特許第5812326号(P5812326)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社オリンピアの特許一覧
<>
  • 特許5812326-遊技機 図000002
  • 特許5812326-遊技機 図000003
  • 特許5812326-遊技機 図000004
  • 特許5812326-遊技機 図000005
  • 特許5812326-遊技機 図000006
  • 特許5812326-遊技機 図000007
  • 特許5812326-遊技機 図000008
  • 特許5812326-遊技機 図000009
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5812326
(24)【登録日】2015年10月2日
(45)【発行日】2015年11月11日
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 5/04 20060101AFI20151022BHJP
【FI】
   A63F5/04 512D
【請求項の数】2
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2011-126513(P2011-126513)
(22)【出願日】2011年6月6日
(65)【公開番号】特開2012-249954(P2012-249954A)
(43)【公開日】2012年12月20日
【審査請求日】2014年3月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】390031772
【氏名又は名称】株式会社オリンピア
(74)【代理人】
【識別番号】100107238
【弁理士】
【氏名又は名称】米山 尚志
(72)【発明者】
【氏名】今村 英誉
【審査官】 中村 祐一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−075369(JP,A)
【文献】 特開2007−229221(JP,A)
【文献】 特開2004−008312(JP,A)
【文献】 特開2005−328890(JP,A)
【文献】 特開2004−065378(JP,A)
【文献】 特開2010−104515(JP,A)
【文献】 特開2011−010843(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 5/04
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の遊技処理を実行する主制御部と、
前記主制御部が実行する遊技処理に基づいて演出パターンを決定する副制御部と、
前記副制御部が決定した演出パターンに応じて演出表示部で演出画像を表示する表示制御処理を実行する表示演出制御部と、
前記副制御部が決定した演出パターンに応じて特定演出を実行する特定演出部と、
遊技者から入力操作を受けたとき、操作検出信号を直接又は間接的に前記副制御部へ送信する操作部と、を備え、
前記副制御部は、前記操作検出信号を受信したとき、前記操作部が入力操作を受けたことを示す操作検知信号を前記表示演出制御部へ送信し、
前記表示演出制御部が実行する前記表示制御処理は、前記操作検知信号を所定の期間内に受信した場合に適正操作であると判定する操作適否判定処理と、前記適正操作であると判定した場合に前記演出表示部に特定演出画像を表示する特定画像表示処理と、を含み、
前記表示演出制御部は、前記適正操作であると判定したときに適正判定信号を前記副制御部へ送信し、
前記副制御部は、前記適正判定信号を受信したとき、前記特定演出を前記特定演出部に実行させる
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機であって、
前記表示演出制御部が実行する前記特定画像表示処理は、前記適正操作であると判定した場合に予め設定された複数の特定演出画像のうち一つを選択し、選択した特定演出画像を前記演出表示部に表示する処理であり
前記表示演出制御部は、前記選択した特定演出画像を示す情報を含む適正判定信号を前記副制御部へ送信し、
前記副制御部は、前記適正判定信号を受信したとき、該適正判定信号に含まれる前記特定演出画像を示す情報に応じた特定演出を前記特定演出部に実行させる
ことを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、主制御基板と、サブ統括制御基板と、演出表示基板と、音声・ランプ制御制御基板と、が機裏側に装着されているパチンコ遊技機が記載されている。
【0003】
主制御基板は、パチンコ遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、処理結果に応じて遊技を制御するための各種の制御指令としての制御信号を演算処理し、この制御信号を出力する。サブ統括制御基板は、主制御基板が出力した制御信号に基づき、演出表示制御基板、及び音声・ランプ制御基板を統括的に制御する。演出表示制御基板は、主制御基板とサブ統括制御基板が出力した制御信号に基づき、演出表示装置の表示態様(図柄、背景、文字などの表示画像など)及び可動体の動作態様を制御する。また、音声・ランプ制御基板は、主制御基板とサブ統括制御基板が出力した制御信号に基づき、ランプ部の発光態様(点灯(点滅)/消灯のタイミングなど)及びスピーカの音声出力態様(音声出力のタイミングなど)を制御する。
【0004】
また、パチンコ遊技機の機前面側には、遊技者及び遊技場の従業員が操作可能な演出用ボタンが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−104515公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記パチンコ遊技機において、サブ統括制御基板の統括制御用CPUは、主制御基板から入力されるコマンドに基づいて、襖開放演出の実行及び演出の展開を決定し、決定した演出内容の演出指示をする演出指示コマンドを演出表示制御基板及び音声・ランプ制御基板に出力する。襖開放演出において、統括制御用CPUは、襖開放演出中の遊技者の演出用ボタンの操作に応じて閉止状態から全開放状態まで段階的(0〜20段階)に開放する襖を演出表示装置に表示させるよう演出表示制御基板に指示をする。統括制御用CPUは、演出用ボタンの操作を有効とする操作有効期間を設定し、操作有効期間の終了時までの所定周期毎に、演出用ボタンが操作されたか否か、を判定する。操作有効期間中に演出用ボタンが操作される毎に、襖の開放段階を変化させる(襖を一段階ずつ開放する)よう演出表示制御基板に指示をする。演出表示制御基板の表示制御用CPUは、演出指示コマンドに基づき演出表示装置に表示されている襖が指示された開放段階になるように表示内容を制御する。
【0007】
しかし、特許文献1のパチンコ遊技機のように、サブ統括制御基板が遊技者の操作に応じて演出表示装置に表示する演出画像を変更するように演出表示制御基板に指示を行うパチンコ遊技機において、複数の演出画像から遊技者の任意の操作タイミングに基づいて演出画像を選択して変更することを繰り返す場合、例えば、演出画像Aを表示後10秒〜15秒内に操作された場合は演出画像Bを表示して演出画像B表示後30秒〜35秒内に再度操作された場合は演出画像Cを表示し、一方で演出画像Aを表示後20秒後〜25秒以内に操作された場合は演出画像Dを表示して演出画像D表示後10秒〜15秒以内に再度操作された場合は演出画像Eを表示するというように、パチンコ遊技機の開発者は予め遊技者の操作タイミングを多数想定して、想定した操作タイミングに基づいた複雑なタイマー管理による演出制御をサブ統括制御基板に実行させなければならない。このため、演出制御のためのプログラムのコード量が膨大化して開発工数が増大する可能性があった。また、上記例において、遊技者の操作に応じて表示する演出画像に新規の演出画像を追加するなどの設計変更が生じた場合は、タイマー管理による演出制御のためのプログラムを大幅に変更しなければならないときがあり、開発工数が増大する可能性があった。
【0008】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、開発工数の増大を抑制しつつ、遊技者の操作に応じた演出が可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するため、本発明の第の態様の遊技機は、主制御部と、副制御部と、演出表示部と、表示演出制御部と、特定演出部と、操作部と、を備える。
主制御部は、所定の遊技処理を実行する。副制御部は、主制御部が実行する遊技処理に基づいて演出パターンを決定する。表示演出制御部は、副制御部が決定した演出パターンに応じて演出表示部で演出画像を表示する表示制御処理を実行する。特定演出部は、副制御部が決定した演出パターンに応じて特定演出を実行する。操作部は、遊技者から入力操作を受けたとき、操作検出信号を直接又は間接的に副制御部へ送信する。副制御部は、操作検出信号を受信したとき、操作部が入力操作を受けたことを示す操作検知信号を表示演出制御部へ送信する。表示演出制御部が実行する前記表示制御処理は、操作検知信号を所定の期間内に受信した場合に適正操作であると判定する操作適否判定処理と、適正操作であると判定した場合に演出表示部に特定演出画像を表示する特定演出画像表示処理と、を含む。表示演出制御部は、適正操作であると判定したときに適正判定信号を副制御部へ送信し、副制御部は、適正判定信号を受信したとき、特定演出を特定演出部に実行させる。
【0013】
特定演出とは、例えばスピーカから発生させる音声による音声演出、ランプの発光による発光演出、可動役物の駆動による可動演出である。
【0014】
上記構成では、表示演出制御は、適正操作あると判定したときに適正判定信号を副制御部へ送信し、副制御部は、適正判定信号を受信したとき、特定演出を特定演出実行させるこのように副制御部による適正判定信号受信に応じて特定演出部が特定演出を実行するので、操作適否判定処理の判定結果に応じた多彩な演出を提供することができる。
【0015】
本発明の第の態様は、第の態様の遊技機であって、表示演出制御部が実行する特定演出画像表示処理は、適正操作であると判定した場合に予め設定された複数の特定演出画像のうち一つを選択し、選択した特定演出画像を演出表示部に表示する処理であり、表示演出制御部は、選択した特定演出画像を示す情報を含む適性判定信号を副制御部へ送信し、副制御部は、適正判定信号を受信したとき、適正判定信号に含まれる特定演出画像を示す情報に応じた特定演出を特定演出部に実行させる。

【0016】
上記構成では、表示演出制御は、適正操作であると判定した場合に予め設定された複数の特定演出画像のうち一つを選択し、選択した特定演出画像を演出表示部に表示するので、遊技者の操作に応じて多様な演出を提供することができる。また、表示演出制御が選択した特定演出画像を示す情報を含む適正判定信号を受信したとき、副制御部が適正判定信号に含まれる特定演出画像を示す情報に応じた特定演出を特定演出実行させるので、操作適否判定処理の判定結果及び選択された特定演出画像に応じて更に多彩な演出を提供することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、開発工数の増大を抑制しつつ、遊技者の操作に応じた演出が可能な遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】スロットマシンの外観を示す斜視図である。
図2図1のスロットマシンの機能ブロック図である。
図3】演出パターンテーブルの一例を示す図である。
図4】特定付随演出テーブルの一例を示す図である。
図5】特定演出画像テーブルの一例を示す図である。
図6】演出表示部に表示される(a)は演出画像、(b)は特定演出画像の一例を示す図である。
図7】演出表示部に表示される(a)は演出画像、(b)は特定演出画像の他の例を示す図である。
図8】表示演出制御部が実行する表示制御処理の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、発明の実施の形態例を図面を参照して説明する。なお、以下の説明中の左右方向は、遊技機を遊技者側から見た左右方向に対応している。また、本実施形態では、メダルによって遊技を行う回胴式遊技機(スロットマシン)を例に挙げて説明するが、本発明は、遊技盤の遊技領域に遊技球を発射して遊技する弾球遊技機などの他の遊技機や、遊技機以外の各種電子機器にも適用可能である。
【0020】
[スロットマシンの外部的構成]
スロットマシン(遊技機)1は、四角箱状の筐体2を有する。遊技者側となる筐体2の前面3には、表示窓4が形成され、表示窓4には、筐体2内の前面領域6を覆う透明なカバー5が装着されている。カバー5に覆われた筐体2内の前面領域6には、筐体2内に配置されたリールユニット7の第1リール7a、第2リール7b及び第リール7cの図柄7dを露出して遊技者に視認させる図柄表示窓8が形成されている。第1リール7a、第2リール7b及び第リール7cは、左から順に配置されている。周知のように、各リールの外周には様々な図柄7dが一定ピッチで配列され、リールが停止した状態では対応する図柄表示窓8を通して1リール当たり3個の図柄7dが観察される。これにより、各リールの図柄7dを1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の合計5本設定されている。
【0021】
筐体2の前面3には、遊技者からの入力操作を受けるスイッチ類、メダル投入口9、メダル払出口10、メダル受け皿11、スピーカ12、演出表示部13、可動役物14、複数のランプ15、及び複数のLED16等が設けられている。スイッチ類は、1枚ベットボタン17、MAXベットボタン18、精算スイッチ19、スタートスイッチ20、ストップスイッチ21を含む。これらスイッチ類、メダル投入口9、メダル払出口10、及びメダル受け皿11は、表示窓4の下方に配置されている。スピーカ12は、筐体2の前面3の左右上角部に配置されている。
【0022】
メダル投入口9は、筐体2の前面3の略中央端部に位置し、メダル投入口9の内部には、投入された遊技メダルを検知する投入スイッチ22が設けられている。
【0023】
1枚ベットボタン17は、第1リール7aの下方に位置し、遊技者から、メダル投入口9に投入されたメダル又はスロットマシン1内部に貯留されているメダルから1回の遊技に投入する枚数を1枚に決定するための押下操作を受け付ける。
【0024】
MAXベットボタン18は、1枚ベットボタン17の右側に位置し、遊技者から、スロットマシン1内部に貯留されているメダルから1回の遊技に投入するメダルの枚数を1回の遊技に投入可能な最大枚数(本実施形態においては3枚)に決定するための押下操作や後述の演出画像表示中の押下操作を受け付ける。MAXベットボタン18は、遊技者によって押下操作されると、押下操作されたことを示す操作検出信号を後述する主制御部30(図2参照)へ送信する。
【0025】
精算スイッチ19は、1枚ベットボタン17の斜め下方に位置し、貯留した投入メダルを払い出すための押下入力を受け付ける。
【0026】
スタートスイッチ20は、精算スイッチ19の右側に位置し、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチの投入を条件に、または、リプレイ時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット7の駆動を開始させるための入力を受け付ける。なお、リプレイとは、遊技の結果、抽選結果としてリプレイが当選し、リプレイに関連付けられた図柄7dが入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
【0027】
ストップスイッチ21は、リールユニット7の駆動を停止させるための入力を受け付ける。具体的には、ストップスイッチ21は、各リールに対応した3個のスイッチから構成され、各リールの下方に1個ずつ配置されている。各リールに対応したストップスイッチ21が押下されると、当該対応したリールの回転が停止する。
【0028】
演出表示部13の表示画面は液晶によって構成され、この表示画面には、後述する表示演出制御部50の制御によって、入賞等の遊技状態を遊技者に報知するための様々な演出画像が表示される。なお、画像表示装置の表示画面として、LEDやドットマトリックスなど液晶以外を用いてもよい。
【0029】
可動役物14は、前面3上部の略中央に回転自在に支持されている円盤状体であり、後述する可動役物制御部80(図2参照)の制御によって回転する。
【0030】
ランプ15及びLED16は、発光体の点灯又は点滅によって遊技状態を遊技者に報知し、スピーカ12は、音声の発生によって遊技状態を遊技者に報知する。
【0031】
[スロットマシンの内部的構成]
図2に示すように、本形態例のスロットマシン1は、筐体2の内部に、主制御部30と、副制御部40と、表示演出制御部50と、音声制御部60と、発光制御部70と、可動役物制御部80と、リールユニット7と、ホッパーユニット90と、を有している。
【0032】
主制御部30は、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、CPUによって実行される種々のプログラムなどを予め記憶したROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を有する。また、主制御部30は、遊技制御部31と、操作検出部32と、メイン記憶部33と、を有する。
【0033】
メイン記憶部33は、上記ROM及びRAMからなり、ROMには、主制御部30のCPUによってRAMに展開されて実行される各種プログラム(遊技制御プログラム、操作検出プログラムを含む)を予め記憶するメインプログラム記憶領域33aが設定されている。また、ROMには、抽選テーブルを予め記憶する抽選テーブル記憶領域33bと当選役の種類ごとに配当メダルの枚数を決めた配当テーブルを予め記憶する配当テーブル記憶領域33cとが設定されている。抽選テーブルは、後述する遊技処理においてサンプリングされた乱数値が、BB(ビッグボーナス)ゲームに移行する権利を与える「BB」、RB(レギュラーボーナス)ゲームに移行する権利を与える「RB」、所定枚数のメダルの払出しだけを行う小役当選図柄に対応する「小役」、メダルの投入なしに同じベット数で次回の遊技を行う権利を与える「リプレイ」などの当選役、または、一切当たりを発生させないハズレのいずれに属しているかの判定に用いられる。
【0034】
主制御部30のCPUは、遊技制御プログラムに従って遊技処理を実行する遊技制御部31、操作検出プログラムに従って操作検出処理を実行する操作検出部32として機能する。
【0035】
遊技制御部31は、乱数発生部31aと乱数値サンプリング部31bとを有する。乱数発生部31aは、例えば0〜1000の数値を順に繰り返して発生する。乱数値サンプリング部31bは、遊技が開始されるごとに、乱数発生部31aによって発生した乱数の中から1つの乱数値を抽出する。
【0036】
遊技制御部31は、スタートスイッチ20が操作されたことを契機に主制御部30に入力される遊技スタート信号に応答して、遊技処理を開始する。遊技処理において、遊技制御部31は、乱数発生部31aに乱数を発生させ、発生させた乱数を乱数値サンプリング部31bによって抽出させる。また、遊技制御部31は、メイン記憶部33に記憶されている抽選テーブルを参照し、抽出された乱数値に応じて、現在実行された遊技に対する抽選結果を上記いずれかの当選役又はハズレから選択して決定する。
【0037】
抽選結果が上記いずれかの当選役である場合、所定期間中にリールの停止図柄7dの組み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条件に入賞となり、遊技制御部31は、遊技者にメダルの払い出しや、遊技者に有利な特別遊技(BBゲーム、RBゲーム)等の利益を付与する。遊技者にメダルを払い出す場合、遊技制御部31をホッパーユニット70を制御し、メダル払出口10からメダル受け皿11へメダルを払い出す。
【0038】
また、遊技制御部31は、抽選結果を示す抽選結果信号を副制御部40へ送信する。
【0039】
操作検出部32は、所定時間毎に操作検出処理を実行し、主制御部30がMAXベットボタン18から操作検出信号を受信すると、MAXベットボタン18が押圧操作されたことを示す操作検出信号を副制御部40へ送信する。また、操作検知部32は、遊技制御部31が遊技処理を開始する前の所定期間内(遊技者が1回の遊技に投入するメダルの枚数を決定するための期間内)に、操作検出信号を受信した場合にのみ、1回の遊技に投入されるメダルの枚数を3枚に決定し、遊技機内に貯留するメダルの数を減ずる。
【0040】
副制御部40は、図示しないCPUと、CPUによって実行される種々のプログラムなどを予め記憶したROMと、RAMと、を有する。また、副制御部40は、演出パターン決定部41と、操作検知部42と、特定付随演出指示部43と、サブ記憶部44と、を有する。サブ記憶部44は、上記ROM及びRAMからなり、ROMには、副制御部40のCPUによってRAMに展開されて実行される各種プログラム(演出パターン決定プログラム、操作検知プログラム、特定付随演出指示プログラムを含む)を予め記憶するサブプログラム記憶領域44aと、各抽選結果と演出パターンとが対応付けられた演出パターンテーブル45を予め記憶する演出パターンテーブル記憶領域44bと、後述する各特定演出画像と特定付随演出とが対応付けられた特定付随演出テーブル46を予め記憶する特定付随演出テーブル記憶領域44cと、が設定されている。
【0041】
演出パターンテーブル45は、図3に示すように抽選結果列と演出パターン列とからなり、例えば、当選役の「BB」に演出パターンの「歩行演出」が対応付けられている。また、当選役の「RB」に演出パターンの「水泳演出」が対応付けられている。
【0042】
特定付随演出テーブル46は、図4に示すように特定演出画像列と特定付随演出列とからなり、例えば、特定演出画像の「キャラクターが扉に入る」に特定付随演出の「開扉音の発生、ランプの点滅」が対応付けられている。また、特定演出画像の「キャラクターがジャンプし、コインを取得する」に特定付随演出として、「ジャンプ音及びコイン取得音の発生、ランプの点灯、可動役物の左回転」が対応付けられている。
【0043】
副制御部40のCPUは、演出パターン決定プログラムに従って演出パターン決定処理を実行する演出パターン決定部41、操作検知プログラムに従って操作検知処理を実行する操作検知部42、特定付随演出指示プログラムに従って特定付随演出指示処理を実行する特定付随演出指示部43として機能する。
【0044】
演出パターン決定部41は、副制御部40が主制御部30から送信された抽選結果信号を受信すると、演出パターン決定処理を開始し、サブ記憶部44に記憶されている演出パターンテーブル45を参照して、抽選結果に対応付けられた演出パターンを選択して決定する。演出パターン決定部41は、決定した演出パターンを示す演出パターン信号を表示演出制御部50、音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80へ送信する。例えば、抽選結果信号が示す抽選結果が当選役の「BB」である場合、演出パターン決定部41は、演出パターンを「歩行演出」に決定し、決定した「歩行演出」を示す演出パターン信号を表示演出制御部50、音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80へ送信する。
【0045】
操作検知部42は、所定時間毎に操作検知処理を実行し、副制御部40が主制御部30から送信された操作検出信号を受信すると、MAXベットボタン18が押圧操作されたことを示す操作検知信号(コマンド)を表示演出制御部50へ送信する。
【0046】
特定付随演出指示部43は、副制御部40が表示演出制御部50から後述する適正判定信号を受信すると、適正信号に含まれる特定演出画像を示す情報に基づきサブ記憶部44に記憶されている特定付随演出テーブル46を参照し、特定演出画像に対応付けられた特定付随演出を選択し、選択した特定付随演出の実行を指示する特定付随演出指示信号を音声制御部60、発光制御部70、可動役物制御部80へ送信する。例えば、特定演出画像が「キャラクターが扉に入る」である場合、特定付随演出指示部43は、開扉音の発生を指示する特定付随演出指示信号を音声制御部60へ送信し、また、ランプ15の点滅を指示する特定付随演出指示信号を発光制御部70へ送信する。特定演出画像が「キャラクターがジャンプし、コインを取得する」である場合、ジャンプ音及びコイン取得音の発生を指示する特定付随演出指示信号を音声制御部60へ送信し、ランプ15の点灯を指示する特定付随演出指示信号を発光制御部70へ送信し、また、可動役物14の左回転を指示する特定付随演出指示信号を可動役物制御部80へ送信する。
【0047】
表示演出制御部50は、図示しないCPUと、CPUによって実行される種々のプログラムなどを予め記憶したROMと、RAMと、を有する。また、表示演出制御部50は、演出画像表示部51と、操作適否判定部52と、特定演出画像表示部53と、演出記憶部54と、を有する。
【0048】
演出記憶部54は、上記ROM及びRAMからなり、ROMには、表示演出制御部50のCPUによってRAMに展開されて実行される各種プログラム(表示演出制御プログラム、操作適否判定プログラム及び特定演出画像表示プログラムを含む)を予め記憶する表示プログラム記憶領域54aと、演出用画像(図柄、背景、文字などを含む)を予め記憶する演出用画像記憶領域54bと、表示演出制御プログラム上の関数と特定演出画像とが対応付けられた特定演出画像テーブル55を予め記憶する特定演出画像テーブル記憶領域54cと、が設定されている。
【0049】
特定演出画像テーブル55は、図5に示すように関数列と特定演出画像列とからなり、演出画像表示部51が演出画像表示処理において画像表示部に所定の演出画像を表示するための演出画像表示プログラム上の関数と特定演出画像とが対応付けられている。例えば、演出画像表示部51の画面の中央にキャラクターCHを配置し、キャラクターCHの前方に扉DOを配置する演出画像100(図6(a)参照)を表示するための関数Aには、キャラクターCHが扉に入る特定演出画像110(図6(b)参照)が対応付けられている。キャラクターCHの前方上側にコインCOを配置する演出画像101(図7(a)参照)を表示するための関数Bには、キャラクターCHがジャンプし、コインCOを取得する特定演出画像111(図7(b)参照)が対応付けられている。また、上記関数がキャラクターの前方にジャンプ板を配置する演出画像を表示する関数Cには、キャラクターがジャンプ板を使って大きくジャンプをする特定演出画像(図示省略)が対応付けられている。
【0050】
表示演出制御部50のCPUは、演出画像表示プログラムに従って演出画像表示処理を実行する演出画像表示部51、操作適否判定プログラムに従って操作適否判定処理を実行する操作適否判定部52及び特定演出画像表示プログラムに従って特定演出画像表示処理を実行する特定演出画像表示部53として機能する。
【0051】
演出画像表示部51は、表示演出制御部50が副制御部40から演出パターン信号を受信すると、演出画像表示処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに応じて、表示演出制御プログラム上の関数に基づき演出用画像を演出画像記憶領域から読み出して所定の演出画像(動画像)を生成し、演出表示部13に表示する。例えば、演出パターン信号が示す演出パターンが「歩行演出」である場合、演出画像表示部51は、上記関数(上述の関数A,B及びCを含む)に基づき演出記憶部54から演出用画像の歩行するキャラクターの画像、画面を左から右へスクロールする背景画像、コインの画像、扉の画像及びジャンプ台の画像などを適宜読み出し、演出画像(演出画像100,101を含む)を生成し、演出表示部13に表示する。
【0052】
操作適否判定部52は、表示演出制御部50が副制御部40から送信された操作検知信号(コマンド)を受信すると、操作適否判定処理を開始し、所定期間内、具体的には、演出画像表示部51が演出画像表示処理を実行している期間内に操作検知信号を受信したか否かに基づいて、遊技者によるMAXベットボタン18の押下操作が適正操作であるか否かを判定する。すなわち、操作検知信号の受信時に、演出画像表示部51が演出画像表示処理を実行している場合は、操作適否判定部52は、操作が適正操作であると判定する。一方で、操作検知信号の受信時に、演出画像表示部51が演出画像表示処理を実行していない場合は、操作が適正操作でないと判定する。
【0053】
特定演出画像表示部53は、操作が適正操作であると判定すると、特定演出画像表示処理を開始し、演出記憶部54の特定演出画像テーブル55を参照し、演出画像表示プログラム上の関数に基づいて特定演出画像を選択し、選択した特定演出画像の情報を含む適正判定信号を返信コマンドとして副制御部40へ送信する。送信後、演出用画像を演出画像記憶領域から読み出して選択した特定演出画像(動画像)を生成し、特定演出画像を演出表示部13に表示する。すなわち、特定演出画像表示部53は、演出画像表示部51が表示する演出画像に、特定演出画像をカットインさせる。例えば、上記関数が画面の中央にキャラクターCHを配置し、キャラクターCHの前方に扉DOを配置する演出画像100(図6(a)参照)を表示するための関数Aである場合、特定演出画像表示部53は、図6(b)に示すようにキャラクターCHが扉DOに入る特定演出画像110を選択して演出表示部13に表示する(演出画像にカットインする)。また、上記関数が画面の中央にキャラクターCHを配置し、キャラクターCHの前方上側にコインCOを配置する演出画像101(図4(a)参照)を表示するための関数Bである場合、特定演出画像表示部53は、図4(b)に示すようにキャラクターCHがジャンプし、コインCOを取得する特定演出画像111を選択して演出表示部13に表示する。また、上記関数が画面の中央にキャラクターを配置し、キャラクターの前方にジャンプ板を配置する演出画像を表示する関数Cである場合、特定演出画像表示部53は、キャラクターがジャンプ板を使って大きくジャンプをする特定演出画像(図示省略)を演出表示部13に表示する。
【0054】
音声制御部60は、図示しないCPUと、CPUによって実行される種々のプログラムなどを予め記憶したROMと、RAMと、を有する。また、音声制御部60は、音声演出部61と、音声記憶部62と、を有する。
【0055】
音声記憶部62は、上記ROM及びRAMからなり、ROMには、音声制御部60のCPUによってRAMに展開されて実行される各種プログラム(音声演出プログラムを含む)を予め記憶する音声プログラム記憶領域62aと、演出用音声(演出パターンに対応付けられた音声(背景音)、ジャンプ音、コイン取得音を含む)を予め記憶する演出用音声記憶領域62bと、が設定されている。音声制御部60のCPUは、音声演出プログラムに従って音声演出処理を実行する音声演出部61として機能する。
【0056】
音声演出部61は、音声制御部60が副制御部40から演出パターン信号を受信すると、音声演出処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに応じて、演出用音声を音声記憶部62の演出用音声記憶領域62bから読み出して、スピーカ12に出力させる。また、音声制御部60が副制御部40から特定付随演出指示信号を受信すると、特定付随演出指示信号が示す特定付随演出指示に応じて、特定付随演出を実行する。例えば、ジャンプ音及びコイン取得音の発生を指示する特定付随演出指示信号を受信すると、演出記憶部54からジャンプ音及びコイン取得音を読み出し、スピーカ12に出力させる。
【0057】
発光制御部70は、図示しないCPUと、CPUによってRAMに展開されて実行される種々のプログラムなどを予め記憶したROMと、RAMと、を有する。また、発光制御部70は、発光演出部71と、発光記憶部72と、を有する。
【0058】
発光記憶部72は、上記ROM及びRAMからなり、ROMには、発光制御部70のCPUによって実行される各種プログラム(発光演出プログラムを含む)を予め記憶する発光プログラム記憶領域72aと、発光パターン(演出パターンに対応付けられた発光パターン(常時点灯、点滅)を含む)を予め記憶する発光パターン記憶領域72bと、が設定されている。発光制御部70のCPUは、発光演出プログラムに従って発光演出処理を実行する発光演出部71として機能する。
【0059】
発光演出部71は、発光制御部70が副制御部40から演出パターン信号を受信すると、発光演出処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに対応付けられた発光パターンを発光記憶部72の発光パターン記憶領域72bから読み出して、ライトやLEDを発光させる。また、発光制御部70が副制御部40から特定付随演出指示信号を受信すると、特定付随演出指示信号が示す特定付随演出指示に応じて、特定付随演出を実行する。例えば、ランプ15の点滅を指示する特定付随演出指示信号を受信すると、発光演出部71は、ランプ15を点滅させる。
【0060】
可動役物制御部80は、図示しないCPUと、CPUによってRAMに展開されて実行される種々のプログラムなどを予め記憶したROMと、RAMと、を有する。また、可動役物制御部80は、可動演出部81と、可動記憶部82と、を有する。
【0061】
可動記憶部82は、上記ROM及びRAMからなり、ROMには、可動役物制御部80のCPUによって実行される各種プログラム(可動演出プログラムを含む)を予め記憶する可動プログラム記憶領域82aと、可動パターン(演出パターンに対応付けられた可動パターン(左回転、右回転)を含む)を予め記憶する可動パターン記憶領域82bと、が設定されている。可動役物制御部80のCPUは、可動演出プログラムに従って可動演出処理を実行する可動演出部81として機能する。
【0062】
可動演出部81は、可動制御部が副制御部40から演出パターン信号を受信すると、可動演出処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに対応付けられた可動パターンを可動記憶部82の可動パターン記憶領域82bから読み出して、可動役物14を駆動する。また、可動制御部が副制御部40から特定付随演出指示信号を受信すると、特定付随演出指示信号が示す特定付随演出指示に応じて、特定付随演出を実行する。例えば、可動役物14の左回転を指示する特定付随演出指示信号を受信すると、可動演出部81は、可動役物14を左回転させる。
【0063】
次に、本実施形態のスロットマシンの動作を演出画像の表示時の動作と、特定演出画像の表示時の動作に分けて説明する。
【0064】
[演出画像の表示時の動作]
始めに演出画像の表示時の動作について説明する。遊技者によって、メダル投入口9にメダルが投入され、スタートスイッチ20が操作されると、主制御部30に入力される遊技スタート信号に応答して、遊技制御部31は、遊技処理を開始する。遊技処理において、遊技制御部31は、現在実行された遊技に対する抽選結果を決定し、抽選結果を示す抽選結果信号を副制御部40へ送信する。例えば、抽選結果が当選役の「BB」である場合、その旨を示す抽選結果信号を副制御部40へ送信する。
【0065】
副制御部40が主制御部30から送信された抽選結果信号を受信すると、演出パターン決定部41は、演出パターン決定処理を開始し、演出パターンテーブル45を参照して抽選結果に対応付けられた演出パターンを選択して決定し、決定した演出パターンを示す演出パターン信号を表示演出制御部50、音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80へ送信する。例えば、抽選結果信号が示す抽選結果が当選役の「BB」である場合、演出パターン決定部41は、演出パターンを「歩行演出」に決定し、決定した「歩行演出」を示す演出パターン信号を表示演出制御部50、音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80へ送信する。
【0066】
表示演出制御部50が演出パターン信号を受信すると、演出画像表示部51は、演出画像表示処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに応じて、表示演出制御プログラム上の関数に基づき演出用画像を演出画像記憶領域から読み出して所定の演出画像を生成し、演出表示部13に表示する。
【0067】
音声制御部60が演出パターン信号を受信すると、音声演出処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに応じて、演出用音声を音声記憶部62の演出用音声記憶領域62bから読み出して、スピーカ12に出力させる。発光制御部70が演出パターン信号を受信すると、発光演出処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに対応付けられた発光パターンを発光記憶部72の発光パターン記憶領域72bから読み出して、ライトやLEDを発光させる。また、可動制御部が演出パターン信号を受信すると、可動演出部81は、可動演出処理を開始し、演出パターン信号が示す演出パターンに対応付けられた可動パターンを可動記憶部82の可動パターン記憶領域82bから読み出して、可動役物14を駆動する。
【0068】
[特定演出画像の表示時の動作]
次に特定演出画像の表示時の動作について説明する。遊技者がMAXベットボタン18を押下すると、MAXベットボタン18は、主制御部30へ操作検出信号を送信する。主制御部30が操作検出信号を受信すると、操作検出部32は操作検出信号を副制御部40へ送信する。副制御部40が操作検出信号を受信すると、操作検知部42は操作検知信号を表示演出制御部50へ送信する。
【0069】
表示演出制御部50が、副制御部40から送信された操作検知信号を受信した後に実行する表示制御処理(操作適否判定処理と特定画像表示処理を含む)について、図8のフローチャートを参照して説明する。表示演出制御部50が副制御部40から送信された操作検知信号を受信すると、操作適否判定部52は、操作適否判定処理を開始し、ステップS1において、遊技者による操作が適正操作であるか否かを判定する。操作検知信号の受信時に演出画像表示部51が演出画像表示処理を実行している場合は、操作が適正操作であると判定してステップS2へ移行する。一方で、操作検知信号の受信時に演出画像表示部51が演出画像表示処理を実行していない場合は、操作が適正操作でないと判定し、本処理を終了する(特定演出画像を表示させない)。
【0070】
ステップS2において、特定演出画像表示部53は、特定演出画像表示処理を開始し、演出記憶部54の特定演出画像テーブル55を参照し、演出画像表示プログラム上の関数に基づいて特定演出画像を選択し、ステップS3に移行する。例えば、上記関数が画面の中央にキャラクターCHを配置し、キャラクターCHの前方上側にコインCOを配置する演出画像101(図7(a)参照)を表示するための関数Bである場合、特定演出画像表示部53は、図7(b)に示すようにキャラクターCHがジャンプし、コインCOを取得する特定演出画像111を選択する。
【0071】
ステップS3において、特定演出画像表示部53は、選択した特定演出画像の情報を含む適正判定信号を副制御部40へ送信し、ステップS4に移行する。例えば、ステップS2において、キャラクターCHがジャンプし、コインCOを取得する特定演出画像111を選択した場合は、特定演出画像111を示す情報を含む適正判定信号を副制御部40へ送信する。
【0072】
ステップS4において、特定演出画像表示部53は、演出用画像を演出画像記憶領域から読み出して、選択した特定演出画像111を生成し、特定演出画像を演出表示部13に表示し、本処理を終了する。
【0073】
副制御部40が適正判定信号を受信すると、適正判定信号に含まれる特定演出画像を示す情報に基づきサブ記憶部44に記憶されている特定付随演出テーブル46を参照し、特定演出画像に対応付けられた特定付随演出を選択し、選択した特定付随演出の実行を指示する特定付随演出指示信号を音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80へ送信する。例えば、特定演出画像がキャラクターCHがジャンプし、コインCOを取得する特定演出画像111である場合、副制御部40は、ジャンプ音及びコイン取得音の発生を指示する特定付随演出指示信号を音声制御部60へ送信し、ランプ15の点灯を指示する特定付随演出指示信号を発光制御部70へ送信し、また、可動役物14の左回転を指示する特定付随演出指示信号を可動役物制御部80へ送信する。
【0074】
音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80は、特定付随演出指示信号を受信すると、特定付随演出指示信号が示す特定付随演出指示に応じて、特定付随演出を実行する。上記の場合、音声制御部60はジャンプ音及びコイン取得音の発生をスピーカ12から発生させ、発光制御部70はランプ15を点灯させ、また、可動役物制御部80は可動役物14を左回転させる。
【0075】
本実施形態によれば、MAXベットボタン18が遊技者から押圧操作され、表示演出制御部50が副制御部40から操作検知信号を受信したとき、操作適否判定部52が適正操作であるか否かを判定し、適正操作であると判定した場合に、特定演出画像表示部53が演出画像表示プログラム上の関数に基づいて特定演出画像を選択し、特定演出画像を表示するので、遊技者の操作に応じて多様な演出を提供することができる。また、副制御部40は、遊技者の操作に応じた演出のためにタイマー管理による演出制御を実行しないので、副制御部40の演出制御のためのプログラムコードの膨大化を防止して開発の工数の増大を抑制することができる。また、遊技者の操作に応じて表示する特定演出画像に新規の特定演出画像を追加するなどの設計変更が生じた場合であっても、開発者は、表示演出制御プログラム上の既存の関数又は新たに設定した関数に新規の特定演出画像を対応付ければよく、設計変更による開発工数の増大を抑制することができる。
【0076】
また、表示演出制御部50は、選択した特定演出画像の情報を含む操作適正判定信号を副制御部40へ送信し、副制御部40は、適正判定信号を受信したとき、特定演出画像に対応付けられた特定付随演出の実行を指示する特定付随演出指示信号を音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80へ送信し、音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80は指示に応じた特定付随演出の実行を制御するので、操作適否判定処理の判定結果及び選択された特定演出画像に応じて多彩な演出を提供することができる。
【0077】
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。
【0078】
例えば、本実施形態ではMAXベットボタン18が操作されたとき、操作検出信号を主制御部30へ送信する態様を説明したが、操作検出信号を副制御部40へ送信してもよい。また、MAXベットボタン18に代えて、1枚ベットボタン17又はスタートスイッチ20が、遊技者によって操作されたときに、操作検出信号を送信してもよい。また、遊技者が特定演出画像表示を指示するために操作する専用の操作部を設けてもよい。
【0079】
また、本実施形態では、表示演出制御部50が演出パターンに応じて生成する演出画像及び特定演出画像を動画像として説明したが、表示演出制御部は動画像に代えて静止画を生成してもよい。
【0080】
また、本実施形態では、副制御部40のサブ記憶部44が特定付随演出テーブル46を記憶しており、適正判定信号を受信したとき、副制御部が特定付随演出テーブル46を参照し、選択された特定演出画像に対応付けられた特定付随演出を選択し、選択した特定付随演出の実行を音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80に指示する態様を説明したが、音声制御部60、発光制御部70及び可動役物制御部80がそれぞれが有する記憶部(音声記憶部62、発光記憶部72及び可動役物記憶部82)に特定付随演出テーブル46に相当する上記各制御部60,70,80が制御する特定付随演出と特定演出画像とが対応づけられたテーブルを記憶させてもよい。この場合、副制御部40は、適正判定信号を受信したとき、表示演出制御部50が選択した特定演出画像を示す情報を含む特定付随演出指示信号を上記各制御部60,70,80へ送信する。特定付随演出指示信号を受信した上記各制御部60,70,80は、上記テーブルを参照して特定演出画像に対応付けられた特定付随演出を選択し、選択した特定付随演出の実行を制御する。
【0081】
すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
【符号の説明】
【0082】
1…スロットマシン,2…筐体,12…スピーカ(特定演出部),13…演出表示部,14…可動役物(特定演出部),15…ランプ(特定演出部),16…LED(特定演出部),18…MAXベットボタン(操作部),30…主制御部,31…遊技制御部,32…操作検出部,40…副制御部,41…演出パターン決定部,42…操作検知部,43…特定付随演出指示部,44…サブ記憶部,45…演出パターンテーブル,46…特定付随演出テーブル,50…表示演出制御部,51…演出画像表示部,52…操作適否判定部,53…特定演出画像表示部,54…演出記憶部,55…特定演出画像テーブル,60…音声制御部(特定演出),70…発光制御部(特定演出),80…可動役物制御部(特定演出),100…演出画像(第1の演出画像),110…特定演出画像(第2の演出画像)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8