動する。これは使用中に保持される柄のシースであるので、このことによって、ユーザが使用中に過剰な振動を受けるのを防止する。
【0010】
好ましくは、コアが電源装置を収容する。電源装置は、好ましくは再充電可能な電池を備える。
【0011】
好ましくは、ヘッドが、一端で振動マスに、他端でピンを取付けた冠歯車に連結されている保持具を備えており、冠歯車はモータ駆動シャフトに取付けられている。冠歯車は、平歯車によって駆動シャフトに連結されてもよい。
【0012】
好ましくは、保持具が、その端部間に、固定ブッシュを貫通するシャフトを備える。固定ブッシュは、保持具のシャフトが貫通するように寸法取りされた開口部または溝を含んでもよく、したがって、保持具の非線形運動を規制し、その結果、振動体の線形の往復運動をもたらす。
【0013】
好ましくは、装置は、グルーミングヘッドがその長手方向軸を中心として回転するのを防止するために、振動発生ヘッドを柄に対して安定化させる手段を備えている。典型的な手段は、柄の振動発生ヘッドと非振動発生部との間に、協動するラグおよび溝の構成を含む。
【0014】
好ましくは、装置は、グルーミングヘッドが振動シャフトに沿う以外の任意の方向に平行移動するのを防止するために、グルーミングヘッドを柄に対して安定化させる手段を備えている。典型的な手段は、柄の振動発生ヘッドと非振動発生部との間に、協動するラグおよび溝の構成を含む。
好ましくは、装置の振動運動が20から200Hzである。
好ましくは、装置の振動運動の振動数が30から50Hzである。
【0015】
本発明の実施形態は、ここで以下の限定されない図面を参照して記載される。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】コーミングヘッド1および柄2を備える振動発生櫛を示している。
図2図1に示すものと類似している代替実施形態を示している。
図3図1および図2に示したカムの構成の平面図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、コーミングヘッド1および柄2を備える振動発生櫛を示す図である。コーミングヘッド1は、髪の毛をとかすための歯3の配列を備えている。
【0018】
柄2は、2つの部分、すなわち、内側部分と外側部分とから成る。外側部分は、使用中に保持され、柄が使用中に極端に振動しないように、ヘッドの振動発生部に固定して取付けられている内側部分から分離した部分である。
【0019】
内側部分は、安定化用のブッシュ7の開口部内で保持されているピン16によって柄の内部で一端を安定化されているハウジング5に維持される、電池4を備えている。ハウジングは、柄の外側部分の内遠端に固定されているばね8によって、さらに安定化されており、振動発生部と柄2との間の振動を減衰させる。
【0020】
この装置のヘッド1は、使用中に駆動シャフト18を回転させるモータ10を備えている。駆動シャフト18は、平歯車17に取付けられている。平歯車18は、側面が見えている冠歯車12と接触している。したがって、駆動シャフトと平歯車とがこれらの軸を中心として回転する場合、冠歯車はそれ自体の平面内で回転する。冠歯車12は、冠歯車が回転するにつれて回転するピン13を有する。ピンの頂部が保持具14の溝孔内に配置されており、ピン13が回転するにつれて、モータに向かって、ついでモータから離れて保持具14を引く。保持具14のシャフトは、安定化用のブッシュ15の開口部内に配置されており、保持具の側方位置を維持するので、保持具14の端部で本体11による往復運動だけできるようになる。したがって、モータ10が作動するにつれて、駆動シャフト18がその軸を中心として回転し、冠歯車12もまたその軸を中心として回転する。保持具14、したがって本体11は、線形の様式でモータ10に向かって引っ張られ、モータ10から離れて押される。
【0021】
図2は、図1に示すものと類似しているが、本実施形態において振動を減衰させるばねの代わりに、柄の非振動発生部に振動発生部を固定する弾性のベローズが存在する代替実施形態を示している。
【0022】
図1に示すように、図2は、ヘッドの振動発生部と内側の柄5の振動部との間にある、協動する嵌め込み形のスプラインの構成を示している。
【0023】
図3は、図1および図2に示したカムの構成の平面図を示している。モータ10は、平歯車17に固定されている駆動シャフト18を回転させる。平歯車17は、冠歯車12と係合している。冠歯車12が回転するにつれて、ピン13もまた同じ軸を中心として回転し、冠歯車12が回転するにつれて、保持具14をモータ10に向かって、ついでモータ10から離れて引っ張る。保持具14は、安定化用のブッシュ15の開口部によって側方から維持され、したがって、本体11が線形にモータに向かって、かつモータから離れて移動するので、装置のヘッドが振動する。
図1
図2
図3