特許第5832339号(P5832339)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5832339
(24)【登録日】2015年11月6日
(45)【発行日】2015年12月16日
(54)【発明の名称】拡大縮小操作縮尺表示方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20151126BHJP
   G06F 3/0488 20130101ALI20151126BHJP
【FI】
   G06F3/048 653A
   G06F3/048 620
【請求項の数】7
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-47464(P2012-47464)
(22)【出願日】2012年3月4日
(65)【公開番号】特開2013-182543(P2013-182543A)
(43)【公開日】2013年9月12日
【審査請求日】2014年9月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000101732
【氏名又は名称】アルパイン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100098497
【弁理士】
【氏名又は名称】片寄 恭三
(72)【発明者】
【氏名】原田 圭一
【審査官】 原 秀人
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0030570(US,A1)
【文献】 特開平04−054629(JP,A)
【文献】 特開2012−038025(JP,A)
【文献】 特開平09−054546(JP,A)
【文献】 特開2011−018370(JP,A)
【文献】 特開2004−086877(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048
G06F 3/0488
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のタッチを検出するマルチタッチ検出センサを用い、
2本の操作指のタッチにより画面の拡大或いは縮小の操作を検出し、拡大率或いは縮小率を表示する拡大率縮小率の倍率を表する倍率表示処理方法に於いて、
前記画面は文字であり、前記倍率はポイントであり、
前記倍率を2本の操作指の近傍に表示したことを特徴とする拡大縮小操作縮尺表示方法。
【請求項2】
前記拡大率或いは縮小率は、2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする請求項1記載の拡大縮小操作縮尺表示方法。
【請求項3】
前記2本の操作指のタッチを撮影するカメラを備え、
前記カメラにより右手操作か左手操作かを検出し、
右手操作か左手操作かにより、拡大率或いは縮小率を2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする請求項1記載の拡大縮小操作縮尺表示方法。
【請求項4】
複数のタッチを検出するマルチタッチ検出センサと、
2本の操作指のタッチにより画像の拡大或いは縮小の操作を検出し、拡大率或いは縮小率を表示する倍率表示処理装置に於いて、
前記画面は文字であり、前記倍率はポイントであり、
前記倍率を2本の操作指の近傍に表示したことを特徴とする拡大縮小操作縮尺表示装置。
【請求項5】
前記拡大率或いは縮小率は、2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする請求項4記載の拡大縮小操作縮尺表示装置。
【請求項6】
前記2本の操作指のタッチを撮影するカメラを備え、
前記カメラにより右手操作か左手操作かを検出し、
右手操作か左手操作かにより、拡大率或いは縮小率を2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする請求項4記載の拡大縮小操作縮尺表示装置。
【請求項7】
前記倍率表示は所定時間後に消去することを特徴とする請求項4記載の拡大縮小操作縮尺表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば親指と人指し指で地図等を拡大或いは縮小の操作を行う時、地図の縮尺をわかりやすく表示することができるようにした、拡大縮小操作縮尺表示方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、各種の機器に於いて液晶装置にタッチパネルが貼られ、タッチ操作によって種々の操作が行われるようになっている。例えばナビゲーション装置に於いて地図の拡大縮小は例えば図8(a)に示すように、地図に表示される目盛の表示を移動させることにより行うことができる。それにより同図(b)のような表示がなされる。
【0003】
また、タッチパネルには種々のものがあるが、近年は多点の操作部を検出するマルチタッチ検出のタッチパネルが非常に操作性が良いタッチパネルとして広く使用されている。このマルチタッチ検出のタッチパネルによると、例えば親指と人指し指とで画面の一部を拡大、或いは縮小するように操作し、それにより表示画面を拡大、或いは縮小する操作を行うことが行われている。
【0004】
その代表的な例が地図画面であり、図8(b)に示すように地図画表示されている時、その一部を親指と人指し指とで外側に開くように操作することにより地図を拡大し、親指と人指し指を閉じるように操作することにより地図を縮小する操作が行われる。このような状態を図9(a)、及び(b)に示している。
【0005】
なお、携帯型機器は、筐体と筐体に設けられるとともに、ユーザによって把持される部分に近接する第1の辺部を有するディスプレイと、ディスプレイ上に表示される複数のアイコンと、ディスプレイの表面に対応して設けられるとともに、アイコンを操作可能なタッチパネルと、筐体に設けられるとともに、ユーザによって把持される部分を感知するためのセンサと、を具備し、複数のアイコンは、第1の辺部の下端にある第1の角部を中心とする円弧と、円弧から第1の角部に向かって延びる弦と、によって囲まれる第1の領域内に配置されユーザの使用状況に応じて、GUIの操作性を向上することができる技術は特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−331087
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のように、地図画面に於いて親指と人指し指とで開くような操作を行い、地図を拡大し、或いは親指と人指し指とで挟むような操作を行い、地図を縮小する操作を行う時、それに伴って地図が拡大し、縮小するが、その時の地図の縮尺は、従来の図8(a)と同様に表示されるだけである。
【0008】
そのため縮尺は図9に示すように従来の縮尺の場所であり、実際の縮尺をみるには視線を移動させなければならなかった。そのため、操作をする人にとっては現在どのような縮尺であるかを確認することが困難であり、また、面倒であった。
【0009】
したがって本発明は、2本の操作指で拡大縮小の操作を行う時、拡大率及び縮小率が直ちにわかるようにした拡大縮小操作縮尺表示方法及び装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る拡大縮小操作縮尺表示方法は、前記課題を解決するため、複数のタッチを検出するマルチタッチ検出センサを用い、2本の操作指のタッチにより画面の拡大或いは縮小の操作を検出し、拡大率或いは縮小率を表示する拡大率縮小率の倍率を表する倍率表示処理方法に於いて、前記倍率を2本の操作指の近傍に表示したことを特徴とする。
【0011】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示方法は、前記拡大縮小操作縮尺表示方法において、前記拡大率或いは縮小率は、2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする。
【0012】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示方法は、前記拡大縮小操作縮尺表示方法において、前記2本の操作指のタッチを撮影するカメラを備え、前記カメラにより右手操作か左手操作かを検出し、右手操作か左手操作かにより、拡大率或いは縮小率を2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする。
【0013】
本発明に係る拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記課題を解決するため、複数のタッチを検出するマルチタッチ検出センサと、2本の操作指のタッチにより画像の拡大或いは縮小の操作を検出し、拡大率或いは縮小率を表示する倍率表示処理方法に於いて、前記倍率を2本の操作指の近傍に表示したことを特徴とする。
【0014】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記拡大率或いは縮小率は、2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする。
【0015】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記2本の操作指のタッチを撮影するカメラを備え、前記カメラにより右手操作か左手操作かを検出し、右手操作か左手操作かにより、拡大率或いは縮小率を2本の操作指の影にならない場所に配置したことを特徴とする。
【0016】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記画面は地図であり、前記倍率は一目盛のkm数であることを特徴とする。
【0017】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記画面は地図であり、前記倍率は地図の縮尺であることを特徴とする。
【0018】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記画面は地図であり、前記倍率は前の地図の何倍であるかを示すものであることを特徴とする。
【0019】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記画面は画像であり、前記倍率はピクセルであることを特徴とする。
【0020】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記画面は画像であり、前記倍率は前の画像の何倍であるかを示すものであることを特徴とする。
【0021】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記画面は母次であり、前記倍率はポイントであることを特徴とする。
【0022】
本発明に係る他の拡大縮小操作縮尺表示装置は、前記拡大縮小操作縮尺表示装置において、前記倍率表示は所定時間後に消去することを特徴とする。
【発明の効果】
【0023】
本発明は上記のように構成したので、本発明は、2本の操作指で画面の拡大縮小の操作を行う時、拡大率及び縮小率が直ちにわかるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施例の機能ブロック図である。
図2】同実施例の作動フロー図である。
図3】同実施例の作動態様を示す図である。
図4】同実施例の他の作動態様を示す図である。
図5】同実施例の他の作動態様を示す図である。
図6】同実施例の他の作動態様を示す図である。
図7】同実施例の他の作動態様を示す図である。
図8】従来例の態様を示す図である。
図9】従来例の他の態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0025】
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明における拡大縮小操作縮尺表示方法及び装置の実施例の機能ブロック図であり、本発明を各種の態様で実施することができるようにした機能ブロック図を示している。なお、同図において、各機能を行う機能部は、それぞれ各機能を行う手段ということができる。
【0026】
図1に於いて拡大率縮小率表示処理部1には、拡大率縮小率を表示する位置を設定得る拡大率縮小率表示位置設定部2を備えている。この拡大率縮小率表示位置設定部2は拡大率縮小率を表示する位置を設定するものであり、外部に設けたカメラ17により撮影した、現在操作している指は右手であるか左手であるかを検出し、右手であれば、右手用3として、図3(a)のように右手の操作指の解放側に表示する。
【0027】
即ち人指し指と親指とで操作する時、親指と人指し指の先端を結ぶ線より少し外側に表示し、操作指が邪魔にならない位置に、縮尺率が見やすい位置に表示する。それに対して左手用4である時には図3(b)のように左手の操作指の解放側に、見やすい位置に表示する。この拡大率縮小率は、しばらくたつと消えるように設定することができる。
【0028】
拡大率縮小率表示部2においては、拡大率及び縮小率を表示するものであり、それが地図を表示する時には地図表示部6に於いて、前記表示位置設定部2で設定された位置に地図の拡大率及び縮小率を表示する。地図の拡大率縮小率としては、例えば現在の地図を2倍、3倍に拡大するという「a倍」という倍率表示部7が図3(a)のように行われる。同図には画面表示を拡大するため、親指と人指し指とを互いに離れる方向に移動させた状態を示しており、この操作は一般に画面を拡大する時に用いる操作である。同図では右手で操作を行った状態を示しており、2本の操作指の開放側に倍率表示を行った例を示している。
【0029】
また、一目盛がbkmという拡大率縮小率の表示が一目盛単位表示部8で図3(b)のように行うこともできる。同図(b)は左手で同図(a)と同様に、親指と人指し指とを互いに離れる方向に移動させた状態を示しており、1本の操作指の開放側に倍率を表示した例を示している。
【0030】
また、地図縮尺表示部9では地図の縮尺を「1/3万」のような地図の縮尺によって拡大率及び縮小率を表示するものであり、その際は図4(a)に示したように表示がなされる。同図は親指と人指し指でものを摘むような操作によって、2本の操作指を場外に近づける方向に移動させる操作を行った状態を示しており、画面を縮小させる操作を行った例を示している。図4(a)は右手により操作を行った例を示し、図4(b)には左手で操作を行った例を示しており、同図では1目盛が4kmの地図になるように、地図を縮小しようとしていることを示している。
【0031】
図5(a)には地図画面に於いて拡大表示を行おうとしている例を示しており、右手で拡大表示を行おうとしている時、その操作指の開放側に一目盛が10kmの縮尺の地図を表示しようとしていることが示されている。それにより右手で隠れない部分に縮尺を表示することができる。
【0032】
また、図5(b)には実際に地図画面に於いて、左手の操作指によって地図を摘む操作を行い、地図を縮小する操作を行った例を示しており、その指の開放側に10万分の一の地図を表示しようとしていることが示されている。
【0033】
図1の拡大率縮小率表示部5には画面表示部10を備え、画面についても拡大率縮小率の操作を倍率で表示できるようにしている。その倍率としては「a倍」という倍率を倍率表示部11において行っている。その倍率としては、現在の画像の「a倍」という表示を倍率表示部11に於いて行っている。
【0034】
また、画面の大きさとしてピクセル表示がなされ、その状態を図6に示しており、同図では風景写真の一部を左手の2本の操作指によって拡大して表示しようとしており、それにより1400ピクセルの画面にしようとしていることを、操作指の開放側に表示する例を示している。このようなピクセルによる縮尺表示はピクセル表示部12において行っている。
【0035】
図1の拡大率縮小率表示部5には、文字表示部13を備え、文字の拡大率を表示している。その例を図7(a)に示しており、同図においてはスマートフォンで文字を見ている時、右手で文字を拡大して表示しようとしている際に、右手の開放側に「3ポイント」としてこれから拡大してみようとする文字の大きさを表示する例を示している。
【0036】
この倍率の文字も、右手の操作指の邪魔にならない位置に表示され、しばらくすると消えるようにすることができる。図7(b)には右手で文字を縮小表示する状態を示しており、ここでは「3pt(ポイント)」にするように縮小表示する例を示している。同図においても所定時間が経過すると消えるように設定することができる。
【0037】
図2には本発明の実施例の作動フロー図を示しており、本発明は同作道フローに沿って順に作動させることにより実施することができる。図2に示す2本の操作指による拡大縮小操作の拡大率縮小率表示処理の例においては、最初2本の操作指で拡大縮小の操作を行ったか否かの判別を行っている(ステップS1)。この判別に於いて未だ2本の操作指で拡大縮小の操作を行っていないと判別した時には、この操作を行うまでこの作動を行って待機する。
【0038】
ステップS1において2本の操作指で拡大縮小の操作を行ったと判別した時には、2本の操作指をカメラで撮影する(ステップS2)。その後2本の操作指の開口外部に拡大率または縮小率を表示する(ステップ3)。この時カメラは2本の操作指が存在する位置から操作した手が右手であるか左手であるかを識別することができる。それによりは2本の操作指が親指と人指し指であった時、その先端を結ぶ線から外側、即ち親指と人指し指とで囲まれた空間より外側に拡大率または縮小率を表示する。この時の表示は所定時間経過すると消すことができる。
【0039】
その後図2に示す実施例においては、拡大または縮小操作は地図画面であるか否かを判別している(ステップS4)。ここで地図画面であると判別した時には、図2の例では倍率表示を行うか否かを判別している(ステップS5)。ここでの倍率表示は「a倍」の表示である時には、図3(b)に示すような「2倍」のような倍率表示を行う(ステップS6)。
【0040】
また、「a倍」のような倍率表示を行わないと判別した時には、縮尺率で表示を行うか否かを判別する。ここで、縮尺率で表示を行うと判別した時には、図4(a)に示すように「1/1万:のような縮尺率による表示を行う(ステップS8)。また、ステップS8で縮尺率による表示を行わないと判別した時には、図3(a)及び図4(b)に示すように一目盛が「2km」「4km」のような表示を行う。
【0041】
一方ステップS4で、拡大縮小は地図画面ではないと判別した時には、拡大縮小は画像か否かを判別する(ステップS10)。ここで現在拡大また縮小しようとしているものは画像であると判別した時には、図示の例では倍率表示をするか否かを判別している(ステップS11)。
【0042】
ここで倍率表示を行うと判別した時には、例えば図6(b)に示すように「3倍」のような倍率表示を行う(ステップS12)。それに対してステップS11において倍率表示をしないと判別した時にはステップS13に進んで図6(a)のように1400ピクセルのようなピクセルで表示を行う(ステップS13)。
【0043】
一方、図2に於いてステップS10で拡大或いは縮小するのは画面ではないと判別した時には、拡大或いは縮小操作するのは文字であるか否かを判別する(ステップS14)。ここで拡大縮小操作するのは文字であると判別した時には、倍率で表示するか否かを判別し(ステップS14)、倍率で表示する際には文字を「a倍」のような、拡大率或いは縮小率の表示を行う。また、ステップS15で倍率の表示を行わないと判別した時には、図7(a)に示すようにポイントで表示を行う。その際には図7(b)に示すように「pt」の略称を用いることができる。
【0044】
ステップS14で文字の拡大縮小操作を行わないと判別した時には、図2ではその他の操作を行うものとし(ステップS18)、地図、画像、文字以外の種々の拡大縮小操作を行うものとする。その後、全ての拡大率縮小率表示処理を行った後、ステップS19において所定時間経過後拡大率縮小率の表示を消去し、再びステップS1に戻る。
【符号の説明】
【0045】
1 拡大率縮小率表示処理部
2 表示位置設定部
3 右手用
4 左手用
5 拡大率縮小率表示部
6 地図表示部
7 倍率表示部
8 1目盛単位表示部
9 地図縮尺表示部
10 画像表示部
11 倍率表示部
12 ピクセル表示部
13 文字表示部
14 倍率表示部
15 ポイント表示部
16 その他
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9