特許第5811377号(P5811377)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5811377
(24)【登録日】2015年10月2日
(45)【発行日】2015年11月11日
(54)【発明の名称】自動車用ドアラッチ装置
(51)【国際特許分類】
   E05B 85/24 20140101AFI20151022BHJP
【FI】
   E05B85/24
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-83233(P2014-83233)
(22)【出願日】2014年4月14日
(62)【分割の表示】特願2013-556928(P2013-556928)の分割
【原出願日】2013年9月3日
(65)【公開番号】特開2014-198994(P2014-198994A)
(43)【公開日】2014年10月23日
【審査請求日】2014年4月15日
(31)【優先権主張番号】特願2012-197234(P2012-197234)
(32)【優先日】2012年9月7日
(33)【優先権主張国】JP
(31)【優先権主張番号】特願2013-51447(P2013-51447)
(32)【優先日】2013年3月14日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000148896
【氏名又は名称】三井金属アクト株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089934
【弁理士】
【氏名又は名称】新関 淳一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100092945
【弁理士】
【氏名又は名称】新関 千秋
(72)【発明者】
【氏名】志村 良治
(72)【発明者】
【氏名】米山 肇
【審査官】 湊 和也
(56)【参考文献】
【文献】 特開平03−055373(JP,A)
【文献】 特開2011−017172(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05B 85/24
E05B 85/26
E05B 79/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボディ2と、前記ボディ2に回動可能に設けられストライカSとの当接により回動するラッチ3と、前記ラッチ3と係合して前記ストライカSと前記ラッチ3との係合状態を保持するポール4と、ドア開扉用の操作ハンドルの操作に連動して回動するハンドル連動レバー8と、前記ハンドル連動レバー8の回動によりリリース方向へ作動すると前記ポール4を前記ラッチ3から外す方向へ回動させるリリースレバー7と、前記ボディ2の表面側を閉塞するカバープレート5とを有し、
前記ポール4は、前記ポール4の回転軸線方向へ延出する基軸部411と前記基軸部411に対してほぼ直交する方向を向いて前記ラッチ3と係合する爪部412とを一体形成した金属製の芯材41、および、前記芯材41をモールドする合成樹脂部42を備え、
前記芯材41または前記合成樹脂部42には、前記リリースレバー7が前記リリース方向に作動すると前記リリースレバー7と当接して前記ポール4を前記ラッチ3から外す方向へ回動させるリリース作用部414、424を前記基軸部411とほぼ直交する方向に一体形成により延設させ
前記ボディ2には、前記リリース作用部414、424が前記ボディ2の表面側から裏面側に通過可能の挿通孔22を形成して前記ポール4を前記ボディ2の表側から組み付け可能とした自動車用ドアラッチ装置。
【請求項2】
請求項1において、前記基軸部411には前記合成樹脂部42のモールドにより前記ポール4の回転軸として機能する少なくとも1つの軸部421を一体形成した自動車用ドアラッチ装置。
【請求項3】
請求項1において、前記基軸部411の一端側及び当該一端側と反対側の他端側には前記合成樹脂部42のモールドにより前記ポール4の回転軸として機能する軸部421、422を一体形成した自動車用ドアラッチ装置。
【請求項4】
請求項1において、前記基軸部411の裏面側の端部には前記合成樹脂部42のモールドにより、前記ボディ2の裏面側のバックプレート6の支持部61に設けた軸孔62に回動可能に挿入される樹脂製軸部422を形成した自動車用ドアラッチ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラッチに係脱可能なポールを備えた自動車用ドアラッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車ドアラッチ装置においては、ストライカに係合可能なラッチ、ラッチに係合しラッチの回動を阻止するためのポール、及びドアを開ける際に操作される操作ハンドルの操作をポールに伝達し、ポールをリリース方向(ラッチから外れる方向)へ回動させるためのオープンレバーを備える。ポールは、金属製板材を打ち抜き成形し互いに直交する板状の基軸部と爪部とを一体形成した芯材に、合成樹脂部をモールドすることによって構成される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特公平6−1022号公報
【特許文献2】特開平03−055373号公報
【特許文献3】特開2011−017172号公報
【特許文献4】国際公開第2009/047996号公報
【特許文献5】米国特許出願公開第2004/0012468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述のような自動車用ドアラッチ装置において、オープンレバーは、ポールの端部にかしめ等によってポールと一体的に回動し得るように固着される。そのため、部品数、オープンレバーの固着作業の増加を招き、製造コスト高になる問題点を有している。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、製造コストの低減及び軽量化を可能にした自動車用ドアラッチ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
よって本発明は、ボディ2と、前記ボディ2に回動可能に設けられストライカSとの当接により回動するラッチ3と、前記ラッチ3と係合して前記ストライカSと前記ラッチ3との係合状態を保持するポール4と、ドア開扉用の操作ハンドルの操作に連動して回動するハンドル連動レバー8と、前記ハンドル連動レバー8の回動によりリリース方向へ作動すると前記ポール4を前記ラッチ3から外す方向へ回動させるリリースレバー7と、前記ボディ2の表面側を閉塞するカバープレート5とを有し、前記ポール4は、前記ポール4の回転軸線方向へ延出する基軸部411と前記基軸部411に対してほぼ直交する方向を向いて前記ラッチ3と係合する爪部412とを一体形成した金属製の芯材41、および、前記芯材41をモールドする合成樹脂部42を備え、前記芯材41または前記合成樹脂部42には、前記リリースレバー7が前記リリース方向に作動すると前記リリースレバー7と当接して前記ポール4を前記ラッチ3から外す方向へ回動させるリリース作用部414、424を前記基軸部411とほぼ直交する方向に一体形成により延設させ、前記ボディ2には、前記リリース作用部414、424が前記ボディ2の表面側から裏面側に通過可能の挿通孔22を形成して前記ポール4を前記ボディ2の表側から組み付け可能とした自動車用ドアラッチ装置としたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、ポールを金属材により形成される芯材と、芯材にモールドされる合成樹脂部とにより構成し、芯材または合成樹脂部にリリース作用部を一体形成したことによって、製造コストの低減及び軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明を適用したドアラッチ装置の正面図である。
図2】同じくカバープレートを外した状態のドアラッチ装置の正面図である。
図3】同じくドアラッチ装置の裏面図である。
図4図1におけるIV−IV線断面図である。
図5】ポールの斜視図である。
図6】ドアラッチ装置の裏面側を斜め方向から見た要部の斜視図である。
図7図3におけるVII−VII線断面図である。
図8】他の実施例におけるポールの斜視図である。
図9】同じく図7と同一部位の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。ドアラッチ装置1は、自動車のドア内の後端部に複数のボルト(図示略)により固定されるとともに、車体側に固定されるストライカSが進入可能な進入溝21を有する合成樹脂製の箱状のボディ2と、ボディ2内にラッチ軸30により枢支され、ドアの閉鎖時、ストライカSと係合可能なラッチ3と、ボディ2内に枢支され、ストライカSと係合したラッチ3の外周縁に設けられたハーフラッチ係合部31またはフルラッチ係合部32に選択的に係合し、ラッチ3のオープン方向(図1、2において反時計方向)への回動を阻止するポール4とを備える。
【0010】
ボディ2の表面側(図1、2において図面手前側)には、ドアの閉鎖時、ストライカSが進入可能な進入溝51を有する金属製のカバープレート5がボディ2の表面側を閉塞するように固定され、また、同じく裏面側(図1、2において図面奥側)には、ドアに設けられるドア開扉用の操作ハンドル(図示略)の操作に連動してリリース方向(図1において反時計方向)へ回動可能なハンドル連動レバー8、及びハンドル連動レバー8に連動してリリース方向(図6において矢印方向)へ作動可能なリリースレバー7を含む各種レバーを配置するための金属製のバックプレート6が固定される。
【0011】
ラッチ3は、ドアが開いているときには、図2に示すフルラッチ位置から反時計方向へほぼ90度回転したオープン位置にあり、ドアが閉じられて図2において右方から進入溝21、51に進入したストライカSがU字状の係合溝33に係合することにより、オープン位置から時計方向へ所定角度回動したハーフラッチ位置(オープン位置とフルラッチ位置間の位置)を通過して図2に示すフルラッチ位置に回動する。ラッチ3がフルラッチ位置に回動したときには、ポール4がフルラッチ係合部32に係合することによって、ラッチ3のフルラッチ位置からオープン方向への回動を阻止する。また、ドアが半ドア、すなわちラッチ3がハーフラッチ位置に停止した場合には、ポール4がラッチ3のハーフラッチ係合部31に係合することによって、ラッチ3のハーフラッチ位置からオープン方向への回動を阻止する。
【0012】
(実施例)
主に図5、7に示すように、ポール4は、金属製板材をプレス打抜き加工により形成される板状の芯材41と、芯材41の主要部分をモールドする硬質の合成樹脂部42とにより構成される。
【0013】
特に図5、7に示すように、芯材41は、ポール4の回転軸線方向へ延出する板状の基軸部411と、基軸部411における一端部寄り側(図5、7における下側)にあって基軸部411とほぼ直交する方向を向きラッチ3のハーフラッチ係合部31またはフルラッチ係合部32に選択的に係合可能な爪部412と、当該爪部412に対して反対方向へ延出する被ストッパ部413と、基軸部411における他端部寄り側(図5、7において上側)にあって基軸部411とほぼ直交する方向を向くリリース作用部414とを一体形成する。リリース作用部414にはリリースレバー7の当接部71が当接可能に対峙する(図6)。
【0014】
合成樹脂部42は、芯材41における基軸部411の全周、及び爪部412におけるラッチ3の回転方向へ対して当接する部分を除く一部を連続してモールドする。
【0015】
芯材41の基軸部411における一端部及び他端部には、合成樹脂部42のモールドにより円柱状に形成され、カバープレート5に設けられる軸孔52に回動可能に挿入される第1軸部421及びボディ2の裏面側に固定されるバックプレート6の支持部61に設けられる軸孔62に回動可能に挿入される第2軸部422がそれぞれ形成される。また、芯材41の基軸部411における第1軸部421と第2軸部422間の中間部分(ボディ2に設けられる円筒部23に回動可能に挿入される部分)423は、合成樹脂のモールド成形の容易化及び軽減化を促進するため、ほぼ四角柱状になるように合成樹脂部42がモールドされる。
【0016】
バックプレート6の支持部61は、ボディ2の裏面から隔たりが形成されるように折曲形成される。また、第2軸部422は、ボディ2の表面側から裏面側へ貫通して支持部61の軸孔62に挿入される。
【0017】
ポール4のリリース作用部414は、板厚がポール4の回転方向を向くように板状に形成され、ボディ2の裏面とバックプレート6の支持部61間に回動可能に配置される。また、ポール4をボディ2に組み付ける際、リリース作用部414をボディ2の裏面と支持部61間に配置可能とするため、ボディ2には、リリース作用部414をボディ2の表面側から裏面側への挿通を可能にするため、スリット状の挿通孔22が円筒部23に連続して設けられる。なお、挿通孔22は、図2に示すようにポール4が係合位置(次段落参照)にある状態においてラッチ3からの荷重Fを受ける方向(矢印で示す方向)から外れた位置に設けられる。
【0018】
ボディ2内には、ポール4の被ストッパ部413の下面が当接し、ポール4を図2に示す係合位置(爪部412がラッチ3のハーフラッチ係合部31またはフルラッチ係合部32に係合した位置)に停止させるためのゴム等の弾性部材で形成されるストッパ9と、ポール4を係合方向(図2において時計方向)へ付勢するためのスプリング10が設けられる。
【0019】
上述のように構成されるポール4は、第1軸部421がカバープレート5、第2軸部422がバックプレート6にそれぞれ枢支され、ラッチ3がオープン位置からハーフラッチ位置に回動した場合には、爪部412がラッチ3のハーフラッチ係合部31に係合してラッチ3のハーフラッチ位置からオープン方向への回動を阻止してドアを半ドア状態に保持し、また、ラッチ3がフルラッチ位置に回動した場合には、爪部412がラッチ3のフルラッチ係合部32に係合してラッチ3のフルラッチ位置からオープン方向への回動を阻止してドアを全閉状態に保持する。
【0020】
ドアが半ドア状態または全閉状態にあるとき、操作ハンドルの開扉操作に連動してハンドル連動レバー8を介してリリースレバー7がリリース方向(図6の2点鎖線矢印方向)へ作動すると、リリースレバー7の当接部71がポール4のリリース作用部414に下方から当接することによって、ポール4は、リリース方向(図2において反時計方向)へ所定角度回動し、爪部412がラッチ3のハーフラッチ係合部31またはフルラッチ係合部32から外れてドアの開きを可能にする。
【0021】
以上のように、本実施例は、ポール4を、基軸部411、爪部412、被ストッパ部413及びリリース作用部414を一体形成した金属製板材の芯材41を合成樹脂部42でモールドした構成としたことによって、従来技術のように別部品で形成されたオープンレバーを芯材41の端部にかしめ等により固着する作業を必要としないため、部品数の削減を図り、軽量化及び製造コストの低減を可能にすることができる。
【0022】
さらには、芯材41におけるリリース作用部414よりも他端部側に、樹脂部42により形成される円柱状の第2軸部422を形成し、当該第2軸部422をボディ2の裏側に固定されるバックプレート6に回動可能に支持したことによって、ポール4を確実に枢支することが可能となる。
【0023】
さらには、ポール4にリリース作用部414を一体的に設け、ボディ2に挿通孔22を設けたことによって、リリース作用部414を含むポール4及びラッチ3を互いに同一方向(図4に示すX方向)の一方向(ボディ2の表面側)からボディ2内への組付けが可能となる。なお、組付け方法としては、ラッチ軸30に対して、バックプレート6、ボディ2、ラッチ3、ポール4及びカバープレート5をそれぞれ同一方向から重ねて組み付けていくことが考えられる。
【0024】
さらには、図7に示すように、L1(ラッチ3から加えられる荷重Fを受け止めるポール4の爪部412からカバープレート5までの距離)<L2(ラッチ3から加えられる荷重Fを受け止めるポール4の爪部412からバックプレート6までの距離)とすることによって、荷重Fの大半を爪部412に近接したカバープレート5で受けることが可能となるため、ボディ2の円筒部23の強度を必要以上に高める必要性はなく、かつポール4の第2軸部422を枢支する部分を、金属製に代えて合成樹脂製とすることも可能となる。
【0025】
(他の実施例)
図8、9に示した他の実施例の金属製板材の芯材41では、基軸部411、爪部412及び被ストッパ部413を一体形成し、芯材41をモールドする合成樹脂部42は、前記実施例と同じく、カバープレート5の軸孔52に回動可能に挿入される第1軸部421、バックプレート6の支持部61に設けられる軸孔62に回動可能に挿入される第2軸部422及び中間部分423を一体成形したうえで、さらにリリースレバー7がリリース方向へ作動した際、リリースレバー7の当接部71が当接可能なリリース作用部424も合成樹脂部42に一体成形する。
【0026】
すなわち、他の実施例は、前記実施例のように芯材41にリリース作用部414を一体形成した構成に代えて、合成樹脂部42にリリース作用部424を一体形成したものであって、前記実施例と同様な作用効果を奏する。
【0027】
なお、他の実施例は、リリース作用部424を合成樹脂部42に一体形成した以外は前記実施例と全て同一であるので、前記実施例と同一部分には前記実施例で使用した同じ符号を図面に付して説明は省略する。
【0028】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。
(a)ポール4の第2軸部422をバックプレート6により回動可能に支持する構成に代えて、ボディ2の裏面側に各種レバーを収容するための合成樹脂製のハウジングを設け、第2軸部422をハウジングに設けた軸受部に回動可能に挿入する。
(b)芯材41の基軸部411における第1軸部421と第2軸部422間に、合成樹脂部42を円柱状にモールドする。
(c)ポール4の芯材41を、冷間厚造加工(ヘッダー加工)により成形する。
(d)リリースレバー7を、ハウジング側に配置する。
【符号の説明】
【0029】
1…ドアラッチ装置、2…ボディ、3…ラッチ、4…ポール、5…カバープレート、6…バックプレート、7…リリースレバー、8…ハンドル連動レバー、9…ストッパ、10…スプリング、21…進入溝、22…挿通孔、23…円筒部、30…ラッチ軸、31…ハーフラッチ係合部、32…フルラッチ係合部、33…係合溝、41…芯材、42…合成樹脂部、51…進入溝、52…軸孔、61…支持部、62…軸孔、71…当接部、411…基軸部、412…爪部、413…被ストッパ部、414…リリース作用部、421…第1軸部、422…第2軸部、423…中間部分、424…リリース作用部、S…ストライカ。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9