特許第5828870号(P5828870)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5828870
(24)【登録日】2015年10月30日
(45)【発行日】2015年12月9日
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20151119BHJP
   G03G 21/00 20060101ALI20151119BHJP
   G03G 15/01 20060101ALI20151119BHJP
【FI】
   B41J29/38 Z
   G03G21/00 370
   G03G15/01 Y
【請求項の数】8
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2013-149772(P2013-149772)
(22)【出願日】2013年7月18日
(65)【公開番号】特開2015-20337(P2015-20337A)
(43)【公開日】2015年2月2日
【審査請求日】2014年4月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 英仁
(72)【発明者】
【氏名】長井 勇祐
(72)【発明者】
【氏名】安宅 宏之
(72)【発明者】
【氏名】東浦 正樹
【審査官】 牧島 元
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−262999(JP,A)
【文献】 特開2001−121788(JP,A)
【文献】 特開2005−099436(JP,A)
【文献】 特開2005−111770(JP,A)
【文献】 特開2006−235066(JP,A)
【文献】 特開2003−237190(JP,A)
【文献】 特開2003−244414(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 29/38
B41J 29/00
G03G 15/01
G03G 15/16
G03G 21/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ページ単位の単位画像データに基づいて、出力用紙の片面又は両面に、カラー画像形成を行うカラー形成処理又は白黒画像形成を行う白黒形成処理を実行する画像形成装置において、
複数枚分の出力用データに対して、片面画像形成か両面画像形成か判定する片面判定手段と、
該片面判定手段による判定結果に基づいて、画像形成開始時に、画像形成すべき単位画像データがカラー画像データか白黒画像データか判定を行うカラー判定手段と、
前記片面判定手段及びカラー判定手段の判定結果に基づいて、特定枚数分の単位画像データの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させる強制形成手段とを備え
前記片面判定手段が片面画像形成であると判定した場合であって、前記カラー判定手段がカラー画像データであると判定した場合、前記強制形成手段は、以後、前記特定枚数分の単位画像データの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させ、
連続したカラー形成処理での画像形成の後、該画像形成に係る特定枚数分の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する全白黒判定手段を更に備え、
該全白黒判定手段によって全て白黒画像データであったと判定された場合、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき次単位画像データに対して前記判定を行い、該判定の結果に基づいて画像形成を行うように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記カラー判定手段によって、前記次単位画像データが白黒画像データであると判定された場合、該次単位画像データを白黒形成処理にて画像形成させる手段を備え、
前記次単位画像データが白黒形成処理にて画像形成された後、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき単位画像データに対して前記判定を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記カラー判定手段によって、前記次単位画像データがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、以後、特定枚数分の単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記片面判定手段が両面画像形成であると判定した場合であって、前記カラー判定手段が一枚分の単位画像データのいずれかをカラー画像データであると判定した場合、前記強制形成手段は、以後、特定枚数分の画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
連続したカラー形成処理での画像形成の後、該画像形成に係る特定枚数分の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する全白黒判定手段を備え、
該全白黒判定手段によって全て白黒画像データであったと判定された場合、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき次一枚分の単位画像データに対して前記判定を行い、該判定の結果に基づいて画像形成を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記カラー判定手段によって、前記次一枚分の単位画像データが全て白黒画像データであると判定された場合、該次一枚分の単位画像データを白黒形成処理にて画像形成させる手段を備え、
前記次一枚分の単位画像データが白黒形成処理にて画像形成された後、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき一枚分の単位画像データに対して前記判定を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記カラー判定手段によって、前記次一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、以後、特定枚数分の単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させるように構成されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記特定枚数の入力を受け付ける入力受付手段と、
該入力受付手段が受け付けた特定枚数の入力に応じて前記特定枚数を変更する変更手段とを備えることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ページ単位の単位画像データに基づいて、出力用紙の片面又は両面に、カラー画像形成を行うカラー形成処理又は白黒画像形成を行う白黒形成処理を実行する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、原稿の画像がカラー画像である場合、及び原稿の画像が白黒画像である場合の何れにも対応出来るよう、いわゆるカラーモード及び白黒モードを合わせ持つ画像形成装置が広く普及されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、フルカラー用の印刷プロセスとモノクロ用の印刷プロセスを印刷対象に応じて自動的に切替る自動切り替え印刷モードと、全てのページをフルカラー用の印刷プロセスで印刷するフルカラー印刷モードとを有し、印刷実行指示画面を介してユーザからこれら印刷モードのいずれかの選択を受け付ける印刷システムについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−237190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の印刷システムにおいては、自動切り替え印刷モードが選択された場合、フルカラー用の印刷プロセス及びモノクロ用の印刷プロセスが印刷対象に応じて自動的に切替されるので、切替には所定の時間を所要することから、切替の度にユーザを待たせる結果となるという問題があった。
【0006】
また、特許文献1の印刷システムにおいては、フルカラー印刷モードが選択された場合、全てのページの画像をその属性(カラー画像か白黒画像か)に関わることなく、フルカラー用の印刷プロセスで印刷されるので、ドラム等の消耗が加速化されるという問題がある。
【0007】
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ページ単位の単位画像データに基づいて、出力用紙の片面又は両面に、カラー画像形成を行うカラー形成処理又は白黒画像形成を行う白黒形成処理を実行する画像形成装置において上述したようにカラー形成処理及び白黒形成処理の頻繁な切り替えによる時間の所要を抑えつつ、カラー形成処理で印刷を続けることによる装置の寿命短縮を防ぐことができる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る画像形成装置は、ページ単位の単位画像データに基づいて、出力用紙の片面又は両面に、カラー画像形成を行うカラー形成処理又は白黒画像形成を行う白黒形成処理を実行する画像形成装置において、複数枚分の出力用データに対して、片面画像形成か両面画像形成か判定する片面判定手段と、該片面判定手段による判定結果に基づいて、画像形成開始時に、画像形成すべき単位画像データがカラー画像データか白黒画像データか判定を行うカラー判定手段と、前記片面判定手段及びカラー判定手段の判定結果に基づいて、特定枚数分の単位画像データの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させる強制形成手段とを備え、前記片面判定手段が片面画像形成であると判定した場合であって、前記カラー判定手段がカラー画像データであると判定した場合、前記強制形成手段は、以後、前記特定枚数分の単位画像データの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させ、連続したカラー形成処理での画像形成の後、該画像形成に係る特定枚数分の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する全白黒判定手段を更に備え、該全白黒判定手段によって全て白黒画像データであったと判定された場合、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき次単位画像データに対して前記判定を行い、該判定の結果に基づいて画像形成を行うように構成されていることを特徴とする。
【0011】
本発明に係る画像形成装置は、前記カラー判定手段によって、前記次単位画像データが白黒画像データであると判定された場合、該次単位画像データを白黒形成処理にて画像形成させる手段を備え、前記次単位画像データが白黒形成処理にて画像形成された後、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき単位画像データに対して前記判定を行うように構成されていることを特徴とする。
【0012】
本発明に係る画像形成装置は、前記カラー判定手段によって、前記次単位画像データがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、以後、特定枚数分の単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させるように構成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明に係る画像形成装置は、前記片面判定手段が両面画像形成であると判定した場合であって、前記カラー判定手段が一枚分の単位画像データのいずれかをカラー画像データであると判定した場合、前記強制形成手段は、以後、特定枚数分の画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させるように構成されていることを特徴とする。
【0014】
本発明に係る画像形成装置は、連続したカラー形成処理での画像形成の後、該画像形成に係る特定枚数分の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する全白黒判定手段を備え、該全白黒判定手段によって全て白黒画像データであったと判定された場合、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき次一枚分の単位画像データに対して前記判定を行い、該判定の結果に基づいて画像形成を行うように構成されていることを特徴とする。
【0015】
本発明に係る画像形成装置は、前記カラー判定手段によって、前記次一枚分の単位画像データが全て白黒画像データであると判定された場合、該次一枚分の単位画像データを白黒形成処理にて画像形成させる手段を備え、前記次一枚分の単位画像データが白黒形成処理にて画像形成された後、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき一枚分の単位画像データに対して前記判定を行うように構成されていることを特徴とする。
【0016】
本発明に係る画像形成装置は、前記カラー判定手段によって、前記次一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、以後、特定枚数分の単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させるように構成されていることを特徴とする。
【0017】
本発明に係る画像形成装置は、前記特定枚数の入力を受け付ける入力受付手段と、該入力受付手段が受け付けた特定枚数の入力に応じて前記特定枚数を変更する変更手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、特定枚数分だけの単位画像データを、連続してカラー形成処理にて画像形成を実行させることにより、上述したように前記カラー形成処理及び白黒形成処理の頻繁な切り替えによる時間の所要を抑えつつ、前記カラー形成処理で印刷を続けることによる装置の寿命短縮を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施の形態に係る印刷装置の一例を示す斜視図である。
図2】本発明の実施の形態に係る印刷装置の要部構成を示す機能ブロック図である。
図3】本発明の実施の形態に係る印刷装置の画像形成部を説明する縦断面図である。
図4】本発明の実施の形態に係る印刷装置における、制御部要部構成を示す機能ブロック図である。
図5】本発明の実施の形態に係る印刷装置における、画像形成処理を説明するフローチャートである。
図6】本発明の実施の形態に係る印刷装置における、画像形成処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を印刷装置に適用した場合を例として、図面に基づいて詳述する。
【0021】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る印刷装置の一例を示す斜視図である。本発明の実施の形態1に係る印刷装置1は、例えば、LANを介して受信した原稿の画像データに基づいて記録用紙に印刷を行う機能を有している。印刷装置1は、画像読取部2、原稿搬送装置(ADF)3、画像形成部4、給紙カセット5、及び排紙トレイ7等を備えている。
【0022】
図2は本発明の実施の形態1に係る印刷装置1の要部構成を示す機能ブロック図である。印刷装置1は、画像読取部2及び画像形成部4の他、制御部10と、記憶部20と、表示部8と、操作パネル9と、I/F30を備えている。
【0023】
画像形成部4は、例えば、画像読取部2から入力されるアナログデータを基にデジタル形式の画像データを生成し、夫々の画像の種類に応じた処理を施した後、印刷すべき画像データを生成する。また、画像形成部4は、I/F30を介して外部装置からページ単位の単位画像データからなる出力用データを取得して該画像データに基づいて画像形成を行う。
【0024】
図3は本発明の実施の形態1に係る印刷装置1の画像形成部4を説明する縦断面図である。画像形成部4においては、現像装置12、感光体ドラム13、ドラムクリーニング装置14、及び帯電器15を各色に応じた4種類のトナー像を形成するためにそれぞれ4個ずつ設け、それぞれをブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローに対応付けて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdを構成している。
【0025】
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdのいずれにおいても、ドラムクリーニング装置14により感光体ドラム13表面の残留トナーを除去及び回収した後、帯電器15により感光体ドラム13の表面を所定の電位に均一に帯電させ、光走査装置11により感光体ドラム13表面を露光して、その表面に静電潜像を形成し、現像装置12により感光体ドラム13表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム13表面にトナー像を形成する。これにより、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像が形成される。
【0026】
引き続いて、中間転写ベルト21を矢印方向Cに周回移動させつつ、ベルトクリーニング装置25により中間転写ベルト21の残留トナーを除去及び回収した後、各感光体ドラム13表面に各色のトナー像を中間転写ベルト21に順次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像を形成する。
【0027】
中間転写ベルト21と2次転写装置26の転写ローラ26a間にはニップ域が形成されており、用紙搬送経路R1を通じて搬送されて来た記録用紙をそのニップ域に挟み込んで搬送しつつ、中間転写ベルト21表面のカラーのトナー像を記録用紙上に転写する。そして、定着装置17の加熱ローラ31と加圧ローラ32間に記録用紙を挟み込んで加熱及び加圧し、記録用紙上のカラーのトナー像を定着させる。
【0028】
一方、記録用紙は、ピックアップローラ33により給紙カセット5から引出されて、用紙搬送経路R1を通じて搬送され、2次転写装置26や定着装置17を経由し、排紙ローラ36を介して排紙トレイ7へと搬出される。この用紙搬送経路R1には、記録用紙を一旦停止させて、記録用紙の先端を揃えた後、中間転写ベルト21と転写ローラ26a間のニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて記録用紙の搬送を開始するレジストローラ34、記録用紙の搬送を促す各搬送ローラ35、排紙ローラ36等が配置されている。
【0029】
また、記録用紙の表面だけではなく、裏面の印字を行う場合は、記録用紙を排紙ローラ36から反転経路Rrへと逆方向に搬送して、記録用紙の表裏を反転させ、記録用紙をレジストローラ34へと再度導き、記録用紙の表面と同様に、記録用紙の裏面に画像を記録して定着し、記録用紙を排紙トレイ7へと搬出する。
【0030】
このような構成を有する画像形成部4は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じてカラー画像形成を行い、又はブラックを用いた白黒画像に応じて白黒画像形成を行う。
【0031】
前記カラー画像形成を行うカラー形成処理の際には、前記4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが起動し、白黒画像形成を行う白黒形成処理の際には、1つの画像ステーションPaのみが起動する。
【0032】
画像読取部2は読み取りすべき原稿に光を照射する光源、CCD(Charge Coupled Device)のようなイメージセンサ等を有し、該原稿の画像データの光学的読み取りを行なう。また、画像読取部2では、所定の読取り位置に載置された原稿からの反射光像を当該イメージセンサに結像させ、RGB(R : Red, G : Green, B : Blue)のアナログデータを出力する。
【0033】
記憶部20は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(登録商標)、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。記憶部20には後述する特定枚数、及び、画像読取部2によって読み取られた原稿の画像データ、I/F30を介して外部装置から取得される前記単位画像データからなる出力用データ等が記憶される。
【0034】
表示部8は、例えば、LCD又はEL(Electroluminescence)パネル等からなり、印刷装置1の状態、ジョブ処理の状況、画像読取部2が読み取った原稿の画像及び操作パネル9の操作内容の確認等、利用者に対して報知すべき情報を表示する。
【0035】
操作パネル9は、印刷装置1における「読み取り」、「コピー」、「印刷」等の機能を切り替える機能ボタン、テンキー、スタートキー、キャンセルキー、受け付けた指示を確定するためのエンターキー等を備えている。
【0036】
図4は本発明の実施の形態1に係る印刷装置1における、制御部10要部構成を示す機能ブロック図である。制御部10はCPU11と、ROM12と、RAM13と、片面判定部14と、カラー判定部15と、強制形成部16と、全白黒判定部17と、入力受付部18と、特定枚数変更部19とを有している。
【0037】
ROM12には各種の制御プログラム、演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ等が予め格納されており、RAM13はデータを一時的に記憶し、記憶順、記憶位置等に関係なく読み出すことが可能である。また、RAM13は、例えば、ROM12から読み出されたプログラム、該プログラムを実行することにより発生する各種データ、該実行の際適宜変化するパラメータ等を記憶する。
【0038】
CPU11は、ROM12に予め格納されている制御プログラムをRAM13上にロードして実行することによって、上述した各種ハードウェアの制御を行ない、装置全体を本発明の印刷装置1として動作させる。
【0039】
片面判定部14は、出力用データに対して、片面印刷(片面画像形成)か両面印刷(両面画像形成)かの判定を行う。例えば、複数枚分の単位画像データからなる出力用データの画像形成を行う際、片面判定部14は、斯かる出力用データを片面印刷すべきか、両面印刷をすべきかの判定を行う。斯かる判定は、例えば、操作パネル9を介してユーザから受け付けた情報に基づいて行ってもよく、前記出力用データに付随する、印刷部数、印刷用紙等のメタデータに基づいて判定しても良い。
【0040】
カラー判定部15は、片面判定部14による判定結果に基づいて、画像形成すべき単位画像データがカラー画像データであるか白黒画像データであるかの判定を行う。例えば、片面判定部14が画像形成に係る出力用データを片面印刷すべきであると判定した場合、I/F30を介して外部装置から取得された出力用データ、又は、I/F30を介して外部装置から取得されて記憶部20に記憶されている出力用データ(以下、これらを単に取得出力用データという。)の単位画像データがカラー画像データであるか白黒画像データであるかを判定する。
【0041】
一方、片面判定部14が画像形成に係る取得出力用データを両面印刷すべきであると判定した場合、前記取得出力用データの一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであるか、該一枚分の単位画像データが全て白黒画像データであるかの判定を行う。所定画像データに対してカラー画像データであるか白黒画像データであるかを判定する技術は公知技術であり、詳しい説明を省略する。
【0042】
強制形成部16は、片面判定部14及びカラー判定部15の判定結果に基づいて、特定枚数に係る単位画像データを連続してカラー形成処理にてさせる。以下、説明の便宜上、前記特定枚数が「2」であるとする。
【0043】
例えば、片面判定部14が画像形成に係る取得出力用データを片面印刷すべきであると判定した場合であって、カラー判定部15が該取得出力用データの画像形成すべき単位画像データをカラー画像データであると判定した場合、強制形成部16は、以後、2枚分の単位画像データの画像形成を連続して前記カラー形成処理にて実行させる。
【0044】
また、例えば、片面判定部14が画像形成に係る取得出力用データを両面印刷すべきであると判定した場合であって、カラー判定部15が該取得出力用データの一枚分の単位画像データの何れかをカラー画像データであると判定した場合、前記強制形成手段は、以後、2枚分の単位画像データを連続してカラー形成処理にて実行させる。
【0045】
全白黒判定部17は、片面判定部14が画像形成に係る取得出力用データを片面印刷すべきであると判定した場合、上述したように連続したカラー形成処理での画像形成の後、斯かる画像形成が行われた単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する。また、全白黒判定部17は、片面判定部14が画像形成に係る取得出力用データを両面印刷すべきであると判定した場合であっても、連続したカラー形成処理での画像形成の後、斯かる画像形成が行われた単位画像データが両面全て白黒画像データであったか否かを判定する。
【0046】
入力受付部18は、操作パネル9を介して、前記特定枚数の入力をユーザから受け付ける。このように、入力受付部18が前記特定枚数の入力を受け付けた場合、特定枚数変更部19は、記憶部20に既に記憶されている特定枚数を受け付けた入力に係る特定枚数に変更する。
【0047】
以上のような構成を有するので、本発明の実施の形態1に係る印刷装置1においては、カラー画像データ及び白黒画像データが混合された取得出力用データを印刷する際、前記カラー形成処理及び白黒形成処理を切り替えることによる処理時間の遅延を抑えつつ、カラー形成処理で印刷を続けることによる印刷装置1の寿命短縮を防ぐことができる。
【0048】
図5及び図6は本発明の実施の形態1に係る印刷装置1における、画像形成処理を説明するフローチャートである。以下においては、説明の便宜上、前記特定枚数が「2」であり、カラー画像データ及び白黒画像データが混合された取得出力用データを印刷する場合を例として説明する。また、前記取得出力用データは「N」、「N+1」、・・・「N+9」の10枚分の単位画像データからなる出力用データであるとする。
【0049】
ユーザは、表示部8を視認しながら操作パネル9を適宜操作することにより、記憶部20に記憶されているデータの中から、画像形成すべき取得出力用データの選択を適宜行う。この際、CPU11は操作パネル9を介して、斯かる選択を受け付ける(ステップS101)。
【0050】
次いで、CPU11は受け付けた選択に係る取得出力用データを記憶部20から読み出す(ステップS102)。読み出された取得出力用データは、RAM13に一時的記憶される。
【0051】
この際、片面判定部14は、該取得出力用データを片面印刷すべきが両面印刷すべきか判定する(ステップS103)。斯かる判定は、例えば、操作パネル9を介してユーザから受け付けた情報に基づいて行ってもよく、当該取得出力用データに付随するメタデータに基づいて行っても良いが、本実施例においては、ユーザから受け付けた情報(ステップS101で受け付けた選択)に基づいて行うものとする。
【0052】
片面判定部14は、該取得出力用データを片面印刷すべきであると判定した場合(ステップS103:YES)、カラー判定部15は「N」枚目の単位画像データがカラー画像データであるか否か、すなわち、カラー画像データであるか白黒画像データであるか判定する(ステップS104)。
【0053】
カラー判定部15が「N」枚目の単位画像データをカラー画像データでないと、すなわち、白黒画像データであると判定した場合(ステップS104:NO)、CPU11は現在の一枚分のみ、つまり、「N」枚目の単位画像データのみを前記白黒形成処理にて画像形成を行うよう、画像形成部4に指示する。
【0054】
CPU11の指示に従って、画像形成部4は所定の記録用紙に現在の一枚分の単位画像データ(「N」枚目の単位画像データのみ)を上述したような白黒形成処理にて画像形成を行う(ステップS109)。
【0055】
このように、「N」枚目の単位画像データのみの白黒形成処理での画像形成が終了した場合、処理は再びステップS104に戻り、カラー判定部15は続いて「N+1」枚目の単位画像データがカラー画像データであるか否か、すなわち、カラー画像データであるか白黒画像データであるか判定する。
【0056】
一方、カラー判定部15は「N」枚目の単位画像データがカラー画像データであると判定した場合(ステップS104:YES)、強制形成部16は、現の「N」枚目の単位画像データを含む、以後2枚分までの原稿の画像を連続してカラー形成処理にて画像形成させる(ステップS105)。
【0057】
すなわち、例えば、「N+1」枚目及び「N+2」枚目の単位画像データがカラー画像データであるか白黒画像データであるかに関わることなく、「N」枚目、「N+1」枚目、「N+2」枚目の単位画像データが連続してカラー形成処理にて画像形成される。このような画像形成は、強制形成部16が画像形成部4に適宜指示することにより行われる。
【0058】
例えば、「N+1」枚目及び「N+2」枚目の単位画像データが白黒画像データである場合は、シアン、マゼンタ、及びイエローに対しては、いわゆるダミーデータを生成してカラー形成処理での画像形成が行われる。
【0059】
この際、CPU11は、画像形成部4を監視することにより、「N」枚目を含む、以後2枚分までの単位画像データの画像形成が終了したか否か判定する(ステップS106)。CPU11は、「N」枚目を含む、以後2枚分までの単位画像データの画像形成が終了していないと判定した場合(ステップS106:NO)、該画像形成が終了するまで斯かる判定を繰り返して行う。
【0060】
また、CPU11によって、「N」枚目を含む、以後2枚分までの単位画像データの画像形成が終了したと判定された場合(ステップS106:YES)、全白黒判定部17は、このように連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データが、すなわち、「N+1」枚目、「N+2」枚目の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する(ステップS107)。斯かる判定は、記憶部20(RAM13)に記憶されている取得出力用データ又は該取得出力用データに付随するメタデータに基づいて行なわれる。
【0061】
全白黒判定部17によって、連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データ(「N+1」枚目、「N+2」枚目の単位画像データ)の全てが白黒画像データでない判定された場合(ステップS107:NO)、すなわち、カラー画像データが含まれていると判定した場合、処理は再びステップS105に戻り、強制形成部16は以後2枚分までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。すなわち、画像形成部4は、「N+3」枚目、「N+4」枚目までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。
【0062】
一方、全白黒判定部17によって、連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データ(「N+1」枚目、「N+2」枚目原稿の画像)が全て白黒画像データであったと判定された場合(ステップS107:YES)、カラー判定部15は画像形成すべき単位画像データがカラー画像データであるか否か、すなわち、「N+3」枚目の単位画像データがカラー画像データであるか白黒画像データであるか再び判定する(ステップS108)。
【0063】
つまり、連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データが全て白黒画像データであった場合は、続く単位画像データが白黒画像データである可能性が高くなるので、再びカラー判定部15により、次に画像形成すべき単位画像データがカラー画像データであるか否かの判定が行なわれ、斯かる判定の結果に基づいて対応する。
【0064】
カラー判定部15が画像形成すべき単位画像データ(「N+3」枚目の単位画像データ)をカラー画像データであると判定した場合(ステップS108:YES)、処理は再びステップS105に戻り、強制形成部16は、現の「N+3」枚目を含み、以後2枚分までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。すなわち、画像形成部4は、「N+3」枚目、「N+4」枚目、「N+5」枚目までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。
【0065】
カラー判定部15が画像形成すべき単位画像データ(「N+3」枚目の単位画像データ)をカラー画像データでないと、すなわち、白黒画像データであると判定した場合(ステップS108:NO)、処理はステップS109に戻り、画像形成部4は所定の記録用紙に現在の一枚分の単位画像データ(「N+3」枚目の単位画像データのみ)を上述したような白黒形成処理にて画像形成を行う。
【0066】
一方、ステップS103にて、片面判定部14が該取得出力用データを片面印刷すべきでないと、すなわち、両面印刷すべきであると判定した場合(ステップS103:NO)、カラー判定部15は「N」枚目の両面分の単位画像データの何れかがカラー画像データであるか否か、換言すれば、N枚目の両面分の単位画像データが共に白黒画像データであるか判定する(ステップS110)。(以下、説明の便宜上、N枚目の両面分の単位画像データを単にN枚目分の単位画像データという。)
【0067】
カラー判定部15が「N」枚目分の単位画像データの何れもがカラー画像データでないと、すなわち、「N」枚目分の単位画像データが共に白黒画像データであると判定した場合(ステップS110:NO)、CPU11は現在の一枚分のみ、つまり、「N」枚目分の単位画像データのみを前記白黒形成処理にて画像形成を行うよう、画像形成部4に指示する。
【0068】
CPU11の指示に従って、画像形成部4は所定の記録用紙に現在の一枚分の単位画像データ(「N」枚目分の単位画像データのみ)を上述したような白黒形成処理にて画像形成を行う(ステップS115)。
【0069】
このように、「N」枚目分の単位画像データのみの白黒形成処理での画像形成が終了した場合、処理は再びステップS110に戻り、カラー判定部15は続いて「N+1」枚目分の単位画像データの何れかがカラー画像データであるか否か、換言すれば、「N+1」枚目分の単位画像データが共に白黒画像データであるか判定する。
【0070】
一方、カラー判定部15は「N」枚目の単位画像データの何れかがカラー画像データであると判定した場合(ステップS110:YES)、強制形成部16は、現在の「N」枚目を含む、以後2枚分までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させる(ステップS111)。
【0071】
すなわち、例えば、「N+1」枚目分及び「N+2」枚目分の単位画像データがカラー画像データであるか白黒画像データであるかに関わることなく、「N」枚目分、「N+1」枚目分、「N+2」枚目分の単位画像データが連続してカラー形成処理にて画像形成される。このような画像形成は、強制形成部16が画像形成部4に適宜指示することにより行われる。
【0072】
この際、CPU11は、画像形成部4を監視することにより、「N」枚目を含む、以後2枚分までの単位画像データの画像形成が終了したか否か判定する(ステップS112)。CPU11は、「N」枚目を含む、以後2枚分までの単位画像データの画像形成が終了していないと判定した場合(ステップS112:NO)、該画像形成が終了するまで斯かる判定を繰り返して行う。
【0073】
また、CPU11によって、「N」枚目を含む、以後2枚分までの単位画像データの画像形成が終了したと判定された場合(ステップS112:YES)、全白黒判定部17は、このように連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データが、すなわち、「N+1」枚目分、「N+2」枚目分の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する(ステップS113)。斯かる判定は、記憶部20(RAM13)に記憶されている取得出力用データ又は該取得出力用データに付随するメタデータに基づいて行なわれる。
【0074】
全白黒判定部17によって、連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データ(「N+1」枚目分、「N+2」枚目分の単位画像データ)の全てが白黒画像データでない判定された場合(ステップS113:NO)、すなわち、カラー画像データが含まれていると判定した場合、処理は再びステップS111に戻り、強制形成部16は以後2枚分までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。すなわち、画像形成部4は、「N+3」枚目分、「N+4」枚目分までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。
【0075】
一方、全白黒判定部17によって、連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データ(「N+1」枚目分、「N+2」枚目分の単位画像データ)が全て白黒画像データであったと判定された場合(ステップS113:YES)、カラー判定部15は画像形成すべき一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであるか否か、換言すれば、「N+3」枚目分の単位画像データが共に白黒画像データであるか再び判定する(ステップS114)。
【0076】
つまり、連続したカラー形成処理での画像形成が行われた単位画像データが全て白黒画像データであった場合は続いて画像形成すべき単位画像データが白黒画像データである可能性が高くなるので、再びカラー判定部15により、次に画像形成すべき一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであるか否かの判定が行なわれ、斯かる判定の結果に基づいて対応する。
【0077】
カラー判定部15によって画像形成すべき一枚分の単位画像データ(「N+3」枚目分の単位画像データ)の何れかがカラー画像データであると判定された場合(ステップS114:YES)、処理は再びステップS111に戻り、強制形成部16は、現在の「N+3」枚目を含み、以後2枚分までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。すなわち、画像形成部4は、「N+3」枚目分、「N+4」枚目分、「N+5」枚目分までの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成する。
【0078】
カラー判定部15が画像形成すべき一枚分の単位画像データ(「N+3」枚目分の単位画像データ)の何れもカラー画像データでないと、すなわち、全て白黒画像データであると判定した場合(ステップS114:NO)、処理はステップS115に戻り、画像形成部4は所定の記録用紙に現在の一枚分の単位画像データ(「N+3」枚目分の単位画像データのみ)を上述したような白黒形成処理にて画像形成を行う。
【0079】
以上の処理の際、CPU11は画像形成部4での画像形成を監視することにより、斯かる取得出力用データの全枚数分の画像形成が終了したと判定した場合、割り込み信号として、処理を終了する信号を発する。
【0080】
なお、上述した片面判定部14と、カラー判定部15と、強制形成部16と、全白黒判定部17と、入力受付部18と、特定枚数変更部19とは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、CPU11が所定のプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に構築されてもよい。
【0081】
(実施の形態2)
本発明は以上の記載に限るものでない。本発明の実施の形態2に係る印刷装置1においては、前記特定枚数を変更することも出来るように構成されている。すなわち、ユーザが操作パネル9を適宜操作することにより、前記特定枚数の入力を行うことができる。この際、入力受付部18が操作パネル9を介して、当該特定枚数の入力をユーザから受け付け、特定枚数変更部19は、記憶部20に既に記憶されている特定枚数を受け付けた入力に係る特定枚数に変更する。
【0082】
例えば、ユーザが印刷装置1の画像形成における機能(例えば、印刷速度)を重視する場合は、該特定枚数を大きく設定することにより、前記カラー形成処理及び白黒形成処理の切り替えを抑えることにより、画像形成の速度を上げることが出来る。
【0083】
一方、本発明の実施の形態に係る印刷装置1における装置の寿命を重視する場合は、該特定枚数を短く設定することにより、前記カラー形成処理での実行を抑えることにより、例えば、カラーに係る画像ステーションPb、Pc、Pdの無駄な使用を抑えて、印刷装置1の寿命を伸ばすことが出来る。
【0084】
(実施の形態3)
実施の形態1においては、I/F30を介して外部装置から取得された出力用データ、又は、I/F30を介して外部装置から取得されて記憶部20に記憶されている出力用データの印刷処理を例にあげて説明したが、本発明はこれに限るものでない。
【0085】
例えば、カラー画像及び白黒画像が混合された原稿束を原稿搬送装置3に載置して、該原稿束のコピーを行う場合にも適用可能であることは言うまでもない。
【0086】
本発明においては、ページ単位の単位画像データに基づいて、出力用紙の片面又は両面に、カラー画像形成を行うカラー形成処理又は白黒画像形成を行う白黒形成処理を実行する画像形成装置1において、複数枚分の出力用データに対して、片面画像形成か両面画像形成か判定する片面判定手段14と、該片面判定手段14による判定結果に基づいて、画像形成すべき単位画像データがカラー画像データか白黒画像データか判定を行うカラー判定手段15と、前記片面判定手段14及びカラー判定手段15の判定結果に基づいて、特定枚数分の単位画像データの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させる強制形成手段16とを備えることを特徴とする。
【0087】
本発明によれば、前記片面判定手段及びカラー判定手段の判定結果に基づいて、前記強制形成手段が前記特定枚数分だけの単位画像データを、カラー形成処理にて連続して画像形成を実行させる。
【0088】
本発明においては、前記片面判定手段14が片面画像形成であると判定した場合であって、前記カラー判定手段15がカラー画像データであると判定した場合、前記強制形成手段16は、以後、前記特定枚数分の単位画像データの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させるように構成されていることを特徴とする。
【0089】
本発明によれば、所定の出力用データに対して、前記片面判定手段により片面画像形成であると判定され、前記カラー判定手段により該単位画像データがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、前記単位画像データと、該単位画像データ以後の特定枚数分だけの単位画像データとの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させる。
【0090】
本発明においては、連続したカラー形成処理での画像形成の後、該画像形成に係る特定枚数分の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する全白黒判定手段17を備え、該全白黒判定手段17によって全て白黒画像データであったと判定された場合、前記カラー判定手段15は続いて画像形成すべき次単位画像データに対して前記判定を行い、該判定の結果に基づいて画像形成を行うように構成されていることを特徴とする。
【0091】
本発明によれば、連続したカラー形成処理での画像形成に係る単位画像データが全て白黒画像データであったとして前記全白黒判定手段によって判定された場合、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき原稿の画像(次単位画像データ)がカラー画像データであるか白黒画像データであるか判定を行い、該判定の結果に基づいて以後の画像形成が行なわれる。
【0092】
本発明においては、前記カラー判定手段15によって、前記次単位画像データが白黒画像データであると判定された場合、該次単位画像データを白黒形成処理にて画像形成させる手段11を備え、前記次単位画像データが白黒形成処理にて画像形成された後、前記カラー判定手段15は続いて画像形成すべき単位画像データに対して前記判定を行うように構成されていることを特徴とする。
【0093】
本発明によれば、前記カラー判定手段によって、前記次単位画像データが白黒画像データであると判定された場合、該次単位画像データが白黒形成処理にて画像形成が行われ、該画像形成された後、前記カラー判定手段は再び続いて画像形成すべき単位画像データに対してカラー画像データであるか白黒画像データであるか判定する。
【0094】
本発明においては、前記カラー判定手段15によって、前記次単位画像データがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段16は、以後、特定枚数分の単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させるように構成されていることを特徴とする。
【0095】
本発明によれば、前記カラー判定手段によって、前記原稿の次単位画像データがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、それ以後、特定枚数分たけの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させる。
【0096】
本発明においては、前記片面判定手段14が両面画像形成であると判定した場合であって、前記カラー判定手段15が一枚分の単位画像データのいずれかをカラー画像データであると判定した場合、前記強制形成手段16は、以後、特定枚数分の画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させるように構成されていることを特徴とする。
【0097】
本発明によれば、所定の出力用データに対して、前記片面判定手段により両面画像形成であると判定され、前記カラー判定手段により一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、該一枚分の単位画像データと、以後の特定枚数分だけの単位画像データの画像形成を連続してカラー形成処理にて実行させる。
【0098】
本発明においては、連続したカラー形成処理での画像形成の後、該画像形成に係る特定枚数分の単位画像データが全て白黒画像データであったか否かを判定する全白黒判定手段17を備え、該全白黒判定手段17によって全て白黒画像データであったと判定された場合、前記カラー判定手段15は続いて画像形成すべき次一枚分の単位画像データに対して前記判定を行い、該判定の結果に基づいて画像形成を行うように構成されていることを特徴とする。
【0099】
本発明によれば、連続したカラー形成処理での画像形成に係る単位画像データが全て白黒画像データであったとして前記全白黒判定手段によって判定された場合、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき一枚分の単位画像データ(次一枚分の単位画像データ)の何れかがカラー画像データであるか否か判定を行い、該判定の結果に基づいて以後の画像形成が行なわれる。
【0100】
本発明においては、前記カラー判定手段15によって、前記次一枚分の単位画像データが全て白黒画像データであると判定された場合、該次一枚分の単位画像データを白黒形成処理にて画像形成させる手段11を備え、前記次一枚分の単位画像データが白黒形成処理にて画像形成された後、前記カラー判定手段15は続いて画像形成すべき一枚分の単位画像データに対して前記判定を行うように構成されていることを特徴とする。
【0101】
本発明によれば、前記カラー判定手段によって、前記次一枚分の単位画像データが全て白黒画像データであると判定された場合、該次一枚分の単位画像データが白黒形成処理にて画像形成が行われ、該画像形成された後、前記カラー判定手段は続いて画像形成すべき一枚分の単位画像データに対して前記判定を行う。
【0102】
本発明においては、前記カラー判定手段15によって、前記次一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段16は、以後、特定枚数分の単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させるように構成されていることを特徴とする。
【0103】
本発明によれば、前記カラー判定手段によって、前記次一枚分の単位画像データの何れかがカラー画像データであると判定された場合、前記強制形成手段は、それ以後、特定枚数分だけの単位画像データを連続してカラー形成処理にて画像形成させる。
【0104】
本発明においては、前記特定枚数の入力を受け付ける入力受付手段18と、該入力受付手段18が受け付けた特定枚数の入力に応じて前記特定枚数を変更する変更手段19とを備えることを特徴とする。
【0105】
本発明によれば、前記入力受付手段が前記特定枚数の入力を受け付けると、該入力受付手段が受け付けた特定枚数の入力に応じて、変更手段が特定枚数の変更を行う。
【符号の説明】
【0106】
1 印刷装置
11 CPU
14 片面判定部
15 カラー判定部
16 強制形成部
17 全白黒判定部
18 入力受付部
19 特定枚数変更部
図1
図2
図3
図4
図5
図6