【課題を解決するための手段】
【0007】
これは、物の曲面、特に円柱面に張るための多層ラベルにより達成され、前記多層ラベルは、少なくとも
−支持フォイルと、
−支持フォイルから取り外し可能に支持フォイルに張られた少なくとも1つの予備ラベルと、
を有し、
−全体領域の少なくとも第1の部分領域において少なくともひとつの予備ラベルが支持フォイルに接続され、それに対し少なくとも1つの予備ラベルの全体領域の少なくとも第2の部分的な領域は支持フォイルに固定接続されておらず、第2の部分領域は予備ラベルの第一端を備える。
【0008】
本願は、少なくとも1つの支持フォイルおよび支持フォイルの上、または下に張られた少なくとも1つの予備ラベルを有する多層ラベルによる。この場合において、支持フォイル自体が多層ラベルの構成要素部分を形成する、すなわちそれ自体がまた供給され、かつ例えば裏面が接着面として作用するため、この多層ラベルは、共通の支持部上での多数のラベルの習慣的な配置と混同されることはない。
【0009】
本願によると、各予備ラベルは、その全体領域のより小さい部分領域のみで支持フォイルに接着し、かつ取り外し可能にそれに張られている。一方、第2の部分領域において、少なくとも1つの予備ラベルは、解放されており接着性はないか、または部分的に支持フォイルに接続する接着性である。これは、ラベル全体の湾曲により、予備ラベルのほとんどが、支持フォイルから持ち上がり、すなわち突出タブを形成するという効果を有する。そうすることにおいて、予備ラベルの堅さは、使用者による外的な行為なしに、自動的に支持フォイル面から取り除かれる(持ち上げられる)という効果を有する。
【0010】
本願による多層ラベルにおいて、本願によるこの意図した効果は、ラベルを供給する準備の段階にてすでに起こる必要はないが、実施形態により、曲面を有する対象に多層ラベルが供給された後、または既にラベルが張られた物において追加的な準備の後で起こることもできる。しかし、供給された後で、多層ラベルおよび支持フォイルが対象物のラベルが張られた面の同じ湾曲を採用するという事実により作られる。一方、従来は全表面または大きい面積をカバーする接着剤フィルムは、確実に湾曲した支持フォイルに接着することを保証するために「娘ラベル(daughter label)」の下に設けられる。
【0011】
ここで、少なくとも1つの予備ラベルが外部からの動作なしに特に大きい面積を覆う支持フォイルから起こされるという手法が提示される。特に多層ラベル全体に二つ以上ある場合、この種の自ら真っ直ぐになる、突出タブは慣習的にラベルが張られた製品の取り扱いを妨げると感じられる。しかし、少なくとも素早く、かつ容易に予備ラベルを分離する場合(手袋を着用している場合でも)、本願によるラベルは、予備ラベルおよびラベル全体の素早い分離を容易にする。
【0012】
本願によると、予備ラベルの第1端部を備える、予備ラベル全体領域のかなりの部分は、接着剤がないか、部分的に接着剤があるか、または支持フォイルへの他の種類の接着接続をする。予備ラベル全体領域の第1部分は、支持フォイルへのこのような接着接続を有し、予備ラベル全体領域の第2の部分の多くは接着せずに支持フォイル上にあり、かつ独立的に真っ直ぐになる。少なくとも1つの予備ラベルの全体領域の第2の部分領域は、(第1の)横の端または端部分、すなわち(任意に直線の)予備ラベルの端から始まる。この第1端部にて、少なくとも1つの予備ラベルは、支持フォイルの上に真っ直ぐになる。一方、遠端部または端部分、任意に反対の端または端部分にて、予備ラベルは、取り外し可能に支持フォイルに張られる。第1端部から始まる第1領域は、予備ラベルの面の中心へ、またはこれを越えて延在することができる。したがって、本願によると、各予備ラベルは広い面積にわたり支持フォイルから持ち上がる。
【0013】
設計により、予備ラベル、または予備ラベルと一緒の支持フォイル全体は、曲面から突出することができる。特に、支持フォイルは、予備ラベルの下に、または(外側のカバーフォイルとして)予備ラベルの上に、設けられることができる。両方の場合において、予備ラベルの全体領域の第2領域での支持フォイルへの固定接続はない。その代わりに、対象物に供給されることによりすぐにまたは遅くとも次の準備により、少なくとも1つの予備ラベルは、独立して真っ直ぐになる。
【0014】
任意に、少なくとも1つの予備ラベルの第2の部分領域の一部を形成する第1端部が、予備ラベルを多層ラベルに張りつけるために設けられた1つの展開方向に限定するようになっている。多層ラベルは曲面、特に円柱面に張られよう意図されているため、展開方向はまた多層ラベルの構造により予め決められている。この方向は、目的物に供給する場合にラベルがほどかれる、すなわちラベルを供給する間ラベルが既に張られた面の割合が増える方向である。例えば対称な垂直軸を有する目的物への供給の間、ラベルは目的物の回りに水平に張られる。そうする間、ラベルの左端部ははじめに目的物の曲面に置かれ、ラベルの右端部は最後に置かれる。また逆も同様である。同様にそれぞれの予備ラベルは、次々に目的物に置かれる。適宜、予備ラベルの第1端部がまた左または右に配置され、かつ特に次の隣接する予備ラベルの点に配置されるように、展開方向は左または右になる。
【0015】
任意に、第1端部の反対の少なくとも1つの予備ラベルの遠端部から始まる、少なくとも1つの予備ラベルの全体領域の第1の部分領域が少なくとも2mmの幅を横切り延在するようになっている。したがって予備ラベルを支持フォイルに接着させるための接着剤フィルムは反対の端に配置される。わずか2mmの接着領域の最小の幅により、予備ラベルは支持フォイルから大きい面積、ほとんど全ての面積にわたって真っ直ぐになり、それに対して少なくとも2mmの幅のわずか小さい端領域は、支持フォイルに接着する。
【0016】
この手段、および曲面に供給される場合に予備ラベルが支持フォイルから自動的、かつ大きな面積にわたって真っ直ぐになるという効果により、予備ラベルの支持フォイルから取り外すことができ、または容易にするために従来必要だったグリップタブはもはや必要なくなる。
【0017】
予備ラベルの全体領域の輪郭は(長方形の印刷可能な欄に対応して)長方形、または(任意の丸コーナーに関係なく)長方形の基本的な形に任意の割合で適合される。
【0018】
複数の予備ラベルは、任意に1つのフォイル層に任意に設けられる。各予備ラベルは、多層ラベル全体の「娘ラベル」を表し、および必要な場合にラベルが張られた目的物から分離され、別の目的物に張られる。特に例えば小瓶または他の容器などの複数用量パックから投薬される薬剤の投薬において、それぞれの予備ラベルを繰り返し取り外すことが好都合である。同じフォイル層の予備ラベルは、互いに直接接触して、または互いに間隔を空けて配置することができる。
【0019】
任意に全体領域の同じ端、例えば左端において予備ラベルの全ては粘着性がない、すなわち予備ラベルの全てが同じ円周方向にラベルが張られた目的物の外縁の上に突出するように支持フォイルへの接着接続がない。
【0020】
全体領域の第1領域、例えば第1端部(例えば左端)の近くにおいて、全ての予備ラベルは、接着剤がないまたは非粘着式につくられている。この目的のために、予備ラベルの第1表面にはまた本来の接着反応が中止される中和層を設けることができる。遠い端、任意に逆の端において、予備ラベルは、予備ラベルに支持フォイルよりもより強力に接着する接着剤を有する。この目的のために、例えば支持層はシリコン処理されている。
【0021】
支持フォイルは、第1端部および第2端部を有し、これにより支持フォイルは、両端部にて円周方向が制限される。少なくとも1つの予備ラベルを適用し、再び分離するために、これら端部の間は、支持フォイルは非粘着性、例えば少なくとも一側においてシリコン処理されている。支持フォイルは二つの端部を示す直線の端によって任意に境界が定められる。湾曲した目的物への適用後も、少なくとも1つの予備ラベルの第1端部および遠端部は、支持フォイルの第1端部および第二端部の直線の端に平行に延在する。特に、支持フォイルの全体領域は、少なくとも1つの予備ラベルの全体領域に完全に重なり、かつ支持フォイルが側面に沿って全ての予備ラベルを越えて第1および第2端部にて突出するようになっている。したがって支持フォイルは1つまたは複数の予備ラベルを越えて両端部にてラベルが張られた目的物の少なくとも円周方向に延在する。
【0022】
全体として1つの展開工程にて目的物の曲面、特に円柱面に張られるように、および支持フォイルの第1および第2端部(または支持フォイルの下のフィルム)が次々に目的物の表面にくるように、多層ラベルは任意に設計される。したがって多層ラベルは湾曲した目的物の周囲に巻かれおよび張られるように設計される。これは全体として多層ラベルのある程度の柔軟性が必要であるが、また1つまたは複数の予備ラベルのカット端およびまた予備ラベルおよび支持フォイルの間の接着領域の適した配置または位置づけが必要である;これらの要素の配置および位置づけは、目的物への供給後の円周方向または軸方向の輪郭により適合されなければならない。
【0023】
特に多層ラベルは、目的物の曲面に適用され、少なくとも1つの予備ラベルは堅さにより曲面から突出するように設計される。特に多層ラベルの上のいくつかの予備ラベルの場合、各予備ラベルは自ら真っ直ぐになるタブとして個別に突出する。同様に、外側にある場合支持フォイル全体は、また曲面から突出することができる。この場合予備ラベルの1つを切り離すために曲げ易くなる。
【0024】
目的物の曲面の外周に沿って張られた後に、各予備ラベルが全体領域の第2の部分領域で目的物の曲面から円周方向に突出するように多層ラベルは、任意に設計される。いくつかの予備ラベルが設けられる場合、その全ては任意に目的物の外周から同じ方向に突出する。支持フォイルまたは外側にあるカバーフォイルにより、多層「母ラベル(mother label)」の供給後に予備ラベルが直接突出しない場合でも、予備ラベルおよび/または支持フォイルが曲面に対して真っ直ぐになるように母ラベルは、少なくとも用意されることができる(例えば最も外側のフォイルの一端部における分離により)。
【0025】
任意に、少なくとも二つの予備ラベルが支持フォイル第1端部および第2端部(左端部および右端部)の間に互いに隣に配置される。それらの全体領域は重ならないが、最大でも互いに直接隣接する。支持フォイルおよび予備ラベルは、任意にプラスチックから作られる。これは例えば医療の利用において好都合である;このようなフォイルはまた紙フィルムよりも破れにくい。特に支持フォイルおよび予備ラベルの基部材料はプラスチックとすることができる。
【0026】
支持フォイルおよび少なくとも1つの予備ラベルはそれぞれ任意にただ1つのフォイル、特にただ1つのプラスチックフォイルを有することができる。
【0027】
少なくとも1つの予備ラベルには第1の情報事項が任意にプリントされる。これら情報事項は、そのタイプによる製品を識別するための一般的な情報(例えば製品または薬剤の名前、商品名、製造業者または供給者など)だけでなく、また供給されたラベルが設けられた個々の製品パッケージを個別化するための特定の情報である。例えば、第1情報事項はまたシリアルナンバー、使用期限、またはロット番号を含むことができる。個別化に使用される情報事項は、特にまたバーコードを備えることができ、それにより多層ラベルまたは個々の予備ラベルでさえも個別化することができる。しかし、少なくとも予備ラベル上の第1情報事項は任意に互いに全く同一にできる。さらに予備ラベルの第1情報事項はまたラベルが張られる目的物の特性のみではなく、また前記目的物の後の使用に関連するさらなるデータを含むことができる。医療に使用するために、例えば第1情報事項は、開封日、または投与日、投与する医師または医療助手の名前、患者に投与した時間または性質の詳細、または前記データのための印刷可能な空欄を含むことができる。このように、治療に関連する文書化ステップを分離された予備ラベルに実行することができる。
【0028】
予備ラベルに設けられた情報事項は、それぞれの予備ラベルの表面および/または裏面に配置されることができる。例えば裏面が支持フォイルに部分的に接続された予備ラベルの場合、表面に容易にアクセス可能および印刷可能である。
【0029】
しかし、ラベルが張られた製品が使用されるまでそこに残ることを意図した外側カバーフォイルに全ての予備ラベルの表面が覆われる場合、ラベル裏面への情報の追加的な供給が望ましい。また特に個々のラベルまたは製品の個別化(例えばバーコード)のための第1情報事項のいくつかに対しては後で、例えば使用者によって供給される前に適用されることが好都合である。予備ラベルの裏面(多層ラベル全体の支持部からの切り離し後)が露出される場合、または透明な下部フォイルを通して見える場合、バーコードまたは他の識別はまたその後裏面に適用されることができる。
【0030】
この目的のために、任意に、少なくとも1つの予備ラベルのプラスチックフォイルは、レーザー反応によってその表面または裏面の色が変化するレーザーフォイルとなっている。(ほとんどが局所的な色の変化による、それにしたがいレーザー動作の視覚化による)長波レーザーの動作に反応するこのようなレーザーフォイルは、バーコードまたは多層「母ラベル」の全ての予備ラベル裏面に後から適用される他の情報事項を許容する。このようにラベルのパックを開封した後、使用者はこれ以外は既に使用の準備がされている全てまたはいくつかのラベルに個々に印刷することができる。例えば少なくとも1つの予備ラベルは既にその表面に印刷されることができ、かつレーザー感応面を有する裏面を設けることができる(または逆も可能である)。
【0031】
任意に、多層ラベルが下部フォイルを有し、その表面に少なくとも1つの予備ラベルが配置されるようになっている。下部フォイルは任意に、全面または少なくとも大きい面積にわたって粘着性の裏面または下部面を有し、ラベルが張られる目的物に張るために使用される。したがって下部フォイルは貼付可能なラベルの構成要素部分を形成し、かつ特にラベルが張られる目的物にそれ自身が張られる。下部フォイルはまた透明とすることができる。
【0032】
他の実施形態において、多層ラベルは下部フォイルの代わりに、または下部フォイルに加えて、少なくとも1つの予備ラベルの上または上方に配置された外カバーフォイルを備える。外カバーフォイルの裏面は、予備ラベルの全体領域の少なくとも重なる部分は任意に非粘着性である。
【0033】
このようなカバーフォイルは、製品全体に個別化するための広い印刷可能な面を提供する。予備ラベルに示す必要がない、または空間上省略された、さらなるまたは第2情報事項を(第1情報事項の代わり、または追加して)その上に設けることができる。外カバーフォイルは、個々の製品パッケージの輸送中に、自ら真っ直ぐになる予備ラベルがすぐに独立して真っ直ぐにならない、かつその代わりに部分的に外カバーフォイルを離した後で目的物の丸い面から持ち上げることができるというさらなる好都合を有する。予備ラベルの下の下部フォイルを省略することができるように、カバーフォイルは同時にその内側にて支持フォイルとして作用することができる。しかし、また特に目的物の全面にわたって張るためにさらに設けることができる。
【0034】
下部フォイルが設けられる場合、カバーフォイル一端部にて対応する下部フォイルの端部に、ラベルの厚さを維持するために適切な場合は中間層を介して固定される。別の、第2端部にて、カバーフォイルは1または複数の予備ラベルを越えて横方向に任意に延在する。供給後に下部フォイルがカバーフォイルのための基部として右および左側に作用するように、下部フォイルと同じ幅を有することができる。したがって二つの間の接着力は、予想できる。しかし、別の方法としては、供給後に目的物の面に直接接着するようにカバーフォイルはまた第2端部にて下部フォイルを越えて延在することができる。これによりガラス、または他の面材料に対する粘着性を減らすことができる。
【0035】
供給中に目的物の周囲にラベルが展開される、第1および第2端部の間のラベルの幅は、ラベルが目的物の一部をカバーする、または目的物の全周囲、または全周以上に張られるように、寸法を決めることができる。
【0036】
さらにカバーフォイルは、一端部にて持続的に張られることができ、かつまたは他端部にて再封止可能に張られることができる。より容易な取り外し可能な端部にて、カバーフォイルは特に予備 ラベルの垂直の範囲の外側およびまた上または下に任意に横方向に配置されたグリップタブを有することができる。これは、外カバーフォイルが一 端部にて取り除かれない限り、または完全に取り除かれない限り、下にある予備ラベルの偶発的な分離が避けられることを保証する。
【0037】
予備ラベルの全ては第1端部(または左端部)でカバーフォイルの同じ端部に向かって任意に導かれる。これはカバーフォイルが開かれた後で全ての予備ラベルが目的物の円周まわりに同じ円周方向に真っ直ぐになるという好都合さを有する。
【0038】
1つの実施形態によると、多層ラベルの下部フォイルは、支持フォイルであり、かつ少なくとも1つの予備ラベルは下部フォイルの表面に配置される。したがって下部フォイルは、貼り付け可能ラベルの構成要素部分である。すなわち下部フォイルはラベルが張られる目的物にそれ自体が張られることが可能である。さらに、全ての予備ラベルが支持フォイルおよびカバーフォイルの間に配置されるように、カバーフォイルは予備ラベルの上に設けられることができる。
【0039】
実施形態の代替形によると、多層ラベルのカバーフォイルは、支持フォイルとすることができ、かつ少なくとも1つの予備ラベルはカバーフォイルの下面または裏面に配置される。この場合、カバーフォイルは貼り付け可能ラベルの主な構成要素部分を形成する。目的物へのラベル全体の接着は、カバーフォイルの二つの外側の横端部を用いて成立することができる。別の方法としては、カバーフォイルおよび予備ラベルに加え、全ての予備ラベルが下部フォイルおよび支持フォイルの間に配置されるように下部フォイルを設けることができる。さらに、さらなる層または中間層を設けることができ、上述したフィルムおよびラベル部分はまたそれぞれいくつかの部品またはいくつかの層にすることができ、および/または追加的な着色表面層または他の表面層を設けることができる。
【0040】
少なくとも1つの予備ラベルは支持フォイル外側の形を越えて横方向に突出しないように任意に設計される。支持フォイル面に垂直の方向に真っ直ぐになることができるが、予備ラベルは、(おそらく側面に沿って続く)支持フォイル面に平行な方向に支持フォイルを通り延在しないような大きさにカットされる。これは基本的に予備ラベルと横の張り出しを形成する従来のグリップタブとを区別している。
【0041】
1つの発展形によると、第1端部および第2端部の間の支持フォイルの全体領域の寸法は、供給される場合に支持フォイルが部分的にそれ自体と重なり、かつ重なった部分領域においてそれ自体、および/または少なくとも1つの予備ラベルの上にくるようになっている。支持フォイルの長さは例えば、それが張られ、ラベルが設計される目的物の外周の最高2倍に達することができる。特に重なる部分領域において支持フォイルは1つまたは複数の予備ラベルまたは全ての予備ラベルをカバーすることができる。
【0042】
特に難しい条件下において(例えば手袋を着用している場合)およびまた例えば医療分野などの安全が優先される状況の場合、本願によるラベルが設けられた目的物は通常のラベルが張られた目的物より良い、素早く、かつ容易な予備ラベルの分離を許容する。
【0043】
本願のいくつかの例示的な実施形態を図を参照して以下に示す。