技術分野
照明光色が未知の画像から照明光色を推定する照明光色推定装置、照明光色推定方法及び照明光色推定プログラム
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、上述した従来手法には以下のような問題がある。照明光や物体の色に関する性質を利用する手法の場合、仮定として用いる性質が成り立たない環境には適用できない。即ち、非特許文献1の手法では画像中に鏡面反射成分があることが必須であり、非特許文献2の手法では画像中の被写体の色が灰色仮説を満たす、即ち、シーン中の被写体の色を平均すると灰色になることが条件であり、これら条件が満たされない場合には推定精度が悪化するという問題がある。
また、非特許文献3の手法は、画像中の色分布を同色領域にクラスタリングすることにより代表色で表現し、画像中から灰色仮説を満たすような色を選択することによって非特許文献2における問題を解決するものであるが、画像中に含まれる色に大きく偏りがある場合や色数が極端に少ない場合には上述のような灰色仮説を満たすような色を抽出することができないため推定精度が悪化するという問題がある。
一方、特許文献1に記載の手法では、画像中に無彩色の被写体が存在することを前提としており、この前提が成り立たない場合には推定精度が悪くなるという問題がある。さらに、非特許文献4の手法では、高彩度の色は照明光色による影響が小さいため、異なる照明光下の色領域のオーバーラップの範囲が大きく、入力画像に高彩度の色が少ない場合には、入力画像の画素値の大半がオーバーラップの範囲に含まれるため、照明光色を正確に推定することができないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、画像中に含まれる色の偏りや色数に依存せずに照明光色を推定することができる照明光色推定装置、照明光色推定方法及び照明光色推定プログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、入力カラー画像の照明光色を推定する照明光色推定装置であって、複数の照明光それぞれの下での低彩度色の色度図上の範囲を定義した情報を記憶した低彩度色領域データベースと、複数の照明光それぞれの下での高彩度色の色度図上の範囲を定義した情報を記憶した高彩度色領域データベースと、前記低彩度色領域データベースに記憶されている情報を参照して前記入力カラー画像の照明光色の候補を抽出する照明光色候補抽・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、画像中に含まれる色の偏りや色数に依存せずに照明光色を推定することができるという効果が得られる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す照明光色計算部107の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示す低彩度色領域DBに含まれるデータを示す説明図である。
【図4】 図1に示す低彩度色領域DBに含まれるデータを示す説明図である。
【図5】 図1に示す高彩度色領域DBに含まれるデータを示す説明図である。
【図6】 図1に示す装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】 照明光色候補を取得する動作を示す説明図である。
【図8】 クラスタを生成する動作を示す説明図である。
101・・・画像入力部、102・・・画像・データ蓄積部、103・・・色情報変換部、104・・・低彩度色領域DB(データベース)、105・・・照明光色候補抽出部、106・・・高彩度色領域DB(データベース)、107・・・照明光色計算部、108・・・照明光色変換部、109・・・画像出力部、201・・・色データ生成部、202・・・クラスタ生成部、203・・・色選択部、204・・・平均計算部、205・・・灰色仮説判定部
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