特許第5799079号(P5799079)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5799079
(24)【登録日】2015年8月28日
(45)【発行日】2015年10月21日
(54)【発明の名称】捕虫トラップ
(51)【国際特許分類】
   A01M 1/14 20060101AFI20151001BHJP
   A01M 1/04 20060101ALI20151001BHJP
【FI】
   A01M1/14 V
   A01M1/04 R
【請求項の数】2
【外国語出願】
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2013-269114(P2013-269114)
(22)【出願日】2013年12月26日
(62)【分割の表示】特願2011-506770(P2011-506770)の分割
【原出願日】2009年4月30日
(65)【公開番号】特開2014-97062(P2014-97062A)
(43)【公開日】2014年5月29日
【審査請求日】2014年1月21日
(31)【優先権主張番号】0808534.2
(32)【優先日】2008年5月2日
(33)【優先権主張国】GB
(73)【特許権者】
【識別番号】510075974
【氏名又は名称】ブランデンバーグ (ユーケイ) リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰
(74)【代理人】
【識別番号】100101373
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100114487
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 幸作
(72)【発明者】
【氏名】ウィルコックス,ジョン・キャドマン
(72)【発明者】
【氏名】ケイ,マシュー・ヴァルゲーゼ
【審査官】 有家 秀郎
(56)【参考文献】
【文献】 特表平06−507548(JP,A)
【文献】 特開2007−000008(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3029246(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 1/00−1/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
虫を捕捉するためのトラップ(10)において、
a.後部ハウジング(12)と、
b.複数の照明部分(22)と、
c.カバー(16)とを備え、
前記トラップは、シールド(60)を設けたことによって保守及びジェット清掃を容易にするように適合され、前記シールド(60)の各々は、電気取付け具(24)に接続された位置で、水の浸入から複数の照明部分(22)をシール可能に保護する、トラップ(10)。
【請求項2】
請求項1に記載の虫を捕捉するトラップ(10)において、前記シールドは、手動で解放できる取付け具(62)によって適位置に固定された、トラップ(10)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、捕虫トラップに関し、より詳細には、単純かつ効率的な保守、メンテナンス
、及び清掃を促進するように設計された捕虫トラップに関する。
【背景技術】
【0002】
様々なタイプの捕虫トラップがよく知られている。特に一般的なトラップタイプ、具体
的には飛ぶ虫のためのトラップタイプは、例えば、UV光源等の虫誘引手段と、ハウジン
グ中に収容された粘着性のボードまたは紙等の捕虫トラッピング手段とを備える。飛ぶ虫
は、トラップに誘引され、開口部を通ってハウジングに入り、トラッピング手段で捕捉さ
れる。捕獲効率を維持するためには、粘着性のボードまたは紙を定期的に交換しトラップ
を清掃する必要がある。粘着性のボードまたは紙を、検査し、記録を維持する必要もある
。照明部分も、虫が電球に「貼り付き」、どんな場合であれ照明部分の寿命は限られてい
るので、清掃する必要がある。
【0003】
トラップは屋外または工場で装着されることが多く、電源まで壁上に取り付けられる。
したがって、トラップを水で清掃しようとする場合、または工場で床や壁のジェット清掃
を行う場合は、感電のリスクを避けるために電気接点を隔離する必要がある。いくつかの
トラップでは、「シール可能な」カバーは、各電気接点それぞれを覆って各照明部分から
ネジ留めされる。これは、トラップを保守する人が各照明部分1つにつき2つのキャップ
のネジを外す必要があることを意味し、多くの場合、トラップ1つにつき少なくとも2つ
以上の、典型的には少なくとも3つの照明部分がある。さらに、照明部分はハウジングベ
ース上の粘着ボードの正面に配置されるので、アクセスが難しく、作業が不快な場合があ
る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、単純かつ効率的な保守メンテナンス、及び清掃を可能にする1つまた
は複数のトラップを提供することである。別の目的は、例えば捕獲した虫の数及び/また
はタイプの識別をより容易にし、良好な記録の維持を促進することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様によれば、
虫を捕捉するトラップにおいて、
a.後部ハウジングと、
b.前記ハウジングに揺動式に取り付けられたフレームと、
c.虫がトラップに入るのを可能にする開口部を含むカバーとを備え、
後部ハウジング上に装着できる虫捕捉手段が、保守中に取替えのために容易にアクセス
可能になるように、前記フレーム及び照明部分が後部ハウジングに重なる第1の位置から
後部ハウジングに重ならない第2の位置まで移動可能に、前記フレームが1つまたは複数
の照明部分を支持する、虫を捕捉するトラップが提供される。
【0006】
後部ハウジングから揺動できる別個のフレーム上に照明部分を支持することによって、
照明部分と虫捕捉手段の両方へのアクセスを容易にすることができる。具体的には、虫捕
捉手段の装着を可能にするためにトラップの上方に十分な隙間を設けるようにトラップを
取り付けるときの要件を避ける。
【0007】
典型的には、1つまたは複数の反射器が、1つまたは複数の照明部分の背後に装着され
、こうした新規の構成により、迅速な解放及び簡単なメンテナンスを可能にするように照
明部分を装着することが可能になる。この点において、対向する保持ストップによって反
射器を支持することができ、反射器を曲げることによってストップ間の隙間にアクセスし
、したがって、対向するストップ間の隙間に「スナップロック」する。
【0008】
フレームは、好ましくは、軽量の外周フレームの形態をとり、後部ハウジングに蝶番式
に取り付けられるのとは反対側の側部にフランジ付きのハンドルを備える。これは、水の
浸入を防止するように後部ハウジングと連通するダクト構造またはチャネルを備える。こ
れらのチャネルを通して電気配線が導かれ、次いで、チャネルが適切にシールされる。
【0009】
好ましくは、後部ハウジングは、蛍光性の高周波電子安定器を受けることもできるよう
に形成される。こうした安定器は、カーボンフレンドリーであり、照明部分の点灯時のち
らつきをなくし、UV出力が高く、起動装置の必要性を避ける。
【0010】
好ましい実施形態では、本発明の2つのトラップが、吊り下げることができるように背
中合わせに連結される。
開口部上で照明部分が偶発的に破損するリスクを防止するために、トラップは、フレー
ムの揺動の程度を制限するように設計される。これは、ストップを設けることによって実
現することができる。また、フレームは、磁性ロック等の保持機構手段によって閉鎖位置
に保持される。
【0011】
好ましくは、トラップはさらに、フレームがその閉位置から移動するまでカバーが取り
外されるのを防止する機構を備える。これは、偶発的なカバーのずれを防止し、それによ
り、カバーの破損の可能性が低下する。
【0012】
後部ハウジングの内面は、好ましくは、取外しを容易にするように、いくつかの点にお
いて虫捕獲手段をそこから上昇させる手段を備える。このような上昇した手段は、突起部
または隆起部等の突出部を備えることができる。
【0013】
虫を捕捉する手段は、好ましくは、等間隔に離間できる保持手段によって適位置に保持
される。好ましい実施形態では、保持具は、溝付きの(castellated)虫捕獲
手段を受けるように間隔をあけて配置及び形成される。その虫捕獲手段は、2つのステッ
ププロセスで配置することができ、そのステッププロセスは、溝付きの紙を保持具と位置
合わせし、次いで下方に滑らせることを含み、したがって適位置に保持される。
【0014】
後部ハウジングは、例えば、電気IECソケット、ヒートシンク、取付け手段、通気口
、及びケーブル収容具のうち1つまたは複数を備えるかまたはそれらの装着を可能にする
ように設計される。
【0015】
好ましくは、カバーは、半透明であり、EP1457111に記載のようにトラップか
らのUV放射を最大にするのを助ける最も内側の面を備える。
より好ましくは、照明部分がEP0947134に記載のようにカバーを通して容易に
見えることのないように確実に適合される。このために、特に好ましい実施形態では、カ
バーは、後部ハウジングの面に対して実質的に垂直に見るときに照明部分が見えることを
防止するように角度を付けられたルーバ開口部を含む。より好ましい構成は、ルーバ開口
部がそれぞれ下方向及び上方向に屈曲するように中心点の周りで対になっているものであ
る。こうした配置は、トラップの底部で空気を吸引することを助ける。
【0016】
本発明の第2の独立した態様によれば、
a.後部ハウジングと、
b.複数の照明部分と、
c.カバーとを備えた、虫を捕捉するトラップにおいて、
前記トラップは、シールドを設けることによって保守及びジェット清掃を容易にするよ
うに適合され、そのシールドがそれぞれ、電気取付け具に接続された位置で水の浸入から
複数の照明部分をシール可能に保護する、虫を捕捉するトラップも提供される。
【0017】
好ましくは、シールドは、手動で解放できる取付け具によって適位置に固定される。
これらのシールドを備えた好ましいトラップは、さらに本発明の第1の態様を参照して
説明される有利な特徴を有する。
【0018】
本発明の第3の独立した態様によれば、少なくとも2つの虫捕獲面を備え、それらの捕
獲面のうち第1の面は、ある色または色調であり、第2の面は、捕獲した虫の容易な計数
または識別を促進するように設計され、第1の面とは異なる色または色調である虫捕捉手
段も提供される。
【0019】
好ましくは、第2の面は、記録の保持のために第1の面から容易に着脱することができ
、第1の面と第2の面との間に線状の弱化部分、例えば孔を備える。
好ましい実施形態によれば、第2の面は、使用日の情報等、日付を記入するかまたは容
易に添付できる非粘着領域を含む。好ましくは、第2の面は、捕獲した虫を強調するよう
に設計された明るい色または色調であり、より好ましくは、所与の面積当たりの虫の数を
容易に判定するの促進するグリッド線を含む。
【0020】
好ましくは、第1の面は、光を吸収すると共に、例えばカバーを通してトラップを見る
人に捕獲した虫を見え難くするために、より暗い色調または色である。
本発明の様々な態様を、以下の図面を参照して例示によってさらに説明する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】カバーが取り付けられフレームがわずかに開かれた、本発明の第1の態様による捕虫トラップの斜視図である。
図2】カバーが取り外された、本発明の第1の態様による捕虫トラップの斜視図である。
図3】カバー及びフレームがはるかに大きく開かれており、粘着紙が存在しない、図1の捕虫トラップの斜視図である。
図4図1の捕虫トラップの背面図である。
図5】(第2の態様のシールドがない)カバーが取り外され、フレームがわずかに開かれた状態を示す、図1の捕虫トラップの分解斜視図である。
図6】左下を拡大して示す後部ハウジングの背面図である。
図7】(第2の態様のシールドを適位置に有する)カバーが取り外され、フレームがわずかに開かれた状態を示す、図1の捕虫トラップの分解斜視図である。
図8】カバーが取り外され、フレームがわずかに開かれ、かつ本発明の第2の態様のシールドが装着されようとしている、図1の捕虫トラップの分解斜視図である。
図9】装着位置にある、本発明の第2の態様のシールドの部分詳細図である。
図10】吊るして取り付けるために背中合わせに連結された2つのトラップを示す概略図である。
図11】本発明の第3の態様の虫捕捉手段が装着された、図3の捕虫トラップの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図を参照すると、本発明の第1の態様による捕虫トラップ10が、3つの基本的構成要
素、後部ハウジング12、フレーム14、及びカバー16を備える。これらは図5に明確
に示される。フレーム14は、上側フレーム部材14a及び下側フレーム部材14b、な
らびに2つの側方部材14c、14dを備えた外周フレーム(図3)である。この外周フ
レーム14は、ほぼ隠れている(図2)揺動機構20を介して後部ハウジング12に、揺
動、回転、または蝶番式に取り付けられる。
【0023】
複数の15Wまたは25WのUV照明部分22は、例では3本示されており、これらは
、対になった電気取付け具24a、24b(図2)に接続され、配線(図示せず)が、チ
ャネルまたは導管(図示せず)中を通る。それらのチャネルまたは導管は、ゴムまたはシ
リコン製ガスケット(図示せず)によってシールされ、帯状プレート26によって囲まれ
図3)、その帯状プレート26は、成形プラスチック製フレームに剛性をもたらすよう
に好ましくは金属製である。金属により、後部ハウジング12に設けられた磁気接点28
に対してフレームを遮断した状態に維持することもできる。配線は、(中空の)揺動機構
20を通り、IECソケット32の位置で、背面30にある後部ハウジング12に至る(
図4及び図6)。後部ハウジングはさらに、取付けを促進するための1つまたは複数の鍵
穴開口部34、通気用導管36、及びケーブル収容アーム38を備える。後部ハウジング
は、ヒートシンク(図示せず)及び蛍光性の高周波電子安定器42のための空間40も備
える。
【0024】
各照明部分22の背後には、ストップ46によって適位置に保持された反射器44が設
けられ、それらのストップ46によって、反射器が付勢して取り付けられることが可能に
なり、それにより、清掃のための取外しが容易になる(図2)。虫捕獲手段100、例え
ば溝付きの粘着紙の形態(図11)の虫捕獲手段100は、蝶番式フレーム部材14aの
反対側の外周フレーム部材14cから延びるフランジ48の下に指を置いて、閉じたトラ
ップ(図1)のフレーム14及びカバー16を図3に示す開位置まで揺動式に開けること
によって、容易に装着及び/または取り外すことができる。次いで、後部ハウジング12
の内面50のうち隆起部52の上の部分に、粘着紙がペグ54によって適位置に保持され
るように、成形した保持用ペグ54の上に押し付け下方向に移動させることによって、粘
着紙100を装着することができる。紙を取り外すには、その紙を持ち上げて溝と位置合
わせし、その後ペグの上に引き出す。
【0025】
カバー16は、半透明の材料から作られ、EP1457111に記載のようにUV光の
伝達を最大にするように成形または粗く仕上げた最も内側の面を有する。虫の侵入を可能
にする開口部18は、ルーバ状になっており、後部ハウジング12の垂直面に対して実質
的に垂直に見るときに照明部分22が見えるのを防止するように角度が付けられる。トラ
ップの快適な外観を維持する一般的原理はEP0947134に記載されているが、ルー
バの使用はこの点におけるさらなる改良点である。具体的には、ルーバ状の開口部18は
、それぞれ30度と60度との間の下方向及び上方向の屈曲をもたらすように中心軸x−
xの周りで対になっている。
【0026】
捕虫トラップによって示される、本発明の第2の独立した態様は、図7乃至図9を参照
して最も明確に示される。この態様は、本発明に係る第1の態様のように後部ハウジング
12に揺動式に取り付けられたフレーム14を備える必要のないトラップに関する。これ
は、トラップの保守性の課題に対処し、複数の照明部分22及び対になった電気取付け具
24a、24bを備えたトラップの周りのシール機構を単純化し、それにより、トラップ
が(IP65要件に対する)ジェット洗浄に適したものになる。各接点の周りにシールし
た取付け具を配置しようとするのではなく、その代わりに、複数の接点をシール可能に保
護し、同時に水の浸入に対して保護するために、シールド60を複数の照明部分22及び
複数の電気取付け具24aまたは24bの周りに装着する。このようにして、単一のシー
ルド60を2つ取り外して複数の照明部分にアクセスすることができる。照明部分の交換
プロセスを迅速化するのに加えて、外側に向き、保守作業員にとって容易にアクセス可能
な、手動で動作可能な2つのネジ取付け具62を設けることにより、交換が単純化される
。したがって、各シールド60は形成したハウジング64を備え、そのハウジング64は
概して弓形の複数の凹所66を備え、それらの凹所66は、シールドがシール部材68上
で適位置に固定されるときに接続部を防水にするように、照明部分22の周りに装着され
たシリコン製シーリング部材またはガスケット68上にシーリングして着座するように設
計される(図9)。
【0027】
トラップは、後部ハウジング12の背面30の開口82に差し込むコネクタ80(図1
0)を介して2つのトラップを連結できるように設計されている。コネクタ80は、その
中を通る複数の開口84を備え、そのため、ケーブル86を使用してトラップを吊るすこ
とができる。
【0028】
図11を参照すると、本発明の第3の態様による虫捕獲手段100は、捕獲した虫の識
別及び/または計数、ならびに記録の維持を促進するように設計されている。この虫捕獲
手段100は、少なくとも2つの虫捕獲面102、104を備え、それらの虫捕獲面のう
ち第1の面102は、ある色または形、好ましくは黒または暗い色であり、第2の面10
4は、捕獲した虫の容易な計数及び/または識別を促進するように設計されており、ほと
んどの虫が暗い色なので最も好ましくは白または淡い色である。
【0029】
好ましくは、第2の面104は、記録を維持するために第1の面102から容易に切離
され、あるいは分離され、線状の孔106または他の手段により、第1の面102と第2
の面104との間で折ること及び分離すことを促進している。
【0030】
第2の面は、使用日の情報等のデータを挿入するためにグリッド線110の外側に非粘
着領域108を含む。それらのグリッド線は、所与の面積当たりの虫の数等、データの獲
得を容易にするように、一般的な寸法のもの、例えば2.5mmである。
【0031】
その第2の面104は、どの位置にあってもよいが、トラップ内で平均の捕獲または最大の捕獲のどちらかを反映する位置に配置することが好ましい。最大の捕獲は、トラップの底部で起き易く、したがって、図示の実施形態では、第2の面は、落ちてくる虫を捕捉するように折り目を付けた面である。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
虫を捕捉するトラップ(10)において、
a.後部ハウジング(12)と、
b.前記ハウジングに揺動式に取り付けられたフレーム(14)と、
c.虫がトラップに入るのを可能にする開口部(18)を有するカバー(16)とを備え、
前記フレームは、1つまたは複数の照明部分(22)を支持し、水の浸入を防止するように前記後部ハウジングと連通したダクト構造またはチャネルを備え、前記フレーム及び照明部分は、前記後部ハウジング上に装着可能な虫捕捉手段(100)が保守中に取替えのために容易にアクセス可能になるように、前記後部ハウジングに重なる第1の位置から、前記後部ハウジングに重ならない第2の位置まで移動可能である、トラップ(10)。
(項目2)
項目1に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記フレームは、迅速な解放を可能にするように前記1つまたは複数の照明部分(22)の後ろに1つまたは複数の反射器(44)を支持する、トラップ(10)。
(項目3)
項目2に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記反射器(44)は、前記反射器を曲げることによってアクセスされる対向するストップ(46)によって支持された、トラップ(10)。
(項目4)
項目1乃至3のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記フレーム(14)は、外周フレームであり、蝶番式側部(14d)の反対側の側部(14c)にフランジ付きハンドル(48)を備えた、トラップ(10)。
(項目5)
項目1乃至4のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記後部ハウジングは、蛍光性の高周波電子安定器(42)を収容した、トラップ(10)。
(項目6)
項目1乃至5のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、吊り下げることができるように2つのトラップを背中合わせに連結するための手段(80)を備えた、トラップ(10)。
(項目7)
項目1乃至6のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記フレームを前記後部ハウジングに対して前記第1の位置にロックするための手段(14c、28)と、開口部の範囲を制御する手段とを備えた、トラップ(10)。
(項目8)
項目1乃至7のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記フレームがその第1の位置から移動するまで前記カバーの取外しを防止する機構をさらに備えた、トラップ(10)。
(項目9)
項目1乃至8のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、虫捕獲手段をいくつかの点で前記後部ハウジングの内面(50)から上昇させるための手段(52)をさらに備えた、トラップ(10)。
(項目10)
項目1乃至9のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、虫捕獲保持手段(54)をさらに備えた、トラップ(10)。
(項目11)
項目10に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記虫捕獲保持手段は、溝付きの虫捕獲手段(100)を受けるための等間隔に離間したペグを備えた、トラップ(10)。
(項目12)
項目1乃至11のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記後部ハウジングは、電気IECソケット(32)、ヒートシンク、取付け手段(34)、通気用導管(36)、及びケーブル収容アーム(38)のうち1つまたは複数をさらに備えた、トラップ(10)。
(項目13)
項目1乃至12のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記カバーは、半透明であり、前記トラップからのUV放射を最大にするのを助ける最も内側の面を備えた、トラップ(10)。
(項目14)
項目1乃至13のいずれか一項に記載の虫を捕捉するためのトラップ(10)において、前記カバーは、前記後部ハウジングの平面に対して実質的に垂直に見たときに前記照明部分が見えるのを防止するように角度が付けられたルーバ開口部(18)を備えた、トラップ(10)。
(項目15)
項目14に記載のトラップにおいて、前記ルーバ開口部は、それぞれ下方向及び上方向の屈曲をもたらすために中心点の周りで対になっている、トラップ。
(項目16)
虫を捕捉するためのトラップ(10)において、
a.後部ハウジング(12)と、
b.複数の照明部分(22)と、
c.カバー(16)とを備え、
前記トラップは、シールド(60)を設けたことによって保守及びジェット清掃を容易にするように適合され、前記シールド(60)の各々は、電気取付け具(24)に接続された位置で、水の浸入から複数の照明部分(22)をシール可能に保護する、トラップ(10)。
(項目17)
項目16に記載の虫を捕捉するトラップ(10)において、前記シールドは、手動で解放できる取付け具(62)によって適位置に固定された、トラップ(10)。
(項目18)
虫捕捉手段(100)において、少なくとも2つの虫捕獲面(102、104)を備え、前記虫捕獲面のうち第1の面(102)はある色または色調であり、第2の面(104)は、捕獲した虫の容易な計数及び/または識別を促進するように設計され、前記第1の面とは異なる色または色調である、虫捕捉手段(100)。
(項目19)
項目18に記載の虫捕捉手段において、前記第2の面は、前記第1の面から着脱可能である、虫捕捉手段。
(項目20)
項目19に記載の虫捕捉手段において、前記第1の面と第2の面との間に、例えば孔である線状の弱化部分を備えた、虫捕捉手段。
(項目21)
項目18乃至20のいずれか一項に記載の虫捕捉手段において、前記第2の面は、明るい色または色調である、虫捕捉手段。
(項目22)
項目18乃至21のいずれか一項に記載の虫捕捉手段において、前記第2の面は、その上に印を付けられたグリッド線を有する、虫捕捉手段。
(項目23)
項目18乃至22のいずれか一項に記載の虫捕捉手段において、前記第2の面は、上部に書くことができるかまたはデータを追加できる非粘着領域を備えた、虫捕捉手段。
(項目24)
項目18乃至23のいずれか一項に記載の虫捕捉手段において、前記第1の面は、光を吸収し、捕虫トラップカバーを通して虫捕捉手段を見る人に捕獲した虫を見え難くするように、より暗い色調または色である、虫捕捉手段。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11