特許第5830935号(P5830935)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許5830935情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5830935
(24)【登録日】2015年11月6日
(45)【発行日】2015年12月9日
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20151119BHJP
【FI】
   G06F3/048 656A
【請求項の数】7
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2011-118572(P2011-118572)
(22)【出願日】2011年5月27日
(65)【公開番号】特開2012-247959(P2012-247959A)
(43)【公開日】2012年12月13日
【審査請求日】2014年4月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095957
【弁理士】
【氏名又は名称】亀谷 美明
(74)【代理人】
【識別番号】100096389
【弁理士】
【氏名又は名称】金本 哲男
(74)【代理人】
【識別番号】100101557
【弁理士】
【氏名又は名称】萩原 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100128587
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 一騎
(72)【発明者】
【氏名】本間 文規
(72)【発明者】
【氏名】宮崎 麗子
(72)【発明者】
【氏名】守屋 松一郎
(72)【発明者】
【氏名】梨子田 辰志
【審査官】 若林 治男
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−098676(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイスの傾きを検出する傾き検出部と、
前記傾き検出部の検出結果に基づいて、前記デバイスの表示部に表示される情報の画面レイアウトを変更する画面変更処理部と、
前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力の有無を判定するキャンセル判定部と、
を備え、
前記キャンセル判定部により、前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後前記画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間内に、前記キャンセル操作入力有りと判定されたとき、前記画面変更処理部は、前記画面レイアウトの変更処理をキャンセルする、情報処理装置。
【請求項2】
前記変更処理時間の間は、画面レイアウト変更処理のキャンセル操作入力とコンフリクトする操作入力に基づく処理を実行しない、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記デバイスの回転速度を検出する回転検出部をさらに備え、
前記画面変更処理部は、前記回転検出部の検出結果より取得される前記デバイスの回転中心位置または当該デバイスの角速度のうち少なくともいずれか一方に基づいて、前記変更処理時間を設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記画面変更処理部は、前記デバイスの回転中心位置が当該デバイスの中心位置に近いほど、前記変更処理時間を短くする、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記画面変更処理部は、前記デバイスの角速度が大きいほど、前記変更処理時間を短くする、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
デバイスの傾きを検出するステップと、
前記デバイスの傾きの検出結果に基づいて、前記デバイスの表示部に表示される情報の画面レイアウトを変更するステップと、
前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後前記画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間内に、前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力の有無を判定するステップと、
前記変更処理時間内に前記キャンセル操作入力有りと判定されたとき、前記画面レイアウトの変更処理をキャンセルするステップと、
を含む、情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータを、
デバイスの傾きを検出する傾き検出部に前記デバイスの傾きを検出させる検出制御部と、
前記デバイスの傾きの検出結果に基づいて、前記デバイスの表示部に表示される情報の画面レイアウトを変更する画面変更処理部と、
前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力の有無を判定するキャンセル判定部と、
を備え、
前記キャンセル判定部により、前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後前記画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間内に、前記キャンセル操作入力有りと判定されたとき、前記画面変更処理部は、前記画面レイアウトの変更処理をキャンセルする、情報処理装置として機能させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、デバイスの物理回転に応じて画面レイアウトを回転させることの可能な情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
デバイスの使用形態が多様化するにつれ、デバイスの表示部に表示される情報を使用形態に応じてユーザに見易く提示することが要求されている。例えば、図13に示すディスプレイ側筐体11および本体側筐体14を備えるコンバーチブル型タブレットPC10は、本体側筐体14に対してディスプレイ側筐体11を開いた状態で、ディスプレイ側筐体11を180度回転可能に構成されている(特許文献1)。
【0003】
タブレットPC10は、に示すPC使用モード(状態a)では、ディスプレイ側筐体11のディスプレイ12側の表面11aを本体側筐体14と対向させるようにすることで、通常のノートPCとして入力部15に対する操作で使用することができる。一方、タブレットPC10の連結部13を回転させ(状態b)、本体側筐体14の上にディスプレイ側筐体11の背面11bを対向させて重ねるように折り畳むようにすることで(状態c)、タブレット使用モードとすることができる(状態d)。タブレット使用モードでは、タブレットPC10をタッチパネル入力部に対する操作で使用できる。
【0004】
このように、図13に示すタブレットPC10は、ユーザの使用形態に応じて、ディスプレイ12の向きを変更させることができる。
【0005】
近年では、デバイスに搭載された加速度センサの検出結果に基づいてデバイスの傾きを算出し、デバイスの表示部に表示される画面レイアウトをデバイスの傾きに合わせて自動回転するGUI(Graphical User Interface)が普及している。デバイスの傾きに合わせて画面レイアウト等を自動回転させるGUIの一例として、例えば図14に、デバイス20を、当該デバイス20に設けられた長方形の画面を縦長にした場合と横長にした場合とで画面レイアウトを自動回転させる場合を示す。
【0006】
図14のデバイス20では、画面を縦長にしてデバイス20を使用していると判断される場合には画面レイアウトAが表示され、画面を横長にしてデバイス20を使用していると判断される場合には画面レイアウトBが表示される。デバイス20の画面が縦長の状態で使用され、画面に画面レイアウトAが表示されている状態から画面が横長となるように当該デバイス20が物理的に回転されたとする。そうすると、デバイス20は、加速度センサの検出結果より、画面が横長の状態で使用されていると判断し、画面の表示を画面レイアウトAから画面レイアウトBへ自動的に変化させる。
【0007】
このように、デバイス20の傾きを検出して自動的に画面レイアウトを変更することで、ユーザが画面レイアウトを変更することなく、ユーザにとって見易い状態で情報を提示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】米国特許出願公開第2008/0129666号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかし、図14に示すようなデバイスの傾きに応じた自動画面レイアウト変更は、ユーザが表示されている画面の向きを維持したい場合において使い勝手を低下させる原因となる。デバイス20の傾きは加速度センサによって重力加速度に基づき決定される。このため、画面レイアウトは常に重力と逆方向に画面レイアウトの上端があるように自動的に変更される。一方、例えば図15に示すようにユーザがベッドの上で姿勢を変えながらデバイス20を使用する状況においては、ユーザの頭部の傾きは姿勢によって変化する。例えば、画面が縦長となるようにデバイス20を置いた状態で、ユーザが肘を突いて手のひらでほおを支えながら画面をみているときは、ユーザの頭部は重力方向に対してほとんど傾いていない。したがって、ユーザは見易い画面レイアウトで情報をみることができる。
【0010】
この状態から、ユーザが頭部を重力方向に対して約90°傾けて頭部をベッドにつけ、姿勢を変化させたとする。このとき、姿勢変化前と同じように画面レイアウトAで情報をみようとしてデバイス20も約90°傾けると、デバイス20の傾きに合わせて画面レイアウトAから画面レイアウトBに自動的に切り替わってしまう。このため、ユーザのみたい画面レイアウトで情報をみることができなくなる。特に、図16に示すような2つの画面30a、30bを有する2画面デバイス30等のように、デバイス30を縦向きとするか横向きとするかにより大きく画面レイアウトが異なるケースにおいては、この状況は顕著に現われる。
【0011】
これに対して、例えばデバイスに画面レイアウトをロックするハードウェアボタンを設けることで、デバイスの画面レイアウト変更を行わないようにする機能を提供することが可能となる。しかしながら、ユーザが使用コンテキストを変更するごとに、ハードウェアボタン等の設定を都度変更することは、デバイスの使い勝手を低下させることになる。そこで、デバイスの使い勝手を低下させることなく、デバイスの傾きに応じて画面レイアウトを変更できるとともに、画面レイアウトの変更をできることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本開示によれば、デバイスの傾きを検出する傾き検出部と、傾き検出部の検出結果に基づいて、デバイスの表示部に表示される情報の画面レイアウトを変更する画面変更処理部と、デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力の有無を判定するキャンセル判定部と、を備え、キャンセル判定部により、デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間内に、キャンセル操作入力有りと判定されたとき、画面変更処理部は、画面レイアウトの変更処理をキャンセルする、情報処理装置が提供される。
【0013】
また、本開示によれば、デバイスの傾きを検出するステップと、デバイスの傾きの検出結果に基づいて、デバイスの表示部に表示される情報の画面レイアウトを変更するステップと、デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間内に、デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力の有無を判定するステップと、変更処理時間内にキャンセル操作入力有りと判定されたとき、画面レイアウトの変更処理をキャンセルするステップと、を含む、情報処理方法が提供される。
【0014】
さらに、本開示によれば、コンピュータを、デバイスの傾きを検出する傾き検出部にデバイスの傾きを検出させる検出制御部と、デバイスの傾きの検出結果に基づいて、デバイスの表示部に表示される情報の画面レイアウトを変更する画面変更処理部と、デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力の有無を判定するキャンセル判定部と、を備え、キャンセル判定部により、デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間内に、キャンセル操作入力有りと判定されたとき、画面変更処理部は、画面レイアウトの変更処理をキャンセルする、情報処理装置として機能させる、コンピュータプログラムが提供される。
【0015】
本開示によれば、デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間が設定される。変更処理時間内にキャンセル操作入力が行われると、画面レイアウトの変更処理がキャンセルされる。これにより、ハードウェアボタンの操作や設定を頻繁に切り替えることなく、容易に画面レイアウトの変更処理をキャンセルすることが可能となる。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように本開示によれば、デバイスの使い勝手を低下させることなく、デバイスの傾きに応じて画面レイアウトを変更できるとともに、画面レイアウトの変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本開示の第1の実施形態に係るデバイスのハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
図2】同実施形態に係るデバイスの機能構成を示す機能ブロック図である。
図3】同実施形態に係るデバイスの画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理を示す説明図である。
図4】同実施形態に係るデバイスの画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理を示すフローチャートである。
図5】姿勢変更による画面回転と意図的な操作による画面回転とにおける、ユーザの眼球位置の移動の違いを説明する説明図である。
図6】本開示の第2の実施形態に係るデバイスのハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
図7】同実施形態に係るデバイスの機能構成を示す機能ブロック図である。
図8】デバイスの回転軸に応じた回転設定時間の設定の動作について説明する説明図である。
図9】回転軸と画面中心との距離と、回転設定時間の重みとの関係を表すグラフである。
図10】デバイスの回転速度に応じた回転設定時間の設定の動作について説明する説明図である。
図11】デバイスの回転時の角速度と回転設定時間の重みβとの関係を表すグラフである。
図12】同実施形態に係るデバイスの画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理を示すフローチャートである。
図13】本開示の関連技術に係るタブレットPCの構成を示す説明図である。
図14】デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの自動変更を説明する説明図である。
図15】ユーザの姿勢変化とデバイスの傾きによる画面レイアウトの変更との関係性を説明する説明図である。
図16】2画面デバイスにおける画面レイアウトの変更例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0019】
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態(デバイスの傾きのみ検出)
1.1.デバイスの概要
1.2.ハードウェア構成
1.3.機能構成
1.4.画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理
2.第2の実施形態(デバイスの傾きおよび角速度検出)
2.1.デバイスの概要
2.2.ハードウェア構成
2.3.機能構成
2.4.回転設定時間の調整
2.5.画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理
【0020】
<1.第1の実施形態>
[1.1.デバイスの概要]
まず、第1の実施形態に係るデバイス100の概要を説明する。本実施形態のデバイス100は、当該デバイス100の置き方を自由に変更可能な情報処理装置であって、例えば移動通信端末やモバイルPC、タブレット端末等のようなモバイル端末である。デバイス100は、後述するように当該デバイス100の傾きを検出する傾き検出部(図2の符号110)と、傾き検出部の検出結果に基づいて画面表示処理を行う表示処理部120とを備えている。表示処理部120は、デバイス100の状態と重力の向きとの関係よりデバイス100の傾きに応じて、表示部(図2の符号130)に表示される情報の画面レイアウトを自動的に変更する。
【0021】
また、本実施形態に係る表示処理部120は、当該デバイス100の傾きを検出して変更前の画面レイアウトから変更後の画面レイアウトに遷移する間に、ユーザから所定の操作入力があったとき、画面レイアウトの変更処理をキャンセルする。これにより、デバイス100の使い勝手を低下させることなく、ユーザは画面レイアウトの変更を許容したりキャンセルしたりすることができる。
【0022】
以下、図1図4に基づいて、本実施形態に係るデバイス100の構成とその機能について詳細に説明する。
[1.2.ハードウェア構成]
まず、図1を参照して、本開示の第1の実施形態に係るデバイス100の概略構成について説明する。なお、図1は、本実施形態に係るデバイス100のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
【0023】
本実施形態に係るデバイス100は、図1に示すように、RAM(Random Access Memory)101と、不揮発性メモリ102と、表示装置103と、CPU104と、静電式タッチパネル105と、傾き検出センサ106とを備える。
【0024】
RAM101は、CPU104の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。不揮発性メモリ102は、CPU104が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。不揮発性メモリ102は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等を用いることができる。
【0025】
表示装置103は、情報を出力する出力装置の一例である。表示装置103として、例えば液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置などを用いることができる。CPU104は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってデバイス100内の動作全般を制御する。また、CPU101は、マイクロプロセッサであってもよい。
【0026】
静電式タッチパネル105は、表示装置の表示面と積層して設けられ、静電気による電気信号を感知することにより指等の操作体の接触を検知する。本実施形態に係るデバイス100では静電式のタッチパネルを用いたが、静電式タッチパネル105の代わりに表示面への圧力の変化を感知して指の接触を検知する感圧式のタッチパネルを用いてもよい。傾き検出センサ106は、基準状態からのデバイス100の傾きを検出するセンサであって、例えば加速度センサ等を用いることができる。
【0027】
[1.3.機能構成]
次に、図2に基づいて、本実施形態に係るデバイス100の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係るデバイス100の機能構成を示す機能ブロック図である。なお、図2では、表示部130の画面レイアウトの変更および画面レイアウト変更処理のキャンセルを行うために必要な機能部のみ示しており、デバイス100自体は他の機能部を備えることもできる。本実施形態に係るデバイス100は、図2に示すように、傾き検出部110と、表示処理部120と、表示部130と、入力部140と、設定記憶部150とからなる。
【0028】
傾き検出部110は、デバイス100の傾きを検出するセンサであり、図1の傾き検出センサ106に対応する。傾き検出部110により検出されたデバイス100の傾き情報は、表示処理部120へ出力される。
【0029】
表示処理部120は、後述する表示部130に表示される情報の画面レイアウトを、デバイス100の傾きに応じて変更する機能部であって、画面変更処理部122と、キャンセル判定部124とからなる。画面変更処理部122は、傾き検出部110により検出されたデバイス100の傾き情報よりデバイス100の向きを判定し、デバイス100の向きに対して予め設定された画面レイアウトで表示部130に情報を表示させる。画面変更処理部122は、デバイス100の向きに応じた画面レイアウトの設定情報を、後述する設定記憶部150から取得することができる。
【0030】
キャンセル判定部124は、後述する入力部140からの操作入力に基づいて、画面変更処理部122により行われている画面レイアウトの変更処理をキャンセルする。キャンセル判定部124は、入力部140からの操作入力を解析し、当該操作入力が画面レイアウト変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力であると判定した場合、画面レイアウト変更処理をキャンセルする指示を画面変更処理部122へ出力する。キャンセル操作入力は、デバイス100の初期設定で決定したり、あるいはユーザによって予め設定したりすることができ、設定記憶部150に記憶させておくことができる。
【0031】
表示部130は、情報を表示する出力部であって、図1の表示装置103に対応する。表示部130に表示される情報の画面レイアウトは、画面変更処理部122により、デバイス100の傾きに応じて決定される。
【0032】
入力部140は、ユーザからの操作入力を受ける機能部であって、例えば図1の静電式タッチパネル105に対応する。入力部140は、静電式タッチパネル105以外にも、ハードウェアボタン等の入力装置を備えることもできる。入力部140から入力された操作入力は、操作入力情報としてデバイス100における情報処理を行う1または複数の機能部へ出力される。例えば、入力部140からの入力操作はキャンセル判定部124へ出力され、キャンセル判定部124は当該操作入力を解析して画面変更処理部122による画面レイアウト変更処理をキャンセルするか否かを判定する。
【0033】
設定記憶部150は、デバイス100における情報処理に必要な情報を記憶する記憶部であって、図1のRAM101や不揮発性メモリ102に対応する。設定記憶部150には、例えば傾き検出部110の検出結果に基づくデバイス100の傾きと表示部130に表示される情報の画面レイアウトとの対応関係や、画面レイアウト変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力等の情報が記憶されている。設定記憶部150に記憶する情報は、予め記憶されていてもよく、ユーザにより設定してもよい。
【0034】
[1.4.画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理]
本実施形態に係るデバイス100は、デバイス100の傾きを傾き検出部110により検出し、傾き検出部110による検出結果に基づいて、表示部130に表示される情報の画面レイアウトを自動的に変更する。例えば、図3に示すように、表示部130の画面が縦長(第1の画面の向き)のとき、表示部130には画面レイアウトAで情報が表示され、表示部130の画面が横長(第2の画面の向き)のとき、表示部130には画面レイアウトBで情報が表示されるとする。ここで、デバイス100が、表示部130の画面が縦長となる状態から画面が横長となる状態へ、物理的に回転されて90°傾けられると、デバイス100が傾けられた直後は、図3の状態Aのように、横長の画面に画面レイアウトAで情報が表示される。
【0035】
一方、傾き検出部110はデバイス100が傾けられたことを検出し、画面変更処理部122へ検出結果を出力する。画面変更処理部122は、傾き検出部110の検出結果より、画面レイアウトを変更する処理を自動的に開始する。このとき、本実施形態に係るデバイス100においては、画面レイアウトの変更が完了するまでの所定の時間(「変更処理時間」、「回転設定時間」とも称する。)の間は、ユーザがキャンセル操作入力を行うことで画面レイアウト変更処理をキャンセルすることが可能である。
【0036】
デバイス100は、図3に示すように画面の向きが変更されたとき、横向きとなった状態Aの画面レイアウトAを元の縦向き表示となるように、画面設定時間にわたって画面レイアウトAを変更回転方向(例えば時計回り)に回転させるアニメーションを実施する。そして、画面変更処理部122は、画面設定時間経過後、画面が横長のときの画面レイアウトBでの情報表示に切り替える。一方、回転設定時間の間に画面レイアウト変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力があったとき、画面変更処理部122は、画面レイアウト変更処理をキャンセルする。そして、画面変更処理部122は、画面レイアウトAを変更回転方向と逆方向(図3では反時計回り)に回転させるアニメーションを実施し、横長の表示部130に画面レイアウトAが表示される状態Aとする。これにより、ユーザは頭部をベッドにつけた状態で見易い画面レイアウトで情報を視認することができる。
【0037】
以下、図4に基づいて、本実施形態に係るデバイス100の画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理について説明する。なお、図4は、本実施形態に係るデバイス100の画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理を示すフローチャートである。
【0038】
まず、デバイス100の回転前の状態として、表示部130の画面が第1の画面の向きであるとき、画面レイアウトAで情報が表示されているとする(S100)。本実施形態では、上述したように、第1の画面の向き(画面縦長)のとき画面レイアウトAで情報が表示され、第2の画面の向き(画面横長)のとき画面レイアウトBで情報が表示される。この設定は、設定記憶部150に予め設定されている。
【0039】
次いで、画面変更処理部122は、傾き検出部110の検出結果に基づいて、デバイス100の傾きを判定する(S102)。傾き検出部110には、例えば重力加速度を検出する加速度センサを用いることができる。このとき、傾き検出部110は、センサの基準方向に対する重力加速度の分解成分に基づいて、センサの傾きを算出する。センサの傾きが算出されると、画面変更処理部122は、デバイス100と表示部130の画面の向きとの関係より、デバイス100の傾きを取得できる。
【0040】
画面変更処理部122は、取得したデバイス100の傾きより表示部130の画面レイアウトの変更の要否を判定する。例えば、デバイス100の表示部130の画面が縦長となるときを基準として、デバイス100の傾きθ(0°≦θ≦90°)が基準から±α(例えばα=45°)内であるとき(すなわち、−α≦θ≦α)には、画面縦長のときの画面レイアウトAで情報を表示する。一方、デバイス100の傾きθが基準から±αの範囲を外れ、−90°≦θ≦−α、α≦θ≦90°となったとき、画面横長のときの画面レイアウトBで情報を表示する。
【0041】
かかる判定条件に基づき、デバイス100の傾きより画面レイアウトAから画面レイアウトBに変更する必要はないと判定したとき、画面変更処理部122は、画面レイアウトを変更せずに当該処理を終了し、ステップS100からの処理を繰り返す。一方、デバイス100の傾きより画面レイアウトAから画面レイアウトBに変更する必要があると判定したとき、画面変更処理部122は、回転設定時間に応じた画面レイアウトの回転アニメーションを実施する(S104)。
【0042】
回転アニメーションは、予め設定とは異なる状態で表示されている画面レイアウトを回転させて、予め設定された状態で表示されるように当該画面レイアウトを所定の変更回転方向に回転させるアニメーションである。例えば図3のように、画面が横長となるようにデバイス100が置かれているときに画面が縦長のときに表示されるべき画面レイアウトAが表示されている状態Aから、画面レイアウトAを変更回転方向に回転させて画面レイアウトAを縦長にする処理を実施する。回転アニメーションは、回転設定時間で完了するように実施される。これにより、ユーザは回転アニメーションが実施されている間は画面レイアウト変更処理をキャンセル可能であることを認識できる。
【0043】
回転設定時間は、デバイス100の回転が検出され、回転アニメーションが実施された時点からカウントされる。回転設定時間の間は、上述したように、ユーザはキャンセル操作入力を行うことで、画面レイアウト変更処理をキャンセルすることができる。キャンセル判定部124は、入力部140からキャンセル操作入力があったか否かを検出する(S106)。キャンセル操作入力は、例えば、ユーザが指やタッチペン等の操作体を用いて画面をタッチする操作、操作体で画面をタッチして変更回転方向とは逆方向にドラッグする操作等とすることができる。キャンセル判定部124は、キャンセル操作入力があると、実施中の画面レイアウト変更処理をキャンセルする指示を画面変更処理部122へ出力する。
【0044】
なお、回転設定時間の間は、アプリケーションへの操作入力をブロックし、既存操作とのコンフリクトを回避する。なお、すべてのアプリケーションへの操作入力をブロックしなくてもよく、少なくとも画面レイアウト変更処理のキャンセル操作入力とコンフリクトする操作入力のみをブロックすればよい。
【0045】
画面レイアウト変更処理のキャンセルの指示を受けた画面変更処理部122は、画面レイアウト変更処理のキャンセルを受け付けたことをユーザに通知するため、変更回転方向と逆方向の回転アニメーションを実施する(S108)。これにより、画面変更処理部122は、図3に示すように回転アニメーションの画面レイアウトAの向きを逆戻りさせて、横長の画面に画面レイアウトAを表示した状態Aとする。そして、状態Aとなったとき、画面レイアウト変更処理がキャンセルされ(S110)、その後図4の処理を終了し、ステップS100からの処理を再び開始する。
【0046】
一方、ステップS106にて回転設定時間内にキャンセル操作入力がなかった場合には、画面レイアウト変更処理はそのまま実施され、画面変更処理部122は、回転設定時間経過後、すなわち回転アニメーション終了後に、画面レイアウトBで情報を表示させる。
【0047】
以上、本開示の第1の実施形態に係るデバイス100の構成と、これによるデバイス100の傾きに応じた画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理について説明した。本実施形態によれば、デバイス100の傾きに応じて画面レイアウトを自動的に変更させる際に、変更前の画面レイアウトから変更後の画面レイアウトへ表示変更するまで時間(回転設定時間)を設ける。そして、画面変更処理部122は、回転設定時間の間にキャンセル操作入力があった場合には、画面レイアウトをデバイス100が傾けられた直後の、画面レイアウト変更前の状態(図3での状態A)に戻す。
【0048】
これにより、通常はデバイス100の傾きに応じて自動的に画面レイアウトを変更させることができるので、ユーザが画面レイアウトを設定する手間を省くことができる。この一方で、ユーザが画面レイアウトの変更を希望しない場合には、キャンセル操作入力を行うことで容易に画面レイアウト変更処理をキャンセルすることができる。したがって、ユーザは、デバイス100の使用形態に応じて簡単に画面レイアウトを決定することが可能となる。
【0049】
<2.第2の実施形態>
[2.1.デバイスの概要]
次に、第2の実施形態に係るデバイス200の概要を説明する。本実施形態のデバイス200は、第1の実施形態に係るデバイス100と同様に、デバイス200の置き方を自由に変更可能な情報処理装置である。デバイス200も、当該デバイス200の状態と重力の向きとの関係よりデバイス200の傾きに応じて表示部に表示される情報の画面レイアウトを自動的に変更することができる。また、デバイス200の傾きが検出されてから、変更前の画面レイアウトから変更後の画面レイアウトに変更するまでの回転設定時間の間は、ユーザがキャンセル操作入力を行うことで実施中の画面レイアウト変更処理を変更することができる。このような本実施形態に係るデバイス200は、第1の実施形態に係るデバイス100と比較して、デバイス200の回転した状況を解析し、解析結果に応じて回転設定時間を設定する点で相違する。
【0050】
図5を用いて、本実施形態で想定するユースケースにおける洞察を行う。図5は、姿勢変更による画面回転と意図的な操作による画面回転とにおける、ユーザの眼球位置の移動の違いを説明する説明図である。ユーザがデバイス200を回転するケースには大きく2通りある。1つは、ユーザの姿勢変更に伴うデバイス200の回転であり、もう1つは、意図的な操作によるデバイス200の回転である。
【0051】
前者は、ユーザの姿勢変更に伴ってデバイス200が回転されるもので、ユーザは自動的な画面回転を好まない場合が多い。同時に、前者においてユーザは眼球位置以外の部位を軸(RA)にして姿勢を変更するため、眼球の位置や向きに合わせてデバイス200を回転および移動する。一方、後者では、ユーザは眼球位置を固定した状態で、例えば手首の操作のみでデバイス200を回転させるため、デバイス200自体は移動しない場合が多い。すなわち、姿勢変更による画面回転と意図的な操作による画面回転との間には、ユーザが画面を回転したいという意図の違いだけでなく、デバイス200の回転軸RAや回転速度が異なるという特徴がみられる。
【0052】
そこで、本実施形態に係るデバイス200では、少なくともデバイス200の回転軸RAまたは回転速度のうちいずれか一方に基づいて回転設定時間を調整することにより、画面レイアウト変更処理のキャンセル操作入力を行い易くする。以下、図6図12に基づいて、本実施形態に係るデバイス200の構成と、これによる画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理について詳細に説明する。なお、第1の実施形態に係るデバイス100と同一構成、同一機能については詳細な説明を省略する。
【0053】
[2.2.ハードウェア構成]
まず、図6を参照して、本開示の第2の実施形態に係るデバイス200のハードウェア構成について説明する。なお、図6は、本実施形態に係るデバイス200のハードウェア構成の一例を示すハードウェア構成図である。
【0054】
本実施形態に係るデバイス200は、図6に示すように、図1に示すデバイス100と同様に、RAM201と、不揮発性メモリ202と、表示装置203と、CPU204と、静電式タッチパネル205と、傾き検出センサ206とを備える。RAM201、不揮発性メモリ202、表示装置203、CPU204、静電式タッチパネル205、および傾き検出センサ206は、第1の実施形態のRAM101、不揮発性メモリ102、表示装置103、CPU104、静電式タッチパネル105、および傾き検出センサ106にそれぞれ対応し、これらと同一の構成・機能を有するため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0055】
また、本実施形態に係るデバイス200は、上記に加え、さらにデバイス200の回転速度を検出する回転検出センサ207をさらに備える。回転検出センサ207は、例えばジャイロセンサ等のようにデバイス200の角速度を検出可能なセンサである。回転検出センサ207を備えることで、デバイス200の回転軸RAや回転速度を取得することが可能となる。
【0056】
[2.3.機能構成]
次に、図7に基づいて、本実施形態に係るデバイス200の機能構成について説明する。図7は、本実施形態に係るデバイス200の機能構成を示す機能ブロック図である。なお、図7も、図2と同様、表示部130の画面レイアウトの変更および画面レイアウト変更処理のキャンセルを行うために必要な機能部のみ示しており、デバイス200自体は他の機能部を備えることもできる。本実施形態に係るデバイス100は、図7に示すように、傾き検出部210と、回転検出部220と、表示処理部230と、表示部240と、入力部250と、設定記憶部260とからなる。
【0057】
傾き検出部210は、デバイス200の傾きを検出するセンサであり、図6の傾き検出センサ206に対応する。傾き検出部210は、第1の実施形態に係る傾き検出部110と同様に機能し、傾き検出部210により検出されたデバイス200の傾き情報は、表示処理部230へ出力される。
【0058】
回転検出部220は、デバイス200の角速度を検出するセンサであって、図6の回転検出センサ207に対応する。デバイス200の角速度が検出されることでデバイス200の回転軸RAの位置も取得することができる。回転検出部220は、取得したデバイス200の角速度を表示処理部230へ出力する。
【0059】
表示処理部230は、後述する表示部240に表示される情報の画面レイアウトを、デバイス200の傾きに応じて変更する機能部であって、画面変更処理部232と、キャンセル判定部234とからなる。画面変更処理部232は、傾き検出部210により検出されたデバイス200の傾き情報よりデバイス200の向きを判定し、デバイス200の向きに対して予め設定された画面レイアウトで表示部240に情報を表示させる。画面変更処理部232は、デバイス200の向きに応じた画面レイアウトの設定情報を、後述する設定記憶部260から取得することができる。
【0060】
また、画面変更処理部232は、回転検出部220により取得されたデバイス200の角速度に基づいて、画面レイアウト変更処理の回転設定時間を調整する。画面変更処理部232は、デバイス200の角速度からデバイス200の回転軸RAあるいは回転速度を取得することができる。上述したように、デバイス200の回転軸RAの位置や回転速度は、デバイス200をユーザの姿勢変更によって回転させたのか意図的な操作によって回転させたのかにより異なる。そこで、画面変更処理部232は、回転検出部220の検出結果に基づいてデバイス200が回転された状況を解析し、解析した状況に応じて回転設定時間を調整することで、画面レイアウト変更処理のキャンセル操作入力を行いやすくする。回転設定時間の調整処理の詳細については後述する。
【0061】
キャンセル判定部234は、後述する入力部250からの操作入力に基づいて、画面変更処理部232により行われている画面レイアウトの変更処理をキャンセルする。キャンセル判定部234は、第1の実施形態のキャンセル判定部124と同様に機能するように構成できる。
【0062】
表示部240は、情報を表示する出力部であって、図6の表示装置203に対応し、第1の実施形態に係る表示部130と同様に構成することができる。表示部240に表示される情報の画面レイアウトは、画面変更処理部232により、デバイス200の傾きに応じて決定される。
【0063】
入力部250は、ユーザからの操作入力を受ける機能部であって、例えば図6の静電式タッチパネル205に対応し、第1の実施形態に係る入力部140と同様に構成することができる。本実施形態に係る入力部250も、静電式タッチパネル205以外に、ハードウェアボタン等の入力装置を備えることもできる。入力部250から入力された操作入力は、操作入力情報としてデバイス200における情報処理を行う1または複数の機能部へ出力される。例えば、入力部250からの入力操作はキャンセル判定部234へ出力され、キャンセル判定部234は当該操作入力を解析して画面変更処理部232による画面レイアウト変更処理をキャンセルするか否かを判定する。
【0064】
設定記憶部260は、デバイス200における情報処理に必要な情報を記憶する記憶部であって、図6のRAM201や不揮発性メモリ202に対応し、第1の実施形態に係る設定記憶部150と同様に構成することができる。設定記憶部260には、例えば傾き検出部210の検出結果に基づくデバイス200の傾きと表示部240に表示される情報の画面レイアウトとの対応関係や、画面レイアウト変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力等の情報が記憶されている。また、設定記憶部260には、デバイス200の回転軸RAの位置と回転設定時間の重みとの関係や、デバイス200の回転速度と回転設定時間の重みとの関係が記憶されている。設定記憶部260に記憶する情報は、予め記憶されていてもよく、ユーザにより設定してもよい。
【0065】
[2.4.回転設定時間の調整]
本実施形態に係るデバイス200は、回転検出部220の検出結果より、画面レイアウト変更処理をキャンセル可能な期間を規定する回転設定時間を長くしたり短くしたりして調整する。
【0066】
(デバイスの回転軸に応じた回転設定時間の設定)
まず、図8および図9に基づいて、デバイス200の回転軸RAに応じた回転設定時間の設定の動作について説明する。なお、図8は、デバイス200の回転軸RAに応じた回転設定時間の設定の動作について説明する説明図である。図9は、回転軸RAと画面中心との距離と、回転設定時間の重みαとの関係を表すグラフである。
【0067】
ユーザの姿勢変更によりデバイス200が回転される場合、図5に基づき説明したようにデバイス200に合わせて眼球位置や頭部が移動するので、図8に示すようにユーザのこの動きに合わせてデバイス200の端点が回転軸RAとなる。言い換えると、デバイス200の端点が回転軸RAになる場合、ユーザの姿勢変更によるデバイス200の回転であることが推測できる。この場合、ユーザの姿勢変更には時間がかかり、また画面レイアウトを変更しない可能性も高いため、回転設定時間は予め設定された初期回転設定時間より長めに設定される。これにより、ユーザに対して姿勢を変更した後に画面レイアウト変更処理をキャンセルするための時間を十分に与えることができ、キャンセル操作入力を行い易くすることができる。
【0068】
一方、意図的な操作によりデバイス200が回転される場合、図5に基づき説明したようにデバイス200の回転時における眼球位置や頭部の位置はほとんど変更せず、デバイス200の中心が回転軸RAとなる。言い換えると、デバイス200の中心が回転軸RAとなる場合、意図的な操作によるデバイス200の回転であることが推測できる。ユーザの意図的な操作でデバイス200が回転されるということは、デバイス200の傾きに応じて予め設定された画面レイアウトで情報を表示させる可能性が高いといえる。したがって、この場合には回転設定時間は予め設定された初期回転設定時間より短めに設定され、ユーザが意図する画面レイアウトの回転を素早く行うことができるようにする。
【0069】
デバイス200の回転軸RAに応じた回転設定時間の調整の一例を図9に示す。図9では、デバイス200の使用状況と回転軸RAとの関係を当該回転軸RAの位置と画面中心位置との距離(回転軸‐画面中心間距離)により捉えている。回転軸‐画面中心間距離は、図8のユーザの姿勢変更によりデバイス200が回転される場合では、回転軸RAはデバイス200の端点にあるので、当該距離はデバイス200の端点と画面中心位置との距離となる。また、図8の意図的な操作によりデバイス200が回転される場合では、回転軸RAは画面中心位置にあるので、回転軸‐画面中心間距離はほぼゼロとなる。これより、回転軸‐画面中心間距離が大きいほどユーザの姿勢変更によりデバイス200が回転されたと推定でき、回転軸‐画面中心間距離が小さくゼロに近いほど意図的な操作によりデバイス200が回転されたと推定できる。
【0070】
回転軸‐画面中心間距離に対する回転設定時間の重みαは、例えば図9に示すように、回転軸‐画面中心間距離がゼロのときα=0.5、回転軸‐画面中心間距離が画面長の半分の長さのときα=1.0として、指数関数的に増加するように設定することができる。なお、図9は一例であって、本技術においては回転軸‐画面中心間距離に対する回転設定時間の重みαは、回転軸‐画面中心間距離が大きいほど重みαが大きくなるように適宜設定することができる。取得された回転設定時間の重みαと初期回転設定時間とを掛けた値を回転設定時間とすることで、回転軸RAの位置に応じた回転設定時間を設定することができる。
【0071】
(デバイスの回転速度に応じた回転設定時間の設定)
次に、図10および図11に基づいて、デバイス200の回転速度に応じた回転設定時間の設定の動作について説明する。なお、図10は、デバイス200の回転速度に応じた回転設定時間の設定の動作について説明する説明図である。図11は、デバイス200の回転時の角速度と回転設定時間の重みβとの関係を表すグラフである。
【0072】
ユーザの姿勢変更によりデバイス200が回転される場合、図5に基づき説明したようにユーザの体の動きに合わせてデバイス200が回転するので、図10に示すようにデバイス200の回転速度は比較的ゆっくりであると推測できる。言い換えると、デバイス200の回転速度が所定の基準回転速度より遅い場合、ユーザは画面レイアウトの回転を意図していない可能性が高いと考えられるので、回転設定時間は予め設定された初期回転設定時間より長めに設定される。これにより、ユーザに対して姿勢を変更した後に画面レイアウト変更処理をキャンセルするための時間を十分に与えることができ、キャンセル操作入力を行い易くすることができる。
【0073】
一方、意図的な操作によりデバイス200が回転される場合、図5に基づき説明したように手首等でデバイス200を回転するため、また意図した操作であることから回転速度は比較的速い。言い換えると、デバイス200の回転速度が基準回転速度より速い場合、ユーザは画面レイアウトの回転を意図している可能性が高いので、回転設定時間は予め設定された初期回転設定時間より短めに設定される。これにより、ユーザが意図する画面レイアウトの回転を素早く行うことができるようにする。
【0074】
なお、基準回転速度は、デバイス200の回転速度からデバイス200の使用状況を判別可能に予め設定された回転速度である。例えば、ユーザの姿勢変更によりデバイス200を回転させたときの回転速度、意図的な操作によりデバイス200を回転させたときの回転速度を予め複数取得し、その平均値を基準回転速度としてもよい。
【0075】
デバイス200の回転時の角速度に応じた回転設定時間の調整の一例を図11に示す。図10に基づき説明したように、デバイス200の回転速度(角速度)が大きいほどユーザの姿勢変更によりデバイス200が回転されたと推定でき、デバイス200の回転速度(角速度)が小さいほど意図的な操作によりデバイス200が回転されたと推定できる。
【0076】
デバイス200の回転時の角速度に対する回転設定時間の重みβは、例えば図11に示すように、角速度が大きくなるほど指数関数的に減少しゼロに近づくように設定することができる。なお、図11は一例であって、本技術においてはデバイス200の回転時の角速度に対する回転設定時間の重みβは、デバイス200の回転時の角速度が大きいほど重みβが小さくなるように適宜設定することができる。取得された回転設定時間の重みβと初期回転設定時間とを掛けた値を回転設定時間とすることで、デバイス200の回転速度に応じた回転設定時間を設定することができる。
【0077】
このように、本実施形態に係るデバイス200では、デバイス200の使用状況に応じて回転設定時間を調整することができる。もちろん、デバイス200の回転軸RAの位置および回転速度に基づき、回転設定時間を調整してもよい。この場合、回転設定時間は、例えば初期回転設定時間に重みαと重みβとを掛けた値とすることができる。
【0078】
[2.5.画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理]
以下、図12に基づいて、本実施形態に係るデバイス200による画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理について説明する。なお、図12は、本実施形態に係るデバイス200の画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理を示すフローチャートである。
【0079】
以下の説明においては、第1の実施形態の説明にて用いた図3と同一の画面レイアウト変更処理が行われる場合を説明する。すなわち、表示部240の画面が縦長(第1の画面の向き)のとき、表示部240には画面レイアウトAで情報が表示され、表示部240の画面が横長(第2の画面の向き)のとき、表示部240には画面レイアウトBで情報が表示されるとする。
【0080】
まず、デバイス200の回転前の状態として、表示部240の画面が第1の画面の向きであるとき、画面レイアウトAで情報が表示されているとする(S200)。本実施形態では、上述したように、第1の画面の向き(画面縦長)のとき画面レイアウトAで情報が表示され、第2の画面の向き(画面横長)のとき画面レイアウトBで情報が表示される。この設定は、設定記憶部260に予め設定されている。
【0081】
次いで、画面変更処理部232は、傾き検出部210の検出結果に基づいて、デバイス200の傾きを判定する(S202)。ステップS202の処理は、図4のステップS102と同様に行うことができ、傾き検出部210には、例えば重力加速度を検出する加速度センサを用いることができる。画面変更処理部232は、取得したデバイス200の傾きより表示部240の画面レイアウトの変更の要否を判定する。当該判定も、図4のステップS102と同様に行うことができる。
【0082】
判定条件に基づき、デバイス200の傾きより画面レイアウトAから画面レイアウトBに変更する必要はないと判定したとき、画面変更処理部232は、画面レイアウトを変更せずに当該処理を終了し、ステップS200からの処理を繰り返す。一方、デバイス200の傾きより画面レイアウトAから画面レイアウトBに変更する必要があると判定したとき、画面変更処理部232は、表示部240の画面レイアウトを変更する画面レイアウト変更処理を開始する。本実施形態では、その前にデバイス200の回転軸RAの計測(S204)と角速度の計測(S206)とが行われる。
【0083】
ステップS204およびS206にて、画面変更処理部232は、回転検出部220の検出結果に基づき、デバイス200の回転軸RAと角速度を取得する。デバイス200の回転軸RAと角速度は、上述した手法により算出することができる。なお、ステップS204およびS206はいずれの処理を先に実施してもよい。そして、画面変更処理部232は、ステップS204にて取得されたデバイス200の回転軸RAの位置とS206にて取得されたデバイス200の角速度とに基づいて、回転設定時間を決定する(S208)。
【0084】
回転設定時間は、例えば、上述したように、予め設定された初期回転設定時間に対して、デバイス200の回転軸RAの位置に基づく重みα、およびデバイス200の角速度に基づく重みβを掛けることにより決定される。なお、図12では、デバイスの回転軸RAの位置および角速度に基づき回転設定時間を決定する場合を示したが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、画面変更処理部232は、デバイス200の回転軸RAの位置または角速度のうち少なくともいずれか一方に基づいて回転設定時間を決定してもよい。このとき、デバイス200の回転軸RAの位置または角速度のいずれかを回転設定時間の決定に用いない場合には、この情報を取得するステップS204またはS206の処理は実施しなくともよい。
【0085】
ステップS208にて回転設定時間を決定すると、画面変更処理部232は、回転設定時間に応じた画面レイアウトの回転アニメーションを実施する(S210)。回転アニメーションは、予め設定とは異なる状態で表示されている画面レイアウトを回転させて、予め設定された状態で表示されるように当該画面レイアウトを所定の変更回転方向に回転させるアニメーションである。回転アニメーションは、第1の実施形態と同様、回転設定時間内で画面レイアウトを変更回転方向に回転させるアニメーションとしてもよい。これにより、ユーザは回転アニメーションが実施されている間は画面レイアウト変更処理をキャンセル可能であることを認識できる。
【0086】
回転設定時間は、デバイス200の回転が検出され、回転アニメーションが実施された時点からカウントされる。回転設定時間の間は、上述したように、ユーザはキャンセル操作入力を行うことで、画面レイアウト変更処理をキャンセルすることができる。ここで、ステップS204〜S208により回転設定時間を調整していることで、ユーザの姿勢変更によりデバイス200を回転させたのか、あるいは意図的な操作によりデバイス200を回転させたのかに応じてその時間が異なる。ユーザの姿勢変更によりデバイス200が回転されたと推定される場合には、画面レイアウトを変更しない可能性もあるため、回転設定時間は長めに設定される。一方、ユーザの意図的な操作によりデバイス200が回転されたときには、画面レイアウトを変更する可能性が高いため、画面回転を素早く行うよう回転設定時間は短めに設定される。
【0087】
キャンセル判定部234は、入力部250からキャンセル操作入力があったか否かを検出する(S212)。キャンセル操作入力は、例えば、第1の実施形態と同様、ユーザが指やタッチペン等の操作体を用いて画面をタッチする操作、操作体で画面をタッチして変更回転方向とは逆方向にドラッグする操作等とすることができる。キャンセル判定部234は、キャンセル操作入力があると、実施中の画面レイアウト変更処理をキャンセルする指示を画面変更処理部232へ出力する。
【0088】
なお、回転設定時間の間は、第1の実施形態と同様、アプリケーションへの操作入力をブロックし、既存操作とのコンフリクトを回避する。なお、すべてのアプリケーションへの操作入力をブロックしなくてもよく、少なくとも画面レイアウト変更処理のキャンセル操作入力とコンフリクトする操作入力のみをブロックすればよい。
【0089】
画面レイアウト変更処理のキャンセルの指示を受けた画面変更処理部232は、画面レイアウト変更処理のキャンセルを受け付けたことをユーザに通知するため、変更回転方向と逆方向の回転アニメーションを実施する(S214)。これにより、画面変更処理部232は、図3に示すように回転アニメーションの画面レイアウトAの向きを逆戻りさせて、横長の画面に画面レイアウトAを表示した状態Aとする。そして、状態Aとなったとき、画面レイアウト変更処理がキャンセルされ(S216)、その後図12の処理を終了し、ステップS200からの処理を再び開始する。
【0090】
一方、ステップS212にて回転設定時間内にキャンセル操作入力がなかった場合には、画面レイアウト変更処理はそのまま実施され、画面変更処理部232は、回転設定時間経過後、すなわち回転アニメーション終了後に、画面レイアウトBで情報を表示させる。
【0091】
以上、本開示の第2の実施形態に係るデバイス200の構成と、これによるデバイス200の傾きに応じた画面レイアウト変更処理とそのキャンセル処理について説明した。本実施形態によれば、デバイス200の傾きに応じて画面レイアウトを自動的に変更させる際に、変更前の画面レイアウトから変更後の画面レイアウトへ表示変更するまで時間(回転設定時間)を設ける。回転設定時間は、デバイス200の回転軸RAの位置や角速度(回転速度)に基づき設定される。そして、画面変更処理部232は、回転設定時間の間にキャンセル操作入力があった場合には、画面レイアウトをデバイス200が傾けられた直後の、画面レイアウト変更前の状態(図3での状態A)に戻す。
【0092】
これにより、通常はデバイス200の傾きに応じて自動的に画面レイアウトを変更させることができるので、ユーザが画面レイアウトを設定する手間を省くことができる。この一方で、ユーザが画面レイアウトの変更を希望しない場合には、キャンセル操作入力を行うことで容易に画面レイアウト変更処理をキャンセルすることができる。したがって、ユーザは、デバイス200の使用形態に応じて簡単に画面レイアウトを決定することが可能となる。また、回転設定時間を、デバイス200の回転軸RAの位置や角速度に基づき設定することで、デバイス200の使用状況に応じて、画面レイアウト変更処理のキャンセル操作入力を行い易くしたり、画面レイアウト変更を素早く行うようにしたりすることができる。
【0093】
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
【0094】
例えば、上記実施形態では、回転設定時間を通知するために回転アニメーションを実施したが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、回転アニメーションを実施する代わりに、例えば、回転設定時間を通知するダイアログを表示部に表示させたり、回転設定時間の間所定の音声を出力したりしてもよい。あるいは、回転設定時間を通知するために、変更前の画面レイアウトをフェードアウトさせて回転設定時間終了後に変更後の画面レイアウトを表示させるアニメーションを実施したりしてもよい。
【0095】
なお、このような回転アニメーション等のような回転設定時間を通知する処理は必ずしも実施しなくてもよい。例えば、画面変更処理部は、デバイスの回転後、回転設定時間を経過するまでの間は画面レイアウトを変更せず、回転設定時間経過後に画面レイアウトを変更するようにしてもよい。
【0096】
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
デバイスの傾きを検出する傾き検出部と、
前記傾き検出部の検出結果に基づいて、前記デバイスの表示部に表示される情報の画面レイアウトを変更する画面変更処理部と、
前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理をキャンセルするキャンセル操作入力の有無を判定するキャンセル判定部と、
を備え、
前記キャンセル判定部により、前記デバイスの傾きに応じた画面レイアウトの変更処理の開始後前記画面レイアウトの変更処理が行われる変更処理時間内に、前記キャンセル操作入力有りと判定されたとき、前記画面変更処理部は、前記画面レイアウトの変更処理をキャンセルする、情報処理装置。
(2)
前記変更処理時間の間は、画面レイアウト変更処理のキャンセル操作入力とコンフリクトする操作入力に基づく処理を実行しない、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記デバイスの回転速度を検出する回転検出部をさらに備え、
前記画面変更処理部は、前記回転検出部の検出結果より取得される前記デバイスの回転中心位置または当該デバイスの角速度のうち少なくともいずれか一方に基づいて、前記変更処理時間を設定する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記画面変更処理部は、前記デバイスの回転中心位置が当該デバイスの中心位置に近いほど、前記変更処理時間を短くする、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記画面変更処理部は、前記デバイスの角速度が大きいほど、前記変更処理時間を短くする、前記(3)または(4)に記載の情報処理装置。
【符号の説明】
【0097】
100、200 デバイス
101、201 RAM
102、202 不揮発性メモリ
103、203 表示装置
104、204 CPU
105、205 静電式タッチパネル
106、206 傾き検出センサ
110、210 傾き検出部
120、230 表示処理部
122、232 画面変更処理部
124、234 キャンセル判定部
130、240 表示部
140、250 入力部
150、260 設定記憶部
207 回転検出センサ
220 回転検出部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16