特許第5824843号(P5824843)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許5824843印刷装置およびその表示制御方法並びにプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5824843
(24)【登録日】2015年10月23日
(45)【発行日】2015年12月2日
(54)【発明の名称】印刷装置およびその表示制御方法並びにプログラム
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/42 20060101AFI20151112BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20151112BHJP
   G06F 3/048 20130101ALI20151112BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20151112BHJP
   H04N 1/387 20060101ALI20151112BHJP
   H04N 1/21 20060101ALI20151112BHJP
【FI】
   B41J29/42 F
   B41J29/38 Z
   G06F3/048 651A
   H04N1/00 C
   H04N1/387
   H04N1/21
【請求項の数】6
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2011-81655(P2011-81655)
(22)【出願日】2011年4月1日
(65)【公開番号】特開2012-213953(P2012-213953A)
(43)【公開日】2012年11月8日
【審査請求日】2014年3月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002369
【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095728
【弁理士】
【氏名又は名称】上柳 雅誉
(74)【代理人】
【識別番号】100107261
【弁理士】
【氏名又は名称】須澤 修
(72)【発明者】
【氏名】▲吉▼田 勝一
【審査官】 大浜 登世子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−247478(JP,A)
【文献】 特開2003−051903(JP,A)
【文献】 特開2004−255740(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 29/42
B41J 29/38
G06F 3/048
H04N 1/00
H04N 1/21
H04N 1/387
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を印刷する印刷装置であって、
複数の画像を記憶する記憶手段と、
情報を表示する表示手段と、
ユーザーの選択操作を受け付ける操作手段と、
前記記憶手段に予め定められた規定数を超える画像が記憶されているときに、前記記憶手段に記憶された複数の画像を分割して各グループに含まれる画像の数が前記規定数以下となるように複数の画像グループを生成する画像グループ生成手段と、
前記生成された複数の画像グループのうち所定種類の画像を含む所定画像グループを特定する画像グループ特定手段と、
前記生成された複数の画像グループの少なくとも1つを前記操作手段によりユーザーが選択する際に、前記特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態で前記複数の画像グループの各々を表す情報が表示されるよう前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備え、
前記複数の画像グループの各々を表す情報は、該画像グループに含まれる画像の1つを表示すると共に該画像グループに含まれる複数の画像の生成日のうち最も古い日および最も新しい日を表示する情報であり、
前記特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態は、該所定画像グループを表す情報に複数のアイコンを付加した状態である、
印刷装置。
【請求項2】
請求項1記載の印刷装置であって、
前記画像グループ特定手段は、
前記生成された複数の画像グループの順序と該複数の画像グループに含まれる複数の画像の順序とを定める所定の順序に従って、前記複数の画像の各々が前記所定種類の画像であるか否かを判定する画像判定処理を実行し、
前記画像判定処理により前記所定種類の画像であると判定したときには、該判定した画像を含む画像グループにおける前記所定種類の画像であるか否かを判定していない画像についての前記画像判定処理を実行しない手段である、
印刷装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の印刷装置であって、
原稿を光学的に読み取るスキャン手段を備え、
前記所定種類の画像には、前記スキャン手段による読み取りによって生成されたスキャン画像である旨を示すスキャン画像情報が付加されており、
前記画像グループ特定手段は、前記複数の画像の各々に前記スキャン画像情報が付加されているか否かを判定する処理を前記画像判定処理として実行する手段である、
印刷装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の印刷装置であって、
前記記憶手段は、着脱可能な外部メモリーである、
印刷装置。
【請求項5】
複数の画像を記憶する記憶手段と、情報を表示する表示手段と、ユーザーの選択操作を受け付ける操作手段とを備え、画像を印刷する印刷装置の表示制御方法であって、(a)前記記憶手段に予め定められた規定数を超える画像が記憶されているときに、前記記憶手段に記憶された複数の画像を分割して各グループに含まれる画像の数が前記規定数以下となるように複数の画像グループを生成するステップと、(b)前記生成された複数の画像グループのうち所定種類の画像を含む所定画像グループを特定するステップと、(c)前記生成された複数の画像グループの少なくとも1つを前記操作手段によりユーザーが選択する際に、前記特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態で前記複数の画像グループの各々を表す情報が表示されるよう前記表示手段を制御するステップと、を有し、
前記複数の画像グループの各々を表す情報は、該画像グループに含まれる画像の1つを表示すると共に該画像グループに含まれる複数の画像の生成日のうち最も古い日および最も新しい日を表示する情報であり、
前記特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態は、該所定画像グループを表す情報に複数のアイコンを付加した状態である、
印刷装置の表示制御方法。
【請求項6】
請求項に記載された印刷装置の表示制御方法の各ステップを1以上のコンピューターに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を印刷する印刷装置およびその表示制御方法並びにプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の印刷装置としては、メディア挿入口に挿入され画像データが記憶された記録媒体や、タッチパネル付きのモニター、カラープリンターなどを備え、記録媒体から読み込んだ画像の数が多くそのサムネイル画像がモニターの一画面に収まらない場合には、複数のページに分けて全てのサムネイル画像を表示するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、利用者がプリントを指示する画像を選択する際に、日付別や月別,フォルダー別等の表示の分類が指定されたときには、指定された分類(例えば月別)に従ってサムネイル画像をページ単位に分割し、ページ見出し(例えば何年何月)の選択に応じて選択ページのサムネイル画像を表示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−255740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の装置では、記録媒体に記録された画像データの全てのサムネイル画像を表示するためにページ数が多くなり、利用者がプリントを希望する画像を含むページを容易に選択できない場合がある。例えば、利用者が特定種類の画像をプリントする頻度が多いのにも拘わらず、プリントしようとする度に数多くのページの中からページ選択の必要が生じると、利用者はその選択操作を煩わしく感じてしまう。
【0005】
本発明の印刷装置およびその表示制御方法並びにプログラムは、記憶装置に規定数を超える画像が記憶されているときに、ユーザーによる画像グループのより容易な選択を可能とすることを主目的とする。
【0006】
本発明の印刷装置およびその表示制御方法並びにプログラムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の印刷装置は、
画像を印刷する印刷装置であって、
複数の画像を記憶する記憶手段と、
情報を表示する表示手段と、
ユーザーの選択操作を受け付ける操作手段と、
前記記憶手段に予め定められた規定数を超える画像が記憶されているときに、前記記憶手段に記憶された複数の画像を分割して各グループに含まれる画像の数が前記規定数以下となるように複数の画像グループを生成する画像グループ生成手段と、
前記生成された複数の画像グループのうち所定種類の画像を含む所定画像グループを特定する画像グループ特定手段と、
前記生成された複数の画像グループの少なくとも1つを前記操作手段によりユーザーが選択する際に、前記特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態で前記複数の画像グループの各々を表す情報が表示されるよう前記表示手段を制御する表示制御手段と、
を備えることを要旨とする。
【0008】
この本発明の印刷装置では、記憶手段に予め定められた規定数を超える画像が記憶されているときに、記憶手段に記憶された複数の画像を分割して各グループに含まれる画像の数が規定数以下となるように複数の画像グループを生成し、生成された複数の画像グループのうち所定種類の画像を含む所定画像グループを特定し、生成された複数の画像グループの少なくとも1つを操作手段によりユーザーが選択する際に、特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態で複数の画像グループの各々を表す情報が表示されるよう表示手段を制御する。したがって、記憶手段に規定数を超える画像が記憶されているときに、所定種類の画像を含む所定画像グループを表す情報を判別可能な状態で表示するから、ユーザーは所定画像グループを他の画像グループから判別することができる。この結果、記憶手段に規定数を超える画像が記憶されているときに、ユーザーによる画像グループのより容易な選択を可能とすることができる。ここで、「所定種類の画像」には、スキャン画像や予め指定された種類の画像などが含まれ、一種類の画像や複数種類の画像が含まれる。
【0009】
こうした本発明の印刷装置において、前記画像グループ特定手段は、前記生成された複数の画像グループの順序と該複数の画像グループに含まれる複数の画像の順序とを定める所定の順序に従って、前記複数の画像の各々が前記所定種類の画像であるか否かを判定する画像判定処理を実行し、前記画像判定処理により前記所定種類の画像であると判定したときには、該判定した画像を含む画像グループにおける前記所定種類の画像であるか否かを判定していない画像についての前記画像判定処理を実行しない手段であるものとすることもできる。こうすれば、所定種類の画像を含む所定画像グループの特定をより迅速に行なうことができる。
【0010】
また、本発明の印刷装置において、原稿を光学的に読み取るスキャン手段を備え、前記所定種類の画像には、前記スキャン手段による読み取りによって生成されたスキャン画像である旨を示すスキャン画像情報が付加されており、前記画像グループ特定手段は、前記複数の画像の各々に前記スキャン画像情報が付加されているか否かを判定する処理を前記画像判定処理として実行する手段であるものとすることもできる。こうすれば、スキャン画像を含む画像グループの特定をより確実に行なうことができる。また、スキャン画像を含む画像グループを表す情報を判別可能な状態で表示することになるから、ユーザーによるスキャン画像を含む画像グループの選択をより容易に行なえるようにすることができる。
【0011】
さらに、本発明の印刷装置において、前記記憶手段は、着脱可能な外部メモリーである、ものとすることもできる。この場合、前記規定数は、前記記憶手段に記憶された画像を前記印刷装置で取り扱うことが可能な最大数であるものとすることもできる。
【0012】
あるいは、本発明の印刷装置において、前記複数の画像グループの各々を表す情報は、該画像グループに含まれる画像の1つを表示すると共に該画像グループに含まれる複数の画像の生成日時のうち最も古い日および最も新しい日を表示する情報であり、前記特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態は、該所定画像グループを表す情報にアイコンを付加した状態,該所定画像グループを表す情報に文字情報を付加した状態,該所定画像グループを表す情報に対して他の画像グループを表す情報から色を変更した状態のうち少なくとも1つを含む、ものとすることもできる。
【0013】
本発明の印刷装置の表示制御方法は、
複数の画像を記憶する記憶手段と、情報を表示する表示手段と、ユーザーの選択操作を受け付ける操作手段とを備え、画像を印刷する印刷装置の表示制御方法であって、
(a)前記記憶手段に予め定められた規定数を超える画像が記憶されているときに、前記記憶手段に記憶された複数の画像を分割して各グループに含まれる画像の数が前記規定数以下となるように複数の画像グループを生成するステップと、
(b)前記生成された複数の画像グループのうち所定種類の画像を含む所定画像グループを特定するステップと、
(c)前記生成された複数の画像グループの少なくとも1つを前記操作手段によりユーザーが選択する際に、前記特定された所定画像グループを表す情報を判別可能な状態で前記複数の画像グループの各々を表す情報が表示されるよう前記表示手段を制御するステップと、
を含むことを要旨とする。
【0014】
この本発明の印刷装置の表示制御方法では、上述した印刷装置と同様に、記憶手段に規定数を超える画像が記憶されているときに、所定種類の画像を含む所定画像グループを表す情報を判別可能な状態で表示するから、ユーザーは所定画像グループを他の画像グループから判別することができる。この結果、記憶手段に規定数を超える画像が記憶されているときに、ユーザーによる画像グループのより容易な選択を可能とすることができる。ここで、「所定種類の画像」には、スキャン画像や予め指定された種類の画像などが含まれ、一種類の画像や複数種類の画像が含まれる。なお、この印刷装置の表示制御方法において、上述した印刷装置の種々の態様を採用してもよいし、また、上述した印刷装置の各機能を実現するようなステップを追加してもよい。
【0015】
本発明のプログラムは、上述した印刷装置の表示制御方法の各ステップを1以上のコンピューターに実行させるためのものである。このプログラムは、コンピューターが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピューターから別のコンピューターへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピューターに実行させるか又は複数のコンピューターに各ステップを分担して実行させれば、上述した印刷装置の表示制御方法の各ステップが実行されるため、該表示制御方法と同様の作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】マルチファンクションプリンター20の構成の概略を示す構成図。
図2】筐体カバー22を開けた状態のプリンター20の外観図。
図3】画像ファイル検索処理ルーチンの一例を示すフローチャート。
図4】メモリーカードMC内のフォルダー構成の一例を示す説明図。
図5】スキャン画像情報が追加されたファイル情報の一例を示す説明図。
図6】画像ファイルのファイル情報による仮ファイルリストの一例を示す説明図。
図7】グループ選択用表示制御ルーチンの一例を示すフローチャート。
図8】仮ファイルリストを分割して生成されたグループの一例を示す説明図。
図9】2つの画像グループを表す情報を表示したときの画面の一例を示す説明図。
図10】全画像グループを表す情報を表示したときの画面の一例を示す説明図。
図11】全画像グループを表す情報を表示したときの画面の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるマルチファンクションプリンター(以下、プリンターという)20の構成の概略を示す構成図であり、図2は、筐体カバー22を開けた状態のプリンター20の外観図である。
【0018】
本実施形態のプリンター20は、筐体21と、筐体21の上面を開閉可能な筐体カバー22とにより構成されており、原稿を光学的に読み取って画像データを生成するスキャナーユニット30と、カセット23内にセットされている用紙を給紙し印刷して排紙トレイ24に排紙するプリンターユニット40と、ユーザーによる各種操作が可能な操作パネル46と、メモリーカードスロット50に挿入されたメモリーカードMCとの間でデータの入出力を司るメモリーカードコントローラー52と、装置全体の制御を司るメインコントローラー60と、を備える。
【0019】
スキャナーユニット30は、スキャナーASIC(Application Specific Integrated Circuit)32と、スキャナー機構34とを備える。スキャナーASIC32は、スキャナー機構34を制御する集積回路であり、メインコントローラー60からのスキャン指令を受けると、筐体21の上面のガラス台26(図2参照)に載置された原稿を画像データとして読み取るようスキャナー機構34を制御する。また、スキャナー機構34は、周知のイメージスキャナーとして構成されており、原稿に向かって発光した後の反射光をレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色に分解して画像データとする周知のカラーイメージセンサーを有する。
【0020】
プリンターユニット40は、プリンターASIC42と、プリンター機構44とを備える。プリンターASIC42は、プリンター機構44を制御する集積回路であり、メインコントローラー60から印刷指令を受けると、印刷指令の対象となる画像データに基づいて用紙に画像を印刷するようプリンター機構44を制御する。また、プリンター機構44は、印刷ヘッドから用紙へインクを吐出することにより印刷を行なう周知のインクジェット方式のカラープリンター機構として構成されている。
【0021】
操作パネル46は、中央に配置された表示部47と、この表示部47の左隣に配置された電源ボタン48とを備える。表示部47は、タッチパネル式の液晶ディスプレイとして構成されており、モードを選択するモードボタンや、ディスプレイ上に表示される案内に従ってタッチすることによりメニューや項目を選択する選択/設定ボタン,コピーや印刷を開始するスタートボタンなどを表示してタッチ操作を受け付ける。ここで、モードボタンにより選択可能なモードとしては、ガラス台26に載置された原稿をスキャンして用紙に印刷するコピーモードや、ガラス台26に載置された原稿をスキャンしてデータ化すると共にメモリーカードMCに画像ファイルとして記憶するスキャンモード、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルを用いて画像を印刷するメモリー印刷モードなどがある。
【0022】
メモリーカードコントローラー52は、メモリーカードスロット50に挿入されたメモリーカードMCとの間でデータの入出力を行なうものである。このメモリーカードコントローラー52は、メモリーカードスロット50にメモリーカードMCが挿入されているときに、メモリーカードMCに保存されているファイルを読み出してメインコントローラー60に送信したり、メインコントローラー60からの命令を入力しその命令に基づいてメモリーカードMCにデータを書き込んだりする。
【0023】
メインコントローラー60は、CPU62を中心とするマイクロプロセッサーとして構成されており、各種処理プログラムや各種データ、各種テーブルなどを記憶したROM64と、一時的にスキャンデータや印刷データなどを記憶するRAM66と、操作パネル46との通信を可能とする内部通信インタフェース(I/F)68と、を備える。メインコントローラー60は、プリンターユニット40やスキャナーユニット30からの各種動作信号や各種検出信号を入力したり、操作パネル46のタッチ操作に応じて発生する操作信号を入力したりする。また、メモリーカードスロット50に装着されたメモリーカードMCから画像ファイルを読み出したり、画像データの印刷を実行するようプリンターユニット40に指令を出力したり、操作パネル46からのスキャン指令に基づいて原稿を画像データとして読み取るようスキャナーユニット30に指令を出力したり、操作パネル46に表示部47の制御指令を出力したりする。
【0024】
次に、こうして構成された本実施形態のプリンター20の動作、特にメモリーカードMCにスキャナーユニット30により生成された画像ファイルを含む規定数を超える画像ファイルが記憶されているときの動作について説明する。図3は、メインコントローラー60により実行される画像ファイル検索処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、メモリーカードスロット50にメモリーカードMCが挿入されたときに実行される。なお、規定数については、後述する。
【0025】
図3の画像ファイル検索処理ルーチンが開始されると、メインコントローラー60のCPU62は、まず、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルを予めファイルシステムが定める順序(例えばFAT順)に従って1ファイルずつ検索し(ステップS100)、検索した画像ファイルがスキャナーユニット30により生成された画像ファイル(以下、スキャン画像ファイルという)であるか否かを判定する処理を実行する(ステップS110)。図4にメモリーカードMC内のフォルダー構成の一例を示す。図4の例では、ルートディレクトリー下層の「DCIM」フォルダ下層の「100ABC」フォルダ内には、図示しないデジタルカメラにより撮影され生成された複数の画像ファイルが記憶されている。また、ルートディレクトリー下層の「EPSCAN」フォルダ下層で連続する番号が付されたフォルダ名を有する「001」や「002」等のフォルダ内には、複数のスキャン画像ファイルがそれぞれ記憶されている。このように、実施形態では、スキャン画像ファイルは予め定められた命名規則に従って特定名称のフォルダに連番による特定名称の画像ファイルとして記憶されるものとした。したがって、検索した画像ファイルがスキャン画像ファイルであるか否かは、実施形態では、画像ファイルが記憶されているフォルダの名称やその画像ファイルの名称を調べることにより判定するものとした。
【0026】
検索した画像ファイルがスキャン画像ファイルでないときには、検索した画像ファイルに付随するファイル情報をそのまま仮ファイルリストに検索順に登録する(ステップS130)。一方、検索した画像ファイルがスキャン画像ファイルであるときには、検索した画像ファイルに付随するファイル情報にスキャン画像である旨を示すスキャン画像情報を追加すると共に(ステップS120)、スキャン画像情報が追加されたファイル情報を仮ファイルリストに検索順に登録する(ステップS130)。図5にスキャン画像情報が追加されたファイル情報の一例を示す。図5の例では、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルの記憶位置を示す画像ファイルへのポインターとファイル作成日とファイル作成時刻とからなるファイル情報(以下、オリジナルファイル情報という)が各画像ファイルと共にメモリーカードMCに記憶されており、このオリジナルファイル情報にスキャン画像情報を追加したものが新たなファイル情報として仮ファイルリストに登録される。なお、以下では、オリジナルファイル情報とこの新たなファイル情報とを特に区別しない場合には、単にファイル情報と称する。また、仮ファイルリストは、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルをプリンター20で印刷対象として取り扱うためにRAM66に生成されるファイル情報のリスト(以下、本ファイルリストという)が実際に生成される前に、一時的にRAM66の予め定められた共有領域(例えば、スキャナーユニット30やプリンターユニット40,メモリーカードコントローラー52,メインコントローラー60が一時的に使用可能な領域)に生成されるファイル情報のリストである。
【0027】
こうしてファイル情報を仮ファイルリストに登録すると、メモリーカードMCに記憶された全ての画像ファイルの検索が終了したか否かを判定し(ステップS140)、検索が終了していないときには、ステップS100の処理に戻り、検索が終了したときには、画像ファイル検索処理ルーチンを終了する。図6にメモリーカードMCに記憶された画像ファイルのファイル情報からなる仮ファイルリストの一例を示す。図示するように、本ルーチンが終了したときには、オリジナルファイル情報か又はオリジナルファイル情報にスキャン画像情報が追加された新たなファイル情報かのいずれかを、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルの数だけ検索順(即ち、FAT順などの予めファイルリストが定める順序)に並べたものとして、仮ファイルリストがRAM66の共有領域に生成されている。以上、画像ファイル検索処理について説明した。
【0028】
次に、メモリーカードMCに規定数を超える画像ファイルが記憶されているときの表示制御について説明する。図7は、メインコントローラー60により実行されるグループ選択用表示制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、図3の画像ファイル検索処理ルーチンが終了したときに続けて実行される。
【0029】
図7のグループ選択用表示制御ルーチンが開始されると、メインコントローラー60のCPU62は、まず、メモリーカードMCに記憶されている画像ファイルの数が規定数を超えているか否かを判定し(ステップS200)、規定数を超えていないときには、特別な表示制御を実行する必要はないと判断し、そのままグループ選択用表示制御ルーチンを終了する。こうして本ルーチンを終了すると、仮ファイルリストがRAM66における前述の本ファイルリスト専用の記憶領域に本ファイルリストとしてコピーされると共に、仮ファイルリストが削除され、表示部47にはメモリー印刷モードなどの各種モードを選択するためのモードボタンが表示されて、プリンター20はアイドル状態で待機する。また、規定数を超えているか否かは、例えば、仮ファイルリストに登録されたファイル情報の数を調べることにより判定することができる。ここで、規定数について説明する。この規定数は、実施形態では、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルをプリンター20で印刷対象として取り扱うことが可能な最大数として予め定められたもの(例えば値999)であり、具体的には、前述の本ファイルリスト専用のRAM66の記憶領域として許容される容量の上限に対応するものである。近年、メモリーカードMCの記憶容量の増大に伴ってメモリーカードMCに記憶される画像ファイルの数も増加している。このグループ選択用表示制御は、こうした画像ファイル数の増加に対処するための処理である。
【0030】
メモリーカードMCに記憶されている画像ファイルの数が規定数を超えているときには、RAM66の共有領域に生成された仮ファイルリストを、ファイル情報に含まれる画像ファイルへのポインターを用いて、メモリーカードMCに記憶された各画像ファイルのルートディレクトリからのフォルダ名とファイル名とからなるフルパスファイル名で昇順に(例えばASCII文字コードの昇順に)ソートすると共に(ステップS210)、ソートした仮ファイルリストを規定数毎に分割して複数のグループを生成する(ステップS220)。図8に仮ファイルリストを規定数毎に分割して生成された複数のグループの一例を示す。図示するように、実施形態では、仮ファイルリストを構成するファイル情報がソート順に並べ替えられてから規定数毎に分割され、ソート順に従ってグループ1からグループN(Nは正の整数)までグループ番号が付されるものとした。より具体的には、規定数丁度のファイル情報からなる値(N−1)個のグループと、規定数以下のファイル情報からなる1個のグループとを生成するものとした。したがって、グループ1からグループNはソート順に従って昇順に並ぶと共に、各グループ内のファイル情報もソート順に従って昇順に並ぶ。また、最後のグループNは、規定数以下の数(例えば、値999以下の値10や値100,値500など)のファイル情報により構成される。こうしてファイル情報により構成される複数のグループを生成する処理は、1つのファイル情報が1つの画像ファイルに付随するものであることから、メモリーカードMCに記憶された複数の画像ファイルを分割して各グループに含まれる画像ファイルのファイル数が規定数以下となるように複数の画像グループを生成する処理ということができる。
【0031】
こうして仮ファイルリストをソートし分割して複数のグループを生成すると、生成した複数のグループの1つ及びこのグループに含まれるファイル情報の1つをソート順に現在判定対象に設定し(ステップS230)、現在判定対象のファイル情報にスキャン画像情報が追加されているか否かを判定する(ステップS240)。
【0032】
現在判定対象のファイル情報にスキャン画像情報が追加されていないと判定されたときには、現在判定対象のファイル情報がそのファイル情報を含む現在判定対象のグループの最後であるか否かを判定し(ステップS250)、現在判定対象のファイル情報がグループの最後でないときには、ステップS230の処理に戻って、現在判定対象のグループにおけるソート順で次のファイル情報についての判定を行なう。
【0033】
現在判定対象のファイル情報がグループの最後であるときには、現在判定対象のグループにおける判定処理を終了すると判断し、現在判定対象のグループに対応するメモリーカードMC内の画像グループを表す情報を表示部47に表示し(ステップS260)、現在判定対象のグループが全てのグループの最後であるか否かを判定し(ステップS270)、現在判定対象のグループが全てのグループの最後でないときには、ステップS230の処理に戻って、ソート順で次のグループのファイル情報についての判定を行なう。したがって、仮ファイルリストをソートし分割して生成した複数のグループの各ファイル情報にスキャン画像情報が追加されていると判定されることなく、例えば幾つかのグループにおける判定処理が終了すると、判定対象のグループに対応するメモリーカードMC内の画像グループを表す情報が、画像グループ毎にソート順に従って表示部47に順次表示されることになる。図9にこうして2つの画像グループを表す情報を表示したときの画面の一例を示す。図示するように、実施形態では、画像グループを表す情報は、画像グループに含まれる画像ファイルの代表1つ(例えば生成日時が最も古いもの)のサムネイル画像を表示すると共に、画像グループに含まれる画像ファイルの生成日のうち最も古い日と最も新しい日とを文字(日付)で表示する情報であるものとした。また、表示部47には、この情報を画面の左上,右上,左下,右下の順に画像グループ毎に順次表示するものとし、4つの画像グループを超える画像グループの情報を表示する場合には、複数の画面(ページ)に亘って表示するものとした。
【0034】
ステップS240で現在判定対象のファイル情報にスキャン画像情報が追加されていると判定されたときには、現在判定対象のグループに対応するメモリーカードMC内の画像グループを表す情報と予め強調表示のために定められたアイコンとを表示部47に表示すると共に(ステップS280)、現在判定対象のグループが全てのグループの最後であるか否かを判定し(ステップS290)、現在判定対象のグループが全てのグループの最後でないときには、現在判定対象のグループからソート順で次のグループの先頭のファイル情報に判定対象をスキップさせることにより現在判定対象のグループ及びファイル情報を設定し直してから(ステップS300)、ステップS240の処理に戻り、続く判定処理を行なう。そして、ステップS270やステップS290で現在判定対象のグループが全てのグループの最後であると判定されたときには、グループ選択用表示制御ルーチンを終了する。ここで、現在判定対象のグループからソート順で次のグループの先頭のファイル情報に判定対象をスキップさせるのは、スキップ前に判定対象としていた画像グループにおいてスキャン画像情報の存在が確認されその画像グループを表す情報と強調表示のためのアイコンとを表示することを決定したため、これ以上、同じグループにおけるスキャン画像情報の存在を判定する処理を行なう必要がないためである。これにより、スキャン画像情報についての判定処理をより迅速に行なうものとすることができ、グループ選択用の画面の表示をより迅速に行なうものとすることができる。なお、ステップS240の現在判定対象のファイル情報にスキャン画像情報が追加されているか否かの判定を全てのグループ及びファイル情報の最後まで繰り返し判定する処理は、1つのファイル情報が1つの画像ファイルに付随するものであることから、メモリーカードMCに記憶された複数の画像ファイルからなる複数の画像グループのうちスキャン画像ファイルを含む画像グループを特定する処理ということができる。
【0035】
図10に、全て(ここでは4つ)のグループ及びファイル情報の最後まで判定処理を終了し、全ての画像グループを表す情報を表示したときの画面の一例を示す。図中、最下段には、表示部47に表示されている図示されていない「選択」ボタンのタッチ操作(選択操作)と「OK」ボタンのタッチ操作(決定操作)とによって4つの画像グループの1つをユーザーが選択できる旨を示す情報が表示されている。実施形態では、こうした情報に従ってユーザーに1つの画像グループを選択させることにより、メモリーカードMCに規定数を超える画像ファイルが記憶されているときでも規定数以下の画像ファイルのみをプリンター20で印刷対象として取り扱うものとするのである。具体的には、ユーザーが1つの画像グループを選択すると、前述の本ファイルリスト専用の記憶領域としてRAM66に予め定められた領域に選択された1つの画像グループに対応する本ファイルリストが生成されると共に、RAM66の共有領域から仮ファイルリストが削除され、表示部47にはメモリー印刷モードなどの各種モードを選択するためのモードボタンが表示されて、プリンター20はアイドル状態で待機する。また、図10の例では、画面右下の4つ目の画像グループを表す情報には、強調表示のための星形のアイコンが付加されている。このように、メモリーカードMCに記憶された複数の画像ファイルを分割して生成した複数の画像グループのうち、スキャナーユニット30により生成されたスキャン画像ファイルを含む画像グループを強調表示により判別可能に表示するから、ユーザーはスキャン画像ファイルを含む画像グループとスキャン画像ファイルを含まない他の画像グループとを判別することができる。この結果、ユーザーによる画像グループのより容易な選択を可能とすることができる。なお、図10の例では、強調表示のためのアイコンは1つの画像グループを表す情報にのみ付加されたが、スキャン画像ファイルの数によっては、2つ以上の画像グループを表す情報に付加される。
【0036】
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のメモリーカードMCが本発明の「記憶手段」に相当し、タッチパネル式の液晶ディスプレイとして構成された表示部47が「表示手段」および「操作手段」に相当し、仮ファイルリストをソートし分割して複数の画像ファイルを含む複数のグループを生成する図7のグループ選択用表示制御ルーチンのステップS220の処理を実行するメインコントローラー60が「画像グループ生成手段」に相当し、生成された複数のグループの1つとファイル情報の1つとを現在判定対象に設定すると共に各グループの複数のファイル情報の各々にスキャン画像情報が追加されているか否かを判定する図7のグループ選択用表示制御ルーチンのステップS230〜S250,S270,S290,S300の処理を実行するメインコントローラー60が「画像グループ特定手段」に相当し、画像グループを表す情報やアイコンを表示部47に表示する図7のグループ選択用表示制御ルーチンのステップS260,S280の処理を実行するメインコントローラー60が「表示制御手段」に相当する。また、スキャナーユニット30が「スキャン手段」に相当する。なお、本実施形態では、プリンター20の動作を説明することにより本発明の印刷装置の表示制御方法の一例も明らかにしている。
【0037】
以上説明した本実施形態のプリンター20によれば、メモリーカードMCに規定数を超える画像ファイルが記憶されているときに、メモリーカードMCに記憶された複数の画像ファイルを分割して各グループに含まれる画像ファイルのファイル数が規定数以下となるように複数の画像グループを生成し、生成された複数の画像グループのうちスキャン画像ファイルを含む画像グループを特定し、生成された複数の画像グループの1つを表示部47を介してユーザーが選択する際に、スキャン画像ファイルを含む画像グループを判別可能な状態で複数の画像グループの各々を表す情報を表示部47に表示するから、ユーザーによる画像グループのより容易な選択を可能とすることができる。
【0038】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
【0039】
上述した実施形態では、画像グループを表す情報は、画像グループに含まれる画像ファイルの代表1つのサムネイル画像を表示すると共に、画像グループに含まれる画像ファイルの生成日のうち最も古い日と最も新しい日とを文字で表示する情報であるものとしたが、画像ファイルの生成日については表示しないなど、複数の画像ファイルからなる画像グループを表す情報であれば如何なるものとしてもよい。
【0040】
上述した実施形態では、画像グループを表す情報を判別可能とするために、画像グループを表す情報にアイコンを付加するものとしたが、これに代えて又は加えて、画像グループを表す情報に文字情報(例えば「SCAN」や「スキャン画像あり」など)を付加したり、画像グループを表す情報のうちサムネイル画像に色の変更を加えたり(例えばサムネイル画像の外枠を他の画像グループで用いる黒色から赤色や青色に変更したり)してもよい。
【0041】
上述した実施形態では、現在判定対象のファイル情報にスキャン画像情報が追加されていると判定されたときには、現在判定対象のグループからソート順で次のグループの先頭のファイル情報に判定対象をスキップさせるものとしたが、こうしたスキップを行なわずにソート順に判定を継続するものとしてもよい。
【0042】
上述した実施形態では、規定数は、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルをプリンター20で印刷対象として取り扱うことが可能な最大数として予め定められたものとしたが、こうした最大数より小さい数として予め定められたものとしてもよい。
【0043】
上述した実施形態では、メモリーカードMCに記憶された画像ファイルの数が規定数を超えるときの処理として説明したが、メモリーカードMCに代えて、USB接続されたフラッシュメモリーなどの他のタイプの外部メモリーに記憶された画像ファイルの数が規定数を超えるときの処理に適用してもよいし、RAM66などの内部メモリーに記憶された画像ファイルの数が規定数を超えるときの処理に適用してもよい。
【0044】
上述した実施形態では、スキャン画像ファイルを含む画像グループを特定するために、仮ファイルリストをソートし分割して生成した複数のグループのファイル情報にスキャン画像情報が追加されているか否かを判定するものとしたが、画像ファイルのフルパスファイル名に基づいてその画像ファイルがスキャン画像ファイルであるか否かを判定するなどとしてもよい。
【0045】
上述した実施形態では、スキャン画像ファイルを含む画像グループを特定すると共に特定した画像グループを表す情報を判別可能に表示するものとしたが、例えば、ユーザーがメモリーカードMC内に風景を表す「SCENE」フォルダや子供を表す「CHILD」フォルダ,運動会などの行事を表す「EVENT」フォルダなどを予め作成して各フォルダ内に該当する画像ファイルを格納しておくなどにより、スキャン画像以外の特定種類(風景や子供,行事など)の画像ファイルを含む画像グループを特定すると共に特定した画像グループを表す情報を判別可能に表示するものとしてもよい。この場合、風景の画像ファイルを含む画像グループには風景用の例えば山形のアイコン、子供の画像ファイルを含む画像グループには子供用の例えば幼児の顔型のアイコン、行事の画像ファイルを含む画像グループには行事用の例えば花形のアイコンなどをそれぞれ表示するものとしてもよく、図11に例示するように、1つの画像グループを表す情報に複数のアイコンを並べて表示してもよい。
【0046】
上述した実施形態では、本発明をマルチファンクションプリンター(プリンター)20に適用して説明したが、こうしたプリンターなどの印刷装置の表示制御方法としてもよいし、この方法を実行するプログラムとしてもよい。
【符号の説明】
【0047】
20 マルチファンクションプリンター(プリンター)、21 筐体、22 筐体カバー、23 カセット、24 排紙トレイ、26 ガラス台、30 スキャナーユニット、32 スキャナーASIC、34 スキャナー機構、40 プリンターユニット、42 プリンターASIC、44 プリンター機構、46 操作パネル、47 表示部、48 電源ボタン、50 メモリーカードスロット、52 メモリーカードコントローラー、60 メインコントローラー、62 CPU、64 ROM、66 RAM、68 内部通信インタフェース(I/F)、MC メモリーカード。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11