特許第5821719号(P5821719)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5821719-表示装置及び接続機器のサーチ方法 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5821719
(24)【登録日】2015年10月16日
(45)【発行日】2015年11月24日
(54)【発明の名称】表示装置及び接続機器のサーチ方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/436 20110101AFI20151104BHJP
【FI】
   H04N21/436
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-55372(P2012-55372)
(22)【出願日】2012年3月13日
(65)【公開番号】特開2013-191945(P2013-191945A)
(43)【公開日】2013年9月26日
【審査請求日】2014年9月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001443
【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001254
【氏名又は名称】特許業務法人光陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】安田 隆志
【審査官】 矢野 光治
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−048974(JP,A)
【文献】 特開2011−180331(JP,A)
【文献】 特開2007−189346(JP,A)
【文献】 特開2009−253468(JP,A)
【文献】 特開2010−028454(JP,A)
【文献】 特開2010−097288(JP,A)
【文献】 特開2011−239386(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0027554(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00−21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
HDMIケーブルを介して第一外部機器が接続されるHDMI端子と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して電源供給があるか否かを判断する電源供給判断手段と、
像信号が入力されているか否かを判断する所定時間を、前記電源供給判断手段の判断結果に基づいて変更する所定時間変更手段と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して画像信号が入力されているか否かを、前記所定時間変更手段によって変更された前記所定時間かけて判断する画像信号入力判断手段とを備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記HDMIケーブル以外のケーブルを介して第二外部機器が接続される外部入力端子を備え、
前記画像信号入力判断手段は、前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して画像信号が入力されているか否かを前記所定時間かけて判断する前或いは後に、前記第二外部機器から前記外部入力端子を介して画像信号が入力されているか否かを基準時間かけて判断することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記所定時間変更手段は、前記電源供給判断手段により前記電源供給があると判断された場合には、前記所定時間を長く設定し、
前記電源供給判断手段により前記電源供給がないと判断された場合には、前記所定時間を短く設定することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
【請求項4】
前記電源供給判断手段により前記電源供給がないと判断された場合には、前記所定時間変更手段は前記所定時間を0と設定することを特徴とする請求項3記載の表示装置。
【請求項5】
HDMIケーブルを介してHDMI端子に接続された第一外部機器から電源供給があるか否かを判断する電源供給判断工程と、
像信号が入力されているか否かを判断する所定時間を、前記電源供給判断工程の判断結果に基づいて変更する所定時間変更工程と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して画像信号が入力されているか否かを、前記所定時間変更工程によって変更された前記所定時間かけて判断する画像信号入力判断工程とを含むことを特徴とする接続機器のサーチ方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及び接続機器のサーチ方法に係り、特にHDMIの入力端子を有する表示装置及び当該表示装置に接続された接続機器のサーチ方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばプロジェクターなどの表示装置においては、画像再生装置、チューナー、パソコンなどの外部機器が接続されていて、この外部機器から入力された画像を表示するようになっている。表示装置には、異なる規格の外部機器が接続される外部入力端子が複数系統、設けられているものがある。例えば外部入力端子の規格としては、コンポジット端子、RGB端子、HDMI端子などが知られている。
このように異なる規格の外部機器が接続されていると、ユーザーが逐一、使用する外部機器の切り替え操作を行うのは手間であるために、表示装置側でどの外部機器から画像信号が入力されているかを、外部機器毎に所定の時間サーチすることで自動的に判別して、当該画像信号に基づいた表示を行うようになっている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平3−231582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、HDMI端子に外部機器が表示装置に接続されている場合には、まず外部機器からHDMIケーブルを介して表示装置に5V電源が出力される。この電源供給から表示装置は外部機器の電気的な接続を認識するとともに、外部機器も表示装置の電気的な接続を認識する。この接続確認後、外部機器からはHDMIケーブルを介して表示装置にAVIパケット等の画像信号が送られるため、表示装置は受信したAVIパケットを基に外部機器から画像信号が入力されていることを判断するようになっている。
現在、HDMI規格の外部機器では、電気的な接続を確認してからAVIパケットを出力するまでの待機時間が機器(メーカー)によってばらつきがある。このばらつきは、待機時間の最も短い機器と最も長い機器とでは、3〜4秒も異なっているのが実状である。
待機時間が最も遅い外部機器に合わせてHDMI規格に対するサーチ時間を設定してしまうと、それよりも短い待機時間の外部機器に対しては無駄にサーチ時間を要してしまうことになる。他方、待機時間が最も短い外部機器に合わせてHDMI規格に対するサーチ時間を設定してしまうと、それよりも長い待機時間の外部機器に対してはAVIパケットの受信を取りこぼすおそれがある。
そこで本発明の課題は、電気的な接続を確認してから画像信号を出力するまでの待機時間が異なる外部機器に対しても、サーチ時間の長時間化を抑えつつ、画像信号の有無の判断の確実性を高めることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するため、本発明の一の態様によれは、
HDMIケーブルを介して第一外部機器が接続されるHDMI端子と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して電源供給があるか否かを判断する電源供給判断手段と、
像信号が入力されているか否かを判断する所定時間を、前記電源供給判断手段の判断結果に基づいて変更する所定時間変更手段と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して画像信号が入力されているか否かを、前記所定時間変更手段によって変更された前記所定時間かけて判断する画像信号入力判断手段とを備えることを特徴とする表示装置が提供される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、電気的な接続を確認してから画像信号を出力するまでの待機時間が異なる外部機器に対しても、サーチ時間の長時間化を抑えつつ、画像信号の有無の判断の確実性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本実施形態の表示装置としてのプロジェクターの主制御構成を示すブロック図である。
図2】本実施形態のプロジェクターで実行されるオートサーチプログラムのフローチャートである。
図3】本実施形態のプロジェクターで実行されるオートサーチの各サーチ時間を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
【0009】
図1は、本実施形態の表示装置としてのプロジェクターの主制御構成を示すブロック図である。図1に示すようにプロジェクター1には、各種外部機器が接続される接続部2と、各種外部機器から接続部2を介して入力された画像信号から、1つの外部機器から入力された画像信号を選択するセレクタ3と、セレクタ3を介して入力された画像信号に基づく画像を生成する表示素子4と、表示素子4で生成された画像を投影するレンズ群5と、これらを制御する制御部6とが備えられている。
【0010】
接続部2には、HDMIケーブル以外のケーブルが接続される外部入力端子としてのコンポジット端子21及びRGB端子22と、HDMI端子23とが設けられている。コンポジット端子21は、コンポジット信号を出力するコンポジット用外部機器(第二外部機器)7がコンポジットケーブル71を介して接続されている。RGB端子22は、RGB信号を出力するRGB用外部機器(第二外部機器)8がRGBケーブル81を介して接続されている。なお、第二外部機器は、HDMI信号を出力する機器でなければ、コンポジット用外部機器7やRGB用外部機器8以外の機器であってもよい。
HDMI端子23には、HDMI信号を出力するHDMI用外部機器(第一外部機器)9がHDMIケーブル91を介して接続されている。
ここで、HDMI用外部機器9は、画像信号を出力するとともに電源供給も行っているが、その他の外部機器7,8は画像信号のみを出力している。
【0011】
制御部6は、CPU61、RAM62、ROM63を備えており、CPU61がROM63内の制御プログラム、制御データをRAM62に展開することで各部を制御するようになっている。例えば、制御プログラムとしては、どの外部機器7,8,9から画像信号が入力されているか否かを外部機器7,8,9毎に所定の時間サーチすることで自動的に判別するオートサーチプログラムが挙げられる。オートサーチプログラムの実行は、制御部6に電気的に接続された映像検出スイッチ10がONとなったタイミングで開始される。映像検出スイッチ10は、それ専用のスイッチであっても、例えば電源スイッチ等のその他の機能を兼ね備えたスイッチであってもよい。
オートサーチプログラムの実行時においては、制御部6は、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して電源供給があるか否かを判断する電源供給判断手段として機能する。また、制御部6は、画像信号が入力されているか否かを判断するための所定時間を、前記電源供給があるか否かの判断結果に基づいて変更する所定時間変更手段として機能する。そして、制御部6は、各外部機器7,8,9から各端子21〜23に対して画像信号が入力されているか否かを、所定時間かけて判断する画像信号入力判断手段として機能する。
【0012】
以下、本発明に係る接続機器のサーチ方法としてのオートサーチプログラム実行時の作用について図2に示すフローチャートに基づき説明する。
映像検出スイッチ10がONとなってオートサーチプログラムが開始されると、制御部6は、ステップS1に移行してセレクタ3を制御し、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して電源供給があるか否かを判断し、電源供給がある場合にはステップS2に移行し、電源供給がない場合にはステップS4に移行する(電源供給判断工程)。
ステップS2では、制御部6は、HDMI端子23にHDMI用外部機器9が接続されていることを認識する。
ステップS3では、制御部6は、所定時間を基準時間よりも長く設定し、ステップS5に移行する(所定時間変更工程)。ここで、基準時間よりも長い時間としては、市場にある各種HDMI用外部機器9のうち、電気的な接続を確認してから画像信号を出力するまでの待機時間が最も長い外部機器の待機時間に対応した時間であることが、多様な外部機器に対する正確性を高める上で望ましい。
ステップS4では、制御部6は、所定時間を0と設定し、ステップS5に移行する(所定時間変更工程)。
【0013】
ステップS5では、制御部6は、電源供給後、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して画像信号が入力されているか否かを所定時間かけて判断し、所定時間経過中に画像信号の入力があった場合には所定時間経過直後にステップS6に移行し、所定時間経過中に画像信号の入力がなかった場合には所定時間経過直後にステップS7に移行する(画像信号入力判断工程)。ここで、ステップS4からステップS5に移行した場合には、所定時間が0であるので画像信号の有無の判断は行われずにステップS7に移行する。
【0014】
ステップS6では、制御部6は、HDMI端子23に画像信号の入力があったと認識し、終了する。
ステップS7では、制御部6は、HDMI端子23に画像信号の入力がなかったと認識し、ステップS8に移行する。
【0015】
ステップS8では、制御部6は、セレクタ3を制御し、コンポジット用外部機器7からコンポジット端子21を介して画像信号の入力があるか否かを基準時間かけて判断し、基準時間経過中に画像信号の入力があった場合には基準時間経過直後にステップS9に移行し、基準時間経過中に画像信号の入力がなかった場合には基準時間経過直後にステップS10に移行する。
【0016】
ステップS9では、制御部6は、コンポジット端子21に画像信号の入力があったと認識し、終了する。
ステップS10では、制御部6は、コンポジット端子21に画像信号の入力がなかったと認識し、ステップS11に移行する。
【0017】
ステップS11では、制御部6は、セレクタ3を制御し、RGB用外部機器8からRGB端子22を介して画像信号の入力があるか否かを基準時間かけて判断し、基準時間経過中に画像信号の入力があった場合には基準時間経過直後にステップS12に移行し、基準時間経過中に画像信号の入力がなかった場合には基準時間経過直後にステップS13に移行する。
【0018】
ステップS12では、制御部6は、RGB端子22に画像信号の入力があったと認識し、終了する。
ステップS13では、制御部6は、RGB端子22に画像信号の入力がなかったと認識し、終了する。
【0019】
例えば、HDMI用外部機器9、コンポジット用外部機器7及びRGB用外部機器8という順でオートサーチを実行する場合、図3(a)に示すように全てのサーチ時間を基準時間としていると、電気的な接続を確認してから画像信号(AVIパケット)を出力するまでの待機時間が基準時間以上の外部機器の画像信号を検出し損ねてしまう。
一方、本実施形態では、HDMI端子23に対する電源供給がある場合には、制御部6は、HDMI端子23にHDMI用外部機器9が接続されていることを認識して、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して画像信号が入力されているか否かを判断するための所定時間を図3(b)に示すように基準時間よりも長く設定するので、待機時間が基準時間以上の外部機器の画像信号を確実に検出することができる。
また、本実施形態では、HDMI端子23に対する電源供給がない場合には、制御部6は、HDMI端子23にHDMI用外部機器9が接続されていないと認識して、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して画像信号が入力されているか否かを判断するための所定時間を図3(c)に示すように0に設定するので、無駄に時間が消費されてしまうことを防止することができる。
【0020】
以上のように、本実施形態によれば、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して電源供給があるか否かの判断結果に基づいて所定時間が変更されている。電源供給のある場合には制御部6はHDMI端子23にHDMI用外部機器9が接続されていることを認識して、画像信号の有無の判断を長時間化することができる。一方、電源供給のない場合には制御部6はHDMI端子23にHDMI用外部機器9が接続されていないことを認識して、画像信号の有無の判断を短時間化することができる。
したがって、電気的な接続を確認してから画像信号(AVIパケット)を出力するまでの待機時間が異なる外部機器に対しても、サーチ時間の長時間化を抑えつつ、画像信号の有無の判断の確実性を高めることができる。
【0021】
また、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して画像信号が入力されているか否かを所定時間かけて判断する後に、外部機器(コンポジット用外部機器7、RGB用外部機器8)から外部入力端子(コンポジット端子21、RGB端子22)を介して画像信号が入力されているか否かを制御部6が基準時間かけて判断しているので、HDMI用外部機器9以外の外部機器に対しても自動的にオートサーチを実行することができる。
【0022】
また、HDMI端子23に対して電源供給があると判断した場合には、制御部6が所定時間を基準時間よりも長く設定しているので、待機時間が基準時間よりも長いHDMI用外部機器9に対しても画像信号の有無の判断を確実にすることができる。
また、HDMI端子23に対して電源供給がないと判断された場合には、制御部6が所定時間を0と設定しているので、無駄にサーチ時間が消費されてしまうことを防止することができる。
【0023】
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、HDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して画像信号が入力されているか否かを所定時間かけて判断した後に、制御部6は、外部機器7,8から外部入力端子21,22を介して画像信号が入力されているか否かを判断する場合を例示して説明したが、これとは逆にHDMI用外部機器9からHDMI端子23を介して画像信号が入力されているか否かを所定時間かけて判断する前に、外部機器7,8から外部入力端子21,22を介して画像信号が入力されているか否かを判断するようにしてもよい。
また、本実施形態では表示装置としてプロジェクター1を例示して説明しているが、外部機器がHDMI端子を介して接続されるのであればプロジェクター1以外の表示装置であっても構わない。
また、本実施形態では、HDMI端子23に対して電源供給がないと判断された場合に制御部6が所定時間を0と設定する場合を例示して説明したが、所定時間を基準時間よりも短く設定すればよい。この場合においても無駄にサーチ時間が消費されてしまうことを抑制することができる。
なお、HDMI用外部機器9に対するサーチ時間、コンポジット用外部機器7に対するサーチ時間、RGB用外部機器8に対するサーチ時間を基準時間として同一の時間に設定したが、これに限らずそれぞれの基準時間は異なっていてもよく、これによってそれぞれの端子に適切な時間でサーチができる。
【0024】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲には特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
【0025】
〔付記〕
[請求項1]
HDMIケーブルを介して第一外部機器が接続されるHDMI端子と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して電源供給があるか否かを判断する電源供給判断手段と、
前記画像信号が入力されているか否かを判断する所定時間を、前記電源供給判断手段の判断結果に基づいて変更する所定時間変更手段と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して画像信号が入力されているか否かを、前記所定時間変更手段によって変更された前記所定時間かけて判断する画像信号入力判断手段とを備えることを特徴とする表示装置。
[請求項2]
前記HDMIケーブル以外のケーブルを介して第二外部機器が接続される外部入力端子を備え、
前記画像信号入力判断手段は、前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して画像信号が入力されているか否かを前記所定時間かけて判断する前或いは後に、前記第二外部機器から前記外部入力端子を介して画像信号が入力されているか否かを基準時間かけて判断することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
[請求項3]
前記所定時間変更手段は、前記電源供給判断手段により前記電源供給があると判断された場合には、前記所定時間を長く設定し、
前記電源供給判断手段により前記電源供給がないと判断された場合には、前記所定時間を短く設定することを特徴とする請求項1又は2記載の表示装置。
[請求項4]
前記電源供給判断手段により前記電源供給がないと判断された場合には、前記画像信号入力判断手段は前記所定時間を0と設定することを特徴とする請求項3記載の表示装置。
[請求項5]
HDMIケーブルを介してHDMI端子に接続された第一外部機器から電源供給があるか否かを判断する電源供給判断工程と、
前記画像信号が入力されているか否かを判断する所定時間を、前記電源供給判断工程の判断結果に基づいて変更する所定時間変更工程と、
前記第一外部機器から前記HDMI端子を介して画像信号が入力されているか否かを、前記所定時間変更工程によって変更された前記所定時間かけて判断する画像信号入力判断工程とを含むことを特徴とする接続機器のサーチ方法。
【符号の説明】
【0026】
1 プロジェクター(表示装置)
2 接続部
3 セレクタ
4 表示素子
5 レンズ群
6 制御部(電源供給判断手段、所定時間変更手段、画像信号入力判断手段)
7 コンポジット用外部機器(第二外部機器)
8 RGB用外部機器(第二外部機器)
9 HDMI用外部機器(第一外部機器)
10 映像検出スイッチ
21 コンポジット端子(外部入力端子)
22 RGB端子(外部入力端子)
23 HDMI端子
図1
図2
図3